JPH1023407A - 画像符号化装置および画像符号化方法、画像復号化装置および画像復号化方法、画像伝送方法、並びに記録媒体 - Google Patents

画像符号化装置および画像符号化方法、画像復号化装置および画像復号化方法、画像伝送方法、並びに記録媒体

Info

Publication number
JPH1023407A
JPH1023407A JP17895896A JP17895896A JPH1023407A JP H1023407 A JPH1023407 A JP H1023407A JP 17895896 A JP17895896 A JP 17895896A JP 17895896 A JP17895896 A JP 17895896A JP H1023407 A JPH1023407 A JP H1023407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
position information
encoding
cutout position
creator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP17895896A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoki Kato
元樹 加藤
Takashi Kojima
尚 小嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP17895896A priority Critical patent/JPH1023407A/ja
Priority to US08/887,770 priority patent/US6016362A/en
Publication of JPH1023407A publication Critical patent/JPH1023407A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/007Transform coding, e.g. discrete cosine transform
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/0122Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal the input and the output signals having different aspect ratios
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/781Television signal recording using magnetic recording on disks or drums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
    • H04N9/8205Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only involving the multiplexing of an additional signal and the colour video signal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Discrete Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制作者の承認が得られた画像を表示すること
ができるようにする。 【解決手段】 座標変換器2において、記録媒体1に記
録された、制作者の監修による切り出し位置情報が読み
出され、スクイーズ切り出し位置情報に変換される。こ
のスクイーズ切り出し位置情報は、座標変換器2からマ
ルチプレクサ3に供給される。符号化器4では、図示せ
ぬテレシネ装置から供給されるスクイーズ画像が符号化
され、その結果得られる符号化データが、マルチプレク
サ3に供給される。マルチプレクサ3では、座標変換器
2からのスクイーズ切り出し位置情報と、符号化器4か
らの符号化データとが多重化され、その結果得られる多
重化データが記録媒体5に記録され、または所定の伝送
路を介して伝送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像符号化装置お
よび画像符号化方法、画像復号化装置および画像復号化
方法、画像伝送方法、並びに記録媒体に関する。特に、
例えば、映画のフィルム上の画像を、テレビジョン信号
とし、これを符号化して伝送し、復号化する場合などに
用いて好適な画像符号化装置および画像符号化方法、画
像復号化装置および画像復号化方法、画像伝送方法、並
びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、映画は、フィルム上に撮影され
た連続した写真ととらえることができるが、このような
映画を、テレビジョン放送などにより放映したり、ビデ
オテープなどの記録媒体に記録するには、フィルム上の
画像を、テレビジョン信号に変換する必要がある。この
ような変換は、一般にテレシネと呼ばれ、テレシネ装置
によって行われる。
【0003】即ち、テレシネ装置においては、フィルム
上の画像が、電気的に取り込まれ、電気信号としての画
像信号される。そして、この画像信号に対して、例え
ば、表示レートの変換その他の必要な処理が施され、テ
レビジョン放送の規格に準拠したテレビジョン信号とさ
れる。
【0004】ところで、現行のテレビジョン放送におけ
る画像のアスペクト比(表示画面の横と縦との比)は、
通常4:3であるのに対して、フィルム上の画像の横と
縦との比は、ほぼ16:9であるから、テレシネを行う
場合においては、16:9のフィルム上の画像に何らか
の処理を施して、4:3の画像(アスペクト比が4:3
の画像)とする必要がある。
【0005】このようなアスペクト比の変換を行う方法
としては、例えば、図8に示すようなエッジクロップ
や、レターボックス、スクイーズなどと呼ばれる方法が
ある。
【0006】エッジクロップ(図8(B))によれば、
16:9のフィルム上の画像(図8(A))から、その
一部を切り出すことで、4:3の画像が生成される。ま
た、レターボックス(図8(C))によれば、16:9
のフィルム上の画像の上下にブランク(同図(C)にお
いて黒塗りの部分)を付加することで、4:3の画像が
生成される。さらに、スクイーズ(図8(D))によれ
ば、16:9のフィルム上の画像の横方向を短くするこ
とにより、4:3の縦長の画像が生成される。
【0007】なお、スクイーズは、基本的には、16:
9の画像を、現行のテレビジョン信号(アスペクト比が
4:3のテレビジョン信号)として伝送し、16:9の
