JPH098800A - 連鎖式通信方法及び装置 - Google Patents

連鎖式通信方法及び装置

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JPH098800A
JPH098800A JP7150013A JP15001395A JPH098800A JP H098800 A JPH098800 A JP H098800A JP 7150013 A JP7150013 A JP 7150013A JP 15001395 A JP15001395 A JP 15001395A JP H098800 A JPH098800 A JP H098800A
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JP7150013A
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English (en)
Inventor
Kyoko Furumura
京子 古村
Mitsuo Iwama
光夫 岩間
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の通信装置に対して、通信文を回覧板形式
で連鎖的に通信することができるので、高速かつ高能率
なデータ通信システムの実現と構築を可能にする連鎖式
通信方法及び装置を提供する。 【構成】通信網Pに接続された複数の通信装置Ti 、T
j の間で通信文を回覧板形式で伝送するに当たり、前記
通信装置Ti 、Tj 間の通信に使用される通信フレーム
Cは、当該通信フレームを伝達すべき前記通信装置の順
序を連鎖的に記述した連鎖的装置アドレス情報部26
と、通信伝達内容を示す通信情報24とを含む構成と
し、前記通信文Cを受信した通信装置T1 は、少なくと
も当該通信文における通信情報24の複写処理を行うと
ともに、当該通信フレームCの連鎖的装置アドレス情報
部26を基に次に伝達すべき通信装置T2 の装置アドレ
スを抽出し、当該抽出した装置アドレスの通信装置T2
に複写処理済みの通信文を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広域網(WAN)又は
構内網(LAN)におけるデータ通信システムにおい
て、通信装置間の通信文を回覧板形式で連鎖的に、しか
も効率的に通信することができる連鎖式通信方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、通信機能を備えたコンピュータ
等の通信装置を利用したデータ通信システムα' は、図
5に示すように、広域網(WAN)又は構内網(LA
N)の通信網Pに複数の通信装置T' i (i=1,2,
・・,n)を接続した構成をしている。
【0003】各通信装置T' i は、送信部10、受信部
11、共通制御部12、表示部13、及び操作部14か
らなる。ここで、表示部13は通信文の受信結果並びに
情報の作成・加工・編集等の結果を表示するために用い
られ、操作部14は通信情報の作成・加工・編集等を行
うために用いられる。
【0004】従来のデータ通信システムα' では、図6
に示すような通信フレームC' を用いて通信装置T' i
間で情報のやり取りを行っている。かかる通信フレーム
C' は、ヘッダ部20、通信情報24、及び情報付加部
25からなる。ヘッダ部20は、ヘッダ開始表示部2
1、宛先アドレス部22、及び送信元アドレス部23を
有する。なお、通信情報24には、伝達する通信内容が
記載される。情報付加部25は、通信フレームCの誤り
チェック等に用いられる。
【0005】次に、前記したデータ通信システムα' を
用いて、一般的に連絡票を伝送する方法について説明す
る。
【0006】発信者は、まず、通信装置T' i の表示部
13に表示された情報内容を参照しつつ、操作部14を
操作することにより、共通制御部12に送信情報を作成
する。その後、連絡票を送信する宛先の通信装置T' j
(j=1,2,…,i−1,i+1,…n)の装置アド
レスを抽出し、作成した送信情報とともに送信部10に
送出する。
【0007】送信部10は、通信網Pを介して通信装置
T' j (j=1,2,…,i−1,i+1,…n)に通
信文を送信するために、共通制御部12から送られた装
置アドレスに従い、通信フレームC' に対して受信側の
通信装置T' j (j=1,2,…,i−1,i+1,…
n)で誤りチェック等が行えるように情報付加部25を
生成する。
【0008】そして、送信部10では、通信条件が整う
と、予め定められた手順に従い通信網Pに通信フレーム
C' を送出する。
【0009】構内網(LAN)のような通信網Pの場
合、送出された通信フレームC' は、データ通信システ
ムα' を構成する通信装置T' k (K=1,2,…,i
−1,i+1, …,n)の受信部11に到達する。そ
して、通信装置T' k の受信部11では、通信フレーム
C' 内のヘッダ部20の宛先アドレス部22を精査し、
通信フレームC' の宛先である通信装置T' j の受信部
11だけが通信フレームC' を取込み、他の通信装置
T' k (K=1,2,…,i−1,i+1,…,j−
1,j+1,…,n)の受信部11は取り込みを放棄す
る。
【0010】通信フレームC' の宛先アドレス部22を
全ての通信装置T' j (j=1,2,…,i−1,i+
1,…n)が同報的に受信する値にした場合には、全て
の通信装置T' j (j=1,2,…,i−1,i+1,
…n)の受信部11が通信フレームC' を取り込む。
