JPH06175075A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH06175075A
JPH06175075A JP4352013A JP35201392A JPH06175075A JP H06175075 A JPH06175075 A JP H06175075A JP 4352013 A JP4352013 A JP 4352013A JP 35201392 A JP35201392 A JP 35201392A JP H06175075 A JPH06175075 A JP H06175075A
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light
coupling element
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JP4352013A
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Susumu Matsumura
進 松村
Takasato Taniguchi
尚郷 谷口
Hideki Morishima
英樹 森島
Toshiyuki Sudo
敏行 須藤
Tadashi Kaneko
正 金子
Yoko Yoshinaga
曜子 吉永
Tatsu Kobayashi
辰 小林
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Canon Inc
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
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    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/0132Head-up displays characterised by optical features comprising binocular systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光束結合素子を利用して表示情報と画像情報
の双方を大画面にして観察することができる画像表示装
置を得ること。 【構成】 表示素子からの表示情報と、該表示情報とは
異なった方向に位置している画像情報の2つの情報を光
透過性の光束結合素子を介して空間的に重畳して同一視
野で観察する際、該表示素子からの光束を該光束結合素
子を介して反射系に導光し、該反射系で反射させた後、
再度該光束結合素子を介して観察者の方向に導光し、該
表示素子の表示情報を観察していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像表示装置に関し、特
にハーフミラーやホログラム光学素子等を利用して、画
像表示素子で表示された表示情報を自然風景等の画像情
報とを空間的に重畳(スーパーインポーズ)して高画質
の虚像として大画面で同時に観察できるようにした画像
表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶等の画像表示素子に表示
された画像情報を臨場感のある大画面の映像として観察
するようにした画像表示装置として大型CRTディスプ
レイ装置やプロジェクションTV装置等が用いられてい
る。
【0003】これらの画像表示装置は大きな空間を必要
とし、狭い部屋に設置しようとすると、適切なる観察距
離が確保できなく、又個々の人が異なる番組を見ること
ができない等の問題点があった。
【0004】この為、例えば特開平3−203478号
公報では図11に示すように画像表示素子からの光束を
観察者の顔面近くに配置した光学系を用いて直接、眼
(観察者の瞳)に導光して大画面の画像情報を観察する
ようにした画像表示装置を提案している。
【0005】同図の要部について説明すると221R,
221Lは右眼用と左眼用の液晶カラーテレビである。
液晶カラーテレビ221R,221Lに表示された画像
情報は各々両眼の前方に配置した台形のビームスプリッ
ター(ハーフミラー)222R(222L不図示)によ
って一部分の光束が反射されて、前方の凹面鏡223に
入射する。凹面鏡223で反射した光束はビームスプリ
ッター222R(222L)を透過して観察者(不図
示)の眼に入射する。
【0006】これにより観察者は液晶カラーテレビ22
1R,221Lに表示した画像情報を凹面鏡223前方
の所定位置に虚像として観察している。
【0007】又、このような画像表示装置において、観
察者の右眼用と左眼用とに視差のある表示情報を表示し
