JPH0744311A - 手書き情報処理装置 - Google Patents

手書き情報処理装置

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JPH0744311A
JPH0744311A JP22659693A JP22659693A JPH0744311A JP H0744311 A JPH0744311 A JP H0744311A JP 22659693 A JP22659693 A JP 22659693A JP 22659693 A JP22659693 A JP 22659693A JP H0744311 A JPH0744311 A JP H0744311A
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JP
Japan
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gesture
series
macro
gestures
menu
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Application number
JP22659693A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Tamori
寛文 田守
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 テキスト又は図形の処理に関する一連のメニ
ュー及び/又はテキスト又は図形の処理に関する一連の
ジェスチャとメニュー及び/又はジェスチャに対応した
処理内容を記憶するROM14と、メニューを組み合わ
せた一連のメニュー操作及び/又はジェスチャを組み合
わせた一連のジェスチャをマクロジェスチャとして登録
して記憶するRAM13と、マクロジェスチャを認識す
るマクロジェスチャ認識手段及びマクロジェスチャに対
応する一連のメニュー操作及び/又は一連のジェスチャ
に対応する処理を実行する演算部10のCPU11とを
有し、マクロジェスチャが描画されるとテキスト又は図
形の処理に関する一連のメニュー及び/又は一連のジェ
スチャに対応する処理を実行する。 【効果】 複雑な機能を簡単に指示することができ、操
作性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばいわゆるペンコ
ンピュータのように手書き情報を処理する手書き情報処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ペンコンピュータは、ペンと
タブレットが対になった入力部から座標値(手書き入力
された文字や図形等をもとに形成される座標値)を入力
し、演算部でそのデータを処理した後、例えば液晶ディ
スプレイからなる出力部にその文字や図形データ等を表
示するように構成されている。
【0003】このようなペンコンピュータの特徴を活か
す操作として、いわゆる〔ジェスチャ〕が有望視されて
いる。当該ジェスチャとは、〔動作(簡単な図形の入
力)でコンピュータに操作を指示する〕記号である。例
えば図36のAの(a)に示すように、〔編集の昨日〕
とディスプレイに表示されている場合において、〔昨
日〕を削除したいときには、ジェスチャとして削除のジ
ェスチャ101を上記〔昨日〕の上に記入して実行する
ことで、図36のAの(b)に示すように上記〔昨日〕
が削除された〔編集の〕の文字が表示されるようにな
る。また、図36のBの(a)に示すように、〔にわに
はにわうら〕の文字が表示されている場合において、
〔にわにはにわ〕の文字を〔にわにはにわうら〕の文字
の後ろの場所にコピーしたいときには、〔にわにはに
わ〕の文字の範囲を示すジェスチャ103とこのジェス
チャ103で囲われた範囲内の文字をコピーして移す
(複写する)ジェスチャ102,104を記入して実行
することで、図36のBの(b)に示すようにディスプ
レイ上の表示は〔にわにはにわうらにわにはにわ〕とな
る。
【0004】上記ジェスチャの利点は、直観的で判り易
いこと、動作の指示と範囲の指示などを一度に行うこと
ができる(例えば図36のAの(a)のように削除のジ
ェスチャの×を書いてその×の下にかかった部分を全部
消すなどの指示)ことなどである。
【0005】なお、従来のジェスチャの一例と、各ジェ
スチャの機能を表1の表(1) に示す。
【0006】
【表1】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ジェスチ
ャには、初めから複雑な形のものを多数定義してあると
ユーザが理解できないために限られた単純な機能を表現
するジェスチャしか定義できないことや、1個のジェス
チャによって単純な指示しか与えることができないこと
などの欠点がある。
【0008】したがって、複雑な機能を一度に実行した
いような場合には、複数のジェスチャを用いなければな
らず、ユーザにとっては煩雑である。
【0009】そこで、本発明は、上述したようなことに
鑑み、複雑な機能を簡単に指示することができる手書き
情報処理装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の手書き情報処理
装置は、上述の目的を達成するために提案されたもので
あり、テキスト又は図形の処理に関する一連のメニュー
及び/又はテキスト又は図形の処理に関する一連のジェ
スチャと上記メニュー及び/又はジェスチャに対応した
処理内容を記憶する第1の記憶手段と、上記メニューを
組み合わせた一連のメニュー操作及び/又は上記ジェス
チャを組み合わせた一連のジェスチャをマクロジェスチ
ャとして登録して記憶する第2の記憶手段と、上記第2
の記憶手段に記憶された一連のメニュー操作及び/又は
一連のジェスチャに対応する上記マクロジェスチャを認
識するマクロジェスチャ認識手段と、上記マクロジェス
チャに対応する一連のメニュー操作及び/又は一連のジ
ェスチャに対応する処理を実行する実行手段とを有し、
上記マクロジェスチャが描画されると上記テキスト又は
図形の処理に関する一連のメニュー及び/又は一連のジ
ェスチャに対応する処理を実行することを特徴とするも
のである。
【0011】ここで、本発明の手書き情報処理装置に
は、さらに上記組み合わせた一連のメニュー操作及び/
又は一連のジェスチャを自動記録する記録手段を設け、
当該一連のメニュー操作及び/又は一連のジェスチャの
