JPH0830684A - 病院内オーダリング装置 - Google Patents

病院内オーダリング装置

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JPH0830684A
JPH0830684A JP16181994A JP16181994A JPH0830684A JP H0830684 A JPH0830684 A JP H0830684A JP 16181994 A JP16181994 A JP 16181994A JP 16181994 A JP16181994 A JP 16181994A JP H0830684 A JPH0830684 A JP H0830684A
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Shinichi Sato
晋一 佐藤
Koichi Sano
耕一 佐野
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】病院情報システムで、過去、あるいは診療他科
の診療情報まで含めたオーダチェック処理を応答性能を
劣化させることなく実現し、診療支援機能を向上させ
る。 【構成】診療科および薬局等の各情報サブシステム群を
ネットワークで結合し、病院内情報の管理を行う病院情
報システムで、医師が患者に対する各種オーダ入力を行
う以前に、患者の過去の診療履歴情報を参照することに
より、患者へのオーダ入力時に参照が必要な情報を予め
予測して、ネットワーク上の共有記憶装置からオーダ入
力装置のメモリ上に転送しておき、オーダ入力時には前
記メモリ上の情報を参照して、各種の処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、病院における診療情報
の登録,保管,保存および処理等を含む病院情報システ
ムに係り、特に、医師のオーダ入力時の端末の応答性能
を改善するための診療情報の事前転送装置、およびオー
ダ入力時のチェック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】病院情報システムでは、医師が患者の診
察時に、検査,処方等のオーダ情報をオーダ入力装置か
ら直接入力して、各部門に迅速に伝達することにより、
業務効率の改善を図っている。ところで、このようなシ
ステムのオーダ入力装置から医師がオーダ入力を行った
場合、必ずこれに対する正当性のチェック(オーダチェ
ック)が行われる。
【0003】例えば、処方オーダ業務を行う場合には、
入力した個々の薬品の投与量が限界値を超えていないか
(極量チェック)、同一薬品を重複して投与していない
か(重複投与チェック)、薬品同士の相互作用により副
作用が生じないか(配合禁忌チェック)等のチェックが
行われる。また、検査オーダ業務の場合にも検査項目の
重複オーダに対するチェックが行われる。従来はこのよ
うなチェック処理はオーダ薬品情報,検査項目の範囲内
でのみ行われていた(1オーダ内チェック)。また、その
際のチェック処理は、各業務でオーダされる全情報が一
通り入力されてから一括して行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、1オ
ーダ内のチェックであり、オーダ内の薬品単独、あるい
は薬品,検査項目同士のチェックを行うものである。た
だし、配合禁忌チェック,検査項目重複チェック等複数
の項目同士のチェックでは、これだけでは不十分であ
り、例えば、処方オーダ業務における配合禁忌チェック
では、過去に投与された薬品で現在まで服用期間が及ん
でいるもの、あるいは診療他科からオーダされているも
のについてもチェックの対象となる(全オーダチェッ
ク)。
【0005】これを実現するためには、まず過去、ある
いは他科よりオーダされた薬品の履歴情報を参照する必
要がある。これは通常医師が診療室で使用するオーダ入
力装置のメモリ上にはなく、ネットワークを介して接続
されている共有記憶装置(ファイルサーバ)にアクセス
することにより参照が可能となる。この履歴情報によ
り、過去、あるいは他科でオーダされた薬品名を認識す
