JPH117453A - メディア情報推薦装置 - Google Patents

メディア情報推薦装置

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JPH117453A
JPH117453A JP10067138A JP6713898A JPH117453A JP H117453 A JPH117453 A JP H117453A JP 10067138 A JP10067138 A JP 10067138A JP 6713898 A JP6713898 A JP 6713898A JP H117453 A JPH117453 A JP H117453A
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JP
Japan
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program
user
media
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Application number
JP10067138A
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English (en)
Inventor
Akira Kotani
亮 小谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のメディア情報源に対するアクセス履歴
を一括管理して、またユーザのメディア情報への注目度
合いをより正確に評価することでユーザの好みに合致し
た確度の高い情報推薦を行う。 【解決手段】 新着情報源12からの新着情報からキー
ワード等を自動抽出し属性情報を作成する各属性抽出部
14と、ユーザがアクセスしたメディア情報に対応する
属性情報に基づき監視情報を作成する各アクセス監視部
15と、メディア情報に種類に関係なく同一形式の監視
情報に基づき荷重情報設定部20によりメディア情報源
毎に設定された荷重値を参照して履歴情報を更新する履
歴情報管理部16と、履歴情報との比較処理により送ら
れてきた新着情報に関する属性情報の評価を行い推薦情
報を表示させるメディア情報評価部18とを有し、複数
のメディア情報源へのアクセス履歴に基づき、更に算出
したユーザの各メディア情報への注目度に基づき情報推
薦を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メディア情報の新
着情報の推薦を行うメディア情報推薦装置、特にユーザ
の好みの推定の確度の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザが過去にメディア情報にアクセス
した履歴によって、ユーザの好みを推定し、それに基づ
きユーザにメディア情報の新着情報を推薦する装置(メ
ディア情報推薦装置)が過去に提案されている。
【0003】例えば、特開平7−135621号公報に
開示された「映像機器における録画および選局方法」で
は、テレビなどの映像機器の選局において、ユーザが選
択した番組のキーワードを文字列によって記述された番
組表から抽出し、得られたキーワードとその出現度数を
記憶蓄積しておく。その後、新たに番組表が供給された
とき、その番組表の記述からキーワードを抽出し、その
抽出した各キーワードに対する記憶した出現度数を調べ
る。そして、キーワードの出現度数の合計が高い番組を
ユーザに対して提示することにより、番組の推薦を行う
ようにしている。
【0004】図17は、従来のメディア情報推薦装置の
ブロック構成図である。従来のメディア情報推薦装置
は、メディア情報閲覧部1、属性抽出部2、アクセス監
視部3、履歴情報管理部4、履歴情報記憶部5、メディ
ア情報評価部6、メディア情報推薦部7及び表示部8に
よって構成される。メディア情報閲覧部1は、ユーザに
メディア情報を提供するメディア情報源9に対してユー
ザが閲覧することを可能とするための手段である。属性
抽出部2は、新着情報源10から出力されるメディア情
報の新着情報から属性情報を抽出する。アクセス監視部
3は、メディア情報閲覧部1を用いてユーザがどのメデ
ィア情報に閲覧したかを監視し、属性抽出部2からの属
性情報の中からユーザが閲覧していたメディア情報に関
連した情報を選択して監視情報を出力する。履歴情報管
理部4は、アクセス監視部3から送られてくる監視情報
に基づいて履歴情報を更新し、履歴情報記憶部5に記憶
する。メディア情報評価部6は、新着情報に基づく属性
抽出部2からの属性情報とユーザのアクセスに基づく履
歴情報とを比較することにより新着情報の評価を行う。
メディア情報推薦部7は、メディア情報評価部6による
評価結果に応じて属性情報を表示部8に表示することに
よってユーザに対して新着情報の推薦を行う。
【0005】以上の構成を有する従来のメディア情報推
薦装置では、ユーザがメディア情報を閲覧すると、その
度に履歴情報を履歴情報記憶部5に記憶する。一方、新
着情報源10が新着情報を出力した時、メディア情報評
価部6は、この新着情報に基づく属性情報を属性抽出部
2から受け取ると、その属性情報と履歴情報記憶部5に
記憶されている履歴情報との比較処理を行うことにより
新着情報に対する評価値を計算する。メディア情報推薦
部7は、この評価値が一定以上の値である場合に、CR
T等の表示部8に新着情報の属性情報を表示すること
で、ユーザに対して新着情報の推薦を行う。
【0006】前述した特開平7−135621号公報に
開示された装置の場合、図17におけるメディア情報源
9はテレビ放送局に、メディア情報閲覧部1はテレビ受
像機に、属性情報は番組のキーワードに、履歴情報はキ
ーワードの出現度数に、新着情報に対する評価値はキー
ワード出現度数の合計に、それぞれ対応している。
【0007】ところで、近年においては、テレビ放送に
おける番組の情報をEPG(Electronic Program Guid
e)として放送と同時に送信することができるようにな
ってきた。わが国におけるデジタル衛星放送において
も、番組名やその他の文字情報とともに番組放送のスケ
ジュールを、テレビ放送と同時に受信機に送れるように
なっている。
【0008】図45は、EPGに適用した従来のメディ
ア情報推薦装置のブロック構成図である。ユーザは、操
作入力部51からメディア情報の選択操作を行うこと
で、情報表示部53にメディア情報源52から当該メデ
ィア情報を選択させ表示させる。なお、この構成は、図
17におけるメディア情報閲覧部1に含まれる。情報注
目度評価部54は、操作入力部51からのユーザによる
入力操作によって、メディア情報源52から選択したメ
ディア情報を検出し、ユーザがどの程度そのメディア情
報に注目していたかを評価し、情報注目度として算出す
る。更に、情報注目度評価部54は、算出した情報注目
度とともに操作入力部51が受け付けた入力操作の履歴
を操作履歴情報として操作履歴情報記憶部55に記憶す
る。この操作履歴情報には、ユーザが過去に行ってきた
メディア情報の選択が蓄積されていくため、この情報に
基づいて行われる情報推薦にはユーザの興味が反映され
る。なお、操作履歴情報記憶部55は、図17における
履歴情報記憶部5に相当する。情報推薦部56は、メデ
ィア情報源52からの各メディア情報を操作履歴情報記
憶部55に記憶されている操作履歴情報と比較すること
により、ユーザの興味に合致しそうなメディア情報を選
択し、そのメディア情報をユーザに推薦する。推薦の方
法としては、例えばメディア情報に題名がついている場
合にはその題名を表示する方法、あるいはメディア情報
の全体を表示する方法など、さまざまな方法がある。な
お、情報推薦部56は、図17におけるメディア情報推
薦部7に相当する。
【0009】情報注目度評価部54による情報注目度の
算出方法としては、いくつかの方法が提案されている。
例えば、メディア情報をユーザが閲覧した場合には値
1、閲覧しなかった場合には値0を、そのまま情報注目
度とする方法がある。これは、当該メディア情報に対す
る閲覧の有無をすなわち情報注目度として用いる方法で
ある。
【0010】情報注目度を算出する他の方法としては、
ユーザがメディア情報を閲覧した回数をもって情報注目
度とする方法がある。すなわち、同一のメディア情報を
ユーザがN回閲覧した場合、Nを情報注目度とする方法
である。
【0011】情報注目度を算出するための更に他の方法
としては、ユーザがメディア情報を閲覧する際の閲覧時
間をもって情報注目度とする方法がある。例えば、ユー
ザが同一のメディア情報を1時間閲覧した場合、1時間
という値をもって情報注目度とする方法である。
【0012】上記のようにして算出される情報注目度
は、ユーザの入力操作に基づく操作履歴情報とともに操
作履歴情報記憶部55に記憶される。この操作履歴情報
記憶部55への記憶方法もいくつかの方法が考えられ
る。まず、ユーザが選択したメディア情報の識別番号と
情報注目度とを組にして記憶する方法がある。また、メ
ディア情報が毎日新しい情報を提供するニュース番組や
ストーリーを分割して毎週順番に放送するドラマ番組な
どのように同一の題名の番組の内容を毎回変えて放送す
るような放送番組の場合には、メディア情報の題名と情
報注目度とを組にして記憶する方法を採ることができ
る。より具体的にいうと、番組の題名とその題名を持つ
番組をユーザが視聴した回数を組にして操作履歴情報記
憶部55に記憶する。
【0013】更に、メディア情報に何らかの付加情報が
ついている場合には、その付加情報を単位として操作履
歴情報記憶部55に記憶する方法もある。例えば、前述
した特開平7−135621号公報には、ユーザが選択
した番組のキーワードを、文字列によって記述された番
組表から抽出し、その結果得られたキーワードとその出
現度数を蓄積する構成が開示されている。この場合に
は、各番組に対しては、キーワードという付加情報が付
与されていることになり、情報注目度は、番組の視聴頻
度として算出され、情報注目度は、キーワードと組にし
て操作履歴情報記憶部55に記憶されることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では様
々なメディア情報源が各家庭で利用されるようになって
きている。一例を挙げると、コンパクトディスク、テレ
ビ、文字放送、電子ショッピング、WWW(World
Wide Web)、電子ニュース、電子メール、計
算機プログラムなどである。ユーザがこれらのうちいず
れかのメディア情報源を視聴、閲覧して得られた履歴情
報は、他のメディア情報源を視聴する際の好みを推定す
るのに役に立つ場合がある。例えば、ユーザがある歌手
の出演するテレビ番組を多く視聴した場合、ユーザの好
みにその歌手が合致していると考えられる。従って、コ
ンパクトディスクを購入する際にもその歌手の作品を購
入する可能性が高いと考えられる。
【0015】しかしながら、従来の情報推薦装置では、
多様化したメディア情報源のうち単一のメディア情報源
のみしか扱うことができないため、このような有用な情
報を利用することができず、他のメディア情報源の推薦
に活かすことができなかった。すなわち、例えばテレビ
番組を推薦する装置は、あくまでテレビ番組のみを推薦
することしかできなかった。このため、従来の装置にお
いて複数のメディア情報源に対する推薦情報を得るため
には、別々のメディア情報推薦装置を使用することが必
要である上に、それぞれのメディア情報推薦装置をかな
り使い込まなければ、ユーザの好みを正確に反映した推
薦情報を得ることができなかった。
【0016】また、メディア情報源が多様化した現在、
また、技術の進歩により今後も新しいメディア情報源の
種類が更に増え続けると予想されるので、それぞれのメ
ディア情報源に特化したメディア情報推薦装置を個別に
用意することは、構成の上で冗長であり、コスト面での
無駄が多い。
【0017】一方、EPGに適用した従来のメディア情
報推薦装置においては、情報注目度をユーザがメディア
情報を閲覧した回数や閲覧時間といった値に基づき算出
していたが、閲覧回数等の値からユーザがどの程度当該
メディア情報に注目していたかを常に正しく判断できる
とは限らない。このことをテレビの視聴を例として説明
する。
【0018】従来によれば、テレビの電源がオンになっ
ており、ある番組が画面に表示されているとき、その表
示されている時間をユーザが実際に視聴している時間と
みなして閲覧時間としている。ユーザは、確かに放送中
の番組を視聴しているかもしれないが、席をはずしてい
る可能性もある。また、ユーザがテレビの近くにいたと
しても、食事や読書など他の活動に熱中していたり、居
眠りをしている場合など番組を実際には視聴していない
場合も考えられる。すなわち、従来においては、このよ
うな状況においても閲覧時間としているので情報注目度
の信憑性に欠ける場合がある。なお、このような問題
は、テレビに限らず、メディア情報一般に対して存在す
る。
【0019】従って、従来のようにして情報注目度を算
出した場合、表示中のメディア情報に対してユーザが注
目する度合いの評価が不正確になり、その結果、メディ
ア情報推薦手段による情報推薦の内容が、ユーザの実際
の興味に必ずしも一致しないという問題があった。
【0020】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、複数のメディア情
報源に対するユーザのアクセス履歴の情報を一括管理す
ることにより、短期間の使用でユーザの好みに合致した
メディア情報の確度の高い推薦を行うメディア情報推薦
装置を提供することにある。
【0021】また、ユーザのメディア情報への注目の度
合いをより正確に評価できるメディア情報推薦装置を提
供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、第1の発明に係るメディア情報推薦装置
は、ユーザが過去に複数のメディア情報源に対してアク
セスした履歴によってユーザの好みを推定し、新着情報
源から送られてくる新着情報の中からユーザの好みに合
致した情報の推薦を行うメディア情報推薦装置におい
て、前記新着情報から属性情報を抽出し出力する属性抽
出手段と、前記各メディア情報源にユーザがアクセスす
る状況を監視し、前記属性情報に基づきユーザがアクセ
スしたメディア情報に関する監視情報を出力するアクセ
ス監視手段と、ユーザが前記複数のメディア情報源にし
たアクセスの履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
前記アクセス監視手段が出力した監視情報に基づいて前
記履歴情報を更新する履歴情報管理手段と、前記各属性
抽出手段が出力する属性情報と前記履歴情報記憶手段に
記憶されている履歴情報とを比較することにより、前記
新着情報がユーザの好みに合致するかどうかを評価する
メディア情報評価手段とを有し、ユーザの前記複数のメ
ディア情報源に対するアクセスに基づく履歴情報を一括
管理し、その履歴情報に基づき情報の推薦を行うもので
ある。
