JPH0660271A - チェックアウト処理方法およびその装置 - Google Patents

チェックアウト処理方法およびその装置

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JPH0660271A
JPH0660271A JP20275292A JP20275292A JPH0660271A JP H0660271 A JPH0660271 A JP H0660271A JP 20275292 A JP20275292 A JP 20275292A JP 20275292 A JP20275292 A JP 20275292A JP H0660271 A JPH0660271 A JP H0660271A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チェックアウト処理にかかる時間を短縮する
事ができるチェックアウト処理方法およびその装置を提
供する。 【構成】 客の購入商品の登録処理が終了する前に、入
出金装置5の入金部16の投入口16aから投入された
硬貨が、判別部17および仕分け部18において仕分け
選別され、CPU20において投入金額が算出される。
次に、登録処理が終了すると、ECR4のCPU11に
おいて、買上合計金額が算出され、客からの投入金額以
外の預り金額と、投入金額との合計金額から前記買上合
計金額が減算されて、釣銭額が算出される。CPU11
において、釣銭額のうち、硬貨により支払われる額が算
出され、算出結果が入出金装置5のCPU20に転送さ
れる。CPU20において、転送された算出結果に対応
した硬貨の組み合わせが計算され、その組み合わせに応
じた硬貨が、出金部19の排出口19aより排出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スーパーマーケットや
コンビニエンスストア等の販売店において使用され、客
の購入商品の登録や精算等の演算処理、演算結果の表
示、客からの代金の受け取りおよび釣銭の返却を行うチ
ェックアウト処理方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、販売店において、チェックアウト
処理を簡単化し、その処理時間を短縮するために、貨幣
の計数および払い出しを行う入出金装置を備えたチェッ
クアウト処理装置が開発されている。このチェックアウ
ト処理装置を用いた場合、客が、購入商品の精算を求め
ると、店員は、バーコードスキャナや電子式キャッシュ
レジスタ(以後、ECRという)等を用いて、購入商品
をECRに登録する(登録処理)。その後、店員は、例
えば、ECRの操作部の『小計』キーを押して、買上合
計金額をECRの表示装置に表示させて、客から預り金
を受け取る(預り金受取処理)。
【0003】店員は、預り金の合計金額をECRに入力
するとともに、預り金の硬貨分を入出金装置に投入し、
その紙幣をキャッシュドロワ内に金種別に収納する。次
に、釣銭額が算出され、入出金装置から排出された釣銭
の硬貨分である硬貨釣銭と、店員によりドロアから取り
出された釣銭の紙幣分である紙幣釣銭が、レシートとと
もに、店員から客に手渡される(釣銭支払処理)。な
お、上述した技術の詳細については、特開昭63−14
1199号公報および特開昭63−307598号公報
を参照されたい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、チェックア
ウト処理にかかる時間は、登録処理時間、預り金受取時
間、釣銭支払時間の和であり、各処理にかかる時間を短
縮することがチェックアウト処理にかかる時間を短縮す
ることにつながる。しかし、上述した従来のチェックア
ウト処理装置においては、登録処理が終了して、買上合
計金額が表示装置に表示された後に、客が、貨幣を財布
から探し出して店員に手渡すために、預り金受取処理時
間が長くなり、店員が無為に過ごす時間が長くなるとと
もに、チェックアウト処理にかかる時間が長くなってし
まうということがあった。
【0005】また、客は、従来から財布の中に硬貨が増
える事を嫌う傾向にあったが、消費税導入の影響で、そ
の傾向が助長され、チェックアウトの際に買上合計金額
の端数分に相当する硬貨を探し出して数える客が増加
