JPH05188887A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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Publication number
JPH05188887A
JPH05188887A JP641592A JP641592A JPH05188887A JP H05188887 A JPH05188887 A JP H05188887A JP 641592 A JP641592 A JP 641592A JP 641592 A JP641592 A JP 641592A JP H05188887 A JPH05188887 A JP H05188887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
liquid crystal
video signal
changed
Prior art date
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Pending
Application number
JP641592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Asakawa
博史 浅川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH05188887A publication Critical patent/JPH05188887A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、液晶の視野角を標準位置から変化さ
せた場合でも、V−T特性のダイナミックレンジを有効
に活用できるようにしている。 【構成】抵抗R1とR2の直列回路の共通接続点で設定
されるコントラストコントロール電圧に応じて映像信号
の振幅を変化するコントラストアンプ31、ブライトコ
ントロール電圧に応じてブライトコントロールを行うブ
ライトコントロール回路33を有し、液晶面に対する視
野角に応じてボリュウムVRによりブライトコントロー
ル電圧を調整すると、この電圧調整に連動してトランジ
スタTrのベース電位を変化させることで抵抗R1とR
2の直列回路の共通接続点のコントラストコントロール
電圧を変化させ、コントラスアンプ32での映像信号の
振幅を調整するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、視野角の変化による画
像劣化を改善した液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、液晶表示装置は、液晶面
を観賞する視野角を変化させたときにその画質に変化を
生じることが知られている。
【0003】図6は、液晶表示装置の印加電圧Vと液晶
透過率Tの関係を表す電気−光学変換特性(以下、V−
T特性と称する。)を示すもので、同図(a)は視野角
が標準時、(b)は視野角を順方向に変化させた時、
(c)は視野角を逆方向に変化させた時のそれぞれの状
態を示している。
【0004】この場合、(a)に示す標準時には、印加
電圧Vの上昇に対して、透過率Tが最適な状態で低下し
ていく関係にあるので、(d1)に示す映像信号電圧波
形を入力した場合に、V−T特性のダイナミックレンジ
を有効に活用することができるので、明るさ調整をどの
様に設定しても良質な画面が期待できる。
【0005】ところが、(b)に示す視野角を順方向に
変化させた時には、印加電圧Vの上昇に対して、透過率
Tが急激に低下する関係にあるので、(d2)に示す映
像信号電圧波形を入力した場合に、V−T特性のダイナ
ミックレンジからはみ出してしまうことがあり、このた
め明るさ調整をどのように設定しても階調潰れ、輝度反
転、コントラスト劣化を生じ、良質な画面が得られない
ことがある。また、(c)は視野角を逆方向に変化させ
た時には、印加電圧Vの上昇に対して、透過率Tが緩慢
に低下する関係にあるので、(d3)に示す映像信号電
圧波形を入力した場合に、V−T特性のダイナミックレ
ンジの一部しか活用できないことから、この場合も良質
な画面が得られないことがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の液晶
表示装置では、視野角を標準位置からずらした場合に、
V−T特性のダイナミックレンジを有効に活用できない
ことから、明るさ調整をどのように設定しても階調潰
れ、輝度反転、コントラスト劣化を生じ、良質な画像表
示が得られない問題点があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、視野角を標準位置から変化させた場合でも、V−T
特性のダイナミックレンジを有効に活用でき、良質な画
像表示が得られる液晶表示装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、視野角を調整
するために駆動実効信号を変化させる視野角調整手段
と、前記視野角調整手段によって駆動実効信号を変化さ
せた際に、その実効電圧に応じて映像信号の振幅を変化
させる振幅調整手段とを備え、視野角調整による駆動実
効電圧に応じた映像信号の振幅を得られるように構成し
ている。
【0009】
【作用】この結果、本発明によれば視野角の変更に連動
して映像信号の振幅を変化させるようにできるので、液
晶の視野角が変化したような場合も、映像信号の振幅を
変化させることでV−T特性のダイナミックレンジを有
効に活用することができる画像表示を行うことができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。
【0011】図1は同実施例を液晶テレビに適用した例
を示している。図において、1はアンテナで、このアン
テナ1により受信されたテレビ放送電波はチューナ2に
入力される。チューナ2は入力されたテレビ放送電波の
中から指定チャンネルの電波を選択し、中間周波信号に
変換してテレビリニア回路3に出力する。
【0012】テレビリニア回路3では、チューナ2から
の中間周波信号を増幅した後、映像検波して映像信号を