モニタで表示するために行われる変換である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エッジクロ
ップの画像(エッジクロップ画像)をテレビジョン放送
により放送し、あるいは、記録媒体に記録して販売する
場合において、そのエッジクロップ画像は、単純に、フ
ィルム上の画像の中央を切り出して生成されるのではな
く、テレシネ時に、そのフィルム上の画像の制作者(例
えば、映画の監督など)が監修して、自身の作品として
切り出すべき範囲を指定し、その指定された範囲が切り
出されることで作成される。
【0009】即ち、図9に示すように、テレシネ装置に
対して、制作者が指定した、切り出すべき位置に関する
切り出し位置情報が入力され、テレシネ装置では、この
切り出し位置情報にしたがって、フィルム上の画像か
ら、その一部が切り出され、4:3のエッジクロップ画
像が作成される。
【0010】以上のようにして作成されたエッジクロッ
プ画像は、例えば、符号化され、記録媒体に記録、また
は所定の伝送路を介して伝送される。そして、ユーザ側
においては、記録媒体に記録されたエッジクロップ画像
が再生され、または伝送路を介して伝送されてきたエッ
ジクロップ画像が受信され、復号化されて、4:3のモ
ニタ(アスペクト比が4:3のモニタ)に表示される。
【0011】一方、スクイーズの画像(スクイーズ画
像)をテレビジョン放送により放送し、あるいは、記録
媒体に記録して販売する場合においては、図10に示す
ように、テレシネ装置において、フィルム上の画像に対
して、水平方向のフィルタをかけ、これにより、そのア
スペクト比を4:3にすることで、図8(D)に示した
ように縦長の画像とする。この縦長の4:3の画像、即
ち、スクイーズ画像は、エッジクロップ画像と同様に、
符号化され、記録媒体に記録、または所定の伝送路を介
して伝送される。
【0012】そして、ユーザ側においては、記録媒体に
記録されたスクイーズ画像が再生され、または伝送路を
介して伝送されてきたスクイーズ画像が受信され、復号
化される。ユーザが、アスペクト比が16:9のモニタ
を有している場合には、復号化されたスクイーズ画像
は、その16:9のモニタに供給されて表示される。1
6:9のモニタは、図11に示すように、4:3のモニ
タに比較して、横長の画素(ピクセル)を有しているの
で、16:9のモニタでは、スクイーズ画像が元の状態
で、即ち、縦長の画像が、横方向に引き延ばされた状態
で表示される。
【0013】ところで、スクイーズ画像は、図10に示
すように、4:3のモニタでも表示することができる。
即ち、スクイーズ画像の一部を切り出し、これをアップ
サンプリングすることで、アスペクト比が4:3の画像
とし、4:3のモニタに表示することができる。なお、
この場合、4:3のモニタに表示される4:3の画像
は、フィルム上の画像をエッジクロップした画像と等価
である。
【0014】しかしながら、このように、スクイーズ画
像を、4:3のモニタで表示する場合、著作権上の問題
が生じる。
【0015】即ち、図12に示すように、フィルム上の
画像を、テレシネ装置でスクイーズ画像に変換したもの
を、16:9のモニタに表示する場合においては、その
フィルム上の画像が、そのまま、16:9のモニタに再
現されるので、著作権上の問題はない。一方、フィルム
上の画像を、テレシネ装置でスクイーズ画像に変換した
ものを、4:3のモニタに表示する場合においては、フ
ィルム上の画像から、制作者の監修による切り出し情報
とは無関係に切り出した、いわゆるディレクターズアッ
プルーバル(directer's approval)(制作者の承認)
を得ていないエッジクロップ画像が表示されることがあ
る。
【0016】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、制作者の監修による切り出し情報にした
がった画像の表示を行うことができるようにするもので
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像符
号化装置は、画像を符号化する符号化手段と、画像の制
作者が監修して、その画像の一部を切り出したときの、
その切り出し位置に関する切り出し位置情報と、符号化
手段の出力とを多重化する多重化手段とを備えることを
特徴とする。
【0018】請求項4に記載の画像符号化方法は、画像
を符号化し、画像の制作者が監修して、その画像の一部
を切り出したときの、その切り出し位置に関する切り出
し位置情報と、画像を符号化したものとを多重化するこ
とを特徴とする。
【0019】請求項5に記載の画像復号化装置は、伝送
データから、画像を符号化した符号化データと、画像の
制作者が監修して、その画像の一部を切り出したとき
の、その切り出し位置に関する切り出し位置情報とを分
離する分離手段と、符号化データを画像に復号化する復
号化手段と、切り出し位置情報にしたがって、復号化手
段により復号化された画像から、その一部を切り出す切
り出し手段とを備えることを特徴とする。
【0020】請求項8に記載の画像復号化方法は、伝送
データから、画像を符号化した符号化データと、画像の
制作者が監修して、その画像の一部を切り出したとき
の、その切り出し位置に関する切り出し位置情報とを分
離し、符号化データを画像に復号化し、切り出し位置情
報にしたがって、復号化された画像から、その一部を切
り出すことを特徴とする。
【0021】請求項9に記載の画像伝送方法は、画像の
制作者が監修して、その画像の一部を切り出したとき
の、その切り出し位置に関する切り出し位置情報と、画
像とを多重化して伝送することを特徴とする。
【0022】請求項10に記載の記録媒体は、画像と、
その制作者が監修して、画像の一部を切り出したとき
の、その切り出し位置に関する切り出し位置情報とが記
録されていることを特徴とする。
【0023】請求項1に記載の画像符号化装置において
は、符号化手段は、画像を符号化し、多重化手段は、画
像の制作者が監修して、その画像の一部を切り出したと
きの、その切り出し位置に関する切り出し位置情報と、
符号化手段の出力とを多重化するようになされている。
【0024】請求項4に記載の画像符号化方法において
は、画像を符号化し、画像の制作者が監修して、その画
像の一部を切り出したときの、その切り出し位置に関す
る切り出し位置情報と、画像を符号化したものとを多重
化するようになされている。
【0025】請求項5に記載の画像復号化装置において
は、分離手段は、伝送データから、画像を符号化した符
号化データと、画像の制作者が監修して、その画像の一
部を切り出したときの、その切り出し位置に関する切り
出し位置情報とを分離し、復号化手段は、符号化データ
を画像に復号化するようになされている。切り出し手段
は、切り出し位置情報にしたがって、復号化手段により
復号化された画像から、その一部を切り出すようになさ
れている。
【0026】請求項8に記載の画像復号化方法において
は、伝送データから、画像を符号化した符号化データ
