JPH09331580A - メッセージ伝送サービス機能を備えた無線通信システム - Google Patents

メッセージ伝送サービス機能を備えた無線通信システム

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Publication number
JPH09331580A
JPH09331580A JP8152570A JP15257096A JPH09331580A JP H09331580 A JPH09331580 A JP H09331580A JP 8152570 A JP8152570 A JP 8152570A JP 15257096 A JP15257096 A JP 15257096A JP H09331580 A JPH09331580 A JP H09331580A
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JP
Japan
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message
user
communication terminal
terminal device
service control
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Application number
JP8152570A
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English (en)
Inventor
Tomoo Mizuno
智雄 水野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH09331580A publication Critical patent/JPH09331580A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 欠落のないメッセージを伝送することが可能
なメッセージ伝送サービス機能を備えた無線通信システ
ムを提供する。 【解決手段】 通信端末装置は、メッセージ伝送監視手
段がメッセージの送信状態を監視して、例えば無線回線
の状態の悪化による回線の切断やハンドオーバの発生に
よって送信できなかった部分が検出し、この検出したメ
ッセージの未送信部分を未送信メッセージエリアに記録
する。そして、このエリアに記録されるメッセージを未
送信メッセージ送信手段が再送信するようにしている。
これに対し、サービス制御局は、回線の切断やハンドオ
ーバの発生によって、通信端末装置より断片的に受信さ
れるメッセージを未完成メッセージエリアに記録する。
そして、このエリアに記録されるメッセージをメッセー
ジ組立手段が組み立てて、本来受信されるべきであった
メッセージを組み立てるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば携帯電話
システムやPHS(Personal Handyphone System)など
のメッセージ伝送サービス機能を備えた無線通信システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、携帯電話システムでは、
当該システムを統括するサービス制御局にいわゆる留守
番電話機能を備え、加入者が通話できないエリアにいる
場合や携帯電話装置の電源を入れていない場合に上記加
入者宛てのメッセージを蓄積することを可能としてい
る。このような機能は、PHSにも近く導入される予定
である。
【0003】しかしながら、従来のシステムにおいて
は、移動無線端末からメッセージを入力している最中に
無線回線の状態が悪化して通話パスが切断されると、メ
ッセージを再入力する必要があった。また、移動中にメ
ッセージの入力を行なうとハンドオーバが生じてメッセ
ージの一部が欠落して蓄積されるという不具合があっ
た。
【0004】また、このような問題は、上述のような移
動無線端末からメッセージを入力する場合に限らず、蓄
積されたメッセージを移動無線端末で受信する場合にも
同様に存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のメッセージ伝送
サービス機能を備えた無線通信システムでは、メッセー
ジの送信中あるいは受信中に、無線回線の状態の悪化に
より通話パスが切断された場合にはメッセージを初めか
ら再入力する必要がある。また、ハンドオーバが生じた
場合には、メッセージの欠落が生じる虞があった。
【0006】この発明は上記の不具合を解決すべくなさ
れたもので、移動無線端末からメッセージを送信してい
る際に通話パスが切断されたりハンドオーバが生じたり
しても、メッセージ全体を再送信することなく欠落のな
いメッセージをサービス制御局に蓄積することが可能な
メッセージ伝送サービス機能を備えた無線通信システム
を提供することを目的とする。
【0007】また、この発明はサービス制御局に蓄積し
たメッセージを移動無線端末が受信している際に通話パ
スが切断されたりハンドオーバが生じたりしても、メッ
セージ全体を再受信することなく欠落のないメッセージ
を受信することが可能なメッセージ伝送サービス機能を
備えた無線通信システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係わるメッセージ伝送サービス機能を
備えた無線通信システムは、通信端末装置は、ユーザメ
ッセージをサービス制御局へ向け送信するメッセージ送
信手段と、このメッセージ送信手段の送信状態を監視し
て、ユーザメッセージの送信できなかった部分を検出
し、この検出した部分を未送信ユーザメッセージとして
記憶するメッセージ伝送監視手段と、この未送信メッセ
ージ記憶手段に記憶された未送信ユーザメッセージをサ
