JPH11177628A - 広域環境用3次元仮想空間共有システム - Google Patents

広域環境用3次元仮想空間共有システム

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JPH11177628A
JPH11177628A JP34485997A JP34485997A JPH11177628A JP H11177628 A JPH11177628 A JP H11177628A JP 34485997 A JP34485997 A JP 34485997A JP 34485997 A JP34485997 A JP 34485997A JP H11177628 A JPH11177628 A JP H11177628A
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JP
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message
virtual space
unit
low
dimensional virtual
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JP34485997A
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Inventor
Hiroshi Kozuka
宏 小塚
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/131Protocols for games, networked simulations or virtual reality

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広帯域・高速、および低帯域・低速ネットワ
ークから構成された大規模広域ネットワークにおいて、
利用者がネットワークの輻輳を起こさずに遠隔地から、
複数のメディアで構成された3次元仮想空間を共有でき
るようにする。 【解決手段】 広帯域・高速ネットワークに対してマル
チキャスト通信を行うマルチキャストメッセージ送信部
とマルチキャストメッセージ受信部、低帯域・低速ネッ
トワークに対してユニキャスト通信を行うユニキャスト
メッセージ送信部とユニキャストメッセージ受信部を設
け、ユニキャスト通信とマルチキャスト通信の仲介を行
うためのマルチキャストグループ管理部とユニキャスト
メッセージ生成部とマルチキャストメッセージ生成部、
低帯域・低速ネットワークでの通信量削減のためのメッ
セージ間引き・再構成部、3次元仮想環境を共有するた
めの広帯域・高速および低帯域・低速ネットワーク接続
端末を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、広帯域高速ネッ
トワークおよび低帯域低速ネットワークが混在して構成
された大規模広域ネットワークにおいて、地理的に離れ
た複数の利用者間で、3次元あるいは2次元のコンピュ
ータ・グラフィックス、リアルタイム映像、ライブサウ
ンド、音声、プリレコーデッド・サウンド等の複数の情
報メディアを用いてコンピュータネットワーク上に作り
出された3次元仮想空間内でコミュニケーションを行う
3次元仮想空間共有システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は例えば、特開平7−28879
1号公報に記載された従来の3次元仮想空間共有装置の
構成例であり、簡単のために仮想共有装置が3台の端末
を収容する場合について示している。図において、20
10は仮想空間共有装置、2011、2012、201
3は回線インタフェース部、2014は位置情報分配
部、2015は距離計算部、2016は視線一致度計算
部、2017は映像間引き率決定部、2018は映像間
引き・分配部である。また、2019、2023、20
27は映像受信用内部バス、2020、2024、20
28は映像送信用内部バス、2022、2026、20
30は位置情報送信用内部バス、2031は距離計算結
果転送用内部バス、2033は映像間引き率通知用内部
バス、2034、2035、2036は通信回線(IN
S64)である。
【0003】次に、動作について説明する。仮想空間共
有装置2010は、端末とINS64回線2034、2
035、2036を介して映像と位置情報の送受信を行
う。まず、回線2034、2035、2036から受信
したデータは、それぞれ回線インタフェース部201
1、2012、2013で受信する。回線インタフェー
ス部2011、2012、2013は、受信したデータ
を解析し、映像であれば内部バス2019、2023、
2027を介して映像を映像間引き・分配部2018
へ、さらに内部バス2021、2025、2029を介
して、距離計算部2015、視線一致度計算部2016
へ転送する。位置情報分配部2014は内部バス202
1から受けた位置情報をコピーして内部バス2026、
2030を介して回線インタフェース部2012、20
13へ転送する。また位置情報分配部2014は内部バ
ス2025から受けた位置情報をコピーして内部バス2
022、2030を介して回線インタフェース部201
1、2013へ転送する。さらに、位置情報分配部20
14は内部バス2029から受けた位置情報をコピーし
て、内部バス2022、2026を介して回線インタフ
ェース部2011、2012へ転送する。
【0004】距離計算部2015は内部バス2021、
2025、2029を介して受けた位置情報から、相互
の距離dを計算する。その距離が仮想空間の奥行きの長
さLと比較し、0<d≦L/4なら値4を、L/4<d
≦L/2なら値3を、L/2<d≦3L/4なら値2
を、3L/4≦d≦Lなら値1を与え、内部バス203
1を介して映像間引き率決定部2017へ転送する。視
線一致度計算部2016は、内部バス2021、202
5、2029を介して受けた位置情報から、利用者間の
視線の交差角度θを計算する。ある一人の利用者の視野
と、他の利用者の視野に重なりがある端にはその利用者
に値3を、重なりがない場合には、0<θ≦45度なら
値2を、45度<θ≦90度なら値1を、90度<θ<
180度なら値0を与え、内部バス2032を介して映
像間引き率決定部2017へ転送する。映像間引き率決
定部2017は、dとθの積を各利用者毎に求め、この
値に基づいて各利用者の端末への伝送ビットレート配分
を合計が64kbit/秒になるように比例配分して決
定し、内部バス2033を介して映像間引き・分配部2
018へ転送する。映像間引き・分配部2018は、内
部バス2020には内部バス2023、2027から受
けた映像を、内部バス2024には内部バス2019、
2027から受けた映像を、内部バス2028には内部
バス2019、2023から受けた映像を、それぞれ映
像間間引き率決定部2017より内部バス2033を介
して受けた伝送ビットレート配分に基づいて間引き処理
を行い転送する。間引きはフレーム数/秒を減らすか、
解像度を減らすか、両方減らすかのいずれかの方法をと
る。回線インタフェース部2011、2012、201
3は内部バス2020、2024、2028から受けた
映像を回線2034、2035、2036へ送出する。
【0005】さらに、この3次元仮想空間共有装置が利
用するネットワーク接続形態は、図20に示すスター型
接続をとっている。図20において、2101は端末、
2103は映像サーバ、2104は公衆網、2105は
回線である。各端末2101および映像サーバ2103
が全て回線2105を介して公衆網(INS64)21
04に接続され、3次元仮想空間の情報は映像サーバ2
103から各端末2101に伝送される。ここで、図1
9における仮想空間共有装置2010が、図20におけ