【0023】第2の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第1の発明において、前記アクセス監視手段は、前
記メディア情報源個々に対応させて複数設けられている
ものである。
【0024】第3の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第1の発明において、前記属性抽出手段は、前記新
着情報源が複数存在する場合に個々に対応させて複数設
けられているものである。
【0025】第4の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第1の発明において、前記属性抽出手段は、前記新
着情報からその新着情報の内容や特記事項を表すキーワ
ードを自動抽出するものである。
【0026】第5の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第1の発明において、前記属性抽出手段は、前記新
着情報からそのジャンルを特定するジャンル情報を自動
抽出するものである。
【0027】第6の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第2の発明において、前記アクセス監視手段は、全
て同一形式の監視情報を出力するものである。
【0028】第7の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第3の発明において、前記属性抽出手段は、全て同
一形式の属性情報を出力するものである。
【0029】第8の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第1の発明において、前記メディア情報源毎の荷重
値の設定を行うメディア情報源荷重設定手段を有し、前
記履歴情報管理手段は、前記荷重値に基づいて前記アク
セス監視手段から送られてくる監視情報に荷重をつけて
履歴情報の更新を行うものである。
【0030】第9の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第1の発明において、電波若しくはケーブルを利用
したテレビ放送信号を出力するテレビ放送情報源を少な
くとも1つの前記メディア情報源とし、放送予定の番組
に関する番組情報を出力する番組情報源を前記新着情報
源とした場合、前記属性抽出手段は、前記番組情報から
番組属性情報を抽出し出力する番組属性抽出部を有し、
前記アクセス監視手段は、ユーザが番組を視聴したとき
に、その番組の前記番組属性情報に基づき番組監視情報
を出力する番組視聴監視部を有するものである。
【0031】第10の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第1の発明において、電子ニュースを含む記事情報
を出力する電子ニュース情報源を少なくとも1つの前記
メディア情報源並びに前記新着情報源とした場合、前記
属性抽出手段は、前記記事情報から記事属性情報を抽出
し出力する記事属性抽出部を有し、前記アクセス監視手
段は、ユーザが電子ニュースを閲覧したときに、その記
事の前記記事属性情報に基づき記事監視情報を出力する
記事閲覧監視部を有するものである。
【0032】第11の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第1の発明において、ページ情報を出力するネット
ワーク情報源を少なくとも1つの前記メディア情報源並
びに前記新着情報源とした場合、前記属性抽出手段は、
前記ページ情報からページ属性情報を抽出し出力するペ
ージ属性抽出部を有し、前記アクセス監視手段は、ユー
ザがページ情報を閲覧したときに、そのページ情報の前
記ページ属性情報に基づきページ監視情報を出力するペ
ージアクセス監視部を有するものである。
【0033】第12の発明に係るメディア情報推薦装置
は、ユーザによる入力操作を受け付ける操作入力手段
と、複数のメディア情報源の中から前記操作入力手段を
介してユーザにより選択されたメディア情報源からのメ
ディア情報を出力する情報出力手段と、前記情報出力手
段がメディア情報を出力している間のユーザの行為に基
づいて当該メディア情報に対するユーザの注目度合いを
表す情報注目度を評価する情報注目度評価手段と、前記
情報注目度に基づいて、送られてくる新着情報の中から
ユーザの好みに合致したメディア情報の推薦を行うメデ
ィア情報推薦手段とを有するものである。
【0034】第13の発明に係るメディア情報推薦装置
は、ユーザによる入力操作を受け付ける操作入力手段
と、複数のチャンネルを有するメディア情報源の中から
前記操作入力手段を介してユーザにより選択されたチャ
ンネルからのメディア情報を出力する情報出力手段と、
前記情報出力手段がメディア情報を出力している間のユ
ーザの行為に基づいて当該メディア情報に対するユーザ
の注目度合いを表す情報注目度を評価する情報注目度評
価手段と、前記情報注目度に基づいて、送られてくる新
着情報の中からユーザの好みに合致したメディア情報の
推薦を行うメディア情報推薦手段とを有するものであ
る。
【0035】第14の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第13の発明において、前記情報注目度評価手段
は、前記メディア情報源が各チャンネルを通じて放送ス
ケジュールに従って放送される各番組を各メディア情報
として提供する場合には番組毎の情報注目度を評価し、
前記メディア情報推薦手段は、番組を推薦するものであ
る。
【0036】第15の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第14の発明において、前記情報注目度評価手段
は、各番組の情報注目度を、ユーザが当該番組を放送す
るチャンネルを選択してから当該番組の放送が開始され
るまでの経過時間を参考にして評価するものである。
【0037】第16の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第12又は第13いずれかの発明において、前記情
報注目度評価手段は、前記操作入力手段からのユーザに
よる操作頻度に基づいて情報注目度を評価するものであ
る。
【0038】第17の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第16の発明において、前記情報出力手段は、情報
又は情報の一部の音による出力を可能とし、前記情報注
目度評価手段は、音量調整操作頻度に基づいて情報注目
度を評価するものである。
【0039】第18の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第16の発明において、前記情報注目度評価手段
は、チャンネル操作頻度に基づいて情報注目度を評価す
るものである。
【0040】第19の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第12又は第13いずれかの発明において、ユーザ
と前記情報出力手段の間の距離を測定する距離測定手段
を有し、前記情報注目度評価手段は、前記距離測定手段
による測定値に基づいて情報注目度を評価するものであ
る。
【0041】第20の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第12又は第13いずれかの発明において、前記情
報出力手段は、情報又は情報の一部の音による出力を可
能とし、前記情報注目度評価手段は、前記操作入力手段
からのユーザによる調整操作に従った音量に基づいて情
報注目度を評価するものである。
【0042】第21の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第14の発明において、前記情報注目度評価手段
は、前記操作入力手段からのユーザによるチャンネル選
択操作に基づき前記情報出力手段が番組を出力している
時間帯と放送スケジュールに基づく当該番組の放送時間
帯との一致度に基づいて情報注目度を評価するものであ
る。
【0043】第22の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第12又は第13いずれかの発明において、前記情
報注目度評価手段が情報注目度を評価値で示す場合、評
価値を得るために用いる指標値が予め設定された指標値
保持手段を有するものである。
【0044】第23の発明に係るメディア情報推薦装置
は、第12又は第13いずれかの発明において、前記情
報注目度評価手段は、情報注目度を所定の関数により求
められる評価値で示すものである。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態について説明する。
【0046】実施の形態1.図1は、本発明に係るメデ
ィア情報推薦装置の実施の形態1を示したブロック構成
図である。本実施の形態においては、1台のメディア情
報推薦装置で複数のメディア情報源11−1〜11−n
及び新着情報源12−1〜12−nを一括して扱うこと
ができることを特徴としており、メディア情報源11−
1〜11−n及び新着情報源12−1〜12−n個々に
対応させてメディア情報閲覧部13−1〜13−n、属
性抽出部14−1〜14−n、アクセス監視部15−1
〜15−nをそれぞれ設けている。
【0047】メディア情報閲覧部13は、ユーザにメデ
ィア情報を提供するメディア情報源11を接続し、各メ
ディア情報をユーザに閲覧させることを可能とするため
のメディア情報閲覧手段である。属性抽出部14は、属
性抽出手段として設けられ、各新着情報源12が出力す
る新着情報から属性情報を抽出して出力する。アクセス
監視部15は、アクセス監視手段として設けられ、各メ
ディア情報源11にユーザがアクセスする状況を監視
し、属性抽出部14が出力した属性情報に基づきユーザ
がアクセスしたメディア情報に関する監視情報を出力す
る。
【0048】更に、本実施の形態におけるメディア情報
推薦装置は、履歴情報管理部16、履歴情報記憶部1
7、メディア情報評価部18、メディア情報推薦部1
9、荷重情報設定部20、荷重情報設定部21及び入出
力処理部22を有している。履歴情報記憶部17は、ユ
ーザが複数のメディア情報源にしたアクセスの履歴情報
を記憶する履歴情報記憶手段であるが、履歴情報管理手
段として設けられた履歴情報管理部16は、アクセス監
視部15が出力した監視情報に基づいて履歴情報を更新
する。本実施の形態においては、複数のアクセス監視部
15−1〜15−nそれぞれが出力した監視情報を一括
して扱うことになる。メディア情報評価部18は、メデ
ィア情報評価手段として設けられ、属性抽出部14が出
力する属性情報と履歴情報記憶部17に記憶されている
履歴情報とを比較することにより、新着情報がユーザの
好みに合致するかどうかを評価する。本実施の形態にお
けるメディア情報評価部18は、複数の属性抽出部14
−1〜14−nが出力した属性情報を一括して扱い、送
られてきた属性情報それぞれに対して評価を行うことに
なる。メディア情報推薦部19は、メディア情報評価部
18による評価結果に応じて属性情報を入出力処理部2
2に送り表示させることによってユーザに対して新着情
報の推薦を行う。荷重情報設定部20及び荷重情報設定
部21は、メディア情報源11毎の荷重値の設定を行う
メディア情報源荷重設定手段を構成する。このうち、荷
重情報設定部20は、入出力処理部22から荷重値を設
定入力させ、その設定値を荷重情報設定部21に記憶す
る。この荷重値は、後述する履歴情報管理部16による
履歴情報の更新処理において使用される。入出力処理部
22は、装置に接続されたマウス、キーボード、CRT
等の入出力手段の制御処理を行い、メディア情報推薦部
19から送られてくる属性情報の表示処理、荷重情報設
定部21による荷重値の入力処理等を行う。
【0049】図2は、図1に示したメディア情報推薦装
置をより具体化した装置のブロック構成図であり、3つ
のメディア情報源(n=3)を一括して扱うことのでき
る装置である。3つのメディア情報源とは、テレビ放送
信号を出力するテレビ放送情報源23、電子ニュースを
含む記事情報を出力する電子ニュース情報源24、WW
Wのページ情報を出力するWWWサーバ25であり、図
1におけるメディア情報源1、メディア情報源2、メデ
ィア情報源3に相当する。なお、テレビ放送情報源23
から発せられるテレビ放送信号は、テレビ局の放送用ア
ンテナあるいは放送衛星等の装置を用いて電波により、
あるいはケーブルを経由して本装置まで送られてくる。
また、WWWサーバ25は、外部ネットワーク26経由
でWWWプロキシサーバ27に接続されている。また、
番組情報源28は、近日放送されるテレビ番組の番組情
報を定期的に供給し、図1における新着情報源1に相当
する。番組情報源28は、例えばテレビ局からの文字放
送や、WWWサーバや、フロッピーディスク等の媒体に
よって実現することができる。ページ新着情報サーバ2
9は、外部ネットワーク26を介してWWWプロキシサ
ーバ27に接続され、新しくできた他のWWWサーバ2
5の紹介をおこなう特定のWWWサーバである。この紹
介情報がページ新着情報として供給される。ページ新着
情報サーバ29は、図1における新着情報源3に相当す
る。なお、電子ニュース情報源24に対応する新着情報
源2は、別途設けられてなく、電子ニュース情報源24
そのものが新着情報として記事情報を供給することにな
る。
【0050】また、テレビ放送を視聴するためのテレビ
受像機30、電子ニュース情報を表示する電子ニュース
閲覧部31及びページ情報を表示するページ情報閲覧部
32は、メディア情報閲覧手段である。番組属性抽出部
33、記事属性抽出部34及びページ属性抽出部35
は、各新着情報源が出力する番組情報、記事情報及びペ
ージ情報を受け取ると番組属性情報、記事属性情報及び
ページ属性情報を属性情報としてそれぞれ出力する属性
抽出手段である。番組視聴監視部36、記事閲覧監視部
37及びページ情報閲覧監視部38は、各属性抽出手段
が出力する属性情報に基づき番組監視情報、記事監視情
報及びページ監視情報を監視情報としてそれぞれ出力す
るアクセス監視手段である。また、WWWプロキシサー
バ27には、ページ新着情報サーバ29に対するページ
新着情報の送信要求を行うためにページ新着情報要求部
39が接続されている。その他の構成は、図1と同じな
ので説明を省略する。
【0051】以上の構成を有する本実施の形態において
特徴的なことは、複数のメディア情報源が出力するメデ
ィア情報に対するアクセス履歴を一括管理できるように
したことである。これにより、複数のメディア情報源に
対するアクセス履歴を統合し、その履歴情報に基づき新
着情報の評価を行うことができるので、単一のメディア
情報源に対するアクセス回数が少ない場合でも確度の高
い推薦を行うことができる。
【0052】次に、各メディア情報源からメディア情報
を受け取った場合の本実施の形態における動作について
説明する。まず、テレビ放送に関する処理から説明す
る。