し、このことが、預り金受取処理時間をさらに長くして
いる。また、逆に、預り金が紙幣のみの場合、販売店に
用意してある釣銭用硬貨が不足するために、販売店には
大量の硬貨が常備されている必要があった。
【0006】本発明は、このような背景の下になされた
もので、預り金受取処理時間を短縮することにより、チ
ェックアウト処理にかかる時間を短縮できるとともに、
販売店が大量の硬貨を常備せずに済み、客への釣銭が必
要最小限の枚数になるようにすることができるチェック
アウト処理方法およびその装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のチェックアウト
処理方法は、客の購入商品の登録処理を行って買上合計
金額を算出するとともに、客から商品の代金を受け取っ
て精算処理を行うチェックアウト処理方法において、前
記登録処理が終了する前に前記客から前記代金を受け取
って前記代金を仕分け選別して前記代金相当額を算出す
る第1の過程と、前記代金相当額から前記買上合計金額
を減算して釣銭額を算出する第2の過程と、前記釣銭額
を前記客に支払う第3の過程とを有することを特徴とし
ている。また、前記代金相当額が表示または印字される
ようにしてもよい。さらに、前記釣銭額を構成する硬貨
または紙幣の組み合わせは、その枚数が最小となるよう
に計算されているようにしてもよい。
【0008】本発明のチェックアウト装置は、硬貨が入
出金される入出金口が設けられ、客の購入商品の登録処
理が終了する前に前記入出金口から投入された前記硬貨
を仕分け選別して投入金額を算出する入出金手段と、前
記登録処理を行って買上合計金額を算出し、前記客から
の前記投入金額以外の預り金額と、前記投入金額との合
計金額から前記買上合計金額を減算して釣銭額を算出
し、該釣銭額のうち、前記硬貨により返金する額を算出
して算出結果を前記入出金手段に転送する演算制御手段
とを具備し、前記入出金手段は、前記演算制御手段によ
って転送された前記算出結果に対応した硬貨を前記入出
金口より排出することを特徴としている。また、前記入
出金手段の前記入出金口からは前記硬貨とともに、紙幣
が投入され、前記演算制御手段は、前記投入金額から前
記買上合計金額を減算し、前記入出金手段の前記入出金
口からは、前記算出結果に対応した硬貨または紙幣が排
出されるようにしてもよい。さらに、前記投入金額が前
記表示手段または前記印字手段に表示または印字される
ようにしてもよい。加えて、前記入出金手段の前記入出
金口から排出される硬貨または紙幣の組み合わせは、そ
の枚数が最小となるように計算されているようにしても
よい。
【0009】
【作用】上記方法によれば、客の購入商品の登録処理が
終了する前に、前記客から前記商品の代金が支払われ
る。前記代金は、仕分け選別されて前記代金相当額が算
出される。次に、登録処理が終了し、買上合計金額が算
出され、前記代金相当額から前記買上合計金額が減算さ
れて釣銭額が算出されて、前記釣銭額が前記客に支払わ
れる。
【0010】上記構成によれば、まず、入出金手段にお
いて、前記客の購入商品の登録処理が終了する前に、入
出金口から投入された硬貨が仕分け選別されて、投入金
額が算出される。次に、前記登録処理が終了し、演算制
御手段において、前記買上合計金額が算出され、前記客
からの前記投入金額以外の預り金額と、前記投入金額と
の合計金額から前記買上合計金額が減算されて釣銭額が
算出される。前記演算制御手段において、該釣銭額のう
ち、前記硬貨により支払われる額が算出され、算出結果
が前記入出金手段に転送される。該入出金手段におい
て、前記演算制御手段によって転送された前記算出結果
に対応した硬貨が、前記入出金口より排出される。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明の一実施例によるチェック
アウト処理装置の外観構成を示す正面図であり、この図
において、1aおよび1bは買物カゴ、2は買物カゴ1
aおよび1bが載せられるチェックアウトカウンタ、3
は商品に付けられているバーコードを読みとるバーコー
ドスキャナ、4はECR、5は硬貨の入出金および計数
を行う入出金装置であり、この入出金装置5の図中手前
の面には、後述する表示部14,操作部15,入金部1
6,出金部19の一部である表示パネル14a,操作パ
