JPH11507436A - 複合超電導量子干渉素子および回路 - Google Patents

複合超電導量子干渉素子および回路

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JPH11507436A JP9501619A JP50161997A JPH11507436A JP H11507436 A JPH11507436 A JP H11507436A JP 9501619 A JP9501619 A JP 9501619A JP 50161997 A JP50161997 A JP 50161997A JP H11507436 A JPH11507436 A JP H11507436A
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Abstract

(57)【要約】 開示される複合SQUID回路は弱い磁界を検出するための高信号利得および高感度を達成する。それは超電導材料からなる同心ループ(60、62、64、66、68、70)によって特徴付けられ、各ループは好ましくはジョセフソン接合(76)の対を組入れ、このジョセフソン接合(76)は、すべて、ループ(60、62、64、66、68、70)を相互接続するコネクタ(78、80)により規定される直径に向かって概ね横断する直径において整列される。

Description

【発明の詳細な説明】 複合超電導量子干渉素子および回路 技術分野 この発明は、一般に、磁束の測定のために用いられる、SQUIDとして知ら れている超電導量子干渉素子に関する。特に、それは、新規な、複合型の超電導 量子干渉素子および回路に関する。 背景技術 超電導量子干渉素子(SQUID)は、公知なもののうち最も高感度の磁界検 出器である。それらはいくつかの量子現象、つまり、ジョセフソントンネル現象 、フラックス量子化、および量子干渉を含む。SQUIDは、電圧、電流または 磁界等のフラックスに変換され得る任意の物理量の微小な変化を測定するよう構 成され得、換言すれば、それは極めて汎用性があり、さまざまな界の源のいかな るものによっても発生される磁界を測定することができる。このような素子は量 子限界に近づくエネルギ分解能能力を有し得る。この結果、SQUIDは、医療 診断から科学研究に至るまで、および非破壊評価から材料の磁気特性の通常の測 定に至るまで、幅広いさまざまな適用例において用いられてきた。 SQUIDは2種類ある。第1のSQUIDであるdc SQUIDは、通常 は、超電導ループ上において並列接続される2つのジョセフソン接合からなる。 第2のSQUIDであるrf SQUIDは、通常は、超電導ループ上に単一の ジョセフソン接合を含む。両方のタイプにおいて、ジョセフソン接合は、超電導 ループの2片または2つのセクション間における薄い絶縁バリアまたは層によっ て形成される。この絶縁バリアの厚みおよび断面は完全な回路ループの寸法より も非常にはるかに小さいので、電子対はエネルギの伝達なしに接合の一方側から 他方側へトンネルし得、換言すると、ジョセフソン接合の厚みが電子対のコヒー レンス長のオーダに達すると、超電導状態における長距離秩序の存在の顕著な証 拠である超電導トンネル電流が生ずる。これは、印加される電圧がない状態で電 流の流れを有することを可能にする。特に、dc2接合ループSQUIDでは、 干渉により発生された電流は磁界における変化とともに発振する。 典型的には、SQUIDは、小さな入力フラックスに応答して周期的な態様で 変動する出力電圧を生ずる。このような素子のこの極端な感度は、それ自体が非 常に僅かな量である磁束の量子φ0の僅か数分の1を分解し得るという事実に由 来するものである。dcおよびrf SQUIDの両方ともが、幅広いさまざま な機器においてセンサとして用いられ、および用いられ得る。 SQUIDのマルチチャネルアレイは物理−量子力学におけるファインマン講 演者(The Feynman Lecturers on Physics-Quantum Mechanics )、アディソン・ ウェズリー出版社(Addison Wesley Publishing Co.)