【0053】番組属性抽出部33は、番組情報源28か
ら定期的に供給される番組情報を受け取ると、番組属性
情報を作成する。図3は、番組情報源28が出力する番
組情報の例を示した図であり、図4は、この番組情報に
基づき作成される番組属性情報の例を示した図である。
図3では、番組情報を表形式で表現しているが、各行は
それぞれの番組に対応している。それぞれの番組は、日
付、開始時刻、終了時刻、チャンネル番号、番組の題
名、番組のジャンル、番組に付与されたキーワードの情
報によって記述されている。なお、図3の1行目の番組
と3行目の番組は、それぞれ7月7日および1週間後の
7月14日に放送される同一の番組(ドラマ1)を意味
している。番組属性抽出部33は、この内容の番組情報
を受け取ると、メディア情報源、アクセス方法、ジャン
ル、キーワード、値を各項目とした番組属性情報を次の
ようにして作成する。
【0054】(1)メディア情報源が「テレビ放送」で
あることを示す情報を追加する。
【0055】(2)番組情報に含まれている日付、開始
時刻、終了時刻、チャンネルの情報をひとまとめにして
アクセス方法とする。
【0056】(3)番組情報に含まれているジャンル
は、そのまま番組属性情報の一項目として残す。
【0057】(4)番組情報に含まれているキーワード
をそのまま番組属性情報の一項目として残すと共に題名
の情報をキーワードに追加する。
【0058】(5)キーワードに対する値として1.0
を付与する。
【0059】このように、本実施の形態における番組属
性抽出部33は、番組情報源28からの番組情報が所定
の形式で供給されてくるので、番組情報に含まれている
キーワード及び特記事項としての題名を番組属性情報の
キーワードとして、また、番組情報に含まれているジャ
ンルという項目で表されているジャンル情報を自動抽出
することができる。なお、番組属性情報においては、図
4に示したように、キーワード及び各キーワードに対応
させた値の組を複数持つことができる。例えば、図4の
1行目においては、題名「ドラマ1」がキーワードに追
加されたことにより、キーワードが「ドラマ1」と「俳
優A」の2つになっており、それぞれに対して値1.0
が付与されている。この内容の番組属性情報が番組属性
抽出部33によって自動作成されると、番組視聴監視部
36及びメディア情報評価部18に送られる。
【0060】一方、番組視聴監視部36は、テレビ受像
機30の動作を常時監視することによってユーザがテレ
ビ放送を視聴したかどうかを監視する。そして、ユーザ
がテレビ放送を視聴したとき、番組属性情報に基づき番
組を視聴したことによる番組監視情報を作成する。図5
は、番組視聴監視部36が作成し出力する番組監視情報
の例を示した図である。図5に示した内容は、番組視聴
監視部36が図4に示した番組属性情報を受け付け、更
にユーザがテレビ受像機30において図4の1行目にあ
たる番組を視聴した場合に出力される番組監視情報の例
である。図5に示すように、番組監視情報のそれぞれの
項目は、種別(「ジャンル」または「キーワード」)、
内容、値の組によって表現されるが、これは次のように
して作成される。
【0061】(1)番組属性情報のジャンルに対して、
種別が「ジャンル」、内容がジャンルの内容(図5にお
いては「時代劇」)、値が1.0となる各項目を作成す
る。
【0062】(2)番組属性情報におけるキーワードと
値の組のそれぞれに対して、種別が「キーワード」、内
容がキーワードの内容(図5においては「ドラマ1」及
び「俳優A」)とその値である各項目を作成する。
【0063】このようにして、本実施の形態における番
組視聴監視部36は、番組監視情報を作成して出力する
ことになる。なお、ある番組(仮に「番組A」とする)
に関する番組属性情報は、番組情報源28から番組情報
が供給された時点で作成されるため、ユーザが番組Aを
視聴する時と基本的に一致しない。そのため、番組視聴
監視部36は、番組Aに関する番組監視情報を作成する
ために番組Aに関する番組属性情報を少なくとも番組A
がテレビ放送されるまで内部又は外部に保持することに
なる。
【0064】次に、電子ニュースに関する処理について
説明する。
【0065】記事属性抽出部34は、電子ニュース情報
源24から電子ニュースを含む記事情報を受けると、記
事属性情報を作成する。図6は、電子ニュース情報源2
4が出力する記事情報の例を示した図であり、図7は、
この記事情報に基づき作成される記事属性情報の例を示
した図である。図6では、記事情報を表形式で表現して
いるが、各行はそれぞれの記事に対応している。それぞ
れの記事の項目は、その記事が投稿された日付、その記
事の記事番号、その記事に付与された所定の分類、その
記事の筆者及び記事の内容(電子ニュース)の情報によ
って表現される。記事属性抽出部34は、この記事情報
を受けると、メディア情報源、アクセス方法、ジャン
ル、キーワード、値を各項目とした記事属性情報を次の
ようにして作成する。
【0066】(1)メディア情報源が「電子ニュース」
であることを示す情報を追加する。
【0067】(2)記事情報に含まれている日付、記事
番号の情報をひとまとめにしてアクセス方法とする。
【0068】(3)記事情報に含まれている分類を記事
属性情報におけるジャンルとする。
【0069】(4)記事情報に含まれている内容に対し
て形態素解析を行うことによりキーワードを切り出し、
各キーワードが現れた回数(頻度)を記事属性情報にお
ける各値として付与する。
【0070】このようにして、記事属性抽出部34は、
受け取った電子ニュース全てに対して記事属性情報を作
成するが、上記(4)の処理で行う形態素解析の処理
は、単純には文字列の中から漢字連続部分や片仮名連続
部分を抽出するなどの方法によっても簡易的に実現可能
である。また、人名を含む辞書データを用いて、辞書デ
ータに含まれる名詞の部分を切り出すなどの方法も可能
であり、近年ではさまざまな方式によって実現されてい
る。図7においては、例えば、図6の1行目(記事番号
1)の電子ニュースの記事内容からは、「俳優A」、
「女優C」、「結婚」という単語が、それぞれ頻度1で
抽出されている。この内容の記事属性情報が記事属性抽
出部34によって自動作成されると、記事閲覧監視部3
7及びメディア情報評価部18に送られる。
【0071】記事属性抽出部34が作成した記事属性情
報(図7)の項目と番組属性抽出部33が作成した番組
属性情報(図4)の項目とを比較してみると明らかなよ
うに、本実施の形態においては、メディア情報源が異な
る場合でも同一の形式の属性情報が作成されることにな
る。
【0072】一方、記事閲覧監視部37は、電子ニュー
ス閲覧部31の動作を常時監視することによってユーザ
が電子ニュースを閲覧したかどうかを監視する。そし
て、ユーザがいずれかの電子ニュースを閲覧したとき、
記事属性情報に基づき閲覧した電子ニュースに関する記
事監視情報を作成する。図8は、記事閲覧監視部37が
作成し出力する記事監視情報の例を示した図である。図
8に示した内容は、記事閲覧監視部37が図7に示した
記事属性情報を受け付け、更にユーザが電子ニュース閲
覧部31において図7の1行目にあたる記事を閲覧した
場合に出力される記事監視情報の例である。図8に示す
ように、記事監視情報のそれぞれの項目は、種別(「ジ
ャンル」または「キーワード」)、内容、値の組によっ
て表現されるが、これは次のようにして作成される。
【0073】(1)記事属性情報のジャンルに対して、
種別が「ジャンル」、内容が分類の内容(図8において
は「社会」)、値が1.0となる各項目を作成する。
【0074】(2)記事属性情報におけるキーワードと
値の組のそれぞれに対して、種別が「キーワード」、内
容がキーワードの内容(図8においては「俳優A」「女
優C」及び「結婚」)とその値である各項目を作成す
る。
【0075】このようにして、本実施の形態における記
事閲覧監視部37は、記事監視情報を作成して出力する
ことになる。なお、ユーザは、記事情報の供給と同時に
閲覧するとは限らないため、記事閲覧監視部37は、少
なくとも一群の記事(図6では2つの記事)のうちいず
れかが閲覧されるかあるいは供給されてから一定時間経
過するまでなど所定の期間、供給された記事属性情報を
内部又は外部に保持する必要がある。
【0076】記事閲覧監視部37が作成した記事監視情
報(図8)の項目と番組視聴監視部36が作成した番組
監視情報(図5)の項目とを比較してみると明らかなよ
うに、本実施の形態においては、メディア情報源が異な
る場合でも同一の形式の監視情報が作成されることにな
る。
【0077】最後に、ページ情報に関する処理について
説明する。
【0078】まず、前述したメディア情報源及び新着情
報源とは異なり、WWWサーバ25やページ新着情報サ
ーバ29は、メディア情報等を自動的に出力することは
しない。従って、ここでは、ページ新着情報要求部39
が主体的にページ新着情報サーバ29に対してページ新
着情報を送るように定期的に要求を出すことになる。そ
の結果、ページ新着情報サーバ29からページ新着情報
がWWWプロキシサーバ27経由で送られてくる。図9
は、ページ新着情報サーバ29が出力するページ新着情
報の例を示した図である。図9に示すように、ページ新
着情報の各項目は、番組属性情報(図4)の項目及び記
事属性情報(図7)の項目と同一の形式によって表現さ
れる。従って、ページ属性抽出部35が受け取ったペー
ジ新着情報は、そのままの形式でページ属性情報として
ページ情報閲覧監視部38及びメディア情報評価部18
に送られる。すなわち、ページ属性抽出部35は、上記
他の属性手段と同様の属性情報作成処理は行わないです
む。
【0079】図10は、WWWサーバ25が出力するペ
ージ情報の例を示した図である。このページ情報は、ユ
ーザがページ情報閲覧部32からURL(Univer
sal Resource Locator)「htt
p://www.aaa.co.jp/」により一意に
識別されるWWWサーバ25を指定した場合に、該当す
るWWWサーバ25が出力し、その結果、ページ情報閲
覧部32及びページ属性抽出部35に送られてくる。ペ
ージ情報の内容は、HTML(Hypertext M
arkup Language)と呼ばれる形式によっ
て記述されている。
【0080】図11は、ページ情報閲覧部32に表示さ
れる画面の例を示した図であり、図10に示すページ情
報を表示した場合の画面例である。図11においては、
URLの情報がURL表示欄40に表示されている。ま
た、図10に示したページ情報中<TITLE> と<
/TITLE> で囲まれた文字列「ドラマ1のホーム
ページ」が、タイトル表示欄41に表示される。その他
の内容は、HTMLの仕様に定められる所定のフォーマ
ットに従って、内容表示部42に表示される。
【0081】ページ属性抽出部35は、図10に示した
ページ情報を受け取ると、ページ属性情報を作成する。
図12は、ページ属性抽出部35が図10に示したペー
ジ情報に基づき作成するページ属性情報の例を示した図
であるが、これは次のようにして作成される。
【0082】(1)メディア情報源が「WWW」である
ことを示す情報を追加する。
【0083】(2)URLをアクセス方法とする。
【0084】(3)内容が空であるジャンルを追加す
る。
【0085】(4)ページ情報に含まれている内容に対
して<HTML>のように不等号で囲まれた部分(HT
MLのタグ)を取り除き、形態素解析を行うことによ
り、キーワードを切り出し、各キーワードが現れた回数
(頻度)をページ属性情報における各値として付与す
る。
【0086】このようにして、ページ属性抽出部35
は、ページ属性情報を作成するが、上記(4)の処理で
行う形態素解析の処理は、記事属性抽出部34と同様に
して行われる。但し、単語「ホームページ」のようにキ
ーワードとして有意義でないと思われる不要な単語を取
り除く処理を行う。これは、不要語の集合を含む不要語
辞書のデータを用いるなどの方法により可能である。従
って、図12に示したように、「ホームページ」をキー
ワードとして扱わないようにすることができる。
【0087】また、ページ属性抽出部35が作成したペ
ージ属性情報(図12)の項目を番組属性情報(図4)
の項目及び記事属性情報(図7)の項目と比較してみる
と明らかなように、本実施の形態においては、メディア
情報源が異なる場合でも同一の形式の属性情報が作成さ
れることになる。
【0088】一方、ページ情報閲覧監視部38は、ペー
ジ情報閲覧部32の動作を常時監視することによってユ
ーザがページ情報を閲覧したかどうかを監視する。そし
て、ユーザがページ情報を閲覧したとき、ページ属性情
報に基づき閲覧したページ情報に関するページ監視情報
を作成する。図13は、ページ情報閲覧監視部38が作
成し出力するページ監視情報の例を示した図である。図
13に示すように、ページ監視情報のそれぞれの項目
は、種別、内容、値の組によって表現されるが、これは
次のようにして作成する。すなわち、ページ情報閲覧監
視部38は、ページ属性情報におけるキーワードと値の
組のそれぞれに対して、種別が「キーワード」、内容が
キーワードの内容(図13においては「ドラマ1」「撮
影時」「裏話」及び「俳優A」)とその値である各項目
を作成する。なお、ここでは、ユーザは、ページ情報が
供給された時点でページ情報閲覧部32によりページ情
報を閲覧し、また、同時にページ属性抽出部35は、ペ
ージ属性情報を作成するので、ページ情報閲覧監視部3
8は、ページ情報を保持しておく必要がない。
【0089】ページ情報閲覧監視部38が作成したペー
ジ監視情報(図13)の項目を記事閲覧監視部37が作
成した記事監視情報(図8)の項目及び番組視聴監視部
36が作成した番組監視情報(図5)の項目と比較して
みると明らかなように、本実施の形態においては、メデ
ィア情報源が異なる場合でも同一の形式の監視情報が作
成されることになる。
【0090】以上の処理により、各メディア情報源から
出力されたメディア情報に対してユーザが視聴、閲覧を
することで作成された監視情報は、全て履歴情報管理部
16に送られる。また、各新着情報源から出力された新
着情報は、属性情報という形式に変換されてメディア情
報評価部18に送られる。
【0091】次に、監視情報を受け取った履歴情報管理
部16における処理について説明する。履歴情報管理部
16は、番組視聴監視部36等の各アクセス監視手段が
出力する履歴情報に基づき作成/更新した履歴情報を一
括管理するが、アクセス履歴を単なる履歴データとして
記憶するのではなく、各メディア情報源に割り当てられ
た荷重値に従い、重み付けをして履歴情報を作成するこ
とを特徴の一つとしている。従って、履歴情報管理部1
6における処理の説明の前にメディア情報源荷重設定手
段の動作について説明する。
【0092】図14は、荷重情報記憶部21に記憶され
ている荷重情報の設定例を示した図である。荷重情報
は、メディア情報源の監視情報の荷重値を定めるもので
あり、メディア情報源と対応する荷重値とを組にして表
現される。図14においては、テレビ放送情報源23に
対して1.0、電子ニュース情報源24に対して0.
