JPH10147498A - 荷役車両 - Google Patents

荷役車両

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JPH10147498A
JPH10147498A JP30755096A JP30755096A JPH10147498A JP H10147498 A JPH10147498 A JP H10147498A JP 30755096 A JP30755096 A JP 30755096A JP 30755096 A JP30755096 A JP 30755096A JP H10147498 A JPH10147498 A JP H10147498A
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JP
Japan
Prior art keywords
load
outriggers
vehicle
forklift
wheels
Prior art date
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Pending
Application number
JP30755096A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Kudo
敏博 工藤
Shigezo Yamamoto
茂三 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TCM Corp
Original Assignee
Toyo Umpanki Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP30755096A priority Critical patent/JPH10147498A/ja
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォークリフト装置の出退動時に、一側部の
車輪の撓みの変化によって車体が揺れることになり、荷
役作業に良い影響を与えない。 【解決手段】 各アウトリガ20A,20B、21A,21Bを
下降して着地させたとき、各車輪3A,3B、4A,4
Bも一定状の撓み量で接地した状態にすることで、車体
2側の荷重を、各車輪3A,3B、4A,4Bと各アウ
トリガ20A,20B、21A,21Bとにより分担して支持す
る。各アウトリガ20A,20B、21A,21Bを上昇させる
ことで、各車輪3A,3B、4A,4Bの接地圧が次第
に増加する状態となり、その後、車体2側の荷重を各車
輪3A,3B、4A,4Bにより分担して支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばサイドフ
ォークリフトなど、フォークリフト装置が車幅方向へ出
退動自在に設けられた荷役車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の荷役車両としては、たと
えば図5〜図7で示されるサイドフォークリフトが提供
されている。すなわちサイドフォークリフト1は、その
車体2の前部に車幅方向Aで一対の前車輪3A,3Bが
設けられるとともに、後部に車幅方向Aで一対の後車輪
4A,4Bが設けられている。ここで各車輪3A,3
B、4A,4Bは、ダブル形式(二輪形式)やシングル
形式(一輪形式)などが採用される。
【0003】前記車体2の前部で一側部には運転席5が
設けられ、そして他側部の上面は、車長方向Bの全長に
亘ってデッキ(載置部)6が形成されている。前記車体
2の車長方向Bの中間部、すなわち運転席5の後側に
は、上下と他側部で開放された凹所7が形成され、この
凹所7によりデッキ6が車長方向Bで分断されている。
なお前記車体2の他側部で凹所7の近くには、車長方向
Bに振り分けて一対のアウトリガ25A,25Bが設けられ
ている。
【0004】前記凹所7の部分には、車幅方向Aへ出退
動自在なフォークリフト装置10が設けられている。すな
わち車体2において、凹所7を形成する車長方向Bの両
面には、車幅方向Aのガイドレール8が形成され、そし
てフォークリフト装置10の下部本体11が、これらガイド
レール8に輪体(ローラなど)12を介して支持案内され
ることで、フォークリフト装置10は車幅方向Aへ出退動
自在に構成される。なお出退動は、シリンダー装置(図
示せず。)などにより行われる。
【0005】フォークリフト装置10のマスト13は、その
下部が前記下部本体11に連結(固定または回転自在)さ
れた左右一対の外枠14と、この外枠14に案内されて昇降
自在な左右一対の内枠15などからなり、そして外枠14と
内枠15との間にリフトシリンダー16が設けられ、以てマ
スト13は上下方向で伸縮自在に構成されている。また内
枠15側に案内されて昇降自在なリフトブラケット17が設
けられるとともに、このリフトブラケット17側のフィン
ガーバなどに、フォーク18が設けられている。
【0006】この従来形式による荷役作業は、フォーク
リフト装置10を凹所7内に退入させるとともに、フォー
ク18を図5の仮想線イに示すように待機位置に移動さ
せ、さらに両アウトリガ25A,25Bを上昇させた状態
で、まずサイドフォークリフト1を走行させて、荷23の
横に停車させる。
【0007】次いで、両アウトリガ25A,25Bを下降さ
せて、図5、図6に示すように着地させ、これにより他
側部の車輪3B,4Bを浮かせる。すなわち、他側部で
は両アウトリガ25A,25Bによる二点支持となり、一側
部の車輪3A,4Aと合わせた四点によって荷重支持が
行われる。
