JPH09130618A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09130618A
JPH09130618A JP7284916A JP28491695A JPH09130618A JP H09130618 A JPH09130618 A JP H09130618A JP 7284916 A JP7284916 A JP 7284916A JP 28491695 A JP28491695 A JP 28491695A JP H09130618 A JPH09130618 A JP H09130618A
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JP
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encryption key
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Application number
JP7284916A
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English (en)
Inventor
Michihiro Nakamura
道弘 中村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置間の暗号通信に用いられる
暗号鍵を通信の度に作成して通信相手に送信することに
よって、内部に予め暗号鍵を記憶しておくことなしに使
用する暗号鍵を一致させ、暗号通信文の機密性の強化を
図る。 【解決手段】 受信側は、公開鍵と秘密鍵とを公開鍵情
報生成部2で生成し、公開鍵を送信側に送信し、送信側
は、暗号鍵生成部4によって画データを暗号化処理する
ための暗号鍵を生成し、その暗号鍵を受信側から受信し
た公開鍵を用いて暗号化処理し、受信側に送信する。受
信側は、作成した秘密鍵を用いて送信側から受信した暗
号化暗号鍵を暗号鍵復号化部によって復号処理する。こ
れにより、暗号鍵を送信側と受信側とで共有することが
でき、受信側は送信側から受信した暗号画データを暗号
鍵を用いて復号する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画情報を暗号化、
復号化する機能を有するファクシミリ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】画情報を暗号化、復号化する機能を有す
る従来のファクシミリ装置においては、暗号化用の鍵の
情報が、暗号化した通信を行なうファクシミリ装置の内
部に記憶されており、固定された鍵が使用されていた。
【0003】また、固定された鍵ではなく、装置の内部
に複数の鍵を記憶しており、通信する装置の組み合わせ
によって鍵を決定する方法(特開平5−115013号
公報参照)や、時間情報によって鍵を決定する方法(特
開平5−304614号公報参照)や、月日によって鍵
を決定する方法(特開平6−98179号公報参照)な
どが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置のように、ファクシミリ装置に固有な
固定された暗号鍵を用いる方法では、この暗号鍵が解読
されると機密性が失われるという課題があった。
【0005】また、特開平5−115013号公報に記
載されているように、装置内部に複数の鍵を記憶してお
り、通信する装置の組み合わせによって鍵を決定する方
法では、同じ装置間の通信には常に同じ鍵が使われると
いう課題があった。
【0006】また、特開平5−304614号公報に記
載されているように、時間情報によって鍵を決定する方
法では、通信を行う装置間での装置内部の時間表示が異
なることによる鍵の不一致が生じ、時間表示を一致させ
るためには装置内時計の精度保証のためにコストが多大
となり、しかも定時送信に使用した場合には常に同じ鍵
が使用されるという課題があった。
【0007】また、特開平6−98179号公報に記載
されているように、月日によって鍵を決定する方法で
は、日付が変わる午前0時前後において通信を行う場合
に、装置内部の時間表示が異なることによって日付が異
なり、鍵の選択が一致せず、時間表示を一致させるため
には装置内時計の精度保証のためにコストが多大となる
という課題があった。
【0008】さらに、ファクシミリ装置の内部に複数の
鍵を記憶していても、鍵をすべて使い果してしまえば同
じ鍵が複数回使用されることになる。保存しておく鍵の
数を増やせば同じ鍵が使用される頻度は減少するが、装
置内部のメモリー容量が増大する。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、公開鍵暗号方式と秘密鍵暗号方式とを組み
合わせて使用し、暗号通信に用いられる暗号鍵を通信の
度に作成して通信相手に送信することによって、ファク
シミリ装置の内部に予め暗号鍵を記憶しておくことなし
に使用する暗号鍵を一致させることができ、通信の度に
異なる暗号鍵が使用されるので暗号通信文の機密性の強
化を図ることができるファクシミリ装置を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明のファクシミリ装置は、画
情報を暗号化する機能を有し、ファクシミリ通信手段に
より暗号化画情報の送信を行うファクシミリ装置であっ
て、画情報を暗号化するための秘密鍵暗号方式の暗号鍵
を生成する暗号鍵生成手段と、暗号鍵生成手段により生
