JPH05347594A - 伝送符号誤り補償装置 - Google Patents

伝送符号誤り補償装置

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JPH05347594A
JPH05347594A JP15636092A JP15636092A JPH05347594A JP H05347594 A JPH05347594 A JP H05347594A JP 15636092 A JP15636092 A JP 15636092A JP 15636092 A JP15636092 A JP 15636092A JP H05347594 A JPH05347594 A JP H05347594A
Authority
JP
Japan
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code
burst
transmission
error
transmission code
Prior art date
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Pending
Application number
JP15636092A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Hosoi
茂 細井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15636092A priority Critical patent/JPH05347594A/ja
Publication of JPH05347594A publication Critical patent/JPH05347594A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声伝送符号に誤りが生じた場合に、以前の
複合信号と連続するように伝送符号の置換を行い、異音
の発生を阻止できるようにする。 【構成】 受信側(b)の伝送符号相関器7において、
受信されたバーストごとに、このバーストの伝送符号と
過去に受信した伝送符号の相関を計算し、バーストと最
も相関の高い過去の伝送符号の位置を記憶し、符号誤り
が検出されたバーストでは直前のバーストと最も相関の
高い位置直後の過去の伝送符号を符号バッファ10より
取り出し、符号置換器8において、当該バースト以前の
復号信号と連続するように、符号誤りが検出されたバー
ストの伝送符号と置換して異音の発生を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル移動通信シス
テムなどに利用し、国際電信電話諮問委員会勧告G.7
21に規定されるADPCM方式音声符号化(以下、A
DPCM符号化と記載する)などの波形符号化による音
声符号化処理を行う伝送符号誤り補償装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の伝送符号誤り補償装置の構
成を示している。図3中、送信側(a)にあって、21
はADPCM符号器、22は誤り検出符号付加器、23
は伝送バースト組立器である。図3中、受信側(b)に
あって、24は伝送バースト分解器、25は誤り検出符
号分離器、26は誤り検出器、27はADPCM復号
器、28は出力抑圧器である。
【0003】次に、この従来の構成における動作につい
て説明する。まず、入力された音声信号は、ADPCM
符号器21においてADPCM符号化される。この符号
に対し、誤り検出符号付加器22においてCRC符号等
の誤り検出符号が付加され、さらに、伝送バースト組立
器23により無線チャネルで伝送するために、ある一定
区間長の符号を多重化して伝送符号が生成される(以
下、多重化された符号を伝送バーストと記載する)。
【0004】図4はこの処理による入力信号及び伝送符
号を模式的に示している。図4において、(a)は入力
音声信号の波形、(b)はADPCM符号であり、この
段階での伝送ビットレートをBkbit/secとす
る。(c)は誤り検出符号が付加された伝送符号であ
り、ある一定区間ごとに伝送バーストとして組み立てら
れる。誤り検出符号の伝送ビットレートをEkbit/
secとすると、伝送バーストの伝送ビットレートは
(B+E)kbit/secである。一方、受信された
伝送バーストは伝送バースト分解器24により符号に分
離され、さらに、誤り検出符号分離器25により、AD
PCM符号と誤り検出符号とに分離される。ADPCM
符号はADPCM復号器27より、音声信号に復号さ
れ、また、誤り検出器26により誤り検出符号を用いて
当該バーストの伝送符号において符号誤りが生じたか否
かを判定し、誤り検出信号を出力する。出力抑圧器28
においては誤り検出信号を参照し、符号誤りが生じてい
る場合には,当該バーストの出力信号の振幅を一定レベ
ルに抑圧するなどの手段により、符号誤りによって生じ
る異音の発生を阻止する。なお、出力抑圧器28におい
て、誤り検出信号が誤りなしの状態を示している場合は
ADPCM復号器26の出力を、そのまま出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の伝送符号誤り補償装置は、受信側において復号誤りが
検出された場合、ADPCM復号器27において当該バ
ーストの復号した信号には大きな歪が生じており、入力
信号とは異なる異音が発生しているが、この異音が発生
している信号に対して出力抑圧を行っても、レベルの低
い異音は残っており、異音の発生を完全に阻止できない
という問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の技術における
問題を解決するものであり、符号誤りが検出されたバー
ストのADPCM復号手段に入力する符号に対して、当
該バースト以前の復号信号と連続するように、当該バー
ストの伝送ADPCM符号に置換され、異音の発生を阻
止できる優れた伝送符号誤り補償装置の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の伝送符号誤り補償装置は、受信側に伝送符
号相関手段と、符号置換手段と、符号バッファとを備
え、伝送符号相関手段において、受信されたバーストご
とに、このバーストの伝送符号と過去に受信した伝送符
号の相関を計算し、バーストと最も相関の高い過去の伝
送符号の位置を記憶し、符号誤りが検出されたバースト
