JPH06324798A - 手書き編集機能を持つ文書処理装置 - Google Patents

手書き編集機能を持つ文書処理装置

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JPH06324798A
JPH06324798A JP11481693A JP11481693A JPH06324798A JP H06324798 A JPH06324798 A JP H06324798A JP 11481693 A JP11481693 A JP 11481693A JP 11481693 A JP11481693 A JP 11481693A JP H06324798 A JPH06324798 A JP H06324798A
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JP
Japan
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screen
pointing device
editing
pen
drawn
Prior art date
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Pending
Application number
JP11481693A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Shigematsu
浩幸 重松
Hiroshi Nishikawa
浩史 西川
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH06324798A publication Critical patent/JPH06324798A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手書き編集機能を持つ文書処理装置に関し、
描画される図形の長さもしくは描画位置の違いを利用し
て、記憶が必要な図形の種類を増加させることなく、よ
り多くの編集機能を入力できるようにすることを目的と
する。 【構成】 文書及び文書編集情報を表示する表示手段
と、表示手段の画面上に所定の形状の図形を描くことに
よって編集命令を入力するポインティングデバイスと、
同一の形状であらかじめ長さの上限と下限が定められた
複数個の図形とその図形に関係づけられた編集命令を記
憶している記憶手段と、前記ポインティングデバイスに
よって描かれた図形の形状を認識する図形認識手段と、
前記図形認識手段によって認識された図形の長さを検出
し、記憶手段からその長さが含まれる範囲を持つ図形に
関係づけられた編集命令を選択する命令選択手段と、命
令選択手段によって選択された編集命令の処理を実行す
る命令実行手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文書処理装置に関
し、特にペン、マウス、トラックボールなどのポインテ
ィングデバイスを用いて、文字の消去・挿入などの文書
編集や表示又は印刷等の機能に対応する所定の図形を画
面上に描き文書処理を行わせる日本語ワープロのような
手書き編集機能を持つ文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本語ワードプロセッサやパソコ
ン等の文書処理装置によって文書の作成又は編集処理を
行う場合、多くの装置では、キーボードから所定のキー
入力をすることによって文字の削除、挿入、又は画面表
示のスクロールなどの各種編集命令を実行させている。
【0003】また、ペン、マウス又はトラックボールな
どのポインティングデバイスを備え手書き編集機能を持
つ文書処理装置では、ポインティングデバイスを用いて
表示画面に表示された文書の中で所望の編集命令を実行
させる位置を指定し、さらにその編集命令に対応する所
定の図形を描くことにより編集命令を指定している。す
なわち、ポインティングデバイスを用いて命令実行位置
と命令種別を指定することによって各種編集命令を実行
させている。
【0004】たとえば文書が表示された画面上に上から
下方向に適当な長さの縦線分を描くと、画面に表示され
た文書の直前の同数行の文書を表示する上画面ぐり機能
が実行される。
【0005】特開昭63−206827号公報には、こ
のようなポインティングデバイスを用いた表示スクロー
ル方式について記載されている。ここでは、人間の指等
を用いてタッチパネル上で移動量を指定することによっ
て、自然な速さで指定された移動量だけ表示画像を移動
させる技術が開示されている。
【0006】また、特開平3−150625号公報に
は、指等を用いて所定の形状(パターン)を書き込むこ
とによって文字の削除や挿入又は枠あけ等の命令を入力
する方式について記載されている。ここでは、同形状の
