JPH05166071A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JPH05166071A
JPH05166071A JP33325591A JP33325591A JPH05166071A JP H05166071 A JPH05166071 A JP H05166071A JP 33325591 A JP33325591 A JP 33325591A JP 33325591 A JP33325591 A JP 33325591A JP H05166071 A JPH05166071 A JP H05166071A
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JP
Japan
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data
total
key
product
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JP33325591A
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Inventor
Nobuya Tanaka
伸弥 田中
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータの操作を煩わせることなくトレイ
の利用状況に関するデータ管理を確実に行えるようにす
るとともに、トレイ毎にそのトレイ内の商品の合計を計
算して出力できるようにする。 【構成】 1取引の登録途中での小計データの出力を指
示する小計キーと、小計データを記憶する小計メモリを
設け、商品の販売登録が行われる毎にその登録商品の販
売データを小計メモリの内容に加算する。そして、小計
キーのキー入力に応じて小計メモリ内の小計データを表
示器に表示させる。ただし、小計キーがキー入力された
直後の商品登録に応動して小計メモリの内容をクリアす
る。表示器に表示された小計データは集計メモリにて集
計を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POS(販売時点情報
管理)ターミナルや電子式キャッシュレジスタ等の商品
販売データ処理装置に係わり、特に客が店舗内で買上げ
商品を入れるためのトレイ(盆)や籠(以下総称してト
レイとする)等を用意した小売店向けの商品販売データ
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のPOS(販売時点情報管理)ター
ミナルや電子式キャッシュレジスタ等の商品販売データ
処理装置は、商品登録手段により販売登録された商品の
販売データを1取引単位で合計する合計メモリ及び各取
引の商品販売データを集計する集計メモリを有し、合計
出力を指示する合計キーがキー入力されると前記合計メ
モリ内の合計データを表示部に表示させ、1取引の登録
終了を指示する締めキーがキー入力されると前記合計デ
ータを前記集計メモリの内容に加算するものであった。
【0003】ところで、客が店舗内で買上げ商品を入れ
るためのトレイを用意する小売店では、トレイの利用状
況を適格に把握し、トレイが多くなりすぎたり不足した
りしないように調整する必要がある。そこで商品販売デ
ータ処理装置を用いてトレイの利用状況を適格に把握し
ようとすると、トレイを利用した客と利用しなかった客
とを区別して登録し、かつトレイを利用した客について
はその利用枚数を入力すればよい。
【0004】しかし従来の商品販売データ処理装置にお
いては、トレイを利用した客と利用しなかった客とを区
別して登録することはできず、しかもトレイの利用枚数
を入力するような機能も備えられていなかった。
【0005】また、客の中には複数のトレイを使用して
買い物を行い、トレイ毎に小計額を知りたいと申し出る
場合がある。例えばグループ客の1人がまとめて支払
い、後で各個人から徴収するような場合である。このよ
うな場合、従来はトレイ内の商品登録を完了する毎に合
計キーをキー操作して現時点までの合計金額を表示部に
表示させ、今回の表示額から前回の表示額を手計算で減
じて1トレイの合計金額を算出し対処していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の商品
販売データ処理装置では、トレイの利用状況を管理する
ことができなかった上、トレイ毎にそのトレイ内の商品
の合計を算出するのが困難であった。
【0007】そこで本発明は、オペレータの操作を煩わ
せることなくトレイの利用状況に関するデータ管理を確
実に行うことができる上、トレイ毎にそのトレイ内の商