て立体画像を観察するようにした装置が種々と提案され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す従来の画
像表示装置では表示素子からの表示情報をハーフミラー
と半透明の反射凹面鏡とを介して観察者の眼球に導光
し、これより表示情報との外界の風景等の画像情報とを
光束結合素子を用いて重畳(スーパーインポーズ)して
同時に観察している。
【0009】このとき表示素子からの表示情報に基づく
光束はハーフミラーと反射凹面鏡とを介する為に、仮に
これらの反射率(透過率)が50%であるとすると全体
の光束利用効率は(0.5)3 =0.125となる。即
ち、光束の利用効率が悪く、表示情報が暗くなってくる
という問題点があった。
【0010】これに対してハーフミラーの代わりに全反
射ミラーを用いる方法があるが、この方法では全反射ミ
ラーを観察者の死角に配置しなければならず、大きな全
反射ミラーを用いることができず表示情報の大きさが制
限されてくるという問題点がある。
【0011】この他、従来の画像表示装置において大き
な表示情報を実現しようとすると、半透明の反射凹面鏡
の曲率を小さく、光学的な屈折力を強くしなければなら
ない。この結果、曲面が透過光束を屈折させてしまう為
にスーパーインポーズ性能が低下してくるという問題点
があった。
【0012】又、液晶テレビより成る表示素子を反射凹
面鏡の近傍に設けなければならず、この結果、反射光束
にケラレが生じ全画面を良好に観察することが難しくな
ってくるという問題点があった。
【0013】更に、観察者の右眼用と左眼用の2系統用
意して表示素子から視差のある表示情報を表示して立体
画像を観察するようにした装置では観察者の眼の被写体
深度と立体表示情報の奥行き表示範囲を一致させる必要
がある。
【0014】このとき立体感の十分な画像表示装置を実
現する為にはできるだけ明るい表示情報を表示し、観察
者の眼の光彩絞りを小さくして眼の被写界深度を大きく
し、立体表示画像の奥行き表示範囲を大きくする必要が
ある。
【0015】このとき、例えば携帯型の立体画像表示装
置に適用する場合には小さな消費電力で明るい表示情報
を表示させる為に光束の利用効率をより一層高める必要
がある。
【0016】しかしながら前述の如く光束の利用効率を
高めて明るい表示情報を得るのが大変難しいという問題
点があった。又大画面の表示を行なう場合、表示画像の
ディストーションが目立って観察者が不自然に感じる場
合がある等の問題点があった。
【0017】本発明は各要素を適切に設定することによ
り、表示素子からの表示情報に基づく光束の利用効率を
高め、明るく、かつディストーションが少ない大画面の
表示情報が容易に得られ、外界の風景等の画像情報と共
に双方を同一視野で良好に観察することができ、かつ装
置全体の小型化を図った画像表示装置との提供を目的と
する。
【0018】この他、眼球の疲労感が少なく立体感のあ
る表示情報を観察することができる立体画像観察装置に
好適な画像表示装置の提供を目的とする。
【0019】又、表示情報を観察系の歪曲収差の諸収差
を補正して、高い光学性能で観察することができるよう
にした画像表示装置の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の画像表示装置
は、 (1−1)表示素子からの表示情報と、該表示情報とは
異なった方向に位置している画像情報の2つの情報を光
透過性の光束結合素子を介して空間的に重畳して同一視
野で観察する際、該表示素子からの光束を該光束結合素
子を介して反射系に導光し、該反射系で反射させた後、
再度該光束結合素子を介して観察者の方向に導光し、該
表示素子の表示情報を観察していることを特徴としてい
る。
【0021】特に、前記光束結合素子を該表示素子から
の光束の少なくとも一部が透過して反射系に導光された
後、該反射系で反射されて再度該光束結合に導光され、
該光束結合素子で少なくとも一部が反射されて眼に導か
れることや、前記表示素子は視差のある2つの表示情報
を表示しており、前記光束結合素子と反射系は該2つの
表示情報を観察者の右眼と左眼に各々導光するようにし
ていることや、前記光束結合素子を反射型ホログラムよ
り構成したことや、前記反射系は前記表示素子からの表
示情報を前記光束結合素子近傍に結像していること、そ
して前記画像情報と光束結合素子との間の光路中に光量
調整部材を設け、該画像情報からの光束の観察者の眼に
入射する光量を調整したこと等を特徴としている。
【0022】(1−2)表示素子からの表示情報と、該
表示情報とは異なった方向に位置している画像情報の2
つの情報を光透過性の光束結合素子を介して空間的に重
畳して同一視野で観察する際、該表示素子と該光束結合
素子との間の光路中に偏心した又は/かつ傾けた光学素