【0011】一方、広域網(WAN)等のように逐次的
に通信装置T' j (j=1,2,…,i−1,i+1,
…n)を指定する場合には、直接、逐次的に指定された
通信フレームC' の宛先である通信装置T' j の受信部
11だけが通信フレームC'を取込むことになる。
【0012】いずれにしろ、通信フレームC' を取り込
んだ通信装置T' j の受信部11は、通信フレームC'
を送信した通信装置T' i の送信部10が行ったと同様
に通信多項式で通信フレームC' を演算する。この演算
結果と通信フレームC' の付加情報部25内のチェック
値とを比較して同一値であれば、誤りなしとして通信情
報24の内容を通信装置T' j の共通制御部12に送信
する。
【0013】共通制御部12では、通信情報24の内容
を表示部13を介して被伝達者に知らせるとともに、返
文がある場合には連絡票等を発信した通信装置T' i
同様な発信処理を行い、今度は反対に通信装置T' j
ら通信装置T' i に向けて通信フレームC' を送出す
る。一方、演算結果と通信フレームC' 内のチェック値
とが不一致であれば、当該通信フレームC' を廃棄し、
通信装置T'iに再送を促す処理を行う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したデ
ータ通信システムには、以下の問題がある。連絡票等を
発信する発信側の通信装置は、被伝達者が在籍する受信
側の通信装置を特定して通信しているので、仮に不在で
あれば、当該通信文は被伝達者に到達しないのと同等と
なる。したがって、被伝達者が多数の場合、当該被伝達
者が不在であるか否かを確認する手間がかかり、また極
めて多くの通信経費が無駄に浪費されるという問題が生
じる。
【0015】また、多数の被伝達者からの返文を必要と
する場合、発信側の通信装置において当該返文のための
通信が殺到し、通常の業務処理が不可能になるという問
題が生じる。特に、通信装置が通信機能を備えたコンピ
ュータの場合には、殺到する返文のために現在実行中の
業務処理能力が大幅に低下するとい問題が生じる。
【0016】さらに、被伝達者からの返文を必要とする
のに当該返文がない場合、発信者は再度、返文を促す
か、通信文が届いているかをポーリングして確認する必
要があるので、従来のデータ通信システムでは、運用経
費の浪費を来し、結果として情報通信の発展を妨げると
いう問題が生じる。
【0017】上述した通信装置の無駄な稼動を防止する
に当たり、運用規約等を整備する方法も考え出されてい
るが、かかる方法による問題解決にも限界があり、開発
担当者の精神的な苦痛等が増大しているのが現状であ
る。
【0018】ここにおいて本発明の解決すべき主要な目
的は、次の通りである。本発明の第1の目的は、通信経
費を極力抑えて、多数の通信装置に通信文を確実に送る
ことができる連鎖式通信方法および装置を提供せんとす
るものである。
【0019】本発明の第2の目的は、複数の通信装置に
対して、通信文を回覧板形式で連鎖的に通信する連鎖式
通信方法および装置を提供せんとするものである。
【0020】本発明の第3の目的は、通信装置の業務処
理能力を低下させずに通信文の回覧的な通信状況を高能
率に把握することができる連鎖式通信方法および装置を
提供せんとするものである。
【0021】本発明の第4の目的は、通信装置間の通信
に適用される通信文に通信装置の転送順番を記述する連
鎖的装置アドレス情報部分を特設する連鎖式通信方法お
よび装置を提供せんとするものである。
【0022】本発明の第5の目的は、通信装置間の通信
に適用する通信文に通信装置の転送順番とともに転送発
信日時等を書き込んで行く通信状況情報部分を特設する
連鎖式通信方法および装置を提供せんとするものであ
る。
【0023】本発明のその他の目的は、明細書、図面、
特に特許請求の範囲の記載から自ずと明らかとなろう。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記した課題は、本発明
が次に列挙する新規な特徴的構成手法及び手段を採用す
ることにより解決し、前記目的を達成する。
【0025】すなわち、本発明方法の第1の特徴は、通
信網に接続された複数の通信装置の間で通信文を回覧板
形式で転送するに当たり、前記通信装置間の通信に使用
される通信文は、当該通信文を伝達すべき前記通信装置
の順序を連鎖的に記述した連鎖的装置アドレス情報部分
と、通信伝達内容を示す通信情報部分とを含む構成と
し、前記通信文を受信した通信装置は、前処理後、少な
くとも当該通信文における通信情報部分の複写処理を行
うとともに、当該通信文の連鎖的装置アドレス情報部分
を基に次に伝達すべき通信装置の装置アドレスを抽出
し、当該抽出した装置アドレスの通信装置に複写処理済
みの通信文を送出してなる連鎖式通信方法にある。
【0026】本発明方法の第2の特徴は、前記本発明方
法の第1の特徴における通信装置が、操作手段にて通信
文の通信情報部分に返信情報を追加可能とし、当該返信
情報が追加された通信文を次に伝達すべき通信装置に送
出してなる連鎖式通信方法にある。
【0027】本発明方法の第3の特徴は、前記本発明方
法の第1又は第2の特徴における前処理が、通信文にデ
ータ転送のミス確認ができる情報付加部を予め設けて置
き、当該情報付加部を基に受信すべき通信文のデータ転
送のミスを確認した場合には当該データを廃棄し、送信
側の通信装置へ再送を促す信号を送信してなる連鎖式通
信方法にある。
【0028】本発明方法の第4の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2又は第3の特徴における通信装置が、次
