JPH10126439A - パケット交換通信網のルート選択装置 - Google Patents

パケット交換通信網のルート選択装置

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JPH10126439A
JPH10126439A JP27467396A JP27467396A JPH10126439A JP H10126439 A JPH10126439 A JP H10126439A JP 27467396 A JP27467396 A JP 27467396A JP 27467396 A JP27467396 A JP 27467396A JP H10126439 A JPH10126439 A JP H10126439A
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route
routes
line
station
calculating
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JP27467396A
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Takayuki Harada
孝行 原田
Shinichi Shintani
信一 新谷
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L45/38Flow based routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
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    • H04L12/56Packet switching systems
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    • H04L2012/5619Network Node Interface, e.g. tandem connections, transit switching
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発局から着局までに複数のルートが存在し得
るパケット交換通信網のルート選択装置に関し、安定し
たパケット転送の実現を課題とする。 【解決手段】 発局1に設けられた容量合計算出手段1
aが、ルート毎に、発局1から着局4までのルートを構
成する複数の途中回線の回線容量の合計値を算出する。
そして、第1の選択手段1bが、算出されたルート毎の
回線容量合計値のうちで最大値を呈しているルートを選
択する。第1の選択手段1bが複数のルートを選択した
場合には、当該選択された各ルートにおいて、均等度算
出手段1cが、途中回線の各回線容量の均等度をそれぞ
れ算出する。そして、第2の選択手段1dが、算出され
た各均等度のうちで最大値を呈しているルートを選択
し、このルートを、発局1から着局4へパケットを転送
するルートとして使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット交換通信
網のルート選択装置に関し、特に、発局から着局までに
複数のルートが存在し得るパケット交換通信網のルート
選択装置に関する。
【0002】近年、広帯域ネットワーク(Broad band Ne
twork)用にSMDS(Switched Multi-megabit Data Ser
vice) と呼ばれる高速パケット交換方式が開発されてい
る。この方式は、パケットのヘッダに記載された宛て先
情報を基にしてリンク設定なしにパケットを転送する、
所謂コネクションレスの構成となっている。こうした高
速パケット交換方式のネットワークにおいて、発局から
着局までにパケットを転送し得るルートが複数存在した
場合、それらのルートのうちから1つのルートを選択す
ることが行われる。
【0003】
【従来の技術】従来のコネクションレスの高速パケット
交換通信網のルート選択方法としては下記のような方法
がある。まず項目番号1の選択方法によってルートを選
択し、1つのルートに絞れない場合には、選択された複
数のルートの中から、項目番号2の選択方法によってル
ートを選択し、それでも1つのルートに絞れない場合に
は、項目番号3の選択方法によって1つのルートを選択
する。
【0004】1.ルート毎に、発局から着局までに存在
する中継局の数を求め、それらの中継局の数のうちで最
小値を呈しているルートを選択する。 2.ルート毎に、発局から着局までに複数存在する途中
回線の回線容量の合計値を求め、それらの合計値のうち
で最大値を呈しているルートを選択する。
【0005】3.全ての中継局に一連の識別番号を付し
ておき、識別番号の小さい中継局を含むルートを選択す
る。 例えば、図24に示すような高速パケット交換通信網に
おいて、上記のルート選択方法によってルート選択を行
った場合、図25に示すようなルート選択結果が得られ
る。
【0006】すなわち図24において、高速パケット交
換通信網がSS(Switching System)と呼ばれる6つのノ
ードSS−1〜SS−6で構成され、各ノード間は、回
線容量(Capacity)50,10,30等のリンクによって
接続されていたとする。こうした高速パケット交換通信
網において、例えばノードSS−1を発局、ノードSS
−3を着局とすると、ノードSS−2が中継局となるル
ートと、ノードSS−5が中継局となるルートとの2つ
が存在する。この場合に、上記のルート選択方法によっ
てルート選択を行った場合、項目番号1の選択方法およ
び項目番号2の選択方法では1つのルートに絞れず、項
目番号3の選択方法により、ノードSS−2が中継局と
なるルートが選択される。こうした選択結果をまとめる
と図25に示すようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のルート
選択方法には、下記のような4つの問題がある。 1.図26に示すような高速パケット交換通信網におい
て、ノードSS−1を発局、ノードSS−4を着局とす
る場合、前述の従来のルート選択方法によれば、項目番
号1の選択方法および項目番号2の選択方法では1つの
ルートに絞れず、項目番号3の選択方法により、ノード
SS−2が中継局となるルートが選択される。しかし、
ノードSS−2が中継局となるルートでは、ルート中の
最小回線容量が10である。そのため、このルートでは
回線容量10だけのパケット転送しか行うことができな
い。一方、ノードSS−3が中継局となるルートでは、
ルート中の最小回線容量が30である。そのため、この
ルートでは回線容量30のパケット転送を行うことがで
きる。したがって、ノードSS−2が中継局となるルー
トよりも、ノードSS−3が中継局となるルートを選択
したほうが、輻輳の発生率を低下させることができ、安
定したパケット転送を行えることになる。それにも拘ら
ず、従来のルート選択方法では、ノードSS−2が中継
局となるルートが選択されるという問題があった。
【0008】2.図27に示すような高速パケット交換
通信網において、ノードSS−1を発局、ノードSS−
3を着局とする場合、前述の従来のルート選択方法によ
れば、項目番号2の選択方法により、ノードSS−2が
中継局となるルートが選択される。しかし、ノードSS
−2にはノードSS−5,SS−6,SS−7が接続さ
れており、これによって、選択されたノードSS−2が
中継局となるルートに対してノードSS−5,SS−
6,SS−7からパケットが流入する可能性がある。そ
うした場合、ノードSS−2が中継局となるルートより
も、ノードSS−4が中継局となるルートを選択した方
が安定したパケット転送を行えることになる。それにも
拘らず、従来のルート選択方法では、ノードSS−2が
中継局となるルートが選択されるという問題があった。
【0009】3.図28に示すような高速パケット交換
通信網において、ノードSS−5,ノードSS−6,ノ
ードSS−7のうちのいずれか1つを発局、ノードSS
−4を着局とし、ノードSS−1とノードSS−4との
間に複数のルートが存在する場合、前述の従来のルート
選択方法によれば、項目番号1の選択方法および項目番
号2の選択方法では1つのルートに絞れず、項目番号3
の選択方法により、ノードSS−2が中継局となるルー
トが選択される。しかし、ノードSS−5,ノードSS
−6,ノードSS−7のうちのいずれが発局となって
も、ノードSS−2が中継局となるルートが選択され、
ノードSS−3が中継局となるルートは選択されない。
したがって、ノードSS−2が中継局となるルートばか
りが使用されてこのルートの負担が大きく、一方、ノー
ドSS−3が中継局となるルートは利用されないとい
う、ルートの有効利用の観点からの問題があった。
【0010】4.図29に示すような高速パケット交換
通信網において、ノードSS−1を発局、ノードSS−
6を着局とする場合、上記のルート選択方法によれば、
