JPH08205237A - 移動無線通信装置 - Google Patents

移動無線通信装置

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JPH08205237A
JPH08205237A JP7009609A JP960995A JPH08205237A JP H08205237 A JPH08205237 A JP H08205237A JP 7009609 A JP7009609 A JP 7009609A JP 960995 A JP960995 A JP 960995A JP H08205237 A JPH08205237 A JP H08205237A
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JP
Japan
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identification number
base station
mobile radio
reception
wireless
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Withdrawn
Application number
JP7009609A
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Yoshiharu Asaoka
義晴 浅岡
Shinya Takahashi
真也 高橋
Takashi Sakakawa
隆 坂川
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Toshiba Corp
Toshiba Communication Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Communication Technology Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W12/00Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
    • H04W12/06Authentication
    • H04W12/068Authentication using credential vaults, e.g. password manager applications or one time password [OTP] applications
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/08Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities
    • H04L63/083Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities using passwords
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W12/00Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
    • H04W12/08Access security

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動無線電話機から基地局に対してPINを
容易かつ確実に伝送できるようにする。 【構成】 自動車無線電話機から発呼信号を送信し、セ
ル基地局/制御局が通話チャネルを保留に設定する。次
にセル基地局/制御局がPIN入力要求信号を自動車無
線電話機に無線回線を通じて送信し、自動車無線電話機
でPIN入力要求を液晶表示器452で画面表示する。
キー部430を操作した、そのフラッシュ操作信号を送
信する。この送信を受信したセル基地局/制御局が電話
番号送信要求の信号送信を行い、この要求の画面表示を
停止する。PINをID/ROMから読み出し、入力さ
れた電話番号に含ませ、この選択信号を送信する。この
選択信号を受信したセル基地局/制御局が、予め登録し
てあるPINを調べ、一致した場合に受信した選択信号
(電話番号)による回線接続を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルラー方式の移動電
話システムなどに利用し、識別番号(PIN:Personal Iden
tification Number)サービスによる回線接続を行う移動
無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セルラー方式の移動電話装置で
は、移動無線電話機(自動車電話機、携帯電話機)が、
予期せぬ人による使用を阻止するためのPINサービス
を提供している。このPINサービスでは、移動無線電
話機がセル基地局/制御局に無線回線を通じて発呼した
場合、この発呼をセル基地局/制御局が受信し、そのチ
ャネルを保留に設定する。
【0003】そしてセル基地局/制御局から移動無線電
話機へ、この移動無線電話機の固有の識別番号(PI
N)の送信を要求する。この要求に対して移動無線電話
機がPINを送信する。このPINを受信したセル基地
局/制御局が、予め登録しているPINと比較し、一致
した場合にのみ、その後の移動無線電話機からの電話番
号(選択信号)の交換処理を行うようにしている。この
PINサービスが設定されていない場合は、慣用的な発
呼、選択信号(電話番号入力)に始まる一連の交換処理
を通じた通話が行われ、この通話の終話によって通話路
が復旧する。
【0004】図8は従来のセルラー方式の移動電話装置
におけるPINサービスのシーケンス図である。図8に
おいて、移動無線電話機から発呼操作による発呼信号を
無線回線を通じて送信する(ステップS201)。この
発呼信号を受信したセル基地局/制御局が通話チャネル
(CH)指定信号を移動無線電話機に無線回線を通じて
送信し、この通話チャネルを保留に設定する(ステップ
S202)。次にセル基地局/制御局がPIN入力要求
信号を移動無線電話機に無線回線を通じて送信し(ステ
ップS203)、そのアナウンスが移動無線電話機で送
出される。このアナウンスに対し、移動無線電話機の使
用者がテンキーなどからPINの入力操作を行う(ステ
ップS204)。
【0005】このステップS204でのPIN入力操作
の後に、入力したPINの送出をセル基地局/制御局が
認識するために、特定の機能キーを押下(フラッシュ操
作)し、そのシングルトーン(例えば400ms,10
KHZ)のフラッシュ操作信号を移動無線電話機から無線
回線を通じて送信する(ステップS205)。この送信
を確認したセル基地局/制御局が、PINサービスの通
話であることを認識し、選択信号(電話番号)送信要求
の信号送信を行う(ステップS206)。この送信要求
信号を受信した移動無線電話機は、テンキーなどから使
用者が入力した電話番号とPINを含んだ選択信号の送
信を行う(ステップS207)。
【0006】この選択信号を受信したセル基地局/制御
局は、予め登録してあるPINを調べ、一致した場合に
受信した電話番号による回線接続を行う。このように、
従来のセルラー方式移動電話装置などのPINサービス
では、移動無線電話機の使用者がPINを入力すること
によって、そのPINがセル基地局/制御局などで一致
した場合に選択信号(電話番号)による回線接続が行わ
れる。すなわち、予期せぬ人による通話を阻止できるよ
うになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のPINサービスを行うセルラー方式移動電話装置
では、発呼時に、その都度PINの入力が必要であり、
その操作が煩わしいものとなっている。また、PINを
誤入力した場合、再入力が必要であり、その場合の操作