る映像サーバ2103に該当する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の3
次元仮想空間共有システムは、スター型接続の利用環境
を前提としていたため、高速広帯域ネットワークおよび
低速低帯域ネットワークが混在するような複雑なネット
ワーク環境では、高速広帯域ネットワークに接続されて
いる端末装置と低速低帯域ネットワークに接続された端
末装置の双方に対して、各々のネットワークの性能を考
慮した効率的なサービスを同時に提供することが難しい
という問題点があった。
【0007】また、各利用者端末装置側で利用されるレ
ンダリング性能について考慮されていないために、各端
末間のフレームレートや発色数や解像度に有意な差が存
在する場合でも、全ユーザへの情報伝送が均一に行われ
てしまい、無駄が生じるという問題点があった。
【0008】さらに、仮想空間を構成する映像以外のコ
ンピュータ・グラフィックス、ライブサウンド、音声、
プリレコーデッド・サウンドのような多様なメディアを
利用する際のネットワーク帯域幅の効率的な利用方法を
提供できないという問題点があった。
【0009】さらに、通信帯域幅の制約から発生する3
次元仮想空間内の情報の質の低下に関し、利用者側から
その質を制御する手立てがないという問題点があった。
【0010】加えて、映像サーバ側から利用者端末装置
側への情報伝送のみしか考慮されておらず、利用者端末
装置側から仮想空間内のオブジェクトの変更に関するメ
ッセージ数が増大した場合にネットワークの輻輳を防ぐ
手立てがないという問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、広帯域・高速ネットワークおよ
び低帯域・低速ネットワークの混在によって構成される
大規模広域ネットワークにおいて、地理的に離れた複数
の利用者が3次元あるいは2次元のコンピュータ・グラ
フィックス、リアルタイム映像、ライブサウンド、音
声、プリレコーデッド・サウンド等の複数の種類の情報
メディアを用いてコンピュータネットワーク上に作り出
される3次元仮想空間を共有し、ネットワークの輻輳を
回避して相互にコミュニケーションを行うために、広帯
域・高速ネットワークと低帯域・低速ネットワークとの
間に配置された3次元仮想空間共有装置および利用者端
末装置から構成された仮想空間共有システムを得ること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わる広域
環境用3次元仮想空間共有システムは、広帯域・高速ネ
ットワークおよび低帯域・低速ネットワークの混合によ
って構成される広域ネットワークシステムにおいて、上
記ネットワークシステムを広帯域・高速ネットワークに
接続された利用者端末装置と、低帯域・低速ネットワー
クに接続された利用者端末装置と、広帯域・高速ネット
ワークと低帯域・低速ネットワーク間に位置し、上記利
用者端末装置間で複数種類のメディアで構成された3次
元仮想空間を共有するための3次元仮想空間共有装置か
ら構成し、3次元仮想空間共有装置は、下記の要素から
構成したものである。 (a)広帯域・高速ネットワークに対してマルチキャス
ト通信を行うための、マルチキャストメッセージ送信部
とマルチキャストメッセージ受信部; (b)低帯域・低速ネットワークに対してユニキャスト
通信を行うための、ユニキャストメッセージ送信部とユ
ニキャストメッセージ受信部; (c) ユニキャスト通信とマルチキャスト通信の仲介
を行うための、マルチキャストグループ管理部とユニキ
ャストメッセージ生成部およびマルチキャストメッセー
ジ生成部; (d)低帯域・低速ネットワークにおける通信量を削減
するためのメッセージ間引き・再構成部。
【0013】第2の発明は第1の発明に係わる広域環境
用3次元仮想空間共有システムにおいて、メッセージ間
引き・再構成部は利用者端末装置から送出されてきた複
数のサウンドメッセージを1つのメッセージにミキシン
グし、圧縮することにより低帯域・低速ネットワークで
の通信量を削減したものである。
【0014】第3の発明は第2の発明に係わる広域環境
用3次元仮想空間共有システムにおいて、メッセージ間
引き・再構成部は、3次元仮想空間に配置された映像オ
ブジェクトに対する視野範囲と視野角パラメータ、また
はサウンドオブジェクトからの距離で規定された聴覚パ
ラメータに基づいて、メッセージを削減し、再構成した
ものである。
【0015】第4の発明は第3の発明に係わる広域環境
用3次元仮想空間共有システムにおいて、低帯域・低速
ネットワークに接続された利用者端末装置は3次元仮想
空間共有装置との通信遅延時間測定手段を備え、通信負
荷測定結果に基づいて、3次元仮想空間に配置された映
像オブジェクトに対する視野範囲と視野角パラメータ、
またはサウンドオブジェクトからの距離で規定された聴
覚パラメータの設定・変更を行うようにしたものであ
る。
【0016】第5の発明は第3の発明に係わる広域環境
用3次元仮想空間共有システムにおいて、メッセージ間
引き・再構成部は録音済みの背景音を方向ごとに管理す
る背景音管理部を備え、サウンドオブジェクトの位置と
音量に基づいて背景音の方向を算出し、該当する背景音
を端末装置に転送するようにしたものである。
【0017】第6の発明は第3の発明に係わる広域環境
用3次元仮想空間共有システムにおいて、利用者端末装
置上で更新された仮想空間を構成するサウンドオブジェ
クトおよび映像オブジェクトに対する聴覚と視覚の感覚
バランス制御を行う感覚パラメータ管理部を備え、メッ
セージ間引き・再構成部は利用者端末装置からの受信メ
ッセージを感覚パラメータに基づいてサウンドオブジェ
クトと映像オブジェクトに配分して処理するようにした
ものである。
【0018】第7の発明は第5の発明に係わる広域環境
用3次元仮想空間共有システムにおいて、メッセージ間
引き・再構成部は、既に送信済みの背景音を管理する送
信済みデータ管理部を備え、同一利用者端末に対し送信
済みの場合には背景音に相当する識別子のみを転送し、
利用者端末は受信した背景音を格納しておく受信済みデ
ータ管理部を備え、背景音に相当する識別子を受信した
場合には受信済みデータ管理部から該当する背景音デー
タを取り出して処理するようにしたものである。
【0019】第8の発明は第1の発明に係わる広域環境
用3次元仮想空間共有システムにおいて、利用者端末装
置は、3次元仮想空間を構成する映像オブジェクトの状
態がある閾値以上に変化したときのみその旨を示すメッ
セージを送信するようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明の第1の実
施形態について、図1乃至図8に基づいて説明する。図
1は本実施形態を示す大規模広域環境用3次元仮想空間
共有装置の構成図である。図において、101は広帯域
・高速ネットワーク、102は広帯域・高速ネットワー
クに接続された利用者端末装置、103は低帯域・低速
ネットワーク、104は低帯域・低速ネットワークに接
続された利用者端末装置、105は大規模広域環境用3
次元仮想空間共有装置である。また、106はユニキャ
ストメッセージ受信部、107はマルチキャストグルー
プ管理部、108はマルチキャストメッセージ受信部、
109はユニキャストメッセージ生成部、110はマル
チキャストメッセージ生成部、111はマルチキャスト
メッセージ送信部、112はユニキャストメッセージ送
信部、113はメッセージ間引き・再構成部であり、大
規模広域環境用3次元仮想空間共有装置105を構成し
ている。
【0021】次に、この大規模広域環境用3次元仮想空
間共有装置105の初期化動作について図2のフローチ
ャートに基づいて説明する。まず装置が起動されると
(ステップS001)、ユニキャストメッセージ受信部
106およびマルチキャストメッセージ受信部108の
ポートに利用者PCからの参加要求メッセージが到着す
るまで待機する(ステップS002)。参加要求メッセ
