JPH0683740A - ネットワーク環境移行装置 - Google Patents

ネットワーク環境移行装置

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JPH0683740A
JPH0683740A JP4233762A JP23376292A JPH0683740A JP H0683740 A JPH0683740 A JP H0683740A JP 4233762 A JP4233762 A JP 4233762A JP 23376292 A JP23376292 A JP 23376292A JP H0683740 A JPH0683740 A JP H0683740A
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JP
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network environment
network
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computer
unit
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JP4233762A
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English (en)
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Kazuyuki Imagawa
和幸 今川
Hisakazu Kobayashi
久和 小林
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計算機を一のネットワークから他のネットワ
ークへ移行する際に、オペレータが移行先のネットワー
ク環境情報を知らなくても、どのネットワーク上に移行
するかを指定するだけで設定可能とするネットワーク環
境移行装置を提供する。 【構成】 計算機が移行するネットワーク毎にそのネッ
トワーク環境情報をネットワーク環境情報データ部に保
存しておく。計算機を一のネットワークから他のネット
ワークへ移行する際には、その移行先のネットワークの
ネットワーク環境を移行先環境指定部により指定する。
次に、この指定されたネットワーク環境をネットワーク
環境情報設定部がネットワーク環境情報データ部に保存
されているネットワーク環境情報をもとに計算機上に設
定する。最後に、前記ネットワーク環境情報設定部がこ
の設定されたネットワーク環境情報を記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワーク環境下で
動作する計算機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年LAN(Local area network)やW
AN(Wide area network )のような高速通信媒体の普
及により、ネットワーク上で使用する計算機のシステム
が広く利用されている。その代表的な例としてUNIX
ワークステーションがある。さて、このUNIXワーク
ステーションでは、今までの大型計算機とその端末とい
った関係とは違い、それぞれのWSが相互にやりとりし
ながら仕事を行うといった分散志向のコンピュータ環境
を構築している。そのようなネットワークでは、次のよ
うな機能が提供される。
【0003】1)電子メール、電子掲示板 電子メールとはコンピュータのユーザ間でメッセージの
やりとりを行う機能である。また、電子掲示板とはユー
ザからのメッセージを新聞や、広告のようにみんなで参
照できるような機能である。 2)ファイル転送、リモートログイン それぞれのWS間のファイル転送を行ったり、違うWS
から自分のWSへログインしたりできる機能である。
【0004】3)分散処理機能 ネットワークに接続された計算機を効果的に利用するた
めに、自動的に他のWSの磁気ディスクに納められてい
る情報を参照したり、アプリケーションを利用したりで
きる機能や、自動的に他のWSと仕事を分けあい、コン
ピュータの負荷を分散させたり、プリンタを共有したり
するような機能である。
【0005】ところで、以上のような機能を利用するた
めには、あらかじめ利用のための登録を行わなければな
らない。その利用のために必要な登録情報(管理情報)
としては、例えば、ホスト名、ユーザ名、NISドメイ
ン名、タイムゾーン…などが挙げられる。なお、ここ
に、NIS(Network Information Service )とは、上
