JPH11298958A - 移動体通信網における自動リダイヤル方法および移動体通信システム - Google Patents

移動体通信網における自動リダイヤル方法および移動体通信システム

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JPH11298958A
JPH11298958A JP10095567A JP9556798A JPH11298958A JP H11298958 A JPH11298958 A JP H11298958A JP 10095567 A JP10095567 A JP 10095567A JP 9556798 A JP9556798 A JP 9556798A JP H11298958 A JPH11298958 A JP H11298958A
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terminal
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call
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JP10095567A
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Takeshi Otake
剛 大嶽
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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    • H04W8/26Network addressing or numbering for mobility support

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動局10に話中音検出回路などの余分な回路
を追加することなく自動リダイヤルを可能とする。 【解決手段】 移動通信交換局30は、移動局10から一般
公衆網600 の電話端末610 に発呼した際に、その着呼端
末610 が話中の場合、着呼側交換機630 から送られる話
中情報を制御回線を介して受けて、その話中情報を発呼
移動局10が在圏する基地局20に転送する。基地局20は、
話中情報を無線回線にて送信可能な話中メッセージに変
換して、そのメッセージを下り通話チャネルの制御フィ
ールドに付加して発呼移動局10に送信する。発呼移動局
10は、話中メッセージを受信すると、一旦、回線を断と
して、タイマをセットし、所定の時間が経過すると、再
び電話端末610 へ発呼する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信網にお
ける自動リダイヤル方法および移動体通信システムに係
り、特に、たとえば、携帯電話または自動車電話などの
移動体通信に用いられる移動体通信網における自動リダ
イヤル方法および移動体通信システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話および自動車電話などの
移動体通信システムでは、装置のディジタル化および高
集積化にともない、端末装置の小型化および軽量化が図
られてその普及率は著しいものとなっている。また、通
信エリアの拡大および地域間の相互乗り入れなどによ
り、いずれの場所、いずれの地域からでも通話が可能と
なって、さらにその普及が進んでいる。
【0003】従来、上記のような移動体通信システム
は、たとえば、携帯端末などの移動局と、その移動局を
所定のエリア毎に無線回線を介してカバーする基地局
と、複数の基地局を収容して移動局の呼を所定の方路に
呼接続する移動通信交換局とを含む。移動通信交換局
は、たとえば、中継交換局を介して他の移動通信交換局
と相互に接続され、また、関門交換局などを介して、一
般公衆固定網あるいは他の移動体通信網などに呼接続可
能となっている。
【0004】このような移動体通信システムによれば、
移動局からの発呼の場合、移動局は基地局の下り制御チ
ャネルを捕捉して、所定のタイミングにて上り制御チャ
ネルに相手端末の番号を含む発信メッセージを送信す
る。発信メッセージを受信した基地局は、その発信メッ
セージの情報を移動通信交換局に転送するとともに、移
動局との間に通話チャネルを設定して、移動局と移動通
信交換局との間に通話路を開通する。
【0005】一方、移動通信交換局では、発信情報に基
づいて相手端末を収容する着呼側交換局に通話路を接続
して、相手端末を呼び出す。この場合、たとえば、着呼
端末が一般公衆網の電話端末の場合、移動通信交換局
は、関門交換局などを介して一般公衆電話網に発信情報
を送る。一般公衆電話網から相手端末を収容する加入者
交換局に発信情報が供給されると、着呼側交換局では、
着呼側電話の加入者回線を起動するとともに、接続され
た通話路を介して発呼側に呼出音を送信する。これによ
り、着呼側電話機にてリンガ音が鳴動するとともに、発
呼移動局に通話チャネルを介して呼出音が供給される。
【0006】しかし、この場合、相手端末が話中である
場合には、着呼側交換局はその回線状態を検出すると、
発呼側に通話路を介して話中音を送信する。これによ
り、発呼移動局では、その発信者が話中音を聞くと、相
手が話中であることを認識してオンフック操作などによ
り回線を断とする。その後、発信者は、時間経過により
あらためて、発呼動作を繰り返す。また、たとえば、リ
ダイヤルボタンなどを備えるものではリダイヤルボタン
を押下して、相手端末に再発呼していた。つまり、手動
によるリダイヤル操作が一般的であった。
【0007】ちなみに、移動局と基地局との間のチャネ
ル設定の際には、電波の状態あるいはチャネルの輻輳状
態などにより、設定ができない場合があり、移動局は、
その際に自動的に再設定、あるいは再発呼する機能を有
している。たとえば、移動局から基地局に発信要求を送
信した際に基地局にて受け付けられなかった場合、発信
要求を受け付けたがその応答を移動局にて受信できなか
った場合、その後、通話チャネルの指定を行なうが、そ
の指定を受けられなかった場合、あるいは通話チャネル
に切り替えた際、基地局への応答が受信されなかった場
合などである。これらの場合、移動局では、発信ととも
にタイマを起動して、所定の時間経過してもチャネル設
定ができなかった場合には、発呼動作を繰り返して基地
局との間にチャネルを確立させるものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、移動局と基地局との間のチャネル設
定の際には自動的に再発呼処理を実行する機能を備えて
いるものの、相手端末が話中の場合には、手動にて発信
