JPH09307528A - 符号拡散通信装置 - Google Patents

符号拡散通信装置

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JPH09307528A
JPH09307528A JP8142177A JP14217796A JPH09307528A JP H09307528 A JPH09307528 A JP H09307528A JP 8142177 A JP8142177 A JP 8142177A JP 14217796 A JP14217796 A JP 14217796A JP H09307528 A JPH09307528 A JP H09307528A
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JP8142177A
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Kazuhiro Tanimoto
一浩 谷本
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SWCC Corp
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Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 PNコード発生部19は従来通り二種の
PNコードを発生し、符号変調器13−1〜13−nに
は、それぞれ異なる周波数の搬送波を生成する中間周波
発生器11−1〜11−nが接続される。これにより、
n種類のデータ(1)〜(n)がそれぞれ符号変調さ
れ、多重化されて送信される。受信側ではこれが搬送波
別に復調される。 【効果】 PNコード発生部19を複雑化せず、周波数
多重によりデータ送信の高速化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトラム拡散
通信方式を用いてデータ転送を行う場合に、送信側から
多重化したデータ伝送を可能にする符号拡散通信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】有線伝送路や無線伝送路を使用して情報
信号の伝送を行う場合に、周波数の有効利用を図るた
め、直接拡散によるスペクトラム拡散通信方式が採用さ
れる。図2には、このような方式を実現するための符号
拡散通信装置ブロック図を示す。図の装置は、中間周波
発生器11から出力される搬送波をスイッチ14の出力
により変調して受信側に送り、これをSAWコンボルバ
26と復調器23により復調して再生する構成の装置で
ある。送信側には、中間周波発生器11の他、符号変調
器13、スイッチ14、PNコード(1)発生器15、
PNコード(2)発生器16、送信器17及びアンテナ
18が設けられている。また、受信側には、受信した信
号を処理するための中間周波発生器21、復調器23、
変調器24、PNコード(1)発生器25、SAWコン
ボルバ26、受信器27及びアンテナ28等が設けられ
ている。
【0003】この符号拡散通信装置では、符号変調器1
3に対し中間周波発生器11が周波数f1の搬送波を供
給する。一方、PNコード(1)発生器15とPNコー
ド(2)発生器16は、それぞれ異なる内容のPNコー
ドをスイッチ14に対して供給する。データ12は、そ
の内容が“1”のとき、PNコード(1)発生器15の
出力を符号変調器13に供給する。また、内容が“0”
のとき、PNコード(2)発生器16の出力を符号変調
器13に供給する。データ12の内容が“1”か“0”
かを判別することのできるPNコードが符号変調器13
に供給され、これによって搬送波を符号変調する。送信
器17は、アンテナ18から送信するべき周波数まで信
号をアップコンバートする。
【0004】受信側では、アンテナ28によりこの信号
を受信し、受信器27によって所定の周波数までダウン
コンバートする。SAWコンボルバ26には、PNコー
ド(1)発生器25の出力により中間周波発生器21の
出力を変調器24を用いて変調した信号が入力する。こ
れによって、SAWコンボルバ26は受信器27からの
入力信号との相関をとり、コンボリューション出力を復
調器23に向けて出力する。復調器23は受信したデー
タの検出を行い、データ22を得る。なお、従来このよ