ービス制御局へ送信する未送信メッセージ送信手段とを
備え、サービス制御局は、通信端末装置のメッセージ送
信手段より送信されたユーザメッセージを受信し記憶す
る第1のメッセージ受信手段と、通信端末装置の未送信
メッセージ送信手段より未送信ユーザメッセージが送信
された場合に、この未送信ユーザメッセージを受信し記
憶する第2のメッセージ受信手段と、この第2のメッセ
ージ受信手段にて未送信ユーザメッセージが受信された
場合に、第1のメッセージ受信手段に記憶されたユーザ
メッセージと、第2のメッセージ受信手段に記憶された
未送信ユーザメッセージとを組み合わせることにより、
原ユーザメッセージを再生するメッセージ再生手段とを
具備して構成するようにした。
【0009】上記構成のメッセージ伝送サービス機能を
備えた無線通信システムでは、通信端末装置が、ユーザ
メッセージの送信状態を監視し、例えば無線回線の状態
の悪化による回線の切断やハンドオーバの発生によって
送信できなかった部分を検出し、この検出したユーザメ
ッセージの未送信部分を再送信するようにしている。こ
れに対し、サービス制御局が、回線の切断やハンドオー
バの発生によって通信端末装置より断片的に受信される
ユーザメッセージから、原ユーザメッセージを組み立て
るようにしている。
【0010】したがって、上記構成のメッセージ伝送サ
ービス機能を備えた無線通信システムによれば、通信端
末装置がユーザメッセージの送信中に通話パスが切断さ
れたりハンドオーバが生じた場合でも、サービス制御局
は、上記蓄積されているユーザメッセージ全体を再受信
することなく欠落のないユーザメッセージを蓄積するこ
とができる。
【0011】また、この発明に係わるメッセージ伝送サ
ービス機能を備えた無線通信システムは、通信端末装置
は、無線チャネルを介してサービス制御局に向けユーザ
メッセージを送信するメッセージ送信手段と、このメッ
セージ送信手段によるユーザメッセージの送信期間中に
無線チャネルの切替えが行なわれたか否かを判定する手
段と、この手段により無線チャネルの切替えが行なわれ
たと判定された場合に、この切り替え期間中に欠損した
ユーザメッセージを保持して、メッセージ送信手段によ
るユーザメッセージの送信中もしくは送信後にサービス
制御局に向け送信する欠損メッセージ送信手段とを備
え、サービス制御局は、通信端末装置のメッセージ送信
手段から送られたユーザメッセージを受信し記憶する第
1のメッセージ受信手段と、通信端末装置の欠損メッセ
ージ送信手段から欠損メッセージが送られた場合に、こ
の欠損メッセージを受信し記憶する第2のメッセージ受
信手段と、この第2のメッセージ受信手段にて欠損メッ
セージが受信された場合に、当該欠損メッセージおよび
第1のメッセージ受信手段により受信されたユーザメッ
セージとを組み合わせて原ユーザメッセージを再生する
メッセージ再生手段とを具備して構成するようにした。
【0012】上記構成のメッセージ伝送サービス機能を
備えた無線通信システムでは、通信端末装置が、ユーザ
メッセージの送信期間中に無線チャネルの切替えが行な
われたか否かを監視し、切替えが行なわれたと判定され
た場合には、この切り替え期間中に欠損したユーザメッ
セージを再送信するようにしている。これに対し、サー
ビス制御局が、初期に受信したユーザメッセージと後に
送られる欠損したメッセージとを組み立てるようにして
いる。
【0013】したがって、上記構成のメッセージ伝送サ
ービス機能を備えた無線通信システムによれば、通信端
末装置がメッセージを送信している際に無線チャネルの
切替えが生じた場合でも、メッセージ全体を再送信する
ことなく欠落のないユーザメッセージをサービス制御局
に蓄積することができる。
【0014】さらに、この発明に係わるメッセージ伝送
サービス機能を備えた無線通信システムは、サービス制
御局には、蓄積したユーザメッセージを宛先の通信端末
装置へ向け送信するメッセージ送信手段と、このメッセ
ージ送信手段の送信状態を監視して、ユーザメッセージ
の送信できなかった部分を検出し、この検出した部分を
未送信ユーザメッセージとして記憶するメッセージ伝送
監視手段と、この未送信メッセージ記憶手段に記憶され
た未送信ユーザメッセージを宛先の通信端末装置へ送信
する未送信メッセージ送信手段とを備え、宛先の通信端
末装置は、サービス制御局のメッセージ送信手段より送
信されたユーザメッセージを受信し記憶する第1のメッ
セージ受信手段と、サービス制御局の未送信メッセージ
送信手段より未送信ユーザメッセージが送信された場合
に、この未送信ユーザメッセージを受信し記憶する第2
のメッセージ受信手段と、この第2のメッセージ受信手
段にて未送信ユーザメッセージが受信された場合に、第
1のメッセージ受信手段に記憶されたユーザメッセージ
と、第2のメッセージ受信手段に記憶された未送信ユー
ザメッセージとを組み合わせることにより、サービス制
御局に蓄積されたユーザメッセージを再生するメッセー
ジ再生手段とを具備して構成するようにした。
【0015】上記構成のメッセージ伝送サービス機能を
備えた無線通信システムでは、サービス制御局が、蓄積
したユーザメッセージの送信状態を監視し、例えば無線
回線の状態の悪化による回線の切断やハンドオーバの発
生によって送信できなかった部分を検出し、この検出し
たユーザメッセージの未送信部分を再送信するようにし
ている。これに対し、通信端末装置が、回線の切断やハ
ンドオーバの発生によってサービス制御局より断片的に
受信されるユーザメッセージから、サービス制御局に蓄
積されていたユーザメッセージを組み立てるようにして
いる。
【0016】したがって、上記構成のメッセージ伝送サ
ービス機能を備えた無線通信システムによれば、サービ
ス制御局が蓄積したユーザメッセージの送信中に通話パ
スが切断されたりハンドオーバが生じた場合でも、宛先
の通信端末装置は、上記蓄積されているユーザメッセー
