JPH0583206A - 伝送システム及び伝送システムに使用される受信機 - Google Patents

伝送システム及び伝送システムに使用される受信機

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JPH0583206A
JPH0583206A JP4059556A JP5955692A JPH0583206A JP H0583206 A JPH0583206 A JP H0583206A JP 4059556 A JP4059556 A JP 4059556A JP 5955692 A JP5955692 A JP 5955692A JP H0583206 A JPH0583206 A JP H0583206A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡素な方法で誤りをマスクすることが可能な
デジタル伝送システム及び受信機を提供する。 【構成】 ビット割当情報、スケールファクタ情報及び
サンプルを含むフレームを包含する第2デジタル信号に
収容されたサブバンド符号化された信号を送信する送信
機を具備し、第2デジタル信号に付加的な符号化がなさ
れ、受信機は誤りマスク手段を有し、誤りを訂正するこ
とができない場合に受信情報に処理を施すことができ
る。この誤りマスク手段は、誤り訂正手段によるサンプ
ルSを誤りがあるとの誤りフラグに応答して零化し、フ
レーム中のスケールファクタSFに誤りがあるとの誤りフ
ラグに応答して先行フレームの対応するスケールファク
タを繰り返し、ビット割当情報nに誤りがあるとの誤り
フラグに応答して先行フレームを繰り返し、後続のフレ
ームのビット割当情報にも誤りフラグが発生したら全サ
ンプルを零化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特定のサンプリング
周波数FS でサンプリングされたデジタルオーディオ信
号のような広帯域デジタル信号を伝送媒体を介して送信
し及び受信するような送信機及び受信機を有するような
デジタル伝送システムに関する。
【0002】更に詳述すると本発明は、上記のようなデ
ジタル伝送システムであって、前記送信機が前記広帯域
デジタル信号を入力する入力端子を有し、当該入力端子
は前記広帯域デジタル信号に応答してサンプリング周波
数の低下を伴いながら複数個(M個)のサブバンド信号
を発生する信号分割手段を具備する第1符号化手段の入
力端子に結合され、前記信号分割手段は前記広帯域デジ
タル信号を周波数に応じて増加するような帯域番号mを
持つ連続したサブバンドに分割し、上記mに関しては1
≦m≦Mが成り立ち、前記第1符号化手段は前記各サブ
バンド信号のブロックに含まれるサンプルを量子化する
量子化手段を更に有し、量子化されたサブバンド信号は
各信号ブロックがq個のサンプルを含むような連続した
信号ブロックにより形成され、前記第1符号化手段は更
に一つの信号ブロック内のq個のサンプルが何個のビッ
トにより表されるかを示すビット割当情報を発生するビ
ット割当手段を有し、前記送信機は、前記サブバンド信
号中の各信号ブロックに属するスケールファクタに関す
る情報を決定するスケールファクタ情報決定手段と、前
記の量子化されたサブバンド信号と前記スケールファク
タ情報と前記ビット割当情報とを連続したフレームによ
り形成される第2デジタル信号の一つのフレーム中に収
容する手段と、前記第2デジタル信号を第3デジタル信
号に変換して該第3デジタル信号の誤り訂正が前記受信
機において可能となるようにする第2符号化手段と、前
記第3デジタル信号を前記伝送媒体に供給する手段とを
有する一方、前記受信機が、前記伝送媒体から前記第3
デジタル信号を入力する入力手段と、前記第3デジタル
信号を前記第2デジタル信号に変換する誤り訂正手段
と、前記第2デジタル信号中の前記フレームから前記の
量子化されたサブバンド信号と前記ビット割当情報と前
記スケールファクタ情報とを抽出する抽出手段と、前記
誤り訂正手段において前記第3デジタル信号から前記第
2デジタル信号への変換が行われる際に前記第3デジタ
ル信号中の誤りを訂正することができない場合に第1制
御信号を発生する制御信号発生手段と、前記第1制御信
号に応答して少なくとも前記サブバンド信号を処理する
誤りマスク手段と、前記の各量子化されたサブバンド信
号に応答して前記広帯域デジタル信号の複製を構築する
合成フィルタ手段とを有し、この合成フィルタ手段が前
記各サブバンドをサンプリング周波数の増加を伴って前
記広帯域デジタル信号の信号帯域に合成するようなデジ
タル伝送システムに関する。
【0003】また、この発明は上記のようなデジタル伝
送システムにおいて使用される受信機にも関する。
【0004】
【従来の技術】上述したような形式の伝送システムはヨ
ーロッパ特許出願公開第0402973 号及び後述する文献
(2)から既知である。従来の受信機においては、受信