5、WWWサーバ25に対して0.5の荷重値がそれぞ
れ設定されている。この荷重値は、荷重情報設定部20
により入出力処理部22を介してユーザにより設定入力
させる。ユーザは、入出力処理部22を操作することで
荷重情報の参照や更新を行うことができる。もちろん、
荷重情報記憶部21に荷重情報を予め固定的に持たせて
おくようにしてもよい。
【0093】履歴情報管理部16は、番組視聴監視部3
6等から各履歴情報が送られてくると、履歴情報記憶部
17に記憶されている履歴情報の更新を行う。
【0094】図15は、履歴情報の内容例を示した図で
ある。図15に示したように、履歴情報は、監視情報と
同じ項目(種別、内容、値)から構成されており、図5
に示した番組監視情報、図8に示した記事監視情報及び
図13に示したページ監視情報に基づきそれぞれ累算さ
れた結果を示している。なお、それ以前には履歴情報記
憶部17に記憶されていた値はすべてゼロであったと仮
定している。ところで、履歴情報に含まれる値は、次の
ようにして算出する。
【0095】履歴情報管理部16は、算出の際、荷重情
報記憶部21に記憶されている荷重情報を参照し、その
荷重値を監視情報に乗じた値を履歴情報に累算する。す
なわち、メディア情報源iに関して、種別c、内容wに
対して値Vc,wが履歴情報管理部16に報告されたと
き、メディア情報源iの荷重値をAj、これまでに履歴
情報記憶部17に記憶されていた履歴情報における種別
c、内容wに対する値をHnとすると、新しく履歴情報
記憶手段に記憶される値Hn+1は、Hn+1=Hn+Aj・V
c,wとなる。例えば、「俳優A」というキーワードに関し
ては、図5において1.0、図8において1.0及び図
13において1.0という値になっている。これらの各
監視情報を受け取る度に図14に示した荷重値をそれぞ
れ乗じて加算する。まず、番組監視情報を受け取ると、 H1=0+1.0×1.0=1.0 となり、続いて記事監視情報を受け取ると、 H2=1.0+0.5×1.0=1.5 となり、続いてページ監視情報を受け取ると、 H3=1.5+0.5×1.0=2.0 となり、その結果、図15に示した値となる。同様にし
て、「ドラマ1」というキーワードに関しては、図5に
おいて1.0、図8においては参照されていないので
0.0、図13において2.0という値になっているの
で、H3=((0+1.0×1.0)+0.5×0.
0)+0.5×2.0=2.0となり、その結果、図1
5に示した値となる。履歴情報管理部16は、以上の処
理を行うことで、異なるメディア情報源から出力された
メディア情報に対するアクセス履歴を一括管理すること
ができる。
【0096】一方、メディア情報評価部18は、番組属
性抽出部33等の各属性抽出手段から属性情報がそれぞ
れ送られてくると、履歴情報記憶部17に記憶されてい
る履歴情報と比較することにより次のような方法によっ
て評価を計算する。すなわち、属性情報に含まれるジャ
ンルをg、キーワードWi対する値をVi、履歴情報記憶
部17に記憶されている履歴情報におけるジャンルの値
をHg、キーワードWi対する値Hiとすると、評価値E
は、 E=Hg+Hi・Vi で計算される。
【0097】例えば、履歴情報記憶部17が図15に示
した履歴情報を記憶しているときにメディア情報評価部
18が図9に示すページ新着情報を受け取った場合、1
行目の情報「http://www.aaa.co.j
p/」に対しては、履歴情報記憶部17にジャンルが
「時代劇」(値1.0)、キーワードが「俳優A」(値
2.0)の履歴情報を持つので、 E=1.0+2.0×3.0=7.0 となる。また、2行目の情報「http://www.
bbb.co.jp/」に対しては、図15に示したよ
うにジャンル「ホラー」やキーワード「映画X」の履歴
情報がないため、キーワード「女優C」のみに対する評
価となり、 E=0.5×2.0=1.0 となる。
【0098】メディア情報評価部18は、上記の評価値
が一定の閾値を越えた場合に、属性情報をメディア情報
推薦部19に送る。例えば、メディア情報評価部18の
閾値が3.0に設定されている場合、上記評価値の計算
結果により、図9に示した1行目のページ新着情報のみ
がメディア情報推薦部19に送られることになる。
【0099】メディア情報評価部18は、以上のような
処理を行うが、本実施の形態においては、比較対象の属
性情報と履歴情報とが各アクセス監視手段及び各属性抽
出手段によって同一形式で作成されるため、上記比較処
理を容易に行うことができる。
【0100】図16は、メディア情報推薦部19による
表示画面例であるが、メディア情報推薦部19は、メデ
ィア情報評価部18から送られてきた属性情報を図16
のように入出力処理部22を介して表示することによ
り、ユーザに対してメディア情報の推薦を行う。
【0101】本実施の形態によれば、複数のメディア情
報源が出力するメディア情報に対するアクセス履歴を一
括管理するようにしたので、単一のメディア情報源に対
するアクセス回数が少ない場合でも確度の高い推薦を行
うことができる。また、異なるメディア情報源から異な
るデータ構造のメディア情報や新着情報が送られてきた
場合でも、アクセス監視手段及び属性抽出手段によって
監視情報及び属性情報を同一形式となるように作成する
ようにしたので、単一の履歴情報管理部16及びメディ
ア情報評価部18における各情報に基づく処理、管理を
容易に行うことができる。
【0102】また、各メディア情報源における荷重値を
設定できるようにしたので、各メディア情報源の間で履
歴情報に反映させるバランスを調整することができる。
【0103】なお、本実施の形態においては、ページ新
着情報要求部39が要求した時にページ新着情報サーバ
29からWWWに関する新着情報が供給されるとした
が、ページ属性抽出部35がいわゆるサーチエンジンの
ように、外部ネットワーク26に存在するWWWサーバ
25をくまなく探索し、すべてのWWWサーバ25から
属性抽出の処理を行うようにしてもよい。
【0104】また、本実施の形態においては、テレビ放
送、電子ニュース、WWWを対象としたが、それ以外の
メディア情報の組合せを用いても、本発明の範囲となる
ことはいうまでもない。例えば、音楽用コンパクトディ
スク(CD−DA)、文字放送、電子ショッピング、電
子メール等のメディア情報源に対して、図1に示したの
と同様の構成で、図2に示したのと同様の効果を挙げる
ことができる。
【0105】また、上記実施の形態では、属性抽出手段
及びアクセス監視手段を各メディア情報源及び新着情報
源個々に対応させた構成としたが、各手段における処理
が複雑となるものの属性抽出手段及びアクセス監視手段
をそれぞれ単一の装置で構成することも可能である。
【0106】実施の形態2.図18は、本発明に係るメ
ディア情報推薦装置の実施の形態2を示したブロック構
成図である。図18において、操作入力部61は、ユー
ザによる入力操作を受け付ける。情報出力手段63は、
複数のメディア情報源の中から操作入力部61を介して
ユーザにより選択されたメディア情報源62からのメデ
ィア情報を出力する。情報注目度評価部64は、情報出
力手段63がメディア情報を出力している間のユーザの
行為に基づいて当該メディア情報に対するユーザの注目
度合いを表す情報注目度を評価する。履歴情報記憶部6
5は、操作入力部61が受け付けた入力操作の履歴及び
情報注目度を記憶する。メディア情報推薦部66は、履
歴情報記憶部65に記憶された情報注目度等に基づい
て、送られてくる新着情報の中からユーザの好みに合致
したメディア情報の推薦を行う。距離測定部67は、ユ
ーザと情報出力手段63の間の距離を測定するための手
段であり、超音波センサや画像のステレオ視による方法
などにより実現する。本実施の形態では、音声を含む可
聴メディア情報を閲覧する場合のメディア情報推薦装置
の一実施の形態を想定しているため、情報出力手段63
は、画面等にメディア情報を出力する情報表示部68及
び音出力部69を有している。音出力部69は、可聴メ
ディア情報又は受け取ったメディア情報の中から可聴情
報(音信号)を取り出して出力する。
【0107】本実施の形態におけるメディア情報推薦装
置は、上記構成をメディア情報源個々に対応づけて構成
することにより複数のメディア情報源にも適用可能であ
るが、複数のメディア情報源に適用することを特徴とし
ていないため、便宜上単一のメディア情報源のみを示し
て本実施の形態の特徴について説明することにする。
【0108】本実施の形態において特徴的なことは、単
にユーザによるメディア情報の選択回数や閲覧時間のみ
ならず、従来においてはユーザが閲覧していると判断し
ている状況(閲覧時間としてカウントしている時間)す
なわち情報出力手段63からメディア情報が出力されて
いる状況において、ユーザが現実に当該メディア情報に
注目しているかについて着目したことである。ユーザが
現実に当該メディア情報に注目しているかは、ユーザの
行為、例えば操作入力部61から得られるメディア情報
の選択行為のみならず、選択後における音出力部69か
ら出力される音量及び音量調整等の行為、あるいは距離
測定部67による距離情報等により判断する。本実施の
形態では、このようなユーザの行為に基づいて当該メデ
ィア情報に対するユーザの情報注目度を評価するように
したので、より確度のよいメディア情報の推薦を行うこ
とができるようになる。
【0109】次に、本実施の形態における動作について
説明する。
【0110】ユーザは、操作入力部61により音出力部
69からの音量を調整することができるが、操作入力部
61は、ユーザが音量を調整したとき、新たなボリュー
ム値を情報注目度評価部64に通知する。一方、距離測
定部67は、ユーザと情報出力手段63の間の距離を常
時測定し、その測定値が変化した場合あるいは定期的に
測定値を情報注目度評価部64に通知する。
【0111】情報注目度評価部64は、操作入力部61
から通知されるボリューム値と、距離測定部67が測定
した距離の値を、それぞれ所定の時間単位(例えば1時
間毎)に平均する。更に、次の方法により情報注目度を
評価する。
【0112】 情報注目度=A×(閲覧時間)+B×(ボリューム値の時間平均) +C×(距離の時間平均) (A,B,Cは係数) メディア情報推薦部66は、過去にしたメディア情報へ
のアクセス履歴に以上のようにして算出した情報注目度
を加味してユーザに情報の推薦を行うことになる。ユー
ザは、興味のある情報であれば大きき音量や表示画面の
近くで視聴する可能性がある。例えば、聞き漏らしたく
ないラジオ放送であれば、大きい音量で聴くだろうし、
見逃したくないテレビ放送であれば、テレビの近くで視
聴する場合が少なくない。なお、テレビ放送等表示を伴
うメディア情報を選択した後に測定距離が大きければ視
聴していない可能性が極めて大きい。従って、このよう
なユーザの行為を興味の有無の判断材料として取り入れ
ることで、単に閲覧時間に基づき情報注目度を得る場合
に、より確度のよい情報推薦を行うことができる。
【0113】ところで、上記例では、単純にボリューム
値及びユーザと情報出力手段63との距離の測定値に基
づき情報注目度を算出した。これは、前述したように興
味のある情報であれば大きい音量や表示画面の近くで視
聴する場合が少なくないからである。但し、このような
絶対値ではなく相対的な変化量によって情報注目度を算
出するようにしてもよい。これは、ユーザにとって興味
のある情報であれば、音量を更に大きくしたり、表示画
面に更に近づいたり行動する可能性が大きいからであ
る。
【0114】また、上記例では、各値に係数A,B,C
を乗算している。この値は、閲覧するメディア情報によ
って設定値を変更することが望ましい。例えば、ラジオ
放送であれば、ユーザは、音量を上げて確実に聴くこと
ができる範囲にいれば、必ずしもスピーカの前に居座っ
ている場合はないからである。このように、ユーザのメ
ディア情報の利用環境を考慮して係数を設定する必要が
ある。また、テレビ放送によっても音楽番組であれば、
ボリューム値に対する依存度は比較的大きくなるが、ス
ポーツ番組であればボリューム値に対する依存度は、音
楽番組と比較すると相対的に小さくなる。
【0115】実施の形態3.図19は、本発明に係るメ
ディア情報推薦装置の実施の形態3を示したブロック構
成図である。本実施の形態における構成及び動作は、基
本的には上記実施の形態2と同じであり、上記実施の形
態2をより具現化したもの、すなわちテレビ放送に適用
した場合を例にしている。
【0116】図19において、操作入力部71は、ユー
ザによる入力操作を受け付ける。ここでいう入力操作と
は、テレビのリモートコントロールや操作パネル等から
の入力操作を考慮すれば容易に想像できるように電源の
入り切り操作、チャンネルの選択操作、音量調整操作等
である。テレビ放送部73は、情報出力手段に相当する
ものであり、複数のチャンネルを有するテレビ放送情報
源72の中から操作入力部71を介してユーザにより選
択されたチャンネルからのメディア情報を出力する。こ
こでいうメディア情報というのは、各チャンネルにおい
て放送される番組のことである。番組は、好きなときに
得ることができるインターネット経由のメディア情報と
は異なり、原則として放送スケジュールに基づき予め決
められた時間帯に放送されるという特徴を有するメディ
ア情報である。テレビ放送部73には、実施の形態2に
示した音出力部69も含まれており、テレビ放送情報源
72からの映像信号および音声信号をそれぞれ映像、音
声に変換して表示する。なお、テレビ放送情報源72
は、テレビ番組の映像信号、音声信号のみならずEPG
に相当する番組表情報を供給する番組情報源でもある。
番組注目度評価部74は、実施の形態2と同様にメディ
ア情報の情報注目度を評価するが、ここでは各番組に対
する注目度合いを評価する。本実施の形態では、ユーザ
の番組への注目の度合いである情報注目度を特に番組注
目度と称することにする。番組情報推薦部76は、履歴
情報記憶部75に記憶された番組注目度等に基づいて、
送られてくる番組表情報の中からユーザの好みに合致し