の通信装置に通信文を送出した際、当該通信文の連鎖的
装置アドレス情報部分の装置アドレスに、当該通信文の
発信日時を含む情報の書き込み処理をしてなる連鎖式通
信方法にある。
【0029】本発明方法の第5の特徴は、前記本発明方
法の第4の特徴における通信装置が、次に前記通信文を
伝達すべき通信装置の装置アドレスの抽出を行うに当た
り、前記通信文の連鎖的装置アドレス情報部分の装置ア
ドレスに発信日時を含む情報の書き込みのない装置アド
レスの中から行ってなる連鎖式通信方法にある。
【0030】本発明方法の第6の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における通
信装置が、次に通信文を伝達すべき通信装置に通信線が
繋がらない場合には、当該通信装置を後回しにして次の
伝達すべき通信装置に当該通信文を送信してなる連鎖式
通信方法にある。
【0031】本発明方法の第7の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴にお
ける通信装置が、通信文の伝達状況をモニタするに当た
り、前記通信文の連鎖的装置アドレス情報部分の装置ア
ドレスに発信日時を含む情報の書き込み処理をした後、
当該通信文の連鎖的装置アドレス情報部分を基に通信モ
ニタフレームを作成し、当該通信モニタフレームを当該
通信文の連鎖的装置アドレス情報部分に設定された最終
の装置アドレスの通信装置にフィ−ドバック送信してな
る連鎖式通信方法にある。
【0032】本発明方法の第8の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の特
徴における通信装置が、通信文の伝達状況及び返信内容
をモニタするに当たり、前記通信文の連鎖的装置アドレ
ス情報部分の装置アドレスに発信日時を含む情報の書き
込み処理をした後、当該通信文の連鎖的装置アドレス情
報部分及び追加修正された通信文の通信情報部分を基に
通信モニタフレームを作成し、当該モニタフレームを当
該通信文の連鎖的装置アドレス情報部分に設定された最
終の装置アドレスの通信装置フィ−ドバックに送信して
なる連鎖式通信方法にある。
【0033】本発明方法の第9の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8の特徴における通信装置を接続する通信網が、広域網
(WAN)又は構内網(LAN)からなる連鎖式通信方
法にある。
【0034】本発明方法の第10の特徴は、前記本発明
方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8又は第9の特徴における通信情報部分が、文字、画
像、動画、音声、又はコンピュータープログラム等のデ
ータからなる連鎖式通信方法にある。
【0035】本発明装置の第1の特徴は、通信網に接続
された複数の通信装置の間で通信文を回覧板形式で送受
信するデータ通信システムにおいて、前記通信網を介し
て、前記通信文を転達すべき前記通信装置の順序を連鎖
的に記述した連鎖的装置アドレス情報部分と、当該伝達
内容を示す通信情報部分とを含む通信フレ−ムを受信す
る受信手段と、当該受信手段により受信した当該通信文
の通信情報部分の複写処理と、連鎖的装置アドレス情報
部分を基に次に伝達すべき通信装置の装置アドレス抽出
とを少なくとも行う共通制御手段と、当該抽出した装置
アドレスの通信装置に複写処理済みの前記通信文を送出
する送信手段とを備えてなる連鎖式通信装置にある。
【0036】本発明装置の第2の特徴は、前記本発明装
置の第1の特徴における通信装置が、受信した通信文を
表示する表示手段と、当該通信文の通信情報部分に返信
情報を追加又修正する操作手段とを有してなる連鎖式通
信装置にある。
【0037】本発明装置の第3の特徴は、前記本発明装
置の第1又は第2の特徴における共通制御手段が、受信
した通信文の通信情報部分の複写処理を行う複写処理手
段と、受信した通信文の連鎖的装置アドレス情報部分を
基に次に伝達すべき通信装置の装置アドレスを抽出する
伝達先抽出手段と、を少なくとも有してなる連鎖式通信
装置にある。
【0038】本発明装置の第4の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2又は第3の特徴における通信装置が、通
信文に設けた情報付加部を基に受信すべき通信文のデー
タ転送のミスを確認する転送エラー確認手段を有し、通
信文のデータ転送エラーを確認すると、当該データを廃
棄した後、前記送信手段にて、送信側の通信装置へ再送
を促す信号を送信する構成にしてなる連鎖式通信装置に
ある。
【0039】本発明装置の第5の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3又は第4の特徴における通信装置
が、次の通信装置に通信文を送出した際、当該通信文の
連鎖的装置アドレス情報部分の装置アドレスに、当該通
信文の発信日時を含む情報の書き込み処理をする書込み
処理手段を有してなる連鎖式通信装置にある。
【0040】本発明装置の第6の特徴は、前記本発明装
置の第5の特徴における通信装置が、受信した通信文の
連鎖的装置アドレス情報部分に設定されている次に伝達
すべき通信装置の装置アドレスの抽出を、装置アドレス
に発信日時を含む情報が書き込まれていない装置アドレ
スの中から行う処理手段を備えてなる連鎖式通信装置に
ある。
【0041】本発明装置の第7の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴にお
