JPH064417B2 - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents
電動式パワーステアリング装置Info
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- JPH064417B2 JPH064417B2 JP2492585A JP2492585A JPH064417B2 JP H064417 B2 JPH064417 B2 JP H064417B2 JP 2492585 A JP2492585 A JP 2492585A JP 2492585 A JP2492585 A JP 2492585A JP H064417 B2 JPH064417 B2 JP H064417B2
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- electric motor
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/04—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
- B62D5/0457—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
- B62D5/046—Controlling the motor
- B62D5/0469—End-of-stroke control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電動機を用いた操舵力倍力装置により補助トル
クを発生する電動式パワーステアリング装置に関する。
クを発生する電動式パワーステアリング装置に関する。
(従来の技術) 電動式パワーステアリング装置は電動機を動力源とする
操舵力倍力装置およびその制御回路を備え、ステアリン
グホイールに付与される操舵トルクを検出し、この操舵
トルク信号に基づいて制御回路によって電動機に補助ト
ルクを発生させることにより、ハンドル操舵力の軽減を
図っている。
操舵力倍力装置およびその制御回路を備え、ステアリン
グホイールに付与される操舵トルクを検出し、この操舵
トルク信号に基づいて制御回路によって電動機に補助ト
ルクを発生させることにより、ハンドル操舵力の軽減を
図っている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、一般にステアリング装置は、中立の位置
からステアリングホイールを所定量、左又は右へ転舵し
た場合には、ステアリングピニオンがステアリングラッ
クのストロークエンドに至り、更にステアリングホイー
ルを同方向に転舵することができない構造となっている
ため、電動式パワーステアリング装置においてもストロ
ークエンドでは電動機の補助トルクを付与する必要がな
く、また耐久性および消費電力の点からも電動機の駆動
を制限することが望ましい。
からステアリングホイールを所定量、左又は右へ転舵し
た場合には、ステアリングピニオンがステアリングラッ
クのストロークエンドに至り、更にステアリングホイー
ルを同方向に転舵することができない構造となっている
ため、電動式パワーステアリング装置においてもストロ
ークエンドでは電動機の補助トルクを付与する必要がな
く、また耐久性および消費電力の点からも電動機の駆動
を制限することが望ましい。
(発明の目的) そこで本発明は、ステアリングホイールの操舵角が所定
角度以上になるときには、電動機の補助トルクの付与を
減少させたり、補助トルクの付与を停止させたりするこ
とにより、電動機を必要以上に駆動させることなく、電
動機の耐久性の向上や消費電力の低減を図ることを目的
とするものである。
角度以上になるときには、電動機の補助トルクの付与を
減少させたり、補助トルクの付与を停止させたりするこ
とにより、電動機を必要以上に駆動させることなく、電
動機の耐久性の向上や消費電力の低減を図ることを目的
とするものである。
(問題点の解決手段およびその作用) 第1図は本発明の全体構成図である。
本発明装置は、ステアリングホイールが操舵されると、
操舵トルク検出手段(77)の検出信号に基づき電動機制御
信号発生手段においては電動機の電機子電圧を決定しこ
の電機子電圧に相当する制御信号が出力され、この制御
信号に基づいて電動機駆動手段(100)が電動機を操舵方
向へ駆動して補助トルクを発生させ操舵力を軽減する。
これとともに操舵角判定手段においては操舵回転検出手
段(82)からの検出信号に基づき左又は右方向の操舵角が
演算され、この演算値に基づき操舵角が所定角度以上の
場合にのみ補正信号が出力される。この補正信号により
補正手段においては前記制御信号が次第に減少した後最
大操舵角で零となるよう補正され、この補正後の制御信
号に基づき電動機駆動手段(100)において電動機が駆動
される。したがって、所定角度以上を超えると電動機の
発生する補助トルクが次第に減少するように制御され
る。
操舵トルク検出手段(77)の検出信号に基づき電動機制御
信号発生手段においては電動機の電機子電圧を決定しこ
の電機子電圧に相当する制御信号が出力され、この制御
信号に基づいて電動機駆動手段(100)が電動機を操舵方
向へ駆動して補助トルクを発生させ操舵力を軽減する。
これとともに操舵角判定手段においては操舵回転検出手
段(82)からの検出信号に基づき左又は右方向の操舵角が
演算され、この演算値に基づき操舵角が所定角度以上の
場合にのみ補正信号が出力される。この補正信号により
補正手段においては前記制御信号が次第に減少した後最
大操舵角で零となるよう補正され、この補正後の制御信
号に基づき電動機駆動手段(100)において電動機が駆動
される。したがって、所定角度以上を超えると電動機の
発生する補助トルクが次第に減少するように制御され
る。