た番組を選択して推薦する。なお、履歴情報記憶部75
及び距離測定部77は、それぞれ実施の形態2の履歴情
報記憶部65及び距離測定部67に相当する。
【0117】なお、以下では、入力操作の通知を「イベ
ント」と呼ぶことにする。また、電源オンの入力操作の
通知を「電源オンイベント」、電源オフの入力操作の通
知を「電源オフイベント」、チャンネル操作の入力操作
の通知を「チャンネルイベント」、音量調整の入力操作
の通知を「音量イベント」と、それぞれ呼ぶことにす
る。これらのイベントは、ユーザが行った入力操作を操
作入力部71が受け付けてテレビ放送部73及び番組注
目度評価部74に通知される。テレビ放送部73は、イ
ベントの通知を受けると、イベントの種類に応じてチャ
ンネル選択その他の制御を実行する。
【0118】次に、本実施の形態の動作について具体的
な例をあげながら説明をする。
【0119】図20は、番組情報源が出力する番組表情
報の構成例を示した図である。本実施の形態では、テレ
ビ放送のチャンネルがチャンネルA,チャンネルB、チ
ャンネルCの3つである場合を仮定している。番組表情
報には、それぞれの番組に対して、番組名、放送時間、
チャンネルの情報が、表の形式で記述されている。たと
えば、チャンネルAでは18時00分から19時00分
まで「ニュース1」という番組名の番組が放送される。
この番組表情報は、番組注目度評価部74及び番組情報
推薦部76に送られる。
【0120】図21は、操作入力部71が通知するイベ
ントの履歴の例を示した図である。図21において、表
の右側の「イベント」の欄には、電源オンのイベントが
「On」、チャンネル選択のイベントが「Ch」、音量調整
のイベントが「Vol」、電源オフのイベントが「Off」
で、それぞれ示されている。また、「Ch」の後の記号
は、選択されたチャンネル名を、「Vol」の後の数字は
音量調整後のボリューム値を、それぞれ示している。更
に、表の左欄には、それぞれのイベントが通知された
「時刻」が示されている。
【0121】なお、イベントは、ユーザが入力操作を行
うことにより発生するが、例外として、電源オンの入力
操作が行われた場合には、前回電源オフが行われた際に
選択されていたチャンネルが選択されたチャンネルイベ
ントとして、前回電源オフが行われた際のボリューム値
が設定された音量イベントとして、操作入力部71がユ
ーザの操作によらずにテレビ放送部73及び番組注目度
評価部74に自動的に通知するものとする。図21に
は、18時58分にユーザによって電源オンの入力操作
が行われたときチャンネルBが選択されたチャンネルイ
ベントと、ボリューム値が10に調整された音量イベン
トが、同時に操作入力部71によって通知された例が示
されている。つまり、ユーザが前回電源オフを行った
際、チャンネルBが選択されており、また、ボリューム
値が10であったことがわかる。図21において、それ
以外のイベントは、全てユーザが入力操作を行うことに
よって発生したものであり、例えば18時59分にはチ
ャンネルAを選択する入力操作が、19時00分にはボ
リューム値を16に調整する入力操作が、それぞれユー
ザにより行われたことになる。なお、説明を簡単にする
ために、入力操作は全て時刻のゼロ秒のタイミングで行
われ、イベントの通知も同時に行われるものとする。前
述したように、操作入力部71は、ユーザによる入力操
作を受け付けると、テレビ放送部73及び番組注目度評
価部74にイベントの通知を同時に行う。
【0122】一方、距離測定部77は、時々刻々と変化
するユーザとテレビ放送部73の間の距離を測定し、番
組注目度評価部74に通知する。番組注目度評価部74
は、1時間ごとの区切りでユーザとテレビ放送部73の
間の距離の時間平均である「距離時間平均値」を算出す
る。
【0123】図22は、番組注目度評価部74が算出し
た距離時間平均値の例を示した図である。図22におい
て、左欄は1時間ごとの時間帯をあらわし、右欄は距離
時間平均値を表している。例えば、18時00分から1
9時00分までの時間帯における距離時間平均値は、5
メートルであったことを示している。
【0124】番組注目度評価部74は、ユーザがチャン
ネルを選択して視聴した番組のそれぞれに対し、次の式
によって番組注目度を計算する。
【0125】(番組注目度)=(経過時間評価値)+
(音量操作頻度評価値)+(距離評価値)+(音量評価
値)+(時間帯評価値)+(チャンネル選択頻度評価
値) 経過時間評価値は、評価対象の番組が放送されるチャン
ネルが選択されてからその番組の放送が開始されるまで
の経過時間を評価する値である。音量操作頻度評価値
は、番組放送中における音量調整操作の頻度を評価する
値である。距離評価値は、ユーザが番組放送中における
テレビ放送部73への近づき度合いを評価する値であ
る。音量評価値は、ユーザが番組放送を視聴するときの
音量を評価する値である。時間帯評価値は、ユーザによ
るチャンネル選択操作のタイミングとある番組の放送時
間との一致度合いを評価する値である。チャンネル選択
頻度評価値は、ユーザによるチャンネル選択操作の頻度
を評価する値である。これらの各項の算出方法について
は以下に詳述する。まず、経過時間評価値についてから
説明する。
【0126】ユーザは、チャンネルを選択してしばらく
の間は、そのチャンネルで放送されている番組に注目し
ている可能性が高い。そして、ユーザは、継続してその
番組を視聴するかもしれない。しかし、その反面、時間
が経過するに連れ、席をはずしたり、視聴以外の活動を
開始し、その番組にあまり注目しなくなる可能性が高く
なると考えられる。そこで、番組注目度をチャンネルが
選択されてからの経過時間の減少関数として算出するこ
とが考えられる。また、ユーザが頻繁にチャンネルを変
更するいわゆるザッピングの場合には、閲覧中のメディ
ア情報に対して格別に注目していないと考えられる。従
って、番組注目度をチャンネルが選択されてからの経過
時間の関数として、しかも経過時間が一定値以上である
領域では前記経過時間の増加とともに減少する関数とし
て算出することにより、番組に対してユーザが注目する
度合いをより正確に評価することが可能となる。本実施
の形態においては、このような観点から経過時間評価値
を番組注目度を評価するための指標の一つとしている。
【0127】従って、番組注目度評価部74は、ユーザ
が実際にチャンネルを選択することにより視聴した各番
組に対して「経過時間評価値」を算出することになる。
但し、ユーザは、番組視聴中であってもチャンネルを全
く変えないとは限らない。すなわち、ユーザがあるチャ
ンネルで放送されている番組を視聴している最中に他の
チャンネルを選択し、その後当該番組のチャンネルを再
度選択する場合が容易に想定しうる。このような場合
は、ユーザが当該番組を視聴していた時間帯はいくつか
に分割される。例えば、「時代劇2」という番組は、図
20によるとチャンネルBで20時00分から21時0
0分まで放送されている。図21の例のようにユーザが
入力操作を行った場合、ユーザは、番組「時代劇2」を
20時19分から20時26分までの7分間と、20時
40分から20時47分までの7分間の、2つの時間帯
で視聴している。なお、ユーザがある番組を視聴したと
き各時間帯のことを「部分視聴時間帯」と呼ぶことにす
る。部分視聴時間帯は、上記の例のように、1つの番組
に対して複数存在する場合がある。番組注目度評価部7
4は、これらの部分視聴時間帯のそれぞれに対し、後述
する「部分視聴時間帯評価値」と呼ぶ値を算出し、それ
らの総和として経過時間評価値を算出する。
【0128】なお、図21のようにユーザが入力操作を
行った場合には、21時01分からチャンネルBが選択
されてからチャンネルの選択が行われていないため、図
20の「ニュース4」という番組は、番組開始時間であ
る23時00分から、23時28分にユーザが電源オフ
の入力操作を行うまでの28分間視聴されている。この
ように、チャンネルの選択が番組開始前に行われた場合
には、部分視聴時間帯は、番組開始時刻から起算し、逆
に番組終了後に他のチャンネルの選択が行われた場合に
は、部分視聴時間帯の終了時刻は番組終了時刻とする。
【0129】一方、部分視聴時間帯に対して、当該番組
が放送されるチャンネルが選択されてから、番組の放送
が開始されるまでの時間を「部分視聴開始前経過時間」
と呼ぶことにする。例えば、「ニュース4」の場合に
は、番組が放送されるチャンネルBが選択された21時
01分から番組が開始する23時00分まで119分あ
るので、このときの部分視聴開始前経過時間は119分
となる。また、「時代劇2」の2つの部分視聴時間帯で
は、チャンネルBが選択されたときには既に放送が開始
されているため、部分視聴開始前経過時間はどちらの場
合にも0分となる。
【0130】図23は、番組注目度評価部74が経過時
間評価値を算出する際に参照する表を示した図である。
この表は、番組注目度評価部74の内部に予め用意して
おく必要がある。図23において、縦方向(行方向)は
部分視聴時間帯の長さ、横方向(列方向)は部分視聴開
始前経過時間を表す。この表の左欄は、tおよびsを定
数、xを変数としたとき、[t,s]は範囲t≦x≦sを、[t,s)
は範囲t≦x<sを、(t,s]は範囲t<x≦sを、(t,s)は範囲
t<x<sを、[t,∞)は範囲t≦xを、(t,∞)は範囲t<x
を、それぞれ表している。なお、追って参照される他の
図においても同様とする。図23において縦軸及び横軸
によって指定されるそれぞれの欄の数値は、当該部分視
聴時間帯に対する部分視聴時間帯評価値を示している。
【0131】図23によれば、例えば番組「ニュース
4」の場合には部分視聴時間帯がただ1つあり、長さが
28分であるから[20,30)の範囲に相当し、部分視聴開
始前経過時間が119分であるから[61,∞)の範囲に相
当する。従って、縦軸が[20,30)、横軸が[61,∞)の欄を
参照すると、部分視聴時間帯評価値は9であることがわ
かる。更に、すでに述べたように、番組の経過時間評価
値は部分視聴時間帯評価値の総和であるから、番組「ニ
ュース4」の経過時間評価値は9となる。また、番組
「時代劇2」の場合には、部分視聴時間帯は2つ存在
し、どちらも長さが7分、部分視聴開始前経過時間が0
分である。従って、縦軸が[1,10)、横軸が[0,10)の欄を
参照すると、部分視聴時間帯評価値はどちらに対しても
4であることがわかる。従って、番組「時代劇2」の経
過時間評価値は合計8となる。
【0132】ところで、図23は、部分視聴時間帯評価
値が、部分視聴時間帯の長さと部分視聴開始前経過時間
の2変数関数として算出できることを示している。図2
3において、それぞれの行に対して横軸の値が[11,30)
よりも右側の部分に着目すると、右にいくほど値が小さ
くなっていることがわかる。例えば、縦軸が[1,10)であ
る行では、横軸の値が[11,30)のとき10、[31,60)のと
き6、[61,∞)のとき3となっており、右にいくほど減
少している。従って、部分視聴時間帯評価値は、部分視
聴開始前経過時間が11よりも大である範囲では、部分
視聴開始前経過時間の減少関数となっている。更に、経
過時間評価値は、部分視聴時間帯評価値の総和として算
出される。従って、経過時間評価値は、それぞれの部分
視聴時間帯に対して、部分視聴開始前経過時間が11よ
りも大である範囲では、部分視聴開始前経過時間の減少
関数となっている。
【0133】図24は、番組注目度評価部74が算出し
た経過時間評価値の例を示した図である。図24におい
て、第1列にユーザが実際に視聴した番組の番組名、第
2列に各番組の部分視聴時間帯、第3列に部分視聴開始
前経過時間、第4列に部分視聴時間帯評価値、第5列に
経過時間評価値が示されている。例えば、番組「時代劇
2」の場合には、すでに述べたように、2つ存在する部
分視聴時間帯に対する部分視聴時間帯評価値がそれぞれ
4であり、経過時間評価値は合計8となっている。な
お、図20には示されており図24には示されていない
番組は、ユーザによって一度も選択されなかったもので
ある。この場合の各番組の経過時間評価値は0となる。
【0134】このように、経過時間評価値を番組注目度
を評価する一つの指標としたので、より確度のよい番組
の推薦を行うことができる。次に、音量操作頻度評価値
について説明する。
【0135】ユーザが入力操作をするということは、ユ
ーザがテレビ放送部73すなわちテレビの前にいないと
いう可能性は排除される。特に、チャンネルの選択操作
ではなく音量調整操作ということは、ユーザが放送中の
番組に注目していることが容易に推測される。そこで、
番組放送中における音量調整操作の頻度を評価すること
でユーザの番組注目度をより正確に評価することができ
る。音量操作頻度評価値の場合、音量調整操作の頻度を
増加関数として算出することで確度のよい情報推薦を行
うことができる。
【0136】番組注目度評価部74は、ユーザが操作入
力部71から通知される音量イベントの回数を計数し、
1時間ごとの区切りで、音量イベントの回数を「音量操
作頻度」として算出する。番組注目度評価部74は、更
にこの音量操作頻度から「音量操作頻度評価値」を算出
する。音量操作頻度評価値は、音量操作頻度と同様、1
時間ごとの区切りに対して算出される。
【0137】図25は、番組注目度評価部74が算出し
た音量操作頻度の例を示した図である。図25に示した
表の左欄は、1時間ごとの時間帯を表し、右欄は音量操
作頻度を表している。例えば、図21の例では、19時
00分から20時00分までの時間帯において、00
分、08分、10分、40分、45分の合計5回の音量
イベントが通知されている。従って、図25において、
19時00分から20時00分までの時間帯では、音量
操作頻度が5となっている。
【0138】図26は、番組注目度評価部74が音量操
作頻度評価値を算出する際に参照する表を示した図であ
る。この表は、番組注目度評価部74の内部に予め用意
しておく必要がある。図26において、上の行は音量操