取り出すとともに、同期分離を行って垂直同期信号と水
平同期信号を取り出し、映像信号をA/D変換回路4
へ、同期信号を同期制御回路5へそれぞれ出力する。
【0013】同期制御回路5は、垂直同期信号と水平同
期信号から各種タイミング信号を作成し、A/D変換回
路4、セグメント電極駆動回路6、コモン電極(走査電
極)駆動回路7へ出力する。また、セグメント電極駆動
回路6およびコモン電極駆動回路7に対して、液晶駆動
発生回路8から多値レベルの液晶駆動電圧を供給してい
る。
【0014】A/D変換回路4は、同期制御回路5から
のサンプリングクロックに同期してビデオ信号をデジタ
ルデータに変換し、セグメント電極駆動回路6に出力し
ている。これにより、セグメント電極駆動回路6は、A
/D変換回路4からのデータに従って階調信号を作成
し、マトリクス型のLCDパネル9のセグメント電極を
表示駆動する。この時、コモン電極駆動回路7は、同期
制御回路5からのタイミング信号にしたがってコモン電
極(走査電極)を順次選択的に駆動している。
【0015】一方、上述したテレビリニア回路3は、図
2に示す回路を有している。この場合、チューナ2から
の中間周波信号を映像検波して映像信号を取り出し、こ
の映像信号の輝度信号をコントラストアンプ31に入力
している。そして、このコントラストアンプ31の出力
端にペデスタルクランプ回路32を接続し、さらにペデ
スタルクランプ回路32の出力端にブライトコントロー
ル回路33を接続している。
【0016】コントラストアンプ31には、抵抗R1と
R2の直列回路の共通接続点を接続している。この抵抗
R1とR2の直列回路は、視野角標準時の映像信号電圧
波形の振幅を設定するゲイン調整電圧を決定するための
ものである。
【0017】この場合、抵抗R1とR2の直列回路は、
電源Vccとアースの間に接続され、抵抗R1とR2の
接続点を抵抗R4を介してトランジスタTrのエミッタ
に接続している。抵抗R4には、抵抗R3と図示極性の
ダイオードDiの直列回路を並列に接続している。ま
た、トランジスタTrはエミッタを抵抗R5を介して電
源Vccに接続し、コレクタをアースに接続し、ベース
をブライトコントロールボリュウムVRの可変端子に接
続している。このボリュウムVRは、電源Vccとアー
スの間に接続され、その可変端子の出力をブライトコン
トロール電圧としてトランジスタTrのベースに与える
とともに、ブライトコントロール回路33に与えるよう
にしている。次に、このように構成した実施例の動作を
説明する。この場合、図1に示す回路は、周知なものな
ので、ここでは、図2に示す回路を中心に説明する。
【0018】いま、アンテナ1によりテレビ放送電波が
受信され、チューナ2に入力されると、チューナ2は入
力されたテレビ放送電波の中から指定チャンネルの電波
を選択し、中間周波信号に変換してテレビリニア回路3
に出力する。
【0019】テレビリニア回路3では、チューナ2から
の中間周波信号を増幅した後、映像検波して映像信号を
取り出すとともに、同期分離を行って垂直同期信号と水
平同期信号を取り出し、映像信号をA/D変換回路4
へ、同期信号を同期制御回路5へそれぞれ出力する。
【0020】この場合、LCDパネル9の視野角が標準
の場合は、ブライトコントロールボリュウムVRの可変
端は、図示の状態にあり、テレビリニア回路3でのコン
トラストアンプ31のゲイン調整電圧は、この時の抵抗
R1とR2の直列回路の共通接続点の電位により決定さ
れるコントラストコントロール電圧となる。
【0021】従って、この時のゲイン調整電圧により視
野角標準時に応じた振幅の映像信号がコントラストアン
プ31より出力され、ペデスタルクランプ回路32で色
再現の際のペデスタルレベルが変化しないようにペデス
タルクランプを行い、さらに、ブライトコントロール回
路33で明るさをコントロールしてA/D変換回路4に
出力されることになる。この場合、ブライトコントロー
ル回路33は、ブライトコントロールボリュウムVRに
より設定されたブライトコントロールト電圧により映像
信号の明るさが調整されている。
【0022】これにより、このような視野角の標準時に
おいて印加電圧Vと透過率Tの関係が図3(a)に示す
状態にある場合、映像信号として(b)に示す振幅波形
電圧が入力されることになり、V−T特性のダイナミッ
クレンジを有効に活用することができるので、明るさ調
整をどの様に設定しても良質な画像表示が期待できるこ
とになる。
【0023】一方、LCDパネル9の視野角を順方向に
変化したような場合、ブライトコントロールボリュウム
VRによりブライトコントロールト電圧を下げる方向に
調整する。すると、トランジスタTrのベース電位が下
がり、エミッタ電位も低下する。これにより抵抗R4を
介して接続される抵抗R1とR2の直列回路の共通接続
点の電位も低下する。
【0024】この場合、抵抗R4は、ボリュウムVRに
よって変化されるブライトコントロールト電圧の一部を
コントラストコントロール電圧に加減算させるように作
用するもので、ここではコントラストコントロール電圧
を減算するようになる。また、抵抗R4に並列接続され
ている抵抗R3とダイオードDiの直列回路は、ブライ
トコントロールト電圧に対するコントラストコントロー
ル電圧の変化の度合いを液晶の特性に合わせて変えるよ
うに作用している。
【0025】抵抗R1とR2の直列回路の共通接続点の
電位が低下しコントラストコントロール電圧が下がる
と、コントラストアンプ31のゲイン調整電圧が下がる
ので、この時のゲイン調整電圧に応じて振幅の小さな映
像信号がコントラストアンプ31より出力されることに
なり、ペデスタルクランプ回路32を通してブライトコ
ントロール回路33に与えられ、ここで明るさをコント
ロールしてA/D変換回路4に出力されることになる。
この場合、ブライトコントロール回路33は、ブライト
コントロールボリュウムVRにより設定されたブライト
コントロールト電圧により映像信号の明るさが調整され
ている。
【0026】従って、このように視野角を順方向に変化
したような場合、印加電圧Vと透過率Tの関係が図4
(a)に示す状態にあると、映像信号として(b)に示
す振幅小さな波形の電圧が入力されるようになるので、
この時のV−T特性のダイナミックレンジを有効に活用