された情報が最早訂正することができないような誤りを
含んでいる場合は受信情報の補間を用いることにより誤
りのマスクを行っている。したがって、このような補間
を可能ならしめるため別個の補間回路が必要であった。
【0005】
【発明の目的及び概要】従って、本発明の目的は簡素な
方法で誤りのマスクを実現することができるような伝送
システム及びそのようなシステムにおける受信機を提供
することにある。
【0006】上記目的を達成するため、本発明によるデ
ジタル伝送システムは、前記誤りマスク手段が前記制御
信号発生手段により第1制御信号が発生されたサンプル
に対して零なる振幅を割り付けるように構成されている
ことを特徴としている。
【0007】本発明は、従来の補間回路においては誤っ
たサンプルがあった場合少なくとも直前のサンプルと直
後のサンプルとの間の平均値が決定され、且つこの平均
値が上記の誤ったサンプルの代わりになるとの認識に基
づいている。即ち、上記のことは余分な記憶容量と余分
な平均化動作とを必要とする。本発明によれば、誤った
サンプルに零振幅を割り当てることにより、余分な記憶
容量や他の平均化動作は不要となる。サンプルは誤りの
マスク後に前記合成フィルタ手段に供給されるので、連
続したサンプルの平均化はこの合成フィルタにおいてな
されてしまう。このことは、上記の余分な平均化を行う
補間器は省略できることを意味している。
【0008】本発明による受信機は、更に、前記誤りマ
スク手段が第2制御信号が発生した場合に誤ったスケー
ルファクタを当該サブバンド中の先行する1個以上の信
号ブロックに属するスケールファクタから補外して得ら
れる値により置換するように構成されていることを特徴
としている。
【0009】上記誤りマスク手段は、好ましくは、前記
第2制御信号が発生した場合にそのスケールファクタを
当該サブバンド信号における当該信号ブロックに先行す
る信号ブロックに関するスケールファクタに等しくする
ように構成される。
【0010】従来の補間回路においては、上記のような
誤ったスケールファクタは、スケールファクタの中の1
個が誤った場合直前及び直後のフレームの対応するスケ
ールファクタの平均値により置換されるようになってい
る。この構成は直前及び直後のフレームのスケールファ
クタを記憶するための余分な記憶容量を必要とする。更
に、この場合も余分な平均化動作が必要である。もし誤
ったスケールファクタが先行するスケールファクタと置
換されるとしたら、このことは、この先行するフレーム
のスケールファクタを記憶するに要する記憶容量のみが
必要であり、平均化は必要ないことを意味する。
【0011】本発明による受信機は、更に、前記誤りマ
スク手段が、前記制御信号発生手段があるフレームに関
して第3制御信号を発生したがそのフレームに先行する
フレームに関しては第3制御信号を発生していない場合
にこの先行するフレームに記憶された情報を繰り返すよ
うに構成されていることを特徴とする。
【0012】もしビット割当情報中に誤りがある場合
は、受信機は最早フレームから種々の情報を抽出するこ
とができないので、この場合は先行するフレームの情報
を繰り返す。また、後続のフレームに関しても第3制御
信号が発生されたようであれば、当該フレームのサンプ
ルには零振幅が割り当てられる。この場合、前記合成フ
ィルタ手段は平均化動作も行うので、当該フィルタ手段
の出力信号は急激ではなく緩やかに零に近づく。
【0013】更に、本発明による受信機は、前記誤りマ
スク手段が前記制御信号発生手段が第1フレーム及びそ
れに直に後続する第2フレームに関して第4制御信号を
発生した場合に当該第2フレームにおける信号ブロック
の全サンプルに対して零振幅を割り付けるように構成さ
れていることを特徴とする。
【0014】フレーム同期用信号(同期信号)が誤って
いるようであるが、先行するフレームの同期信号が正し
かった場合には、上記第4制御信号は発生される。何故
なら、その時点ではその同期信号内の唯一の誤りと仮定
されるからである。しかし、後続のフレームも誤った同
期信号を含むことが判ったら、当該受信機における同期
は失われたと仮定される。同期信号へのロックが試みら
れる期間中、次のフレーム及びその後の全フレームのサ
ンプルは零とされる。ここでも、前記合成フィルタ手段
が出力信号を緩やかに零とする。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。尚、以下の説明においては下記文献を参照する。
(1)ヨーロッパ特許出願公開第289080号、(2)ヨー
ロッパ特許出願公開第402973号、(3)1988年8月のE
BUテクニカルレビュー 230号のG. Theile 他による
「高品質オーディオ信号の低ビット速度符号化、MASCAM
システムの概要」、(4)1989年のフィリップス研究ジ
ャーナル44号の329 〜343 頁に掲載されたR.N. J. Veld
huis 他による「デジタルオーディオ信号のサブバンド