作頻度であり、下の行は、音量操作頻度評価値である。
図26において明らかなように、音量操作頻度評価値
は、音量操作頻度の増加関数となっている。
【0139】図27は、番組注目度評価部74が算出し
た音量操作頻度評価値の例を示した図である。図27に
示した表の左欄は、1時間ごとの時間帯を表し、右欄は
音量操作頻度評価値をそれぞれ表している。図25によ
ると、例えば19時00分から20時00分までの時間
帯における音量操作頻度は5であるから、図26の[4,
6)の範囲に相当し、音量操作頻度評価値は4となる。従
って、図27の「19:00-20:00」に対応する欄は4とな
っている。
【0140】このように、音量操作頻度評価値を番組注
目度を評価する一つの指標としたので、より確度のよい
番組の推薦を行うことができる。次に、距離評価値につ
いて説明する。
【0141】本実施の形態では、距離測定部77を設け
てユーザとテレビ放送部73との間の距離を測定するよ
うにしている。距離の測定値が小さい場合は、ユーザが
テレビのそばにいる場合であり、ユーザが番組に注目し
ていることが推測される。従って、距離の測定値に基づ
けば、ユーザの番組注目度をより正確に評価することが
できる。距離評価値の場合、番組注目度をユーザとテレ
ビ放送部73との間の距離の時間平均の減少関数として
算出することで確度のよい情報推薦を行うことができ
る。
【0142】番組注目度評価部74は、図22に示した
ように1時間ごとの区切りで距離時間平均値を算出する
が、番組注目度評価部74は、更にこの距離時間平均値
から「距離評価値」を算出する。距離評価値は、距離時
間平均値と同様、1時間ごとの区切りに対して算出され
る。
【0143】図28は、番組注目度評価部74が距離評
価値を算出する際に参照する表を示した図である。この
表は、番組注目度評価部74の内部に予め用意しておく
必要がある。図28において、上の行は距離時間平均値
であり、下の行は、距離評価値である。図28において
明らかなように、距離評価値は、距離時間平均値の減少
関数となっている。
【0144】図29は、番組注目度評価部74が算出し
た距離評価値の例を示した図である。図22によると、
例えば19時00分から20時00分までの時間帯にお
ける距離時間平均値は、3メートルであるから、図28
の[2,4)の範囲に相当し、距離評価値は2となる。従っ
て、図29の「19:00-20:00」に対応する欄は2となっ
ている。
【0145】このように、距離評価値を番組注目度を評
価する一つの指標としたので、より確度のよい番組の推
薦を行うことができる。次に、音量評価値について説明
する。
【0146】テレビ放送部73から発せられる音量が相
対的に高く設定されている場合には、ユーザが音声等を
しっかり聞き取りたい場合である可能性が高く、ユーザ
が番組に注目していることが容易に推測される。従っ
て、ユーザによる調整操作に従った音量に基づけば、ユ
ーザの番組注目度をより正確に評価することができる。
音量評価値の場合、番組注目度を音量の時間平均の増加
関数として算出することで確度のよい情報推薦を行うこ
とができる。
【0147】番組注目度評価部74は、操作入力部71
から通知される音量イベントを用いて、1時間ごとの区
切りで、音量(ボリューム値)の最大値と最小値を求
め、その平均をもって「ボリューム中間値」として算出
する。番組注目度評価部74は更にこのボリューム中間
値から、「音量評価値」を算出する。音量評価値は、
「ボリューム中間値」と同様、1時間ごとの区切りに対
して算出される。
【0148】図30は、番組注目度評価部74が算出し
たボリューム中間値の例を示した図である。図30に示
した表の左欄は、1時間ごとの時間帯を表し、右欄はボ
リューム中間値を表している。図21において、例えば
20時00分から21時00分の間、音量イベントは2
0時01分にただ1つ発生しており、そのボリューム値
は14である。但し、19時45分にはボリューム値1
8の音量イベントが発生いるため、この1時間における
ボリューム値の最大値は18、最小値は14である。従
って、その時間帯におけるボリューム中間値は、各値の
平均の16となり、図30のように表される。ボリュー
ム中間値は、ボリューム値の時間平均の一種であると考
えることができる。
【0149】なお、電源オフ状態においては、ボリュー
ム値は0とする。従って、18時00分から19時00
分の1時間では、ボリューム値の最大値は10、最小値
は0となり、ボリューム中間値は図30に示したように
5となる。
【0150】図31は、番組注目度評価部74が音量評
価値を算出する際に参照する表を示した図である。この
表は、番組注目度評価部74の内部に予め用意しておく
必要がある。図31において、上の行はボリューム中間
値であり、下の行は、音量評価値である。なお、本実施
の形態においては、ボリューム値の最大値を30と仮定
する。従って、図31においてボリューム中間値は、最
大30までの範囲で示されている。図31において明ら
かなように、音量評価値は、ボリューム中間値の増加関
数となっている。
【0151】図32は、番組注目度評価部74が算出し
た音量評価値の例を示した図である。図30によると、
例えば19時00分から20時00分までの時間帯にお
けるボリューム中間値は19であるから、図31の[18,
30]の範囲に相当し、音量評価値は6となる。従って、
図32の「19:00-20:00」に対応する欄は6となってい
る。
【0152】このように、音量評価値を番組注目度を評
価する一つの指標としたので、より確度のよい番組の推
薦を行うことができる。次に、時間帯評価値について説
明する。
【0153】ユーザは、ある番組を視聴しようとすると
きにはその番組が放送されるチャンネルの選択操作を行
う。視聴しようとする番組への注目する度合いが大きけ
れば、放送スケジュールに基づきその番組の放送が開始
される時点から当該番組を放送するチャンネルが選択さ
れているはずである。すなわち、ユーザによるチャンネ
ル選択操作により番組が放送される時間帯と放送スケジ
ュールに基づく当該番組の放送時間帯とが一致する度合
いが高い場合は、ユーザがその番組に注目していたこと
が推測される。従って、このような時間帯の一致度に基
づけば、ユーザの番組注目度をより正確に評価すること
ができる。時間帯評価値の場合、番組注目度を時間帯の
一致の度合いの増加関数として算出することで確度のよ
い情報推薦を行うことができる。
【0154】番組注目度評価部74は、ユーザが実際に
視聴した番組の部分視聴時間帯それぞれに対し、「時間
帯一致度」を算出する。時間帯一致度は、番組の放送時
間帯と実際に視聴された時間帯がどれだけ一致している
かを示す値である。番組注目度評価部74は、更にこの
時間帯一致度から当該番組の「時間帯評価値」を算出す
る。
【0155】番組注目度評価部74は、時間帯一致度を
算出する際に、まず当該番組に対して「代表時間帯」を
求める。代表時間帯は、当該番組の部分視聴時間帯のう
ち最も早い時間帯であるものである。但し、当該番組の
開始以前にチャンネルの選択が行われていたために部分
視聴時間帯が番組開始時刻から起算されている場合に
は、代表時間帯の開始時刻は番組開始時刻ではなくチャ
ンネルの選択が行われた時刻にさかのぼるものとする。
同様に、当該番組の終了後にチャンネルの選択または電
源オフが行われていたために部分視聴時間帯の終了時刻
が番組終了時刻となっている場合には、代表時間帯の終
了時刻は番組終了時刻ではなくチャンネルの選択または
電源オフが行われた時刻とする。代表時間帯を求めた
後、番組注目度評価部74は、時間帯一致度を次の式に
より算出する。
【0156】(時間帯一致度)=min([20/(代表時間帯の開
始時刻と番組開始時刻の差+1)],[20/(代表時間帯の終
了時刻と番組終了時刻の差+1)]) 但し、“[”、“]”はガウス記号をあらわし、[N]はN
を超えない最大の整数である。また、min(X,Y)は、X
とYの小さい方を出力値とする。時間帯一致度は、代表
時間帯と番組の放送時間帯の開始時刻及び終了時刻がと
もに近い値である場合に限り大きな値をとる。従って、
時間帯一致度は、ユーザがチャンネルを変更することな
く番組を視聴した時間帯がどれだけ番組の放送時間帯に
近いかを示す値である。
【0157】図33は、番組注目度評価部74が算出し
た時間帯一致度の例を示した図である。図33におい
て、第1列はユーザが実際に視聴した番組の番組名、第
2列は当該番組の代表時間帯、第3列は時間帯一致度を
それぞれ表している。例えば、図24において、「ドラ
マ1」の部分視聴時間帯は19時00分から20時00
分までであるが、「ドラマ1」を放送するチャンネルA
が選択された時刻は、図21において明らかなように1
8時59分であり、「ドラマ1」の放送開始前である。
また、チャンネルA以外のチャンネルが選択された時刻
は、「ドラマ1」の放送終了後の20時05分である。
従って、図33において、「ドラマ1」の代表時間帯は
“18:59-20:05”となっている。従って、(代表時間帯
の開始時刻と番組開始時刻の差+1)は、1[分]+1
で2でX=10となる。また、(代表時間帯の終了時刻
と番組終了時刻の差+1)は、5[分]+1で6でY=
3となる。従って、「ドラマ1」の時間帯一致度は、小
さい値の方の3となる。なお、図33の表に示されてい
ない番組は、ユーザが実際に視聴しなかった番組であ
り、これらの番組の時間帯一致度は0となる。
【0158】図34は、番組注目度評価部74が時間帯
評価値を算出する際に参照する表を示した図である。こ
の表は、番組注目度評価部74の内部に予め用意してお
く必要がある。図34において、上の行は時間帯一致度
であり、下の行は時間帯評価値である。図34において
明らかなように、時間帯評価値は、時間帯一致度の増加
関数となっている。
【0159】図35は、番組注目度評価部74が算出し
た時間帯評価値の例を示した図である。図33による
と、例えば「ドラマ1」における時間帯一致度は3であ
るから、図34の(2,6]の範囲に相当し、時間帯評価値
は4となる。従って、図35の「ドラマ1」に対応する
欄は4となっている。
【0160】このように、時間帯評価値を番組注目度を
評価する一つの指標としたので、より確度のよい番組の
推薦を行うことができる。最後に、チャンネル選択頻度
評価値について説明する。
【0161】ユーザがチャンネルを変更する頻度が高い
場合は、ユーザが自分の興味にあった番組を探してチャ
ンネルを頻繁に変更するいわゆるザッピングを行ってい
る場合である。比較的長い時間一定のチャンネルの放送
を視聴していない場合、ユーザは、放送されてくる特定
の番組のみに注目をしていない可能性が高い。つまり、
この場合はいずれかの番組を視聴しているもののいずれ
の番組にもあまり注目していないことが推測される。従
って、ユーザによるチャンネル選択操作の頻度に基づけ
ば、ユーザの番組注目度をより正確に評価することがで
きる。チャンネル選択頻度評価値の場合、番組注目度を
ユーザがチャンネルを変更する頻度の減少関数として算
出することで確度のよい情報推薦を行うことができる。
【0162】番組注目度評価部74は、操作入力部71
から通知されるチャンネルイベントの回数を計数し、1
時間ごとの区切りで、チャンネルイベントの回数を「チ
ャンネル選択頻度」として算出する。番組注目度評価部
74は、更にこのチャンネル選択頻度から「チャンネル
選択頻度評価値」を算出する。チャンネル選択頻度評価
値は、チャンネル選択頻度と同様、1時間ごとの区切り
に対して算出される。
【0163】図36は、番組注目度評価部74が算出し
たチャンネル選択頻度の例を示した図である。図36に
示した表の左欄は、1時間ごとの時間帯を表し、右欄は
チャンネル選択頻度を表している。図21において、例
えば20時00分から21時00分までの時間帯では、
8回のチャンネルイベントが通知されている。従って、
図36において、同時間帯では、チャンネル選択頻度が
8となっている。
【0164】図37は、番組注目評価部74がチャンネ
ル選択頻度評価値を算出する際に参照する表を示した図
である。この表は、番組注目度評価部74の内部に予め
用意しておく必要がある。図37において、上の行はチ
ャンネル変更頻度であり、下の行は、チャンネル変更頻
度評価値である。図37において明らかなように、チャ
ンネル変更頻度評価値は、チャンネル変更頻度の減少関
数である。
【0165】図38は、番組注目度評価部74が算出し
たチャンネル選択頻度評価値の例を示した図である。図
38に示した表の左欄は、1時間ごとの時間帯を表し、
右欄はチャンネル選択頻度評価値を表している。図36
によると、例えば20時00分から21時00分までの
時間帯におけるチャンネル選択頻度は8であるから、図
37の(6,∞]の範囲に相当し、チャンネル選択頻度評価
値は−6となる。従って、図38の「20:00-21:00」に
対応する欄は−6となっている。
【0166】以上のように、番組注目度評価部74は、
経過時間評価値、音量操作頻度評価値、距離評価値、音
量評価値、時間帯評価値及びチャンネル選択頻度評価値
を算出する。番組注目度評価部74は、これらの総和と
して番組注目度を算出する。
【0167】なお、上述した例では、音量操作頻度評価
値、距離評価値、音量評価値及びチャンネル選択頻度評
価値は、番組に対してではなく、1時間ごとの区切りに
対して算出されている。個々の番組に対するこれらの値
は、ユーザが実際に視聴した場合には番組放送時間帯に
おける値とし、ユーザが実際に視聴しなかった場合には
ゼロとする。例えば、図32において19時00分から
20時00分の時間帯の音量評価値は6である。従っ
て、同時間帯に放送されておりユーザが実際に視聴した
「ドラマ1」の音量評価値は6となる。これに対して、
同時間帯に放送されているがユーザが視聴しなかった
「クイズ1」の音量評価値は0となる。
【0168】上述したように、経過時間評価値は、部分
視聴開始前経過時間が11よりも大である範囲では、部
分視聴開始前経過時間の減少関数であり、音量操作頻度