パターンを書き込む方法を変えることにより、同形状の
パターンに対して2つの命令を対応させるようにして記
憶すべきパターンの種類を少なくした技術が開示されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、表示画
面上に所定の図形を描くことによって種々の文書編集機
能を実行させる場合には、利用者が図形の形状をすべて
記憶することが必要であるが、多機能となるにつれ、記
憶が必要な図形の種類の数が増え、使いにくくなる傾向
がある。また、図形の形状は、一般的にその形状から機
能を連想できるものが好ましく、書きやすい単純なもの
が選ばれるが、上画面ぐり機能と文頭表示機能の関係の
ように同じ形状に複数の意味を割り当てた方が機能がわ
かりやすい場合も多い。
【0008】そこで、前記特開平3−150625号公
報に記載されたように、同じ形状を逆方向から描画する
ことで同じ形状に複数の機能を割り当てた上で、さらに
多機能かつ操作容易性に対応するために、図形の種類を
増やさずにより多くの編集機能を入力できるようにする
必要がある。
【0009】この発明は、以上のような事情を考慮して
なされたものであり、表示画面上に描画される図形の長
さもしくはその描画位置の違いを利用して同じ形状の図
形に対して、複数個の編集命令を割り当てることによ
り、記憶が必要な図形の種類を増加させることなく、単
純な形状の図形を描くだけでより多くの編集機能を入力
することができる手書き編集機能を持つ文書処理装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1にこの発明の基本構
成のブロック図を示す。同図において、この発明は、文
書及び文書編集情報を表示する表示手段2と、表示手段
の画面上に所定の形状の図形を描くことによって編集命
令を入力するポインティングデバイス1と、同一の形状
であらかじめ長さの上限と下限が定められた複数個の図
形とその図形に関係づけられた編集命令を記憶している
記憶手段3と、前記ポインティングデバイス1によって
描かれた図形の形状を認識する図形認識手段4と、前記
図形認識手段4によって認識された図形の長さを検出
し、記憶手段3からその長さが含まれる範囲を持つ図形
に関係づけられた編集命令を選択する命令選択手段5
と、命令選択手段5によって選択された編集命令の処理
を実行する命令実行手段6とを備えたことを特徴とする
手書き編集機能を持つ文書処理装置を提供するものであ
る。
【0011】ここでポインティングデバイス1は、ペ
ン、マウス又はトラックボール等が用いられる。表示手
段2は、液晶表示ディスプレイ(LCD)やCRTが用
いられる。記憶手段3は、通常、編集命令や図形の形状
などの固定データやプログラムを記憶するROMと入力
されたデータや命令を一時的に保持するRAMが用いら
れ、必要に応じてフロッピーディスクやハードディスク
も用いてもよい。
【0012】図形認識手段4、命令選択手段5及び命令
実行手段6は、通常CPUが用いられ、ポインティング
デバイス1や表示手段2などの外部周辺機器とはバス及
びインタフェース回路を介して接続される。
【0013】
【作用】ポインティングデバイスを用いて、表示手段の
画面上に、所望の編集命令に対応する所定の形状の図形
を描く。図形認識手段は描かれた図形の形状があらかじ
め記憶手段に記憶された同一形状の複数個の図形のうち
どれに近似しているかを認識する。
【0014】次に命令選択手段は、描かれた図形の長さ
を検出し、認識された図形のうちその長さを含む長さの
範囲を持つ図形がどれであるかを判別し、その判別され
た図形にあらかじめ関係づけられた編集命令を選択す
る。命令実行手段は、選択された編集命令の処理を実行
する。
【0015】以上のように、ポインティングデバイスに
よって描かれた図形が同一形状でも、その図形の長さの
違いを利用して複数個の編集命令を割り当てているた
め、図形の種類を増加させることなく、より多くの編集
命令を実行することができる。
【0016】また、命令選択手段は、描かれた図形の描
画位置を検出し、その描画位置があらかじめ記憶された
画面上の領域情報のうちどれに属するかを判別し、図形
の形状とその判別された領域情報にあらかじめ関係づけ
られた編集命令を選択する。
【0017】この場合には、ポインティングデバイスに
よって描かれた図形が同一形状でも、その図形が描かれ
る画面上の領域の違いを利用して複数個の編集命令を割
り当てているため、図形の種類を増加させることなく、
より多くの編集命令を実行することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、これによってこの発明が限定される
ものではない。図2に、この発明の一実施例の文書処理
装置の構成のブロック図を示す。同図において、21