、1965、Ch.21 においてファインマン(Feynman )により最初に提唱され、さまざまな研究グル ープがこれに追随した;ジェイ・イー・ジマーマン(J.E.Zimmerman)およびエ イ・エイチ・シルバー(A.H.Silver )、超電導点接触を介する微視的量子干渉 効果(Macroscopic Quantum Interference Effects Through Superconducting P oint Contacts )、フィジカル・レビュー(Physical Review )、第141巻、 第1号、1966年1月、およびダブリュー・エイチ・チャン(W.H.Chang)、 干渉計による磁束測定(Interferometric Measurement of Magnetic Flux)、I BM・テクニカル・ディスクロージャ・ブルティン(IBM Technical Disclosure Bulletin )、第25巻第6号、1982年11月、第2940〜2941頁を 参照されたい。 一般に、SQUIDは磁界を直接感知するのに用いられ得る。しかしながら、 これが実際の構成ではない多くの状況では、SQUIDはフラックス変換器によ って界に磁気的に結合される。このフラックス変換器は、界を感知するための1 次コイルと、SQUIDに磁気的に結合される2次コイルとを有する、閉じた超 電導回路である。その動機付の理由は、単に、周囲雑音の検出を最小にする必要 性からである。検出コイルは、与えられた界に対し、その源の距離に関係なく応 答する。1次またはそれより高次の検出コイルでは、スクリーニングに関して要 求がはるかに少ない。SQUIDにおいてこのようにして発生された信号は次い で通常の導電材料からなる電気リードを介して与えられて電子回路にさらなる処 理のために接続される。いくつかの適用例の場合、外部回路をSQUIDととも に単一の基板上に集積することは有利である。磁力計、傾度測定器、磁化率計ま たは電圧計等においてある特定の機能を実行するようSQUID自体を構成する ことが可能な場合もある。より詳細な原理については、クラーク(Clarke)によ る先の考察、SQUID:超電導装置における原理、雑音および適用例(SQUIDs : Principles,Noise,and Applications,in Superconducting Devices )、ス ティーブン・ティ・ラジエロ(Steven T.Ruggiero)およびデービッド・エイ・ ラドマン(David A.Rudman )編、アカデミック・プレス・インク(Academic p ress,Inc.)、1990、第51〜99頁、およびクラーク、SQUID:新し い超電導エレクトロニクスにおける理論および実践(SQUIDs: Theory and Pract ice in the New Superconducting Electronics)、エイチ・ウエィンストック( H.Weinstock)およびアール・ダブリュー・ラルストン(R.W.Ralston)編、ク ルーワー・アカデミック・パブリシャーズ(Kluwer Academic Publishers)、1 993に見られる。 1986年の終わりまでは、40ケルヴィン(k)度の温度より上での超電導 性はBCS理論により不可能であると信じられていた。超電導性における臨界温 度の突破は1986年11月にベッドノーズ(Bednorz )およびミュラー(Mull er)によってなされ;ジェイ・ジイ・ベンドノーズ(J.G.Bendnorz )およびケ イ・アレックス・ミュラー(K.Alex Muller)、Z.Phys.、B 64、1 89、1986を参照されたい。今や、新しい超電導体の遷移温度は100ケル ヴィン度を優に越えて達しており;ハーゼン(Hasen )ら、Phys.Rev. Lett.60、1657、1988、およびパーキン(Parkin)ら、Phys .Rev.60、2539、1998を参照されたい。高Tc超電導体の発見以 来、高Tc超電導性に対する基本メカニズムは、完全には異ならないとしても低 Tc超電導のメカニズムとはいくぶん異なるということかも知れず、理解からは 程遠かった。今日、我々は高Tc材料に対し非常に限られた理解しかなしてはい ないが、SQUIDがこれらの材料に対して最も有望な適用例であることは一般 に受入れられている。高Tc超電導体(HTSC)の臨界温度は現在液体窒素の 沸騰 点を超えているため、HTSC SQUIDは、液体ヘリウムと比較してはるか により大きい熱容量を伴なうはるかに安価な起寒剤である液体窒素中で作動可能 である。これは素子の作動コストを劇的に低減する。このような高Tc SQU IDは、当然、適用に際し、より汎用性があり、より実施可能であり、経済的に より実用的である。 