JPH0534620Y2 - - Google Patents

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JPH0534620Y2
JPH0534620Y2 JP15580887U JP15580887U JPH0534620Y2 JP H0534620 Y2 JPH0534620 Y2 JP H0534620Y2 JP 15580887 U JP15580887 U JP 15580887U JP 15580887 U JP15580887 U JP 15580887U JP H0534620 Y2 JPH0534620 Y2 JP H0534620Y2
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container
rotating shaft
base
ingredients
display tube
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JP15580887U
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JPH0159548U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は材料の泡立てを行なう調理器、特に、
生クリーム、牛乳、卵黄、砂糖等からなる材料を
泡立ててアイスクリーム生地を生成するのに好適
な調理器に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、この種調理器として、円板を有する攪拌
体を回転させて卵白等の材料の泡立てを行なうも
のが特公昭60−33065号公報にて知られている。
この調理器は材料の泡立て状態を確認する目印が
なく、また、運転中は材料が対流するため、材料
の泡立て状態が確認しにくく、使用者は勘により
運転を停止して泡立て状態を確認し、泡立てが不
足している場合には再運転して材料の泡立てを行
なつていた。
特に、生クリーム、牛乳、卵黄、砂糖等からな
る材料を泡立ててアイスクリーム生地を生成する
際には、卵白等の単体の材料を泡立てる際と異な
り、完全に泡立てるのではなく、「6〜7分立て」
(初期体積の1.6倍〜2.0倍の体積増加)に泡立て
るのが最適であるが、この最適な泡立て状態が簡
単に確認できなかつた。
上記問題点を解決するため、第3図に示す如
く、攪拌体aの回転軸cとの係合部bに表示用段
部dを形成し、攪拌体aの円板eの回転により容
器f内に入れられた所定量の材料が所望の泡立て
状態になつた際、材料によつて段部dが覆われる
ようにして材料の泡立て状態を確認することが考
えられる。
しかしながら、容器fの筒体gを介して容器f
内に回転軸cを延設しているため、攪拌体aの係
合部b外径が大きくなり、係合部b外周部分の周
速が速くなる。従つて、所望の泡立て状態に泡立
つた材料が段部dを覆う高さに達しても、段部d
上面の周速により材料が外方へ飛ばされてしま
い、材料が所望の泡立て状態になつているにもか
かわらず、表示用の段部dが覆われない不都合が
生じる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、攪
拌体の回転軸との係合部が大径のものにおいて
も、材料の泡立て状態を運転を停止することなく
容易に確認できる調理器を提供することを目的と
する。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上記目的を解決するため、蓋体に、容器内に向
つて攪拌体と略同心円状に表示筒を設ける。
(ホ) 作用 上述の如く構成したから、容器内に所定量の材
料を入れ、攪拌体を回転すると、円板の回転によ
り空気を混入しながら泡立てが進行し、体積が増
加する。そして、材料が表示筒の下端に達すると
材料が所望の泡立て状態になつたことになる。こ
の時、材料は攪拌体の遠心力により飛ばされ、そ
して再度接触する脈動を繰り返すが、材料が表示
筒の下端に達すると、材料の脈動は表示筒下端に
よつて阻止されるので、表示筒より外周側の材料
には脈動が伝わることはなく、従つて、表示筒よ
り外周側の材料の面はほぼ安定し、材料が所望の
泡立て状態になつたことを確実に確認できる。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づき
以下に詳述する。
1は合成樹脂製の基台で、一側にモータ2を内
蔵する収納部1aを、他側に後述する容器4を着
脱自在に載置する載置部1bを有する略L字状に
形成されている。3は前記載置部1b略中央部か
ら上方に向つて突設した回転軸で、その突出部分
を合成樹脂にてカバーしており、前記モータ2に
て回転駆動される。
4は前記載置部1b上に着脱自在に載置される
ガラス製の容器で、底面略中央部を開口して開口
縁に合成樹脂製の筒体5を装着し、この筒体5を
貫通して前記回転軸3が容器4内に突出するよう
