JPH08241398A - 色種別指定処理方法および帳票類デザインシステム - Google Patents

色種別指定処理方法および帳票類デザインシステム

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JPH08241398A
JPH08241398A JP7068943A JP6894395A JPH08241398A JP H08241398 A JPH08241398 A JP H08241398A JP 7068943 A JP7068943 A JP 7068943A JP 6894395 A JP6894395 A JP 6894395A JP H08241398 A JPH08241398 A JP H08241398A
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JP
Japan
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color
data
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protection
spot
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JP7068943A
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English (en)
Inventor
Takahito Kanazawa
貴人 金沢
Naomi Nomura
尚美 野村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】色種別指定を行う作業の負荷を大幅に改善す
る。 【構成】デザインデータに含まれている特色データの中
から保護色とする特色データを指定する保護色指定処理
10、及び保護色に指定されていない特色データをプロ
セス色データに変換するプロセス色化処理11によって
色種別指定処理を行い帳票類デザインシステムに適用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特色インキを用いる印
刷物を製造するための製版データの生成方法に関する。
特に、特色とプロセス色の色種別指定処理方法およびそ
れを適用した帳票類デザインシステムに関し、罫図形、
テキスト、画像、およびその他の図形要素に付随する特
色データの内、所定の特色データに対しては保護色を指
定し特色インキを用いて印刷することを決定する処理を
行い、その他の特色データに対してはプロセスインキを
用いて印刷することができるようにプロセス色データに
変換する処理を行う。
【0002】
【従来の技術】プリミティブは例えば、矩形、円形、直
線等の図形、地紋、絵柄、マーク、記号、文字列等のデ
ザインの基礎部品であり、このプリミティブを組み合わ
せてデザインが行われる。プリミティブは必ずしも内容
が簡単でなくてもよく、また種類が限定されるものでも
なく、任意の使用頻度の高いものをプリミティブとする
ことができる。プリミティブを用いたデザインはプリミ
ティブの指定を行う過程と指定されたプリミティブに対
する処理を行う過程の2つの過程が基本となっている。
通常において頻繁に行われる処理にレイアウトがある
が、その他にも多くの処理が行われる。レイアウトされ
たプリミティブ等の図形要素に対して特色を使用する
か、プロセス色を使用するかの色種別を指定し色種別を
付与する色種別指定処理も、その1つである。
【0003】ところで印刷産業においては印刷工程で使
用する印刷版を作成するためのデータである製版データ
が製版工程において作成される。この製版データは中間
のデザイン段階を経て作成され、中間段階のデザインデ
ータとして色属性の付与されていない版下データがあ
る。版下データが作成されると、そのハードコピーが作
成され、それに基づいて得意先のチェックや色分け等の
細かい指示を受けることが行われる。その色分け等の指
示に基づいて図形要素に色データを付与することが行わ
れ、通常その色属性指定の際に特色を使用するかプロセ
ス色を使用するかの色種別も指定される。特色指定され
た色データは特色データであり、プロセス色指定された
色データはプロセス色データである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の色種別指定においては、特色指定が多く行われ
異なった色の数が増えると、印刷機の印刷ユニットの数
には制限があるため、そのままでは印刷できない場合が
生じる。特に、帳票類の印刷の場合には特色が多く使用
されるためそのような印刷できない場合が多く生じるも
のである。そのような場合、従来においては色属性の指
