JPH05161199A - 音響装置 - Google Patents
音響装置Info
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- JPH05161199A JPH05161199A JP3321604A JP32160491A JPH05161199A JP H05161199 A JPH05161199 A JP H05161199A JP 3321604 A JP3321604 A JP 3321604A JP 32160491 A JP32160491 A JP 32160491A JP H05161199 A JPH05161199 A JP H05161199A
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- JP
- Japan
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- output
- circuit
- voltage
- low
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- Stereophonic System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステレオ音声信号の低域周波数成分のレベル
に応じて該低域周波数成分の出力を制御して、入力ソー
スの種類によって最適な再生出力を得る。 【構成】 左チャンネルの音声信号Ｌ及び右チャンネル
の音声信号Ｒからなるステレオ音声信号と、該ステレオ
音声信号の低域周波数成分Ｌｏｗとを別々に出力する機
能を有する音響装置において、上記低域周波数成分Ｌｏ
ｗのレベルに応じて該低域周波数成分Ｌｏｗの出力を制
御する制御手段７を設けてなるものである。
に応じて該低域周波数成分の出力を制御して、入力ソー
スの種類によって最適な再生出力を得る。 【構成】 左チャンネルの音声信号Ｌ及び右チャンネル
の音声信号Ｒからなるステレオ音声信号と、該ステレオ
音声信号の低域周波数成分Ｌｏｗとを別々に出力する機
能を有する音響装置において、上記低域周波数成分Ｌｏ
ｗのレベルに応じて該低域周波数成分Ｌｏｗの出力を制
御する制御手段７を設けてなるものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機や
ラジオカセットテープレコーダ等に使用する音響装置に
関し、特にスリーディメンジョナルシステムに使用して
好適な音響装置に関するものである。
ラジオカセットテープレコーダ等に使用する音響装置に
関し、特にスリーディメンジョナルシステムに使用して
好適な音響装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の音響装置、例えばスリー
ディメンジョナルシステムに使用する音響装置は、図２
に示すように、ステレオ音声信号を構成する左チャンネ
ルの音声信号Ｌの入力端子１Ｌに該左チャンネルの音声
信号Ｌより低域周波数成分を除くための高域周波数通過
フィルタ（以下ハイパスフィルタと称する。図面におい
てＨ．Ｐ．Ｆ）２Ｌの入力端を接続し、該ハイパスフィ
ルタ２Ｌの出力端に制御電圧出力回路３Ｌより出力され
る左チャンネル制御電圧ＶLにて可変制御できる増幅度
で上記ハイパスフィルタ２Ｌの出力を増幅する電圧制御
増幅回路（図面においてＶ．Ｃ．Ａ回路）４Ｌの入力端
を接続し、該電圧制御増幅回路４Ｌの出力端に電力増幅
回路（図示せず）の入力端を接続し、該電力増幅回路
（図示せず）の出力端に左チャンネル用スピーカ（図示
せず）の入力端を接続し、またステレオ音声信号を構成
する右チャンネルの音声信号Ｒの入力端子１Ｒに該右チ
ャンネルの音声信号Ｒより低域周波数成分を除くための
ハイパスフィルタ２Ｒの入力端を接続し、該ハイパスフ
ィルタ２Ｒの出力端に制御電圧出力回路３Ｒより出力さ
れる左チャンネル制御電圧ＶR にて可変制御できる増幅
