JPH11215446A - テレビ番組情報の表示方法及び記録機器の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予約番組実行時に、番組に付随する情報デー
タが番組映像の視聴の妨となり、有料番組は、予約動作
実行直後に情報データが表示され、頭切れとなる。又、
情報データ量の変動により番組毎にＶＴＲ録画時間が異
なる課題がある。 【解決手段】 テレビジョン番組信号と付随する情報デ
ータを受信再生するテレビ受信機において、視聴予約す
る番組予約手段と、予約設定した番組のテレビ信号を復
調し、番組信号と付随する情報データに分離するトラン
スポートストリーム手段と、前記情報データから番組開
始時刻を抽出し、この番組開始時刻の前に前記付随情報
データを再生出力モードを生成する予約番組再生表示モ
ード生成手段と、前記予約番組に付随する情報データを
一時記憶する記憶手段とを有し、前記予約番組の番組開
始時刻以前に前記記憶手段の詳細情報データを読み出し
再生出力し、番組開始時刻到達時には、前記情報データ
の再生出力を消去し、前記予約番組を再生出力するテレ
ビ番組情報の表示方法である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ放送の番組
を予約受信再生する際に、予約した番組に付随する番組
情報を番組自体の映像に影響を与えることなく再生表示
し、かつ、記録するテレビ番組情報の表示方法と記録装
置の制御方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、放送衛星や通信衛星を用いてテレ
ビジョン信号をディジタル化し、かつ多チャンネル（例
えば、１００チャンネル）で伝送し、このディジタルテ
レビジョン信号を受信再生するシステムが普及してい
る。

【０００３】衛星を用いたディジタルテレビジョン放送
の伝送方式は、ＤＶＢ（DigitalVideo Broadcasting）
規格に準拠されている。前記ＤＶＢ規格において、テレ
ビ番組の映像と音声信号と番組に付随するサービスと詳
細情報も同時に伝送されている。このサービス情報に
は、サービス名（チャンネル名）、サービス番号（チャ
ンネル番号）、番組名、番組開始時刻、番組の時間長、
番組カテゴリー等が有り、詳細情報には、番組内容のあ
らすじや出演者等の詳細説明等の情報が包含されてい
る。受信機では、テレビ番組の映像と音声信号と共に番
組の付随する前記サービスと詳細情報も受信再生するこ
とにより、視聴者は番組視聴時に種々の情報が得られ
る。

【０００４】前記ディジタルテレビ放送の番組視聴時の
前記サービスと詳細情報の内、サービス情報の利用方法
について、図６と図７を用いて説明する。図６は野球番
組を選局視聴時の再生画面を表している。番組の映像画
面６１に、サービス情報から抽出したサービス名６２、
サービス番号６３、番組名６４、番組開始時刻及び番組
の時間長から算出した番組終了時刻を示す日時表示６５
を表示している。このサービス情報６２〜６５が前記映
像画面６１の上に重畳再生表示されることにより、現在
視聴している番組確認が容易となる。

【０００５】また、図７に示すように、前記サービス情
報を用いて、電子番組表（以下、ＥＰＧ：Electronic P
rogram Guideという）７１も作成表示可能となる。この
ＥＰＧ７１は、時計方向で２時間で、サービス（チャン
ネル）数７のタイムテーブルを表しており、現在日時表
示７２、７つのサービス（チャンネル）名とサービス
（チャンネル）番号表示７３、各サービス（チャンネ
ル）の番組名７４等からなる番組表が生成表示される。
視聴者は、この番組表から視聴を望むサービスの番組を
予約受信再生操作する。衛星ディジタルテレビ放送は、
１００チャンネルもの多くの番組が放送されるために、
前記番組表表示によって視聴希望するチャンネルと番組
を選択予約することは受信機の重要な機能となってい
る。

【０００６】さらに、番組単位で視聴料金を支払う有料
放送番組（以下、ＰＰＶ：Pay-Par-Viewという）方式に
おいては、番組途中から視聴した際の課金、すなわち、
頭切れ課金を排除するため、番組開始時刻からある所定
時間経過すると番組が視聴できない、すなわち番組購入
が出来ないシステムも存在しており、このような頭切れ
課金を排除できるＰＰＶ番組を視聴し損なわないために
も、前記番組予約機能は受信機の必修機能となる。

【０００７】前記予約機能は、予約した番組の開始時刻
になると受信機が自動的にその番組を選局再生表示する
予約動作が実行される。この予約動作の実行時には、受
信機が選局再生表示した番組の映像と共に、前記サービ
ス情報も図６に示したように再生表示可能であり、視聴
者は事前予約した番組を前記サービス情報から番組視聴
時に確認できる利点も有している。

【０００８】また、前記サービス情報は、磁気記録再生
装置で番組を録画する際に、番組の映像信号と共にその
番組のサービス情報を共に録画することにより、録画後
の番組インデックスとして活用できる。具体的には、図
８に示すように、ディジタルテレビ受信機８１に磁気記
録再生装置（以下、ＶＴＲと言う）８２をＡＶケーブル
８３を介して接続する。前記ディジタルテレビ受信機８
１の予約動作開始時刻と同じ時刻に、前記ＶＴＲ８２の
録画開始時刻を設定することにより、前記ディジタルテ
レビ受信機８１で選局再生した番組のテレビジョン信号
とサービス情報が磁気テープに録画できる。

