JPH0793708B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH0793708B2
JPH0793708B2 JP8764084A JP8764084A JPH0793708B2 JP H0793708 B2 JPH0793708 B2 JP H0793708B2 JP 8764084 A JP8764084 A JP 8764084A JP 8764084 A JP8764084 A JP 8764084A JP H0793708 B2 JPH0793708 B2 JP H0793708B2
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敏夫 天野
義久 藤岡
国生 永井
収 織田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はプログラムタイマーに含まれる時計をテレビ
画面に重畳して表示できるようにしたプログラムタイマ
ー機能を有するテレビジョン受像機に関する。
背景技術とその問題点 従来のタイマー内蔵型のテレビジョン受像機ではチャン
ネル予約で時刻表示を行う場合にはテレビジョン受像機
のプログラムタイマーに含まれる時計を現時刻にプリセ
ットする必要があるが、テレビ画像を表示する第1の画
像と、タイマーのプログラム状態を表示する第2の画
像、つまり時刻表示画像をモード切換スイッチで順次選
択的に表示する場合、プログラムタイマーに含まれる時
計を現時刻にプリセットされていない状態で、この時刻
表示画像が選択されたときに何の表示をなされなかっ
た。その為に時刻設定が成されてもタイマー機能が果た
せない問題があった。
さらに、最近では青少年が長時間に亘って夜遅くまでテ
レビを見て楽しむことが多くなってきた。しかし、放送
番組には青少年の教育上好ましくないものも多く放送さ
れることから、このような番組は同居人の意思で禁止、
すなわちチャンネルブロック(channel block)できる
ように改善する必要があるが、従来のテレビジョン受像
機ではこの様な機能を持ったものは提案されていなかっ
た。
発明の目的 本発明は叙上の問題点を解消するために成されたもの
で、第1の本発明の目的は時刻表示画像に現時刻を入力
すべき旨の表示、例えば「SETCLOCK」のような表示を行
なって未セット状態を視覚的に確認できる様にし、これ
に加えて、現時刻を入力すべき所定個所にカーソル等の
入力要求のための表示、例えば「↑」のような表示を行
なって誤入力がない様に成したテレビジョン受像機を提
供するにある。
本発明の第2の目的はチャンネルブロックすべき放送番
組は放送する前の段階で既にほぼ判っているから、この
ような場合も、いつ、どのチャンネルを何時から何時ま
でブロックするかを管面表示を利用して予約できる様に
したテレビジョン受像機を提供するにある。
発明の概要 そのため、この第1及び第2の発明においては、プログ
ラムタイマー機能を有するマイクロコンピュータで構成
された制御装置を設け、チャンネル予約及びチャンネル
ブロック予約時には、プログラムタイマーに含まれる時
計に現時刻が設定されていない状態で上記第2の画像が
選択されたときは上記第2の画像に現時刻を入力すべき
旨の表示を行うと共に、現時刻を入力すべき所定個所に
カーソル等の入力要求のための所定の表示を行うように
したものである。
実施例 続いて、この発明に係るプログラムタイマー機能を有す
るテレビジョン受像機の一例を第1図以下を参照して詳
細に説明する。
この発明をテレビジョン受像機に適用する場合、基本と
なる第1の画像はテレビ画像であるが、第2以下の画像
の設定数及び設定内容は任意である。この例では上述の
ようなニーズと使い勝手を考慮して、第2の画像は曜日
及び時刻を含む画像に、第3の画像はタイマーのプログ
ラム状態を表示する画像に、そして第4の画像はチャン
ネルブロックのための予約状態を表示する画像に設定さ
れる。
また、これら主画像のほかに、この例では複数の補助画
像が用意されている。補助画像としては時刻表示等の前