と、画像の制作者が監修して、その画像の一部を切り出
したときの、その切り出し位置に関する切り出し位置情
報とを分離し、符号化データを画像に復号化し、切り出
し位置情報にしたがって、復号化された画像から、その
一部を切り出すようになされている。
【0027】請求項9に記載の画像伝送方法において
は、画像の制作者が監修して、その画像の一部を切り出
したときの、その切り出し位置に関する切り出し位置情
報と、画像とを多重化して伝送するようになされてい
る。
【0028】請求項10に記載の記録媒体には、画像
と、その制作者が監修して、画像の一部を切り出したと
きの、その切り出し位置に関する切り出し位置情報とが
記録されている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0030】まず、図1を参照して、本発明の概要につ
いて説明する。例えば、映画のフィルムをテレシネして
テレビジョン放送などする場合においては、縦と横との
比が4:3のエッジクロップ画像は、前述したように、
テレシネ装置を用いて、アスペクト比が16:9のフィ
ルム上の画像の制作者が監修して、その画像の一部を切
り出すことにより作成されるが、その画像の一部を切り
出すときの切り出し位置に関する切り出し位置情報は、
テレシネ装置を操作することなどにより入力される。こ
の切り出し位置情報は、通常、テレシネ装置において、
それに対して着脱可能な、例えば、磁気ディスクなどの
記録媒体に記録されるようになされており、よって、こ
の記録媒体に記録されている切り出し位置情報(制作者
の監修による切り出し情報)にしたがって、画像の切り
出しを行えば、それにより得られる画像(エッジクロッ
プ画像)は、ディレクターズアップルーバルが得られて
いるものとなる。
【0031】そこで、本発明においては、画像を、上述
のような制作者(映画の監督など)の監修による切り出
し位置情報とともに伝送し、または記録媒体に記録する
ことにより、ユーザ側において、ディレクターズアップ
ルーバルが得られている画像を表示するようになされて
いる。
【0032】即ち、16:9のフィルム上の画像を、
4:3のスクイーズ画像に変換して符号化するとともに
(図1(A))、制作者の監修による切り出し位置情報
を、スクイーズ画像についての切り出し位置情報に変換
する(図1(B))。
【0033】ここで、制作者の監修による切り出し位置
情報を、スクイーズ画像についての切り出し位置情報に
変換するのは、次のような理由による。即ち、制作者の
監修による切り出し位置情報は、フィルム上の画像にお
ける位置についての情報であるが、ここでは、そのフィ
ルム上の画像がスクイーズ画像に変換されるため、これ
にあわせて、切り出し位置情報も変換する必要があるか
らである。
【0034】なお、制作者の監修による切り出し位置情
報は、上述したように、エッジクロップ画像を作成する
際に使用されたテレシネ装置の記録媒体に記録されるの
で、例えば、この記録媒体(あるいは、そのコピー)を
購入するなどして入手するようにする。
【0035】スクイーズ画像についての切り出し位置情
報(以下、適宜、スクイーズ切り出し位置情報という)
は、符号化されたスクイーズ画像と多重化され、その結
果得られる多重化データは、記録媒体に記録され、ある
いは、所定の伝送路を介して伝送される(図1
(C))。
【0036】そして、ユーザ側においては、記録媒体か
ら多重化データが再生され、あるいは、伝送されてきた
多重化データが受信され、符号化されたスクイーズ画像
と、スクイーズ切り出し位置情報とに分離される。符号
化されたスクイーズ画像は復号化され(図1(D))、
その復号化されたスクイーズ画像が、アスペクト比が1
6:9のモニタに表示される場合においては、スクイー
ズ位置切り出し情報は無視される。従って、この場合、
16:9のモニタには、スクイーズ画像が、元の状態
(横に引き延ばされた状態)で表示される(図1
(E))。
【0037】一方、復号化されたスクイーズ画像が、ア
スペクト比が4:3のモニタに表示される場合、そのス
クイーズ画像の一部が、スクイーズ位置切り出し情報に
したがって切り出され(図1(F))、その切り出され
た部分がアップサンプリングされることで、4:3のエ
ッジクロップ画像とされる(図1(G))。このエッジ
クロップ画像はディレクターズアップルーバルが得られ
ているものであり、これが、4:3のモニタに表示され
る(図1(H))。
【0038】図2は、本発明を適用した画像符号化装置
の一実施例の構成を示している。記録媒体1には、後述
する符号化器4に入力される画像の制作者の監修による
切り出し位置情報が記録されている。座標変換器2(変
換手段)は、制作者の監修による切り出し位置情報を、
スクイーズ切り出し位置情報に変換し、マルチプレクサ
(MUX)3(多重化手段)に供給するようになされて
いる。マルチプレクサ3は、座標変換器2からのスクイ
ーズ切り出し位置情報と、符号化器4(符号化手段)か
らの符号化データとを多重化して出力するようになされ
ている。符号化器4は、図示せぬテレシネ装置から供給
されるスクイーズ画像を、例えばMPEG(Moving Pic
ture Experts Group)符号化し、その結果得られる符号
化データを、マルチプレクサ3に供給するようになされ
ている。
【0039】以上のように構成される画像符号化装置に
おいては、座標変換器2において、記録媒体1に記録さ
れた、制作者の監修による切り出し位置情報が読み出さ
れ、スクイーズ切り出し位置情報に変換される。このス
クイーズ切り出し位置情報は、座標変換器2からマルチ
プレクサ3に供給される。
【0040】一方、符号化器4では、スクイーズ画像が
MPEG符号化され、その結果得られる符号化データ
が、マルチプレクサ3に供給される。マルチプレクサ3
では、座標変換器2からのスクイーズ切り出し位置情報
と、符号化器4からの符号化データとが多重化され、そ
の結果得られる多重化データが、例えば、光ディスク
(例えば、DVD(Digital Versatile Disc))や、磁
気テープ、磁気ディスクその他の記録媒体5に記録さ
れ、または所定の伝送路(例えば、地上波や、衛星回
線、CATV網など)を介して伝送される。
【0041】次に、図3乃至図5を参照して、図2の座
標変換器2の処理について説明する。なお、アスペクト
比が16:9のフィルム上の画像の横または縦の長さ
は、それぞれFilm_widthまたはFilm_height[mm](ミリ
メートル)であるとする。また、4:3の画像は、横ま
たは縦それぞれVideo_width_pixelまたはVideo_height_
pixel個の矩形の画素(ピクセル)で構成されるとす
る。
【0042】まず、図3は、アスペクト比が16:9の
フィルム上の画像が、アスペクト比が4:3のエッジク
ロップ画像に変換される様子を示している。いま、フィ
ルム上の画像(図3(A))の制作者が、そのフィルム