符号化」、(5)1980年の4月9日〜11日のIEEE ICASS
P 80の第1巻327 〜331 頁に掲載されたM. A. Krasner
による「聴覚系の知覚要件に基づく音声信号のデジタル
符号化…臨界帯域符号器」、(6)ドイツ特許出願公開
第9100173 号、(7)ヨーロッパ特許出願公開第400755
号、(8)ドイツ特許出願公開第9000635 号、(9a)
ドイツ特許出願公開第9001127 号、(9b)ドイツ特許
出願公開第9001128 号、(10)ヨーロッパ特許出願公
開第150081号、
【0016】図1は(a)に送信機の符号化手段を示し
ている。図において、入力端子1には広帯域デジタル信
号が供給される。この点から言えば、例えば約20 kHzの
帯域幅を持つオーディオ信号が思いつかれるであろう。
このオーディオ信号はステレオオーディオ信号であって
もよい。その場合には、当該ステレオオーディオ信号の
2つの信号部分(左又は右信号部分)の中の一方のみに
ついてのみ言及する。この場合、他方の信号部分は同様
に処理される。
【0017】前記入力端子1には、例えば44 kHzのサン
プリング周波数を持つオーディオ信号の左信号部分の例
えば16ビット標本値(サンプル)が供給される。このオ
ーディオ信号は解析フィルタ手段を有する副帯域(サブ
バンド)符号器2に供給される。サブバンド符号器2は
上記オーディオ信号をM個のフィルタによりM個のサブ
バンドに分配する。上記M個のフィルタとはローパスフ
ィルタLPと、M−2個の帯域通過フィルタBPとハイパス
フィルタHPとである。ここで、Mは例えば「32」に等
しい。上記M個のサブバンド信号のサンプリング周波数
は符号9で示す各ブロックにおいて低減される。上記ブ
ロックにおいては、サンプリング周波数はMなる係数で
低減される。このようにして得られた信号は出力端子3.
1 、3.2、…3.M に現れる。この場合、出力端子3.1 に
は信号が最も低いサブバンドSB1 で現れる。また、出力
端子3.2 には信号が最も低い方から2番目のサブバンド
SB2 で現れる。更に、出力端子3.M には信号が最も高い
サブバンドSBM で現れる。出力端子3.1 ないし3.M の各
信号は16ビット数又はそれ以上のビット数の数(例え
ば、24ビット数)で表された連続するサンプルの形態を
有している。本実施例においては、サブバンドSB1 ない
しSBM は全て等しい幅であるとする。
【0018】しかしながら、上記の条件は必ずしも必要
ではない。前記文献(5)においては、Krasner は人の
聴覚系の各周波数領域における臨界帯域の帯域幅に概ね
対応するような帯域幅を持つ複数のサブバンドに副分割
することを提案している。
【0019】ここでは、上記サブバンド符号器2の動作
についてはこれ以上説明しない。何故なら、サブバンド
符号化手段の動作については既に文献に詳細に説明され
ているからである。尚、動作の詳細については例えば前
記文献(1)、(5)及び(7)等を参照されたい。
【0020】前記各サブバンド信号はq個の連続したサ
ンプルからなる一連の信号ブロックに合成されて対応す
る量子化器Q1 ないしQM に供給される。この場合、量
子化器Qm においては各サンプルは「16」よりも少な
いビット数nm を持つサンプルに量子化される。
【0021】図1はq個の連続したサンプルの信号ブロ
ックの形態の左のサブバンド信号がどの様にして対応す
る量子化器Qm に供給されるかを示している。図示しな
いが、同様の方法によりq個の連続したサンプルの信号
ブロックの形態の右のサブバンド信号も対応する量子化
器に供給される。量子化処理の間には、サブバンド信号
部分のq個の連続したサンプルの各信号ブロック(信号
群)は各々少ないビット数に量子化される。ここで、q
は例えば「12」に等しい。更に、上記q個のサンプル
は先ず信号ブロック内で正規化される。この正規化は符
号10で示すブロックにおいて、これらq個のサンプルの
各振幅を当該信号ブロック内の最大の絶対値を持つサン
プルの振幅で除算することにより行われる。ここで、サ
ブバンドSBm の信号ブロックにおける最大の振幅を持つ
サンプルの振幅は換算係数(スケールファクタ)SFm
生成する(前述した文献(2)参照)。次いで、かくし
て「−1」から「+1」の振幅の範囲内に位置する正規
化されたサンプルの振幅が量子化される。
【0022】先の文献(2)には、特にその文献の図2
4、25及び26とそれらに関連する記載部分に、上記
量子化が詳述されている。
【0023】そして、サブバンドSB1 ないしSBM におけ
る量子化されたサンプルが出力端子4.1 ないし4.M に現
れる。
【0024】前記出力端子3.1 ないし3.M は、更に、所
要ビット決定手段6の入力端子5.1ないし5.M に各々結
合されている。所要ビット決定手段6は、サブバンドSB
1 ないしSBM における右及び左の時間的に等しいq個の
サンプルの信号ブロックに関して、所要ビットbm を決
