JPH05192406A - ステレオ音響装置 - Google Patents
ステレオ音響装置Info
- Publication number
- JPH05192406A JPH05192406A JP4007603A JP760392A JPH05192406A JP H05192406 A JPH05192406 A JP H05192406A JP 4007603 A JP4007603 A JP 4007603A JP 760392 A JP760392 A JP 760392A JP H05192406 A JPH05192406 A JP H05192406A
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- JP
- Japan
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- sound signal
- stereo
- stereo sound
- audio frequency
- frequency
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 音楽を聴く等の娯楽面に与える本来の音響的
効果に加えて、リラックス感の倍増効果ならびに記憶力
の増幅効果の心理的効果を奏し得るステレオ音響装置を
提供する。 【構成】 電源部１、磁気テープ等からの音声信号をス
テレオ音信号に変換する音信号変換部２、数ＨＺの周波
数差がある２種の正弦波可聴周波数信号を同期的に、か
つ、基本発振周波数および前記周波数差の調節可能に発
振する可聴周波数発振部３、前記ステレオ音信号と前記
２種の正弦波可聴周波数信号を同期的かつ左右耳系統別
に重畳して増幅する増幅部４、該増幅部４の出力を左右
耳系統別に音声に変換して出力するステレオ拡声装置５
から構成される。
効果に加えて、リラックス感の倍増効果ならびに記憶力
の増幅効果の心理的効果を奏し得るステレオ音響装置を
提供する。 【構成】 電源部１、磁気テープ等からの音声信号をス
テレオ音信号に変換する音信号変換部２、数ＨＺの周波
数差がある２種の正弦波可聴周波数信号を同期的に、か
つ、基本発振周波数および前記周波数差の調節可能に発
振する可聴周波数発振部３、前記ステレオ音信号と前記
２種の正弦波可聴周波数信号を同期的かつ左右耳系統別
に重畳して増幅する増幅部４、該増幅部４の出力を左右
耳系統別に音声に変換して出力するステレオ拡声装置５
から構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶力増幅効果、リラ
ックス感倍増効果が奏されるステレオ音響装置に関す
る。
ックス感倍増効果が奏されるステレオ音響装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】カセットテープ式ヘッドフォン・ステレ
オプレーヤやコンパクトディスク式ヘッドフォン・ステ
レオプレーヤ、またＦＭラジオ受信機等を総称するポー
タブルステレオ音響装置あるいは室内据置式ステレオ音
響装置は、半導体技術の進歩に伴う小型化、高性能化の
実現によって普及度がとみに高まっている。これら従来
のステレオ音響装置は、携帯や設置スペースの面で便利
な小型であることや高音質、長寿命であることなど音響
面、取扱面での改良が図られたものが殆どである。
オプレーヤやコンパクトディスク式ヘッドフォン・ステ
レオプレーヤ、またＦＭラジオ受信機等を総称するポー
タブルステレオ音響装置あるいは室内据置式ステレオ音
響装置は、半導体技術の進歩に伴う小型化、高性能化の
実現によって普及度がとみに高まっている。これら従来
のステレオ音響装置は、携帯や設置スペースの面で便利
な小型であることや高音質、長寿命であることなど音響
面、取扱面での改良が図られたものが殆どである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この種のステレオ音響
装置は、例えば音楽を聴くことによってリラックスした
り、情緒の安定が一応は図れる利点を有するが、たとえ
品質、性能の改善が行われたとしても、使用者に対する
心身面でのリラックス効果を高揚することにはつながら
