JPH05152035A - 電子機器におけるジヤツク装置 - Google Patents

電子機器におけるジヤツク装置

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JPH05152035A
JPH05152035A JP34207191A JP34207191A JPH05152035A JP H05152035 A JPH05152035 A JP H05152035A JP 34207191 A JP34207191 A JP 34207191A JP 34207191 A JP34207191 A JP 34207191A JP H05152035 A JPH05152035 A JP H05152035A
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JP
Japan
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jack
pin
lid
pin jack
support member
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JP34207191A
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English (en)
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Kentaro Shishido
謙太郎 宍戸
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フロントパネル2に設けられるピンジャック
嵌合孔に臨むピンジャックと、このピンジャックをフロ
ントパネルに支持するピンジャック支持部材33と、上
記ピンジャック嵌合穴より臨むピンジャックのピンプラ
グ挿入孔を閉塞するジャック蓋11を備えてなり、上記
ジャック蓋11にはフロントパネル2に設けられるロッ
ク爪係止穴15に係止されるロック爪16が設けられる
とともに、ヒンジ部17を介してフロントパネル2に設
けられるスリット24より該フロントパネル2内に臨む
ジャック蓋固定部18が設けられ、このジャック蓋固定
部18の溝25にピンジャック支持部材33が係合す
る。 【効果】 ジャック蓋を外筐に確実に取付けることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダやテレビジョン受像機等の電子機器におけるジャ
ック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオテープレコーダやテレビ
ジョン受像機等の電子機器に設けられるジャック装置と
しては、外筐に設けられるピンジャック嵌合穴に臨むピ
ンジャックと、これを外筐に支持するピンジャック支持
部材と、上記ピンジャック嵌合穴より臨むピンジャック
のピンプラグ挿入孔を閉塞するジャック蓋とから構成さ
れている。
【0003】上記ジャック蓋101は、例えば図12に
示すように、外筐102に設けられたスリット102a
に当該ジャック蓋101に設けられたジャック蓋固定部
103を内方に臨ませ、そのジャック蓋固定部103の
先端側に設けた爪部104を当該スリット102aの開
口周縁部に当接させることにより、上記外筐102に対
する抜け止めを図るようになっている。
【0004】または、図13に示すように、外筐102
にジャック蓋101を固定するための係合突起105を
設けておき、この係合突起105にジャック蓋101に
設けた係合孔106を挿通させ、この係合突起105の
先端部を溶かすことによって、上記ジャック蓋101を
外筐102に固定している。或いは、ジャック蓋101
を外筐102に対してその外側よりネジ止めすることに
より、上記ジャック蓋101を外筐102に固定するよ
うにしている。
【0005】一方、ピンジャック(図示は省略する。)
は、外筐102に設けられるピンジャック嵌合穴に臨ん
で設けられ、当該外筐102に固定される板金等よりな
る略L字状をなすピンジャック支持部材(図示は省略す
る。)により、上記外筐102に対して固定される。す
なわち、ピンジャック支持部材の一端部が外筐102に
固定され、他端部の平板をなす平坦面で上記ピンジャッ
クを外筐102側へ押さえ込む形で固定するようになっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図12に示
すジャック蓋101の固定手段では、繰り返し行われる
ジャック蓋101の開閉動作によって上記爪部104が
スリット102aより外れやすいという欠点がある。ま
た、図13に示すジャック蓋101の固定手段では、外
筐102の外壁に突起105が出るため外観を損なう。
【0007】一方、L字状をなす板金よりなるピンジャ
ック支持部材でピンジャックを押さえる手段では、ピン
プラグの抜き差し時の押圧力により、ピンジャック支持