うな符号拡散装置において、データ伝送の高速化を図る
ため、データの多重化を図る技術が紹介されている(特
開平5−347599号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の符号拡散通信装置には次のような解決すべき課
題があった。上記のような装置の送信容量を拡大するた
めには、何種類かのPNコードを発生させて、データを
分割し多重送信することが有効とされる。しかしなが
ら、回路構成を簡素化するためにはPNコードの種類は
少ない方が好ましい。本発明は以上の点を解決するた
め、周波数多重及び複数種類のPNコードの組み合せ等
により、比較的簡単な回路でデータを多重化し送信容量
の拡大を可能とする符号拡散通信装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉送信側には、それぞれ異なる周波数の搬送波
を出力する2以上の中間周波発生器と、互いに異なる内
容のPNコードを発生する第1のPNコード発生器及び
第2のPNコード発生器を備えたPNコード発生部と、
上記各中間周波発生器に対応させて設けられ、2値化さ
れた送信用のそれぞれ別々のデータを受け入れて、その
データが“1”のときは上記第1のPNコード発生器と
上記第2のPNコード発生器の出力のうちの一方を選択
し、そのデータが“0”のときは他方の出力を選択して
出力するスイッチ部と、上記各中間周波発生器に対応さ
せてその出力を受け入れるように設けられ、中間周波発
生器の出力する搬送波を上記スイッチの出力するPNコ
ードによって変調する符号変調器と、これらの符号変調
器の出力を混合して送信する送信器とが設けられ、受信
側には、上記送信器の送信した信号を受信する受信器
と、それぞれ送信側に設けられた中間周波発生器と同一
の搬送波を出力する2以上の中間周波発生器と、送信側
の第1のPNコード発生器と第2のPNコード発生器の
いずれか一方と同一のPNコードを発生するPNコード
発生器を備えたPNコード発生部と、上記各中間周波発
生器に対応させてその出力を受け入れるように設けら
れ、中間周波発生器の出力する搬送波を上記PNコード
発生部の出力するPNコードによって変調する符号変調
器と、上記各中間周波発生器に対応させて設けられ、上
記受信器によって受信した信号と上記各符号変調器の出
力とを受け入れて相関出力を得るSAWコンボルバと、
各SAWコンボルバの出力する相関出力を受け入れて復
調し、原データを再生する復調器とを設けたことを特徴
とする符号拡散通信装置。
【0007】〈説明〉それぞれ異なる周波数の搬送波を
出力する2以上の中間周波発生器を設けたのは、各デー
タを別々の搬送波により送信するためである。その搬送
波の周波数はいずれも、コンボルバの動作帯域に含ま
れ、かつ、互いに区別して処理できる周波数だけ離れた
値に選定する。データは2値化されており、スイッチに
より2種のPNコードを切り換えて出力する。送信側で
使用するPNコードの一方は、受信側のコンボルバで同
一のPNコードを使用してコンボリューション出力を得
ることができる内容に設定される。この装置は、複数の
符号変調器の出力側で、符号変調器の数だけある搬送波
を周波数多重化して、受信側に向かって送信する。各コ
ンボルバは、受信側で生成する搬送波と周波数が一致し
PNコードが一致するデータに対してのみ、コンボリュ
ーション(相関)出力を得る。これにより、限られたハ
ードウエアでデータの多重化伝送が可能になる。
【0008】〈構成2〉構成1において、送信側には、
それぞれ異なる周波数の搬送波を出力する2以上の中間
周波発生器と、互いに異なる内容のPNコードを発生す
る第1のPNコード発生器及び第2のPNコード発生器
を備えた2以上のPNコード発生部を設けるとともに、
これらのPNコード発生部における第1のPNコード発
生器はそれぞれ異なる内容のPNコードを発生し、第2
のPNコード発生器はいずれも、どの第1のPNコード
発生とも異なる内容の任意のPNコードを発生するよう
に構成し、上記各中間周波発生器に対応させて設けら
れ、2値化された送信用のそれぞれ別々のデータを受け
入れて、そのデータが“1”のときは上記第1のPNコ
ード発生器と上記第2のPNコード発生器の出力のうち
の一方を選択し、そのデータが“0”のときは他方の出
力を選択して出力するスイッチ部と、上記中間周波発生
器の出力する搬送波を上記スイッチの出力するPNコー
ドによって変調するものであって、それぞれ変調信号と
