JPH05324544A - バス制御方法 - Google Patents

バス制御方法

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Publication number
JPH05324544A
JPH05324544A JP4123569A JP12356992A JPH05324544A JP H05324544 A JPH05324544 A JP H05324544A JP 4123569 A JP4123569 A JP 4123569A JP 12356992 A JP12356992 A JP 12356992A JP H05324544 A JPH05324544 A JP H05324544A
Authority
JP
Japan
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transfer
cycle
bus
data
module
Prior art date
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Pending
Application number
JP4123569A
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English (en)
Inventor
Nobukazu Kondo
伸和 近藤
Seiji Kaneko
誠司 金子
Hideaki Genma
英明 源馬
Tetsuhiko Okada
哲彦 岡田
Kazuhiko Komori
一彦 小森
Koichi Okazawa
宏一 岡澤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to US08/480,395 priority patent/US5604874A/en
Priority to US08/487,401 priority patent/US5590290A/en
Priority to US08/480,397 priority patent/US5657458A/en
Priority to US08/774,614 priority patent/US5774679A/en
Priority to US09/078,713 priority patent/US6047345A/en
Priority to US09/477,666 priority patent/US6219735B1/en
Priority to US09/835,578 priority patent/US20010016888A1/en
Priority to US10/263,759 priority patent/US20030084218A1/en
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/36Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system
    • G06F13/362Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with centralised access control
    • G06F13/364Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with centralised access control using independent requests or grants, e.g. using separated request and grant lines

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Abstract

(57)【要約】 【目的】バスの使用効率を向上する。 【構成】スレーブとなるモジュール101に対してリー
ドアクセスを行うモジュール(マスタ)100は、BR
EQ61信号によりバス使用権をバスアービタに要求す
ると共に、LC信号63により次のサイクルがマスタが
使用する最後のサイクルである旨を伝える。そして、B
GRANT信号62によってバス使用を許可されたら、
次のサイクルでアドレスをシステムバスのA/D50を
用いてスレーブ101に転送することによりリードアク
セスを起動し、バス使用権を手放す。スレーブ101
は、転送されたアドレスを受付けることができなかった
場合にのみ、受付けられなかったアドレスの転送サイク
ルの2サイクル後にRETRY信号55をアサートす
る。RETRY信号55がアサートされたサイクルの2
サイクル前に転送を実行したモジュール100は、2サ
イクル前に実行した転送を再度実行する。 【効果】転送するアドレスを受付ける用意のできている
モジュールに対しては1サイクルのみでアドレスの転送
を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タやワークステーション等の情報処理システムに関し、
特に、情報処理システムのバスの制御技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】情報処理システムにおいて、バス上に接
続された複数のモジュールが共通クロックに同期してデ