の中心から、横または縦方向にそれぞれXeまたはYe[mm]
(図3では、Ye=0として図示してある)だけ離れた位
置を中心とする、横または縦がそれぞれFilm_e_widthま
たはFilm_height[mm]の矩形の範囲(但し、横と縦との
比が4:3の範囲)を指定したとする。
【0043】この場合、上述の横または縦がそれぞれFi
lm_e_widthまたはFilm_height[mm]の矩形の範囲内のフ
ィルム上の一部の画像が、横がVideo_width_pixel個
で、縦がVideo_height_pixel個の各画素にサンプリング
され、これにより、4:3のエッジクロップ画像(図3
(B))が作成される。
【0044】図4は、アスペクト比が16:9のフィル
ム上の画像が、アスペクト比が4:3のスクイーズ画像
に変換される様子を示している。この場合、横または縦
がそれぞれFilm_widthまたはFilm_height[mm]の矩形の
範囲内のフィルム上の画像全体(図4(A))が、横が
Video_width_pixel個で、縦がVideo_height_pixel個の
各画素にサンプリングされ、これにより、4:3のスク
イーズ画像(図4(B))が作成される。
【0045】いま、図3(A)および図4(A)に示し
たフィルム上の画像が同一のものであり、図3(B)に
示したエッジクロップ画像を構成する画素にサンプリン
グされたフィルム上の画像が、図4(B)においては、
スクイーズ画像を構成する画素のうち、そのスクイーズ
画像上の座標(Xe_pixel,Ye_pixel)を中心とする、横
または縦がそれぞれVideo_e_width_pixelまたはVideo_h
eight_pixel個の画素にサンプリングされているものと
する。
【0046】この場合、図4(B)のスクイーズ画像か
ら、図3(B)と同一のエッジクロップ画像(図4
(C))を得るには、スクイーズ画像上の座標(Xe_pix
el,Ye_pixel)を中心とする、横または縦がそれぞれVi
deo_e_width_pixelまたはVideo_height_pixel個の画素
でなる矩形の範囲を切り出し、アスペクト比の変換およ
び水平方向(横方向)へのフィルタリングを行うこと
で、横の画素数を、Video_e_width_pixel個からVideo_w
idth_pixel個にアップサンプリングすれば良い。
【0047】そこで、まず最初に、制作者の監修による
切り出し位置情報が、例えば、図5に示すように、フィ
ルムの中心から、横方向にXe[mm]だけ離れた位置を中心
とする、横または縦がそれぞれFilm_e_widthまたはFilm
_height[mm]の矩形の範囲(但し、横と縦との比が4:
3の範囲)を意味するものであったとすると、スクイー
ズ画像が生成される場合において、フィルム上の画像全
体は、横または縦がそれぞれVideo_width_pixelまたは
縦がVideo_height_pixel個の画素で構成される矩形の範
囲にサンプリングされるので、スクイーズ画像を構成す
る1画素に対応するフィルムの大きさ(横および縦の長
さ)は、次のようになる。
【0048】 横:Film_width/Video_width_pixel[mm/pixel] 縦:Film_height/Video_height_pixel[mm/pixel]
【0049】また、スクイーズ画像からエッジクロップ
画像を得るために切り出される矩形の範囲に対応するフ
ィルム上の範囲の横Film_e_widthと縦Film_heightとの
比は4:3であるから、次式が成立する。
【0050】Film_e_width=4/3×Film_height
【0051】以上から、スクイーズ画像からエッジクロ
ップ画像を得るために切り出される矩形の範囲(以下、
適宜、切り出し範囲という)の横の画素数Video_e_widt
h_pixelと、縦の画素数Video_e_height_pixelは、次式
により求めることができる。
【0052】 Video_e_width_pixel=Film_e_width/(Film_width/Video_width_pixel) =4×Film_height×Video_width_pixel/(3×Film_width) Video_e_height_pixel=Video_height_pixel
【0053】また、切り出し範囲の中心点は、フィルム
上で考えれば、その中心から、横方向にXe[mm]だけ離れ
た位置であるが、これを、スクイーズ画像上で考えれ
ば、その中心点から、Xe×Video_width_pixel/Film_wid
th画素だけ横方向に離れた位置となる。従って、いま、
Xe_pixel=Xe×Video_width_pixel/Film_widthとおくと
ともに、スクイーズ画像の中心点を原点(0,0)とす
ると、切り出し範囲の中心点の座標は、(Xe_pixel,
0)と表すことができる。
【0054】座標変換器2は、以上のようにして、制作
者の監修による切り出し位置情報から、切り出し範囲の
中心点(Xe_pixel,0)、その横の長さVideo_e_width_
pixel、および縦の長さVideo_e_heightを算出し、スク
イーズ切り出し位置情報とするようになされている。
【0055】ところで、マルチプレクサ3は、座標変換
器2によって算出されたスクイーズ切り出し位置情報
を、例えば、MPEGのパンスキャン(pan-scan)ベク
トルとして、符号化データと多重化するようになされて
いる。
【0056】即ち、MPEG2のビデオシンタックス
(Video Syntax)においては、スクイーズ切り出し位置
情報は、パンスキャンベクトルとして与えることができ
るようになされており、これにより、スクイーズ切り出
し位置情報にしたがったパンスキャンを行うことができ
る。なお、パンスキャンは、シーケンスヘッダ(Sequen
ce header)、シーケンスディスプレイイクステンショ
ン(Sequence display extension)、ピクチャディスプ
レイイクステンション(Picture display extension)
に適当なパラメータを与えることにより実現することが
できる。
【0057】ここで、以下に、MPEG2のビデオシン
タックスにおけるシーケンスヘッダ、シーケンスディス
プレイイクステンション、およびピクチャディスプレイ
イクステンションの定義を示す。