記の利用のために必要な登録情報を1つのデータベース
として管理し、そのデータベースを各WSから参照でき
るようにしたものである。別名YP(イエローページ)
と呼ばれている。
【0006】NISドメインとは、NISがネットワー
ク内に複数ある場合、どのNISを使用するかを各NI
Sがもつ名前(ドメイン名)によって管理するものであ
る。そして、このドメイン名を利用するWSに登録した
場合には、そのWSはNISの情報を参照することがで
きるようになる。タイムゾーンとは、WSは時計をもっ
ているが、その時計をうまく機能させるために必要な概
念である。タイムゾーンとは地球のどこの時間帯にこの
WSが存在しているかという情報である。例えば、US
Aのある地域を指定した場合、夏になると時計が自動的
にサマータイムになったりするようなことができる。な
お、これらについては、例えば村井 純、砂原 秀樹、
横手 靖彦 共著「UNIXワークステーションI〈基
礎技術編〉」アスキー出版 1987年12月発行に詳
しい。
【0007】しかしながら、そのような計算機を他のネ
ットワークに移行して上記のような機能を発揮すること
を目的として使用する場合には、オペレータが手作業に
よって移行のための作業、すなわち利用先と自分のWS
の2つに上記のコンピュータ環境の登録を行わなければ
ならない。図6は、従来の通信媒体を介して通信を行っ
ている計算機のネットワーク環境移行装置の構成図であ
る。図中、601はネットワーク環境情報入力部で、ネ
ットワーク上に計算機を設定するための情報であるネッ
トワーク環境情報を入力するものである。602はネッ
トワーク環境情報設定部で、前記ネットワーク環境情報
入力部601で入力されたネットワーク環境情報を計算
機に設定するものである。603はネットワーク環境情
報記憶部で、前記ネットワーク環境情報設定部602で
設定された情報を記憶するものである。以上が、従来の
ネットワーク環境移行装置の構成である。なお、この他
に構成図には通信制御装置604があるが、これは通信
媒体を介して他の計算機等との通信をする際、その通信
を制御するものである。
【0008】前述のように構成された従来のネットワー
ク環境移行装置の動作のうち、新規に計算機をネットワ
ーク上に設定する際の動作を以下に説明する。まず、オ
ペレータは計算機を新規にネットワーク上に設定するた
め、ホスト名、ネットワークアドレス、NISドメイン
名、タイムゾーン等のネットワーク上で計算機を使用す
るために必要な情報を、ネットワーク環境情報入力部6
01を用いて入力する。前記操作によって入力された情
報をもとにして、ネットワーク環境情報設定部602
は、その情報を計算機に設定する。そして、ネットワー
ク環境情報記憶部603は設定された情報を記憶する。
以上の結果、この計算機はネットワーク上に設定され、
通信制御装置604を通して、他システムとの通信が行
われるようになる。
【0009】さて、次にこの計算機を他のネットワーク
に移行する場合の操作について説明する。まず、計算機
を第1のネットワークから取り外し、第2のネットワー
クに接続する。次にオペレータは前述の新規に計算機を
ネットワーク上に設定する場合と同様、第2のネットワ
ーク上に計算機を設定するために必要な情報をネットワ
ーク環境情報入力部601を用いて入力する。前記操作
によって入力された情報をもとにして、ネットワーク環
境情報設定部602は、その情報を計算機に設定する。
そして、ネットワーク環境情報記憶部603は設定され
た情報を記憶する。以上の結果、この計算機は、第2の
ネットワーク上に移行され、通信制御装置604を通じ
て他システムとの通信が行われるようになる。また、こ
の時点で計算機が第1のネットワークで動作するための
ネットワーク環境情報は失われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上説
明したように、従来技術に係るネットワーク環境情報の
設定では第2のネットワークへ移行する場合にも、オペ
レータは新規に第1のネットワーク上に設定する場合と
同様、全ての環境設定作業を手作業で必ず行わなければ
ならない。このため、移行先が多数存在する場合には、
どのネットワークではどういったネットワーク環境情報
を使用するかということを、オペレータは常に把握して
おかなければならない。しかしながら、ネットワーク設
定作業中に錯覚などがあり得、このため違うネットワー
クの環境情報を設定してしまい、ひいては、相手側のプ
ログラムの破壊やハードの損傷等自分のみならずネット
ワークそのものにまで重大な障害を生じさせる危険性も
