JPH0711718Y2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPH0711718Y2
JPH0711718Y2 JP1989123385U JP12338589U JPH0711718Y2 JP H0711718 Y2 JPH0711718 Y2 JP H0711718Y2 JP 1989123385 U JP1989123385 U JP 1989123385U JP 12338589 U JP12338589 U JP 12338589U JP H0711718 Y2 JPH0711718 Y2 JP H0711718Y2
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JP
Japan
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container
lid
cover
stirring
dough
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JP1989123385U
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JPH0362535U (ja
Inventor
俊樹 高馬
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、材料を撹拌しながら別の材料を追加する調理
に好適な調理器に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種調理器として実公昭61−14343号公報(A47
J 43/07)に示されるミキサーが知られている。
このミキサーは容器の上面開口部を施蓋する蓋体に材料
追加用の投入口を形成し、マヨネーズ等を生成する際、
投入口からサラダ油を適量づつ滴下するようにしている
が、この投入口は他の調理、メレンゲ生地を使用した菓
子生地を生成する場合等には小さ過ぎ、好適な菓子生地
を生成できない欠点があった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、調理に合わせ
て追加材料を適量づつ追加できる調理器を提供すること
を課題する。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、材料を収納する容器と、駆動機構により駆動
され、前記容器内で回転する撹拌体と、前記容器の上面
開口部を施蓋し、材料の投入口を有する蓋体と、前記投
入口を覆う覆蓋とを備え、前記覆蓋は、投入口に反転装
着可能な容器状に形成し、反転装着時における覆蓋底面
の最深部分に、前記蓋体の投入口よりも径小な小孔を穿
設したことを特徴とする。
(ホ)作用 非使用状態においては、覆蓋にて投入口を閉塞して投入
口からの容器内へのほこり等の侵入を防止すると共に、
覆蓋の紛失を防止する。
粘性の高い追加材料、或いは大量の追加材料を追加する
調理を行なう場合には、覆蓋を取り外し、投入口から追
加材料を追加する。
また、追加材料を少量づつ追加する調理を行なう場合に
は、覆蓋を反転して投入口に装着し、覆蓋の小孔から投
入口を介して追加材料を追加する。
(ヘ)実施例 本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づき以下に詳
述する。
(1)は電動機(2)を内蔵する合成樹脂製の本体で前
記電動機(2)の出力軸(3)が本体(1)上面略中央
部の開口(1a)を貫通して本体(1)上方に延設されて
おり、前記出力軸(3)上部にはカップリング(4)が
設けられている。
(5)は前記本体(1)上に着脱自在に載置される合成
樹脂製の容器で、底面略中央部に筒部(5a)を一体に下
方に向って垂設している。(6)は前記筒部(5a)に軸
受(7)及びオイルシール(8)を介して回転自在に水
密的に枢支された回転軸で、下部に前記カップリング
(4)に係脱自在に係合するカップリング(9)を形成
している。
(10)は前記容器(5)内の回転軸(6)上部に固着さ
れた合成樹脂製の撹拌体で、前記容器(5)内底面に近
接して回転する円盤(10a)と、該円盤の回転中心から
上方に突設する表示杆(10b)とから構成されており、
前記表示杆(10b)は容器(5)内に入れられた卵白、
砂糖等からなる所定量の材料を泡立てて生成したメレン
ゲ生地に、ヨーグルト、果物のペースト等の味付材料及
びゼラチン等の固形材料からなる所定量の追加材料を入
れて撹拌する場合、メレンゲ生地と追加材料がほぼ完全
に混ざり合った際、混り合った生地によって表示杆(10
b)上端が覆われる高さに形成されている。尚、追加材
料によっては、ほぼ完全に混り合っても表示杆(10b)
上端が覆われない場合もなる。
(11)は前記容器(5)上面開口部を開閉自在に施蓋す
る透明な合成樹脂製の蓋体で、外周部に追加材料を収納
する収納部(12)を凹設している。前記収納部(12)は
蓋体(11)外周に向うに従って暫時深くなるように形成
され、その最深部に、収納部(12)内の追加材料を容器
(5)の内側壁近傍に注ぐ投入口(13)を形成してい
る。(14)は前記蓋体(11)から撹拌体(10)と同軸上
に下方に向かって一体に形成された軸部で、複数の円弧
状片を円筒状に配設して形成され、隣り合う円弧状片間
に間隔を形成して、円弧状片が径方向に撓むようになし