自動記録が指示されるとこの一連のメニュー操作及び/
又は一連のジェスチャを自動記録するようにしている。
【0012】また、本発明の手書き情報処理装置では、
上記自動記録した一連のメニュー操作及び/又は一連の
ジェスチャを編集する編集手段を設け、上記自動記録し
た一連のメニュー操作及び/又は上記一連のジェスチャ
の中から所定操作に対応するコマンドを使用者に指示さ
れると削除し、所定のメニュー操作及び/又は所定のジ
ェスチャに対応するコマンドを使用者の指示により追加
することにより編集して、上記編集された一連のコマン
ドをマクロジェスチャとして登録して実行するようにし
ている。
【0013】すなわち、本発明では、ペンコンピュータ
のジェスチャ操作に関する改良点として、メニュー動
作、スクリプトをまとめてマクロジェスチャとして登録
すること及び/又は複数の簡単なジェスチャの組合せを
まとめてマクロジェスチャとして登録するようにしてい
る。
【0014】
【作用】本発明の手書き情報処理装置によれば、メニュ
ーを組み合わせた一連のメニュー操作及び/又はジェス
チャを組み合わせた一連のジェスチャをマクロジェスチ
ャとして登録することで、このマクロジェスチャによっ
て複数の機能を一度に実行することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の手書き情報処理装置の実施例
を図面を参照しながら説明する。
【0016】本発明実施例の手書き情報処理装置の一構
成例を図1に示す。本発明実施例の手書き情報処理は、
テキスト又は図形の処理に関する一連のメニュー及び/
又はテキスト又は図形の処理に関する一連のジェスチャ
と上記メニュー及び/又はジェスチャに対応した処理内
容を記憶する第1の記憶手段であるROM14と、上記
メニューを組み合わせた一連のメニュー操作及び/又は
上記ジェスチャを組み合わせた一連のジェスチャをマク
ロジェスチャとして登録して記憶する第2の記憶手段で
あるRAM13と、上記RAM13に記憶された一連の
メニュー操作及び/又は一連のジェスチャに対応する上
記マクロジェスチャを認識するマクロジェスチャ認識手
段及び上記マクロジェスチャに対応する一連のメニュー
操作及び/又は一連のジェスチャに対応する処理を実行
する実行手段としての演算部10のCPU11とを有
し、上記マクロジェスチャが描画されると上記テキスト
又は図形の処理に関する一連のメニュー及び/又は一連
のジェスチャに対応する処理を実行するようにしてい
る。
【0017】さらに、本実施例の手書き情報処理装置
は、上記組み合わせた一連のメニュー操作及び/又は上
記一連のジェスチャの自動記録を行うようになされてお
り、上記一連のメニュー操作及び/又は上記一連のジェ
スチャの自動記録が指示されると、CPU11は、上記
RAM13に対して上記一連のメニュー操作及び/又は
一連のジェスチャを自動記録するようにしている。
【0018】また、本実施例の手書き情報処理装置のC
PU11は、上記自動記録した一連のメニュー操作及び
/又は一連のジェスチャを編集する編集手段を設け、上
記自動記録した一連のメニュー操作及び/又は上記一連
のジェスチャの中から所定操作に対応するコマンドを使
用者に指示されると削除し、所定のメニュー操作及び所
定のジェスチャに対応するコマンドを使用者の指示によ
り追加することにより編集して、上記編集された一連の
コマンドをマクロジェスチャとして登録して実行するよ
うにしている。
【0019】以下、この図1の手書き情報処理装置の詳
細について説明する。すなわち、本実施例の手書き情報
処理装置において、各部を制御すると共に各種演算を行
う演算部10のCPU11は、システムバスを介して記
憶部12,入力部23,出力部15の各構成要素と接続
されている。
【0020】記憶部12のROM14は、上記第1の記
憶手段として動作すると共に、装置全体のシステムプロ
グラム、例えばワードプロセッサ機能用のカナ漢字変換
プログラム及びそのための辞書テーブル、さらに手書き
入力に対する認識プログラム及びそのための辞書テーブ
ル、さらに手書き入力に対する認識情報及びそのための
辞書テーブルなどが書き込まれている。RAM13は、
上記第2の記憶手段として動作すると共に、ワーキング
用RAMとして動作上必要なデータが随時記憶されると
共に、バックアップ用RAMとしても機能する。なお、
上記第2の記憶手段に記憶される情報は当該RAM13
のバックアップ部に記憶される。
【0021】なお、上記記憶部12としては、いわゆる
ハードディスクを用いることもできる。
【0022】入力部23のタブレット26は、X軸方向
に例えば512本の電極を有しており、Y軸方向に34
2本の電極を有している。これにより、512×342
画素に対応する位置を検出することが可能となる。
【0023】タブレットドライバ24は、タブレット2
6及びペン(スタイラスペン)25とシステムバスを介
したCPU11とを接続すると共に、タブレット26の
コントロールを行う。このタブレットドライバ24は、
タブレット26の342本の電極の1本1本に所定のク
ロックに基づいて順次所定の電圧を印加すると共に、5
12本の電極の1本1本に所定のクロックに基づいて順
次所定の電圧を印加する。これにより、タブレット26
は、X軸及びY軸方向にスキャンされることになる。
【0024】このとき、ペン25をタブレット26上の
任意の位置に近づけると、タブレット26とペン25と
の間に所定の静電容量が形成される。そして、ペン25
をタブレット26に押圧したとき、ペン25の選択のス
イッチがオンするので、ペン25とタブレット26上の
電極との間に発生した電荷がタブレットドライバ24に
よって検出される。すなわち、タブレットドライバ24
は、X軸方向とY軸方向の所定のクロックの発生タイミ
ングを管理しているので、ペン25から供給された検出
信号とクロックの発生タイミングとからタブレット26
上のペン25による押圧位置を検出することができる。
【0025】タブレットドライバ24は、このようにし
て検出したペン25による操作座標をCPU11に供給
する。CPU11は、ペン25がタブレット26を押圧
し、ペン25の先端のスイッチがオンした(ペンダウン
した)位置と、タブレット26からペン25が離れ、当
該ペン25の先端のスイッチがオフした(ペンアップし
た)位置を常に監視している。そして、ぺンダウンで入
力を受け付け、ペンアッペで入力を確定する。
【0026】一方、CPU11は、出力部15のLCD
ドライバ17を制御し、メモリ(V−RAM)16表示