度で上記ハイパスフィルタ２Ｌの出力を増幅する電圧制
御増幅回路４Ｒの入力端を接続し、該電圧制御増幅回路
４Ｒの出力端に電力増幅回路（図示せず）の入力端を接
続し、該電力増幅回路（図示せず）の出力端に右チャン
ネル用スピーカ（図示せず）の入力端を接続し、更に上
記左チャンネルの音声信号Ｌの入力端子１Ｌに該左チャ
ンネルの音声信号Ｌと上記右チャンネルの音声信号Ｒよ
り和信号成分Ｌ＋Ｒを生成する加算回路５の一方の入力
端を接続し、上記右チャンネルの音声信号Ｒの入力端子
１Ｒに該加算回路５の他方の入力端を接続し、該加算回
路５の出力端に上記和信号成分Ｌ＋Ｒより低域周波数成
分Ｌｏｗのみを抽出する低域周波数通過フィルタ（以下
ローパスフィルタと称する。図面においてＬ．Ｐ．Ｆ）
６の入力端を接続し、該ローパスフィルタ６の出力端に
制御電圧出力回路３Ｌｏｗより出力される低域周波数成
分制御電圧ＶLOW にて可変制御できる増幅度で上記低域
周波数成分Ｌｏｗを増幅する電圧制御増幅回路４Ｌｏｗ
の入力端を接続し、該電圧制御増幅回路４Ｌｏｗの出力
端に電力増幅回路（図示せず）の入力端を接続し、該電
力増幅回路（図示せず）の出力端に低音用スピーカ（図
示せず）の入力端を接続してなるものである。
ディメンジョナルシステムに使用する音響装置は、図２
に示すように、ステレオ音声信号を構成する左チャンネ
ルの音声信号Ｌの入力端子１Ｌに該左チャンネルの音声
信号Ｌより低域周波数成分を除くための高域周波数通過
フィルタ（以下ハイパスフィルタと称する。図面におい
てＨ．Ｐ．Ｆ）２Ｌの入力端を接続し、該ハイパスフィ
ルタ２Ｌの出力端に制御電圧出力回路３Ｌより出力され
る左チャンネル制御電圧ＶLにて可変制御できる増幅度
で上記ハイパスフィルタ２Ｌの出力を増幅する電圧制御
増幅回路（図面においてＶ．Ｃ．Ａ回路）４Ｌの入力端
を接続し、該電圧制御増幅回路４Ｌの出力端に電力増幅
回路（図示せず）の入力端を接続し、該電力増幅回路
（図示せず）の出力端に左チャンネル用スピーカ（図示
せず）の入力端を接続し、またステレオ音声信号を構成
する右チャンネルの音声信号Ｒの入力端子１Ｒに該右チ
ャンネルの音声信号Ｒより低域周波数成分を除くための
ハイパスフィルタ２Ｒの入力端を接続し、該ハイパスフ
ィルタ２Ｒの出力端に制御電圧出力回路３Ｒより出力さ
れる左チャンネル制御電圧ＶR にて可変制御できる増幅
度で上記ハイパスフィルタ２Ｌの出力を増幅する電圧制
御増幅回路４Ｒの入力端を接続し、該電圧制御増幅回路
４Ｒの出力端に電力増幅回路（図示せず）の入力端を接
続し、該電力増幅回路（図示せず）の出力端に右チャン
ネル用スピーカ（図示せず）の入力端を接続し、更に上
記左チャンネルの音声信号Ｌの入力端子１Ｌに該左チャ
ンネルの音声信号Ｌと上記右チャンネルの音声信号Ｒよ
り和信号成分Ｌ＋Ｒを生成する加算回路５の一方の入力
端を接続し、上記右チャンネルの音声信号Ｒの入力端子
１Ｒに該加算回路５の他方の入力端を接続し、該加算回
路５の出力端に上記和信号成分Ｌ＋Ｒより低域周波数成
分Ｌｏｗのみを抽出する低域周波数通過フィルタ（以下
ローパスフィルタと称する。図面においてＬ．Ｐ．Ｆ）
６の入力端を接続し、該ローパスフィルタ６の出力端に
制御電圧出力回路３Ｌｏｗより出力される低域周波数成
分制御電圧ＶLOW にて可変制御できる増幅度で上記低域
周波数成分Ｌｏｗを増幅する電圧制御増幅回路４Ｌｏｗ
の入力端を接続し、該電圧制御増幅回路４Ｌｏｗの出力
端に電力増幅回路（図示せず）の入力端を接続し、該電
力増幅回路（図示せず）の出力端に低音用スピーカ（図
示せず）の入力端を接続してなるものである。
【０００３】尚、上記制御電圧出力回路３Ｌの出力端は
上記電圧制御増幅回路４Ｌの制御電圧入力端に、上記制
御電圧出力回路３Ｒの出力端は上記電圧制御増幅回路４
Ｒの制御電圧入力端に、上記制御電圧出力回路３Ｌｏｗ
の出力端は上記電圧制御増幅回路４Ｌｏｗの制御電圧入
力端に、夫々接続してなるものである。
上記電圧制御増幅回路４Ｌの制御電圧入力端に、上記制