ージには、少なくとも利用者端末装置のアドレス、利用
者が参加しようとする3次元仮想空間名、利用者端末装
置が接続しているネットワークの利用可能帯域幅および
利用者端末装置上での情報提示フレームレートの情報が
含まれている。参加要求メッセージを受信すると、その
メッセージが低帯域・低速ネットワーク103側の利用
者端末装置104からのものか、広帯域・高速ネットワ
ーク101側の利用者端末装置102からのものかに応
じて、以下のように初期化処理を振り分ける(ステップ
S003)。
【0022】低帯域・低速ネットワーク103側からの
メッセージの場合には、ユニキャストメッセージ受信部
106が参加要求メッセージを受信し(ステップS00
4)、メッセージ中に含まれるこの利用者が参加する3
次元仮想空間名に対応したマルチキャストグループを割
り当て、マルチキャストグループ管理部107に利用者
端末装置のアドレスとマルチキャストグループの対応を
登録する(ステップS005)。また同じく参加要求メ
ッセージ内に含まれる利用者端末装置の情報提示フレー
ムレートと発色数と解像度、および利用しているネット
ワークの帯域幅をメッセージ間引き・再構成部113に
登録する(ステップS006)。さらに、マルチキャス
トメッセージ生成部110がこの参加メッセージから前
述のマルチキャストグループ宛てのマルチキャストメッ
セージを生成し(ステップS007)、マルチキャスト
メッセージ送信部111を介して広帯域・高速ネットワ
ーク側へ送信する(ステップS008)。低帯域・低速
ネットワーク側の利用者端末装置からの参加要求メッセ
ージに基づく初期化はこれで完了する(ステップS00
9)。
【0023】一方、広帯域・高速ネットワーク101側
からの参加要求メッセージは、マルチキャストメッセー
ジとして到着しマルチキャストメッセージ受信部108
が受信し(ステップS010)、このメッセージの所属
するマルチキャストグループをマルチキャストグループ
管理部107に登録し(ステップS011)、もしこの
グループに所属している低帯域・低速ネットワーク10
3側の利用者端末装置(104)があれば(ステップS
012)、ユニキャストメッセージ生成部109がこの
メッセージから該マルチキャストグループに所属してい
る端末装置のアドレス毎にユニキャストメッセージを生
成し、メッセージ間引き・再構成部113に渡す(ステ
ップS013)。メッセージ間引き・再構成部113
は、同一ホスト(利用者端末装置)宛てのメッセージを
一つのメッセージに再構成し(ステップS014)、ユ
ニキャストメッセージ送信部112を介して低帯域・低
速ネットワーク103側へ送信し(ステップS01
5)、初期化を完了する(ステップS009)。
【0024】次に装置初期化後の3次元仮想空間共有状
態において、低帯域・低速ネットワークからメッセージ
を受信した場合の処理について、図3のフローチャート
を用いて説明する。3次元仮想空間共有装置の初期化が
完了し、3次元仮想空間共有状態に移行すると(ステッ
プS021)、ユニキャストメッセージ受信手段106
は、低帯域・低速ネットワーク接続利用者端末装置10
4からのメッセージが低帯域・低速ネットワーク103
を介して到着するまで受信ポートを検査し(ステップS
022)、メッセージが到着すればそのメッセージを受
信し(ステップS023)、マルチキャストメッセージ
生成部110およびメッセージ間引き・再構成部113
へ送る。マルチキャストメッセージ生成部110は、こ
のメッセージをこのメッセージに含まれているマルチキ
ャストアドレス宛てのマルチキャストメッセージに変換
し(ステップS024)、マルチキャストメッセージ送
信部111に渡す。マルチキャストメッセージ送信部1
11はこのマルチキャストメッセージを広帯域・高速ネ
ットワーク101へと送信する(ステップS025)。
メッセージ間引き・再構成部113は、受け取ったメッ
セージと同じマルチキャストグループに所属している低
帯域・低速ネットワーク接続利用者端末装置104が存
在するかをマルチキャストグループ管理手段107に問
い合わせ(ステップS026)、もし存在しなければこ
のメッセージを廃棄し、ステップS022の処理へ戻
る。存在すれば、各利用者端末装置毎に管理しているフ
レームレートとネットワーク帯域幅に応じてメッセージ
の間引き処理を施して各端末装置宛のユニキャストメッ
セージに再構成し(ステップS027)、ユニキャスト
メッセージ送信部112へ渡す。ユニキャストメッセー
ジ送信部112は、このメッセージを対応する低帯域・
低速ネットワーク103を介して、目的とする利用者端
末装置104へユニキャスト通信を用いて送信する(ス
テップS028)。以降は、以上のステップS022か
らステップS028までの処理を繰り返す。
【0025】次に装置初期化後の3次元仮想空間共有状
態において、高帯域・高速ネットワークからメッセージ
を受信した場合の処理について、図4のフローチャート
を用いて説明する。3次元仮想空間共有装置の初期化が
完了し、3次元仮想空間共有状態に移行すると(ステッ
プS041)、マルチキャストメッセージ受信部108
は高帯域・高速ネットワーク接続利用者端末装置102
からのメッセージが高帯域・高速ネットワーク101を
介して到着するまで受信ポートを検査し(ステップS0
42)、メッセージが到着すればそのメッセージを受信
し(ステップS043)、ユニキャストメッセージ生成
部109へ送る。ユニキャストメッセージ生成部109
はマルチキャストグループ管理部107に該メッセージ
の所属するマルチキャストグループに対応づけられた利
用者端末装置が低帯域・低速ネットワーク側に存在する
かを問い合わせ(ステップS044)存在しなければ、
このメッセージを破棄し、ステップS042の処理に戻
る。存在すれば、対応する利用者端末装置のアドレス毎
にユニキャストメッセージを生成し(ステップS04
5)、メッセージ間引き・再構成部113へ渡す。メッ
セージ間引き・再構成部113は、各利用者端末装置毎
に管理しているフレームレートとネットワーク帯域幅に
応じてメッセージの間引き処理を施して各端末装置宛の
ユニキャストメッセージを再構成し(ステップS04
6)、ユニキャストメッセージ送信部112へ渡す。ユ
ニキャストメッセージ送信部112は、このメッセージ
を対応する低帯域・低速ネットワーク103を介して、
目的とする利用者端末装置104へユニキャスト通信を
用いて送信する(ステップS047)。以降は、以上の
ステップS042からステップS047までの処理を繰
り返す。
【0026】続いて、上述のステップS027およびス
テップS046におけるメッセージ間引き処理の動作に
ついて、図5の構成図および図6のフローチャートに基
づいて説明する。図5において、121はメッセージ受
取り部、122はアドレス解析部、123はメッセージ
型判定部、124はフレームレート・帯域幅管理部、1
25はタイマ、126はメッセージ保持更新部、127
は解像度削減部、128圧縮部、129はメッセージ引
渡し部である。
【0027】動作の説明に入る前に、まず、3次元仮想
空間を構成する3つのデータのカテゴリについて説明す
る。 (1)カテゴリA:ある時点での情報が以前の情報に左
右されない、3次元仮想世界の中の利用者の化身の形、
絶対位置、色、大きさ、あるいは移動する共有物体の
形、絶対位置、色、大きさ等に関するオブジェクトのデ
ータがこれに含まれる。 (2)カテゴリB:フレーム単位で情報が提供されるラ
イブ映像、録画済VTR映像に関するオブジェクトのデ
ータがこれに含まれる。 (3)カテゴリC: 時間的に連続していないと意味を
持たない生音声、ライブサウンドに関するオブジェクト
のデータがこれに含まれる。
【0028】まず、メッセージ間引き・再構成部113
が動作を開始すると(ステップS061)、メッセージ
受取り部122がユニキャストメッセージ受信部10
6、あるいはユニキャストメッセージ生成部109から