定する。ここで、所要ビットbm は、サブバンド信号内
のq個のサンプルの信号ブロックのこれらq個のサンプ
ルを量子化すべきビット数と比例するような数である。
【0025】上記所要ビット決定手段6により作成され
た所要ビットb1 ないしbM はビット割当手段7に供給
される。このビット割当手段7は、サブバンド信号SB1
ないしSBM における対応する信号ブロックのq個のサン
プルが量子化されるべき実際のビット数n1 ないしnM
を上記所要ビットb1 ないしbM に基づいて決定する。
上記数n1 ないしnM に対応する制御信号が信号線8.1
ないし8.M を介して前記量子化器Q1 ないしQM に供給
されるので、これら量子化器は前記各サンプルを正しい
ビット数で量子化することができる。
【0026】前記文献(9a)及び(9b)には、所要
ビット決定手段6とビット割当手段7の動作が詳細に述
べられている。
【0027】サブバンド信号の信号ブロックにおける量
子化されたサンプルは、その後、信号合成ユニット14の
入力端子4.1 ないし4.M に供給される。同様にして、前
記数n1 ないしnM から(必要なら、変換後)形成され
たビット割当情報も上記信号合成ユニット14の入力端子
12.1ないし12.Mに供給される。また、前記スケールファ
クタSF1 ないしSFM から(必要に応じて変換後)形成さ
れたスケールファクタ情報も信号合成ユニット14の入力
端子11.1ないし11.Mに供給される。
【0028】図1の(b)は当該送信機の第2部分を示
し、この第2部分は上記信号合成ユニット14に加えて、
更に第2符号器15と入力端子に現れる信号を伝送媒体に
供給する手段16とを有している。この場合、上記伝送媒
体は磁気記録担体である。
【0029】各サブバンドの左信号部分に関するサンプ
ル、ビット割当情報及びスケールファクタ情報に加え
て、これらサブバンドの右信号部分に関するサンプル、
ビット割当情報及びスケールファクタ情報も信号合成ユ
ニット14に供給される。当該ユニット14は、これら信号
を合成して、その出力端子17に現れる第2デジタル信号
の連続したフレーム内に収容する。
【0030】図2は上記第2デジタル信号のフォーマッ
トを示している。このフォーマットに関しては前記文献
(2)に詳細に述べられている。この図2は第2デジタ
ル信号が連続したフレームj-1 、j 、j+1 を有すること
を、また一つのフレームがどのように構成されているか
を示している。フレームは同期情報が含まれるであろう
第1フレーム部分FD1 と、ビット割当情報を含むであろ
う第2フレーム部分FD2 と、第3フレーム部分FD3 とを
有している。この第3フレーム部分は最初にスケールフ
ァクタ情報を含み、次いで各サブバンドの量子化された
信号のサンプルを含む。尚、上記の詳細については文献
(2)を参照されたい。上記第2デジタル信号は第2符
号器15の入力端子18に供給される。この符号器において
は、第2デジタル信号に関して受信機側において受信さ
れた情報の誤り訂正が可能となるような他の符号化が行
われる。この目的のためには、第2デジタル信号に関し
て例えばリードソロモン符号化法及び、多分、インター
リーブ等が用いられる。更に、上記信号は伝送すべき情
報が前記伝送媒体を介して伝送するのに適したものとな
るように符号化される。したがって、当該信号を構成す
る8ビット語に対しては例えば8/10変換器を使用する
ことができる。このような8/10変換器は、例えば本出
願人によるヨーロッパ特許出願公開第0150082 号に開示
されている。この変換中に、8ビット情報語は10ビット
符号語に変換される。
【0031】このようにして得られた第3デジタル信号
は出力端子19に現れる。この出力端子19は前記手段16の
入力端子20に結合されるが、当該手段は上記第3デジタ
ル信号を磁気記録担体上に記録する記録手段の形態を有
している。
【0032】図3は本発明による受信機を概念的に示し
ている。この受信機は伝送媒体から前記第3デジタル信
号を入力する手段30を有している。この場合、当該手段
30は磁気記録担体から情報を読み出す読出手段の形態を
有している。読み出された第3デジタル信号は誤り訂正
手段32の入力端子31に供給される。この手段32において
は先ず10/8変換が実行される。次いで、誤り訂正動作
及び(多分)読み出された情報のデインターリーブが実
行される。このようにしてデコードされた信号は図2に
示したような第2デジタル信号に再び対応することにな
り、その出力端子33に現れる。この第2デジタル信号
は、図2のフレームから各サブバンドの各信号ブロック
に関するビット割当情報、スケールファクタ情報及びサ
ンプルを抽出する手段35の入力端子34に供給される。逆
量子化及びスケールファクタによる乗算が行われると、
サブバンド信号SB1 ないしSBM が出力端子37.1ないし3
7.Mに現れる。これらのサブバンド信号は合成フィルタ
手段36の入力端子39.1ないし39.Mに供給され、当該手段