ジ全体を再受信することなく欠落のない蓄積されていた
ユーザメッセージを再生することができる。
【0017】また、サービス制御局は、無線チャネルを
介して宛先の通信端末装置に向け蓄積したユーザメッセ
ージを送信するメッセージ送信手段と、このメッセージ
送信手段によるユーザメッセージの送信期間中に無線チ
ャネルの切替えが行なわれたか否かを判定する手段と、
この手段により無線チャネルの切替えが行なわれたと判
定された場合に、この切り替え期間中に欠損したユーザ
メッセージを保持して、メッセージ送信手段によるユー
ザメッセージの送信中もしくは送信後に宛先の通信端末
装置に向け送信する欠損メッセージ送信手段とを備え、
宛先の通信端末装置は、サービス制御局のメッセージ送
信手段から送られたユーザメッセージを受信し記憶する
第1のメッセージ受信手段と、サービス制御局の欠損メ
ッセージ送信手段から欠損メッセージが送られた場合
に、この欠損メッセージを受信し記憶する第2のメッセ
ージ受信手段と、この第2のメッセージ受信手段にて欠
損メッセージが受信された場合に、当該欠損メッセージ
および第1のメッセージ受信手段により受信されたユー
ザメッセージとを組み合わせてサービス制御局に蓄積さ
れたユーザメッセージを再生するメッセージ再生手段と
を具備して構成するようにした。
【0018】上記構成のメッセージ伝送サービス機能を
備えた無線通信システムでは、サービス制御局が、蓄積
したメッセージの送信期間中に無線チャネルの切替えが
行なわれたか否かを監視し、切替えが行なわれたと判定
された場合には、この切り替え期間中に欠損したユーザ
メッセージを再送信するようにしている。これに対し、
通信端末装置が、初期に受信したユーザメッセージと後
に送られる欠損したメッセージとから、サービス制御局
に蓄積されていたメッセージを組み立てるようにしてい
る。
【0019】したがって、上記構成のメッセージ伝送サ
ービス機能を備えた無線通信システムによれば、サービ
ス制御局が蓄積したユーザメッセージを送信している際
に無線チャネルの切替えが生じた場合でも、宛先の通信
端末装置がメッセージ全体を再受信することなく欠落の
ないユーザメッセージを再生することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。なお、以下の説明にお
いては、PHSを例にあげて説明する。図1は、この発
明に係わるメッセージ伝送サービス機能を備えた無線通
信システムの一実施形態の構成を示すものである。この
システムでは、公衆網に接続された複数の基地局と、こ
の基地局が形成するサービスエリア内で使用される多数
のPHS端末とを備えている。また、上記複数の基地局
は公衆網を介して当該システムを統括するPHSサービ
ス制御局に接続される。
【0021】次に図2を参照して、PHS端末の構成に
ついて説明する。PHS端末は、アンテナ11を備えた
無線部1と、モデム部2と、TDMA部3と、スピーカ
43およびマイクロホン44(M)を備えた通話部4
と、表示部57およびキー入力部58を備えた制御部5
と、メモリ部6とから構成される。
【0022】PHS基地局から無線通話チャネルを介し
て送られた無線周波信号は、アンテナ11で受信された
のち無線部1の高周波スイッチ(SW)12を介して受
信部13に入力される。
【0023】この受信部13では、上記受信された無線
周波信号が周波数シンセサイザ14から発生された受信
局部発振信号とミキシングされて受信中間周波信号に周
波数変換される。
【0024】なお、上記周波数シンセサイザ14から発
生される局部発振周波数は無線チャネル周波数に応じて
制御部5より指示される。また、無線部1には受信電界
強度検出部(RSSI)16が設けられている。この受
信電界強度検出部16ではPHS基地局から到来した無
線周波信号の受信電界強度が検出され、その検出値は制
御部5に通知される。
【0025】上記受信部13から出力された受信中間周
波信号は、モデム部2の復調部21に入力される。復調
部21では上記受信中間周波信号のディジタル復調が行
なわれ、これによりディジタル通話信号が再生される。
【0026】TDMA部3のTDMAデコード部31で
は、制御部5の指示に従ってタイムスロットごとにディ
ジタル通話信号が分解され、この分解されたディジタル
通話信号は通話部4に入力される。
【0027】通話部4は、適応差分PCMトランスコー
ダ41と、PCMコーデック42とからなり、上記ディ
ジタル通話信号はこの適応差分PCMトランスコーダ4
1およびPCMコーデック42で順次復号されてアナロ
グ通話信号に再生される。そして、このアナログ通話信
号は図示しない受話増幅器で増幅されたのちスピーカ4
3から拡声出力される。
【0028】一方、マイクロホン44に入力された送話
音声は、PCMコーデック42および適応差分PCMト
ランスコーダ41で順次符号化されてディジタル通話信
号となる。TDMAエンコード部32では、上記適応差
分トランスコーダ41から出力されたディジタル通話信
号が制御部5から指示されたタイムスロットに挿入され
て、変調部22に入力される。
【0029】変調部22では、上記ディジタル通話信号
により搬送波信号がディジタル変調され、この変調され
た搬送波信号は送信部15に入力される。送信部15で
は、上記変調された搬送波信号が周波数シンセサイザ1
4から発生された送信局部発振信号とミキシングされる
ことにより、制御部5より指示された無線チャネル周波
数に周波数変換され、さらに所定の送信電力レベルに増
幅される。そして、この送信部15から出力された無線
周波信号は高周波スイッチ12を介してアンテナ11か
らPHS基地局に向け送信される。
【0030】メモリ部6は、例えばROMやRAMなど
の半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒体
