JPH0683302A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH0683302A
JPH0683302A JP5147738A JP14773893A JPH0683302A JP H0683302 A JPH0683302 A JP H0683302A JP 5147738 A JP5147738 A JP 5147738A JP 14773893 A JP14773893 A JP 14773893A JP H0683302 A JPH0683302 A JP H0683302A
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JP
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circuit
signal
data
counter
clock
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JP5147738A
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Minoru Usui
実 臼井
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビ画像表示機能と電子計算機能を備えた
画像表示装置において、同じクロックでテレビ画像の表
示と計算処理を行なう。 【構成】 テレビ画像表示機能と電子計算機能を備えた
画像表示装置において、同期分離回路14は映像信号か
ら垂直及び水平同期信号を分離し、制御回路13に入力
する。制御回路13は、同期分離回路14で発生された
水平同期信号を位相比較信号としてPLL回路で基準ク
ロックパルスを発生する。このPLL回路で発生された
基準クロックパルスを基に、キャラクタジェネレータの
キャラクタデータを読み出し表示するためのラスタカウ
ンタ、行カウンタ、列カウンタを含むカウンタ回路を動
作させる。また、上記PLL回路で発生された基準クロ
ックパルスを基に、タイミングデコーダを動作させ、電
子計算機能のための演算処理のクロック信号を作成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機な
どのテレビ画像表示機能と電子計算機などの電子計算機
能を備えた画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機と電子式計算機の機
能を備え、液晶表示パネルにテレビ画像と計算機データ
とを兼用表示するようにした液晶テレビジョン受像機に
おいて、テレビ画像と計算機データとを切換えて表示す
る場合には、テレビ回路のクロックと表示する場合に
は、テレビ回路のクロックと計算機のクロックとを同期
させる必要はない。
【0003】しかして、液晶テレビジョン受像機におい
て、特に小型の液晶表示パネルを用いた場合には、例え
ば走査電極数を正規の半分(120本)に設定する場合
がある。このように液晶表示パネルの走査電極数を少な
く設定した場合には、テレビ映像信号の走査線数の関係
で、映像信号を間引いてサンプリングすることになる。
そのために映像信号をチップイネーブル信号CEにより
例えば2H(Hは1水平走査期間)に1回サンプリング
して、2Hに1回は休むようにしている。
【0004】一方、テレビ表示回路で計算機のキャラク
タ表示を行なう場合、シフトクロックを2Hに1回の場
合で停止する必要はなく、1画面の1ラインに25文字
を表示する場合であれば、1バックプレート期間を25
分割して25発のキャラクタパルスを出力すればよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テレビ
映像信号をA/D変換したデジタルデータは、2Hに1
回チップイネーブル期間中にセグメント側のシフトレジ
スタに書込まれ、ラッチされて1バックプレート期間
(2H)表示されるようになっている。従って、セグメ
ント側シフトレジスタのシフトクロックは2Hに1回の
割合で出力が禁止される。そのため、テレビ映像表示用
とは別に、キャラクタ表示用のクロック信号を発生しな
ければならないという問題があった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みて成されたもの
で、テレビ画像表示機能と電子計算機能を備えた画像表