(実施例) 以下に本発明の好適な一実施例を添付図面に基づいて説
明する。
明する。
第2図は、電動式パワーステアリング装置を示す縦断面
図である。第2図において、(1)はステアリングコラ
ム、(2)はステータ、(3)はケースであり、(4)と(7)は互
いに同軸状に配設された入力軸および出力軸である。ま
た、入力軸(4)の内端部が出力軸(7)の内端部内に遊嵌さ
れる一方、これらの内端がトーションバー(8)により連
結され、入力軸(4)が軸受(9),(10)により出力軸(7)が軸
受(11),(12),(13)により、それぞれ回動自在に支承され
ている。さらに入力軸(4)の周囲に配設された操舵回転
センサ(20)と、入出力軸(4)と(7)の嵌合部の周囲に配設
された操舵トルクセンサ(36)と、出力軸(7)の周囲に配
設された電動機(41)、減速装置(50)、電磁クラッチ(63)
と、操舵トルクセンサ(36)および操舵回転センサ(20)の
各検出信号に基づき電動機(41)および電磁クラッチ(63)
を駆動制御する制御装置(75)とを備えた構成である。
図である。第2図において、(1)はステアリングコラ
ム、(2)はステータ、(3)はケースであり、(4)と(7)は互
いに同軸状に配設された入力軸および出力軸である。ま
た、入力軸(4)の内端部が出力軸(7)の内端部内に遊嵌さ
れる一方、これらの内端がトーションバー(8)により連
結され、入力軸(4)が軸受(9),(10)により出力軸(7)が軸
受(11),(12),(13)により、それぞれ回動自在に支承され
ている。さらに入力軸(4)の周囲に配設された操舵回転
センサ(20)と、入出力軸(4)と(7)の嵌合部の周囲に配設
された操舵トルクセンサ(36)と、出力軸(7)の周囲に配
設された電動機(41)、減速装置(50)、電磁クラッチ(63)
と、操舵トルクセンサ(36)および操舵回転センサ(20)の
各検出信号に基づき電動機(41)および電磁クラッチ(63)
を駆動制御する制御装置(75)とを備えた構成である。
上記操舵回転センサ(20)は、第3図に示すように、第2
軸(6)の外周に放射方向に向け等間隔に突設された複数
の突起(21)と、この突起(21)を挾むように配設された2
組の光電素子(22A,22B)とからなる。そして突起(21)は
ステアリングホイールの転舵に伴って光を遮断する遮光
部となる一方、これらの突起(21)の隙間が透光部(21a)
となる。また、光電素子(22A,22B)は発光素子と受光素
子とからなる2組のフォトカプラが前記透光部(21a)を
挾むようにステアリングコラム(1)に固着して配設され
ている。これらの2組の光電素子(22A,22B)は第5図に
示すように、発光素子がフォトダイオード(23),(25)に
より受光素子がフォトトランジスタ(24),(26)により構
成されており、これらの光電素子(22A)と(22B)は互いに
位相が異なるように配設されている。例えば、本実施例
では、互いに90°位相がずれる配置となっている。した
がって、ステアリングホイールが転舵されると、これに
伴って透過部(21a)を通過した各フォトダイオード(23,2
5)の光がそれぞれフォトトランジスタ(24,26)に受光さ
れ、各フォトトランジスタ(24)と(26)からは、互いに90
°位相がずれたパルス状の電気信号が出力される。
軸(6)の外周に放射方向に向け等間隔に突設された複数
の突起(21)と、この突起(21)を挾むように配設された2
組の光電素子(22A,22B)とからなる。そして突起(21)は
ステアリングホイールの転舵に伴って光を遮断する遮光
部となる一方、これらの突起(21)の隙間が透光部(21a)
となる。また、光電素子(22A,22B)は発光素子と受光素
子とからなる2組のフォトカプラが前記透光部(21a)を
挾むようにステアリングコラム(1)に固着して配設され
ている。これらの2組の光電素子(22A,22B)は第5図に
示すように、発光素子がフォトダイオード(23),(25)に
より受光素子がフォトトランジスタ(24),(26)により構
成されており、これらの光電素子(22A)と(22B)は互いに
位相が異なるように配設されている。例えば、本実施例
では、互いに90°位相がずれる配置となっている。した
がって、ステアリングホイールが転舵されると、これに
伴って透過部(21a)を通過した各フォトダイオード(23,2
5)の光がそれぞれフォトトランジスタ(24,26)に受光さ
れ、各フォトトランジスタ(24)と(26)からは、互いに90
°位相がずれたパルス状の電気信号が出力される。
上記操舵トルクセンサ(36)は、第2軸(6)と出力軸(7)と
の嵌合部外周に軸方向変位可能に設けられた筒状の可動
鉄心(37)と、ステアリングコラム(1)内周に固着された
コイル部(38)とからなる差動変圧器により構成されてい
る。可動鉄心(37)は、出力軸(7)の各突片(7a)に突設さ
れたピン(39)と、これらのピン(39)に対し90°ずらして
第2軸(6)に突設されたピン(40)とにそれぞれ係合する
長孔を備えており、第2軸(6)と出力軸(7)との間で周方
向に角度差が生ずると、これらのピンと長孔との係合関
係により可動鉄心(37)が軸心方向に移動する。そして、
この可動鉄心(37)の軸方向変位が電気信号に変換され、
コイル部(38)の二次コイルから操舵トルク検出信号とし
て出力される。
の嵌合部外周に軸方向変位可能に設けられた筒状の可動
鉄心(37)と、ステアリングコラム(1)内周に固着された
コイル部(38)とからなる差動変圧器により構成されてい
る。可動鉄心(37)は、出力軸(7)の各突片(7a)に突設さ
れたピン(39)と、これらのピン(39)に対し90°ずらして
第2軸(6)に突設されたピン(40)とにそれぞれ係合する
長孔を備えており、第2軸(6)と出力軸(7)との間で周方
向に角度差が生ずると、これらのピンと長孔との係合関