なく、最近のように刺激が多い近代社会の中にあって特
にストレスの解消が図れる装置を求めようとした場合に
は、従来のステレオ音響装置だけでは対応することは不
可能であって、その為の特別の装置，器具にどうしても
依存しなければならないのが現状である。
装置は、例えば音楽を聴くことによってリラックスした
り、情緒の安定が一応は図れる利点を有するが、たとえ
品質、性能の改善が行われたとしても、使用者に対する
心身面でのリラックス効果を高揚することにはつながら
なく、最近のように刺激が多い近代社会の中にあって特
にストレスの解消が図れる装置を求めようとした場合に
は、従来のステレオ音響装置だけでは対応することは不
可能であって、その為の特別の装置，器具にどうしても
依存しなければならないのが現状である。
【０００４】本発明は、このような実状に鑑みて成され
たものであり、本発明の目的は、音楽を聴くなどの装置
本来の娯楽面に与える音響的効果に加えて、リラックス
感の倍増効果ならびに記憶力の増幅効果の心理的効果を
奏し得る一石二鳥の優れた特徴が発揮される新規なステ
レオ音響装置を提供することにある。
たものであり、本発明の目的は、音楽を聴くなどの装置
本来の娯楽面に与える音響的効果に加えて、リラックス
感の倍増効果ならびに記憶力の増幅効果の心理的効果を
奏し得る一石二鳥の優れた特徴が発揮される新規なステ
レオ音響装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため以下に述べる構成としたものである。即
ち、本発明は、電源部と、磁気テープ、コンパクトディ
スク、ＡＭ，ＦＭ受信機、ライン入力端子あるいはバイ
オフィードバック測定装置からの信号を受信してステレ
オ音信号に変換し出力する音信号変換部と、数ＨＺの周
波数差が存する２種の正弦波可聴周波数信号を同期的に
発振して出力する可聴周波数発振部と、前記音信号変換
部が出力するステレオ音信号と前記可聴周波数発振部が
出力する２種の正弦波可聴周波数信号とが入力されて、
それらの信号を同期的かつ左右耳系統別に重畳して電力
増幅する増幅部と、この増幅部で重畳・増幅されたステ
レオ音信号を音声に変換して左右耳系統別に出力するス
テレオ拡声装置とを備え、前記可聴周波数発振部は、２
種の正弦波可聴周波数信号における基本発振周波数及び
相互間の周波数差を可変とする周波数調節手段が設けら
れていることを特徴とするステレオ音響装置である。
達成するため以下に述べる構成としたものである。即
ち、本発明は、電源部と、磁気テープ、コンパクトディ
スク、ＡＭ，ＦＭ受信機、ライン入力端子あるいはバイ
オフィードバック測定装置からの信号を受信してステレ
オ音信号に変換し出力する音信号変換部と、数ＨＺの周
波数差が存する２種の正弦波可聴周波数信号を同期的に
発振して出力する可聴周波数発振部と、前記音信号変換
部が出力するステレオ音信号と前記可聴周波数発振部が
出力する２種の正弦波可聴周波数信号とが入力されて、
それらの信号を同期的かつ左右耳系統別に重畳して電力
増幅する増幅部と、この増幅部で重畳・増幅されたステ
レオ音信号を音声に変換して左右耳系統別に出力するス
テレオ拡声装置とを備え、前記可聴周波数発振部は、２
種の正弦波可聴周波数信号における基本発振周波数及び
相互間の周波数差を可変とする周波数調節手段が設けら
れていることを特徴とするステレオ音響装置である。
【０００６】本発明はまた、前記音信号変換部が出力す
るステレオ音信号と、前記可聴周波数発振部が出力する
２種の正弦波可聴周波数信号との少なくとも何れか一方
を選択して、前記増幅部に入力するための入力選択手段
を上記の構成に付加して備えてなることを特徴とするス
テレオ音響装置である。
るステレオ音信号と、前記可聴周波数発振部が出力する
２種の正弦波可聴周波数信号との少なくとも何れか一方
を選択して、前記増幅部に入力するための入力選択手段
を上記の構成に付加して備えてなることを特徴とするス
テレオ音響装置である。
【０００７】
【作用】上記の構成を有する本発明に従えば、スピー
カ、ヘッドフォン等のステレオ拡声装置５から左右の各
耳を介して音楽等の音情報が伝達され、その際、同時に
２，４，６，８等数ＨＺの周波数差を有する２種の正弦
波可聴周波数信号が聞き取られる。その結果、２種の正