示装置において、同じクロックでテレビ画像の表示と計
算処理とを行なうことができる画像表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、テレビ画像表
示機能と電子計算機能を備えた画像表示装置において、
映像信号から垂直及び水平同期信号を分離する同期分離
回路と、この同期分離回路で発生された水平同期信号を
位相比較信号として基準クロックパルスを発生するPL
L回路と、キャラクタジェネレータと、このキャラクタ
ジェネレータのキャラクタデータを読み出し表示するた
めに、キャラクタデータのラスタをカウントするラスタ
カウンタ、行をカウントする行カウンタ、列をカウント
する列カウンタを含むカウンタ回路と、上記PLL回路
で発生された基準クロックパルスを基に、上記カウンタ
回路をカウントする手段と、上記PLL回路で発生され
た基準クロックパルスを基に、電子計算機能のための演
算処理のクロック信号を作るタイミングデコーダと、を
具備したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】このように構成することにより、映像信号を同
期分離して得た同期信号を基にキャラクタデータの表示
と演算処理を行なうようにしたので、テレビ画像表示機
能と電子計算機能を備えた画像表示装置において、テレ
ビ画像の表示タイミングとキャラクタデータの表示タイ
ミングを合わせることができ、クロック信号を共通化し
て効率化を計ることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1において11はテレビチューナで、アンテ
ナ10で受信したテレビ電波の中から指定チャンネルの
電波を選択し、増幅及び中間周波数への変換を行なって
テレビリニア回路12へ出力する。テレビリニア回路1
2は、チューナ11からの中間周波数信号を増幅すると
共に映像検波し、映像信号を取出して制御回路13へ出
力する。この制御回路13は、テレビ映像信号の表示制
御、計算機回路の演算及び表示制御等を行なうもので、
その詳細については後述する。また、上記テレビリニア
回路12は、同期信号を含む複合映像信号を同期分離回
路14へ出力すると共に音声信号を音声回路15へ出力
する。この音声回路15は、テレビリニア回路12から
の音声信号を検波し、増幅してスピーカ16を駆動す
る。
【0010】一方、同期分離回路14は、複合映像信号
から垂直同期信号φV 及び水平同期信号φH を分離して
制御回路13へ出力する。この制御回路13には、更に
計算機用キー入力部17及び電源回路18が接続され
る。この電源回路18は、制御回路13に動作電圧、A
/D変換用上限基準電圧VH 及び下限基準電圧VL を供
給すると共に、その他の回路に動作電圧を供給する。上
記制御回路13は、内部に設けられているA/D変換回
路によりテレビリニア回路12からの映像信号を4ビッ
トのデジタルデータD1 〜D4 に変換してシフトレジス
タ19へ出力し、また、内部回路により各種タイミング
信号φ1 、φ2 、φc 、φF 、φn 、SRを発生する。
【0011】シフトレジスタ19は、制御回路13から
出力されるクロックパルスφ1 、φ2 により、上記デー
タD1 〜D4 を順次読込んでシフトし、その読込んだデ
ータをラッチ回路20へ出力する。このラッチ回路20
は、シフトレジスタ19からのデータをタイミング信号
φn に同期してラッチし、ドライバ21へ出力する。こ
のドライバ21には、電源回路18から液晶駆動用電圧
V0 、V2 、V3 、V5 が供給されると共に、制御回路
13から階調信号作成用クロックφc 及びフレーム信号
φF が入力される。上記ドライバ21は、ラッチ回路2
0にラッチされたデータに従って階調信号を作成し、液
晶表示パネル22のセグメント電極Y1〜150 を表示駆
動する。この場合、ドライバ21から出力される駆動信
号は、フレーム信号φF に同期して反転する。
【0012】上記液晶表示パネル22は、例えば図2
(a)に示すように信号電極が150ドット、走査電極
が120ライン設けられている。また、上記液晶表示パ
ネル22に対する計算機データの表示は、図2(b)に
示すように6×8ドットのキャラクタエリアに5×7ド
ットのキャラクタが表示されるようになっている。従っ
て、液晶表示パネル22には、横方向に25文字、縦方
向に15文字が表示される。