ータを転送する同期バスの制御技術としては、たとえ
ば、特開昭61ー11872号公報記載の技術等が知ら
れている。
【0003】このような従来の同期バスの制御について
説明する。
【0004】図16に、従来の同期バス制御技術による
バス上のデータ転送のタイミングを示す。
【0005】図中、CLKはバスに接続された各々のモ
ジュールが共通に有するデータ転送用同期クロック、A
/Dは多重化されたアドレスおよびデータ、ADRVは
A/D上のアドレスが有効であることを示すアドレスバ
リッド信号、WRITEはライトアクセスの指定信号
で、A/D上のデータが有効であることも併せて示して
いる。また、WAITはスレーブ側のバッファがデータ
を受け付けられる状態になっていないことをマスター側
に伝えるウエイト信号である。
【0006】このような信号から構成されるバスを用い
て、1のモジュールが他のモジュールにライトアクセス
を行う場合は、まず、バスマスタがA/D上のアドレス
が有効であることを示すアドレスバリッド信号ADRV
をアサートすると同時にA/D上にアクセス先のアドレ
スを出力する。
【0007】一方、このアドレスのデコード結果とライ
トアクセスの指定信号WRITEにより、自モジュール
に対するライトアクセスであることを検知したスレーブ
モジュールは、データを取り込む準備ができている場合
は同期クロックCLKのタイミングでA/D上の有効デ
ータを取り込む。もしスレーブモジュールがデータを取
り込む準備ができていない場合は、データを受け付ける
状態になっていないことをマスター側に伝えるウエイト
信号WAITによりデータサイクルの延長を要求する。
【0008】マスタモジュールはウエイト信号がアサー
トされている場合は、この間、データサイクルを延長す
る。スレーブモジュールはデータを取り込む準備ができ
た時点で同期クロックCLKのタイミングでA/D上の
有効データを取り込み、ウエイト信号をネゲートする。
そして、マスタモジュールは、ウエイト信号がネゲート
されたらデータサイクルを打切り、アクセスを終了す
る。
【0009】このように、従来の同期バスの制御技術に
よれば、ハンドシェイク式にデータ転送が可能か否かを
ウエイト信号によって伝え合いつつ、データ転送を行っ
ていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術に
よれば、データ転送を行う場合に、データの転送に先立
ち、ウエイトサイクルを挿入しているので、ウエイトサ
イクルの分だけオーバヘッドが生じ、データ転送速度が
低下すると共に、バスの占有時間が増大し、バスの使用
効率が低下するという問題があった。
【0011】そこで、本発明は、データ転送のオーバヘ
ッドを低減することにより、バス使用効率の向上を図る
ことのできるバスの制御方法を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、バスと、バスに接続された複数のモジュール
を有する情報処理システムにおいて、バスの使用権を獲
得したモジュ−ル(マスタ)が前記バスを制御して転送
先のモジュ−ル(スレ−ブ)にアドレスおよびデータ
を、各モジュ−ルに共通のクロックに同期して転送する
バス制御方法であって、前記マスタは、バスの使用権を
獲得したらアドレスもしくはデータをスレ−ブに転送す
る転送サイクルを実行してバスの使用権を放棄し、スレ
−ブとして、転送されたアドレスもしくはデータを受け
取った前記モジュ−ルは、受け取ったアドレスもしくは
データについての転送サイクルのそれぞれに対して、受
領を報告するアクノレッジ報告を、対応する転送サイク
ルから所定数後のサイクルにおいて他の全モジュ−ルに
送出し、アクノレッジ報告が送出されたサイクルより前
記所定数前のサイクルにマスタとして転送を実行したモ
ジュ−ルは、当該送出されたアクノレッジ報告より実行
した転送サイクルの成否を確認することを特徴とするバ
ス制御方法を提供する。
【0013】また、本発明は、前記目的達成のために、
マスタは、バスの使用権を獲得したらアドレスもしくは
データをスレ−ブに転送する転送サイクルを実行してバ
スの使用権を放棄し、スレ−ブでありながら、転送され
たアドレスもしくはデータを受け付けることができなか
ったモジュ−ルは、転送の再実行を要求するリトライ要
求を、受付けることのできなかった転送サイクルから所
定数後のサイクルにおいて他の全モジュ−ルに送出し、
リトライ要求が送出されたサイクルより前記所定数前の
サイクルにマスタとして転送を実行したモジュ−ルは、
前記所定数前のサイクルに実行した転送を再度実行する
ことを特徴とするバス制御方法を提供する。
【0014】また、さらに、本発明は、マスタは、バス
の使用権を獲得したらアドレスもしくはデータをスレ−
ブに転送する転送サイクルを実行してバスの使用権を放
棄し、スレ−ブとして、転送されたアドレスもしくはデ
ータを受け取った前記モジュ−ルは、受け取ったアドレ
スもしくはデータに転送誤りがあった場合に、転送誤り
の発生を報告するエラ−報告を、前記転送誤りがあった
サイクルから所定数後のサイクルにおいて、他の全モジ
ュ−ルに送出し、エラ−報告が送出されたサイクルより
前記所定数前のサイクルにマスタとして転送を実行した
モジュ−ルは、当該送出されたエラ−報告より転送誤り
が発生した転送の内容を確認することを特徴とするバス
制御方法を提供する。
【0015】