も煩わしい。さらに、その移動無線電話機のPINを忘
れた場合は、このサービスが利用できず、発呼による接
続が不可能になって、移動無線電話機が使用できなくな
る等々の欠点があった。
【0008】本発明は、このような従来の技術における
欠点を解決するものであり、移動無線電話機から基地局
に対して識別番号(PIN)を容易かつ確実に伝送でき
る移動無線通信装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、基地局と移動無線機とがシ
ステム固有番号を確認して無線回線で接続され、かつ、
基地局からの要求によって移動無線機が送出した移動無
線機固有の識別番号を、基地局が予め記憶した識別番号
と照合して一致した際に基地局が移動無線機との無線通
信を処理する移動無線通信システムにあって、移動無線
機に、基地局との無線回線を通じて送受信を行うための
無線送受信手段と、識別番号を予め記憶する記憶手段
と、基地局からの識別番号送信要求を無線送受信手段が
受信した際に、予め記憶している識別番号を記憶手段か
ら読みだし、かつ、読みだした識別番号を無線送受信手
段を通じて送出するための読出・送出手段とを備える構
成である。
【0010】請求項2の移動無線通信装置は、前記無線
送受信手段として、基地局からの識別番号送信要求の受
信又は未受信を判断する判断手段と、判断手段が識別番
号送信要求を未受信と判断した際に、基地局との無線回
線接続を停止する停止手段とを備える構成としている。
【0011】請求項3の移動無線通信装置は、前記無線
送受信手段として、基地局からの識別番号送信要求の受
信又は未受信を判断する判断手段と、一定時間を計時す
る計時手段と、判断手段が識別番号送信要求を未受信と
判断した際に、計時手段が一定時間を計時した後に基地
局との無線回線接続を停止するための停止手段とを備え
る構成である。
【0012】請求項4の移動無線通信装置は、前記無線
送受信手段として、基地局からの識別番号送信要求の受
信又は未受信を判断する判断手段と、一定時間を計時す
る計時手段と、判断手段が識別番号送信要求を未受信と
判断した際に計時手段が計時する一定時間その識別番号
送信要求の受信を継続するための受信処理手段とを備え
る構成としている。
【0013】請求項5の移動無線通信装置は、前記読出
・送出手段として、前記記憶手段に記憶した識別番号を
手動操作で読みだして無線送受信手段を通じて送出する
ための手動読出手段を備える構成としている。
【0014】請求項6の移動無線通信装置は、前記読出
・送出手段として、前記記憶手段に記憶した識別番号を
基地局からの識別番号送信要求によって自動的に読みだ
し、かつ、読みだした識別番号を無線送受信手段を通じ
て送出するための自動読出処理手段とを備える構成とし
ている。
【0015】請求項7の移動無線通信装置は、前記読出
・送出手段として、前記記憶手段に記憶した識別番号を
基地局からの識別番号送信要求によって自動的に読みだ
して送出する自動読出処理手段と、一定時間を計時する
計時手段と、自動読出処理手段が読みだした識別番号
を、計時手段が一定時間を計時するごとに繰り返して無
線送受信手段を通じて送出する送出処理手段とを備える
構成としている。
【0016】請求項8の移動無線通信装置は、前記記憶
手段に記憶する識別番号を、再登録する再登録手段を備
える構成としている。請求項9の移動無線通信装置は、
前記記憶手段に記憶した識別番号を暗証番号を入力して
読みだすための操作手段と、操作手段から入力された暗
証番号が、予め記憶した暗証番号と一致するか否かを判
断する記憶・判断手段と、記憶・判断手段で一致すると
判断した際に記憶手段から読みだした識別番号を表示す
る表示手段とを備える構成としている。
【0017】請求項10の移動無線通信装置は、前記判
断手段が識別番号送信要求を未受信と判断した際に、こ
の受信失敗を画面表示する画面表示手段、受信失敗を音
で報知する音報知手段、受信失敗を合成音声で通知する
合成音声出力手段のいずれか又は組み合わせを備える構
成としている。
【0018】請求項11の移動無線通信装置は、前記記
憶手段に、複数の各移動無線通信システムのシステム固
有番号に、それぞれに対応する複数の識別番号を予め記
憶すると共に、基地局からのシステム固有番号及び識別
番号送信要求を無線送受信手段が受信し、この基地局か
らのシステム固有番号に対応する識別番号を、読出・送
出手段が記憶手段から読みだし、かつ、読みだした識別
番号を無線送受信手段を通じて送出する構成としてい
る。
【0019】請求項12の移動無線通信装置は、前記記
憶手段に、複数の各移動無線通信システムのシステム固
有番号に、それぞれに対応する複数の識別番号を記憶
し、かつ、基地局からのシステム固有番号及び識別番号
送信要求を無線送受信手段が受信し、この基地局からの
システム固有番号に対応する識別番号を、読出・送出手
段が記憶手段から読みだしを行い、そのシステム固有番
号に対応する識別番号が記憶手段に記憶されていない場
合に、他のシステム固有番号に対応する識別番号を読み
だして無線送受信手段を通じて送出する構成としてい
る。請求項13の移動無線通信装置は、前記請求項1か
ら請求項12記載の構成をセルラー方式の移動無線電話
装置に適用する構成としている。
【0020】
【作用】このような構成の請求項1,2,3,4,5記
載の移動無線通信装置は、移動無線機が基地局からの識
別番号送信要求に対応して、予め記憶した識別番号を記
憶手段から読みだし、かつ、読みだした識別番号を無線
送受信手段を通じて基地局に送出している。この場合、
判断手段が識別番号送信要求を未受信と判断した際に、
基地局との無線回線接続を停止し、一定時間を計時した
後に基地局との無線回線接続を停止し、また、一定時間
その識別番号送信要求の受信を継続している。さらに、
記憶手段に記憶した識別番号を手動操作、例えばキー押
下によって読みだして送出している。したがって、移動
無線電話機から基地局に対して識別番号(PIN)が容
易かつ確実に伝送される。
【0021】請求項6,7記載の移動無線通信装置は、
移動無線機が基地局からの識別番号送信要求によって、
自動的に読みだした識別番号を送出し、また、読みだし
た識別番号を一定時間を計時するごとに繰り返して送出
しているので、識別番号(PIN)の送出が容易にな
り、さらに識別番号が一定時間経過ごとに繰り返して送
出され、この繰り返しによって基地局からの要求に対し
て確実に識別番号が送出される。換言すれば移動無線機
が移動して、受信電界強度が変化しても基地局からの識
別番号の要求を確実に受信し、その識別番号が確実に送
出される。
【0022】請求項8,9記載の移動無線通信装置は、
記憶手段に記憶する識別番号を再登録できる。また、記
憶手段に記憶した識別番号を使用者が暗証番号を入力し
て読みだし、この入力した暗証番号が、予め記憶した暗
証番号と一致した際に識別番号を画面表示している。し
たがって、新たな識別番号の登録が可能になり、かつ、
登録した識別番号を忘れた際にも、その識別番号の確認
が可能になる共に、暗証番号を入力することによって、
予期せぬ人が識別番号を読みだすことがなくなる。
【0023】請求項10記載の移動無線通信装置は、基
地局からの識別番号送信要求を未受信と判断した際に、
この受信失敗を画面表示し、音で報知し、又は合成音声
で通知している。したがって、基地局からの識別番号送
信要求の未受信が確実に判明する。
【0024】請求項11記載の移動無線通信装置は、基
地局からのシステム固有番号に対応する識別番号を読み
だし、かつ、読みだした識別番号を無線送受信手段を通
じて、例えば手動操作や自動処理によって送出している
ので、セルラー方式の移動無線電話システムにあって、
その一つのサービスエリア(地域)やローミングによる
他のサービスエリア(地域)で、その複数のシステム固
有番号に対応する識別番号を送出しての無線回線の接続
が行われる。
【0025】請求項12の移動無線通信装置は、基地局
からのシステム固有番号に対応する識別番号の読みだし