ることができるが、配合禁忌等のチェック処理を行うた
めには、さらにそれらの薬品個別の詳細情報も必要であ
る。この薬品個別情報も履歴情報と同様オーダ入力装置
のメモリ上にはなく、ファイルサーバ上に存在するマス
タファイル(薬品マスタ)を参照しなければならない。
【0006】このようなネットワークを介したディスク
アクセスを含めた一連の処理を外来診療室におけるオー
ダ入力時に行っていたのでは、これがボトルネックとな
り、入力に対する端末応答性能が劣化してしまう。本発
明の第一の目的はこのような問題を解決し、オーダ入力
時の入力装置の応答性能を劣化させることなく全オーダ
チェックを実現することにある。
【0007】次に従来のオーダチェック処理は、オーダ
情報入力が一通り終了してから一括して行われていた。
このため、処方オーダ業務でオーダ入力した薬品に関す
る個別情報も一括してファイルサーバからオーダ端末に
転送することになるので、この間のネットワーク上が混
雑し、応答性能が劣化するという問題点があった。ま
た、配合禁忌のような薬品同士の組合せチェックでは、
薬品数が多くなった場合、その組合せ数がその2乗のオ
ーダで増大していくのでチェックの処理時間も増大す
る。さらに、チェックに対するメッセージの数も同時に
増えてしまうため、オーダ入力の修正も困難である。本
発明の第2の目的は、端末応答性能の劣化を防ぐと共
に、エラーメッセージに対するオーダ修正が容易になる
ようなオーダチェック処理及び結果の表示を実現するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、医師
が患者に対するオーダ入力を行う以前(例えば患者選択
時)にオーダチェックに必要な情報(薬品個別情報,前
回情報等)を予め予測して共有記憶装置(ファイルサー
バ)からオーダ入力装置のメモリ上に転送することによ
り達成される。また上記第2の目的は、オーダ入力時に
1項目の入力毎にチェック処理を行い、その結果を表示
することにより達成される。
【0009】
【作用】上記の手段によれば、まず、医師がオーダ入力
装置上で患者を選択した時点でオーダ端末からファイル
サーバに対して要求が発生し、オーダ入力装置からネッ
トワークを介してファイルサーバ上の処方履歴ファイ
ル、あるいは検査履歴ファイルが参照される。このとき
例えば処方履歴ファイルの内容により過去、あるいは他
科よりオーダされた薬品名一覧を参照することができる
ので、さらにこれらの薬品の個別情報が格納されている
レコードをファイルサーバ上の薬品マスタファイルから
参照し、これをオーダ入力装置のメモリ上に転送する。
【0010】通常これらの一連の処理は数秒程度を要す
ると見られるので、仮りにオーダ入力時に行われるもの
とすると端末の応答性能が劣化し、非常に問題となる
が、本発明では、上記のように患者選択時にトリガが発
生し、処理が行われる。医師は患者選択を行った後、患
者を診察室に招き入れ、患者と話をしてからオーダ入力
をするのが通常であり、この間2,3分程度を要すると
考えられるので一連の処理はその間に十分余裕を持って
終了する。
【0011】この結果、オーダ入力時には、必要な過
去、他科のオーダ薬品情報は全てオーダ入力装置のメモ
リ上に展開されていることになる。したがって全オーダ
チェックの場合でもそれらの情報転送に関するネットワ
ークを介したディスクアクセスが生じることはなく、良
好な応答性能が得られる。
【0012】また、これとは別に、今回オーダで再び使
われる可能性の高い前回オーダ薬品情報を常にオーダ入
力装置のメモリ上に転送しておくことにより、今回オー
ダ入力時に新たにファイルサーバから転送する薬品情報
レコードの数を極力少なくすることが可能となる。すな
わち、今回オーダに必要な薬品情報を予め予測してメモ
リ上に転送することにより、オーダ入力時の転送情報を
最小限に納めることができ、一台のファイルサーバに対
し複数のオーダ入力装置から同時にアクセスがあった場
合でも良好な端末応答性能が得られる。
【0013】次に、本発明では、従来のような一括処理
ではなく、一つのオーダ項目を入力する毎にチェック処
理を行ってその結果を表示する。これにより、例えば、
処方オーダ業務では、まず1回のオーダ入力時にファイ
