JPS58212281A - 受信装置の有料チヤンネル設定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、所定料金を支払わずに有料チャンネルを選局
した場合、受信装置内のりップル電圧を妨害信号として
同調電圧に重畳せしめて有料チャンネルの受信ができな
いようにした受信装置の有料チャンネル設定装置に関す
るものである。

従来、例えばＣＡＴＶ（有線テレビジョン）受信装置の
有料チャンネル設定装置では、ネミ１金を支払わなけれ
ば有料チャンネルを受信することができないようにする
ために、受信装置内の映像検波回路の出力信号に特殊信
号（例えばＩＫＨｚの信号）を重畳する等の方法がとら
れていた。このような従来方法では、重畳せしめる特殊
信号を発生するための信号発生器が受信装置とは別個に
必要となるため、装置の回路構成が複雑となり、かつ高
価になるという欠点があった。

本発明は上述の欠点を除去するためになされたもので、
受信装置内のりップル電圧を妨害信号として取り出し、
この妨害信号を有料チャンネル選局用の同調電圧に重畳
するか否かを料金支払いの有無で制御するようにしたも
のである。

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
１図は本発明による受信装置の有料チャンネル設定装置
のブロック図である。この図において、（１）は電子チ
ューナで、この電子チューナ（１）の入力側には、無線
または有線で送られてきた受信信号を入力するための受
信信号入力端子（２）が接続され、出力側には中間周波
増幅段へ中間周波信号を出力するためのＩＰ出力端子（
３）が接続されている。前記電子チューブ°（１）には
無料チャンネルと有料チャンネルの選局可能な選局装置
（４）が結合されている。（５）は料金支払いの有無に
対応してＬレベルと１ルベルの信号を選択的に入力する
ための料金信号入力端子、（６）は受信装置内のりップ
ル電圧を妨害信号と１７°Ｃ入力−するための妨害信号
入力端子である。これらの入力端子（ｆｉｌ　（６１に
は、料金支払いの有無を判別１７て、料金支払いのない
ときにのみ妨害信号を出力せ【７める料金支払判別回路
（７）が接続されている。この料金支払判別回路（７）
の出力側には、前記選局装置（４）での有刺チャンネル
選局を検知して、前記妨害信号を前記選局装置（４）が
ら出力する同調電圧に重畳せしめるための有料チャンネ
ル選局検知回路（８）が結合されている。

第２図は第１図のブロック図の具体例を示す電気回路図
である。第１図と同一部分は同一符号とする。第２図に
おいて、（９）は受信チャンネル表示回路、（ｌＯ）は
同調電圧設定回路、（ｌηはチャンネル選局スイッチ回
路、（１２）はチャンネル選局制御回路、（１３）はチ
ャンネル選局メモリ回路で、これらの回路は前記選局装
置（４）を構成している。前記同調電圧設定回路（１０
）は、例えば有料チャンネル番号１．２．３用の同調電
圧設定のためのボリューム（１４，）（１４，、）（１
４ｇ）と、それ以外のチャンネル番号４・・・Ｎ用の同
調電圧設定のためのボリューム（１４４）・・・（１４
ｎ）とからなっている。前記ボリューム（１４υ（１４
２）・・・（１４ｎ）の一端側は、すべて抵抗（１５）
を介して電源端子（→Ｂ２）に接続され°、また、この
抵抗（１５）とボリューム（１４１）（１４２）・（１
４ｎ）の接続点は定電圧用ツェナーダイオード０６１を
介して接地されている。前記ボリューム（１４，）（１
４２）・・・（１４ｎ）の他端側は、それ−３− ぞれ、前記受信チャンネル表示回路（９）内のチャンネ
ル番号１．２　・Ｎ用のネＡン管（１７１）（１７２）
−（１７ｎ）を経、共通の抵抗（＋８１を介して電源端
子（＋ＢＩ）に接続されるとともに、前記チーヤンネル
選局メモ９回路０３１内のＩＩ　ｐ　ｎ型スイッチング
用トランジスタ（１９υ（１９ｔ）・・・（１９ｎ）の
コレクタ・エミッタを介して接地され、さらに前記チャ
ンネル選局スイッチ回路Ｑｌ）のチャンネル番号１，２
・・・Ｎ用の選局スイッチ（２０１）（２０１）・・・
（２０１）を介して前記チャンネル選局制御回路（１２
）に接続されている。このチャンネル選局制御回路０湯
の出力側に前記チャンネル選局メモリ回路０３）が結合
され、選局スイッチ（２０１）　（２０ｔ）・・・（２
ｏｎ）のうちの１つを押すと、これに対応したスイッチ
ング用トランジスタ（１９１）（１９２）・・・（１９
ｎ）の１つをオン状態に保持するように構成されている
。

