JPH0771167B2 - ノー・リンギング端末装置 - Google Patents

ノー・リンギング端末装置

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JPH0771167B2
JPH0771167B2 JP1263337A JP26333789A JPH0771167B2 JP H0771167 B2 JPH0771167 B2 JP H0771167B2 JP 1263337 A JP1263337 A JP 1263337A JP 26333789 A JP26333789 A JP 26333789A JP H0771167 B2 JPH0771167 B2 JP H0771167B2
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雅也 桑野
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はノー・リンキング端末装置に関する。さらに具
体的には、電話網を利用して電話機の呼び出し音を鳴ら
さずにメータの検針などを可能とし、また、メータ側か
らも随時検針センタ側を呼び出して、通信することので
きる端末装置に関する。
[従来の技術] ノー・リンギング通信においては、既設の電話網を利用
し、メータの検針等を実施する検針センタから電話機の
ベルを鳴らすことなく各電話利用者宅に設置したメータ
用端末等に着信させ、計量値等を読み取っている。とく
に既設の電話網を利用するので、通話に障害を及ぼすこ
とのないように、メータ等が非常に多く単位時間当りの
回線保留時間が短い低トラビックの計量システムに利用
する場合に有効に機能する。
このノー・リンギング通信の概念構成図を第2図に示
し、説明する。
各家庭にある水道,ガス等のメータの検針は、その回数
がすくないにもかかわらず検針先が著しく多い。このよ
うな各家庭にあるメータを検針するために、既設の電話
網が利用され、メータ等の検針センタ側装置11は、発信
側交換機12と、受信側交換機13を経由して各家庭のメー
タ用端末15に接続される。このメータ用端末15には、各
メータM1〜MnとそのセンサSE1〜SEnと電話機Tと着信側
交換機13との間のインタフェースをなす端末装置16が含
まれている。また、着信側交換機13には、検針動作に必
要なノー・リンギング・トランク14が接続されている。
1つの電話回線に電話機Tおよび複数のメータ用のセン
サSE1〜SEnの設置を可能とするために、検針センサ側装
置11は呼び出し信号を複数用意している。したがって、
検針センタ側装置11から電話利用者宅のメータ用端末15
を呼び出す際、電話機Tのベルを鳴らすことなく任意の
センサSE1〜SEnを選択して着信できる。
このような検針作業は電話の空き時間を利用して行わ
れ、たとえ検針中であっても電話加入者が発信しようと
する場合には、電話機Tの送受話器が持ち上げられたこ
とを端末装置16が検出して直ちに着信側交換機13に連絡
し、そこに接続されているノー・リンギング・トランク
が動作して検針動作を中止させている。
電話加入者のメータ用端末15の数が著しく多い場合に
は、接続時間の短縮を図るために、検針センタ側装置15
から着信側交換機13のノー・リンギング・トランク14ま
での回線を保留したまま、このノー・リンギング・トラ
ンク14と着信側交換機13に接続されている多くのメータ
用端末15の間の回線を次々とつなぎ替えて、検針作業を
行っている。
ノー・リンギング通信における一般的な接続動作の流れ
を第3図に示し、説明する。
検針センタ11が発呼(オフ・フック)すると、発信側交
換機12から発信音(DT)が返ってくるので、検針センタ
側装置11は、第1選択信号(呼び出すべきノー・リンギ
ング・トランク14の電話番号)に続いて、第1接続制御
信号(NRTS1)を送出して、発信側交換機12は第1選択
信号により指定された着信側交換機13のノー・リンギン
グ・トランク14に着信し、発信側交換機12とノー・リン
ギング・トランク14との間で発信者のチェックを行い、
不正使用の防止をし、正規の利用者の場合は検針センタ
側端末11とノー・リンギング・トランク14との間の通信
路が設定される。
ノー・リンギング・トランク14は、検針センタ側装置11
より第2接続制御信号(NRTS2)を受信すると、第2選