ルサーバからオーダ入力装置のメモリ上に転送される薬
品情報が最大でも1レコード分だけとなるので、転送処
理の時間が短縮される。また、従来のようにオーダする
全薬品のチェックを一括して行う場合に比べ処理が分割
されて行われるため、1回当たりの処理時間が短くな
る。従って実質的な応答速度が速くなる。さらに、一薬
品のオーダ入力毎にチェックの結果が表示されるので、
医師がオーダ入力と修正を対話的に進めていくことがで
きるというメリットがある。
【0014】
【実施例】図2に、本発明の一実施例が施される病院情
報システムの構成例を示す。図中、201は統括ファイ
ルサーバ、202はデータベース、203は医事、会計
に関するシステムで病院情報システムの一つのサブシス
テム、204,205はいくつかある診療科を代表した
診療科サブシステム、206は種々の検査機器あるいは
システムを代表した検査サブシステム、207は薬品の
調剤、及び患者への受渡しを行う薬局サブシステム、2
08は放射線科の機能を代表した放射線科サブシステ
ム、209は、病院全体の管理情報を一元的に集中管理
するシステムで、病院内全体のモニタ機能を持つ。ま
た、210はサブシステム相互を結ぶ情報ネットワーク
(LAN)、211はサブシステム204〜208にお
ける支線LANを示している。
【0015】図3に、図2に示した診療科205内の構
成を示す。科内ファイルサーバ301,科内ファイル30
2,医師用オーダ入力装置303等が、支線LAN21
1で結合されている。医師用オーダ入力装置303は、
通常診療室毎に配置され、これを医師が操作する。科内
ファイル302には、その科の各種マスタファイル及び
オーダファイル等が保管される。例えば、本発明におけ
る処方履歴情報を保管する処方オーダファイル304,
検査履歴情報を保管する検査オーダファイル305,院内で
使用されている全薬品の個別情報を薬品単位のレコード
として保管する薬品マスタ306もここに配置されてい
る。ファイルサーバ301は、科内ファイル302およ
び医師用オーダ入力装置303を通じて、オーダチェッ
クを含むオーダリング処理を実行する。
【0016】次に、本発明における診療情報の事前転送
処理の概要を図1、および図3により詳細に説明する。
図1は、診療の大まかな過程およびそれに伴うシステム
の内部処理を示すフローチャートである。図の右側が医
師,患者の行為,左側がシステム内部処理の流れであ
リ、ここでは処方オーダ業務に関する例を示している。
医師はオーダ入力装置303上で診療を行う患者の選択
を行い、これに応じて患者が診療室に入室する。
【0017】通常、診療室ではこの後、オーダ入力を始
めるまでの数分間は医師と患者との対話が行われる。以
下、その間にファイルサーバ301とオーダ入力装置3
03との間で行われる診療情報の事前転送処理の手順を
以下に示す。
【0018】ステップ101:医師が患者の選択を行っ
た時点で、オーダ入力装置303からファイルサーバ3
01へのリクエストが発生し、ファイルサーバ301に
結合されている科内ファイル302上の処方オーダファ
イル304から対象患者に関する最新の数オーダ分の処
方履歴情報がネットワーク211を介してオーダ端末入
力装置のメモリ上に転送される。
【0019】ステップ102:前回オーダされた全薬品
の個別情報レコードを科内ファイルサーバ302上の薬
品マスタ306からネットワーク211を介してオーダ
入力装置303のメモリ上に転送する。
【0020】ステップ103:オーダ入力装置303
が、転送された処方履歴情報の内容から、オーダされた
各薬品の服用期間が今回オーダ当日まで及んでいるか否
かを判定する(服用期間の重複チェック)。具体的に
は、服用開始日+服用日数>今回オーダ日であれば、期
間重複があるものと判定する。
【0021】ステップ104:ステップ103の結果、
今回オーダと期間重複があったものについては今回オー
ダ薬品との配合禁忌チェックが必要となるので、その薬
品の個別情報レコードを新たに科内ファイル302上の
薬品マスタ306からオーダ入力装置303のメモリ上
へと転送する。
【0022】ステップ101からステップ104までは