【0008】この状態で、まず図5の仮想線ロに示すよ
うに、フォーク18を所定レベルまで下降させ、次いでフ
ォークリフト装置10を他側部へと突出動させて、図5の
実線に示すように、フォーク18を荷23の下方へ突入させ
る。そしてフォーク18を所定レベルまで上昇させ、図5
の仮想線ハに示すように荷23を持ち上げる。この状態
で、フォークリフト装置10を凹所7内へ退入動させて、
図5の仮想線ニに示すように荷23をデッキ6の上方に位
置させたのち、フォーク18を図5の仮想線イに示すよう
に待機位置まで下降させ、以て荷23をデッキ6上に載置
させる。
【0009】これにより荷23の積み込み作業を終え、そ
の後に両アウトリガ25A,25Bを上昇させて、他側部の
車輪3B,4Bを着地させることで、サイドフォークリ
フト1の走行による運搬を行える。なお、上述とは逆作
用により、荷23の降ろし作業を行える。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、フォークリフト装置10の出退動時、特に
荷23を支持した状態での出退動時に、一側部の車輪(タ
イヤ)3A,4Aの撓みの変化によって車体2が揺れる
ことになり、以て荷役作業に良い影響を与えない。
【0011】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、荷役作業を、車体の揺れを防止して、迅速に行える
荷役車両を提供することを目的としたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の荷役車両は、複
数の車輪を有する車体に、車幅方向へ出退動自在なフォ
ークリフト装置が設けられ、車体には、車長方向ならび
に車幅方向に振り分けて複数のアウトリガが設けられ、
これらアウトリガの着地作用時に、各車輪とともに荷重
を分担して支持することを特徴としたものである。
【0013】したがって請求項1の発明によると、フォ
ークリフト装置を退入させるとともに各アウトリガを上
昇した状態で、まず、荷役車両を走行させて荷の横に停
車させる。次いで、各アウトリガを下降して着地させ
る。このとき、各アウトリガの着地作用を、各車輪も一
定状の撓み量で接地した状態にセット(制御)すること
で、車体側の荷重を、各車輪と各アウトリガとにより分
担して支持し得る。
【0014】この状態で、フォークリフト装置を他側部
へと突出動させて、フォークを荷の下方へ突入させ、そ
してフォークを上昇させて荷を持ち上げる。次いで、フ
ォークリフト装置を退入動させて、荷を車体の上方に位
置させたのち、フォークを下降させることで、荷を車体
側に載置し得る。
【0015】これにより、荷の積み込み作業を終え、そ
の後に各アウトリガを上昇させることで、各車輪の接地
圧が次第に増加する状態となり、以て車体側の荷重を各
車輪により分担して支持し得る。そして、サイドフォー
クリフトの走行による運搬を行える。なお、逆作用によ
り、荷の降ろし作業を行える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
サイドフォークリフトに採用した状態として、図1〜図
4に基づいて説明する。
【0017】なお実施の形態において、従来例(図5〜
図7)と同一またはほぼ同一の構成物は、同一符号を付
してその詳細説明は省略する。すなわち、1は産業用車
両の一例であるサイドフォークリフト、2は車体、3
A,3Bは前車輪、4A,4Bは後車輪、5は運転席、
6はデッキ、7は凹所、8はガイドレール、10はフォー
クリフト装置、11は下部本体、12は輪体、13はマスト、
14は外枠、15は内枠、16はリフトシリンダー、17はリフ
トブラケット、18はフォーク、Aは車幅方向、Bは車長
方向である。
【0018】上記構成のサイドフォークリフト1におい
て、車体2には、車長方向Bならびに車幅方向Aに振り
分けて合計四個(複数個)のアウトリガ20A,20B、21
A,21Bが設けられ、これらアウトリガ20A,20B、21
A,21Bの着地作用時(押し出し時)に、各車輪3A,
3B、4A,4Bとともに荷重を分担して支持するよう
に構成されている。
【0019】以下に、上記した実施の形態における荷役
作業を説明する。フォークリフト装置10を、図1、図4
に示すように、凹所7内に退入させるとともに、フォー
ク18を図2の仮想線イに示すように待機位置に移動さ
せ、さらに各アウトリガ20A,20B、21A,21Bを上昇
させた(引き込んだ)状態で、まず、サイドフォークリ
フト1を走行させて、荷23の横に停車させる。次いで、
各アウトリガ20A,20B、21A,21Bを下降させて(押
し出して)、図2、図3に示すように着地させる。
【0020】このとき、各アウトリガ20A,20B、21
A,21Bの着地作用を、各車輪3A,3B、4A,4B
も一定状の撓み量で接地した状態にセット(制御)する
ことで、車体2側の荷重を、各車輪3A,3B、4A,
4Bと各アウトリガ20A,20B、21A,21Bとにより分
担して支持し得る。すなわち、合計八点に分担して荷重
支持を行える。
【0021】この状態で、まず図2の仮想線ロに示すよ
うに、フォーク18を所定レベルまで下降させ、次いでフ
ォークリフト装置10を他側部へと突出動させて、図2の
実線に示すように、フォーク18を荷23の下方へ突入させ
る。そしてフォーク18を所定レベルまで上昇させ、図2
の仮想線ハに示すように荷23を持ち上げる。次いで、フ
ォークリフト装置10を凹所7内へ退入動させて、図2の
仮想線ニに示すように荷23をデッキ6の上方に位置させ
たのち、フォーク18を図2の仮想線イに示すように待機