御電圧出力回路３Ｒの出力端は上記電圧制御増幅回路４
Ｒの制御電圧入力端に、上記制御電圧出力回路３Ｌｏｗ
の出力端は上記電圧制御増幅回路４Ｌｏｗの制御電圧入
力端に、夫々接続してなるものである。
【０００４】また、上記構成において、低域周波数成分
Ｌｏｗは、約１５０ＨZ 以上の周波数成分が左右に分離
していれば、ステレオ感は十分得られるが、約１５０Ｈ
Z 以下の周波数成分ではステレオ感がほとんど得られな
いという人間の聴覚を利用し、ステレオ音声信号による
ステレオ再生出力のステレオ感を損なわないように、約
１５０ＨZ 以下とするものである。
Ｌｏｗは、約１５０ＨZ 以上の周波数成分が左右に分離
していれば、ステレオ感は十分得られるが、約１５０Ｈ
Z 以下の周波数成分ではステレオ感がほとんど得られな
いという人間の聴覚を利用し、ステレオ音声信号による
ステレオ再生出力のステレオ感を損なわないように、約
１５０ＨZ 以下とするものである。
【０００５】上記のように構成した音響装置は、ハイパ
スフィルタ２Ｌにて左チャンネルの音声信号Ｌの低域周
波数成分を除いた後、電圧制御増幅回路４Ｌにて制御電
圧出力回路３Ｌより該電圧制御増幅回路４Ｌに供給され
る左チャンネル制御電圧ＶLに応じた増幅度で上記ハイ
パスフィルタ２Ｌの出力を増幅して出力するとともに、
ハイパスフィルタ２Ｒにて右チャンネルの音声信号Ｒの
低域周波数制御を除いた後、電圧制御増幅回路４Ｒにて
制御電圧出力回路３Ｒより該電圧制御増幅回路４Ｒに供
給される右チャンネル制御電圧ＶR に応じた増幅度で上
記ハイパスフィルタ２Ｒの出力を増幅して出力すると同
時に、加算回路５にて上記左チャンネルの音声信号Ｌと
右チャンネルの音声信号Ｒより和信号成分Ｌ＋Ｒを生成
し、ローパスフィルタ６にて該和信号成分Ｌ＋Ｒより低
域周波数成分Ｌｏｗのみを抽出した後、電圧制御増幅回
路４Ｌｏｗにて制御電圧出力回路３Ｌｏｗより該電圧制
御増幅回路４Ｌｏｗに供給される低域周波数成分制御電
圧ＶLOW に応じた増幅度で上記低域周波数成分Ｌｏｗを
増幅して出力し、更に上記電圧制御増幅回路４Ｌ，４
Ｒ，４Ｌｏｗの各出力を電力増幅回路（図示せず）にて
増幅した後、上記電圧制御増幅回路４Ｌの出力を左チャ
ンネル用スピーカ（図示せず）で、上記電圧制御増幅回
路４Ｒの出力を右チャンネル用スピーカ（図示せず）
で、上記電圧制御増幅回路４Ｌｏｗの出力を低音用スピ
ーカ（図示せず）で、夫々再生出力するものである。
スフィルタ２Ｌにて左チャンネルの音声信号Ｌの低域周
波数成分を除いた後、電圧制御増幅回路４Ｌにて制御電
圧出力回路３Ｌより該電圧制御増幅回路４Ｌに供給され
る左チャンネル制御電圧ＶLに応じた増幅度で上記ハイ
パスフィルタ２Ｌの出力を増幅して出力するとともに、
ハイパスフィルタ２Ｒにて右チャンネルの音声信号Ｒの
低域周波数制御を除いた後、電圧制御増幅回路４Ｒにて
制御電圧出力回路３Ｒより該電圧制御増幅回路４Ｒに供
給される右チャンネル制御電圧ＶR に応じた増幅度で上
記ハイパスフィルタ２Ｒの出力を増幅して出力すると同
時に、加算回路５にて上記左チャンネルの音声信号Ｌと
右チャンネルの音声信号Ｒより和信号成分Ｌ＋Ｒを生成
し、ローパスフィルタ６にて該和信号成分Ｌ＋Ｒより低
域周波数成分Ｌｏｗのみを抽出した後、電圧制御増幅回
路４Ｌｏｗにて制御電圧出力回路３Ｌｏｗより該電圧制
御増幅回路４Ｌｏｗに供給される低域周波数成分制御電
圧ＶLOW に応じた増幅度で上記低域周波数成分Ｌｏｗを
増幅して出力し、更に上記電圧制御増幅回路４Ｌ，４
Ｒ，４Ｌｏｗの各出力を電力増幅回路（図示せず）にて
増幅した後、上記電圧制御増幅回路４Ｌの出力を左チャ
ンネル用スピーカ（図示せず）で、上記電圧制御増幅回
路４Ｒの出力を右チャンネル用スピーカ（図示せず）
で、上記電圧制御増幅回路４Ｌｏｗの出力を低音用スピ
ーカ（図示せず）で、夫々再生出力するものである。
【０００６】尚、上記動作において、ステレオ音声信号
を構成する左チャンネルの音声信号Ｌ及び右チャンネル
の音声信号Ｒと、該左チャンネルの音声信号Ｌ及び右チ