でき、明るさ調整をどの様に設定しても良質な画像表示
が期待できることになる。
【0027】次に、視野角を逆方向に変化したような場
合、ブライトコントロールボリュウムVRによりブライ
トコントロールト電圧を上げる方向に調整する。する
と、トランジスタTrのベース電位が上り、エミッタ電
位も上昇する。これにより抵抗R4を介して接続される
抵抗R1とR2の直列回路の共通接続点の電位も上昇す
るので、コントラストコントロール電圧が上り、コント
ラストアンプ31のゲイン調整電圧も上るので、この時
のゲイン調整電圧に応じた振幅の大きな映像信号がコン
トラストアンプ31より出力されることになり、ペデス
タルクランプ回路32を通してブライトコントロール回
路33に与えられ、ここで明るさをコントロールしてA
/D変換回路4に出力されることになる。この場合もブ
ライトコントロール回路33は、ブライトコントロール
ボリュウムVRにより設定されたブライトコントロール
ト電圧により映像信号の明るさが調整されている。
【0028】従って、このように視野角を逆方向に変化
したような場合、印加電圧Vと透過率Tの関係が図5
(a)に示す状態にあると、映像信号として(b)に示
す振幅大きな波形の電圧が入力されるようになるので、
この時のV−T特性のダイナミックレンジを有効に活用
でき、明るさ調整をどの様に設定しても良質な画像表示
が期待できることになる。
【0029】従って、このようにすればブライトコント
ロールボリュウムVRによりブライトコントロールト電
圧を変化させると、これに連動してコントラストコント
ロール電圧が変化され映像信号の振幅を変化させること
ができるので、液晶の視野角が標準位置から変わったよ
うな場合も、ブライトコントロールボリュウムVRの調
整のみで、V−T特性のダイナミックレンジを有効に活
用することができ、階調潰れ、輝度反転、コントラスト
劣化などが生じることのない、良質な画像表示が期待で
きることになる。このことは、携帯型のものや、電車な
どに設置されるもので、視野角を限定できない液晶テレ
ビなどにとって極めて有効である。
【0030】なお、本実施例では、ブライトコントロー
ル電圧を手動で変化させることでV−T特性のダイナミ
ックレンジを有効に活用するようにしたが、視野角の変
更に基づいてブライトコントロール電圧を変更すること
でさらに有効な実施が可能になる。また、本発明は、上
記実施例にのみ限定されず、要旨を変更しない範囲で適
宜変形して実施できる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、視野角の変更による実効駆動
電圧の変化に連動して映像信号の振幅を変化させるよう
にできるので、液晶の視野角を変更したような場合も、
V−T特性のダイナミックレンジを有効に活用した、階
調潰れ、輝度反転、コントラスト劣化などが生じること
のない、良質な画像表示を得られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用される液晶テレビの概
略構成を示す図。
【図2】図1に示す実施例のテレビリニア回路の概略構
成を示す図。
【図3】図1に示す実施例の動作を説明するための図。
【図4】図1に示す実施例の動作を説明するための図。
【図5】図1に示す実施例の動作を説明するための図。
【図6】従来の液晶表示装置の印加電圧Vと液晶透過率
Tの関係を説明するための図。
【符号の説明】
3…テレビリニア回路、31…コントラストアンプ、3
2…ペデスタルクランプ回路、33…ブライトコントロ
ール回路、R1〜R4…抵抗、Di…ダイオード、Tr
…トランジスタ、VR…ブライトコントロールボリュウ
ム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号に基づいて階調表示を行う液晶
    表示装置において、 視野角を調整するために駆動実効信号を変化させる視野
    角調整手段と、 前記視野角調整手段によって駆動実効信号を変化させた
    際に、その実効電圧に応じて映像信号の振幅を変化させ
    る振幅調整手段と、を具備したことを特徴とする液晶表
    示装置。
JP641592A 1992-01-17 1992-01-17 液晶表示装置 Pending JPH05188887A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP641592A JPH05188887A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP641592A JPH05188887A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 液晶表示装置

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JPH05188887A true JPH05188887A (ja) 1993-07-30

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ID=11637741

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JP641592A Pending JPH05188887A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 液晶表示装置

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JP (1) JPH05188887A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114895741A (zh) * 2022-06-09 2022-08-12 盈帜科技(常州)有限公司 一种输出电压调节电路

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114895741A (zh) * 2022-06-09 2022-08-12 盈帜科技(常州)有限公司 一种输出电压调节电路

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