段階に使用するデモンストレーション用画像などであ
る。
第1図はこの発明に係るテレビジョン受像機(10)の一
例であって、(1)はチューナ、(2)は映像中間周波
増幅回路、(3)は映像検波回路、(4)は映像出力回
路、(5)は受像管(CRT)であり、また(6)は音声
中間周波増幅回路、(7)は出力アンプ、(8)はスピ
ーカであり、(9)は水平、垂直偏向回路、(11)は偏
向系である。(12)は電子同調回路で、(13)はリモコ
ン信号及び受像機内部の選局信号を受けるデコーダ、
(14)はチャンネル選局電圧形成回路、(15)はこの選
局電圧を受けるPLLである。また、デコーダ(13)の出
力はAC電源のコントロール回路(17)に供給される。
(18)はリモコン信号の受光素子である。
また、(20)は画像表示及びプログラムタイマー機能を
有する制御回路であって、その本体はマイクロコンピュ
ータである。この制御回路(20)の指令を受けてキャラ
クタ発生器内蔵のCRT制御回路(25)が動作する。CRT制
御回路(25)からは赤及び緑の文字信号SR,SGが生成さ
れる。また制御回路(20)からはテレビ画像消去用のブ
ランキング信号BLKが映像出力回路(4)に送出される
と共に、必要に応じてキー操作のタイミングにブザー音
が鳴るように、音声コントロール信号SAが音声コントロ
ール回路(27)に送出される。
なお、アンド回路(19)は制御回路(20)から電子同調
回路(12)へコントロール信号を送出しているとき、パ
ルスPIによってリモコン信号の入力を禁止するためのも
のである。
第2図はコマンダ(30)に設けられたキー配列の一例を
示す。コマンダ(30)はチャンネル選局、電源のオン、
オフ等のほか、上述した現時刻などのプリセット用とし
ても使用される。複数のキーのうち、(31)はテンキー
(10キー)、PPCキーはモード切換キー、(32),(3
3)は「+」,「−」キー、(34),(35)は左右のシ
フトキーである。
この発明ではマイクロコンピュータによって時刻セッ
ト、画像表示等が行われる。第3図は上述した第1〜第
4の画像表示をキー操作に関連して説明したもので、こ
れを用いて操作手順の概略を説明すると、まず電源の投
入によって通常のテレビ画像(第1の画像であって、以
下この第1の画像をベージ「0」という)(ステップ
a)が映り、ここでPPCキーを押すと、時刻が末セット
の場合にはページ「0」の画像に代えて、第1の補助画
像となるデモンストレーション用の画像(ステップb)
が映る。第4図Aにこの第1の補助画像の一例を示す。
時計がセットされている場合テレビ画像に重畳して曜日
及び時刻(時及び分)が表示される(ステップc、この
画像を第2の画像という。)この状態から一定時間例え
ば3秒経過すると曜日のみ消える(ステップd)、曜日
は常時映し出している必要性が乏しいからである。第1
の補助画像及びステップc,dにおける時計表示状態のテ
レビ画像を総称してページ「1」という。時計表示状態
の一例を第4図Bに示す。ステップdの状態でモード切
換スイッチであるPPC(Programable Pick Up Center)
キーを押すと時計も消えて通常のテレビ画像に戻る。
ステップbの状態でPPCキーを押すと、タイマーのプロ
グラム状態を表示する時計セット及びチャンネル予約の
ための画像(第3の画像であって、この画像をページ
「2」という。第4図Cにその一例を示す)が写り(ス
テップe)、まず曜日と現時刻の入力要求表示され、曜
日及び現時刻のプリセット後にPPCキーを押すと、チャ
ンネル予約要求の表示がされ(ステップf)、チャンネ
ル予約が終了したのちにPPCキーを押すと、チャンネル
ブロック予約モードに移る。
この場合、まず暗証コード(ブロックコード)の入力要
求表示となり(ステップg、この画像をページ「3」と
し、画像内容の一例を第4図Dに示す。)、コード入力
後PPCキーを押すとチャンネルブロック予約の表示がな
される(ステップh)。このチャンネル予約表示画像を
ページ「4」とし、ページ「4」の画像が第4の画像と
なる。ページ「4」の画像内容の一例を第4図Eに示