択信号要求信号(SDR)を送出する。
検針センタ側装置11は第2選択信号要求信号(SDR)を
受信すると、第2接続制御信号(NRTS2)を断とし、こ
れによりノー・リンギング・トランス14は第2選択信号
要求信号(SDR)と断とする。
検針センタ側装置11は第2選択信号要求信号(SDR)断
を検出すると、第2選択信号(メータ用端末15を設置し
た一般家庭の電話番号)および複数のノー・リンギング
用のセンサSE1〜SEnから任意のセンサ(NRS)を選択す
るための信号(NRS選択信号)を送出し、続いて第3の
接続制御信号(NRTS3)を送出する。
ノー・リンギング・トランク14で第2選択信号およびNR
S選択信号に続いて、第3接続制御信号(NRTS3)を受信
すると着信側交換機13は電話回線とノー・リンギング・
トランク14を接続し、ノー・リンギング・トランク14は
特定のセンサSEを呼び出す信号(NRS)を送出し、選択
されたメータ用端末15は応答信号(ANS)をノー・リン
ギング・トランク14へ返送する。
ノー・リンギング・トランク14は応答信号(ANS)を受
信すると、発信側交換機12に対して応答信号を送出し、
発信側交換機12は検針センタ側装置11への回線を極性反
転することにより、検針センタ側装置11に対して、メー
タ用端末15の応答を表示し、検針センタ側装置11とメー
タ用端末15との間の回線が設定され、データ通信が始ま
る。
データ通信が終了すると、検針センタ側装置11は第3接
続制御信号(NRTS)を断とする。第3接続制御信号(NR
TS)断により、ノー・リンギング・トランク14はメータ
用端末15との接続を切り放し、復旧信号を発信側交換機
12へ送出し、発信側交換機12は検針センタ側装置11に接
続された回線の極性を復旧させる。
検針センタ側装置11が直流ループを断にすると、発信側
交換機12とノー・リンギング・トランク14間の接続は解
放される。
連続検針を行う場合は、検針センタ側装置11の接続され
た回線の極性を復旧した後、検針センタ側装置11が再び
第2接続制御信号(NRTS2)を送出すると、ノー・リン
ギング・トランク14より第2選択信号要求信号(SDR)
が送出され、検針センタ側装置11は第2選択信号および
NRS選択信号により、次のメータ用端末15へ接続され
る。
このようにして、検針動作が進められる。
従来の端末装置16の具体的な回路図を第4A図および第4B
図に示し説明する。
第4A図において、L1,L2は着信側交換機13と端末装置16
との間を接続している局線であり、通話用の電話機Tが
使用されないときには、この局線L1,L2間は高インピー
ダンスに保持されている必要がある。したがって、ノー
・リンギング用の検針動作においても、L1,L2の極性の
監視および検針データの通信においては、高インピーダ
ンスに保持することが要求される。同時に局線L1,L2
は、落雷に対処するために、大地との絶縁抵抗は1MΩ以
上が要求され、所定の耐電圧も満足しなければならな
い。
ノー・リンギング・トランク14からのメータ・センサSE
1ないしSEnを呼び出す信号を受けたとき、このような条
件を満足するため、発振器21を電源22により動作せしめ
て、トランスTR1を介して交流を電源23に印加し、ここ
で整流して直流電源を得て、これをオペ・アンプ24の電
源として使用する。
オペ・アンプ24は局線L1,L2に対して高インピーダンス
となるようにバッファ・アンプをなしており、局線L1,L
2からの信号は、a側に倒した2回路連動したスイッチS
W1とオペ・アンプ24を介して変調回路26に印加されて、
トランスTR1からコンデンサC1を介して印加される交流
信号によって変調され、変調された信号はトランスTR2
を介して復調回路27に印加され、ここで原信号に復調さ
れて、抵抗R1ないしR4とオペ・アンプ25とで構成された
増幅器で増幅されて電圧監視器31に印加される。この電
圧監視器31ではノー・リンギング・トランク14から送ら
れてくるメータ・センサSE1ないしSEnを呼び出す信号を
検出し、また局線L1,L2の極性を監視し、その結果を制
御回路50Bに送出している。
ノー・リンギング・トランク14からの呼び出しによるノ
ー・リンギング通信においては、スイッチSW1,SW3,SW4
はa側に倒され、スイッチSW2はオンされる。これらの
スイッチSW1〜SW5は制御回路50Bによって制御されてい