【０００９】この録画予約の動作について、図９を用い
て説明する。図９（ａ）は、ディジタルテレビ受信機８
１の予約番組Ａの予約設定状態を示し、図９（ｂ）は、
ディジタルテレビ受信機８１の動作状態を示し、図９
（ｃ）はＶＴＲ８２の録画動作状態を示している。ま
た、図中のｔ１は番組開始時刻で、ｔ２は前記番組サー
ビス情報の再生表示終了時刻を示している。今、現在時
刻が予約設定した予約番組Ａの番組開始時刻ｔ１に到達
したとすると、前記ディジタルテレビ受信機８１は予約
設定した番組の選局再生表示を開始し、同時にＶＴＲ８
２も録画を開始する。前記ディジタルテレビ受信機８１
は伝送されている予約番組のサービス情報の内容を番組
再生映像上に重畳して再生表示し、前記サービス情報の
再生表示が所定時間経過して、時刻ｔ２に到達すると、
前記サービス情報の再生表示を消去し、予約番組の映像
のみを番組終了時刻まで再生表示する。前記ＶＴＲ８２
も前記ディジタルテレビ受信機８１からＡＶケーブル８
３を介して伝送された予約番組の映像とサービス情報を
録画し、時刻ｔ２に到達後は前記予約番組の映像のみを
予約番組終了時刻まで録画する。

【００１０】なお、前記ディジタルテレビ受信機８１と
前記ＶＴＲ８２との予約番組の開始時刻と終了時刻は予
め合わせておく必要があるが、前記ディジタルテレビ受
信機８１に赤外線発信器８４を内蔵させ、前記ＶＴＲ８
２に赤外線受信機８５を内蔵させ、この赤外線発信器８
４と赤外線受信機８５とを制御線８６で接続させ、前記
ディジタルテレビ受信機８１で予約番組の開始時刻に到
達したとき、前記赤外線発信器８４から前記赤外線受信
機８５に前記ＶＴＲ８２での前記ディジタルテレビ受信
機８１からの番組信号とサービス情報の録画開始と終了
制御信号を供給することにより、前記ディジタルテレビ
受信機８１からの制御のみで予約録画も可能となる。

【００１１】前記サービス情報以外の番組の詳細情報、
例えば、映画の場合には、その映画のあらすじ、及び出
演者や監督等の氏名や経歴を４００文字程度の詳細情報
として伝送される。前記サービス情報に代えて前記番組
詳細情報を前記ディジタルテレビ受信機８１で再生表
示、かつＶＴＲ８２で録画することも可能であり、特
に、ＶＴＲ８２で録画した磁気テープのビデオライブラ
リーとしては有効な情報となる。

【００１２】前記番組サービス情報及び番組詳細情報を
番組映像画面上に重ねて表示する際に、前記ＤＶＢ規格
のＭＰＥＧ２によるオンスクリーン表示は、通常のテレ
ビ受信機では、横７２０ドット、縦４８０ドットの平面
範囲に表示される。しかし、確実に全ての情報を表示す
るためには、テレビ受信機のオーバースキャン等を考慮
し、実有効表示範囲は、約横６００ドット、縦４００ド
ットの平面範囲となる。さらに、テレビ受信機で文字を
表示する場合に、文字のちらつきや見やすさを考慮する
と１文字の大きさは限られ、例えば、１文字の大きさを
横２４ドット、縦２４ドットとし、文字間隔と改行スペ
ースを考慮すると１文字の表示には横３０ドット、縦４
０ドット必要となる。この状態を図１０に示している。
この図１０から解るように、テレビ受信機の画面に表示
できる文字数は、横２０文字、縦１０文字の系２００文
字の表示となり、例えば４００文字を表示する際には、
２画面必要となる。また、前記番組詳細情報は、個々の
番組によって、文字数が異なり、１画面で足りる場合
と、２画面必要な場合と常に不定である。

【００１３】

【発明が解決しようとする課題】従来のディジタルテレ
ビ放送の番組サービス情報及び番組詳細情報は、テレビ
受信機の番組予約やＶＴＲでの録画予約において、番組
視聴及び録画番組の確認に有用であるが、予約動作実行
中に番組の再生表示と同時に、その番組のサービス情報
が番組映像に重畳表示されるためにそのサービス情報が
番組映像の視聴の妨げとなる課題がある。

【００１４】また、ＰＰＶ方式の番組を予約視聴する場
合には、番組予約設定時は番組購入動作は実行されず、
番組選局動作時に番組購入動作を行うシステムにおいて
は、予約実行直後、すなわち、番組開始時刻直後に番組
サービス情報により内容確認することになる。しかし、
視聴する番組確認が終了した時点では、既にＰＰＶ方式
の番組は開始され、購入動作は完了していることにな
り、この時点での予約番組の視聴取り消し、すなわち、
番組購入の取り消しが出来ない課題があった。

【００１５】さらに、番組の詳細情報を再生表示する場
合には、１００チャンネルもの放送チャンネルの中から
該当する番組の詳細情報を検索しなければならず、この
検索に時間がかかり、予約実行と同時に検索しても番組
開始時に前記詳細情報の再生表示が遅れることになる。
また、前記詳細情報は、４００文字程度の情報を有して
いるために、選局した番組の映像画面上に再生表示さ
れ、選局番組映像画面の視聴の妨げとなる課題があっ
た。