評価値は音量操作頻度の増加関数であり、距離評価値は
距離時間平均値の減少関数であり、音量評価値はボリュ
ーム中間値の増加関数であり、時間帯評価値は時間帯一
致度の増加関数であり、チャンネル変更頻度評価値はチ
ャンネル変更頻度の減少関数である。番組注目度は、こ
れらの値の総和であるから、これらの性質はそのまま引
き継がれる。つまり、番組注目度は、部分視聴開始前経
過時間が11よりも大である範囲では、部分視聴開始前
経過時間の減少関数であり、音量操作頻度の増加関数で
あり、距離時間平均値の減少関数であり、ボリューム中
間値の増加関数であり、時間帯一致度の増加関数であ
り、チャンネル変更頻度の減少関数である。
【0169】図39は、番組注目度評価部74が算出し
た番組注目度の例を示した図である。図39において、
第1列はチャンネル名、第2列は番組名、第3列は経過
時間評価値、第4列は音量操作頻度評価値、第5列は距
離評価値、第6列は音量評価値、第7列は時間帯評価
値、第8列はチャンネル選択頻度評価値、第9列は番組
注目度をそれぞれ示す。図39において、空欄の部分は
ユーザが実際に視聴しなかった番組に対する評価値であ
り、0とする。
【0170】図39において、例えば「ドラマ1」の経
過時間評価値は45、音量操作頻度評価値は4、距離評
価値は2、音量評価値は6、時間帯評価値は4、チャン
ネル選択頻度評価値は0であるので、番組注目度はそれ
らの値の総和の61となる。
【0171】図40は、履歴情報記憶部75に記憶され
ている履歴情報の内容例を示した図である。図40に
は、上記において算出した番組注目度に関する情報のみ
を示し、その他入力操作に基づくアクセス履歴などの情
報は示していない。図40における履歴情報の内容は、
図20に示される番組が放送される以前の内容である。
履歴情報は、過去に放送された番組の番組名、各番組に
対して評価された今までの番組注目度の累積総和である
番組注目度総和及び各番組の今までの放送回数を含んで
いる。例えば、「ニュース1」という番組名をもつ番組
は、今までに5回放送され、今までの番組注目度の累積
総和は8である。なお、図40には、説明に必要な部分
だけを示している。また、「ゴルフ1」、「ゴルフ
2」、「映画1」、「映画2」に関しては、これまでに
一度もユーザによって選択されていないものとする。従
って、図40にも対応する行が存在しない。番組注目度
評価部74は、上記のようにして新たに算出した各番組
の番組注目度を履歴情報記憶部75に反映させる。
【0172】図41は、図40に示した履歴情報に新た
に算出した番組注目度を反映させた後の履歴情報の内容
例を示した図である。例えば、図39において、「ドラ
マ1」の番組注目度は61と算出されているので、図4
0において20であった「ドラマ1」の番組注目度総和
は、図41に示したように81(=20+61)に更新
されている。また、図40において1であった放送回数
は、図41では加算されて2となっている。
【0173】なお、これまでの履歴情報に対応する項目
がない番組に対しては、新たに項目が作成される。図4
1においては、新たに「ゴルフ1」、「ゴルフ2」、
「映画1」及び「映画2」の各項目が作成されている。
【0174】ところで、番組情報推薦部76は、テレビ
放送情報源72から新たな番組が放送される前に、その
番組に関する番組表情報を受け取る。番組情報推薦部7
6は、履歴情報を参照し、ユーザに推薦すべき番組を番
組表情報の中から選択する。
【0175】図42は、番組情報源から新たに通知され
る番組表情報の内容例を示した図である。図42に示す
番組表情報の形式は、図20と同様である。図42の番
組表情報は、図20に示される番組が放送されてから1
週間後に、番組情報源が通知したものとする。図20と
比較すると、以前「ゴルフ1」、「ゴルフ2」、「映画
1」及び「映画2」が放送された時間帯に「野球1」、
「野球2」、「映画3」及び「映画4」が放送される予
定になっている。
【0176】番組情報推薦部76は、番組表情報のそれ
ぞれの番組に相当する項目を、履歴情報から検索し、
「推薦評価値」を以下の式により計算する。
【0177】 (推薦評価値)=[(番組注目度総和)/(放送回数)] 但し、履歴情報に対応する項目が見つからない場合に
は、推薦評価値の値は0とする。
【0178】図43は、番組情報推薦部76が算出した
推薦評価値の例を示した図である。例えば、図41にお
いて「ドラマ1」の番組注目度総和は81、放送回数は
2なので、これらの値を上の式にあてはめることによ
り、図43に示したように「ドラマ1」の推薦評価値4
0を得ることができる。
【0179】番組情報推薦部76は、推薦評価値が予め
設定した閾値(例えば20)を超えた番組を選択し、テ
レビ放送部73に表示することにより当該番組をユーザ
に推薦する。図43では、「ドラマ1」及び「ドラマ
2」の推薦評価値が閾値を超えているため、これらの番
組を推薦する。番組情報推薦部76が番組を推薦する際
のテレビ放送部73への画面表示例を図44に示す。
【0180】このようにして、番組情報推薦部76は、
番組注目度評価部74が評価した内容に従い、番組の推
薦を行う。この例では、連続ドラマを推薦しているが、
例えば非定期に放送されるスポーツ番組などには効果的
である。また、実施の形態1で示したキーワードを絡め
た情報推薦を行うようにすれば、例えば「ドラマ1」又
は「ドラマ2」に出演している俳優の出演予定の他の番
組、更にその俳優が歌手として販売する予定のあるコン
パクトディスク等を推薦することもできる。このように
して、ユーザの注目度合いを加味したより確度のよい情
報推薦を行うことができる。
【0181】本実施の形態では、上記の構成により、ま
た予め設定した値や算出方法により情報の推薦を行うよ
うにしたが、これらは一例であり、本発明はこれらの設
定や条件に限られない。以下に応用例の一部を示す。
【0182】距離測定部77は、ユーザとテレビ放送部
73の間の距離を測定したが、温度センサなどを用い
て、ユーザの存在のみを判定し、番組注目度評価部74
に距離ではなくユーザの存在の有無を通知するようにし
てもよい。
【0183】番組注目度評価部74は、ボリューム中間
値を算出したが、ボリューム値の時間平均を用いてもよ
い。更に、前述したように音量を評価対象の指標とする
代わりに音量を増減させる音量イベントの数を計数して
もよい。これは、特に入力イベントに絶対的なボリュー
ム値の情報が含まれておらず、テレビ放送部73のボリ
ューム値が現在の値を基準に相対的な上下により調整さ
れる場合に有効である。
【0184】本実施の形態では、ユーザによる入力操作
として音量調整やチャンネル選択操作を評価するように
したが、他の入力操作、例えばテレビ放送を視聴する場
合には、画面の明るさ、色、音質等の調整や、音声多重
放送における主音声・副音声の切替なども含めて入力操
作頻度を算出することが考えられ、ユーザの情報に対す
る注目の度合いを測定するという目的には同等の意味を
持つ。
【0185】本実施の形態において、時間帯一致度は、
代表時間帯を番組の放送時間帯と比較し、開始時間の差
と終了時間の差を別々に評価してその最小値をとること
により求めたが、時間帯の一致の度合いを求める方法で
あれば、その他の方法で求めてもよい。例えば、最小値
ではなく最大値をとるようにし、開始時間又は終了時間
のどちらか一方で一致がみられれば、時間帯一致度を大
きくするようにしてもよい。
【0186】本実施の形態では、部分視聴時間帯評価値
などの中間値又は最終的な評価値を得るために図23、
図26、図28、図31、図34及び図37に示したよ
うな各指標値を用い、これらの指標値を番組注目度評価
部74の内部に持たせるようにした。すなわち、本実施
の形態では、番組注目度評価部74を指標値保持手段と
しても設けたが、指標値保持手段を別構成として外部に
持たせるようにしてもよい。そして、図23等に示され
た各指標値は、任意に設定できるようにしてもよい。ま
た、本実施の形態では、各指標値を一意としたが、例え
ば視聴している番組の種類によって指標値を変えるなど
してもよい。あるいは、番組注目度を、経過時間評価値
などの各評価値の総和として算出したが、単に総和をと
るのではなくより複雑な形で計算することもできる。例
えば、距離評価値がある閾値を超えた場合に限り、音量
評価値を番組注目度に加算し、それ以外の場合には加算
しない、といった方法をとってもよく、また、番組の種
類によって各評価値に係数を乗算するなどしてもよい。
なお、係数は、正の数とは限らず、負の数、ゼロなどで
もよい。これらは、メディア情報やメディア情報源の特
性に応じて適宜設定するようにすればよい。
【0187】また、経過時間評価値等の各評価値を予め
設定した指標値に基づき求めるようにしたが、所定の関
数により求めるようにしてもよい。例えば、本実施の形
態では、距離評価値を図31に示した表を参照すること
により算出したが、距離評価値が距離時間平均値の減少
関数となるような数式を用いて計算するように構成する
こともできる。例えば、距離評価値を次のような計算式
で算出することができる。
【0188】 (距離評価値)=max(4-(距離時間平均値),0) 但し、max(X,Y)はXとYの最大値をあらわす。この
式によれば、距離評価値は、距離時間平均値が4を超え
ない場合には正の値をとり、それ以外の場合には0とな
るような、距離平均値の減少関数である。経過時間評価
値等他の評価値それぞれに対しても同様で、予め設定さ
れた指標値に限らず数式によって求めるようにすること
ができる。
【0189】また、本実施の形態では、音量操作頻度評
価値等の各評価値を1時間単位に区切って算出するよう
にしたが、これらを部分視聴時間帯のそれぞれにおける
時間平均として算出するようにしてもよい。
【0190】また、本実施の形態では、テレビ放送を対
象としたが、本発明は上記各実施の形態に示したよう
に、電子メール、WWW、電子ニュース等より広くメデ
ィア情報一般に対して適用できることはいうまでもな
い。他のメディア情報源の場合には、それに見合った入
力操作、例えばWWWの場合には画面スクロールの操作
頻度等に基づき情報着目度を評価することになろう。
【0191】
【発明の効果】本発明によれば、複数のメディア情報源
に対するユーザのアクセス履歴を一括管理するようにし
たので、あるメディア情報源に関する推薦情報を他のメ
ディア情報源へのアクセス履歴を利用して行うことがで
きる。また、これにより新着情報の評価をする際の情報
量が豊富となるため、単一のメディア情報源に対するア
クセス回数が少ない場合でも短期間で確度の高い推薦を
行うことができる。
【0192】また、複数のメディア情報源に対して本発
明に係るメディア情報推薦装置を1台用意しておけばよ
いので、構成上の冗長性をなくすことができる。
【0193】また、属性抽出手段は、新着情報からキー
ワードやジャンル情報を自動抽出することができるの
で、ユーザにキーワード等を選択させなくてもよくな
る。
【0194】また、メディア情報の種類に関係なく監視
情報を同一形式で作成するようにしたので、履歴情報管
理手段に履歴情報の更新処理を容易に行わせることがで
きる。
【0195】また、新着情報の種類に関係なく属性情報
を同一形式で作成するようにしたので、メディア情報評
価手段に新着情報の評価を容易に行わせることができ
る。
【0196】また、各メディア情報源における荷重値を
設定できるようにしたので、各メディア情報源の間で履
歴情報に反映させるバランスを調整することができる。
【0197】また、情報注目度を評価する際に単なるメ
ディア情報の選択回数や閲覧時間というユーザ行為のみ
ならずメディア情報の出力中におけるユーザの行為にも
着目するようにしたので、より確度のよいメディア情報
の推薦を行うことができる。メディア情報の情報注目度
は、ユーザが当該番組を放送するチャンネルを選択して
から当該番組の放送が開始されるまでの経過時間、ユー
ザによる操作頻度、特に音量調整操作頻度あるいはチャ
ンネル操作頻度、ユーザと前記情報出力手段の間の距
離、音量、出力されている番組の時間帯と放送スケジュ
ールに基づく当該番組の放送時間帯との一致度に基づき
評価される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るメディア情報推薦装置の実施の
形態1を示したブロック構成図である。
【図2】 図1に示したメディア情報推薦装置をより具
体化した装置のブロック構成図である。
【図3】 本実施の形態における番組情報源が出力する
番組情報の例を示した図である。
【図4】 図3に示した番組情報に基づき作成される番
組属性情報の例を示した図である。
【図5】 本実施の形態における番組視聴監視部が出力
する番組監視情報の例を示した図である。
【図6】 本実施の形態における電子ニュース情報源が
出力する記事情報の例を示した図である。
【図7】 図6に示した記事情報に基づき作成される記
事属性情報の例を示した図である。
【図8】 本実施の形態における記事閲覧監視部が出力
する記事監視情報の例を示した図である。
【図9】 本実施の形態におけるページ新着情報サーバ
が出力するページ新着情報の例を示した図である。
【図10】 本実施の形態におけるWWWサーバが出力
するページ情報の例を示した図である。
【図11】 本実施の形態におけるページ情報閲覧部に
表示される画面の例を示した図である。
【図12】 本実施の形態におけるページ属性抽出部が
出力するページ属性情報の例を示した図である。
【図13】 本実施の形態におけるページ情報閲覧監視
部が出力するページ監視情報の例を示した図である。
【図14】 本実施の形態における荷重情報記憶部に記
憶されている荷重情報の設定例を示した図である。
【図15】 本実施の形態における履歴情報の内容例を
示した図である。
【図16】 本実施の形態におけるメディア情報推薦部
により表示される画面例を示した図である。
【図17】 従来のメディア情報推薦装置のブロック構
成図である。
【図18】 本発明に係るメディア情報推薦装置の実施
