JPH09271094A - ヘッドフォン及びプラグアダプタ - Google Patents

ヘッドフォン及びプラグアダプタ

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JPH09271094A
JPH09271094A JP10466696A JP10466696A JPH09271094A JP H09271094 A JPH09271094 A JP H09271094A JP 10466696 A JP10466696 A JP 10466696A JP 10466696 A JP10466696 A JP 10466696A JP H09271094 A JPH09271094 A JP H09271094A
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JP
Japan
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signal
section
input
output
sound
Prior art date
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Withdrawn
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JP10466696A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hayano
真一 早野
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲の雑音を和らげ、リラクゼーション用途
に用いることができるヘッドフォン及びプラグアダプタ
を提供する。 【解決手段】 ヘッドフォン及びプラグアダプタに、記
憶部と、信号入力部から入力された信号と記憶部に記憶
された信号とを合成する合成部と、信号入力部の入力信
号、記憶部に記憶された信号、及び合成部で合成された
信号から選択出力する選択部を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶部を備えたヘ
ッドフォン及びプラグアダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】生活の中で聴取する音楽として、小鳥の
鳴き声、波の音、川の流れる音などの自然音、環境音が
知られている。自然音や環境音は、聴取者の緊張緩和、
気分転換、能率向上、リラクゼーションなどのために用
いられる。また、自然音や環境音は、周囲騒音をマスク
し耳障りな騒音を軽減させるために用いられる。一方、
携帯用の小型カセットテープレコーダーや小型ディスク
プレーヤーで音楽を聴くときには、ヘッドフォンを耳に
セットして聴いている。このヘッドフォンは、屋外で携
帯する場合、インナイヤー型と呼ばれる耳の中にセット
する小型のものが通常よく用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自然音や環境音を聴取
するためには、そのための音源媒体を用意しておき、カ
セットテープレコーダーやディスクプレーヤー等の再生
装置で再生する必要があった。屋外で携帯用の小型カセ
ットテープレコーダーや小型ディスクプレーヤーで音楽
を聴く場合、曲間や再生終了後の再生音が無音になった
ところで、周囲の雑音や騒音が耳障りになることがあっ
た。また、音響再生中で音楽を聴いている間であって
も、周囲の雑音や騒音が耳障りになることがあった。本
発明の目的は、自然音、環境音等の音響信号を記憶する
記憶部を備えたヘッドフォン及びプラグアダプタを提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるヘッドフォ
ンは、信号入力部と、前記信号入力部から入力された信
号を音響出力するスピーカ部とを備えたヘッドフォンに
おいて、記憶部と、前記信号入力部から入力された信号
と前記記憶部に記憶された信号とを合成する合成部と、
前記信号入力部の入力信号、前記記憶部に記憶された信
号、及び前記合成部で合成された信号から選択して前記
スピーカ部へ出力する選択部を備えたものである。ま
た、本発明によるヘッドフォンは、記憶部の出力音量を
調節する調節部を具備したものである。また、本発明に
よるヘッドフォンは、記憶部に自然音を記憶したもので
ある。
【0005】本発明によるプラグアダプタは、信号入力
部と、前記信号入力部から入力された信号の出力部を備
えたプラグアダプタにおいて、記憶部と、前記信号入力
部から入力された信号と前記記憶部に記憶された信号と
を合成する合成部と、前記信号入力部の入力信号、前記
記憶部に記憶された信号、及び前記合成部で合成された
信号から選択して出力する選択部を備えたものである。