には制御部5の制御プログラムや種々制御データを記憶
するエリアの他に、PHSサービス制御局に蓄積するメ
ッセージを一時的に記憶するためのメッセージエリア6
1と、上記メッセージの未送信部分を記憶するための未
送信メッセージエリア62と、PHSサービス制御局よ
り受信したメッセージを記憶するための受信メッセージ
エリア63と、PHSサービス制御局より受信したメッ
セージの内、未完成なものを記憶するための未完成メッ
セージエリア64と、PHSサービス制御局より受信し
たメッセージの内、欠落がなく完成されたものを記憶す
るための完成メッセージエリア65とを有している。
【0031】制御部5は、例えばマイクロコンピュータ
を主制御部として備えたもので、上述したような送受信
に伴う通常の制御機能のほかに、新たにメッセージ作成
手段51と、メッセージ伝送監視手段52と、未送信メ
ッセージ送信手段53と、メッセージ判定手段54と、
メッセージ組立手段55と、メッセージ完成判定手段5
6とを有している。
【0032】メッセージ作成手段51は、ユーザがPH
Sサービス制御局に蓄積する音声メッセージを作成する
ための制御を行なうもので、マイクロホン44から入力
された音声データをメッセージエリア61に記録するも
のである。
【0033】メッセージ伝送監視手段52は、メッセー
ジエリア61に記録されるメッセージがPHSサービス
制御局へ送信される状態を監視するもので、上記メッセ
ージの送信できなかった部分を検出し、その部分を未送
信メッセージエリア62に記録するものである。
【0034】未送信メッセージ送信手段53は、上記メ
ッセージ伝送監視手段52によって上記未送信メッセー
ジエリア62に記憶されたメッセージの未送信部分を送
信制御するものである。
【0035】メッセージ判定手段54は、PHSサービ
ス制御局より受信した当該PHS端末宛てのメッセージ
が新規に送られたメッセージであるか否かを判定するも
のである。
【0036】メッセージ組立手段55は、受信したメッ
セージが新規に送られたメッセージでない場合に、この
受信したメッセージとともに受信されるはずであったメ
ッセージを未完成メッセージエリア64から検索する。
そして、この検索の結果見つけられたメッセージと上記
受信したメッセージとを組み立て、受信メッセージエリ
ア63に記憶させるものである。
【0037】メッセージ完成判定手段56は、受信した
メッセージ、あるいはメッセージ組立手段55によって
組み立てられたメッセージが、欠落のない完成されたも
のであるか否かを判定する。そして、そのメッセージが
完成されたものである場合には完成メッセージエリア6
5に記録し、完成されたものでない場合には未完成メッ
セージエリア64に記録するものである。
【0038】次に、図7を参照してPHSサービス制御
局について説明する。PHSサービス制御局は、前述し
たように公衆網を介して複数の基地局に接続され当該シ
ステムを統括するもので、PHS利用者の顧客情報、認
証情報および位置情報などが管理される。
【0039】PHSサービス制御局の記憶部Mは、半導
体メモリやハードディスクなどの記憶媒体からなり、P
HS端末より受信したメッセージを一時的に記憶するた
めの受信メッセージエリアM1と、PHS端末より受信
したメッセージの内、未完成なものを宛先ごとに対応付
けて記憶するための未完成メッセージエリアM2と、P
HS端末より受信したメッセージの内、欠落がなく完成
されたものを宛先ごとに対応付けて記憶するための完成
メッセージエリアM3と、上記メッセージの未送信部分
を記憶するための未送信メッセージエリアM4とを有し
ている。
【0040】また、PHSサービス制御局の制御部C
は、新たにメッセージ判定手段C1と、メッセージ組立
手段C2と、メッセージ完成判定手段C3と、メッセー
ジ蓄積通知手段C4と、メッセージ伝送監視手段C5
と、未送信メッセージ送信制御手段C6とを有してい
る。
【0041】メッセージ判定手段C1は、PHS端末よ
り受信され受信メッセージエリアM1に記憶されるメッ
セージが新規に送られたメッセージであるか否かを判定
するものである。
【0042】メッセージ組立手段C2は、受信したメッ
セージが新規に送られたメッセージでない場合に、この
受信したメッセージとともに受信されるはずであったメ
ッセージを未完成メッセージエリアM2から検索する。
そして、この検索の結果見つけられたメッセージと、上
記受信したメッセージと組み立て、受信メッセージエリ
アM1に記憶させるものである。
【0043】メッセージ完成判定手段C3は、受信メッ
セージエリアM1に記憶されるメッセージが、欠落のな
い完成されたものであるか否かを判定する。そして、そ
のメッセージが完成されたものである場合には完成メッ
セージエリアM3に記録し、完成されたものでない場合
には未完成メッセージエリアM2に記録するものであ
る。
【0044】メッセージ蓄積通知手段C4は、完成メッ
セージエリアM3にメッセージが蓄積された場合に、対
応する加入者(宛先となる加入者)に対して、その旨を
通知するものである。
【0045】メッセージ伝送監視手段C5は、完成メッ
セージエリアM3に記録されるメッセージがPHSサー
ビス制御局へ送信される状態を監視するもので、上記メ
ッセージの送信できなかった部分を検出し、その部分を
未送信メッセージエリアM4に記録するものである。
【0046】未送信メッセージ送信手段C6は、上記メ
ッセージ伝送監視手段C5によって上記未送信メッセー
ジエリアM4に記憶された未送信部分を送信制御するも
のである。
【0047】上記構成におけるPHSのメッセージ伝送
動作について説明する。まず、PHS端末からPHSサ
ービス制御局に蓄積するメッセージを送信する場合につ
いて説明する。図3および図4は、それぞれPHS端末
およびPHSサービス制御局の上記送信時の動作を説明
するためのフローチャートである。