成された暗号鍵と送信側装置固有番号とを受信側から受
信した公開鍵を用いて暗号化処理する暗号鍵暗号化手段
と、暗号鍵生成手段により生成された暗号鍵を用いて画
情報を暗号化処理する画情報暗号化手段と、受信側から
公開鍵を受信し、受信した公開鍵を用いて暗号鍵暗号化
手段により暗号化された暗号鍵および送信側装置固有番
号を受信側に送信し、受信側から暗号通信許可の通知を
受けた場合には画情報暗号化手段により暗号化された画
情報の受信側への送信を開始し、受信側から暗号通信不
可の通知を受けた場合には通信を終了するように通信を
制御する送信制御手段とを有している。
【0011】また、請求項2に記載した発明のファクシ
ミリ装置は、画情報を復号化する機能を有し、ファクシ
ミリ通信手段により暗号化画情報の受信を行うファクシ
ミリ装置であって、公開鍵暗号方式の公開鍵と秘密鍵と
を作成する公開鍵情報作成手段と、公開鍵情報作成手段
により作成された公開鍵と秘密鍵とを記憶する記憶手段
と、送信側から受信した暗号化された暗号鍵と送信側装
置固有番号とを記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて復
号処理する暗号鍵復号化手段と、送信側から受信した暗
号化画情報を暗号鍵復号化手段により復号された暗号鍵
を用いて復号処理する画情報復号化手段と、記憶手段に
記憶された公開鍵を送信側に送信し、送信側から暗号化
された暗号鍵および送信側装置固有番号を受信した後、
記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて暗号鍵復号化手段
によって復号された送信側装置固有番号情報が正しいも
のであるか否かを判断し、情報が正しければ送信側に暗
号通信許可の通知を送信した後、送信側から暗号化され
た画情報を受信するように、また情報が正しくなければ
暗号通信不可の通知を送信側に送信した後、通信が終了
されるように通信を制御する受信制御手段とを有してい
る。
【0012】また、請求項3に記載した発明のファクシ
ミリ装置は、画情報を暗号化、復号化する機能を有し、
ファクシミリ通信手段により暗号化画情報の送受信を行
うファクシミリ装置であって、画情報を暗号化するため
の秘密鍵暗号方式の暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段
と、暗号鍵生成手段により生成された暗号鍵と送信側装
置固有番号とを受信側から受信した公開鍵を用いて暗号
化処理する暗号鍵暗号化手段と、暗号鍵生成手段により
生成された暗号鍵を用いて画情報を暗号化処理する画情
報暗号化手段と、受信側から公開鍵を受信し、受信した
公開鍵を用いて暗号鍵暗号化手段により暗号化された暗
号鍵および送信側装置固有番号を受信側に送信し、受信
側から暗号通信許可の通知を受けた場合には画情報暗号
化手段により暗号化された画情報の受信側への送信を開
始し、受信側から暗号通信不可の通知を受けた場合には
通信を終了するように通信を制御する送信制御手段と、
公開鍵暗号方式の公開鍵と秘密鍵とを作成する公開鍵情
報作成手段と、公開鍵情報作成手段により作成された公
開鍵と秘密鍵とを記憶する記憶手段と、送信側から受信
した暗号化された暗号鍵と送信側装置固有番号とを記憶
手段に記憶された秘密鍵を用いて復号処理する暗号鍵復
号化手段と、送信側から受信した暗号化画情報を暗号鍵
復号化手段により復号された暗号鍵を用いて復号処理す
る画情報復号化手段と、記憶手段に記憶された公開鍵を
送信側に送信し、送信側から暗号化された暗号鍵および
送信側装置固有番号を受信した後、記憶手段に記憶され
た秘密鍵を用いて暗号鍵復号化手段によって復号された
送信側装置固有番号情報が正しいものであるか否かを判
断し、情報が正しければ送信側に暗号通信許可の通知を
送信した後、送信側から暗号化された画情報を受信する
ように、また情報が正しくなければ暗号通信不可の通知
を送信側に送信した後、通信が終了されるように通信を
制御する受信制御手段とを有している。
【0013】また、請求項4に記載した発明のファクシ
ミリ装置は、画情報を暗号化する機能を有し、ファクシ
ミリ通信手段により暗号化画情報の送信を行うファクシ
ミリ装置であって、公開鍵暗号方式の公開鍵と秘密鍵と
を作成する公開鍵情報作成手段と、公開鍵情報作成手段
により作成された公開鍵と秘密鍵とを記憶する記憶手段
と、受信側から受信した暗号化された暗号鍵および受信
側装置固有番号を記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて
復号処理する暗号鍵復号化手段と、暗号鍵復号化手段に
より復号された暗号鍵を用いて画情報を暗号化処理する
画情報暗号化手段と、記憶手段に記憶された公開鍵を受
信側に送信した後、受信側から暗号化された暗号鍵およ
び受信側装置固有番号を受信し、受信した暗号化された
暗号鍵および受信側装置固有番号を暗号鍵復号化手段に
よって記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて復号処理
し、復号された受信側装置固有番号情報が正しいもので
あるか否かを判断し、情報が正しければ受信側に暗号化
された画情報を送信し、情報が正しくなければ通信を終
了するように通信を制御する送信制御手段とを有してい
る。
【0014】また、請求項5に記載した発明のファクシ
ミリ装置は、画情報を復号化する機能を有し、ファクシ
ミリ通信手段により暗号化画情報の受信を行うファクシ
ミリ装置であって、画情報を暗号化するための秘密鍵暗