【００１６】また、前記番組詳細情報は、個々の番組に
よって、文字数が異なり、１画面で足りる場合と、２画
面必要な場合と常に不定である。このため、ＶＴＲで番
組と詳細情報を録画する際に、一定の表示形態で記録す
ることが出来ない課題があった。

【００１７】本発明は、予約動作実行時に、番組サービ
ス情報と番組詳細情報を番組映像の視聴の妨げにならな
いように表示し、前記ＰＰＶ方式の番組予約の場合は、
視聴者が予約動作実行直後に、番組購入可否を判定出来
るように、番組サービス情報及び番組詳細情報を再生表
示するテレビ番組情報の表示方法を提供する。

【００１８】さらに、テレビ番組情報をＶＴＲで録画記
録する際にテレビ受信機と同期してＶＴＲを制御する記
録装置の制御方法を提供することを目的としている。

【００１９】

【課題を解決するための手段】テレビジョン番組信号と
共に伝送されるテレビ番組に付随するサービス及び詳細
情報データを受信再生するテレビ受信機において、前記
テレビジョン番組の視聴予約するための番組予約手段
と、前記番組予約手段で予約設定された番組のテレビジ
ョン信号を復調し、トランスポートストリームデータか
ら番組信号と番組に付随するサービス又は詳細情報デー
タとに分離するトランスポートストリーム手段と、前記
トランスポートストリーム手段で分離した番組に付随す
るサービス情報データから予約番組の番組開始時刻を抽
出し、この番組開始時刻の前に前記予約番組に付随する
サービス又は詳細情報データを再生出力する予約番組再
生表示モードを生成する予約番組再生表示モード生成手
段と、前記トランスポートストリーム手段で分離した予
約番組に付随するサービス又は詳細情報データを一時記
憶する記憶手段とを具備し、前記予約番組の番組開始時
刻以前に前記記憶手段に記憶されている予約番組に付随
するサービス又は詳細情報データを読み出し再生出力
し、前記予約番組の番組開始時刻到達時には、前記予約
番組に付随するサービス又は詳細情報データの再生出力
を消去し、前記予約番組を再生出力するテレビ番組情報
の表示方法である。

【００２０】前記予約番組再生表示モード生成手段で生
成した前記予約番組に付随するサービス又は詳細情報デ
ータの再生出力に同期して、録画記録機器の録画記録駆
動を制御する信号を生成する録画記録機器制御信号生成
手段を具備し、前記録画記録機器制御信号生成手段の録
画記録駆動制御信号に同期して、前記録画記録機器を駆
動制御するテレビ番組情報の記録機器の制御方法であ
る。

【００２１】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図１は本発明に係る
ディジタル伝送方式のテレビジョン信号を受信するテレ
ビ受信機の一実施の形態を示すブロック図である。

【００２２】放送衛星が伝送されたディジタル伝送方式
のテレビジョン信号は、アンテナ１１で受信され、ＲＦ
信号に変換されてチューナ１２に供給される。このチュ
ーナ１２は、選局されたチャンネルのトランスポンダの
周波数に同調し、ベースバンド信号に変換し、ＱＰＳＫ
復調回路１３に供給する。このＱＰＳＫ復調回路１３で
ディジタルデータに復調されて、エラー訂正回路１４に
供給される。このエラー訂正回路１４は、前記ディジタ
ルデータのエラー検出及びエラー訂正を行うと共に復調
されたディジタルデータをパケット毎に区分してトラン
スポートストリームデータとしてディスクランブル回路
１５に供給する。このディスクランブル回路１５は、伝
送されてくる信号が暗号化されている場合に、この暗号
化信号を解読し、元の信号に復元する回路で、解読復元
された元の信号は、トランスポートメイン処理マイクロ
コンピュータ回路１６に供給される。前記ディスクラン
ブル回路１５は、ＩＣカード２４に記録されている個別
情報をカード制御回路２５で読み取り、前記トランスポ
ートメイン処理マイクロコンピュータ回路１６で前記伝
送信号中の解読キー情報との照合確認を行い、前記ＩＣ
カード２４の個別情報と前記解読キー情報との照合確認
の結果、暗号解読の認証が得られると、前記ディスクラ
ンブル回路１５に暗号解読の実行制御が行われ、暗号解
読後の信号が前記トランスポートメイン処理マイクロコ
ンピュータ１６に供給される。一方、このトランスポー
トメイン処理マイクロコンピュータ１６に供給された前
記チューナ１２で選局し、前記ディスクランブル回路１
５で解読されたトランスポートストリームデータは、映
像及び音声データの分離処理を行う。このトランスポー
トメイン処理マイクロコンピュータ１６で分離された映
像及び音声データは、ＭＰＥＧ映像・音声復号化回路１
８に供給され、ＭＰＥＧ圧縮前の映像及び音声信号に復
号する。このＭＰＥＧ映像・音声復号化回路１８は、Ｍ
ＰＲＥＧ復号化用メモリ１９に記憶されている処理手順
により、復号分離処理される。この復号分離されたディ
ジタルの映像信号は、ＮＴＳＣ信号変換回路２０でＮＴ
ＳＣ方式のアナログ映像信号に変換されて、アナログテ
レビ受信機２２又はＶＴＲ２３の映像信号処理回路へと
供給され、及び、音声信号は、ディジタル／アナログ変
換回路２１でアナログ音声信号に変換されて音声信号と
して前記アナログテレビ受信機２２及びＶＴＲ２３に供
給される。