を行い、そのシステム固有番号に対応する識別番号が記
憶されていない場合に、他のシステム固有番号に対応す
る識別番号を読みだして基地局に送出している。したが
って、例えばセルラー方式の移動無線電話システムにあ
って、ホーム固有番号とローミングの固有番号のいずれ
かによる無線回線接続が自動的に行われる。
【0026】請求項13記載の移動無線通信装置は、前
記請求項1から請求項12記載の構成をセルラー方式の
移動無線電話システムに適用しているので、この請求項
1から請求項11に記載した、それぞれの作用に基づい
た移動無線通信装置が得られる。
【0027】
【実施例】次に、本発明の移動無線通信装置の実施例を
図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の移動無
線通信装置の実施例の構成を示すブロック図である。図
1において、この例は自動車無線電話機であり、図示し
ないセル基地局/制御局などとの無線回線Wによる送受
信を行うための外部アンテナ200と、自動車のトラン
クなどに設置される無線機300と、電話機本体400
a及びハンドセット400bとからなる自動車室内の運
転席近傍などに配置される電話機400とで概略構成さ
れている。
【0028】無線機300は無線回線W、外部アンテナ
200を通じで送受信処理を行うための無線部310
と、この装置全体を制御するオーディオ/制御部330
と、音声認識及び音声合成を行う音声ダイヤル部350
と、各種の報知を行うための音声合成処理を行う音声合
成部352とを有している。さらに、以降で詳細に説明
する、当該自動車無線電話機固有のPIN、及び当該移
動無線通信システムのID番号及び電話番号等が登録さ
れるID/ROM370と、自動車バッテリなどを電源
とし、安定化した電圧を各部に供給する電源部390と
を有している。前記無線部310は、復調器312と、
可聴音信号に変調を施す変調器314と、変調信号を所
定の送信電力に増幅する電力増幅部316と、送受信共
用器(送受共用器)(デュープレクサ)318と、シン
セサイザ320とを有している。
【0029】前記オーディオ/制御部330は、ここで
の各部を制御するCPU331と、発振器/分周器33
2と、アドレスデコーダ333と、ROM334と、ワ
ーキング用RAM335と、無線制御部336と、オー
ディオ部337と、制御信号処理部338と、オーディ
オ部制御部339とを有している。また、ディジタルイ
ンタフェース(I/F)部340と、電源制御部341
と、割り込みコントローラ342と、これらを接続す
る、例えば8ビットのデータバスライン343と、アド
レスバスライン344と、コントロールバスライン34
5とを有している。
【0030】前記電話機本体400aは、増幅器41
3,414と、ハンズフリー回路415と、スイッチ4
16,417と、ハンズフリーマイクロホン494と、
スピーカ492と、フックスイッチ472と、オン/オ
フスイッチ474とを有している。
【0031】前記ハンドセット400bは制御部418
と、増幅器419a,419cと、スイッチ423,4
24と、液晶表示器(LCD)452と、LCDドライ
バ454と、複数のキーパッドからなるキー部430
と、ハンドセットマイクロホン496と、ハンドセット
レシーバ498とを有している。
【0032】次に、この実施例の動作について説明す
る。無線部310では復調器312が、無線回線W、外
部アンテナ200及び送受信共用器318を通じて入力
される受信信号(可聴音信号、制御信号)に対する復調
を行う。変調器314はオーディオ/制御部330から
の可聴音信号及び制御信号に対する変調を施して電力増
幅部316に出力する。
【0033】また、電力増幅部316から、変調器31
4が出力する変調信号を所定の電力(高周波信号)に増
幅して送受信共用器318に送出し、外部アンテナ20
0を通じて送信する。送受信共用器318は、外部アン
テナ200を送受信用として同時に使用するために、受
信信号と送信電力信号とを分離して出力する処理を行
う。また、シンセサイザ320は送受信周波数を決定す
るものであり、局部発振信号又は送信周波数信号を出力
する。
【0034】オーディオ/制御部330は、CPU33
1がオーディオ/制御部330の各部を制御し、発振器
/分周器332がCPU331へのクロック信号を生成
して送出し、かつ、各部へ所要の周波数のクロック信号
を送出する。アドレスデコーダ333がCPU331か
らの命令に基づいて各部に所定のアドレス信号を送出
し、ROM334が格納している制御プログラムを送出
し、ワーキング用RAM335はCPU331の処理デ
ータを一時的に格納する。
【0035】無線部制御部336はCPU331の制御
に基づいて無線部310を制御し、例えばシンセサイザ
320が設定する周波数、電力増幅部316での増幅
率、変調器314での変調率等を制御し、また、誤動作
防止処理としてシンセサイザ320からの同期外れ信
号、電力増幅部316の電力を示す出力信号等をCPU
331に送出する。
【0036】オーディオ部337は、復調器312で復
調された受信信号中の制御信号を制御信号処理部338
に送出し、また、可聴音信号を音声ダイヤル部350及
び電話機400に送出し、制御信号処理部338から出
力される制御信号及び電話機400並びに音声ダイヤル
部350からの可聴音信号を変調器314に送出する。
さらに、音声合成部352からの可聴音信号を電話機4
00に送出し、オーディオ部337は制御信号処理部3
38に送出する制御信号のフィルタリング及び波形整形
並びに変調器314に送出する制御信号のフィルタリン
グも行う。
【0037】制御信号処理部338はオーディオ部33
7からの制御信号とのビット同期及びフレーム同期をと
り、シリアル信号である制御信号に含まれている基地局
からの制御データをパラレル信号として処理すると共
に、基地局に送出するパラレル信号の制御データをシリ
アル信号の制御信号に変換してオーディオ部337に送
出する。
【0038】オーディオ部制御部339は、オーディオ
部337に対する各種の制御を行う。例えば、受信信号
をオーディオ部337から制御信号処理部338、音声
ダイヤル部350又は電話機400のいずれかに送出す
る切替制御を行うと共に、制御信号処理部338、音声
ダイヤル部350又は電話機400から出力される送信
信号中のいずれかをオーディオ部337に取り込む切替
制御を行う。
【0039】ディジタルインタフェース部340は、こ
の無線機300と電話機400とのインタフェース処理
を行い、電源制御部341が電源部390の制御を行
う。例えば電源制御部341は電源部390に図示しな
いバッテリから供給される電圧を所定電圧に設定して各
部に供給する制御を行い、また、割り込みコントローラ
342は、各部からの割り込み指示を受けてCPU33
1に割り込みをかける処理を行う。
【0040】電話機本体400aでは、増幅器413が
無線機300のオーディオ部337から送出される音声
信号を増幅してスピーカ492から送出し、増幅器41
4がハンズフリーマイクロホン494から入力された音
声信号を増幅して、オーディオ部337に送出する。ま
た、ハンズフリーマイクロホン494から入力された送
話音声信号とスピーカ492から出力された受話音声信
号との音響的結合のハウリングをハンズフリー回路41
5によって阻止する。
【0041】さらに、スイッチ416はオーディオ部3
37から送出される音声信号をスピーカ492から出力
させるか否かの切替えを行い、スイッチ417がハンズ
フリーマイクロホン494からの音声信号をオーディオ
部337に送出するか否かの切替えを行う。このスイッ
チ416,417の切替えは、無線機300のオーディ
オ/制御部330から送出される制御信号に基づいて行
われる。フックスイッチ472は、ハンドセット400
bのオンフック又はオフフックを検出する。この検出信
号は無線機300のディジタルインタフェース部340