【0013】また、上記制御回路13からはシフトデー
タSR及びシフトクロックφn がコモン側シフトレジス
タ23へ送られる。このシフトレジスタ23は、上記シ
フトデータSRをシフトクロックφn により読込んで順
次シフトし、ドライバ24へ出力する。このドライバ2
4には、更に制御回路13からフレーム信号φF が与え
られると共に、電源回路18から液晶駆動用電圧V0 、
V1 、V4 、V5 が供給される。ドライバ24は、シフ
トレジスタ23からのシフトデータに応じて液晶表示パ
ネル22の走査電極X1 〜X120 を順次選択的に駆動す
る。
【0014】次に図3、図4により上記制御回路13の
詳細について説明する。図3及び図4は、制御回路13
の詳細を分割して示したものである。図3及び図4にお
いて30はPLL回路で、2相の基準クロックパルスφ
1 、φ2 を発生する発振器31、この発振器31の発振
出力、例えばクロックパルスφ2 を分周して水平同期信
号φH と同じ周波数の信号を得る分周器32、この分周
器32の分周出力と同期分離回路14からの水平同期信
号φH との位相を比較し、その位相差に応じた信号を出
力する位相比較器33、この位相比較器33の出力信号
を直流レベルの信号に変換し、発振器31の発振位相を
調整するローパスフィルタ34からなっている。上記分
周器32からは水平同期信号φH に同期した信号の他、
その他の複数の分周出力が取出され、デコーダ41へ入
力される。
【0015】上記デコーダ41は、分周器32の分周出
力をデコードし、1水平周期置きにチップイネーブル信
号CEを出力する他、φn 、φL 、φD 、φh 等の各種
タイミング信号を出力する。このデコーダ41から出力
される水平同期クロックφhは、水平同期信号φH に同
期したパルス信号で、同期分離回路14から送られてく
る垂直同期信号φv と共に525 進カウンタ42に入力さ
れる。この525 進カウンタ42は、上記水平同期クロッ
クφh によりカウントアップ動作し、垂直同期信号φv
によりリセットされるもので、そのカウント値はデコー
ダ43へ送られる。このデコーダ43は、525 進カウン
タ42のカウント出力をデコードし、シフトデータSR
及びフレーム信号φF を出力する。
【0016】また、図4において44はA/D変換回路
で、このA/D変換回路44にはテレビリニア回路12
から映像信号が入力されると共に、電源回路18から上
限基準電圧VH 及び下限基準電圧VL が供給される。更
に、このA/D変換回路44には、チップイネーブル信
号CE及びクロックパルスφ1 が入力される。上記A/
D変換回路44は、チップイネーブル信号CEにより指
定されている間、上記映像信号をクロックパルスφ1 に
よりサンプリングし、4ビットのディジタルデータに変
換してラッチ回路45へ出力する。このラッチ回路45
は、A/D変換回路44からのディジタルデータをクロ
ックパルスφ2 に同期してラッチし、選択回路46の入
力端子A1 〜A4 に入力する。
【0017】更に、図3において51は計算機回路部に
設けられるROMで、各種制御プログラムを記憶してお
り、アドレス指定回路52により指定されるアドレスに
基づいて記憶内容が読出される。上記ROM51は、ア
ドレス指定回路52からのアドレス指定に従って演算用
RAM53のアドレス制御を行なうと共に、各種動作命
令をオペレーションデコーダ54へ出力し、更に自己の
次アドレスをアドレス指定回路52に出力する。
【0018】上記オペレーションデコーダ54は、RO
M51からの各種命令をデコードし、アドレス指定回路
52に動作命令、演算用RAM53に読出し/書込み信
号R/W、演算回路55に加減算命令、キー入力部17
にサンプリング信号等を出力し、更にタイミングデコー
ダ56にタイミング信号を与える。また、このタイミン
グデコーダ56には、デコーダ41からクロックパルス
φD が入力される。このクロックパルスφD は計算機、
回路部の基本動作クロックであり、上記クロックパルス
φ2 を分周したものである。
【0019】上記タイミングデコーダ56は、デコーダ
41及びオペレーションデコーダ54からの信号をデコ
ードして各種タイミング信号を発生する。一方、上記演
算用RAM53から読出されるデータは、データバスD
Bを介して演算回路55へ送られる。このデータバスD
Bには、アドレス指定回路52及びキー入力部17が接
続される。上記演算回路55は、演算用RAM53から