は、この発明の手書き編集機能を実行する中央処理装置
(CPU)である。
【0019】22は各種データを格納するRAMであ
り、特にRAMには以下に述べるペン32によって描か
れる線分の位置を示すデータを記憶するペン座標メモリ
エリア22aと、描かれた図形(以下ジェスチャーと呼
ぶ)に対応する数値を記憶するジェスチャーコードメモ
リ22bが含まれている。23はCPU21が実行する
制御プログラムを格納するROMである。
【0020】25はプリンタであり、24はプリンタ2
5へ印刷データを送る制御を行うプリンタコントローラ
である。26は特有の機能を実行させるための情報など
を記憶しておくためのICカードであり、27はICカ
ードへのデータの入出力制御を行うICカードインタフ
ェースである。
【0021】28はフロッピーディスク(FD)であ
り、29は、FDを駆動しデータの入出力を行うFDコ
ントローラである。30はキーボードであり、31はキ
ー入力を受けて対応するキーコードを出力するキーイン
タフェースである。
【0022】32は、後述する表示装置34の画面上に
図形を描くためのペンであり、33はペンから入力され
るペンダウン、ペンアップ、ペン座標などの情報を出力
するキーインタフェースである。34は、文書や編集情
報などを表示する表示装置であり、35は、表示装置に
各種データを表示するための制御を行う表示コントロー
ラである。表示装置34としては、CRT又はLCDが
用いられる。
【0023】36は、手書き編集インタフェースであ
り、ペンインタフェース33から出力されるペン座標を
もとに手書き認識辞書37を読み出して、描かれたジェ
スチャーの認識結果すなわちジェスチャーに対応するジ
ェスチャコードを出力するものである。手書き認識辞書
37は、ペンの描画軌跡とその描画軌跡に対応するジェ
スチャコードを記憶したものである。
【0024】次に、この発明における手書き編集機能の
動作例について説明する。図3に、手書き編集機能のフ
ローチャートを示す。
【0025】ステップS101:ペンインタフェースが
ペンが表示装置の画面上に対してどういう状態にあるか
を判定し、そのペン状態に関するデータを取り込む。ペ
ンの状態としては、次の4つの状態がある。 (1)ペンダウン……ペンが画面上に降ろされた瞬間の
変化 (2)ペンドラッグ……ペンが画面上で移動している状
態 (3)ペンアップ……ペンが画面上から持ち上げられた
瞬間の変化 (4)未使用状態……上記のいずれでもない状態
【0026】また、(1)〜(3)に対応してその状態
が起こった画面上のペン座標も取りこまれ、上記状態情
報とともに、これらのデータはペンインタフェース33
からCPU21へ送られる。たとえば、図4に示した表
示画面例のように、ペン座標はX軸とY軸の画面ドット
座標で表わされる。一般に、横方向のX軸は最大640
ドット、縦方向のY軸は最大400ドットの座標値で表
わされる。
【0027】ステップS102:CPU21は、ペンイ
ンタフェース33から取り込まれた状態がペンダウン状
態であるかどうかを調べる。ペンダウン状態である場合
にはステップS104へ進み、そうでない場合はステッ
プS103へ進む。 ステップS103:ペンインタフェースから取り込まれ
た状態がペンドラッグ状態かどうかを調べる。ペンドラ
ッグ状態である場合にはステップS104へ進み、そう
でない場合はステップS105へ進む。
【0028】ステップS104:CPU21は、ステッ
プS101で取り込まれたペン座標をRAM22のペン
座標メモリエリアに順次記憶する。その後ステップS1
01へ戻り、ペンアップ状態となるまで数msecごと
にペン座標が取り込まれペン座標メモリエリアに順次記
憶する処理を繰り返す。 ステップS105:この処理に入るときは、ペンが画面
上から持ち上げられた瞬間であり、いわゆるペンアップ
状態となった場合である。ここでは、ステップS104
でペン座標メモリエリアに記憶されたペン座標の組をと
り出し、手書き認識インタフェース36へ送りステップ
S106へ進む。
【0029】ステップS106:手書き認識インタフェ
ース36は、ステップS105で取り出されたペン座標
の組に対して、手書き認識辞書37を利用して、ジェス
チャー認識を行い、その結果として、認識された図形に
対応するジェスチャーコードとジェスチャーの始点及び
終点の位置座標を出力する。ジェスチャーコード及び位
置座標は、CPU21によってジェスチャーコードメモ
リ22bに記憶される。
【0030】ジェスチャー認識とは、ペン座標の組を時
間順に直線で結んだ軌跡を図形と認識し、その軌跡の方
向と形状があらかじめ設定されている図形の軌跡及び形
状のうちどれに近似するかを判断して、近似図形を選択
するものである。なおこのジェスチャー認識は公知の従
来技術である。ジェスチャーコードとは、対応する編集
命令を数値で表わしたものである。