者が再発呼動作を繰り返さなければならず手間がかかっ
ていた。
【0009】この場合、たとえば、移動端末に話中音を
検出する話中音検出回路を設けて、その検出結果に基づ
いて自動的に再発呼することが考えられる。しかし、装
置の小型化が進むなか新たに回路を追加することは好ま
しくなく、また、回路追加により装置の価格が高くなる
などの問題があった。
【0010】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、相手端末が話中の場合、移動局装置に回路を付加す
ることなく有効に再発呼処理を行なうことができる移動
体通信網における自動リダイヤル方法および移動体通信
システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、移動体通信網の移動局から発呼した際
に、一般公衆網の固定端末を含む相手端末が話中の場合
に、その話中終了を待って発呼移動局から再び発呼する
移動体通信網における自動リダイヤル方法において、移
動通信交換局は、移動局からの発呼の際に、発呼移動局
の識別番号および相手端末の識別番号を含む発信情報を
制御回線を介して着呼側交換機に送り、着呼側交換機
は、相手端末が話中の場合に発呼移動局の識別番号およ
び相手端末の識別番号を記憶して着呼端末の状態を監視
し、着呼端末の話中終了を検出すると、記憶した発呼移
動局の識別番号および相手端末の識別番号を付加した話
中終了情報を制御回線を介して発呼移動局の移動通信交
換局に送り、話中終了情報を受けた移動通信交換局で
は、話中終了情報に付加した発呼移動局の識別番号に基
づいて、話中終了情報を、その移動局が在圏する基地局
に転送し、話中終了情報を受けた基地局は、相手先端末
の話中終了を表わす話中終了メッセージを生成して、生
成した話中終了メッセージを下り回線の制御チャネルを
介して該当の移動局に送信し、話中終了メッセージを受
けた移動局は、再び相手端末に発呼することを特徴とす
る。
【0012】また、本発明による移動体通信システム
は、所定の無線回線を介して移動局を収容して少なくと
も一般公衆網に呼接続可能な移動体通信システムにおい
て、移動局との間に所定の無線回線を設定する基地局
と、基地局を収容して移動局からの呼を所望の方路に呼
接続する移動通信交換局であって、移動局からの発呼の
際に、相手端末を収容する着呼側交換機に発呼移動局の
識別番号と相手端末の識別情報を含む発信情報を制御回
線を介して送出する移動通信交換局とを含み、着呼側交
換機は、着呼端末が話中の場合に発呼端末の識別番号お
よび相手端末の識別番号を記憶して着呼端末の状態を監
視し、着呼端末の話中終了を検出すると、記憶した発呼
端末の識別番号および相手端末の識別番号を付加した話
中終了情報を制御回線を介して発呼側交換機に送出する
機能を有し、移動通信交換局は、着呼側交換機から受け
た話中終了情報を発呼移動局が在圏する基地局に転送す
る転送手段を有し、基地局は、移動通信交換局から話中
終了情報を受けた際に、その話中終了情報を発呼移動局
に送信可能な相手先端末の話中終了を表わす話中終了メ
ッセージに変換するメッセージ変換手段を有し、移動局
は、基地局から話中終了メッセージを受けた際に、その
話中終了した相手端末に再び発呼するリダイヤル機能を
有すことを特徴とする。
【0013】また、本発明による移動体通信システム
は、所定の無線回線を介して移動局を収容して、少なく
とも一般公衆網に呼接続可能な移動体通信システムにお
いて、移動局との間に所定の無線回線を設定する基地局
と、基地局を収容して移動局からの呼を所望の方路に呼
接続する移動通信交換局であって、移動局からの発呼の
際に、相手端末を収容する着呼側交換機に発呼移動局の
識別番号と相手端末の識別情報を含む発信情報を制御回
線を介して送出する移動通信交換局とを含み、着呼側交
換機は、着呼端末が話中の場合に発呼端末の識別番号お
よび相手端末の識別番号を記憶して着呼端末の状態を監
視し、着呼端末の話中終了を検出すると、記憶した発呼
端末の識別番号および相手端末の識別番号を付加した話
中終了情報を制御回線を介して発呼側交換機に送出する
機能を有し、移動通信交換局は、着呼側交換機から話中
終了情報を受けて、再発呼する旨を発呼移動局が在圏す
る基地局に送出する情報生成手段と、相手端末の識別情
報から相手端末へ再発呼して発呼移動局と相手端末との
間に通話路を設定する再発呼機能とを有し、基地局は移
動通信交換局から再発呼する旨を受けた際に、発呼移動
局に送信可能な再発呼する旨を表わす再発呼メッセージ
を生成するメッセージ生成手段を有し、移動局は、基地
局から再発呼メッセージを受けた際に、応答可能であれ
ば再発呼応答メッセージを生成して基地局に返送するメ
ッセージ生成機能を有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による移動体通信網における自動リダイヤル方法および
移動体通信システムの実施例を詳細に説明する。図1に
は、本発明による自動リダイヤル方法が適用される移動
体通信システムの一実施例が示されている。本実施例に
よる移動体通信システムは、移動局10を複数の基地局2
0,20・・・を介して移動自在に収容して、移動局10からの
呼を一般公衆電話網600 あるいは他の移動体通信網700
などに呼接続自在な移動体通信網500 を形成する。本実
施例の移動体通信網500 では、たとえば、それぞれのサ
ービスエリアを複数の小無線ゾーンにてカバーする、い
わゆるセルラ方式の移動体通信システムが有効に適用さ
れている。
【0015】特に、本実施例の移動体通信システムは、
移動局10からの発呼の際にその相手端末が話中の場合、
その後、発信者が再発呼操作をすることなく、所定の時
間経過後に発呼移動局10から同じ相手端末に自動的に再
発呼する自動リダイヤル機能を有する点が主な特徴点で
あり、基地局20を収容する移動通信交換局30にて、着呼
側端末が話中であることを基地局20を介して発呼移動局
10に報知して、その結果に基づいて移動局10にて所定の
時間を計時して、所定の時間経過後に移動局10から同じ
相手端末に再発呼する自動リダイヤル方式が適用され
る。
【0016】詳細には、本実施例の移動体通信システム
は、たとえば、1つのサービスエリアAにて、移動局1
0,10・・・と、複数の基地局20,20・・・と、これらを収容す
る少なくとも1つの移動通信交換局30とを含み、これを
基本構成として他のサービスエリアBの通信交換局30お
よび基地局20,20・・・ならびに図示しない中継交換局およ
び関門交換局などを含む移動体通信網500 を形成してい
る。なお、図1には、2つのサービスエリアA,B のみを
図示したが、もちろん、さらに複数のサービスエリアを
含んでよい。
【0017】移動局10は、携帯電話あるいは自動車電話