項目番号1の選択方法および項目番号2の選択方法では
1つのルートに絞れず、項目番号3の選択方法により、
ノードSS−2およびノードSS−3が中継局となるル
ートが選択される。しかし、ノードSS−4およびノー
ドSS−5が中継局となるルートに、図に破線で示す予
備回線が設けられている場合には、このノードSS−4
およびノードSS−5が中継局となるルートを選択した
方が、障害発生時の救済率を向上させることができ、安
定したパケット転送を行えることになる。それにも拘ら
ず、従来のルート選択方法では、ノードSS−2および
ノードSS−3が中継局となるルートが選択されるとい
う問題があった。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、安定したパケット転送を可能とするパケット
交換通信網のルート選択装置を提供することを第1の目
的とする。
【0012】また、複数ルートの有効利用を図ったパケ
ット交換通信網のルート選択装置を提供することを第2
の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では上記第1の目
的を達成するために、図1に示すように、発局1から着
局4までに複数のルートが存在し得るパケット交換通信
網のルート毎に、発局1から着局4までの複数の途中回
線の回線容量の合計値を算出する容量合計算出手段1a
と、容量合計算出手段1aが算出したルート毎の回線容
量合計値のうちで最大値を呈しているルートを選択する
第1の選択手段1bと、第1の選択手段1bが複数のル
ートを選択した場合に、当該選択された各ルートにおい
て、途中回線の各回線容量の均等度をそれぞれ算出する
均等度算出手段1cと、均等度算出手段1cが算出した
各均等度を基に1つのルートを選択する第2の選択手段
1dとを有することを特徴とするパケット交換通信網の
ルート選択装置が提供される。
【0014】以上のように、パケット交換通信網が、例
えばノード1〜6から構成され、ノード1が発局、ノー
ド4が着局となっている。発局1から着局4までの間に
は、ノード2,3を中継局とするルートと、ノード5,
6を中継局とするルートとが存在している。ここで、発
局1に設けられた容量合計算出手段1aが、ルート毎
に、発局1から着局4までのルートを構成する複数の途
中回線の回線容量の合計値を算出する。そして、第1の
選択手段1bが、算出されたルート毎の回線容量合計値
のうちで最大値を呈しているルートを選択する。この結
果、1つのルートが選択されれば、その選択されたルー
トが、発局1から着局4へパケットを転送するルートと
して使用される。
【0015】もし、第1の選択手段1bが複数のルート
を選択した場合には、当該選択された各ルートにおい
て、均等度算出手段1cが、途中回線の各回線容量の均
等度をそれぞれ算出する。この均等度は、途中回線の各
回線容量が回線容量平均値に近い程、そのルートの均等
度は高いとするものである。そして、第2の選択手段1
dが、算出された各均等度を基に1つのルートを選択す
る。例えば、算出された各均等度のうちで最大値を呈し
ているルートを選択し、このルートを、発局1から着局
4へパケットを転送するルートとして使用する。
【0016】このように、ルート毎の、発局1から着局
4までのルートを構成する複数の途中回線の回線容量の
合計値を考慮しただけでは1つのルート選択に絞り込め
ないときに、ルートの途中回線の各回線容量の均等度を
考慮してルートを設定するので、輻輳の発生率を低下さ
せることができ、安定したパケット転送を行うことが可
能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、第1の実施の形態の原理構
成を、図1を参照して説明する。第1の実施の形態は、
ルート毎に、発局1から着局4までの複数の途中回線の
回線容量の合計値を算出する容量合計算出手段1aと、
容量合計算出手段1aが算出したルート毎の回線容量合
計値のうちで最大値を呈しているルートを選択する第1
の選択手段1bと、第1の選択手段1bが複数のルート
を選択した場合に、当該選択された各ルートにおいて、
途中回線の各回線容量の均等度をそれぞれ算出する均等
度算出手段1cと、均等度算出手段1cが算出した各均
等度を基に1つのルートを選択する第2の選択手段1d
とから構成される。
【0018】図2および図3は、第1の実施の形態の具
体的な構成を示す図である。図2は高速パケット交換網
の一部と、高速パケット交換網を構成するノードの簡単
な内部構成を示す図である。図3は、ノードの詳しい内
部構成を示すブロック図である。
【0019】まず、図2において、高速パケット交換網
の一部として、SS(Switching System)と呼ばれる3つ
のノードSS−1〜SS−3が設けられているとする。
各ノードの内部構成は同一であるが、ここでは代表して
ノードSS−1の内部構成を示す。すなわち、ノードS
S−1は、RMG(Routing Management)部11とMES
H(Message Handler Shelf) 部12とから成る。MES
H部12の内部にはルーティングデータ記憶部12aが
含まれる。RMG部11は、回線容量の情報等に基づき
ルーティングデータを作成する部分である。ルーティン
グデータは、発局から着局へパケットを転送する際のル
ートを示すデータである。RMG部11はプロセッサ構
成となっており、その機能によって、図1で示した容量
合計算出手段1a、第1の選択手段1b、均等度算出手
段1c、および第2の選択手段1dを実現する。
【0020】例えば、ノードSS−2からノードSS−
1へ回線容量についての変更情報が送られる(図2の経
路R1)と、RMG部11は、自己に記憶されている回
線容量情報を更新するとともに、新たなルーティングデ
ータを作成してMESH部12へ送り(図2の経路R
2)、ルーティングデータ記憶部12aの記憶内容を更
新させる。MESH部12は、回線容量についての変更
情報を、ノードSS−3へ転送する(図2の経路R
3)。ここでは、回線容量の変更時の処理を説明した
が、シムテム立ち上げ時もこれに準じた処理が行われ
る。
【0021】MESH部12は、ルーティングデータ記
憶部12aに記憶されたルーティングデータを参照し
て、パケットの転送制御を行う。例えば、ノードSS−
2よりノードSS−3へ、ノードSS−1を中継局とし
てパケットを転送する場合、図2に示すような経路R4
を経て、転送が行われる。
【0022】つぎに図3において、MESH部12の内
部は、ルーティングデータ記憶部12aの他、制御部1
2b、送信部12c、受信部12d、ポート部12e、
送受信部12f、ポート12gから構成される。制御部
12bは、ルーティングデータ記憶部12aに記憶され
たルーティングデータを参照して、パケットの転送制御
を行う。送信部12cは、送受信部12fや受信部12
dから送られた信号を、制御部12bの制御に従ってポ
ート部12eの所定のポート位置から他のノードに送信
する。受信部12dは、他のノードから送られたパケッ
ト等の受信を行い、制御部12bの制御に従い、送受信
部12fや送信部12cへ送る。送受信部12fは、ノ
ードSS−1に接続されているユーザ端末13〜15か
らの各信号をポート12gを介して受信したり、受信部
12dから送られた信号をユーザ端末13〜15へ送信
したりする。
【0023】ポート部12eにはポート番号1〜8の8
つのポートがあり、それらのポートにシグナリングリン
クSL−1〜SL−8がそれぞれ接続されている。シグ
ナリングリンクSL−1〜SL−3は束ねられて、リン
クセットLS1としてノードSS−2に接続され、シグ
ナリングリンクSL−4〜SL−6は束ねられて、リン
クセットLS2としてノードSS−3に接続されてい
る。シグナリングリンクSL−7〜SL−8は、リンク
セットLS3として束ねられるが、ここでは、接続相手
がない。なお、ノードSS−1には、識別番号である局
番919328が付与され、ノードSS−2には局番9
19325が、ノードSS−3には局番919326が
付与される。ポート12gは、シグナリングリンクSL
−9〜SL−11を介してユーザ端末13〜15にそれ
ぞれ接続される。ユーザ端末13〜15には、識別番号
である電番0001,0002,0003がそれぞれ付
与されている。
【0024】以上のような構成に基づき、ルーティング
データ記憶部12aには、図4に示すようなデータが格
納される。図4(A)はノードの局番とリンクセット番
号との対応関係を示し、図4(B)はリンクセット番号
とポート番号との対応関係を示し、図4(C)はユーザ
端末の電番とシグナリングリンク番号との対応関係を示
す。
【0025】こうしたデータを使用してパケットの転送
を行う様子をつぎに示す。例えば、パケットをノードS
S−3からノードSS−2へ、ノードSS−1を中継し
て転送する場合、ノードSS−1では、受信部12dが
ノードSS−3からのパケットを受信してヘッダ情報を
制御部12bへ送る。制御部12bはヘッダ情報に含ま
れている着局の局番919325を取り出し、図4
