JP3151766B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP3151766B2 JP22486992A JP22486992A JP3151766B2 JP 3151766 B2 JP3151766 B2 JP 3151766B2 JP 22486992 A JP22486992 A JP 22486992A JP 22486992 A JP22486992 A JP 22486992A JP 3151766 B2 JP3151766 B2 JP 3151766B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像表示装置に関し、特
にホログラム光学素子を利用して画像表示素子で表示さ
れた画像情報を装置全体の小型化を図りつつ、大画面で
高精細に表示するようにした画像表示装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より液晶等の画像表示素子に表示さ
れた画像情報を臨場感のある大画面の映像として観察す
るようにした画像表示装置として大型CRTディスプレ
イ装置やプロジェクションTV装置等が用いられてい
る。
【0003】これらの画像表示装置は大きな空間を必要
とし、又画像情報を良好に観察するには周囲を暗くする
必要がある等の問題点があった。
【0004】この為、例えば特開平4−34512号公
報では図27に示すように画像表示素子からの光束を観
察者の顔面近くに配置した光学系を用いて、直接眼(観
察者の瞳)に導光して大画面の画像情報を観察するよう
にした画像表示装置を提案している。
【0005】同図において201は液晶表示器(液晶パ
ネル)であり、信号ライン206で送られてくる画像デ
ータに基づいて画像情報を表示している。204はバッ
クライト光源であり、液晶表示器201を照明してい
る。液晶表示器201に表示された画像情報に基づく光
束208は凹レンズと凸レンズとから成る拡大レンズ2
03を介してミラー205で反射し、反射光束209と
して観察者210の眼(観察瞳)207に入射してい
る。
【0006】このとき拡大レンズ203は液晶表示器2
01に表示された画像情報をミラー205を介して観察
者の瞳207から所定の距離、例えば5m前方の虚像面
202上に虚像として表示している。これにより観察者
は虚像面202上で液晶表示器201に表示された画像
情報を観察している。
【0007】この他、特開平3−203478号公報で
は図28に示すように観察者の頭部に光学装置225を
装着して個人的にテレビジョン等の画像情報を拡大して
観察するようにした画像表示装置を提案している。尚、
図28は斜下方より見たときの要部斜視図である。
【0008】同図の要部について説明すると221R,
221Lは右眼用と左眼用の液晶カラーテレビである。
液晶カラーテレビ221R,221Lに表示された画像
情報は各々、両眼の前方に配置した台形のビームスプリ
ッター222R(222L、不図示)によって一部分の
光束が反射されて前方の凹面鏡223に入射する。凹面
鏡223で反射した光束はビームスプリッター222R
(222L)を透過して観察者(不図示)の眼に入射す
る。これにより観察者は液晶カラーテレビ221R,2
21Lに表示した画像情報を凹面鏡223前方の所定位
置に虚像として観察している。
【0009】このとき液晶表示パネルの画素数の不足を
補うと共に画素の継ぎ目が観察されないように液晶カラ
ーテレビ221R,221Lは各々の画素が互いにずれ
た関係となるように画素位置を決定し、該画素位置に対
して更に画素をずらしてサンプリング表示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図27に示す画像表示
装置は画像表示素子が小型であり、その画素数が限定さ
れている。この為大画面の画像を表示しようとすると画
素が観察者に観察されてしまい、画像情報を良好に観察
するのが難しいという問題点があった。
【0011】例えば画像表示素子として小型の液晶表示
器を用いた場合、現行の多くのものは約30万画素程度
である。この為NTSC信号をビデオで出力した場合と
同程度の解像力しかなく、更に大画面表示をしたり、高
精細表示をするのが大変難しいという問題点があった。
【0012】本発明の第1の目的は複数の画像表示素子
とホログラム光学素子等の各要素を適切に構成すること
により、画像情報の大画面表示及び高精細表示を可能と
した画像表示装置の提供にある。
【0013】図28に示す画像表示装置は画素を例えば
0.5ピッチ程度ずらした2つの画像情報を各々左右の
眼で観察している。そして左右の眼で別個に観察した2
つの画像情報を頭脳で合成することにより、双方の画像
情報の画素が互いに補間し合い、1つの画像情報として
観察するようにしている。
【0014】しかしながら一般に人間の左右の眼に画像
情報が入力された場合、人間はその両眼からの画像情報
の対応原点の探索・決定を行なった後に各々の画像情報
のエッジ検出や両眼視差を検出する為の差分処理等を行
ない画像情報を認識している。
【0015】このような人間の画像認識メカニズムから
すると画素をずらした2つの画像情報を左右の眼で観察
して互いの画素を補間するように認識することは非常に
困難である。
【0016】この為、画素をずらした2つの画像情報を
左右の眼で観察する方法は多くの場合、各々の画像情報
の対応原点をずらして決定するだけとなり、画素のずれ
た異なる画像情報として認識するのが難しいという問題
点がある。
【0017】本発明の第2の目的は多数の画素より成る
複数の画像表示素子とホログラム光学素子等の各要素を
適切に構成することにより、複数の画像表示素子に基づ
く画像情報を効果的に合成し、画像情報の大画面表示及
び高精細表示を可能とした画像表示装置の提供にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の画像表
示装置は 複数の画像表示素子からの光束をホログラム
光学素子を介して連続した1つの画像情報として表示す
るようにした画像表示装置であって、前記ホログラム光
学素子は、前記複数の画像表示素子に基づく複数の画像
情報を仮想的な平面又は曲面上に各々、連続した1つの
虚像として表示していることを特徴としている。
【0019】請求項2の発明の画像表示装置は複数の画
像表示素子からの光束をホログラム光学素子を介して連
続した1つの画像情報として表示するようにした画像表
示装置であって、前記ホログラム光学素子は、前記複数
の画像表示素子に対応した複数の要素ホログラム光学素
子を有しており、該複数の画像表示素子からの光束を各
々対応する要素ホログラム光学素子で回折して所定面に
導光していることを特徴としている。請求項3の発明は
請求項2の発明において前記要素ホログラム光学素子を
体積位相型ホログラムより構成したことを特徴としてい
る。請求項4の発明は請求項3の発明において前記複数
の要素ホログラム光学素子のうちの1つの要素ホログラ
ム光学素子に対応する画像表示素子以外の画像表示素子
からの光束が該要素ホログラム光学素子へ入射する際の
入射角度が該要素ホログラム光学素子の角度選択特性に
より定まる所定の入射角度と異っていることを特徴とし