数秒程度要すると考えられるが、これは診療室における
医師と患者の対話の間に十分に終了する。従って一連の
処理により、オーダ入力装置303,ファイルサーバ3
01間におけるネットワーク211を介した薬品情報の
転送処理は診療以前、すなわち、オーダ入力以前にすべ
て終了し、オーダ入力時には、全オーダチェックに必要
な過去、あるいは診療他科のオーダ薬品の個別情報レコ
ードは全てオーダ端末入力装置のメモリ上にオーダ順に
最新のものからスタックとして積みこまれている。
【0023】医師は患者との対話が終了した時点でオー
ダ入力を開始し、これに対しオーダ入力装置303上で
オーダチェック処理が実行される(ステップ105)。
なお、図1では、医師の患者選択時に診療情報の事前転
送処理のトリガが発生する例を示しているが、例えば、
患者の受付時に患者の診察担当医師が決定すれば、この
ときに転送処理を行っても良い。この場合には、オーダ
入力装置303からトリガが発生するのではなく、外来
受付からファイルサーバ301にリクエストが送られ、
ファイルサーバ301側でステップ101からステップ
104までの処理を行い、予測情報を科内ファイル30
2からオーダ入力装置303に送りつける。
【0024】次に図1のステップ105で実行されるオ
ーダチェック処理のアルゴリズムを図4のフローチャー
トにより詳細に説明する。なお、以下に示す一連のチェ
ック処理の中で、エラーメッセージが発行された場合に
は、医師はそのメッセージに従いオーダを修正する。
【0025】ステップ401:オーダ入力装置303の
画面上の画面上に「オーダ薬品を入力して下さい。」と
いうメッセージが表示され、これに対し、医師がオーダ
薬品名(あるいは薬品コード)を一つ入力する。
【0026】ステップ402:入力薬品の個別情報レコ
ードを参照する。この場合、まず入力薬品が前回オーダ
薬品の中に含まれているかどうかをチェックする。もし
含まれていれば、その個別情報をオーダ入力装置303
上のメモリ上で直接参照し、含まれていなければ、その
薬品の個別情報を新たに科内ファイル302上の薬品マ
スタ306からオーダ入力装置303のメモリ上に転送
した上で参照する。
【0027】ステップ403:極量チェック,長期投与
チェック等、今回入力薬品の個別情報単独で行えるチェ
ック処理を実行し、チェック結果に対するメッセージを
表示する。
【0028】ステップ404:対象入力薬品と既オーダ
薬品との重複投与チェック,配合禁忌チェック処理を行
う。これは全ての既オーダ薬品との組合せについて、す
なわち既オーダ薬品数回行われ、これを終了した後、ス
テップ405に進む。
【0029】以下、ステップ404中の処理について説
明する。
【0030】ステップ4041:今回入力した対象薬品
が、オーダ端末入力装置上のメモリ上にスタックとして
積まれている既オーダ薬品に含まれているか否かをチェ
ックする(重複投与チェック)。もし、含まれていれ
ば、重複投与を知らせるメッセージを表示する。この場
合、医師は入力オーダ薬品の修正を行って再入力する必
要がある。重複投与エラーが消えた段階でステップ40
42に進む。
【0031】ステップ4042:対象入力薬品の個別情
報レコードと既オーダ薬品レコードスタック上の一つの
薬品個別情報レコードを参照する。
【0032】ステップ4043:各々のレコードに登録
されている禁忌情報内容により、二つの薬品の間に配合
禁忌関係が成立するかどうかを判定する。
【0033】ステップ4044:ステップ4043の結
果、配合禁忌と判定されれば、警告用のメッセージを表
示し、ステップ4045へ移る。そうでなければステッ
プ4041に戻り、対象入力薬品と次の既オーダ薬品と
のチェックを行う。すなわち、既オーダ薬品スタック上
の次のレコードを参照し、同様の処理を行う。
【0034】ステップ4045:オーダ入力の修正を行
って再入力した後、ステップ4041に戻る。
【0035】ステップ405:対象入力薬品とすべての
既オーダ薬品とのチェックが正常に終了したものとし、
対象入力薬品を新たな既オーダ薬品として従来の既オー
ダ薬品のスタックの先頭に加える。
【0036】ステップ405の後、再びステップ401
