JPH08331645A - 移動電話装置 - Google Patents

移動電話装置

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JPH08331645A
JPH08331645A JP7134290A JP13429095A JPH08331645A JP H08331645 A JPH08331645 A JP H08331645A JP 7134290 A JP7134290 A JP 7134290A JP 13429095 A JP13429095 A JP 13429095A JP H08331645 A JPH08331645 A JP H08331645A
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JP
Japan
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input
telephone
telephone number
registered
personal identification
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JP7134290A
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Hironobu Hotari
博信 甫足
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】PHS(Personal Handyphone System)等におい
て利用される移動電話装置において、例えばPIDを利
用して複数の社員に電話機端末を貸与した際に、業務用
以外の私用電話に利用されるのを防止すること。 【構成】キー入力部22のダイヤルキー22aを操作し
てユーザ入力され、液晶表示部21に表示された電話番
号が、IDカード23内の登録番号エリアに登録された
業務用の電話番号と一致した場合には、該入力電話番号
に従って通話処理が実行され、また、前記ユーザ入力さ
れた電話番号が、IDカード23内の登録番号エリアに
登録された業務用の電話番号と一致しない場合でも、そ
の際に前記ダイヤルキー22aを操作してユーザ入力さ
れ、液晶表示部21に表示された暗証番号が、IDカー
ド23の暗証番号記憶エリアに記憶されている暗証番号
と一致すれば、前記入力された電話番号に従って通話処
理が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PHS(Personal Hand
yphone System)等において利用される移動電話装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動電話装置としては、自動車電
話や携帯電話が実用化されているが、現在、1つの電話
機端末を、屋内ではコードレス電話,オフィスではシス
テム・コードレス電話,屋外では簡易な携帯電話という
ように使い分けることができるPHSが実用化の段階に
入っている。
【0003】また、前記PHSを利用した電話装置で
は、ユーザ個人のID番号を登録したIDカードを電話
機端末に接続することで、その電話機端末をユーザ専用
の端末として使用することができるPIDシステム(Per
sonal Identification System)の実用化も検討されてい
る。
【0004】前記PHSにPIDを利用した電話装置を
構築すると、例えばオフィスで用意された電話機端末
を、個々にIDカードを有する複数の社員によって持出
し用の電話機端末として使用する形態が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記P
IDを利用して複数の社員にIDカードを発行し、社内
の電話機端末を持出し用として貸与すると、業務用以外
に私用電話にも利用されてしまう問題がある。
【0006】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、例えばPIDを利用して複数の社員に電話機
端末を貸与した際に、業務用以外の私用電話に利用され
るのを防止することが可能になる移動電話装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わる移動電話装置は、ID番号が記憶されてい
る記憶媒体が装着されることで通信可能となるもので、
前記記憶媒体は、ID番号の他に1以上の電話番号を記
憶し、装置本体は、数値入力手段と、この数値入力手段
により入力された電話番号と前記記憶媒体に登録されて
いる電話番号との一致/不一致を比較判断する電話番号
判断手段と、この電話番号判断手段により前記入力電話
番号と登録電話番号とが一致すると判断された際に、前
記入力電話番号に従って通信処理を実行する通信制御手
段とを具備したことを特徴とする。
【0008】また、本発明の請求項2に係わる移動電話
装置は、ID番号が記憶されている記憶媒体が装着され
ることで通信可能となるもので、前記記憶媒体は、ID
番号の他に1以上の電話番号及び暗証番号を記憶し、装
置本体は、数値入力手段と、この数値入力手段により入
力された電話番号と前記記憶媒体に登録されている電話