【作用】本発明に係るバス制御方法によれば、たとえ
ば、マスタは、バスの使用権を獲得したらスレ−ブの状
態を確認することなしに、アドレスもしくはデータをス
レ−ブに転送する転送サイクルを実行し、転送の成否を
確認することなしにバスの使用権を放棄する。一方、ス
レ−ブとして、転送されたアドレスもしくはデータを受
け取った前記モジュ−ルは、受け取ったアドレスもしく
はデータについての転送サイクルのそれぞれに対して、
受領を報告するアクノレッジ報告を、対応する転送サイ
クルから所定数後のサイクルにおいて他の全モジュ−ル
に送出し、アクノレッジ報告が送出されたサイクルより
前記所定数前のサイクルにマスタとして転送を実行した
モジュ−ルは、当該送出されたアクノレッジ報告より実
行した転送サイクルの転送の成否を確認し、もし、転送
が成功していない場合にのみ、対策を講じる。
【0016】したがい、マスタよりの転送を受け入れる
用意のあるスレ−ブに対する転送は、実際にアドレスや
データを転送するサイクルのみで実現でき、バスの使用
効率を向上することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る情報処理システムの一実
施例について説明する。
【0018】まず、図1に本実施例に係る情報処理シス
テムの構成を示す。
【0019】図示するように、本実施例に係る情報処理
システムは、システムバス50〜60と、これに接続す
る複数のモジュール0〜7(100〜107)と、各モ
ジュール100〜107間のバス使用権を調停するバス
アービタ108と、各モジュール100〜107に接続
するI/Oバス100、I/Oバスに接続するI/O装
置とを有している。また、各モジュール100〜107
には、単独のI/O装置のみが接続することもある。各
モジュールは、システムバスインタフェース装置を内蔵
し、システムバス50〜60と、図示せざるI/Oバス
もしくはI/O装置との間のデータ転送を仲介する。
【0020】また、図中、61はモジュール0からバス
アービタ108に対してバス使用権を要求するためのバ
ス権要求信号(BREQ0)、62はバスアービタ10
8からモジュール0(100)にバス使用の許可を与え
るバス使用許可信号(BGRANT0)、63はモジュ
ール0(100)からバスアービタ108に対して次の
サイクルがバス使用の最終サイクルであることを伝える
ラストサイクル信号(LC0)である。同様に、64は
モジュール1(101)からバスアービタ108に対す
るバス権要求信号(BREQ1)、65はバスアービタ
108からモジュール1(101)に対するバス使用許
可信号(BGRANT1)、66はモジュール1(10
1)からバスアービタ108に対して最終サイクルであ
ることを伝えるラストサイクル信号(LC1)、67は
モジュール7(107)からバスアービタ108に対す
るバス権要求信号(BREQ7)、68はバスアービタ
108からモジュール7(107)に対するバス使用許
可信号(BGRANT7)、69はモジュール7(10
7)からバスアービタ108に対して最終サイクルであ
ることを伝えるラストサイクル信号(LC7)である。
【0021】また、システムバスにおいて、50はアド
レスおよびデータバス(A/D)、51はアクセスの種
類を指定するコマンド信号(CMD)、52はA/D上
のアドレスが有効であることを示すアドレスバリッド信
号(ADRV)、53はA/D上のデータが有効である
ことを示すデータバリッド信号(DATAV)、54は
スレーブ側がアドレスもしくはデータを確かに受け取っ
たことをマスタ側に伝えるトランザクションアクノリッ
ジ信号(TACK)、55はスレーブ側のマスタ側に対
するリトライ要求信号(RETRY)、56はスレーブ
側からマスタ側に対するトランザクションに同期したエ
ラー報告信号であるシンクロナスエラー(SERR)、
57はトランザクションに同期しないエラー報告信号で
あるアシンクロナスエラー(AERR)、58はシンク
ロナスエラー56およびアシンクロナスエラー57と同
時に出力して診断用トランザクション以外を凍結するフ
リーズ信号(FRZ)、59はフリーズ中の診断用トラ
ンザクションによるエラー回復が終了後フリーズ信号を
解除するためのバスリセット信号(BRST)、60は
各モジュールに共通に供給される同期用クロック信号
(CLK)である。
【0022】次に、図2に、各モジュールの内部構成を
示す。
【0023】図中、1がバス制御を担うシステムバスイ
ンタフェース装置であって、システムバス50〜60
と、図示せざるI/OバスもしくはI/O装置との間に
接続され、両者間のデータ転送を仲介する。
【0024】2はシステムバスインタフェース装置1内
部のシステムバス制御部、3はシステムバスインタフェ
ース装置1を介して接続されるI/OバスもしくはI/
O装置を制御する制御部である。また、4は、システム
バス制御部2とI/OバスもしくはI/Oの制御部3間
のインタフェースを整合させる変換部、5はバスアービ
トレーション制御部、6はエラー制御部、7はシステム
バス制御部、8はリトライ制御部、9は受けデータ用バ
ッファ、10はアドレス変換部、11はデータ変換部、
12はプロトコル変換部、13はアドレス入出力部、1
4はデータ入出力部、15はI/O(バス)制御部、1
6は出力用最終段バッファ、17は入力用初段バッフ
ァ、18はアドレス出力バッファ、19〜22はバース