【0058】 シーケンスヘッダ(Sequence header) sequence_header(){ sequence_header_code 32 bslbf horizontal_size_value 12 uimsbf vertical_size_value 12 uimsbf aspect_ratio_information 4 uimsbf frame_rate_code 4 uimsbf bit_rate_value 18 uimsbf marker_bit 1 bslbf vbv_buffer_size_value 10 uimsbf constraine_paramerters_flag 1 bslbf load_inter_quantiser_matrix 1 uimsbf if(load_inter_quantiser_matrix) intra_quantiser_matrix[64] 8*64 uimsbf load_no_intra_quantiser_matrix 1 uimsbf if(load_no_intra_quantiser_matrix) no_intra_quantiser_matrix[64] 8*64 uimsbf next_start_code() }
【0059】 シーケンスディスプレイイクステンション(Sequence display extension) sequence_display_extension(){ extension_start_code_indentifier 4 uimsbf video_format 3 uimsbf color_description 1 uimsbf if(color_description){ color_primaries 8 uimsbf transfer_characteristics 8 uimsbf matrix_coefficients 8 uimsbf } display_horizontal_size 14 uimsbf marker_bit 1 bslbf display_vertical_size 14 uimsbf next_start_code() }
【0060】 ピクチャディスプレイイクステンション(Picture display extension) picture_display_extension(){ extension_start_code_identifier 4 uimsbf for(i=0;i<number_of_frame_center_offset;i++){ frame_center_horizontal_offset 16 simsbf marker_bit 1 bslbf frame_center_vertical_offset 16 simsbf marker_bit 1 bslbf } next_start_code() }
【0061】パンスキャンベクトルは、図6に示すパラ
メータで表現される。即ち、ピクチャディスプレイイク
ステンションにおいて定義されているパラメータframe_
center_horizontal_offsetまたはframe_center_vertica
l_offsetは、切り出し範囲の中心ODが、スクイーズ画
像の中心OSから横方向(水平方向)または縦方向(垂
直方向)にどれだけ離れているかをそれぞれ表す。ま
た、シーケンスディスプレイイクステンションにおいて
定義されているパラメータdisplay_horizontal_sizeま
たはdisplay_vertical_sizeは、切り出し範囲の横また
は縦の長さ(画素数)をそれぞれ表す。
【0062】従って、図5に示した場合では、マルチプ
レクサ3において、ピクチャディスプレイイクステンシ
ョンのframe_center_horizontal_offsetまたはframe_ce
nter_vertical_offsetには、切り出し範囲の中心の座標
のx成分(横方向の成分)またはy成分(縦方向の成
分)であるXe_pixelまたは0がそれぞれセットされる。
また、シーケンスディスプレイイクステンションのdisp
lay_horizontal_sizeまたはdisplay_vertical_sizeに
は、切り出し範囲の横または縦の画素数であるVideo_e_
width_pixelまたはVideo_height_pixelがそれぞれセッ
トされる。
【0063】なお、マルチプレクサ3においては、その
他、例えば、シーケンスヘッダのhorizontal_size_valu
eまたはvertical_size_valueそれぞれに、スクイーズ画
像の横または縦の画素数Video_width_pixelまたはVideo
_height_pixelが、また、同じくシーケンスヘッダのasp
ect_ratio_informationに、スクイーズ画像を元の状態
で表示するときのアスペクト比(本実施例では、16:
9)が、パンスキャンベクトルとしてセットされる。
【0064】次に、図7は、本発明を適用した画像復号
化装置の一実施例の構成を示している。デマルチプレク
サ11(分離手段)には、図2の画像符号化装置におい
て得られた多重化データが供給されるようになされてい
る。デマルチプレクサ11は、多重化データを、符号化
データと、スクイーズ切り出し位置情報とに分離し、符
号化データを復号化器12に、スクイーズ切り出し位置
情報を切り出し器13にそれぞれ供給するようになされ
ている。
【0065】復号化器12(復号化手段)は、デマルチ
プレクサ11からの符号化データを、例えばMPEG復
号化することで、4:3のスクイーズ画像を復号するよ
うになされている。切り出し器13(切り出し手段)
は、デマルチプレクサ11から供給されるスクイーズ切
り出し位置情報にしたがって、復号化器12が復号した
スクイーズ画像から切り出し範囲を切り出し、拡大器1
4に供給するようになされている。拡大器14(アップ
サンプリング手段)は、切り出し器13からの切り出し
範囲を、横方向にアップサンプリングすることで、4:
3のエッジクロップ画像を生成するようになされてい
る。
【0066】以上のように構成される画像復号化装置に
おいては、図2の画像符号化装置から伝送路を介して伝
送されてきた多重化データが受信、または記録媒体5に
記録された多重化データが再生され、デマルチプレクサ
11に供給される。デマルチプレクサ11では、多重化
データが、符号化データと、スクイーズ切り出し位置情
報とに分離される。そして、符号化データは復号化器1
2に、スクイーズ切り出し位置情報は切り出し器13に
それぞれ供給される。
【0067】復号化器12では、デマルチプレクサ11
からの符号化データがMPEG復号化され、4:3のス
クイーズ画像が復号される。そして、この復号画像が表
示されるモニタが16:9のモニタであるとき、復号化
器12において得られた4:3のスクイーズ画像は、そ
の16:9のモニタに供給されて表示される。この場
合、前述したように、スクイーズ画像が元の状態で、即
ち、縦長の画像が、横方向に引き延ばされた状態で表示
される。
【0068】一方、復号画像が、4:3のモニタで表示
される場合においては、切り出し器13において、復号
化器12が復号したスクイーズ画像から、デマルチプレ
クサ11からのスクイーズ切り出し位置情報にしたがっ
た切り出し範囲が切り出され、拡大器14に供給され
る。拡大器14では、切り出し器13からの切り出し範
囲をアップサンプリングすることで、4:3のエッジク
ロップ画像が生成され、4:3のモニタに供給される。
