JP2639946B2 - 端末装置の呼出方式 - Google Patents

端末装置の呼出方式

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塩和 藤原
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は端末装置の呼出方式、さらに詳しく云えば、
1本の電話回線を電話機の他に複数の端末装置がデータ
伝送のために共用するような場合に、複数の端末装置中
から任意一つの端末装置を電話機を鳴動させることなく
選択するようにした端末装置の呼出方式に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
1本の電話回線に電話機と複数の端末装置とを並列に
接続する場合において、特定の端末装置を呼出す場合に
は、NCUを電話回線と端末装置の間に設置し、NCUの端子
選択機能を利用して特定の端末装置を選択していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来技術に従う端末装置の選択方法によっ
て端末装置を増加する場合には、例えば、NCUの後に付
加装置を設けて端末装置の接続数を増加する方法やNCU
と端末装置間の配線数を削減する方法が用いられてき
た。
しかしながら、このような方法では、NCUが多くの端
末装置を管理する必要があり、もちろん電話回線側に接
続された装置(例えば中央装置)にとってもNCUに接続
された多くの端末装置の中から特定の端末を選ぶための
複雑な機能を持たせなければならない。
このような方式であると、前記中央装置とNCUが一体
となって端末装置を選択する必要があり、NCU、端末装
置と前記中央装置の間でデータ伝送方式に関する意識統
一をしなければならないばかりか、同じ電話回線に新た
な端末装置を設置する時、あるいは前記中央装置を設置
して新たなシステムを開発しようとした時にも、既設置
のNCUのデータ伝送方式に合わせた方式でしか開発でき
ないという問題があり、また既設置のNCUの装置構成に
よっては新たな端末装置の設置すらできないという問題
がある。
また、この従来の方式であると、端末装置を選択する
ための信号がNCU応答後、エンド・トウ・エンドで行わ
れるため、NCUが正常であれば、希望する端末装置の正
常、異常のいかんを問わず、あるいは希望する端末装置
の設置の有無にかかわらず課金されてしまい、サービス
面でも好ましくないという問題がある。
本発明の目的は、1本の電話回線に電話機と、NCUを
介して複数の端末装置とを接続した複数の回路の中か
ら、任意の端末装置を、前記電話機を鳴動することなく
直接選択して呼出すことにより、既設置のNCUに制限さ
れることなく端末装置を設置できる端末装置の呼出方式
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、上記の問題点は、一本の電話回線に
電話機と網制御装置(NCU)を介して複数の端末装置と
を接続した複数の回路とを常時並列に接続する構成にお
いて、呼出信号としてそれぞれ異なる複数の音声帯域内
交流信号のうちの1つを割当てられた上記各NCUは、上
記電話回線の一定レベル以上の電圧極性反転により起動
され、一定時間音声帯域内交流信号検出状態となされ、
交換機側から、上記一定時間内に送出される音声帯域内
交流信号を受信するが、該信号が呼出信号として割当て
られた前記NCUのみこの信号を検出して前記NCUに接続さ
れた端末装置を選択的に呼び出す手段を有することを特
徴とする端末装置の呼出方式によって解決される。
〔作用〕
本発明は、電話回線の極性反転をNCUで検出し、この
極性反転時から一定期間内に交換機側から送出される音
声帯域内交流信号により、1本の電話回線に電話機と常
時並列に接続されたNCUと対になった複数の端末装置の
うちから任意の端末装置を直接選択して呼出すものであ
る。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の実施例の接続及びブロック構成を
示す図である。
図において、100,200,300は、例えば図示しない集合
住宅の各家庭にそれぞれ設置されているNCUである。各N
CU100,200,300は全て同一の構成をとるものである。
又、400は各NCU100,200,300に並列接続された一般の電
話機である。
NCU100,200,300の構成について、NCU100を例に説明す
る。
図において101,102は1対の電話回線である。
104は、NCUに設置された極性反転検出回路であり、電
話回線101,102間に、101が負,102が正方向となる方向の
一定レベル以上の逆極性電圧が印加されたことをホトカ
ップラ(121及び122)で検出し、制御回路111へ伝達す
る機能を持つ。
また、電話機400からの発呼があると電話回線101,102
間の電圧降下を検出し、端末装置のスイッチ回路を開放
するよう制御回路111に通知する。
106は、端末装置が起動された時に、交換機側にルー
プを検出させないための直流遮断用コンデンサ、107
は、交流信号用結合トランス、108は、選択信号受信回
路であり、特定の選択信号のみを受信し、制御回路111
へ通知する。105,109はスイッチ回路、110は、端末装置
内の各部へ電源を供給する電源装置、111は、極性反転
検出回路104および選択信号受信回路108からの入力をも
とに、応答信号送出回路112やスイッチ回路105,109を駆
動する制御回路(マイクロコンピュータ)である。これ
は又、タイミング回路123を内蔵し、一定時間計測する
機能を持つ。112は、応答信号送出回路であり、制御回
路111の指示により、一定周波数の信号を送出する機能
を持つ。113は、伝送回路であり、変復調装置、ハイブ
リッド回路、端末装置114とのインタフェース回路より
構成されるデータ通信のための伝送回路である。
第2図は、本発明の実施例の動作シーケンス図であっ
て、第2図(a)は交換機側の、第2図(b)はNCU
の、第2図(c)は非応答NCUの、それぞれの動作シー
ケンスを示す。
第1図のNCU100の動作について、第2図、(a),