係により可動鉄心(37)が軸心方向に移動する。そして、
この可動鉄心(37)の軸方向変位が電気信号に変換され、
コイル部(38)の二次コイルから操舵トルク検出信号とし
て出力される。
次に、上記電動機(41)は、ボルトによりステアリングコ
ラム(1)およびケース(3)に一体的に固着された筒状のス
テータ(2)と、このステータ(2)の内面に固着された少な
くとも一対の磁石(42)と、出力軸(7)の周囲に回転可能
に配設された回転子(43)とからなる。回転子(43)は、軸
受(12)および(13)を介して出力軸(7)に回動可能に環装
されるとともに軸受(11A),(12),(13)および(13A)を介し
てステータ(2)とケース(3)に支承される筒軸(44)を備
え、この筒軸(44)の外周にはスキュー溝を有する鉄心(4
5)、多重巻線(46)が順次一体的に環装され、この多重巻
線(46)への通電に伴って補助トルクを発生する。
ラム(1)およびケース(3)に一体的に固着された筒状のス
テータ(2)と、このステータ(2)の内面に固着された少な
くとも一対の磁石(42)と、出力軸(7)の周囲に回転可能
に配設された回転子(43)とからなる。回転子(43)は、軸
受(12)および(13)を介して出力軸(7)に回動可能に環装
されるとともに軸受(11A),(12),(13)および(13A)を介し
てステータ(2)とケース(3)に支承される筒軸(44)を備
え、この筒軸(44)の外周にはスキュー溝を有する鉄心(4
5)、多重巻線(46)が順次一体的に環装され、この多重巻
線(46)への通電に伴って補助トルクを発生する。
前記減速装置50は、出力軸7の周囲に配設された2段
の遊星歯車機構51と52とからなる。前段の遊星歯車
機構51は、ケース3の内周面に形成された共用の内歯
車53と、前記筒軸の他端側(図中左端側)外周に形成
された太陽歯車44aと、これらに噛合される3個の遊
星歯車54と、遊星歯車54を枢支する第1キャリヤ部
材55とからなる。後段の遊星歯車機構52は、前記共
用の内歯車53と、出力軸7の周囲に嵌装され前記第1
キャリヤ部材55に一体的に連結された筒体56の外周
に形成された太陽歯車56aと、これらに噛合する3個
の遊星歯車57と、遊星歯車57を枢支する第2キャリ
ヤ部材58とからなる。また、この第2キャリヤ部材5
8の外縁部にはケース3内周に沿う筒体61が一体的に
連結され、この筒体61の内周面には周方向に内歯61
aが形成されている。したがって電動機41の回転子が
回転すると、回転子の回転が筒軸、遊星歯車54、第1
キャリヤ部材55、遊星歯車57、第2キャリヤ部材5
8を介して筒体61に減速されながら伝達される。
の遊星歯車機構51と52とからなる。前段の遊星歯車
機構51は、ケース3の内周面に形成された共用の内歯
車53と、前記筒軸の他端側(図中左端側)外周に形成
された太陽歯車44aと、これらに噛合される3個の遊
星歯車54と、遊星歯車54を枢支する第1キャリヤ部
材55とからなる。後段の遊星歯車機構52は、前記共
用の内歯車53と、出力軸7の周囲に嵌装され前記第1
キャリヤ部材55に一体的に連結された筒体56の外周
に形成された太陽歯車56aと、これらに噛合する3個
の遊星歯車57と、遊星歯車57を枢支する第2キャリ
ヤ部材58とからなる。また、この第2キャリヤ部材5
8の外縁部にはケース3内周に沿う筒体61が一体的に
連結され、この筒体61の内周面には周方向に内歯61
aが形成されている。したがって電動機41の回転子が
回転すると、回転子の回転が筒軸、遊星歯車54、第1
キャリヤ部材55、遊星歯車57、第2キャリヤ部材5
8を介して筒体61に減速されながら伝達される。
また、電磁クラッチ63は、そのロータ64が出力軸7
の外周にスプライン結合した環体65に軸受66を介し
て回動可能に支承される一方、捩り振動を吸収する環状
の弾性部材67を介して出力軸7に固着されている。ま
た、ロータ64は筒状に形成され、出力軸の外周に向け
放射状に突出する一対の突起64aが突設されている。
これらの突起64aは前記環体65に形成された切欠溝
に円周方向で所要の間隔を有して挿入されており、周方
向において環体65と結合関係を有している。したがっ
て、ロータ64の突起64aと環体65が係合するまで
の間では弾性的に連結された状態となる。また、ロータ
64の延在部の外周には、外歯64bが形成されてお
り、この延在部の前記第2キャリヤ部材58と反対側の
位置には円板状の支持板が突設され、この支持板と第2
キャリヤ部材58との間には、前記筒体61の内歯61
aに噛合する溝を外周に有する円板状のプレート68
と、ロータ64の外歯64bに噛合する溝を内周に有す
る円板状のプレート69とが交互に配設され、多板クラ
ッチ機構を構成している。更に、ケース3には断面コ字
状の枠体71が固着され、この枠体71内に環状の励磁
コイル72が収納されており、励磁コイル72がリード
線を通じて制御装置75に接続されている。したがっ
て、励磁コイル72の通電に伴い発生する電磁力によ
り、プレート69および68が励磁コイル72側へ吸引
されるため、減速装置50を介して伝達される電動機の
回転トルクが多板クラッチ機構およびロータ64の突起
64aおよび出力軸7へ伝達される。
の外周にスプライン結合した環体65に軸受66を介し
て回動可能に支承される一方、捩り振動を吸収する環状
の弾性部材67を介して出力軸7に固着されている。ま
た、ロータ64は筒状に形成され、出力軸の外周に向け
放射状に突出する一対の突起64aが突設されている。
これらの突起64aは前記環体65に形成された切欠溝
に円周方向で所要の間隔を有して挿入されており、周方
向において環体65と結合関係を有している。したがっ
て、ロータ64の突起64aと環体65が係合するまで
の間では弾性的に連結された状態となる。また、ロータ
64の延在部の外周には、外歯64bが形成されてお