品の合計を計算して出力できる商品販売データ処理装置
を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品登録手段
により販売登録された商品の販売データを1取引単位で
合計する合計メモリ及び各取引の商品販売データを集計
する集計メモリを有し、1取引の合計出力を指示する合
計キーがキー入力されると合計メモリ内の合計データを
表示部に表示させ、1取引の登録終了を指示する締めキ
ーがキー入力されると合計データを集計メモリの内容に
加算する商品販売データ処理装置において、1取引の登
録途中での小計データの出力を指示する小計キーと、小
計データを記憶する小計メモリと、商品登録手段により
商品の販売登録が行われる毎にその登録商品の販売デー
タを小計メモリの内容に加算する小計データ演算手段
と、小計キーがキー入力された直後の商品登録に応動し
て小計メモリの内容をクリアする小計クリア手段と、小
計キーのキー入力に応じて小計メモリ内の小計データを
表示部に表示させる小計表示制御手段と、この表示制御
手段により表示部に表示出力された小計データを集計す
る小計データ集計手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】このような構成の本発明であれば、商品登録手
段により商品の販売登録を行うと、商品販売データが小
計メモリの内容に加算される。また、1取引の登録途中
で小計キーをキー入力すると、小計メモリ内の小計デー
タが表示部に表示される。その後、商品登録を継続する
とやはり商品販売データが小計メモリの内容に加算され
る。ただし、小計メモリは1取引の最初の商品登録及び
小計キーがキー入力された直後の商品登録に応動してク
リアされている。すなわち、小計キーのキー入力により
表示部に表示される小計データは、1取引の最初の登録
商品から1回目の小計キー操作までに登録した商品の合
計データあるいは前回の小計キー操作直後に登録した商
品から今回の小計キー操作までに登録した商品の合計デ
ータとなる。
【0010】従って、トレイを利用した客の買上げ商品
を販売登録する場合には、1枚のトレイに入れられた商
品の登録を完了する毎に小計キーをキー入力することに
よって、トレイ毎に商品の合計金額を表示できるように
なる。
【0011】また、小計キーのキー入力に応じて表示部
に表示された小計データが小計データ集計手段によって
集計される。従って、この集計情報からトレイの利用状
況に関するデータを取得できるようになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明をPOSターミナルに適用した
一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0013】図1はPOSターミナルの外観図であっ
て、ターミナル本体10の正面にモードスイッチ11、
キーボード12、レシート発行口13、オペレータ用の
表示器14が設けられており、上部に前記オペレータ用
の表示器14と同一構成の客用の表示器15が回動自在
に取付けられている。また、ターミナル本体10の下部
には現金等を収納するためのドロワ16が設けられてい
る。さらに、各商品に付されているバーコード(商品コ
ード)を読取るためのバーコードスキャナ17が信号ケ
ーブル18を介してターミナル本体10に接続されてい
る。
【0014】前記モードスイッチ11は、電源のオン、
オフを制御するとともに、「登録」「点検」「精算」
「設定」等の各種業務モードを選択するためのスイッチ
で、鍵にて切換え操作される。
【0015】前記キーボード12には、図3に示すよう
に数字データを入力するための「00」「0」〜「9」
からなる置数キー21、1取引の登録途中での小計デー
タの出力を指示する小計キー22、1取引の合計出力を
指示する合計キー23、1取引の登録終了を指示する締
めキー24の登録業務用キーの他、「責」、「取消」、
「×」、「値引」、「#」、「C」、「PLU」等の各
種ファンクションキー25が配設されている。
【0016】図2は前記POSターミナルの回路構成を
示すブロック図であって、31は制御部本体を構成する
CPU(中央処理装置)、32は上記CPU31が各部
を制御するためのプログラムデータが格納されたROM
(リード・オンリ・メモリ)、33は上記CPU31が
処理するデータを一時格納するためのメモリエリア等が
形成されたRAM(ランダム・アクセス・メモリ)であ
って、これらはバスライン34により相互に接続されて
いる。また、日時を計時する時計回路35、前記モード
スイッチ11の信号が入力されるとともに前記ドロワ1
6を開放させるドロワ開放装置36に駆動信号を送出す
るI/Oポート37、通信回線を介して接続された上位
