JPH1056406A - 等化装置における波形等化処理方法 - Google Patents

等化装置における波形等化処理方法

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JPH1056406A
JPH1056406A JP21082496A JP21082496A JPH1056406A JP H1056406 A JPH1056406 A JP H1056406A JP 21082496 A JP21082496 A JP 21082496A JP 21082496 A JP21082496 A JP 21082496A JP H1056406 A JPH1056406 A JP H1056406A
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gain coefficient
training sequence
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JP21082496A
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Junko Tanaka
順子 田中
Hideya Suzuki
秀哉 鈴木
Hirotake Ishii
裕丈 石井
Koichi Tanigawa
晃一 谷川
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一移動局が連続したスロットを占有して通
信を行なう場合において、等化性能を劣化させずに、演
算処理量の少ない波形等化処理方法を提供する。 【解決手段】 等化を行なう自スロットのトレーニング
系列を使って得られたタップ利得係数と、隣接したスロ
ットのトレーニング系列により得られたタップ利得係数
を用いて、内挿処理を行ない、自スロットのデータ系列
におけるタップ利得係数を推測する。 【効果】 等化性能を劣化させることなく、従来の内挿
法を用いた波形等化処理方法よりも、さらに少ない演算
量で等化処理を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
で用いられる等化装置における波形等化処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】無線通信における周波数選択性フェージ
ングを補償する技術の1つとして、適応等化器が知られ
ている。適応等化器は、送信された信号が伝送路で歪み
を受け、判定が困難になったものを、受信側で等化し、
正しく受信する。適応等化器の中でも、判定帰還形等化
器は、多くの変調方式に対して汎用的に適用できるた
め、陸上移動通信の周波数選択性フェージング対策とし
て、多くの開発がなされている。図6に、判定帰還形等
化器の構成図を示す。判定帰還形等化器は、等化フィル
タ部61、データ判定部62、誤差推定部63及びタップ利得
更新部64より構成される。等化フィルタ部61は、j個の
タップからなるフィードフォワード(FF)タップ部65と
k個のタップからなるフィードバック(FB)タップ部66
より構成され、それぞれのタップ間隔は、 FFタップ65
はシンボル時間もしくは1/2シンボル時間に、FBタッ
プ66はシンボル時間に設定されている。 FFタップ65に
は、図7に示すようなバースト構成を持つ受信信号Y1が
逐次取り込まれ(X1)、まず、逐次取り込まれた受信信号
X1と既知の信号系列67(トレーニング系列)との差を推
定誤差enとしてタップ利得係数Wを収束させた(スイッ
チ1:トレーニングモード)のち、情報シンボル(デー
タ)を再生しながら、受信信号X1とその判定値との差を
enとして伝搬路の変動にタップ利得係数Wを追従させる
(スイッチ2:トラッキングモード)。ここで、FBタッ
プ66には、トレーニングモードではトレーニング系列
が、トラッキングモードでは等化後の判定値X0が入力さ
れる。タップ利得係数の追従は、例えば、RLS(Recursi
ve Least Squares)アルゴリズムを用いて追従する。こ
のようにして、判定帰還形等化器により、受信信号Y1の
歪みを除去し、波形等化後の信号dを得ることができ
る。この判定帰還形等化器については、電子情報通信学
会論文誌B-II、Vol. J72-B-II No. 10(1989年)第515