り、この延在部の前記第2キャリヤ部材58と反対側の
位置には円板状の支持板が突設され、この支持板と第2
キャリヤ部材58との間には、前記筒体61の内歯61
aに噛合する溝を外周に有する円板状のプレート68
と、ロータ64の外歯64bに噛合する溝を内周に有す
る円板状のプレート69とが交互に配設され、多板クラ
ッチ機構を構成している。更に、ケース3には断面コ字
状の枠体71が固着され、この枠体71内に環状の励磁
コイル72が収納されており、励磁コイル72がリード
線を通じて制御装置75に接続されている。したがっ
て、励磁コイル72の通電に伴い発生する電磁力によ
り、プレート69および68が励磁コイル72側へ吸引
されるため、減速装置50を介して伝達される電動機の
回転トルクが多板クラッチ機構およびロータ64の突起
64aおよび出力軸7へ伝達される。
さらに、上記制御装置(75)について第4図に基づき説明
する。
する。
第4図において、(76)はマイクロコンピュータであり、
マイクロコンピュータ(76)には操舵トルク検出手段(7
7)、操舵回転検出手段(82)、異常検出手段(114)からの
各検出信号S1〜S6が入力されている。
マイクロコンピュータ(76)には操舵トルク検出手段(7
7)、操舵回転検出手段(82)、異常検出手段(114)からの
各検出信号S1〜S6が入力されている。
操舵トルク検出手段(77)は、前記操舵トルクセンサ(36)
と、この操舵トルクセンサ(36)の一次コイルへマイクロ
コンピュータ(76)内部のクロックパルスT1を分周して
出力するドライブユニット(78)と、可動鉄心(37)の変位
に対応して二次コイルから得られた各パルス電気信号を
それぞれ整流する整流回路(79A),(79B)および高周波分
を除去するローパスフィルタ(80A),(80B)と、このロー
パスフィルタ(80A),(80B)からの各アナログ電気信号を
ディジタル信号に変換し操舵トルク検出信号S1,S2と
してマイクロコンピュータ(76)に入力するA/Dコンバー
タ(81)とから構成されている。
と、この操舵トルクセンサ(36)の一次コイルへマイクロ
コンピュータ(76)内部のクロックパルスT1を分周して
出力するドライブユニット(78)と、可動鉄心(37)の変位
に対応して二次コイルから得られた各パルス電気信号を
それぞれ整流する整流回路(79A),(79B)および高周波分
を除去するローパスフィルタ(80A),(80B)と、このロー
パスフィルタ(80A),(80B)からの各アナログ電気信号を
ディジタル信号に変換し操舵トルク検出信号S1,S2と
してマイクロコンピュータ(76)に入力するA/Dコンバー
タ(81)とから構成されている。
操舵回転検出手段(82)は、第4図および第5図に示すよ
うに、前記操舵回転センサ(20)の各光電素子(22A)と(22
B)に電源を供給してパルス信号として出力するパルス変
換回路(27)と、このパルス信号を整形する2つのシュミ
ットトリガ回路からなる波形整形回路(28)と、マイクロ
コンピュータのクロックパルスCPに基づいて動作するD
型フリップフロップ(29,30,31,32)および2回路4チャ
ンネルタイプのマルチプレクサ回路(33)と、イクスクル
ーシブオア回路(34)とからなるドライブユニット(35)に
より構成されている。例えば、ステアリングホイールが
右方向に転舵されると、入力軸(4)とともに透光部(21a)
および遮光部が右方向に回転し、同一の透光部(21a)を
通過した各フォトダイオード(23)又は(25)の通過光が90
°の位相をずらしてそれぞれのフォトトランジスタ(24)
又は(26)に受光される。したがって、一方のフォトトラ
ンジスタ(26)からの出力信号は他方のフォトトランジス
タ(24)からの出力信号よりも90°位相が遅れたものとな
り、各部の出力信号は第6図(a)〜(1)に示す波形とな
る。つまり、ステアリングホイールが右方向に転舵され
た場合には、第6図(k)および(1)に示すようにR端子か
らのみパルス信号S5が出力され、ステアリングホイー
ルが左方向に転舵された場合にはL端子からのみパルス
信号S4が出力される。また、N端子からは第6図(i)に
示す操舵速度演算用パルス信号S3が出力される。尚、
マルチプレクサ回路(33)は、下表に示す真理値表に基づ
いて処理が行なわれるものとし、表中Xは“L”又は
“H”のどちらでもよい。
うに、前記操舵回転センサ(20)の各光電素子(22A)と(22
B)に電源を供給してパルス信号として出力するパルス変
換回路(27)と、このパルス信号を整形する2つのシュミ
ットトリガ回路からなる波形整形回路(28)と、マイクロ
コンピュータのクロックパルスCPに基づいて動作するD
型フリップフロップ(29,30,31,32)および2回路4チャ
ンネルタイプのマルチプレクサ回路(33)と、イクスクル
ーシブオア回路(34)とからなるドライブユニット(35)に
より構成されている。例えば、ステアリングホイールが
右方向に転舵されると、入力軸(4)とともに透光部(21a)
および遮光部が右方向に回転し、同一の透光部(21a)を
通過した各フォトダイオード(23)又は(25)の通過光が90
°の位相をずらしてそれぞれのフォトトランジスタ(24)
又は(26)に受光される。したがって、一方のフォトトラ
ンジスタ(26)からの出力信号は他方のフォトトランジス
タ(24)からの出力信号よりも90°位相が遅れたものとな
り、各部の出力信号は第6図(a)〜(1)に示す波形とな
る。つまり、ステアリングホイールが右方向に転舵され
た場合には、第6図(k)および(1)に示すようにR端子か
らのみパルス信号S5が出力され、ステアリングホイー
ルが左方向に転舵された場合にはL端子からのみパルス
信号S4が出力される。また、N端子からは第6図(i)に
示す操舵速度演算用パルス信号S3が出力される。尚、
マルチプレクサ回路(33)は、下表に示す真理値表に基づ