る。ノー・リンギング・トランク14からの交流信号が局
線L1,L2により印加されると、コンデンサC5,抵抗R5と直
列に接続された発光ダイオードED2がその交流信号に応
じて発光するのでこの発光を制御回路50Bで検知し、ノ
ー・リンギング・トランク14からの情報をCPU35Bは読み
取ることができる。発光ダイオードED2は、第4B図
(b)に示すように2個の発光ダイオードから構成され
ている。
メータ・センサSE1はCPU35Bからの指示によりスイッチS
W3,SW4,2線4線変換回路32,トランスTR3,スイッチSW2,S
W1を介して、局線L1,L2により検針データをノー・リン
ギング・トランク14に報告することができる。
ノー・リンギング・トランク14から端末装置16への呼び
出しがない場合でも、CPU35Bの判断により、ノー・リン
ギング・トランク14を経由しないで、一般の電話信号と
同じ経路によって検針センサ側装置11を呼び出し、検針
データを報告することができる。
この場合には、CPU35Bの指示にしたがって、制御回路50
BはスイッチSW1,SW3,SW4をb側に切り替えて、制御回路
50BはスイッチSW5のオン・オフ操作をして検針センタ側
装置11の電話番号を送出する。その後はスイッチSW5は
オンとなり、CPU35Bの指示によりメータ・センサSE1か
ら検針データが送出され、スイッチSW3,SW4,2線4線変
換回路33,トランスTR4,スイッチSW5,全波整流器RE1,ス
イッチSW1から局線L1,L2を経て検針センタ側装置11に検
針データの報告がなされる。
制御回路50Bの具体的な回路は第4B図(c)に示されて
いる。
トランジスタQ1の入力61が“L"の場合にはトランジスタ
Q1はオフであり、スイッチSW1を駆動するソレノイド・
コイルSL1に電流が流れず、スイッチSW1はa側にある。
入力61が“H"になると、スイッチSW1はb側に倒され
る。
同様にして入力62が“L"ならトランジスタQ2はオフで、
スイッチSW2を駆動するソレノイド・コイルSL2に電流は
流れずスイッチSW2はオフであり、入力62が“H"ならス
イッチSW2はオンとなる。
入力63が“L"ならトランジスタQ3はオフで、スイッチSW
3を駆動するソレノイド・コイルSL3に電流は流れずスイ
ッチSW3はa側にあり、入力63が“H"でスイッチSW3はb
側に倒される。
入力64が“L"なら、トランジスタQ4はオフで、スイッチ
SW4およびSW5を駆動するソレノイド・コイルSL4およびS
L5に電流は流れずスイッチSW4はa側にあり、スイッチS
W5はオフになっている。入力64が“H"になるとスイッチ
SW4はb側に倒され、スイッチSW5はオンとなる。
制御回路50Bは発光ダイオードED1の発光により動作する
ホト・トランジスタPT1で電話機Tの使用状態を常に監
視しており、もし電話機Tのフックが上げられると、ホ
ト・トランジスタPT1がオンとなるために、出力41が
“H"から“L"へ移る。この時、ノー・リンギング通信を
行なっているならば、スイッチSW1を駆動するためのト
ランジスタQ1の入力61を“H"とし、トランジスタQ4の入
力64を“L"にして、スイッチSW1をb側に倒し、スイッ
チSW5をオフにすることによって、局線L1,L2からトラン
スTR3を切り放し、ノー・リンギング通信を中止する。
ここで、発光ダイオードED1は第4B図(a)に示すよう
に2個の発光ダイオードを含んでいる。
いま、局線L1,L2を経由してノー・リンギング・トラン
ク14からの呼び出し信号が送られてくると、オペ・アン
プ24,変調回路26,トランスTR2復調回路27,オペ・アンプ
25を介して、電圧監視器31がこれを受けて局線L1,L2の
極性を検知し、発光ダイオードED2の発光に応じてホト
・トランジスタPT2もオン・オフしてその出力42も“L",
“H"に変化するから、これをCPU35Bが読み取り、接続す
べきセンサの番号を検出する。
たとえばセンサSE1が呼び出されていることを制御回路5
0Bを介してCPU35Bが検知すると、CPU35からの指示によ
り制御回路50BはスイッチSW1,SW3,SW4をa側に倒し、ス
イッチSW2をオンにする。
そこで、たとえばメータM1のメータ・センサSE1は、2
線4線変換回路32とトランスTR3とを介して局線L1,L2に