に送出される。オン/オフスイッチ474は、この自動
車電話装置の動作をオン/オフし、その切替信号が無線
機300の電源部390に送出される。
【0042】ハンドセット400bでは制御部418が
無線機300のオーディオ/制御部330から送出され
る制御信号に基づいて、このハンドセット400b全体
の制御を行うと共に、キー部430から入力される制御
信号などを無線器300のオーディオ/制御部330に
送出する。増幅器419aがオーディオ部337から送
出された音声信号を増幅してハンドセットレシーバ49
8から送出する。増幅器419cはハンドセットマイク
ロホン496から入力される音声信号を増幅し、オーデ
ィオ部337に送出する。
【0043】スイッチ423はオーディオ部337から
の音声信号をハンドセットレシーバ498から出力する
か否かの切替えを行う。スイッチ424はハンドセット
マイクロホン496からの音声信号をオーディオ部33
7に送出するか否かの切替えを行い、これらのスイッチ
423,424の切替えは制御部418の制御によって
行われる。液晶表示器(LCD)452は、数桁の数字
表示部と各機能の表示部とからなる。LCDドライバ4
54は制御部418の制御に基づいて液晶表示器(LC
D)452を駆動し、所定の表示を行う。キー部430
は「0〜9」のテンキー、「*、#、SED,STO,
END,RCL,FNC,CLR,EMR,MUTE,
TONE」の機能キー等のキーパッドからなり、このキ
ーパッドの押下を制御部418で識別している。
【0044】このような動作にあってPINを自動送信
する動作について説明する。図2は、第1実施例にあっ
てPINを自動送信する動作のシーケンス図である。図
2において、図1に示す自動車無線電話機の使用者が発
呼操作を行う。まず、キー部430における発呼キーを
押下操作し、オーディオ/制御部330、無線部310
及び外部アンテナ200、無線回線Wを通じて発呼信号
が図示しないセル基地局/制御局に送信される(ステッ
プS501)。
【0045】発呼信号を受信したセル基地局/制御局が
通話チャネル(CH)指定信号を自動車無線電話機に無
線回線Wを通じて送信して(ステップS502)、その
通話チャネルを保留に設定する。次にセル基地局/制御
局がPIN入力要求信号を自動車無線電話機に無線回線
Wを通じて送信し(ステップS503)、そのアナウン
スが自動車無線電話機のスピーカ492から送出され
る。さらに、PIN入力要求を液晶表示器452で画面
表示する。
【0046】ここでPINの送出をセル基地局/制御局
に対して通知するために、キー部430中の特定の機能
キーを押下(フラッシュ操作)し、そのシングルトーン
(400ms,10KHZの)のフラッシュ操作信号を自
動車無線電話機から無線回線Wを通じて送信する(ステ
ップS504)。この送信を受信したセル基地局/制御
局が選択信号(電話番号)送信要求の信号送信を行い
(ステップS505)、この送信要求信号を自動車無線
電話機を受信する。ここで液晶表示器452で画面表示
しているPIN入力要求を消去する。当該自動車無線電
話機固有のPINをID/ROM370から読み出し
(ステップS506)、このPINをテンキーなどから
使用者が入力した電話番号に含ませた選択信号をオーデ
ィオ/制御部330、無線部310及び外部アンテナ2
00、無線回線Wを通じて図示しないセル基地局/制御
局に送信する(ステップS507)。
【0047】この選択信号を受信したセル基地局/制御
局が、予め登録してあるPINを調べ、一致した場合に
受信した選択信号(電話番号)による回線接続を行う。
この一連の交換処理による通話が行われ、その通話の終
話によって通話路(無線回線W)の復旧が行われる。
【0048】このように、この第1実施例ではPINを
記憶し、かつ、セル基地局/制御局からの選択信号(電
話番号)送信要求を画面表示し、そのフラッシュ操作に
よって、自動的に固有のPINを送信しているため、P
INを容易かつ確実に伝送できるようになる。この結
果、発呼時に、その都度PINの入力を行う必要がなく
なり、また、PINの誤入力による再入力操作もなくな
る。さらに、当該移動無線電話機のPINを忘れた場合
にも、このPINサービスが利用できるようになる。
【0049】次に、セル基地局からの選択信号(電話番
号)送信要求の信号を、自動車無線電話機が移動した場
合などにあって、その受信が出来ない場合の動作につい
て説明する。
【0050】図3は、この第2実施例にあって自動車無
線電話機が移動し、セル基地局/制御局からの選択信号
(電話番号)送信要求の信号受信が出来ない際の処理手
順を示すフローチャートである。図3において、前記の
図2に示したように、発呼信号を受信したセル基地局/
制御局が通話チャネル(CH)指定信号を当該自動車無
線電話機に無線回線Wを通じて送信して、その通話チャ
ネルを保留に設定し、PIN入力要求を液晶表示器45
2で画面表示する(ステップS600,S601)。
【0051】ここでCPU331がタイムカウントをゼ
ロにリセットし(ステップS602)、PIN送出を示
すためのにキー部430中の特定の機能キーを押下(フ
ラッシュ操作)し、そのシングルトーンのフラッシュ操
作信号をオーディオ/制御部330、無線部310、外
部アンテナ200及び無線回線Wを通じて、図示しない
セル基地局/制御局に送信する(ステップS603)。
この送信を受信したセル基地局/制御局が選択信号(電
話番号)送信要求の信号送信を行い、この送信要求信号
をCPU331の制御によって受信できたか否かを判断
する(ステップS604)。
【0052】送信要求信号の受信をCPU331が認識
できた場合(ステップS604:Yes)、通常の通話
処理の手順を実行する。すなわち、液晶表示器452で
のPIN入力要求の画面表示を停止する(ステップS6
05)。次に、CPU331が、この自動車無線電話機
固有のPINをID/ROM370から読みだす(ステ
ップS606)。この読みだしたPINを、テンキーな
どから使用者が入力した電話番号に含ませ、この選択信
号をオーディオ/制御部330、無線部310及び外部
アンテナ200、無線回線Wを通じて、図示しないセル
基地局/制御局に送信する(ステップS607)。
【0053】この選択信号を受信したセル基地局/制御
局は、予めID/ROM370に登録してあるPINを
調べ、受信したPINが一致した場合に受信した選択信
号(電話番号)による回線接続を行う。この一連の交換
処理の後に通話が行われ、その通話の終話によって通話
路(無線回線W)の復旧が行われ、ステップS600に
戻って待機状態となる(ステップS608)。
【0054】ステップS604でPIN含んだ選択信号
(電話番号)送信要求の信号受信をCPU331が認識
できなかった場合(ステップS604:No)、CPU
331がタイムカウントを開始し(ステップS60
9)、そのタイムカウントが予め設定したN値に計数さ
れたか否かを判断する(ステップS610)。ここでタ
イムカウントが予め設定したN値まで計数できない場合
(ステップS610:No)、ステップS604に戻っ
て、セル基地局/制御局からの送信要求信号の受信をC
PU331の制御で再度実行する。すなわち、この自動
車無線電話機が移動して、その受信電界強度が低下する
などによって、送信要求信号の受信が出来ないため、タ
イムカウントがN値に計数されるまでの間に、その受信
を行うためである。
【0055】ステップS610でタイムカウントが予め
設定したN値まで計数された場合(ステップS610:
Yes)、CPU331の制御で終話処理が行われ、セ
ル基地局/制御局との無線回線Wが切断される。すなわ
ち、通話路(無線回線W)の復旧が行われ、ステップS
600に戻って待機状態となる(ステップS611)。
【0056】なお、N値のタイムカウント中に選択信号
(電話番号)送信要求の信号受信が出来ないことを液晶
表示器452で画面表示したり、また、CPU331の
制御で警報及び合成音声をスピーカ492から報知する