のデータ及びキー入力部17からの入力データ等に対す
る演算を行ない、その演算結果を演算用RAM53へ出
力する。
【0020】しかして、演算用RAM53あるいはキー
入力部17からデータバスDBに出力されるデータは、
セレクタ57、58へ送られると共に表示用RAM59
の入力端子I1 〜I4 、I5 〜I8 へ入力される。ま
た、表示用RAM59のアドレス端子A1 〜A5 にはセ
レクタ57からのデータが入力され、アドレス端子A6
〜A9 にはセレクタ58からのデータが入力される。上
記表示用RAM59は、1画面分の表示データ、つま
り、15行、25列の表示用文字データを記憶できる容
量を有しており、その記憶データはキャラクタジェネレ
ータ60のアドレス端子A1 〜A8 に入力される。更
に、このキャラクタジェネレータ60のアドレス端子A
9 〜A11には、ラスタカウンタ61のカウントデータが
入力される。上記ラスタカウンタ61は、各キャラクタ
のラスタアドレスを指定する8進のカウンタで、シフト
クロックφn によりカウントアップ動作し、シフトデー
タSRによりセットされる。
【0021】そして、上記ラスタカウンタ61のキャリ
ー出力は15進の行カウンタ62へ送られる。この行カ
ウンタ62は、ラスタカウンタ61のキャリー出力によ
りカウントアップ動作し、シフトデータSRによりリセ
ットされるもので、そのカウントデータはセレクタ58
へ送られる。
【0022】また、63は25進の列カウンタで、キャ
ラクタクロックφL によりカウントアップ動作し、チッ
プイネーブル信号CEを反転した/CE(記号/は、信
号CEの反転を示す)によりリセットされるもので、そ
のカウントデータはセレクタ57へ送られる。セレクタ
57、58は、オペレーションデコーダ54からの指令
により入力の切換えを行なうもので、表示用RAM59
が書込みモードの場合はデータバスDB側の入力を選択
し、読出しモードの場合は列カウンタ63及び行カウン
タ52側の入力を選択して表示用RAM59へ出力す
る。この表示用RAM59及びキャラクタジェネレータ
60は、オペレーションデコーダ54からチップイネー
ブル信号CE1 が与えられた時に動作状態となり、読出
し/書込みR/Wにより読出しモードあるいは書込みモ
ードが指定される。
【0023】上記キャラクタジェネレータ60は、表示
用RAM59及びラスタカウンタ61からのアドレス入
力に従って6ビットのキャラクタデータを発生し、パラ
レル/シリアル変換器64へ出力する。このパラレル/
シリアル変換器64は、キャラクタクロックφL に同期
して6ビットの入力データをラッチし、クロックパルス
φ1 に同期して1ビットずつ出力する。このパラレル/
シリアル変換器64から出力されるビットデータは、ク
ロックパルスφ2 に同期してフリップフロップ65に読
込まれ、選択回路46の入力端子B1 〜B4 へ送られ
る。
【0024】選択回路46は、オペレーションデコーダ
54から与えられるモード信号、つまり、テレビモード
と計算機モードとを切換指定するモード信号TV/CA
Lにより入力データを選択する。すなわち、選択回路4
6は、テレビモードが指定されている場合ラッチ回路4
5を介して送られてくるテレビ映像信号を選択し、計算
機モードが指定されている場合は、フリップフロップ6
5を介して送られてくるキャラクタデータをD1 〜D4
として出力する。
【0025】次に上記実施例の動作を説明する。キー入
力部17によりテレビモードを指定した場合には、その
キー入力に基づいて図3におけるROM51から制御命
令が出力され、オペレーションデコーダ54よりテレビ
モード指定信号が出力される。このテレビモード指定信
号は選択回路46へ送られ、これにより選択回路46は
入力端子A1 〜A4 側を選択するよう切換わる。
【0026】一方、図1におけるチューナ11は、指定
チャンネルのテレビ電波を受信して中間周波数に変換
し、テレビリニア回路12へ出力する。このテレビリニ
ア回路12は、チューナ11からの中間周波数信号を増
幅した後、映像検波して映像信号を取出し、制御回路1
3へ出力する。この制御回路13は、上記テレビ映像信
号をA/D変換回路44でクロックパルスφ1 に同期し
て4ビットのディジタル信号に変換する。この場合、A
/D変換回路44は、チップイネーブル信号CEにより
指定される間のみ動作するので、1水平周期置きに映像
信号をディジタル信号に変換してラッチ回路45へ出力