定に戻ってやり直しをすることが必要であった。色属性
の指定は、図形データ、テキストデータ、画像データ等
からなるデータの一つ々々の図形要素について、図形要
素を指定し、指定された図形要素に対して色属性を付与
しなければならず、その図形要素の数は1000以上に
およぶことも珍しくなく、作業の負荷は大変大きいもの
である。そこで本発明の目的は、色種別指定を行う作業
の負荷を大幅に改善することのできる色種別指定処理方
法および帳票類デザインシステムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は下記の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、デザインデータ
に含まれている特色データの中から保護色とする特色デ
ータを指定する保護色指定処理過程と、保護色に指定さ
れていない特色データをプロセス色データに変換するプ
ロセス色化処理過程と、を有する色種別指定処理方法、
である。また本発明は、前記特色データは色コードを有
し、かつ、前記プロセス色化処理過程は、色コードとプ
ロセス色成分との対応データからなる色テーブルを参照
して行われる過程である色種別指定処理方法、である。
【0006】また本発明は、色種別指定処理手段を有す
る帳票類デザインシステムであって、前記色種別指定処
理手段は保護色指定処理手段と、プロセス色化処理手段
と、を有し、前記保護色指定処理手段はデザインデータ
に含まれている特色データの中から保護色とする特色デ
ータを指定する処理を行い、前記プロセス色化処理手段
は保護色に指定されていない特色データをプロセス色デ
ータに変換する、帳票類デザインシステム、である。
【0007】
【作用】本発明の色種別指定処理方法によれば、保護色
指定処理過程によりデザインデータに含まれている特色
データの中から保護色とする特色データが指定され、プ
ロセス色化処理過程により保護色に指定されていない特
色データがプロセス色データに変換される。したがっ
て、特色でなければ再現不可能な特色データに対しては
保護色として指定し確実にするとともに、印刷機の印刷
ユニット数によって決まる残りの色数に応じて保護色が
指定される。また本発明の色種別指定処理方法によれ
ば、特色データは色コードを有し、かつ、色コードとプ
ロセス色成分との対応データからなる色テーブルを参照
してプロセス色化処理過程が行われる。このように、対
応色テーブルの参照によるため処理が高速に行われる。
【0008】また本発明の帳票類デザインシステムによ
れば、色種別指定処理手段を有する帳票類デザインシス
テムであって、色種別指定処理手段は保護色指定処理手
段と、プロセス色化処理手段と、を有し、保護色指定処
理手段によりデザインデータに含まれている特色データ
の中から保護色とする特色データを指定する処理が行な
われ、プロセス色化処理手段により保護色に指定されて
いない特色データがプロセス色データに変換される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の色種別指定処理方法および帳
票類デザインシステムについて好適な実施例により説明
する。図1は本発明の色種別指定処理方法を実施する装
置の構成を示す図である。図1において、1の実線の枠
で囲まれた部分は本発明の色種別指定処理方法を実施す
る色種別指定処理装置、2はイーサーネット等のLAN
(Local Area Network)、3は基礎部品(プリミティ
ブ)データ、デザインデータ、色テーブルデータ、その
他のデータを保存するとともにそれらのデータをLAN
を通じて色種別指定処理装置との間で相互に転送するデ
ータストアシステム、4はキーボード、マウス等の入力
装置、5はディスプレイ、プリンタ等の出力手段であ
る。
【0010】図1において、色種別指定処理装置1は更
に細部から構成されており、6は記憶手段、7は演算手
段であり、パーソナルコンピュータ、エンジニアリング
ワークステーション等のコンピュータの本体部分であ
る。そして記憶手段6において、8はデータストアシス
テム3から読込んだ、あるいはもともと記憶されている
被処理デザインデータ、9は被処理デザインデータ8に
色種別指定処理を行って得る既処理ザインデータであ
る。さらに演算手段7において、10はデザインデータ
を構成する特色データの内から所定の特色データを保護
色に指定する処理を行う保護色指定処理ルーチン、11
は特色データの内から保護色に指定されなかった特色デ
ータをプロセス色データにする処理を行うプロセス化処
理ルーチンである。
【0011】図2は色種別指定処理の流れを示すメイン
のフロー図である。このフロー図に基づき色種別指定処
理の詳細を説明する。版下データ等の被処理デザインデ
ータ8が表示されデザインを行う主画面において“分