ユニキャストメッセージを受け取る(ステップS06
2)。その後、アドレス解析部122がメッセージの宛
先アドレスを調べ(ステップS063)、以下のステッ
プS064からステップS074までの処理を宛先アド
レス毎に分割して実行する。
【0029】タイマー125が現在の時刻を記録し(ス
テップS064)、メッセージ型判定部123がメッセ
ージの型を検査し(ステップS065)、カテゴリAの
データをもつメッセージであれば以下の処理Aを、カテ
ゴリBのデータをもつメッセージであれば以下の処理B
を、またカテゴリCのデータをもつメッセージであれ
ば、以下の処理Cを実行する。 (1)処理A:メッセージ保持更新部126がステップ
S064で記録した時刻と先の初期化時にフレームレー
ト・帯域幅管理部124に登録した該アドレスの端末装
置に対応するフレームレートの値を用いて、該端末装置
に対する1フレーム分の時間が経過したかどうかを調べ
る(ステップS066)。経過していれば、そのメッセ
ージをメッセージ引渡し部129を介してユニキャスト
メッセージ送信部112へ渡した後、保存メッセージが
あるかを確認し(ステップS071)、あれば保存メッ
セージを廃棄し(ステップS072)、次のメッセージ
を受け取るためにステップS062へ戻る。もし経過し
ていなければ、同一のオブジェクトに関するメッセージ
が保存されているかを調べ(ステップS067)、保存
されていなければ現在のメッセージを保存し(ステップ
S068)、次のメッセージを受け取るためにステップ
S062へ戻る。もし保存されていれば、該保存メッセ
ージを現在のメッセージで置き換え(ステップS06
9)、次のメッセージを受け取るためにステップS06
2へ戻る。 (2)処理B:解像度削減部127がフレームレート・
帯域幅管理部124に保持されている対応する発色数と
解像度および帯域幅に収まるように画像の解像度を削減
させて縮小されたメッセージを再構成し(ステップS0
73)、縮小後のメッセージをメッセージ引渡し部12
9を介してユニキャストメッセージ送信部112へ渡す
(ステップS070)。ステップS071では保存メッ
セージはないので、次のメッセージを受け取るためにス
テップS062へ戻る。 (3)処理C:圧縮部128がフレームレート・帯域幅
管理部124に保持されている対応する帯域幅に収まる
ようにデータの品質を劣化させて圧縮し(ステップS0
74)、圧縮後のメッセージをメッセージ引渡し部12
9を介してユニキャストメッセージ送信部112へ渡す
(ステップS070)。ステップS071では保存メッ
セージがないので、そのまま次のメッセージを受け取る
ためにステップS062へ戻る。なお、利用者端末装置
のフレームレートが、他の端末装置のフレームレートに
対して十分低い場合には、カテゴリBのデータに対して
処理Aを適用することも可能である。
【0030】ここでさらに、広帯域・高速ネットワーク
接続利用者端末装置102および低帯域・低速ネットワ
ーク接続利用者端末装置104の構成について、図7お
よび図8を用いて説明する。図7は、広帯域・高速ネッ
トワーク接続利用者端末装置102の構成図である。図
において141は仮想空間情報格納管理部、142は上
述のカテゴリA,カテゴリB,カテゴリCに属する仮想
空間内オブジェクト、143はマルチキャストメッセー
ジ受信部、144は仮想空間構成情報更新部、145は
仮想空間情報アクセス部、146は仮想空間情報提示
部、147は仮想空間情報操作部、148は仮想空間構
成情報更新検査部、149はマルチキャストメッセージ
送信部である。
【0031】利用者端末装置102は、仮想空間内オブ
ジェクト142の情報を他の利用者端末装置102およ
び3次元仮想空間共有装置105との間でマルチキャス
トにより通信し会うことにより、3次元仮想空間を共有
する。マルチキャストメッセージ受信部143は広帯域
・高速ネットワーク101からマルチキャストメッセー
ジを受信し、このメッセージに含まれる仮想空間内オブ
ジェクト142の情報を仮想空間構成情報更新部144
によって仮想空間情報管理部141内に登録・更新す
る。3次元仮想空間の状態は仮想空間情報アクセス部1
45を介して仮想空間情報提示部146に与えられ、仮
想空間情報提示部が利用者に対し具体的に3次元仮想空
間の情報を視覚、聴覚、力覚、臭覚等人間の感覚器に理
解できるように表現された情報としてレンダリングし提
示する。利用者は3次元仮想空間内のオブジェクトに対
する操作をマウスやキーボードやトラックボールといっ
た入力機器あるいはオブジェクトに対する操作を記述し
たアプリケーションプログラムに相当する仮想空間情報
操作部147を用いて行い、その操作は仮想空間情報ア
クセス部145を介して仮想空間情報格納管理部141
内の仮想空間オブジェクト142へと反映される。この
操作により仮想空間内オブジェクト142の状態を変化
させた場合には、仮想空間構成情報更新検査部148が
これを検知し、変更された内容をマルチキャストメッセ
ージ送信部149を介して広帯域・高速ネットワーク1
01へ送信する。これら一連の動作により、各利用者は
3次元仮想世界とのインタラクションを行う。
【0032】図8は、低帯域・低速ネットワーク接続利
用者端末装置104の構成図である。図において151
はユニキャストメッセージ受信部、152はユニキャス
トメッセージ送信部である。低帯域・低速ネットワーク
接続利用者端末装置104は、広帯域・高速ネットワー
ク接続利用者端末装置102と同様に動作するが、3次
元仮想空間を共有するための通信は、3次元仮想空間共
有装置105との間のユニキャスト通信でのみ行われ、
この通信がユニキャストメッセージ受信部151とユニ
キャストメッセージ送信部152を用いて、低帯域・低
速ネットワーク103を介して行われる点のみが、広帯
域・高速ネットワーク接続利用者端末装置102の動作
とは異なる。
【0033】以上のように、この発明の実施形態1で
は、3次元仮想空間共有に関する通信に対し、広帯域・
高速ネットワークに接続された利用者端末装置間ではマ
ルチキャスト通信を用い、また、低帯域・低速ネットワ
ークに接続された利用者端末装置には、3次元仮想空間
共有装置がメッセージを低い帯域幅にあわせて削減し、
さらに端末装置のフレームレートや発色数や解像度に応
じた効果的なメッセージ削減を行うようにしているの
で、広帯域・高速ネットワークに接続された端末装置間
ではその帯域幅と高速性を生かした十分に質の高い3次
元仮想空間の共有とインタラクションを行いながら、低
帯域・低速ネットワークに接続された端末装置からも、
ネットワークの帯域幅や速度に応じた品質で同じ3次元
仮想空間を共有することができる。
【0034】また、3次元仮想空間内で映像以外の複数
のメディアを共有する際にも、それぞれのメディア毎に
効率的な通信を行える。
【0035】また、仮想空間共有装置が、低帯域・低速
ネットワークに接続されている利用者端末装置との間の
ユニキャスト通信と広帯域・高速ネットワーク側で用い
られるマルチキャスト通信との仲介を行うために、例え
ば、仮想空間を複数の論理空間に分割してそれぞれの論
理空間毎に別々のマルチキャストグループを割り当て
て、必要となる論理空間の情報だけを対応するマルチキ
ャストグループを用いて通信するようにしたので、通信
量削減技術を用いたLAN環境システムにおいても、S
LIPやPPPといった簡易プロトコルを用いてこの3
次元仮想空間共有装置にダイアルアップIP接続を行う
ことで3次元仮想空間を共有できる。
【0036】実施の形態2.次に、本発明の第2の実施
形態について図9に基づいて説明する。以上に説明した
実施形態1は、高速・広帯域ネットワークに接続する利
用者端末装置間ではマルチキャスト通信を用いて通信量
を削減し、低速・低帯域ネットワークに接続する利用者
端末装置への通信に対しては、メッセージの種類に応じ
てメッセージの間引き処理を実施することにより通信量