ネル15a,投入口16a,排出口19aが設けられて
いる。また、図示されていないが、チェックアウトカウ
ンタ2の図中奥には店員が位置し、客はチェックアウト
カウンタ2の図中手前を左から右方向へ移動する。
【0012】次に、図2にECR4の電気的構成のブロ
ック図を示す。この図において、6は後述するCPU1
1において実行される制御プログラムおよび基礎的なデ
ータを記憶しているROM、7はデータを一時記憶する
RAM、8は店員がデータを入力する為の操作部、9は
買上合計金額等を表示する表示部、10はレシートを発
行する印字部、11はCPUであり、上述した各構成要
素6〜10と、バーコードスキャナ3と、入出金装置5
とのデータの受け渡しを行うとともに、買上合計金額の
算出等の演算を行う。
【0013】次に、図3に入出金装置5の電気的構成の
ブロック図を示す。この図において、12は後述するC
PU20において実行される制御プログラムおよび基礎
的なデータを記憶するROM、13はRAM7と同一機
能のRAM、14は表示パネル14aにメッセージ等の
表示を行う表示部、15はCPU20に指示を与える為
の操作部であり、客に押されることによって、入金処理
が終了した事をCPU20に知らしめる投入終了ボタン
等が設けられた操作パネル15a等を具備している。ま
た、16は硬貨が投入されるべき投入口16aが形成さ
れた入金部、17は硬貨の金種を判別する判別部、18
は硬貨を金種別に仕分けして収納する仕分け部、19は
硬貨が排出されるべき排出口19aが形成された出金
部、20はCPUであり、上述した各構成要素12〜1
9とのデータの受け渡しを行うとともに、投入金額の算
出等の演算を行う。
【0014】このような構成において、ある客が、この
チェックアウト装置において購入を希望する商品の精算
を求めた場合のCPU11、CPU20、店員、客が行
う処理について、図4と図5および図6とに示す処理図
を用いて説明する。図4は入金処理の過程を示す処理図
であり、以後、この図に示す流れに基づいて、入金処理
が行われる過程を説明する。まず、客は、前の客のチェ
ックアウト処理が終了した時点で、店員から、支払いに
使用する硬貨を入金部16に投入するよう要請されたも
のとする。なお、前の客がチェックアウト処理中の場合
には、入金部16は閉鎖され、次の客が入金できないよ
うになっている。また、前の客のチェックアウト処理が
終了した場合、入出金装置5の表示部14中の表示パネ
ル14a、操作部15中の操作パネル15aには、硬貨
の投入を要請する旨のメッセージが表示され、入金部1
6の投入口16aは硬貨が投入可能な状態となってい
る。
【0015】次に、商品の購入を希望する客が、投入口
16aから入出金装置5の入金部16に、財布中の使用
可能な硬貨を全て投入すると、CPU20は、図4のス
テップSA1に進む。ステップSA1では、CPU20
は、操作パネル15aの入金終了ボタンが押されている
か否か、すなわち、入金が終了したか否かを判断する。
今、入金途中であるとすると、ステップSA1の判断は
『NO』となり、CPU20は、ステップSA2へ進
む。
【0016】ステップSA2では、CPU20は、硬貨
が判別部17に搬送されてきたか否かを判断する。例え
ば、客が財布の中の硬貨を取り出すのに手間取り、ま
だ、硬貨が投入されていない場合、ステップSA2の判
断は『NO』となり、CPU20は、ステップSA1に
戻り、再び、入金が終了したか否かを判断する。逆に、
硬貨が判別部17に搬送されてきて、ステップSA2の
判断が『YES』になると、CPU20は、ステップS
A3へ進む。
【0017】ステップSA3では、判別部17におい
て、硬貨の金種が判別されるとともに、その金種データ
がCPU20に入力される。そして、ステップSA4に
進む。ステップSA4では、金種データが入力されたC
PU20は、RAM13の所定のアドレスから対応する
金種の計数データを読み込み、1を加算して所定のアド
レスに再び記憶させるとともに、硬貨を仕分け部18に
金種毎に収納する。そして、ステップSA1に戻る。
【0018】また、ステッップSA5は、ステップSA
1において入金が終了したと判断された場合の処理であ
る。このステップでは、CPU20は、投入口16aを
閉鎖し、RAM13の所定のアドレス(フラグ)に所定