ている。請求項5の発明は請求項2の発明において前記
複数の画像表示素子の空間的な配列と該複数の画像表示
素子に対応する前記複数の要素ホログラム光学素子の空
間的な配列が異っていることを特徴としている。
【0020】請求項6の発明の画像表示装置は多数の画
素から成る画像表示素子を複数個有し、該複数の画像表
示素子を互いに各々の画素が補間しあうようにホログラ
ム光学素子で合成し、該ホログラム光学素子で合成した
合成画像を観察するようにした画像表示装置であって、
前記ホログラム光学素子は、前記複数の画像表示素子と
同数の要素ホログラム光学素子を貼付又は同数の多重露
光によって記録した光学素子であることを特徴としてい
る。
【0021】請求項7の発明は請求項6の発明において
前記合成画像は前記ホログラム光学素子を介して所定面
に虚像又は実像として表示されていることを特徴として
いる。請求項8の発明は請求項6の発明において前記ホ
ログラム光学素子は前記画像表示素子に基づいた光束の
うち特定の波長成分の光束のみを反射回折し、その他の
波長成分の光束を透過する波長選択性を有していること
を特徴としている。請求項9の画像表示装置は多数の画
素から成る画像表示素子を複数個有し、該複数の画像表
示素子を互いに各々の画素が補間しあうようにホログラ
ム光学素子で合成し、該ホログラム光学素子で合成した
合成画像を観察するようにした画像表示装置であって、
前記ホログラフィック光学素子で合成された合成画像が
異なる2枚の画像となるように前記画像表示装置が2系
統構成されており、該2枚の合成画像はそれぞれ視差の
ある右眼用、左眼用の画像であって、それぞれの画像を
それぞれ対応する眼へ入射させることを特徴としてい
る。
【0022】
【実施例】図1は本発明の画像表示装置の実施例1の一
部分の要部概略図である。
【0023】同図では観察者6の左眼用の部分のみを観
察者6の頭上より見たときを示しており、右眼用の部分
は図示していないが観察者6の顔の中心に対して面対称
となっている。又同図では各要素を支持する部材は簡単
の為に省略している。
【0024】図中1(1−1,1−2,1−3)は各々
画像表示素子としての液晶表示器(以下「LCD」と称
する。)であり、同一平面上に配置している。各々のL
CD(1−1,1−2,1−3)はそれに接続した信号
ライン(不図示)により、送られてくる別個の画像信号
を受けて別個の画像情報を表示している。
【0025】4はバックライト光源であり、LCD(1
−1,1−2,1−3)を照明している。8−1,8−
2,8−3は各々LCD(1−1,1−2,1−3)よ
り射出した光束である。
【0026】2は反射型のホログラム光学素子(以下
「HOE」と称する。)であり、3つの異なる反射型の
要素ホログラム光学素子2−1,2−2,2−3(以下
「要素HOE」と称する)を隙間なく接続して構成して
いる(尚本実施例では反射型の要素HOEを用いている
が透過型の要素HOEを用いて構成しても基本的に同じ
である。)。このうち要素HOE2−1はLCD1−1
に表示された画像情報に基づく光束8−1を反射し、反
射光束9−1として観察者6の左眼の瞳7に導光してい
る。
【0027】同様に要素HOE2−2(2−3)はLC
D1−2(1−3)に表示された画像情報に基づく光束
8−2(8−3)を反射し、反射光束9−2(9−3)
として観察者6の左眼の瞳7に導光している。このとき
観察者6はHOE2により3つのLCD(1−1,1−
2,1−3)で表示された3つの画像情報を隙間なく接
続し、連続した1つの大画面の画像情報としてHOE2
の前方の所定位置で観察している。
【0028】次に本実施例の画像表示装置の各要素につ
いて説明する。
【0029】図2は本実施例において大画面の画像情報
を表示する為の画像表示素子の説明図である。
【0030】同図では1つの大きな画像11を3つに分
割し、3個のLCD1−1,1−2,1−3に分割表示
する処理工程を示している(尚、このときの分割数はい
くつでも良い)。コンピュータ10により画像11を発
生し、該画像11を鏡像12に変換したのち画像分割回
路15に送る。画像分割回路15は鏡像12をLCD
(1−1,1−2,1−3)に表示する部分画像14
(14−1,14−2,14−3)に分割する。このう
ち部分画像14−1を信号ライン16−1によりLCD
1−1へ、部分画像14−2を信号ライン16−2によ
りLCD1−2へ、部分画像14−3を信号ライン16
−3によりLCD1−3へ送る。
【0031】尚、図中LCD1は図1において反射型の
HOE2からLCD1を観た平面図を表している。
【0032】1−1−b,1−2−b,1−3−bはL
CD枠であり、該LCD1−1,1−2,1−3を保護
・固定し、又電子回路が組み込まれている。1−1−
a,1−2−a,1−3−aは画像情報を表示する領域
である。
【0033】3つのLCD(1−1,1−2,1−3)
及び該LCDに表示される画像情報はLCD枠1−1−
b,1−2−b,1−3−bの存在により、隙間なく配
置することが難しい。同図ではLCD1−1とLCD1
−2との間はL1、LCD1−2とLCD1−3との間
はL2として示している。
【0034】図3は本実施例の反射型のHOE2の機能
を説明する為の光学系の説明図である。反射型のHOE
2は3つの異なる体積位相反射型の要素ホログラム2−
1,2−2,2−3を隙間なく接続して構成している。
【0035】このうち要素HOE2−1はLCD1−1
上の全ての点より放射される光を反射して左眼の瞳7に
投光する。更に要素HOE2−1は光学的パワーを持っ
ており、LCD1−1上の前記全ての点を平面である所
の虚像面21上の部分26a上に虚像として投影する。
【0036】例えばLCD1−1上の点34から放射さ
れた光束17は、要素HOE2−1で反射されて反射光
束26となって左眼の瞳7に入射する。このとき反射光
束26を光の進行方向と逆向きに延長した仮想的光束3
0を考えると、仮想光束30は虚像面21上の点25で
収束する。反射光束26は左眼の瞳7からみればあたか
も虚像面21上の点25より放射された光束と観察者に
視認される。
【0037】要素HOE2−1について説明したのと同
様に、要素HOE2−2はLCD1−2上の点を虚像面
21上の対応する部分27a上の点として左眼の瞳7
に、又要素HOE2−3はLCD1−3上の点を虚像面
21上の対応する部分28a上の点として左眼の瞳7に
投影している。
【0038】次にLCD1の画像情報の表示画面の接続
について説明する。例えばLCD1−1上の点35−1
とLCD1−2上の点35−2は図2に示すように画像
データ上同一点である。
【0039】図3において点35−1から放射され、要
素HOE2−1に入射する光束18−1は要素HOE2
−1で反射され、反射光束27−1として左眼の瞳7に
入射する。点35−2から放射され、要素HOE2−2
に入射する光束18−2は要素HOE2−2で反射さ
れ、反射光束27−2として左眼の瞳7に入射する。
【0040】本実施例では反射光束27−1と反射光束
27−2の各々の光束を光の進行方向と逆向きに延長し
た仮想的光束31−1,31−2が虚像21上の同一点
24で収束するように要素HOE2−1及び要素HOE
2−2を設定している。
【0041】同様に画像の継ぎ目上に対応するLCD1