被変調信号との組み合わせが全て異なるように、中間周
波発生器とPNコード発生部の出力を受け入れる符号変
調器と、これらの符号変調器の出力を混合して送信する
送信器とが設けられ、受信側には、上記送信器の送信し
た信号を受信する受信器と、それぞれ送信側に設けられ
た中間周波発生器と同一の搬送波を出力する2以上の中
間周波発生器と、送信側の各PNコード発生部における
第1のPNコード発生器と同一のPNコードを発生する
PNコード発生器を備えた2以上のPNコード発生部
と、上記送信側における符号変調器に対応させて設けら
れ、それぞれ変調信号と被変調信号との組み合わせが全
て異なるように、中間周波発生器の出力する搬送波を上
記PNコード発生部の出力するPNコードによって変調
する符号変調器と、上記受信器によって受信した信号と
上記各符号変調器の出力とを受け入れて相関出力を得る
SAWコンボルバと、各SAWコンボルバの出力する相
関出力を受け入れて復調し、原データを再生する復調器
とを設けたことを特徴とする符号拡散通信装置。
【0009】〈説明〉搬送波の周波数を所定値以上離せ
ば、受信側のコンボルバで分離することができる。ま
た、変調に使用するPNコードを変えれば、同様にして
受信側で分離してコンボリューション出力を得ることが
できる。そこで、搬送波の周波数とPNコードの内容の
組み合わせにより、多重化を図った。これにより、さら
に伝送容量の拡大が可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例〉図1は、本発明の符号拡散通信装置具体例を
示すブロック図である。図の装置の送信側には、n個の
中間周波発生器11−1〜11−nと、同じくn個の符
号変調器13−1〜13−n、スイッチ14−1〜14
−nが設けられている。この他の、PNコード発生部1
9、送信器17、アンテナ18は、いずれも従来の装置
と同様の構成をしている。PNコード発生部19には、
PNコード(1)発生器15とPNコード(2)発生器
16とが設けられ、それぞれ異なる内容のPNコード
(1)とPNコード(2)を出力する構成となってい
る。
【0011】受信側にはn個のSAWコンボルバ26−
1〜26−nと、変調器24−1〜24−n、中間周波
発生器21−1〜21−n、復調器23−1〜23−n
が設けられている。PNコード発生部29は、従来装置
と同様のPNコード(1)発生器25を備えている。こ
の他の、受信器27、アンテナ28等は従来装置と同様
の構成をしている。
【0012】以上の装置は、同一のPNコード(1)で
符号変調をかけた場合に、単一の搬送波を使用した場合
と比べ、n倍にデータ転送速度を上げることができる。
即ち、送信側では各符号変調器13−1〜13−nがそ
れぞれ異なる周波数の搬送波を受け入れ、データ12−
1〜12−nと、PNコード発生部19の出力によっ
て、各搬送波を符号変調する。そして、それぞれの符号
変調器13−1〜13−nの出力は同時に多重化され、
送信器17とアンテナ18を介して送信される。
【0013】受信側では、このようなn種類の搬送波を
同時に受信し、n個のSAWコンボルバ26−1〜26
−nによってその信号を分離する。なお、これらのSA
Wコンボルバ26−1〜26−nはこの例では全て同一
の構成のものでよい。即ち、入力する信号の周波数は、
いずれも同一規格のSAWコンボルバ26−1の処理可
能な帯域に含まれているものとする。この種のSAWコ
ンボルバの場合、その使用帯域内で各搬送波の周波数を
100KHz以上離した場合に、PNコードの識別が可
能となる。なお、実際には80KHz離しても識別可能
であるが、動作を確実にするため100KHz以上離す
ことが好ましい。
【0014】図3には、送信するデータの内容説明図を
示す。この図に示すD(1,1)〜D(n,n)の信号
は、いずれも“1”もしくは“0”の2値化されたディ
ジタル信号とする。そして、これらはD(1,1)、D
(1,2)〜D(1,n)、D(2,1)、D(2,
2)〜D(2,n)…D(n,n)という順に並べて取
り出せるものとする。この場合、時刻t1では、周波数
f1〜fnのn種類の搬送波によってデータD(1,
1)〜(1,n)が同時に送信される。また、時刻t2
には、データD(2,1)〜(2,n)のデータが多重
化されて送信される。受信部では、送信部と同一の周波
数の搬送波をPNコード(1)により変調器24−1〜