残念ながら、この適用例の実現は数多くの未解決の技術上の問題点により阻ま れている。 第1の問題点は、ジョセフソン接合を作製するための信頼性のある技術の欠如 であり;これは従来の超電導エレクトロニクスの大半の必要不可欠な要素である 。従来のジョセフソン接合はHTSCで作製することは非常に困難である。この 問題の主な原因は、典型的には1nmのオーダである酸化物超電導体の非常に小 さなコヒーレンス長にある。したがって、十分な接合を作製するためには、原子 スケールでS−I界面を有することが必要である。代替的弱リンク接合構造は、 このような線形寸法に依存し、今日利用可能な最も洗練されたリソグラフィツー ルをもってしても作製することは非常に難しい。結晶粒界を伴って作製されるd c−SQUIDは実質的な進歩をいくらか示してはいるが、そのような技術が複 雑な回路を製造することにまで広げられ得るかは明らかではない。 第2の問題点はHTSC SQUIDにおける1/f雑音レベルに関係し;そ れは低温SQUIDのそれと比較して非常に高い。この雑音は、理由はわからな いが、明らかにジョセフソン素子に源を発するものであって、エピタキシャルH TSC膜に発するものではない。 第3の問題点は特性電圧が低いということであり、これは弱いトンネル電流に よるものかも知れない。これは信号対雑音比をさらに下げる。 信号対雑音比および感度において大きな改善がなければ、HTSC SQUI Dは意味のある実際の適用例を有する、ということを想像するのは難しい。高T c超電導体を伴った高性能SQUIDを達成するためには、信号利得およびS/ N比の大きさを強化することが重要である。同じく重要なことは、発振のパター ン、つまり曲線の傾きを改善することである。 したがって、この発明の目的は、高電流利得、高信号対雑音比および高感度を 達成するSQUID設計、特にHTSC SQUID設計を提供することである 。 この発明のこれらおよび他の目的は、以下の好ましい実施例の記載から、当業 者には明らかとなるだろう。 発明の概要 この新規なSQUID設計は2つの異なる機構に基づく。第1の機構は、ルー プにおいてジョセフソン接合の構造を変える。第2の機構はSQUID回路の特 に有利な構成を提供する。これら2つの機構は別々または組合せて用いられ得る 。これらSQUIDの作製は再生可能でありかつ信頼性があることが明らかとな るはずである。 好ましくは、この発明のSQUID素子は基板の表面上に形成される。それは 、第1の幅の超電導材料のループと、互いに上に載りかつ絶縁材料の層によって 分離される超電導材料からなるパッドによってループに形成されるジョセフソン 接合とを含み、各パッドは、互いに実質的に同一でありかつ第1の幅よりも大き い第2の幅を有する。絶縁材料からなる層はパッドよりも実質的に大きくてもよ く;実際、この絶縁材料からなる層は、所望されるならば、パッドの一方の対か らループを横切ってパッドの他方の対まで延びてもよい。 好ましくは、この発明のSQUID素子は基板の表面上における複数の同心ル ープとして構成され、そのループは、互いから等しく間隔を取られ、かつ共通の 直径上においてループの中心から遠ざかるように延びる径方向導体によって並列 に接続され、この直径は、好ましくは、そのループの連続においてジョセフソン 接合がそれに沿って位置決めされる第2の直径に直交する。このような配置は、 高電流利得、高信号対雑音比および高感度をもたらす。 図面の簡単な説明 この発明は添付の図面と関連させてさらに記載される。 図1は、先行技術の典型的なDC SQUIDの概略図である。 図2は、先行技術の典型的なDC SQUIDの磁力計の概略図である。 図3は、先行技術の典型的な電圧計SQUIDの概略図である。 図4は、先行技術の典型的な傾度測定器SQUIDの概略図である。 図5は、SQUIDの出力電圧特性の概略図である。 図6は、この発明に従って構築される改良されたSQUIDの概略図である。 図7は、図6の線VII−VIIに沿った断面図である。 図8は、この発明の改良されたSQUIDの別の構造の概略図である。 図9は、図8の線IX− IX に沿った断面図である。 図10は、この発明の改良されたSQUID回路の概略図である。 図11は、基板上における、図10に示されるSQUID回路の概略図である 。 図12は、この回路において用いられてもよいSQUID素子の1つの構造を 示す、図11の線XII −XII に沿った断面図である。 