接続される。メータ・センサSE1はCPU(中央処理装置)
35Bの指示でメータの指示値を局線L1,L2側に送出し、こ
のデータ通信が終了する。
このように動作するから局線L1,L2は高インピーダンス
が保証される。
[発明が解決しようとする課題] 従来の端末装置16は、局線L1,L2のインピーダンスを高
く保持するためにトランスTR1,TR2を用い、また、端末
装置16側から一般の電話信号と同様にして検針センサ側
装置11を呼び出しデータを報告するためにスイッチSW1
〜SW5,2線4線変換回路33、トランスTR4などを必要と
し、オペ・アンプ24を動作せしめるための電源23も必要
とされることから、それに附随して変調回路26,復調回
路27,オペ・アンプ25,電圧監視器31などが必要となり、
回路が極めて複雑となり、高価となっていた。
[課題を解決するための手段] 局線に接続される素子には、外部からの電力を必要とす
るものを使用せず、局線からの信号を受信するために、
局線電流で動作する発光ダイオードと、局線とは絶縁さ
れた制御部に含まれたこの発光を受けるホト・トランジ
スタとを用い、このホト・トランジスタで受けた局線か
らの信号を判断して、それがノー・リンギング動作を要
求するものであると判断した場合には、制御部はそこに
含まれた発光ダイオードを発光せしめて局線側に接続さ
れたホト・トランジスタをオンにして、このホト・トラ
ンジスタとトランスを介して接続されるメータ・センサ
を接続するようにした。
[作用] 局線L1,L2に対して高インピーダンスを実現するため
に、発光ダイオードからの光に応答するホト・トランジ
スタの電流の方向性を利用し、さらに局線からの信号の
検知や、制御部からの局線へメータ・センサを接続する
制御もホト・トランジスタで行うので、局線と制御回路
を絶縁することができる。局線側に接続される回路は、
オペ・アンプのような大規模回路を必要とせず、その大
規模回路に使用する大地と絶縁されている電源も不要で
ある。そうすることにより、回路の構成を簡単なものと
し、小型化、低コスト化を可能とした。
[実施例] 第1A図および第1B図に本発明による端末装置20の一実施
例を示す。ここで第4A図および第4B図に示した端末装置
16の構成要素に対応するものには同じ記号を用いた。第
1A図の発光ダイオードED1,ED2,ED3,ED4は、それぞれ制
御回路50の詳細を示す第1B図の受光スイッチ素子である
ホト・トランジスタPT1,PT2,PT3,PT4と光で結合されて
いる。これらのホト・トランジスタPT1ないしPT4は光を
受けると、オンになり、それらの出力41ないし44のレベ
ルは“L"になる。制御回路50側にある発光ダイオードED
11ないしED16はそれぞれの入力51ないし56のレベルが
“H"になるとトランジスタQ11ないしQ16がオンになり、
各発光ダイオードED11ないしED16は発光する。各発光ダ
イオードED11ないしED16の光は、第1A図の各ホト・トラ
ンジスタPT11ないしPT16によって受光され、受光時には
各ホト・トランジスタPT11ないしPT16はオンになる。
いま待機モードにあり、局線L1,L2には電流は流れてお
らず、L1は所定の直流電圧(電池),L2は接地レベル
(地気)にあり、発光ダイオードED1ないしED4,ED11,ED
13ないしED16はオフで発光せず、ED12とED15が発光し、
ホト・トランジスタPT1ないしPT4,PT11,PT13ないしPT16
はオフ、PT12とPT15がオンとなっている。そのためにト
ランジスタQ5はオフとなり抵抗13に電流は流れずトラン
ジスタQ6はオフの状態にある。
着信側交換機13が端末装置20を呼び出すための接続制御
信号を送出すると、局線L1,L2の極性が反転して、局線L
1が接地レベル(地気),L2が所定の直流電圧(電池)に
なる。すると、ベル信号を検出するための発光ダイオー
ドED2が接続制御信号に対応して明滅するから、これを
制御回路50のホト・トランジスタRT2が受光し、その出
力42に接続制御信号が得られ、これを受けてCPU35は入
力55をレベル“H"にするからホト・トランジスタPT15を
オンにする。このときホト・トランジスタPT12はオンの
ままである。
そこで、直流電流が局線L1から、全波整流器RE2,定電圧
ダイオードZD2,抵抗R17,発光ダイオードED4,ダイオード