すべき画像に対応するデータを書き込む。LCDドライ
バ17は、メモリ16からデータを読み出し、データに
対応して液晶ディスプレイ18を駆動する。液晶ディス
プレイ18には、タブレット26に対応して水平方向に
512本の電極を有し、垂直方向に342本の電極を有
している。LCDドライバ17は、この液晶ディスプレ
イ18の上記512本の電極に1本ずつ順次所定の電圧
を印加すると共に、上記342本の電極に1本ずつ順次
所定の電圧を印加する。これにより、液晶ディスプレイ
18上の各画素がスキャンされ、当該液晶ディスプレイ
18上に所定の画像が表示されるようになる。
【0027】この液晶ディスプレイ18上に上記タブレ
ット26が設けられている。この液晶ディスプレイ18
は、例えば、上下に設けられたガラス板と、その中間に
挿入された液晶デバイスとから構成されている。液晶デ
ィスプレイ18の下方には、蛍光板(EL)が配置さ
れ、この蛍光板がバックライトとして光を発生すると、
その光が液晶ディスプレイ18の液晶デバイスを証明す
る。また、タブレット26は、透明な部材により形成さ
れているため、液晶デバイス上に表示された画像を観察
することができる。
【0028】以下、本発明実施例について、第1の具体
例として、メニュー動作をまとめてジェスチャとして登
録する場合と、第2の具体例として、複数の簡単なジェ
スチャの組合せをまとめてジェスチャとして登録する場
合の二つに分けて具体的に説明する。
【0029】先ず、メニュー操作を1個のジェスチャに
マクロ定義(マクロジェスチャとして定義)する上記第
1の具体例について説明する。なお、従来より、〔ファ
ンクションキー〕や〔ホットキー〕と呼ばれるキーに複
数の文字列を定義しておいて、一度の打鍵で複数のコマ
ンドを実行させるものはあるが、本発明では、それに類
似した機能をマクロジェスチャで行うようにしている。
【0030】図2には、画面の表示例を示す。ディスプ
レイ18の画面上部には、メニューバー31が表示さ
れ、このメニューバー31に表示されるいずれかのメニ
ュー(〔ファイル〕,〔編集〕,〔文字〕等)を上記ペ
ン25で押すと、プルダウンメニューが表示される。例
えば、メニューバー31の〔編集〕と表示されているメ
ニューの領域をペン25で押した場合には、図2のよう
なプルダウンメニュー32が表示される。このプルダウ
ンメニュー32にはさらにメニューとして例えば〔取消
し〕,〔カット〕,〔コピー〕,〔ペースト〕の表示が
なされる。
【0031】また、このメニューバー31の下部には編
集画面33が表示されている。この編集画面33に表示
される文字列が編集操作の対象となる。この図2の例で
は、〔ABCD・・・・〕の文字列が表示されていると
する。
【0032】さらに、上記メニューバー31の例えば右
端部分にはマクロジェスチャの定義の開始又は終了を指
示するためのマクロ定義ボタン34が仮想スイッチとし
て表示されている。このマクロ定義ボタン34を押すこ
とで、マクロジェスチャの定義の開始と終了を指示す
る。
【0033】この第1の具体例では、マクロ定義に入れ
ることができるのは、基本的にメニューの選択(或いは
もしハードウェアにキーボードも設けられているならば
対応するコマンドキーの入力)の操作である。
【0034】以下、メニュー操作登録の手順について説
明する。
【0035】ここでは、選択した範囲の文字を斜体/太
字に変更する操作を1個のジェスチャにマクロ定義する
例について順番に説明する。
【0036】1.先ず、図3に示すように、ペン25に
よって範囲を選択するジェスチャ41を記入すること
で、範囲を選択する。この範囲選択のジェスチャ41の
範囲を選択すると、図4に示すように、選択された範囲
の各文字は例えば白ぬきの文字となされて表示される。
【0037】2.次に、図5に示すように、上記ペン2
5によってマクロ定義ボタン34を押す。このマクロ定
義ボタン34を押すと、これからもう一度マクロ定義ボ
タン34が押されるまでの間のメニュー操作が記録され
る。
【0038】3.次に、図6に示すように、上記メニュ
ーバー31で〔文字〕のメニュー35をペン25によっ
て指定し、さらに当該〔文字〕のメニュー35の内から
選択された文字を斜体に変更する〔斜体〕のメニュー3
6を選択する。
【0039】4.これにより、図7に示すように、選択
された範囲の各文字が斜体に変わる。
【0040】5.次に、図8に示すように、上記〔文
字〕のメニュー35の内から選択された文字を太字に変
更する〔太字〕のメニュー37を選択する。
【0041】6.これにより、図9に示すように、選択
された範囲が太字に変わる。
【0042】7.次に、マクロ定義ボタン34をペン2
5によって押す。これでマクロ定義がなされるメニュー
操作が締め切られる。
【0043】8.その後、図10に示すように、画面上
にマクロジェスチャ登録用のウインドウ42が表示され
る。このマクロジェスチャ登録用ウインドウ42は、ジ
ェスチャの書き込み領域45と、仮想スイッチである登
録ボタン43と取消ボタン44とが表示されるものであ
る。したがって、例えば図11に示すように、上記書き
込み領域45に、ペン25によって登録したいジェスチ
ャ(すなわちマクロジェスチャ)46を書き込み、この
ジェスチャ46でよければ図12に示すように登録ボタ
ン43をペン25で押して作業を終わる。なお、登録し
たいジェスチャを他ものにしたいときには取消ボタン4
4を押してから、再び新たなジェスチャを書き込んで登
録ボタン43を押すようにする。
【0044】ここで、マクロジェスチャのデータ構造と
しては、例えば図13に示すようなものを挙げることが
できる。このデータ構造は、ジェスチャ形状データ53
と、個々の定義済みジェスチャの編集命令(例えばカッ
ト,スペースなど)を順番に複数記録した編集命令列5
2と、全体をマクロジェスチャの情報と結びつけるリン
ク情報54とからなり、これらが1個のジェスチャマク
ロのデータとなっている。これらジェスチャマクロのデ
ータがマクロジェスチャの定義毎に複数設けられるよう
になる。
【0045】次に、本実施例の手書き情報処理装置の第
1の具体例における要部の処理のフローチャートを図1
4に示す。この図14において、ステップS1ではジェ
スチャのマクロ定義ボタンが押されたか否かの判断を行
う。当該ステップS1でマクロ定義ボタンが押されたと
判断した場合(イエス)はステップS3のジェスチャマ
クロ登録処理に進み、マクロ定義ボタンが押されていな
いと判断した場合(ノー)はステップS2のその他の処