では直前のバーストと最も相関の高い位置直後の過去の
伝送符号を符号バッファより取り出し、符号置換手段に
おいて、当該バースト以前の復号信号と連続するよう
に、符号誤りが検出されたバーストの伝送符号と置換す
る構成である。
【0008】
【作用】このような構成により、本発明の伝送符号誤り
補償装置は、符号誤りが検出されたバーストのADPC
M復号器に入力する符号に対して、当該バースト以前の
復号信号と連続するように当該バーストのADPCM符
号の置換を行っているので、異音の発生が阻止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の伝送符号誤り補償装置の実施
例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は実施例の構成を示している。なお、
以下の文中、図にあって、従前の図3に示す同一の構成
要素には同一の符号を付した。
【0011】図1において、図1中、送信側(a)にお
いて、1はADPCM符号器、2は誤り検出符号付加
器、3は伝送バースト組立器である。
【0012】また、図1中、受信側(b)において、4
は伝送バースト分解器、5は誤り検出符号分離器、6は
誤り検出器、7は伝送符号相関器、8は符号置換器、9
はADPCM復号器、10は符号バッファである。
【0013】次に、この実施例の構成における動作につ
いて説明する。まず、入力された音声信号は、ADPC
M符号器1においてADPCM符号化される。この符号
に対して、誤り検出符号付加器2においてCRC符号等
の誤り検出符号が付加され、さらに、伝送バースト組立
器3により無線チャネルで伝送するために、ある一定区
間の符号を多重化して伝送バーストを生成する。
【0014】一方、受信された伝送バーストは伝送バー
スト分解器4により符号に分離され、さらに、誤り検出
符号分離器5により、ADPCM符号と誤り検出符号と
に分離される。次に、誤り検出器6により誤り検出符号
を用いて、当該バーストの伝送符号において符号誤りが
生じたか否かを判定し、誤り検出信号を出力する。ま
た、ADPCM符号は符号バッファ10に蓄えられる。
【0015】伝送符号相関器7においては、受信された
バーストごとに当該バーストの伝送符号と符号バッファ
に蓄えられている過去に受信した伝送符号の相関を計算
し、当該バーストと最も相関の高い過去の伝送符号の位
置を記録しておく。符号置換器8においては、誤り検出
信号を参照し、符号誤りが検出されたバーストにおいて
は、伝送符号相関器7によって求められた直前のバース
トと最も相関の高い位置直後の伝送符号を、符号バッフ
ァ10より1バーストの長さで取り出し、符号誤りが検
出されたバーストの伝送符号と置換する。
【0016】次に、この符号誤りが検出されたバースト
の伝送符号との置換の動作について説明する。
【0017】図2はこの場合の入力信号と伝送符号を模
式的に示している。図2において(a)は入力音声信号
を示し、(b)は誤り検出器6による誤り検出結果を示
している。(c)は伝送符号の値を示している。この例
では、第kバーストが、符号誤りなしであり、第(k+
1)バーストが符号誤りが生じていることを示してい
る。
【0018】まず、伝送符号相関器7において、第kバ
ースト(図2(c)におけるAの部分)を受信した時点
で、当該部分Aの伝送符号と過去に受信した伝送符号の
相関を計算し、最も相関の高い過去の伝送符号の位置を
求める。この部分をA’とする。次に、第(k+1)バ
ースト(図2(c)におけるBの部分)において符号誤
りが生じた場合、伝送符号相関器7において求められた
第kバースト(A部分)と最も相関の高いA’の部分の
直後の1バーストの長さのB’の部分の伝送符号を符号
バッファ10から取り出し、符号置換器8において第
(k+1)バーストの伝送符号に置換する。この置換さ
れた伝送符号をADPCM復号器9において、音声信号
に復号する。
【0019】以上のように本実施例によれば、符号誤り
が検出されたバーストのADPCM復号器9に入力する
符号に対して、当該バースト以前の復号信号と連続する
ように、当該バーストのADPCM符号の置換を行い、
異音の発生を阻止できる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の伝送符号誤り補償装置は、符号誤りが検出されたバー
ストのADPCM復号器に入力する符号に対して、当該
バースト以前の復号信号と連続するように当該バースト
のADPCM符号の置換を行っているため、異音の発生
を阻止できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝送符号誤り補償装置の実施例におけ
る構成を示すブロック図
【図2】実施例の動作説明に供され、入力信号と伝送符
号を模式的に示す図
【図3】従来の伝送符号誤り補償装置における構成を示
すブロック図
【図4】従来例の動作説明に供され、入力信号と伝送符
号を模式的に示す説明図
【符号の説明】
1 ADPCM符号器 2 誤り検出符号付加器 3 伝送バースト組立器 4 伝送バースト分解器 5 誤り検出符号分離器 6 誤り検出器 7 伝送符号相関器 8 符号置換器 9 ADPCM復号器 10 符号バッファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信側に伝送符号相関手段と、符号置換
    手段と、符号バッファとを備え、上記伝送符号相関手段
    において、受信されたバーストごとに、このバーストの
    伝送符号と過去に受信した伝送符号の相関を計算し、上
    記バーストと最も相関の高い過去の伝送符号の位置を記
    憶し、符号誤りが検出されたバーストでは直前のバース
    トと最も相関の高い位置直後の過去の伝送符号を上記符
    号バッファより取り出し、上記符号置換手段において、
    当該バースト以前の復号信号と連続するように、符号誤
    りが検出されたバーストの伝送符号と置換することを特
    徴とする伝送符号誤り補償装置。
JP15636092A 1992-06-16 1992-06-16 伝送符号誤り補償装置 Pending JPH05347594A (ja)

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Cited By (4)

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