トライト用データバッファ、23は入力アドレスバッフ
ァ、24は入力アドレス、データチェック用バッファ、
25はアービトレーション制御信号、26はアドレスバ
ス、27はデータバス、28は制御信号、29はデータ
のパリティ等より転送誤りを検出するエラーチェッカー
である。
【0025】以下、このような情報処理システムにおけ
るデータ転送動作について説明する。
【0026】まず、リードアクセス動作について説明す
る。本実施例では、リードアクセスを、読み出し要求側
がアドレスをシステムバスに出力する起動シーケンス
と、被要求側が受け取ったアドレスに応えデータをシス
テムバスに出力する応答シーケンスより実現する。ま
た、本実施例においては、起動シーケンスと応答シーケ
ンスが独立したスプリット動作によりリードアスセス動
作を実現する。
【0027】本実施例においては、あるモジュールがリ
ードアクセス動作を行う場合、まず、バス権要求信号
(BREQ)によりバスアービタ108に対しバス使用
権を要求する。また、このとき同時にラストサイクル信
号(LC)を出力し、バスアービタ108に対し1サイ
クルでバス権を放棄することを予告する。
【0028】そして、バス使用許可信号(BGRAN
T)がアサートされたらアドレス等をシステムバスに出
力し、バス使用を終了する。
【0029】図3には、モジュール0(100)からモ
ジュール3(103)までが、リードアクセスのため
に、同時にBREQをアサートした場合について示し
た。
【0030】図示するように、モジュール0(100)
からモジュール3までが同時にBREQをアサートして
いる。ただし、モジュール0(100)、モジュール1
(101)、モジュール2、モジュール3の順でバス使
用の優先順位が高いものとする。
【0031】図示するように、第3サイクル、第4サイ
クル、第5サイクル、第6サイクルと、バスマスタがモ
ジュール0(100)、モジュール1(101)、モジ
ュール2、モジュール3の順に切り換わっている。すな
わち、バスマスタが1サイクルごとに切り替わってもア
イドルサイクルが挿入されない。
【0032】図3に、リードアクセスを起動するシーケ
ンスを示す。
【0033】図示するように、このシーケンスにおい
て、リードアクセスのために、BREQとLCをアサー
トした起動モジュールは、バスアービタ108からバス
使用許可信号(BGRANT)を受けるとA/D上のア
ドレスが有効であることを示すアドレスバリッド信号
(ADRV)52を有効にし、アドレスデータバス(A
/D)50にアクセス先のアドレスを出力する。また、
同時に、アクセスの種類がリードアクセスであるという
ことをコマンド信号(CMD)51に出力し、起動シー
ケンスを終了する。なお、リードアクセスの起動サイク
ルは図中第4サイクルとなっている。
【0034】次に、応答シーケンスを図5に示す。
【0035】リードアクセスのコマンドおよびアドレス
を受け取ったモジュールは応答するべきデータが準備で
きた時点でバス権を獲得した後、A/D上のデータが有
効であることを示すデータバリッド信号(DATAV)
53を有効にし、アドレスおよびデータバス(A/D)
50に応答データを出力する。また、同時に、アクセス
の種類がリード応答アクセスであるということをコマン
ド信号(CMD)51に出力する。応答サイクルは、図
中第7サイクルである。
【0036】なお、ここでバーストリード時のリードア
クセスの応答シーケンスを図5に示しておく。図中、応
答サイクルは第5から第8サイクルである。
【0037】以上のように、本実施例においては、従来
のようなウエイト信号等を用いずに、各モジュールの受
けデータ用バッファ(図1、9)が、いつでもデータを
取り込み可能と仮定し、バス権獲得後は、転送を必ず1
データもしくは1アドレスあたり1サイクルで行い、バ
ス占有時間を減らし、バス使用効率を向上させている。
【0038】なお、ライトアクセスのシーケンスにおい
ても、図7に示すように、アドレス転送、データ転送を
ともに1サイクルずつで終了させることができる。アド
レス等を転送し、ライトアクセスを起動する起動サイク
ルが第4サイクル、データ等を転送する応答サイクルが
第5サイクルである。
【0039】また、バーストライト時のシーケンスにお
いても、図8に示すように、転送サイクルを必ず1デー
タもしくはアドレスあたり1サイクルで行うことができ
る。図8中、アドレスを転送する起動サイクルが第3サ
イクル、これに応え4つのデータを転送する応答サイク
ルが第4から第7サイクルである。
【0040】さて、前述したように、各モジュールの受
けデータ用バッファ(図1、9)が、いつでもデータを
取り込み可能と仮定し、バス権獲得後は、転送サイクル
を必ず1データもしくはアドレスあたり1サイクルで行
うようにしたが、バッファの容量にも限りがあるため連
続でライトアクセス等が行われるとバッファがオーバフ
ローしデータを受けきれなくなる場合が有りえる。
【0041】そこで、本実施例では、スレーブ側がアド
レスもしくはデータを確かに受け取ったことをマスタ側
に伝えるトランザクションアクノリッジ信号(TAC
K)54、スレーブ側がマスタ側に再送を要求するリト
ライ要求信号(RETRY)55、スレーブ側がマスタ
側にエラーの発生をトランザクションに同期して報告す
るシンクロナスエラー(SERR)56を設けた。ま
た、これらの信号は、必ず、マスタ側よりの転送サイク