理に進む。
【0046】上記ステップS3のジェスチャマクロ登録
処理の詳細なフローチャートを図15に示す。この図1
5において、上記図14のフローチャートからステップ
S3に進むと、ステップS11でRAM13におけるマ
クロジェスチャ(ジェスチャマクロ)用の一時保存領域
をクリアし、ステップS12に進む。
【0047】ステップS12では、上記編集命令のため
のカウンタをクリアし、ステップS13に進む。ステッ
プS13ではメニューを使った編集作業を行い、次のス
テップS14では、今行ったメニューに対応する編集命
令を1個、上記保存領域に記録する。
【0048】ステップS15では、編集命令のカウンタ
の値を1増やし、次のステップS16ではジェスチャの
マクロ定義ボタンが押されたか否かの判断を行う。当該
ステップS16でマクロ定義ボタンが押されていないと
判断した場合(ノー)はステップS13に戻り、マクロ
定義ボタンが押されたと判断した場合(イエス)はステ
ップS17に進む。
【0049】ステップS17では、マクロジェスチャ登
録用のウインドウを開き、ステップS18ではマクロジ
ェスチャの筆跡を入力する。
【0050】次のステップS19では登録ボタンが押さ
れたか否かの判断を行う。当該ステップS19で登録ボ
タンが押されたと判断した場合(イエス)はステップS
22に進み、当該ステップS22でマクロジェスチャを
登録する。また、ステップS19で登録ボタンが押され
ていないと判断した場合(ノー)はステップS20に進
む。
【0051】ステップS20では、取消しボタンが押さ
れたか否かの判断を行う。当該ステップS20で取消し
ボタンが押されていないと判断した場合(ノー)はステ
ップS18に戻り、取消しボタンが押されたと判断した
場合(イエス)はステップS21に進む。
【0052】ステップS21では入力を取消し、ステッ
プS18に戻る。これにより、再び新たな登録を行う。
【0053】また、図16には上述のようにして登録さ
れたマクロジェスチャに応じた実行処理(ジェスチャマ
クロの実行処理)の流れのフローチャートを示す。この
図16において、ステップS31ではペンからの入力が
単純なジェスチャ(すなわちマクロジェスチャではない
ジェスチャ)か否かを判断し、単純なジェスチャである
と判断した場合(イエス)はステップS33に進む。当
該ステップS33ではそのジェスチャに対応した編集処
理を行った後、処理を終了する。
【0054】一方、上記ステップS31において、単純
なジェスチャでないと判断した場合(ノー)はステップ
S32に進む。当該ステップS32では、マクロジェス
チャ(ジェスチャマクロ)か否かの判断を行う。このス
テップS32でマクロジェスチャであると判断した場合
(イエス)にはステップS34に進み、当該ステップS
34でそのマクロジェスチャに対応する処理を行う。ま
た、ステップS32でマクロジェスチャでないと判断し
た場合(ノー)は処理を終了する。
【0055】図17には、上記図16のステップS34
の処理を具体的に示す。この図17において、ステップ
S41では既に記録されているデータ構造の先頭の〔各
ジェスチャの編集命令〕を得て、これをAとする。
【0056】ステップS42では、上記Aに対応した編
集処理を行い、ステップS43に進む。
【0057】ステップS43では、筆跡情報がまだ残っ
ているか否かを判断し、残っていないと判断した場合
(ノー)には処理を終了し、残っていると判断した場合
(イエス)にはステップS44に進む。
【0058】ステップS44では、次の〔各ジェスチャ
の編集命令〕を得て、これをAとしてステップS42に
戻る。
【0059】すなわち、図17の処理では、記録されて
いる個々のジェスチャの示す〔命令〕を順番に再生して
いくような処理を行っている。
【0060】次に、複数ジェスチャをまとめて1個のマ
クロジェスチャに定義する第2の具体例の場合について
説明する。
【0061】ジェスチャは、範囲、位置の指定の必要の
有る/無しによって、〔対象の位置のみ指定〕と、〔ソ
ース(操作元)のみ指定〕と、〔ソース及びディスティ
ネーション(移動元)ともに指定〕の3通り考えること
ができる。なお、〔対象の位置のみ指定〕では、例えば
英文文書作成装置(ワードプロセッサ)などの場合に使
用され、ジェスチャを書き込む位置によって文字、単
語、段落が自動的に指定される。
【0062】〔ソース(操作元)のみ指定〕では、範囲
の指定を行う。対象への操作は例えば範囲指定されてい
る部分に重ねてジェスチャを書き込むメニューを選択す
るなどで行う。〔ソース及びディスティネーション(移
動先)ともに指定〕では、ある範囲(ソース)を指定し
て何か操作を行い、別の位置(ディスティネーション)
に結果を反映させる。
【0063】これらのうち上の2つ(〔対象の位置のみ
指定〕と〔ソース(操作元)のみ指定〕)については、
前述のメニュー操作を纏めて1個のジェスチャに定義す
るのと同じ方法で対応できるので、ここではソースとデ
ィスティネーションがあるもの(〔ソース及びディステ
ィネーション(移動先)ともに指定〕)を例に挙げて説
明する。
【0064】図18には、第2の具体例でのディスプレ
イ18の画面表示の一例を示す。この図18の例では、
仮想スイッチとしてのジェスチャマクロ定義ボタン51
を押すことで、ジェスチャのマクロ定義を開始したり登
録を指定したりする。また、この図18のメニューバー
31にはガイド表示欄52も設けられる。このガイド表
示欄52には、現在の状態を表示する。なお、この図1
8の編集画面33には〔abcd・・・・〕の文字が表
示されているとする。この編集画面33がジェスチャを
使って編集を行う領域である。
【0065】ここで、先ず、図19に示すように、マク
ロ定義ボタン51をペン25で押す。
【0066】次に、図20に示すように、編集画面33
の文字〔abcdef・・・〕の例えば〔cde〕の上
に、ペン25によって〔×〕のジェスチャ61を書く。
このジェスチャ61は、当該〔×〕がかかった範囲をカ
ットして一旦カットバッファに入れると言うジェスチャ
である。なお、ここでは上記〔×〕のジェスチャ61の
機能をカットとしているが、後述する表(2) 〜表(5) に
示すカットのジェスチャを用いることもできる。
【0067】このジェスチャ61を上記〔cde〕の文
字の上に書くことで、図21に示すように、上記編集画
面33の文字は上記〔abc〕がカットされた、〔ab
fghi・・・〕の文字となる。
【0068】また、図22に示すようなジェスチャ62