また、本発明によるプラグアダプタは、記憶部の出力音
量を調節する調節部を具備したものである。また、本発
明によるプラグアダプタは、記憶部に自然音を記憶した
ものである。
【0006】本発明によれば、音響出力信号を、入力信
号、記憶部の信号、入力信号と記憶部の信号の合成信号
を選択することができる。本発明によれば、記憶部の信
号の音量調節を行うことができ、入力信号と記憶部の信
号を合成する場合に記憶部の信号の音量調節により音量
バランスを調節することができる。本発明によれば、自
然音を単独で出力することができ、入力信号に自然音を
合成出力することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に本発明によるヘッドフォン
の一実施例の外観図を示す。図示しない音響再生装置等
によって再生出力された音響信号は、入力プラグ1から
入力され、音響信号記憶部2を介してヘッドフォンの左
右のスピ−カ部3a、3bで音響出力される。音響信号
記憶部2には、記憶部4、記憶部4に電源供給するボタ
ン電池等の小型の電池5、記憶部4の音響信号と入力プ
ラグ1からの音響信号を切り換えて出力するためのスイ
ッチ6、記憶部4の音量を調節する調節つまみ7が設け
られている。
【0008】図2に本発明によるプラグアダプタの一実
施例の外観図を示す。図示しない音響再生装置等によっ
て再生出力された音響信号は、入力プラグ1aから入力
され、音響信号記憶部2aに設けた出力プラグ8から出
力される。この出力プラグ8に図示しないヘッドフォン
の入力プラグを接続してヘッドフォンの左右のスピーカ
部へ音響出力することができる。音響信号記憶部2aに
は、記憶部4、記憶部4に電源供給するボタン電池等の
小型の電池5、記憶部4の音響信号を切り換えて出力プ
ラグ8へ出力するためのスイッチ6、記憶部4の音量を
調節する調節つまみ7が設けられている。
【0009】調節つまみ7は、回転つまみ、押圧スイッ
チ、水平移動つまみなど、音量調節することができる各
種の構成を選択して実施することができる。記憶部を備
えていない従来のヘッドフォンの場合には、本発明のプ
ラグアダプタを接続することにより、本発明のヘッドフ
ォンと同様の音響信号記憶機能を備えた構成として使用
することができる。
【0010】図3に本発明による音響信号記憶部の構成
図を示す。入力部10から入力された音響信号はスイッ
チ6aを通って出力部11へ出力される。記憶部4aの
出力音量を調節する調節部13が、記憶部4aの出力に
接続される。スイッチ6aには、入力部10(スイッチ
6aの端子A)、記憶部4a(スイッチ6aの端子C)、
入力部10と記憶部4aの音響信号を加算等の合成出力
する合成出力部12(スイッチ6aの端子B)が接続さ
れ、スイッチ操作により、入力部10からの音響信号の
み、記憶部4aからの音響信号のみ、または入力部10
からの音響信号と記憶部4aからの音響信号の合成出力
を選択し端子Dへ出力することができる。
【0011】記憶部に記憶される音響信号の時間は、記
憶容量により決定される。記憶部から音響信号を継続し
て出力するためには、記憶部に記憶(録音)された信号を
出力するとき、信号の終点へ来たら始点へ戻って繰り返
し出力するエンドレス出力を行う構成として実施するこ
とができる。終点から始点へ接続する場合の違和感を少
なくするために、音響信号に音程や音量を合わせる等の
処理が施す方法がある。環境音として用いられる、無意
味な雑音や自然音(例えば、風の音、波の音など)は同じ
音を繰り返しても、比較的、周期性を感じさせないの
で、エンドレス出力で実施した場合でも、終点と始点の
接続による違和感や、繰り返しによる違和感が少ない。
【0012】記憶部には予め音響信号を記憶(録音)した
構成として実施することができる。また、音響信号の入
力端子やマイクを音響信号記憶部に設けることにより記
憶部へ所望の音響信号を記憶(録音)することができる構
成として実施することができる。
【0013】環境音(自然の音、例えば、波、川の流
れ、小鳥の鳴き声)を記憶部に録音しておくことによ
り、別に自然音を録音したテープやコンパクトディスク
(CD)等の媒体を用意する必要がなく、ヘッドフォン単
体で自然音を聴くことができる。自然音を聴くことによ
り、心に安らぎを持たせるリラクゼーション効果を得る
ことができる。音楽を聴くのにあきた場合などに自然音
を聴いて気分転換したり、リラックスすることができ
る。騒音の激しい場合、例えば外出して室外や列車内の
騒音の大きな場所の場合に、自然音を音響出力すること
により、騒音をマスクして耳栓の代用として用いること
もできる。
【0014】屋外で携帯用の小型カセットテープレコー
ダーや小型ディスクプレーヤーで音楽を聴く場合、環境
音を小音量で音楽信号に合成し出力することにより、曲
間や再生終了後の再生音が無音になったところで耳障り
になる周囲の雑音や騒音を低減または防止することがで