−1,1−2,1−3上のすべての点に対し、点35−
1と点35−2に対してと同様に要素HOE2−1,2
−2,2−3を設定している。
【0042】これにより各LCD(1−1,1−2,1
−3)の画像情報を隙間なく接続し、3つのLCD(1
−1,1−2,1−3)に表示された画像情報を虚像面
21上に隙間なく接続した(連続した)1つの画像情報
として表示している。
【0043】ここで反射型のHOE2の作成方法として
は、例えば従来の公知の2光束干渉露光法で別々に得た
要素HOE(2−1,2−2,2−3)を貼り合わせて
作成しても良く、又1枚のホログラム基板に不必要な領
域をマスキングして、順次3回の露光を行って(3回露
光法)作成しても良い。
【0044】又、ホログラムの感光材料としてはDC
G,フォトポリマー等が使用可能である。本実施例では
フォトポリマーを用い、3回露光法を用いて記録してH
OEを作成した。
【0045】尚、本実施例では反射型の要素HOE2−
1,2−2,2−3により、LCD1−1,1−2,1
−3に表示された画像情報を平面である所の虚像面21
上に投影された像として観察者に視認させているが虚像
面21としては平面でなくても良い。例えば円筒面とし
観察者を取り囲むように設定しても良い。このとき反射
型の要素HOE2−1,2−2,2−3のパワー分布を
虚像面を平面ではなく円筒面になるように設定しておけ
ば良い。
【0046】更に本実施例の反射型の要素HOE2−
1,2−2,2−3として、表面に適当な半透過反射
膜、例えば金属膜等を蒸着したレリーフ型ホログラムを
用いても良い。
【0047】又、本実施例では3つのLCD1−1,1
−2,1−3を同一平面上に配置してあるが、必ずしも
同一平面上に配置する必要はなく異った平面上に配置し
ても良い。
【0048】以上の観察者の左眼に対する各要素の説明
は右眼に対しても同様である。又、本実施例においては
左眼と右眼に同一の画像情報を表示しても良いし、左眼
用と右眼用とで視差を与えた異った画像情報を表示する
ことにより、観察者に立体画像を視認させるようにして
も良い。
【0049】本実施例においては画像情報としてコンピ
ュータで発生する画像情報を取り扱ってきたが、TVカ
メラやVTRからの映像をコンピュータ及びその他の方
法で3つのLCD1−1,1−2,1−3に分割して表
示した画像情報を用いても良い。
【0050】この他、図4に示すように現行のNTSC
レベルのTVカメラ3台を用いて取り込んだ画像情報を
LCD1−1,1−2,1−3に分割表示した画像を用
いても良い。
【0051】図4は3台のカメラより取り込んだ画像情
報を表示するための処理工程を示す説明図である。3台
のTVカメラ61−1,61−2,61−3は画像情報
として風景60を3つに分割して取り込む。このとき該
3台のTVカメラは通常に、画像情報を取り込む場合と
上下方向と左右方向を逆にしてある。
【0052】それには、例えばTVカメラを横に倒して
固定するマウントを用いても良いし、又該TVカメラの
撮影レンズの前方にプリズムアタッチメントを装着して
入射してくる像を倒すようにしても良い。風景60を欠
落なく、又重複することなく3つに分割して該3台のT
Vに入力するためには、該TVカメラ間の距離L3,L
4を調整することが必要であり、このために該TVカメ
ラはステージの付いたマウントで固定している。
【0053】風景60は、該TVカメラ61−1,61
−2,61−3により3つの画像情報14−1−a,1
4−2−a,14−3−aとして取り込まれ、鏡映回路
62−1,62−2,62−3で各々鏡像14−1−
b,14−2−b,14−3−bとし、各々LCD1−
1,1−2,1−3に送り表示している。
【0054】LCD1−1,1−2,1−3に表示され
た画像情報は、すでに説明したように反射型のHOEで
1つに接続され、風景60に相似な画像として視認され
るように観察者の瞳に投光している。
【0055】以上、説明したように本実施例によれば現
行のLCDの画素数の3倍の画素数を有した大画面で高
精細の画像情報を表示することができる。
【0056】図5は本発明の実施例2の一部分の要部概
略図である。同図は図1の実施例1と同様に観察者の左
眼用の各要素のみを示しており、図1で示した要素と同
一要素には同符番を付している。
【0057】本実施例では画像表示素子として4つのL
CD(1−1,1−2,1−3,1−4)を用いてい
る。又、ホログラム光学素子2として4つの要素ホログ
ラム光学素子(要素HOE)2−1,2−2,2−3,
2−4を用い、それらを隙間なく接続して構成してい
る。
【0058】図3においてLCD1−1上の点35−1
からの光束の一部は対応する要素HOE2−1以外の他
の要素HOE、例えば要素HOE2−2に入射する。要
素HOE2−2の体積位相型ホログラムとしての角度選
択性の為に要素HOE2−2により反射される点35−
1からの光量は少ないが点35−1と点35−2が空間
的に接近しているので反射光を完全にカットすることが
難しい。この結果、点35−1からの光束の一部は要素
HOE2−2で反射してゴーストとして左眼の瞳7に入
射してくる場合がある。本実施例はこのときのゴースト
の発生を防止している。
【0059】即ち、本実施例は4つのLCDの配列と、
それに対応する4つの要素HOEの配列を、互いに対応
するもの同志が異なるように配置している。これにより
要素HOE(2−1,2−2,2−2,2−4)の各領
域に対応するLCD(1−1,1−2,1−3,1−
4)からの光束と、それ以外のLCDからの光束の要素
HOEに入射する角度を大きく異ならせて、ゴーストの
発生を軽減している。
【0060】次に本実施例の特徴を説明する。
【0061】図5においてLCD(1−1,1−2,1
−3,1−4)は各々、別個の画像情報を表示し、バッ
クライト光源4からの光束で回折格子5を介して照明し
ている。回折格子5は照明効率を向上させている。LC
D1の画像情報を有した光束8−1,8−2,8−3,
8−4は各々要素HOE2に入射している。
【0062】この際、LCD1−1からの光束8−1と
LCD1−2からの光束8−2及びLCD1−3からの
光束8−3とLCD1−4からの光束8−4が各々交差
して各々の要素HOE1−1,1−2,1−3,1−4
に入射するようにしている。要素HOE2−1,2−
2,2−3,2−4は各々画像情報を含んだ光束8−
1,8−2,8−3,8−4をそれぞれ反射し、反射光
束9−1,9−2,9−3,9−4として左眼の瞳7に
投光する。
【0063】観察者はLCD1−1,1−2,1−3,
1−4の画像情報に基づいて、隙間なく左眼に入射する
4つの光束9−1,9−2,9−3,9−4により、L
CD1−1,1−2,1−3,1−4に表示された画像
情報を隙間なく接続して1つの大きな画像情報として視
認している。
【0064】図6は本実施例において1つの大きな画像
情報を4つに分割し、4個のLCD1−1,1−2,1
−3,1−4に分割表示する処理工程を示す説明図であ
る。
【0065】コンピュータ10により画像11を発生
し、該画像11を鏡像12に変換したのち、画像分割回
路15に送る。画像分割回路15は鏡像12を4つのL
CD1−1,1−2,1−3,1−4に表示する部分画