これにより、その4:3のモニタでは、ディレクターズ
アップルーバルが得られているエッジクロップ画像が表
示される。
【0069】なお、画像復号化装置側において、スクイ
ーズ画像を出力するか、またはエッジクロップ画像を出
力するかは、例えば、装置に、モニタのアスペクト比を
自動認識させたり、また、いずれかの出力を選択するた
めのスイッチを設けることなどによって決定するように
することが可能である。
【0070】以上のように、画像と、その画像の制作者
の監修による切り出し位置情報とを多重化するようにし
たので、著作権の問題を回避することができる。
【0071】なお、本実施例においては、アスペクト比
が16:9と4:3の場合について説明したが、アスペ
クト比は、これに限定されるものではない。
【0072】さらに、本実施例では、スクイーズ画像の
一部を切り出す場合について説明したが、本発明は、ス
クイーズ画像でない画像の一部を切り出す場合について
も適用可能である。なお、通常の画像(縦長や横長にな
っていない画像)からの切り出しを行う場合において
は、座標変換器2は設ける必要はない。
【0073】また、本実施例においては、フィルム上の
画像をテレシネするようにしたが、本発明は、そのよう
なテレシネを行って得られる画像以外の画像について、
その画像の一部を切り出すのに、制作者の承認が必要な
場合にも適用可能である。
【0074】さらに、本実施例においては、画像をMP
EG符号化/復号化するようにしたが、画像の符号化/
復号化方法は、これに限定されるものではない。また、
画像は、必ずしも符号化する必要もない。
【0075】
【発明の効果】請求項1に記載の画像符号化装置および
請求項4に記載の画像符号化方法によれば、画像の制作
者が監修して、その画像の一部を切り出したときの、そ
の切り出し位置に関する切り出し位置情報と、画像を符
号化したものとが多重化される。従って、画像の制作者
が承認した画像の切り出しを行うことが可能となる。
【0076】請求項5に記載の画像復号化装置および請
求項8に記載の画像復号化方法によれば、伝送データか
ら、画像を符号化した符号化データと、画像の制作者が
監修して、その画像の一部を切り出したときの、その切
り出し位置に関する切り出し位置情報とが分離される。
そして、符号化データが画像に復号化され、切り出し位
置情報にしたがって、復号化された画像から、その一部
が切り出される。従って、画像の制作者が承認した画像
の表示を行うことが可能となる。
【0077】請求項9に記載の画像伝送方法によれば、
画像の制作者が監修して、その画像の一部を切り出した
ときの、その切り出し位置に関する切り出し位置情報
と、画像とが多重化されて伝送される。従って、画像の
制作者が承認した画像の切り出しを行うことが可能とな
る。
【0078】請求項10に記載の記録媒体には、画像
と、その制作者が監修して、画像の一部を切り出したと
きの、その切り出し位置に関する切り出し位置情報とが
記録されている。従って、画像の制作者が承認した画像
の切り出しを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を説明するための図である。
【図2】本発明を適用した画像符号化装置の一実施例の
構成を示すブロック図である。
【図3】図2の座標変換器2の処理を説明するための図
である。
【図4】図2の座標変換器2の処理を説明するための図
である。
【図5】図2の座標変換器2の処理を説明するための図
である。
【図6】パンスキャンベクトルとして設定されるパラメ
ータを説明するための図である。
【図7】本発明を適用した画像復号化装置の一実施例の
構成を示すブロック図である。
【図8】アスペクト比の変換方法を説明するための図で
ある。
【図9】エッジクロップ画像の生成方法を説明するため
の図である。
【図10】スクイーズ画像の生成方法を説明するための
図である。
【図11】アスペクト比が4:3と16:9のモニタの
画素を説明するための図である。
【図12】スクイーズ画像の一部が切り出されることに
より生じる問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 記録媒体, 2 座標変換器(変換手段), 3
マルチプレクサ(多重化手段), 4 符号化器(符号
化手段), 5 記録媒体, 11 デマルチプレクサ
(分離手段), 12 復号化器(復号化手段), 1
3 切り出し器(切り出し手段), 14 拡大器(ア
ップサンプリング手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を符号化する画像符号化装置であっ
    て、 前記画像を符号化する符号化手段と、 前記画像の制作者が監修して、その画像の一部を切り出
    したときの、その切り出し位置に関する切り出し位置情
    報と、前記符号化手段の出力とを多重化する多重化手段
    とを備えることを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記画像は、フィルム上の画像をスクイ
    ーズしたスクイーズ画像であり、 前記フィルム上の画像についての前記切り出し位置情報
    を、前記スクイーズ画像についてのものに変換し、前記
    多重化手段に供給する変換手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記符号化手段は、前記画像を、MPE
    G(Moving PictureExperts Group)符号化し、 前記多重化手段は、前記切り出し位置情報を、MPEG
    のパンスキャン(pan-scan)ベクトルとして多重化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 画像を符号化する画像符号化方法であっ
    て、 前記画像を符号化し、 前記画像の制作者が監修して、その画像の一部を切り出
    したときの、その切り出し位置に関する切り出し位置情
    報と、前記画像を符号化したものとを多重化することを
    特徴とする画像符号化方法。
  5. 【請求項5】 伝送データから、画像を符号化した符号
    化データと、前記画像の制作者が監修して、その画像の
    一部を切り出したときの、その切り出し位置に関する切
    り出し位置情報とを分離する分離手段と、 前記符号化データを前記画像に復号化する復号化手段
    と、 前記切り出し位置情報にしたがって、前記復号化手段に
    より復号化された前記画像から、その一部を切り出す切
    り出し手段とを備えることを特徴とする画像復号化装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画像は、フィルム上の画像をスクイ
    ーズしたスクイーズ画像であり、 前記切り出し手段により切り出された前記画像の一部を