部材の屈曲部分が変形し、上記外筐102に対するピン
ジャックのがたつきが発生する。
【0008】そこで本発明は、上述の技術的な課題に鑑
みて提案されたものであって、外観を損なうことなく、
ジャック蓋を外筐に確実に取付けることが可能な信頼性
の高い電子機器におけるジャック装置を提供することを
目的とする。さらに本発明は、がたつきのない確実なピ
ンジャックの固定が可能な電子機器におけるジャック装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、電子機器の外筐に設けられるピンジャ
ック嵌合穴に臨むピンプラグが挿入されるピンジャック
と、上記ピンジャックを外筐に支持するピンジャック支
持部材と、上記ピンジャック嵌合穴より臨むピンジャッ
クのピンプラグ挿入孔を閉塞するジャック蓋を備えてな
り、上記ジャック蓋には、外筐に設けられるロック爪係
止穴に係止されるロック爪が設けられるとともに、ヒン
ジ部を介して外筐に設けられるスリットより外筐内に臨
むジャック蓋固定部が設けられ、上記ジャック蓋固定部
に形成される溝にピンジャック支持部材が係合して当該
ジャック蓋が外筐に対しヒンジ部を介して回動自在に取
付けられることを特徴とするものである。
【0010】さらに本発明は、ピンジャック支持部材に
補強用の桟が設けられたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明にかかるジャック装置においては、ピン
ジャック支持部材が係合する溝を有したジャック蓋固定
部が外筐に設けられるスリットより外筐内に臨み、この
溝にピンジャック支持部材が係合することでジャック蓋
が外筐に対してヒンジ部を介して回動自在に取付けられ
るため、確実にジャック蓋が外筐に固定される。また、
ジャック蓋を取付けるための突起等が外筐の外周部には
存在しないため、外観が損なわれない。
【0012】また、本発明にかかるジャック装置におい
ては、ジャック蓋を固定するピンジャック支持部材に補
強用の桟が設けられているので、繰り返し行われるピン
プラグの抜き差し時の押圧力による当該ピンジャック支
持部材の変形が回避される。
【0013】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例は、
自動車等に搭載されるテレビジョン受像機に本発明を適
用した例である。
【0014】テレビジョン受像機は、図1に示すよう
に、主として陰極線管1や各種回路基板等から構成され
る機器本体と、陰極線管1の前面パネルを外部に臨ませ
る外筐であるフロントパネル2と、機器本体を内部に収
容するケース3と、機器本体を支えるフレーム4とから
構成されている。
【0015】上記陰極線管1には、例えば1つの電子銃
から出射される1本の電子ビームによってパネルの内面
に配列されたR(レッド),G(グリーン),B(ブル
ー)よりなる3原色の色蛍光体ストライプを順次走査す
ることにより、カラー画像を再現する,いわゆるインデ
ックス形テレビが用いられる。かかるインデックス形テ
レビは、1本の電子ビームでR・G・B・R・G・B・
・・とこれら3原色を順次走査して行き、その走査に合
わせてCRTに入力する色信号をR・G・B順に切り換
えるものである。したがって、インデックス形テレビに
おいては、アパチャーグリルやシャドウマスク等の色選
別機構が不要で、また白黒ブラウン管並みの簡単な構造
で、奥行きの極めて短いブラウン管とすることができる
等、車載用の陰極線管に使用して極めて有利である。
【0016】上記陰極線管1の前面パネルの内面には、
R,G,Bの色蛍光体ストライプが順次配列されて蛍光
面が形成されるとともに、メタルバックの裏面上に電子
ビームの位置を検出するためのインデックス蛍光体スト
ライプ(いずれも図示は省略する。)が形成されてい
る。また、上記陰極線管1のネック部には、電子銃が配
されるとともに、その外周囲に電子ビームを走査するた
めの偏光ヨーク(いずれも図示は省略する。)が設けら
れている。
【0017】上記ケース3は、上記フレーム4とによっ
て機器本体を内部に収容するに足る大きさ、且つ自動車
のコンソール等に設けられるスペースに収容し得る大き
さの外形形状として形成されている。上記ケース3は、
機器本体の側面を覆って設けられる一対の側板5,6
と、機器本体の上面を覆って設けられる天面7とから構
成され、これら側板5,6と天面7とが一体的に略コ字
状となるように折曲形成されている。
【0018】一方、フレーム4は、上記陰極線管1等の
機器本体を支持するためのもので、金属板を略L字状に
折曲形成することにより形成されている。そして、この
フレーム4には、底面に対して直角に切り立って設けら
れる背面部分に、機器本体内の熱を外方に放熱するため
のファンモータ(図示は省略する。)が設けられてい
る。
【0019】一方、フロントパネル2は、機器本体の前
面に取付けられ、陰極線管1の前面パネルを外方に臨ま
せる開口部8を有している。また、このフロントパネル
2には、陰極線管1の各種機能を操作するための操作釦