【0048】まず、PHS端末は、キー入力部58にお
いてメッセージ伝送サービスを要求する操作が行なわれ
た場合に、メッセージ作成手段51は、ユーザがマイク
ロホン44より入力する音声データ(メッセージ)をメ
ッセージエリア61に記録する(ステップ3a)。
【0049】そして、PHS基地局を介してPHSサー
ビス制御局との通信リンクが確立されたことが確認され
る(ステップ3b)と、メッセージエリア61に記録さ
れた上記メッセージを送信する(ステップ3c)。な
お、この時、メッセージ伝送監視手段52が、メッセー
ジの送信状態を監視する。
【0050】そして、メッセージ伝送監視手段52が、
上記メッセージの送信が欠落することなく行なわれたか
否かを判定する(ステップ3d)。ここで、送信が欠落
することなく行なわれた場合には、メッセージ送信処理
を終了する。
【0051】一方、無線回線の状態の悪化による回線の
切断やハンドオーバの発生によって、送信できなかった
部分が検出された場合には、ステップ3eに移行して、
送信できなかった部分を未送信メッセージエリア62に
記録する。
【0052】その後、PHSサービス制御局との通信が
可能な状態になったことが確認される(ステップ3f)
と、未送信メッセージ送信手段53が未送信メッセージ
エリア62に記録されている送信できなかった部分を送
信する(ステップ3g)。
【0053】そして、再びステップ3dでは、メッセー
ジ伝送監視手段52が、上記送信が欠落することなく行
なわれたか否かを判定する。以下、上記したような送信
処理を繰り返し、ユーザが入力したメッセージを余すと
ころなくPHSサービス制御局に送信する。
【0054】これに対し、PHSサービス制御局では、
上記PHS端末より送信されるメッセージを受信し受信
メッセージエリアM1に記録する(ステップ4a)。そ
して、ステップ4bに移行し、メッセージ判定手段C1
が受信メッセージエリアM1に記憶されるメッセージが
新規に送られたメッセージであるか否かを判定する。
【0055】ここで、新規に送られたメッセージと判定
されると、ステップ4cに移行する。一方、ステップ4
bにて新規に送られたメッセージと判定されなかった場
合には、ステップ4dに移行する。
【0056】ステップ4dでは、メッセージ組立手段C
2が未完成メッセージエリアM2から、受信メッセージ
エリアM1に記憶されているメッセージとともに受信さ
れるはずであったメッセージを検索する。そして、上記
検索で見つけたメッセージと受信メッセージエリアM1
に記憶されるメッセージとを組み立て、その結果を再び
受信メッセージエリアM1に記憶し(ステップ4e)、
ステップ4cに移行する。
【0057】ステップ4cでは、メッセージ完成判定手
段C3により受信メッセージエリアM1に記憶されるメ
ッセージが欠落のない完成されたものであるか否かが判
定される。そして、上記メッセージが完成されたもので
ある場合には、そのメッセージを宛先ごとに対応付けて
完成メッセージエリアM3に記録し(ステップ4f)、
受信処理を終了する。また、完成されたものでない場合
には宛先ごとに対応付けて未完成メッセージエリアM2
に記録し(ステップ4g)、受信処理を終了する。
【0058】次に、PHSサービス制御局から蓄積され
たメッセージを宛先となるPHS端末に送信する場合に
ついて説明する。図5および図6は、それぞれPHS端
末およびPHSサービス制御局の上記送信時の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0059】まず、PHSサービス制御局は、メッセー
ジ蓄積通知手段C4が完成メッセージエリアM3に蓄積
されたメッセージがある場合に、その旨を宛先となる加
入者に対して通知する(ステップ5a)。
【0060】そして、公衆網およびPHS基地局を介し
てPHS端末との通信リンクが確立されたことが確認さ
れる(ステップ5b)と、完成メッセージエリアM3に
記録されたメッセージを送信する(ステップ5c)。な
お、この時、メッセージ伝送監視手段C5が、メッセー
ジの送信状態を監視する。
【0061】そして、メッセージ伝送監視手段C5が、
上記メッセージの送信が欠落することなく行なわれたか
否かを判定する(ステップ5d)。ここで、送信が欠落
することなく行なわれた場合には、メッセージ送信処理
を終了する。
【0062】一方、無線回線の状態の悪化による回線の
切断やハンドオーバの発生によって、送信できなかった
部分が検出された場合には、ステップ5eに移行して、
送信できなかった部分を未送信メッセージエリアM4に
記録し、ステップ5fにて未送信のメッセージがある旨
を宛先のPHS端末に通知する。
【0063】その後、PHS端末との通信が可能な状態
になったことが確認される(ステップ5g)と、未送信
メッセージ送信手段C6が未送信メッセージエリアM4
に記録されている送信できなかった部分を送信し(ステ
ップ5h)、ステップ5dに移行する。
【0064】そして、再びステップ5dでは、メッセー
ジ伝送監視手段C5が、上記送信が欠落することなく行
なわれたか否かを判定する。以下、上記したような送信
処理を繰り返し、PHSサービス制御局に蓄積されたメ
ッセージを余すところなくPHS端末に送信する。
【0065】これに対し、メッセージの宛先となるPH
S端末では、PHSサービス制御局よりメッセージの蓄
積の通知があると、図6に示すメッセージ受信処理を開
始する。
【0066】上記PHSサービス制御局より送信される
メッセージを受信し受信メッセージエリア63に記録す
る(ステップ6a)。そして、ステップ6bに移行し、
メッセージ判定手段54が受信メッセージエリア63に
記憶されるメッセージが新規に送られたメッセージであ
るか否かを判定する。
【0067】ここで、新規に送られたメッセージと判定
されると、ステップ6cに移行する。一方、ステップ6