弦波可聴周波数信号の周波数に脳が同期しその活動状態
が変化する。たとえば、左耳に１５０ＨＺ，右耳に１５
８ＨＺの正弦波信号を適度な音量で聞かせたとき、その
差８ＨＺの脳波状態に被験者が誘導される。
カ、ヘッドフォン等のステレオ拡声装置５から左右の各
耳を介して音楽等の音情報が伝達され、その際、同時に
２，４，６，８等数ＨＺの周波数差を有する２種の正弦
波可聴周波数信号が聞き取られる。その結果、２種の正
弦波可聴周波数信号の周波数に脳が同期しその活動状態
が変化する。たとえば、左耳に１５０ＨＺ，右耳に１５
８ＨＺの正弦波信号を適度な音量で聞かせたとき、その
差８ＨＺの脳波状態に被験者が誘導される。
【０００８】８ＨＺといえば、人がリラックスしたとき
の脳波のα波に相当する。このように適当な周波数差を
選択してα、θ、β波と任意に好ましい脳波誘導が可能
であって、例えばボリューム等からなる周波数調節手段
を操作して簡単に行える。また、人がα波およびθ波状
態にあるときは、被暗示障壁が容易に取り除かれる心理
的傾向を示すことが判っている。このため、物事を記憶
し或いは理解するといった心理行為の際に、障害になる
好き嫌い等の嗜好や既成観念による障壁が頗る曖昧にな
り、短時間の学習によって記憶や理解を深めることがで
きるようになるものである。
の脳波のα波に相当する。このように適当な周波数差を
選択してα、θ、β波と任意に好ましい脳波誘導が可能
であって、例えばボリューム等からなる周波数調節手段
を操作して簡単に行える。また、人がα波およびθ波状
態にあるときは、被暗示障壁が容易に取り除かれる心理
的傾向を示すことが判っている。このため、物事を記憶
し或いは理解するといった心理行為の際に、障害になる
好き嫌い等の嗜好や既成観念による障壁が頗る曖昧にな
り、短時間の学習によって記憶や理解を深めることがで
きるようになるものである。
【０００９】また本発明によれば、前記入力選択手段を
操作して音楽などの音情報のみ、２種の正弦波可聴周波
数信号のみを聞き取るようにすることも勿論可能であ
り、正弦波だけでもリラックス効果は十分奏されるが、
これだけでは単調の嫌いがあると感じる場合には、前述
したように音楽と同時に聞き取るようにすればよい。こ
のように、ポータブルステレオ音響装置等のステレオ音
響装置一つで多目的利用を図ることができる。
操作して音楽などの音情報のみ、２種の正弦波可聴周波
数信号のみを聞き取るようにすることも勿論可能であ
り、正弦波だけでもリラックス効果は十分奏されるが、
これだけでは単調の嫌いがあると感じる場合には、前述
したように音楽と同時に聞き取るようにすればよい。こ
のように、ポータブルステレオ音響装置等のステレオ音
響装置一つで多目的利用を図ることができる。
【００１０】
【実施例】図１には本発明の実施例に係るステレオ音響
装置の電気的構成がブロック示される。このステレオ音
響装置は、トランス、整流器を含む電源部１と、磁気テ
ープなどから音信号を受信してステレオ音信号に変換し
出力する、例えば磁気ヘッド、モータ等からなる所謂再
生・録音部と称される音信号変換部２と、本発明を特徴
づける要部である可聴周波数発振部３と、音信号変換部
２が出力するステレオ音信号と前記可聴周波数発振部３
が出力する後述の正弦波可聴周波数信号とが入力され
て、それらの信号を同期的かつ左右耳系統別に重畳して
電力増幅する増幅部４と、この増幅部４で重畳・増幅さ
れたステレオ音信号を音声に変換して左右耳系統別に出
力する、例えば２個のスピーカ、ヘッドフォンからなる
ステレオ拡声装置５とを構成要素として有していて、電
源部１、音信号変換部２、増幅部４、ステレオ拡声装置
５に関しては、公知の同種の部材を大幅な改変を加える
ことなくして利用することが出来る。
装置の電気的構成がブロック示される。このステレオ音
響装置は、トランス、整流器を含む電源部１と、磁気テ
ープなどから音信号を受信してステレオ音信号に変換し
出力する、例えば磁気ヘッド、モータ等からなる所謂再
生・録音部と称される音信号変換部２と、本発明を特徴
づける要部である可聴周波数発振部３と、音信号変換部
２が出力するステレオ音信号と前記可聴周波数発振部３
が出力する後述の正弦波可聴周波数信号とが入力され