を削減するようにしたものであるが、次に多数の利用者
端末装置からサウンド・ストリームが送られてきたよう
な場合に低帯域・低速ネットワークの輻輳を回避する場
合の実施形態を示す。図9は、本実施形態によるメッセ
ージ間引き・再構成部の構成図である。図において16
1はサウンドメッセージ管理部、162はサウンドバッ
ファ、163はサウンドミキシング部である。
【0037】次に本実施形態における動作について説明
する。実施形態1に示したカテゴリA、カテゴリBのデ
ータに対しては、実施形態1と同じように動作する。カ
テゴリCのデータに対しては、サウンドメッセージ管理
部161が複数の端末装置から送られてきた複数のサウ
ンドメッセージを同一フレーム時間分だけ一時的にサウ
ンドバッファ162に格納する。その後、各フレーム分
毎にサウンドミキシング部163がこれら複数のメッセ
ージ内のサウンドデータをミキシングし、一つのサウン
ドデータに合成し、圧縮部128がこのデータを圧縮し
て新たな縮小されたユニキャストメッセージを生成し、
メッセージ引渡し部129を介して、ユニキャストメッ
セージ送信部112へと引き渡す。
【0038】以上のように、本発明の実施形態2では、
複数の端末装置から送られてくるサウンドメッセージを
3次元仮想空間共有装置が一つのメッセージにミキシン
グした上、さらに圧縮するようにしたので、サウンドメ
ッセージの数を削減することができ、サウンドメッセー
ジによる低帯域・低速ネットワークの輻輳を回避するこ
とができる。
【0039】実施の形態3.次に、本発明の第3の実施
形態について図10、図11に基づいて説明する。これ
までの実施形態は、利用者端末装置のフレームレートと
ネットワーク帯域幅に基づいてメッセージの数を減少さ
せ、ネットワークの輻輳を回避するものであったが、次
に利用者の化身の情報を利用して、通信メッセージを削
減しネットワークの輻輳を回避する場合の実施形態につ
いて説明する。
【0040】一般に3次元仮想空間を共有する利用者
は、自身の姿を3次元コンピュータグラフィックス等に
より表現される化身として仮想空間内に配置し、その位
置に利用者の視覚器官や聴覚器官が配置されているよう
にして、3次元仮想空間の情報が利用者に対して提示さ
れるが、この利用者の化身に関し、少なくとも図10に
示す以下の情報の一部あるいは全てを与える。利用者の
化身の位置座標を示すP(Px、Py、Pz)、利用者
の化身の顔の向きを表す単位ベクトルF、利用者の化身
の視線の向きを表す単位ベクトルG、利用者の化身の視
野角α、物体を見分けることができる最近接距離を表わ
すSmin、物体の形を見分けることができる最遠距離
を表わすSmax、複数の音源を聞き分けられる範囲の
球面半径を表わすHmin、音源は聞き分けられないが
背景音を聞き取れる範囲の球面半径を表わすHmax。
なお、Gの向きは必ずしもFの向きと一致する必要はな
い。
【0041】本実施形態ではメッセージ間引き・再構成
部113は、図11に示すように構成される。図におい
て、171は利用者化身情報管理部であり、利用者端末
装置との通信を通して上述の利用者の化身の各情報を収
集し格納している。メッセージ受取り部121がユニキ
ャストメッセージ受信部106あるいはユニキャストメ
ッセージ生成部109からメッセージを受け取ると、ア
ドレス解析部122がこのメッセージの宛先を調べ、こ
の宛先に対応する利用者の化身情報を利用者化身情報管
理部171より取り出す。メッセージのカテゴリ毎に、
上述の実施形態1あるいは実施形態2のようにメッセー
ジの間引き・再構成処理が行われるが、カテゴリAとカ
テゴリBのメッセージの場合には、このメッセージのオ
ブジェクトの位置がPとGとαで表わされる視野範囲に
存在し、かつSminとSmaxの範囲に存在する場合
のみこのメッセージを取り扱い、範囲外にある場合には
このメッセージは廃棄する。カテゴリCのメッセージの
場合には、メッセージの音源の位置がHminの内側に
存在する場合には複数のメッセージによるサウンドのミ
キシングは行わずにそれぞれのメッセージに圧縮を施
し、一方、HminとHmaxの間に存在する場合には
サウンドのミキシングを行った後に圧縮を施し、さらに
Hmaxの外側にある場合には、このメッセージに対す
る処理を行わずにこのメッセージを廃棄する。
【0042】以上のように、本発明の実施形態3では、
3次元仮想空間の情報の内、利用者の化身の位置から適
切な範囲にあるもののみを通信することにより、不要な
通信メッセージを排除するようにしたので、不用意に情
報の質を低下させずに低帯域・低速ネットワークの輻輳
を回避することができる。
【0043】実施の形態4.本発明の第4の実施形態に
ついて、図12に基づいて説明する。本実施形態は実施
形態3に対し、利用者端末装置とで3次元仮想空間共有
装置間の通信状態および3次元仮想空間共有装置の負荷
状態を反映して、メッセージ間引き・再構成を制御する
ようにしたものである。図12は本実施形態による低帯
域・低速ネットワーク接続利用者端末装置の構成図であ
る。図において、181は通信遅延計測部、182は化
身感覚パラメータ設定部、183はタイマである。
【0044】次に動作について説明する。利用者端末装
置104は、3次元仮想空間共有装置との通信中に定期
的に通信遅延計測部181がタイマ183により現在時
刻T0を取得し、ユニキャストメッセージ送信部152
を用いて低帯域・低速ネットワークを介して3次元仮想
空間共有装置へ通信遅延を計測するための往復メッセー
ジを送信する。3次元仮想空間共有装置はこの通信遅延
計測メッセージを受信すると現在の3次元仮想空間共有
装置の負荷平均値Lをメッセージに付加した応答メッセ
ージを送信元に送り返す。ユニキャストメッセージ受信
部151がこの応答メッセージを受信し、通信遅延計測
部181へ渡す。通信遅延計測部181は、タイマ18
1から現在時刻T1を取得し、(T1−T0)/2の値
を通信遅延値Dに設定する。さらにメッセージから3次
元仮想空間共有装置の負荷平均値Lを取り出し、DとL
を化身感覚パラメータ設定部182に渡す。化身感覚パ
ラメータ設定部は、前述の化身情報パラメータのうち、
視野角パラメータα、視野範囲パラメータSmax、音
源範囲パラメータとHmaxの値を以下の式に基づいて
設定する。 α=α0・(1+(D0−D)/D0+(L0−L)/L) Smax=S0・(1+(D0−D)/D0+(L0−L)/L) Hmax=H0・(1+(D0−D)/D0+(L0−L)/L) ここで、α0、S0、 H0は、それぞれα、 Sma
x、 Hmaxのデフォルト値、D0とL0はDとLの
初期値である。これにより、3次元仮想空間共有装置の
負荷が高い状況あるいは3次元仮想空間共有装置との通
信遅延が大きい状況では、この利用者の化身の視野角
α、視野範囲Smax、音源範囲Hmaxの値が狭めら
れる。なお、この例ではα、Smax、Hmaxの値を
上記の式で調整しているが、Dの値あるいはLの値のみ
で制御することも可能であり、また、DあるいはLの増
加に伴って、α、Smax、Hmaxが減少するような
他の関係式を用いて制御することも可能である。また、
SminおよびHminについても同様の制御を行うこ
とが可能である。
【0045】本実施形態のように利用者端末装置を構成
すれば、実施形態3の3次元仮想空間共有装置との組み
合わせにおいて、3次元仮想空間共有装置の負荷状態あ
るいは3次元仮想空間共有装置との通信状態に応じて、
メッセージ通信量を自動的に加減することが可能とな
り、効率的な3次元仮想空間共有装置を容易に提供でき
る。
【0046】実施の形態5.本発明の第5の実施形態に
ついて、図13に基づいて説明する。次に各利用者から
の音声メッセージが多数の利用者端末装置から送られる
際に、利用者に違和感を感じさせずに効率良く音声メッ
セージの通信量を削減し、3次元仮想空間共有装置の負
荷を削減しつつネットワークの輻輳を回避する場合の実