に戻り、次の対象入力薬品に対し、一連の処理が繰り返
される。ステップ401からステップ405までを今回
オーダ薬品数回繰り返し、全ての今回オーダ薬品に対す
るチェックが終了した時点で処理を終了する。
【0037】なお、図1,図4は処方オーダ業務に関す
る例を示したものであるが、次に検査オーダ業務におけ
る実施例を図1,図3,図5により説明する。検査オー
ダの場合、オーダ入力前に事前転送しておく情報は、過
去、あるいは診療他科で実施された検査項目のみであ
り、処方オーダ業務における薬品個別情報に相当するも
のはない。従って図1におけるステップ101からステ
ップ104の中では、ステップ101で処方履歴情報の
代わりに、検査オーダ履歴情報を科内ファイル302上
の検査オーダファイル305からオーダ入力装置303
のメモリ上に転送し、既オーダ検査項目のスタックを作
成するだけで良い。以下、ステップ105に相当する検査
オーダ項目の重複チェック処理について、図5により詳
細に説明する。
【0038】ステップ501:オーダ入力装置303の
画面上の画面上に「オーダ検査項目を入力して下さ
い。」というメッセージが表示され、これに対し、医師
がオーダ検査項目名(あるいは検査項目コード)を一つ
入力する。
【0039】ステップ502:対象入力検査項目と既オ
ーダ検査項目との重複オーダチェック処理を行う。これ
は全ての既オーダ検査項目との組合せについて、すなわ
ち既オーダ検査項目数回行われ、これを終了した後、ス
テップ503に進む。
【0040】以下、ステップ502の処理について説明
する。
【0041】ステップ5021:対象入力検査項目とオ
ーダ端末入力装置のメモリ上の既オーダ検査項目スタッ
ク上の1項目を参照する。
【0042】ステップ5022:二つの項目の重複チェ
ックを行う。
【0043】ステップ5023:ステップ5021の結
果、重複項目と判定されれば、警告用のメッセージを表
示し、ステップ5024へ移る。そうでなければステッ
プ5021に戻り、対象入力検査項目と次の既オーダ検
査項目とのチェックを行う。すなわち、既オーダ検査項
目スタック上の次のレコードを参照し、同様の処理を行
う。
【0044】ステップ5024:オーダ入力の修正を行
って再入力した後、ステップ5021に戻る。
【0045】ステップ503:対象入力検査項目とすべ
ての既オーダ検査項目とのチェックが正常に終了したも
のとし、対象入力検査項目を新たな既オーダ検査項目と
して従来の既オーダ検査項目のスタックの先頭に加え
る。
【0046】ステップ503の後、再びステップ501
に戻り、次の対象入力検査項目に対し、一連の処理が繰
り返される。ステップ501からステップ503までを
今回オーダ検査項目数回繰り返し、全ての今回オーダ検
査項目に対するチェックが終了した時点で処理を終了す
る。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、過去、あるいは他科の
診療履歴情報を参照してオーダ入力時のチェック処理を
行う場合でも、処理時間のボトルネックとなるネットワ
ークを介したディスクアクセスを最小限に抑えることが
できるので、オーダ入力装置の応答速度の劣化を防ぐこ
とが可能となる。また、1項目毎の入力に対し、その都
度チェックを行って結果を表示するので、実質的な応答
性能と共にオーダ修正の効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における診療情報の事前転送のフローチ
ャート。
【図2】本発明に係る病院情報システムのブロック図。
【図3】病院情報システムの診療科内のブロック図。
【図4】本発明における処方オーダチェックアルゴリズ
ムのフローチャート。
【図5】本発明における検査オーダチェックアルゴリズ
ムのフローチャート。
【符号の説明】
201…統括ファイルサーバ、202…データベース、
203…医事サブシステム、204,205…診療科サ
ブシステム、206…検査サブシステム、207…薬局サ
ブシステム、208…放射線科サブシステム、209…
状態管理サブシステム、210…LAN、211…支線
LAN。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】診療科および薬局等の各情報サブシステム