て、それらの信号を同期的かつ左右耳系統別に重畳して
電力増幅する増幅部４と、この増幅部４で重畳・増幅さ
れたステレオ音信号を音声に変換して左右耳系統別に出
力する、例えば２個のスピーカ、ヘッドフォンからなる
ステレオ拡声装置５とを構成要素として有していて、電
源部１、音信号変換部２、増幅部４、ステレオ拡声装置
５に関しては、公知の同種の部材を大幅な改変を加える
ことなくして利用することが出来る。
【００１１】前記可聴周波数発振部３は、クリスタル発
振器などの高周波発振器１０と、この高周波発振器１０
が出力する信号を受けて可聴周波数信号に変換する二つ
の左，右耳用周波数逓降回路８Ｌ，Ｒと、それら左，右
耳用周波数逓降回路８Ｌ，Ｒが出力する二つの可聴周波
数信号を、それぞれ歪みの無い正弦波可聴周波数信号に
変換する左，右耳用波形修正回路９Ｌ，Ｒとによって構
成され、二つの正弦波可聴周波数信号は増幅部４の左，
右耳系統別の入力端子にインプットされる。
振器などの高周波発振器１０と、この高周波発振器１０
が出力する信号を受けて可聴周波数信号に変換する二つ
の左，右耳用周波数逓降回路８Ｌ，Ｒと、それら左，右
耳用周波数逓降回路８Ｌ，Ｒが出力する二つの可聴周波
数信号を、それぞれ歪みの無い正弦波可聴周波数信号に
変換する左，右耳用波形修正回路９Ｌ，Ｒとによって構
成され、二つの正弦波可聴周波数信号は増幅部４の左，
右耳系統別の入力端子にインプットされる。
【００１２】前述の二つの正弦波可聴周波数信号は、両
信号間に２，４，６，８ＨＺなど数ＨＺの周波数差が存
するように基本周波数を異ならせて発信されるものであ
って、前記左，右耳用周波数逓降回路８Ｌ，Ｒに関連さ
せて設けられる、例えば可変抵抗器を要素とする周波数
調節手段６を操作することによって、２種の正弦波可聴
周波数信号における基本発振周波数を１５０〜１７５〜
２００〜２２５ＨＺなどのように連続的に可変設定変更
するとともに、相互間の周波数差を数種類の中から選択
して設定変更することができる構成となっている。
信号間に２，４，６，８ＨＺなど数ＨＺの周波数差が存
するように基本周波数を異ならせて発信されるものであ
って、前記左，右耳用周波数逓降回路８Ｌ，Ｒに関連さ
せて設けられる、例えば可変抵抗器を要素とする周波数
調節手段６を操作することによって、２種の正弦波可聴
周波数信号における基本発振周波数を１５０〜１７５〜
２００〜２２５ＨＺなどのように連続的に可変設定変更
するとともに、相互間の周波数差を数種類の中から選択
して設定変更することができる構成となっている。
【００１３】一方、音信号変換部２および可聴周波数発
振部３の各信号出力端子と増幅部４の信号入力端子とを
接続する信号ラインには、例えば切替えスイッチ機構か
らなる入力選択手段７が設けられる。この入力選択手段
７を操作することによって、前記音信号変換部２が出力
するステレオ音信号と、前記可聴周波数発振部３が出力
する２種の正弦波可聴周波数信号との何れか一方あるい
は双方を選択して、前記増幅部４に入力させることが可
能である。
振部３の各信号出力端子と増幅部４の信号入力端子とを
接続する信号ラインには、例えば切替えスイッチ機構か
らなる入力選択手段７が設けられる。この入力選択手段
７を操作することによって、前記音信号変換部２が出力
するステレオ音信号と、前記可聴周波数発振部３が出力
する２種の正弦波可聴周波数信号との何れか一方あるい
は双方を選択して、前記増幅部４に入力させることが可
能である。
【００１４】以上述べる構成を有するステレオ音響装置
を使用して実際に試験した各実験例を以下に説明する。
を使用して実際に試験した各実験例を以下に説明する。
【００１５】第一実験例、 ステレオ音響装置の周波数
調節手段６及び入力選択手段７を操作して２種の正弦波
可聴周波数信号の基本周波数を１６０ＨＺ，周波数差を
４ＨＺにセットし、被験者に音楽と２種の正弦波可聴周
波数信号とを同時に閉眼で聴取させたところ、約５分以
内にまどろみの状態に移行しようとしだした。そのとき
の脳波を脳波計によって調べたところ、θ波が優位に現
れることが判った。なお、聴取させた音楽はショパンの
ノクターンであった。
調節手段６及び入力選択手段７を操作して２種の正弦波
可聴周波数信号の基本周波数を１６０ＨＺ，周波数差を