ようにすると、より使用の利便性が向上する。
【0057】このように、この第2実施例では、自動車
無線電話機が移動して、その受信電界強度が低下した場
合に、その選択信号(電話番号)送信要求の信号受信が
出来ない場合でも、タイムカウントがN値に計数される
までの間に、その受信を継続しているため、直ちに終話
処理とならない。かつ、その受信の失敗を画面表示し、
また、警報で報知し、さらに合成音声で通知しているた
め、その使い勝手が向上する。
【0058】次に、キー部430中の特定の機能キーを
押下(フラッシュ操作)し、そのシングルトーン(40
0ms,10KHz)のフラッシュ操作信号がセル基地
局/制御局に当該自動車無線電話機の移動などによって
伝送されなかった場合の動作について説明する。
【0059】図4は、この第3実施例にあってキー部4
30中の特定の機能キーを押下(フラッシュ操作)し、
そのシングルトーン(400ms,10KHz)のフラ
ッシュ操作信号がセル基地局/制御局に伝送されなかっ
た場合の動作の処理手順を示すフローチャートである。
図4において、前記の図2に示したように、発呼信号を
受信したセル基地局が通話チャネル(CH)指定信号を
自動車無線電話機に無線回線Wを通じて送信して、その
通話チャネルを保留に設定し、PIN入力要求を液晶表
示器452で画面表示する(ステップS700,S70
1)。
【0060】PIN送出を示すためのキー部430中の
特定の機能キーの押下(手動フラッシュ操作)をCPU
331の制御による押下カウンタをゼロにリセットする
(ステップS702)。さらに次の処理がフラッシュ操
作か否かを判断し、さらに、CPU331がタイムカウ
ントをゼロにリセットする(ステップS703,S70
4)。そして、PIN送出を示すためのにキー部430
中の特定の機能キーを手動で押下する。そのフラッシュ
操作信号をオーディオ/制御部330、無線部310、
外部アンテナ200及び無線回線Wを通じて、図示しな
いセル基地局/制御局に送信する(ステップS70
5)。この送信を受信したセル基地局/制御局が選択信
号(電話番号)送信要求の信号送信を行い、この送信要
求信号をCPU331の制御によって受信できたか否か
を判断する(ステップS706)。
【0061】ここで送信要求信号の受信をCPU331
が認識できた場合(ステップS706:Yes)、通常
の通話処理の手順を実行する。すなわち、液晶表示器4
52でのPIN入力要求の画面表示を停止する(ステッ
プS707)。次に、CPU331が、この自動車無線
電話機固有のPINをID/ROM370から読みだす
(ステップS708)。この読みだしたPINをテンキ
ーから使用者が入力した電話番号に含ませ、その選択信
号を、オーディオ/制御部330、無線部310及び外
部アンテナ200、無線回線Wを通じて、図示しないセ
ル基地局/制御局に送信する(ステップS709)。
【0062】この選択信号を受信したセル基地局/制御
局は、そのPINを、ID/ROM370に予め登録し
てあるPINと一致するか否かを調べる。一致した場合
に選択信号(電話番号)による回線接続を行い、一連の
交換処理による通話が行われる(ステップS710)。
その通話の終話によって通話路(無線回線W)の復旧が
行われ、ステップS700に戻って待機状態となる。
【0063】ステップS706でPINを含んだ選択信
号(電話番号)送信要求の信号受信をCPU331が認
識できなかった場合(ステップS706:No)、CP
U331がタイムカウントを開始し(ステップS71
1)、そのタイムカウントが予め設定したN値まで計数
されたか否かが判断される(ステップS712)。ここ
でタイムカウントが予め設定したN値に計数されていな
い場合(ステップS712:No)、ステップS706
に戻って、セル基地局/制御局からの送信要求信号の受
信をCPU331の制御で再度実行する。すなわち、こ
の自動車無線電話機が移動して、その受信電界強度が低
下するなどによって、送信要求信号の受信が出来ないた
め、タイムカウントがN値まで計数されるまでの間に、
その受信を行うためである。
【0064】ステップS712でタイムカウントが予め
設定したN値まで計数された場合(ステップS712:
Yes)、CPU331の制御によって手動のフラッシ
ュ操作の回数が予め設定したM回に達したか否かが判断
される(ステップS713,S714)。ここで手動の
フラッシュ操作の回数が予め設定したM回に達しない場
合(ステップS714:No)、ステップS703に戻
って、その手動のフラッシュ操作の回数が予め設定した
M回に達するまでの処理を実行する。ステップS714
で、手動のフラッシュ操作の回数が予め設定したM回に
達した場合(ステップS714:Yes)、CPU33
1の制御で終話処理が行われ、セル基地局/制御局との
無線回線Wが切断される。すなわち、通話路(無線回線
W)の復旧が行われ、ステップS700に戻って待機状
態となる(ステップS715)。
【0065】なお、この第3実施例でもN値のタイムカ
ウント中に選択信号(電話番号)送信要求の信号受信が
出来ないこと、すなわち、PINの送信が失敗になった
ことを液晶表示器452で画面表示したり、また、CP
U331の制御によって、その警報、合成音声をスピー
カ492から報知すると、より使用の利便性が向上す
る。
【0066】このように、この第3実施例では第2実施
例と同様にセル基地局/制御局からの選択信号(電話番
号)送信要求の信号受信が出来ない場合でも、タイムカ
ウントがN値に計数されるまでの間に、その受信を継続
しているため、直ちに終話処理とならない。さらに、キ
ー部430中の特定の機能キーを押下(フラッシュ操
作)し、そのシングルトーン(400ms,10KH
z)のフラッシュ操作信号がセル基地局/制御局に当該
自動車無線電話機の移動などによって伝送されなかった
場合にも、このための手動によるフラッシュ操作を繰り
返しているため、直ちに終話処理とならない。かつ、そ
の受信の失敗を画面表示し、また、警報、合成音声で報
知しいるため、その使い勝手が向上する。
【0067】次に、PIN操作を自動で繰り返す動作に
ついて説明する。図5は、この第4実施例にあってPI
N操作を自動で繰り返す動作の処理手順を示すフローチ
ャートである。図5において、図4に示すように、第3
実施例と同様にして、ステップS800の発呼信号を受
信したセル基地局が通話チャネル(CH)指定信号を自
動車無線電話機に無線回線Wを通じて送信する処理か
ら、ステップS804のCPU331がタイムカウント
をゼロにリセットする処理までを実行する。この後、こ
の第4実施例では、CPU331の制御処理によって自
動でのフラッシュ操作信号(シングルトーン)を送出す
る処理を行う(ステップS805)。
【0068】この後、図4に示す第3実施例と同様にし
て、ステップS806でのセル基地局/制御局からのC
PU331の制御で、受信できたか否かを判断し、送信
要求信号の受信をCPU331が認識できた場合のYe
sから、ステップS810までの通話処理を実行する。
さらにステップS806で送信要求信号の受信をCPU
331が認識できなかった場合のNoから、ステップS
812でのタイムカウントが予め設定したN値に計数さ
れたか否かの判断を実行する。
【0069】そして、この実行でタイムカウントが予め
設定したN値まで計数された場合(ステップS812:
Yes)、CPU331の制御によって自動フラッシュ
操作信号送出の回数をカウントし(ステップS81
3)、CPU331の制御によって自動のフラッシュ操
作信号の送出回数が予め設定したM回か否かが判断され
る(ステップS814)。
【0070】ここで自動のフラッシュ操作の回数が予め
設定したM回に達しない場合(ステップS814:N
o)、ステップS804に戻って、その自動のフラッシ
ュ操作信号送出の回数が予め設定したM回に達するまで
の処理を実行する。ステップS814で、自動のフラッ
シュ操作の信号送出の回数が予め設定したM回に達した