【0031】また、描かれた図形と編集命令とジェスチ
ャーコードは対応づけられて記憶されている。たとえ
ば、左から右方向へ描かれた横方向直線の軌跡は“アン
ダーライン”という編集命令と認識され、あらかじめジ
ェスチャーコードは“4”という数値が割り当てられて
いる。
【0032】また、上から下方向への縦方向直線の軌跡
には“上画面ぐり”の編集命令が対応させられ、あらか
じめジェスチャーコードは“1”が割り当てられてい
る。下から上方向への縦方向直線の軌跡には“下画面ぐ
り”の編集命令が対応させられ、あらかじめジェスチャ
ーコードは“2”が割り当てられている。
【0033】ここで“アンダーライン”とは、文書中の
所望の文字列に下線を引く機能である。“上画面ぐり”
とは、現在表示画面上に表示されている文章の直前又は
設定された行数分だけ前方の文章を、表示画面上に表示
できる行数分表示させる機能である。“下画面ぐり”と
は、現在表示画面上に表示されている文章の直後又は設
定された行数分だけ後方の文章を、表示画面上に表示で
きる行数分表示させる機能である。
【0034】この他に、以下の実施例の説明に用いる編
集機能として、“行頭”、“文頭”、及び“文末”の各
機能があるが、これらにはそれぞれ、ジェスチャーコー
ドとして“3”、“5”、及び“6”が割り当てられて
いるものとする。
【0035】ここで“行頭”とは、表示画面上で、カー
ソルの表示位置を現在カーソルが示している行の先頭の
文字の位置に設定する機能である。“文頭”とは、現在
編集対象となっている文書の最初の行を含む文章を表示
画面上に表示させる機能である。“文末”とは、現在編
集対象となっている文書の最後の行を含む文章を表示画
面上に表示させる機能である。
【0036】ステップS113:CPU21は、ジェス
チャーコードメモリ22bに記憶された数値が“2”か
どうかを調べる。すなわち“下画面ぐり”かどうかを調
べ、その場合はステップS114へ進み、そうでない場
合はステップS107へ進む。
【0037】ステップS114:下画面ぐりの場合は、
ジェスチャーコードと共に記憶された始点及び終点の位
置座標から、始点と終点間の距離を計算し、208ドッ
ト以上に相当するかどうかを調べる。208ドット以上
の場合はステップS115へ、そうでない場合はステッ
プS116へ進む。
【0038】ここで、1文字の高さが16ドットの文書
処理装置の場合は、208ドットは13文字すなわち縦
方向には13行分の長さに相当する。ただし、208ド
ットという判断基準は一例であり実際に使用する装置に
よって好ましい値に変更されるべきものである。
【0039】ステップS115:208ドット以上の場
合には、ジェスチャーコードメモリの数値を“6”に変
更する。すなわち、13行分以上の長さの下から上への
縦方向直線が描かれた場合には、ジェスチャーコードを
“6”とし、“文末”機能が入力されたと判断する。 ステップS107:CPU21は、ジェスチャーコード
メモリ22bに記憶された数値が“1”かどうかを調べ
る。すなわち、“上画面ぐり”かどうかを調べ、その場
合はステップS108へ進み、そうでない場合はステッ
プS110へ進む。
【0040】ステップS108:上画面ぐりの場合は、
ジェスチャーコードと共に記憶された始点及び終点の位
置座標から、始点と終点間の距離を計算し、208ドッ
ト以上に相当するかどうかを調べる。208ドット以上
の場合はステップS109へ、そうでない場合はステッ
プS116へ進む。 ステップS109:208ドット以上の場合には、ジェ
スチャーコードメモリ22bの数値を“5”に変更す
る。すなわち、13行分以上の長さの上から下への縦方
向直線が描かれた場合には、ジェスチャーコードを
“5”とし、“文頭”機能が入力されたと判断する。
【0041】ステップS110:CPU21は、ジェス
チャーコードメモリ22bに記憶された数値が“4”か
どうかを調べる。すなわち、“アンダーライン”かどう
かを調べ、その場合にはステップS111へ進み、そう
でない場合はステップS116へ進む。 ステップS111:アンダーラインの場合は、ジェスチ
ャーコードと共に記憶されていた始点の位置座標が文章
領域内かどうかを調べる。文章領域である場合はステッ
プS116へ、そうでない場合はステップS112へ進
む。ここで文章領域とは図4に示したように、表示画面
上で実際に入力した文書が表示されている領域である。
【0042】また、アンダーラインの操作は、通常、ア
ンダーラインを引きたい文字列の位置に、その文字列分
の長さだけ横方向に線を描くことがわかりやすく好まし
い。そこでペンを画面上に降ろした位置(すなわち始
点)の座標が、あらかじめ設定された文章領域の座標範
囲内にあれば、始点が文章領域にあると判断できる。ま
た、文章領域でない領域としては、図4に示すように、
画面上部のスケール行や画面下部のガイダンス領域やフ
ァンクション領域がある。