４ＨＺにセットし、被験者に音楽と２種の正弦波可聴周
波数信号とを同時に閉眼で聴取させたところ、約５分以
内にまどろみの状態に移行しようとしだした。そのとき
の脳波を脳波計によって調べたところ、θ波が優位に現
れることが判った。なお、聴取させた音楽はショパンの
ノクターンであった。
【００１６】第二実験例、 ステレオ音響装置の周波数
調節手段６及び入力選択手段７を操作して２種の正弦波
可聴周波数信号の基本周波数を１６０ＨＺ，周波数差を
６ＨＺにセットし、被験者に音楽と２種の正弦波可聴周
波数信号とを同期的に同時に聴取させながら１５分間読
書をさせ、その直後この書籍の内容のテストを行い、一
方、同一人に対しステレオ音響装置を使用しないで同様
の読書、内容テストの比較実験を行ったところ、前者の
場合の聴取を行った方が、記憶の定着が２０％から３０
％向上する結果が得られた。この場合、音楽としてはバ
ッハのブランデンブルグ協奏曲を使用した。
調節手段６及び入力選択手段７を操作して２種の正弦波
可聴周波数信号の基本周波数を１６０ＨＺ，周波数差を
６ＨＺにセットし、被験者に音楽と２種の正弦波可聴周
波数信号とを同期的に同時に聴取させながら１５分間読
書をさせ、その直後この書籍の内容のテストを行い、一
方、同一人に対しステレオ音響装置を使用しないで同様
の読書、内容テストの比較実験を行ったところ、前者の
場合の聴取を行った方が、記憶の定着が２０％から３０
％向上する結果が得られた。この場合、音楽としてはバ
ッハのブランデンブルグ協奏曲を使用した。
【００１７】上記各実験例によって明らかなように、
α，θ，β波に相当する可聴周波数信号を直接的に耳に
聞かせることによって被験者の脳が活性化されてリラッ
クスや記憶の定着が期されるものである。
α，θ，β波に相当する可聴周波数信号を直接的に耳に
聞かせることによって被験者の脳が活性化されてリラッ
クスや記憶の定着が期されるものである。
【００１８】なお本発明は、音信号変換部２として、磁
気テープ、コンパクトディスク、ＡＭ，ＦＭ受信機から
の信号を処理する装置の他に、バイオフィードバック測
定装置を使用して脳波や皮膚抵抗に対応する信号をステ
レオ音信号に変換するようにしたものであっても良い。
気テープ、コンパクトディスク、ＡＭ，ＦＭ受信機から
の信号を処理する装置の他に、バイオフィードバック測
定装置を使用して脳波や皮膚抵抗に対応する信号をステ
レオ音信号に変換するようにしたものであっても良い。
【００１９】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、数
ＨＺの周波数差を有する２種の正弦波可聴周波数信号を
ステレオ音信号として出力し得る機能をステレオ音響装
置に備えさせることによって、単に音楽等の音を聴かせ
る場合に比してリラックス感を大幅に増大させる利点を
有し、更に、記憶力を持続的に増加させる効果も奏さ
れ、かくして、１台のステレオ音響装置によって鑑賞娯
楽に加えて心身面の改善が果たされる一石二鳥の効果が
発揮される。
ＨＺの周波数差を有する２種の正弦波可聴周波数信号を
ステレオ音信号として出力し得る機能をステレオ音響装
置に備えさせることによって、単に音楽等の音を聴かせ
る場合に比してリラックス感を大幅に増大させる利点を
有し、更に、記憶力を持続的に増加させる効果も奏さ
れ、かくして、１台のステレオ音響装置によって鑑賞娯
楽に加えて心身面の改善が果たされる一石二鳥の効果が
発揮される。
【図１】本発明の１実施例に係るステレオ音響装置の電
気的構成を示すブロック図である。
気的構成を示すブロック図である。
１…電源部、２…音信号変換部、３…可聴周波数発振
部、４…増幅部、５…ステレオ拡声装置、６…周波数調
節手段、７…入力選択手段、８Ｌ…左耳用周波数逓降回
路、８Ｒ…右耳用周波数逓降回路、９Ｌ…左耳用波形修
正回路、９Ｒ…右耳用波形修正回路、１０…高周波発振
器。
部、４…増幅部、５…ステレオ拡声装置、６…周波数調
節手段、７…入力選択手段、８Ｌ…左耳用周波数逓降回
路、８Ｒ…右耳用周波数逓降回路、９Ｌ…左耳用波形修
正回路、９Ｒ…右耳用波形修正回路、１０…高周波発振
器。
Claims (2)
- 【請求項１】 電源部と、磁気テープ、コンパクトディ