施形態について説明する。
【0047】図13は、本実施形態による3次元仮想空
間共有装置のメッセージ間引き・再構成部の構成図であ
り、191は背景音管理部である。背景音管理部191
は、利用者の左方、右方、前方、後方に位置する多人数
の話し声の集まりである雑談音をあらかじめ録音した左
方雑談音、右方雑談音、前方雑談音、後方雑談音を圧縮
済みの形式で格納している。本実施形態によるメッセー
ジ間引き部は、カテゴリAおよびカテゴリBのデータに
対しては、実施形態3と同様の動作を行う。カテゴリC
のメッセージに対しては、以下の動作を行う。まず、複
数のサウンドオブジェクトに関するメッセージを受け取
った際には、それが利用者の音声メッセージであれば、
それぞれのメッセージから音源の位置座標と音量を取り
出す。 ここでi番目のメッセージにおける音源の位置
座標をPs[i]、音量をV[i]とする。 これらの
音声メッセージを受け取る利用者の位置座標Pに対し、
PからPs[i]へ至るベクトルQ[i]を求める。
Q[i]の大きさがHmin以上かつHmax以下のも
のについてのみQ[i]をV[i]の重みでベクトル加
算した合成ベクトルの向きがベクトルFの向きに対して
前方90度の範囲にある場合には前方雑談音、後方90
度の範囲にある場合には後方雑談音、右方90度の範囲
にある場合には右方雑談音、左方90度の範囲にある場
合には左方雑談音を全体の音声データの合成結果として
採用する。合成ベクトルの向きが前方あるいは後方のち
ょうど90度向きの位置にある場合には、それぞれ右方
雑談音あるいは左方雑談音のうち近いほうを採用する。
このデータを送付先利用者端末装置向けのユニキャスト
メッセージに構成し、メッセージ引き渡し部129を経
由してユニキャストメッセージ送信部112へ渡す。
【0048】本実施形態によれば、音源がHminから
Hmaxの範囲にある複数の音声メッセージに対して、
サウンドミキシング部163および圧縮部128におけ
る処理を毎回実行する必要がなくなり、メッセージ間引
き・再構成部の処理スピードを向上させながらも、音声
メッセージの数を削減できるという効果がある。
【0049】実施の形態6.次に、本発明の第6の実施
形態について、図14、図15を用いて説明する。本実
施形態は、利用者側が間接的に通信するメッセージの優
先度制御に関するものである。図14は本実施形態によ
る利用者端末装置の構成図であり、図において201は
化身情報管理部、202は化身情報オブジェクトであ
る。化身情報管理部201は、利用者が3次元仮想空間
に参加した時点で実施形態3に示した利用者の化身に関
する情報を生成し、仮想空間情報アクセス部145を介
して3次元仮想空間内オブジェクトの一種として化身情
報オブジェクト202を仮想空間情報格納管理部141
内に生成する。また、仮想空間情報提示部146は、こ
の化身情報を図10のような形式で、利用者端末装置の
画面上に表示する。利用者は画面上に表示された化身の
感覚パラメータを仮想空間情報操作部147を用いて動
的に変更する。変更指示に基づく画面表示修正は、仮想
空間情報操作部147と仮想空間情報提示部146の間
を化身情報管理部201が仲介することによって行われ
る。化身情報管理部201は、現在の仮想空間内の細部
サウンドに関するオブジェクトと状態が変更されるグラ
フィックスや画像に関するオブジェクトの存在比率を仮
想空間情報アクセス部145を介して取得し、化身の感
覚パラメータ間に例えば、 音に関するオブジェクトと
画像に関するオブジェクトの存在比がRである場合に
は、 R=α・(Smax−Smin)/(Hmax−Hmi
n) なる制約条件を課す。この制約条件は、上述の関係式に
限らず、仮想空間内の音情報と映像情報の比率を反映す
るものであれば良い。利用者による感覚パラメータの制
御は、化身情報管理部201のこのような制約を受ける
ことにより、聴覚と視覚に関する受信情報量のバランス
を制御することになる。ここで設定された化身情報は、
化身情報管理部201が仮想空間情報アクセス部145
を介して仮想空間情報格納管理部141内の化身情報オ
ブジェクト202の内容を変更することによって、仮想
空間構成情報変更検査部148がこれを検知しその情報
をユニキャストメッセージ送信部152が低帯域・低速
ネットワーク103を介して3次元仮想空間共有装置へ
と送信される。
【0050】図15は、この実施形態によるメッセージ
間引き・再構成部の構成図である。図において、211
はメッセージ配分決定部である。メッセージ間引き・再
構成部113は、上述の化身情報オブジェクトに関する
メッセージを受信すると、この内容を利用者化身情報管
理部171に格納する。他の利用者端末装置からのメッ
セージを処理する際に、フレームレート・帯域幅管理部
124から得る送信先端末装置への帯域幅を利用者化身
情報管理部171から得る化身の感覚パラメータを用い
て、上述の制約式R=α・(Smax−Smin)/
(Hmax−Hmin)に基づいてカテゴリBおよびカ
テゴリCのメッセージに比例配分する。この比例配分さ
れた帯域幅に基づいて、カテゴリBのメッセージに関す
る処理、カテゴリCのメッセージに関する処理が実施形
態2に示した手順で行われる。
【0051】このように構成することにより、利用者側
が自身で、提示される情報の種類と質に関し、好みの優
先度配分を指定することが可能となり、利用者が希望す
る情報により近い3次元仮想空間内の情報を得ることが
できる。
【0052】実施の形態7.次に、本発明の第7の実施
形態について図16、図17に基づいて説明する。本実
施形態は実施形態5によるメッセージ削減方法を更に効
率化したものである。図16は本実施形態によるメッセ
ージ間引き・再構成部の構成図であり、212は送信済
みデータ管理部である。実施形態5に示したように一部
の音声メッセージについては、左方雑談音、右方雑談
音、前方雑談音、後方雑談音で置き換えることにより、
複数の音声メッセージを一つの背景音メッセージとして
送信するが、この際、送信済みデータ管理部212は、
送信先のアドレスと、この時送信した背景音の種類(左
方雑談音、右方雑談音、前方雑談音、後方雑談音のいず
れか)をリストとして管理する。この組み合わせと後の
メッセージ送信において、このリストにすでに存在する
アドレスと背景音の組み合わせで送信しようとした場合
には、実際のデータの代わりに背景音の名前のみの参照
メッセージを送信する。一方、図17はこの実施形態に
よる低帯域・低速ネットワーク接続利用者端末装置の構
成図であり、221は受信済みデータ管理部である。受
信済みデータ管理部221は、ユニキャストメッセージ
受信部151が受信した背景音メッセージを異なる種類
毎にひとつずつ格納しておく。その後、ユニキャストメ
ッセージ受信部151が3次元仮想空間共有装置から、
上述の参照メッセージを受信した際にはこれを仮想空間
構成情報変更部144には渡さずに、受信済みデータ管
理部221へ渡す。受信済みデータ管理部は、対応する
背景音がデータとして格納されているメッセージのコピ
ーを仮想空間構成情報更新部144へ渡す。
【0053】本実施形態は、このように構成されるの
で、同一の背景音データが格納されたメッセージは、た
だ一度だけ利用者端末装置へ送信され、2度目以降はそ
のデータ名を参照するだけの小さなメッセージのみを利
用者端末装置へ送信するために、メッセージのサイズが
小型化され、ネットワーク通信量を削減することができ
る。
【0054】実施の形態8.次に、本発明の第8の実施
形態について、図18を用いて説明する。本実施形態
は、利用者端末装置側で発信されるメッセージの削減に
関するものである。図18は、本実施形態による仮想空
間情報更新検査部148の動作を示すフローチャートで
ある。仮想空間情報更新検査部は、その動作を開始する
と(ステップS091)、ますこの利用者端末装置上で
の物体移動量の閾値をアプリケーションプログラムある
