JPH10170406A - 車両診断装置 - Google Patents

車両診断装置

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Publication number
JPH10170406A
JPH10170406A JP8333636A JP33363696A JPH10170406A JP H10170406 A JPH10170406 A JP H10170406A JP 8333636 A JP8333636 A JP 8333636A JP 33363696 A JP33363696 A JP 33363696A JP H10170406 A JPH10170406 A JP H10170406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diagnostic
electronic control
vehicle
control device
diagnosis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8333636A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Takakura
敬司 高倉
Hiroyuki Aiba
裕之 相場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP8333636A priority Critical patent/JPH10170406A/ja
Publication of JPH10170406A publication Critical patent/JPH10170406A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両に搭載された電子制御装置の診断を、複数
種類の診断機能プログラムが電子制御装置の機種に応じ
て組み合わされた診断プログラムにより行う場合、診断
プログラムを全て車両診断装置内に記憶させておくと、
診断プログラムのための記憶容量が大きくなる。 【解決手段】診断機能プログラムMを種類毎に各1つ記
憶すると共に、診断機能プログラムMの組み合わせを決
めるフラグデータFLを電子制御装置の機種毎に設定し
ておき、診断すべき車両に搭載されている電子制御装置
の機種に対応するフラグデータFLを選択し、該フラグ
データFLにより決められた組み合わせに基づいて各種
の診断機能プログラムMを順次起動させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
電子制御装置の診断を、複数種類の診断機能プログラム
を電子制御装置の機種に応じて組み合わせた診断プログ
ラムにより行う車両診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のものとして、例えば特
公平7−76724号公報により、車両に搭載された電
子制御装置の各機種毎に作成された専用の診断プログラ
ムを全て車両診断装置の記憶部に記憶させておき、診断
すべき車両に搭載されている電子制御装置の機種に応じ
た診断プログラムを呼び出して該電子制御装置の診断を
行うようにしたものが知られている。
【0003】また、特公平7−15428号公報によ
り、電子制御装置の各機種毎に作成された専用の診断プ
ログラムを各々メモリカードに記憶させ、診断すべき電
子制御装置の機種に応じたメモリカードを車両診断装置
に差し込んで診断を行い、電子制御装置の機種が代わる
とメモリカードを差し替えるようにしたものが知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の、診断プロ
グラムを全て車両診断装置内に記憶させておくもので
は、診断プログラムを記憶しておくための記憶容量が大
きくなる。一方、診断プログラムをメモリカードに記憶
させるものでは、大きな記憶容量は必要ないがメモリカ
ードの枚数が増えるとメモリカードの管理をしなければ
ならず、また、メモリカードの選択を作業者が行わなけ
ればならず、間違ったメモリカードを選択すると診断で
きないという不具合がある。
【0005】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、メ
モリカードを用いなくても記憶容量が大きくならない車
両診断装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、車両に搭載された電子制御装置を介して、
複数種類の診断機能プログラムを電子制御装置の機種に
応じて組み合わせた診断プログラムに従って車両の診断
を行う装置において、上記診断機能プログラムを種類毎
に各1つ記憶すると共に、診断機能プログラムの組み合
わせを決めるフラグデータを電子制御装置の機種毎に設
定しておき、診断すべき車両に搭載されている電子制御
装置の機種に対応するフラグデータを選択し、該フラグ
データにより決められた組み合わせに基づいて各種の診
断機能プログラムを順次起動させることを特徴とする。
【0007】電子制御装置の機種が異なると診断プログ
ラムとしては専用のものが必要となるが、診断プログラ
ムを構成している診断機能プログラムは電子制御装置の
機種が異なっても共通して使用できるものが多い。従っ
て、サイズの小さいフラグデータを電子制御装置の機種
毎に用意し、サイズの大きな診断機能プログラムを必要
に応じて共用すれば、全体の記憶容量は小さくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1は車両診断用
のラインであり、電子制御装置(ECU)を搭載した車
両Cが所定の周期で順次搬送されてくる。2は携帯式の
テスタであり、ケーブル21を介して各車両CのECU
に接続される。各車両Cには車両の種類を示すバーコー
ドBCが貼着されており、テスタ2に設けられたスキャ
ナ部22により該バーコードBCを読み取るように構成
されている。また、ライン1の近傍には診断装置の本体
3が設置されており、テスタ2との間で双方向に通信を
行い、ECUの診断に必要なデータ等を本体3からテス
タ2に送信し、診断結果等をテスタ2から本体3へと送
信する。
【0009】ところで、ECUに対する診断項目の内、
例えば空燃比についての診断手順(診断フラグ)を図2
に示すと、O2センサを2個搭載している車種では第1
のO2センサ1のテストが既に完了していることを確認
した後(M1)、O2センサ1を用いた空燃比判定(A