24−nを用いて変調する。これをSAWコンボルバに
入力して、入力信号との相関をとる。更に、復調器23
−1〜23−nを用いて復調し元のデータを得る。こう
して、単一の搬送波を使用した場合に比べてn倍のデー
タ伝送量を確保することができる。
【0015】次に、上記の具体例を実際に3種類の搬送
波を用いて実施した例を用いて説明する。例えば、中心
周波数が200MHzのSAWコンボルバを用いた場
合、搬送波にそれぞれ80KHz〜100KHz以上の
周波数のずれがあればよいことを考慮し、搬送波を19
9.97Hz、200.0MHz、200.1MHzに
設定する。SAWコンボルバは帯域幅が60MHz程度
あるため、この3種類の信号を同一規格のデバイスで受
信することが可能である。
【0016】図4には、このような場合の中間周波数に
対するデータ(1)〜(3)の内容例を示した。図5に
は、具体化した装置のブロック図を示す。図に示すよう
に、符号変調器13−1〜13−3には、それぞれ19
9.9MHz、200.0MHz、200.1MHzの
搬送波が入力する。そして、これをPNコード(1)と
データ(1)〜データ(3)によって符号変調する。送
信器17はこうして得られた信号を2240MHzにア
ップコンバートして送信する。こうして約26MHzの
帯域を使い、電波を送信する。受信側では受信した22
40MHzの信号をダウンコンバートして、それぞれ3
種類の搬送波を受け入れるSAWコンボルバ26−1〜
26−3に入力して、その相関をとる。こうして、復調
器23−1〜23−3で復調を行うと、再び図4に示し
たデータ22−1〜22−3を得る。
【0017】なお、上記の送信側では、2種のPNコー
ドを発生させ、そのうちいずれかをスイッチ14−1〜
14−3を用いて選択して出力する方式を採用した。こ
の方式は、CSK(コードシフトキーング code shift
keying)方式と呼ぶ。なお、この他には、データの極性
に応じてPNコードを出力するかしないかを選択するO
OK(オンオフキーイング on off keying)方式があ
る。いずれの方式を用いても同様に多重化を行うことが
できる。また、上記の例では、同一規格のSAWコンボ
ルバを用いて何種類かの搬送波を選択した。これによっ
て製品のコストアップを防止できる。しかしながら、S
AWコンボルバを何種類か使用することによって任意の
周波数の搬送波を設定し多重化送信することも可能であ
る。
【0018】図6と図7には、本発明の別の具体例ブロ
ック図を示す。図6に示したものは送信側のブロック
図、図7に示したものは受信側のブロック図である。図
6において、この具体例では、3種類の搬送波f1,f
2,f3を使用し、更にPNコード発生器を3種類設け
るようにしている。PNコード発生部19−1からはP
Nコード(1)とPNコードAを、PNコード発生部1
9−2からはPNコード(2)とPNコードAを、PN
コード発生部19−3からはPNコード(3)とPNコ
ードAを出力する構成となっている。なお、これらの出
力は、それぞれ符号変調器13−11〜13−33に入
力する。こうして、図に示す9個の符号変調器13−1
1〜13−33は、9種類のデータ(1,1)〜データ
(3,3)をそれぞれ符号変調し多重化する。なお、ス
イッチ14−11〜14−33は、それぞれのデータが
“1”の場合にはPNコード(1)やPNコード(2)
あるいはPNコード(3)を選択し、これ以外の場合に
は全てのPNコード発生部19−1〜19−3より出力
される同一内容のPNコードAを選択する構成となって
いる。
【0019】図7に示すように、受信側では、異なる搬
送波と異なるPNコードの組合せ毎に、SAWコンボル
バ26−11〜26−33が設けられている。従って、
送信側で9種類のデータが多重化され送信されたのに対
応し、9個のSAWコンボルバ26−11〜26−33
が設けられている。各周波数の搬送波をそれぞれPNコ
ード(1)〜(3)により変調し、SAWコンボルバ2
6−11〜26−33で相関をとる動作等は、これまで
説明した例と全く同様である。これによって、9種類の
データの多重化及び送受信が可能となる。
【0020】図8には、搬送波と、PNコードと、デー
タ及びその送信される時刻t1〜t2,t3…の関係を
示す表を図示した。この図に示すように、搬送波が3種
類、PNコードが3種類あれば、これらの組合せによっ
て、9種類のデータをそれぞれ時刻t1,t2,t3,