bにて新規に送られたメッセージと判定されなかった場
合には、ステップ6dに移行する。
【0068】ステップ6dでは、メッセージ組立手段5
5が未完成メッセージエリア64から、受信メッセージ
エリア63に記憶されているメッセージとともに受信さ
れるはずであったメッセージを検索する。そして、上記
検索で見つけたメッセージと受信メッセージエリア63
に記憶されるメッセージとを組み立て、その結果を再び
受信メッセージエリア63に記憶し(ステップ6e)、
ステップ6cに移行する。
【0069】ステップ6cでは、メッセージ完成判定手
段56により受信メッセージエリア63に記憶されるメ
ッセージが欠落のない完成されたものであるか否かが判
定される。
【0070】そして、上記メッセージが完成されたもの
である場合には、完成メッセージエリア65に記録(ス
テップ6f)したのち、例えば表示部57に「メッセー
ジ有り」と表示して(ステップ6g)、受信処理を終了
する。また、完成されたものでない場合には未完成メッ
セージエリア64に記録し(ステップ6h)、受信処理
を終了する。
【0071】以上のように、上記構成のメッセージ伝送
サービス機能を備えた無線通信システムでは、メッセー
ジを送信する側は、メッセージの送信状態を監視し、無
線回線の状態の悪化による回線の切断やハンドオーバの
発生によって送信できなかった部分が検出し、この検出
したメッセージの未送信部分を再送信するようにしてい
る。これに対して、メッセージの受信側では、回線の切
断やハンドオーバの発生によって断片的に受信されるメ
ッセージを組み立てて、本来受信されるべきであったメ
ッセージを組み立てるようにしている。
【0072】したがって、上記構成のメッセージ伝送サ
ービス機能を備えた無線通信システムによれば、PHS
端末がメッセージの送信中に通話パスが切断されたりハ
ンドオーバが生じたりしても、メッセージ全体を再送信
することなく欠落ないメッセージをPHSサービス制御
局に蓄積することができる。
【0073】また、蓄積されたメッセージの宛先となる
PHS端末は、サービス制御局に上記メッセージを受信
している際に通話パスが切断されたりハンドオーバが生
じたりしても、メッセージ全体を再受信することなく欠
落のないメッセージを再生することができる。
【0074】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、音声の
メッセージを伝送するサービスを例に説明したが、例え
ばキー入力部58からキー入力により、文字によるメッ
セージを伝送するサービスに適用しても同様の効果を得
られる。
【0075】また、上記実施の形態では、メッセージ伝
送監視手段がメッセージの送信状態を監視するようにし
たが、これに代わり通信回線の切り替え(ハンドオー
バ)の期間を監視する手段を設けて、この手段により上
記期間に欠損した送信メッセージを検出するようにして
もよい。その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうま
でもない。
【0076】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、通信
端末装置がユーザメッセージの送信状態を監視し、例え
ば無線回線の状態の悪化による回線の切断やハンドオー
バの発生によって送信できなかった部分を検出し、この
検出したユーザメッセージの未送信部分を再送信するよ
うにしている。これに対し、サービス制御局が通信端末
装置より断片的に受信したユーザメッセージから、原ユ
ーザメッセージを組み立てるようにしている。
【0077】したがって、この発明によれば、通信端末
装置からユーザメッセージを送信している際に通話パス
が切断されたりハンドオーバが生じた場合でも、通信端
末装置は、ユーザメッセージ全体を再送信しなくてもユ
ーザメッセージを欠落することなくサービス制御局に蓄
積することが可能なメッセージ伝送サービス機能を備え
た無線通信システムを提供できる。
【0078】また、この発明では、サービス制御局が蓄
積したユーザメッセージの送信状態を監視し、例えば無
線回線の状態の悪化による回線の切断やハンドオーバの
発生によって送信できなかった部分を検出し、この検出
したユーザメッセージの未送信部分を再送信するように
している。これに対し、通信端末装置がサービス制御局
より断片的に受信したユーザメッセージから、サービス
制御局に蓄積されていたユーザメッセージを組み立てる
ようにしている。
【0079】したがって、この発明によれば、サービス
制御局が蓄積したユーザメッセージの送信中に通話パス
が切断されたりハンドオーバが生じた場合でも、宛先の
通信端末装置は、上記蓄積されているユーザメッセージ
全体を再受信しなくてもサービス制御局に蓄積されたユ
ーザメッセージを欠落することなく再生することが可能
なメッセージ伝送サービス機能を備えた無線通信システ
ムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるメッセージ伝送サービス機能
を備えたPHSの構成を説明するための図。
【図2】図1に示したメッセージ伝送サービス機能を備
えたPHS端末の構成を示す回路ブロック図。
【図3】PHS端末からPHSサービス制御局にメッセ
ージを送信する場合のPHS端末の動作を説明するため
のフローチャート。
【図4】PHS端末からPHSサービス制御局にメッセ
ージを送信する場合のPHSサービス制御局の動作を説
明するためのフローチャート。
【図5】PHSサービス制御局からPHS端末にメッセ
ージを送信する場合のPHSサービス制御局の動作を説
明するためのフローチャート。
【図6】PHSサービス制御局からPHS端末にメッセ
ージを送信する場合のPHS端末の動作を説明するため
のフローチャート。
【図7】図1に示したPHSサービス制御局の構成を示
す回路ブロック図。