はこれらサブバンド信号から元のデジタル信号を再現す
る。この合成フィルタ手段36の動作は文献(7)に詳述
されている。そして、元のデジタル信号はこの合成フィ
ルタ手段36により当該受信機の出力端子40に供給され
る。ここでは、元のデジタル信号の例えば左信号部分が
関係していた。言うまでもなく、前記手段35は右信号部
分のサブバンド信号が得られる他のM個の出力端子も有
している。そして、上記フィルタ手段36のような図示せ
ぬ合成フィルタ手段がこれらサブバンド信号から元の右
信号部分を再生するために設けられる。
【0033】入力される情報に発生する如何なる誤りも
誤り訂正手段(ユニット)32において検出され且つ必要
に応じて訂正される。誤りが訂正可能でない場合は、上
記ユニット32は出力端子41に誤りフラグを発生する。こ
の誤りフラグは誤りマスクシステムの制御信号入力端子
42に供給される。このような誤りマスクシステムは、破
線のブロック43により図3に示したように、誤り訂正ユ
ニット32と前記手段35との間に配置される。この場合、
誤り訂正ユニット32の誤りフラグに応答した誤りマスク
動作は前記第2デジタル信号に対して実行される。上記
ユニット32の誤りフラグが発生すると、当該マスクシス
テムに対して、図2の第2デジタル信号の直列データ流
におけるどの情報語が誤っているかを示すことになる。
この誤りマスクシステム43は以下のように動作する。
【0034】ここで、第3フレーム部分FD3 内のあるサ
ンプルが誤っていることを示す誤りフラグが発生したと
仮定する。そのような場合、前記マスクシステム43は零
なる振幅を持つ情報語を該当するサンプルに割り当て
る。この場合、サブバンド信号における信号ブロックの
中の一つが、前記手段35により最終的に合成フィルタ手
段36に供給される際に、零振幅のサンプルを含むことに
なる。合成フィルタ手段36におけるフィルタ特性の結
果、当該信号ブロック内の多数の連続したサンプルにわ
たって自動的に補間が行われる。このように、当該マス
クシステム43は、誤ったサンプルと置換するために先行
及び後続するサンプルの平均値を決定するような別個の
補間器は必要としない。
【0035】次に、サブバンド信号SBm における信号ブ
ロックのスケールファクタSFm が誤っていることを示す
誤りフラグが発生したと仮定する。この場合は、マスク
システム43はこのスケールファクタに当該信号ブロック
に先行する信号ブロックに関するスケールファクタの値
を示す情報語を割り当てる。図2を参照して述べ且つ文
献(2)に示されているような信号フォーマットの場
合、このことは対応するスケールファクタ情報が先行す
るフレームj-1 から取り出されることを意味する。
【0036】他の例としては、誤ったスケールファクタ
を、当該サブバンド信号における先行する各信号ブロッ
クに属する2個又はそれ以上の数のスケールファクタの
例えば重み付け平均の補外により得られた値と置換する
例がある。
【0037】次に、誤りがフレームjのビット割当情報
内で発見されたと仮定する。この場合、もし先行するフ
レームj-1 の割当情報に関して誤りフラグが発生してい
ないならば、マスクシステム43はこの先行するフレーム
を繰り返す。一方、もし先行するフレームj-1 に関して
割当情報内で誤りが既に検出されていた場合は、零振幅
の情報語がフレームj内の全てのサンプルに割り当てら
れる。前記フィルタ手段36のフィルタ機能の結果、この
ことは他の補間動作が自動的に行われるので、もし多数
の連続するフレームに関してビット割当情報に誤りが検
出されても出力信号が急激に零になることはないことを
意味する。
【0038】次に、フレームjの第1フレーム部分FD1
における同期信号(同期情報)で誤りが検出されたと仮
定する。この場合、もしフレームj-1 の同期信号で誤り
が検出されていないならば、マスクシステム43は何の反
応もしない。しかしながら、フレームj-1 の同期信号も
誤っているようであれば、同期が失われたとみなされ
る。その場合には、先の場合と同様に、フレームj内の
全てのサンプルに零振幅に相当する情報語が割り当てら
れる。
【0039】上記においては、誤りのマスクは第2デジ
タル信号に含まれる情報のような未だデコードされてい
ない情報について実行された。他の例としては、誤りの
マスクを前記手段35により第2デジタル信号から抽出さ
れる際にデコードされた情報に関して実行するような例
がある。このことは、前記誤りフラグは出力端子41を介
して上記手段35の制御信号入力端子46に供給しなければ
ならないことを意味する。この場合、図3に示したよう
な誤りマスクシステム43は存在せず、符号35'で示すよ
うな手段35に含まれるようになる。この手段35' を図4
を参照して詳細に説明する。
【0040】図4は当該手段35' の入力端子34がマルチ
プレクサ50の入力端子に結合されていることを示してい
る。中央処理装置51により作成される図示せぬ制御信号