(A)の対応表を参照してリンクセット番号SL−1を
獲得する。そして、制御部12bは、送信部12cに対
して指令を送り、受信部12dからパケットを受け取
り、リンクセット番号LS−1のリンクセットを使用し
て転送を行うようにさせる。送信部12cは、リンクセ
ット番号LS−1を基に、図4(B)の対応表を参照し
てポート番号1,2,3を獲得する。そして、送信部1
2cは、ポート番号1,2,3の各ポートからそのパケ
ットを送信する。この場合、ポート番号1,2,3の順
に一連のパケットを時間的に割り振って送り出す。
【0026】また、例えばパケットをノードSS−3か
らノードSS−1に帰属するユーザ端末13へ転送する
場合、受信部12dがノードSS−3からのパケットを
受信してヘッダ情報を制御部12bへ送る。制御部12
bは、ヘッダ情報に含まれている着局の局番91932
8および電番0001を取り出し、図4(C)の対応表
を参照してシグナリングリンク番号SL−9を獲得す
る。そして、制御部12bは、送受信部12fに対して
指令を送り、受信部12dからパケットを受け取り、シ
グナリングリンク番号SL−9のシグナリングリンクを
使用して転送を行うようにさせる。
【0027】つぎに図2のRMG部11で行われるルー
ト選択処理の手順について、図5を参照して説明する。
図5は、RMG部11で行われるルート選択処理の手順
を示すフローチャートである。ただし、このフローチャ
ートには、このフローチャートの実行に先立って行われ
るべき、途中回線の回線容量の合計値に基づくルート選
択を省略している。すなわち、ルート毎に、発局から着
局までに複数存在する途中回線の回線容量の合計値を求
め、それらの合計値のうちで最大値を呈しているルート
を選択する。もし、この選択により1つのルートに絞れ
ないときに、図5に示すルート選択処理が行われるもの
である。
【0028】図5に示すフローチャートの処理は、シス
テム立ち上げ時および回線容量が変更になった時に、実
行される。回線容量の変更は、シグナリングリンクの増
設や一部廃棄、装置や回線の障害や閉塞の発生、他のノ
ードからの変更通知等があった時に生じる。以下、図中
のステップに沿って説明する。なお、説明の途中に、図
6に示すような高速パケット交換網を例にして、適宜、
具体的な説明を加える。
【0029】〔S1〕発局から着局までの間の複数のル
ートについて、ルート毎に、複数の途中回線の各回線容
量を合計して合計回線容量を算出する。図6の例で説明
すると、合計回線容量は、ルートR5で120(=40
+60+20)、ルートR6で120(=60+30+
30)、ルートR7で120(=40+40+40)と
なる。この場合、合計回線容量の値からはルート選択を
行うことができず次のステップS2に進む。
【0030】〔S2〕あるルートについて、ステップS
1で算出した合計回線容量を、そのルートを構成する中
継局数に「1」を加えた数で除算して、そのルートの平
均回線容量を求める。このステップS2の処理を、複数
のルート全てに対して実行する。
【0031】図6の例で説明すると、どのルートも平均
回線容量は40〔=120÷(2+1)〕となる。 〔S3〕あるルートについて「最大回線均等度」という
制御量を設け、初期値としてこの最大回線均等度の値を
0に設定する。
【0032】〔S4〕最大回線均等度の値を0に設定し
たルートについて、複数の途中回線のうちの1つの回線
容量を、ステップS2で求めたこのルートの平均回線容
量で除算し、100を乗算し、さらに100を減算した
値の絶対値をとることにより、この途中回線の回線均等
度(実際には、この回線均等度はバラツキ度合いを表し
ており、この値の逆数が均等度を表しているが、ここで
は、回線均等度と呼ぶことにする)を求める。
【0033】図6の例で説明すると、ルートR5のノー
ドSS−1とノードSS−2との間の途中回線の回線均
等度は0(=|40÷40×100−100|)であ
り、ルートR5のノードSS−2とノードSS−3との
間の途中回線の回線均等度は50(=|60÷40×1
00−100|)であり、ルートR5のノードSS−3
とノードSS−4との間の途中回線の回線均等度は50
(=|20÷40×100−100|)である。
【0034】〔S5〕ステップS4で求めた回線均等度
を、このルートの最大回線均等度と比較し、回線均等度
が最大回線均等度よりも大きければ、ステップS6へ進
み、回線均等度が最大回線均等度以下であれば、ステッ
プS6をジャンプする。
【0035】〔S6〕最大回線均等度の値を、ステップ
S4で求めた回線均等度の値に設定し直す。なお、ステ
ップS4〜S6を、或るルートを構成する複数の途中回
線全てに対して実行し、その結果得られた最大回線均等
度の値が、そのルートの最大回線均等度の値である。
【0036】さらに、ステップS3〜S6を、複数のル
ート全てに対して実行する。図6の例で説明すると、ル
ートR5のノードSS−2とノードSS−3との間の途
中回線の回線均等度50は、最大回線均等度0よりも大
きくなるので、ルートR5の最大回線均等度は50に設
定される。同様にして、ルートR6の最大回線均等度は
50に設定され、ルートR7の最大回線均等度は0に設
定される。
【0037】〔S7〕ルート毎の最大回線均等度が0に
最も近いルートを選択する。図6の例で説明すると、最
大回線均等度0のルートR7が選択される。すなわち、
選択されたルートR7では、3つの途中回線の回線容量
がそれぞれ40であり、したがって、回線容量40のパ
ケットを転送することができる。ところが、ルートR5
では回線容量20だけ、ルートR6では回線容量30だ
けのパケット転送しかできない。このことから、的確な
ルート選択がされていることが分かる。
【0038】つぎに、第2の実施の形態を説明する。第
2の実施の形態の構成は、図2および図3に示した第1
の実施の形態の構成と同じであり、第2の実施の形態で
は、RMG部でのルート選択処理の手順だけが第1の実
施の形態と異なっている。したがって、この相違するル
ート選択処理の手順だけを説明する。
【0039】図7は、RMG部で行われるルート選択処
理の手順を示すフローチャートである。ただし、このフ
ローチャートには、このフローチャートの実行に先立っ
て行われるべき、途中回線の回線容量の合計値に基づく
ルート選択を省略している。すなわち、ルート毎に、発
局から着局までに複数存在する途中回線の回線容量の合
計値を求め、それらの合計値のうちで最大値を呈してい
るルートを選択する。もし、この選択により1つのルー
トに絞れないときに、図7に示すルート選択処理が行わ
れるものである。
【0040】図7に示すフローチャートの処理は、シス
テム立ち上げ時および回線容量が変更になった時に、実
行される。以下、図中のステップに沿って説明する。な
お、説明の途中に、図8に示すような高速パケット交換
網を例にして、適宜、具体的な説明を加える。
【0041】〔S11〕或るルートにおいて、ルートを
構成する中継局の局番号を局データから獲得する。この
ステップS11の処理を、複数のルート全てに対して実
行する。
【0042】図8の例で説明すると、ルートR8ではノ
ードSS−4の局番号が獲得され、ルートR9ではノー
ドSS−2の局番号が獲得される。〔S12〕或るルー
トにおいて、ステップS11で獲得された局番号を持つ
中継局に、このルート上に存在しない他ルート局が接続
されているか否かを判別する。どの中継局にも他ルート
局が接続されていないならばステップS13へ進み、ど
れかの中継局に他ルート局が接続されているならばステ
ップS13をジャンプする。
【0043】〔S13〕どの中継局にも他ルート局が接
続されていないルートの番号を記録する。ステップS1
2およびステップS13の処理を、複数のルート全てに
対して実行する。
【0044】図8の例で説明すると、ルートR8の番号
だけが記録される。 〔S14〕ステップS13で記録されたルート番号を基
に、どの中継局にも他ルート局が接続されていないルー
トが何本あるか調べる。1本のみならばステップS15
へ進み、0本または2本以上であるならばステップS1
6へ進む。
【0045】〔S15〕この1本のルートを選択する。 〔S16〕本処理ではルート選択ができないので、全て
の中継局に一連の識別番号を付しておき、識別番号の小
さい中継局を含むルートを選択する。
【0046】図8の例で説明すると、ルートR8が選択
される。すなわち、第2の実施の形態では、ノードSS
−6からトラヒックの流入の恐れのあるルートR9を避
け、ルートR8が選択されることになる。これにより、
安定したパケット転送が可能となる。
【0047】つぎに、第3の実施の形態を説明する。第
3の実施の形態の構成は、図2および図3に示した第1
の実施の形態の構成と同じであり、第3の実施の形態で
は、RMG部でのルート選択処理の手順だけが第1の実
施の形態と異なっている。したがって、この相違するル
ート選択処理の手順だけを説明する。
【0048】図9は、RMG部で行われるルート選択処
理の手順を示すフローチャートである。この処理は、シ
ステム立ち上げ時および回線容量が変更になった時に、