…に同時に多重化して送信することが可能になる。従っ
て、単一搬送波で1種類のPNコードを使用する場合に
比べて9倍の速度でデータ伝送を行うことが可能にな
る。
【0021】図6及び図7の例では、3種類の搬送波と
3種類のPNコードを用いて9種類のデータを多重送信
する例を示した。この例にならえば、n種類の搬送波に
m種類のPNコードを使用すれば、n×m種類のデータ
送信を可能にする。従って、一括して転送するべきデー
タがあれば、これをn×mビットのデータブロックに切
り分け、それぞれここに設けた符号変調器に入力するこ
とによって高速データ送信が可能となる。
【0022】図9及び図10には、このような場合の一
般化した具体的なブロック図を示した。即ち、送信側で
はn×m個の符号変調器13−11〜13−mnに対
し、n種類の波長の搬送波f1〜fnが入力する。m種
類のPNコードはm×n種類のデータ(1,1)〜デー
タ(m,n)によりスイッチ14−11〜14−mnを
用いてオンオフされる。その他の部分はこれまでの例と
同様である。また、受信側では、同様の組合せの搬送波
とPNコードを用いて、m×n個のSAWコンボルバ2
6−11〜26−mnによりコンボリューション出力を
得る。こうして、m×n個の復調器23−11〜23−
mnによりデータ(1,1)〜データ(m,n)を得
る。
【0023】なお、この場合にも搬送波を約100KH
z以上離れた周波数に設定すれば、それぞれSAWコン
ボルバによってその区別をしながら相関をとることが可
能になる。しかも、この場合、同一周波数の搬送波は1
台の中間周波発生器を用いて各部へ供給し、同一のPN
コードは同一のPNコード発生器を用いて各部へ供給す
るようにすれば回路の簡素化も可能となり、これらの組
み合せによって回路の複雑化を防止しつつ、データ伝送
量を十分に拡大することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号拡散通信装置具体例を示すブロッ
ク図である。
【図2】従来の符号拡散通信装置ブロック図である。
【図3】具体例1の装置を使用する場合のデータの内容
説明図である。
【図4】3種類の搬送波を使用した場合の送信データ例
の説明図である。
【図5】3種類の搬送波を使用した場合の符号拡散通信
装置例ブロック図である。
【図6】3種類の搬送波と3種類のPNコードを使用し
た場合の符号拡散通信装置送信側のブロック図である。
【図7】3種類の搬送波と3種類のPNコードを使用し
た場合の符号拡散通信装置受信側のブロック図である。
【図8】3種類の搬送波と3種類のPNコードを使用し
た場合の搬送波、PNコード及びデータとその送信タイ
ミングの説明図である。
【図9】n種類の搬送波とm種類のPNコードを使用し
た場合の符号拡散通信装置における送信側のブロック図
である。
【図10】n種類の搬送波とm種類のPNコードを使用
した場合の符号拡散通信装置における受信側のブロック
図である。
【符号の説明】
11−1〜11−n 中間周波発生器(送信側) 12−1〜12−n データ 13−1〜13−n 符号変調器 14−1〜14−n スイッチ 15 PNコード(1)発生器 16 PNコード(2)発生器 19 PNコード発生部 21−1〜21−n 中間周波発生器(受信側) 23−1〜23−n 復調器 24−1〜24−n 変調器 26−1〜26−n SAWコンボルバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側には、 それぞれ異なる周波数の搬送波を出力する2以上の中間
    周波発生器と、 互いに異なる内容のPNコードを発生する第1のPNコ
    ード発生器及び第2のPNコード発生器を備えたPNコ
    ード発生部と、 前記各中間周波発生器に対応させて設けられ、2値化さ
    れた送信用のそれぞれ別々のデータを受け入れて、その
    データが“1”のときは前記第1のPNコード発生器と
    前記第2のPNコード発生器の出力のうちの一方を選択
    し、そのデータが“0”のときは他方の出力を選択して
    出力するスイッチ部と、 前記各中間周波発生器に対応させてその出力を受け入れ
    るように設けられ、中間周波発生器の出力する搬送波を
    前記スイッチの出力するPNコードによって変調する符
    号変調器と、 これらの符号変調器の出力を混合して送信する送信器と
