JPS5829558B2 - 減光式感知器 - Google Patents

減光式感知器

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JPS5829558B2
JPS5829558B2 JP52058865A JP5886577A JPS5829558B2 JP S5829558 B2 JPS5829558 B2 JP S5829558B2 JP 52058865 A JP52058865 A JP 52058865A JP 5886577 A JP5886577 A JP 5886577A JP S5829558 B2 JPS5829558 B2 JP S5829558B2
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幸雄 山内
博 本間
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Hochiki Corp
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Hochiki Corp
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  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は減光式感知器に関するものである。
従来、この種の減光式感知器として、特開昭51−50
775号公報に示されるものが知られている。
この減光式感知器はレンズ等の光学系の汚れ、及び発光
素子、受光素子の経年変化による影響を取除くようにし
たものであり、受光信号をアナログ・デジタル変換し、
デジタルの記憶回路を使用して修正又は消去しながら受
光出力の最高値を記憶し、この記憶値と現在の受光出力
とを比較して煙等を検出するようにしたものであり、光
学系の汚れ、発光素子、受光素子の経年変化による影響
は有効に取除くことができる。
しかしながら、フラッシュ等の出力の大きいノイズ光が
受光された場合には、異常に高い値を記憶してしまうこ
とになり、誤動作を生ずるという欠点がある。
特に、発光素子及び受光素子の温度特性による補償が不
充分であると、寒暖の差がはげしい状況においては、最
高記憶値との差が生じやすく、煙検出温度が狂って確実
な動作が行なえなくなるため、充分な温度補償を必要と
し、構成が複雑で高価なものになる。
また、特開昭52−24570号公報に示されるものも
知られている。
この減光式感知器はレンズ等の光学系の汚れ、及び発光
素子、受光素子の経年変化による影響を取除くために、
ある時刻における前記受光器の出力値を記憶するディジ
タル記憶装置と、該記憶装置の記憶値をアナログ量に変
換するD−A変換器と、前記受光器の出力と該D−A変
換器の出力とを比較する装置とを設け、周期的に該記憶
装置の記憶値をその時刻における前記受光器の出力値に
修正し、該比較装置の出力が一定レベル以上のときに警
報を発するようにしたものである。
この第2従来例によれば、前述のものと同様光学系の汚
れ、及び発光素子、受光素子の経年変化による影響は有
効に取除くことができる。
しかしながら、次のような欠点を有している。
以下、第7図に従って説明する。
先づ第7図イにおいて、フラッシュ等の出力の大きいノ
イズ゛光30が補正のタイミング31と一致して受光さ
れた場合には、記憶値(基準値)がノイズによる高出力
レベル32の値に補正されてしまうので、ノイズ光がな
くなって正常な状態になると記憶値との間には警報しき
い値33をこえるレベル差が生じて、警報を出してしま
う。
つまり、誤動作をする可能性を有すると言う欠点がある
次に、火災が発生して煙が出て来た場合、つまり第7図
口の曲線34のように受光レベルが低下して行く状態に
ある時、発報寸前のタイミング35で補正がかかったと
すると、記憶値(基準値)がレベル36の値に補正され
るから、発報するためには、さらに煙の濃度が増して、
警報しきい値37をこえる時点38になって始めて発報
することになる。
したがって、発報の時間がほぼ35〜38の時間だけ遅
れることになる。
この時点では火災が相当に進行しており、消火活動等の
遅れにより重大な損失を招くことになる。
なお、第7図口において、39はレンズ等の光学系の汚
れに対する補正を行った後の記憶値を示す。
本発明は上記の欠点を除去し、出力の大きなノイズ光に
対しても誤動作することなく、比較的簡単な温度補償の
ものに対してもその影響を吸収でき、しかも光学系の汚
れ、発光素子及び受光素子の経年変化による影響を受け
ることなく、常に所定の感度を保ち、長期に亘って保守
を必要としない減光式感知器を提供するものである。
以下に、本発明の一実施例を第1図について詳細に説明
する。
第1図において、1は発光素子及びレンズ等よりなる発
光部であり、該発光部からの光は検出空間2を通って受
光部3に至り、上記検出空間2に煙等が存在するときに
は該煙等によって減光された光の光量に応じた電気信号
が上記受光部3より得られる。
この受光部3は受光素子及びレンズ等よりなり、該受光
部からの出力はアンプ4を介してA−D変換器5(アナ
ログデジタル変換部)に供給され、アナログ−デジタル