す。ブロックすべきチャンネル入力後、PPCキーを押す
と、テレビ画面となり、電源オン状態でブロック時刻に
なると所定のチャンネルがブロックされる(ステップ
i、その画像の一例を第4図Fに示す。)。この状態で
PPCキーを押すと、ステップgに戻り、このチャンネル
を復帰させたいときには暗証コード入力、PPCキー操作
してステップhの画像を映し出し、チャンネルブロック
をブランクにすればよい。
なお、ステップcの状態で3秒以内にPPCキーを押す
と、ステップfに移る。
以上が画像表示内容、画像選択及びプリセット状態の一
例を示す操作手順である。従って、処理ルーチンは、第
5図に示すように表示処理ルーチンXと時計(曜日を含
む)処理ルーチンYとキー処理ルーチンZに分けられ
る。
次に管面表示を利用した時計セット、チャンネル予約及
びチャンネルブロック予約の動作の一例を第6図A,B及
び第7図のフローチャートを参照して説明する。説明の
都合上、マイクロコンピュータよりなる制御装置(20)
には時刻等がまだプリセットされていない状態から説明
する。この場合には、PPCページは0ページであり、チ
ャンネルブロック用のブロックフラグFBはリセット状態
にあり、またプログラム用の管面表示色は白となるよう
にカラーフラグFWがセットされているものとする。
電源が投入されてプログラムがスタートすると、第6図
A,Bに示すようにPPCページが0ページであることがステ
ップ1で判定され、またブロックフラグFBがリセットさ
れた状態であることがステップ2で判定されるので、ス
テップ3で通常のテレビ画像が表示される。
時計はまだセットされていないので、時計フラグFCがリ
セットされていることがステップ4で判断されるから、
ステップ5の時計カウントは開始しない。同様にチャン
ネル予約、終了もセットされていないから、これらがス
テップ6,7で判定され、さらにチャンネルブロック予約
もされていないことから、ステップ8でこれが判定さ
れ、ブロックフラグFBはステップ9でリセット状態のま
まとされ、次にPPCキーの操作状態がステップ10で判定
される。
PPCキーも操作されず、しかも次の処理ステップ11でPPC
以外のキーも操作されないときはステップ1に戻り、通
常のテレビ画像が継続して表示される。
これに対し、電源投入後PPCキーが操作されると、これ
をステップ10で判断してステップ12に移る。現在の画面
表示が通常のテレビ画面表示(0ページ)であることが
ステップ12で判定されると、ステップ13に移りブロック
フラグFBがセットされていないときはステップ15に移っ
てPPCページ「1」のフラグがセットされる。
PPCページ「1」のフラグがセットされたことがステッ
プ16で判定されるとPPCページ「1」に対応した画像が
通常のテレビ画像に代えて表示されるが、このときステ
ップ17において時計セット状態が判定され、時計が末セ
ットであるときにはステップ18に移ってデモンストレー
ション用の画像が表示される。この画像は上述したよう
にプログラムフィーチャーを内容とするものであって、
最初は時計セットモードが選択可能となる。時計をセッ
トしたいときはPPCキーを押す。
これによって、まずPPCキーの操作がステップ10で判定
されると共に、現在のPPCページが「1」であることが
ステップ19で判定されたのちステップ20に移り、前のPP
Cキー操作から時計セットのためのPPCキー操作までの時
間が3秒以内であることがこのステップ20において判定
されることになる。
3秒以内でのPPCキー操作であるときにはステップ21でP
PCページ「2」に対するフラグがセットされると共に、
ステップ22において管面表示色を緑に変更するためのカ
ラーフラグFGがセットされる。PPCページ「2」は上述
のように時計セット及びチャンネル予約のための画像表
示であって、PPCページが「2」であるときにはこれが
ステップ23で判定されてステップ24においてPPCページ
「2」の画像が表示される。
この場合、ステップ25で時計が末セット状態であること
が判定されるので、このときはステップ26において画面
の下側に現時刻等の入力要求表示がなされる。上述の例