のホストコンピュータとの間でデータの送受信を行う通
信インタフェース38、前記バーコードスキャナ17で
読取られたバーコードデータを取込むスキャナインタフ
ェース39、レシート印字,発行等を行うプリンタ40
を駆動制御するプリンタコントローラ41、前記各表示
器14,15をそれぞれ駆動制御する表示コントローラ
42、前記キーボード12からのキー信号が入力される
キーボードコントローラ43等がそれぞれバスライン3
4を介して前記CPU31に接続されている。
【0017】前記RAM33には、集計メモリとして特
に図5(a)に示す商品ファイル51、同(b)に示す
総合計ファイル52及び同(c)に示すキャッシャファ
イル53が形成されている。
【0018】前記商品ファイル51は、店で販売する各
商品の商品コード別に品名,単価等の商品情報がプリセ
ットされるとともに、売上金額、売上点数、トレイによ
る売上金額及び売上点数等をそれぞれ商品別に集計記憶
するものである。
【0019】前記総合計ファイル52は、固有のターミ
ナル番号がプリセットされるとともに、総売上金額、総
売上点数、客数、値引合計金額、値引回数、取消合計金
額、取消回数、トレイによる売上金額及びトレイ利用数
等をそれぞれ集計記憶するものである。
【0020】前記キャッシャファイル53は、各キャッ
シャ(POSターミナル操作担当の従業員)にそれぞれ
割り付けられた責コード別にキャッシャ名等のキャッシ
ャ情報がプリセットされるとともに、売上金額、売上点
数、客数、トレイによる売上金額及びトレイ利用数等を
それぞれキャッシャ別に集計記憶するものである。
【0021】また前記RAM33には、1取引の販売登
録で使用するワークメモリとして、図4に示すように商
品コード,販売金額,販売点数及びステータスからなる
商品販売データを1客分蓄積する客バッファ61、小計
金額エリアと小計点数エリアとからなる小計メモリ6
2、合計金額エリアと合計点数エリアとからなる合計メ
モリ63、小計カウンタ64、1取引の商品登録中にオ
ンされる登録中フラグF0のフラグメモリ65、前記小
計キー22のキー入力に応動してオンされる小計フラグ
F1のフラグメモリ66、前記合計キー23のキー入力
に応動してオンされる合計フラグF2のフラグメモリ6
7等が形成されている。
【0022】しかして、前記CPU31はモードスイッ
チ11により「登録」モードが選択されている状態で前
記バーコードスキャナ17のバーコード読取り操作によ
り販売商品の商品コードが入力されると、図6に示す商
品登録処理を実行する。すなわち、スキャナインタフェ
ース39を介して入力された商品コードで前記商品ファ
イル51を検索する。そして商品ファイル51に入力さ
れた商品コードがプリセットされていたならば、前記各
フラグメモリ65,66,66の状態を調べる。
【0023】ここで登録中フラグF0がオフの場合に
は、1取引の最初の商品登録なので、登録中フラグF0
をオンする。次いで、前記客バッファ61、小計メモリ
62及び合計メモリ63の各エリアを“0”にクリアす
る(小計クリア手段)。さらに、前記小計カウンタ64
のカウント値Nを“0”にリセットする。しかる後、商
品ファイル61から入力商品コードに対応する商品情報
(品名,単価等)を読出して商品販売データ(商品コー
ド,販売金額,販売点数,ステータス)を取得する。こ
のときステータスは“0”とする。次いで、上記商品販
売データを客バッファ61に格納する。また、販売金額
及び販売点数をそれぞれ小計メモリ62及び合計メモリ
63の金額エリア及び点数エリアの内容に加算する(小
計データ演算手段)。さらに、品名,販売金額,販売点
数等の販売商品明細情報を表示器14,15に表示させ
るとともにプリンタ40によりレシート等に印字出力し
て、この処理を終了する。
【0024】一方、登録中フラグF0がオンでありかつ
小計フラグF1もオンの場合には、1取引の登録途中で
小計キー22がキー入力された直後の商品登録なので、
小計キーフラグF1をオフする。次いで、前記小計メモ
リ62の各エリアを“0”にクリアする(小計クリア手
段)。しかる後、商品ファイル61から入力商品コード
に対応する商品情報(品名,単価等)を読出して上記と
同様の処理を実行する。
【0025】登録中フラグF0がオン、小計フラグがオ
フ、合計フラグがオンの場合には、1取引の登録途中で
合計キー23がキー入力された直後の商品登録なので、
合計キーフラグF2をオフする。しかる後、商品ファイ
ル61から入力商品コードに対応する商品情報(品名,
単価等)を読出して上記と同様の処理を実行する。
【0026】登録中フラグF0がオン、小計フラグ及び
合計フラグがオフの場合には、1取引の登録途中なの