図13は、SQUID素子の別の構造を示す、図12と同様の断面図である。 詳細な説明 この発明は、高電流利得、高信号対雑音比および高感度を達成するSQUID 素子および設計、特にHTSC SQUID設計を提供する。その重要性は、ま ずそれを図1に示されるdc SQUID構造のような典型的なdc SQUI Dと比較することによってよく理解され得る。図示されるように、基板3の表面 上において超電導材料からなるループ2は、典型的にはループの対向する側にあ るジョセフソン接合4において絶たれ、各ジョセフソン接合は薄い絶縁バリアま たは層によって形成される。図示されるこのような構造は、たとえば、TaKagiら の「弱リンクジョセフソン接合を形成する方法(Method of Forming Weak-Link Josephson Junction)」と題される1991年12月31日に発行された米国特 許第5,077,266号にある。コネクタ6はループの対向する側から延びて 、ループ中を流れる電流が周知の態様で検出されることを可能にする。コネクタ 6はイットリウムバリウム銅酸化物(YBa2Cu37)である。典型的には、 このジョセフソン接合は超電導体のこれらの寸法に匹敵する寸法(幅および高さ )を有するが、その長さ(または厚み)は小さい。これは、接合の作製を複雑に し、HTSC SQUIDに関連する問題に著しく寄与しているようである。 SQUID素子はさまざまな装置において用いられてきた。たとえば、図2に 示されるように、SQUID素子を低温環境内に置き、そのSQUIDに近接す る内部入力コイル16に導体14で接続される外部ピックアップループ12を用 いて外部磁界をその環境に移行させることは公知である。こうして、ピックアッ プループ12に出会った磁界は、発生される磁界へ、入力コイル16によって移 行され、それは次いでSQUIDを達成し、それによって磁力計のセンサを構成 することになる。 図3に示されるように、SQUID素子は電圧計において用いられてもよい。 一般に、このような構造は、電圧が印加されてもよい端子22の対を設けており 、これら端子は、互いに並列である抵抗器およびキャパシタを渡って、SQUI Dに近接する入力コイル24に接続され、それによって、それが発生する磁界を SQUIDに与える。この磁界は、対応する信号をSQUIDに生じさせる、端 子22にわたって印加される電圧に比例する。 SQUID素子は図4に示されるように傾度測定器においても用いられ得、こ の構造におけるその素子は、図示されるように入力コイル30にともに接続され る第1のピックアップループ26と第2のピックアップループ28との間の磁界 における差または傾きを感知する。こうして、2つのピックアップループに出会 った磁界における差はSQUIDによって感知される異なる磁界を発生させて、 それに異なる信号を発生させる。 SQUID素子は、定バイアス電流での暗黙の界に応答してフラックス信号に 対する特性電圧を生じさせることが知られている。この電圧は、図5に示される ように、発振パターンが磁束の周期とともに変動する。 図6および図7に示されるのはこの発明に従って構成されるSQUIDの好ま しい形態である。それは基板43上において超電導材料からなるループ42から なり、このループは、好ましくは対向する側において絶たれ、かつパッド44を 形成するよう拡大される。重なるパッド44の間に設けられるのは、絶縁材料4 5である。このように、この構造によって、ジョセフソン接合の特性はサイズが 超電導ループのサイズに限定されず、超電導ループのサイズに関係なく好ましい 特性の接合を達成するべく所望されるように調整され得る。コネクタ46はルー プの両側から延びる。こうして、矢印48で示されるような任意の方向における フラックスBの印加、および特にそのフラックスにおける変化で、ループ42を 流れる超電導電流における変化が生じ、それが補正器46によって感知されても よい。 図6に示される形態のSQUIDを作製するために、図7に示されるように、 超電導薄膜42′を基板の表面上に堆積してパターニングして、2つの拡大され た端子パッド44を伴なう半分のSQUID回路を得る。次いで、絶縁層45が 、その拡大された端子パッド上において、コヒーレンス長スケールと適合性があ る範囲に入るよう制御された厚みで形成される;これは従来の技術で容易に達成 され得る。 次いで、超電導薄膜42″が、このバリア層を被覆するように堆積され、拡大 された端子パッドが膜42′の端子パッドのちょうど上になる状態でSQUID 回路の他方の半分を得るようパターニングされる。