では、「SET CLOCK」の表示と、予め定められたデモン
ストレーション用の時計(曜日、時刻)表示、例えば
「SUN,12:00AM」が表示されると共に、曜日表示SUNのと
ころに入力指示用のカーソル「↓」が表示される。この
入力要求表示色は上述したように緑色である。
PPCページ「2」の画像表示状態のとき、PPCキー以外の
キー例えばカーソルシフトキーを操作すると、これがス
テップ10で判断されてステップ11に移る。このステップ
11は時計セットなどのための処理ルーチンであって、第
7図にその一例のフローチャートを示す。
この処理ルーチンではまずステップ30で、PPCヘージ
「2」であることが判断されるとステップ31に移り、時
計が末セットであるときには時計セット用のルーチンに
移行する。そこで、ステップ32において「+」又は
「−」キーを操作して曜日が選択される。「+」キーは
SUN→MAN→・・・のように曜日を変えるためのキーであ
り、「−」キーはSUN→SAT→・・・のように逆方向に曜
日を変えるためのキーであるが、曜日を選択したのちは
ステップ33においてカーソルシフトキー(カーソルキ
ー)「」又は「」を操作して時刻表示のうち「時」
の表示位置までカーソル「↓」を移動させ、次のステッ
プ34で「+」,「−」キーで時を選択する。このとき
「+」キーはインクリメントキーとして、「−」キーは
ディクリメントキーとして機能する。
以下同様にステップ35,36で「分」の時刻がセットさ
れ、曜日及び時刻のプリセットが終了したのち、ステッ
プ37でカーソルキー「」又はPPCキーの操作が判定さ
れ、これらのいずれかが操作されたときにはステップ38
で時計スタート用の時計フラグFCがセットされる。これ
らのキーが操作されないときはプリセットの状態を保持
する。
フラグFCがセットされるとこれが第6図Aに示すステッ
プ4で判定されてステップ5で時計のカウントが開始さ
れる。また、この時計のセット状態はPPCページ「2」
であるから、これがステップ23で判定されると共に、ス
テップ(25)で時計セット状態が判定されてステップ27
に移り、「SET CLOCK」の表示が消えると共に、カーソ
ル「↑」がチャンネル予約番号「1」に移動する。
ステップ37でキーを操作したときにはステップ10でこれ
が判断されて再びステップ11の処理ルーチンに移る。た
だし、このときは時計はずでにセットされているので、
これが第7図に示すステップ31で判断されて上述したと
は別の処理ルーチンに移行する。この処理ルーチンはチ
ャンネル予約のための処理ルーチンであって、再び第7
図を参照して説明する。
ステップ41,42は曜日をプリセットするステップであ
り、ステップ43〜46は「時」と「分」をプリセットする
ためのステップであり、これらのステップは時計セット
時のステップと同様であるのでその説明は省略する。次
にステップ47においてカーソル「↑」を「期間(DU
R)」まで移動し、ステップ48でタイマー時間をプリセ
ットし、ステップ49でカーソル「「↑」を「CH」表示位
置まで移動し、ステップ50でプログラムチャンネルをプ
リセットする。この一連の処理操作によって「いつ、ど
のチャンネルを何時から何時まで」、予約することがで
きる。この例では第4図Eに示すように3種類だけプロ
グラムチャンネルを予約できるが、その予約数は任意で
ある。
チャンネル予約終了後PPCキーが押されたときには、こ
れがステップ10で判定されると共に、現在表示されてい
るページが「2」であることが、ステップ52で判定され
る。そしてチャンネル予約終了後のPPCキー操作がステ
ップ50におけるキー操作終了後3秒以上であるときには
ステップ53の判定の結果、ステップ54でPPCページ
「0」用のフラグがセットされると共に、ステップ55に
おいて、カラーフラグFWがセットされて通常のテレビ画
像に表示が切換えられる。
これに対し、チャンネル予約終了後3秒以内にPPCキー
が押された場合には、これがステップ53で判定されて、
ステップ57でPPCページ「3」用のフラグがセットされ
ると共に、ステップ58でカラーフラグFRがセットされ