ける通信装置が、次に前記通信文を伝達すべき通信装置
に通信線が繋がらない場合には、当該通信装置を後回し
にして次の伝達すべき通信装置に当該通信文を送信する
処理手段を備えてなる連鎖式通信装置にある。
【0042】本発明装置の第8の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の特
徴における通信フレ−ムは、交信アドレスを先頭表示す
るヘッダ部と、転送順序アドレスを記述する連鎖的装置
アドレス情報部分と、通信内容を記述する通信情報部分
と、前記通信フレ−ムの誤りチェックを行う情報付加部
分とのシリ−ズ連成からなる連鎖式通信装置にある。
【0043】本発明装置の第9の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8の特徴における通信装置が、通信文の伝達状況をモニ
タする際、前記通信文の連鎖的装置アドレス情報部分の
装置アドレスに発信日時を含む情報の書き込み処理を行
った後、当該通信文の連鎖的装置アドレス情報部分を基
に通信モニタフレームを作成する手段と、当該通信モニ
タフレームを当該通信文の連鎖的装置アドレス情報部分
に設定された最終の装置アドレスの通信装置にフィ−ド
バック送信する手段とを備えてなる連鎖式通信装置にあ
る。
【0044】本発明装置の第10の特徴は、前記本発明
装置の第9の特徴における通信モニタフレ−ムが、交信
アドレスを先頭表示するヘッダ部と、連鎖的装置アドレ
ス部分の装置アドレスに発信日時を含む情報を書き込み
自在な通信状況状況部分と前記通信モニタフレ−ムの誤
りチェックを行なう情報付加部分とのシリ−ズ連成から
なる連鎖式通信装置にある。
【0045】本発明装置の第11の特徴は、前記本発明
装置の第8、第9又は第10の特徴におけるヘッダ部
が、ヘッダ開始表示部と、宛先アドレス部と、送信元ア
ドレス部により構成してなる連鎖式通信装置にある。
【0046】本発明装置の第12の特徴は、前記本発明
装置の第9、第10又は第11の特徴における共通制御
手段が、通信フレ−ムの通信情報の内容を収納する情報
格納部と、通信モニタフレ−ムの連鎖的装置アドレス情
報部の内容を収納する通信条件格納部と、を有してなる
連鎖式通信装置にある。
【0047】本発明装置の第13の特徴は、前記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10、第11又は第12の特徴における通
信装置を接続する通信網が、広域網(WAN)又は構内
網(LAN)からなる連鎖式通信装置にある。
【0048】本発明装置の第14の特徴は、前記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10、第11、第12又は第13の特徴に
おける通信情報部分が、文字、画像、動画、音声、又は
コンピュータープログラム等のデータからなる連鎖式通
信装置にある。
【0049】本発明装置の第15の特徴は、前記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10、第11、第12、第13又は第14
の特徴における通信装置が、通信機能を備えたコンピュ
ータ装置からなる連鎖式通信装置にある。
【0050】
【作用】本発明は、前記のような新規な手法及び手段を
講じているので、以下のような作用をなす。
【0051】本発明によれば、送信する通信装置は通信
文の送出後、最終の通信装置から返信文が戻ってくるま
で、何ら当該通信文にかかる処理を行うことが不用なた
め、発信した通信装置の処理能力を低下させず、回覧的
な通信を行うことができる。また、各通信装置は1回の
受信と1回の送信が平等に行われるため、通信に係る運
用経費の片寄りがなく、高能率なデータ通信システムの
実現と構築が可能となる。
【0052】さらに、発信日時が記録された通信モニタ
フレームを通信文の連鎖的装置アドレス情報部分に設定
された最終の装置アドレスの通信装置に送信する方法を
採用した場合、発信者は、受信した通信文の中から通信
モニタフレームをサーチして、発信伝聞の通信状況と通
信文の位置を容易に確認することができる。
【0053】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明をその装置
例及び方法例に基づいて、より詳細に説明する。なお、
本装置例及び方法例では、通信文の内容を文字データと
して説明するが、画像、動画、音声、又はコンピュータ
ープログラム等のデータとしても本発明を実現すること
が可能である。
【0054】(装置例)図1は連鎖式通信装置αの構成
例を示し、図2及び図3は連鎖式通信装置αのデータ通
信で使用される通信フレームCの構成例を示している。
なお、従来の技術の欄で説明した通信フレームC' の構
成及び通信装置T' iの構成のものと同じ様に機能する
部分については同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0055】連鎖式通信装置αは、図1に示すように、
広域網(WAN)又は構内網(LAN)の通信網Pに複
数の通信装置Ti (i=1,2,・・,n)を接続した
構成をしている。各通信装置Ti は、送信部10、受信
部11、共通制御部12、表示部13、及び操作部14
からなる。
【0056】従来の技術の欄で説明した従来の通信装置
T' i の構成と異なるのは、共通制御部12内に情報格
納部15及び通信条件格納部16が設けられている点で
ある。 情報格納部15は通信フレームCの通信情報2