番号との一致/不一致を比較判断する電話番号判断手段
と、前記数値入力手段により入力された暗証番号と前記
記憶媒体に登録されている暗証番号との一致/不一致を
比較判断する暗証番号判断手段と、前記電話番号判断手
段により前記入力電話番号と登録電話番号とが一致する
と判断された際、又は、前記暗証番号判断手段により前
記入力暗証番号と登録暗証番号とが一致すると判断され
た際に、前記入力電話番号に従って通信処理を実行する
通信制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】また、本発明の請求項3に係わる移動電話
装置は、前記請求項2に係わる移動電話装置にあって、
前記暗証番号判断手段により前記入力暗証番号と登録暗
証番号とが不一致と判断された際に、エラーを報知する
エラー報知手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項4に係わる移動電話
装置は、前記請求項1乃至請求項3何れか1項に係わる
移動電話装置にあって、前記電話番号判断手段により前
記入力電話番号と登録電話番号とが不一致と判断された
際に、前記入力電話番号が前記記憶媒体に登録されてな
いことを意味する情報を表示する未登録情報表示手段を
さらに備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】つまり、前記請求項1に係わる移動電話装置で
は、数値入力手段により入力された電話番号と記憶媒体
に予め登録されている電話番号とが一致すると判断され
た場合に、前記入力された電話番号に従って通信処理が
実行されるので、例えば前記記憶媒体に業務用の電話番
号を登録しておけば、それ以外での通話利用が阻止され
ることになる。
【0012】また、前記請求項2に係わる移動電話装置
では、数値入力手段により入力された電話番号と記憶媒
体に予め登録されている電話番号とが一致すると判断さ
れた場合、又は、数値入力手段により入力された暗証番
号と記憶媒体に予め登録されている暗証番号とが一致す
ると判断された場合に、前記入力された電話番号に従っ
て通信処理が実行されるので、例えば前記記憶媒体に業
務用の電話番号を登録しておけば、それ以外での通話利
用は、暗証番号が一致しない限り許可されないことにな
る。
【0013】また、前記請求項3に係わる移動電話装置
では、請求項2に係わる移動電話装置にあって、数値入
力手段により入力された暗証番号と記憶媒体に予め登録
されている暗証番号とが不一致と判断された場合は、エ
ラー報知が行なわれるので、ユーザに対し入力された暗
証番号が誤りであることが報知されることになる。
【0014】また、前記請求項4に係わる移動電話装置
では、請求項1乃至請求項3何れか1項に係わる移動電
話装置にあって、数値入力手段により入力された電話番
号と記憶媒体に予め登録されている電話番号とが不一致
と判断された場合は、入力電話番号が記憶媒体に登録さ
れてないことを意味する情報が表示されることになる。
【0015】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。図1は本発明の移動電話装置を実施した電話機端
末10の外観構成を示す図である。
【0016】電話機端末10は、ユーザが片手で容易に
把持することのできる大きさからなり、この電話機端末
10の正面には、その上部から、通話用スピーカ17、
キー入力された電話番号や暗証番号を表示する液晶表示
部21、キー入力部22、通話用マイク18が設けられ
る。
【0017】また、前記電話機端末10の上端面には、
送受信用のアンテナ11が、例えば伸縮自在にして設け
られる。そして、前記電話機端末10の側面には、ID
カード23が着脱自在に装着される。
【0018】前記キー入力部22には、電話番号や暗証
番号を入力するためのダイヤルキー22a、電話機端末
10の電源を投入する際に操作される「ON」キー22
b、ダイヤルキー22aにより入力されて液晶表示部2
1に表示された電話番号を消去(クリア)する際に操作
される「C」キー22c、通話開始を指示する際に操作
される「通」キー22dが備えられる。
【0019】図2は前記移動電話装置を実施した電話機
端末10に装着されるIDカード23におけるデータ記
憶エリアの構成を示す図である。IDカード23には、
電話所有者のID番号を予め記憶したIDデータ登録エ
リア23a、暗証番号が記憶される暗証番号記憶エリア
23b、例えば業務用の顧客電話番号等、通話許可され
ている特定の電話番号が記憶される登録番号エリア23
c、前記登録番号エリア23cにおける登録電話番号以
外で通話した相手の電話番号とその通話日及び通話時間
が記録される通話記録エリア23d等が備えられる。
【0020】図3は前記移動電話装置を実施した電話機
端末10の電子回路の構成を示すブロック図である。電
話機端末10の電子回路は、制御部19二より該制御部
19に予め内蔵記憶されているシステムプログラムに従
って動作制御されるもので、この制御部19の通話系回
路には、アンテナ11、RF(高周波)部12、モデム
13、TDMA(Time Division Multiple Access) 処理
部14、スピーチコーデック15、PCMコーデック1
6、及び通話用スピーカ17、通話用マイク18が接続