る。PPCページ用フラグがPPCページ「3」であることを
ステップ60で判定すると、ステップ61においてチャンネ
ルブロックコードがテレビ画像に代えて表示される。こ
のコード表示は赤である。
コード表示状態ではコード入力要求表示であり、第7図
のステップ65でPPCページ「3」が判定され、ステップ6
6で暗証コード入力処理ルーチンとなる。この処理ルー
チンは暗証コード入力及びその確認のためのものであ
り、その確認としてPPCキーを押すと、これがステップ1
0で判定されると共に、現在の画像表示がPPCページ
「3」であることがステップ67で判断され、ステップ68
でステップ53と同様にキー操作間隔が判定され、コード
入力後3秒以上経過しているときはもとのテレビ画像に
切り換えられ、そうでないときはステップ69に移ってPP
Cページ「4」用のフラグがセットされる。そして、PPC
ページが「4」であることがステップ70で判定される
と、ステップ71においてチャンネルブロック予約用の画
像が表示される。
また、このPPCページ「4」が第7図のステップ73で判
定されてステップ74のチャンネルブロック予約の処理ル
ーチンに移る。この処理ルーチンではチャンネル予約と
同じく、「何曜日の何時から何時までどのチャンネル」
をブロックするかのデータをカーソルキー、「+」,
「−」キー等を用いて入力するもので、その処理ステッ
プは第7図のチャンネル予約用の処理ステップト同様に
プログラムされている。従って、その説明は割愛する。
チャンネルブロック予約後PPCキーを押すと、第6図A,B
のステップ12,19,52,67で現表示ページが判定され、い
ずれも「NO」であるから、ステップ54,55に移ってもと
のテレビ画像が表示されることになる。
さて、チャンネル予約後電源を切り、その状態でチャン
ネル予約時間になると、この予約時間がステップ6で判
定されてステップ80においてテレビ電源がオンされると
共に、予約チャンネルが自動選局される。また予約時間
が終了すると、これがステップ7で判定されて、ステッ
プ81においてテレビ電源がオフする。
そして、テレビを見ているときにブロックチャンネルと
時間帯及び曜日が一致すると、これがステップ8で判定
され、ステップ82によりチャンネルブロックフラグがセ
ットされる。
このようにブロックフラグがセットされると、第6図A
のステップ1でPPCページ「0」が判定され、ステップ
2においてブロックフラグがセットされていることが判
定されるから、このときはステップ83でチャンネルブロ
ック用の画像がテレビ画像に代えて表示される。このブ
ロック状態でPPCキーを押すと、ブロックフラグセット
状態がステップ13で判定されるから、これによりステッ
プ85に移りPPCページ「3」用のフラグがセットされ
て、チャンネルブロック予約状態が表示される。チャン
ネルブロックを解除するには「曜日」をブランク状態に
すればよい。このブランクは「SUN」と「SAT」との間に
存在する。
ブランクがセットされると、ステップ8でブロック時間
及びブロックチャンネルでないことが判定され、これに
よってステップ9においてブロックフラグがリセットさ
れるから、チャンネルブロックが解除されて通常のテレ
ビ画像が表示される。
さらに、時計セット済みの状態でテレビ電源を投入する
と、まず通常のテレビ画面が表示され、この状態でPPC
キーを押すと、ステップ10,12,13を経てステップ15によ
りPPCページ「1」のフラグがセットされるから、これ
がステップ16で判定されると共に、ステップ17で時計セ
ット済みが判断されてステップ90に移り、PPCページ
「1」の表示後3秒以内ではステップ91で、「曜日」と
「時刻」が同時に表示され、3秒経過後にはステップ92
に移って「時刻」のみが表示される。
「時刻」表示状態でPPCキーを押すと、第6図Bのステ
ップ20で、これが判定されるから、ステップ54,55に移
り「時刻」の表示は消去される。また「曜日」及び「時
刻」表示から3秒経過前にPPCキーを押すと、ステップ2
0でこれが判断されてステップ21,22に移るから、これに