に応答して、第2デジタル信号の直流データ流からビッ
ト割当情報がそのフレームの第2フレーム部分FD2 から
抽出される。1個のフレーム内には、全てのサブバンド
内の全信号部分に関して1個の信号ブロックに関連する
割当情報が存在する(文献(2)参照)。この割当情報
は逆量子化器52において一連の数n1 ないしnM に変換
され、これらの数は各サブバンド内の信号ブロックのサ
ンプルが量子化されているビット数を示している。これ
らの数はメモリ53に記憶される。メモリ53に記憶した割
当情報は、第2デジタル信号からの直列データ流のスケ
ールファクタ及びサンプルを抽出するのに必要である。
このことが上記情報をマルチプレクサ50に供給する信号
線54として図に概念的に示されている。かくして、マル
チプレクサ50は第3フレーム部分FD3 からスケールファ
クタ情報を取り出すことが可能であり、この情報を逆量
子化器55により量子化した後、スケールファクタSF1
いしSFM としてメモリ56に記憶することができる。更
に、マルチプレクサ50は第2デジタル信号から第3フレ
ーム部分FD3 のサンプルを取り出し逆量子化器58に供給
し、該逆量子化器は前記割当情報に基づいて上記直流デ
ータ流の互いに一緒となるビットを取り出す。サブバン
ドSBm 内の信号ブロックの正規化されたサンプルs'm,1
ないしs'm,q への変換の後、これらの正規化されたサン
プルはメモリ59に供給され記憶される。図4は、単一の
フレームが上述したようにしてデコードされた場合のメ
モリ59の内容を概念的に示している。この場合、当該メ
モリは正確に全てのサブバンドにおける全サブバンド信
号部分(右及び左の両信号部分)に関する単一の信号ブ
ロックを含むことになる。次いで、正規化されたサンプ
ルは乗算器60に供給され、該乗算器はこれら正規化され
たサンプルに対応するスケールファクタを乗算する。そ
して、サブバンドSBm 内の信号ブロックの実際のサンプ
ルsm,1 ないしsm,q がメモリ61に記憶される。そし
て、これらのサブバンド信号は出力端子37.1ないし37.M
を介して前記合成フィルタ手段36へ供給される。
【0041】単一のフレームが上述したようにしてデコ
ードされると、メモリ56からのスケールファクタ情報は
メモリ62に記憶される。次いで、次のフレームがデコー
ドされる。このことは、次のフレームのスケールファク
タ情報はメモリ56に記憶され、ビット割当情報はメモリ
53に記憶され、サンプルはメモリ59及び61に記憶される
ことを意味する。
【0042】前記誤りマスク手段は当該手段35' 中に中
央処理装置51の一部と、メモリ62と、メモリ61とによっ
て構成されている。前記誤りフラグが入力される制御信
号入力端子46は中央処理装置51に結合されている。ま
た、この中央処理装置51には入力端子63を介してタイミ
ング情報が供給され、入力端子64を介してクロック信号
が供給される。これらのタイミング信号及びクロック信
号は内部的に発生されるが、ここでタイミング信号は前
記第2デジタル信号から図示せぬ同期ユニットにより作
成される。中央処理装置51は上記タイミング信号とクロ
ック信号とに基づいて誤りフラグが存在する場合にどの
情報部分に誤りが発生しているかを確認することができ
る。
【0043】ここで、メモリ59内のサンプルの中の1個
が誤っていることを示す誤りフラグが発生したと仮定す
る。この場合、中央処理装置51は信号線65及び66上に上
記の誤ったサンプルが乗算器60で処理された後に記憶さ
れるであろうメモリ61中の記憶位置を示すアドレスn及
びmを発生する。ここで、mはサブバンドであり、また
nは該サブバンドmにおける信号ブロックの誤っている
(n番目の)サンプルである。中央処理装置51は、更
に、書込信号を信号線67を介してメモリ61に供給するの
で、当該メモリ61の入力端子68に印加されている「0」
が上記記憶位置n,mに書き込まれる。
【0044】次に、スケールファクタSFm が誤っている
ことを示す誤りフラグが入力端子46に供給されたと仮定
する。この場合は、中央処理装置51はアドレスmを信号
線69上に発生し、制御信号を信号線70上に発生する。こ
れら2つの信号はメモリ56と62とに供給される。これら
の信号に応答して、メモリ62は当該メモリに記憶されて
おり且つ先行したフレームのスケールファクタSFm に対
応するスケールファクタSFm を信号線71を介してメモリ
56の入力端子に供給する。メモリ56は信号線69及び70上
の信号に応答して、当該スケールファクタ用の上記値を
当該メモリ中のスケールファクタSFm用の記憶位置に記
憶する。このことは、サンプルsm,1 ないしsm,q に戻
すために乗算器60における正規化されたサンプルs'm,1
ないしs'm,q には先行したフレームからのスケールファ
クタSFm が乗算されることを意味する。
【0045】フレーム中のビット割当情報に誤りがある