回線容量等の情報を収集の上、実行される。以下、図中
のステップに沿って説明する。そうした説明の途中に、
図10に示すような高速パケット交換網を例にして、適
宜、具体的な説明を加える。
【0049】〔S21〕或るルートにおいて、ルートを
構成する中継局の局番号を局データから獲得する。図1
0の例で説明すると、ルートR10ではノードSS−2
の局番号を獲得し、ルートR11ではノードSS−4の
局番号を獲得する。
【0050】〔S22〕或るルートにおける或る中継局
に、このルート上に存在しない他ルート局が接続されて
いる場合に、この他ルート局の局番号を局データから獲
得するとともに、この他ルート局とこの中継局との間の
回線容量を獲得する。
【0051】図10の例で説明すると、ルートR10で
は他ルート局が存在しないが、ルートR11ではノード
SS−4に、2つの他ルート局SS−6,SS−5が接
続されているので、これらの局番号と、各回線容量30
とを獲得する。
【0052】〔S23〕他ルート局からこのルートに及
ぼされる影響の度合いを分散値として算出する。この中
継局に他ルート局が複数接続されている場合には、各他
ルート局の分散値を算出する。
【0053】図10の例で説明すると、ルートR11に
おいて、他ルート局SS−6が、ノードSS−4とノー
ドSS−3との間の回線に対して及ぼす影響の度合い、
即ち分散値を次のようにして算出する。
【0054】まず、ノードSS−1,SS−3,SS−
5とノードSS−4との間の各回線容量の合計値(30
+50+30=110)を求める。そして、この合計値
110を用いて、他ルート局SS−6とノードSS−4
との間の回線容量30が、ノードSS−4から、3つの
ノードSS−1,SS−3,SS−5のうちのノードS
S−3の方向に分散される容量、即ち分散値〔30×
(50÷110)=14〕を求める。
【0055】また、他ルート局SS−5が、ノードSS
−4とノードSS−3との間の回線に対して及ぼす影響
度合い、即ち分散値を、他ルート局SS−5とノードS
S−4との間の回線容量30を基にして、同様の計算手
順により求める〔30×(50÷110)=14〕。
【0056】〔S24〕ステップS23で算出された分
散値を基に、この中継局がこのルートに対して専有し得
る回線容量である専有値を算出する。図10の例で説明
すると、ルートR11におけるノードSS−4とノード
SS−3との間の回線に対して、ノードSS−1から影
響する度合いを30とすると、他ルート局SS−6,S
S−5から影響する度合いは、ステップS23で求めた
各分散値の合計値28(=14+14)で表せる。した
がって、これらの影響度合いを利用して、ノードSS−
1からのパケット転送が、ノードSS−4とノードSS
−3との間の回線容量50のうちのどれだけを専有し得
るかを計算することができる。すなわち、専有値26
〔=50×{30÷(28+30)}〕を得る。
【0057】ステップS22〜S24を、ステップS2
1で獲得された局番号の中継局全てに対して実行する。
そして、ステップS21〜S24を、発局から着局まで
の間に存在するルート全てに対して実行する。
【0058】〔S25〕ステップS24で算出された専
有値を基に、ルート毎に、発局から着局までの間の合計
回線容量を求める。図10の例で説明すると、ルートR
11における合計回線容量は56(=30+26)であ
り、ルートR10における合計回線容量は70(=30
+40)である。
【0059】〔S26〕ルート毎の合計回線容量を比較
し、最大値を呈しているルートを選択する。図10の例
で説明すると、ルートR10が選択される。すなわち、
各ルートの合計回線容量を基にルート選択した場合に
は、ルートR11が選択されるはずである。しかし、本
実施の形態では、ルートR11に流入するトラヒック量
を考慮して、ルートR10を選択する。これにより、安
定したパケット転送が可能となる。
【0060】つぎに、第4の実施の形態を説明する。第
4の実施の形態の構成は、図2および図3に示した第1
の実施の形態の構成と同じであり、第4の実施の形態で
は、RMG部でのルート選択処理の手順だけが第1の実
施の形態と異なっている。したがって、この相違するル
ート選択処理の手順だけを説明する。
【0061】図11は、RMG部で行われるルート選択
処理の手順を示すフローチャートである。ただし、この
フローチャートには、このフローチャートの実行に先立
って行われるべき、途中回線の回線容量の合計値に基づ
くルート選択の図示を省略している。すなわち、ルート
毎に、発局から着局までに複数存在する途中回線の回線
容量の合計値を求め、それらの合計値のうちで最大値を
呈しているルートを選択する。もし、この選択により1
つのルートに絞れないときに、図11に示すルート選択
処理が行われるものである。
【0062】図11に示すフローチャートの処理は、シ
ステム立ち上げ時および回線容量が変更になった時に、
実行される。以下、図中のステップに沿って説明する。
そうした説明の途中に、図12に示すような高速パケッ
ト交換網を例にして、適宜、具体的な説明を加える。
【0063】〔S31〕或るルートにおいて、発局から
着局までの間に存在する中継局を獲得する。図12の例
で説明すると、中継局としてルートR12ではノードS
S−4を獲得し、ルートR13ではノードSS−6を獲
得する。
【0064】〔S32〕ルート毎に「T値」という制御
値を予め設け、このルート用のT値に0を設定する。 〔S33〕ステップS31で獲得された中継局のうちの
或る中継局に、このルート上に存在しない他ルート局が
接続されている場合に、この他ルート局とこの中継局と
の間の回線容量を獲得する。
【0065】図12の例で説明すると、ルートR12で
はノードSS−4に関して回線容量20,40が獲得さ
れる。ルートR13ではノードSS−6に関して回線容
量10,30が獲得される。
【0066】〔S34〕ステップS33で獲得された回
線容量を、このルート用のT値に加算する。図12の例
で説明すると、ルートR12用のT値は60(=20+
40)、ルートR13用のT値は40(=10+30)
となるステップS33,S34を、ステップS31で獲
得された中継局全てに対して実行する。
【0067】その後、ステップS31〜S34を複数の
ルート全てに対して実行する。 〔S35〕各ルートのT値を比較し、最小値を呈してい
るT値に対応するルートを選択する。
【0068】図12の例で説明すると、ルートR13が
選択される。すなわち、ルートR12に比べ、中継局経
由で流入するトラヒック量が少ないルートR13が選択
され、これにより、安定したパケット転送が可能とな
る。
【0069】つぎに、第5の実施の形態を説明する。第
5の実施の形態の構成は、図2および図3に示した第1
の実施の形態の構成と同じであり、第5の実施の形態で
は、RMG部でのルート選択処理の手順だけが第1の実
施の形態と異なっている。したがって、この相違するル
ート選択処理の手順だけを説明する。
【0070】図13は、RMG部で行われるルート選択
処理の手順を示すフローチャートである。ただし、この
フローチャートには、このフローチャートの実行に先立
って行われるべき、途中回線の回線容量の合計値に基づ
くルート選択の図示を省略している。すなわち、ルート
毎に、発局から着局までに複数存在する途中回線の回線
容量の合計値を求め、それらの合計値のうちで最大値を
呈しているルートを選択する。もし、この選択により1
つのルートに絞れないときに、図13に示すルート選択
処理が行われるものである。
【0071】図13に示すフローチャートの処理は、シ
ステム立ち上げ時および回線容量が変更になった時に、
実行される。以下、図中のステップに沿って説明する。
なお、説明の途中に、図14に示すような高速パケット
交換網を例にして、適宜、具体的な説明を加える。
【0072】〔S41〕発局から着局までの間に存在す
る複数のルートのうち、本処理実行に先立って行われ
た、途中回線の回線容量の合計値に基づくルート選択の
結果選択された複数のルートの本数を求める。
【0073】図14の例で説明すると、途中回線の回線
容量の合計値に基づくルート選択の結果、ルートR14
とルートR15とが選択される。したがって、ルート本
数は2である。
【0074】〔S42〕これらの複数のルートを使用し
てパケット転送を行う発局を、局データから求める。図
14の例で説明すると、発局SS−10,SS−11,
SS−12が獲得される。
【0075】〔S43〕これらの複数のルートに対し
て、ルートを構成する中継局の局番号を基に、局番号の
若いルートから順に選択番号(1,2,3...)を付
与する。また、ステップS42で求めた複数の発局に対
して、それらの局番号を基に、局番号の若い発局から順
に選択番号(1,2,3...)を付与する。
【0076】図14の例で説明すると、ルートR14に
対して選択番号1を、ルートR15に対して選択番号2
を付与する。また、発局SS−10に対して選択番号1
を、発局SS−11に対して選択番号2を、発局SS−
12に対して選択番号3を付与する。