4を格納する働きをし、通信条件格納部16は伝達順序
情報部分としての通信フレームCの連鎖的装置アドレス
情報部26を格納する働きをする。
【0057】連鎖式通信装置αは、図2に示すような通
信フレームCを用いて通信装置Ti、Tj 間で情報のや
り取りを行っている。かかる通信フレームCはヘッダ部
20、通信情報24、情報付加部25及び連鎖的装置ア
ドレス情報部26からなる。従来の通信フレームC’と
異なるのは連鎖的装置アドレス情報部26が設けられて
いる点である。
【0058】連鎖的装置アドレス情報部26には、図3
に示すように、連鎖的に通信フレームCを送信するため
の通信条件が記述されている。なお、図3のa)は未発信
の連鎖的装置アドレス情報部26、b)は伝達途中の連鎖
的装置アドレス情報部26を示している。
【0059】図を省略したが、通信装置Ti の共通制御
部12には、通信文の発信日時のタイムスタンプを行う
書込み処理手段が設けられている。すなわち、図3のb)
に示すように、次の通信装置Tj に通信文を送出した
際、当該通信文の連鎖的装置アドレス情報部26の装置
アドレスに、当該通信文の発信日時を含む情報の書き込
み処理をする。さらに共通制御部12には、受信した通
信文の通信情報24の複写処理を行う複写処理手段と、
受信した通信文の連鎖的装置アドレス情報部26を基に
次に伝達すべき通信装置アドレスを抽出する伝達先抽出
手段とを有する。
【0060】(方法例)次に、図面を参照して、上述し
た装置例の連鎖式通信装置αを用いて、連絡票等の通信
文を伝送する方法例について説明する。
【0061】発信者は、まず、従来の技術の欄で説明し
たデータ通信方法と同様に通信装置Ti の表示部13に
表示された情報内容を参照しつつ、操作部14を操作す
ることにより、共通制御部12に送信情報を作成する。
【0062】続いて、連絡票を発信する宛先の通信装置
j (j=1,2,…,i−1,i+1,…n)の装置
アドレスを抽出し、抽出した装置アドレスを連鎖的に通
信できるように整理して、返信文がある場合には最終的
に発信源の通信装置Ti に戻ってくるように連鎖的装置
アドレス情報部26を作成する。かかる送信情報と連鎖
的装置アドレス情報部26とは送信部10に送られる。
【0063】送信部10は、通信網Pを介して通信装置
j (j=1,2,…,i−1,i+1,…n)に送信
するために、共通制御部12から送られた連鎖的装置ア
ドレス情報部26の装置アドレスに従うとともに、通信
フレームCに対して最初の受信側の通信装置T1 で誤り
チェック等が行えるように情報付加部25を生成する。
なお、便宜的に通信装置T1 から通信装置Tn の方向に
添字番号が増大する方向に通信するものとする。
【0064】そして、送信部10は、通信条件が整う
と、予め定められた手順に従い通信網Pに通信フレーム
Cを送出する。
【0065】構内網(LAN)のような通信網Pの場合
は、先ず、送出された通信フレームCは、データ通信シ
ステムを構成する通信装置Tk (k=1,2,…,i−
1,i+1,…n)の受信部11に到達する。そして、
通信装置Tk の受信部11では、通信フレームC内のヘ
ッダ部20の宛先アドレス部22を精査し、通信フレー
ムCの宛先である通信装置T1 の受信部11だけが通信
フレームCを取り込み、他の通信装置Tk (k=1,
2,…,i−1,i+1,…n )の受信部11は取込
を放棄することにより通信がなされる。
【0066】一方、広域網(WAN)等のように逐次的
に通信装置Tj (j=1,2,…,i−1,i+1,…
n)を指定する場合は、直接、通信フレームCの宛先で
ある通信装置Tj の受信部11だけが通信フレームCを
取込むことにより通信がなされる。
【0067】いずれにしろ、通信フレームCを取り込ん
だ通信装置T1 の受信部11は、通信フレームCを送信
した通信装置Ti の送信部10が行ったと同様に通信多
項式で通信フレームCを演算する。この演算結果と通信
フレームCの付加情報部25内のチェック値とを比較し
て同一値であれば、誤りなしとして通信情報24の内容
を通信装置T1 の共通制御部12に送信する。そして、
共通制御部12では、通信情報24の内容を情報格納部
15に格納し、連鎖的装置アドレス情報部26の内容を
通信条件格納部16に格納する。
【0068】次に、共通制御部12は、通信情報24の
内容を表示部13を介して被伝達者に知らせるととも
に、受信者側に返文がある場合には連絡票等を発信した
通信装置Ti と同様に通信文に関する編集処理等を行
う。一方、演算結果と通信フレームC内のチェック値と
が不一致であれば、当該通信フレームCを廃棄し、通信
装置Ti に再送を促す処理を行う。
【0069】続いて、受信者が操作部14及び表示部1
3を使用して共通制御部12に返信情報を作成すると、
通信装置T1 では、次の通信装置T2 へ通信するため、
受信した又は追加修正等を行った返信情報を送信部10
に送る。送信部10は通信網通信網Pを介して次の通信
装置T2 に送信するために、共通制御部12から送られ
た連鎖的装置アドレス情報部26から装置アドレスを抽
出する。
【0070】次に、送信部10は、抽出した装置アドレ
スを通信フレームCの宛先アドレス部22とし、さらに
通信装置T2 で誤りチェック等が行えるように情報付加
部25を生成して送信準備を行う。
【0071】以後、同様に通信等の動作が通信装置Tk
(k=1,2,…,i−1,i+1,…n )で行わ
れ、最終的に通信装置Tn から最初の発信した通信装置
i に通信フレームCが戻ることになる。
【0072】以上のように本装置例の連鎖式通信装置α