ャンネルの音声信号Ｒより抽出した低域周波数成分Ｌｏ
ｗとを、別々に夫々ステレオ用スピーカ（図示せず）
と、低音用スピーカ（図示せず）にて再生出力するの
で、テレビジョン受信機やラジオカセットデプレコーダ
等の小口径スピーカシステムであっても、豊かな低音を
得ることができるものである。
を構成する左チャンネルの音声信号Ｌ及び右チャンネル
の音声信号Ｒと、該左チャンネルの音声信号Ｌ及び右チ
ャンネルの音声信号Ｒより抽出した低域周波数成分Ｌｏ
ｗとを、別々に夫々ステレオ用スピーカ（図示せず）
と、低音用スピーカ（図示せず）にて再生出力するの
で、テレビジョン受信機やラジオカセットデプレコーダ
等の小口径スピーカシステムであっても、豊かな低音を
得ることができるものである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の音響装置であれば、入力ソースの種類にかかわ
らず、常にステレオ音声信号より抽出した低域周波数成
分を出力するので、音楽ソースや映画ソース等の低音を
含むソースでは効果的であるが、低音を含まないソー
ス、例えばニュース番組等では効果的でなく、不要な低
音信号やノイズ成分まで増幅して出力するという問題が
ある。
た従来の音響装置であれば、入力ソースの種類にかかわ
らず、常にステレオ音声信号より抽出した低域周波数成
分を出力するので、音楽ソースや映画ソース等の低音を
含むソースでは効果的であるが、低音を含まないソー
ス、例えばニュース番組等では効果的でなく、不要な低
音信号やノイズ成分まで増幅して出力するという問題が
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる音響装置
は、ステレオ音声信号の低域周波数成分のレベルに応じ
て該低域周波数成分の出力を制御する制御手段を設けて
なるものである。
は、ステレオ音声信号の低域周波数成分のレベルに応じ
て該低域周波数成分の出力を制御する制御手段を設けて
なるものである。
【０００９】
【作用】本発明にかかる音響装置は、制御手段にてステ
レオ音声信号の低域周波数成分のレベルに応じて該低域
周波数成分の出力を制御できるため、入力ソースの種類
によって適切な再生出力を得ることができる。
レオ音声信号の低域周波数成分のレベルに応じて該低域
周波数成分の出力を制御できるため、入力ソースの種類
によって適切な再生出力を得ることができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の音響装置の一実施例を、スリ
ーディメンジョナルシステムに使用する場合において、
図１とともに説明するが、上記従来例と同一部分は同一
符号を使用する。
ーディメンジョナルシステムに使用する場合において、
図１とともに説明するが、上記従来例と同一部分は同一
符号を使用する。
【００１１】本発明の音響装置は、ステレオ音声信号を
構成する左チャンネルの音声信号Ｌの入力端子１Ｌに該
左チャンネルの音声信号Ｌより低域周波数成分を除くた
めの高域周波数通過フィルタ（以下ハイパスフィルタと
称する。図面においてＨ．Ｐ．Ｆ）２Ｌの入力端を接続
し、該ハイパスフィルタ２Ｌの出力端に制御電圧出力回
路３Ｌより出力される左チャンネル制御電圧ＶL にて可
変制御できる増幅度で上記ハイパスフィルタ２Ｌの出力
を増幅する電圧制御増幅回路（図面においてＶ．Ｃ．Ａ
回路）４Ｌの入力端を接続し、該電圧制御増幅回路４Ｌ
の出力端に電力増幅回路（図示せず）の入力端を接続
し、該電力増幅回路（図示せず）の出力端に左チャンネ
ル用スピーカ（図示せず）の入力端を接続し、またステ
レオ音声信号を構成する右チャンネルの音声信号Ｒの入
力端子１Ｒに該右チャンネルの音声信号Ｒより低域周波
数成分を除くためのハイパスフィルタ２Ｒの入力端を接
続し、該ハイパスフィルタ２Ｒの出力端に制御電圧出力
回路３Ｒより出力される左チャンネル制御電圧ＶR にて
可変制御できる増幅度で上記ハイパスフィルタ２Ｌの出
力を増幅する電圧制御増幅回路４Ｒの入力端を接続し、