で、直ちに商品ファイル61から入力商品コードに対応
する商品情報(品名,単価等)を読出して上記と同様の
処理を実行する。
【0027】前記CPU31は「登録」モードにおいて
小計キー22がキー入力されると図7(a)に示すキー
処理を実行する。すなわち、キーボードコントローラ4
3を介して小計キー22のキー信号が入力されたならば
フラグメモリ65の状態を調べる。そして、登録中フラ
グF0がオフされている場合には1取引の登録開始前に
小計キー22がキー入力されたので、そのキー入力をエ
ラーとする。
【0028】登録中フラグF0がオンされている場合に
は、フラグメモリ66の小計フラグF1をオンする。ま
た小計カウンタ64のカウント値Nを「+1」更新す
る。次いで、客バッファ61に格納されている各商品販
売データのステータスを全て“1”に変更する。しかる
後、小計メモリ62内の小計金額及び小計点数を各表示
器14,15に表示させる(小計表示制御手段)。また
プリンタ40を駆動制御して上記小計金額及び小計点数
をレシート等に印字出力したならば、このキー処理を終
了する。
【0029】また、前記CPU31は「登録」モードに
おいて合計キー23がキー入力されると図7(b)に示
すキー処理を実行する。すなわち、キーボードコントロ
ーラ43を介して合計キー23のキー信号が入力された
ならばフラグメモリ65の状態を調べる。そして、登録
中フラグF0がオフされている場合には1取引の登録開
始前に合計キー23がキー入力されたので、そのキー入
力をエラーとする。
【0030】登録中フラグF0がオンされている場合に
は、フラグメモリ67の合計フラグF2をオンする。し
かる後、合計メモリ62内の合計金額及び合計点数を各
表示器14,15に表示させるとともにプリンタ40に
よりレシート等に印字出力して、このキー処理を終了す
る。
【0031】さらに、前記CPU31は「登録」モード
において締めキー24がキー入力されると図7(c)に
示すキー処理を実行する。すなわち、キーボードコント
ローラ43を介して締めキー24のキー信号が入力され
たならばフラグメモリ67の状態を調べる。そして、合
計フラグF2がオフされている場合には1取引の合計出
力が指示される前に締めキー24がキー入力されたの
で、そのキー入力をエラーとする。
【0032】合計フラグF2がオンされている場合に
は、プリンタ40を駆動制御して所定の締め情報(ター
ミナル番号,日時,一連番号等)をレシート等に印字出
力する。その後、レシートをレシート発行口13から発
行させる。また、ドロワ開放装置36に駆動信号を出力
してドロワ16を開放動作させる。
【0033】しかる後、前記客バッファ61及び小計カ
ウンタ64の内容に基づいて前記商品ファイル51、総
合計ファイル52及びキャッシャファイル53への売上
累計処理を行う。具体的には、先ず客バッファ61内の
商品販売データを順次読出してステータスを調べる。そ
してステータスが“0”の場合には商品ファイル51の
該当商品コードに対応する売上累計金額エリア及び売上
累計点数エリア、総合計ファイル52の総売上金額エリ
ア及び総売上点数エリア、及びキャッシャファイル53
の該当キャッシャコードに対応する売上累計金額エリア
及び売上累計点数エリアに商品販売データ中の販売金額
及び販売点数をそれぞれ加算する。
【0034】ステータスが“1”の場合には商品販売デ
ータ中の販売金額及び販売点数をステータス“0”の場
合と同様の各エリアに加算処理するとともに、商品ファ
イル51の該当商品コードに対応するトレイ売上金額エ
リア及びトレイ売上点数エリアに加算する。また、販売
金額を総合計ファイル52のトレイ売上金額エリアとキ
ャッシャファイル53の該当キャッシャコードに対応す
るトレイ売上金額エリアにそれぞれ加算する。さらに、
小計カウンタ64のカウト値Nを上記総合計ファイル5
2のトレイ利用数エリアとキャッシャファイル53の該
当キャッシャコードに対応するトレイ利用数エリアにそ
れぞれ加算する。(小計データ集計手段)その後、フラ
グメモリ65,66,67の各フラグF0〜F2をいず
れもオフして、この処理を終了する。
【0035】このような構成の本実施例においては、1
人の客が買上げる商品の登録を開始すると、登録商品の
販売データ(ステータス=“0”)が客バッファ61に
順次格納される。また、各登録商品の販売データが小計
メモリ62及び合計メモリ63にて累積される。そし
て、登録途中で小計キー22をキー入力すると、小計メ
モリ62の内容が表示器14,15に表示されるととも
にプリンタ40によりレシート等に印字出力される。こ
のとき、客バッファ61内の商品販売データのステータ
スが“0”から“1”に変更される。また、小計カウン
タ64が「+1」更新されて「1」になる。