皆無ではなかった。また、オペレータが計算機のネット
ワーク設定について十分な知識がない場合には、ネット
ワーク設定時に入力ミスを侵しかねない。また、第2の
ネットワークに移行してしまった場合には、第1のネッ
トワークのネットワーク環境情報が失われるため、第1
のネットワークへ再び移行した場合にあらためて第1の
ネットワーク上に設定する必要があるため、再度第1の
ネットワークへ接続する可能性があるときには、オペレ
ータは自分で第1のネットワーク環境情報を把握してお
かなければならなかった。
【0011】ところで、LANやWANを利用するUN
IXワークステーションでは、オペレータが従事する作
業そのものが複雑、抽象的な上、各ネットワーク固有の
利用プログラムやデータ等もあるため、これらとの関係
をも理解した上で複雑なネットワーク環境情報を常時把
握しておくのは、手順書や各種データブックの保管ひと
つとっても、言うは易くして実際は非常に困難である。
更に、今後広く使用が予想される端末自身が移動体(船
舶、航空機)に搭載された上で移動し、ネットワーク環
境と通信回線はもとより無線を介して接続されるような
システムにおいては、移動が煩雑なだけでなくオペレー
タの操作用の手順書等も併せて移動する必要があるた
め、この困難性は一層増大する。
【0012】本発明は、以上説明した従来技術に係るネ
ットワーク環境移行装置が有していた問題点に鑑みなさ
れたものであり、その目的は、第1に、オペレータが移
行するネットワークを指定するだけでそのネットワーク
環境の設定が可能なネットワーク環境移行装置を提供す
ること、第2に、元のネットワークへ再度移行する場
合、その指定を行うだけで再度同じネットワーク環境を
設定することが可能なネットワーク環境移行装置を提供
することの2つにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明においては、一のネットワークに接
続している計算機を他のネットワークへ移行する際に、
ネットワーク上に計算機を接続するための情報であるネ
ットワーク環境毎のネットワーク環境情報を保存してお
くネットワーク環境情報データ部と、前記ネットワーク
環境情報データ部にあるネットワーク環境の中から移行
先となる第2のネットワーク環境を指定する移行先ネッ
トワーク環境指定部と、前記移行先ネットワーク環境指
定部によって指定したネットワーク環境に対応した前記
ネットワーク環境情報データ部に保存されているネット
ワーク環境情報を計算機上に設定するネットワーク環境
情報設定部と、前記ネットワーク環境情報設定部が計算
機上に設定したネットワーク環境情報を記憶するための
ネットワーク環境情報記憶部を備えたことを特徴とする
ネットワーク環境移行装置としている。
【0014】請求項2の発明においては、ネットワーク
環境移行装置は更に、ネットワーク環境情報を入力する
ネットワーク環境情報入力部と、前記ネットワーク環境
情報記憶部に記憶されている移行前のネットワークのネ
ットワーク環境情報をネットワーク環境情報データ部に
追加保存するネットワーク環境情報収集部とを有し、か
つ前記ネットワーク環境情報設定部は前記ネットワーク
環境情報データ部に保存されているネットワーク環境情
報に加えて更に前記ネットワーク環境情報入力部から入
力されたネットワーク環境情報をも計算機上に設定する
構成であることを特徴とする請求項1記載のネットワー
ク環境移行装置としている。
【0015】
【作用】上記構成により、請求項1の発明においては、
一のネットワークに接続している計算機を他のネットワ
ークへ移行する際に、ネットワーク環境情報データ部に
保存されている他のネットワーク環境のネットワーク環
境情報を移行先ネットワーク環境指定部が指定する。ネ
ットワーク環境情報設定部が該ネットワーク環境情報を
計算機に設定する。ネットワーク環境情報設定部が設定
したネットワーク環境情報をネットワーク環境情報記憶
部に保存する。
【0016】請求項2の発明においては、一のネットワ
ークに接続している計算機を他のネットワークへ移行す
る際に、ネットワーク環境情報記憶部に保存されている
移行前のネットワークのネットワーク環境情報をネット
ワーク環境情報データ部に追加保存する。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係るネットワーク環境移行装
置の実施例を図面を用いて説明する。 (第1実施例)図1は請求項1の発明に係るネットワー
ク環境移行装置の一実施例の構成図である。本図におい
て、101は磁気ディスクよりなるネットワーク環境情
報データ部であり、ネットワーク上に計算機を設定する