【0077】〔S44〕ステップS41で求めたルート
数が、ステップS42で求めた発局の数と同じ、または
多い場合は、選択番号の対応を基に、各発局を各ルート
に割り振る。各発局は、割り振られたルートを使用して
パケット転送を行う。
【0078】一方、ステップS41で求めたルート数
が、ステップS42で求めた発局の数よりも少ない場合
は、選択番号の対応を基に、各発局を各ルートにそれぞ
れ割り振った後、残った発局の選択番号を、ステップS
41で求めたルート数で除算して余りAを求める。
【0079】図14の例で説明すると、ルート数が発局
の数よりも少ないので、選択番号1の発局SS−10に
対して、選択番号1のルートR14を割り振り、選択番
号2の発局SS−11に対して、選択番号2のルートR
15を割り振る。そして、選択番号3の発局SS−12
については、選択番号3をルート数2で除算して余りA
として1を得る。
【0080】〔S45〕余りAの値と同じ数字の選択番
号を有するルートを、その余りAに関わる発局に割り振
る。なお、余りAが0である場合には、その発局に対し
て、選択番号が最大となっているルートを割り振る。発
局は、割り振られたルートを使用してパケット転送を行
う。
【0081】図14の例で説明すると、選択番号3の発
局SS−12に対して、選択番号1のルートR14を割
り振る。このようにして、発局が複数存在するときに、
ルートR14だけを使用してパケット転送するのではな
く、途中回線の合計回線容量が同じであるルートR15
も同等に使用してパケット転送を行うようにする。これ
により、条件が同じ複数ルートのうちの特定のルートだ
けに負担を求めることが防止される。
【0082】つぎに、第6の実施の形態を説明する。第
6の実施の形態の構成は、図2および図3に示した第1
の実施の形態の構成と同じであり、第6の実施の形態で
は、RMG部でのルート選択処理の手順だけが第1の実
施の形態と異なっている。したがって、この相違するル
ート選択処理の手順だけを説明する。
【0083】図15は、RMG部で行われるルート選択
処理の手順を示すフローチャートである。ただし、この
フローチャートには、このフローチャートの実行に先立
って行われるべき、途中回線の回線容量の合計値に基づ
くルート選択の図示を省略している。すなわち、ルート
毎に、発局から着局までに複数存在する途中回線の回線
容量の合計値を求め、それらの合計値のうちで最大値を
呈しているルートを選択する。もし、この選択により1
つのルートに絞れないときに、図15に示すルート選択
処理が行われるものである。
【0084】図15に示すフローチャートの処理は、シ
ステム立ち上げ時および回線容量が変更になった時に、
実行される。以下、図中のステップに沿って説明する。
なお、説明の途中に、図16に示すような高速パケット
交換網を例にして、適宜、具体的な説明を加える。
【0085】〔S51〕発局から着局までの間に存在す
る複数のルートのうち、本処理実行に先立って行われ
た、途中回線の回線容量の合計値に基づくルート選択の
結果選択された複数のルートの本数を求める。
【0086】図16の例で説明すると、途中回線の回線
容量の合計値に基づくルート選択の結果、ルートR16
とルートR17とが選択される。したがって、ルート本
数は2である。
【0087】〔S52〕これらの複数のルートを使用し
てパケット転送を行うユーザ端末を、局データから求め
る。図16の例で説明すると、ユーザ端末1〜ユーザ端
末4が獲得される。
【0088】〔S53〕これらの複数のルートに対し
て、ルートを構成する中継局の局番号を基に、局番号の
若いルートから順に選択番号(1,2,3...)を付
与する。また、ステップS52で求めた複数のユーザ端
末に対して、それらの端末番号を基に、端末番号の若い
ユーザ端末から順に選択番号(1,2,3...)を付
与する。
【0089】図16の例で説明すると、ルートR16に
対して選択番号1を、ルートR17に対して選択番号2
を付与する。また、ユーザ端末1に対して選択番号1
を、ユーザ端末2に対して選択番号2を、ユーザ端末3
に対して選択番号3を、ユーザ端末4に対して選択番号
4を付与する。
【0090】〔S54〕ステップS51で求めたルート
数が、ステップS52で求めたユーザ端末の数と同じ、
または多い場合は、選択番号の対応を基に、各ユーザ端
末を各ルートにそれぞれ割り振る。各ユーザ端末は、割
り振られたルートを使用してパケット転送を行う。
【0091】一方、ステップS51で求めたルート数
が、ステップS52で求めたユーザ端末の数よりも少な
い場合は、選択番号の対応を基に、各ユーザ端末を各ル
ートに割り振った後、残ったユーザ端末の選択番号を、
ステップS51で求めたルート数で除算して余りAを求
める。
【0092】図16の例で説明すると、ルート数がユー
ザ端末の数よりも少ないので、選択番号1のユーザ端末
1に対して、選択番号1のルートR16を割り振り、選
択番号2のユーザ端末2に対して、選択番号2のルート
R17を割り振る。そして、選択番号3のユーザ端末3
については、選択番号3をルート数2で除算して余りA
として1を得る。また、選択番号4のユーザ端末4につ
いては、選択番号4をルート数2で除算して余りAとし
て0を得る。
【0093】〔S55〕余りAの値と同じ数字の選択番
号を有するルートを、その余りAに関わるユーザ端末に
割り振る。なお、余りAが0である場合には、選択番号
が最大となっているルートを割り振る。ユーザ端末は、
割り振られたルートを使用してパケット転送を行う。
【0094】図16の例で説明すると、選択番号3のユ
ーザ端末3に対して、選択番号1のルートR16を割り
振る。また、選択番号4のユーザ端末4に対して、選択
番号2のルートR17を割り振る。
【0095】このようにして、ユーザ端末が複数存在す
るときに、ルートR16だけを使用してパケット転送す
るのではなく、途中回線の合計回線容量が同じであるル
ートR17も同等に使用してパケット転送を行うように
する。これにより、条件が同じ複数ルートのうちの特定
のルートだけに負担を求めることが防止される。
【0096】つぎに、第7の実施の形態を説明する。第
7の実施の形態の構成は、図2および図3に示した第1
の実施の形態の構成と同じであり、第7の実施の形態で
は、RMG部でのルート選択処理の手順だけが第1の実
施の形態と異なっている。したがって、この相違するル
ート選択処理の手順だけを説明する。
【0097】図17は、RMG部で行われるルート選択
処理の手順を示すフローチャートである。ただし、この
フローチャートには、このフローチャートの実行に先立
って行われるべき、途中回線の回線容量の合計値に基づ
くルート選択の図示を省略している。すなわち、ルート
毎に、発局から着局までに複数存在する途中回線の回線
容量の合計値を求め、それらの合計値のうちで最大値を
呈しているルートを選択する。もし、この選択により1
つのルートに絞れないときに、図17に示すルート選択
処理が行われるものである。
【0098】図17に示すフローチャートの処理は、シ
ステム立ち上げ時および回線容量が変更になった時に、
実行される。以下、図中のステップに沿って説明する。
なお、説明の途中に、図18に示すような高速パケット
交換網を例にして、適宜、具体的な説明を加える。
【0099】〔S61〕或るルートにおいて、予備回線
機能を備えているか否かに関するデータを局データから
獲得する。 〔S62〕ステップS61で獲得したデータを、このル
ートに関するデータとして記録する。
【0100】ステップS61,S62の処理を、複数の
ルート全てに対して実行する。図18の例で説明する
と、ルートR18には、破線で示す予備回線が備えられ
ており、ルートR19には予備回線が備えられていな
い。
【0101】〔S63〕ステップS62で記録されたデ
ータを基に、各ルートの予備回線機能の具備状態を調べ
る。その結果、予備回線機能を備えたルートが1本だけ
であるならばステップS64へ進み、予備回線機能を備
えたルートが存在しないか、2本以上存在するならばス
テップS65へ進む。
【0102】〔S64〕この1本のルートを選択する。 〔S65〕本処理ではルート選択ができないので、全て
の中継局に一連の識別番号を付しておき、識別番号の小
さい中継局を含むルートを選択する。
【0103】図18の例で説明すると、ルートR18が
選択される。すなわち、第7の実施の形態では、予備回
線機能を具備したルートR18を選択することにより、
譬え現用回線に障害があった場合でもパケットの転送が
行え、安定したパケット転送を可能とする。
【0104】つぎに、第8の実施の形態を説明する。第
8の実施の形態の構成は、図2および図3に示した第1
の実施の形態の構成と同じであり、第8の実施の形態で
は、RMG部でのルート選択処理の手順だけが第1の実
施の形態と異なっている。したがって、この相違するル
ート選択処理の手順だけを説明する。
【0105】図19は、RMG部で行われるルート選択
処理の手順を示すフローチャートである。ただし、この
フローチャートには、このフローチャートの実行に先立
って行われるべき、途中回線の回線容量の合計値に基づ