9や、この機器本体と接続されるCDプレーヤやビデオ
テープレコーダ等の電子機器を操作する各種の操作釦1
0が設けられている。そしてさらに、このフロントパネ
ル2には、上記CDプレーヤやビデオテープレコーダ等
の電子機器と接続を図るためのジャック装置が取付けら
れている。
【0020】ジャック装置は、フロントパネル2に設け
られるピンジャック嵌合穴に臨むピンプラグが挿入され
るピンジャックと、このピンジャックをフロントパネル
2に支持するピンジャック支持部材と、上記ピンジャッ
ク嵌合穴より臨むピンジャックのピンプラグ挿入孔を閉
塞するジャック蓋とから構成されている。
【0021】上記ジャック蓋11は、図2ないし図4に
示すように、フロントパネル2に設けられるピンジャッ
クが臨むピンジャック嵌合穴12,13を閉塞する蓋本
体14と、上記フロントパネル2に設けられるロック爪
係止穴15に係止されるロック爪16と、上記蓋本体1
4にヒンジ部17を介して設けられるジャック蓋固定部
18とを有してなる。かかるジャック蓋11は、例えば
高弾性力を有するウレタン系エラストマーよりなり、射
出成形によって一体成形されている。
【0022】上記蓋本体14は、図5に示すフロントパ
ネル2に段差加工されることにより形成されるジャック
蓋取付け部19を覆うに足る大きさの平面長方形状をな
す板状体として形成されている。そしてこの蓋本体14
の表面14aには、操作性を考慮して断面略円弧状をな
す突出部20が平面楕円形状として設けられている。ま
た、この蓋本体14の裏面14bには、ピンジャック嵌
合穴12,13より臨むピンジャックの先端部との接触
を防止するための平面円弧状をなす凹部21,22が設
けられている。
【0023】上記ロック爪16は、上記蓋本体14の裏
面14bに上記フロントパネル2に設けられるロック爪
係止穴15に対向する位置に設けられている。このロッ
ク爪16は、上記ロック爪係止穴15への挿入を容易な
らしめるために先端部が円弧状となされ、その先端側に
ロック爪係止穴15と係合する爪部16aが設けられて
いる。
【0024】上記ジャック蓋固定部18は、上記蓋本体
14の長手方向の一側縁に厚みが薄くなされることによ
り形成されるヒンジ部17を介してこの一側縁に沿って
当該蓋本体14と略水平に設けられる平板状のスリット
閉蓋部材23の先端側に設けられている。上記スリット
閉蓋部材23は、フロントパネル2の底面2aに開設さ
れる平面長方形状のスリット24を覆うに足る大きさの
平面長方形状をなす板状体として形成されている。この
スリット閉蓋部材23の先端側に当該スリット閉蓋部材
23に対して略垂直に設けられるジャック蓋固定部18
は、上記スリット24に挿入されるに足る大きさに形成
され、その先端部が上記フロントパネル2の内部に臨む
ようになっている。そしてこのジャック蓋固定部18に
は、後述するピンジャック支持部材が係合する断面略コ
字状をなす溝25がジャック蓋固定用溝として長手方向
に沿って形成されている。そしてさらに、このジャック
蓋固定部18には、上記ジャック蓋固定用溝25とは反
対側の面にフロントパネル2の背面側の底壁2cに係合
する仮止め用の係止爪26が設けられている。
【0025】一方、ピンジャック27,28は、図10
に示すように、ピンプラグ(図示は省略する。)を挿入
させるピンプラグ挿入孔29,30を有し、配線パター
ンが形成された1枚のプリント基板31の一方の面31
aに前記ピンジャック嵌合穴12,13と対応した位置
にそれぞれ設けられている。このプリント基板31に
は、上端面に突起32が設けられ、この突起32に後述
のピンジャック支持部材に設けられるプリント基板位置
決め溝が係合し、当該プリント基板31をフロントパネ
ル2に対して垂直となるように保持するようになってい
る。そしてその突起32には、上記ピンジャック27,
28が設けられる面31aとは反対側の面31bにアー
スをとるためのアースパターン(図示は省略する。)が
設けられている。
【0026】そして上述のジャック蓋11及びピンジャ
ック27,28をフロントパネル2に対して同時に固定
するピンジャック支持部材33は、図7ないし図9に示
すように、金属板を板金加工することによって断面略L
字状となるように折曲形成されている。このピンジャッ
ク支持部材33の一方の側板34は、図10及び図11
に示すフロントパネル2の背面側の内側壁2dに所定間
隔で略平行に設けられる一対のリブ35,36の間に挿
入されるようになっている。挿入された状態では、上記
リブ35,36によってその両側縁部34a,34bが
把持され、当該ピンジャック支持部材33が上記フロン
トパネル2に対して位置決めされる。なお、上記側板3
4は、正面形状が略L字状なされている。
【0027】また、上記側板34の両側縁部34a,3
4bは、挿入方向に行くに従って板幅が狭くなるように
傾斜され、上記リブ35,36間への挿入が容易なもの
となされると同時に抜け止め防止が図れるようになされ
ている。そしてこの側板34の長手方向の先端縁部34
cは、前記ジャック蓋11のジャック蓋固定部18に設