前記ボリューム（１４、）（１４□）・・・（１４ｎ）
の可動端子は、それぞれダイオード（２１１）（Ｓ！１
２）・・・（２Ｉｎ）のカソード・アノードを経、共通
の同調電圧出力信号線（２ｚを介して前記電子チューナ
（１）に結合されてい　４− る。（２３）は受信装置内の電源回路で、この電源回路
（２３）は、１次側に電源スィッチＩ２４）を介してＡ
Ｃ電源（２５）に接続したトランス００と、このトラン
ス（２６１の２次側にダイオード（２′０を介して接続
した電源レギュレータ（２印などから構成され、前記ダ
イオード（２７）と電源レギュレータ（２８）との接続
点は妨害信号入力端子（６）に接続されている。翰は料
金信号発生回路で、この料金信号発生回路（２９）は、
料金信号入力端子（５）に共通端子（３０を接続した切
換スイッチｌ３１）と、この切換スイッチｔ３１）の非
接地側の端子０渇に接続した電池Ｃ３３１とからなり、
有料チャンネル受信のための所定料金を支払わないとき
は、切換スイッチ（３１）の可動片（３４）は非接地側
の端子０渇に接続され、所定料金を支払うと、可動片（
３滲が接地側の端子０５１に接続されるように構成され
ている。（力は前記料金支払判別回路で、この料金支払
判別回路（７）はスイッチング用のｎｐｎ型トランジス
タ（至）を主体としてなり、このトランジスタ（至）の
ベースは、抵抗Ｃ３ｎを介して前記料金信号入力端子（
５）に接続されるとともに抵抗（至）を介して接地され
ている。前記トランジスタ０６）のコレクタは、コンデ
ンサ０Ｉおよび抵抗（４０を介して前記妨害信号入力端
子（６）に接続されるとともに抵抗（４υを介して電源
端子（”ｎ　ｓ　）に接続されていｐｎｐ型トランジス
タ（４湯を主体としてなり、このトランジスタ（４２１
のエミッタは、前記料金支払判別回路（７）のトランジ
スタＣ罰のエミッタに接続されるとともに、抵抗（４漕
を介して前記電源端子（”ｎｓ）に接続されている。前
記トランジスタ（４邊のベースは、抵抗（４４を経、ダ
イオード（伺（、ｔｌｉ　（４７）のアノード・カソー
ドを介して、前記チャンネル選局メモリ回路ａ（至）の
それぞれのトランジスタ（１９＋）（１９ｔ）（１９ｓ
）のコレクタに接続されるとともに、抵抗（４Ｉ’！ｌ
を介して前記電源端子（＋ｌ］　ｇ　＞に接続されてい
る。前記トランジスタ（４２１のコレクタは、コンデン
サ四を介して前記同調電圧設定回路ＱＯ）の同調電ｗ中
カ信号線（２ｚに接続されるとともに、抵抗６ｏ）を介
して接地されている。

つぎに本発明による装置の作用を説明する。

（イ）　まず、有料チャンネル受信のために所定料金を
支払ったものとすると、切換スイッチ０１）の可動片（
３４）が接地側の端子Ｃ３５）に接続されるので、料金
信号入力端子（５）にはＬレベル信号が現われる。この
ため、料金支払判別回路（７）のトランジスタ（３６）
はオフ状態にあり、電源回路（２３）から妨害信号入力
端子（６）を経、抵抗（４０、コンデンサＧｇｌを介し
てコレクタに印加された妨害信号はこのトランジスタ（
至）でストップし、有料チャンネル選局検知回路（８）
に入力しない。一方、有料チャンネル番号１．２．３の
うちの１つ、例えばチャンネル番号１を選局するために
チャンネル選局スイッチ回路０１）の選局スイッチ（２
０、）を押圧すると、チャンネル選局制御回路０２から
所定の制御信号が出て、チャンネル選局メモリ回路θ（
の対応するトランジスタ（１９，）をオン状態に保持す
る。このトランジスタ（１９１）のオンにより、チャン
ネル蕃号１用のボリューム（１４１）に電源端子（”Ｂ
２）か゛ら電流が流れるとともに、ネオン管（１７１）
が点灯し、チャンネル番号１が選局されたことを表示す
る。ボリューム（１４１）に電流　７− が流れると、ダイオード（２１１）のカソード側の電位
が下がってこれをオンするので、このボリューム（１４
υで設定された同調電圧が信号線（２２を介して電子チ
ューナ（１）に送られる。このため、電子チューナ（１
）は、受信信号入力端子（２）から受信した信号の中か
らチャンネル番号１に対応する信号の同調をとり、これ
をＴ　Ｉｉ’信号に変換してＩＰ出力端子（３）に送出
し、受信装置の画面で正常な表示がなされる。なお、チ
ャンネル選局メモリ回路ＱＪのトランジスタ（１９１）
のオンにより、ダイオード（４鴎のカソード側電位が下
がってこれをオンし、有料チャンネル選局検知回路（８
）のトランジスタ（４２１がオンするが、この有料チャ
ンネル選局検知回路（８）には妨害イハ号が入力してい
ｔ「いので、同調電圧設定回路００）のＧ＋号線（２２
１の同調電圧に妨害信号が重畳することはｌ「い。