位置まで下降させ、以て荷23をデッキ6上に載置させ
る。
【0022】これにより、荷23の積み込み作業を終え、
その後に各アウトリガ20A,20B、21A,21Bを上昇さ
せる(引き込む)ことで、各車輪3A,3B、4A,4
Bの接地圧が次第に増加される状態となり、以て車体2
側の荷重を各車輪3A,3B、4A,4Bにより分担し
て支持し得る。その後、サイドフォークリフト1の走行
による運搬を行える。なお、上述とは逆作用により、荷
23の降ろし作業を行える。
【0023】前述したフォークリフト装置10の出退動
時、特に荷23を支持した状態での出退動時に、本体2側
の荷重を、各車輪3A,3B、4A,4Bと各アウトリ
ガ20A,20B、21A,21Bとにより分担して支持してい
ることで、この出退動時に、本体2の揺れが防止でき、
以て出退動を安定して行えて、荷役作業を好適に行え
る。
【0024】なお、たとえば各車輪3A,3B、4A,
4Bを浮かせる状態まで各アウトリガ20A,20B、21
A,21Bを下降作動させたときにも、フォークリフト装
置10の出退動時に、本体2が揺れることを防止し得る
が、この場合には、各アウトリガ20A,20B、21A,21
Bを上昇させる際の(引き込む際の)振動が大きく、特
に荷23を支持した状態のときは振動がより大きくなる。
したがって、上昇操作はゆっくりと行わなければなら
ず、作業効率が低下する。
【0025】これに対して、本体2側の荷重を各車輪3
A,3B、4A,4Bと各アウトリガ20A,20B、21
A,21Bとにより分担して支持することで、各アウトリ
ガ20A,20B、21A,21Bを上昇させる(引き込む)際
に、各車輪3A,3B、4A,4Bの接地圧が次第に増
加される状態となり、以て、各アウトリガ20A,20B、
21A,21Bの下降時は勿論、上昇時の振動を減少し得、
スピーディーに操作し得て、作業効率を向上し得る。
【0026】上記した実施の形態では、矩形板状の荷23
が示されているが、これはパイプ状など各種の荷を取り
扱えるものである。
【0027】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、本
体側の荷重を各車輪と各アウトリガとにより分担して支
持することで、フォークリフト装置の出退動時の、本体
の揺れを防止でき、以て出退動を安定して行うことがで
きて、荷役作業を好適に行うことができる。さらに、本
体側の荷重を各車輪と各アウトリガとにより分担して支
持することで、各アウトリガを上昇させる際に、各車輪
の接地圧が次第に増加する状態となり、以て、各アウト
リガの昇降時の振動を減少でき、スピーディーに操作で
きて、作業効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、荷役車両の
斜視図である。
【図2】同荷役車両の正面図である。
【図3】同荷役車両の側面図である。
【図4】同荷役車両の平面図である。
【図5】従来例を示し、荷役車両の正面図である。
【図6】同荷役車両の側面図である。
【図7】同荷役車両の平面図である。
【符号の説明】
1 サイドフォークリフト(荷役車両) 2 車体 3A 前車輪 3B 前車輪 4A 後車輪 4B 後車輪 6 デッキ 7 凹所 8 ガイドレール 10 フォークリフト装置 13 マスト 18 フォーク 20A アウトリガ 20B アウトリガ 21A アウトリガ 21B アウトリガ 23 荷 A 車幅方向 B 車長方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の車輪を有する車体に、車幅方向へ
    出退動自在なフォークリフト装置が設けられ、車体に
    は、車長方向ならびに車幅方向に振り分けて複数のアウ
    トリガが設けられ、これらアウトリガの着地作用時に、
    各車輪とともに荷重を分担して支持することを特徴とす
    る荷役車両。
JP30755096A 1996-11-19 1996-11-19 荷役車両 Pending JPH10147498A (ja)

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JP30755096A JPH10147498A (ja) 1996-11-19 1996-11-19 荷役車両

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JP30755096A Pending JPH10147498A (ja) 1996-11-19 1996-11-19 荷役車両

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103204450A (zh) * 2013-04-12 2013-07-17 安徽合力股份有限公司宝鸡合力叉车厂 侧面叉车行走安全保护装置
EP3272699A1 (de) * 2016-07-12 2018-01-24 KION Warehouse Systems GmbH Regalstapler
CN117208820A (zh) * 2023-11-09 2023-12-12 临工重机股份有限公司 伸缩臂叉装车支腿的控制方法及伸缩臂叉装车

Cited By (4)

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CN117208820B (zh) * 2023-11-09 2024-02-02 临工重机股份有限公司 伸缩臂叉装车支腿的控制方法及伸缩臂叉装车

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020416