は、カットバッファに入っている内容を当該ジェスチャ
62で指定された位置にペーストするというジェスチャ
である。なお、ここでは上記ジェスチャ62の機能をペ
ーストとしているが、後述する表(2) 〜表(5) に示すペ
ースとのジェスチャを用いることもできる。
【0069】ここで、先ずジェスチャ61で任意の文字
をカットすると共にカットバッファに入れ、その後、ジ
ェスチャ62で位置(例えば〔i〕と〔j〕の間の位
置)を指定すると、図23に示すように、文字列は〔a
bfghicdejklmnop〕となる。
【0070】このように、上記ジェスチャ61及び62
の2個のジェスチャを連続して操作ことで、文字列の移
動を行うことができるが、それを1個のジェスチャにま
とめる例を以下に示す。
【0071】1.先ず、前記図19に示すように、ジェ
スチャのマクロ定義ボタン51をペン25で押す。
【0072】2.これにより、ジェスチャ記録中状態に
入るので、前記図20のように既存のジェスチャ61を
使用し、図21のように文字列の一部を削除する。この
文字列はカットバッファに記憶される。
【0073】3.次に、図22のようにペン25によっ
てジェスチャ62を例えば文字〔i〕の後ろ(〔i〕と
〔j〕の間)に記入する。これにより、図23のように
カットバッファに入っている文字列〔cde〕をペース
トする。これで文字列の入替えができる。
【0074】4.次に、図24に示すよに、ジェスチャ
マクロ定義ボタン51をペン25で押す。これにより一
連のジェスチャの記録が済む。
【0075】5.ここで、図25に示すように、上記マ
クロ定義ボタン51を押すと、マクロジェスチャ登録中
状態になり、ソース(〔cde〕)だった部分の各文字
が例えば白抜きで表示され、図25に示すように、ディ
スティネーション(〔i〕の後ろ)に記号64が表示さ
れる。
【0076】6.次に、図26に示すように、上記白抜
き文字と記号64にかかるようにマクロ定義ジェスチャ
65を入力する。これによって上記白抜き文字にかかっ
た形状(ジェスチャ65の左の曲線で囲まれた部分)が
ソースの範囲指定に使われることを装置に指示すること
になる。また、記号64にかかった部分(ジェスチャ6
5の右の端点)はディスティネーション指定であること
を示す。
【0077】7.その後、図27に示すように、マクロ
定義ジェスチャの入力終了を示すためにジェスチャマク
ロ定義ボタン51を押す。なお、マクロ定義のマクロジ
ェスチャは複数画からできていてもかまわないが、ここ
では一画で表現されるとする。
【0078】8.これにより、図28に示すように、ソ
ース及びディスティネーションだと認識された文字列が
網点の文字として表示される。また、この文字列の網点
表示への変化と共に、編集画面33の上にウインドウ6
6を開いて、装置はユーザに対してマクロジェスチャを
登録してもよいかどうか聞いてくる。このとき、ソース
及びディスティネーションの範囲が正しければ、図29
に示すように、当該ウインドウ66内の仮想スイッチで
ある登録ボタン67を押して登録する。また、マクロジ
ェスチャの登録を行わない場合にはウインドウ66内の
取消しボタン68を押す。
【0079】上述したようなマクロジェスチャの登録の
方法を使用することで、図30に示すように、複数の処
理をひとつにまとめることもできる。
【0080】すなわち、この図30の例では、文字列7
0,71,72に示すように、例えば、文字列70に対
して範囲を指定するジェスチャ73と、文字列71に対
してコピーを指定するジェスチャ77と、文字列72に
対しては移動を示すジェスチャ74とのような複数の処
理を、文字列76に示すように範囲を指定してコピーし
た部分を移動するマクロジェスチャ75にまとめること
ができる。
【0081】図31には、第2の具体例におけるマクロ
ジェスチャ登録処理のフローチャートを示す。
【0082】この図31において、ステップS51で
は、ジェスチャのマクロ定義ボタンが押されたか否かの
判断を行い、イエスと判断した場合にはステップS53
に、ノーと判断した場合にはステップS52に進む。ス
テップS53ではマクロジェスチャの登録処理を行い、
ステップS52ではその他の処理を行う。なお、この図
31は前記第1の具体例の図14のフローチャートと同
じであるが、ステップS53が当該第2の具体例に対応
している。
【0083】図32には、上記図31のステップS53
のより詳細なフローチャートを示す。この図32におい
て、ステップS61ではジェスチャ記録中の表示を行
い、ステップS62では、RAMのマクロジェスチャ用
の一時保存領域をクリアする。次のステップS63では
ジェスチャを使った編集作業に入る。
【0084】ステップS64では、上記ジェスチャの
〔編集命令〕を一時保存領域に追加し、ステップS65
ではジェスチャのマクロ定義ボタンが押されたか否かの
判断を行う。当該ステップS65でノーと判断された場
合にはステップS63に戻り、イエスと判断された場合
にはステップS66に進む。
【0085】ステップS66では、ジェスチャ登録中の
表示を行い、次のステップS67ではソース、ディステ
ィネーションを白抜き文字と記号64で表示する。
【0086】次のステップS68では、マクロジェスチ
ャ用のジェスチャ形状を入力し、認識を行う。ステップ
S69では認識したソース,ディスティネーションを網
点文字と記号64で表示する。
【0087】ステップS70では登録ボタンが押された
か否かの判断を行い、登録ボタンが押された場合にはス
テップS73で新しいマクロジェスチャ(ジェスチャマ
クロ)としてRAMのマクロ定義領域に登録する。
【0088】また、ステップS70で登録ボタンが押さ
れていないと判断した場合にはステップS71に進み、
当該ステップS71で取消しボタンが押されたか否かの
判断を行う。当該ステップS71でノーと判断した場合
には、ステップS70に戻り、イエスと判断した場合に
はステップS72に進む。
【0089】ステップS72では今の入力を取消し、そ
の後ステップS67に戻る。
【0090】なお、この第2の具体例の場合のデータ構
造については第1の具体例同様であるため説明は省略す
る。
【0091】次に、図33には、上記第2の具体例にお
けるマクロジェスチャの実行処理の流れを示す。
【0092】この図33において、ステップS81では
ペンからの入力が単純なジェスチャか否かを判断し、単
純なジェスチャであると判断した場合(イエス)はステ
ップS83に進む。当該ステップS83ではそのジェス