該電圧制御回路４Ｒの出力端に電力増幅回路（図示せ
ず）の入力端を接続し、該電力増幅回路（図示せず）の
出力端に右チャンネル用スピーカ（図示せず）の入力端
を接続し、更に上記左チャンネルの音声信号Ｌの入力端
子１Ｌに該左チャンネルの音声信号Ｌと上記右チャンネ
ルの音声信号Ｒより和信号成分Ｌ＋Ｒを生成する加算回
路５の一方の入力端を接続し、上記右チャンネルの音声
信号Ｒの入力端子１Ｒに該加算回路５の他方の入力端を
接続し、該加算回路５の出力端に上記和信号成分Ｌ＋Ｒ
より低域周波数成分Ｌｏｗのみを抽出する低域周波数通
過フィルタ（以下ローパスフィルタと称する。図面にお
いてＬ．Ｐ．Ｆ）６の入力端を接続し、該ローパスフィ
ルタ６の出力端に制御電圧出力回路３Ｌｏｗより出力さ
れる低域周波数成分制御電圧ＶLOW にて可変制御できる
増幅度で上記低域周波数成分Ｌｏｗを増幅する電圧制御
増幅回路４Ｌｏｗの入力端を接続するとともに、制御手
段７の入力端を接続し、該制御手段７の出力端に上記電
圧制御増幅回路４Ｌｏｗの制御電圧入力端を接続し、該
電圧制御増幅回路４Ｌｏｗの出力端に電力増幅回路（図
示せず）の入力端を接続し、該電力増幅回路（図示せ
ず）の出力端に低音用スピーカ（図示せず）の入力端を
接続してなるものである。
構成する左チャンネルの音声信号Ｌの入力端子１Ｌに該
左チャンネルの音声信号Ｌより低域周波数成分を除くた
めの高域周波数通過フィルタ（以下ハイパスフィルタと
称する。図面においてＨ．Ｐ．Ｆ）２Ｌの入力端を接続
し、該ハイパスフィルタ２Ｌの出力端に制御電圧出力回
路３Ｌより出力される左チャンネル制御電圧ＶL にて可
変制御できる増幅度で上記ハイパスフィルタ２Ｌの出力
を増幅する電圧制御増幅回路（図面においてＶ．Ｃ．Ａ
回路）４Ｌの入力端を接続し、該電圧制御増幅回路４Ｌ
の出力端に電力増幅回路（図示せず）の入力端を接続
し、該電力増幅回路（図示せず）の出力端に左チャンネ
ル用スピーカ（図示せず）の入力端を接続し、またステ
レオ音声信号を構成する右チャンネルの音声信号Ｒの入
力端子１Ｒに該右チャンネルの音声信号Ｒより低域周波
数成分を除くためのハイパスフィルタ２Ｒの入力端を接
続し、該ハイパスフィルタ２Ｒの出力端に制御電圧出力
回路３Ｒより出力される左チャンネル制御電圧ＶR にて
可変制御できる増幅度で上記ハイパスフィルタ２Ｌの出
力を増幅する電圧制御増幅回路４Ｒの入力端を接続し、
該電圧制御回路４Ｒの出力端に電力増幅回路（図示せ
ず）の入力端を接続し、該電力増幅回路（図示せず）の
出力端に右チャンネル用スピーカ（図示せず）の入力端
を接続し、更に上記左チャンネルの音声信号Ｌの入力端
子１Ｌに該左チャンネルの音声信号Ｌと上記右チャンネ
ルの音声信号Ｒより和信号成分Ｌ＋Ｒを生成する加算回
路５の一方の入力端を接続し、上記右チャンネルの音声
信号Ｒの入力端子１Ｒに該加算回路５の他方の入力端を
接続し、該加算回路５の出力端に上記和信号成分Ｌ＋Ｒ
より低域周波数成分Ｌｏｗのみを抽出する低域周波数通
過フィルタ（以下ローパスフィルタと称する。図面にお
いてＬ．Ｐ．Ｆ）６の入力端を接続し、該ローパスフィ
ルタ６の出力端に制御電圧出力回路３Ｌｏｗより出力さ
れる低域周波数成分制御電圧ＶLOW にて可変制御できる
増幅度で上記低域周波数成分Ｌｏｗを増幅する電圧制御
増幅回路４Ｌｏｗの入力端を接続するとともに、制御手
段７の入力端を接続し、該制御手段７の出力端に上記電
圧制御増幅回路４Ｌｏｗの制御電圧入力端を接続し、該
電圧制御増幅回路４Ｌｏｗの出力端に電力増幅回路（図
示せず）の入力端を接続し、該電力増幅回路（図示せ
ず）の出力端に低音用スピーカ（図示せず）の入力端を
接続してなるものである。
【００１２】尚、上記制御電圧出力回路３Ｌの出力端は
上記電圧制御増幅回路４Ｌの制御電圧入力端に、上記制
御電圧出力回路３Ｒの出力端は上記電圧制御増幅回路４
Ｒの制御電圧入力端に、上記制御電圧出力回路３Ｌｏｗ
の出力端は抵抗８を介して上記電圧制御増幅回路４Ｌｏ
ｗの制御電圧入力端に、夫々接続してなるものである。