いて処理が行なわれるものとし、表中Xは“L”又は
“H”のどちらでもよい。
マイクロコンピュータ(76)は、I/Oポート、メモリ、演
算部および制御部により構成されている。また、マイク
ロコンピュータ(76)等を駆動する電源回路(92)は、車載
のバッテリ(93)の+端子にイグニッションキーのキース
イッチ(94)、ヒューズ(95)を介して接続されるリレー回
路(96)と、リレー回路(96)の出力側に接続された定電圧
回路(97)とから構成され、リレー回路(96)の出力側のA
端子からは後述する電動機駆動手段(100)および電磁ク
ラッチ駆動手段(108)に電源が供給され、定電圧回路(9
7)のB端子からはマイクロコンピュータ(76)やその他の
制御ユニットに電源が供給される。したがって、キース
イッチ(94)が投入されると、マイクロコンピュータ(76)
は、入力される各検出信号(S1〜S6)をメモリに書き込ま
れたプログラムに従って処理し、電動機を駆動する制御
信号T3・T4,T5、および電磁クラッチを駆動する電
流制御信号T6を、電動機駆動手段(100)および電磁クラ
ッチ駆動手段(108)にそれぞれ出力し、電動機(33)およ
び電磁クラッチ(63)を駆動制御する。尚、T3,T4は操
舵方向に対応した電動機(33)の右回転方向信号および左
回転方向信号T5は電機子電圧を決定する電機制御信号
号である。
算部および制御部により構成されている。また、マイク
ロコンピュータ(76)等を駆動する電源回路(92)は、車載
のバッテリ(93)の+端子にイグニッションキーのキース
イッチ(94)、ヒューズ(95)を介して接続されるリレー回
路(96)と、リレー回路(96)の出力側に接続された定電圧
回路(97)とから構成され、リレー回路(96)の出力側のA
端子からは後述する電動機駆動手段(100)および電磁ク
ラッチ駆動手段(108)に電源が供給され、定電圧回路(9
7)のB端子からはマイクロコンピュータ(76)やその他の
制御ユニットに電源が供給される。したがって、キース
イッチ(94)が投入されると、マイクロコンピュータ(76)
は、入力される各検出信号(S1〜S6)をメモリに書き込ま
れたプログラムに従って処理し、電動機を駆動する制御
信号T3・T4,T5、および電磁クラッチを駆動する電
流制御信号T6を、電動機駆動手段(100)および電磁クラ
ッチ駆動手段(108)にそれぞれ出力し、電動機(33)およ
び電磁クラッチ(63)を駆動制御する。尚、T3,T4は操
舵方向に対応した電動機(33)の右回転方向信号および左
回転方向信号T5は電機子電圧を決定する電機制御信号
号である。
電動機駆動手段(100)は、ドライブユニット(101)とリレ
ー(102,103)およびトランジスタ(104,105)からなるブリ
ッジ回路により構成されている。ブリッジ回路はリレー
(102)と(103)の接続部が電源回路(92)のA端子に接続さ
れ、トランジスタ(104)と(105)の各エミッタが抵抗(10
6)を介してコモン側(アース)に接続されている。各リ
レー(102,103)の励磁コイルおよびトランジスタ(104,10
5)のベースはドライブユニット(101)の出力側に接続さ
れ、ブリッジ回路の出力側である各トランジスタ(104)
と(105)のコレクタ間には前記電動機(41)の電機子巻線
(46)が接続されている。前記ドライブユニット(101)
は、マイクロコンピュータ(76)からの回転方向信号T3
・T4に基づいてリレー(102)又は(103)、トランジスタ
(105)又は(104)を駆動させるとともに、電動機制御信号
T5に基づきパルス幅変換(PWM変調)したパルス信
号をトランジスタ(104,105)のどちらか一方のベースに
出力する。したがって、電動機駆動手段(100)において
は、一方のリレー(102)とトランジスタ(105)への通電、
又は他方のリレー(103)とトランジスタ(104)への通電に
より電動機(41)の回転方向を制御するとともに、各トラ
ンジスタ(104,105)のベースに印加されるパルス信号に
よってトランジスタ(104,105)の通電時間制御に応じた
電機子電圧VAが印加され、ステアリングホイールに加
えられる操舵トルクに対応した補助トルクを発生するよ
うに電動機(41)が制御される。
ー(102,103)およびトランジスタ(104,105)からなるブリ
ッジ回路により構成されている。ブリッジ回路はリレー
(102)と(103)の接続部が電源回路(92)のA端子に接続さ
れ、トランジスタ(104)と(105)の各エミッタが抵抗(10
6)を介してコモン側(アース)に接続されている。各リ
レー(102,103)の励磁コイルおよびトランジスタ(104,10
5)のベースはドライブユニット(101)の出力側に接続さ
れ、ブリッジ回路の出力側である各トランジスタ(104)
と(105)のコレクタ間には前記電動機(41)の電機子巻線
(46)が接続されている。前記ドライブユニット(101)
は、マイクロコンピュータ(76)からの回転方向信号T3
・T4に基づいてリレー(102)又は(103)、トランジスタ
(105)又は(104)を駆動させるとともに、電動機制御信号
T5に基づきパルス幅変換(PWM変調)したパルス信
号をトランジスタ(104,105)のどちらか一方のベースに
出力する。したがって、電動機駆動手段(100)において
は、一方のリレー(102)とトランジスタ(105)への通電、
又は他方のリレー(103)とトランジスタ(104)への通電に
より電動機(41)の回転方向を制御するとともに、各トラ
ンジスタ(104,105)のベースに印加されるパルス信号に
よってトランジスタ(104,105)の通電時間制御に応じた
電機子電圧VAが印加され、ステアリングホイールに加
えられる操舵トルクに対応した補助トルクを発生するよ
うに電動機(41)が制御される。