ている。また、円弧状片下端には爪部(14a)が形成さ
れ、この爪部(14a)により後述する補助撹拌体(15)
のリング部(15a)を係止して補助撹拌体(15)を抜止
めしている。
(15)は前記軸部(14)に着脱自在に装着される合成樹
脂製の補助撹拌体で、前記軸部(14)外周に遊嵌されて
回転自在に枢支されたリング部(15a)と、該リング部
から下方に一体に垂設された複数の内羽根(15b)と、
該内羽根の上部から略水平方向に形成された水平片(15
c)と、該水平片の外周端から下方に向って、且前記容
器(5)内側壁から少許の間隔を有して一体に垂設され
た円柱状の外羽根(15b)とから構成されている。前記
内羽根(15b)は、下部が撹拌体(10)の円盤(10a)上
面に近接する長さに形成されており、その下部外周部分
には円盤(15a)外周に近接して円盤下面より下方まで
延設された延長部(15e)を一体形成しており、該延長
部は円盤(10a)の接線と略垂直な方向に折曲してい
る。前記外羽根(15d)は、容器(5)内に入れられた
卵白、砂糖等からなる所定量の材料の撹拌初期状態で
は、材料が外羽根(15d)下端に接触しないような長さ
に形成されている。
(16)は所定量の容積を有し、前記蓋体(11)の収納部
(12)上部周縁に嵌合して収納部(12)を閉塞する合成
樹脂製の覆蓋で、略半球状に形成され、反転して収納部
(12)上部周縁に安定載置されるようになっており、反
転装着時における覆蓋(16)底面の最深部に小孔(17)
を穿設している。
次に動作を説明する。容器(5)内に卵白、砂糖等から
なる所定量の材料を入れて、この容器(5)を本体
(1)上に載置し、補助撹拌体(15)を装着した蓋体
(11)にて容器(5)上面開口部を施蓋する。そして、
本体(1)に設けられた図示しないスイッチを操作して
電動機(2)を駆動し、撹拌体(10)を12.000rpm〜17.
000rpm程度の高速で回転させると、材料は撹拌体(10)
の円盤(10a)の撹拌力により外周方向へ飛ばされ、対
流しながら円盤(10a)の回転方向に回転する撹拌流を
発生し、空気を混入して徐々に泡立つ。この材料は補助
撹拌体(15)の内羽根(15b)、特に延長部(15e)に衝
突し、補助撹拌体(15)は材料の衝突によって材料と同
方向に回転する。
この材料は比較的粘度が高いため、撹拌体(10)近傍の
材料の撹拌流は早いが、容器(5)内側壁近傍での材料
の撹拌流は比較的遅い。よって、補助撹拌体(15)の外
羽根(15d)が材料に接触していると、補助撹拌羽根(1
5)の回転は、外羽根(15d)が材料から受ける抵抗のた
めに遅くなり、内羽根(15b)が材料のスムースな撹拌
を妨げ、泡立て時間が長くなる欠点がある。従って、運
転初期は、材料が外羽根(15d)に接触しないほうが望
ましい。
泡立てが進行すると、材料の粘度が増大するため、材料
の撹拌流が遅くなる。特に、材料の粘度の増大により、
円盤(10a)の撹拌力が容器(5)内側壁近傍にまで達
しにくくなり、容器(5)内側壁近傍での材料の撹拌流
が遅くなる。しかしながら、この状態では、材料の体積
が増大しており、材料が補助撹拌体(15)の外羽根(15
d)下端まで達しているため、延長部(15e)に衝突する
材料の勢いによって回転する補助撹拌体(15)の外羽根
(15d)が容器(5)内側壁近傍の材料を撹拌し、材料
の撹拌を促して泡立てを促進する。
尚、泡立った材料の中でも、上部よりも下部になるに従
って密度が高くなるため、撹拌体(10)の円盤(10a)
下面部分で撹拌された材料の撹拌流が最も速い。従っ
て、補助撹拌体(15)の内羽根(15b)の延長部(15e)
を円盤(10a)下面より下方まで延設しておけば、補助
撹拌体(15)の回転力を増し、外羽根(15d)により容
器(5)内側壁近傍の材料の撹拌効率を向上することが
できる。しかも、内羽根(15b)の延長部(15e)は円盤
(10a)の接線方向と略直角に形成しているので、材料
の撹拌流を一層効率よく受けることができ、補助撹拌体
(15)の回転力を増し、外羽根(15d)による材料の撹
拌効率をより一層向上することができる。
更に泡立てが進行すると、材料の粘度が更に増大し、撹
拌体(10)の回転力に材料が追従できず、換言すれば、
撹拌体(10)の撹拌力では材料を撹拌することができな
くなり、撹拌体(10)が空転し、補助撹拌体(15)の回
転も停止する。この状態がメレンゲ生地の出来上がりの
状態であり、この状態は補助撹拌体(15)の停止を蓋体
(11)を通して見ることにより容易に確認することがで
きる。
上述により生成したメレンゲ生地を用いてムース等の菓
子生地を生成する際には、例えばヨーグルト、果物のペ
ースト等の味付材料とゼラチン等の固形材料とを混ぜ合
せてあらかじめ作っておいた追加材料を蓋体(11)の収
納部(12)に入れ、覆蓋(16)を回動して収納部(12)
を開放し、電動機(2)を駆動したまま、投入口(13)
から容器(5)内に注ぐ。この追加材料はメレンゲ生地
より重いため、メレンゲ生地を破ってメレンゲ生地より
下方に溜る。すると、追加材料は、撹拌体(10)の回転
によって対流しながら回転する撹拌流を発生し始め、追
加材料上に浮いた状態のメレンゲ生地も追加材料の回転
に伴って回転し、投入口(13)から注がれる追加材料に
よってメレンゲ生地が破られる。また、補助撹拌体(1
5)も追加材料の撹拌流により回転して外羽根(15d)が