像14−1,14−2,14−3,14−4に分割して
いる。そして該部分画像14−1,14−2,14−
3,14−4は各々信号ライン16−1,16−2,1
6−3,16−4によりLCD1−1,1−2,1−
3,1−4に送り各々表示している。
【0066】次に要素HOE2−1,2−2,2−3,
2−4の光学的作用について説明する。
【0067】図5において要素HOE2は4つの異なる
体積位相反射型のホログラムである要素HOE2−1,
2−2,2−3,2−4を隙間なく接続して構成してい
る。
【0068】このうち要素HOE2−1は、LCD1−
1からの画像情報を持った光束8−1に対して略ブラッ
グ回折を起こして反射光束9−1を生ずるように設定し
ている。要素HOE2−2はLCD1−2からの画像情
報を持った光束8−2に対して略ブラッグ回折を起こ
し、反射光束9−2を生ずるように設定している。
【0069】要素HOE2−3はLCD1−3からの画
像情報を持った光束8−3に対して略ブラッグ回折を起
こし、反射光束9−3を生ずるよう設定している。要素
HOE2−4はLCD1−4からの画像情報を持った光
束8−4に対して略ブラッグ回折を起こし、反射光束9
−4を生ずるように設定している。要素HOE2は実施
例1における反射型のHOE2と同様にLCD1−1,
1−2,1−3,1−4上の点を図5の虚像面(不図
示)に虚像として投影し、観察者に図6の画像情報11
と相似で拡大された画像を該虚像面上に視認せしめてい
る。
【0070】本実施例ではLCD1−1,LCD1−2
よりの光束8−1,8−2が互いに交差して、各々要素
HOE2−1,2−2に入射するようにしている。又L
CD1−3,1−4からの光束8−3,8−4が互いに
交差して各々の要素HOE2−3,2−4に入射するよ
うにしている。
【0071】このように各要素を構成することにより要
素HOE2−1,2−2,2−3,2−4には、各々対
応するLCD1−1,1−2,1−3,1−4以外のL
CDからの迷光は各LCDに正規に入射する光束8−
1,8−2,8−3,8−4の入射角と大きく異なり、
各々要素HOE1−1,1−2,1−3,1−4に入射
する。
【0072】既に述べたように要素HOE2−1,2−
2,2−3,2−4は各々光束8−1,8−2,8−
3,8−4に対して略ブラッグ回折を生ずるよう設定し
ている。この為正規に対応するLCD以外のLCDから
の迷光は、各要素HOEに入射しても各々のHOEの角
度選択性によって要素HOEで回折されず、該要素HO
Eを透過し、左眼の瞳7に入射しない。
【0073】本実施例はこのようにしてゴーストの発生
を効果的に軽減している。
【0074】図7は本実施例の回折格子5の光学的作用
を示す説明図である。回折格子5は4つのブレード透過
型の要素回折格子5−1,5−2,5−3,5−4を接
続して構成している。要素回折格子5−1,5−2,5
−3,5−4はバックラ効ト光源4からの光束を偏向
し、各々LCD1−1,1−2,1−3,1−4を効果
的に照明して光束8−1,8−2,8−3,8−4を生
じさせている。尚、本実施例において回折格子5の代わ
りに体積位相型ホログラムを用いても良い。
【0075】図8は本発明の実施例3の一部分の要部概
略図である。同図は図1の実施例1と同様に観察者の左
眼用に各要素のみを示しており、図1で示した要素と同
一要素には同符番を付している。
【0076】本実施例は2つの反射型のホログラム光学
素子(HOE2a,2b)を用いて画素表示素子(LC
D)1からの光束を2回反射回折してホログラムで発生
する色収差を軽減し、良好なる画像情報の観察を行って
いる。
【0077】図8において1−1,1−2は各々LCD
である。反射型のHOE2aは異なる2つの要素HOE
2a−1,2a−2を接続して構成している。反射型の
HOE2bは異なる2つの体積位相反射型ホログラムH
OE2b−1、HOE2b−2を隙間なく接続して構成
している(尚、HOE2aは2つの要素HOE2a−
1,2a−2を支障がない程度に離して配置しても良
く、又異なった平面上に配置しても良い。)。
【0078】本実施例においてLCD1−1,1−2は
各々別個の画像情報を表示し、バックライト光源4から
の光束により回折格子5を介して効率的に照明してい
る。LCD1−1(1−2)からの画像情報を持った光
束8−1(8−2)は要素HOE2a−1(2a−2)
に入射する。要素HOE2a−1は該入射光束8−1を
反射し、反射光束9−1−aとし、要素HOE2b−1
に入射する。要素HOE2a−2は該入射光束8−2を
反射し、反射光束9−2−aとして要素HOE2b−2
に入射する。
【0079】更に要素HOE2b−1は上記光束9−1
−aを反射し、反射光束9−1−bとして左眼の瞳7に
導光する。要素HOE2b−2は上記光束9−2−aを
反射し、反射光束9−2−bとして左眼の瞳7に導光す
る。左眼の瞳7に入射する光束9−1−bと光束9−2
−bは各々LCD1−1,LCD1−2の表示する画像
情報を持っており、観察者は上記2光束によりLCD1
−1,LCD1−2の表示する画像情報を1つの画像情
報として隙間なく接続して視認している。
【0080】図9は本実施例において1つの大きな画像
情報を2つに分割し、2個のLCD1−1,1−2に分
割表示する処理工程の説明図である。
【0081】同図においてコンピュータ10により画像
11を発生し、画像分割回路15に送る。画像分割回路
15は画像11をLCD1−1,1−2に表示する為に
2つの部分画像14−1,14−2に分割する。このう
ち部分画像を信号ライン16−1によりLCD1−1
へ、部分画像14−2を信号ライン16−2によりLC
D1−2へ送り、LCD1−1,1−2は各々の部分画
像14−1,14−2を表示する。
【0082】次に反射型のHOE2aと、反射型のHO
E2bの光学的作用について説明する。
【0083】図8において要素HOE2a−1はLCD
1−1からの光束8−1に対して略ブラッグ回折を起こ
すように設定している。要素HOE2a−2はLCD1
−2からの光束8−2に対して略ブラッグ回折を起こす
ように設定している。
【0084】LCD1−1とLCD1−2からの光束8
−1,8−2が交差し、各々の要素HOE2a−1,2
a−2に入射するようにLCD1−1,LCD1−2、
要素HOE2a−1,要素HOE2a−2を配置してい
る。LCD1−1から要素HOE2a−2に入射する迷
光は、LCD1−2から要素HOE2a−2に入射する
正規の光束8−2と大きく異なる角度で要素HOE2a
−2に入射する。
【0085】又、LCD1−2から要素HOE2a−1
に入射する迷光はLCD1−1から要素HOE2a−1
に入射する正規の光束8−1と大きく異なる角度で要素
HOE2a−1に入射する。このため上記LCD1−2
から要素HOE2a−1に入射する迷光及びLCD1−
1から要素HOE2a−2に入射する迷光は各々要素H
OE2a−1、要素HOE2a−2を回折されずに透過
してしまい、要素HOE2b−1、要素HOE2b−2
に入射せず、最終的には観察者の瞳7に入射しない。本
実施例ではこのようにして実施例2と同様にしてゴース
トの発生を防止している。
【0086】本実施例ではLCD1−1(1−2)から
の画像情報をもった光束8−1(8−2)を、各々要素