色”と表示されている部分にマウスの指示ポイントを置
いてマウスボタンをクリックし、分色メニューを開き、
さらにサブメニューの“特色保護色指定”と表示されて
いる部分にマウスの指示ポイントを置いてマウスボタン
をクリックし、特色保護色指定ウインドウを開き出力装
置5のディスプレイに表示する(S1)。
【0012】その特色保護色指定ウインドウにおいて保
護色とする特色データの指定を行う。図3は特色保護色
指定ウインドウの表示の一部を示す図である。図3に示
すように、被処理デザインデータ8に使用されている色
が色コードで列挙されており、その色コードの右側部分
に、特色保護とするか否かの選択ボタンがある。選択ボ
タンの上にマウスの指示ポイントを置いてマウスボタン
をクリックするとクリックの度毎に、選択ボタンが変化
する。図3においては黒丸●と白丸○とが交互に表示さ
れる。黒丸●は保護色に指定されていることを示し、し
たがってその色コードの色データは特色データとなる。
また、白丸○はその色コードの色データはプロセス色化
処理によってプロセス色データに変換される色データで
あることを示している。
【0013】図4は被処理デザインデータの一例を示す
図である。図4において“A”は色コードが“I32
1”、“B”は色コードが“I251”、“C”は色コ
ードが“I004”、“D”は色コードが“D125”
である。図4のような図形データが作成されている場
合、色コードが“D125”の図形“D”は細線の矩形
であり、4色を刷り重ねるプロセス色では位置合わせが
困難なため、図3において特色保護が指定されている。
これを除いた図形“A”,“B”,“C”がプロセス色
化処理の対象となる。一方、プロセスインキによっては
再現不可能な色、例えば、金色、銀色、蛍光色、得意先
指定色、金赤、等の色はプロセス色化処理の対象とはな
らず、デフォルトとして特色保護色と指定されるか、特
色保護色と指定されさらに変更不可とされる。このよう
に特色保護色が指定され保護色指定処理が行われる(S
2)。
【0014】次にプロセス色化処理の対象データがある
か否かが判定され(S3)、“ある”の場合にはプロセ
ス色化処理が行われ、全ての対象データについてプロセ
ス色化処理が行われる。図5は色コードとプロセス色成
分の関係データからなる色テーブルデータベースの内容
の一部を表として示した図である。プロセス色成分の要
素Y,M,C,Kの値の単位をパーセントとし、プロセ
ス色成分をベクトル表示で(Y,M,C,K)とする。
図5において、色コード“I320”=プロセス色成分
(0,20,10,0)、色コード“I321”=プロ
セス色成分(0,25,15,0)、色コード“I32
2”=プロセス色成分(0,30,10,0)、色コー
ド“I322”=プロセス色成分(0,30,20,
0)が示されている。
【0015】プロセス色化処理においては、この表を参
照する処理が行われて図形“A”のプロセス色成分はY
=0%,M=25%,C=15%,K=0%,となる。
他のプロセス色化処理の対象である図形“B”,“C”
についてもこの表を参照する処理が行われ、全ての対象
データについてプロセス色成分が求められる。以上のよ
うにプロセス色化処理が行われる(S4)。
【0016】全ての対象データについてプロセス色成分
が求められ場合、S3において“否”と判定される。こ
の後、この色種別指定処理によって得られる既処理デザ
インデータ9はデータストアシステム3に格納される
か、または図2に示すフイルム出力過程により、フィル
ム出力機によって分色版フィルムとして出力される。図
6は出力される分色版フィルムの一例を示す図である。
上述のように特色保護された色コード“D125”が特
色版フィルムとして出力される(S5)。
【0017】次に上述の色種別指定処理方法を帳票類デ
ザインシステムに適用した本発明の帳票類デザインシス
テムについて説明する。なおここでは帳票類とは、伝
票、複写伝票、OCR帳票、通帳、申込票、通知票、等
の所定のデータを記入するための項目(記入欄)が設け
られているものを指す。図7は本発明の帳票類デザイン
システムとその周辺装置を含み、メイン事業所と遠隔事
業所とを結ぶ総合システムの構成の一例を示す図であ
る。図7において、21a,21bは色種別指定処理処
理機能を有する本発明の帳票類デザインシステムと入出
力装置からなるBFD(Business Form Design)ターミ
ナル、22はLANのイーサネット、23はBFDデー
タ、各種画像データ(カラー画像、部品画像等)のデー
タを保管・管理するデータストアシステム、24は原稿
画像等の入力を行う製版用スキャナー、25は写真フィ
ルムに画像データを出力するフィルム出力機、26はB
FDデータのデータ形式を変換した画像データを得るB
FD変換サーバー、27はカラー画像データを普通紙上