子を有するリレー系を設けたことを特徴としている。
【0023】(1−3)表示素子からの表示情報と、該
表示情報とは異なった方向に位置している画像情報の2
つの情報を光透過性の光束結合素子を介して空間的に重
畳して同一視野で観察する際、該表示素子からの光束を
偏心させた又は/かつ傾けた光学素子を有するリレー系
を通過させた後、該光束結合素子を介して反射系に導光
し、該反射系で反射させた後、再度該光束結合素子を介
して観察者の方向に導光し、該表示素子の表示情報を観
察していることを特徴としている。
【0024】特に、前記表示素子の表示情報を観察する
為の光路中にシリンドリカル望遠光学系を設けたこと
や、前記光路結合素子を反射型ホログラムより構成した
こと等を特徴としている。
【0025】
【実施例】図1は本発明の画像表示装置の実施例1の要
部概略図である。
【0026】図中1は照明部であり、光源2として蛍光
灯を有している。3は表示素子であり、液晶表示素子よ
り成り、表示情報3aを形成している。4は光束結合素
子(コンバイナ光学素子)であり、ハーフミラーから成
っている。5は反射凹面鏡、6は観察用の瞳位置であ
り、観察者の眼球位置に相当している。9は表示情報3
aの反射凹面鏡5による虚像面である。10は光量調整
部材であり、液晶を利用して通過光量を調整している。
Yは自然風景等の画像情報である。
【0027】本実施例では照明部1で照明された液晶表
示素子3からの表示情報3aに基づく光束7は、まずハ
ーフミラー4を透過し(ここでの反射光は眼6と反対方
向に向かい像表示に関係ないので省略する)、反射凹面
鏡5により反射され、再びハーフミラー4に達する。そ
してハーフミラー4で反射された光束8が観察者の眼6
に達する。観察者は反射凹面鏡5による液晶表示素子3
の表示情報3aを虚像面9で、又虚像面9近傍の画像情
報Yを空間的に重畳させて同一視野で同時に観察してい
る。
【0028】本実施例においては外界の画像情報Yから
の光束はハーフミラー4を透過し、観察者の眼6に達す
る。このとき画像情報Yと液晶表示素子3の虚像面9と
をスーパーインポーズ(重畳)させて、双方の情報を大
画面として認識することを可能としている。又光量調節
部材10により外界の画像情報Yからの透過光束の光量
を調整し、液晶表示素子3の明るさと外界光量とをバラ
ンスさせている。
【0029】本実施例の光量調整部材10は、例えば透
明電極付き平行平面板で液晶層を保持した構造より成
り、この液晶層へ印加する電圧を変えることにより透過
率を変えることができる構成より成っている。
【0030】この調整方法としては、例えばダイヤル
(不図示)等により光量調整部材10の液晶層への印加
電圧を観察者が調整することにより行なわれる。この時
外界からの透過光量をゼロとなるように設定すれば、ス
ーパーインポーズ表示でなく、単に液晶表示素子からの
表示情報3aのみを観察することができる。
【0031】本実施例においてはハーフミラー4の反射
率と透過率を各々50%、反射凹面鏡5に光損失がない
(反射率100%)とすると、眼6に達する光、即ち光
量利用効率(0.5)2 =0.25となる。これは従来
の装置の光量利用効率(0.125)に比べて2倍とな
っている。
【0032】本実施例においては観察される虚像面9の
サイズは反射凹面鏡5の光学的パワーと反射凹面鏡5と
液晶表示素子3との距離により決まる。
【0033】尚、これらの光学結像に関するパラメータ
を多少変更してもスーパーインポーズ性能は影響されな
い。
【0034】又、本実施例において液晶表示素子3への
ビデオ信号の有無を検出して、光量調整部材10への印
加電圧をON,OFFする自動電圧印加回路を付加すれ
ば、前述した手動による表示情報3aの明るさと外界光
量とをバランスさせるのでなく、表示情報3aが表示さ
れると自動的にバランスをとることができるように構成
することができる。
【0035】以上のように本実施例の画像表示装置では
液晶表示素子3の表示情報3aの虚像9と光束結合素子
4の後方の景色等の画像情報Yとを光束結合素子4を介
して空間的に重畳して、双方の情報を大きな画像として
同一視野で観察している。
【0036】図2は本発明の画像表示装置の実施例2の
要部概略図である。
【0037】本実施例では図1の実施例1に比べて光束
結合素子としてハーフミラーの代わりに反射型ホログラ
ムレンズ11を用いている点と、反射凹面鏡5の屈折力
と異なる反射凹面鏡12を用いている点とが異なり、そ
の他の構成は略同じである。図2において図1で示す要
素と同一要素には同符番を付している。
【0038】本実施例では液晶表示素子3からの光束7
は反射型ホログラムレンズ11を透過し、反射凹面鏡1
2に達する。反射凹面鏡12はこの光束を反射結像さ