ジョセフソン接合は、実質的 に同じサイズでありかつ絶縁層45によって結合される2つの拡大された端子パ ッド44によって形成される。この外形は、標準的な、端部と端部とが接したジ ョセフソン接合のそれとは全く異なる。このSQUIDにおけるトンネル電流は 事実上ループにおける超電導電流に直交し、これは従来のSQUIDにおけるそ れとは全く異なるものである。このプレーナ型ジョセフソン接合は、適用および 制御が比較的容易であるため、作製のプロセスにおいて重要な利点を与える。さ らに、この能動バリア接合の断面積は先行技術構成のそれよりも明らかに数オー ダ大きい。このことは、SQUIDにとっては、この発明のSQUID構造が接 合電流を大きく強化することを可能にするさらなる利点へと繋がる。 図8に示されるのは、この発明の主要素を利用したSQUIDの別の構造であ る。この構造においては、基板53上の超電導ループ52は、間に絶縁材料56 があるパッド54を設けるよう拡大される。この構造においては、しかしながら 、その材料は、パッド領域を被覆するのみならず、プレーナ素子の表面にわたる よう延びる。超電導回路の残りの部分52″は、その超電導ループの他方の半分 を得るよう、このパッドの上に適用される。コネクタ58はループの対向する側 から延びる。 この構造を作製するため、図9に示されるように、好ましくは、超電導ループ の第1の半分52′が基板に与えられた後、次いで、拡大された端子パッドの上 のみに形成される絶縁層の代わりに、2つの底部側の拡大された端子パッド54 ′を覆う絶縁層56が、基板の半分の上を延びるように形成され;その厚みはコ ヒーレンス長の範囲にある。次いで、超電導層52″がその絶縁層56上に堆積 されパターニングされて、拡大された端子パッド54″がパッド54′のちょう ど上に載る状態でSQUIDの他方の半分のループを得る。 基本的に、これにより、絶縁層によって結合される2つの別個の超電導膜層上 の2つの半分のSQUIDループが設けられる。絶縁層のサイズは、それが拡大 された端子パッドを被覆する限り、重要ではない。この構造により、絶縁層を精 密に適用または規定する必要性はなくなり、さらには、この発明のSQUIDの 作製が簡単なものとなる。 これらのSQUID構造は、磁力計、電圧計または傾度測定器のための、図2 、3および4に示される回路等、さまざまな回路構成において有利に用いられ得 る。 先に記載したSQUIDループはさまざまな態様のうちの任意の態様でカスケ ードまたは多重化されてもよい。一般に、そのようなカスケード化は、非常に弱 い磁束に応答してそのカスケードされたループの組合された出力を増すよう意図 されたものであり、なぜならば、先に述べたように、SQUID回路およびルー プは極めて弱い磁束を感知するのにしばしば用いられるからである。一般に、極 めて弱い磁束線は、それのいくつかのさらに弱い反響によって取囲まれる非常に 弱い磁束線として考えられてもよい。この磁束線がSQUIDループまたは回路 と相互作用すると、それはその回路のジョセフソン接合をわたる電流の流れをも たらす。この電流の流れは、その磁束線に最も近い接合に対して最大となり、そ の磁束線から間隔をおかれたジョセフソン接合に対して顕著に低減する。SQU IDループの、数多くのこれまでの回路アレイは、そのループを、近接または並 ぷような関係で置く。したがって、磁束線がこのアレイに対して移動すると、そ れはそのアレイのさまざまな連続する接合において最大の電流の流れを生じさせ る。多くのジョセフソン接合またはSQUID回路はこの電流の流れを組合せ、 磁束線の相互作用がアレイにわたると前のループの電流の流れにおける減少が今 のループの電流の流れにおける増加を相殺するようにして、磁束線がアレイの少 なくとも中心部を横断する際に実質的に一様な信号をもたらす。 磁束線がアレイをわたって移動するにつれて磁束線の信号発生効果を不鮮明に しないようにするよりも、むしろ、磁束線がアレイの実質的に中央に置かれたと きにその磁束線から生ずる回路の出力を最大にし、磁束線がこの中間点を超えて 移動する際にこの信号の不鮮明化における結果を最小にするよう設計された態様 で、アレイのSQUID回路を構成または相互接続する方がしばしば望ましい。 換言すれば、アレイに対する磁束線の場所を厳密に追尾し、さらには、その磁束 線の強度を感度で示すSQUID回路から出力される電流の流れを与えることが しばしば望ましい。 