ルの2サイクル後にスレーブ側が出力することとし、そ
のマスタ側よりのトランザクションが成功したか否かを
マスタ側が認識できるようにした。
【0042】また、各モジュールはトランザクションの
起動をかけられた時点で、バッファが当該トランザクシ
ョンによってオーバフローするか否かを判別することが
できるので、スレーブ側モジュールのリトライ要求信号
(RETRY)55のアサートはトランザクションの先
頭のサイクルに対してのみ行う。なお、バーストライト
もしくはバーストリード時には、トランザクションの先
頭のサイクルでCMDにバースト転送量の情報を含める
ので、この場合も、各モジュールはトランザクションの
起動をかけられた時点で、バッファが当該トランザクシ
ョンによってオーバフローするか否かを判別することが
できる。
【0043】リードアクセスに対するリトライのシーケ
ンス例を図9に示す。
【0044】図示した例では、1回目の起動サイクル
(第4サイクル)に対して、第6サイクルにスレーブか
らRETRYをアサートし、これに対しマスタが第11
サイクルで再度起動サイクルを実行しリトライを成功さ
せている。
【0045】次に、転送エラーが起こった場合のシーケ
ンス例を図10に示す。
【0046】図示した例は、バーストライトアクセスの
2つめのデータ転送サイクル(第6サイクル)でパリデ
ィエラーが起こった場合で、スレーブ側からマスタ側に
対するトランザクションに同期したエラー報告信号であ
るシンクロナスエラー(SERR)56が、パリディエ
ラーが起こったサイクルの2サイクル後(第8サイク
ル)にスレーブ側より出力されている。また、スレーブ
側モジュールは、エラー報告をおこなうのと同時に、フ
リーズ信号(FRZ)58によりバスを凍結する。一
方、シンクロナスエラー(SERR)56がアサートさ
れると、マスター側は、シンクロナスエラー(SER
R)56がアサートされタイミングと、記憶しておいた
過去に実行した各サイクルについての情報より、エラー
発生サイクル、エラーアドレスなどを求め、ロギング情
報として保持する。
【0047】また、シンクロナスエラー(SERR)5
6がアサートされると、いずれかのモジュールに接続し
たプロセッサ等、エラー回復処理を担う所定の装置がマ
スター側のモジュールが保持したエラー発生サイクル、
エラーアドレスなどのロギング情報をもとにエラーを回
復(第9サイクルから第18サイクルの間のどこかのタ
イミング)した後、バスリセット信号(BRST)59
によりフリーズを解除し、通常のトランザクションをリ
スタートさせる(第24サイクル以降)。
【0048】このように、本実施例においては、マスタ
側は、トランザクションに完全に同期したエラー報告を
受けるので、どのサイクルでエラーが起こったかという
情報までロギングすることができ、その後のエラーの解
析、エラーの回復処理を容易にすることができる。
【0049】ところで、次に、このようなプロトコルを
有するシステムバスを用いて、複数のモジュールに対し
て同時にライトを行う放送型トランザクションであるブ
ロードキャストを行う場合について説明する。
【0050】このような放送型トランザクションにおい
ては、同時に複数モジュールに対してライトすることが
必須であるため、一部のモジュールのみがバッファのオ
バーフローを起こしライトできたモジュールとそうでな
いモジュールが生じてしまう場合が有りえる。
【0051】そこで、本実施例においては、ブロードキ
ャスト時には、マスタは必ず転送サイクルの2サイクル
後までバス権を保持したままで待ち、リトライ要求信号
(RETRY)55がないか、シンクロナスエラー報告
(SERR)56がないかを確認するようにする。
【0052】また、ここで、トランザクションアクノリ
ッジ信号(TACK)54、リトライ要求信号(RET
RY)55、シンクロナスエラー報告(SERR)56
が、複数のモジュールによって同時にアサートする可能
性があるため、ワイヤードOR信号として準備してお
く。そして、マスタは、リトライ要求があればバス権を
保持したままでもう一度同じアクセスサイクルを実行す
るようにする。一方、転送を受け取った各スレ−ブも、
必ず転送サイクルの2サイクル後まで、転送されたデー
タの処理を開始せずに保持したままで待ち、他のスレ−
ブよりのリトライ要求信号(RETRY)55がない
か、シンクロナスエラー報告(SERR)56がないか
を確認し、リトライ要求信号(RETRY)55がない
か、シンクロナスエラー報告(SERR)56があった
場合には、受け取ったデータを廃棄する。
【0053】ブロードキャストアクセス動作時のシーケ
ンス例を図11、図12に示す。
【0054】図11は、1度のブロードキャストアクセ
スで成功した例で、図12はブロードキャストアクセス
で成功した例を示している。
【0055】図11に示す例では、転送サイクルの2サ
イクル後までバス権を保持したままで待っても、リトラ
イ要求信号(RETRY)55、シンクロナスエラー報
告(SERR)56がない場合、マスタは、LCを発行
し、バス権を手放している。
【0056】一方、図12に示す例では、第3サイクル
および第7サイクルでマスタが起動をかけたブロードキ
ャストアクセスに対して第5、第9サイクルでRETR
Yがアサートされている。マスタは、各RRETRYの
アサートに対して、第7、第11サイクルでリトライの