【符号の説明】
1…無線部 2…モデム部 3…TDMA部 4…通話部 5…制御部 6…メモリ部 11…アンテナ 12…高周波スイッチ(SW) 13…受信部 14…周波数シンセサイザ 15…送信部 16…受信電界強度検出部(RSSI) 21…復調部 22…変調部 31…TDMAデコード部 32…TDMAエンコード部 41…適応差分PCMトランスコーダ(ADPCM−T
RANSCODER) 42…PCMコーデック(PCM−CODEC) 43…スピーカ 44…マイクロホン(M) 51…メッセージ作成手段 52…メッセージ伝送監視手段 53…未送信メッセージ送信手段 54…メッセージ判定手段 55…メッセージ組立手段 56…メッセージ完成判定手段 57…表示部 58…キー入力部 61…メッセージエリア 62…未送信メッセージエリア 63…受信メッセージエリア 64…未完成メッセージエリア 65…完成メッセージエリア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆網に接続可能な複数の無線基地局装
    置と、この無線基地局装置に無線チャネルを介して接続
    される通信端末装置と、前記無線基地局装置および前記
    通信端末装置を統括制御するサービス制御局とを備える
    ものであって、前記サービス制御局が前記無線基地局装
    置を介して前記通信端末装置から送信されるユーザメッ
    セージを宛先に対応させて蓄積しておき、この蓄積した
    ユーザメッセージを前記無線基地局装置を介して前記宛
    先の通信端末装置に送信するメッセージ伝送サービス機
    能を備えた無線通信システムにおいて、 前記通信端末装置は、 ユーザメッセージを前記サービス制御局へ向け送信する
    メッセージ送信手段と、 このメッセージ送信手段の送信状態を監視して、前記ユ
    ーザメッセージの送信できなかった部分を検出し、この
    検出した部分を未送信ユーザメッセージとして記憶する
    メッセージ伝送監視手段と、 この未送信メッセージ記憶手段に記憶された前記未送信
    ユーザメッセージを前記サービス制御局へ送信する未送
    信メッセージ送信手段とを備え、 前記サービス制御局は、 前記通信端末装置のメッセージ送信手段より送信された
    ユーザメッセージを受信し記憶する第1のメッセージ受
    信手段と、 前記通信端末装置の未送信メッセージ送信手段より前記
    未送信ユーザメッセージが送信された場合に、この未送
    信ユーザメッセージを受信し記憶する第2のメッセージ
    受信手段と、 この第2のメッセージ受信手段にて前記未送信ユーザメ
    ッセージが受信された場合に、前記第1のメッセージ受
    信手段に記憶されたユーザメッセージと、前記第2のメ
    ッセージ受信手段に記憶された未送信ユーザメッセージ
    とを組み合わせることにより、原ユーザメッセージを再
    生するメッセージ再生手段とを具備することを特徴とす
    るメッセージ伝送サービス機能を備えた無線通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 公衆網に接続可能な複数の無線基地局装
    置と、この無線基地局装置に無線チャネルを介して接続
    される通信端末装置と、前記無線基地局装置および前記
    通信端末装置を統括制御するサービス制御局とを備える
    ものであって、前記サービス制御局が前記無線基地局装
    置を介して前記通信端末装置から送信されるユーザメッ
    セージを宛先に対応させて蓄積しておき、この蓄積した
    ユーザメッセージを前記無線基地局装置を介して前記宛
    先の通信端末装置に送信するメッセージ伝送サービス機
    能を備えた無線通信システムにおいて、 前記通信端末装置は、 前記無線チャネルを介して前記サービス制御局に向けユ
    ーザメッセージを送信するメッセージ送信手段と、 このメッセージ送信手段によるユーザメッセージの送信
    期間中に前記無線チャネルの切替えが行なわれたか否か
    を判定する手段と、 この手段により無線チャネルの切替えが行なわれたと判
    定された場合に、この切り替え期間中に欠損したユーザ
    メッセージを保持して、前記メッセージ送信手段による
    ユーザメッセージの送信中もしくは送信後に前記サービ
    ス制御局に向け送信する欠損メッセージ送信手段とを備
    え、 前記サービス制御局は、 前記通信端末装置のメッセージ送信手段から送られたユ
    ーザメッセージを受信し記憶する第1のメッセージ受信
    手段と、 前記通信端末装置の欠損メッセージ送信手段から欠損メ
    ッセージが送られた場合に、この欠損メッセージを受信
    し記憶する第2のメッセージ受信手段と、 この第2のメッセージ受信手段にて欠損メッセージが受
    信された場合に、当該欠損メッセージおよび前記第1の
    メッセージ受信手段により受信されたユーザメッセージ
    とを組み合わせて原ユーザメッセージを再生するメッセ
    ージ再生手段とを具備したことを特徴とするメッセージ
    伝送サービス機能を備えた無線通信システム。
  3. 【請求項3】 公衆網に接続可能な複数の無線基地局装
    置と、この無線基地局装置に無線チャネルを介して接続
    される通信端末装置と、前記無線基地局装置および前記
    通信端末装置を統括制御するサービス制御局とを備える
    ものであって、前記サービス制御局が前記無線基地局装
    置を介して前記通信端末装置から送信されるユーザメッ
    セージを宛先に対応させて蓄積しておき、この蓄積した
    ユーザメッセージを前記無線基地局装置を介して前記宛
    先の通信端末装置に送信するメッセージ伝送サービス機