にカラープリントアウトするカンプ出力機、28は印刷
用の版下を作成する版下作成システムであるFCS(Fo
rm Composing System )、29は遠隔地間のネットワー
クを接続する装置のルータである。
【0018】図8は本発明の帳票類デザインシステム2
1(a,b)のメインルーチンの処理の流れを示すフロ
ー図である。図8において、帳票類デザインシステム2
1を立ち上げるとディスプレイにメインメニューが表示
される(S21)。メインメニューには“ユーティリテ
ィ”、“帳票作成”、“出力”、“終了”の4つのメニ
ューがあって、それらの1つを選択することによって、
それらの処理に進む(S22)。“ユーティリティ”が
選択されるとユーティリティ処理ルーチン(S23)が
起動され、“帳票作成”が選択されると帳票作成処理ル
ーチン(S24)が起動され、“出力”が選択されると
出力処理ルーチン(S25)が起動され、“終了”が選
択されると帳票類デザインシステムが終了する。“終
了”以外の処理ルーチンが終了した場合にはメインルー
チンのメインメニュー表示(S21)に戻る。
【0019】ユーティリティ処理ルーチン(S23)に
おいては、さらにサブメニューがあり、“部品画像管
理”、“カラー画像管理”、“BFDデータ管理”、
“帳票部品データ管理”、“サンプル帳票データ管
理”、“WS(Workstation )データの取り込み処
理”、が行われる。“部品画像管理”においては、ユー
ザ単位でのロゴデータの管理、約物等の管理処理を行
う。また部品画像(プリミティブ)用のカートリッジM
Tのイニシャライズ、部品画像データのセーブ、部品画
像データのロードの各処理を行う。“カラー画像管理”
においては、写真画像の管理処理を行う。またカラー画
像用のカートリッジMTのイニシャライズ、カラー画像
データのセーブ、カラー画像データのロードの各処理を
行う。
【0020】“BFDデータ管理”においては、BFD
で作成したデータの管理処理を行う。またBFDデータ
用のカートリッジMTのイニシャライズ、BFDデータ
のセーブ、BFDデータのロードの各処理を行う。“帳
票部品データ管理”においては、帳票部品(必要箇所の
み分割して部品格納している帳票)の管理処理を行う。
また帳票部品データ用のカートリッジMTのイニシャラ
イズ、帳票部品データのセーブ、帳票部品データのロー
ドの各処理を行う。“サンプル帳票データ管理”におい
ては、サンプル帳票(プレゼンテーション帳票)の管理
処理を行う。またサンプル帳票データ用のカートリッジ
MTのイニシャライズ、サンプル帳票データのセーブ、
サンプル帳票データのロードの各処理を行う。“WS
(Workstasion )データの取り込み処理”においては、
WSを経由してスキャナーから取込んだ画像データの余
白除去、データ登録を行う処理を行う。
【0021】出力処理ルーチン(S25)においては、
カンプ出力機27(図7参照)に全色合成出力、または
C(Cyan),M(Mgenta),Y(Yellow),Bk(Blac
k ),特色1〜特色24までの分色出力を行う“カンプ
出力処理”、フィルム出力機25(図7参照)にC,
M,Y,Bk,特色1〜特色24までの分色ポジフィル
ム、または分色ネガフィルムを出力する“フィルム出力
処理”を行う。またそれらの出力を行う際にレイアウト
して出力する“レイアウト出力処理”を行う。
【0022】“レイアウト出力処理”においては、さら
にサブメニューがあり、“レイアウト”、“オフセッ
ト”、“回転出力”が行われる。“レイアウト”におい
ては、さらにサブメニューがあり、“自動”、“位置指
定”が行われる。“自動”は、帳票をマルチ出力(配列
して複数の帳票を出力)する際、直前までの帳票のレイ
アウトに対し、次に配置する帳票を右側に配置するの
か、下側に配置するのかを指定することにより自動的に
配置を完了する処理を行う。“位置指定”は、差し替え
出力、および合成出力等を行う場合に指定する処理であ
り、指定した帳票の左上を基準とした座標値入力により
レイアウト指定を行う。すなわち、位置指定サブメニ
ューが指定された時点で、対象となる帳票をマウスにて
指定する。座標入力ウインドウにて指定された帳票の
左上を基準とした相対座標値を入力する。
【0023】“オフセット”においては、さらにサブメ
ニューがあり、“オフセット有り”、“オフセット無
し”が行われる。デフォルトは“オフセット有り”であ
る。“オフセット有り”は、フィルムの外枠サイズに対
して、外枠から内側に所定のオフセット距離を有する仕
上がりサイズが与えられる。“オフセット無し”は、仕
上がりサイズとフィルムサイズが一致する状態であり、
仕上がりサイズ外に存在するトンボは除去される。“回
転出力”においては、さらにサブメニューがあり、“正
向き出力”、“90度回転出力”、“180度回転出