する。
【0027】上記ラッチ回路45は、A/D変換回路4
4から送られてくるデジタル信号をクロックパルスφ2
に同期してラッチし、選択回路46へ出力する。このと
き選択回路46は、上記したように入力端子A1 〜A4
側を選択している。従って、上記A/D変換回路44か
らラッチ回路45を介して出力される映像信号は、選択
回路46により選択されてデータD1 〜D4 としてシフ
トレジスタ19へ送られる。このシフトレジスタ19
は、上記データD1 〜D4 をクロックパルスφ1、φ2
により読込んで順次シフトする。そして、このシフトレ
ジスタ19に1ライン分のデータが読込まれると、その
データが制御回路13からのシフトクロックφn に同期
してラッチ回路20にラッチされる。この場合、上記ク
ロックパルスφn は、1水平周期置きに出力されるの
で、シフトレジスタ19に書込まれたデータは、1ライ
ン間隔でラッチ回路20にラッチされる。
【0028】そして、上記ラッチ回路20にラッチされ
たデータとクロックパルスφc に基づいてドライバ21
が階調信号を作成し、液晶表示パネル22の信号電極Y
1 〜Y150 を表示駆動する。一方、コモン側シフトレジ
スタ23は、制御回路13から出力されるシフトデータ
SRをクロックパルスφn に同期して順次シフトし、ド
ライバ24へ出力する。こりドライバ24は、シフトレ
ジスタ23からのシフトデータに基づいて液晶表示パネ
ル22の走査電極X1 〜X120 を順次選択的に駆動す
る。上記のようにして液晶表示パネル22の信号電極及
び走査電極が駆動され、画面上にテレビ画像が表示され
る。
【0029】しかして、上記液晶表示パネル22を計算
機の表示部として使用する場合には、キー入力部17に
より計算機モードを指定する。この計算機モードを指定
した場合には、オペレーションデコーダ54から選択回
路46へ計算機モード指定信号が出力され、選択回路4
6は入力端子B1 〜B4 側に切換わる。
【0030】一方、PLL回路30においては、発振器
31が図5の(1)に示すように2相のクロックパルス
φ1 、φ2 を発生している。このクロックパルスφ1 、
φ2のうち、その一方例えばクロックパルスφ2 は、分
周器32により分周されてデコーダ41へ送られる。
【0031】デコーダ41は、クロックパルスφD 、水
平同期クロックφh の他、図5の(1)〜図6の(4)
に示すようにキャラクタクロックφL 、チップイネーブ
ル信号CE、シフトクロックφn を発生する。上記キャ
ラクタクロックφL は、クロックパルスφ2 が6発出力
される毎に1発出力されるもので、その時間幅はクロッ
クパルスφ2 の1周期分となっている。また、チップイ
ネーブル信号CEは、1水平走査周期置きに出力される
もので、クロックパルスφ1 が150発出力される間、
ハイレベルに保持されている。従って、チップイネーブ
ル信号CEがハイレベルとなっている間に、キャラクタ
クロックφL が25発出力される。又、シフトクロック
φn は、上記したように水平同期信号φH に対し、2発
に1発の割合で出力される。
【0032】また、上記水平同期クロックφh は、525
進カウンタ42へ送られてカウントされる。この525 進
カウンタ42は、垂直同期信号φv によりリセットされ
た後、上記水平同期クロックφh をカウントし、そのカ
ウントデータをデコーダ43へ出力する。このデコーダ
43は、525 進カウンタ42のカウント出力をデコード
し、シフトデータSR及びフレーム信号φF を発生す
る。上記シフトデータSRは、図5の(3)〜図6の
(5)に示すように有効垂直走査期間の開始タイミング
で発生し、2Hの間ハイレベルとなる。また、フレーム
信号φF は、図6の(5)に示すように垂直同期信号φ
v が与えられる毎にハイレベルとローレベルとが交互に
反転する。
【0033】しかして、上記デコーダ41から出力され
るシフトクロックφn は、ラスタカウンタ61へカウン
トクロックとして送られる。このラスタカウンタ61
は、図6の(4)に示すようにシフトデータSRにより
リセットされ、その後、シフトデータSRがローレベル
に戻ると、シフトクロックφn によりカウント動作を開
始する。このラスタカウンタ61のカウントデータは、
キャラクタジェネレータ60へアドレスとして送られ
る。
【0034】そして、ラスタカウンタ61は、「7」ま
でカウントアップした後、次のシフトクロックφn をカ