せ、2次結像面13に液晶表示素子3の表示情報3を実
像として再結像する。この2次結像面13に再結像され
た液晶表示素子3の表示情報3aに基づく光束を反射型
ホムグラムレンズ11により観察者の瞳6の方向に回折
光として反射させ、このとき虚像面9に表示情報3aを
結像させている。これにより観察者は表示情報3aを虚
像面9上で拡大像として観察している。
【0039】反射型ホログラムレンズ11は2次結像面
13より少し離れた位置を焦点とする屈折力を有してい
る。従って反射型ホログラムレンズ11の焦点距離近傍
の2次結像面13上に再結像された液晶表示素子の表示
情報3aは虚像として大きな拡大率で拡大されている。
【0040】図3は実施例2で用いた反射型ホログラム
レンズの作製光学系を示す概略図である。
【0041】同図ではArレーザからの波長514.5
nmの単色光束を取り出し、ビームスプリッターで2光
束に分離し(不図示)、一方はビーム15として対物レ
ンズ17に導き、図2の観察者の瞳6の位置近傍に対応
する位置18に集光させた後、発散光束19としてガラ
ス基板20上に塗布されたホログラム感光材料21へ入
射させている。
【0042】他方のビームは同様にして対物レンズ・コ
リメータレンズでビーム系の大きなビームに変換し(不
図示)、平行光束ビーム16としてコリメータレンズ1
4に導き、ホログラム感光材料21に入射させている。
このコリメータレンズ14の焦点位置22は、先の図2
での2次結像面13近傍に対応する位置である。従って
コリメータレンズ14から射出した光束は点22へ集光
する光束となる。
【0043】このような2光束15,16によりホログ
ラム感光材料21に形成される干渉縞を記録した後、こ
のホログラム感光材料21を現像処理することにより、
反射型で位相型のホログラムレンズ11を得ている。こ
のときホログラム感光材料21への露光時間を適当に制
御して、現像後のホログラムの回折効率が十分得られる
ようにする。
【0044】又、このホログラム感光材料21の厚みは
反射型ホログラムが十分な回折効率を有するようにある
程度の厚み、例えば10μm程度を有することが望まし
い。これに適した位相型ホログラム感光材料としては、
重クロム酸ゼラチン・フォトポリマー等がある。
【0045】こうすることにより、この反射型ホログラ
ム11が角度選択特性を有し、ある特定の波長、特定の
入射角範囲内の光束に対して大きな回折効率を有するよ
うにしている。
【0046】従って図2において、液晶表示素子3から
の発散光束はこの反射型ホログラムレンズ11で僅かに
反射回折されるが、十分に光量の透過光束が反射凹面鏡
12へ向かうようにしている。そして2次結像面13か
らの発散光束がこの反射型ホログラムレンズ11の角度
選択特性とマッチングしてほとんどが回折され、観察者
の瞳6に達するようにしている。
【0047】本実施例においては液晶表示素子3の照明
部1からの出射光束の中から波長514.5nmの光の
みを選択し、透過する干渉フィルターを液晶表示素子3
の直後又はこの近傍に設けることが望ましい。
【0048】本実施例において外界の画像情報Yからの
光束はホログラムレンズ11によりほとんど回折されず
観察者の眼6に達し、観察者は表示情報3と共に外界の
画像情報Yとを同時に観察している。
【0049】尚、本実施例においてはホログラムレンズ
11の代わりに図4に示すような半透過型で凹面型のフ
レネルレンズ26を用いても良い。
【0050】このフレネルレンズ26は平面基板23a
上にレリーフ型凹面フレネルレンズ24を設け、この上
に反射率50%の反射膜を設け、このレリーフ部材と同
屈折率を有する接着剤25でレリーフ構造を埋め込み、
平面基板23bを接着した構成より成り、量産性に優れ
ているという特徴を有している。
【0051】更にこのフレネルレンズ26は反射光束に
対してはこの反射膜が設けられたフレネルレンズ構造に
よりレンズ作用を及ぼすが、透過光に対しては同屈折率
の接着剤によりレリーフ構造が埋め込まれているため、
レンズ作用は及ぼさず、単なる透過率50%のハーフミ
ラーと同様に作用する。
【0052】従って、液晶表示素子3からの光束は透過
率50%で反射凹面鏡12に達し、外界の画像情報Yか
らの透過光束は透過率50%で観察者の眼6に達し、観
察者は液晶表示素子3の表示情報3aと同時に外界の画
像情報Yを認識することができる。
【0053】このフレネルレンズ26の焦点距離を2次
結像面13上の実像画像が虚像面9上に結像するような
値として、図2と同様な観察系を実現することができ
る。
【0054】又、このフレネルレンズ26の構造では先
のホログラムレンズ11と異なり、角度選択特性は弱
く、液晶表示素子3からのこの発散光束も50%反射し
てしまうがこの反射光は観察者の眼6の方向ではなく、