【００２３】前記トランスポートメイン処理マイクロコ
ンピュータ回路１６は、前記暗号解読の認証と、前記ト
ランスポートストリームデータからの映像と音声データ
の分離処理以外に、前記選局したチャンネルの番組に付
随するサービス情報や詳細情報のデータ分離処理も行
う。このトランスポートメイン処理マイクロコンピュー
タ回路１６の動作はメイン処理マイクロコンピュータ用
メモリ１７に記憶されている信号分離手順により実行さ
れ、かつ、分離された番組サービス情報及び番組詳細情
報を前記メイン処理マイクロコンピュータ用メモリ１７
に記憶する。

【００２４】なお、前記トランスポートメイン処理マイ
クロコンピュータ１６には、選局番組の番組開始時刻に
前記ＶＴＲ２３が記録開始する制御信号を供給するリモ
ートコントロール用赤外線信号発光の発光器２６が接続
され、前記ＶＴＲ２３には図示されていないが赤外線受
光器を内蔵している。また、図１の図中の符号２７は、
モデム回路で、有料放送であるＰＰＶ方式の番組受信時
に課金情報をモジュラコンセント２８に接続した公衆電
話回線を介して、放送番組伝送側に送信する。さらに、
図中の符号２９は、パーソナルコンピュータで、前記デ
ィスクランブル回路１５からのトランスポートストリー
ムデータを出力する端子に接続されるもので、データ放
送受信を行うものである。

【００２５】次に、前記テレビ受信機の番組予約の動作
について、図２を用いて説明する。図２は横軸に時間経
過を示し、図２（ａ）は、予約番組Ａの予約設定状態を
示し、図２（ｂ）は、テレビ受信機の予約番組受信動作
状態を示し、図２（ｃ）は、ＶＴＲの予約番組録画記録
動作状態を示している。さらに、図中ｔ６は、予約番組
のサービス情報の再生時刻を示し、図中ｔ７は、予約番
組の放送開始時刻を示している。

【００２６】図１に示したテレビ受信機において、図示
されていない操作及び番組予約入力手段を用いて、各サ
ービス（チャンネル）番号やサービス（チャンネル）名
及び番組名等を図７に示したＥＰＧをアナログテレビ受
信機２２に画面表示し、かつ、そのＥＰＧから番組予約
を行う。視聴するサービス（チャンネル）番号や番組名
を図２（ａ）に示すように設定する。つまり、時刻ｔ７
に番組が開始される番組Ａを予約入力設定する。

【００２７】図２（ａ）に示したように番組予約設定さ
れた時点で、前記予約番組Ａに付随するサービス情報、
すなわち、サービス（チャンネル）名データ、サービス
（チャンネル）番号データ、番組名データ、番組開始時
刻データ、番組時間長データ、及び番組カテゴリデータ
等は、前記トランスポートメイン処理マイクロコンピュ
ータ１６に前記ディジタルテレビ信号から取り込み可能
となり、この取り込んだ予約番組のサービス情報のデー
タは、前記メイン処理マイクロコンピュータ用メモリ１
７に記憶する。

【００２８】前記番組予約の操作により、予約番組の開
始時刻は前記予約設定がされた時点で、前記テレビ受信
機は開始時刻ｔ７の時間に到達すると予約番組Ａを再生
表示動作を実行する。しかし、この予約再生表示動作と
同時に前記予約番組の前記サービス情報データを前記メ
イン処理マイクロコンピュータ用メモリ１７から読み出
し、予約番組の映像画面上に重畳して表示することは視
聴の妨げとなる。

【００２９】そこで、前記予約番組Ａの番組開始時刻ｔ
７に到達する数秒前（例えば、３〜５秒前）に、前記予
約番組Ａのサービス情報データを前記メイン処理マイク
ロコンピュータ用メモリ１７から読み出し表示する時刻
ｔ６を前記トランスポートメイン処理マイクロコンピュ
ータ１６に番組情報表示時刻として設定する。この結
果、図２（ｂ）に示すように、テレビ受信機は、予約番
組Ａの番組開始時刻ｔ７の数秒前の時刻ｔ６に現在時刻
が到達すると、前記予約番組に付随するサービス情報デ
ータを再生表示し、予約番組の開始時刻ｔ７に現在時刻
が到達すると、前記予約番組の付随するサービス情報デ
ータの再生表示を消去し、予約番組Ａの映像表示を行
う。これにより、予約番組の開始時刻前に番組のサービ
ス情報の視聴が可能となり、予約番組の映像画面に重畳
することも無いために、映像視聴の妨げともならない。