くルート選択の図示を省略している。すなわち、ルート
毎に、発局から着局までに複数存在する途中回線の回線
容量の合計値を求め、それらの合計値のうちで最大値を
呈しているルートを選択する。もし、この選択により1
つのルートに絞れないときに、図19に示すルート選択
処理が行われるものである。
【0106】図19に示すフローチャートの処理は、シ
ステム立ち上げ時および回線容量が変更になった時に、
実行される。以下、図中のステップに沿って説明する。
なお、説明の途中に、図20に示すような高速パケット
交換網を例にして、適宜、具体的な説明を加える。
【0107】〔S71〕複数のルートの各ルートに対し
て、「救済率A」という制御数をそれぞれ設定し、それ
らの値を0に設定する。 〔S72〕複数のルートのうちの或るルートの現用回線
側において、発局から着局までの複数の途中回線の各回
線容量の合計値を求める。
【0108】図20の例で説明すると、ルートR20で
60(=30+30)、ルートR21でも60(=30
+30)を算出する。 〔S73〕このルートの予備回線側において、発局から
着局までの複数の途中回線の各回線容量の合計値を求め
る。
【0109】図20の例で説明すると、ルートR20で
20(=10+10)、ルートR21では40(=20
+20)を算出する。 〔S74〕このルートにおいて、ステップS73で求め
た予備回線側の合計回線容量を、ステップS72で求め
た現用回線側の合計回線容量で除算して100を乗算し
て、救済率を算出する。救済率は、予備回線が現用回線
の障害に対して救済できる度合いを示す値である。
【0110】図20の例で説明すると、ルートR20で
は救済率33.3%(=20÷60)、ルートR21で
は救済率66.6%(=40÷60)を算出する。 〔S75〕ステップS74で算出された或るルートの救
済率を、このルート用の救済率Aと比較し、算出された
救済率が救済率Aよりも大きいならばステップS76へ
進み、救済率A以下であるならばステップS76をジャ
ンプする。
【0111】〔S76〕ステップS74で算出された救
済率の値を、救済率Aの新たな値として設定する。ステ
ップS72〜S76を、複数のルート全てに対して実行
する。
【0112】〔S77〕ステップS72〜S76を複数
のルート全てに対して実行し終えた段階で救済率Aに設
定されている値を、ステップS76で設定したルートを
選択する。
【0113】図20の例で説明すると、救済率Aは最終
的に66.6%に設定されるので、ルートR21が選択
される。すなわち、複数のルートがそれぞれ予備回線機
能を備えている場合に、救済率の高いルートが選択され
る。これにより、より救済率の高い予備回線機能が作用
するルートを使用してパケットが転送でき、安定したパ
ケット転送が可能となる。
【0114】つぎに、第9の実施の形態を説明する。第
9の実施の形態の構成は、図2および図3に示した第1
の実施の形態の構成と同じであり、第9の実施の形態で
は、RMG部でのルート選択処理の手順だけが第1の実
施の形態と異なっている。したがって、この相違するル
ート選択処理の手順だけを説明する。
【0115】図21は、RMG部で行われるルート選択
処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、
システム立ち上げ時および回線容量が変更になった時
に、実行される。以下、図中のステップに沿って説明す
る。
【0116】〔S81〕ルート毎に、発局から着局まで
に存在する中継局の数を求め、それらの中継局の数のう
ちで最小値を呈しているルートの数を調べる。その結
果、そのルート数が1本であるならばステップS82へ
進み、2本以上であるならばステップS83へ進む。
【0117】〔S82〕その1本のルートを選択する。 〔S83〕ルート毎に、発局から着局までに複数存在す
る途中回線の回線容量の合計値を求め、それらの合計値
のうちで最大値を呈しているルートの数を調べる。その
結果、そのルート数が1本であるならばステップS84
へ進み、2本以上であるならばステップS85へ進む。
【0118】〔S84〕その1本のルートを選択する。 〔S85〕図5に示す第1の実施の形態のフローチャー
トと同じ手順によるルート選択を行う。この説明は省略
する。その結果、選択されたルートの数が1本であるな
らばステップS86へ進み、2本以上であるならばステ
ップS87へ進む。
【0119】〔S86〕その1本のルートを選択する。 〔S87〕図11に示す第4の実施の形態のフローチャ
ートと同じ手順によるルート選択を行う。この説明は省
略する。その結果、選択されたルートの数が1本である
ならばステップS88へ進み、2本以上であるならばス
テップS89へ進む。
【0120】〔S88〕その1本のルートを選択する。 〔S89〕図19に示す第8の実施の形態のフローチャ
ートと同じ手順によるルート選択を行う。この説明は省
略する。その結果、選択されたルートの数が1本である
ならばステップS90へ進み、2本以上であるならばス
テップS91へ進む。
【0121】〔S90〕その1本のルートを選択する。 〔S91〕全ての中継局に一連の識別番号を付してお
き、識別番号の小さい中継局を含むルートを選択する。
【0122】つぎに、第10の実施の形態を説明する。
第10の実施の形態の構成は、図2および図3に示した
第1の実施の形態の構成と同じであり、第10の実施の
形態では、RMG部でのルート選択処理の手順だけが第
1の実施の形態と異なっている。したがって、この相違
するルート選択処理の手順だけを説明する。
【0123】図22は、RMG部で行われるルート選択
処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、
システム立ち上げ時および回線容量が変更になった時
に、実行される。以下、図中のステップに沿って説明す
る。
【0124】〔S93〕ルート毎に、発局から着局まで
に存在する中継局の数を求め、それらの中継局の数のう
ちで最小値を呈しているルートの数を調べる。その結
果、そのルート数が1本であるならばステップS94へ
進み、2本以上であるならばステップS95へ進む。
【0125】〔S94〕その1本のルートを選択する。 〔S95〕ルート毎に、発局から着局までに複数存在す
る途中回線の回線容量の合計値を求め、それらの合計値
のうちで最大値を呈しているルートの数を調べる。その
結果、そのルート数が1本であるならばステップS96
へ進み、2本以上であるならばステップS97へ進む。
【0126】〔S96〕その1本のルートを選択する。 〔S97〕図5に示す第1の実施の形態のフローチャー
トと同じ手順によるルート選択を行う。この説明は省略
する。その結果、選択されたルートの数が1本であるな
らばステップS98へ進み、2本以上であるならばステ
ップS99へ進む。
【0127】〔S98〕その1本のルートを選択する。 〔S99〕図9に示す第3の実施の形態のフローチャー
トと同じ手順によるルート選択を行う。この説明は省略
する。その結果、選択されたルートの数が1本であるな
らばステップS100へ進み、2本以上であるならばス
テップS101へ進む。
【0128】〔S100〕その1本のルートを選択す
る。 〔S101〕図19に示す第8の実施の形態のフローチ
ャートと同じ手順によるルート選択を行う。この説明は
省略する。その結果、選択されたルートの数が1本であ
るならばステップS102へ進み、2本以上であるなら
ばステップS103へ進む。
【0129】〔S102〕その1本のルートを選択す
る。 〔S103〕全ての中継局に一連の識別番号を付してお
き、識別番号の小さい中継局を含むルートを選択する。
【0130】つぎに、第11の実施の形態を説明する。
第11の実施の形態の構成は、図2および図3に示した
第1の実施の形態の構成と同じであり、第11の実施の
形態では、RMG部でのルート選択処理の手順だけが第
1の実施の形態と異なっている。したがって、この相違
するルート選択処理の手順だけを説明する。
【0131】図23は、RMG部で行われるルート選択
処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、
システム立ち上げ時および回線容量が変更になった時
に、実行される。以下、図中のステップに沿って説明す
る。
【0132】〔S105〕図9に示す第3の実施の形態
のフローチャートと同じ手順によるルート選択を行う。
この説明は省略する。その結果、選択されたルートの数
が1本であるならばステップS106へ進み、2本以上
であるならばステップS107へ進む。
【0133】〔S106〕その1本のルートを選択す
る。 〔S107〕図5に示す第1の実施の形態のフローチャ
ートと同じ手順によるルート選択を行う。この説明は省
略する。その結果、選択されたルートの数が1本である
ならばステップS108へ進み、2本以上であるならば
ステップS109へ進む。
【0134】〔S108〕その1本のルートを選択す
る。 〔S109〕図19に示す第8の実施の形態のフローチ