起動をかけ、3回目のリトライに対しては第13サイク
ルでRRETRYがアサートされず、最終転送サイクル
の2サイクル後の第14サイクルまでにエラー報告もな
かったことを確認してLCを発行しバス権を手放してト
ランザクションを終了している。
【0057】ここで、図13に、ブロードキャストアク
セスを行うマスタの実行する手順を示しておく。図示す
るように、マスタは、150で処理を開始後、151で
全モジュールを対象とした放送型のライトアクセスを実
行する。そして、152で151にたいするリトライ要
求があるかどうかを判定し、あれば151にもどり全モ
ジュールを対象とした放送型のライトアクセスを再実行
する。152で151にたいするリトライ要求がなけれ
ば153で2サイクル待って全スレーブがエラーなくデ
ータを受け取ったかどうかを確認し、154でエラー報
告を受ければ155に遷移してエラー処理を行い、エラ
ー報告がなければ156で終了する。
【0058】なお、連続ライトアクセスを受けるモジュ
−ルが、階層の異なるバス間のプロトコル変換を行うバ
スコンバ−タである場合には、当該モジュ−ルは、最後
のサイクルのデ−タまでバッファ内に受け取ったことを
確認してから異なる階層のバスへの転送を開始するよう
にする。
【0059】ところで、前述したように、リトライ要求
が返ってくるサイクルは起動サイクルの2サイクル後と
なるため、図14に示すように、同一モジュールから特
定のモジュールに対して連続してライトアクセス(第3
および第5サイクルで起動)を行うような場合、バスイ
ンタフェース装置の都合で1番目のライトアクセスがバ
ッファのオーバフロー等により受付けられなかったのに
もかかわらず、2番目のライトアクセスが引き続きマス
タ側より行われる。そして、この2番目のライトアクセ
スのみが受け付けられる可能性がある。すなわち、アク
セスの順序が保証されない場合が生じえる。
【0060】そこで、本実施例においては、同一モジュ
ールから特定のモジュールに対して連続ライトアクセス
を行うような場合は、起動をかけるバスインタフェース
装置において、連続ライトの場合は、ライトアクセス終
了後は必ず2サイクル待って、リトライ要求が返ってこ
ないことを確認した後、次のライトアクセスを起動する
ようにする。
【0061】図15に同一モジュールから特定のモジュ
ールに対して連続ライトアクセスを行う場合のシーケン
ス例を示す。
【0062】図示した例では、マスタは第4サイクルで
1度目のライトアクセスを終了した後に、第5サイクル
にリトライ要求がアサートされないことを確認した後、
第7サイクルに2番目のアクセスを起動している。
【0063】なお、本実施例において、リトライ要求、
アクノリッジ、エラー報告を2サイクル後に行っている
理由は、システムバスの負荷を極力低減し、転送の同期
用クロックであるCLKの周波数を高くすることを可能
とするために、エラーチェッカー(図1、29)等を直
接システムバスに接続しないことに起因するものであ
る。
【0064】以上、説明してきたように、本実施例に係
る情報処理システムによれば、相手モジュールのデータ
受け付けの可否を確認するためのレディ制御などのハン
ドシェイクを行わず、また、データ転送元が転送先であ
るスレーブのアクノリッジ信号を確認することなしに転
送サイクルを終了するので、バスの使用効率を向上する
ことができると共に、アクセス速度を向上することがで
きる。
【0065】また、エラー処理に関しては、トランザク
ションの各々のサイクルに同期したエラー報告を行うの
で、エラー報告をうけたマスタモジュールが、エラーが
発生したサイクルの個所まで詳細にロギングをとること
ができ、エラー発生後の回復処理を容易にすることがで
きる。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、データ
転送のオーバヘッドを低減することにより、バス使用効
率の向上を図ることのできるバスの制御方法を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る情報処理システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】システムバスインタフェース装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】リードアクセスのためのバス権要求が競合した
場合のシーケンスを示すタイムチャートである。
【図4】リードアクセスの起動シーケンスを示すタイム
チャートである。
【図5】リードアクセスの応答シーケンスを示すタイム
チャートである。
【図6】バースト転送によるリードアクセスの起動シー
ケンスを示すタイムチャートである。
【図7】ライトアクセスのシーケンスを示すタイムチャ
ートである。
【図8】バースト転送によるライトアクセスのシーケン
スを示すタイムチャートである。
【図9】リードアクセスのリトライシーケンスを示すタ
イムチャートである。
【図10】転送エラー発生時のシーケンスを示すタイム
チャートである。
【図11】ブロードキャスアクセス時のシーケンスを示
すタイムチャートである。
【図12】ブロードキャスアクセス時のリトライシーケ
ンスを示すタイムチャートである。
【図13】ブロードキャスアクセス時にマスタが行う手
順を示すフローチャートである。
【図14】通常のライトアクセスと同様の連続ライトア