けられるジャック蓋固定用の溝25に係合し、当該ジャ
ック蓋11をフロントパネル2に固定する役目をするよ
うになっている。
【0028】さらにこの側板34には、一方のピンジャ
ック27を支持するためのピンジャック支持部37が設
けられている。上記ピンジャック支持部37は、側板3
4に開設された半円弧状をなす開口38の周縁部に設け
られ、上記ピンジャック27側へ折曲されることにより
舌片形状として形成されている。そしてこの舌片形状を
なすピンジャック支持部37は、上記一方のピンジャッ
ク27のフランジ部27aを上から押さえ付けるように
なっている。また、このピンジャック支持部37の上方
には、フレーム4側よりネジ止めされるネジ孔39が設
けられている。
【0029】そして他方の側板40,41は、一対の板
状体として形成され、その一方の側板40が他方のピン
ジャック28を支持し、もう片方の側板41が前記プリ
ント基板31を支持するようになっている。一方の側板
40は、他方のピンジャック28と対向する位置に設け
られ、当該ピンジャック28の上端面28aを上から押
さえる付けるようになっている。なお、この側板40に
は、上記フロントパネル2の背面側に設けられる雌ネジ
が切られた円筒状のボス42と対向する位置に、上記ピ
ンジャック支持部材33をネジ止めするためのネジ取付
け孔43が設けられている。これに対して他方の側板4
1には、前記プリント基板31に設けられた突起32を
挿通させるプリント基板位置決め溝44が設けられてい
る。このプリント基板位置決め溝44に上記突起32を
挿通係合させることで、上記プリント基板31がフロン
トパネル2の底壁2cに対して略垂直に保持されること
になる。なお、上記プリント基板位置決め溝44に突起
32が係合した状態では、当該突起32に形成されたア
ースパータンが当該プリント基板位置決め溝44の開口
内周面に接触することになる。
【0030】そして特に、本実施例では、上記側板34
と他方の側板41の屈曲部45の強度を高める目的で、
この屈曲部45の両脇にこれら側板34,41とを連結
させる補強用の一対の桟46,47が設けられている。
これら桟46,47は、ピンジャック支持部材33を板
金加工する際に切り曲げ加工することにより形成されて
おり、上記両側板34,41と一体的に形成されてい
る。なお、上記桟46,47は、ピンジャック支持部材
33とは別個に別部材としてこれら両側板34,41に
設けるようにしても構わない。
【0031】上述のように構成されたジャック蓋11及
びピンジャック27,28は、上記ピンジャック支持部
材33によって以下のように前記フロントパネル2に対
して取付けられている。すなわち、図6に示すように、
上記ジャック蓋11のジャック蓋固定部18がフロント
パネル2に開設されたスリット24より挿入され、当該
フロントパネル2の内部へ臨むようになっている。そし
て、このジャック蓋固定部18に設けられた係止爪26
が上記フロントパネル2の背面側の底壁2cと係合し、
上記ジャック蓋11をフロントパネル2に対して仮止め
する。またこのとき、ジャック蓋11にヒンジ部17を
介して設けられたスリット閉蓋部材23により、上記ス
リット24が閉蓋される。
【0032】そして、上記ジャック蓋固定部18の溝2
5に、上記フロントパネル2に設けられたボス42にネ
ジ48によってネジ止めされたピンジャック支持部材3
3の一方の側板34の先端縁部34cが係合することに
より、上記ジャック蓋11がフロントパネル2に対して
固定されている。したがって、上記ジャック蓋11は、
フロントパネル2に対して図6中矢印Xで示す方向に回
動自在に取付けられ、蓋本体14に設けられたロック爪
16が上記フロントパネル2に開設されたロック爪係止
穴15に係止される。
【0033】一方、ピンジャック27,28は、図11
に示すように、フロントパネル2に設けられたピンジャ
ック嵌合穴12,13にそれぞれ嵌合して臨み、ピンジ
ャック支持部材33に設けられるピンジャック支持部3
7と側板40とによって上から押さえ付けられた状態で
支持される。すなわち、一方のピンジャック27はピン
ジャック支持部37によって押さえ付けられ、他方のピ
ンジャック28は側板40によって押さえ付けられるこ
とになる。またこのとき、ピンジャック支持部材33に
設けられたプリント基板位置決め溝44に、ピンジャッ
ク27,28を支持するプリント基板31の突起32が
係合するため、当該プリント基板31がフロントパネル
2に対して固定されることになる。そして、このピンジ
ャック支持部材33には、側板34に設けられたネジ孔
39に前記フレーム4をネジ止めするためのネジが止め
られる。この結果、プリント基板31の突起32に設け
られたアースパターンとプリント基板位置決め溝44の
開口周縁部との電気的接続を通じて、上記ネジより機器
の外部へとアースがとられる。
【0034】以上のように、ジャック蓋11はピンジャ
ック支持部材37によってフロントパネル2の背面側に
取付けられているので、当該フロントパネル2の前面側