などの移動無線送受信装置であり、本実施例では、たと
えば、TDMA (time division multiple access)フレーム
に応答可能なディジタル方式の移動局装置が有効に適用
される。特に、本実施例の移動局10は、相手端末が話中
の場合にその状態を表わす話中メッセージを基地局20か
ら受信して、所定の時間経過後に再発呼するリダイヤル
機能を有する。
【0018】より具体的には、本実施例の移動局10は、
たとえば、図2に示すように、表示操作回路100 と、ベ
ースバンド処理回路102 と、変復調回路104 と、高周波
回路106 と、制御回路108 とを含む。表示操作回路100
は、装置表面に設けられたキーボードからのキー入力お
よび液晶ディスプレイなどの表示装置への表示出力を制
御する入出力制御回路であり、たとえば、発呼の際の電
話番号入力を制御回路108 に供給し、また、その入力番
号などを表示装置に表示する。本実施例では、自動リダ
イヤル登録解除ボタンを設けて、あらかじめ登録した番
号毎に自動リダイヤルするか否かを個別に登録しておい
て、また、必要でない際には自動リダイヤルを解除する
ようにしてもよい。
【0019】ベースバンド処理回路102 は、マイクおよ
びスピーカを含む送受話器に接続されて、入力した音声
信号を高能率符号化する符号化回路および受信した音声
符号を復号する復号回路を含む音声処理回路であり、さ
らに符号化信号を圧縮してTDMAスロットに組み立て、ま
た、TDMAスロットを伸長して復号回路に供給するTDMA処
理回路を含む。本実施例ではTDMA処理回路は、音声情報
の処理の他、受信スロットに含まれる制御メッセージを
取り出して制御回路108 に供給して、また制御回路108
からの制御メッセージを送信スロットに組み立てる。
【0020】変復調回路104 は、たとえば、QPSK (quad
rature phase shift keying)方式の変調器および復調器
を含み、TDMAスロットを所望の周波数チャネルに切り替
える周波数シンセサイザなどを含む。
【0021】高周波回路106 は、変復調回路104 からの
TDMAスロットを高周波増幅してアンテナ110 を介して送
信する送信回路と、アンテナ110 を介して受信した基地
局20からのTDMAフレームから自局の周波数チャネルのス
ロットを選択的に受信する受信回路とを含む。有利に
は、受信系を2系統備えて、ダイバーシティ受信すると
よい。
【0022】制御回路108 は、発呼の際の送信制御およ
び着呼の際の受信制御を司る制御回路であり、発呼操作
に応動して相手番号を含む発信メッセージを生成し、ま
た、基地局20からの制御メッセージを受けた際の所定の
応答メッセージなどを生成するメッセージ生成回路であ
る。たとえば、本実施例では、各部を制御するCPU (cen
tral processing unit) と、各種データを記憶するRAM
(randam access memory)と、制御プログラムなどがあら
かじめ記憶されたROM (read only memory)とを含む。
【0023】特に、本実施例では、発呼の際に、その生
成した発信メッセージをRAM に一時記憶しておく蓄積機
能と、発呼の後に相手端末が話中であることを表わす話
中メッセージを基地局20から受けた際に、所定の時間を
計時するタイマ機能と、所定の時間経過後に、一時蓄積
した発信メッセージを読み出して、再発呼する再発呼手
順を含む制御プログラムがROM に追加されている。ま
た、再発呼の際には、表示操作回路100 を介して着呼の
場合と同様にリンガ音などを鳴動させて、発呼者に報知
すると有利である。
【0024】図1に戻って、基地局20は、自エリアに在
圏する移動局10との間に無線回線を設定して情報を送受
信する固定無線送受信装置であり、たとえば、本実施例
では3つの通話チャネルおよび1つの制御チャネルを時
分割多重して送受信するTDMA方式のディジタル無線装置
が有効に適用される。特に、本実施例では、移動通信交
換局20からの制御情報を移動局10への制御メッセージに
変換して、その下り無線回線にて個別の移動局10に送信
するメッセージ変換機能を有する。本実施例の場合、た
とえば、移動局10から発呼した際に、相手端末が話中の
場合、移動通信交換局20から制御回線を介して供給され
る話中情報をメッセージ変換して、通話チャネルの制御
フィールドに付加して送信する話中報知機能を有する。
【0025】より具体的には、本実施例の基地局20は、
たとえば、図3に示すように、多重化装置200 と、変復
調装置202 と、高周波増幅装置204 と、受信増幅装置20
6 と、制御装置208 とを含む。多重化装置200 は、通信
回線300 を介して移動通信交換局30に接続され、移動局
10の3チャネル分の信号を1チャネルに多重化して通信
回線300 にて送受信する多重化回路であり、たとえば、
通信回線300 は1チャネル当たり64kb/sの伝送速度を有
する。同様に、多重化装置200 は、移動通信交換局30に
破線にて示す制御回線302 にて接続されて、移動局10の
個別の制御情報を多重化して移動通信交換局30との間に
てやり取りする。移動通信交換局30からの制御情報は制
御装置208 に供給される。
【0026】変復調装置202 は、多重化装置200 からの
それぞれのチャネルの信号をTDMAスロットに組み立てて
QPSK変調する変調器と、受信したスロットを復調して多
重化装置200 に供給する復調器とを含む。
【0027】高周波増幅装置204 は、変復調装置202 か
らのTDMAスロットを高周波増幅してアンテナ210 を介し
て送信する送信装置であり、それぞれのチャネルの多数
の無線キャリアを一括して増幅して上り無線回線のTDMA
フレームを形成する高周波回路である。受信増幅装置20
6 は、アンテナ210 に到来した移動局10からの受信信号
を増幅する受信装置であり、アンテナ210 の近傍に設け
られて効率よく増幅する低雑音増幅器が適用される。
【0028】制御装置208 は、移動局10との間の無線回
線の送受信制御を司る制御回路であり、移動局10への通
信チャネルの割り当て、移動局10の呼制御情報の移動通
信交換局30との間のやり取りなどを実行する制御回路で
ある。特に、本実施例では、移動通信交換局30からの制
御情報、特に話中情報をその内容を表わす話中メッセー
ジに変換するメッセージ変換回路を含む。変換した話中
メッセージは、変復調装置204 に送られて通話チャネル
の制御フィールドに付加される。
【0029】一方、移動通信交換局30は、複数の基地局
20,20・・・を収容して、それぞれの基地局20に在圏する移
動局10の呼を所望の方路に呼接続する交換装置であり、
本実施例では図示しない中継交換局および関門交換局な