外界へ向かうので光量損失が生じるだけであり、観察画
像に悪影響を及ぼすことはない。
【0055】このような観察系により、液晶表示素子3
の大きな拡大画像を観察することができるが、その拡大
表示情報にはディストーションが発生する場合がある。
この場合には反射凹面鏡12で2次結像面13上の画像
に逆符号のディストーションを発生させ、これによりホ
ログラムレンズ11で発生するディストーションを補正
させるのが良い。
【0056】図5は本発明の画像表示装置の実施例3の
要部概略図である。
【0057】本実施例ではディストーションを小さくし
つつ、大きな虚像拡大画面を良好に観察することができ
るようにしている。図5において図2で示した要素と同
一要素には同符番を付している。
【0058】本実施例においてはホログラムレンズ27
に対して液晶表示素子3と反射凹面鏡12とがなす光軸
が先の実施例2と異なり、略垂直になっている。
【0059】この為、本実施例では液晶表示素子3の反
射凹面鏡12により2次結像面13がホログラムレンズ
27と略平行で、それより距離aだけ離れている位置に
なる。この2次結像面13上の画像を反射型ホログラム
レンズ27により観察者の眼6方向に反射回折し、結像
することにより虚像面9上に表示素子3aの虚像を観察
している。
【0060】ホログラムレンズ27から虚像面9までの
距離bはホログラムレンズ27が傾いているために画角
によって厳密には異なるが、この距離bは距離aに比べ
てずっと大きく、距離bを例えば1mと設定したとき、
画角によらずa:bは略一定となる。
【0061】この観察系では先の実施例2に比べると2
次結像面13がホログラムレンズ27に略平行になって
いるため、虚像面9上の表示画像のディストーション
を、より小さくすることができる。
【0062】図6は本発明の画像表示装置の実施例4の
要部概略図である。図6において図2で示した要素と同
一要素には同符番を付している。
【0063】本実施例においては液晶表示素子3の中心
と反射凹面鏡12の中心位置と偏心させている。即ち、
液晶表示素子3の中心からの主光線(光束)29が反射
凹面鏡12の光軸と角度θをなし、これからの反射光束
30が反射凹面鏡12の光軸と角度θをなし、出射し、
2次結像面31に液晶表示素子3の表示情報3aを再結
像する。2次結像面31からの光束30はホログラムレ
ンズ28で反射回折し、観察者の眼6に達する。
【0064】本実施例では先の実施例2と異なり、光束
29のホログラムレンズ28への入射角と、反射凹面鏡
12からの光束30のホログラムレンズ28への入射角
とは角度2θだけ異なる。
【0065】従って、この角度2θをホログラムレンズ
28の角度選択特性の半値幅よりも大きくしておけば、
液晶表示素子3からの光束29がホログラムレンズ28
により反射回折される光量を小さく、透過光量を大きく
することができ、光量利用効率を向上させることができ
る。
【0066】この配置においては照明部1からの光束を
効率よく利用するため、蛍光灯2からの全反射導光部材
の表面にレリーフ格子構造32がつけられ、照明部1か
らの光束射出方向を光束29の方向にそろえている。
【0067】図7は本発明の画像表示装置の実施例5の
要部概略図である。
【0068】本実施例では図2の実施例2に比べて凹面
反射鏡12の代わりに屈折レンズより成る屈折系12a
と平面鏡12bとを用いている点が異なり、その他の構
成は同じである。
【0069】本実施例ではホログラムレンズ11より生
じるディストーションを屈折系12aを用いることによ
り、良好に補正していることを特徴としている。
【0070】尚、以上の実施例1〜5において凹面反射
鏡より成る2次結像系を反射型ホログラムレンズにより
実現することもできる。この場合、光学結合素子として
のホログラムレンズの持つ回折構造により生じる波長分
散による色収差を、この2次結像系でのホログラムレン
ズの持つ回折構造によりキャンセル、又は小さくするこ
とができる。
【0071】更に、この2次結像系でのホログラムレン
ズをリップマンホログラムのような波長選択特性が狭い
ホログラムとし、光束結合素子(ホログラム)の設計波
長近傍の波長光を選択的に反射回折するようなホログラ
ムとしておくことにより、液晶表示素子の近傍に設けて
おいた干渉フィルターを不要にできるという特徴があ
る。
【0072】図8は本発明の画像表示装置の実施例6の
要部概略図である。
【0073】図中1は照明部であり、光源2として蛍光
灯を有している。3は表示素子であり、液晶表示素子よ
り成り表示情報3aを形成している。41はリレー系で
あり、紙面内で偏心したレンズ41−1,41−2を有
しており、表示情報3aを中間結像面43に結像してい
る。
【0074】46は光束結合素子(コンバイナ光学素