いは利用者から得て登録する(ステップS092)。次
に仮想空間情報格納管理部141内部を検査し(ステッ
プS093)、各仮想空間内オブジェクト142の初期
位置を保存する(ステップS094)。そして一定時間
待機し(ステップS095)、再度、仮想空間情報格納
管理部141の内部を検査し(ステップS096)、情
報が変更されたオブジェクトがあるかを調べ(ステップ
S097)、もしなければ再びステップS095に戻
る。もしあれば、その変更された情報が物体の位置情報
であるかを調べる(ステップS098)。物体の位置情
報でなければ、即座に変更通知メッセージを生成し(ス
テップS099)、このメッセージをメッセージ送信部
へ渡し(ステップS100)、ステップS095へ戻
る。ここで生成されるメッセージは、低帯域・低速ネッ
トワーク接続利用者端末装置ではユニキャストメッセー
ジであり、高帯域・高速ネットワーク接続利用者端末装
置ではマルチキャストメッセージである。また、ここで
のメッセージ送信部は、低帯域・低速ネットワーク接続
利用者端末装置ではユニキャストメッセージ送信部15
2であり、高帯域・高速ネットワーク接続利用者端末装
置ではマルチキャストメッセージ送信部149である。
ステップS098で変更情報が物体の位置情報であると
判断されると、該オブジェクトの先に保持されている位
置からの移動量が先に登録した閾値以上であるかを調べ
る(ステップS101)。閾値以上であれば、保持して
いるオブジェクトの位置情報を現在の位置情報で置き換
え(ステップS102)、前述のステップS099およ
びステップS100を実行しステップS095に戻る。
ステップS101で閾値未満であれば、ステップS09
5へ戻る。
【0055】本実施形態では、以上に述べたように各利
用者端末装置からのメッセージが送信されるので、他の
利用者が気づかないような極わずかな物体の移動に関し
ては、メッセージの送出が行われないため、不要なネッ
トワーク通信量を削減することができる。
【0056】
【発明の効果】第1の発明によれば、広帯域・高速ネッ
トワークおよび低帯域・低速ネットワークが混在した複
雑なネットワーク環境における3次元仮想空間共有に関
する通信において、広帯域・高速ネットワークに接続さ
れた利用者端末装置間では効率の良いマルチキャスト通
信を行ない、低帯域・低速ネットワークに接続された利
用者端末装置に対しては、3次元仮想空間共有装置が接
続先の端末装置の低い帯域幅にあわせてメッセージを削
減し、また端末装置のフレームレートや解像度に応じて
効果的にメッセージ削減を行うようにしたので、広帯域
・高速ネットワークに接続された端末装置間でその帯域
幅と高速性を生かした質の高い3次元仮想空間の共有と
インタラクションを行いながら、低帯域・低速ネットワ
ークに接続された端末装置に対しても、ネットワークの
帯域幅や速度に応じた質で同じ3次元仮想空間を共有す
ることができるという効果がある。
【0057】また、第2の発明によれば、複数の端末装
置から送られてくるサウンドメッセージを3次元仮想空
間共有装置が一つのメッセージにミキシングの上、さら
に圧縮するようにしたので、サウンドメッセージの数を
削減することができ、低帯域・低速ネットワークの輻輳
を回避することができるという効果がある。
【0058】また、第3の発明によれば、3次元仮想空
間に配置された映像オブジェクトに対する視野範囲、お
よび視野角パラメータ、またはサウンドオブジェクトか
らの距離で規定された聴覚パラメータに基づいて、不要
な通信メッセージを削減するようにしたので、不用意に
情報の質を低下させることなく、低帯域・低速ネットワ
ーク上での輻輳を回避することができるという効果があ
る。
【0059】また、第4の発明によれば、低帯域・低速
ネットワークに接続された利用者端末装置は3次元仮想
空間共有装置との通信遅延時間測定手段による負荷測定
結果に基づいて、3次元仮想空間に配置された映像オブ
ジェクトに対する視野範囲、および視野角パラメータ、
またはサウンドオブジェクトからの距離で規定された聴
覚パラメータの設定・変更を行うようにしたので、メッ
セージ通信量を自動的に加減することができ、効率的な
3次元仮想空間共有装置を提供できるという効果があ
る。
【0060】また、第5の発明によれば、録音済みの背
景音を方向ごとに管理する背景音管理部を備え、サウン
ドオブジェクトの位置と音量に基づいて背景音の方向を
算出し、該当する背景音を端末装置に転送するようにし
たので、メッセージ削減処理を毎回実行する必要がなく
なり、全体の処理スピードを向上させながら、音声メッ
セージの数を削減できるという効果がある。
【0061】また、第6の発明によれば、利用者端末装
置上で更新された仮想空間を構成するサウンドオブジェ
クトおよび映像オブジェクトに対する聴覚と視覚の感覚
バランス制御を行う感覚パラメータ管理部を備え、3次
元仮想空間共有装置は利用者端末装置からの受信メッセ
ージを感覚パラメータに基づいて、サウンドオブジェク
トと映像オブジェクトに好みの優先度配分を指定するよ
うにしたので、利用者が希望する情報により近い3次元
仮想空間内の情報を得ることができるという効果があ
る。
【0062】また、第7の発明によれば、既に送信済み
の背景音を管理する送信済みデータ管理部を備え、同一
利用者端末に対し送信済みの場合には背景音に相当する
識別子のみを転送し、利用者端末は受信した背景音を格
納しておく受信済みデータ管理部から識別子に該当する
背景音データを取り出して処理するようにしたので、同
一背景音に対する2度目以降のメッセージサイズが小型
化され、ネットワーク通信量を削減することができると
いう効果がある。
【0063】さらに、第8の発明によれば、利用者端末
装置は3次元仮想空間を構成する映像オブジェクトの状
態がある閾値以上に変化したときのみその旨を示すメッ
セージを送信するようにしたので、他の利用者が気づか
ないようなわずかな物体の移動に関しては、利用者端末
装置からメッセージの送出が行われないため、不要なネ
ットワーク通信量を削減することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態における大規模広域
環境用3次元仮想空間共有システムを示す構成図。
【図2】 第1の実施形態における広域環境用3次元仮
想空間共有装置の初期化動作を示すフローチャート図。
【図3】 第1の実施形態における広域環境用3次元仮
想空間共有装置が低帯域・低速ネットワークからメッセ
ージを受信した時の処理を示すフローチャート図。
【図4】 第1の実施形態における広域環境用3次元仮
想空間共有装置が高帯域・高速ネットワークからメッセ
ージを受信した時の処理を示すフローチャート図。
【図5】 第1の実施形態における広域環境用3次元仮
想空間共有装置のメッセージ間引き・再構成部を示す
図。
【図6】 第1の実施形態におけるメッセージ間引き処
理を示すフローチャート図。
【図7】 第1の実施形態における広帯域・高速ネット
ワークに接続された利用者端末装置の構成図。
【図8】 第1の実施形態における低帯域・低速ネット
ワークに接続された利用者端末装置の構成図。
【図9】 第2の実施形態におけるメッセージ間引き・
再構成部を示す図。
【図10】 利用者の化身に関する情報説明図。
【図11】 第3の実施形態におけるメッセージ間引き
・再構成部を示す図。
【図12】 第4の実施形態における低帯域・低速ネッ
トワークに接続された利用者端末装置の構成図。
【図13】 第5の実施形態におけるメッセージ間引き
・再構成部を示す図。
【図14】 第6の実施形態における利用者端末装置の
構成を示す図。
【図15】 第6の実施形態におけるメッセージ間引き
・再構成部を示す図。
【図16】 第7の実施形態におけるメッセージ間引き
・再構成部を示す図。
【図17】 第7の実施形態における低帯域・低速ネッ
トワークに接続された利用者端末装置の構成図。