【００３０】さらに、前記テレビ受信機での予約番組に
付随するサービス情報データの再生表示時刻ｔ６に同期
して、前記ＶＴＲ２３が録画記録を開始するように、前
記トランスポートメイン処理マイクロコンピュータ１６
から前記リモートコントロール発光器２６に時刻ｔ６到
達信号を生成出力し、前記リモートコントロール発光器
２６から録画記録動作開始信号を生成し、前記ＶＴＲ２
３を前記予約番組Ａの開始時刻ｔ７に先立って、時刻ｔ
６から録画記録動作を開始させ、前記予約番組に付随す
るサービス情報データを録画記録し、時刻ｔ７に到達す
ると、前記サービス情報データは消去されるために、前
記予約番組Ａの映像や音声信号のみが録画記録可能とな
る。

【００３１】次に、前記時刻ｔ６からｔ７の時間は、前
記予約番組Ａは選局再生表示されていないために、前記
予約番組Ａに付随するサービス情報のデータは、図３に
示す再生画面が設定可能となる。

【００３２】図中符号３０は、前記アナログテレビ受信
機２２の画面に表示される番組サービス情報表示画面を
示し、３１は、前記番組に付随するサービス情報表示領
域で、このサービス情報表示領域３１は、番組名３２，
番組放送日時と、番組開始時刻と番組時間長のデータか
ら算出した番組終了時刻及び番組時間長３３、番組カテ
ゴリー用アイコン３４、番組カテゴリー名３５、サービ
ス（チャンネル）番号３６、及びサービス（チャンネ
ル）名３７から構成されている。

【００３３】このような番組サービス情報表示画面３０
を予約番組Ａの開始前の時刻ｔ６で表示することによ
り、視聴する番組の映像画面と重畳しないため、視聴の
妨げとなることもなく、予約番組Ａの開始時刻ｔ７の直
前に予約番組の確認が可能となる。また、ＶＴＲ２３で
録画記録動作の開始を前記番組サービス情報表示開始時
刻ｔ６と同期させることにより、前記番組サービス情報
表示画面が番組開始時刻ｔ７の前に録画記録されるため
に、録画記録された磁気テープ等の記録媒体から再生し
た際に、前記サービス情報が番組Ａに先立って再生さ
れ、番組Ａの映像画面に重畳されない。また、記録媒体
の録画記録内容のインデックスとして活用できる。

【００３４】さらに、前記前記番組サービス情報表示画
面３０の番組カテゴリー名３５のデータを用いて、前記
サービス情報表示領域３１の背景色を変えることも可能
で、例えば、洋画は赤色、邦画は青色、あるいはスポー
ツは緑色とすることにより、視聴番組のカテゴリーの判
別が容易に出来ると共に、前記ＶＴＲ２３で録画記録さ
れた記録媒体の録画記録内容の確認と検索も容易に出来
る効果を有している。また、前記ＰＰＶ方式の番組の視
聴の際には、番組購入動作である番組開始時刻の選局動
作前に、予約番組のサービス情報が前記番組サービス情
報表示画面３０として表示再生されるために、予約した
番組の内容が容易に確認できると共に、もし仮に、この
予約した番組のサービス情報を確認の結果、前記予約し
たＰＰＶ方式の番組の視聴を取り消す場合には、前記番
組サービス情報表示画面３０の再生表示時間内で、前記
予約番組の開始時刻前に予約取り消しである番組購入の
取り消しも可能となる。

【００３５】次に、ディジタルテレビ信号の番組に付随
する番組詳細情報、すなわち、番組のあらすじや監督出
演者等のデータのテレビ受信機での再生表示と、ＶＴＲ
２３での録画記録について図４を用いて説明する。図４
は、横軸に時間経過を示し、図４（ａ）は、予約番組Ａ
の予約設定状態を示しており、図４（ｂ）は、テレビ受
信機での番組詳細情報と予約番組の再生表示の動作状態
を示しており、図４（ｃ）は、ＶＴＲ２３での番組詳細
情報と予約番組の録画記録状態を示している。さらに、
図中ｔ８は、な前記番組詳細情報の第１の再生表示及び
録画記録開始時刻を示し、図中ｔ９は、前記番組詳細情
報の第２の再生表示及び録画記録開始時刻を示し、図中
ｔ１０は、前記予約番組Ａの番組開始時刻を示してい
る。