力”、“270度回転出力”、が行われる。デフォルト
は“正向き出力”である。“正向き出力”は、その名称
のとおり帳票が正向きに出力される。他はその名称のと
おりの角度だけ時計回りに回転されて出力される。
【0024】次にメインルーチンにおいて帳票作成処理
ルーチンが起動された場合について説明する。図9は帳
票作成処理ルーチンにおける処理の流れを示すフロー図
である。図9において帳票作成処理ルーチン(図8のS
24)が起動されると、この処理ルーチンにおけるサブ
メニューが表示される(S31)。サブメニューは、
“ファイル”、“デザイン”、“表示”、“分色”、
“ユーティリティ”、“レイアウト”、“編集”、“部
品”からなり、これらのサブメニューから1つが選択さ
れると、選択されたメニューの処理ルーチンが起動され
る(S32)。
【0025】ファイル処理ルーチン(S33)は、さら
にサブメニュー“読み込み”、“登録”、“合成”、
“属性”からなり、BFDファイルの読み込みまたは登
録処理を行う。“読み込み”はBFDファイルの読み込
みを行い、“登録”はBFDファイルの登録を行い、
“合成”は同一オーダーの各枚目を合成し一つの枚目に
合成を行い、“属性”は各枚目の属性(サイズ等を)の
指定を行う。デザイン処理ルーチン(S34)は、さら
にサブメニュー“作画ツール”、“テキスト”、“カラ
ー画像”、“部品画像”、“トンボ”からなり、帳票を
デザインするための各種ツールを提供する。“作画ツー
ル”は直線、ボックス、円、楕円、連続線、自由曲線、
等分割線、閉領域スクリーン(網版作成)、補助線の作
成を行い、“テキスト”は日本語、欧文の文章作成を行
い、“カラー画像”はカラー画像の貼り込みを任意の形
状でトリミングして行い、“部品画像”はロゴ画像の貼
り込みを任意の形状でトリミングして行い、“トンボ”
は印刷管理用のトンボ(位置合わせマーク)を貼り込み
を行うツールである。なおプリミティブ(すなわち部
品)もここで作成することができ、作成された図形、テ
キスト等のデータを後述の部品処理ルーチン(S40)
においてプリミティブとして登録することで、プリミテ
ィブとされる。
【0026】表示処理ルーチン(S35)は、さらにサ
ブメニュー“チャート設定”、“画面ズーム”、“補助
線表示”、“画面切り替え”、“画面スクロール”から
なり、ディスプレイ表示に関する各種ツールを提供す
る。“チャート設定”は指定のチャートをディスプレー
に表示し、“画面ズーム”は表示されている画面を拡大
表示し、“補助線表示”は補助線を表示し、“画面切り
替え”はフォーム台紙(登録データ作成画面)、作業台
紙(ワーク画面)の2つの画面を切り替え、“画面スク
ロール”は表示する画面をスクローする処理を行う。分
色処理ルーチン(S36)は、さらにサブメニュー“主
版設定”、“フィルター分色”、“個別分色”、“グラ
デーション処理”、“特色保護色指定”からなり、BF
Dデータ、およびFCS版下データの分色作業を行う処
理を行う。“主版設定”は罫線、網版、文字の各データ
に対し主に使用する色属性を一括して設定し、“フィル
ター分色”は任意形状により、その中に含まれる罫線、
網版、文字のそれぞれに対し色属性を指定し、“個別分
色”は個々のデータに対し、簡易的に色属性のみを指定
する処理を行う。“グラデーション処理”は対象図形の
角度とは独立してグラデーション自体に角度を持たせ、
対象図形にグラデーションを施す処理を行う。また“特
色保護色指定”は所定の特色データを保護色に指定し
て、特色として確定するとともに、他の特色データはプ
ロセス色データに変換する処理を行う。この分色処理ル
ーチン(S36)における“特色保護色指定”は本発明
を構成する部分である。
【0027】ユーティリティ処理ルーチン(S37)
は、さらにサブメニュー“カラーコンバージョン”、
“スクリーン設定”、“部品画像DB検索”、“カラー
画像DB検索”からなり、帳票作成モードにおけるデザ
イン補助処理を行う。“カラーコンバージョン”は特色
にて作成した帳票データを一括してプロセスカラーに変
更し、“スクリーン設定”は使用する出力機の解像度、
線数、角度を設定し、“部品画像DB検索”は得意先ロ
ゴ等をデータベースより検索し、“カラー画像DB検
索”はカラー画像(写真等)をデータベースより検索す
る処理を行う。
【0028】レイアウト処理ルーチン(S38)は、さ
らにサブメニュー“補助線移動”、“垂直線基準移
動”、“水平線基準移動”、“線対象コピー”、“コピ
ー鏡像”、“回転”、“リピート”からなり、デザイン
レイアウトに関する処理を行う。“補助線移動”は入力
した補助線に対し指定図形を揃え、“垂直線基準移動”
は指定した図形、テキスト等を垂直基準線に揃え、“水
平線基準移動”は指定した図形、テキスト等を水平基準