は、動作するので、送信する通信装置Ti は通信文の送
出後、最終の通信装置Tn から返信文が戻ってくるま
で、何ら当該通信文にかかる処理を行うことが不用なた
め、発信した通信装置Ti の処理能力を低下させず、回
覧的な通信を行うことができ、また各通信装置Ti は1
回の受信と1回の送信が平等に行われるため、通信に係
る運用経費の片寄りがなく、高能率なデータ通信システ
ムの実現と構築が可能となる。
【0073】(応用例)本応用例は、前記装置例αの連
鎖式通信装置αにおいて、発信源の通信装置Ti 等が各
通信装置に回覧板形式で伝送される通信文の送信状況を
モニタできるようにしたものである。
【0074】図4は連鎖式通信装置αの通信状況をモニ
タするのに用いられる通信モニタフレームMの構成例を
示している。本応用例で使用する通信モニタフレームM
は、連鎖的装置アドレス情報部26及び通信情報24の
代わりに通信状況情報部27を有する点を除き、前記方
法例の通信フレームCの構成例と同様である。
【0075】本応用例の場合、本命である連鎖的な通信
文に関する基本的な通信動作は、前述した通信動作と同
一である。異なる点は、連鎖的な通信文を設けた通信装
置Tj (j=1,2,…,i−1,i+1,…n )に
少なくとも次の送信先である通信装置Tj+1 に通信文を
送信する際、通信フレームCに対して、当該通信文を送
信した日時等を連鎖的装置アドレス情報部26における
当該通信装置Tj の装置アドレスを表示した位置に記録
等を行うことである。
【0076】そして、送信日時等を記録等した後の連鎖
的装置アドレス情報部26を通信状況情報部27とした
通信モニタフレームMを形成し、この通信モニタフレー
ムMを次の通信装置Tj+1 に通信文を送信した旨の通知
として、連鎖的装置アドレス情報部26の最後に表示さ
れた通信装置Ti に向けて送信する。
【0077】その結果、通信装置Tj が次の通信装置T
k の決定においては、連鎖的装置アドレス情報部26に
通信文を送信した日時等が記録されていない箇所、すな
わち、実装置アドレスを示すもののうち予め定められた
優先順位で行うことができる。以後の通信動作は、連鎖
的な通信文での動作と同様な方法をとる。
【0078】このようにして、送信された通信状況情報
部27を持つ通信モニタフレームMを受信した通信装置
i は、当該通信状況情報部27の内容を通信条件格納
部16に格納する。これにより、発信者は、通信装置T
i の通信条件格納部16に格納されている情報を検索
し、発信伝聞の通信状況と通信文の位置を表示部13に
表示して見ることができる。
【0079】本応用例によれば、前述した方法例の効果
に加え、発信した通信装置の処理は多くなるが、回覧的
な通信文の現時点の位置等が自動的にモニタできるの
で、発信者の稼動が軽減できる高能率なデータ通信シス
テムの実現と構築が可能となる。
【0080】なお、通信フレームC又は通信モニタフレ
ームMは、フレーム形式からも明らかなようにコネクシ
ョンレス型通信を意識していると思われがちであるが、
宛先アドレス部22と送信元アドレス部23を持たない
コネクションレス型でも本発明の本質を損なうものでは
ない。
【0081】この場合の動作は、発信側の通信装置は、
通信フレームC又は通信モニタフレームMの送出に先立
ち、単に通信網Pに通信フレームC又は通信モニタフレ
ームMを送出するのに対して、当該通信装置は通信網P
を介して通信相手と通信パスを確立する必要があること
が異なるだけであり、本発明の特徴に何ら影響を与える
ものではない。
【0082】以上本発明の代表的な装置例及び方法例に
ついて説明したが、本発明は必ずしもこれらの装置例の
手段及び方法例の手法だけに限定されるものではなく、
本発明にいう目的を達成し、後述する効果を有する範囲
内において適宜変更して実施することができるものであ
る。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の通信装置に対して、通信文を回覧板形式で連鎖的に
通信することができるので、高速かつ高能率なデータ通
信システムの実現と構築が可能となる。その結果、通信
経費を極力抑えて、多数の通信装置に通信文を確実に送
ることができ、しかも通信装置の処理能力を低下させず
に多数の通信装置からの返文処理を効率的に行うことが
できるという効果を奏する。
【0084】また、モニタ通信フレームを用いた場合
は、通信装置の業務処理能力を低下させずに通信文の回
覧的な通信状況を高能率に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置例で使用する連鎖式通信装置の構
成を示した概略図である。
【図2】本発明の装置例で使用する通信フレームの全体
構成を示した説明図である。
【図3】同上の通信フレ−ムの連鎖的装置アドレス情報
部を示した説明図である。
【図4】本発明の応用方法例で使用される通信状況をモ
ニタするための通信モニタフレームの構成を示した説明
図である。
【図5】従来のデータ通信システムの構成例を示した概
略図である。
【図6】従来のデータ通信システムで使用される通信フ
レームの構成例を示した説明図である。
【符号の説明】
i 、T' i (i=1,2,3,…,n)…通信装置 α…連鎖的通信装置 α' …データ通信システム P…通信網 C、C' …通信フレーム M…通信モニタフレーム 10…送信部 11…受信部 12…共通制御部 13…表示部 14…操作部 15…情報格納部 16…通信条件格納部 20…ヘッダ部 21…ヘッダ開始表示部 22…宛先アドレス部 23…送信元アドレス部 24…通信情報 25…情報付加部 26…連鎖的装置アドレス情報部 27…通信状況情報部