クセスを行った場合のリトライシーケンスを示すタイム
チャートである。
【図15】連続ライトアクセスのシーケンスを示すタイ
ムチャートである。
【図16】従来のバス制御技術によるライトアクセスの
シーケンスを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1・・・システムバスインタフェース装置 2・・・システムバス制御部 3・・・制御部 4・・・変換部 5・・・バスアービトレーション制御部 6・・・エラー制御部 7・・・システムバス制御部 8・・・リトライ制御部 9・・・受けデータ用バッファ 10・・・アドレス変換部 11・・・データ変換部 12・・・プロトコル変換部 13・・・アドレス入出力部 14・・・データ入出力部 15・・・I/O(バス)制御部 16・・・出力用最終段バッファ 17・・・入力用初段バッファ 18・・・アドレス出力バッファ 19、20、21、22・・・バーストライト用データ
バッファ 23・・・入力アドレスバッファ 24・・・入力アドレス、データチェック用バッファ 25・・・アービトレーション制御信号 26・・・アドレスバス 27・・・データバス 28・・・制御信号 29・・・エラーチェッカー 50・・・データバス(A/D) 51・・・コマンド信号(CMD) 52・・・アドレスバリッド信号(ADRV) 53・・・データバリッド信号(DATAV) 54・・・トランザクションアクノリッジ信号(TAC
K) 55・・・リトライ要求信号(RETRY) 56・・・シンクロナスエラー(SERR) 57・・・アシンクロナスエラー(AERR) 58・・・フリーズ信号(FRZ) 59・・・バスリセット信号(BRST) 60・・・同期用クロック信号(CLK)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 源馬 英明 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム設計開発セ ンタ内 (72)発明者 岡田 哲彦 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 小森 一彦 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム設計開発セ ンタ内 (72)発明者 岡澤 宏一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バスと、バスに接続された複数のモジュー
    ルを有する情報処理システムにおいて、バスの使用権を
    獲得したモジュ−ル(マスタ)が前記バスを制御して転
    送先のモジュ−ル(スレ−ブ)にアドレスおよびデータ
    を、各モジュ−ルに共通のクロックに同期して転送する
    バス制御方法であって、 前記マスタは、バスの使用権を獲得したらアドレスもし
    くはデータをスレ−ブに転送する転送サイクルを実行し
    てバスの使用権を放棄し、 スレ−ブとして、転送されたアドレスもしくはデータを
    受け取った前記モジュ−ルは、受け取ったアドレスもし
    くはデータについての転送サイクルのそれぞれに対し
    て、受領を報告するアクノレッジ報告を、対応する転送
    サイクルから所定数後のサイクルにおいて他の全モジュ
    −ルに送出し、 アクノレッジ報告が送出されたサイクルより前記所定数
    前のサイクルにマスタとして転送を実行したモジュ−ル
    は、当該送出されたアクノレッジ報告より実行した転送
    サイクルの転送の成否を確認することを特徴とするバス
    制御方法。
  2. 【請求項2】バスと、バスに接続された複数のモジュー
    ルを有する情報処理システムにおいて、バスの使用権を
    獲得したモジュ−ル(マスタ)が前記バスを制御して転
    送先のモジュ−ル(スレ−ブ)にアドレスおよびデータ
    を、各モジュ−ルに共通のクロックに同期して転送する
    バス制御方法であって、 前記マスタは、バスの使用権を獲得したらアドレスもし
    くはデータをスレ−ブに転送する転送サイクルを実行し
    てバスの使用権を放棄し、 スレ−ブでありながら、転送されたアドレスもしくはデ
    ータを受け付けることができなかったモジュ−ルは、転
    送の再実行を要求するリトライ要求を、受付けることの
    できなかった転送サイクルから所定数後のサイクルにお
    いて他の全モジュ−ルに送出し、 リトライ要求が送出されたサイクルより前記所定数前の
    サイクルにマスタとして転送を実行したモジュ−ルは、
    前記所定数前のサイクルに実行した転送を再度実行する
    ことを特徴とするバス制御方法。
  3. 【請求項3】バスと、バスに接続された複数のモジュー
    ルを有する情報処理システムにおいて、バスの使用権を
    獲得したモジュ−ル(マスタ)が前記バスを制御して転
    送先のモジュ−ル(スレ−ブ)にアドレスおよびデータ
    を、各モジュ−ルに共通のクロックに同期して転送する
    バス制御方法であって、 前記マスタは、バスの使用権を獲得したらアドレスもし
    くはデータをスレ−ブに転送する転送サイクルを実行し
    てバスの使用権を放棄し、 スレ−ブとして、転送されたアドレスもしくはデータを