線に揃える処理を行う。また“線対象コピー”は指定し
た図形を基準線(垂直、水平)を基準とし対象にコピー
し、“コピー鏡像”は指定した図形を基準線(垂直、水
平)を基準とし鏡像イメージでコピーする処理を行う。
また“回転”は指定した図形を任意角度に回転し、“リ
ピート”は地紋等を主に作成する処理を行う。この“リ
ピート”処理においては単純な並べ処理とともに、拡大
または縮小を行いながらの並べ処理、回転を徐々に行い
ながらの並べ処理、網%を徐々に変化させながら図形を
並べる処理を行う。また、処理後は編集画面でのトリミ
ング処理により任意の形状に切り取ることができる。
【0029】編集処理ルーチン(S39)は、サブメニ
ューとして図形の“移動”、“拡大または縮小”、“回
転”、“カット”、“コピー”、“パック”を有し、図
形編集に関する処理を行う。“パック”は複数図形をグ
ループ化し、各種操作の対象とする処理である。部品処
理ルーチン(S40)は、さらにサブメニュー“BFD
データ”、“FCSデータ”、“サンプル部品”、“帳
票部品”からなり、各種部品の読み込みまたは登録処理
を行う。プリミティブ(すなわち部品)はこの部品処理
ルーチンにおいて読み込みまたは登録処理が行われる。
“BFDデータ”はBFDデータの読み込みを行い、
“FCSデータ”はFCSにて作成された版下データの
読み込みを行い、“サンプル部品”はプレゼンテーショ
ン帳票の登録を行い、“帳票部品”は帳票中の必要箇所
のみ切り取り、部品として登録を行うとともに登録され
ている帳票部品を読み込み現在編集中のデータと合成す
る処理を行う。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、特色とプ
ロセス色の色種別指定を行う作業の負荷を大幅に改善す
ることのできる色種別指定処理方法および帳票類デザイ
ンシステムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の色種別指定処理方法を実施する装置の
構成を示す図である。
【図2】色種別指定処理処理の流れを示すフロー図であ
る。
【図3】特色保護色指定ウインドウの表示の一部を示す
図である。
【図4】被処理デザインデータの一例を示す図である。
【図5】色コードとプロセス色成分の関係データからな
る色テーブルデータベースの内容の一部を表として示し
た図である。
【図6】出力される分色版フィルムの一例を示す図であ
る。
【図7】本発明の帳票類デザインシステムとその周辺装
置を含み、メイン事業所と遠隔事業所とを結ぶ総合シス
テムの構成の一例を示す図である。
【図8】本発明の帳票類デザインシステムのメインルー
チンの処理の流れを示すフロー図である。
【図9】帳票作成処理ルーチンにおける処理の流れを示
すフロー図である。
【符号の説明】
1 色種別指定処理装置 2 LAN 3,23 データストアシステム 4 入力装置 5 出力装置 6 記憶手段 7 演算手段 8 被処理デザインデータ 9 既処理デザインデータ 10 保護色指定処理ルーチン 11 プロセス色化処理ルーチン 21a,21b BFDターミナル 22 イーサネット 24 製版用スキャナー 25 フィルム出力機 26 BFD変換サーバー 27 カンプ出力機 28 FCS 29 ルータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デザインデータに含まれている特色データ
    の中から保護色とする特色データを指定する保護色指定
    処理過程と、 保護色に指定されていない特色データをプロセス色デー
    タに変換するプロセス色化処理過程と、 を有することを特徴とする色種別指定処理方法。
  2. 【請求項2】前記特色データは色コードを有し、かつ、
    前記プロセス色化処理過程は、色コードとプロセス色成
    分との対応データからなる色テーブルを参照して行われ
    る過程であることを特徴とする請求項1記載の色種別指
    定処理方法。
  3. 【請求項3】色種別指定処理手段を有する帳票類デザイ
    ンシステムであって、前記色種別指定処理手段は保護色
    指定処理手段と、プロセス色化処理手段と、を有し、 前記保護色指定処理手段はデザインデータに含まれてい
    る特色データの中から保護色とする特色データを指定す
    る処理を行い、 前記プロセス色化処理手段は保護色に指定されていない
    特色データをプロセス色データに変換する、 ことを特徴とする帳票類デザインシステム。
JP7068943A 1995-03-03 1995-03-03 色種別指定処理方法および帳票類デザインシステム Withdrawn JPH08241398A (ja)

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