上記電圧制御増幅回路４Ｌの制御電圧入力端に、上記制
御電圧出力回路３Ｒの出力端は上記電圧制御増幅回路４
Ｒの制御電圧入力端に、上記制御電圧出力回路３Ｌｏｗ
の出力端は抵抗８を介して上記電圧制御増幅回路４Ｌｏ
ｗの制御電圧入力端に、夫々接続してなるものである。
【００１３】また、上記構成において、制御手段７は、
ローパスフィルタ６の出力端に低域周波数成分Ｌｏｗを
整流してそのレベルに応じた直流化電圧を出力する整流
回路９の入力端を接続し、該整流回路９の出力端に該整
流回路９の出力電圧が所定値以下になったとき電圧制御
増幅回路３Ｌｏｗへの低域周波数成分制御電圧ＶLOWの
供給を遮断するスイッチング回路１０の入力端を接続し
てなるものである。
ローパスフィルタ６の出力端に低域周波数成分Ｌｏｗを
整流してそのレベルに応じた直流化電圧を出力する整流
回路９の入力端を接続し、該整流回路９の出力端に該整
流回路９の出力電圧が所定値以下になったとき電圧制御
増幅回路３Ｌｏｗへの低域周波数成分制御電圧ＶLOWの
供給を遮断するスイッチング回路１０の入力端を接続し
てなるものである。
【００１４】また、上記構成において、低域周波数制御
Ｌｏｗは、約１５０ＨZ 以上の周波数成分が左右に分離
していればステレオ感は十分得られるが、約１５０ＨZ
以下の周波数成分では、ステレオ感がほとんど得られな
いという人間の聴覚を利用し、ステレオ音声信号による
ステレオ再生出力のステレオ感を損なわないように、約
１５０ＨZ 以下とするものである。
Ｌｏｗは、約１５０ＨZ 以上の周波数成分が左右に分離
していればステレオ感は十分得られるが、約１５０ＨZ
以下の周波数成分では、ステレオ感がほとんど得られな
いという人間の聴覚を利用し、ステレオ音声信号による
ステレオ再生出力のステレオ感を損なわないように、約
１５０ＨZ 以下とするものである。
【００１５】上記のように構成した音響装置は、ハイパ
スフィルタ２Ｌにて左チャンネルの音声信号Ｌの低域周
波数成分を除いた後、電圧制御増幅回路４Ｌにて制御電
圧出力回路３Ｌより該電圧制御増幅回路４Ｌに供給され
る左チャンネル制御電圧ＶLＩ応じた増幅度で上記ハイ
パスフィルタ２Ｌの出力を増幅して出力するとともに、
ハイパスフィルタ２Ｒにて右チャンネルの音声信号Ｒの
低域周波数成分を除いた後、電圧制御増幅回路４Ｒにて
制御電圧出力回路３Ｒより該電圧制御増幅回路４Ｒに供
給される右チャンネル制御電圧ＶR に応じた増幅度で上
記ハイパスフィルタ２Ｒの出力を増幅して出力すると同
時に、加算回路５にて上記左チャンネルの音声信号Ｌと
右チャンネルの音声信号Ｒより和信号成分Ｌ＋Ｒを生成
し、ローパスフィルタ６にて該和信号成分Ｌ＋Ｒより低
域周波数成分Ｌｏｗのみを抽出した後、制御手段７の整
流回路９にて該低域周波数成分Ｌｏｗを整流して該低域
周波数成分Ｌｏｗのレベルに応じた直流化電圧を出力
し、上記制御手段７のスイッチング回路１０にて上記整
流回路９の出力電圧が所定値以上のときは、制御電圧出
力回路３Ｌｏｗより出力される低域周波数成分制御電圧
ＶLOW を電圧制御増幅回路４Ｌｏｗに供給し、上記整流
回路９の出力電圧が所定値以下のときは上記低域周波数
成分制御電圧ＶLOWの上記電圧制御増幅回路３Ｌｏｗへ
の供給を遮断するように制御するとともに、上記低域周
波数成分制御電圧ＶLOW が上記電圧制御増幅回路４Ｌｏ
ｗへ供給された場合にのみ、該電圧制御増幅回路４Ｌｏ
ｗにて上記低域周波数成分制御電圧ＶLOW に応じた増幅
度で上記低域周波数成分Ｌｏｗを増幅して出力し、更に
上記電圧制御増幅回路４Ｌ，４Ｒ，４Ｌｏｗの各出力を
電力増幅回路（図示せず）にて増幅した後、上記電圧制
御増幅回路４Ｌの出力を左チャンネル用スピーカ（図示
せず）で、上記電圧制御増幅回路４Ｒの出力を右チャン
ネル用スピーカ（図示せず）で、上記電圧制御増幅回路
４Ｌｏｗの出力を低音用スピーカ（図示せず）で夫々再
生出力するものであるが、制御手段７にて音楽ソースや
映画ソース等の低音を含むソースの場合は、上記制御電