【0036】次いで当該客の商品登録を継続すると、上
記と同様に登録商品の販売データ(ステータス=
“0”)が客バッファ61に順次格納される。また、各
登録商品の販売データが小計メモリ62及び合計メモリ
63にて累積される。ただし、小計メモリ62の内容は
小計キー22をキー操作後の最初の商品登録に応動して
“0”にクリアされる。従って、その後小計キー22を
再度キー入力した場合には、前回小計キー22が操作さ
れた後から今回小計キー22が操作されるまでの間に登
録された商品の販売データ累積値が表示器14,15に
表示されるとともにプリンタ40によりレシート等に印
字出力されることになる。また、客バッファ61内の商
品販売データのステータスが“0”から“1”に変更さ
れるとともに、小計カウンタ64が「+1」更新され
る。
【0037】次いで、当該客の商品登録を完了し合計キ
ー23をキー入力すると、合計メモリ63の内容、すな
わち当該客が買上げた商品の合計データが表示器14,
15に表示されるとともにプリンタ40によりレシート
等に印字出力される。
【0038】そこで、客からの代金支払いを受けて締め
キー24をキー入力すると、客バッファ61及び小計カ
ウンタ64の内容に基づいて商品ファイル51、総合計
ファイル52及びキャッシャファイル53に対する商品
販売データの集計処理が行なわれる。
【0039】この場合において、ステータスが“0”の
商品販売データについては、商品ファイル51の該当商
品コードに対応する売上累計金額エリア及び売上累計点
数エリア、総合計ファイル52の総売上金額エリア及び
総売上点数エリア、及びキャッシャファイル53の該当
キャッシャコードに対応する売上累計金額エリア及び売
上累計点数エリアに商品販売データ中の販売金額及び販
売点数がそれぞれ加算される。
【0040】一方、ステータスが“1”の商品販売デー
タについては、そのデータ中の販売金額及び販売点数が
ステータス“0”の場合と同様の各エリアに加算される
とともに、商品ファイル51の該当商品コードに対応す
るトレイ売上金額エリア及びトレイ売上点数エリアに加
算される。また、販売金額が総合計ファイル52のトレ
イ売上金額エリアとキャッシャファイル53の該当キャ
ッシャコードに対応するトレイ売上金額エリアにそれぞ
れ加算される。さらに、小計カウンタ64のカウト値N
が上記総合計ファイル52のトレイ利用数エリアとキャ
ッシャファイル53の該当キャッシャコードに対応する
トレイ利用数エリアにそれぞれ加算される。
【0041】従って、本実施例のPOSターミナルを利
用する小売店においては、店備え付けのトレイを利用し
た客と利用しなかった客とで買上げ商品の登録操作を異
にする。すなわち、トレイを利用しなかった客について
は、従来と同様にその客が買上げた商品のバーコードを
バーコードスキャナ17で順次読み取って登録を完了し
た後、合計キー23をキー入力し、続いて締めキー24
をキー入力することになる。
【0042】これに対してトレイを利用した客について
は、トレイ単位で商品登録を行ない、トレイ1枚の商品
登録を完了する毎に小計キー22をキー入力する。そし
て、全商品について登録を完了したならば合計キー23
をキー入力し、続いて締めキーをキー入力することにな
る。
【0043】例えば、ある客がトレイ2枚を利用して買
い物を行ったとすると、先ず1枚目のトレイに入ってい
る商品について順次登録を行ない、登録完了後に小計キ
ー22をキー入力する。そうすると、表示器14,15
にはその1枚目のトレイに入っている全商品の合計デー
タが表示される。次いで、2枚目のトレイに入っている
商品について順次登録を行い、登録完了後に小計キー2
2をキー入力する。そうすると、表示器14,15には
その1枚目のトレイに入っている全商品の合計データが
表示される。従って、複数枚のトレイを使用した客に対
して煩雑な計算を行うことなくトレイ毎の小計額を知ら
せられるようになる。
【0044】また、商品ファイル51には各商品の売上
データが商品別に累積されるとともに、客がトレイを利
用して買上げた商品の売上データが商品別に累積され
る。一方、総合計ファイル52には各商品の売上データ
の総合計が格納されるとともに、トレイを利用した客の
総合計及びトレイの総利用枚数が格納される。またキャ
ッシャファイル53にもトレイを利用した客の総合計及
びトレイの総利用枚数がキャッシャ別に分割されて格納
される。
【0045】従って、上記各ファイル51,52,53
の内容を「点検」または「精算」業務によりレポート出
力することによって、トレイの利用状況を正確に把握で
きるデータを取得できるようになる。
【0046】なお、前記実施例では集計メモリである各