どを介して一般公衆固定網および他のサービスエリアの
移動通信交換局30に接続されている。この場合、それぞ
れの交換局は、一般公衆固定網と同様に所定の信号方式
の制御回線網にて制御情報を送受する。
【0030】より具体的には、本実施例の移動通信交換
局30は、たとえば、図3に示すように、多重化装置304
と、音声処理装置306 と、基地局制御装置308 と、ディ
ジタル交換機310 とを含む。多重化装置304 は、複数の
基地局20,20・・・からの回線をを集線多重化する集線装置
であり、たとえば、通信回線300 からの信号を1.5 〜2M
b/s の速度のディジタル伝送路に多重化する。
【0031】音声処理装置306 は、移動局10にて高能率
符号化した音声信号を復号して網伝送可能なたとえば、
PCM (pulse code modulation) 符号に符号化し、また、
その逆符号化を実行する符復号回路を含む信号処理装置
である。
【0032】基地局制御装置308 は、それぞれの基地局
20,20・・・の制御を司る制御装置であり、呼設定および開
放などの呼制御と、基地局20でのチャネル設定および開
放に関するチャネル制御と、移動局10の位置登録および
認証などの移動局管理制御とを含む。特に、本実施例で
は、移動局10から発呼した際に相手端末が話中の場合
に、着呼側交換機から制御回線網を介して供給される話
中情報を基地局20に転送する転送機能を有している。
【0033】なお、図1に戻って、一般公衆固定網600
は、一般電話端末などの加入者端末610 を加入者回線62
0 を介して収容する加入者線交換機630 を含み、周知の
局階位構成を介して加入者端末の呼を所定の方路に呼接
続する。加入者線交換機610は、加入者回線620 を終端
制御する加入者回路と、時分割スイッチなどの交換回路
と、各種サービストランクなどを含む周知の交換機であ
る。
【0034】次に、図4を参照して本実施例の移動体通
信網における自動リダイヤル方法を上記移動体通信シス
テムの動作とともに説明する。この場合、移動局10から
一般公衆固定網600 の電話端末610 に発呼する場合を例
に挙げて説明する。
【0035】まず、移動局10では、発呼者が所定の操作
により相手端末の電話番号を入力して、基地局20に発信
メッセージを送信する(呼接続シーケンスSS10)。この
場合番号入力は、表示操作回路100 を介して制御回路10
8 に供給されて、相手端末番号を含む発信メッセージが
生成される。生成された発信メッセージは、ベースバン
ド処理回路102 にてTDMAスロットに組み立てられて、変
復調回路104 にて所定の周波数チャネルに変調されて、
さらに高周波回路106 からアンテナ110 を介して基地局
10に送信される。
【0036】基地局10では、発呼移動局10からのTDMAス
ロットをアンテナ210 を介して受信増幅器206 にて受信
すると、そのスロットは変復調装置202 にて復調されて
その内容が発信メッセージとして抽出されて制御装置20
8 に供給される。移動局10からの発信メッセージを受け
た制御装置208 では、発信メッセージから相手端末番号
を含む発呼情報を多重化装置200 から制御回線302 を介
して移動通信交換局30に送る。
【0037】これにより、移動通信交換局30にて移動局
10からの呼設定を受け付つけると、基地局制御装置308
から基地局20に呼設定受付情報およびチャネル制御情報
が制御回線302 を介して返送される。チャネル制御情報
を受けた基地局20の制御装置208 では、空き通話チャネ
ルのタイミングおよび周波数を選択して、その指定メッ
セージを生成して変復調装置202 に供給する。
【0038】次に、通話チャネルの指定メッセージは、
変復調装置202 にて所定のタイミングにて発呼移動局10
への制御スロットに組み立てられて上り制御チャネルの
周波数にて変調され、さらに高周波増幅装置204 からア
ンテナ210 を介して発呼移動局10に送信される(呼接続
シーケンスSS12)。
【0039】チャネル指定メッセージのスロットは、発
呼移動局10にて上記とは反対にアンテナ110 から高周波
回路106 を介して受信され、変復調回路104 からベース
バンド処理回路102 を介して制御回路108 に供給され
る。これにより、制御回路108では応答メッセージを生
成して、生成された応答メッセージは指定された通話チ
ャネルの周波数にて変調されて、指定された所定のタイ
ミングにて基地局20に送信される(呼接続シーケンスSS
14)。
【0040】これにより、発呼移動局10から応答メッセ
ージを上記と同様に受信した基地局20では、発呼移動局
10との間に通話チャネルを設定するとともに、移動通信
交換局30との間に多重化装置200 を介して所定の通話路
を設定する。この結果、発呼移動局10と移動通信交換局
30の間に通話チャネルでの通話路が開通する(呼接続シ
ーケンスSS16)。
【0041】一方、移動通信交換局30では、発信情報を
制御回線網を介して公衆電話網600に送り(呼接続シー
ケンスSS18)、公衆電話網600 では相手端末610 を収容
する加入者交換機630 に発信情報を転送するとともに、
それぞれの交換網では呼接続処理が実行されて、移動通
信交換局30と着呼側交換機630 との間に通話路が順次設
定される。
【0042】次いで、発信情報を受けた着呼側交換機63
0 では着呼端末610 の加入者回路を起動して加入者回線
620 を捕捉する。しかし、本実施例の場合、着呼端末61
0 が通話中であるとすると、着呼側交換機630 では、着
呼端末610 の話中状態を表わす話中情報を制御回線に送
出するとともに、発呼側通話路に話中音を送信する。こ
の結果、話中情報は、一般公衆網600 から移動体通信網
500 の制御回線網を介して移動通信交換局30に送られる
(呼接続シーケンスSS20)。同様に、話中音は網を介し
て設定された通話路、さらに基地局10からの無線回線を
介して発呼移動局10に供給される(呼接続シーケンスSS
22)。
【0043】この際、着呼側交換機630 からの話中情報
を制御回線網を介して受けた移動通信交換局30では、基
地局制御装置308 から制御回線302 を介して基地局10に
話中情報を転送する。これにより、基地局20では話中情
報を相手先話中を報知する話中メッセージに変換して、
その話中メッセージを通話チャネルの命令フィールドに
制御メッセージとして発呼移動局10に送信する(呼接続
シーケンスSS24)。
【0044】発呼移動局10は、話中メッセージを受信す
ると、制御回路108 の制御の下にオンフック状態として
通話チャネルを解放(呼制御シーケンスSS26)するとと
もに、タイマをセットする。この後、所定の時間が経過
してタイマ終了となると、制御回路108 は、発呼の際に