変換される。
このデジタル化された信号は減算器6と比較器7(比較
部)とに供給され、該比較器では後述の記憶器8(記憶
部)からのデジタル化されて記憶されている基準信号■
と比較され、該比較による差があるときには補正器9(
補正部)への制御信号が出力され、この制御信号により
補正器9は上記記憶器8に記憶されている基準信号I。
を後述の補正速度で補正する。
上記減算器6では記憶器8の基準信号■。
とA −D変換器5からの受光信号■との差K(Io−
I)・・・(K:定数)、即ち減光量に対応した数を算
出して割算器10に供給する。
この割算器10では減算器6の出力K(Io−I)を記
憶器8からの基準信号で割算した値 y(1どj)・・・(K:定数)、即ち減光率に対応■
0 した数が算出され、この算出された出力は警報装置11
(判別部)に供給される。
この警報装置11では割算器10の出力が所定値をこえ
たときに警報を発するように構成されている。
上記した補正器9の補正速度は上記受光信号■に対して
、前記レンズ等の光学系の汚れ、発光素子、受光素子の
特性の変化等による比較的遅い変動には充分応答するが
、煙又はガス等による変化の如く急激な変化には応答で
きないような速度に選定されている。
このような補正速度を得るには、各部の動作を短かい時
間間隔で間欠的(例えば5秒に1回)に行い、補正器9
を1回に警報しきい値より充分低い値(例えば警報しき
い値の10分の1)を1単位として1ステツプずつ徐々
に加算又は減算する加減算器とすることにより可能であ
る。
なお、上記警報しきい値とは次の値を言う。
即ち、前述のように割算器10の出力が所定値をこえた
とき警報を発するように構成されているが、割算器10
の出力が上記所定値をこえたときの基準信号■。
と受光出力■との差の値を言う。次に、上記補正速度に
ついて第8図により説明する。
上記した減光式感知器では、検出空間2に煙等が存在し
ないときには受光信号■は基準信号■。
に等しくなっていて、警報は発せられない。
上記した光学系の汚れ等により受光信号■が徐々に変化
すると、この変化に応答して比較器7及び補正器9によ
り記憶器8の基準信号■。
が受光信号■に等しくなるように補正される。
このときの受光信号■の微少な変化では上記警報は発せ
られない。
50はこの状態を示す。
一方、検出空間2に煙等が侵入すると、51で示すよう
に受光信号■は急激に減少し、比較器7及び補正器9に
より記憶器8の基準信号■。
も補正されるが、この補正は受光信号■の急激な変化に
応答できず、52で示すように基準信号■。
はほとんど変化しないため、前記減算器6の出力K(I
o−I)が増加し、従って割算器10の出力に′(Io
−I )も増加して該■0 出力が所定値をこえると警報装置11より警報が発せら
れる。
又、受光部3において、カメラのフラッシュ等による出
力の大きなノイズ光が受光されると、前記受光信号■が
記憶器8に記憶されている基準信号■。
より太きければ、比較器7は補正信号を出力し、補正器
9が動作する。
しかし、上記ノイズ光は微少時間量内のものであるから
、基準信号■。
はほとんど変化せず、減算器6及び割算器10の出力も
生じない。
なお、第8図において、Pは補正の時間間隔、Aは1回
の補正量、53は警報しきい値を示している。
この発明は上述のように基準値を補正するものであるか
ら、第7図イ2口に第2従来例との比較を示すように、
フラッシュ等の出力の大きいノイズ光に対しては第7図
イにおける点線40で示すように、1ステツプずつしか
補正されない。
したがって、ノイズ光がなくなった時に基準値との間に
警報しきい値以上の差ができて誤動作するようなことが
ない。
また、火災発生時においては、第7図口の点線41で示
すように基準値が補正されて行くが、1ステツプずつで
あるから煙によるレベル低下34には追従せず、タイミ
ング42の時点で発報し、第2従来例のように警報が遅
れることがない。
なお、43は検出時間の差を示している。
上記した減光式感知器は割算器10の出力とし/I
I て減光率K ((〒7)に対応した信号が得られるので
、第2図に示す如く、割算器10の出力を取出す装置又
はこの出力を表示する装置12を追加することによりア
ナログセンサーとして応用可能であり、又第3図に示す
如く、減算器9を省略して受光信号■と基準信号■。
とを割算器13に■ 供給して割算することにより透過率K“(−TJ−o)
・・・(K“:定数)を算出し、この透過率を出力とし
て取出す装置又は表示する装置14に供給すると共に警
報装置15に供給することもできる。
又、上記した減光式感知器では、前記した光学系の汚れ
、発光素子、受光素子の特性の経年変化による影響を自
動的に補正することにより、長年に亘って保守を必要と
しないが、ある年月の経過後、光学系が極度に汚れ、又
は発光素子、受光素子の特性が極度に劣化して、受光部
3及びアンプ4の信号量が低下し、結果としてデジタル
演算のS/Nが低下して各部の動作に誤作を生ずる可能
性がある。
第4図はこのような場合にも対処し得るようにしたもの
であり、比較器16により前記受光信号■と端子17か
らの基準レベルとをデジタル的に比較し、受光信号■が
基準レベルより低くなったときに出力を発し、該出力に
よりメンテナンス信号発生装置18によりメンテナンス