チャに対応した編集処理を行った後、処理を終了する。
【0093】一方、上記ステップS81において、単純
なジェスチャでないと判断した場合(ノー)はステップ
S82に進む。当該ステップS82では、マクロジェス
チャか否かの判断を行う。このステップS82でマクロ
ジェスチャであると判断した場合(イエス)にはステッ
プS84に進み、当該ステップS84でそのマクロジェ
スチャに対応する処理を行う。また、ステップS82で
マクロジェスチャでないと判断した場合(ノー)は処理
を終了する。なお、この図33は前述した第1の具体例
の図16と同様なものであるが、この図33では、ステ
ップS84が第2の具体例に対応したものとなる。
【0094】図34には、上記図33のステップS84
の処理を具体的に示す。この図34において、ステップ
S91ではマクロジェスチャ(ジェスチャマクロ)の筆
跡を解析してソースとディスティネーションを決める。
次のステップS92では、先頭の〔各ジェスチャの編集
命令〕を得て、これをAとする。
【0095】ステップS93では、上記Aに対応した編
集処理を行い、ステップS94に進む。
【0096】ステップS94では、筆跡情報がまだ残っ
ているか否かを判断し、残っていないと判断した場合
(ノー)には処理を終了し、残っていると判断した場合
(イエス)にはステップS95に進む。
【0097】ステップS95では、次の〔各ジェスチャ
の編集命令〕を得て、これをAとしてステップS42に
戻る。
【0098】すなわち、図34の処理でも、記録されて
いる個々のジェスチャの示す〔命令〕を順番に再生して
いくような処理を行っている。
【0099】図35には、本実施例の手書き情報処理装
置の外観を示す。すなわち、本実施例の装置は、各構成
要素を内蔵する筐体29と、上記液晶ディスプレイ18
及びタブレット26とからなり、ペン25によってタブ
レット26上に記入することで、手書き入力可能となっ
ている。
【0100】なお、上述した第1,第2の具体例では指
定された範囲の文字列の白抜き文字としているが、これ
に限らず白抜き文字に斜線をかけた文字とすることもで
き、この指定された範囲を明示できるものであればどの
ようなものであってもよい。
【0101】なお、本発明実施例では、上記マクロジェ
スチャの他の通常のジェスチャとして、特に日本語に対
応させて好適な例えば表2の表(2) 〜表5の表(5) に示
すようなジェスチャを用いることができる。また、表2
の(2) には基本となるジェスチャを示し、表3の表(3)
には文字列操作のジェスチャを、表4の表(4) には高速
操作に対応するジェスチャを、表5の表(5) には一括実
行型編集で使用するジェスチャを示している。
【0102】
【表2】
【0103】
【表3】
【0104】
【表4】
【0105】
【表5】
【0106】以下、上記表(2) 〜表(5) に示した各ジェ
スチャの形状と機能の対応における各ジェスチャの意味
について簡単に説明する。
【0107】先ず、“ヘルプ”は、操作法,補助的情報
等の情報を提示する。このヘルプによれば、説明を提示
するための対話ウインドウが自動的に開き、使用者はウ
インドウ内のメニューを選択して所望の情報を閲覧す
る。
【0108】“取り消し”では、直前に行なった操作あ
るいは筆跡の下に書き込まれているジェスチャの処理を
取り消し、操作を行なう前の状態に戻す。2度続けて取
り消しを行なった場合、さらに前の操作を取り消す(多
重取り消し) 動作と、取り消し操作自身を取り消す(ト
グル取り消し) 動作の二種類が考えられる。
【0109】“開く”では、筆跡の下にあるオブジェク
トを開く。この“開く”とは、オブジェクト内の対象を
操作可能とする機能のことであり、例えば、ファイルを
開くとエディタが起動し、アプリケーションソフトを開
くとアプリケーションソフトが起動し、プリンタアイコ
ンを開くとプリンタの機種,印刷待ち状態等が表示さ
れ、印刷する対象の入力を促す。
【0110】“位置”/“オブジェクト指定”では、指
示された位置を指定位置として設定、あるいは指示され
たオブジェクトを指定オブジェクトとして追加設定す
る。位置指定操作に入力が限定されている場合を除き、
付近にオブジェクトがあればオブジェクト指定操作とみ
なされる。オブジェクトが指定された場合は直前までに
指定されていたオブジェクトに追加する形で指定され
る。この追加操作は指定されたオブジェクトに対して何
らかの操作が施されるまで継続する。また、既に指定さ
れているオブジェクトを指示した場合はそのオブジェク
トを指定オブジェクトの中から除外する。
【0111】“範囲指定”では、筆跡の角の部分から2
本の線分によって区切られる90度分の方向を指定領域
とする。すなわち例えば(〔、すなわち横書き用の鉤括
弧)の形状のジェスチャは角の部分から右下方向を指定
領域とする。さらにもうひとつの(〕)型のジェスチャ
と一組になって矩形範囲の指定となる。また、縦書き用
の鉤括弧の型のジェスチャも一組でやはり矩形範囲の指
定となる。
【0112】“方向”では、筆跡の開始点の下にあるオ
ブジェクトを筆跡が払った方向に送る。当該ジェスチャ
では2次元平面上の実際の方向だけでなく上下,前後等
の言葉で表される抽象的な方向の双方を指定することが
できる。抽象的な方向指定における実際の動作は対象と
なる(筆跡の開始点の下にある)オブジェクトによって
大きく異なるが、基本的には順序をもつオブジェクトに
対してひとつ隣のオブジェクトに移る操作を意味する。
【0113】“消す”では、筆跡の下が指定領域であれ
ば現在指定されている領域を全てクリアし、筆跡の下が
指定されているオブジェクトであれば現在指定されてい
るオブジェクトを全て消去し、筆跡の下が指定状態でな
ければ筆跡の下にあるオブジェクトを消去する。致命的
な削除操作となるような場合は確認を求める。また、オ
ブジェクトを事前に指定せずに消去する場合は、ジェス
チャのサイズ,外形と附近のオブジェクトのサイズ,外
形を比較して消去するオブジェクトを決定する。
【0114】“移動”のジェスチャでは、現在指定され
ている領域,オブジェクトを移動する。指定がなければ
筆跡の開始点の下にあるオブジェクトを移動する。移動
先は筆跡の終了点とする。移動先に特殊なオブジェクト
が存在する場合は、移動が行なわれないことがある。例
えばファイルのアイコンをプリンタのアイコンの上まで
移動した場合、移動したファイルの印刷を行なう指示と
して解釈され、移動は実際には行なわれずファイルのア
イコンは元の位置に戻る。
【0115】“引き出し線”のジェスチャでは、現在指