よってPPCページ「2」のチャンネル予約画像が表示さ
れることになる。
以上のような処理ルーチンの特徴を次に説明する。
PPCページ「2」から「4」までの特定の画像はPPC
キーを一定時間内に操作することによって、順次テレビ
画像に代えて表示され、また一定時間経過後にPPCキー
を操作すると必ず、テレビ画像が映し出される。
このため、短時間のうちにユーザの求めようとする特定
の画像を簡単に表示することができ、また選択した特定
の画像からもとのテレビ画像に戻したいときは一定時間
待ってPPCキーを操作すればよいのでもとのテレビ画像
に戻す操作が頗る簡単である。
基本となる第1の画像はテレビ画像であるから、テ
レビジョン受像機に上述の機能を付加しても、チャンネ
ル選局等には支障を来さない。
マイクロコンピュータのメモリ容量を増やすだけ
で、テレビ画像に代えて管面表示すべき特定の画像を上
例よりも増やすことができるから、汎用性がある。
第2の画像としては「曜日」と「時刻」表示にする
と共に、これらをプリセット後、チャンネル予約に切り
換えたタイミング(プリセット時間に現時刻が一致した
とき)をもって計時動作を開始するようにしたから、PP
Cキーを計時スタートキーとしても使用することができ
る。また、計時スタート後所定時間経過後に「曜日」の
表示だけを自動消去することができるため、その表示に
よってテレビ画像が邪魔されることもない。「曜日」表
示は「時刻」表示のように常時表示しておく必要はない
からである。
また、「時刻」の表示はユーザの意思で消去することが
できるので便利である。例えば、朝夕の時間帯では局側
から正確な時刻表示信号が送出されるので、このような
場合は不要になるからである。
時計もチャンネルプログラムも共にセットされてい
ない状態ではカーソル「↓」が必ず「SUN」の位置に来
る。従って、時計セット後でなければチャンネル予約が
できない。このため時計のセット忘れを確実に防止で
き、時計とチャンネル予約時間、曜日を正確に一致させ
ることができる。
また、時計セット時等の場合、どのデータを入力すべき
かは入力要求表示「↑」でもって画面に表示されている
から、データ入力位置の確認が容易で、しかもセットデ
ータと末セットデータとの識別も容易になり、時計等の
セットの誤動作を確実に防止できる。
これは、PPCページ「2」を選択した初期状態のとき
は、カーソル「↓」が必ず時計セット表示側にあり、最
初からチャンネルを予約できないようにプログラムされ
ているからである。
時計セット後PPCキー又はシフトキー「」を操作した
タイミングで計時スタートが始まるから、計時スタート
のタイミングをとるのが非常に容易になる。
チャンネル予約状態はすべて管面表示であるので、視覚
的にプリセット状態を確認でき、誤ったプリセットを未
然に回避できる。
チャンネルブロック予約機能及びその解除機能が付
いているので、子供等の教育上好ましくない放送番組を
確実にカットすることができる。この場合、暗証コード
を入力しない場合はチャンネルブロック予約及び解除で
きないので、ブロックチャンネル変更等のいたずらを確
実に回避できる。
また、PPCページ「2」からPPCページ「3」,「4」に
画像内容を選択したときは管面表示色が緑から赤に変る
ので、画像内容の確認が的確である。
発明の効果 以上説明したようにこの発明では、プログラムタイマー
機能を有するマイクロコンピュータで構成された制御装
置を設けることによって、チャンネル予約等を行うとき
は通常のテレビ画像に代えて、チャンネル予約等の画像
を表示すると共に、現時刻を入力すべぎ旨の表示例えば
「SET CLOCK」及び入力すべき個所の表示例えば「↓」
のカーソル表示を行うようにしたものである。
従って、この発明によれば、現時刻の未セット状態を簡
単に確認できるから、現時刻のセット忘れを確実に防止
できる。さらに、どのデータを入力すべきかは入力要求
表示「↑」でもって画面に表示されているから、データ
入力位置の確認が容易で、しかもセットデータと未セッ
トデータとの識別も容易になり、時計等のセットの誤動
作を確実に防止できる。