    能を備えた無線通信システムにおいて、 前記サービス制御局は、 蓄積したユーザメッセージを宛先の通信端末装置へ向け
    送信するメッセージ送信手段と、 このメッセージ送信手段の送信状態を監視して、前記ユ
    ーザメッセージの送信できなかった部分を検出し、この
    検出した部分を未送信ユーザメッセージとして記憶する
    メッセージ伝送監視手段と、 この未送信メッセージ記憶手段に記憶された前記未送信
    ユーザメッセージを前記宛先の通信端末装置へ送信する
    未送信メッセージ送信手段とを備え、 前記宛先の通信端末装置は、 前記サービス制御局のメッセージ送信手段より送信され
    たユーザメッセージを受信し記憶する第1のメッセージ
    受信手段と、 前記サービス制御局の未送信メッセージ送信手段より前
    記未送信ユーザメッセージが送信された場合に、この未
    送信ユーザメッセージを受信し記憶する第2のメッセー
    ジ受信手段と、 この第2のメッセージ受信手段にて前記未送信ユーザメ
    ッセージが受信された場合に、前記第1のメッセージ受
    信手段に記憶されたユーザメッセージと、前記第2のメ
    ッセージ受信手段に記憶された未送信ユーザメッセージ
    とを組み合わせることにより、前記サービス制御局に蓄
    積されたユーザメッセージを再生するメッセージ再生手
    段とを備えたことを特徴とするメッセージ伝送サービス
    機能を備えた無線通信システム。
  4. 【請求項4】 公衆網に接続可能な複数の無線基地局装
    置と、この無線基地局装置に無線チャネルを介して接続
    される通信端末装置と、前記無線基地局装置および前記
    通信端末装置を統括制御するサービス制御局とを備える
    ものであって、前記サービス制御局が前記無線基地局装
    置を介して前記通信端末装置から送信されるユーザメッ
    セージを宛先に対応させて蓄積しておき、この蓄積した
    ユーザメッセージを前記無線基地局装置を介して前記宛
    先の通信端末装置に送信するメッセージ伝送サービス機
    能を備えた無線通信システムにおいて、 前記サービス制御局は、 前記無線チャネルを介して宛先の通信端末装置に向け蓄
    積したユーザメッセージを送信するメッセージ送信手段
    と、 このメッセージ送信手段によるユーザメッセージの送信
    期間中に前記無線チャネルの切替えが行なわれたか否か
    を判定する手段と、 この手段により無線チャネルの切替えが行なわれたと判
    定された場合に、この切り替え期間中に欠損したユーザ
    メッセージを保持して、前記メッセージ送信手段による
    ユーザメッセージの送信中もしくは送信後に前記宛先の
    通信端末装置に向け送信する欠損メッセージ送信手段と
    を備え、 前記宛先の通信端末装置は、 前記サービス制御局のメッセージ送信手段から送られた
    ユーザメッセージを受信し記憶する第1のメッセージ受
    信手段と、 前記サービス制御局の欠損メッセージ送信手段から欠損
    メッセージが送られた場合に、この欠損メッセージを受
    信し記憶する第2のメッセージ受信手段と、 この第2のメッセージ受信手段にて欠損メッセージが受
    信された場合に、当該欠損メッセージおよび前記第1の
    メッセージ受信手段により受信されたユーザメッセージ
    とを組み合わせて前記サービス制御局に蓄積されたユー
    ザメッセージを再生するメッセージ再生手段とを具備し
    たことを特徴とするメッセージ伝送サービス機能を備え
    た無線通信システム。
JP8152570A 1996-06-13 1996-06-13 メッセージ伝送サービス機能を備えた無線通信システム Pending JPH09331580A (ja)

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JP (1) JPH09331580A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000004733A1 (fr) * 1998-07-15 2000-01-27 Hitachi, Ltd. Procede de commutation d'une ligne occupee dans un reseau de communication mobile
JP2007536787A (ja) * 2004-05-07 2007-12-13 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド Ipアドレス設定の遅延によるハンドオーバー実行方法
US7801078B2 (en) 2004-05-07 2010-09-21 Lg Electronics Inc. IP addressing to support IPv4 and IPv6
US7920510B2 (en) 2004-05-10 2011-04-05 Lg Electronics Inc. Minimized IP connectivity establishment procedures

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US7801078B2 (en) 2004-05-07 2010-09-21 Lg Electronics Inc. IP addressing to support IPv4 and IPv6
US7920510B2 (en) 2004-05-10 2011-04-05 Lg Electronics Inc. Minimized IP connectivity establishment procedures

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