記憶した発信メッセージをRAM から読み出して、上記と
同様にベースバンド処理回路102 に送り、変復調回路10
4 にて基地局10にて受信可能な制御チャネルに変調し
て、さらに高周波回路106 からアンテナ110 を介して基
地局20に再発呼する(呼制御シーケンスSS28)。
【0045】以下、発呼移動局10は上記と同様に、基地
局20からの通話チャネルの指定を受けて(呼制御シーケ
ンスSS30)、その応答により通話チャネルに移行し(呼
制御シーケンスSS32)て、基地局20を介して移動通信交
換局30との間に通話路を開通する(呼制御シーケンスSS
34)。
【0046】一方、基地局20を介して移動局10からの呼
設定を受けた移動通信交換局30は、上記と同様に発信情
報を制御回線網に送出して(呼制御シーケンスSS36)、
呼接続処理を実行して着呼側交換機630 までの通話路を
設定する。発信情報を受けた着呼側交換機630 では、着
呼端末610 の加入者回路を起動して、着呼端末610 が話
中でなければ加入者線620 を捕捉し、着呼端末610 を呼
び出す(呼制御シーケンスSS38)。これとともに、着呼
側交換機630 では、発呼側の通話路に呼出音を送信する
(呼制御シーケンスSS40)。この結果、着呼端末610 に
てリンガ音が発生して、発呼移動局10ではスピーカから
呼出音が鳴動する。
【0047】次いで、着呼端末610 にてリンガ音を聞い
た加入者がオフフックすると、その応答信号を着呼側交
換機630 にて検出して(呼制御シーケンスSS42)、着呼
側交換機630 から制御回線網を介して応答情報が移動通
信交換局30に送られる(呼接続シーケンスSS44)。この
際、着呼側交換機630 では発呼側からの通話路を着呼端
末610 への加入者回線620 に呼接続する。この結果、発
呼移動局10から着呼端末610 への通話路が開通して、発
呼移動局10と着呼端末610 との間にて通話可能となる
(呼接続シーケンスSS46)。
【0048】以上のように本実施例の移動体通信網にお
ける自動リダイヤル方法および移動体通信システムによ
れば、移動局10から発呼した際に相手端末が話中の場
合、相手側交換機630 からの話中情報を移動通信交換局
30から基地局20に転送して、その話中情報を発呼移動局
10の制御回路108 に下り無線回線を介して話中メッセー
ジとして送信するので、その話中メッセージに基づいて
発呼移動局10から自動的に再発呼することができる。
【0049】この場合、移動局10には何ら回路を追加す
ることなく、簡単なプログラム追加のみにて自動リダイ
ヤルを実現することができる。また、基地局20では通常
処理に話中情報を移動局10にて受信可能な話中メッセー
ジに変換する処理を加えるのみにて、既存の装置を容易
にシステムアップすることができる。同様に、移動通信
交換局30では話中情報を基地局20に情報転送する処理を
追加するのみにて、回路的な追加をほとんど実行するこ
となく、自動リダイヤル処理を実行することができる。
したがって、移動局10として小型、低価格な装置を提供
することができ、また、全体的なシステムとしても少な
いコストにて自動リダイヤル可能な移動体通信システム
を構築することができる。
【0050】なお、上記実施例では、一般公衆電話網の
加入者端末に発呼する場合を例に挙げて説明したが、本
発明においては相手端末が他のサービスエリアの移動局
あるいは同一サービスエリアの移動局に発呼する場合も
上記と同様に発呼移動局からの自動リダイヤルを実現す
ることができる。
【0051】たとえば、図1に示す移動体通信網500 に
おいて、サービスエリアAの移動局10からサービスエリ
アBの移動局10に発呼した場合、サービスエリアBの着
呼側移動局10が話中であるとすると、着呼側の移動通信
交換局30から話中情報が制御回線網を介してサービスエ
リアAの発呼側移動通信交換局30に送られる。話中情報
を受けた発呼側移動通信交換局30は、上記実施例と同様
に話中情報を発呼移動局10が在圏する基地局20に転送す
る。これにより、基地局20は話中情報を話中メッセージ
に変換して発呼移動局10に送信する。以下、サービスエ
リアAの発呼移動局10は上記実施例と同様にタイマをセ
ットして、所定の時間経過すると、相手端末への発信メ
ッセージを読み出してサービスエリアBの移動局10に再
発呼を行なう。
【0052】同様に、サービスエリアAの移動局10から
そのサービスエリアAの他の移動局10に発呼する場合、
着呼移動局10が話中であるとすると、これらの移動局10
に共通の移動通信交換局30は着呼移動局10が話中である
ことを表わす話中情報を生成して、その話中情報を発呼
移動局10が在圏する基地局20に送る。これにより、基地
局20は話中情報を話中メッセージに変換して、発呼移動
局10に送信する。以下上記と同様に発呼移動局10はタイ
マをセットして、所定の時間が経過すると、上記と同様
に再発呼手順により再発呼する。
【0053】次に、図5には本発明による自動リダイヤ
ル方法が適用される移動体通信システムの他の実施例が
示されている。本実施例において、図3に示す移動体通
信システムと異なる点は、移動通信交換局30に、通話路
中の話中音を検出する話中音検出回路320 が設けられて
いる点と、話中音検出回路320 の検出結果に基づいてそ
の結果を表わす制御情報が移動通信交換局30から基地局
20に供給される点と、その制御情報に基づいて基地局20
にて話中メッセージを生成する点とである。
【0054】より具体的には、話中音検出回路320 は、
たとえば、ディジタル交換機310 の網側の通信回線312
を収容する回線制御回路(図示略)に設置されて、その
検出結果を基地局制御装置308 に供給する。
【0055】本実施例の基地局制御装置310 は、話中音
検出回路320 が話中音を検出している際に、その通話路
に呼接続されている発呼移動局10を探索する移動局探索
機能と、その発呼移動局10が在圏する基地局20宛てに相
手端末が話中である旨を表わす制御情報を生成する情報
生成機能とを含み、生成した制御情報を制御回線302を
介して基地局20の制御装置208 に送る。
【0056】基地局20の制御装置208 は、移動通信交換
局30から相手端末が話中である旨を表わす制御情報を受
けた際に、該当の移動局10宛てに話中メッセージを生成
するメッセージ生成機能を有する。
【0057】図6は、本実施例の移動体通信システムに
おける呼接続シーケンスを示す図であり、この図を参照
して本実施例における自動リダイヤル方法を説明する
と、まず、移動局10にて発呼操作が行なわれると、上記
実施例と同様にシーンスSS10にて発呼移動局10から基地
局20に発信メッセージが送信される。次に、基地局20は