HOE2a−1と要素HOE2b−1(要素HOE2a
−2と2b−2)で各々2回回折させることにより、H
OEでの回折で発生する色収差を軽減させるという効
果、又表示画像についても鏡像を作成する必要がないと
いう効果を有している。
【0087】図10は本発明の実施例4の一部分の要部
概略図である。
【0088】本実施例では観察者の観察する画像情報の
うち画面全体を均等に高精細とせず、観察者が高い頻度
で注視する画像領域を特に高精細に表示することを特徴
としている。
【0089】本実施例では画像情報を複数の領域(5つ
の領域)に分け、このうち3つの領域の画像情報を他に
比べて高精細に表示するように構成している。
【0090】図10において1−1〜1−5は各々同一
仕様のLCDであり、各LCDには今まで説明してきた
実施例と同様にバックライト光源(不図示)からの光束
で照明効率を高めるための回折格子(不図示)を介して
照明している。
【0091】LCD1−1,1−2,1−3は反射型の
HOE2から距離L1離れた平面上に配置され、LCD
1−4,1−5は反射型のHOE2から各々距離L4離
れた平面上に配置されている。LCD1−1〜1−5は
各々別個の画像情報を表示し、LCD1−1に表示され
た画像情報をもつ光束は要素HOE2−1に入射し、要
素HOE2−1で反射され観察者の瞳7に入射する。
【0092】以下同様にLCD1−2(1−3,1−
4,1−5)からの光束は要素HOE2−2(2−3,
2−4,2−5)で反射し、各々観察者の瞳7に入射す
る。
【0093】観察者はLCD1−1〜1−5に表示され
た5つの画像情報をHOE2を介して接続し、連続した
1つの大きな画像情報として観察している。反射型のH
OE2は体積位相反射型のホログラムより成り、5つの
要素HOE2−1,2−2,2−3,2−4,2−5を
隙間なく接続して構成している。
【0094】図11は本実施例を観察者の頭上より見た
ときの光学系の平面概略図である。
【0095】図11において4−1〜4−5は各々LC
D1−1〜1−5を照明するためのバックライト光源で
ある。5−1〜5−5は各々回折格子であり、バックラ
イト光源4−1〜4−5からの光束を偏向させてLCD
1−1〜1−5を効果的に照明している。
【0096】尚、図11ではバックライト光源4−5、
回折格子5−5、要素HOE2−1,2−2,2−3,
2−5は各々バックライト光源4−4、回折格子5−
4、HOE2−5にかくれて見えなくなっている。
【0097】本実施例においてLCD(1−1〜1−
5)は各々別個の画像情報を表示し、各々のLCD(1
−1〜1−5)に対向したバックライト光源(4−1〜
4−5)からの光束で回折格子(5−1〜5−5)を介
して照明している。LCD(1−1〜1−5)の各々の
画像情報を含んだ光束(8−1〜8−5)は要素HOE
(2−1〜2−5)に入射する。要素HOE(2−1〜
2−5)は各々光束(8−1〜8−5)を反射し、反射
光束(9−1〜9−5)として観察者の瞳7に導光して
いる。
【0098】LCD(1−1〜1−5)の画像情報を有
して隙間なく左眼の瞳7に入射する5つの光束(9−1
〜9−5)により観察者はLCD(1−1〜1−5)に
表示された画像情報を隙間なく接続した1つの大きな画
像情報として視認している。
【0099】尚、図11において21は虚像面であり、
HOE2から虚像面21までの距離Lは所定の値、例え
ば1mに設定している。要素HOE2−1,2−2,2
−3,2−4,2−5はすでに説明した実施例1におけ
る要素HOEと同様に各々LCD1−1,1−2,1−
3,1−4,1−5上の各点を虚像面21上の虚像点と
して観察者に視認させている。
【0100】図12は一つの大きな画像情報を5つに不
等分に分割し、5個のLCD1−1〜1−5に不均一な
倍率に拡大、縮小をほどこして、分割表示する処理工程
を示す説明図である。
【0101】コンピュータ10により画像11を発生
し、該画像11を鏡像12に変換したのち画像分割回路
15aに送る。画像分割回路15−aは鏡像12をLC
D1−1,1−2,1−3,1−4,1−5に表示する
5つの部分画像14−1−a,14−2−a,14−3
−a,14−4−a,14−5−aに不等分に分割す
る。
【0102】この分割は前記元の画像11を構成する画
素数をMとすると、部分画像14−4−a,14−5−
aは各々画素数mmax 、部分画像14−1−a,14−
2−a,14−3−aは各々画素数mmin で構成される
ように行なわれる。
【0103】ここで、
【0104】
【数1】 で決められる値である。
【0105】又、前記元の画像11を構成するデータ数
を画素数に換算した値Mは、本実施例に使用されるLC
D1の画素数をmLCD とした場合、mmin ≒mLCD かつ
min ≧mLCD となるように逆に決めている。
【0106】画像分割回路15−aにより分割された5
つの部分画像14−1−a,14−2−a,14−3−
a,14−4−a,14−5−aは、サンプリング回路
15−bに送られる。サンプリング回路15−bは、部
分画像14−1−a,14−2−a,14−3−aのデ
ータ数をLCD画素数mLCD と同数の画像データ14−
1−b,14−2−b,14−3−bに変換して各々L
CD1−1,1−2,1−3に送る。
【0107】又、部分画像14−4−a,14−5−a
をサンプリングして、LCD画素数mLCD と同数の画像
データ14−4−b,14−5−bに変換して、各々L
CD1−4,1−5に送る。ここでLCD1−1,1−
2,1−3とHOE2との距離L1はLCD1−4,1
−5とHOE2との距離L4よりも長く、かつ前記m
min とmmax の大小関係はmmax >mmin であり、かつ
min ≒mLCD であるので、部分画像14−4b,14
−5bは、サンプリング前の部分画像データ14−4−
a,14−5−aよりもデータ数が少なく荒いデータと
なっている。
【0108】又、LCD1−4,1−5に表示される画
像は、LCD1−1,1−2,1−3に表示される画像
に対してL4/L1の割合で縮小された画像となってい
る。
【0109】次に観察者が視認する画像情報について説
明する。
【0110】図10においてLCD1−1,1−2,1
−3とHOE2との距離はL1であり、LCD1−4,
1−5とHOE2との距離はL4であり、HOE2と図
10内の不図示の虚像面との距離はLであるので、観察
者はLCD1−1,1−2,1−3の画像情報を虚像面
上にL/L1の割合で拡大された虚像として視認し、L
CD1−4,1−5の画像を虚像面上にL/L4の割合
で拡大された虚像として視認する。
【0111】LCD1−4,1−5に表示される画像情
報はLCD1−1〜1−3に表示される画像情報に対
し、L4/L1の割合で縮小されて表示され、かつ該L
CD1−4,1−5の画像情報は観察者に対してL/L
4の割合で虚像面上に拡大表示される。
【0112】上記の縮小と拡大が相殺され、図12の部
分画像14−1−a〜14−3−aと部分画像14−4
−a,14−5−aは結果として同倍率で観察者に視認
されることになり、観察者の視認する画像は図12内の
画像11をL/L1の割合で虚像面21上に拡大投影し
たものとなる。
【0113】図12の画像11においてLCD1−1,