定されている領域,オブジェクトに設定されている情報
を参照あるいは設定する。指定がなければ筆跡の開始点
の下にあるオブジェクトを対象とする。筆跡の終了点付
近に情報の参照,入力用のウインドウを自動的に開く。
【0116】“変換”のジェスチャでは、現在指定され
ているオブジェクトに対して変換操作を施す。オブジェ
クトが指定されていない場合は筆跡の下にあるオブジェ
クトが対象となる。アンダーライン,傍線の先頭や末尾
に変換のための形状を組み合わせた短縮型の入力が可能
である。変換動作は、対象となるオブジェクトによって
大きく異なるが、基本的な意味は変換機能の起動と第一
候補の表示である。
【0117】“挿入”のジェスチャでは、筆跡の尖った
部分(挿入指示部分)にオブジェクトを挿入する。筆跡
で指定された位置に挿入のためのウインドウを開く。
【0118】“複写”のジェスチャでは、現在指定され
ている領域,オブジェクトを複写する。指定がなければ
筆跡の開始点の下にあるオブジェクトを複写する。複写
先は筆跡の終了点となる。複写先に特殊なオブジェクト
が存在する場合は複写が行なわれないことがある。
【0119】“カット”のジェスチャでは、筆跡の書き
だし部分(あるいはその極近傍)にあるオブジェクトを
カットバッファと呼ばれる特殊な領域に移動する。指定
操作が事前に行なわれていた場合は指定されたオブジェ
クトをカットバッファに移動する。カットバッファとは
作業帳のようなオブジェクトであり、OS(基本ソフ
ト)あるいはアプリケーションソフトが用意する。カッ
トバッファに移動されたオブジェクトは、ペーストと呼
ばれる操作によってアプリケーションソフトに戻され
る。これによってページをまたいだ移動などを効率よく
行なうことができる。また、オブジェクトを消去する目
的でカット利用することもできる。OSによってカット
バッファの機能が実現されている場合は、アプリケーシ
ョンソフト同士がカットバッファを共有することになる
ので、それを仲介してアプリケーションソフト同士のオ
ブジェクトの受渡しが可能になる。
【0120】“コピー”のジェスチャでは、筆跡の書き
だしのカギの先端部分(あるいはそのごく近傍)にある
オブジェクトをカットバッファに複写する。指定操作が
事前に行なわれていた場合は指定されたオブジェクトを
カットバッファに複写する。ペースト操作と組み合わせ
て、離れた場所への複写や連続した複写に利用する。
【0121】“ペースト”のジェスチャでは、筆跡の書
きだしのカギの先端部分にカットバッファにあるオブジ
ェクトを複写する。カギの先端部分に文字列オブジェク
トが存在し、カットバッファのオブジェクトも文字列で
ある場合は文字列挿入が行なわれる。いずれの場合もカ
ットバッファの中身には影響を及ぼさない。指定操作が
事前に行なわれていた場合は指定が取り消される。カッ
ト,コピー操作と組み合わせて、離れた場所への移動,
複写,連続複写などに利用する。
【0122】“入力終了指示”のジェスチャでは、現在
行なっている入力,選択等の操作を終了し、処理を実行
する。直前の処理の再実行,一括実行型編集時の編集の
実行,引出し線による詳細設定など終了の契機がはっき
りしない入力操作の終了に用いられる。処理を先に指定
して後から対象となるオブジェクトを指定する場合も指
定終了の契機を伝えるために使用する。また、処理が指
示されていない場合は指定されたオブジェクトに対して
直前の処理を実行する。
【0123】“空白”のジェスチャでは、ペンを下ろし
た点の前の文字と後ろの文字との間に空白文字を挿入す
る。
【0124】“タブ”のジェスチャでは、ペンを下ろし
た点の前の文字と後ろの文字との間にタブ文字を挿入す
る。
【0125】“改行”のジェスチャでは、筆跡によって
区切られた部分で文字列を改行する。
【0126】“接続”のジェスチャでは、筆跡の前後の
文字列オブジェクトを接続する。
【0127】“ジェスチャ座標データ切替え”のジェス
チャでは、ジェスチャとして認識された筆跡を座標デー
タに切替える。或いは座標データとして認識された筆跡
をジェスチャとして認識する。
【0128】
【発明の効果】上述したように、本発明の手書き情報処
理装置においては、メニューを組み合わせた一連のメニ
ュー操作及び/又はジェスチャを組み合わせた一連のジ
ェスチャをマクロジェスチャとして登録することで、こ
のマクロジェスチャによって複数の機能を一度に実行す
ることができる。したがって、複雑な機能を簡単に指示
すること可能となり、操作性が向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の手書き情報処理装置の概略構成
を示すブロック回路図である。
【図2】第1の具体例のマクロジェスチャ定義を説明す
る際の画面表示の例を示す図である。
【図3】第1の具体例のマクロジェスチャ定義の手順を
説明するための図であり、範囲を指定する様子を説明す
るための図である。
【図4】第1の具体例のマクロジェスチャ定義の手順を
説明するための図であり、指定された範囲を示す図であ
る。
【図5】第1の具体例のマクロジェスチャ定義の手順を
説明するための図であり、マクロ定義ボタンを押してい
る状態を示す図である。
【図6】第1の具体例のマクロジェスチャ定義の手順を
説明するための図であり、〔文字〕メニューの〔斜体〕
メニューを選択している様子を示す図である。
【図7】第1の具体例のマクロジェスチャ定義の手順を
説明するための図であり、指定された範囲の文字が斜体
となった様子を示す図である。
【図8】第1の具体例のマクロジェスチャ定義の手順を
説明するための図であり、〔文字〕のメニューの〔太
字〕のメニューを選択している様子を示す図である。
【図9】第1の具体例のマクロジェスチャ定義の手順を
説明するための図であり、指定された範囲の文字が太字
となった様子を示す図である。
【図10】第1の具体例のマクロジェスチャ定義の手順
を説明するための図であり、マクロジェスチャを登録す
るウインドウが開かれた状態を示す図である。
【図11】第1の具体例のマクロジェスチャ定義の手順
を説明するための図であり、マクロジェスチャを記入し
ている様子を示す図である。
【図12】第1の具体例のマクロジェスチャ定義の手順
を説明するための図であり、マクロジェスチャを登録す
るための登録ボタンを押している状態を示す図である。
【図13】第1の具体例及び第2の具体例のマクロジェ
スチャのデータ構造の例を説明するための図である。
【図14】第1の具体例のマクロジェスチャ定義の処理