号方式の暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、暗号鍵生
成手段により生成された暗号鍵と受信側装置固有番号と
を送信側から受信した公開鍵を用いて暗号化処理する暗
号鍵暗号化手段と、送信側から受信した暗号化画情報を
暗号鍵生成手段により生成された暗号鍵を用いて復号処
理する画情報復号化手段と、送信側から公開鍵を受信し
た後、暗号鍵生成手段により生成された暗号鍵および受
信側装置固有番号を送信側から受信した公開鍵を用いて
暗号鍵暗号化手段によって暗号化して送信側に送信し、
送信側から暗号化画情報を受信するように通信を制御す
る受信制御手段とを有している。
【0015】また、請求項6に記載した発明のファクシ
ミリ装置は、画情報を暗号化、復号化する機能を有し、
ファクシミリ通信手段により暗号化画情報の送受信を行
うファクシミリ装置であって、公開鍵暗号方式の公開鍵
と秘密鍵とを作成する公開鍵情報作成手段と、公開鍵情
報作成手段により作成された公開鍵と秘密鍵とを記憶す
る記憶手段と、受信側から受信した暗号化された暗号鍵
および受信側装置固有番号を記憶手段に記憶された秘密
鍵を用いて復号処理する暗号鍵復号化手段と、暗号鍵復
号化手段により復号された暗号鍵を用いて画情報を暗号
化処理する画情報暗号化手段と、記憶手段に記憶された
公開鍵を受信側に送信した後、受信側から暗号化された
暗号鍵および受信側装置固有番号を受信し、受信した暗
号化された暗号鍵および受信側装置固有番号を暗号鍵復
号化手段によって記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて
復号処理し、復号された受信側装置固有番号情報が正し
いものであるか否かを判断し、情報が正しければ受信側
に暗号化された画情報を送信し、情報が正しくなければ
通信を終了するように通信を制御する送信制御手段と、
画情報を暗号化するための秘密鍵暗号方式の暗号鍵を生
成する暗号鍵生成手段と、暗号鍵生成手段により生成さ
れた暗号鍵と受信側装置固有番号とを送信側から受信し
た公開鍵を用いて暗号化処理する暗号鍵暗号化手段と、
送信側から受信した暗号化画情報を暗号鍵生成手段によ
り生成された暗号鍵を用いて復号処理する画情報復号化
手段と、送信側から公開鍵を受信した後、暗号鍵生成手
段により生成された暗号鍵および受信側装置固有番号を
送信側から受信した公開鍵を用いて暗号鍵暗号化手段に
よって暗号化して送信側に送信し、送信側から暗号化画
情報を受信するように通信を制御する受信制御手段とを
有している。
【0016】請求項1または請求項3に記載のファクシ
ミリ装置と請求項2または請求項3に記載のファクシミ
リ装置との間で暗号通信を行うに際しては、以下のよう
な手順が実行される。
【0017】すなわち、通信の前段階として、受信側の
ファクシミリ装置において、公開鍵情報作成手段によっ
て公開鍵暗号方式の公開鍵と秘密鍵とを作成し、作成さ
れた公開鍵と秘密鍵とを記憶手段に記憶させておく。
【0018】送信処理時には、受信側の公開鍵を受信し
た後、暗号鍵生成手段によって画情報を暗号化するため
の暗号鍵を生成し、受信した受信側の公開鍵を暗号化処
理の鍵として暗号鍵暗号化手段によって暗号鍵と送信側
装置固有番号とを暗号化処理し、暗号化された暗号鍵お
よび送信側装置固有番号を受信側に送信する。その後、
受信側からの通知情報により、暗号鍵を用いて画情報暗
号化手段によって画情報を暗号化処理して受信側に送信
するか、通信を終了するかの判断を行うように制御す
る。
【0019】一方、受信処理時には、公開鍵情報作成手
段により作成された公開鍵を送信側に送信した後、暗号
化された暗号鍵および送信側装置固有番号を送信側から
受信し、受信したデータを公開鍵情報作成手段により作
成された秘密鍵を用いて暗号鍵復号化手段によって復号
処理する。次に、この復号された送信側装置固有番号情
報が正しいものであるか否かの判断を行い、情報が正し
ければ送信側に暗号通信許可の通知を送信した後、暗号
化された画情報を送信側から受信し、情報が正しくなけ
れば暗号通信不可の通知を送信側に送信した後、通信を
終了するように制御する。送信側から受信した暗号化画
情報は画情報復号化手段によって復号処理され、画情報
として出力される。
【0020】請求項4または請求項6に記載のファクシ
ミリ装置と請求項5または請求項6に記載のファクシミ
リ装置との間で暗号通信を行うに際しては、以下のよう
な手順が実行される。
【0021】すなわち、通信の前段階として、送信側の
ファクシミリ装置において、公開鍵情報作成手段によっ
て公開鍵暗号方式の公開鍵と秘密鍵とを作成し、作成さ
れた公開鍵と秘密鍵とを記憶手段に記憶させる。
【0022】送信処理時には、公開鍵情報作成手段によ
り作成された公開鍵を受信側に送信した後、暗号化され
た暗号鍵および受信側装置固有番号を受信側から受信
し、受信したデータを公開鍵情報作成手段により作成さ
れた秘密鍵を用いて暗号鍵復号化手段によって復号処理
し、復号された受信側装置固有番号情報が正しいもので
あるか否かを判断し、情報が正しければ暗号鍵を用いて
画情報暗号化手段によって暗号化された画情報を受信側
に送信し、情報が正しくなければ通信を終了するように
通信を制御する。
【0023】一方、受信処理時には、送信側から公開鍵
を受信した後、暗号鍵生成手段によって画情報を暗号化
するための暗号鍵を生成し、その暗号鍵および受信側装
置固有番号を送信側から受信した公開鍵を用いて暗号鍵
暗号化手段によって暗号化処理して送信側に送信する。
その後、送信側から暗号化画情報を受信し、暗号鍵生成