1−2,1−3の表示画像により、観察者に視認される
部分と、LCD1−4,1−5の表示画像により観察者
に視認される部分は、観察者にとって面積が異なってい
ると認識されるが、各々の部分画像を構成する画素数は
同じなので、LCD1−1,1−2,1−3の表示画像
により視認される画像部分はLCD1−4,1−5で視
認される画像部分より高精細な表示として観察者に認識
される。
【0114】図13は本発明の実施例5の一部分の要部
概略図である。
【0115】図中、1−1,1−2は各々同一のLCD
で、各々別個の画像情報を表示している。LCD1−
1,1−2は各々バックライト光源4−1,4−2から
の光束を各々コンデンサーレンズ35−1.35−2に
より集光して照明している。LCD1−1,1−2は各
々表示した画像情報を持つ光束8−1−a,8−2−a
を発する。結像レンズ34−1,34−2はLCD1−
1,1−2の像を中間像36−1,36−2として結像
すると共に前記光束8−1−a,8−2−aを光束8−
1−b,8−2−bに変換する。
【0116】反射型のHOE2は既に説明した実施例1
における反射型のHOEと同様に、要素HOE2−1,
2−2を隙間なく接続して構成しており、光束8−1−
b,8−2−bを反射して反射光束9−1,9−2とし
て観察者の瞳7に入射させている。
【0117】すでに説明した他の実施例と同様に観察者
はLCD1−1,1−2に表示された画像情報を虚像面
21上に隙間なく接続して投影した1つの大きな画像情
報として視認している。
【0118】LCD1−1と中間像36−1との倍率を
1-a ,LCD1−2と中間像36−2との倍率をm
2-a 、中間像36−1と虚像面21上の虚像の倍率をm
1-b 、中間像36−2と虚像面21上の虚像の倍率をm
2-b とすると、m1-a ×m1-b=m2-a ×m2-b となる
ようにLCD1−1,1−2、結像レンズ34−1,3
4−2、要素HOE2−1,2−2等を配置設定してい
る。
【0119】図14は一つの大きな画像情報を2つに分
割表示する処理工程を示す説明図である。コンピュータ
10により画像11を発生し鏡像12にして分割回路1
5−aに送り、分割回路15−aは鏡像12を2つの部
分画像14−1−a,14−2−aに分割し、反転回路
15−cに送り、反転回路は部分画像14−1−a,1
4−2−aを反転し、反転部分画像14−1−c,14
−2−cに変換し、LCD1−1,1−2に送る。
【0120】本実施例では、既に述べたようにm1-a ×
1-b =m2-a ×m2-b となるようにしてあるため、観
察者はLCD1−1とLCD1−2上に表示された画像
情報を等しい倍率で拡大した虚像として虚像面21で観
察している。
【0121】又、m1-a ×m1-b とm2-a ×m2-b の値
を異なるように設定しても良く、これによれば本発明の
先の実施例4のように、どちらか一方のLCDの像を拡
大表示することができる。
【0122】図15は本発明の実施例6の要部概略図で
ある。図中、実線と一点鎖線の光線は画像表示素子の中
心部からの光束を示し、破線及び二点鎖線の光線は仮想
線を示している。
【0123】本実施例ではハロゲンランプや螢光灯など
のバックライト光源71,72から射出した光束はLC
D素子等の画像表示素子73,74で変調されて画像表
示用の光束75,76となって、ガラスやプラスチック
等の基板77上に形成されたホログラフィック光学素子
(以下「HOE」と略す。)78に入射する。このHO
E78は2重露光された2つのレンズ作用を有し、点7
9,80から発せられた光束75,76に対して、それ
ぞれ点79a,点80aから発散するかのような波面へ
変換し、観察者の瞳81へ入射させている。
【0124】このHOE78は画像表示素子上の他の点
からの光束に対しても同様の波面変換を行う。これによ
り画像表示素子73,74の画像情報は虚像82として
観察者は観察している。
【0125】図15では画像表示素子73,74上の中
心の点79,80からの光束についてのみ示している。
【0126】図16に画角のある光束についての光路図
の概略を示す。図16において画像表示素子73,74
上の点87,79,88、点89,80,90に対して
虚像面82上では各々点87a,79a,88a、点8
9a,80a,90aが対応している。
【0127】次に本実施例において表示される画像情報
について図17を用いて説明する。
【0128】今、入力画像信号86を45°傾いた矢印
と仮定する。この入力画像信号86はコントローラ85
によって制御されドライバ83,84に入力され、同一
の矢印が表示される(図中は説明のために画素を○印と
□印で表示している)。
【0129】この同一の矢印の画像はHOE78によっ
て僅かにシェアした点へ結像されるため、図15に示す
虚像面82上で合成される合成画像は図17のように○
印の矢印と□印の矢印が重なって表示される。
【0130】本実施例ではこのとき、画像表示素子7
3,74上の中心の点79,80は虚像面82上でそれ
ぞれ縦横に半ピッチの画素だけずれて点79a,80a
のように表示されている。これにより画素間を互いに補
間して高精細な画像情報を表示している。
【0131】本実施例に用いるHOE78の作製用法と
しては、従来から公知の手法を利用できるが、本実施例
ではアルゴンイオンレーザを用いた2光束干渉法によっ
てフォトポリマーに記録した体積位相ホログラムを用い
ている。
【0132】即ち、図18、図19に示すようにアルゴ
ンイオンレーザからの波長514.5nmの単色レーザ
ービームを2分割し、一方を点79に対応する点79
c、他方を点79aに対応する点79dからの発散光束
として、又は点80に対応する点80c、他方を点80
aに対応する点80dからの発散光束としてホログラム
感光材料78の表面、裏面から入射させている。
【0133】まず図18の配置でレーザービームを露光
し、次いで図19の配置で露光する。この後ホログラム
感光材料の現像処理を行なえば先の図15でのホログラ
ム光学素子HOEを得ることができる。この場合、ホロ
グラム感光材料の屈折率とガラス基板77の屈折率と
は、ほぼ一致しているものとした。この配置では、いわ
ゆるリップマンホログラムが記録されることになる。
【0134】このホログラム記録配置において、点79
dと点80dとは半画素相当ずれているだけであり、光
束70Aと光束70Bとはホログラム感光材料への入射
角が僅かに異なるだけで殆ど同じ光束である。
【0135】従ってホログラム記録系として図19にお
いて光束70Bの代わりに光束70A、即ち点79dか
ら発散する光束を用いてもよい。ホログラム記録光学系
を簡略化できる。
【0136】図20、図21は別のホログラム記録光学
系を示す説明図である。点79c,点80cは図18、
図19と同じであるが、点79eは点79dとホログラ
ム面に関して面対称な位置であり、点80eは点80d
とホログラム面に関して面対称な位置である。
【0137】図20の2点79c,79eからの発散光
束の干渉縞を記録し、次いで図21の2点80c,80
eの2点からの発散光束干渉縞を記録する。次いでこの
ホログラム感光材料を現像処理して、その後更に図22
に示すようにガラス基板77の表面にハーフミラー膜7
0cをコーティングする。こうして作られた図22のホ