頁から第523頁において論じられている。
【0003】適応等化器は複雑な信号処理を伴うため、
いかに等化性能を劣化させずに、演算量の低減を行なう
かが課題となっている。演算量を低減する方法として、
従来の等化装置では、内挿法によりタップ利得の更新の
一部を省略する方法が知られていた。図8に、従来の内
挿法についての説明図を示す。内挿法では、プリアンブ
ル及びポストアンブルに既知のトレーニング系列を挿入
し、両者においてタップ利得の推定を行なった後、この
推定値を基に内挿によって、プリアンブルとポストアン
ブルに囲まれた情報シンボル(データ)部のタップ利得
を推定する。これにより、タップ利得の更新にかかる演
算量を低減することができる。この方法は、特にシンボ
ル伝送速度が高速な場合、フェージング変動はシンボル
伝送速度に対して相対的に緩やかとなり、フェージング
変動に対する追随性の要求が緩和されるので有効であ
る。この内挿法を用いた等化装置については、アイ・イ
ー・イー・イー グローブコム'91(1991年)第521頁か
ら第525頁 (IEEE GLOBECOM'91 (1991) PP521-525) にお
いて論じられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の内挿法による等
化装置では、情報シンボルにおけるタップ利得係数を、
プリアンブルとポストアンブルを用いたトレーニングに
よって得られたタップ利得係数を内挿することにより推
定する。そのため、受信バーストの全てのシンボルにお
いてタップ係数を更新する場合に比べ、等化性能をほと
んど劣化させずに等化に伴う演算量を低減することがで
きる。しかしながら、フレーム形式として内挿を行なう
ためのポストアンブルを設ける必要があり、フレーム利
用効率の観点からは望ましくない。
【0005】ところで、近年、無線通信における伝送速
度の高速化が進んでおり、2Mbps程度の高速伝送が検討
されている。このような高速伝送では、等化における処
理が莫大になるため、等化処理の高速化がますます重要
となってきている。また、一方で、マルチメディア通信
の実現、及び周波数の有効利用を目指して、トラフィッ
ク状況に応じてTDMA(Time Division Multiple Access)
データスロット数を可変とするマルチスロット割り当て
方式が提案されている。このマルチスロット割り当てで
は、例えば、図5に示すように、1TDMAフレーム内の複
数スロットを同一移動局が占有し通信を行なう。このマ
ルチスロット割り当て方式については、電子情報通信学
会技術報告RCS96-30(1996年)第31頁から第36頁におい
て論じられている。
【0006】本発明の目的は、同一移動局が複数スロッ
トを占有して通信を行なっている場合において、プリア
ンブル及びポストアンブルのそれぞれにトレーニング系
列を設けることなく内挿処理が可能な演算処理量の少な
い等化装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の等化装置では、等化を行なう自スロットの
トレーニング系列を使って得られたタップ利得係数と、
隣接したスロットのトレーニング系列により得られたタ
ップ利得係数を用いて、内挿処理を行ない、自スロット
のデータ系列におけるタップ係数を推測することを特徴
とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図面
を参照して説明する。図1は、本発明の等化装置の一実
施例におけるスロット構成と等化処理範囲を示す図であ
る。スロット毎にデータ部の前方のプリアンブル部にト
レーニング系列が位置している。本発明による等化装置
では、まず、自スロット(#n)において、このトレー
ニング系列を用いてトレーニングを行なう。次に、後方
の隣接スロット(#(n+1))において、トレーニン
グ系列を用いてトレーニングを行なう。そして、この#
nと#(n+1)のトレーニング系列によって推定した
タップ利得係数を用いて、内挿処理を行ない、#nのデ
ータ部におけるタップ利得係数を推定する。ここで、ト
レーニング系列として、例えば基地局と移動局がフレー
ム同期をとるために使用する同期語を用いる。同期語を
用いれば、フレーム同期とトレーニングを同一の系列で
行なうことができ、スロットの効率的な利用を行なうこ
とができる。また、タップ係数更新アルゴリズムとして