電磁クラッチ駆動手段(108)は、ドライブユニット(109)
とトランジスタ(110)とからなる。トランジスタ(110)の
コレクタと前記電源回路(92)のA端子間には電磁クラッ
チ(63)の励磁コイル(72)が接続されている。トランジス
タ(110)のエミッタは抵抗(111)を通じてコモン側に接続
され、ベースはドライブユニット(109)の出力側に接続
されている。また、ドライブユニット(109)においては
制御信号T6に基づきパルス幅変換したパルス信号をト
ランジスタ(110)に出力する。したがって、電磁クラッ
チ駆動手段(108)においては、マイクロコンピュータ(7
6)からの電流制御信号T6に基づいてドライブユニット
(109)によりトランジスタ(110)の通電制御が行われ、こ
れに伴なって電磁クラッチ(63)のトルク結合力が制御さ
れる。
とトランジスタ(110)とからなる。トランジスタ(110)の
コレクタと前記電源回路(92)のA端子間には電磁クラッ
チ(63)の励磁コイル(72)が接続されている。トランジス
タ(110)のエミッタは抵抗(111)を通じてコモン側に接続
され、ベースはドライブユニット(109)の出力側に接続
されている。また、ドライブユニット(109)においては
制御信号T6に基づきパルス幅変換したパルス信号をト
ランジスタ(110)に出力する。したがって、電磁クラッ
チ駆動手段(108)においては、マイクロコンピュータ(7
6)からの電流制御信号T6に基づいてドライブユニット
(109)によりトランジスタ(110)の通電制御が行われ、こ
れに伴なって電磁クラッチ(63)のトルク結合力が制御さ
れる。
また、本実施例においては、電動機(41)および電磁クラ
ッチ(63)の異常を検出する異常検出手段(114)を備えて
いる。この異常検出手段(114)は、抵抗(106)の端子電圧
を増巾する増巾器(115A)と、抵抗(111)の端子電圧を増
巾する増巾機(115B)と、それぞれ高周波分を除去するロ
ーパスフィルタ(116A),(116B)と、これらの検出電圧を
ディジタル信号S6に変換してマイクロコンピュータ(7
6)に入力するA/Dコンバータ(117)とにより構成されてい
る。この異常検出手段(114)は、例えば、電動機(41)や
電磁クラッチ(63)の異常を各抵抗(106)と(111)の端子電
圧により検知し、異常の場合には前記電源回路(92)のリ
レー回路(96)にリレー制御信号T2を出力し電源回路(9
2)からの電源の供給を停止させる異常診断等に用いられ
る。
ッチ(63)の異常を検出する異常検出手段(114)を備えて
いる。この異常検出手段(114)は、抵抗(106)の端子電圧
を増巾する増巾器(115A)と、抵抗(111)の端子電圧を増
巾する増巾機(115B)と、それぞれ高周波分を除去するロ
ーパスフィルタ(116A),(116B)と、これらの検出電圧を
ディジタル信号S6に変換してマイクロコンピュータ(7
6)に入力するA/Dコンバータ(117)とにより構成されてい
る。この異常検出手段(114)は、例えば、電動機(41)や
電磁クラッチ(63)の異常を各抵抗(106)と(111)の端子電
圧により検知し、異常の場合には前記電源回路(92)のリ
レー回路(96)にリレー制御信号T2を出力し電源回路(9
2)からの電源の供給を停止させる異常診断等に用いられ
る。
次に作用を説明する。
第7図はマイクロコンピュータ(76)におけるアンロード
制御処理の概略を示すフローチャートであり、図中のP
5-1〜P5-3はアンロード制御処理の各ステップを示す。
制御処理の概略を示すフローチャートであり、図中のP
5-1〜P5-3はアンロード制御処理の各ステップを示す。
イグニッションキーのキースイッチ(94)がONに投入され
ると、マイクロコンピュータ(76)や他の回路に電源が供
給され制御が開始される。まず、マイクロコンピュータ
(76)においては、各検出手段等(77,82,114)からの各検
出信号が読込まれ、各検出信号に基づいて電動機制御信
号T3・T4・T5が電動機駆動手段(100)に、電磁クラッ
チ制御信号T6が電磁クラッチ駆動手段(108)に出力され
る。電動機駆動手段(100)においては、回転方向信号T3
・T4および制御信号T5に基づいて電動機(33)の電機子
電圧VAのPWM制御が行なわれ、これとともに電磁クラ
ッチ制御手段(108)においては、制御信号T6に基づいて
電磁クラッチ(63)のクラッチ電流IcのPWM制御が行な
われ、操舵トルクに対応した補助トルクが出力軸(7)に
付与される。
ると、マイクロコンピュータ(76)や他の回路に電源が供
給され制御が開始される。まず、マイクロコンピュータ
(76)においては、各検出手段等(77,82,114)からの各検
出信号が読込まれ、各検出信号に基づいて電動機制御信
号T3・T4・T5が電動機駆動手段(100)に、電磁クラッ
チ制御信号T6が電磁クラッチ駆動手段(108)に出力され
る。電動機駆動手段(100)においては、回転方向信号T3
・T4および制御信号T5に基づいて電動機(33)の電機子
電圧VAのPWM制御が行なわれ、これとともに電磁クラ
ッチ制御手段(108)においては、制御信号T6に基づいて
電磁クラッチ(63)のクラッチ電流IcのPWM制御が行な
われ、操舵トルクに対応した補助トルクが出力軸(7)に
付与される。
これとともに、中立(ニュートラル)の位置から右又は
左方向にステアリングホイールが転舵されると、操舵回
転検出手段(82)からの出力信号S4とS5が読込まれ、ス
テップP5-1において操舵角の演算が行なわれる。すな
わち、入力される右転舵時の出力信号S5と左転舵時の
出力信号S4を前回値yに加減算して今回値yが演算さ
れる。尚、これらの演算処理は、S4とS5が読み込まれ
るごとに行なわれる。また、yは、製造組付け時に、中
立の位置に設定されるステアリングホイールに対応する