ための情報であるネットワーク環境情報をCRT、キー
ボード等を使用してのオペレータによるあらかじめの登
録操作のもとネットワーク環境毎に保存する。102は
CRT、キーボード等をも構成要素とする移行先ネット
ワーク環境指定部であり、計算機を設定するネットワー
ク環境がいかなるものかをネットワーク環境情報データ
部101の中から指定するものである。103はネット
ワーク環境情報設定部であり、ネットワーク環境情報を
あらかじめ本ネットワーク環境移行装置の提供者により
提供されたプログラムの手順に従って計算機に設定する
ものである。ただし、この設定プログラムやハードは、
従来ネットワーク環境の移行の際にオペレータがいちい
ち手動で操作していた手順を、オペレータによる移行先
ネットワーク環境指定部102でのキーボード操作を契
機として自動設定するものであり、ハード面、ソフト面
ともプログラム技術等の進歩した今日特に困難はない。
すなわち、例えば自動式洗濯機がその電源が50サイク
ルか60サイクルかを操作者により指定されたなら、あ
とはいずれのサイクルであれプログラムに従って所定の
各種操作をなす、ワードプロセッサーが操作者によるか
な入力か英字入力かの指定の後、所定のプログラムによ
って日本文章を表示するようなことと原理的には異なら
ない。また、ハード面についても、軽量小型というより
事実上ゼロ重量、ゼロ容積かつ安価に構成しえる。この
ため、その説明は省略する。104はネットワーク環境
情報記憶部であり、前記ネットワーク環境情報設定部1
03が設定した情報を内蔵の磁気ディスクに記憶した上
で、計算機の計算に供するものである。以上が、本実施
例のネットワーク環境移行装置の構成部である。なお、
105は通信制御装置であり、通信媒体を介して他シス
テムとの通信をする際に、その通信を制御するものであ
る。
【0018】次に、以上のように構成された本実施例の
ネットワーク環境移行装置についてその動作を説明す
る。オペレータが図2に示すように、計算機を3つのネ
ットワークA、B、C上を移行して使用する場合を考え
る。ここで、ネットワークA、B、Cは、それぞれネッ
トワーク環境A、B、Cとする。今、ネットワーク環境
情報データ部101には、それぞれのネットワークに対
応するネットワーク環境情報が図3に概念的に示すよう
な形であらかじめ登録されている。ここで、ネットワー
ク環境情報とは、この計算機をネットワーク上に設定す
るために必要な情報であり、例えば、ホスト名、ネット
ワークアドレス、NISドメイン名、タイムゾーン等で
あり、これは従来技術に係るものと異ならない。このネ
ットワーク環境情報データ部101に保存されているネ
ットワーク環境情報は移行先ネットワーク環境指定部1
02がどのネットワークを使用するかを指定することに
より、そのネットワーク環境を使用するために必要なネ
ットワーク環境情報を参照できる。
【0019】今、計算機をネットワーク環境Aからネッ
トワーク環境B上に移行するとする。その場合、まず、
移行先ネットワーク環境指定部102を用いてネットワ
ーク環境情報データ部101のネットワーク環境Bを指
定する。すると、ネットワーク環境情報データ部101
は、ネットワーク環境Bのネットワーク環境情報を前記
移行先ネットワーク環境指定部102を通じてネットワ
ーク環境情報設定部103へ送る。ネットワーク環境情
報設定部103はその情報をもとにして計算機をネット
ワーク上に設定し、その設定した内容をネットワーク環
境情報記憶部104に記憶し、計算機の計算処理に応じ
ての使用に供する。その結果、通信制御装置105を介
して、ネットワーク上の他システムと通信ができるよう
になる。
【0020】次に、本実施例のネットワーク環境移行装
置を用いた、他の応用例について説明する。本実施例に
おいては、ネットワーク環境を指定するだけで計算機を
ネットワーク非使用状態に設定することが可能となる。
図3に示すように、ネットワーク非使用状態を設定する
ためのネットワーク環境情報はネットワーク非使用状態
を選択することによって容易に得られる。その場合、オ
ペレータは移行先ネットワーク環境指定部102を用い
てネットワーク環境情報データ部101のネットワーク
非使用状態を指定する。すると、ネットワーク環境情報
データ部101は、ネットワーク環境非使用状態のネッ
トワーク環境情報を前記移行先ネットワーク環境指定部
102を通じてネットワーク環境情報設定部103へ送
る。ネットワーク環境情報設定部103はその情報をも
とにして計算機をネットワーク上に設定し、その設定し
た内容をネットワーク環境情報記憶部104に保存す
る。その結果、計算機はネットワーク非使用状態に設定