は、例えばRLSアルゴリズムを用いる。このように、自
スロットのトレーニング系列を使って得られたタップ利
得係数と、隣接したスロットのトレーニング系列により
得られたタップ利得係数を用いて、内挿処理を行ない、
自スロットのデータ系列におけるタップ係数を推測する
ことにより、等化処理における演算量を低減することが
できる。
【0009】ここで、トレーニング系列として同期語を
用いたが、その他任意のデータ系列を用いても良い。ま
た、タップ係数更新アルゴリズムとしてRLSアルゴリズ
ムを用いたが、その他任意のアルゴリズムを用いても良
い。しかしながら、タップ係数更新アルゴリズム及びト
レーニング系列のシンボル数は、使用したタップ係数更
新アルゴリズムによって、トレーニング系列のシンボル
数内でタップ利得係数が収束するように設定しなくては
ならない。
【0010】また、トレーニング系列は、図1に示すよ
うにスロット内のデータ系列よりも前部に位置していて
も良いし、データ系列よりも後部に位置していても良
い。トレーニング系列がデータ系列よりも前部に位置し
ている場合は、自スロットのトレーニング系列を使って
得られたタップ利得係数と、後方に隣接したスロットの
トレーニング系列により得られたタップ利得係数を用い
て内挿を行なう。また、トレーニング系列がデータ系列
よりも後部に位置している場合は、自スロットのトレー
ニング系列を使って得られたタップ利得係数と、前方に
隣接したスロットのトレーニング系列により得られたタ
ップ利得係数を用いて内挿を行なえば良い。
【0011】また、例えば図5における1TDMAフレーム
内の分割されたスロットを異なる移動局が使用している
場合には、フェージングによる変動が異なるため、隣接
したスロットのトレーニング系列により得られたタップ
利得係数を用いて、内挿処理を行なうと等化性能が劣化
する。このような場合は、隣接したスロットを同一移動
局が使用している場合のみ、隣接したスロットのトレー
ニング系列を用いたタップ利得の内挿処理を行なう。さ
らに、隣接したスロットを他移動局が使用している場合
に対しては、自スロット内にデータ系列をはさんで第二
のトレーニング系列を設け、自スロット内の2つのトレ
ーニング系列により得られたタップ利得係数を用いて内
挿を行なう。あるいは、データ系列において、例えばR
LSアルゴリズムよりタップ利得係数を更新するシンボ
ル数を、処理時間の可能な範囲で増加させる。このよう
にすれば、1フレーム内の分割されたスロットを異なる
移動局が使用している場合においても等化性能を劣化さ
せることなく、等化処理を行なうことができる。
【0012】図3は、図1の実施例の等化装置における
構成の一例を示す図である。FFタップ35には、図1に示
すようなスロット構成を持つ受信信号Y1が取り込まれ(X
1)、まず、取り込まれたスロット#nの受信信号X1と既
知の信号系列37(トレーニング系列)との差を推定誤差
enとしてタップ利得係数Wを収束させる。次に、スロッ
ト#(n+1)の受信信号X1と既知の信号系列37(トレ
ーニング系列)との差を推定誤差enとしてタップ利得
係数Wを収束させる。この2つのトレーニング系列によ
り得られたタップ利得係数を用いて、スロット#nにお
けるデータ系列のタップ利得係数Wを内挿処理により推
定した後、このタップ利得係数Wを用いて、情報シンボ
ル(データ)の再生を行なう。なお、ここで、スロット
#(n+1)のトレーニングによって得られたタップ利
得係数Wは、メモリに一時保存し、スロット#(n+
1)における情報シンボルのタップ利得係数を内挿・推
定する際に再び用いる。ここで、タップ間隔は、 FFタ
ップ35は1/2シンボル時間、FBタップ36はシンボル時
間であるとする。また、FFタップ数は、例えば5タッ
プ、FBタップ数は、例えば2タップとする。32はデータ
判定部、33は誤差推定部、34はタップ利得更新部であ
る。このように、本発明は、判定帰還形等化器を構成
し、演算処理量の少ない高速な等化処理を行なうことが
できる。なお、ここで、FFタップ35間隔はシンボル時間
でも良い。また、 FF及びFBタップ35、36数は、伝搬環
境における最大遅延時間やシンボル伝送速度などによ
り、最適なタップ数を適用するのが良い。また、伝搬環
境に応じて適宜変更しても良い。
【0013】図4は、図1の実施例の等化装置における