上記実施例と同様に発信メッセージから相手端末の番号
を含む呼設定要求を移動通信交換局30に供給し、その要
求が受け付けられると、シーケンスSS12にて発呼移動局
10に通話チャネルを指定する。
【0058】これにより、発呼移動局10は、シーケンス
SS14にて通話チャネルの周波数にて応答メッセージを基
地局20に送信し、通話チャネルに移行する。基地局20は
移動局10からの応答メッセージを受けると、その内容を
表わす制御情報を移動通信交換局30に送り、その結果、
シーケンスSS16にて移動局10と移動通信交換局30との間
に通話路が開通する。
【0059】一方、移動通信交換局30は、シーケンスSS
18にて制御回線網を介して着呼端末610 を収容する着呼
側交換機630 に発信情報を送信するとともに、呼接続処
理を実行して、この場合一般公衆網600 を介して着呼側
交換機630 に通話路を接続する。
【0060】次に、発信情報を受けた着呼側交換機630
は、着呼端末610 が話中であることを検出すると、上記
実施例と同様にシーケンスSS20にて制御回線網を介して
話中情報を移動通信交換局30に送信するとともに、シー
ケンスSS22にて発呼側通話路に話中音を送信する。
【0061】このとき、移動通信交換局30では、話中音
検出回路320 にて通話路中の話中音を検出すると、その
検出結果を基地局制御装置310 に供給する。これによ
り、基地局制御装置310 では発呼移動局10を探索して、
相手端末610 が話中であることを表わす制御情報を生成
して、その制御情報を発呼移動局10が在圏する基地局20
に送信する。
【0062】これにより、発呼移動局10が在圏する基地
局20では、シーケンスSS24にて相手端末610 の話中状態
を表わす話中メッセージを生成して、そのメッセージを
下り無線回線を介して発呼移動局10に送信する。
【0063】この結果、話中メッセージを受信した発呼
移動局10は、シーケンスSS26にてオフフック状態として
通話チャネルを解放し、タイマをセットする。この後、
所定の時間が経過してタイマ終了となると、シーケンス
SS10にて使用した発信メッセージを読み出して、上記実
施例と同様にシーケンスSS28において基地局10に向けて
再発呼する。
【0064】以下、上記実施例と同様に通話チャネルに
移行して、移動通信交換局30との間に通話路を開通し、
さらに一般公衆電話網600 を介して着呼側交換機630 ま
で通話路を接続して、着呼端末610 が応答すると、移動
局10と一般公衆電話網600 の着呼端末610 との間にて通
話可能となる。
【0065】以上のように本実施例による移動体通信シ
ステムおよび自動リダイヤル方法によれば、通話路に送
信される着呼側交換機630 からの話中音を移動通信交換
局30にて検出して、その検出結果に基づいて発呼移動局
10が在圏する基地局20から発呼移動局10に話中メッセー
ジを送信するので、その話中メッセージに基づいて発呼
移動局10から所定の時間経過後に自動的に再発呼するこ
とができる。
【0066】なお、本実施例においては、一般公衆電話
網600 の電話端末610 に発呼する場合を例に挙げて説明
したが、上記実施例と同様に他のサービスエリアの移動
局に発呼する場合、同一サービスエリアの移動局に発呼
する場合にももちろん適用することができる。
【0067】また、図4および図6に示した実施例にお
いては、1回の再発呼にて着呼端末が応答した場合を例
に挙げて説明したが、再発呼の際に、相手端末がさらに
話中の場合には、上記各部にて再発呼処理を所定の回数
または相手端末が応答するまで複数回繰り返すようにす
るとよい。
【0068】次に、図7には本発明による移動体通信シ
ステムに適用される自動リダイヤル方法の他の実施例が
示されている。本実施例において、上記各実施例と異な
る点は、移動体通信網500 の移動局10から一般公衆電話
網600 の電話端末610 に発呼した際に、その着呼端末61
0 が話中の場合に、着呼側交換機630 に着呼端末610の
通話状態を監視させて、着呼側交換機630 にて話中終了
を検出した際に、その結果に基づいて移動通信交換局30
から基地局20を介して発呼移動局10に報知して発呼移動
局10から即座に再発呼する点である。
【0069】詳細には、一般公衆電話網600 では、たと
えば、固定端末の加入者間での通話の場合、着呼側が話
中の場合、着呼側交換機にて着呼側端末の話中終了を検
出すると、着呼側交換機から発呼側にコールバックして
両者を呼接続するコールバックサービスが知られてい
る。
【0070】本実施例では、一般公衆電話網600 の上記
コールバック方式での加入者交換機の話中終了検出機能
を利用した移動体通信網における自動リダイヤル方法を
実現するものである。
【0071】より具体的には、たとえば、図1におい
て、一般公衆電話網600 の加入者交換機630 は、発呼側
交換局から制御回線を介して発呼側端末の電話番号およ
び着呼側端末の電話番号を含む発信情報を受けた際に、
それらを一時蓄積する記憶回路を含む。着呼側端末が話
中の場合、その加入者線を収容する加入者回路にて話中
終了を検出する検出機能を含み、話中終了を検出した際
に、発呼側交換機に制御回線を介して話中終了を表わす
話中終了情報を送る情報送出機能を含む。
【0072】本実施例の移動通信交換局30は、移動局10
からの発呼の際に、制御回線網を介して着呼側交換機63
0 に発呼移動局10の電話番号および相手端末610 の電話
番号を含む発信情報を送る情報送出機能を含み、発信情
報には話中終了検出を指示する命令情報を付加する。発
呼側交換機から話中終了情報を受けた際には、その情報
に含まれる発呼側移動局10が在圏する基地局20を探索し
て、その基地局20に発呼側交換機から受けた話中終了情
報を転送する転送機能を含む。
【0073】本実施例の基地局20は、移動通信交換局30
を介して話中終了情報を受けた際にその話中終了情報を
該当の移動局10に下り無線回線の制御チャネルにて送信
可能な話中終了メッセージに変換するメッセージ変換機
能を含む。
【0074】本実施例の移動局10は、基地局20から話中
終了メッセージを受けた際に、その制御回路108 の制御
の下に再発呼する自動リダイヤル機能を含む。
【0075】以上のようなシステム構成において、本実
施例による自動リダイヤル方法を図7を参照して説明す
ると、まず、発呼移動局10から発呼すると、上記各実施
例と同様に、発呼移動局10と基地局20との間にて無線回
線を介してチャネル設定が行なわれる(呼接続シーケン
スSS10〜SS14)。次いで、移動通信交換局30にて呼が受
け付けられると、発呼移動局10と移動通信交換局30との
間に基地局20を介して通話路が設定されて(呼接続シー
ケンスSS16)、移動通信交換局30から制御回線網を介し