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信網に接続された複数の通信装置の間で
    通信文を回覧板形式で転送するに当たり、 前記通信装置間の通信に使用される通信文は、当該通信
    文を伝達すべき前記通信装置の順序を連鎖的に記述した
    連鎖的装置アドレス情報部分と、通信伝達内容を示す通
    信情報部分とを含む構成とし、 前記通信文を受信した通信装置は、前処理後、少なくと
    も当該通信文における通信情報部分の複写処理を行うと
    ともに、当該通信文の連鎖的装置アドレス情報部分を基
    に次に伝達すべき通信装置の装置アドレスを抽出し、当
    該抽出した装置アドレスの通信装置に複写処理済みの通
    信文を送出する、 ことを特徴とする連鎖式通信方法。
  2. 【請求項2】前記通信装置は、 操作手段にて通信文の通信情報部分に返信情報を追加可
    能とし、当該返信情報が追加された通信文を次に伝達す
    べき通信装置に送出する、 ことを特徴とする請求項1に記載の連鎖式通信方法。
  3. 【請求項3】前記前処理は、 通信文にデータ転送のミス確認ができる情報付加部を予
    め設けて置き、当該情報付加部を基に受信すべき通信文
    のデータ転送のミスを確認した場合には当該データを廃
    棄し、送信側の通信装置へ再送を促す信号を送信する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の連鎖式通信方
    法。
  4. 【請求項4】前記通信装置は、 次の通信装置に通信文を送出した際、当該通信文の連鎖
    的装置アドレス情報部分の装置アドレスに、当該通信文
    の発信日時を含む情報の書き込み処理をする、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の連鎖式通
    信方法。
  5. 【請求項5】前記通信装置は、 次に前記通信文を伝達すべき通信装置の装置アドレスの
    抽出を行うに当たり、 前記通信文の連鎖的装置アドレス情報部分の装置アドレ
    スに発信日時を含む情報の書き込みのない装置アドレス
    の中から行う、 ことを特徴とする請求項4に記載の連鎖式通信方法。
  6. 【請求項6】前記通信装置は、 次に通信文を伝達すべき通信装置に通信線が繋がらない
    場合には、当該通信装置を後回しにして次の伝達すべき
    通信装置に当該通信文を送信する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の
    連鎖式通信方法。
  7. 【請求項7】前記通信装置は、 通信文の伝達状況をモニタするに当たり、前記通信文の
    連鎖的装置アドレス情報部分の装置アドレスに発信日時
    を含む情報の書き込み処理をした後、当該通信文の連鎖
    的装置アドレス情報部分を基に通信モニタフレームを作
    成し、当該通信モニタフレームを当該通信文の連鎖的装
    置アドレス情報部分に設定された最終の装置アドレスの
    通信装置にフィ−ドバック送信する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記
    載の連鎖式通信方法。
  8. 【請求項8】前記通信装置は、 通信文の伝達状況及び返信内容をモニタするに当たり、
    前記通信文の連鎖的装置アドレス情報部分の装置アドレ
    スに発信日時を含む情報の書き込み処理をした後、当該
    通信文の連鎖的装置アドレス情報部分及び追加修正され
    た通信文の通信情報部分を基に通信モニタフレームを作
    成し、当該モニタフレームを当該通信文の連鎖的装置ア
    ドレス情報部分に設定された最終の装置アドレスの通信
    装置にフィ−ドバック送信する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7
    に記載の連鎖式通信方法。
  9. 【請求項9】前記通信装置を接続する通信網は、 広域網(WAN)又は構内網(LAN)からなる、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又
    は8に記載の連鎖式通信方法。
  10. 【請求項10】前記通信情報部分は、 文字、画像、動画、音声、又はコンピュータープログラ
    ム等のデータからなる、ことを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8又は9に記載の連鎖式通信
    方法。
  11. 【請求項11】通信網に接続された複数の通信装置の間
    で通信文を回覧板形式で送受信するデータ通信システム
    において、 前記通信網を介して、前記通信文を転達すべき前記通信
    装置の順序を連鎖的に記述した連鎖的装置アドレス情報
    部分と、当該伝達内容を示す通信情報部分と、を含む通
    信フレ−ムを受信する受信手段と、 当該受信手段により受信した当該通信文の通信情報部分
    の複写処理と、連鎖的装置アドレス情報部分を基に次に
    伝達すべき通信装置の装置アドレス抽出とを少なくとも
    行う共通制御手段と、 当該抽出した装置アドレスの通信装置に複写処理済みの
    前記通信文を送出する送信手段とを備えた、 ことを特徴とする連鎖式通信装置。
  12. 【請求項12】前記通信装置は、 受信した通信文を表示する表示手段と、当該通信文の通