のデータを記憶(セット)させ、RAM13に記憶され
ている金種別の計数データから、投入金額を算出してR
AM13に記憶する。以上で、入金処理が終了する。
【0019】上述の入金処理に並行して、購入商品の登
録処理等が行われる。これらの処理が行われる過程を、
図5および図6を用いて説明する。図5および図6は、
登録処理、預り金受取処理、および、釣銭支払処理等の
過程を示す処理図であり、図中の,,により連結
されるべきものである。図5のステップSB1では、店
員は、買物カゴ1aに収納された商品を順次取り出し、
バーコードスキャナ3またはECR4の操作部8を用い
て、商品の品名、値段等のデータをECR4に登録し、
登録が終了した商品を別の買物カゴ1bに収納する。こ
の動作に応じて、ECR4のCPU11は、店員によっ
て入力された品名および値段等のデータをRAM7に記
憶させるとともに、RAM7に記憶された品名および値
段を表示部9に表示させる。また、CPU11は、RA
M7の所定のアドレスに記憶されている初期値が0であ
る累計データに、今回の登録で入力された値段データを
加算した最新の累計データをRAM7の所定のアドレス
に記憶させる。そして、ECR4のCPU11は、ステ
ップSB2へ進む。
【0020】ステップSB2では、CPU11は、登録
処理が終了したか否かを判断する。この判断は、例え
ば、操作部8の『小計』キーが押されたか否かでなされ
る。登録処理が終了していない場合、ステップSB2の
判断が『NO』になり、ステップSB1に戻って登録処
理を継続する。逆に、登録処理が終了し、『小計』キー
が押されると、この判断が『YES』になり、CPU1
1は、ステップSB3へ進む。
【0021】ステップSB3では、CPU11は、個々
の商品の値段が累計された買上合計価格を表示部9に表
示して、ステップSB4に進む。ステップSB4では、
CPU11は、入金があったか否か、すなわち、図4に
示す入出金装置5への入金処理が行われたか否かが判断
される。この判断は、図4のステップSA5において、
入出金装置5のRAM13のフラグに所定の値がセット
されているか否かでなされる。今、入金処理が行われた
とすると、ステップSB4の判断が『YES』となり、
CPU11は、ステップSB5へ進む。
【0022】ステップSB5では、CPU11は、硬貨
入出金装置5のRAM13から投入金額を読み出し、こ
の投入金額が、RAM7に記憶されている買上合計金額
未満か否か、すなわち、投入金額のみでは支払いが不可
能か否かが判断される。この時、投入金額が買上合計金
額未満であれば、ステップSB5の判断が『YES』と
なり、ステップSB6へ進む。逆に、投入金額が買上合
計金額以上であれば、ステップSB5の判断が『NO』
となり、CPU11は、投入金額を合計支払金額として
RAM7に記憶させて、ステップSB10へ進む。
【0023】ステップSB6〜SB9は、ステップSB
5において、投入金額のみでは支払不可能と判断された
場合の処理である。ステップSB6では、CPU11
は、買上合計金額から投入金額を減算して、支払いに不
足している不足額を算出し、表示部9に表示する。そし
て、ステップSB7に進む。
【0024】ステップSB7では、店員は、不足額を客
に口頭で請求し、客から不足額に見合う預り金を受け取
る。この場合、客の財布中には使用できる硬貨は一枚も
ないので、受け取る預り金は、不足額以上の金額になる
紙幣となる。そして、図6のステップSB8に進む。ス
テップSB8では、店員は、操作部8を操作することに
よって、客から受け取った預り金額をECR4に入力
し、預り金をECR4のキャッシュドロワ内に仕分けし
て収納する。そして、ステップSB9に進む。
【0025】ステップSB9では、CPU11は、投入
金額と預り金額とを合算して、合計支払金額を算出し、
RAM7に記憶する。そして、ステップSB10に進
む。ステップSB10では、CPU11は、合計支払金
額から買上合計金額を減算して釣銭額を算出し、この釣
銭額の紙幣で支払う分である紙幣釣銭額、および、硬貨
で支払う分である硬貨釣銭額とともにRAM7に記憶さ
せる。そして、ステップSB11に進む。ステップSB
11では、CPU11は、RAM7に記憶された、商品
の品名や値段等からなる明細と、買上合計金額と、合計