    が設けられ、 受信側には、 前記送信器の送信した信号を受信する受信器と、 それぞれ送信側に設けられた中間周波発生器と同一の搬
    送波を出力する2以上の中間周波発生器と、 送信側の第1のPNコード発生器と第2のPNコード発
    生器のいずれか一方と同一のPNコードを発生するPN
    コード発生器を備えたPNコード発生部と、 前記各中間周波発生器に対応させてその出力を受け入れ
    るように設けられ、中間周波発生器の出力する搬送波を
    前記PNコード発生部の出力するPNコードによって変
    調する符号変調器と、 前記各中間周波発生器に対応させて設けられ、前記受信
    器によって受信した信号と前記各符号変調器の出力とを
    受け入れて相関出力を得るSAWコンボルバと、 各SAWコンボルバの出力する相関出力を受け入れて復
    調し、原データを再生する復調器とを設けたことを特徴
    とする符号拡散通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 送信側には、 それぞれ異なる周波数の搬送波を出力する2以上の中間
    周波発生器と、 互いに異なる内容のPNコードを発生する第1のPNコ
    ード発生器及び第2のPNコード発生器を備えた2以上
    のPNコード発生部を設けるとともに、これらのPNコ
    ード発生部における第1のPNコード発生器はそれぞれ
    異なる内容のPNコードを発生し、第2のPNコード発
    生器はいずれも、どの第1のPNコード発生とも異なる
    内容の任意のPNコードを発生するように構成し、 前記各中間周波発生器に対応させて設けられ、2値化さ
    れた送信用のそれぞれ別々のデータを受け入れて、その
    データが“1”のときは前記第1のPNコード発生器と
    前記第2のPNコード発生器の出力のうちの一方を選択
    し、そのデータが“0”のときは他方の出力を選択して
    出力するスイッチ部と、 前記中間周波発生器の出力する搬送波を前記スイッチの
    出力するPNコードによって変調するものであって、そ
    れぞれ変調信号と被変調信号との組み合わせが全て異な
    るように、中間周波発生器とPNコード発生部の出力を
    受け入れる符号変調器と、 これらの符号変調器の出力を混合して送信する送信器と
    が設けられ、 受信側には、 前記送信器の送信した信号を受信する受信器と、 それぞれ送信側に設けられた中間周波発生器と同一の搬
    送波を出力する2以上の中間周波発生器と、 送信側の各PNコード発生部における第1のPNコード
    発生器と同一のPNコードを発生するPNコード発生器
    を備えた2以上のPNコード発生部と、 前記送信側における符号変調器に対応させて設けられ、
    それぞれ変調信号と被変調信号との組み合わせが全て異
    なるように、中間周波発生器の出力する搬送波を前記P
    Nコード発生部の出力するPNコードによって変調する
    符号変調器と、 前記受信器によって受信した信号と前記各符号変調器の
    出力とを受け入れて相関出力を得るSAWコンボルバ
    と、 各SAWコンボルバの出力する相関出力を受け入れて復
    調し、原データを再生する復調器とを設けたことを特徴
    とする符号拡散通信装置。
JP8142177A 1996-05-13 1996-05-13 符号拡散通信装置 Pending JPH09307528A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010098745A (ja) * 2009-11-19 2010-04-30 Mitsubishi Electric Corp Cdma無線通信方法
US8175110B2 (en) 2005-04-18 2012-05-08 Mitsubishi Electric Corporation Sending station, receiving station, and radio communication method
JP2016127314A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 Kddi株式会社 送信端末及び受信端末並びに方法及びプログラム

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