    信情報部分に返信情報を追加又修正する操作手段とを有
    する、 ことを特徴とする請求項11に記載の連鎖式通信装置。
  13. 【請求項13】前記共通制御手段は、 受信した通信文の通信情報部分の複写処理を行う複写処
    理手段と、 受信した通信文の連鎖的装置アドレス情報部分を基に次
    に伝達すべき通信装置の装置アドレスを抽出する伝達先
    抽出手段と、を少なくとも有する、 ことを特徴とする請求項11又は12に記載の連鎖式通
    信装置。
  14. 【請求項14】前記通信装置は、 通信文に設けた情報付加部を基に受信すべき通信文のデ
    ータ転送のミスを確認する転送エラー確認手段を有し、 通信文のデータ転送エラーを確認すると、当該データを
    廃棄した後、前記送信手段にて、送信側の通信装置へ再
    送を促す信号を送信する構成にした、 ことを特徴とする請求項11、12又は13に記載の連
    鎖式通信装置。
  15. 【請求項15】前記通信装置は、 次の通信装置に通信文を送出した際、当該通信文の連鎖
    的装置アドレス情報部分の装置アドレスに、当該通信文
    の発信日時を含む情報の書き込み処理をする書込み処理
    手段を有する、 ことを特徴とする請求項11、12、13又は14に記
    載の連鎖式通信装置。
  16. 【請求項16】前記通信装置は、 受信した通信文の連鎖的装置アドレス情報部分に設定さ
    れている次に伝達すべき通信装置の装置アドレスの抽出
    を、装置アドレスに発信日時を含む情報が書き込まれて
    いない装置アドレスの中から行う処理手段を備えた、 ことを特徴とする請求項15に記載の連鎖式通信装置。
  17. 【請求項17】前記通信装置は、 次に前記通信文を伝達すべき通信装置に通信線が繋がら
    ない場合には、当該通信装置を後回しにして次の伝達す
    べき通信装置に当該通信文を送信する処理手段を備え
    た、 ことを特徴とする請求項11、12、13、14、15
    又は16に記載の連鎖式通信装置。
  18. 【請求項18】前記通信フレ−ムは、 交信アドレスを先頭表示するヘッダ部と、 転送順序アドレスを記述する連鎖的装置アドレス情報部
    分と、 通信内容を記述する通信情報部分と、 前記通信フレ−ムの誤りチェックを行う情報付加部分と
    のシリ−ズ連成からなる、 ことを特徴とする請求項11、12、13、14、1
    5、16又は17に記載の連鎖式通信装置。
  19. 【請求項19】前記通信装置は、 通信文の伝達状況をモニタする際、前記通信文の連鎖的
    装置アドレス情報部分の装置アドレスに発信日時を含む
    情報の書き込み処理を行った後、当該通信文の連鎖的装
    置アドレス情報部分を基に通信モニタフレームを作成す
    る手段と、 当該通信モニタフレームを当該通信文の連鎖的装置アド
    レス情報部分に設定された最終の装置アドレスの通信装
    置にフィ−ドバック送信する手段とを備えた、ことを特
    徴とする請求項11、12、13、14、15、16、
    17又は18に記載の連鎖式通信装置。
  20. 【請求項20】前記通信モニタフレ−ムは、 交信アドレスを先頭表示するヘッダ部と、 連鎖的装置アドレス部分の装置アドレスに発信日時を含
    む情報を書き込み自在な通信状況情報部分と、 前記通信モニタフレ−ムの誤りチェックを行なう情報付
    加部分とのシリ−ズ連成からなる、 ことを特徴とする請求項19に記載の連鎖式通信装置。
  21. 【請求項21】前記ヘッダ部はヘッダ開始表示部と、 宛先アドレス部と、 送信元アドレス部により構成した、 ことを特徴とする請求項18、19、又は20に記載の
    連鎖式通信装置。
  22. 【請求項22】前記共通制御手段は、 通信フレ−ムの通信情報の内容を収納する情報格納部
    と、 通信モニタフレ−ムの連鎖的装置アドレス情報部の内容
    を収納する通信条件格納部とを有する、 ことを特徴とする請求項19、20又は21に記載の連
    鎖式通信装置。
  23. 【請求項23】前記通信装置を接続する通信網は、 広域網(WAN)又は構内網(LAN)からなる、 ことを特徴とする請求項11、12、13、14、1
    5、16、17、18、19、20、21又は22に記
    載の連鎖式通信装置。
  24. 【請求項24】前記通信情報部分は、 文字、画像、動画、音声、又はコンピュータープログラ
    ム等のデータからなる、 ことを特徴とする請求項11、12、13、14、1
    5、16、17、18、19、20、21、22又は2
    3に記載の連鎖式通信装置。
  25. 【請求項25】前記通信装置は、 通信機能を備えたコンピュータ装置からなる、 ことを特徴とする請求項11、12、13、14、1
    5、16、17、18、19、20、21、22、23
    又は24に記載の連鎖式通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010129090A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Thomson Licensing ワークフローに従ってデジタルコンテンツを処理する方法及びシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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