構成の他の例を示す図である。FFタップ45には、図1に
示すようなスロット構成を持つ受信信号Y1, Y2が2つの
アンテナを通してそれぞれ取り込まれ(X1, X2)、まず、
取り込まれたスロット#nの受信信号X1, X2と既知の信
号系列47(トレーニング系列)との差を推定誤差enと
してタップ利得係数Wを収束させる。次に、スロット#
(n+1)の受信信号X1, X2と既知の信号系列47(トレ
ーニング系列)との差を推定誤差enとしてタップ利得
係数Wを収束させる。この2つのトレーニング系列によ
り得られたタップ利得係数を用いて、スロット#nにお
けるデータ系列のタップ利得係数Wを内挿処理により推
定した後、このタップ利得係数Wを用いて、情報シンボ
ル(データ)の再生を行なう。ここで、42はデータ判定
部、43は誤差推定部、44はタップ利得更新部、46はFBタ
ップである。このように、トランスバーサル合成ダイバ
ーシチと組み合わせると、さらに高性能の波形等化処理
を行なうことができる。
【0014】また、本発明は、選択合成などのダイバー
シチと組み合わせて使用しても良い。この場合も同様
に、演算処理量が少なくかつ高性能の等化処理を行なう
ことができる。
【0015】また、ここで変調方式は、QPSK、ある
いはπ/4シフトQPSK、あるいは16QAMでも良
い。また、これら以外の変調方式でも良い。いずれの場
合においても、本発明の等化装置は、演算処理量の少な
い高速な等化処理を行なうことができる。
【0016】次に、本発明の他の実施例を示す。図2
は、本発明の等化装置の他の実施例におけるスロット構
成と等化処理範囲を示す図である。スロット毎にデータ
部の前方のプリアンブル部にトレーニング系列が位置し
ている。本発明による等化装置では、まず、自スロット
(#n)において、このトレーニング系列を用いて受信
系列の方向にトレーニングを行なう。その後、後方の隣
接スロット(#(n+1))において、トレーニング系
列を用いて受信系列の方向にトレーニングを行なう。そ
して、この#nと#(n+1)のトレーニング系列によ
って推定したタップ利得係数を用いて、内挿処理を行な
い、#nのデータ部におけるタップ利得係数を推定す
る。このタップ利得係数を用いて自スロット(#n)は
データ系列部の等化を行ない、同時にそのときの推定誤
差の2乗の累積値を求める(前方等化)。次に、後方の
隣接スロット(#(n+1))において、受信信号の時
系列と逆の方向にトレーニング系列を用いてトレーニン
グを行なう。その後、自スロット(#n)において、受
信信号の時系列と逆の方向にトレーニング系列を用いて
トレーニングを行なう。そして、この#nと#(n+
1)のトレーニング系列によって推定したタップ利得係
数を用いて、内挿処理を行ない、#nのデータ部におけ
るタップ利得係数を推定する。このタップ利得係数を用
いてデータ系列部の等化を行ない、同時にそのときの推
定誤差の2乗の累積値を求める(後方等化)。これらの
処理が終了した後、前方等化時と後方等化時の推定誤差
の2乗の累積値を比較し、値の小さいほうの判定値系列
を出力する。このように、自スロットのトレーニング系
列を使って得られたタップ利得係数と、隣接したスロッ
トのトレーニング系列により得られたタップ利得係数を
用いて、内挿処理を行ない、自スロットのデータ系列に
おけるタップ係数を推測することにより、等化処理にお
ける演算量を低減することができる。なおかつ、前方等
化と後方等化の両方を行なうことにより、等化の性能を
向上させることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、自スロットのトレーニ
ング系列を使って得られたタップ利得係数と、隣接した
スロットのトレーニング系列により得られたタップ利得
係数を用いて、内挿処理を行ない、自スロットのデータ
系列におけるタップ係数を推測するので、同一移動局が
連続したスロットを占有して通信を行なう場合に、等化
性能を劣化させることなく従来の内挿法よりもさらに演
算量を低減した等化処理を行なうことができる。また、
プリアンブルとポストアンブルのそれぞれにトレーニン
グ系列を設ける必要がないので、フレームを有効に使う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による等化装置の一実施例におけるスロ
ット構成と等化処理範囲を示す図。