手段によって生成された暗号鍵を用いて画情報復号化手
段によって暗号化画情報を復号処理し、画情報として出
力する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0025】図1は、本発明に係るファクシミリ装置の
回路ブロック図であって、このファクシミリ装置は、I
SDN回線に接続されたグループ4ファクシミリ装置で
ある。また、暗号通信に使用する暗号アルゴリズムとし
ては、公開鍵暗号方式にはRSA(Rivest-Shamir-Adel
man )暗号、秘密鍵暗号方式にはDES(データ暗号化
標準)暗号を使用する。
【0026】このファクシミリ装置は、システム制御部
1、公開鍵情報生成部2、公開鍵記憶部3、暗号鍵生成
部4、操作表示部5、機構制御部6、読取り部7、記録
部8、符号化復号化部9、画像メモリ10、ファクシミ
リ通信制御部11、暗号鍵暗号化部12、暗号鍵復号化
部13、データ暗号化部14、データ復号化部15、お
よびISDNインターフェイス部16を備えている。
【0027】システム制御部1は、ファクシミリ装置全
体の制御処理を実行する。たとえば、ISDN網から着
信があったときに回線を接続してファクシミリ通信を行
うか否かの制御を行う他、暗号通信を行うための制御
や、ファクシミリ通信手順における諸々の制御などを実
行する。
【0028】公開鍵情報生成部2は、使用者が操作表示
部5に所定の操作を施すことにより、乱数を発生して公
開鍵暗号方式の公開鍵と秘密鍵とを生成する。
【0029】公開鍵記憶部3は、公開鍵情報生成部2に
より生成された公開鍵と秘密鍵とを記憶する。
【0030】暗号鍵生成部4は、暗号通信において使用
する秘密鍵暗号方式の暗号鍵を生成する。具体的には、
56ビットの乱数を発生してDES暗号の64ビットの
暗号鍵を生成する。
【0031】操作表示部5は、使用者がファクシミリ装
置を操作したり、使用者に対して各種の表示を行ったり
するためのものである。たとえば、使用者が公開鍵の生
成操作を行ったり、通信において異常が生じた場合にそ
の旨を使用者に対して表示する。
【0032】機構制御部6は、送信原稿を所定の解像度
で読み取る読取り部7や、受信した画像を所定の解像度
で記録出力する記録部8などの装置の機械動作全体を制
御する。
【0033】符号化復号化部9は、読取り部7により読
み取られた送信原稿の画素データをファクシミリ符号に
より圧縮し、また、圧縮されたファクシミリ符号データ
を元の画素データに復号化する。
【0034】画像メモリ10は、ファクシミリ符号化さ
れた状態の画データを蓄積する。
【0035】ファクシミリ通信制御部11は、グループ
4ファクシミリ装置の伝送制御手順処理を実行する。
【0036】暗号鍵暗号化部12は、ISDNインター
フェイス部16を介して受信側から送られた公開鍵を用
いて、暗号鍵生成部4により生成された暗号鍵と装置固
有番号との暗号化処理を実行する。この実施形態では、
装置固有番号としてファクシミリ番号を使用している。
【0037】暗号鍵復号化部13は、公開鍵記憶部3に
記憶されている秘密鍵を用いて、ISDNインターフェ
イス部16を介して受信した暗号化された暗号鍵と装置
固有番号とを元の値に復号する。
【0038】データ暗号化部14は、暗号通信時に暗号
鍵を用いてファクシミリ符号化された画データの暗号化
処理を実行する。
【0039】データ復号化部15は、ISDNインター
フェイス部16を介して受信した暗号化された画データ
を元のファクシミリ符号の画データに変換する。
【0040】ISDNインターフェイス部16は、シス
テム制御部1およびファクシミリ通信制御部11との間
で種々の情報をやり取りして、ISDN回線における呼
接続制御を実現する。
【0041】システム制御部1、機構制御部6、符号化
復号化部9、画像メモリ10、およびファクシミリ通信
制御部11は、システムバス17を介して相互に必要な
種々の情報をやり取りしている。
【0042】図2は上記ファクシミリ装置のファクシミ
リ通信手順の一例を示す説明図であって、1頁の画デー
タを送信する場合の通信手順を示している。なお、この
通信手順は周知であるので、信号名の説明は省略する。
【0043】上記ファクシミリ装置の暗号通信を行う場
合の動作について、図3および図4のフローチャートを
参照しながら説明する。なお、図3は送信側のファクシ
ミリ装置の動作、図4は受信側のファクシミリ装置の動
作をそれぞれ示しており、送信側のファクシミリ装置も
受信側のファクシミリ装置も上記ファクシミリ装置と同
様の構成である。
【0044】送信側、受信側の双方のファクシミリ装置
には、あらかじめ各ファクシミリ装置に固有の公開鍵と
秘密鍵とが公開鍵記憶部4に記憶されているが、通信に
先立ち、必要ならば、新しい公開鍵情報を作成して公開
鍵と秘密鍵とを新たに更新することができる。このと
き、使用者は公開鍵と秘密鍵とがどのような値になった
かはなんら考慮する必要はなく、操作表示部5を用いて
公開鍵情報作成の操作をするだけで、ファクシミリ装置
内部で公開鍵情報生成部2により乱数を用いて公開鍵情
報が計算される。
【0045】通信に際して、送信側は、暗号鍵の送信お
よびその後に続く暗号通信を受信側に通知するために、
セッションレイヤ設定におけるCSSコマンドにおい
て、NSC(nonstanderd capability)にその旨の情報
要素を設定して受信側に送信する(S1)。
【0046】これにより受信側は、送信側からのCSS
コマンドを受信し(S21)、そのCSSコマンドのN
SCの情報から暗号通信要求情報が設定されているか否