支払金額と、釣銭額とを印字したレシートを、印字部1
0から発行させる。そして、ステップSB12に進む。
【0026】ステップSB12では、CPU11は、硬
貨釣銭額に応じたデータを、硬貨入出金装置5のCPU
20に入力する。CPU20は、入力されたデータに対
応した最少枚数の硬貨の組み合わせを計算し、その組み
合わせの硬貨を、出金部19中の排出口19aより排出
するとともに、次の客の入金処理のために、入金部16
中の投入口16aを開放する。そして、ステップSB1
3に進む。ステップSB13では、店員は、紙幣釣銭額
に対応する紙幣をECR4のキャッシュドロワから取り
出し、レシートとともに客に手渡す。この際、釣銭額が
最も低額の紙幣の金額未満であれば、紙幣釣銭額は0で
ある。すなわち、客に紙幣を渡す必要はないので、レシ
ートのみを客に渡す。
【0027】また、ステップSB14およびSB15
は、ステップSB4において、入金処理が行われなかっ
たと判断された場合の処理を行う。ステップSB14で
は、店員は、客に買上合計金額を口頭で請求し、それに
見合う預り金を受け取る。そして、ステップSB15に
進む。ステップSB15では、店員は、客から受け取っ
た預り金額を操作部8からECR4に入力する。次に、
CPU11は、入力された預り金額を合計支払金額とし
てRAM7に記憶させ、ステップSB10へ進む。ステ
ップSB10以降の処理は上述した通りであるので、こ
こでは、その説明を省略する。
【0028】以上説明したように、本実施例によれば、
買上合計金額を算出後、店員は、紙幣およびレシート、
あるいはレシートのみの受け渡しを行うだけで、チェッ
クアウト処理を完了することができる。なお、本実施例
においては、入出金装置5が硬貨のみを入出金する例を
示したが、紙幣および硬貨を入出金するようにして、店
員を貨幣の受け渡し処理から開放するとともに、預り金
受取時間および釣銭返却時間を、より短縮することがで
きる。紙幣を入出金する装置の詳細については、特開平
3−166688号公報および特開昭63−30759
8号公報を参照されたい。
【0029】また、本実施例においては、入出金装置5
が計数した客の投入金額と、客が投入口16aに投入し
たと思っている投入金額とを比較する手段が設けられて
いないために、支払われる釣銭額、あるいは、合計支払
金額に対して客が疑問を提示した場合、店員は、客が正
しいのか、入出金装置5が正しいのか判断できないとい
うトラブルが発生する可能性がある。このようなトラブ
ルを防止するために、入出金装置5において、客が入金
した硬貨の投入額を、客に確認させるための表示装置や
印字装置等と、投入された硬貨をそのまま排出するため
の一時的な貯留部や返金ボタン等とを付加し、客が疑問
を提示した場合には、一時的な貯留部に貯留された全て
の硬貨を、排出口19aから排出し、客が、確認できる
ようにしてもよい。
【0030】また、本実施例においては、チェックアウ
ト処理装置単独でのチェックアウト処理を示したが、こ
のチェックアウト処理装置がPOSシステムの端末とし
て用いられるチェックアウト処理も同様であり、また、
バーコードスキャナの有無、2人制システムでの使用、
投入口16aおよび排出口19aの位置等には限定され
ないことはいうまでもない。
【0031】加えて、本実施例では、客が、チェックア
ウト処理装置に自身で貨幣を投入し、釣銭を取り出す例
を示したが、入出金装置5の投入口16a、排出口19
aを店員側に設け、客から受け取った貨幣を、店員が、
チェックアウト処理装置の投入口16aに投入し、排出
口19aから排出された釣銭を、店員が取り出して客に
渡してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のチェッ
クアウト処理方法およびその装置によれば、店員と客と
の間の預り金の受け渡しが、商品の登録処理に先行し
て、あるいは並行して行われるので、預り金受取処理時
間が短縮される。また、入出金手段において取扱い可能
な貨幣が紙幣および硬貨であるようにした場合、釣銭の
払い出しに店員が関与しないので、釣銭支払処理時間が
短縮する事ができる。上述したように預り金受取処理時
間および釣銭支払処理時間が短縮されることにより、チ
ェックアウト処理にかかる時間が短縮されるという効果