の形態2を示したブロック構成図である。
【図19】 本発明に係るメディア情報推薦装置の実施
の形態3を示したブロック構成図である。
【図20】 実施の形態3において番組情報源が出力す
る番組表情報の構成例を示した図である。
【図21】 実施の形態3における操作入力部が通知す
るイベントの履歴の例を示した図である。
【図22】 実施の形態3における番組注目度評価部が
算出した距離時間平均値の例を示した図である。
【図23】 実施の形態3における番組注目度評価部が
経過時間評価値を算出する際に参照する表を示した図で
ある。
【図24】 実施の形態3における番組注目度評価部が
算出した経過時間評価値の例を示した図である。
【図25】 実施の形態3における番組注目度評価部が
算出した音量操作頻度の例を示した図である。
【図26】 実施の形態3における番組注目度評価部が
音量操作頻度評価値を算出する際に参照する表を示した
図である。
【図27】 実施の形態3における番組注目度評価部が
算出した音量操作頻度評価値の例を示した図である。
【図28】 実施の形態3における番組注目度評価部が
距離評価値を算出する際に参照する表を示した図であ
る。
【図29】 実施の形態3における番組注目度評価部が
算出した距離評価値の例を示した図である。
【図30】 実施の形態3における番組注目度評価部が
算出したボリューム中間値の例を示した図である。
【図31】 実施の形態3における番組注目度評価部が
音量評価値を算出する際に参照する表を示した図であ
る。
【図32】 実施の形態3における番組注目度評価部が
算出した音量評価値の例を示した図である。
【図33】 実施の形態3における番組注目度評価部が
算出した時間帯一致度の例を示した図である。
【図34】 実施の形態3における番組注目度評価部が
時間帯評価値を算出する際に参照する表を示した図であ
る。
【図35】 実施の形態3における番組注目度評価部が
算出した時間帯評価値の例を示した図である。
【図36】 実施の形態3における番組注目度評価部が
算出したチャンネル選択頻度の例を示した図である。
【図37】 実施の形態3における番組注目評価部がチ
ャンネル選択頻度評価値を算出する際に参照する表を示
した図である。
【図38】 実施の形態3における番組注目度評価部が
算出したチャンネル選択頻度評価値の例を示した図であ
る。
【図39】 実施の形態3における番組注目度評価部が
算出した番組注目度の例を示した図である。
【図40】 実施の形態3における履歴情報記憶部に記
憶されている履歴情報の内容例を示した図である。
【図41】 実施の形態3において新たに算出した番組
注目度を反映させた後の履歴情報の内容例を示した図で
ある。
【図42】 実施の形態3における番組情報源から新た
に通知される番組表情報の内容例を示した図である。
【図43】 実施の形態3における番組情報推薦部が算
出した推薦評価値の例を示した図である。
【図44】 実施の形態3における番組情報推薦部が番
組を推薦する際のテレビ放送部への画面表示例を示した
図である。
【図45】 従来のメディア情報推薦装置のブロック構
成図である。
【符号の説明】
11−1〜11−n メディア情報源、12−1〜12
−n 新着情報源、13,13−1〜13−n メディ
ア情報閲覧部、14,14−1〜14−n 属性抽出
部、15,15−1〜15−n アクセス監視部、16
履歴情報管理部、17 履歴情報記憶部、18 メデ
ィア情報評価部、19 メディア情報推薦部、20 荷
重情報設定部、21 荷重情報記憶部、22 入出力処
理部、23テレビ放送情報源、24 電子ニュース情報
源、25 WWWサーバ、26外部ネットワーク、27
WWWプロキシサーバ、28 番組情報源、29 ペ
ージ新着情報サーバ、30 テレビ受像機、31 電子
ニュース閲覧部、32ページ情報閲覧部、33 番組属
性抽出部、34 記事属性抽出部、35 ページ属性抽
出部、36 番組視聴監視部、37 記事閲覧監視部、
38 ページ情報閲覧監視部、39 ページ新着情報要
求部、40 URL表示欄、41 タイトル表示欄、4
2 内容表示部、61,71 操作入力部、62 メデ
ィア情報源、63 情報出力手段、64 情報注目度評
価部(指標値保持手段)、65,75 履歴情報記憶
部、66 メディア情報推薦部、67,77 距離測定
部、68 情報表示部、69 音出力部、72 テレビ
放送情報源、73 テレビ放送部、74 番組注目度評
価部(指標値保持手段)、76 番組情報推薦部。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが過去に複数のメディア情報源に
    対してアクセスした履歴によってユーザの好みを推定
    し、新着情報源から送られてくる新着情報の中からユー
    ザの好みに合致した情報の推薦を行うメディア情報推薦
    装置において、 前記新着情報から属性情報を抽出し出力する属性抽出手
    段と、 前記各メディア情報源にユーザがアクセスする状況を監
    視し、前記属性情報に基づきユーザがアクセスしたメデ
    ィア情報に関する監視情報を出力するアクセス監視手段
    と、 ユーザが前記複数のメディア情報源にしたアクセスの履
    歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、 前記アクセス監視手段が出力した監視情報に基づいて前
    記履歴情報を更新する履歴情報管理手段と、 前記各属性抽出手段が出力する属性情報と前記履歴情報
    記憶手段に記憶されている履歴情報とを比較することに
    より、前記新着情報がユーザの好みに合致するかどうか
    を評価するメディア情報評価手段と、 を有し、ユーザの前記複数のメディア情報源に対するア
    クセスに基づく履歴情報を一括管理し、その履歴情報に
    基づき情報の推薦を行うことを特徴とするメディア情報
    推薦装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセス監視手段は、前記メディア
    情報源個々に対応させて複数設けられていることを特徴
    とする請求項1記載のメディア情報推薦装置。
  3. 【請求項3】 前記属性抽出手段は、前記新着情報源が
    複数存在する場合に個々に対応させて複数設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載のメディア情報推薦装
    置。
  4. 【請求項4】 前記属性抽出手段は、前記新着情報から
    その新着情報の内容や特記事項を表すキーワードを自動
    抽出することを特徴とする請求項1記載のメディア情報
    推薦装置。
  5. 【請求項5】 前記属性抽出手段は、前記新着情報から
    そのジャンルを特定するジャンル情報を自動抽出するこ
    とを特徴とする請求項1記載のメディア情報推薦装置。
  6. 【請求項6】 前記アクセス監視手段は、全て同一形式
    の監視情報を出力することを特徴とする請求項2記載の
    メディア情報推薦装置。
  7. 【請求項7】 前記属性抽出手段は、全て同一形式の属
    性情報を出力することを特徴とする請求項3記載のメデ
    ィア情報推薦装置。
  8. 【請求項8】 前記メディア情報源毎の荷重値の設定を
    行うメディア情報源荷重設定手段を有し、 前記履歴情報管理手段は、前記荷重値に基づいて前記ア
    クセス監視手段から送られてくる監視情報に荷重をつけ
    て履歴情報の更新を行うことを特徴とする請求項1記載
    のメディア情報推薦装置。
  9. 【請求項9】 電波若しくはケーブルを利用したテレビ
    放送信号を出力するテレビ放送情報源を少なくとも1つ
    の前記メディア情報源とし、放送予定の番組に関する番
    組情報を出力する番組情報源を前記新着情報源とした場
    合、 前記属性抽出手段は、前記番組情報から番組属性情報を
    抽出し出力する番組属性抽出部を有し、 前記アクセス監視手段は、ユーザが番組を視聴したとき
    に、その番組の前記番組属性情報に基づき番組監視情報
    を出力する番組視聴監視部を有することを特徴とする請
    求項1記載のメディア情報推薦装置。
  10. 【請求項10】 電子ニュースを含む記事情報を出力す
    る電子ニュース情報源を少なくとも1つの前記メディア
    情報源並びに前記新着情報源とした場合、 前記属性抽出手段は、前記記事情報から記事属性情報を
    抽出し出力する記事属性抽出部を有し、 前記アクセス監視手段は、ユーザが電子ニュースを閲覧
    したときに、その記事の前記記事属性情報に基づき記事
    監視情報を出力する記事閲覧監視部を有することを特徴
    とする請求項1記載のメディア情報推薦装置。
  11. 【請求項11】 ページ情報を出力するネットワーク情
    報源を少なくとも1つの前記メディア情報源並びに前記
    新着情報源とした場合、 前記属性抽出手段は、前記ページ情報からページ属性情
    報を抽出し出力するページ属性抽出部を有し、 前記アクセス監視手段は、ユーザがページ情報を閲覧し
    たときに、そのページ情報の前記ページ属性情報に基づ
    きページ監視情報を出力するページアクセス監視部を有
    することを特徴とする請求項1記載のメディア情報推薦
    装置。
  12. 【請求項12】 ユーザによる入力操作を受け付ける操
    作入力手段と、 複数のメディア情報源の中から前記操作入力手段を介し
    てユーザにより選択されたメディア情報源からのメディ
    ア情報を出力する情報出力手段と、 前記情報出力手段がメディア情報を出力している間のユ
    ーザの行為に基づいて当該メディア情報に対するユーザ
    の注目度合いを表す情報注目度を評価する情報注目度評
    価手段と、 前記情報注目度に基づいて、送られてくる新着情報の中
    からユーザの好みに合致したメディア情報の推薦を行う
    メディア情報推薦手段と、 を有することを特徴とするメディア情報推薦装置。
  13. 【請求項13】 ユーザによる入力操作を受け付ける操
    作入力手段と、 複数のチャンネルを有するメディア情報源の中から前記
    操作入力手段を介してユーザにより選択されたチャンネ
    ルからのメディア情報を出力する情報出力手段と、 前記情報出力手段がメディア情報を出力している間のユ
    ーザの行為に基づいて当該メディア情報に対するユーザ
    の注目度合いを表す情報注目度を評価する情報注目度評
    価手段と、 前記情報注目度に基づいて、送られてくる新着情報の中
    からユーザの好みに合致したメディア情報の推薦を行う
    メディア情報推薦手段と、 を有することを特徴とするメディア情報推薦装置。
  14. 【請求項14】 前記情報注目度評価手段は、前記メデ
    ィア情報源が各チャンネルを通じて放送スケジュールに
    従って放送される各番組を各メディア情報として提供す
    る場合には番組毎の情報注目度を評価し、 前記メディア情報推薦手段は、番組を推薦することを特
    徴とする請求項13記載のメディア情報推薦装置。
  15. 【請求項15】 前記情報注目度評価手段は、各番組の
    情報注目度を、ユーザが当該番組を放送するチャンネル
    を選択してから当該番組の放送が開始されるまでの経過
    時間を参考にして評価することを特徴とする請求項14
    記載のメディア情報推薦装置。
  16. 【請求項16】 前記情報注目度評価手段は、前記操作
    入力手段からのユーザによる操作頻度に基づいて情報注
    目度を評価することを特徴とする請求項12又は13い
    ずれかに記載のメディア情報推薦装置。
  17. 【請求項17】 前記情報出力手段は、情報又は情報の
    一部の音による出力を可能とし、 前記情報注目度評価手段は、音量調整操作頻度に基づい
    て情報注目度を評価することを特徴とする請求項16記
    載のメディア情報推薦装置。
  18. 【請求項18】 前記情報注目度評価手段は、チャンネ
    ル操作頻度に基づいて情報注目度を評価することを特徴
    とする請求項16記載のメディア情報推薦装置。
  19. 【請求項19】 ユーザと前記情報出力手段の間の距離
    を測定する距離測定手段を有し、 前記情報注目度評価手段は、前記距離測定手段による測
    定値に基づいて情報注目度を評価することを特徴とする
    請求項12又は13いずれかに記載のメディア情報推薦
    装置。
  20. 【請求項20】 前記情報出力手段は、情報又は情報の
    一部の音による出力を可能とし、 前記情報注目度評価手段は、前記操作入力手段からのユ
    ーザによる調整操作に従った音量に基づいて情報注目度
    を評価することを特徴とする請求項12又は13いずれ
    かに記載のメディア情報推薦装置。
  21. 【請求項21】 前記情報注目度評価手段は、前記操作
    入力手段からのユーザによるチャンネル選択操作に基づ
    き前記情報出力手段が番組を出力している時間帯と放送
    スケジュールに基づく当該番組の放送時間帯との一致度
    に基づいて情報注目度を評価することを特徴とする請求
    項14記載のメディア情報推薦装置。
  22. 【請求項22】 前記情報注目度評価手段が情報注目度
    を評価値で示す場合、評価値を得るために用いる指標値
    が予め設定された指標値保持手段を有することを特徴と
    する請求項12又は13いずれかに記載のメディア情報
    推薦装置。
  23. 【請求項23】 前記情報注目度評価手段は、情報注目
    度を所定の関数により求められる評価値で示すことを特
    徴とする請求項12又は13いずれかに記載のメディア
    情報推薦装置。
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