D4,ホト・トランジスタPT15,全波整流器RE2を通して局
線L2へと流れる。ここで定電圧ダイオードZD2はホト・
トランジスタPT16に過電圧が印加されることによる誤動
作の発生を防止するためのものであり、ダイオードD3は
発光ダイオードED4を逆方向電圧から保護するためのも
のである。
発光ダイオードED4に電流が流れると発光し、その発光
によってホト・トランジスタPT4がオンとなり、それま
で“H"であったその出力44は“L"になる。CPU(中央処
理装置)35は制御回路50からの出力47を監視することに
より、ノー・リンギング・トランク14から接続制御信号
(NRS)が送られてくる状態にあることを知る。そこでC
PU35は制御回路50に指示して、入力54を“H"としてトラ
ンジスタQ14をオンにし、発光ダイオードED14を発光さ
せ、それを受光したホト・トランジスタPT14はオンにな
る。ここでホト・トランジスタPT1,PT3,PT11,PT13,PT16
はオフのままである。
すると、ノー・リンギング・トランク14から送られてく
る交流の接続制御信号(NRS)は局線L1から、全波整流
器RE2,直流素子用のコンデンサC2を介してトランスTR5,
ダイオードD4,ホト・トランジスタPT15,全波整流器ER2,
局線L2の経路で流れる。ここで交流の接続制御信号(NR
S)が全波整流器RE2を流れて、発光ダイオードED6,抵抗
R11,オン状態のホト・トランジスタPT14,誤動作防止用
の定電圧ダイオードZD1の経路を通らないのは、この経
路の電圧降下の方が全波整流器ER2の電圧降下よりもは
るかに大きいからである。
そこで、CPU35は、ノー・リンギング・トランク14から
データ通信を求められていることを出力44から検知する
と、入力56を“L"から“H"にしてトランジスタQ16をオ
ンとし、発光ダイオードED16を発光せしめて、ホト・ト
ランジスタPT16をオンにする。このとき、ホト・トラン
ジスタPT14,PT15はオンのままであり、局線L1,L2の極性
もL1が接地レベル(地気),L2が所定の直流電圧(電
池)のままである。すると、局線L1からの直流電流は、
全波整流器RE1を経て、2つの経路すなわち、ホト・ト
ランジスタPT16,抵抗R18と定電圧ダイオードZD2,抵抗R1
7とに別れて、ともに発光ダイオードED4,ダイオードD4,
ホト・トランジスタRT15,全波整流器RE2を経て局線L2へ
と流れる。
ここで、ホト・トランジスタPT16,抵抗R18の経路をつく
るのは、全波整流器RE2,発光ダイオードED4,ダイオード
D4による信号の非直線歪を軽減するために設けたもので
あり、本発明の基本動作には影響がない。
局線L1からの直流電流に重畳された交流電流である接続
制御信号(NRS)は、全波整流器RE2,コンデンサC2を介
してトランスTR5,ダイオードD4,ホト・トランジスタPT
4,全波整流器RE2を経て局線L2へと流れる。
そこで、メータ・センサたとえばSE1とノー・リンギン
グ・トランク14との間のデータ通信路が設定されて、CP
U35がメータ・センサSE1に指示してトランスTR5と2線
4線変換回路32とを介してメータ・センサSE1とノー・
リンギング・トランク14との間でデータ通信が行われ
る。
ここで直流電流は発光ダイオードED3を流れず、ED4には
流れているから、制御回路50におけるホト・トランジス
タPT3はオフ,PT4はオンであり、出力43は“H",出力44は
“L"になっている。
ノー・リンギング・トランク14とのデータ通信が終了し
て、局線L1,L2の極性が変わるならば、直流電流は局線L
2から、全波整流器RE2,定電圧ダイオードZD1,すでにオ
ン状態にあるホト・トランジスタPT14,抵抗R11,発光ダ
イオードED3を経て局線L1へと流れる。すると、発光ダ
イオードED3が発光を開始し、ED4は発光を停止するか
ら、制御回路50の出力43は“L",44は“H"に反転する。
この反転により、CPU35は、メータ・センサSE1とノー・
リンギング・トランク14との間のデータ通信が終了した
ことを検知し、入力54を“L",入力55を“H",入力56を
“L"として、ホト・トランジスタPT14をオフ,PT15をオ
ン,PT16をオフにして待機状態にもどり出力43,44の状態
を監視する。
端末装置20は局線L1,L2からの直流電流に重畳した交流