かを調べ、公開鍵暗号方式による暗号鍵の転送を行う暗
号通信手順であるか、通常の通信であるかを確認する
(S22)。暗号通信手順と認識した場合(S22:Y
ES)には、RSSPレスポンスにおいてNSCに暗号
通信手順実施と受信側の公開鍵記憶部3に記憶された公
開鍵とを設定して送信側に送信する(S23)。一方、
通常のファクシミリ通信であると認識した場合には(S
22:NO)、暗号通信手順実施不可を設定して送信側
に送信し(S24)、以降は暗号通信を用いない通常の
ファクシミリ通信を行う。
【0047】これにより送信側は、受信側からのRSS
Pレスポンスを受信し(S2)、そのRSSPレスポン
スから暗号通信手順実施の可否結果を確認して(S
3)、結果が暗号通信手順実施可能であれば(S3:Y
ES)、暗号鍵生成部4により画データを暗号化するた
めの暗号鍵を生成し(S4)、この暗号鍵と、CSSコ
マンドにより通知した発呼端末装置識別子に含まれる国
内加入者番号とを、RSSPレスポンスに設定されてい
る受信側の公開鍵を用いて、暗号鍵暗号化部12によっ
て公開鍵暗号方式で暗号化処理し(S5)、ドキュメン
ト設定におけるCDCLコマンドにおいて、NSCにこ
の暗号化されたデータを設定し、受信側に送信する(S
6)。一方、S3において結果が暗号通信手順実施不可
であれば(S3:NO)、暗号通信を用いない通常のフ
ァクシミリ通信を行う。
【0048】これにより受信側は、送信側からのCDC
Lコマンドを受信し(S25)、CDCLコマンドのN
SCに設定されている暗号化データを、公開鍵記憶部3
に記憶された秘密鍵を用いて、暗号鍵復号化部13によ
って復号化処理し、暗号鍵と国内加入者番号とを取り出
す(S26)。そして、この国内加入者番号とCSSコ
マンドの発呼端末装置識別子により通知された国内加入
者番号とを比較照合する(S27)。これらが一致する
場合には、送信者の正当性が確認され、同時にCDCL
コマンドで通知された暗号鍵の有効性が確認される。こ
の比較結果が一致する場合には(S27:YES)、R
DCLPレスポンスにおいて、暗号通信許可をNSCに
設定して送信側に送信する(S28)。一方、この比較
結果が一致しない場合には(S27:NO)、RDCL
Pレスポンスにおいて、暗号通信不可をNSCに設定し
て送信側に送信する(S33)。
【0049】これにより送信側は、受信側からのRDC
LPレスポンスを受信し(S7)、そのRDCLPレス
ポンスのNSCに設定された暗号通信情報を確認して
(S8)、暗号通信許可である場合(S8:YES)、
CDSコマンドを受信側に送信し(S9)、データ暗号
化部14によって暗号鍵を用いて画データを暗号化し
(S10)、暗号化した画データを受信側に送信する
(S11)。一方、S8において暗号通信が不可である
場合(S8:NO)、CSEコマンドを受信側に送信し
(S12)、通信を終了する。
【0050】これにより受信側は、S28においてRD
CLPレスポンスで暗号通信許可を送信側に通知した場
合には、送信側からのCDSコマンドを受信し(S2
9)、その後、送信側からの暗号化画データの受信を開
始し(S30)、受信した暗号化画データをデータ復号
化部15によって暗号鍵を用いて復号処理を行い(S3
1)、復号した画データを機構制御部6によって記録部
8に出力する(S32)。一方、S33においてRDC
LPレスポンスで暗号通信不可を送信側に通知した場合
には、送信側からのCSEコマンドを受信し(S3
4)、通信を終了する(S35)。
【0051】通信が終了すると、送信側において作成さ
れて図外のRAMやレジスタなどに記憶された暗号鍵は
消去され、また、受信側において受信されて図外のRA
Mやレジスタなどに記憶された暗号鍵も消去される。
【0052】次に、別の実施形態におけるファクシミリ
装置について説明する。このファクシミリ装置は図1に
示すファクシミリ装置と同様の構成であり、以下の点の
みが異なっている。すなわち、上記ファクシミリ装置に
おいては、暗号鍵生成部4と暗号鍵暗号化部12とを送
信時に用い、公開鍵情報生成部2と公開鍵記憶部3と暗
号鍵復号化部13とを受信時に用いたが、この実施形態
におけるファクシミリ装置においては、暗号鍵生成部4
と暗号鍵暗号化部12とを受信時に用い、公開鍵情報生
成部2と公開鍵記憶部3と暗号鍵復号化部13とを送信
時に用いる。
【0053】上記ファクシミリ装置の暗号通信を行う場
合の動作について、図5および図6のフローチャートを
参照しながら説明する。なお、図5は送信側のファクシ
ミリ装置の動作、図6は受信側のファクシミリ装置の動
作をそれぞれ示しており、送信側のファクシミリ装置も
受信側のファクシミリ装置も上記ファクシミリ装置と同
様の構成である。
【0054】送信側、受信側の双方のファクシミリ装置
には、あらかじめ各ファクシミリ装置に固有の公開鍵と
秘密鍵とが公開鍵記憶部3に記憶されているが、通信に
先立ち、必要ならば、新しい公開鍵情報を作成して公開
鍵と秘密鍵とを新たに更新することができる。このと
き、使用者は公開鍵と秘密鍵とがどのような値になった
かはなんら考慮する必要はなく、操作表示部5を用いて
公開鍵情報作成の操作をするだけで、ファクシミリ装置
内部で公開鍵情報生成部2により乱数を用いて公開鍵情
報が計算される。
【0055】通信に際して、送信側は、暗号通信要求を
受信側に通知するために、セッションレイヤ設定におけ
るCSSコマンドにおいて、NSCにその旨の情報要素
を設定して受信側に送信する(S51)。
【0056】これにより受信側は、送信側からのCSS
コマンドを受信し(S71)、そのCSSコマンドのN