メレンゲ生地を撹拌し、追加材料の撹拌流との相乗効果
によりメレンゲ生地と追加材料を効率良く混ぜ合せる。
この時、投入口(13)は容器(5)内側壁近傍に形成さ
れているため、投入口(13)から注がれる追加材料は、
外羽根(15d)の回転軌跡上、或るいは回転軌跡近傍の
メレンゲ生地を破り、従って、外羽根(15d)が回転し
やすくなってメレンゲ生地と追加材料が短時間で混ぜ合
すことができる。
追加材料にもよるが、メレンゲ生地と追加材料とを混ぜ
合した生地が、撹拌体(10)の表示杆(10b)を覆う
と、メレンゲ生地と追加材料がほぼ完全に混り合った状
態である。
次に、この生地に投入口(13)から生クリームを入れて
短時間だけ撹拌し、ムース等の菓子生地が出来上がる。
生クリームは生地の泡を消すため、最後に短時間だけ軽
く混ぜ合わす程度に撹拌しなければならない。
ムース等の菓子生地が出来上がると、図示しないスイッ
チを操作して電動機(2)を停止し、蓋体(11)を装着
した状態で容器(5)を本体(1)から取外し、手で蓋
体(11)を容器(5)に押さえつけた状態で蓋体(11)
の投入口(13)からムース等の菓子生地を別の容器(1
6)に移し、この別の容器(16)を冷やしてムース等の
菓子が出来上がる。
この時、菓子生地には、大きな泡が上部に浮いている場
合があるが、菓子生地は投入口(13)から別の容器(1
6)に移されるので、菓子生地の下部から移されること
になり、大きな泡の浮いた上部は容器(5)内に残すこ
とができ、出来上った菓子の見栄え、風味を良好なもの
にすることができる。また、菓子生地を別の容器(16)
に移しかえる際、蓋体(11)を取外さなくてもよいの
で、蓋体(11)の置き場所に困ることはなく、蓋体(1
1)を置いた場所を菓子生地で汚すこともない。
また、比較的粘度の低い材料を泡立てる場合、例えば、
生クリーム、牛乳、卵黄、砂糖等からなる材料を泡立て
てアイスクリーム生地を生成する場合には、補助撹拌体
(15)を取外した蓋体(11)を容器(5)に装着して泡
立てを行なう。このアイスクリーム生地を生成する際、
容器(5)内に入れられた所定量の前記材料が撹拌体
(10)の表示杆(10b)上端を覆った時のアイスクリー
ム生地の出来上がりである。
次に、マヨネーズを生成する場合を説明する。容器
(5)内に卵黄、酢、塩、粉からし、こしょう等の材料
を入れ、補助撹拌体(15)を取外した蓋体(11)を容器
(5)に装着し、収納部(12)に覆蓋(16)を反転装着
して(第2図参照)材料を混合する。電動機(2)駆動
直後に覆蓋(16)内にサラダ油を入れ、覆蓋(16)の小
孔(17)から投入口(13)を介して容器(5)内に滴下
し、容器(5)内の材料と混合する。
非使用時には、第1図に示す如く、覆蓋(16)を収納部
(12)に装着して投入口(13)を覆い、容器(5)内へ
のほこり等の侵入を防止する。
(ト)考案の効果 以上の如く本考案に依れば、投入口からの容器内へのほ
こりの侵入を防止でき、衛生的であると共に、覆蓋の紛
失の虞れを減少でき、また、追加材料に応じて覆蓋を使
用することで、出来上り状態をより向上させることがで
きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の断面図、第2図は同覆蓋を反
転装着した状態の断面図である。 (5)……容器、(10)……撹拌体、(11)……蓋体、
(13)……投入口、(16)……覆蓋、(17)……小孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】材料を収納する容器と、駆動機構により駆
    動され、前記容器内で回転する撹拌体と、前記容器の上
    面開口部を施蓋し、材料の投入口を有する蓋体と、前記
    投入口を覆う覆蓋とを備え、前記覆蓋は、投入口に反転
    装着可能な容器状に形成し、反転装着時における覆蓋底
    面の最深部分に、前記蓋体の投入口よりも径小な小孔を
    穿設したことを特徴とする調理器。
JP1989123385U 1989-10-20 1989-10-20 調理器 Expired - Lifetime JPH0711718Y2 (ja)

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JP1989123385U JPH0711718Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 調理器

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JPH0362535U JPH0362535U (ja) 1991-06-19
JPH0711718Y2 true JPH0711718Y2 (ja) 1995-03-22

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JP1989123385U Expired - Lifetime JPH0711718Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 調理器

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JPH0362535U (ja) 1991-06-19

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