電流である接続信号(NRS)を受けたとき、それが他の
端末装置を呼び出す信号であるためにCPU35が応答すべ
きではないと判断したときには、CPU35は制御回路50に
指示して、入力52,54を“H"にしたまま、入力55を“L"
とする。するとホト・トランジスタPT12,PT14はオンの
ままであるがPT15はオフになるから、ホト・トランジス
タPT16のオンまたはオフには関係がなく、局線L1が接地
レベル(地気),L2が所定の直流電圧(電池),ホト・
トランジスタPT15およびトランジスタQ6がオフであるた
めに、局線L1,L2には全く電流が流れない状態になる。
他の端末装置を呼び出す接続信号により、他の端末装置
が応答し、そのデータ通信が終了すると局線L1,L2はそ
れぞれ所定の直流電圧(電池)と接地レベル(地気)に
反転する。CPU35は他の端末装置35の監視,制御に共通
に使用することができるので、他の端末装置とノー・リ
ンギング・トランク14との間のデータ通信の状況も容易
に知ることができる。
しかしながら、CPU35が他の端末装置の監視および制御
を行っていないような場合には、局線L1,L2がそれぞれ
所定の直流電圧(電池)と接地レベル(地気)へ反転し
たことにより、直流電流は局線L2から全波整流器RE2,定
電圧ダイオードZD1,ホト・トランジスタPT14,抵抗R11,
発光ダイオードED3を経て局線L1へと流れるから、それ
までオフであった発光ダイオードD3が発光し、その結
果、制御回路50の出力43が“H"から“L"へと反転するか
らCPU35は、局線L1,L2の極性の反転を検出することがで
きる。
端末装置20が動作している最中に電話機Tがオフ・フッ
クされると、発光ダイオードED1が発光し、制御回路50
のホト・トランジスタPT1がオンとなり、その出力41は
“H"から“L"に変わるから、CPU35は、直ちに、たとえ
ば入力54および55を、それぞれ“H"から“L"にして、ホ
ト・トランジスタPT14,PT15をオフにしてノー・リンギ
ング・トランク14との間の通信を中断する。
ノー・リンギング・トランク14からの呼び出しが無いに
もかかわらず、端末装置20側から検針センタ側装置11
へ、検針データ等を報告する場合がある。この場合に
は、ノー・リンギング・トランク14を使用せずに、着信
側交換機13および発信側交換機12を介して通常の通話時
と同様に電話回線を利用して検針センタ側装置11を呼び
出し通信することになる。
このときには、ホト・トランジスタPT14,PT15,PT16をオ
フとし、PT13をオン、PT11,PT12,PT15もオンのままと
し、ダイヤル信号はホト・トランジスタPT11,PT13をオ
ン・オフ、PT12をオフ・オンさせることにより送出す
る。
すなわち、ダイヤル信号のメイク時にはホト・トランジ
スタPT11,PT13をオン、PT12をオフとし、ブレイク時に
はPT11,PT13をオフ、PT12をオンにしている。
このホト・トラジスタRT11,PT13がオン、PT12がオフに
なったときには、局線L1からの直流電流は、全波整流器
RE2,トランジスタQ7,抵抗16,オン状態のトランジスタQ
6,全波整流器RE2を経て局線L2にダイヤル電流が流れ
る。ホト・トランジスタPT11がオンになったときには、
ダイオードD1を介してコンデンサC7を充電し、トランジ
スタQ5のベース電流を流してそれをオンにし、その結果
トランジスタQ6がオンになる。このコンデンサC7は音声
信号によりトランジスタQ5のベース電圧が変動しないよ
うにしている。コンデンサC7の電荷は、ホト・トランジ
スタPT12がオンになったときに放電され、トランジスタ
Q5,Q6はオフになる。このダイヤル電流が流れるときに
は、抵抗R14を介してコンデンサC6を充電し、オン状態
にあるホト・トランジスタRT13を介して抵抗R15により
放電されるが、抵抗R14,R15とコンデンサC6の時定数は
音声帯域の信号を十分積分する程度に大きいから、トラ
ンジスタQ7のベース電圧は一定に保たれ、トランジスタ
Q7,抵抗R16に電流をシンクしている。抵抗14,15,16とコ
ンデンサC6は電流シンク回路を構成している。
ダイヤル信号のブレイク時は、ホト・トランジスタPT11
および13をオフに、PT12をオンにする。このとき、コン
デンサC6の電荷を電話回線に流さないようにダイオード