ウントすると、キャリー信号を行カウンタ62に出力し
てカウント値が「0」に戻る。行カウンタ62は、シフ
トデータSRによりリセットされた後、上記ラスタカウ
ンタ61のキャリー信号をカウントし、そのカウント値
を行アドレスとしてセレクタ58へ出力する。また、列
カウンタ63は、図5の(2)に示すようにチップイネ
ーブル信号CEが出力されている間、リセットが解除さ
れてキャラクタクロックφL をカウントとしており、そ
のカウントデータを列アドレスとしてセレクタ57へ出
力する。上記セレクタ57、58は、オペレーションデ
コーダ54からの命令により切換動作し、表示用RAM
59の書込みアドレスあるいは読出しアドレスを指定す
る。
【0035】すなわち、キー入力部17より演算データ
を入力した場合、この入力データは演算回路55を介し
て演算用RAM53へ送られ、所定のエリアに書込まれ
る。又、この演算用RAM53に書込まれたデータに基
づき、演算回路55により演算処理が行なわれる。そし
て、上記演算用RAM53に書込まれたキー入力データ
あるいは演算結果データ等は、その後、データバスDB
を介して表示用RAM59へ送られる。また、このとき
演算用RAM53内には、ROM51の制御により表示
用RAM59に対する書込みアドレスが作成され、セレ
クタ57、58へ送られる。
【0036】更にオペレーションデコーダ54から書込
み命令が出力され、表示用RAM59へ送られる。上記
表示用RAM59に書込み命令が与えられた場合、セレ
クタ57、58はデータバスDB側を選択し、演算用R
AM53から送られてくるアドレスデータを表示用RA
M59に出力する。この結果、表示用RAM59には、
演算用RAM53に記憶された演算用データが指定のア
ドレスに書込まれる。この表示用RAM59は、上記デ
ータが書込まれた後、オペレーションデコーダ54から
の命令により読出しモードが指定される。
【0037】表示用RAM59に読出し命令が与えられ
ると、セレクタ57、58は列カウンタ63、行カウン
タ62側に切換わる。この結果、表示用RAM59に書
込まれたデータは、行カウンタ62及び列カウンタ63
から出力されるアドレスデータに従って読出され、キャ
ラクタジェネレータ60へ送られる。この場合、図6の
(4)に示すように行カウンタ62がある行を指定して
いる間に、シフトクロックφn が8発出力されるが、図
5の(3)に示すようにこのシフトクロックφn の出力
周期である各バックプレート期間毎に、チップイネーブ
ル信号CEに同期してキャラクタクロックφL が25発
出力される。このキャラクタクロックφL を列カウンタ
63がカウントし、表示用RAM59の列アドレスを順
次指定する。従って、行カウンタ62がある行を指定し
ている間に列カウンタ63が8巡し、表示用RAM59
内の1行の文字が8回指定されてキャラクタジェネレー
タ60へ読出される。
【0038】上記キャラクタジェネレータ60は、表示
用RAM59から読出される文字データに対し、対応す
る文字キャラクタの1ライン分のデータ、つまり、ラス
タカウンタ61のカウント出力により指定されるデータ
(6ビット)をパラレル/シリアル変換器64へ出力す
る。このパラレル/シリアル変換器64は、図5の
(1)に示すように入力される6ビットのキャラクタデ
ータをキャラクタクロックφL に同期してラッチし、そ
の後、クロックパルスφ1 に同期して出力端子SOより
1ビットずつシリアルに出力する。
【0039】上記パラレル/シリアル変換器64からシ
リアルに出力されるドットデータは、クロックパルスφ
2 に同期してフリップフロップ65に読込まれ、選択回
路46の入力端子B1 〜B4 へ送られる。このとき選択
回路46は、上記したように入力端子B1 〜B4 を選択
しているので、フリップフロップ65から送られてくる
1ビットのドットデータを4ビットのデータD1 〜D4
として出力する。従って、このデータD1 〜D4 は、フ
リップフロップ65の記憶データに従って「1111」
あるいは「0000」となり、シフトレジスタ19へ送
られる。以下、同様にして選択回路46から出力される
データD1 〜D4 がシフトレジスタ19に順次書込まれ
る。このシフトレジスタ19に書込まれたデータは、上
記したテレビモードの場合と同様にラッチ回路20にラ
ッチされ、そのラッチデータに基づいて白あるいは黒の
階調信号が作成されて液晶表示パネル22の信号電極Y