【図2】本発明による等化装置の他の実施例におけるス
ロット構成と等化処理範囲を示す図。
【図3】本発明による等化装置の構成の一例を示す図。
【図4】本発明による等化装置の構成の他の例を示す
図。
【図5】マルチスロット割り当てにおけるフレームフォ
ーマットとスロットフォーマットの例を示す図。
【図6】従来の判定帰還形等化装置の構成を示す図。
【図7】従来の判定帰還形等化装置におけるバースト構
成を示す図。
【図8】従来の等化装置における内挿法によるバースト
構成を示す図。
【符号の説明】
61…等化フィルタ部、32、42、62…データ判定
部、33、43、63…誤差推定部、34、44、64
…タップ利得更新部、35、45、48、65…フィー
ドフォワードタップ部、36、46、66…フィードバ
ックタップ部、37、47、67…トレーニング用参照
信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 晃一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波形等化処理を行なうスロットと隣接した
    スロットを同一移動局が使用している場合、波形等化処
    理を行なう自スロットのトレーニング系列を使って得ら
    れたタップ利得係数と隣接したスロットのトレーニング
    系列とにより得られたタップ利得係数を内挿し、自スロ
    ットのデータ系列におけるタップ利得係数を推定するこ
    とを特徴とする波形等化処理方法。
  2. 【請求項2】トレーニング系列がスロット内のデータ系
    列よりも前部に位置する場合、自スロットのトレーニン
    グ系列を使って得られたタップ利得係数と後方に隣接し
    たスロットのトレーニング系列とにより得られたタップ
    利得係数を内挿し、自スロットのデータ系列におけるタ
    ップ利得係数を推定することを特徴とする請求項1に記
    載の波形等化処理方法。
  3. 【請求項3】トレーニング系列がスロット内のデータ系
    列よりも後部に位置する場合、自スロットのトレーニン
    グ系列を使って得られたタップ利得係数と前方に隣接し
    たスロットのトレーニング系列により得られたタップ利
    得係数を内挿し、自スロットのデータ系列におけるタッ
    プ利得係数を推定することを特徴とする請求項1に記載
    の波形等化処理方法。
  4. 【請求項4】隣接したスロットを同一移動局が使用して
    いない場合、等化処理を行なう自スロットのトレーニン
    グ系列を使って得られたタップ利得係数と、自スロット
    内のデータ系列をはさんだ第二のトレーニング系列によ
    り得られたタップ利得係数を内挿し、自スロットのデー
    タ系列におけるタップ利得係数を推定することを特徴と
    する請求項1乃至3に記載の波形等化処理方法。
  5. 【請求項5】隣接したスロットを同一移動局が使用して
    いない場合は、等化処理を行なう自スロットにおけるデ
    ータ系列のタップ利得係数の更新を行なうシンボル数を
    増加させることを特徴とする請求項1乃至3に記載の波
    形等化処理方法。
  6. 【請求項6】受信系列の方向と受信信号の時系列と逆の
    方向のそれぞれについて等化処理を行ない、その両者の
    データ系列部の等化における推定誤差の2乗の累積値が
    小さいほうの判定値系列を等化出力とすることを特徴と
    する請求項1乃至5に記載の波形等化処理方法。
  7. 【請求項7】トレーニング系列が同期語であることを特
    徴とする請求項1乃至6に記載の波形等化処理方法。
  8. 【請求項8】タップ利得更新アルゴリズムがRLSアル
    ゴリズムであることを特徴とする請求項1乃至3に記載
    の波形等化処理方法。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8に記載の波形等化処理方法
    を用いた等化装置において、ダイバーシチを用いたこと
    を特徴とする等化装置。
JP21082496A 1996-08-09 1996-08-09 等化装置における波形等化処理方法 Pending JPH1056406A (ja)

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