される。
【0021】また、前記制御部19には、液晶表示部2
1、キー入力部22、及びIDカード(IDチップ)2
3が接続される。また、前記制御部19には、液晶表示
部21に表示すべき被表示データが書込まれる表示用の
RAM20が内蔵される。
【0022】前記RF(高周波)部12は、周波数変換
処理を行なうもので、受信側では、アンテナ11から入
力された信号を、送信/受信を振分けるアンテナスイッ
チを介して入力し、PLLシンセサイザから出力される
所定周波数の局部発振信号と3段のミキサで混合するこ
とにより、1.9GHz帯から250MHz付近(1stI
F)、さらに10MHz付近(2ndIF)、さらに1M
Hz付近(3ndIF)の各IF(中間周波数)信号に周
波数変換する。
【0023】また、前記RF(高周波)部12の送信側
では、モデム13から入力されたπ/4シフトQPSK
(Quadriphase Phase Shift Keying)の変調波を、PLL
シンセサイザから出力される所定周波数の局部発振信号
と2段のミキサで混合することにより、10MHz付近か
ら250MHz付近、さらに1.9GHz帯に周波数変換
し、アンテナスイッチを介してアンテナ11から輻射す
る。
【0024】前記モデム13は、π/4シフトQPSK
の変復調処理を行なうもので、受信側では、前記RF
(高周波)部12から入力されたIF信号を復調してI
Qデータに分離し、データ列としてTDMA処理部14
に転送する。
【0025】また、前記モデム13の送信側では、TD
MA処理部14から転送されてきたデータからIQデー
タを作成し、π/4シフトQPSKの変調を施してRF
(高周波)部12に出力する。
【0026】前記TDMA処理部14は、フレーム同期
及びスロットのデータフォーマット処理を行なうもの
で、受信側では、モデム13から転送されてくる受信デ
ータから、所定のタイミングで1スロット分のデータを
取出し、このデータの中からユニークワード(同期信
号)を抽出してフレーム同期をとり、且つ制御データ部
及び音声データ部のスクランブル等を解除した後、制御
データは制御部19に送り、音声データはスピーチコー
デック15に転送する。
【0027】また、前記TDMA処理部14の送信側で
は、スピーチコーデック15から転送されてくる音声デ
ータに制御データ等を付加し、スクランブル等をかけた
後に、ユニークワード等を付加して1スロット分の送信
データを作成し、所定のタイミングでフレーム内の所定
スロットに挿入してモデム13に送出する。
【0028】前記スピーチコーデック15は、ディジタ
ルデータの圧縮/伸張処理を行なうもので、受信側で
は、TDMA処理部14から送られてきたADPCM音
声信号(4bits×8kHz=32kbps )をPCM音声信
号(8bits×8kHz=64kbps )に復号化することに
より伸張してPCMコーデック16に出力する。
【0029】また、前記スピーチコーデック15の送信
側では、PCMコーデック16から送られてきたPCM
音声信号をADPCM音声信号に符号化することにより
圧縮してTDMA処理部14に出力する。
【0030】前記PCMコーデック16は、アナログ/
ディジタル変換処理を行なうもので、受信側では、スピ
ーチコーデック15から送られてくるPCM音声信号を
D/A変換してアナログ信号をアンプに出力して通話用
スピーカ17を駆動する。
【0031】また、前記PCMコーデック16の送信側
では、通話用マイク18から入力されたアナログ音声信
号をA/D変換してPCM音声信号をスピーチコーデッ
ク15に出力する。
【0032】また、前記PCMコーデック16は、リン
ガ/トーン信号等を出力する。次に、前記構成による移
動電話装置を実施した電話機端末10の動作について説
明する。
【0033】図4は前記移動電話装置を実施した電話機
端末10における通話処理を示すフローチャートであ
る。ここでは、送信に関する通話処理を主体として説明
する。
【0034】電話機端末10のキー入力部22における
「ON」キー22bを操作して電源を投入すると、制御
部19において、IDカード(IDチップ)23が装着
されているか否か判断される(ステップS1)。
【0035】ここで、IDカード23が装着されている
と判断されると、ダイヤル受付処理に移行する(ステッ
プS1→S2)。このダイヤル受付処理では、ユーザが
キー入力部22のダイヤルキー22aを操作して通話し
たい相手の電話番号を入力すると、その入力された電話
番号が表示用RAM20に書込まれ液晶表示部21に表
示される(ステップS2)。
【0036】こうして、通話したい相手の電話番号を入
力表示させて確認した状態で、キー入力部22の「通」
キー22dを操作して通話開始を指示すると、前記入力
表示された電話番号が、IDカード23内の登録番号エ
リア23cに登録されている業務用電話番号と一致する
か否か判断される(ステップS3→S4)。
【0037】ここで、前記入力表示された電話番号が、
IDカード23内の登録番号エリア23cに登録されて
いる業務用電話番号と一致すると判断されると、その入
力された電話番号に従って制御部19に接続された前記
通話系回路11〜18が制御され通話処理が実行される
(ステップS4→S5)。
【0038】一方、前記キー入力部22の「通」キー2