これは、PPCページ「2」を選択した初期状態のとき
は、カーソル「↓」が必ず時計セット表示側にあり、最
初からチャンネルを予約できないようにプログラムされ
ているからである。
時計セット後PPCキー又はシフトキー「」を操作した
タイミングで計時スタートが始まるから、計時スタート
のタイミングをとるのが非常に容易になる。
時計セット状態はすべて管面表示であるので、視覚的に
プリセット状態を確認でき、誤ったプリセットを未然に
回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るテレビジョン受像機の一例を示
す系統図、第2図はリモコン用コマンダーのキー配列状
態を示す平面図、第3図はこの発明に係るテレビジョン
受像機の説明に供する図、第4図は画像内容の一例を示
す図、第5図はこの発明の動作説明に供するフローチャ
ートの概略図、第6図A,B及び第7図はその詳細なフロ
ーチャート図である。 (20)は制御装置、(25)はCRT制御回路、(5)は受
像管、Xは表示処理ステップ、Yは時計処理ステップ、
Zはキー処理ステップである。
フロントページの続き (72)発明者 永井 国生 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 織田 収 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−123124(JP,A) 特開 昭58−66091(JP,A) 特開 昭57−211584(JP,A) 特開 昭55−165038(JP,A) 特開 昭58−209277(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン画像を表示する第1の画像
    と、タイマーのプログラム状態を表示する第2の画像を
    含む異なった種類の複数の画像を、モード切換スイッチ
    を操作することにより順次選択的に表示するプログラム
    タイマー機能を有するテレビジョン受像機において、 上記プログラムタイマー機能に現時刻が設定されていな
    い状態でチャンネル予約を行なうために上記モード切換
    スイッチの操作時に上記第1の画像に代えて上記第2の
    画像を表示する第1の制御手段と 上記第2の画像内に現時刻を入力すべき旨の表示と、現
    時刻を入力すべき所定箇所に入力要求のためのカーソル
    表示を行なう第2の制御手段を具備して成るテレビジョ
    ン受像機。
  2. 【請求項2】テレビジョン画像を表示する第1の画像
    と、タイマーのプログラム状態を表示する第2の画像
    と、チャンネルブロック予約状態を含む第3の画像を含
    む異なった種類の複数の画像を、モード切換スイッチを
    操作することにより順次選択的に表示するプログラムタ
    イマー機能を有するテレビジョン受像機において、 上記プログラムタイマー機能に現時刻が設定されていな
    い状態で予約すべき所定チャンネルを映出させない様な
    チャンネルブロックを行なうために上記モード切換スイ
    ッチの操作時に上記第1の画像に代えて上記第2の画像
    を表示する第1の制御手段と、 上記第2の画像内に現時刻を入力すべき旨の表示と、現
    時刻を入力すべき所定個所に入力要求のためのカーソル
    表示を行なう第2の制御手段と、 上記第3の画像が表示されるモードにおいて、チャンネ
    ルブロック予約を行なう第3の制御手段を具備して成る
    テレビジョン受像機。
JP8764084A 1984-04-28 1984-04-28 テレビジョン受像機 Expired - Lifetime JPH0793708B2 (ja)

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JP8764084A JPH0793708B2 (ja) 1984-04-28 1984-04-28 テレビジョン受像機

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