D2およびホト・トランジスタPT13へ放電を防いでいる。
さらに、ダイオードD1,D2によりトランジスタQ7とQ5の
ベース電位を同じにしてトランジスタQ5の飽和の防止し
ている。ブレーク時のインピーダンスを十分に大きくす
るために、ホト・トランジスタPT11を用いているが、抵
抗R12の値を十分に大きくすることができれば、ホト・
トランジスタPT11を省略して、抵抗R12を直接ダイオー
ドD1,D2に接続してもよい。また、ホト・トランジスタP
T11を採用している場合に、ホト・トランジスタPT11の
オフ抵抗が大きく、そのもれ電流でトランジスタQ6がオ
ンになることがないのであれば、ホト・トランジスタPT
12を省略してもよい。
このようにして端末装置20が局線L1,L2に接続される
と、メータ・センサSE1からデータが、2線4線変換回
路32,トランスTR5,オン状態のトランジスタQ6,全波整流
器RE2を経て局線L1,L2に接続され、検針センタ側装置11
に、ノー・リンギング・トランク14の関与なしに、検針
データを送ることができる。
メータ・センサSE1側に異常が発生した場合には、これ
を検出したCPU35は前述の通常の通話時と同様に電話回
線を利用して検針センタにダイヤルして呼び出し、検針
センタ側装置11に異常を報告し、それに対する処置の指
示を検針センタ側装置11から受けることも可能である。
このようにして、電話回線を利用して双方向の通信を行
うことも可能である。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、発光ダイオードからの
光に応答するホト・トランジスタの電流の方向性を利用
し、さらに局線からの信号の検知や、制御部からの局線
へメータ・センサを接続する制御もホト・トランジスタ
で行うために、本発明によるならば従来の装置にくらべ
て著しく簡単な構成にすることができるので、小型軽量
化および低コスト化を実現することができる。したがっ
て、本発明の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は本発明による端末装置の一実施例
を示す回路図、 第2図は従来のノー・リンギング通信システムの概念構
成図、 第3図は第2図に示した従来のシステムの動作の流れを
示す流れ図、 第4A図および第4B図は従来の端末装置の回路図である。 11……検針センサ側装置 12……発信側交換機 13……着信側交換機、14……ノー・リンギング・トラン
ク 15……メータ用端末、16,20……端末装置 21……発振器、22,23……電源 24,25……オペ・アンプ 26……変調回路、27……復調回路 31……電圧監視器 32,33……2線4線変換回路 35,35B……CPU 41,44……出力 50,50B……制御回路 51〜56,61〜64……入力 C1,C2,C5〜C7……コンデンサ D1〜D4……ダイオード ED1〜ED4,ED11〜ED16……発光ダイオード L1,L2……局線 PT1〜PT4,PT11〜PT16……ホト・トランジスタ Q1〜Q7,Q11〜Q16……トランジスタ R1〜R5,R11〜R18……抵抗 RE1,RE2……全波整流器 SE1〜SEn……メータ・センサ SL1〜SL5……ソレノイド・コイル SW1,SW5……スイッチ T……電話機 TR1〜TR5……トランス ZD1,ZD2……定電圧ダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】局線(L1,L2)からの電流を一定の極性に
    して出力を得るための整流手段(RE2)と、 第1の発光素子(ED3)と第1の受光スイッチ_(PT1
    4)とを、所定方向の局線電流のみを流すことのできる
    一方の局線(L1)に対する直列素子として含み、局線の
    極性を検知するための前記整流手段に並列に接続された
    極性検知手段と、 前記整流手段の出力側の局線電流中に含まれたノー・リ
    ンギング通信用の交流信号を1次側から2次側へ伝え、
    前記2次側から印加された交流信号を前記1次側へ伝え
    て前記局線電流に重畳せしめるためのトランス手段(TR
    5,C2)と、 前記整流手段の出力側の局線電流の直流電流を流し、こ
    の直流電流の有無を検知するためのすくなくとも抵抗
    (R17)と第2の発光素子(ED4)を直列に接続して前記