て一般公衆電話網600 の着呼側交換機に発呼移動局10の
識別番号および着呼端末610 の識別番号を含む話中終了
検出命令を付加した発信情報が送られる(呼接続シーケ
ンスSS18)。
【0076】次に、発信情報を受けた発呼側交換機630
では、発信情報に含まれる発呼移動局10の識別番号と着
呼端末610 の識別番号とを一時記憶して(呼接続シーケ
ンスSS50)、着呼端末610 が話中であるか否かを検出す
る。着呼端末610 が話中である場合、上記各実施例と同
様に制御回線に話中情報を送出するとともに(呼接続シ
ーケンスSS20)、発呼側通話路に向けて話中音を発生す
る。これにより、一般公衆電話網600 および移動通信網
700 を介して、さらに移動通信交換局30から基地局20を
通じて設定された通話路を介して発呼移動局10に話中音
が供給される(呼接続シーケンスSS22)。
【0077】発呼移動局10の発呼者は、話中音を聞く
と、オンフック操作して回線を断とする。これにより、
移動局10と基地局20との間の通話チャネルが解放されて
(呼接続シーケンスSS26)、また、それぞれの通話回線
が解放される。
【0078】一方、着呼側交換機630 では話中終了検出
命令に基づいて、着呼端末の状態を加入者線620 を収容
する加入者回路にて監視して、着呼端末でのオンフック
を検出すると、話中終了情報を生成して、記憶した発呼
移動局10の識別番号に基づいてその移動局10を収容する
移動通信交換局10に制御回線を介して話中終了情報を送
出する(呼接続シーケンスSS52)。
【0079】これにより、制御回線網を介して話中終了
情報を受けた発呼側の移動通信交換局30では、その話中
終了情報を基地局制御装置310 を介して発呼移動局10が
在圏する基地局20に転送する。
【0080】話中終了情報を受けた基地局20では、その
情報から相手端末610 の話中終了を表わす話中終了メッ
セージに変換して、そのメッセージを下り無線回線の制
御チャネルを介して発呼移動局10に送信する(呼接続シ
ーケンスSS54)。
【0081】この結果、話中終了メッセージを受信した
移動局10は、リダイヤル機能を起動して、以前に発呼し
た相手端末に再発呼する。
【0082】以下、上記各実施例と同様に、基地局20を
介して通話チャネルを設定して通話路が開通し、着呼側
交換機630 が相手端末610 を起動するとともに呼出音を
通話路に送信すると、発呼移動局10にてその呼出音が聞
こえ、かつ着呼端末610 にてリンガ音が鳴動する。これ
により、着呼端末610 にてオフフックすると、その応答
が着呼側交換機30にて検出されて、通話路が接続され
る。この結果、発呼移動局10と着呼端末610 との間にて
通話が開始される。
【0083】以上のように本実施例の移動体通信システ
ムおよび自動リダイヤル方法によれば、着呼側交換機63
0 にて着呼端末610 の話中終了を検出して、その検出結
果の話中終了情報を移動通信交換局30から発呼移動局10
が在圏する基地局20に転送して、基地局20にて話中終了
情報を話中メッセージに変換して制御チャネルにて発呼
移動局10に送信するので、発呼移動局10にて再発呼を効
率よく実行することができる。この場合、着呼端末610
が話中終了した後であるから、ほぼ確実に発呼移動局10
から着呼端末610 に呼接続することができる。
【0084】次に、図8には本発明による移動体通信シ
ステムに適用される自動リダイヤル方法のさらに他の実
施例が示されている。本実施例において、上記実施例と
異なる点は、着呼端末610 が話中終了した場合に、着呼
側交換機630 から話中終了情報を受けた移動通信交換局
30にて着呼端末610 に再発呼起動して、発呼移動局10に
通話路を設定する点である。
【0085】すなわち、図8に示すように、移動通信交
換局30は、シーケンスSS52にて一般公衆電話網600 の着
呼側交換機630 から話中終了情報を受けると、その情報
に含まれる着呼端末610 の識別番号に基づいて一般公衆
電話網600 を介して着呼端末610 への再発呼を準備する
とともに、その再発呼の旨を発呼移動局10が在圏する基
地局20に再発呼起動情報として送る。
【0086】再発呼する旨を受けた基地局20は、呼接続
シーケンスSS60にて再発呼を表わす再発呼メッセージを
生成して、生成した再発呼メッセージを下り回線の制御
チャネルを介して該当の移動局10に送信する。この際、
有利には、基地局20から通話チャネルを指定する。
【0087】次に、再発呼メッセージを制御チャネルに
て受けた移動局10では、呼接続シーケンスSS62にて発呼
者に報知し、応答可能であれば、たとえば、通話チャネ
ルに移行して、再発呼メッセージに対する応答メッセー
ジを生成し、その通話チャネルにて基地局20に返送す
る。
【0088】次いで、再発呼応答メッセージを基地局20
にて受信すると、基地局20からその応答内容を表わす制
御情報を移動通信交換局30に送る。これにより、移動局
10と移動通信交換局30との間に基地局20を介して通話路
を設定するとともに、呼接続シーケンスSS64にて移動通
信交換局30は、制御回線網を介して着呼側交換機630に
発信情報を送って、再発呼処理を開始する。この結果、
移動通信交換局30から移動通信網500 および一般公衆電
話網600 を介して着呼側交換機630 に回線接続して、通
話路を開通する。
【0089】以下、上記各実施例と同様に、着呼側交換
機630 にて着呼端末610 の加入者回路を起動して、着呼
端末610 にリンガ音を鳴動させるとともに、発呼側通話
路に呼出音を送信する。これにより、着呼端末610 にて
オフフックとすると、その応答により着呼側交換機630
にて回線接続し、発呼側移動局10と着呼端末610 にて通
話可能となる。
【0090】以上のように本実施例による移動体通信シ
ステムおよび自動リダイヤル方法によれば、着呼端末61
0 が話中終了した際に、着呼側交換機630 からの話中終
了情報を受けた移動通信交換局30にて再発呼起動するよ
うにしたので、移動局10には再発呼起動メッセージに対
する応答処理を追加するのみにて、何ら回路を追加する
ことなく、有効に自動リダイヤルを実現することができ
る。
【0091】なお、図7および図8の実施例では移動通
信網500 の移動局10から一般公衆電話網600 の固定端末
610 に発呼する場合を例に挙げて説明したが、他のサー
ビスエリアの移動局および同一サービスエリアの移動局
に発呼する場合にも適用することができる。この場合、
着呼側の移動通信交換局30にて着呼移動局10の話中終了
を検出する機能を追加するとよい。
【0092】また、上記各実施例では、移動局10と基地
局20との間をTDMA方式の無線回線にて接続する場合を例