この結果を達成するための好ましい回路が、図10において、図11の基板の 表面に適用されるようにして示される。一般に、それは、便宜上60、62、6 4、66、68および70と符号付けられている複数のまたは多重の入れ子構成 のSQUID回路からなる。これらSQUID回路は互いと入れ子構成(または 同心)になっており、すべて仮想点74に中心が置かれる。各SQUID回路は 、その同心SQUID回路にわたる線または直径に沿って、ジョセフソン接合7 6の組を含む。この同心SQUID回路はコネクタ78および80の組によって 相互接続され、これらコネクタは好ましくは超電導性でありさらにはその同心S QUID回路をわたる共通の線上に載り、この線または直径はジョセフソン接合 76によって規定される線に対し実質的に直交する。したがって、磁束の線がこ の回路をわたって移動する際、理想的な状態ではそれは直径に沿って通過し、中 心点74と交差してその同じ直径に沿って同心SQUID回路から出る。このジ ョセフソン接合によって発生された電流出力(または信号)は、一般に、その磁 束線の強度およびそのジョセフソン接合に対するその接近度に直接関連する。最 大出力は、磁束線が回路の中心点74にあるときに達成される。この出力は、磁 束線が中心に向かって移動すると上昇し、それが中心から遠ざかるにつれて減少 する。対照的にこの分野における他のものによって提案または使用されているS QUID回路の多くは、磁束線がアレイの中央にあるときに明瞭な出力ピークを 生じさせることは著しくできず、磁束線がアレイをわたって移動するとその出力 を不鮮明なものにする。 好ましくは、このSQUID回路は図11に示されるように基板86の表面8 4に適用される。コネクタ78および80は各々コンタクトパッド88において 終端する。 図12に示されるように、このSQUID回路のジョセフソン接合素子は、絶 縁層92を設けるよう超電導体90を遮ることによって形成されてもよい。この 絶縁層92は、これまでの構造においてしばしばなされたように、超電導体90 の幅と実質的に等しい幅であってもよく、またはそれはこの詳細な説明において 先に記載されたような理由から拡大されてもよい。 一般に、この発明により好まれる同心SQUID回路は共通の中心を有する対 称の同心ループを設け、それによって、信号出力に対する磁界の効果、特に不均 一またはディスクリートな磁界の効果を強化する。SQUIDループ回路のこの 同心多重性は、コネクタ78および80上に発生される信号をコヒーレントな位 相に保持する際に大きな助けとなる。さらに、この構成は、ループおよび回路の 有効領域を増加させながら各ループに対してインダクタンスを小さく保つ。それ は、したがって、図1〜図4に示され図5において図表で示されるような構成に よって与えられるものよりも、出力電圧に対してかなりより大きなパターン傾斜 および振幅を与える。 図13はジョセフソン接合の別の構造を示すものであり、絶縁層92′が超電 導ループ90′の端部に係合するのみならずその端部領域の上に載るものであり 、それによって、特にこの構造が、そのジョセフソン接合の幅を最大にするもの と結合される場合に、超電導体90′においてそのジョセフソン接合の有効サイ ズを大きくする。それを超電導体90′の幅よりも広くすることにより、磁界ま たは磁束線の所与の強度に対して最大信号出力を達成し得る。 この回路において用いられるジョセフソン接合は、「段差のある、端部同士が 接するSNS接合を用いた、高温マイクロブリッジ超電導体装置(HIGH TEMPERA TURE MICROBRIDGE SUPERCONDUCTOR DEVICE UTILIZING STEPPED EDGE-TO-EDGE SN S JUNCTION)」に対するディローリオ(DiLorio )らの1992年7月28日付 の米国特許第5,134,117号、「準プレーナ型ジョセフソン接合を有する DC SQUID素子(DC SQUID ELEMENT WITH QUASI-PLANAR-TYPE JOSEPHSON JUNCTION)」に対するShinada の1993年7月13日付の米国特許第5,22 7,645号、「薄膜の面にある磁束成分に応答するループを含む薄膜SQUI D検出器(THIN FILM SQUID DETECTOR INCLUDING A LOOP RESPONSIVE TO A MAGN ETIC FLUX