スク、ＡＭ，ＦＭ受信機、ライン入力端子あるいはバイ
オフィードバック測定装置からの信号を受信してステレ
オ音信号に変換し出力する音信号変換部と、数ＨＺの周
波数差が存する２種の正弦波可聴周波数信号を同期的に
発振して出力する可聴周波数発振部と、前記音信号変換
部が出力するステレオ音信号と前記可聴周波数発振部が
出力する２種の正弦波可聴周波数信号とが入力されて、
それらの信号を同期的かつ左右耳系統別に重畳して電力
増幅する増幅部と、この増幅部で重畳・増幅されたステ
レオ音信号を音声に変換して左右耳系統別に出力するス
テレオ拡声装置とを備え、前記可聴周波数発振部は、２
種の正弦波可聴周波数信号における基本発振周波数及び
相互間の周波数差を可変とする周波数調節手段が設けら
れていることを特徴とするステレオ音響装置。 - 【請求項２】 前記音信号変換部が出力するステレオ音
信号と、前記可聴周波数発振部が出力する２種の正弦波
可聴周波数信号との少なくとも何れか一方を選択して、
前記増幅部に入力するための入力選択手段を備える請求
項１記載のステレオ音響装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4007603A JPH05192406A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | ステレオ音響装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4007603A JPH05192406A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | ステレオ音響装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05192406A true JPH05192406A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11670380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4007603A Pending JPH05192406A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | ステレオ音響装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05192406A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07132145A (ja) * | 1993-09-15 | 1995-05-23 | Yuji Okuyama | リラックス集中誘導装置、録音装置、録音媒体及び放送装置 |
| JP2006243296A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Funai Electric Co Ltd | α波信号出力可能なプロジェクタ装置 |
| JP2012033988A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | V-Seek Co Ltd | 超重低音生成方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61131757A (ja) * | 1984-08-24 | 1986-06-19 | 林原 健 | 脳波周波数低下誘導装置 |
| JPH02134164A (ja) * | 1988-11-14 | 1990-05-23 | Yumiko Fukuhara | 音環境制御方法 |
| JPH02279163A (ja) * | 1989-04-21 | 1990-11-15 | Tsutomu Ohashi | 音響装置 |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP4007603A patent/JPH05192406A/ja active Pending
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