【００３６】番組の予約設定時に、図４（ａ）に示すよ
うに、予約番組Ａと設定すると共に、前記トランスポー
トメイン処理マイクロコンピュータ１６に対して、予約
番組Ａの詳細情報の再生表示の予約動作実行設定を行
う。この予約動作実行設定により、前記トランスポート
メイン処理マイクロコンピュータ１６は、予約指定した
番組の詳細情報を抽出し、前記メイン処理マイクロコン
ピュータ用メモリ１７に記憶する。このメイン処理マイ
クロコンピュータ用メモリ１７に記憶された前記番組詳
細情報データは、最大４００文字のデータ量を有してい
る。このため、前述したようにテレビ受信機の有効画面
画素数から最初の２００文字分のデータを第１の詳細情
報データとし、残りの文字分のデータを第２の詳細情報
データとする。これにより、図４（ｂ）に示すように、
前記予約番組Ａの番組開始時刻ｔ１０の７〜１０秒前に
第１の再生表示時刻ｔ８を設定し、この時刻ｔ８を前記
第１の詳細情報データの再生表示開始時刻とし、数秒間
（３〜５秒間）前記第１の詳細情報データを再生表示す
る。次に第２の再生表示時刻ｔ９に到達すると前記第１
の詳細情報データに代えて、前記第２の詳細情報データ
を再生表示する。なお、この時刻ｔ９は前記予約番組開
始時刻ｔ１０の数秒前（３〜５秒）に設定する。これに
より、前記予約番組Ａの番組開始時刻ｔ１０の前に予約
番組の詳細情報データか再生表示され、前記予約番組の
あらすじや出演者の氏名と略歴等が再生表示され、予約
番組の視聴開始時の番組映像との重畳は生ずることな
く、また、この番組詳細情報データから番組内容の確認
後、前記番組予約動作を中止又は取り消し可能となる。
さらに、図４（ｃ）に示すように、前記ＶＴＲ２３の録
画記録開始を前記第１の詳細情報データの再生表示時刻
ｔ８に同期するように、前記ディジタルテレビ受信機の
リモートコントロール発光器２６からＶＴＲ２３に対し
て、動作開始信号を供給することにより、前記ＶＴＲ２
３は、予約番組Ａの録画記録に先立って、前記番組詳細
情報を時刻ｔ８からｔ１０の直前まで録画記録し、時刻
ｔ１０に到達すると予約番組Ａが録画記録される。この
結果、予約番組Ａの映像に番組に付随する詳細情報デー
タが重畳表示されることなく、かつ、予約番組Ａの詳細
情報から番組のあらすじと出演者情報が事前に得られる
ために、その予約番組を一層興味深く視聴可能となり、
かつ、ＶＴＲ２３で録画記録した予約番組の詳細情報
は、録画番組のライブラリ情報としても活用できる。

【００３７】この番組詳細情報データの再生表示の処理
手順ついて、図５のフローチャートを用いて説明する。

【００３８】番組予約設定開始時に前記番組サービス情
報データに代えて、番組詳細情報データを再生表示する
ように設定する。ステップＳ１で、前記番組詳細情報の
表示確認を行い、番組詳細情報の表示が確認されると、
ステップＳ２に進み、前記番組詳細情報の表示が設定さ
れていないと、前記番組詳細情報は表示しないものと判
断してステップＳ９へと進む。前記ステップＳ２では、
前記ディジタルテレビ信号から予約番組に付随する該当
番組詳細情報データを前記トランスポートメイン処理マ
イクロコンピュータ１６で分離して、前記メイン処理マ
イクロコンピュータ用メモリ１７に記憶させる。このス
テップＳ２で前記メイン処理マイクロコンピュータ用の
メモリ１７に前記番組詳細情報データを記憶させると共
に、ステップＳ３で前記トランスポートメイン処理マイ
クロコンピュータ１６で、該当番組詳細情報データのデ
ータ量を判定する。つまり、前記詳細情報データはテレ
ビ受信機の画面に１回で画面表示できる量か、２回に分
けて画面表示させる量かを判定する。このステップ３で
の詳細情報データ量の判定の結果、１回で画面表示する
場合と、２回に分けて画面表示する場合との表示制御信
号を生成する。次に、前記予約番組の開始時刻ｔ１０よ
り前の時刻ｔ８に現在時刻が到達すると、前記ステップ
Ｓ３で２回に分けて表示すると判断されている場合に
は、ステップＳ４で、前記番組詳細情報データの第１の
詳細情報データを前記メイン処理マイクロコンピュータ
用メモリ１７から読み出し、１回目の表示を行う。この
時、前記番組詳細情報データを前記ＶＴＲ２３に録画記
録する際には、前記リモートコントロール発光器２６か
ら録画記録開始制御信号を供給する。前記詳細情報デー
タの表示開始時刻ｔ８から事前設定された時間が経過し
て、第２の詳細情報データの表示時刻ｔ９に到達する
と、ステップＳ５により、前記第１の詳細情報データの
表示を消去すると共に、第２の詳細情報データを前記メ
イン処理マイクロコンピュータ用のメモリ１７から読み
出し、２回目の表示を行う。このステップＳ５での２回
目の番組詳細情報データの表示が所定時間経過し、予約
番組開始時刻ｔ１０に到達すると、ステップＳ６に進
み、前記２回目の番組詳細情報データを消去すると共
に、ステップＳ７により前記予約番組の映像と音声信号
を再生表示及びＶＴＲ２３に録画記録する。なお、前記
ステップＳ３で前記番組詳細情報データ量が少なく、１
回の画面表示で再生表示できると判断されると、ステッ
プＳ１１に進み、時刻ｔ９に到達時に、前記予約番組に
付随する該当詳細情報データを表示すると共に、前記Ｖ
ＴＲ２３で録画記録させるためのＶＴＲ２３の駆動制御
信号を前記リモートコントロール発光器２６が供給し、
前記番組詳細情報データを録画記録する。前記ステップ
Ｓ１１での表示と録画が所定時間経過して、時刻ｔ１０
に到達すると、ステップＳ１２で表示録画している番組
詳細情報データを消去して、ステップＳ７で予約番組の
映像と音声の表示及びＶＴＲ２３での録画記録を行う。