COMPONENT LYING IN THE PLANE OF THE THIN FILM )」に対するマー ズデン(Marsden )の1993年4月13日付の米国特許第5,202,630 号、「薄膜…SQUID検出器(THIN FILM … SQUID DETECTORS)」に対するマ ーズデンの1992年8月25日付の米国特許第5,142,229号、「弱リ ンクジョセフソン接合を形成する方法、およびその接合を用いる超電導装置(ME THOD OF FORMING WEAK-LINK JOSEPHSON JUNCTION,AND SUPERCONDUCTING DEVICE EMPLOYING THE JUNCTION )」に対するTakagiらの1991年12月31日付の 米国特許第5,077,266号、「超電導接合およびそれを作る方法(SUPERC ONDUCTING JUNCTIONS AND METHOD OF MAKING SAME )」に対するカピツルニック (Kapitulnik)の1993年6月15日付の米国特許第5,219,826号、 「平坦化されたジョセフソン接合装置を作る方法(METHOD OF MAKING PLANARIZE D JOSEPHSON JUNCTION DEVICES)」に対するヤング(Young )らの1983年1 1月29日付の米国特許第4,418,095号、「ジョセフソン接合を作る方 法(METHOD OF MAKING A JOSEPHSON JUNCTION )」に対するヘッド(Hed )の1 992年12月15日付の米国特許第5,171,732号、「超電導体電子装 置(SUPERCONDUCTOR ELECTRON DEVICE)」に対するIshibasiらの1989年12 月19日付の米国特許第4,888,622号、「高密度ジョセフソン接合メモ リ回路(HIGH DENSITY JOSEPHSON JUNCTION MEMORY CIRCUIT)」に対するワン( Wang)らの1985年4月2日付の米国特許第4,509,146号、または「 ジョセフソン接合素子(JOSEPHSON JUNCTION ELEMENT)」に対するTarutaniらの 1982年3月9日付米国特許第4,319,256号に示されるように、弱リ ンク、結晶粒界または段差端縁外形等、さまざまな構造または外形のうち任意の ものを用いてもよい。 まとめると、この発明の好ましいSQUID回路は複数の同心超電導ループを 含み、各超電導ループは、好ましくは、回路の相互接続する導体によって規定さ れる直径に直交する、ループをわたる直径上において互いと整列される2つのジ ョセフソン接合からなる。この構成におけるジョセフソン接合素子は、薄いバリ ア構造、点接触構造、マイクロブリッジまたは3層構造であり得;実際には、こ の発明はすべての種類のジョセフソン接合素子に等しく適用可能である。適当な 基板はサファイアおよびマグネシウム酸化物を含む。複数の同心の不均等サイズ のループが設けられ好ましくは同じ超電導層上に形成される。もちろん、それら は、所望されるならば、異なる超電導層上に形成されてもよい。 SQUID素子または回路の感度は、φをフラックスとし、Bを磁界強度とし 、Aを領域として、以下の等式から決定される: φ=B・A したがって、SQUIDの感度は、所与のフラックス変化(▲φ)に対し領域を 増加することによって増大され;領域が大きいほど、検出され得るフラックス変 化は小さくなる。 用いられ得る最大領域はSQUIDの自己インダクタンス(L)によって制限 される。具体的には、 ▲Ic=φ0÷L となる。領域が大きいほど、信号変化は小さくなり;図5の変動は領域増加とと もに平坦になる。したがって、SQUID素子および回路設計は広い領域を用い ず、そうでない場合には、低S/N比および低減された感度を扱うよう試みなけ ればならない。 この設計は高感度素子および回路において広い領域(A)が用いられることを 効果的に可能にするものであり、なぜならば、それは、他の態様では大きな領域 となるものを、別個のSQUID素子に分割するからである。とりわけこの構成 は、低温環境またはチャンバ内に含まれるSQUID素子または回路に外部磁界 を伝達または移行させるのに用いられる入力コイル16または30に対して素晴 らしい適合性を達成する。その低減された、または最小のサイズのため、それは 低温チャンバのサイズを可能な限り小さくする。