に挙げて説明したが、本発明においては他の無線方式の
移動体通信システムにも適用することができる。
【0093】
【発明の効果】このように本発明の移動体通信網におけ
る自動リダイヤル方法および移動体通信システムによれ
ば、移動局からの発呼の際に相手端末が話中の場合、移
動局の発呼者が発呼操作をすることなく、自動的に再発
呼することができる。この場合移動局には何ら回路を追
加することなく、ソフトウェアを追加するのみにて有効
にリダイヤル機能を追加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動リダイヤル方法が適用される
移動体通信システムの一実施例を示すシステム構成図で
ある。
【図2】図1の実施例に適用される移動局の内部構成を
示すブロック図である。
【図3】図1の実施例に適用される基地局および移動通
信交換局の内部構成を示すブロック図である。
【図4】図1の実施例による移動体通信システムに適用
される自動リダイヤル方法を説明するためのシーケンス
図である。
【図5】本発明による自動リダイヤル方法が適用される
移動体通信システムの他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】図5の実施例による移動体通信システムに適用
される自動リダイヤル方法を説明するためのシーケンス
図である。
【図7】本発明による移動体通信システムに適用される
自動リダイヤル方法の他の実施例を説明するためのシー
ケンス図である。
【図8】本発明による移動体通信システムに適用される
自動リダイヤル方法のさらに他の実施例を説明するため
のシーケンス図である。
【符号の説明】
10 移動局 20 基地局 30 移動通信交換局 600 一般公衆固定網 610 電話端末 630 加入者交換機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信網の移動局から発呼した際
    に、一般公衆網の固定端末を含む相手端末が話中の場合
    に、その話中終了を待って発呼移動局から再び発呼する
    移動体通信網における自動リダイヤル方法において、 前記移動通信交換局は、移動局からの発呼の際に、該発
    呼移動局の識別番号および相手端末の識別番号を含む発
    信情報を制御回線を介して着呼側交換機に送り、 該着呼側交換機は、前記相手端末が話中の場合に発呼移
    動局の識別番号および相手端末の識別番号を記憶して着
    呼端末の状態を監視し、該着呼端末の話中終了を検出す
    ると、記憶した発呼移動局の識別番号および相手端末の
    識別番号を付加した話中終了情報を制御回線を介して発
    呼移動局の移動通信交換局に送り、 話中終了情報を受けた移動通信交換局では、話中終了情
    報に付加した発呼移動局の識別番号に基づいて、該話中
    終了情報を、その移動局が在圏する基地局に転送し、 該話中終了情報を受けた基地局は、相手先端末の話中終
    了を表わす話中終了メッセージを生成して、生成した話
    中終了メッセージを下り回線の制御チャネルを介して該
    当の移動局に送信し、 話中終了メッセージを受けた移動局は、再び相手端末に
    発呼することを特徴とする移動体通信網における自動リ
    ダイヤル方法。
  2. 【請求項2】 所定の無線回線を介して移動局を収容し
    て、少なくとも一般公衆網に呼接続可能な移動体通信シ
    ステムにおいて、 該システムは、前記移動局との間に所定の無線回線を設
    定する基地局と、該基地局を収容して移動局からの呼を
    一般公衆網を含む所望の方路に呼接続する移動通信交換
    局であって、移動局からの発呼の際に、相手端末を収容
    する着呼側交換機に発呼移動局の識別番号と相手端末の
    識別情報を含む発信情報を制御回線を介して送出する移
    動通信交換局とを含み、 前記着呼側交換機は、着呼端末が話中の場合に発呼端末
    の識別番号および相手端末の識別番号を記憶して着呼端
    末の状態を監視し、着呼端末の話中終了を検出すると、
    記憶した発呼端末の識別番号および相手端末の識別番号
    を付加した話中終了情報を制御回線を介して発呼側交換
    機に送出する機能を有し、 前記移動通信交換局は、着呼側交換機から受けた話中終
    了情報を発呼移動局が在圏する基地局に転送する転送手
    段を有し、 前記基地局は、前記移動通信交換局から話中終了情報を
    受けた際に、その話中終了情報を発呼移動局に送信可能
    な相手先端末の話中終了を表わす話中終了メッセージに
    変換するメッセージ変換手段を有し、 前記移動局は、前記基地局から話中終了メッセージを受
    けた際に、話中終了した相手端末に再び発呼するリダイ
    ヤル機能を有することを特徴とする移動体通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 所定の無線回線を介して移動局を収容し
    て、少なくとも一般公衆網に呼接続可能な移動体通信シ
    ステムにおいて、 該システムは、前記移動局との間に所定の無線回線を設
    定する基地局と、該基地局を収容して移動局からの呼を
    一般公衆網を含む所望の方路に呼接続する移動通信交換
    局であって、移動局からの発呼の際に、相手端末を収容
    する着呼側交換機に発呼移動局の識別番号と相手端末の
    識別情報を含む発信情報を制御回線を介して送出する移
    動通信交換局とを含み、 前記着呼側交換機は、着呼端末が話中の場合に発呼端末
    の識別番号および相手端末の識別番号を記憶して着呼端
    末の状態を監視し、着呼端末の話中終了を検出すると、
    記憶した発呼端末の識別番号および相手端末の識別番号
    を付加した話中終了情報を制御回線を介して発呼側交換
    機に送出する機能を有し、 前記移動通信交換局は、着呼側交換機から話中終了情報
    を受けて、再発呼する旨を発呼移動局が在圏する基地局
    に送出する情報生成手段と、相手端末の識別情報に基づ
    いて相手端末へ再発呼して発呼移動局と相手端末との間
    に通話路を設定する再発呼機能とを有し、 前記基地局は、前記移動通信交換局から再発呼する旨を
    受けた際に、発呼移動局に送信可能な再発呼する旨を表
    わす再発呼メッセージを生成するメッセージ生成手段を
    有し、 前記移動局は、基地局から再発呼メッセージを受けた際
    に、応答可能であれば再発呼応答メッセージを生成して
    基地局に返送するメッセージ生成機能を有することを特
    徴とする移動体通信システム。
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