【００３９】この結果、前記予約番組Ａの詳細情報デー
タは、予約番組Ａの映像に重畳されることなく、画面表
示されると共に、録画記録においても前記予約番組Ａの
映像に重畳されることなく、録画記録され、予約番組Ａ
の視聴時の映像を前記詳細情報データが妨げることもな
く、また、前記予約番組Ａの番組開始前に、前記詳細情
報データが表示されるために、前記ＰＰＶ方式の番組
は、前記詳細情報データから視聴可否判定が可能とな
り、ＰＰＶ番組購入前に視聴取り消しも可能となる。さ
らに、前記ＶＴＲ２３で録画記録された前記予約番組Ａ
の詳細情報データから、磁気テープ等の記録媒体のライ
ブラリーも形成できる。

【００４０】また、番組予約を行う場合に、１つのチャ
ンネルの１つの番組を予約するのみでは、視聴にとって
利便性が悪いために、複数チャンネルの複数番組を時間
の経過と共に番組予約するようにする必要がある。この
ような複数番組の予約において、前記メイン処理マイク
ロコンピュータ用メモリ１７は予約された複数番組のサ
ービス情報や詳細情報データを記憶して置く必要がある
が、この場合に、前記メイン処理マイクロコンピュータ
用メモリ１７のメモリ容量はその予約番組数に応じた多
大なメモリ容量を確保する必要がある。

【００４１】このため、メモリ容量は、１つの番組の番
組詳細情報データを記憶できる前記メイン処理マイクロ
コンピュータ用メモリ１７で、前記番組サービス情報又
は番組詳細情報を記憶させる方法について説明する。

【００４２】図５の前記ステップＳ６又はステップＳ１
２で前記予約番組開始時刻ｔ１０に到達した時、前記予
約番組Ａの番組表示及び録画記録が開始されるが、この
時点で、ステップＳ８に移行し、番組予約の状況を検索
し、現在視聴又は録画記録中の番組以外の番組予約があ
るか判定する。このステップＳ８の判定の結果、次の予
約番組の詳細情報表示が予約されていると、ステップＳ
９で現在視聴又は録画中の番組詳細情報データを前記メ
イン処理マイクロコンピュータ用メモリ１７から消去
し、次の予約番組の詳細情報データを現在番組の視聴又
は録画と並行して、次の予約番組の番組詳細情報データ
を前記トランスポートメイン処理マイクロコンピュータ
１６により分離し、前記メイン処理マイクロコンピュー
タ用メモリ１７に記憶させるように前記ステップＳ２戻
って記憶させる。この次の予約番組の詳細情報データ
は、前記予約番組Ａの番組終了後、前記次の予約番組の
開始時刻ｔ１０の到達前の時刻ｔ８又はｔ９に到達時
に、前記予約番組Ａと同様に表示又は録画する。さら
に、次に続けて予約番組が存在する場合には、同様にし
て、該当予約番組の開始時刻が経過後に、次に続く予約
番組の詳細情報データの取り込み記憶と、番組開始時刻
前の所定時刻に前記詳細情報データの表示又は録画を行
うことを予約番組数に応じて繰り返すことにより、前記
メイン所のマイクロコンピュータ用メモリ１７の記憶容
量は、１つの番組の詳細情報データを記憶するに足りる
もので十分となる。

【００４３】

【発明の効果】本発明により、予約番組の映像再生表示
の際に、予約番組に付随するサービス又は詳細情報デー
タが重畳されることもなく、前記予約番組の映像を損な
うこともなく、また、予約番組の視聴前に予約番組の内
容が確認できると共に、前記予約番組に付随するサービ
ス又は詳細情報データから前記予約番組の視聴中止及び
取り消しも可能となり、特に有料番組においては、視聴
を望まない番組の購入を容易に排除できる。さらに、予
約番組の録画記録の際に、予約録画記録する予約番組に
付随する情報データの内、特に詳細情報データのデータ
量に応じて、前記予約番組の開始時刻に先立つ、前記詳
細情報データの録画記録開始時刻が設定できる。

【００４４】従って、伝送テレビ信号に付随する情報デ
ータを予約番組の映像の妨げとならず、付随情報データ
を有効に活用再生できる効果を有している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るテレビ受信機の回路構成の一実施
の形態を示すブロック図。