1〜150 が表示駆動される。
【0040】なお、計算機データは、白、黒の2階調で
あるが、テレビ映像信号の場合は図5の(3)に示すよ
うに1バックプレート期間X1 、X2 、…にクロックパ
ルスφc をカウントして、0〜15までのパルス幅を持
つ階調信号が作成される。また、コモン側シフトレジス
タ23もテレビモード時と同様に制御回路13からのシ
フトデータSRをシフトクロックφn に同期して読込
み、順次シフトする。このシフトレジスタ23は、シフ
トデータSRをシフトクロックφn により2Hの間隔で
順次シフトするので、ドライバ24により液晶表示パネ
ル22の走査電極X1 〜X120 が順次2Hの時間幅で順
次選択駆動される。
【0041】上記のようにして計算機データもテレビ映
像信号と同じタイミングのデータD1 〜D4 が作成さ
れ、選択回路46からシフトレジスタ19へ送られる。
この結果、表示駆動回路では、テレビ映像信号と全く同
じタイミング信号を用いて計算機データを液晶表示パネ
ル22に表示することができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
映像信号を同期分離して得た同期信号を基にキャラクタ
データの表示と演算処理を行なうようにしたので、テレ
ビ画像表示機能と電子計算機能を備えた画像表示装置に
おいて、テレビ画像の表示タイミングとキャラクタデー
タの表示タイミングを合わせることができ、クロック信
号を共通化して効率化を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回路構成を示すブロッ
ク図。
【図2】計算機データを表示する場合のキャラクタ構成
及び画面構成を示す図。
【図3】図1における制御回路(一部)の詳細を示すブ
ロック図。
【図4】図1における制御回路(他の一部)の詳細を示
すブロック図。
【図5】本発明の動作を説明するためのタイミングチャ
ート。
【図6】本発明の動作を説明するためのタイミングチャ
ート。
【符号の説明】
13…制御回路、17…キー入力部、19,23…シフ
トレジスタ、20…ラッチ回路、21,24…ドライ
バ、22…液晶表示パネル、30…PLL回路、41…
デコーダ、42…525 進カウンタ、43…デコーダ、4
4…A/D変換回路、45…ラッチ回路、46…選択回
路、51…ROM、52…行カウンタ、53…演算用R
AM、54…オペレーションデコーダ、55…演算回
路、56…タイミングデコーダ、57,58…セレク
タ、59…表示用RAM、60…キャラクタジェネレー
タ、61…ラスタカウンタ、62…行カウンタ、63…
列カウンタ、64…パラレル/シリアル変換器、65…
フリップフロップ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/64 531 7205−5C 5/66 102 B 9068−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ画像表示機能と電子計算機能を備
    えた画像表示装置において、 映像信号から垂直及び水平同期信号を分離する同期分離
    回路と、 この同期分離回路で発生された水平同期信号を位相比較
    信号として基準クロックパルスを発生するPLL回路
    と、 キャラクタジェネレータと、 このキャラクタジェネレータのキャラクタデータを読み
    出し表示するために、キャラクタデータのラスタをカウ
    ントするラスタカウンタと、行をカウントする行カウン
    タと、列をカウントする列カウンタとを含むカウンタ回
    路と、 上記PLL回路で発生された基準クロックパルスを基
    に、上記カウンタ回路をカウントする手段と、 上記PLL回路で発生された基準クロックパルスを基
    に、電子計算機能のための演算処理のクロック信号を作
    るタイミングデコーダと、を具備したことを特徴とする
    画像表示装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5526792A (en) * 1978-08-17 1980-02-26 Toshiba Corp Television screen display unit

Patent Citations (1)

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