他のSQUID設計および回路 は、それらが要する領域のため、実際には約6つのループに制限されるが、本設 計はそのようには制限されない。これらの理由からも、本設計は結果として得ら れる素子および回路の特性を強化する。 この素子および回路は液体窒素冷却剤内で動作するYBCO等の高Tc超電導 体のために設計されているが、それは低Tc超電導体を用いる際に使用すること もできる。ループは、もちろん、図示される以外の任意のまたはさまざまな形状 であり得、たとえば、同心正方形ではなく同心円であってもよい。同心ループの 各々は好ましくは隣接のループから等間隔をおいて分離されるが、ある適用例で は、隣接ループ間の間隔を変えるか、またはさらには、各ループとその内側で隣 接するループとの包囲関係を維持しながらそれらの中心点を変えることが有利で あるかもしれない。導電線78および80はループとして同じ層上にあり得、通 常の導体(金など)または超電導性材料のいずれでも形成され得る。さらに、各 ループは、別個の導電線を有してもよく、または異なる層上に作られ得る。この ループ構成を用いれば、この装置に対する大幅に強化された信号利得および改善 された応答特性の結果として、超高感度および測定精度を達成することができ、 それを神経磁気学および地球物理磁気学適用例に対し特に好適なものにする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.互いと同心整列で配される、超電導材料からなる複数のループ(60、62 、64、66、68、70)と、 超電導材料からなる前記複数のループの各々における複数のジョセフソン接合 (76)とを含み、各ジョセフソン接合はそれのそれぞれのループのあるセグメ ントにおいて形成され、各ジョセフソン接合はそのループセグメントの方向へ実 質的に横断するようにあり、前記複数のジョセフソン接合は、それらがすべて、 複数の同心ループにわたって延びる実質的に真っ直ぐな線にあるように、互いに 整列し、さらに、 前記ループの超電導材料における電流の流れに比例する出力を生じさせるよう 、複数の同心ループを電気的に接続する手段(78、80)を含む、SQUID 素子。 2.各ループ(60、62、64、66、68、70)は前記ジョセフソン接合 (76)の対を含む、請求項1に記載のSQUID素子。 3.各ループ(60、62、64、66、68、70)における前記複数のジョ セフソン接合(76)はループの対向するセグメント上にある、請求項1に記載 のSQUID素子。 4.ジョセフソン接合は、超電導材料(90′)のループの近接部分の断面積よ りも実質的に大きい断面積を有する絶縁材料(92′)から形成される、請求項 1に記載のSQUID素子。 5.前記複数の同心ループ(60、62、64、66、68、70)を電気的に 接続する手段は、ジョセフソン接合(76)により規定される線に実質的に直交 する線において前記ループをわたるように延びるコネクタ(78、80)を含む 、請求項1に記載のSQUID素子。 6.超電導材料からなる少なくとも2つの同心ループ(60、62、64、66 、68、70)が存在する、請求項1に記載のSQUID素子。 7.前記複数の同心ループ(60、62、64、66、68、70)は互いから 等しい間隔で分離される、請求項1に記載のSQUID素子。 8.前記複数の同心ループ(60、62、64、66、68、70)は形状が実 質的に正方形でありかつ同じ点(74)に中心がおかれる、請求項1に記載のS QUID素子。 9.前記複数の同心ループを電気的に接続する手段(78、80)はさらに超電 導材料である、請求項1に記載のSQUID素子。 10.前記複数のジョセフソン接合(76)の各々は絶縁材料(92′)のパッ ドによって分離される超電導材料(90′)のパッドとして形成される、請求項 1に記載のSQUID素子。 11.各ジョセフソン接合(76)を形成する絶縁材料(92′)からなる前記 パッドの幅は超電導材料(90′)からなるパッドの幅よりも大きい、請求項1 0に記載のSQUID素子。 12.各ジョセフソン接合(76)を形成する超電導材料(90′)からなるパ ッドの幅は実質的に同じサイズである、請求項10に記載のSQUID素子。 13.各ジョセフソン接合(76)を形成する絶縁材料(92′)からなるパッ ドは超電導材料(90′)からなるパッドの対間に挟まれる、請求項10に記載 のSQUID素子。
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