にはこのジャック蓋11を取付ける取付け部分が存在せ
ず外観が損なわれない。また、溝25に板金よりなるピ
ンジャック支持部材37の先端縁部34cを係合させる
ようにしているので、上記ジャック蓋11のフロントパ
ネル2に対する取付け強度が高まり、当該ジャック蓋1
1の繰り返し行われる開閉操作により上記フロントパネ
ル2から外れるようなことがない。また、上記ピンジャ
ック支持部材37には補強用の桟46,47が設けられ
ているので、繰り返し行われるピンプラグの抜き差し時
に加わる押圧力により当該ピンジャック支持部材33が
変形するようなことがない。したがって、ピンジャック
27,28をフロントパネル2に対してがたつきなく確
実に固定することができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明にかかる電子機器におけるジャック装置においては、
ピンジャック支持部材が係合する溝を有したジャック蓋
固定部が外筐に設けられるスリットより外筐内に臨み、
この溝にピンジャック支持部材が係合することでジャッ
ク蓋が外筐に対してヒンジ部を介して回動自在に取付け
られるため、確実にジャック蓋を外筐に固定することが
できる。また、ジャック蓋を取付けるための取付け部が
外筐の外周部には存在しないため、外観が損なわれるこ
とがない。
【0036】また、本発明にかかる電子機器におけるジ
ャック装置においては、ジャック蓋を固定するピンジャ
ック支持部材に補強用の桟が設けられているので、繰り
返し行われるピンプラグの抜き差し時の押圧力による当
該ピンジャック支持部材の変形を防止することができ
る。したがって、ピンジャックをフロントパネルに対し
てがたつきなく確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を車載用テレビジョン受像機に適用した
例を示す斜視図である。
【図2】ジャック蓋の斜視図である。
【図3】ジャック蓋の底面図である。
【図4】ジャック蓋の側面図である。
【図5】ジャック蓋が取付けられる部分を拡大して示す
フロントパネルの要部拡大斜視図である。
【図6】ジャック蓋がフロントパネルに取付けられた状
態を示す断面図である。
【図7】ピンジャック支持部材の斜視図である。
【図8】ピンジャック支持部材の側面図である。
【図9】ピンジャック支持部材の正面図である。
【図10】ピンジャックをフロントパネルに取付ける状
態を示す斜視図である。
【図11】ピンジャックをピンジャック支持部材によっ
てフロントパネルに固定する状態を示す斜視図である。
【図12】従来の手段によりジャック蓋をフロントパネ
ルに取付けた状態を一部破断して示す要部拡大斜視図で
ある。
【図13】さらに従来の手段によりジャック蓋をフロン
トパネルに取付けた状態を一部破断して示す要部拡大斜
視図である。
【符号の説明】
1・・・陰極線管 2・・・フロントパネル 3・・・ケース 4・・・フレーム 11・・・ジャック蓋 12,13・・・ピンジャック嵌合穴 15・・・ロック爪係止穴 16・・・ロック爪 17・・・ヒンジ部 18・・・ジャック蓋固定部 25・・・溝 33・・・ピンジャック支持部材 34c・・・先端縁部 37・・・ピンジャック支持部 40,41・・・側板 46,47・・・桟

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の外筐に設けられるピンジャッ
    ク嵌合穴に臨むピンプラグが挿入されるピンジャック
    と、 上記ピンジャックを外筐に支持するピンジャック支持部
    材と、 上記ピンジャック嵌合穴より臨むピンジャックのピンプ
    ラグ挿入孔を閉塞するジャック蓋を備えてなり、 上記ジャック蓋には、外筐に設けられるロック爪係止穴
    に係止されるロック爪が設けられるとともに、ヒンジ部
    を介して外筐に設けられるスリットより外筐内に臨むジ
    ャック蓋固定部が設けられ、 上記ジャック蓋固定部に形成される溝にピンジャック支
    持部材が係合して当該ジャック蓋が外筐に対しヒンジ部
    を介して回動自在に取付けられることを特徴とする電子
    機器におけるジャック装置。
  2. 【請求項2】 ピンジャック支持部材に補強用の桟が設
    けられたことを特徴とする請求項1記載の電子機器にお
    けるジャック装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009040158A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Kojima Press Co Ltd 車両用コンソールパネル
JP2009040159A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Kojima Press Co Ltd 車両用コンソールパネル
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