ログラムを図15のHOEの位置におけば同等の作用を
果たすホログラム光学素子を得ることができる。図21
において点80eの代わりに点79eを用いても良いこ
とは先と同じである。
【0138】このHOE78は先のリップマンホログラ
ムと異なり、記録する干渉縞の空間周波数が低いので量
産に適している。更に感光材料としてフォトレジストな
どを用い干渉縞を記録後、現像処理し、得られたレリー
フ型ホログラムをマスターホログラムとしてこのレプリ
カを作成し、このレプリカホログラムのレリーフ構造上
にハーフミラー膜をコートしたものを図15のHOEの
位置で用いることができる。こうすることにより更に安
価にホログラムコンバイナーを作製することができる。
【0139】図23は本発明の実施例7の要部概略図で
ある。本実施例は実施例6に比べて透過型のHOEを用
いたこと、中間結像をさせていること、及び接眼レンズ
を用いたことが異なり、その他の構成は同じである。
【0140】図23において画像表示素子73,74上
の点79,80から発せられた光束75,76は透過型
のHOE78によって中間結像面91上へ点79a,8
0aと結像し、図16で説明したように互いの画素を補
間するように画像を合成している。
【0141】実施例6ではHOEで合成された合成画像
が虚像であったのに対し、本実施例では中間結像面91
上で実像の空中像が合成されている。このように合成さ
れた空中像は接眼レンズ92を用いて観察者の瞳81へ
入射させられ、観察者は高精細な合成画像を見ている。
【0142】本実施例において、中間結像面91の位置
にスクリーンを設け、該スクリーン上で画像を合成し、
接眼レンズ92を用いて観察することもできる。この場
合は、スクリーンによって拡散される合成画像の光を観
察できるので、接眼レンズ92のNAを小さくすること
が可能となり、装置の小型化が図れるという効果があ
る。
【0143】図24は本発明の実施例8の要部概略図で
ある。本実施例では画像表示素子を3枚設けて、3枚の
画像情報を合成することによって高精細な画像情報を表
示するように構成している。
【0144】本実施例ではプリズム135,136の間
に貼り合わされた反射型HOE133とプリズム13
7,138の間に貼り合わしたHOE134の2枚のH
OEによって画像情報の合成を行なっている。
【0145】本実施例において最も簡単なHOE素子の
作用は、入射平面波を入射角から僅かに異なる角度で回
折するように記録されたレンズ作用を持たない素子であ
れば良い。
【0146】つまり点100Aは2枚のHOE133,
134を通過して点100Aaに、点100Bは反射型
HOE133で、正反射角から僅かにずれた角度で回折
された点100Aaに、点100CはHOE134で点
100Aaに投影されるように設定している。
【0147】このとき点100Aa,100Ba,10
0Caはそれぞれの画素を補間する位置となるようにさ
れており、その結果3枚の画像によって補間された高精
細な合成画像情報を観察することができる。
【0148】又、合成される各画像情報の明るさを均一
にする為にHOE133,134の回折効率を考慮して
バックライト光源131−a,131−b,131−c
の明るさを調節する手段を設けても良い。
【0149】又、バックライト光源の明るさをすべて同
一に設定して、HOE133の回折効率を50%、HO
E134の回折効率を33.33%とすれば各画像情報
の輝度は等しくすることができる。
【0150】図25は本発明の実施例9の要部概略図で
ある。本実施例ではワープロの出力装置として構成した
例を示している。
【0151】図25(A)は装置全体の斜視図を、図2
5(B)は側面図を示している。本実施例において構成
及びその機能は実施例6と基本的に同一である。
【0152】本実施例においては実施例6で示したコン
トローラ85、ドライバ83,84等の制御用回路等の
装置部分を本体部分141にまとめて収納している。そ
してワープロ142の出力信号を信号ライン143で装
置本体141へ入力する。装置本体141には回動可能
・伸縮可能なアーム144が側面に取り付けてあり、観
察者の体格や望みの姿勢に合わせて調節可能としてあ
り、画像表示素子103,104へのドライバ信号やバ
ックライト光源101,102の電源ケーブル等はこの
アーム144の内部に設けてある。
【0153】本実施例では観察者の注視点であるキーボ
ード付近にHOEによって合成された虚像112が結像
するようにHOE108のレンズ作用を設定している。
【0154】この結果、観察者は視線をそらすことなく
キーボードのキーを見ながら入力結果や、表示図形等を
同時に観察することができる。しかも、注視点と虚像、
キーボードが一致していることにより、瞳の焦点調節に
よる疲労も少ないという効果もある。
【0155】以上、本実施例ではワープロへの応用を例
示したが、高精細な画像表示が要求される、例えばCA
Dの出力装置にも同様に適用することができる。その場
合は、合成された虚像112がデジタイザ等の入力機器
上に結像されるように設定すれば良い。
【0156】図26は本発明の実施例10の要部概略図
である。本実施例は所謂ホログラフィックディスプレイ
に適用した場合を示している。
【0157】右眼用と左眼用の2系統にそれぞれ視差の
ある画像情報を呈示して立体映像を観察できるように構
成している。片眼における光学配置やその機能は実施例
6と同一なので説明を省略する。
【0158】本実施例では虚像位置12において、それ
ぞれの画像の対応原点が点100Fで交差するように右
眼用及び左眼用の光学系の光軸に輻輳角θを与えてあ
る。これによって、従来の頭部搭載型表示装置(HMD
と呼ぶ)において、生じていた虚像位置は無限遠でない
のにもかかわらず、視線方向は平行にされていることに
よる眼の疲れや生理的な不快感を解消している。
【0159】本実施例において立体画像制御回路155
によって作成された視差のある右眼用の画像と左眼用の
画像の画像信号は、それぞれの画像信号に適切な同期信
号等の制御信号を附与して、それぞれ右眼用の画像制御
回路153、左眼用の画像制御回路154へ入力され
る。そしてそれぞれの複数の画像表示素子(図26
(B)では不図示、図26(A)で左眼用として10
3,104)を駆動し、所定の画像を表示している。
【0160】次に前記複数の画像表示素子の所定の画像
情報はそれぞれのHOE107,107aによって虚像
面112,112a上でそれぞれの画像を画素を補間し
あうように合成され、対応する観察者の瞳(眼)11
1,111aへそれぞれの画像を高精細に呈示する。こ
れにより、両眼視差を立体視要因とする高精細な画像を
認識している。
【0161】本実施例では輻輳角θをつけて表示するシ
ステムを示したが、本発明の特徴である高精細な画像を
表示する装置としては何んら制限をされるものではな
く、従来と同様にそれぞれの光学系を平行に構成した場
合でも効果がある。
【0162】又、本実施例では信号ケーブル152を用
いているが、画像表示素子用のバックライト光源等の電
源等をバッテリーとして、信号は赤外線によってワイヤ
レスで伝送するようにしても良い。
【0163】
【発明の効果】本発明によれば以上のように複数の画像
表示素子とホログラム光学素子等の各要素を適切に構成