（ロ）つぎに有事１チャンネル受信のための所定料金の
支払いがされていｔ「い場合、切換スイッチＯυの可動
片Ｃ（４）は非接地側の端子０邊に接続されるので、料
金信号入力端子（５）にｔまＩＩレベル信号が現われる
。

　８− このため、料金支払判別回路（７）のトランジスタ（至
）がオンし、妨害信号入力端子（６）に加えられた妨害
信号は抵抗（４１およびコンデンサ０１を経、トランジ
スタ０６）を介して有料チャンネル選局検知回路（８）
に入力する。ここで、例えば有料チャンネル番号２を選
局するためにチャンネル選局スイッチ回路０１）の対応
する選局スイッチ（２０２）を押圧すると、前記Ｕ）の
場合と同様にしてチャンネル選局メモリ回路０３）の対
応するトランジスタ（１９２）がオン状態を保持し、ネ
オン管（１７２）が点灯しチャンネル番号２が選局され
たことを表示し、ボリューム（１４２）に電流が流れて
所定の同調電圧が信号線（２２１を介して電子チューナ
（１）に送出される。一方、チャンネル選局メモリ回路
α３）のトランジスタ（１９□）のオンにより有料チャ
ンネル選局検知回路（８）のトランジスタ（４りがオン
したとき、この有料チャンネル選局検知回路（８）に入
力している妨害信号がこのトランジスタ（θのコレクタ
側に現われ、コンデンサ（４！ｌｉを介して信号線ｃ２
ｚの同調電圧に重畳されている。このため、妨害信号を
重畳した同調電圧が電子チュ−す（１）に入力するので
、ＩＦ出力端子（３）に現われるＩＰ倍信号中にも妨害
信号が入ってしまい、受信装置の画面が乱され正常な受
信ができない。

なお、上述の０）６コ）いずれの場合も有料チャンネル
以外のチャンネル番号４．・・・Ｎの１つを選局するた
めにチャンネル選局スイッチ回路ａυの選局スイッチ（
２０４）・・・（２Ｏｎ）　　の対応する１つを押圧し
た場合、その同調電圧に妨害信号が重畳することはない
。すなわち、このとき、チャンネル選局メモリ回路０３
）の有料チャンネルに対応したトランジスタ（ｘ９ｓ）
（ｔ９ｔ）（ｔ９ｇ）のいずれもオフ状態にあるので、
ダイオード（ａ　（４６）　（４ηはいずれもオフ状態
にあり、有料チャンネル選局検知回路（８）のトランジ
スタ（４りはオフ状態を保ち妨害信号が入力してもここ
でストップされるからである。このように、電子チュー
ナ（１）に加わる同調電圧は妨害信号の重畳がないので
受信装置の画面が乱れること１１．、）”＜１ない。

前記実施例では、料金支払判別回路（７）から出力せし
めるための妨害信号は、電源回路Ｑ３１のリップル電圧
を取り出すようにしたが、本発明はこれに１１− 源回路。

限るものでなく、受信装置内で生じているリップル電圧
であればよい。

本発明は、上記のように受信装置内のりップル電圧を妨
害信号として取り出し、この妨害信号を有料チャンネル
選局用の同調電圧に重畳するか否かを料金支払いの有無
で制御するように構成したので、有料チャンネル設定装
置の回路構成が簡素化され、安価な装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による受信装置の有料チャンネル設定装
置の一実施例を示すブロック図、′！ｊ４２図は具体的
な回路例を示す電気回路図である。 （１）・・・電子チューナ、（２）・・・受信信号入力
端子、（３）・・・ＩＰ出力端子、（４）・・・選局装
置、（５）・・・料金信号入力端子、（６）・・・妨害
信号入力端子、（７）・・・料金支払判別回路、（８）
・・・有料チャンネル選局検知回路、（９）・・・受信
テヤンネ夛；選局スイッチ回路、（１ト・同調電圧設定
回路、ａυ・・・チャンネル選局スイッチ回路、０２・
・・チャンネル選局制御回路、（Ｉ３１・・・チャンネ
ル選局メモリ回路、（ハ）・・・同調電圧出力信号線、
ｃ３１・・・電１２−

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）選局装置からの有料チャンネルを選局するための
   同調電圧を電子チューナに加えて所定チャンネルの信号
   を選局受信するようにした受信装置において、有料チャ
   ンネル受信のための料金支払いの有無を判別して料金支
   払いのない・ときにのみ前記受信装置内のりップル電圧
   を妨害信号として出力せしめる料金支払判別回路と、前
   記選局装置での有料チャンネル選局を検知して前記料金
   支払判別回路の出力信号を前記選局装置の出力する同調
   電圧に重畳せしめる有料チャンネル選局検知回路とを具
   備したことを特徴とする受信装置の有料チャンネル設定
   装置。
2. （２）料金支払判別回路から出力せしめる妨害信号は、
   受信装置の電源回路のリップル電圧を取り出してなる特
   許請求の範囲第１項記載の受信装置の有料チャンネル設
   定装置。