子)であり、ホログラムレンズより成っている。6は観
察用の瞳位置であり、観察者の眼球位置に相当してい
る。45は虚像面であり、ホログラムレンズ46により
中間結像面43上の表示情報3aの虚像が形成されてい
る。Yは外界の自然風景等の画像情報である。10は図
1と同様の光量調整部材であり、外界の画像情報Yから
の入射光量を調整している。
【0075】本実施例ではレンズ41−1により液晶表
示素子3の表示情報3a上の各点A3,B3,C3から
の拡散光42のうち主光線が略一点に集光するようにし
た後、偏心したレンズ41−2によって中間結像面43
に表示情報3aの実像を形成している。
【0076】そして中間結像面43上の表示情報像に基
づく光束をホログラムレンズ46により観察者の眼6方
向に反射回折している。このとき、中間結像面43上の
表示情報像が虚像面45に拡大虚像として形成されるよ
うにしている。
【0077】これにより本実施例では外界の画像情報Y
と表示情報3aの拡大虚像とを空間的に重畳(スーパー
インポーズ)して、双方を同一視野で観察している。
【0078】本実施例では中間結像面43をホログラム
レンズ46に近い位置に配置している。これによりホロ
グラムレンズ46により中間結像面43上の表示情報を
虚像面45に大きな拡大率で形成している。
【0079】本実施例ではホログラムレンズ46は観察
者の視線方向に対して所定量傾けている。又、ホログラ
ムレンズ46は強い屈折力を有するようにし、これによ
り中間結像面43上の表示情報を虚像面45に大きな拡
大率で形成している。この為、ホログラムレンズ46か
らは表示画像にディストーションが生じやすくなる。
【0080】そこで本実施例では偏心レンズを有するリ
レー系41を用いてホログラムレンズ46で生じるディ
ストーションを補正している。
【0081】次に本実施例におけるディストーションの
補正方法について観察者の眼6から逆向きに光路をたど
って説明する。
【0082】眼6に入射する虚像面45上の3点A11
11,C11(L(A11・B11)=L(B11・C11)とす
る。)(但し(L(A11・B11)は点A11から点B11
での距離を示す。以下同様である。)に対応する各々の
表示情報の光束は中間結像面43上で各々点A9 ,B
9 ,C9 に略集光されている。
【0083】ここで、ホログラムレンズ43の発生する
ディストーションによりL(A11・B11)=L(B11
11)であるにも関わらず、L(A9 ・B9 )<L(B
9 ・C9 )となっている。
【0084】レンズ41−2は液晶表示素子3上の等間
隔に並んだ3点A3 ,B3 ,C3 (L(A3 ・B3 )=
L(B3 ・C3 ))から光束を中間結像面43上でホロ
グラムレンズ43の発生するディストーションに合わせ
てL(A9 ・B9 )<L(B9 ・C9 )となるように中
間結像するために所定の量傾けてある。
【0085】即ち、点C3 からレンズ41−2の光学的
主平面までの該主平面に垂直に図った光学的に距離を点
3 から同様に図った光学的距離より小さくし、各々点
9,点A9 からレンズ41−2の主平面までの該主平
面に垂直に図った距離LC ,LA についてLC >LA
なるようにしている。
【0086】これによって中間結像面43における結像
倍率を変えることでL(A9 ・B9)<L(B9 ・C
9 )となるようにしている。
【0087】以上、点A,B,Cの3点について説明し
たが、観察者が視認できる全ての点に対して同様な作用
を及ぼすようにレンズ41−2とホログラムレンズ43
は設計・製作配置されている。
【0088】レンズ41−1はバックライト用の照明部
1より照明されて液晶表示素子3により発生する光束
が、該液晶表示素子3に対し、略垂直方向に強く生じる
ため、該光束をレンズ41−2に効果的に入射されるた
めに配置されている。
【0089】尚、本実施例におけるホログラムレンズの
製作方法として図3に示す方法が適用可能である。
【0090】又、本実施例ではホログラムレンズの代わ
りに同様な屈折力を有した反射型の光学素子、例えば凹
面型のハーフミラー等も適用可能である。この場合もホ
ログラムレンズと同様に傾けて配置したときに発生する
ディストーションを前述したリレー系41により同様に
補正することができる。
【0091】図9は本発明の画像表示装置の実施例7の
要部概略図である。図9において図8で示した要素と同
一要素には同符番を付している。
【0092】図9において液晶表示素子3からの光束は
リレー系41を通った後、ホログラムレンズ46を通過
し、平面ミラー52で反射して中間結像面43に表示情
報3aの像を形成する。
【0093】その後、ホログラムレンズ46により反射
回折して観察者の眼6に入射する。このときホログラム