    受け取った前記モジュ−ルは、受け取ったアドレスもし
    くはデータに転送誤りがあった場合に、転送誤りの発生
    を報告するエラ−報告を、前記転送誤りがあったサイク
    ルから所定数後のサイクルにおいて、他の全モジュ−ル
    に送出し、 エラ−報告が送出されたサイクルより前記所定数前のサ
    イクルにマスタとして転送を実行したモジュ−ルは、当
    該送出されたエラ−報告より転送誤りが発生した転送の
    内容を確認することを特徴とするバス制御方法。
  4. 【請求項4】請求項2記載のバス制御方法であって、 スレ−ブでありながら、転送されたアドレスもしくはデ
    ータを受け付けることができなかった前記モジュ−ル
    は、前記マスタが前記転送サイクルを連続して実行した
    場合には、前記マスタが連続して実行した転送サイクル
    のうちの先頭の転送サイクルから所定数後のサイクルに
    おいてのみ、前記リトライ要求を他の全モジュ−ルに送
    出し、 リトライ要求が送出されたサイクルより前記所定数前の
    サイクルにマスタとして転送を実行したモジュ−ルは、
    前記所定数前のサイクルから連続して実行した転送を再
    度実行することを特徴とするバス制御方法。
  5. 【請求項5】請求項3記載のバス制御方法であって、 エラ−回復処理を実行するエラ−処理手段を備え、 スレ−ブとして、転送されたアドレスもしくはデータを
    受け取った前記モジュ−ルは、前記エラ−報告と同時
    に、診断用のトランザクション以外のバス上のトランザ
    クションを凍結するフリーズ信号を他の全てのモジュ−
    ルに送出し、 エラ−報告が送出されたサイクルより前記所定数前のサ
    イクルにマスタとして転送を実行したモジュ−ルは、当
    該送出されたエラ−報告の送出タイミングより、転送誤
    りが発生した転送サイクルおよび転送アドレスについて
    の情報を求め、ロギング情報として保持すると共にエラ
    −回復処理の実行を前記エラ−処理手段に送出し、 前記エラ−処理手段は、前記ロギング情報をもとにエラ
    ーを回復した後、バス上の通常のトランザクションを再
    開させるバスリセット信号を他の各モジュ−ルに送出す
    ることを特徴とするバス制御方法。
  6. 【請求項6】請求項1記載のバス制御方法であって、 前記マスタは、アドレスもしくはデータをスレ−ブに連
    続して転送する場合には、転送サイクルの実行後に、当
    該転送サイクルに対するスレ−ブよりのアクノレッジ報
    告を確認するまで、前記所定数のサイクル、バスの使用
    権を保持し、当該転送サイクルに対するスレ−ブよりの
    アクノレッジ報告を確認した後に次の転送サイクルを実
    行することを特徴とするバス制御方法。
  7. 【請求項7】請求項2記載のバス制御方法であって、 前記マスタは、アドレスもしくはデータをスレ−ブに連
    続して転送する場合には、転送サイクルの実行後に、当
    該転送サイクルに対するスレ−ブよりのリトライ要求の
    有無を確認するまで、前記所定数のサイクル、バスの使
    用権を保持し、リトライ要求があった場合には、当該転
    送サイクルで実行した転送の再実行を、次の転送サイク
    ルの実行に優先して実行することを特徴とするバス制御
    方法。
  8. 【請求項8】請求項3記載のバス制御方法であって、 前記マスタは、アドレスもしくはデータをスレ−ブに連
    続して転送する場合には、転送サイクルの実行後に、当
    該転送サイクルに対するスレ−ブよりのエラ−報告の有
    無を確認するまで、前記所定数のサイクル、バスの使用
    権を保持し、エラ−報告のないことを確認した後に、次
    の転送サイクルを実行することを特徴とするバス制御方
    法。
  9. 【請求項9】請求項2記載のバス制御方法であって、 スレ−ブとして、転送誤りのあるアドレスもしくはデー
    タを受け取った前記モジュ−ルは、転送誤りの発生を報
    告するエラ−報告を、前記転送誤りがあったサイクルか
    ら所定数後のサイクルにおいて、他の全モジュ−ルに送
    出し、 前記マスタは、複数のスレーブに対して同時にデータの
    書き込みのための同報転送を行う場合には、当該転送を
    実行する転送サイクルに対する各スレ−ブよりのエラ−
    報告およびリトライ要求の有無を確認するまで、前記所
    定数のサイクル、バスの使用権を保持し、いずれかのス
    レ−ブからリトライ要求があった場合には、全てのスレ
    ーブに対する同報転送を再度実行し、いずれかのスレ−
    ブからエラ−報告があった場合には所定のエラ−回復処
    理を実行し、 各スレ−ブは、前記同報転送時には、マスタよりのデー
    タの転送を受け取った後、当該転送を受け取った転送サ
    イクルに対する他のスレ−ブよりのリトライ要求および
    エラー報告の送出の有無を確認するまで、前記所定数の
    サイクル、転送されたデータを保持し、いずれかのスレ
    −ブからのリトライ要求もしくはエラ−報告の送出があ
    った場合には、保持したデータを廃棄することを特徴と
    するバス制御方法。
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