圧出力回路３Ｌｏｗより出力される低域周波数成分制御
電圧ＶLOW を電圧制御増幅回路４Ｌｏｗに供給して、該
電圧制御増幅回路４Ｌｏｗにて該低域周波数成分制御電
圧ＶLOW に応じた増幅度で低域周波数成分Ｌを増幅して
出力し、一方ニュース番組等の低音を含まないソースの
場合は、上記低域周波数成分制御電圧ＶLOW の上記電圧
制御増幅回路４Ｌｏｗへの供給を遮断して該電圧制御増
幅回路４Ｌｏｗにて上記低域周波数成分Ｌｏｗを増幅し
ないように制御するため、テレビジョン受信機やラジオ
カセットテープレコーダ等の小口径スピーカシステムで
あっても、豊かな低音を得ることのできるスリーディメ
ンジョナルシステム再生とステレオ再生とを入力ソース
の種類に応じて適切に選択することができるものであ
る。
スフィルタ２Ｌにて左チャンネルの音声信号Ｌの低域周
波数成分を除いた後、電圧制御増幅回路４Ｌにて制御電
圧出力回路３Ｌより該電圧制御増幅回路４Ｌに供給され
る左チャンネル制御電圧ＶLＩ応じた増幅度で上記ハイ
パスフィルタ２Ｌの出力を増幅して出力するとともに、
ハイパスフィルタ２Ｒにて右チャンネルの音声信号Ｒの
低域周波数成分を除いた後、電圧制御増幅回路４Ｒにて
制御電圧出力回路３Ｒより該電圧制御増幅回路４Ｒに供
給される右チャンネル制御電圧ＶR に応じた増幅度で上
記ハイパスフィルタ２Ｒの出力を増幅して出力すると同
時に、加算回路５にて上記左チャンネルの音声信号Ｌと
右チャンネルの音声信号Ｒより和信号成分Ｌ＋Ｒを生成
し、ローパスフィルタ６にて該和信号成分Ｌ＋Ｒより低
域周波数成分Ｌｏｗのみを抽出した後、制御手段７の整
流回路９にて該低域周波数成分Ｌｏｗを整流して該低域
周波数成分Ｌｏｗのレベルに応じた直流化電圧を出力
し、上記制御手段７のスイッチング回路１０にて上記整
流回路９の出力電圧が所定値以上のときは、制御電圧出
力回路３Ｌｏｗより出力される低域周波数成分制御電圧
ＶLOW を電圧制御増幅回路４Ｌｏｗに供給し、上記整流
回路９の出力電圧が所定値以下のときは上記低域周波数
成分制御電圧ＶLOWの上記電圧制御増幅回路３Ｌｏｗへ
の供給を遮断するように制御するとともに、上記低域周
波数成分制御電圧ＶLOW が上記電圧制御増幅回路４Ｌｏ
ｗへ供給された場合にのみ、該電圧制御増幅回路４Ｌｏ
ｗにて上記低域周波数成分制御電圧ＶLOW に応じた増幅
度で上記低域周波数成分Ｌｏｗを増幅して出力し、更に
上記電圧制御増幅回路４Ｌ，４Ｒ，４Ｌｏｗの各出力を
電力増幅回路（図示せず）にて増幅した後、上記電圧制
御増幅回路４Ｌの出力を左チャンネル用スピーカ（図示
せず）で、上記電圧制御増幅回路４Ｒの出力を右チャン
ネル用スピーカ（図示せず）で、上記電圧制御増幅回路
４Ｌｏｗの出力を低音用スピーカ（図示せず）で夫々再
生出力するものであるが、制御手段７にて音楽ソースや
映画ソース等の低音を含むソースの場合は、上記制御電
圧出力回路３Ｌｏｗより出力される低域周波数成分制御
電圧ＶLOW を電圧制御増幅回路４Ｌｏｗに供給して、該
電圧制御増幅回路４Ｌｏｗにて該低域周波数成分制御電
圧ＶLOW に応じた増幅度で低域周波数成分Ｌを増幅して
出力し、一方ニュース番組等の低音を含まないソースの
場合は、上記低域周波数成分制御電圧ＶLOW の上記電圧
制御増幅回路４Ｌｏｗへの供給を遮断して該電圧制御増
幅回路４Ｌｏｗにて上記低域周波数成分Ｌｏｗを増幅し
ないように制御するため、テレビジョン受信機やラジオ
カセットテープレコーダ等の小口径スピーカシステムで
あっても、豊かな低音を得ることのできるスリーディメ
ンジョナルシステム再生とステレオ再生とを入力ソース
の種類に応じて適切に選択することができるものであ
る。
【００１６】また、上記一実施例における制御手段は、
低域周波数成分が所定値以上のときは低域周波数成分制
御電圧を電圧制御増幅回路に供給し、上記低域周波数成
分が所定値以下のときは上記低域周波数成分制御電圧の
上記電圧制御増幅回路への供給を遮断するように制御す
るものであるが、上記電圧制御増幅回路へ供給される低