レンズ46は虚像面45上に表示情報3aの拡大虚像を
形成し、外界の画像情報Yと空間的に重畳している。観
察者はこのときの虚像面45上に形成した表示情報3a
の拡大虚像と外界の画像情報Yとを同一視野で重畳して
観察している。
【0094】本実施例では平面ミラー52を用いること
により、光路を折り曲げて装置全体の小型化を図ってい
る。
【0095】ホログラムレンズ46は図3で示す方法で
作製した振幅位相型のホログラムレンズであり、角度選
択特性を有している。従って、光束がはじめにホログラ
ムレンズ46を入射通過する際と、その後、再度入射し
て反射回折する際の入射角度をホログラムレンズ46の
有する波長選択幅を外すように平面ミラー52とリレー
系41、そして液晶表示素子3等を配置している。
【0096】これにより、光束がはじめにホログラムレ
ンズ46に入射通過する際に、ほとんどの光束が通過す
るようにしている。又再度ホログラムレンズ46に入射
反射するときは、ほとんどの光束が反射するようにして
いる。
【0097】本実施例ではホログラムレンズ46で生じ
るディストーションは実施例6と同様にリレー系41を
利用して補正しており、これにより良好なる観察系を構
成している。
【0098】尚、本実施例においてはホログラムレンズ
46の代わりに図4に示す半透過型で凹面型のフレネル
レンズ26を前述したのと同様にして用いても良い。
【0099】図10は本発明の画像表示装置の実施例8
の要部概略図である。図10において図9で示した要素
と同一要素には同符番を付している。
【0100】同図において61は紙面内方向のみに屈折
力を有するシリンドリカルレンズ、62は紙面内方向に
のみ屈折力を有するシリンドリカル凹面ミラーである。
シリンドリカルレンズ61とシリンドリカル凹面ミラー
62は互いの焦点位置が略一致するように配置してお
り、これにより所謂シリンドリカル望遠系63を形成し
ている。
【0101】本実施例例では図9においてリレー系41
を紙面内において偏心したレンズ41−1,41−2よ
り構成している。このとき紙面に垂直方向の非対称性に
より、観察者に対して縦方向(紙面内方向)と横方向
(紙面と垂直方向)の画像結像倍率に差が生じ、倍率差
によるディストーションが生じる場合がある。
【0102】本実施例では、このときのディストーショ
ンをシリンドリカル望遠系63により補正していること
を特徴としている。
【0103】本実施例では液晶表示素子3からの光束は
リレー系41とシリンドリカルレンズ61を通った後、
ホログラムレンズ46を素通りし、シリンドリカル凹面
ミラー62に入射する。そしてシリンドリカル凹面ミラ
ー62で反射し、中間結像面43に表示情報3aの中間
像を形成する。その後、ホログラムレンズ46で反射回
折し、観察者の眼6に入射する。ホログラムレンズ46
は虚像面45上に表示情報3aの拡大虚像を形成してい
る。
【0104】本実施例において液晶表示素子3から中間
結像面43への結像及びディストーションの補正は実施
例6,7と同様に、主にリレー系41によって行なって
いる。シリンドリカル望遠系63は紙面内方向(観察者
に対し縦方向)の結像倍率を調整し、光学系全体として
縦方向と横方向の倍率が略同一となるように設定してい
る。
【0105】尚、本実施例においてリレー系41・シリ
ンドリカルレンズ61・シリンドリカル凹面ミラー6
2、そしてホログラムレンズ46を全体として用いて縦
方向と横方向の倍率を一致させるようにしても良い。
【0106】尚、以上の各実施例において観察系を2系
統用意して液晶表示素子に各々視差のある表示情報を与
えて各々観察者の右眼と左眼で観察しても良く、これに
よれば立体感のある表示情報を観察することができる。
【0107】
【発明の効果】本発明によれば以上のように各要素を適
切に設定することにより、表示素子からの表示情報に基
づく光束の利用効率を高め、明るく、かつディストーシ
ョンが少ない大画面の表示情報が容易に得られ、外界の
風景等の画像情報と共に双方を同一視野で良好に観察す
ることができ、かつ装置全体の小型化を図った画像表示
装置を達成することができる。
【0108】この他、眼球の疲労感が少なく、立体感の
ある表示情報を観察することができる立体画像観察装置
に好適な画像表示装置、又表示情報を観察系の歪曲収差
の諸収差を補正して、高い光学性能で観察することがで
きるようにした画像表示装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の要部概略図
【図2】 本発明の実施例2の要部概略図
【図3】 図2のホログラムレンズの作製方法の説明
【図4】 本発明に係るフレネルレンズの要部断面図
【図5】 本発明の実施例3の要部概略図
【図6】 本発明の実施例4の要部概略図