ことを示す誤りフラグが発生した場合は、マルチプレク
サ50は最早当該フレームからスケールファクタ情報及び
サンプルを正しく抽出することはできない。もし先行す
るフレームの割当情報が正しい場合は中央処理装置は以
下のように動作する。即ち、当該フレームのデコードは
停止し、メモリ61の内容がもう一度出力端子37.1ないし
37.Mに読み出される。次いで、次のフレームがデコード
される。しかしながら、先行するフレームにおいてもビ
ット割当情報が正しくないようであれば、中央処理装置
51は信号線67上に書込信号を発生すると共にメモリ61の
記憶位置の全アドレス1.1 ないしM.q を発生する。この
ことは、零振幅が全記憶位置に記憶されることを意味す
る。かくして、右及び左の両信号部分に関し全てのサブ
バンドの全信号ブロックが零振幅を持つサンプルを含む
ことになる。
【0046】フレームjの同期信号中に誤りが検出され
たがフレームj-1 の同期信号には誤りが検出されていな
い場合には、中央処理装置51はこれに対しては何ら反応
せずに当該フレームの情報を前述したようにデコードす
る。また、フレームj+1 の同期信号も誤っていることが
わかった場合は、メモリ61は上述したようにして零振幅
のサンプルで満たされる。
【0047】上記においては本発明を主にモノラル信号
の符号化及び伝送について説明した。しかしながら、本
発明はこれに限られるものではなく、ステレオ信号の符
号化にも同様に適用することができ、その場合には各サ
ブバンドが2つの信号部分、即ち右及び左の信号部分、
を有する。また、本発明はサブバンド信号の中の1以上
のものがステレオ強調モード(stereo intensity mode
)で符号化されるような符号化装置にも適用すること
ができる。このような強調モード符号化に関しては前記
文献(2)及び(6)を参照されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明によるデジタル伝送システム
における送信機の構成を示すブロック図、
【図2】 図2は、図1の送信機により発生される第2
デジタル信号のフォーマットを示す説明図、
【図3】 図3は、本発明による受信機の一実施例の構
成を示すブロック図、
【図4】 図4は、本発明による受信機における誤りマ
スク手段の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…入力端子、 2…サブバンド符号
器、6…所要ビット決定手段、 7…ビット割当
手段、14…信号合成ユニット、 15…第2符
号器、16…記録手段、 30…読出手
段、32…誤り訂正手段、 35…抽出手
段、36…合成フィルタ手段、 43…誤りマス
クシステム、50…マルチプレクサ、 51…
中央処理装置、52、55、58…逆量子化器、53、
56、59、61、62…メモリ、60…乗算器。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定のサンプリング周波数FS でサンプ
    リングされたデジタルオーディオ信号等の広帯域デジタ
    ル信号を伝送媒体を介して送信及び受信する送信機及び
    受信機を有するようなデジタル伝送システムであって、
    前記送信機は前記広帯域デジタル信号を入力する入力端
    子を有し、当該入力端子は前記広帯域デジタル信号に応
    答してサンプリング周波数の低下を伴いながら複数個
    (M個)のサブバンド信号を発生する信号分割手段を具
    備する第1符号化手段の入力端子に結合され、前記信号
    分割手段は前記広帯域デジタル信号を周波数に応じて増
    加するような帯域番号mを持つ連続したサブバンドに分
    割し、上記mに関しては1≦m≦Mが成り立ち、前記第
    1符号化手段は前記各サブバンド信号のブロックに含ま
    れるサンプルを量子化する量子化手段を更に有し、量子
    化されたサブバンド信号は各信号ブロックがq個のサン
    プルを含むような連続した信号ブロックにより形成さ
    れ、前記第1符号化手段は更に一つの信号ブロック内の
    q個のサンプルが何個のビットにより表されるかを示す
    ビット割当情報を発生するビット割当手段を有し、前記
    送信機は、前記サブバンド信号中の各信号ブロックに属
    するスケールファクタに関する情報を決定するスケール
    ファクタ情報決定手段と、前記の量子化されたサブバン
    ド信号と前記スケールファクタ情報と前記ビット割当情
    報とを連続したフレームにより形成される第2デジタル
    信号の一つのフレーム中に収容する手段と、前記第2デ
    ジタル信号を第3デジタル信号に変換して該第3デジタ
    ル信号の誤り訂正が前記受信機において可能となるよう
    にする第2符号化手段と、前記第3デジタル信号を前記
    伝送媒体に供給する手段とを有する一方、 前記受信機が、前記伝送媒体から前記第3デジタル信号