/F判定)を行う(M2)。続いて第2のO2センサ2
のテストが既に完了していることを確認した後(M
3)、O2センサ2を用いた空燃比判定(A/F判定)
を行う(M4)。図2に示した診断手順はそのまま他の
車種のECUの診断に用いることができる場合があり、
あるいはO2センサを1個しか搭載していない車種では
M1とM2とだけでよい場合がある。
【0010】そこで、図3に示すように、M1〜M4の
ような診断機能プログラムをモジュールMとして予め本
体3内に複数種類用意する。一方、テスタ2内にはEC
Uの機種に対応し、図2に示した空燃比についての診断
手順やアイドルスピード、車速等についての診断手順と
いった各種の診断フラグFを格納させる。該診断フラグ
Fには管理ナンバーや診断対象等の書誌的事項が記載さ
れた部分IDと、どのモジュールMをどのような順に実
行するかを規定したフラグ部分FLとから構成されてい
る。フラグ部分FLは本体3に格納されているモジュー
ルMの番号MNoが実行順に記録されており、例えば図
2に示した空燃比についての診断であれば、M1・M2
・M3・M4の順に番号MNoが並んでいる。この場合
には、空燃比についての診断を開始すると、先ず本体3
からM1のモジュールを呼び出し、O2センサ1のテス
トが既に完了していることを確認する。次にM2のモジ
ュールを呼び出しO2センサ1を用いた空燃比判定(A
/F判定)を行うが、先のモジュールM1は既に実行さ
れもはや不要であるので、モジュールM2をモジュール
M1に対して上書きする。これによりテスタ2内のメモ
リ容量は小さくて済む。続いてモジュールM3・モジュ
ールM4の順に順次テスタ2に呼び出して診断を行う。
【0011】ところで、テスタ2がバーコードBCを読
み取ると、該バーコードbcから読みとれる車両の種類
から、その種類の車両に搭載されているECUの機種を
特定する。そして、直前に診断したECUの機種と今回
診断するECUの機種とを比較し、今回診断するECU
の機種が直前に診断したECUの機種と異なる場合には
本体3に対して今回診断するECUに対応する新たな診
断フラグFを要求する。このように診断対象のECUの
機種が変更される毎に診断フラグFを本体3から呼び出
すようにするとテスタ2の記憶容量を更に小さなものに
することができる。但し、診断フラグFはモジュールM
を含んでいないので容量が小さい。従って、診断フラグ
Fは全て予めテスタ2内に格納させ、診断しようとする
ECUに対応した診断フラグFをテスタ2内で呼び出し
て使用するようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、メモリカードを用いないので診断対象の機種が多数
であってもメモリカードを管理する必要がない。また、
診断プログラムをモジュール化した診断機能プログラム
と、診断機能プログラムの実行順を規定したフラグデー
タとに分離したので、異機種間で使用する診断機能プロ
グラムを共用して使用でき、従来診断プログラムを記憶
するのに必要であった記憶容量より小さな記憶容量でよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】空燃比の診断を行う診断機能プログラム(モジ
ュール)の内容を示すブロック図
【図3】テスタ内の記憶内容と本体内の記憶内容とを示
すブロック図
【符号の説明】
1 (車両診断用の)ライン 2 テスタ 3 (診断装置の)本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された電子制御装置を介し
    て、複数種類の診断機能プログラムを電子制御装置の機
    種に応じて組み合わせた診断プログラムに従って車両の
    診断を行う装置において、上記診断機能プログラムを種
    類毎に各1つ記憶すると共に、診断機能プログラムの組
    み合わせを決めるフラグデータを電子制御装置の機種毎
    に設定しておき、診断すべき車両に搭載されている電子
    制御装置の機種に対応するフラグデータを選択し、該フ
    ラグデータにより決められた組み合わせに基づいて各種
    の診断機能プログラムを順次起動させることを特徴とす
    る車両診断装置。
JP8333636A 1996-12-13 1996-12-13 車両診断装置 Pending JPH10170406A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8333636A JPH10170406A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 車両診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8333636A JPH10170406A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 車両診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10170406A true JPH10170406A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18268271

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JP8333636A Pending JPH10170406A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 車両診断装置

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JP (1) JPH10170406A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005520256A (ja) * 2002-03-13 2005-07-07 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 駆動データの記録方法及びその装置
JP2009116576A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Toyota Motor Corp 車両情報記録装置、車両情報収集装置および車両情報記録収集システム

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