場合(ステップS814:Yes)、CPU331の制
御で終話処理が行われ、セル基地局/制御局との無線回
線Wが切断される。すなわち、通話路(無線回線W)の
復旧が行われ、ステップS800に戻って待機状態とな
る(ステップS815)。
【0071】なお、この第4実施例でもN値のタイムカ
ウント中に選択信号(電話番号)送信要求の信号受信が
出来ないこと、すなわち、PINの送信が失敗になった
ことを液晶表示器452で画面表示したり、また、CP
U331の制御で、その警報、合成音声をスピーカ49
2から報知するようにすると、より使用の利便性が向上
する。また、自動のフラッシュ操作を繰替えす場合に、
移動を考慮した一定の時間間隔で行うようにして、再度
の受信確率を高めるようにする。
【0072】次に、移動無線通信システムのID(シス
テム固有番号)番号ごとにPINが異なる場合の動作に
ついて説明する。図6は第5実施例にあって移動無線通
信システムのID(システム固有番号)番号ごとに対応
したPINのテーブルを示す図である。図6において、
この例はセルラー方式の移動無線電話システムなどにあ
って、一つのセル基地局のサービスエリア(地域)で複
数の移動無線電話システムの運営が行われている場合
や、ローミングによる複数のサービスエリア(地域)を
移動する場合の複数のシステム固有番号「1111,2
222,3333,……」及び、そのPIN「444
4,5555,6666.……」をID/ROM370
に対応付けたテーブルを格納している。
【0073】この第5実施例では、図2に示した第1実
施例と同様であるが、発呼前にキー部430から、図6
のテーブルに示したシステム固有番号「1111,22
22,3333…」のいずれか入力する。このシステム
固有番号をCPU331が認識、この選択したシステム
固有番号をセル基地局/制御局からのシステム固有番号
の問い合わせに対して送出し、その後、前記の図2に示
すシーケンスに基づいた発呼からの一連の処理が行われ
る。すなわち、発呼キーの操作(図2中のステップS5
01)からフラッシュ操作信号の送信(図2中のステッ
プS504)を行い、PINをID/ROM370から
読み出し(図2中のステップS506)て送信する(図
2中のステップS507)一連のシーケンスが処理され
る。
【0074】なお、発呼前にキー部430から図6のテ
ーブルに示したシステム固有番号を手動で入力せずに、
自動的に行うようにしても良い。この場合、セル基地局
/制御局から受信した、そのシステム固有番号をCPU
331の制御で識別し、このシステム固有番号を、ID
/ROM370に格納している図6に示したテーブルを
探し、そのPINとともに読みだしてワーキング用RA
M335に一時的に記憶し、これ以降、このシステム固
有番号のみをもってセル基地局/制御局と無線回線の接
続を行う。すなわち、複数のシステム固有番号(運営会
社)を有する地域では、受信地点での最大電界強度のシ
ステム固有番号に、その都度、切り替わってしまわない
ようにする。PINサービスの動作は前記のシステム固
有番号を手動で入力した場合と同様である。なお、CP
U331が現在認識しているシステム固有番号と受信し
たシステム固有番号とが異なる場合にのみ図6に示した
テーブルを探すようにしても良い。
【0075】このように、この第5実施例では、一つの
サービスエリア(地域)における複数の移動無線電話シ
ステム、及び、ローミングによる他のサービスエリア
(地域)で、それぞれの複数のシステム固有番号に対応
するPINを選択して設定し、かつ、第1実施例と同様
に自動的にPINを送信しているため、そのPINを容
易かつ確実に伝送して、その無線回線接続が可能にな
る。
【0076】なお、この第5実施例でも、第2実施例と
同様に、選択信号(電話番号)送信要求の信号受信が出
来ない場合でも、タイムカウントがN値に計数されるま
での間に、その受信を継続するようにも出来る。さら
に、第3及び第4実施例と同様にキー部430中の特定
の機能キーを押下(フラッシュ操作)し、そのシングル
トーン(400ms,10KHz)のフラッシュ操作信
号がセル基地局/制御局に当該自動車無線電話機の移動
などによって伝送されなかった場合にも、このための手
動又は自動によるフラッシュ操作を繰り返して、直ちに
終話処理としないようにも出来る。また、受信の失敗を
画面表示し、また、警報、合成音声で報知するようにし
ても良い。
【0077】次に、移動無線通信システムのID(シス
テム固有番号)番号に対応したPINを自動的に読みだ
す動作について説明する。図7は第6実施例にあってシ
ステム固有番号に対応したPINを自動的に読みだす動
作のシーケンス図である。図7において、第5実施例と
同様に、図6に示す移動無線通信システムのID(シス
テム固有番号)番号ごとに対応付けたPINのテーブル
をID/ROM370に格納している。
【0078】図7において、発呼の前にセル基地局/制
御局からのシステム固有番号をCPU331の制御でワ
ーキング用RAM335に記憶する。この場合、当該自
動車無線電話機が移動して、そのシステム固有番号が変
化するごと、すなわち、移動無線電話システムの運営会
社などが異なるごとに、その新たなシステム固有番号を
ワーキング用RAM335で記憶する(ステップS90
0)。
【0079】そして、図2に示した第1実施例と同様に
キー部430における発呼キーを押下操作し、無線回線
Wを通じて発呼信号が図示しないセル基地局/制御局に
送信される(ステップS901)。セル基地局/制御局
が通話チャネル(CH)指定信号を当該移動車無線電話
機に送信して、その通話チャネルを保留に設定する(ス
テップS902)。次にセル基地局/制御局がPIN入
力要求信号を自動車無線電話機に無線回線Wを通じて送
信し(ステップS903)、そのアナウンスが自動車無
線電話機のスピーカ492から送出される。さらに、P
IN入力要求を液晶表示器452で画面表示する。
【0080】そして、キー部430中の特定の機能キー
を押下(フラッシュ操作)し、そのシングルトーンのフ
ラッシュ操作信号を無線回線Wを通じて送信する(ステ
ップS904)。このセル基地局/制御局が選択信号
(電話番号)送信要求の信号送信を行う(ステップS9
05)。ここで液晶表示器452で画面表示しているP
IN入力要求を消去する(ステップS906)。そして
ワーキング用RAM335で記憶しているシステム固有
番号を読みだし(ステップS907)、このシステム固
有番号に対応するPINをID/ROM370のテーブ
ルを参照して調べる(ステップS908)。
【0081】ID/ROM370のテーブルを探して、
システム固有番号に対応するPINが見つかった場合
は、その当該自動車無線電話機固有のPINを、テンキ
ーなどから使用者が入力した電話番号に含ませた選択信
号をオーディオ/制御部330、無線部310及び外部
アンテナ200、無線回線Wを通じて図示しないセル基
地局/制御局に送信する(ステップS909)。ID/
ROM370のテーブルを探して、システム固有番号に
対応するPINが見つからなかった場合は、テーブルに
おける、他のシステム固有番号に対応するPINを読み
だし、かつ、テンキーなどから使用者が入力した電話番
号に含ませ、この選択信号を無線回線Wを通じて図示し
ないセル基地局/制御局に送信する(ステップS91
0)。
【0082】このシステム固有番号が二つの場合にあっ
て、セル基地局/制御局へのPINの送信が失敗した場
合は、ここで終話処理を行う。また、図6に示すように
システム固有番号「1111,2222,3333.…
…」が多数の場合は、このシステム固有番号に対応する
PINを連続して、その電話番号に含ませた選択信号を
無線回線Wを通じて図示しないセル基地局/制御局に送
信し、その無線回線の接続を要求を行う(ステップS9
10)。
【0083】なお、いずれのPINでも無線回線の接続
が失敗となった場合は終話処理となる。この選択信号を
受信したセル基地局/制御局が、予め登録してあるPI