【図２】本発明の動作説明に用いる動作概念図。

【図３】本発明の予約番組のサービス情報を再生表示す
る表示画面の表示形態図。

【図４】本発明の他の実施形態の動作説明に用いる動作
概念図。

【図５】本発明の他の実施形態の動作説明に用いるフロ
ーチャート図。

【図６】従来の予約番組と予約番組に付随するサービス
情報の表示例を示す画面表示図。

【図７】従来のテレビ受信機に表示する電子番組表を示
す画面表示図。

【図８】従来のテレビ受信機と録画記録機器との関係を
示すブロック図。

【図９】従来の動作説明に用いる動作概念図。

【図１０】予約番組に付随する詳細情報データのデータ
量とテレビ受信機の有効画面との関係を説明する有効画
素画面図。

【符号の説明】

１１…アンテナ、１２…チューナ、１３…ＱＰＳＫ復調
回路、１４…エラー訂正回路、１５…ディスクランブル
回路、１６…トランスポートメイン処理マイクロコンピ
ュータ、１７…メイン処理マイクロコンピュータ用メモ
リ、１８…ＭＰＥＧビデオ・オーディオ復号化回路、１
９…ＭＰＥＧ復号化用メモリ、２０…ＮＴＳＣ信号変換
回路、２１…オーディオＤ／Ａ変換回路、２２…アナロ
グテレビ受信機、２３…録画記録機器、２４…ＩＣカー
ド、２５…カード制御回路。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 テレビジョン番組信号と共に伝送される
   テレビ番組に付随するサービス及び詳細情報データを受
   信再生するテレビ受信機において、 前記テレビジョン番組の視聴予約するための番組予約手
   段と、 前記番組予約手段で予約設定された番組のテレビジョン
   信号を復調し、トランスポートストリームデータから番
   組信号と番組に付随するサービス情報又は詳細情報デー
   タとに分離するトランスポートストリーム手段と、 前記トランスポートストリーム手段で分離した番組に付
   随するサービス情報データから予約番組の番組開始時刻
   を抽出し、この番組開始時刻の前に前記予約番組に付随
   するサービス情報又は詳細情報データを再生出力する予
   約番組再生表示モードを生成する予約番組再生表示モー
   ド生成手段と、 前記トランスポートストリーム手段で分離した予約番組
   に付随するサービス又は詳細情報データを一時記憶する
   記憶手段と、 を具備し、前記予約番組の番組開始時刻以前に前記記憶
   手段に記憶されている予約番組に付随するサービス情報
   又は詳細情報データを読み出し再生出力し、前記予約番
   組の番組開始時刻到達時には、前記予約番組に付随する
   サービス情報又は詳細情報データの再生出力を消去し、
   前記予約番組を再生出力することを特徴とするテレビ番
   組情報の表示方法。
2. 【請求項２】 前記予約番組の番組開始時刻以前に再生
   出力する前記予約番組に付随するサービス情報データの
   内、少なくとも番組サービス番号、番組サービス名、番
   組名、番組放送日時、及び番組カテゴリーからなるサー
   ビス情報表示データを生成出力されることを特徴とする
   請求項１記載のテレビ番組情報の表示方法。
3. 【請求項３】 前記予約番組に付随するサービス情報デ
   ータのサービス情報表示データ生成する際に、前記予約
   番組の番組カテゴリーに応じて、前記サービス情報表示
   データの背景色データを変色させることを特徴とする請
   求項２記載のテレビ番組情報の表示方法。
4. 【請求項４】 前記予約番組の番組開始時刻以前に再生
   出力する前記予約番組に付随する詳細情報データのデー
   タ量を検出する詳細情報データ量検出手段と、 前記詳細情報データ量検出手段の検出結果に基づき、前
   記詳細情報データの再生出力時間を設定する詳細情報デ
   ータ再生出力判別手段と、 前記詳細情報データ再生出力判別手段の判別結果に基づ
   き、前記予約番組再生表示モード生成手段で設定する前
   記予約番組の開始時刻以前に再生出力する前記詳細情報
   データの再生出力開始時刻を設定することを特徴とする
   請求項１記載のテレビ番組情報の表示方法。
5. 【請求項５】 前記テレビジョン番組の視聴予約する番
   組予約手段で、複数の番組を予約した際に、前記予約番
   組に付随するサービス情報又は詳細情報データを一時記
   憶する記憶手段は、最初に番組開始時刻に到達する予約
   番組に付随するサービス情報又は詳細情報データを記憶
   し、前記最初の番組開始時刻に到達した予約番組の再生
   出力に並行して、次の番組開始時刻の予約番組に付随す
   るサービス情報又は詳細情報データを前記記憶手段に記
   憶し、前記次の番組開始時刻に到達した予約番組の再生
   出力に並行して、さらに次の番組開始時刻の予約番組に
   付随するサービス情報又は詳細情報データを記憶するよ
   うに、前記予約された番組数、順次繰り返されることを
   特徴とした請求項１記載のテレビ番組情報の表示方法。
6. 【請求項６】 テレビジョン番組信号と共に伝送される
   テレビ番組に付随するサービス情報及び詳細情報データ
   を受信再生するテレビ受信機において、 前記テレビジョン番組の視聴予約するための番組予約手
   段と、 前記番組予約手段で予約設定された番組のテレビジョン
   信号を復調し、トランスポートストリームデータから番
   組信号と番組に付随するサービス情報又は詳細情報デー
   タとに分離するトランスポートストリーム手段と、 前記トランスポートストリーム手段で分離した番組に付
   随するサービス情報データから予約番組の番組開始時刻
   を抽出し、この番組開始時刻の前に前記予約番組に付随
   するサービス情報又は詳細情報データを再生出力する予
   約番組再生表示モードを生成する予約番組再生表示モー
   ド生成手段と、 前記トランスポートストリーム手段で分離した予約番組
   に付随するサービス情報又は詳細情報データを一時記憶
   する記憶手段と、 前記予約番組再生表示モード生成手段で生成した前記予
   約番組に付随するサービス情報又は詳細情報データの再
   生出力に同期して、録画記録機器の録画記録駆動を制御
   する信号を生成する録画記録機器制御信号生成手段と、 を具備し、前記録画記録機器制御信号生成手段の録画記
   録駆動制御信号に同期して、前記録画記録機器を駆動制
   御することを特徴とするテレビ番組情報の記録機器の制
   御方法。