2dを操作して通話開始を指示した際に、前記入力表示
された電話番号が、IDカード23内の登録番号エリア
23cに登録されている業務用電話番号と一致しないと
判断されると、その入力表示された電話番号がIDカー
ド23内の登録番号エリア23cに登録されてないこと
を意味する非登録メッセージが液晶表示部21に表示さ
れる(ステップS3→S4→S6)。
【0039】ここで、ユーザがキー入力部22のダイヤ
ルキー22aを操作して暗証番号をを入力すると、その
入力された暗証番号が表示用RAM20に書込まれ液晶
表示部21に表示される(ステップS7→S8)。
【0040】そして、キー入力部22の「通」キー22
dを操作すると、前記入力表示された暗証番号が、ID
カード23内の暗証番号記憶エリア23bに登録されて
いる暗証番号と一致するか否か判断される(ステップS
9→S10)。
【0041】ここで、前記入力表示された暗証番号が、
IDカード23内の暗証番号記憶エリア23bに登録さ
れている暗証番号と一致すると判断されると、前記ステ
ップS4→S6において、IDカード23内の登録番号
エリア23cには登録されていない電話番号として前記
ステップS2にて入力表示された電話番号が、IDカー
ド23内の通話記録エリア23dに記録されると共に、
その入力された電話番号に従って制御部19に接続され
た前記通話系回路11〜18が制御され通話処理が実行
される(ステップS10→S11,S5)。
【0042】この場合、前記IDカード23内の通話記
録エリア23dに対しては、通話日及び通話時間も記録
される。一方、前記入力表示された暗証番号が、IDカ
ード23内の暗証番号記憶エリア23bに登録されてい
る暗証番号と一致しなしと判断されると、例えばエラー
メッセージが液晶表示部21に表示されることで、ユー
ザに対しエラー状態と報知され、前記入力された電話番
号による通話処理は実行されない(ステップS10→S
12→END)。
【0043】すなわち、ユーザ入力された電話番号が、
IDカード23内の登録番号エリア23cに登録された
業務用の電話番号と一致すれば、該入力電話番号に従っ
て通話処理が実行され、また、ユーザ入力された電話番
号が、IDカード23内の登録番号エリア23cに登録
された業務用の電話番号と一致しなくても、その際、ユ
ーザ入力された暗証番号が、IDカード23の暗証番号
記憶エリア23bに記憶されている暗証番号と一致すれ
ば、前記入力された電話番号に従って通話処理が実行さ
れるようになる。
【0044】つまり、ユーザは、暗証番号を知っていな
ければ、IDカード23内の登録番号エリア23cに登
録された業務用の電話番号に対してのみしか通話するこ
とができず、暗証番号を知っていれば、その他の希望す
る電話番号に対しても通話することができる。
【0045】一方、前記ステップS6において、前記入
力表示された電話番号がIDカード23内の登録番号エ
リア23cに登録されてないことを意味する非登録メッ
セージが液晶表示部21に表示された際に、キー入力部
22のダイヤルキー22aによる暗証番号の入力操作を
行なわずに、「C」キー22cを操作すると、前記入力
表示された電話番号は消去され、新たな電話番号の入力
待ち状態となる(ステップS7→S13→S14→S
2)。
【0046】なお、制御部19において、IDカード2
3が装着されていないと判断された場合には、一切の送
信/受信通話処理共に禁止される(ステップS1→EN
D)。
【0047】したがって、前記構成の移動電話装置を実
施した電話機端末10によれば、キー入力部22のダイ
ヤルキー22aを操作してユーザ入力され、液晶表示部
21に表示された電話番号が、IDカード23内の登録
番号エリア23cに登録された業務用の電話番号と一致
した場合には、該入力電話番号に従って通話処理が実行
され、また、前記ユーザ入力された電話番号が、IDカ
ード23内の登録番号エリア23cに登録された業務用
の電話番号と一致しない場合でも、その際に前記ダイヤ
ルキー22aを操作してユーザ入力され、液晶表示部2
1に表示された暗証番号が、IDカード23の暗証番号
記憶エリア23bに記憶されている暗証番号と一致すれ
ば、前記入力された電話番号に従って通話処理が実行さ
れるので、ユーザは、暗証番号を知っていなければ、I
Dカード23内の登録番号エリア23cに登録された業
務用の電話番号に対してのみしか通話することができ
ず、また、暗証番号を知っていれば、その他の希望する
電話番号に対しても通話することができるようになる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
る移動電話装置によれば、数値入力手段により入力され
た電話番号と記憶媒体に予め登録されている電話番号と
が一致すると判断された場合に、前記入力された電話番
号に従って通信処理が実行されるので、例えば前記記憶
媒体に業務用の電話番号を登録しておけば、それ以外で
の通話利用が阻止されるようになる。
【0049】また、本発明の請求項2に係わる移動電話
装置によれば、数値入力手段により入力された電話番号
と記憶媒体に予め登録されている電話番号とが一致する
と判断された場合、又は、数値入力手段により入力され
た暗証番号と記憶媒体に予め登録されている暗証番号と