    を入力する入力手段と、前記第3デジタル信号を前記第
    2デジタル信号に変換する誤り訂正手段と、前記第2デ
    ジタル信号中の前記フレームから前記の量子化されたサ
    ブバンド信号と前記ビット割当情報と前記スケールファ
    クタ情報とを抽出する抽出手段と、前記誤り訂正手段に
    おいて前記第3デジタル信号から前記第2デジタル信号
    への変換が行われる際に前記第3デジタル信号中の誤り
    を訂正することができない場合に第1制御信号を発生す
    る制御信号発生手段と、前記第1制御信号に応答して少
    なくとも前記サブバンド信号を処理する誤りマスク手段
    と、前記の各量子化されたサブバンド信号に応答して前
    記広帯域デジタル信号の複製を構築する合成フィルタ手
    段とを有し、この合成フィルタ手段が前記各サブバンド
    をサンプリング周波数の増加を伴って前記広帯域デジタ
    ル信号の信号帯域に合成するようなデジタル伝送システ
    ムにおいて、 前記誤りマスク手段は前記制御信号発生手段により第1
    制御信号が発生されたサンプルに対して零なる振幅を割
    り付けるように構成されていることを特徴とするデジタ
    ル伝送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタル伝送システム
    における前記受信機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の受信機であって、前記
    制御信号発生手段が前記サブバンド信号の信号ブロック
    に関するスケールファクタに誤りがある場合に第2制御
    信号を発生するよう構成されているような受信機におい
    て、前記誤りマスク手段は、前記第2制御信号が発生し
    た場合に上記の誤ったスケールファクタを当該サブバン
    ド中の先行する1個以上の信号ブロックに属するスケー
    ルファクタから補外して得られた値により置換するよう
    に構成されていることを特徴とする受信機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の受信機において、前記
    誤りマスク手段は前記第2制御信号が発生した場合にそ
    のスケールファクタを当該サブバンド信号における当該
    信号ブロックに先行する信号ブロックに関するスケール
    ファクタに等しくすることを特徴とする受信機。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3又は4に記載の受信機で
    あって、前記制御信号発生手段がフレーム中に含まれる
    前記ビット割当情報に誤りがある場合に第3制御信号を
    発生するように構成されているような受信機において、
    前記誤りマスク手段は、前記制御信号発生手段があるフ
    レームに関して前記第3制御信号を発生したがそのフレ
    ームに先行するフレームに関しては第3制御信号を発生
    していない場合にこの先行するフレームに記憶された情
    報を繰り返すように構成されていることを特徴とする受
    信機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の受信機において、前記
    誤りマスク手段が、前記制御信号発生手段が直に後続す
    るフレームに関しても第3制御信号を発生した場合はフ
    レーム内の信号ブロックの全サンプルに対して零振幅を
    割り付けるように構成されていることを特徴とする受信
    機。
  7. 【請求項7】 請求項2ないし6の何れか一項に記載の
    受信機であって、前記抽出手段が更に前記第2デジタル
    信号中の各フレーム中に存在する同期信号を抽出するよ
    うに構成され、前記制御信号発生手段が前記同期信号に
    誤りがある場合に更に第4制御信号を発生するように構
    成されているような受信機において、前記誤りマスク手
    段は前記制御信号発生手段が第1フレーム及びそれに直
    に後続する第2フレームに関して第4制御信号を発生し
    た場合に当該第2フレームにおける信号ブロックの全サ
    ンプルに対して零振幅を割り付けるように構成されてい
    ることを特徴とする受信機。
  8. 【請求項8】 請求項2ないし7の何れか一項に記載の
    受信機において、当該受信機が記録担体上のトラックか
    ら前記第3デジタル信号を読み出すような構成を有して
    いることを特徴とする受信機。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の受信機において、前記
    記録担体が磁気記録担体であることを特徴とする受信
    機。
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