信号を外部に出力又は表示する。
上記基準レベルは受光信号■がそれより犬であれば各部
の動作に誤差を生じない値に選定され、使用者はメンテ
ナンス信号の出力があった場合にレンズの清掃等の保守
作業を行えば良い。
上記したメンテナンス信号は第5図のようにアンプ4の
出力と端子19からの基準レベルとを比較する比較器2
0を用い、該比較器の出力によりメンテナンス信号発生
装置18を作動せしめるようにしても得ることができる
上記した減光式感知器におけるデジタル演算処理は、一
般に装置が高価となるが、1箇所の演算処理装置を用い
て、例えば時分割方式により多数の検出部で共用するこ
とにより、全体的なコストを下げ動作の確実なシステム
を得ることができる。
第6図はこの一例を示すものである。
21a−1゜21b−1,21cm1.21a−2,2
1b−2,21cm2は検出部であり、それぞれ前記し
た発光部1、検出空間2、受光部3及びアンプ4等より
なる。
22−1.22−2は中継装置であり、前記A−D変換
器5を含み、各検出部からの受光信号を時分割方式に上
りA−D変換し、受信装置23へ送信する。
前記した減算器6、比較器7、記憶器8、補正器9、割
算器10、警報装置11、表示する装置12、比較器1
6、端子17及びメンテナンス信号発生装置18よりな
るデジタル演算装置は受信装置23より出力される個々
の検出部の受光出力に対応した信号を時分割方式により
、個々の検出部に対応して前記した演算を行う。
この場合、記憶器8、警報装置11.表示する装置12
及びメンテナンス信号発生装置14はそれぞれ多数の感
知器について別々の出力を発生する能力をもつことが必
要とされる。
尚、上記第2図乃至第6図において、第1図と同一符号
のものは同効のものを示す。
以上の説明かられかるように、この発明によればフラッ
シュ等のようなノイズ光に対して誤動作することなく、
火災発生時においても警報の遅れを生ずることなく、し
かも光学系の汚れ、発光素子及び受光素子の経年変化に
よる影響を受けることなく、常に所定の感度を保ち、長
期に亘って保守を必要としない減光式感知器を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図乃
至第6図はそれぞれ異る他の実施例を示すブロック図、
第7図は第2従来例とこの発明とを比較したグラフ、第
8図はこの発明の一実施例における基準信号の補正速度
を説明するグラフである。 1:発光部、2:検出空間、3:受光部、5:A−D変
換器、6:減算器、7:比較器、8:記憶器、9:補正
器、10:割算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発光部と受光部とを有し、これらの発光部と受光部
    との間へ流入した煙又はガス等による光の減光を検出し
    て煙等の存在を感知する減光式感知器において、上記受
    光部の出力をデジタル量に変換するアナログ・デジタル
    変換部と、デジタル量の記憶部と、該記憶部の出力と上
    記アナログ・デジタル変換部の出力との大小を比較する
    比較部と、該比較部の出力に応じて上記記憶部の出力を
    上記アナログ・デジタル変換部の出力と一致する方向へ
    警報しきい値より充分低い値を1単位として1ステツプ
    ずつ徐々に補正する補正部と、上記記憶部の出力と上記
    アナログ・デジタル変換部の出力との比が所定値に達し
    ているか否かを判別する判別部とを設けたことを特徴と
    する減光式
JP52058865A 1977-05-23 1977-05-23 減光式感知器 Expired JPS5829558B2 (ja)

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JPS53144388A JPS53144388A (en) 1978-12-15
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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55110397A (en) * 1979-02-20 1980-08-25 Tokyo Tatsuno Kk Answer device using detectors for smoke* gas* heat* and radioactive ray
JPS6012238Y2 (ja) * 1980-12-10 1985-04-20 松下電工株式会社 透過光式煙感知器
EP0094534B1 (de) * 1982-05-13 1987-01-14 Cerberus Ag Rauchdetektor nach dem Strahlungs-Extinktions-Prinzip
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5224570A (en) * 1975-08-20 1977-02-24 Kokusai Gijutsu Kaihatsu Kk Smoke sensor

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