SCの情報から暗号通信要求情報が設定されているか否
かを調べ、公開鍵暗号方式による暗号鍵の転送を行う暗
号通信手順であるか、通常の通信であるかを判断する
(S72)。暗号通信要求と認識した場合(S72:Y
ES)、暗号通信手順を装備していれば、RSSPレス
ポンスにおいてNSCに暗号通信手順実施を設定して送
信側に送信する(S73)。一方、通常のファクシミリ
通信であると認識した場合(S72:NO)、RSSP
レスポンスにおいてNSCに暗号通信手順実施不可を設
定して送信側に送信する(S74)。
【0057】これにより送信側は、受信側からのRSS
Pレスポンスを受信し(S52)、そのRSSPレスポ
ンスから暗号通信手順実施の可否結果を確認して(S5
3)、暗号通信手順実施可能であれば(S53:YE
S)、ドキュメント設定におけるCDCLコマンドにお
いて、NSCに暗号通信実施と公開鍵記憶部3に記憶さ
れた公開鍵とを設定し、受信側に送信する(S54)。
一方、S53において暗号通信手順実施不可であれば
(S53:NO)、CDCLコマンドにおいてNSCに
通常通信実施を設定し、受信側に送信して(S55)、
以降は暗号通信を用いない通常のファクシミリ通信を行
う。
【0058】これにより受信側は、送信側からのCDC
Lコマンドを受信し(S75)、そのCDCLコマンド
のNSCに設定されている通信形式の情報を確認して
(S76)、通常通信が指定されていれば(S76:N
O)、通常のファクシミリ通信として動作する。暗号通
信が指定されていれば(S76:YES)、暗号鍵生成
部4により画データを暗号化するための暗号鍵を生成し
(S77)、この暗号鍵と、RSSPレスポンスにより
送信側に通知した被呼端末装置識別子に含まれる国内加
入者番号とを、CDCLコマンドにより受信した送信側
の公開鍵を用いて、暗号鍵暗号化部12によって公開鍵
暗号方式で暗号化処理し(S78)、RDCLPレスポ
ンスにおいてNSCにこの暗号化されたデータを設定し
て送信側に送信する(S79)。
【0059】これにより送信側は、受信側からのRDC
LPレスポンスを受信し(S56)、そのRDCLPレ
スポンスのNSCに設定されている暗号化データを、公
開鍵記憶部3に記憶されている秘密鍵を用いて、暗号鍵
復号化部13によって復号化処理して、暗号鍵と国内加
入者番号とを取り出す(S57)。そして、取り出した
国内加入者番号とRSSPレスポンスの被呼端末装置識
別子により通知された国内加入者番号とを比較照合する
(S58)。これらが一致する場合には、受信者の正当
性が確認され、同時にRDCLPレスポンスで受信した
暗号鍵の有効性が確認される。この比較結果が一致する
場合(S58:YES)、CDSコマンドを受信側に送
信し(S59)、その後、データ暗号化部14によって
暗号鍵を用いて画データの暗号化を行い(S60)、暗
号化された画データを受信側に送信する(S61)。S
58において両者が一致しない場合(S58:NO)、
CSEコマンドを受信側に送信し(S62)、通信を終
了する。
【0060】これにより受信側は、送信側からのCSE
コマンドを受信したか否かを判断し(S80)、CSE
コマンドが受信されない場合(S80:NO)、送信側
からのCDSコマンドを受信し(S81)、その後、送
信側からの暗号化画データの受信を開始して(S8
2)、受信した暗号化画データをデータ復号化部15に
よって暗号鍵を用いて復号処理を行い(S83)、復号
した画データを機構制御部6によって記録部8に出力す
る(S84)。S80においてCSEコマンドを受信し
ていれば通信を終了する(S85)。
【0061】通信が終了すると、受信側で作成されて図
外のRAMやレジスタなどに記憶された暗号鍵は消去さ
れ、また、送信側で受信されて図外のRAMやレジスタ
などに記憶された暗号鍵も消去される。
【0062】なお、上記各実施形態では、ファクシミリ
装置としてグループ4ファクシミリ装置を用いたが、グ
ループ3ファクシミリ装置にも本発明を適用できること
はもちろんである。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または請
求項3に記載のファクシミリ装置と請求項2または請求
項3に記載のファクシミリ装置との間で暗号通信を行え
ば、公開鍵暗号方式と秘密鍵暗号方式とを組み合わせて
使用し、受信側で公開鍵情報生成手段によって生成され
た公開鍵を通信の度に送信側に転送することにより、公
開鍵を特定の機関やサーバに集中して管理する必要がな
くなる。しかも、送信側の暗号鍵生成手段で生成された
暗号鍵を受信側の公開鍵を用いて暗号化処理して受信側
に送信し、受信側で公開鍵情報生成手段によって生成さ
れた秘密鍵を用いて暗号化された暗号鍵を復号化処理す
ることによって、画データ暗号化のための暗号鍵を送信
側と受信側とで共有することができ、この暗号鍵は通信
の度に新たに作成されるので、通信を行う二者の間で共
通の暗号鍵を記憶しておく必要がなく、毎回違う暗号鍵
で通信が行われるので暗号通信文の盗聴に対する安全性
を高めることができる。
【0064】また、請求項4または請求項6に記載のフ
ァクシミリ装置と請求項5または請求項6に記載のファ
クシミリ装置との間で暗号通信を行えば、公開鍵暗号方
式と秘密鍵暗号方式とを組み合わせて使用し、送信側で
公開鍵情報生成手段によって生成された公開鍵を通信の
度に受信側に転送することにより、公開鍵を特定の機関
やサーバに集中して管理する必要がなくなる。しかも、
受信側の暗号鍵生成手段で生成された暗号鍵を送信側の
公開鍵を用いて暗号化処理して送信し、送信側で公開鍵