域周波数成分制御電圧を上記低域周波数成分のレベルに
応じて可変するように制御してもよく、本発明の音響装
置は、特に上記一実施例に限定されるものではない。
低域周波数成分が所定値以上のときは低域周波数成分制
御電圧を電圧制御増幅回路に供給し、上記低域周波数成
分が所定値以下のときは上記低域周波数成分制御電圧の
上記電圧制御増幅回路への供給を遮断するように制御す
るものであるが、上記電圧制御増幅回路へ供給される低
域周波数成分制御電圧を上記低域周波数成分のレベルに
応じて可変するように制御してもよく、本発明の音響装
置は、特に上記一実施例に限定されるものではない。
【００１７】
【発明の効果】本発明の音響装置は、上記のような構成
であるから、制御手段にてステレオ音声信号の低域周波
数成分のレベルに応じて該低域周波数成分の出力を制御
でき、従って入力ソースの種類によって最適な再生出力
を得ることができる。
であるから、制御手段にてステレオ音声信号の低域周波
数成分のレベルに応じて該低域周波数成分の出力を制御
でき、従って入力ソースの種類によって最適な再生出力
を得ることができる。
【図１】本発明の音響装置の一実施例を示すブロック回
路図である。
路図である。
【図２】従来の音響装置を示すブロック回路図である。
Ｌ 左チャンネルの音声信号 Ｒ 右チャンネルの音声信号 Ｌｏｗ 低域周波数成分 ７ 制御手段
Claims (1)
- 【請求項１】 ステレオ音声信号と、該ステレオ音声信
号の低域周波数成分とを別々に出力する機能を有する音
響装置において、上記低域周波数成分のレベルに応じて
該低域周波数成分の出力を制御する制御手段を設けたこ
とを特徴とする音響装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3321604A JPH05161199A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 音響装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3321604A JPH05161199A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 音響装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05161199A true JPH05161199A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18134390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3321604A Pending JPH05161199A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 音響装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05161199A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006287483A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Aiwin Kk | 体感音響装置用信号処理回路 |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP3321604A patent/JPH05161199A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006287483A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Aiwin Kk | 体感音響装置用信号処理回路 |
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