【図7】 本発明の実施例5の要部概略図
【図8】 本発明の実施例6の要部概略図
【図9】 本発明の実施例7の要部概略図図
【図10】 本発明の実施例8の要部概略図
【図11】 従来の画像表示装置の要部概略図
【符号の説明】
1 照明部 2 光源 3 表示素子 3a 表示情報 4 光束結合素子 5,12 反射凹面鏡 9 虚像面 10 光量調整部材 11,46 ホログラムレンズ Y 画像情報 41 リレー系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 敏行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 金子 正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 吉永 曜子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小林 辰 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示素子からの表示情報と、該表示情報
    とは異なった方向に位置している画像情報の2つの情報
    を光透過性の光束結合素子を介して空間的に重畳して同
    一視野で観察する際、該表示素子からの光束を該光束結
    合素子を介して反射系に導光し、該反射系で反射させた
    後、再度該光束結合素子を介して観察者の方向に導光
    し、該表示素子の表示情報を観察していることを特徴と
    する画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記光束結合素子を該表示素子からの光
    束の少なくとも一部が透過して反射系に導光された後、
    該反射系で反射され、再度該光束結合に導光され、該光
    束結合素子で少なくとも一部が反射されて眼に導かれる
    ことを特徴とする請求項1の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示素子は視差のある2つの表示情
    報を表示しており、前記光束結合素子と反射系は該2つ
    の表示情報を観察者の右眼と左眼に各々導光するように
    していることを特徴とする請求項1又は2の画像表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記光束結合素子を反射型ホログラムよ
    り構成したことを特徴とする請求項1又は2,3の画像
    表示装置。
  5. 【請求項5】 前記反射系は前記表示素子からの表示情
    報を前記光束結合素子近傍に結像していることを特徴と
    する請求項1又は2,3の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記画像情報と光束結合素子との間の光
    路中に光量調整部材を設け、該画像情報からの光束の観
    察者の眼に入射する光量を調整したことを特徴とする請
    求項1又は2,3の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 表示素子からの表示情報と、該表示情報
    とは異なった方向に位置している画像情報の2つの情報
    を光透過性の光束結合素子を介して空間的に重畳して同
    一視野で観察する際、該表示素子と該光束結合素子との
    間の光路中に偏心した又は/かつ傾けた光学素子を有す
    るリレー系を設けたことを特徴とする画像表示装置。
  8. 【請求項8】 表示素子からの表示情報と、該表示情報
    とは異なった方向に位置している画像情報の2つの情報
    を光透過性の光束結合素子を介して空間的に重畳して同
    一視野で観察する際、該表示素子からの光束を偏心させ
    た又は/かつ傾けた光学素子を有するリレー系を通過さ
    せた後、該光束結合素子を介して反射系に導光し、該反
    射系で反射させた後、再度該光束結合素子を介して観察
    者の方向に導光し、該表示素子の表示情報を観察してい
    ることを特徴とする画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記表示素子の表示情報を観察する為の
    光路中にシリンドリカル望遠光学系を設けたことを特徴
    とする請求項7又は8の画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記光路結合素子を反射型ホログラム
    より構成したことを特徴とする請求項7又は8の画像表
    示装置。
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