情報生成手段によって生成された秘密鍵を用いて暗号化
暗号鍵を復号化処理することによって、画データ暗号化
のための暗号鍵を送信側と受信側とで共有することがで
き、この暗号鍵は通信の度に新たに作成されるので、通
信を行う二者の間で共通の暗号鍵を記憶しておく必要が
なく、毎回違う暗号鍵で通信が行われるので暗号通信文
の盗聴に対する安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の回路ブロック
図である。
【図2】本発明に係るファクシミリ装置のファクシミリ
通信手順の一例を示す説明図である。
【図3】本発明に係るファクシミリ装置の送信時の動作
を説明するフローチャートである。
【図4】本発明に係るファクシミリ装置の受信時の動作
を説明するフローチャートである。
【図5】別の実施形態におけるファクシミリ装置の送信
時の動作を説明するフローチャートである。
【図6】別の実施形態におけるファクシミリ装置の受信
時の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 公開鍵情報生成部 3 公開鍵記憶部 4 暗号鍵生成部 11 ファクシミリ通信制御部 12 暗号鍵暗号化部 13 暗号鍵復号化部 14 データ暗号化部 15 データ復号化部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画情報を暗号化する機能を有し、ファク
    シミリ通信手段により暗号化画情報の送信を行うファク
    シミリ装置であって、 画情報を暗号化するための秘密鍵暗号方式の暗号鍵を生
    成する暗号鍵生成手段と、 前記暗号鍵生成手段により生成された暗号鍵と送信側装
    置固有番号とを受信側から受信した公開鍵を用いて暗号
    化処理する暗号鍵暗号化手段と、 前記暗号鍵生成手段により生成された暗号鍵を用いて画
    情報を暗号化処理する画情報暗号化手段と、 受信側から公開鍵を受信し、受信した公開鍵を用いて前
    記暗号鍵暗号化手段により暗号化された暗号鍵および送
    信側装置固有番号を受信側に送信し、受信側から暗号通
    信許可の通知を受けた場合には前記画情報暗号化手段に
    より暗号化された画情報の受信側への送信を開始し、受
    信側から暗号通信不可の通知を受けた場合には通信を終
    了するように通信を制御する送信制御手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 画情報を復号化する機能を有し、ファク
    シミリ通信手段により暗号化画情報の受信を行うファク
    シミリ装置であって、 公開鍵暗号方式の公開鍵と秘密鍵とを作成する公開鍵情
    報作成手段と、 前記公開鍵情報作成手段により作成された公開鍵と秘密
    鍵とを記憶する記憶手段と、 送信側から受信した暗号化された暗号鍵と送信側装置固
    有番号とを前記記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて復
    号処理する暗号鍵復号化手段と、 送信側から受信した暗号化画情報を前記暗号鍵復号化手
    段により復号された暗号鍵を用いて復号処理する画情報
    復号化手段と、 前記記憶手段に記憶された公開鍵を送信側に送信し、送
    信側から暗号化された暗号鍵および送信側装置固有番号
    を受信した後、前記記憶手段に記憶された秘密鍵を用い
    て前記暗号鍵復号化手段によって復号された送信側装置
    固有番号情報が正しいものであるか否かを判断し、情報
    が正しければ送信側に暗号通信許可の通知を送信した
    後、送信側から暗号化された画情報を受信するように、
    また情報が正しくなければ暗号通信不可の通知を送信側
    に送信した後、通信が終了されるように通信を制御する
    受信制御手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 画情報を暗号化、復号化する機能を有
    し、ファクシミリ通信手段により暗号化画情報の送受信
    を行うファクシミリ装置であって、 画情報を暗号化するための秘密鍵暗号方式の暗号鍵を生
    成する暗号鍵生成手段と、 前記暗号鍵生成手段により生成された暗号鍵と送信側装
    置固有番号とを受信側から受信した公開鍵を用いて暗号
    化処理する暗号鍵暗号化手段と、 前記暗号鍵生成手段により生成された暗号鍵を用いて画
    情報を暗号化処理する画情報暗号化手段と、 受信側から公開鍵を受信し、受信した公開鍵を用いて前
    記暗号鍵暗号化手段により暗号化された暗号鍵および送
    信側装置固有番号を受信側に送信し、受信側から暗号通
    信許可の通知を受けた場合には前記画情報暗号化手段に
    より暗号化された画情報の受信側への送信を開始し、受
    信側から暗号通信不可の通知を受けた場合には通信を終
    了するように通信を制御する送信制御手段と、 公開鍵暗号方式の公開鍵と秘密鍵とを作成する公開鍵情
    報作成手段と、 前記公開鍵情報作成手段により作成された公開鍵と秘密
    鍵とを記憶する記憶手段と、 送信側から受信した暗号化された暗号鍵と送信側装置固
    有番号とを前記記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて復
    号処理する暗号鍵復号化手段と、 送信側から受信した暗号化画情報を前記暗号鍵復号化手
    段により復号された暗号鍵を用いて復号処理する画情報