【0043】ステップS112:ペンが降ろされた始点
が文章領域でない場合には、ジェスチャーコードメモリ
22bの数値を“3”に変更する。すなわち、文章領域
でない領域にペンが降ろされ、横方向に直線が描かれた
場合には、ジェスチャーコードを“3”とし、“行頭”
機能が入力されたと判断する。 ステップS116:CPU21はジェスチャーコードメ
モリ22bに記憶された数値に対する各ジェスチャーの
所定の編集命令の処理を実行する。
【0044】図5に、上画面ぐり及び文頭の機能の操作
例を示す。同図において、太線がペンの軌跡を示し、矢
印付きの線がペンの移動方向を示している。上から下方
向への縦線の長さが13行以下のときは、現在表示され
ている画面より前方に1画面分スクロールする上画面ぐ
りが行なわれる。また、13行以上のときは、編集対象
となっている文書の文頭を含む表示がされる。
【0045】図6に、下画面ぐり及び文末の機能の操作
例を示す。下から上方向への縦線の長さが13行以下の
ときは、現在表示されている画面より後方に1画面分ス
クロールする下画面ぐりが行われる。また、13行以上
のときは、編集対象となっている文書の文末を含む表示
がされる。
【0046】図7に、アンダーライン機能の操作例を示
す。表示画面の文章領域内でアンダーラインを引きたい
文字列の上にペンで横方向に線を描くと、その文字列に
下線が引かれる。
【0047】図8に、行頭機能の操作例を示す。ガイダ
ンス領域内で、左から右方向へ線を描くと、カーソルを
現在指示している行の先頭に移動し、行頭を含む表示が
される。以上のように、ジェスチャーとして描く線の長
さ又はジェスチャーを描く領域の違いを識別すること
で、同一形状のジェスチャーに複数の編集機能を割り当
てることができる。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば、表示画面上に描画さ
れる図形の長さもしくはその描画位置の違いを利用して
同じ形状の図形に対して複数個の編集命令を割り当てて
いるため、記憶が必要な図形の種類を増加させることな
く、単純な形状の図形を描くだけで、より多くの編集機
能を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本構成のブロック図である。
【図2】この発明の一実施例である文書処理装置の構成
ブロック図である。
【図3】この発明の一実施例の手書き編集機能のフロー
チャートである。
【図4】この発明の表示画面例の説明図である。
【図5】この発明の上画面ぐり及び文頭機能の説明図で
ある。
【図6】この発明の下画面ぐり及び文末機能の説明図で
ある。
【図7】この発明のアンダーライン機能の説明図であ
る。
【図8】この発明の行頭機能の説明図である。
【符号の説明】
1 ポインティングデバイス 2 表示手段 3 記憶手段 4 図形認識手段 5 命令選択手段 6 命令実行手段 21 CPU 22 RAM 22a ペン座標メモリエリア 22b ジェスチャーコードメモリ 23 ROM 24 プリンタコントローラ 25 プリンタ 26 ICカード 27 ICカードインタフェース 28 フロッピーディスク 29 FDコントローラ 30 キーボード 31 キーインタフェース 32 ペン 33 ペンインタフェース 34 表示装置 35 表示コントローラ 36 手書き編集インタフェース 37 手書き認識辞書

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書及び文書編集情報を表示する表示手
    段と、 表示手段の画面上に所定の形状の図形を描くことによっ
    て編集命令を入力するポインティングデバイスと、 同一の形状であらかじめ長さの上限と下限が定められた
    複数個の図形とその図形に関係づけられた編集命令を記
    憶している記憶手段と、 前記ポインティングデバイスによって描かれた図形の形
    状を認識する図形認識手段と、 前記図形認識手段によって認識された図形の長さを検出
    し、記憶手段からその長さが含まれる範囲を持つ図形に
    関係づけられた編集命令を選択する命令選択手段と、 命令選択手段によって選択された編集命令の処理を実行
    する命令実行手段とを備えたことを特徴とする手書き編
    集機能を持つ文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段が、ポインティングデバイ
    スが最初に指示した画面上の位置であるペンダウン位置
    のほぼ真下に、ポインティングデバイスが最後に指示し
    た画面上の位置であるペンアップ位置があり、かつポイ
    ンティングデバイスによる描画軌跡がほぼ直線である図
    形を、描かれた長さが所定の長さの範囲に含まれる場合
    には上画面ぐり機能に対応させ、描かれた長さが前記所