【図18】 第8の実施形態における仮想空間情報更新
検査部の動作を示すフローチャート。
【図19】 従来の3次元仮想空間共有装置の構成を示
す図。
【図20】 従来の3次元仮想空間共有装置のネットワ
ーク接続形態を示す図。
【符号の説明】
101 広帯域・高速ネットワーク 102 広帯域・高速ネットワーク接続利用者端末装置 103 低帯域・低速ネットワーク 104 低帯域・低速ネットワーク接続利用者端末装置 105 大規模広域環境用3次元仮想空間共有装置 106 ユニキャストメッセージ受信部 107 マルチキャストグループ管理部 108 マルチキャストメッセージ受信部 109 ユニキャストメッセージ生成部 110 マルチキャストメッセージ生成部 111 マルチキャストメッセージ送信部 112 ユニキャストメッセージ送信部 113 メッセージ間引き・再構成部 121 メッセージ受取り部 122 アドレス解析部 123 メッセージ型判定部 124 フレームレート・帯域幅管理部 125 タイマ 126 メッセージ保持更新部 127 解像度削減部 128 圧縮部 129 メッセージ引渡し部 141 仮想空間情報格納管理部 142 仮想空間内オブジェクト 143 マルチキャストメッセージ受信部 144 仮想空間構成情報更新部 145 仮想空間情報アクセス部 146 仮想空間情報提示部 147 仮想空間情報操作部 148 仮想空間情報更新検査部 149 マルチキャストメッセージ送信部 151 ユニキャストメッセージ受信部 152 ユニキャストメッセージ送信部 161 サウンドメッセージ管理部 162 サウンドバッファ 163 サウンドミキシング部 171 利用者化身情報管理部 181 通信遅延計測部 182 化身感覚パラメータ設定部 191 背景音管理部 201 化身情報管理部 202 化身情報オブジェクト 211 メッセージ配分決定部 212 送信済みデータ管理部 221 受信済みデータ管理部 2010 仮想空間共有装置 2011 回線インタフェース部 2012 回線インタフェース部 2013 回線インタフェース部 2014 位置情報分配部 2015 距離計算部 2016 視線一致度計算部 2017 映像間引き率決定部 2018 映像間引き・分配部 2019 映像受信用内部バス 2020 映像送信用内部バス 2021 位置情報受信用内部バス 2022 位置情報送信用内部バス 2023 映像受信用内部バス 2024 映像送信用内部バス 2025 位置情報受信用内部バス 2026 位置情報送信用内部バス 2027 映像受信用内部バス 2028 映像送信用内部バス 2029 位置情報受信用内部バス 2030 位置情報送信用内部バス 2031 距離計算結果転送用内部バス 2032 視線一致度計算結果転送用内部バス 2033 映像間間引き率通知用内部バス 2034 通信回線 2035 通信回線 2036 通信回線 2101 端末 2103 映像サーバ 2104 公衆網 2105 回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 3/00 H04M 3/56 C // H04M 3/56 H04N 7/15 H04N 7/15 G06F 15/62 350A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広帯域・高速ネットワークおよび低帯域
    ・低速ネットワークの混合によって構成される広域ネッ
    トワークシステムにおいて、 上記ネットワークシステムは、広帯域・高速ネットワー
    クに接続された利用者端末装置と、 低帯域・低速ネットワークに接続された利用者端末装置
    と、 広帯域・高速ネットワークと低帯域・低速ネットワーク
    間に位置し、上記利用者端末装置間で複数種類のメディ
    アで構成された3次元仮想空間を共有するための3次元
    仮想空間共有装置から構成され、 該3次元仮想空間共有装置は、下記の要素からなること
    を特徴とする広域環境用3次元仮想空間共有システム。 (a)広帯域・高速ネットワークに対してマルチキャス
    ト通信を行うための、マルチキャストメッセージ送信部
    とマルチキャストメッセージ受信部; (b)低帯域・低速ネットワークに対してユニキャスト
    通信を行うための、ユニキャストメッセージ送信部とユ
    ニキャストメッセージ受信部; (c) ユニキャスト通信とマルチキャスト通信の仲介
    を行うための、マルチキャストグループ管理部とユニキ
    ャストメッセージ生成部およびマルチキャストメッセー
    ジ生成部; (d)低帯域・低速ネットワークにおける通信量を削減
    するためのメッセージ間引き・再構成部。
  2. 【請求項2】 上記メッセージ間引き・再構成部は、上
    記利用者端末装置から送出されてきた複数のサウンドメ
    ッセージを1つのメッセージにミキシングし、圧縮する
    ことにより低帯域・低速ネットワークでの通信量を削減
    したことを特徴とする請求項1記載の広域環境用3次元
    仮想空間共有システム。
  3. 【請求項3】 上記メッセージ間引き・再構成部は、3
    次元仮想空間に配置された映像オブジェクトに対する視
    野範囲と視野角パラメータ、またはサウンドオブジェク
    トからの距離で規定された聴覚パラメータに基づいて、
    メッセージを削減し、再構成することを特徴とする請求
    項2記載の広域環境用3次元仮想空間共有システム。
  4. 【請求項4】 上記低帯域・低速ネットワークに接続さ
    れた利用者端末装置は3次元仮想空間共有装置との通信
    遅延時間測定手段を備え、 通信負荷測定結果に基づいて、3次元仮想空間に配置さ
    れた映像オブジェクトに対する視野範囲と視野角パラメ
    ータ、またはサウンドオブジェクトからの距離で規定さ
    れた聴覚パラメータの設定・変更を行うことを特徴とす
    る請求項3記載の広域環境用3次元仮想空間共有システ
    ム。
  5. 【請求項5】 上記メッセージ間引き・再構成部は録音
    済みの背景音を方向ごとに管理する背景音管理部を備
    え、 サウンドオブジェクトの位置と音量に基づいて背景音の
    方向を算出し、該当する背景音を端末装置に転送するこ
    とを特徴とする請求項3記載の広域環境用3次元仮想空
    間共有システム。
  6. 【請求項6】 上記利用者端末装置上で更新された仮想
    空間を構成するサウンドオブジェクトおよび映像オブジ
    ェクトに対する聴覚と視覚の感覚バランス制御を行う感
    覚パラメータ管理部を備え、 上記メッセージ間引き・再構成部は利用者端末装置から
    の受信メッセージを感覚パラメータに基づいてサウンド
    オブジェクトと映像オブジェクトに配分して処理するこ
    とを特徴とする請求項3記載の広域環境用3次元仮想空
    間共有システム。
  7. 【請求項7】 上記メッセージ間引き・再構成部は、既
    に送信済みの背景音を管理する送信済みデータ管理部を
    備え、 同一利用者端末に対し送信済みの場合には背景音に相当
    する識別子のみを転送し、 利用者端末は受信した背景音を格納しておく受信済みデ
    ータ管理部を備え、 背景音に相当する識別子を受信した場合には受信済みデ
    ータ管理部から該当する背景音データを取り出して処理
    することを特徴とする請求項5記載の広域環境用3次元
    仮想空間共有システム。
  8. 【請求項8】 上記利用者端末装置は、3次元仮想空間
    を構成する映像オブジェクトの状態がある閾値以上に変
    化したときのみその旨を示すメッセージを送信すること
    を特徴とする請求項1記載の広域環境用3次元仮想空間
    共有システム。
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