    復号化手段と、 前記記憶手段に記憶された公開鍵を送信側に送信し、送
    信側から暗号化された暗号鍵および送信側装置固有番号
    を受信した後、前記記憶手段に記憶された秘密鍵を用い
    て前記暗号鍵復号化手段によって復号された送信側装置
    固有番号情報が正しいものであるか否かを判断し、情報
    が正しければ送信側に暗号通信許可の通知を送信した
    後、送信側から暗号化された画情報を受信するように、
    また情報が正しくなければ暗号通信不可の通知を送信側
    に送信した後、通信が終了されるように通信を制御する
    受信制御手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 画情報を暗号化する機能を有し、ファク
    シミリ通信手段により暗号化画情報の送信を行うファク
    シミリ装置であって、 公開鍵暗号方式の公開鍵と秘密鍵とを作成する公開鍵情
    報作成手段と、 前記公開鍵情報作成手段により作成された公開鍵と秘密
    鍵とを記憶する記憶手段と、 受信側から受信した暗号化された暗号鍵および受信側装
    置固有番号を前記記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて
    復号処理する暗号鍵復号化手段と、 前記暗号鍵復号化手段により復号された暗号鍵を用いて
    画情報を暗号化処理する画情報暗号化手段と、 前記記憶手段に記憶された公開鍵を受信側に送信した
    後、受信側から暗号化された暗号鍵および受信側装置固
    有番号を受信し、受信した暗号化された暗号鍵および受
    信側装置固有番号を前記暗号鍵復号化手段によって前記
    記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて復号処理し、復号
    された受信側装置固有番号情報が正しいものであるか否
    かを判断し、情報が正しければ受信側に暗号化された画
    情報を送信し、情報が正しくなければ通信を終了するよ
    うに通信を制御する送信制御手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 画情報を復号化する機能を有し、ファク
    シミリ通信手段により暗号化画情報の受信を行うファク
    シミリ装置であって、 画情報を暗号化するための秘密鍵暗号方式の暗号鍵を生
    成する暗号鍵生成手段と、 前記暗号鍵生成手段により生成された暗号鍵と受信側装
    置固有番号とを送信側から受信した公開鍵を用いて暗号
    化処理する暗号鍵暗号化手段と、 送信側から受信した暗号化画情報を前記暗号鍵生成手段
    により生成された暗号鍵を用いて復号処理する画情報復
    号化手段と、 送信側から公開鍵を受信した後、前記暗号鍵生成手段に
    より生成された暗号鍵および受信側装置固有番号を送信
    側から受信した公開鍵を用いて前記暗号鍵暗号化手段に
    よって暗号化して送信側に送信し、送信側から暗号化画
    情報を受信するように通信を制御する受信制御手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 画情報を暗号化、復号化する機能を有
    し、ファクシミリ通信手段により暗号化画情報の送受信
    を行うファクシミリ装置であって、 公開鍵暗号方式の公開鍵と秘密鍵とを作成する公開鍵情
    報作成手段と、 前記公開鍵情報作成手段により作成された公開鍵と秘密
    鍵とを記憶する記憶手段と、 受信側から受信した暗号化された暗号鍵および受信側装
    置固有番号を前記記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて
    復号処理する暗号鍵復号化手段と、 前記暗号鍵復号化手段により復号された暗号鍵を用いて
    画情報を暗号化処理する画情報暗号化手段と、 前記記憶手段に記憶された公開鍵を受信側に送信した
    後、受信側から暗号化された暗号鍵および受信側装置固
    有番号を受信し、受信した暗号化された暗号鍵および受
    信側装置固有番号を前記暗号鍵復号化手段によって前記
    記憶手段に記憶された秘密鍵を用いて復号処理し、復号
    された受信側装置固有番号情報が正しいものであるか否
    かを判断し、情報が正しければ受信側に暗号化された画
    情報を送信し、情報が正しくなければ通信を終了するよ
    うに通信を制御する送信制御手段と、 画情報を暗号化するための秘密鍵暗号方式の暗号鍵を生
    成する暗号鍵生成手段と、 前記暗号鍵生成手段により生成された暗号鍵と受信側装
    置固有番号とを送信側から受信した公開鍵を用いて暗号
    化処理する暗号鍵暗号化手段と、 送信側から受信した暗号化画情報を前記暗号鍵生成手段
    により生成された暗号鍵を用いて復号処理する画情報復
    号化手段と、 送信側から公開鍵を受信した後、前記暗号鍵生成手段に
    より生成された暗号鍵および受信側装置固有番号を送信
    側から受信した公開鍵を用いて前記暗号鍵暗号化手段に
    よって暗号化して送信側に送信し、送信側から暗号化画
    情報を受信するように通信を制御する受信制御手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置。
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