がある。また、顧客が入出金手段に常に貨幣を補給して
いることと、客への釣銭が最少枚数になることとの為
に、販売店が大量の硬貨を常備せずに済むという効果が
ある。加えて、不必要に大量の硬貨を所持し、所持して
いる硬貨の枚数を減らそうとする客は、チェックアウト
処理終了後に、所持する硬貨が必要最小限の枚数となる
本発明のチェックアウト装置が設置されている店で買い
物をするようになり、販売店にとっては、来客数の増加
につながるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるチェックアウト処理装
置の外観構成を示す正面図である。
【図2】図1に示すECR4の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1に示す入出金装置5の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明の実施例による入出金装置5の動作を示
す処理図である。
【図5】本発明の実施例によるチェックアウト処理装置
の動作を示す処理図である。
【図6】本発明の実施例によるチェックアウト処理装置
の動作を示す処理図である。
【符号の説明】
4 ECR(演算制御手段) 5 入出金装置(演算制御手段、入出金手
段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 客の購入商品の登録処理を行って買上合
    計金額を算出するとともに、客から商品の代金を受け取
    って精算処理を行うチェックアウト処理方法において、 前記登録処理が終了する前に前記客から前記代金を受け
    取って前記代金を仕分け選別して前記代金相当額を算出
    する第1の過程と、 前記代金相当額から前記買上合計金額を減算して釣銭額
    を算出する第2の過程と、 前記釣銭額を前記客に支払う第3の過程とを有すること
    を特徴とするチェックアウト処理方法。
  2. 【請求項2】 前記代金相当額が表示または印字される
    ことを特徴とした請求項1記載のチェックアウト処理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記釣銭額を構成する硬貨または紙幣の
    組み合わせは、その枚数が最小となるように計算されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載のチェック
    アウト処理方法。
  4. 【請求項4】 硬貨が入出金される入出金口が設けら
    れ、客の購入商品の登録処理が終了する前に前記入出金
    口から投入された前記硬貨を仕分け選別して投入金額を
    算出する入出金手段と、 前記登録処理を行って買上合計金額を算出し、前記客か
    らの前記投入金額以外の預り金額と、前記投入金額との
    合計金額から前記買上合計金額を減算して釣銭額を算出
    し、該釣銭額のうち、前記硬貨により返金する額を算出
    して算出結果を前記入出金手段に転送する演算制御手段
    とを具備し、 前記入出金手段は、前記演算制御手段によって転送され
    た前記算出結果に対応した硬貨を前記入出金口より排出
    することを特徴とするチェックアウト処理装置。
  5. 【請求項5】 前記入出金手段の前記入出金口からは前
    記硬貨とともに、紙幣が投入され、 前記演算制御手段は、前記投入金額から前記買上合計金
    額を減算し、 前記入出金手段の前記入出金口からは、前記算出結果に
    対応した硬貨または紙幣が排出されることを特徴とした
    請求項4記載のチェックアウト処理装置。
  6. 【請求項6】 表示手段または印字手段が設けられ、 前記投入金額が前記表示手段または前記印字手段に表示
    または印字されることを特徴とした請求項4または5記
    載のチェックアウト処理装置。
  7. 【請求項7】 前記入出金手段の前記入出金口から排出
    される硬貨または紙幣の組み合わせは、その枚数が最小
    となるように計算されていることを特徴とする請求項
    4,5および6いずれかに記載のチェックアウト処理装
    置。
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