が一致すると判断された場合に、前記入力された電話番
号に従って通信処理が実行されるので、例えば前記記憶
媒体に業務用の電話番号を登録しておけば、それ以外で
の通話利用は、暗証番号が一致しない限り許可されない
ようになる。
【0050】また、本発明の請求項3に係わる移動電話
装置によれば、前記請求項2に係わる移動電話装置にあ
って、数値入力手段により入力された暗証番号と記憶媒
体に予め登録されている暗証番号とが不一致と判断され
た場合は、エラー報知が行なわれるので、ユーザに対し
入力された暗証番号が誤りであることが報知されるよう
になる。
【0051】また、本発明の請求項4に係わる移動電話
装置によれば、前記請求項1乃至請求項3何れか1項に
係わる移動電話装置にあって、数値入力手段により入力
された電話番号と記憶媒体に予め登録されている電話番
号とが不一致と判断された場合は、入力電話番号が記憶
媒体に登録されてないことを意味する情報が表示される
ようになる。
【0052】よって、本発明によれば、例えばPIDを
利用して複数の社員に電話機端末を貸与した際に、業務
用以外の私用電話に利用されるのを防止することが可能
になる移動電話装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動電話装置の実施例に係わる電話機
端末の外観構成を示す図。
【図2】前記移動電話装置を実施した電話機端末に装着
されるIDカードにおけるデータ記憶エリアの構成を示
す図。
【図3】前記移動電話装置を実施した電話機端末の電子
回路の構成を示すブロック図。
【図4】前記移動電話装置を実施した電話機端末におけ
る通話処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 …電話機端末、 11 …アンテナ、 12 …RF(高周波)部、 13 …モデム、 14 …TDMA処理部、 15 …スピーチコーデック、 16 …PCMコーデック、 17 …通話用スピーカ、 18 …通話用マイク、 19 …制御部、 20 …表示用RAM、 21 …液晶表示部、 22 …キー入力部、 22a…ダイヤルキー、 22b…「ON」キー、 22c…「C」キー、 22d…「通」キー、 23 …IDカード、 23a…IDデータ登録エリア、 23b…暗証番号記憶エリア、 23c…登録番号エリア、 23d…通話記録エリア。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ID番号が記憶されている記憶媒体が装
    着されることで通信可能となる移動電話装置において、 前記記憶媒体は、ID番号の他に1以上の電話番号を記
    憶し、 装置本体は、 数値入力手段と、 この数値入力手段により入力された電話番号と前記記憶
    媒体に登録されている電話番号との一致/不一致を比較
    判断する電話番号判断手段と、 この電話番号判断手段により前記入力電話番号と登録電
    話番号とが一致すると判断された際に、前記入力電話番
    号に従って通信処理を実行する通信制御手段とを具備し
    たことを特徴とする移動電話装置。
  2. 【請求項2】 ID番号が記憶されている記憶媒体が装
    着されることで通信可能となる移動電話装置において、 前記記憶媒体は、ID番号の他に1以上の電話番号及び
    暗証番号を記憶し、 装置本体は、 数値入力手段と、 この数値入力手段により入力された電話番号と前記記憶
    媒体に登録されている電話番号との一致/不一致を比較
    判断する電話番号判断手段と、 前記数値入力手段により入力された暗証番号と前記記憶
    媒体に登録されている暗証番号との一致/不一致を比較
    判断する暗証番号判断手段と、 前記電話番号判断手段により前記入力電話番号と登録電
    話番号とが一致すると判断された際、又は、前記暗証番
    号判断手段により前記入力暗証番号と登録暗証番号とが
    一致すると判断された際に、前記入力電話番号に従って
    通信処理を実行する通信制御手段とを具備したことを特
    徴とする移動電話装置。
  3. 【請求項3】 前記暗証番号判断手段により前記入力暗
    証番号と登録暗証番号とが不一致と判断された際に、エ
    ラーを報知するエラー報知手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項2記載の移動電話装置。
  4. 【請求項4】 前記電話番号判断手段により前記入力電
    話番号と登録電話番号とが不一致と判断された際に、前
    記入力電話番号が前記記憶媒体に登録されてないことを
    意味する情報を表示する未登録情報表示手段をさらに備
    えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項
    記載の移動電話装置。
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WO2008090626A1 (ja) * 2007-01-26 2008-07-31 Panasonic Corporation 携帯通信端末装置およびその制御方法
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