    群をネットワークで結合し、病院内情報の管理を行う病
    院情報システムにおいて、医師が患者に対する各種オー
    ダ入力を行う以前に、前記患者の過去の診療履歴情報を
    参照することにより、前記患者へのオーダ入力時に参照
    が必要な情報を予め予測して、ネットワーク上の共有記
    憶装置からオーダ入力装置のメモリ上に転送しておき、
    オーダ入力時には前記メモリ上の情報を参照して、オー
    ダ処理を行うことを特徴とする病院内オーダリング装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、オーダ入力時に参照が
    必要な情報を前記ネットワーク上の前記共有記憶装置か
    ら前記オーダ入力装置の前記メモリ上に転送するタイミ
    ングは、医師の患者選択時である病院内オーダリング装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1において、オーダ入力時に参照が
    必要な情報を前記ネットワーク上の前記共有記憶装置か
    ら前記オーダ入力装置の前記メモリ上に転送するタイミ
    ングは、患者受付け時である病院内オーダリング装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、オーダ入力時に予め転
    送された前記メモリ上の情報を参照して入力情報の正当
    性チェックを行う処理を含む病院内オーダリング装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、オーダ入力時に、1項
    目がオーダ入力される毎に、メモリ上の情報を参照して
    入力チェックを行い、結果を前記オーダ入力装置上に表
    示する病院内オーダリング装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、処方オーダ入力時に、
    1薬品がオーダ入力される毎に、前記メモリ上の情報を
    参照して入力チェックを行い、結果を前記オーダ入力装
    置上に表示する病院内オーダリング装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、処方オーダ入力時に、
    1薬品がオーダ入力される毎に、メモリ上の情報を参照
    して薬品の重複投与チェックを行い、結果をオーダ入力
    装置上に表示する病院内オーダリング装置。
  8. 【請求項8】請求項6において、処方オーダ入力時に、
    1薬品がオーダ入力される毎に、前記メモリ上の情報を
    参照して薬品同士の相互作用による副作用のチェックを
    行い、結果を前記オーダ入力装置上に表示する病院内オ
    ーダリング装置。
  9. 【請求項9】請求項5において、検査オーダ入力時に、
    1検査項目がオーダ入力される毎に、前記メモリ上の情
    報を参照して検査項目の重複チェックを行い、結果を前
    記オーダ入力装置上に表示する病院内オーダリング装
    置。
  10. 【請求項10】請求項1において、前記ネットワーク上
    の前記共有記憶装置から前記オーダ入力装置の前記メモ
    リ上に転送される予測情報は、患者に対し過去にオーダ
    された個々の薬品情報である病院内オーダリング装置。
  11. 【請求項11】請求項10において、前記ネットワーク
    上の前記共有記憶装置から前記オーダ入力装置のメモリ
    上に転送される予測情報は、前回オーダされた各薬品の
    個別情報である病院内オーダリング装置。
  12. 【請求項12】請求項10において、前記ネットワーク
    上の前記共有記憶装置から前記オーダ入力装置の前記メ
    モリ上に転送される予測情報は、過去にオーダされた各
    薬品の中で、その服用期間が今回オーダ日まで及んでい
    るものの個別情報である病院内オーダリング装置。
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