なされている。
6は前記容器4内の回転軸3に着脱自在に装着
される合成樹脂製の攪拌体で、前記回転軸3に回
り止め係合する基部7と、この基部に一体形成さ
れ、前記容器4内底面に略平行に近接する円板8
とから構成されている。
9は前記容器4の上面開口部を開閉自在に施蓋
する透明な合成樹脂製の蓋体で、略中央部に下方
に向つて複数の係合爪10を一体形成している。
11は前記攪拌体6の基部7より少許大径の内
径を有する合成樹脂製の円筒状表示筒で、上端に
形成した係止爪12を前記蓋体9の係合爪10に
係合して容器4内に垂設され、表示筒11が前記
攪拌体6の基部7を略同心円状に覆うようになさ
れている。前記表示筒11は、容器4内に入れら
れた生クリーム、牛乳、卵黄、砂糖等からなる所
定量の材料が「6〜7分立て」(初期体積の1.6倍
〜2.0倍の体積増加)に泡立つた際、下端が材料
によつて覆われる長さに形成している。
次に動作を説明すると、容器4内に生クリー
ム、牛乳、卵黄、砂糖等からなる材料を入れ(第
2図イ参照)モータ2を駆動して攪拌体6を回転
し、泡立てを行なう。
運転初期は材料の粘度が低いため、第2図ロに
示す如く、材料は円板8の回転力により攪拌さ
れ、容器4内側面に沿つて対流する。
泡立てが進行すると、材料の粘度が増加し、円
板8の回転による材料の対流が抑えられ、第2図
ハに示す如く、円板8が徐々に覆われ始める。
更に泡立てが進行すると、材料の粘度が増加
し、円板8の回転力による材料の対流が著しく低
下して材料上面が表示筒11下端を覆う。この状
態は蓋体9を通して確認できる。この時が所謂
「6〜7分立て」の状態で、材料が初期体積の1.6
倍〜2.0倍に泡立つたアイスクリーム生地として
最適の状態である。尚、この時、材料は攪拌体6
の基部7の遠心力により飛ばされ、再度基部7に
接触する動作(以下脈動という)を繰り返すが、
材料が表示筒11の下端に達すると、材料の脈動
は表示筒11下端によつて阻止されるので、表示
筒11より外周側の材料には脈動が伝わることは
ない。従つて、表示筒11より外周側の材料の面
はほぼ安定するので、材料が「6〜7分立て」に
泡立つたことを確実に確認することができる。
尚、表示筒11は、材料が下端に達したことを
より明確に確認できるように、材料とは異色に形
成することが望ましい。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したから、運転を停止
することなく、材料の泡立て状態を容易に、且確
実に判別することができる等極めて取扱いの良好
な調理器にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の断面図、第2図は同
作用を説明する要部断面図、第3図は従来例の作
用を説明する要部断面図である。 1……基台、2……モータ、3……回転軸、4
……容器、5……筒体、6……攪拌体、8……円
板、9……蓋体、11……表示筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータを内蔵し、モータの回転軸を上方に突出
    した基台と、該基台上に載置され、底面に設けら
    れた筒体を貫通して前記回転軸を内部に突出した
    容器と、前記回転軸に装着され、容器内底面に近
    接して回転する円板を有する攪拌体と、前記容器
    上面開口部を施蓋する蓋体とを備え、前記蓋体に
    は、容器内に向つて攪拌体と略同心円状に表示筒
    を設けてなる調理器。
JP15580887U 1987-10-12 1987-10-12 Expired - Lifetime JPH0534620Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15580887U JPH0534620Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15580887U JPH0534620Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0159548U JPH0159548U (ja) 1989-04-14
JPH0534620Y2 true JPH0534620Y2 (ja) 1993-09-01

Family

ID=31433765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15580887U Expired - Lifetime JPH0534620Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12

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JPH0159548U (ja) 1989-04-14

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