きる。また、音響再生中で音楽を聴いている間に耳障り
になる周囲の雑音や騒音を低減または防止することがで
きる。
【0015】音楽等の音響信号に環境音(自然音、雑
音、等)を合成して音響出力することにより、音楽の背
景に環境の広がり感を付加した効果を得ることができ、
例えば満員電車など狭い環境内の場合でも、周囲に影響
を与えずに、聴取者は広がり感や奥行き感のある音響環
境を感じとり、気分転換や緊張緩和といったリラクゼー
ション効果を得ることができる。
【0016】環境音としては、自然音の他にランダムノ
イズ等の雑音を用いることもできる。無意味な雑音や自
然音(例えば、風の音、波の音など)は同じ音を繰り返し
ても、無意味であるため、比較的、周期性を感じさせな
いので、記憶部の記憶容量を小さい構成として実施する
ことができる。
【0017】記憶部の音響信号と入力部または入力プラ
グからの音響信号とを合成出力させることができるの
で、入力部からの音楽とともに自然音が流れ、ヘッドフ
ォンを装着している間、いつも自然環境にいるように感
じることができる。記憶部の音響信号の出力音量は調節
つまみ7、調節部13で調節して、所望の音量とするこ
とができ、入力部10、入力プラグ1または1aからの
音響信号の音量とバランスを合わせた音量とすることが
できる。
【0018】
【発明の効果】本発明のヘッドフォン及びプラグアダプ
タによれば、入力信号の外、記憶部に記憶された信号、
入力信号と記憶信号の合成信号を選択して出力すること
ができる。また、本発明のヘッドフォン及びプラグアダ
プタによれば、記憶部の信号の音量を調節することによ
り、入力信号との合成音量バランスを調節することがで
きる。本発明のヘッドフォン及びプラグアダプタによれ
ば、自然音を選択して出力することができる。また、自
然音を入力信号に合成して出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘッドフォンの一実施例を示す図
である。
【図2】本発明によるプラグアダプタの一実施例を示す
図である。
【図3】本発明に用いる音響信号記憶部の一実施例を示
す図である。
【符号の説明】
1、1a 入力プラグ 2、2a 音響信号記憶部 3a、3b スピーカ部 4、4a 記憶部 5 電池 6、6a スイッチ 7 調節つまみ 8 出力プラグ 12 合成出力部 13 調節部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号入力部と、前記信号入力部から入力
    された信号を音響出力するスピーカ部とを備えたヘッド
    フォンにおいて、記憶部と、前記信号入力部から入力さ
    れた信号と前記記憶部に記憶された信号とを合成する合
    成部と、前記信号入力部の入力信号、前記記憶部に記憶
    された信号、及び前記合成部で合成された信号から選択
    して前記スピーカ部へ出力する選択部を備えたことを特
    徴とするヘッドフォン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のヘッドフォンであって、
    記憶部の出力音量を調節する調節部を具備したことを特
    徴とするヘッドフォン。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至請求項2記載のヘッドフォ
    ンであって、記憶部に自然音を記憶したことを特徴とす
    るヘッドフォン。
  4. 【請求項4】 信号入力部と、前記信号入力部から入力
    された信号の出力部を備えたプラグアダプタにおいて、
    記憶部と、前記信号入力部から入力された信号と前記記
    憶部に記憶された信号とを合成する合成部と、前記信号
    入力部の入力信号、前記記憶部に記憶された信号、及び
    前記合成部で合成された信号から選択して出力する選択
    部を備えたことを特徴とするプラグアダプタ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のプラグアダプタであっ
    て、記憶部の出力音量を調節する調節部を具備したこと
    を特徴とするプラグアダプタ。
  6. 【請求項6】 請求項4乃至請求項5記載のプラグアダ
    プタであって、記憶部に自然音を記憶したことを特徴と
    するプラグアダプタ。
JP10466696A 1996-04-02 1996-04-02 ヘッドフォン及びプラグアダプタ Withdrawn JPH09271094A (ja)

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Cited By (5)

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Effective date: 20030603