ャートと同じ手順によるルート選択を行う。この説明は
省略する。その結果、選択されたルートの数が1本であ
るならばステップS110へ進み、2本以上であるなら
ばステップS111へ進む。
【0135】〔S110〕その1本のルートを選択す
る。 〔S111〕全ての中継局に一連の識別番号を付してお
き、識別番号の小さい中継局を含むルートを選択する。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、複数の
ルートの中で、回線容量の均等度が最大値を呈している
ルートを選択するようにする。また、中継局に流入する
トラヒック量が最小となるルートを選択するようにす
る。また、予備回線による救済度合いの高いルートを選
択するようにする。これにより、安定したパケット転送
が可能となる。
【0137】さらに、複数の発局または発局に帰属する
複数のユーザ端末を、条件が同じな複数のルートに均等
に割り振って、それらの複数のルートを皆使用するよう
にする。これにより、複数ルートの各ルートの有効利用
が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】第1の実施の形態の高速パケット交換網の一部
と、高速パケット交換網を構成するノードの簡単な内部
構成を示す図である。
【図3】図2に示すノードの詳しい内部構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図4(A)はノードの局番とリンクセット番号
との対応関係を示す図であり、図4(B)はリンクセッ
ト番号とポート番号との対応関係を示す図であり、図4
(C)はユーザ端末の電番とシグナリングリンク番号と
の対応関係を示す図である。
【図5】第1の実施の形態のルート選択処理の手順を示
すフローチャートである。
【図6】高速パケット交換網の一例を示す図である。
【図7】第2の実施の形態のルート選択処理の手順を示
すフローチャートである。
【図8】高速パケット交換網の一例を示す図である。
【図9】第3の実施の形態のルート選択処理の手順を示
すフローチャートである。
【図10】高速パケット交換網の一例を示す図である。
【図11】第4の実施の形態のルート選択処理の手順を
示すフローチャートである。
【図12】高速パケット交換網の一例を示す図である。
【図13】第5の実施の形態のルート選択処理の手順を
示すフローチャートである。
【図14】高速パケット交換網の一例を示す図である。
【図15】第6の実施の形態のルート選択処理の手順を
示すフローチャートである。
【図16】高速パケット交換網の一例を示す図である。
【図17】第7の実施の形態のルート選択処理の手順を
示すフローチャートである。
【図18】高速パケット交換網の一例を示す図である。
【図19】第8の実施の形態のルート選択処理の手順を
示すフローチャートである。
【図20】高速パケット交換網の一例を示す図である。
【図21】第9の実施の形態のルート選択処理の手順を
示すフローチャートである。
【図22】第10の実施の形態のルート選択処理の手順
を示すフローチャートである。
【図23】第11の実施の形態のルート選択処理の手順
を示すフローチャートである。
【図24】高速パケット交換通信網一例を示す図であ
る。
【図25】従来のルート選択方法によってルート選択を
行った場合のルート選択結果を示す図である。
【図26】従来のルート選択方法の第1の問題点を説明
する図である。
【図27】従来のルート選択方法の第2の問題点を説明
する図である。
【図28】従来のルート選択方法の第3の問題点を説明
する図である。
【図29】従来のルート選択方法の第4の問題点を説明
する図である。
【符号の説明】
1 ノード(発局) 2 ノード(中継局) 3 ノード(中継局) 4 ノード(着局) 5 ノード(中継局) 6 ノード(中継局) 1a 容量合計算出手段 1b 第1の選択手段 1c 均等度算出手段 1d 第2の選択手段

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発局から着局までに複数のルートが存在
    し得るパケット交換通信網のルート選択装置において、 ルート毎に、発局から着局までの複数の途中回線の回線
    容量の合計値を算出する容量合計算出手段と、 前記容量合計算出手段が算出したルート毎の回線容量合
    計値のうちで最大値を呈しているルートを選択する第1
    の選択手段と、 前記第1の選択手段が複数のルートを選択した場合に、
    当該選択された各ルートにおいて、前記途中回線の各回
    線容量の均等度をそれぞれ算出する均等度算出手段と、 前記均等度算出手段が算出した各均等度を基に1つのル
    ートを選択する第2の選択手段と、 を有することを特徴とするパケット交換通信網のルート
    選択装置。
  2. 【請求項2】 前記均等度算出手段は、 前記選択された各ルートにおいて、前記途中回線の各回
    線容量の平均値を算出する平均値算出手段と、 前記選択された各ルートにおいて、前記途中回線の各回
    線容量と前記平均値算出手段で算出された平均値との差
    の逆数を算出し、当該算出された各値のうちで最大の値
    を自ルートの均等度とする均等度決定手段と、 を含むことを特徴とする請求項1記載のパケット交換通
    信網のルート選択装置。
  3. 【請求項3】 発局から着局までに複数のルートが存在
    し得るパケット交換通信網のルート選択装置において、 ルート毎の発局から着局までの複数の途中回線の回線容
    量の合計値を算出する容量合計算出手段と、 前記容量合計算出手段が算出したルート毎の回線容量合
    計値のうちで最大値を呈しているルートを選択する第1
    の選択手段と、 前記第1の選択手段が複数のルートを選択した場合に、
    当該選択された各ルートにおいて、発局から着局までの
    間に存在する中継局に、自ルート上には存在しない他ル
    ート局が接続されているか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段による判別に基づき、自ルート上のどの中
    継局にも他ルート局の接続がないルートを選択する第2
    の選択手段と、 を有することを特徴とするパケット交換通信網のルート
    選択装置。
  4. 【請求項4】 前記判別手段による判別の結果、前記第
    1の選択手段が選択した複数のルートのどのルートにお
    いても、自ルート上のいずれかの中継局に他ルート局の
    接続がある場合に、前記第1の選択手段が選択した各ル
    ートにおいて、他ルート局が接続されている中継局と当
    該他ルート局との間の回線容量を、他ルート局が接続さ
    れている自ルート上の全ての中継局に亘って集めて合算
    値を算出する合算手段と、 前記合算手段が算出した各合算値のうちで最小値を呈し
    ているルートを選択する第3の選択手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項3記載のパケッ
    ト交換通信網のルート選択装置。
  5. 【請求項5】 発局から着局までに複数のルートが存在
    し得るパケット交換通信網のルート選択装置において、 ルート毎に、発局から着局までの複数の途中回線の各回
    線容量に対して自ルートのパケット通信が専有できる容
    量をそれぞれ算出する専有回線容量算出手段と、 ルート毎に、前記専有回線容量算出手段が算出した各回
    線容量の合計値を算出する容量合計算出手段と、 前記容量合計算出手段が算出したルート毎の回線容量合
    計値のうちで最大値を呈しているルートを選択する選択
    手段と、 を有することを特徴とするパケット交換通信網のルート
    選択装置。
  6. 【請求項6】 前記専有回線容量算出手段は、 発局から着局までの間に存在する中継局に、自ルート上
    には存在しない他ルート局が接続されている場合に、当
    該他ルート局が自ルートの回線を使用する度合いを考慮
    して自ルートのパケット通信が専有し得る回線容量を算
    出する第1の専有回線容量算出手段と、 発局から着局までの間に存在する中継局に他ルート局が
    接続されていない場合に、途中回線の回線容量すべてを
    自ルートのパケット通信が専有し得る回線容量に設定す
    る第2の専有回線容量算出手段と、 を含むことを特徴とする請求項5記載のパケット交換通
    信網のルート選択装置。
  7. 【請求項7】 複数の発局から1つの特定中継局に至
    り、当該特定中継局から複数のルートを経て着局までに
    至るパケット交換通信網のルート選択装置において、 ルート毎に、前記特定中継局から前記着局までの複数の
    途中回線の回線容量の合計値を算出する容量合計算出手
    段と、 前記容量合計算出手段が算出したルート毎の回線容量合
    計値のうちで最大値を呈しているルートを選択する選択
    手段と、 前記選択手段が複数のルートを選択した場合に、当該選