よう、yを零にするとともにアンロード制御処理部はイ
グニッションキーをOFFにしても常時電源が供給されて
いる。したがって、所定角度θ0と所定パルス数|y|
との関係は第8図の直線Pで示すようなものとなる。
左方向にステアリングホイールが転舵されると、操舵回
転検出手段(82)からの出力信号S4とS5が読込まれ、ス
テップP5-1において操舵角の演算が行なわれる。すな
わち、入力される右転舵時の出力信号S5と左転舵時の
出力信号S4を前回値yに加減算して今回値yが演算さ
れる。尚、これらの演算処理は、S4とS5が読み込まれ
るごとに行なわれる。また、yは、製造組付け時に、中
立の位置に設定されるステアリングホイールに対応する
よう、yを零にするとともにアンロード制御処理部はイ
グニッションキーをOFFにしても常時電源が供給されて
いる。したがって、所定角度θ0と所定パルス数|y|
との関係は第8図の直線Pで示すようなものとなる。
ステップP5-2においては、今回値yの絶対値|y|が
所定パルス数Y0に対して小さいかどうかの判断が行な
われる。所定パルス数Y0は、左右の最大操舵角θMより
も小さい範囲に予め設定された所定角度θOに対応する
よう設定されている。|y|<YO、すなわちパルス数
|y|が所定数YOよりも小さい場合には、電動機制御
信号T5および電磁クラッチ制御信号T6の補正が行なわ
れずにSTARTに戻る。|y|>YO、すなわちパル
ス数|y|が所定パルス数YO以上の場合には、ステッ
プPtoにおいて各制御信号T5,T6を減少させるように
補正が行なわれ、次のサイクルの演算処理を繰り返す。
つまり、負荷トルクの増大に伴ない操舵角が所定角度θ
Oに達すると、電動機(41)の電機子電圧VAを減少するよ
うに補正がなされるため、第9図の破線で示すように所
定角度θOからステアリングエンドである最大操舵角θM
に至る範囲AR内では、電磁機子電流Iaが次第に減少
し最大操舵角θMで電流値Iaが零となるよう制御さ
れ、他方これに対応して電磁クラッチ電流Icも減少し
零となる。したがって、負荷トルクの増大に伴って、操
舵トルクLpは、第9図に示すように、電動機(41)によ
り付与される補助トルクが次第に減少し、ステアリング
ホイールの最大操舵角θMではマニュアル操作時の操舵
トルクlMに等しくなる。その結果、ステアリングホイ
ールのストロークエンド部では、電動機(41)が駆動され
ないので、電動機の過負荷状態および発熱のおそれを防
止できるとともに、電動機、電磁クラッチの消費電力を
低減できる。
所定パルス数Y0に対して小さいかどうかの判断が行な
われる。所定パルス数Y0は、左右の最大操舵角θMより
も小さい範囲に予め設定された所定角度θOに対応する
よう設定されている。|y|<YO、すなわちパルス数
|y|が所定数YOよりも小さい場合には、電動機制御
信号T5および電磁クラッチ制御信号T6の補正が行なわ
れずにSTARTに戻る。|y|>YO、すなわちパル
ス数|y|が所定パルス数YO以上の場合には、ステッ
プPtoにおいて各制御信号T5,T6を減少させるように
補正が行なわれ、次のサイクルの演算処理を繰り返す。
つまり、負荷トルクの増大に伴ない操舵角が所定角度θ
Oに達すると、電動機(41)の電機子電圧VAを減少するよ
うに補正がなされるため、第9図の破線で示すように所
定角度θOからステアリングエンドである最大操舵角θM
に至る範囲AR内では、電磁機子電流Iaが次第に減少
し最大操舵角θMで電流値Iaが零となるよう制御さ
れ、他方これに対応して電磁クラッチ電流Icも減少し
零となる。したがって、負荷トルクの増大に伴って、操
舵トルクLpは、第9図に示すように、電動機(41)によ
り付与される補助トルクが次第に減少し、ステアリング
ホイールの最大操舵角θMではマニュアル操作時の操舵
トルクlMに等しくなる。その結果、ステアリングホイ
ールのストロークエンド部では、電動機(41)が駆動され
ないので、電動機の過負荷状態および発熱のおそれを防
止できるとともに、電動機、電磁クラッチの消費電力を
低減できる。
尚、上記実施例においては、操舵角が所定角度θO以上
となると、電機子電流Iaを操舵角度の増大に従って次
第に減少させ、その後零(出力停止)にする場合につい
て説明したが、これに限らず、操舵角が所定角度θO以
上になると予め設定された割合で電機子電流Iaを減少
させたり、また電機子電流Iaを段階的(例えば、2段
階)に減少した後零にしたり、或いはそののまま零(出
力停止)にするようにしてもよい。
となると、電機子電流Iaを操舵角度の増大に従って次
第に減少させ、その後零(出力停止)にする場合につい
て説明したが、これに限らず、操舵角が所定角度θO以
上になると予め設定された割合で電機子電流Iaを減少
させたり、また電機子電流Iaを段階的(例えば、2段
階)に減少した後零にしたり、或いはそののまま零(出
力停止)にするようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、ステアリングホイ
ールの操舵角が所定角度以上となると、電動機の電機子
電流を減少させるよう制御したことにより、ストローク
エンド部近傍においては、不必要な電動機駆動が防止さ
れる。その結果、電動機の耐久性の向上および消費電力
の低減を図ることができ、操舵フィーリングの向上を図
ることが可能となる。
ールの操舵角が所定角度以上となると、電動機の電機子
電流を減少させるよう制御したことにより、ストローク
エンド部近傍においては、不必要な電動機駆動が防止さ
れる。その結果、電動機の耐久性の向上および消費電力
の低減を図ることができ、操舵フィーリングの向上を図
ることが可能となる。
第1図は本発明の全体構成図、第2図ないし第9図は本
発明の一実施例に係り、第2図は、電動式パワーステア
リング装置を示す縦断面図、第3図は操舵回転センサを
示す第2図中のIII−III矢視断面図、第4図は制御装置