ファイル51,52,53をRAM33に設けた場合を
示したが、通信インタフェース38を介して接続される
ホストコンピュータに各ファイルを設けるようにしても
よい。また、集計メモリとしては前記各ファイル51,
52,53に限定されるものではなく、時間帯別に売上
データを集計するファイル等にトレイ売上データの集計
エリアを設けることも可能である。この他、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論
である。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、オ
ペレータの操作を煩わせることなくトレイの利用状況に
関するデータ管理を確実に行うことができる上、トレイ
毎にそのトレイ内の商品の合計を計算して出力できる商
品販売データ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるPOSターミナルの外
観図。
【図2】前記POSターミナルの制御ブロック図。
【図3】前記POSターミナルにおけるキーボードの主
要キー配置図。
【図4】前記POSターミナルにおけるRAMの主要ワ
ークメモリ構成図。
【図5】前記POSターミナルにおけるRAMの主要集
計メモリ構成図。
【図6】前記POSターミナルにおけるCPUの商品登
録処理を示す流れ図。
【図7】前記POSターミナルにおけるCPUの主要キ
ー処理を示す流れ図。
【符号の説明】
10…ターミナル本体、11…モードスイッチ、12…
キーボード、14,15…表示器、17…バーコードス
キャナ、22…小計キー、23…合計キー、24…締め
キー、31…CPU、32…ROM、33…RAM、5
1…商品ファイル、52…総合計ファイル、53…キャ
ッシャファイル、61…客バッファ、62…小計メモ
リ、63…合計メモリ、64…小計カウンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品登録手段により販売登録された商品
    の販売データを1取引単位で合計する合計メモリ及び各
    取引の商品販売データを集計する集計メモリを有し、1
    取引の合計出力を指示する合計キーがキー入力されると
    前記合計メモリ内の合計データを表示部に表示させ、1
    取引の登録終了を指示する締めキーがキー入力されると
    前記合計帆ータを前記集計メモリの内容に加算する商品
    販売データ処理装置において、1取引の登録途中での小
    計データの出力を指示する小計キーと、前記小計データ
    を記憶する小計メモリと、前記商品登録手段により商品
    の販売登録が行われる毎にその登録商品の販売データを
    前記小計メモリの内容に加算する小計データ演算手段
    と、前記小計キーがキー入力された直後の商品登録に応
    動して前記小計メモリの内容をクリアする小計クリア手
    段と、前記小計キーのキー入力に応じて前記小計メモリ
    内の小計データを前記表示部に表示させる小計表示制御
    手段と、この表示制御手段により前記表示部に表示出力
    された小計データを集計する小計データ集計手段とを具
    備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
JP33325591A 1991-12-17 1991-12-17 商品販売データ処理装置 Pending JPH05166071A (ja)

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JP33325591A JPH05166071A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 商品販売データ処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211313A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Teraoka Seiko Co Ltd トレイ管理システムおよびトレイ
US10324972B2 (en) 2013-09-13 2019-06-18 Aquabit Spirals Inc. Tag management system, tag management method, information provision system, and information provision method, as well as devices and tag used therefor

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