    択された各ルートに対して、前記複数の発局から送られ
    た各信号を均等に割り振って各ルートを使用して転送さ
    せる信号割振手段と、 を有することを特徴とするパケット交換通信網のルート
    選択装置。
  8. 【請求項8】 発局から着局までに複数のルートが存在
    し、前記発局には複数の加入者から送信信号が送られて
    いるパケット交換通信網のルート選択装置において、 ルート毎に、前記発局から前記着局までの複数の途中回
    線の回線容量の合計値を算出する容量合計算出手段と、 前記容量合計算出手段が算出したルート毎の回線容量合
    計値のうちで最大値を呈しているルートを選択する選択
    手段と、 前記選択手段が複数のルートを選択した場合に、当該選
    択された各ルートに対して、前記複数の加入者から送ら
    れた各送信信号を均等に割り振って各ルートを使用して
    転送させる信号割振手段と、 を有することを特徴とするパケット交換通信網のルート
    選択装置。
  9. 【請求項9】 発局から着局までに複数のルートが存在
    し得るパケット交換通信網のルート選択装置において、 ルート毎に、発局から着局までの複数の途中回線の回線
    容量の合計値を算出する容量合計算出手段と、 前記容量合計算出手段が算出したルート毎の回線容量合
    計値のうちで最大値を呈しているルートを選択する第1
    の選択手段と、 前記第1の選択手段が複数のルートを選択した場合に、
    当該選択された各ルートにおいて、予備回線が存在する
    か否かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別により1つのルートにだけ予備回線
    が存在する場合に、当該1つのルートを選択する第2の
    選択手段と、 を有することを特徴とするパケット交換通信網のルート
    選択装置。
  10. 【請求項10】 前記判別手段の判別の結果、複数のル
    ートが予備回線を持つ場合、当該複数の各ルートにおい
    て、予備回線による救済率を算出する救済率算出手段
    と、 前記救済率算出手段で算出された各救済率のうちで最大
    の値を呈しているルートを選択する第3の選択手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項9記載のパケッ
    ト交換通信網のルート選択装置。
  11. 【請求項11】 前記救済率算出手段は、 前記複数の各ルートにおいて、現用回線における複数の
    途中回線の回線容量の合計値を算出する現用回線合計値
    算出手段と、 前記複数の各ルートにおいて、予備回線における複数の
    途中回線の回線容量の合計値を算出する予備回線合計値
    算出手段と、 前記複数の各ルートにおいて、前記予備回線合計値算出
    手段で算出された合計値を、前記現用回線合計値算出手
    段で算出された合計値で除算して前記救済率とする除算
    手段と、 を含むことを特徴とする請求項10記載のパケット交換
    通信網のルート選択装置。
  12. 【請求項12】 発局から着局までに複数のルートが存
    在し得るパケット交換通信網のルート選択装置におい
    て、 ルート毎に、発局から着局までの複数の途中回線の回線
    容量の合計値を算出する容量合計算出手段と、 前記容量合計算出手段が算出したルート毎の回線容量合
    計値のうちで最大値を呈しているルートを選択する第1
    の選択手段と、 前記第1の選択手段が複数のルートを選択した場合に、
    当該選択された各ルートにおいて、前記途中回線の各回
    線容量の均等度をそれぞれ算出する均等度算出手段と、 前記均等度算出手段が算出した各均等度のうちで最大値
    を呈しているルートを選択する第2の選択手段と、 前記第2の選択手段が複数のルートを選択した場合に、
    当該選択された各ルートにおいて、発局から着局までの
    間に存在する中継局に、自ルート上には存在しない他ル
    ート局が接続されているか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段による判別の結果、前記第2の選択手段が
    選択した複数のルートのどのルートにおいても、自ルー
    ト上のいずれかの中継局に他ルート局の接続がある場合
    に、前記第2の選択手段が選択した各ルートにおいて、
    他ルート局が接続されている中継局と当該他ルート局と
    の間の回線容量を、他ルート局が接続されている自ルー
    ト上の全ての中継局に亘って集めて合算値を算出する合
    算手段と、 前記合算手段が算出した各合算値のうちで最小値を呈し
    ているルートを選択する第3の選択手段と、 前記第3の選択手段が複数のルートを選択した場合に、
    当該選択された各ルートにおいて、予備回線が存在する
    か否かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別の結果、複数のルートが予備回線を
    持つ場合、当該複数の各ルートにおいて、予備回線によ
    る救済率を算出する救済率算出手段と、 前記救済率算出手段で算出された各救済率のうちで最大
    の値を呈しているルートを選択する第4の選択手段と、 を有することを特徴とするパケット交換通信網のルート
    選択装置。
  13. 【請求項13】 発局から着局までに複数のルートが存
    在し得るパケット交換通信網のルート選択装置におい
    て、 ルート毎に、発局から着局までの複数の途中回線の回線
    容量の合計値を算出する容量合計算出手段と、 前記容量合計算出手段が算出したルート毎の回線容量合
    計値のうちで最大値を呈しているルートを選択する第1
    の選択手段と、 前記第1の選択手段が複数のルートを選択した場合に、
    当該選択された各ルートにおいて、前記途中回線の各回
    線容量の均等度をそれぞれ算出する均等度算出手段と、 前記均等度算出手段が算出した各均等度のうちで最大値
    を呈しているルートを選択する第2の選択手段と、 前記第2の選択手段が複数のルートを選択した場合に、
    当該選択された各ルートにおいて、発局から着局までの
    複数の途中回線の各回線容量に対して自ルートのパケッ
    ト通信が専有できる量をそれぞれ算出する専有回線容量
    算出手段と、 ルート毎に、前記専有回線容量算出手段が算出した各回
    線容量の合計値を算出する容量合計算出手段と、 前記容量合計算出手段が算出したルート毎の回線容量合
    計値のうちで最大値を呈しているルートを選択する第3
    の選択手段と、 前記第3の選択手段が複数のルートを選択した場合に、
    当該選択された各ルートにおいて、予備回線が存在する
    か否かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別の結果、複数のルートが予備回線を
    持つ場合、当該複数の各ルートにおいて、予備回線によ
    る救済率を算出する救済率算出手段と、 前記救済率算出手段で算出された各救済率のうちで最大
    の値を呈しているルートを選択する第4の選択手段と、 を有することを特徴とするパケット交換通信網のルート
    選択装置。
  14. 【請求項14】 発局から着局までに複数のルートが存
    在し得るパケット交換通信網のルート選択装置におい
    て、 ルート毎に、発局から着局までの複数の途中回線の各回
    線容量に対して自ルートのパケット通信が専有できる容
    量をそれぞれ算出する専有回線容量算出手段と、 ルート毎に、前記専有回線容量算出手段が算出した各回
    線容量の合計値を算出する容量合計算出手段と、 前記容量合計算出手段が算出したルート毎の回線容量合
    計値のうちで最大値を呈しているルートを選択する第1
    の選択手段と、 前記第1の選択手段が複数のルートを選択した場合に、
    当該選択された各ルートにおいて、発局から着局までの
    複数の途中回線の各回線容量の均等度をそれぞれ算出す
    る均等度算出手段と、 前記均等度算出手段が算出した各均等度のうちで最大値
    を呈しているルートを選択する第2の選択手段と、 前記第2の選択手段が複数のルートを選択した場合に、
    当該選択された各ルートにおいて、予備回線が存在する
    か否かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別の結果、複数のルートが予備回線を
    持つ場合、当該複数の各ルートにおいて、予備回線によ
    る救済率を算出する救済率算出手段と、 前記救済率算出手段で算出された各救済率のうちで最大
    の値を呈しているルートを選択する第3の選択手段と、 を有することを特徴とするパケット交換通信網のルート
    選択装置。
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