    アップサンプリングするアップサンプリング手段をさら
    に備えることを特徴とする請求項5に記載の画像復号化
    装置。
  7. 【請求項7】 前記符号化データは、前記画像をMPE
    G(Moving PictureExperts Group)符号化したもので
    あり、 前記切り出し位置情報は、MPEGのパンスキャン(pa
    n-scan)ベクトルとして、前記符号化データと多重化さ
    れていることを特徴とする請求項5に記載の画像復号化
    装置。
  8. 【請求項8】 伝送データから、画像を符号化した符号
    化データと、前記画像の制作者が監修して、その画像の
    一部を切り出したときの、その切り出し位置に関する切
    り出し位置情報とを分離し、 前記符号化データを前記画像に復号化し、 前記切り出し位置情報にしたがって、復号化された前記
    画像から、その一部を切り出すことを特徴とする画像復
    号化方法。
  9. 【請求項9】 画像を伝送する画像伝送方法であって、 前記画像の制作者が監修して、その画像の一部を切り出
    したときの、その切り出し位置に関する切り出し位置情
    報と、前記画像とを多重化して伝送することを特徴とす
    る画像伝送方法。
  10. 【請求項10】 画像と、その制作者が監修して、前記
    画像の一部を切り出したときの、その切り出し位置に関
    する切り出し位置情報とが記録されていることを特徴と
    する記録媒体。
JP17895896A 1996-07-09 1996-07-09 画像符号化装置および画像符号化方法、画像復号化装置および画像復号化方法、画像伝送方法、並びに記録媒体 Withdrawn JPH1023407A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17895896A JPH1023407A (ja) 1996-07-09 1996-07-09 画像符号化装置および画像符号化方法、画像復号化装置および画像復号化方法、画像伝送方法、並びに記録媒体
US08/887,770 US6016362A (en) 1996-07-09 1997-07-03 Apparatus and method for image coding and decoding

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17895896A JPH1023407A (ja) 1996-07-09 1996-07-09 画像符号化装置および画像符号化方法、画像復号化装置および画像復号化方法、画像伝送方法、並びに記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1023407A true JPH1023407A (ja) 1998-01-23

Family

ID=16057643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17895896A Withdrawn JPH1023407A (ja) 1996-07-09 1996-07-09 画像符号化装置および画像符号化方法、画像復号化装置および画像復号化方法、画像伝送方法、並びに記録媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6016362A (ja)
JP (1) JPH1023407A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009057A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Ac Holdings Japan Kk 展示用ディスプレイ装置
JP2014154995A (ja) * 2013-02-07 2014-08-25 Ichikoh Ind Ltd 車両用視認装置

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100345235B1 (ko) * 1998-11-08 2005-07-29 엘지전자 주식회사 디지털데이터스트림기록방법및그장치
US7725812B1 (en) * 2000-03-31 2010-05-25 Avid Technology, Inc. Authoring system for combining temporal and nontemporal digital media
US7555557B2 (en) * 2000-04-07 2009-06-30 Avid Technology, Inc. Review and approval system
US20020188628A1 (en) * 2001-04-20 2002-12-12 Brian Cooper Editing interactive content with time-based media
US7930624B2 (en) * 2001-04-20 2011-04-19 Avid Technology, Inc. Editing time-based media with enhanced content
US20030156649A1 (en) * 2002-01-28 2003-08-21 Abrams Thomas Algie Video and/or audio processing
US7319720B2 (en) * 2002-01-28 2008-01-15 Microsoft Corporation Stereoscopic video
JP2003271960A (ja) * 2002-03-12 2003-09-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 指紋照合装置および指紋照合方法とプログラム
DE10226071A1 (de) * 2002-06-12 2004-01-08 Fujitsu Siemens Computers Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Darstellen eines digitalisierten Bildes
US20040091173A1 (en) * 2002-07-17 2004-05-13 Hiroshi Akimoto Method, apparatus and system for the spatial interpolation of color images and video sequences in real time
JP3809411B2 (ja) * 2002-09-27 2006-08-16 キヤノン株式会社 画像処理方法及び装置並びに印刷装置
JP3793145B2 (ja) * 2002-11-29 2006-07-05 株式会社東芝 ビデオデータ変換装置及びビデオデータ変換方法