の全体構成図、第5図は操舵回転検出手段の回路構成
図、第6図(a)〜(1)は各部の出力信号を示すタイムチャ
ート、第7図はアンロード制御処理を示すフローチャー
ト、第8図は操舵角度とこれに対応するパルス数との関
係を示す図、第9図は負荷トルクと操舵トルクとの関係
を示す図である。 図面中、 41…電動機 77…操舵トルク検出手段 82…操舵回転検出手段 100…電動機駆動手段 T3・T4,T5…電動機制御信号 S4,S5…操舵角検出信号 である。
発明の一実施例に係り、第2図は、電動式パワーステア
リング装置を示す縦断面図、第3図は操舵回転センサを
示す第2図中のIII−III矢視断面図、第4図は制御装置
の全体構成図、第5図は操舵回転検出手段の回路構成
図、第6図(a)〜(1)は各部の出力信号を示すタイムチャ
ート、第7図はアンロード制御処理を示すフローチャー
ト、第8図は操舵角度とこれに対応するパルス数との関
係を示す図、第9図は負荷トルクと操舵トルクとの関係
を示す図である。 図面中、 41…電動機 77…操舵トルク検出手段 82…操舵回転検出手段 100…電動機駆動手段 T3・T4,T5…電動機制御信号 S4,S5…操舵角検出信号 である。
Claims (1)
- 【請求項1】ステアリング系の操舵トルクに対応して補
助トルクを発生する電動機を有する電動式パワーステア
リング装置において、前記ステアリング系の操舵角が最
大操舵角より所定値手前になったことを判定する操舵角
判定手段を備えるとともに、操舵角が最大操舵角より所
定値手前になったときに前記電動機へ供給する電力を減
少させて前記補助トルクを減少させる補正手段を備えた
ことを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2492585A JPH064417B2 (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 電動式パワーステアリング装置 |
GB08603335A GB2170763B (en) | 1985-02-12 | 1986-02-11 | Electric power steering system for vehicles |
DE19863604396 DE3604396A1 (de) | 1985-02-12 | 1986-02-12 | Elektrisches leistungssteuersystem fuer kraftfahrzeuge |
FR8601904A FR2577187B1 (fr) | 1985-02-12 | 1986-02-12 | Dispositif de servodirection electrique pour vehicules |
US07/077,961 US4727950A (en) | 1985-02-12 | 1987-07-27 | Electric power steering system for vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2492585A JPH064417B2 (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 電動式パワーステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61184171A JPS61184171A (ja) | 1986-08-16 |
JPH064417B2 true JPH064417B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=12151700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2492585A Expired - Lifetime JPH064417B2 (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 電動式パワーステアリング装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4727950A (ja) |
JP (1) | JPH064417B2 (ja) |
DE (1) | DE3604396A1 (ja) |
FR (1) | FR2577187B1 (ja) |
GB (1) | GB2170763B (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007007694A1 (ja) | 2005-07-08 | 2007-01-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 車両の操舵アシスト装置 |
EP2058210A1 (en) | 2007-11-06 | 2009-05-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Electric power steering device |
JP2010280255A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | Toyota Motor Corp | パワーステアリング装置 |
WO2012137380A1 (ja) | 2011-04-07 | 2012-10-11 | 日本精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
JP2013237397A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の操舵制御装置及び操舵制御方法 |
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