    トランス手段に並列接続された、ノー・リンギング通信
    時の前記整流手段の出力側からの直流電流を検知するた
    めの直流電流検知手段と、 前記整流手段の出力側の局線電流をオン・オフしてダイ
    ヤル信号を流すための第2の受光スイッチ(PT11,PT1
    2)が前記一定の極性にして出力を得るための整流手段
    (RE2)に並列接続されたダイヤル手段と、 前記整流手段の出力側の局線電流の所定値をシンク電流
    として流すための第3の受光スイッチ_(PT13)を含
    む、前記トランス手段と並列接続されたシンク電流手段
    と、 前記直流電流検知手段,前記シンク電流手段からの直流
    電流および前記トランス手段からの通信用の交流信号と
    を他方の局線(L2)に流すことを制御するための第4の
    受光スイッチ_(PT15)を含む信号スイッチ手段と、 前記第1および第2の発光素子からそれぞれ受光して前
    記局線電流の状態を監視し、前記第1ないし第4の受光
    スイッチ(PT15)に対して、通信待機時は、前記第2の
    受光スイッチ(PT11,PT12)を制御して前記ダイヤル手
    段をブレーク状態にし、前記第3の受光スイッチ(PT1
    3)を制御して前記シンク電流手段を前記局線(L1,L2)
    から切り放し、前記第1の受光スイッチ(PT14)をオフ
    とし、前記第4の受光スイッチ(PT15)をオンし、前記
    一方の局線(L1)、前記整流手段(RE2)、前記抵抗(R
    17)、前記第2の発光素子(ED4)、前記第4の受光ス
    イッチ(PT15)、前記整流手段(RE2)、と前記他方の
    局線(L2)の経路を形成して、前記第2の発光素子(ED
    4)を監視し、前記第2の発光素子(ED4)の電流の有無
    により着信を検知して通信を開始し、応答すべきときに
    は、前記第2の受光スイッチ(PT11,PT12)を制御し前
    記ダイヤル手段をブレーク状態にし、前記第3の受光ス
    イッチ(PT13)を制御し前記シンク電流手段を前記局線
    (L1,L2)から切り放し、前記第4の受光スイッチ(PT1
    5)をオンの状態に保ち、前記第1の受光スイッチ(PT1
    4)をオンとし、前記他方の局線(L2)、前記整流手段
    (RE2)、前記第1の受光スイッチ(PT14)、前記第1
    の発光素子(ED3)、前記一方の局線(L1)の経路を形
    成して、前記第1の発光素子(ED3)の電流を監視し、
    前記一方の局線(L1)、前記整流手段(RE2)、前記抵
    抗(R17)、前記第2の発光素子(ED4)、前記第4の受
    光スイッチ(PT15)、前記整流手段(RE2)、前記他方
    の局線(L2)の経路で前記第2の発光素子(ED4)の電
    流および前記第1の発光素子(ED3)の電流を監視して
    終話を検出し、応答を必要としないときには、前記第2
    の受光スイッチ(PT11,PT12)を制御して前記ダイヤル
    手段をブレーク状態にし、前記第3の受光スイッチ(PT
    13)を制御して前記シンク電流手段を前記局線(L1,L
    2)から切り放した状態を保ち、前記第1の受光スイッ
    チ(PT14)をオンとし、前記第4の受光スイッチ(PT1
    5)をオフにし、前記他方の局線(L2)、前記整流手段
    (RE2)、前記第1の受光スイッチ(PT14)、前記第1
    の発光素子(ED3)、前記一方の局線(L1)の経路を形
    成して、前記第1の発光素子(ED3)の電流を監視して
    終話を検出し、通信終了時、前記第2の受光スイッチ
    (PT11,PT12)を制御して前記ダイヤル手段をブレーク
    状態にし、前記第3の受光スイッチ(PT13)を制御し前
    記シンク電流手段を前記局線(L1,L2)から切り放し、
    前記第1の受光スイッチ(PT14)をオフとし、前記第4
    の受光スイッチ(PT15)をオンにして再び通信待機時の
    状態に戻るように制御してノー・リンキング通信を可能
    とするための制御手段(50)と を含むノー・リンギング端末装置。
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