Nを調べ、一致した場合に受信した選択信号(電話番
号)による回線接続を行う。この一連の交換処理による
通話が行われ、その通話の終話によって通話路(無線回
線W)の復旧が行われる。
【0084】このように、この第6実施例では一つのサ
ービスエリア(地域)の複数の移動無線電話システムの
運営会社、及び、ローミングによる他のサービスエリア
(地域)で、それぞれのシステム固有番号に対応するP
INを自動的に選択し、かつ、第1実施例と同様に自動
的にPINを送信すると共に、そのシステム固有番号に
対応するPINが記憶されていない場合は、他のシステ
ム固有番号に対応するPINを読みだして送信している
ため、そのPINを容易かつ確実に伝送できる。例えば
セルラー方式の移動無線電話システムにあって、ホーム
固有番号とローミングの固有番号のいずれかによる無線
回線の接続が自動的に可能になる。
【0085】なお、この第6実施例でも、第2実施例と
同様に、選択信号(電話番号)送信要求の信号受信が出
来ない場合でも、タイムカウントがN値に計数されるま
での間に、その受信を継続するようにも出来る。さら
に、第3及び第4実施例と同様にキー部430中の特定
の機能キーを押下(フラッシュ操作)し、そのシングル
トーン(400ms,10KHz)のフラッシュ操作信
号がセル基地局/制御局に当該自動車無線電話機の移動
などによって伝送されなかった場合にも、このための手
動又は自動によるフラッシュ操作を繰り返して、直ちに
終話処理としないようにも出来る。また、受信の失敗を
画面表示し、また、警報、合成音声で報知するようにし
ても良い。
【0086】次に、ID/ROM370への当該自動車
無線電話機固有のPINの登録について説明する。この
PINの登録は、例えばキー部430の「FNC」キー
と、テンキー「0〜9」を使用して行う。〔暗証番号+
「FNC」+「1」〕の押下操作によって、CPU33
1が登録モードに設定し、この登録モード中にテンキー
「0〜9」使用してPIN、例えば、4桁の数字を入力
する。そして、キー部430の「STO」キーの押下
で、この新たなPINをID/ROM370に書き込
む。登録モードの解除はキー部430の「CLR」キー
の押下で行う。
【0087】次に、このようにして登録したPINを確
認する場合、例えばPINを忘れた場合にキー部430
の「FNC」キーと、テンキー「0〜9」を使用して行
う。〔暗証番号+「FNC」+「2」〕の押下操作によ
って、CPU331がID/ROM370に書き込ん
だ、PINを読みだして、液晶表示器452で画面表示
する。これによってPINが確認され、この後、一定時
間後に液晶表示器452での画面表示を停止し、又は、
キー部430での特定キーの操作によって画面表示を停
止する。この場合、いずれも暗証番号を入力しているた
め、予期せぬ人がPINを登録したり、確認したり出来
なくなり、その無断使用が阻止される。
【0088】なお、この第1実施例から第6実施例では
自動車無線電話機に適用して説明したが、他の無線シス
テムにも適用できる。例えば携帯電話機にも、そのまま
適用できると共に、コードレス電話機にも適用できる。
この場合、コードレス親機を前記のセル基地局/制御局
と同様にPINを照合する制御を行うように構成し、コ
ードレス子機を前記第1実施例から第6実施例の自動車
無線電話機と同様にPINの送出を制御するように構成
すれば良い。また、同様にMCAシステムにも適用でき
る。
【0089】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1,2,3,4,5記載の移動無線通信システムによれ
ば、移動無線機が基地局からの識別番号送信要求に対応
して、予め記憶した識別番号を読みだし、かつ、読みだ
した識別番号を基地局に送出している。この場合、判断
手段が識別番号送信要求を未受信と判断した際に、基地
局との無線回線接続を停止し、又は、一定時間を計時し
た後に基地局との無線回線接続を停止し、また、一定時
間その識別番号送信要求の受信を継続している。さら
に、記憶した識別番号を手動操作で読みだして送出して
いるため、移動無線電話機から基地局に対して識別番号
(PIN)が容易かつ確実に伝送できるという効果を有
する。
【0090】請求項6,7記載の移動無線通信システム
によれば、移動無線機が基地局からの識別番号送信要求
によって、自動的に読みだした識別番号を送出し、ま
た、読みだした識別番号を一定時間を計時するごとに繰
り返して送出しているため、その識別番号(PIN)の
送出が容易になり、さらに識別番号が一定時間経過ごと
に繰り返して送出されるため、確実に識別番号が送出で
きるという効果を有する。
【0091】請求項8,9記載の移動無線通信システム
によれば、移動無線機が、記憶する識別番号を再登録で
き、また、記憶した識別番号を使用者が暗証番号を入力
して読みだし、この暗証番号が、予め記憶した暗証番号
と一致した際に識別番号を画面表示しているため、新た
な識別番号の登録が可能になり、かつ、登録した識別番
号を忘れた際にも、その識別番号の確認が可能になる共
に、暗証番号を入力することによって、予期せぬ人が識
別番号を読みだすことがなくなるという効果を有する。
【0092】請求項10記載の移動無線通信システムに
よれば、移動無線機が、基地局からの識別番号送信要求
を未受信と判断した際に、この受信失敗を画面表示し、
音で報知し、又は、合成音声で通知しているため、基地
局からの識別番号送信要求の未受信が確実に判明できる
という効果を有する。
【0093】請求項11記載の移動無線通信システム
は、移動無線機が、基地局からのシステム固有番号に対
応する識別番号を読みだし、かつ、読みだした識別番号
を無線送受信手段を通じて基地局に送出しているので、
セルラー方式の移動無線電話システムにあって、その一
つのサービスエリア(地域)やローミングによる他のサ
ービスエリア(地域)で、その複数のシステム固有番号
に対応する識別番号を送出しての無線回線の接続が可能
になり、利便性が向上するという効果を有する。
【0094】請求項12の移動無線通信システムは、移
動無線機が、基地局からのシステム固有番号に対応する
識別番号の読みだしを行い、そのシステム固有番号に対
応する識別番号が記憶されていない場合に、他のシステ
ム固有番号に対応する識別番号を読みだして基地局に送
出している。したがって、例えばセルラー方式の移動無
線電話システムにあって、ホーム固有番号とローミング
の固有番号のいずれかによる無線回線の接続が自動的に
可能になり、その利便性が向上するという効果を有す
る。
【0095】請求項13記載の移動無線通信システムに
よれば、前記請求項1から請求項12記載の構成をセル
ラー方式の移動無線電話システムに適用しているので、
この請求項1から請求項12に記載した、それぞれの作
用に基づいた移動無線通信システムが得られるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動無線通信システムの実施例の構成
を示すブロック図である。
【図2】第1実施例にあってPINを自動送信する動作
のシーケンス図である。
【図3】第2実施例にあって自動車無線電話機が移動し
選択番号送信要求信号を受信できない際の処理手順を示
すフローチャートである。
【図4】第3実施例にあってフラッシュ操作によるシン
グルトーンがセル基地局/制御局に伝送されなかった場
合の動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】第4実施例にあってPIN操作を自動で繰り返
す動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】第5実施例にあって移動無線通信システムのI
D番号ごとに対応したPINのテーブルを示す図であ
る。
【図7】第6実施例にあってPINを自動送信する動作
のシーケンス図である。
【図8】従来のセルラー方式の移動電話システムにおけ
るPINサービスのシーケンス図である。