される。 (第2実施例)図4は、請求項2の発明に係るネットワ
ーク環境移行装置の一実施例の構成図であり、先の第1
実施例にネットワーク環境情報収集部106及びネット
ワーク環境情報入力部107を付加したものである。本
図において、101から105は基本的には図2の10
1から105と同じものであるため、同一の図番を付す
ことにより、その説明は省略する。106は本発明の要
部たるネットワーク環境情報収集部であり、ネットワー
ク環境情報設定部に設定されている環境情報をネットワ
ーク環境情報データ部101に保存するものである。1
07はネットワーク環境情報入力部であり、新たなネッ
トワーク環境情報に移行するときにこれを計算機に入力
し、その内容をネットワーク環境情報設定部103に渡
すものである。このため、ネットワーク環境情報収集部
106とネットワーク環境情報入力部107は必要なプ
ログラムを格納した磁気ディスク、RAM、CRT、キ
ーボード等にて構成される。
【0021】以下に、以上のように構成された本実施例
のネットワーク環境移行装置の動作を説明する。今、図
5(a)のように3つのネットワークA、B、C上で使
用されていた計算機を新たにネットワーク環境Dである
ネットワーク上に設定する。この場合、従来の例と同
様、ネットワーク環境Dのネットワーク上に計算機を設
定するために必要な情報をオペレータがネットワーク環
境情報入力部107を用いて入力し、入力された情報を
もとにしてネットワーク環境情報設定部103がその情
報を計算機に設定し、設定された情報をネットワーク環
境情報記憶部104に記憶する。その結果、計算機はネ
ットワーク環境Dのネットワーク上に設定される。次
に、ネットワーク環境Dのネットワークから再びネット
ワーク環境Aのネットワークに移行するとする。その場
合、ネットワーク環境Dのネットワークから計算機を外
す際に生じる電磁的信号をもとに、ネットワーク環境情
報収集部106は、ネットワーク環境情報記憶部104
に記憶されているネットワーク環境情報をネットワーク
環境情報データ部101に保存されているものと順次比
較し、若し保存されていないならこれをネットワーク環
境Dとして保存されているものの最後の欄に自動的に保
存する。そして、この保存した内容は、以降ネットワー
ク環境Dとして移行先ネットワーク環境指定部102に
よって指定できるよう、ネットワーク環境情報データ部
101内のネットワーク環境A、B、Cを格納した磁気
ディスクの次の格納欄の位置(もし、図3に示すように
Cの次の格納位置欄にネットワーク非使用状態が格納さ
れているならば、その次の格納位置欄)に保存記憶され
る。なお、このため、ネットワーク環境情報データ部内
の磁気ディスクには、あらかじめ図3に示すような表
が、オペレータが直接的若しくは間接的に入力する部分
(図3で示すなら、ネットワーク環境情報欄の各項目の
右半分、上から順に「使用する」、「111、111、
111、111」、「使用する」等)を除き、本ネット
ワーク環境移行装置の提供者により登録されている。ま
た、この際、移行先ネットワーク環境指定部102によ
る指定を可能とすべく、オペレータが保存する移行先ネ
ットワークの環境をCRTに表示させた場合には、以前
から記憶されていたネットワーク環境A、B、Cと共に
このネットワーク環境Dも表示される等これに伴う必要
な操作も同じく、本ネットワーク環境移行装置の提供者
によりあらかじめプログラムされているのは勿論であ
る。このようにして、ネットワークを移行する度に移行
直前の登録されていないネットワーク環境情報を新たに
追加登録した上で保存していく。その結果、図5(b)
に示すように、あらかじめネットワーク環境情報データ
部には3つのネットワークしか登録されていないため、
3つのネットワーク上の移動しかできなかったものが、
4つのネットワーク上を移動しながら使用することが可
能となる。
【0022】以上、本発明を実施例に基づき説明した
が、本発明は何も上記実施例に限定されないのは勿論で
ある。すなわち、上記実施例においては、移行するネッ
トワーク環境を3つ若しくは4つとして説明を行った
が、これより多くても、逆に少なくてもよい。更に、自
動設定されたネットワーク環境が何等かの過誤やネット
ワーク環境側の無断変更等で不整合となっている場合に
は、計算機システムの使用に先立ちこれを自動検知の上
警報を発するような安全機能が付加されていてもよい。
ただし、これはUNIXワークステーションのような大
規模なものでなくても、例えばファクシミリ装置や通常
の電子メール装置等極く日常的な機器においても各々国
際電信電話諮問委員会のCCITT30やRFC821