(b)のシーケンスの場合について説明する。
交換機側における電話回線の電圧極性反転により、電
話回線101,102には電話の待受時と逆極性の電圧が印加
される〔第2図(a)〕。
極性反転検出回路104は、第1図に示すようにツエナ
ーダイオード120と発光ダイオード121との逆方向の直列
接続を有し、この直列接続は電話回線101,102との間に
接続されており、電話回線101,102の電圧極性が反転
し、上記ダイオードの直列接続に一定レベル以上の逆極
性電圧が加わると、発光ダイオード121が発光し、これ
と光学的に結合しているホトトランジスタ122は導通
し、そのコレクタに出力を生ずる。
極性反転検出回路104により、一定レベル以上の逆極
性電圧を検出すると、ホトトランジスタ122のコレクタ
より制御回路111に対し、これを通知する。制御回路111
では、この通知を受けて、スイッチ回路105に閉結指示
を出すとともに、自回路内のタイミング回路123を起動
し、音声帯域内交流信号が一定時間内に到着するか否か
を監視する。スイッチ回路105の閉結により端末装置
は、上記音声帯域内交流信号検出状態になる〔第2図
(b)〕。
この状態で、しかも上記一定時間内に、自端末を指定
する周波数の音声帯域内交流信号(選択信号)が到着す
ると、コンデンサ106、交流信号用結合トランス107を通
って、選択信号受信回路108で検出される。選択信号受
信回路108は、音声帯域内交流信号の到着を制御回路111
へ通知する。これを受けて、制御回路111は、スイッチ
回路109を閉結するとともに、自回路内のタイミング回
路123を停止する。さらに、応答信号送出回路112より、
交換機側へ応答信号を返送する。〔第2図(b)〕。
以後は、伝送回路113を通して、センタと端末装置間
でデータ通信が行なわれる。
もし第2図(c)のように端末が音声帯域内交流信号
検出状態にある時に、一定時間tの間に自端末を指定す
る音声帯域内交流信号を検出できない場合には、制御回
路111の内部タイミング回路123のタイムアウト(時間=
t)により、制御回路111がスイッチ回路105に開放指示
を出し、端末装置を極性反転受信待状態(空状態)に戻
す。但し、この時には他端末装置が応答して、電話回線
が逆極性である可能性がある。その場合、極性反転検出
回路104は電話回線101,102が逆極性であることを検出
し、制御回路111へ通知する。そのため制御回路111にお
いて前の電話回線の状態を保持し、一度逆極性状態が変
化(正極性に戻る)しないと、起動信号であると認識し
ないようにする等の論理で制御する必要がある。
又、NCU100が通信中に、一般電話機400から発呼があ
った時は、極性反転検出回路104で認識し、制御回路111
へ通知する。これをうけて、制御回路111はスイッチ回
路105に開放指示を出し、該NCU100を極性反転受信待状
態(空状態)にする。これにより一般電話機400の発呼
は妨害を受けない。
NCUを選択的に呼出す信号は、音声周波帯域(300〜34
00Hz)内の周波数の信号として、NCU毎に異なる周波数
を割当てる。この音声周波帯域内信号は16Hzの呼出し信
号に応答する普通の電話機に対してはそのベルを鳴らす
ことはない。
また、電話機400への呼出信号はNCU100,200,300等に
対して呼出しを行なうことはない。
〔発明の効果〕
従来の技術では、少数のNCUから構成される、NCUと一
体となって設計された端末装置を呼出す場合、NCU応答
後、データ伝送の一部として後位に接続される端末装置
を選択する方式で間接的に複数の端末から任意の端末設
備を選択する方式を用いていたが、1本の電話回線に電
話機と、常時並列に接続された多数のNCUと対になった
複数の端末装置とを接続した複数の回路から任意の端末
装置を直接選択して呼出すことはシステムの再設計が必
要となり、困難であった。
しかし、本発明によれば、以上説明したように1本の
電話回線に電話機と常時並列に接続されたNCUと対にな
った複数の端末装置とを接続した複数の回路から希望す
る任意のNCUを自動的に直接選択し、このNCUに接続され
た端末装置を呼出すことが可能となるので、既設置のNC
Uあるいは端末装置に制限を受けることなく同じ電話回
線に複数の端末装置を並列に接続できるようになり、電
話回線を使ったデータ伝送を行う端末装置あるいはシス
テムの最適設計、設置の容易性、またそれらデータ伝送
を使う際の経済性の面で非常に有利となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の接続およびブロック構成を示
す図、第2図は同じく本発明の実施例の動作シーケンス
図である。 100,200,300……網制御装置(NCU) 101,102……電話回線 104……極性反転検出回路 105,109……スイッチ回路 106……直流遮断用コンデンサ 107……交流信号用結合トランス 108……選択信号受信回路 110……電源装置 111……制御回路 112……応答信号送出回路 113……伝送回路 114……端末装置 120……ツエナーダイオード 121……発光ダイオード 122……ホトトランジスタ 123……タイミング回路 400……電話機

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一本の電話回線に電話機と、網制御装置
    (NCU)を介して複数の端末装置とを接続した複数の回
    路と、を常時並列に接続する構成において、呼出信号と
    してそれぞれ異なる複数の音声帯域内交流信号のうちの
    1つを割当てられた上記各NCUは、上記電話回線の一定
    レベル以上の電圧極性反転により起動され、一定時間音
    声帯域内交流信号検出状態となされ、交換機側から、上
    記一定時間内に送出される音声帯域内交流信号を受信す
    るが、該信号が呼出信号として割当てられた前記NCUの
    みこの信号を検出して前記NCUに接続された端末を選択
    的に呼び出す手段を有することを特徴とする端末装置の
    呼出方式。
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