することにより、画像情報の大画面表示及び高精細表示
を可能とした画像表示装置を達成することができる。
【0164】この他本発明によれば多数の画素より成る
複数の画像表示素子とホログラム光学素子等の各要素を
適切に構成することにより、複数の画像表示素子に基づ
く画像情報を効果的に合成し、画像情報の大画面表示及
び高精細表示を可能とした画像表示装置を達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の一部分の要部概略図
【図2】 図1の画像表示素子の説明図
【図3】 図1の一部分の光路説明図
【図4】 図1の一部分を変更したときの一部分の要
部概略図
【図5】 本発明の実施例2の一部分の要部概略図
【図6】 図5の画像表示素子の説明図
【図7】 図5の回折格子の光学的作用の説明図
【図8】 本発明の実施例3の一部分の要部概略図
【図9】 図8の画像表示素子の説明図
【図10】 本発明の実施例4の一部分の要部概略図
【図11】 図10の一部分の説明図
【図12】 図10の画像表示素子の説明図
【図13】 本発明の実施例5の一部分の要部概略図
【図14】 図13の画像表示素子の説明図
【図15】 本発明の実施例6の一部分の要部概略図
【図16】 図15の一部分の光路説明図
【図17】 図15の一部分の説明図
【図18】 図15のホログラム光学素子の製造方法の
説明図
【図19】 図15のホログラム光学素子の製造方法の
説明図
【図20】 図15のホログラム光学素子の製造方法の
説明図
【図21】 図15のホログラム光学素子の製造方法の
説明図
【図22】 図15のホログラム光学素子の説明図
【図23】 本発明の実施例7の要部概略図
【図24】 本発明の実施例8の要部概略図
【図25】 本発明の実施例9の要部概略図
【図26】 本発明の実施例10の要部概略図
【図27】 従来の画像表示装置の要部概略図
【図28】 従来の画像表示装置の要部概略図
【符号の説明】
1,1-1,1-2,1-3,1-4 画像表示素子 2,2-1,2-2,2-2 ホログラム光学素子 4 バックライト光源 5,5-1,5-2,5-3,5-4 回折格子 6 観察者 7 観察者の瞳 10 コンピュータ 11 画像情報 12 鏡像 14 部分画像 15 画像分割回路 16-1,16-2,16-3 信号ライン 21 虚像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 吉永 曜子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 小林 辰 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 松村 進 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−226082(JP,A) 特開 平4−136885(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 27/02 G03B 21/00 G03B 21/56

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像表示素子からの光束をホログ
    ラム光学素子を介して連続した1つの画像情報として表
    示するようにした画像表示装置であって、前記ホログラ
    ム光学素子は、前記複数の画像表示素子に基づく複数の
    画像情報を仮想的な平面又は曲面上に各々連続した1つ
    の虚像として表示していることを特徴とする画像表示装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の画像表示素子からの光束をホログ
    ラム光学素子を介して連続した1つの画像情報として表
    示するようにした画像表示装置であって、前記ホログラ
    ム光学素子は、前記複数の画像表示素子に対応した複数
    の要素ホログラム光学素子を有しており、該複数の画像
    表示素子からの光束を各々対応する要素ホログラム光学
    素子で回折して所定面に導光していることを特徴とする
    画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記要素ホログラム光学素子を体積位相
    型ホログラムより構成したことを特徴とする請求項2の
    画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の要素ホログラム光学素子のう
    ちの1つの要素ホログラム光学素子に対応する画像表示
    素子以外の画像表示素子からの光束が該要素ホログラム
    光学素子へ入射する際の入射角度が該要素ホログラム光
    学素子の角度選択特性により定まる所定の入射角度と異
    っていることを特徴とする請求項3の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の画像表示素子の空間的な配列
    と該複数の画像表示素子に対応する前記複数の要素ホロ
    グラム光学素子の空間的な配列が異っていることを特徴
    とする請求項2の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 多数の画素から成る画像表示素子を複数
    個有し、該複数の画像表示素子を互いに各々の画素が補
    間しあうようにホログラム光学素子で合成し、該ホログ
    ラム光学素子で合成した合成画像を観察するようにした
    画像表示装置であって、前記ホログラム光学素子は、前
    記複数の画像表示素子と同数の要素ホログラム光学素子
    を貼付又は同数の多重露光によって記録した光学素子で
    あることを特徴とする画像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記合成画像は前記ホログラム光学素子
    を介して所定面に虚像又は実像として表示されているこ
    とを特徴とする請求項6の画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記ホログラム光学素子は前記画像表示
    素子に基づいた光束のうち特定の波長成分の光束のみを
    反射回折し、その他の波長成分の光束を透過する波長選
    択性を有していることを特徴とする請求項6の画像表示
    装置。
  9. 【請求項9】 多数の画素から成る画像表示素子を複数
    個有し、該複数の画像表示素子を互いに各々の画素が補
    間しあうようにホログラム光学素子で合成し、該ホログ
    ラム光学素子で合成した合成画像を観察するようにした
    画像表示装置であって、前記ホログラフィック光学素子
    で合成された合成画像が異なる2枚の画像となるように
    前記画像表示装置が2系統構成されており、該2枚の合
    成画像はそれぞれ視差のある右眼用、左眼用の画像であ
    って、それぞれの画像をそれぞれ対応する眼へ入射させ
    ることを特徴とする画像表示装置。
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