    定の長さの範囲とは異なる範囲に含まれる場合には表示
    を文頭へ移す文頭機能に対応させて記憶していることを
    特徴とする請求項1記載の手書き編集機能を持つ文書処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段が、ポインティングデバイ
    スが最初に指示した画面上の位置であるペンダウン位置
    のほぼ真上に、ポインティングデバイスが最後に指示し
    た画面上の位置であるペンアップ位置があり、かつポイ
    ンティングデバイスによる描画軌跡がほぼ直線である図
    形を、描かれた長さが所定の長さの範囲に含まれる場合
    には下画面ぐり機能に対応させ、描かれた長さが前記所
    定の長さの範囲とは異なる範囲に含まれる場合には表示
    を文末へ移す文末機能に対応させて記憶していることを
    特徴とする請求項1記載の手書き編集機能を持つ文書処
    理装置。
  4. 【請求項4】 文書及び文書編集情報を表示する表示手
    段と、 表示手段の画面上に所定の形状の図形を描くことによっ
    て編集命令を入力するポインティングデバイスと、 複数個の図形の形状と図形が描かれる画面上の領域情報
    と前記形状及び前記領域情報に関係づけられた編集命令
    を複数個記憶している記憶手段と、 前記ポインティングデバイスによって描かれた図形の形
    状を認識する図形認識手段と、 前記図形認識手段によって認識された図形の描画位置を
    検出し、記憶手段からその図形の形状及びその描画位置
    が含まれる領域情報に関係づけられた編集命令を選択す
    る命令選択手段と、 命令選択手段によって選択された編集命令の処理を実行
    する命令実行手段とを備えたことを特徴とする手書き編
    集機能を持つ文書処理装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段が、ポインティングデバイ
    スが最初に指示した画面上の位置であるペンダウン位置
    のほぼ真右に、ポインティングデバイスが最後に指示し
    た画面上の位置であるペンアップ位置があり、かつポイ
    ンティングデバイスによる描画軌跡がほぼ直線である図
    形を、その図形が描かれた画面上の位置が編集対象であ
    る文書を表示した文章領域の範囲に含まれる場合にはア
    ンダーライン機能に対応させ、編集対象である文書を表
    示した文章領域の範囲に含まれない場合にはカーソル表
    示を行頭へ移す行頭機能に対応させて記憶していること
    を特徴とする請求項4記載の手書き編集機能を持つ文書
    処理装置。
JP11481693A 1993-05-17 1993-05-17 手書き編集機能を持つ文書処理装置 Pending JPH06324798A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11481693A JPH06324798A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 手書き編集機能を持つ文書処理装置
US08/579,033 US5614926A (en) 1993-05-17 1995-12-19 Word processor with a handwriting text processing function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11481693A JPH06324798A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 手書き編集機能を持つ文書処理装置

Publications (1)

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JPH06324798A true JPH06324798A (ja) 1994-11-25

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ID=14647408

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11481693A Pending JPH06324798A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 手書き編集機能を持つ文書処理装置

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JP (1) JPH06324798A (ja)

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