US7388620B2 (en) * 2003-10-23 2008-06-17 Sony Corporation Method and system for pan-scan using motion vectors presentation
US7643704B2 (en) * 2005-02-04 2010-01-05 Eastman Kodak Company Cropping a digital image and preserving reserves
US9061206B2 (en) 2005-07-08 2015-06-23 Activevideo Networks, Inc. Video game system using pre-generated motion vectors
US9060101B2 (en) * 2005-07-08 2015-06-16 Activevideo Networks, Inc. Video game system having an infinite playing field
US20110129125A1 (en) * 2009-12-01 2011-06-02 Soo Kyung Kim Biochip detection system with image correction unit and distorted image correcting method using the same
JP2012199897A (ja) * 2011-03-04 2012-10-18 Sony Corp 画像データ送信装置、画像データ送信方法、画像データ受信装置および画像データ受信方法
US8559793B2 (en) 2011-05-26 2013-10-15 Avid Technology, Inc. Synchronous data tracks in a media editing system
JPWO2014050447A1 (ja) * 2012-09-27 2016-08-22 ソニー株式会社 送信装置、送信方法、受信装置および受信方法
WO2014192804A1 (ja) * 2013-05-28 2014-12-04 三菱電機株式会社 デコーダ及び監視システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05336516A (ja) * 1992-05-29 1993-12-17 Canon Inc 画像通信装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009057A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Ac Holdings Japan Kk 展示用ディスプレイ装置
JP2014154995A (ja) * 2013-02-07 2014-08-25 Ichikoh Ind Ltd 車両用視認装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6016362A (en) 2000-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1023407A (ja) 画像符号化装置および画像符号化方法、画像復号化装置および画像復号化方法、画像伝送方法、並びに記録媒体
US6535253B2 (en) Analog video tagging and encoding system
KR100440953B1 (ko) 영상 압축 비트 스트림의 트랜스코딩 방법
KR100426515B1 (ko) 디지털 영상 신호 수신 방법 및 장치
US6317164B1 (en) System for creating multiple scaled videos from encoded video sources
JP3228874B2 (ja) 圧縮ディジタルビデオビットストリーム分割方法及び装置、並びにその復号方法及び装置
JP4777583B2 (ja) 独立コード化領域を特徴とする画像シーケンス圧縮
RU2129758C1 (ru) Система для передачи субтитров по требованию в сжатом цифровом видеосигнале
JP4707754B2 (ja) 画像クロッピングのためのビットストリーム編集を用いたコスト低減デコーダ
JP5295236B2 (ja) 三次元映像変換記録装置、三次元映像変換記録方法、記録媒体、三次元映像変換装置、及び三次元映像伝送装置
EP1079610A2 (en) Moving-picture processing method, and apparatus therefor
JP2003534684A (ja) 圧縮ビデオを下流で編集する方法
WO1999003283A1 (en) Image encoder and image encoding method, image decoder and image decoding method, and image processor and image processing method
JP2010212811A (ja) 動画像符号化装置及び動画像復号化装置
JP4931034B2 (ja) 復号装置および復号方法、並びに、プログラムおよびプログラム記録媒体
US9232218B2 (en) System and method for data insertion in video stream
JPH08149466A (ja) 動画像処理方法及び処理装置
EP2526689B1 (en) Method for transporting information and/or application data inside a digital video stream, and relative devices for generating and playing such video stream
US7352810B2 (en) Coding process and device for the displaying of a zoomed MPEG2 coded image
US8446962B2 (en) Compressed video format with partial picture representation
JP2002281463A (ja) 画像符号化装置および方法、画像復号化装置および方法、並びに記録媒体
JP2002300525A (ja) デジタルビデオ記録装置
JP4320509B2 (ja) 映像再符号化装置および方法
JP2002016924A (ja) トランスコーダ装置およびトランスコード方法
JP3648121B2 (ja) 復号化方法および復号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031007