等の通信規約等にもとづいて広く採用されている技術で
あるためその説明は省略する。
【0023】次にまた、ネットワーク環境情報データ
部、ネットワーク環境情報部のもつプログラムの格納は
同一又は別の磁気ディスク、フロッピーディスク、RO
M等の場所、種類を問わないのも勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
おいては、オペレータはどのネットワーク環境上に計算
機を設定するかを指定するだけで、複数のネットワーク
を自由に移行することができる。従って、複数のネット
ワーク環境を計算機を移動しながら使用する場合に、ど
のネットワークではどのようなネットワーク環境情報を
使用するかということを、オペレータが把握しておく必
要がなく、また設定作用も不必要となる。
【0025】更に、計算機をネットワーク非使用状態に
設定する場合にもネットワーク環境を指定するだけでそ
の設定が可能となる。請求項2の発明においては、ネッ
トワーク環境情報データ部に保存されていないネットワ
ークへ移行した場合には、そのネットワーク環境情報を
追加保存する。このため、いったん他のネットワークへ
移行した後再び上記もとのネットワークへ移行する場
合、オペレータはそれを指定するだけでネットワークの
移行が可能となる。
【0026】更に、いずれの発明においても、移行作業
に伴うオペレータの操作ミス、ひいてはこれに伴う二次
的な不都合も防止できる。併せて、端末の計算機自身が
その設置された機器に伴って移動するような場合には、
移行(動)先のネットワーク環境の設定作業のための手
順書等の携帯も不要となる場合が多い。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例の構成図である。
(第1実施例)
【図2】上記実施例が移行するネットワーク環境の摸式
図である。
【図3】上記実施例のネットワーク環境設定情報保存部
に格納記憶されているネットワーク環境を概念的に示す
摸式図である。
【図4】請求項2の発明の一実施例の構成図である。
(第2実施例)
【図5】上記実施例が新たに移行先を増やす場合の過程
を示す摸式図である。
【図6】従来技術に係るネットワーク環境移行装置の構
成図である。
【符号の説明】
101 ネットワーク環境情報データ部 102 移行先ネットワーク環境指定部 103 ネットワーク環境情報設定部 104 ネットワーク環境情報記憶部 105 通信制御装置 106 ネットワーク環境情報収集部 107 ネットワーク環境情報入力部 601 ネットワーク環境情報入力部 602 ネットワーク環境情報設定部 603 ネットワーク環境情報記憶部 604 通信制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一のネットワークに接続している計算機
    を他のネットワークへ移行する際に、ネットワーク上に
    計算機を接続するための情報であるネットワーク環境毎
    のネットワーク環境情報を保存しておくネットワーク環
    境情報データ部と、 前記ネットワーク環境情報データ部にあるネットワーク
    環境の中から移行先となる第2のネットワーク環境を指
    定する移行先ネットワーク環境指定部と、 前記移行先ネットワーク環境指定部によって指定したネ
    ットワーク環境に対応した前記ネットワーク環境情報デ
    ータ部に保存されているネットワーク環境情報を計算機
    上に設定するネットワーク環境情報設定部と、 前記ネットワーク環境情報設定部が計算機上に設定した
    ネットワーク環境情報を記憶するためのネットワーク環
    境情報記憶部とを有することを特徴とするネットワーク
    環境移行装置。
  2. 【請求項2】 ネットワーク環境移行装置は更に、ネッ
    トワーク環境情報を入力するネットワーク環境情報入力
    部と、 前記ネットワーク環境情報記憶部に記憶されている移行
    前のネットワークのネットワーク環境情報をネットワー
    ク環境情報データ部に追加保存するネットワーク環境情
    報収集部とを有し、 かつ前記ネットワーク環境情報設定部は前記ネットワー
    ク環境情報データ部に保存されているネットワーク環境
    情報に加えて更に前記ネットワーク環境情報入力部から
    入力されたネットワーク環境情報をも計算機上に設定す
    る構成であることを特徴とする請求項1記載のネットワ
    ーク環境移行装置。
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