の流れを示すフローチャートである。
【図15】図14のフローチャートのステップS3を、
より詳細に示すフローチャートである。
【図16】第1の具体例のマクロジェスチャの実行処理
の流れを示すフローチャートである。
【図17】図16のフローチャートのステップS34
を、より詳細に示すフローチャートである。
【図18】第2の具体例のマクロジェスチャ定義を説明
する際の画面表示の例を示す図である。
【図19】第2の具体例のマクロジェスチャ定義の手順
を説明するための図であり、ジェスチャマクロ定義ボタ
ンを押している状態を示す図である。
【図20】第2の具体例のマクロジェスチャ定義の手順
を説明するための図であり、カットのジェスチャを記入
している様子を示す図である。
【図21】第2の具体例のマクロジェスチャ定義の手順
を説明するための図であり、〔cde〕の文字がカット
された様子を示す図である。
【図22】第2の具体例のマクロジェスチャ定義の手順
を説明するための図であり、ペーストのジェスチャを記
入している様子を選択している様子を示す図である。
【図23】第2の具体例のマクロジェスチャ定義の手順
を説明するための図であり、カットとディスティネーシ
ョンの操作後の文字列の様子を示す図である。
【図24】第2の具体例のマクロジェスチャ定義の手順
を説明するための図であり、図23の表示画面において
ジェスチャマクロ定義ボタンを押した状態を示す図であ
る。
【図25】第2の具体例のマクロジェスチャ定義の手順
を説明するための図であり、カットされる文字列とディ
スティネーションの位置を示す図である。
【図26】第2の具体例のマクロジェスチャ定義の手順
を説明するための図であり、マクロジェスチャを記入し
ている様子を示す図である。
【図27】第2の具体例のマクロジェスチャ定義の手順
を説明するための図であり、記入されたマクロジェスチ
ャを登録するためにジェスチャマクロ定義ボタンを押し
ている状態を示す図である。
【図28】第2の具体例のマクロジェスチャ定義の手順
を説明するための図であり、マクロジェスチャを登録す
る際のウインドウが表示された表示画面を示す図であ
る。
【図29】第2の具体例のマクロジェスチャ定義の手順
を説明するための図であり、マクロジェスチャを登録す
るために登録ボタンを押している状態を示す図である。
【図30】第2の具体例のマクロジェスチャ定義の他の
登録例を示す図である。
【図31】第2の具体例のマクロジェスチャ定義の処理
の流れを示すフローチャートである。
【図32】図31のフローチャートのステップS53
を、より詳細に示すフローチャートである。
【図33】第2の具体例のマクロジェスチャの実行処理
の流れを示すフローチャートである。
【図34】図33のフローチャートのステップS84
を、より詳細に示すフローチャートである。
【図35】本実施例の手書き情報処理装置の概略的な外
観を示す外観斜視図である。
【図36】従来のジェスチャ及びその機能を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
10・・・・・演算部 11・・・・・CPU 12・・・・・記憶部 13・・・・・RAM 14・・・・・ROM 15・・・・・出力部 16・・・・・V−RAM 17・・・・・LCDドライバ 18・・・・・液晶ディスプレイ 23・・・・・入力部 24・・・・・タブレットドライバ 25・・・・・ペン 26・・・・・タブレット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テキスト又は図形の処理に関する一連の
    メニューと上記メニューに対応した処理内容を記憶する
    第1の記憶手段と、 上記メニューを組み合わせた一連のメニュー操作をマク
    ロジェスチャとして登録して記憶する第2の記憶手段
    と、 上記第2の記憶手段に記憶された一連のメニュー操作に
    対応する上記マクロジェスチャを認識するマクロジェス
    チャ認識手段と、 上記マクロジェスチャに対応する一連のメニュー操作に
    対応する処理を実行する実行手段とを有し、 上記マクロジェスチャが描画されると上記テキスト又は
    図形の処理に関する一連のメニューに対応する処理を実
    行することを特徴とする手書き情報処理装置。
  2. 【請求項2】 テキスト又は図形の処理に関する一連の
    ジェスチャと上記ジェスチャに対応した処理内容を記憶
    する第1の記憶手段と、 上記ジェスチャを組み合わせた一連のジェスチャをマク
    ロジェスチャとして登録して記憶する第2の記憶手段
    と、 上記第2の記憶手段に記憶された一連のジェスチャに対
    応する上記マクロジェスチャを認識するマクロジェスチ
    ャ認識手段と、 上記マクロジェスチャに対応する一連のジェスチャに対
    応する処理を実行する実行手段とを有し、 上記マクロジェスチャが描画されると上記テキスト又は
    図形に関する一連のジェスチャに対応する処理を実行す
    ることを特徴とする手書き情報処理装置。
  3. 【請求項3】 テキスト又は図形の処理に関する一連の
    メニューの幾つかを組み合わせた一連のメニュー操作及
    び/又はテキスト又は図形の処理に関する一連のジェス
    チャの幾つかを組み合わせた一連のジェスチャを自動記
    録する記録手段を設け、 上記組み合わせた一連のメニュー操作及び/又は一連の
    ジェスチャの自動記録が指示されると当該一連のメニュ
    ー操作及び/又は一連のジェスチャを自動記録すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の手書き情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 上記自動記録した一連のメニュー操作及
    び/又は一連のジェスチャを編集する編集手段を設け、 上記自動記録した一連のメニュー操作及び/又は一連の
    ジェスチャの中から所定操作に対応するコマンドを使用
    者に指示されると削除し、所定のメニュー操作及び/又
    は所定のジェスチャに対応するコマンドを使用者の指示
    により追加することにより編集して、上記編集された一
    連のコマンドをマクロジェスチャとして登録して実行す
    ることを特徴とする請求項3記載の手書き情報処理装
    置。
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