【符号の説明】
300 無線機 310 無線部 312 復調器 314 変調器 330 オーディオ/制御部 331 CPU 336 無線部制御部 337 オーディオ部 338 制御信号処理部 339 オーディオ部制御部 340 ディジタルI/F部 341 電源制御部 350 音声ダイヤル部 352 音声合成部 370 ID/ROM 400 電話機400 400a 電話機本体 400b ハンドセット 418 制御部 430 キー部 452 液晶表示器(LCD) 492 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 真也 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 坂川 隆 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の21 東 芝コミュニケーションテクノロジ株式会社 内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と移動無線機とがシステム固有番
    号を確認して無線回線で接続され、かつ、前記基地局か
    らの要求によって前記移動無線機が送出した移動無線機
    固有の識別番号を、前記基地局が予め記憶した識別番号
    と照合して一致した際に前記基地局が前記移動無線機と
    の無線通信を処理する移動無線通信システムにおいて、 前記基地局との無線回線を通じて送受信を行うための無
    線送受信手段と、 前記識別番号を予め記憶する記憶手段と、 前記基地局からの識別番号送信要求を無線送受信手段が
    受信した際に、予め記憶している識別番号を前記記憶手
    段から読みだし、かつ、読みだした識別番号を前記無線
    送受信手段を通じて送出するための読出・送出手段とを
    備えることを特徴とする移動無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記無線送受信手段として、 基地局からの識別番号送信要求の受信又は未受信を判断
    する判断手段と、 前記判断手段が識別番号送信要求を未受信と判断した際
    に、前記基地局との無線回線接続を停止する停止手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の移動無線通信
    装置。
  3. 【請求項3】 前記無線送受信手段として、 基地局からの識別番号送信要求の受信又は未受信を判断
    する判断手段と、 一定時間を計時する計時手段と、 前記判断手段が識別番号送信要求を未受信と判断した際
    に、前記計時手段が一定時間を計時した後に前記基地局
    との無線回線接続を停止するための停止手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の移動無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記無線送受信手段として、 基地局からの識別番号送信要求の受信又は未受信を判断
    する判断手段と、 一定時間を計時する計時手段と、 前記判断手段が識別番号送信要求を未受信と判断した際
    に前記計時手段が計時する一定時間その識別番号送信要
    求の受信を継続するための受信処理手段とを備えること
    を特徴とする請求項1記載の移動無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記読出・送出手段として、前記記憶手
    段に記憶した識別番号を手動操作で読みだして前記無線
    送受信手段を通じて送出するための手動読出手段を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の移動無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記読出・送出手段として、前記記憶手
    段に記憶した識別番号を基地局からの識別番号送信要求
    によって自動的に読みだし、かつ、読みだした識別番号
    を前記無線送受信手段を通じて送出するための自動読出
    処理手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の移
    動無線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記読出・送出手段として、 前記記憶手段に記憶した識別番号を基地局からの識別番
    号送信要求によって自動的に読みだして送出する自動読
    出処理手段と、 一定時間を計時する計時手段と、 前記自動読出処理手段が読みだした識別番号を、前記計
    時手段が一定時間を計時するごとに繰り返して前記無線
    送受信手段を通じて送出する送出処理手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の移動無線通信装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段に記憶する識別番号を、再
    登録する再登録手段を備えることを特徴とする請求項1
    記載の移動無線通信装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段に記憶した識別番号を暗証
    番号を入力して読みだすための操作手段と、 前記操作手段から入力された暗証番号が、予め記憶した
    暗証番号と一致するか否かを判断する記憶・判断手段
    と、 前記記憶・判断手段で一致すると判断した際に前記記憶
    手段から読みだした識別番号を表示する表示手段とを備
    えることを特徴とする請求項1記載の移動無線通信装
    置。
  10. 【請求項10】 前記判断手段が識別番号送信要求を未
    受信と判断した際に、この受信失敗を画面表示する画面
    表示手段、受信失敗を音で報知する音報知手段、受信失
    敗を合成音声で通知する合成音声出力手段のいずれか又
    は組み合わせを備えることを特徴とする請求項2乃至4
    のいずれかに記載の移動無線通信装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段が、複数の各移動無線通
    信システムのシステム固有番号に、それぞれに対応する
    複数の識別番号を予め記憶すると共に、前記基地局から
    のシステム固有番号及び識別番号送信要求を無線送受信
    手段が受信し、この基地局からのシステム固有番号に対
    応する識別番号を、読出・送出手段が前記記憶手段から
    読みだし、かつ、読みだした識別番号を前記無線送受信
    手段を通じて送出することを特徴とする請求項1記載の
    移動無線通信装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段が、複数の各移動無線通
    信システムのシステム固有番号に、それぞれに対応する
    複数の識別番号を記憶し、かつ、前記基地局からのシス
    テム固有番号及び識別番号送信要求を無線送受信手段が
    受信し、この基地局からのシステム固有番号に対応する
    識別番号を、読出・送出手段が前記記憶手段から読みだ
    しを行い、そのシステム固有番号に対応する識別番号が
    前記記憶手段に記憶されていない場合に、他のシステム
    固有番号に対応する識別番号を読みだして前記無線送受
    信手段を通じて送出することを特徴とする請求項1記載
    の移動無線通信装置。
  13. 【請求項13】 前記請求項1乃至請求項12のいずれ
    かに記載の構成をセルラー方式の移動無線電話装置に適
    用することを特徴とする移動無線通信装置。
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