JPH05122694A - Catv端末装置およびcatvシステム - Google Patents

Catv端末装置およびcatvシステム

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JPH05122694A
JPH05122694A JP3281451A JP28145191A JPH05122694A JP H05122694 A JPH05122694 A JP H05122694A JP 3281451 A JP3281451 A JP 3281451A JP 28145191 A JP28145191 A JP 28145191A JP H05122694 A JPH05122694 A JP H05122694A
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JP
Japan
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viewing
catv
program
terminal device
television signal
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JP3281451A
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Masahiko Kawasaki
昌彦 川崎
Eiji Oga
栄治 大賀
Tatsuo Takahashi
達夫 高橋
Ryusuke Tozaki
隆介 戸崎
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各番組毎にペアレンタル機能を設定可能で、
番組編成のフレキシビリティを向上するCATV端末装
置およびCATVシステムを提供する。 【構成】 CATV端末装置の視聴モードを指示するた
めの入力手段と、前記入力手段からの視聴モード選択入
力を受け、視聴モード選択状態を記憶する視聴モード記
憶手段と、CATVセンタ側から送信される放送プログ
ラムに対応する視聴条件データおよび選択モード記憶手
段に記憶された視聴モード選択状態に基づいて、当該放
送プログラムが視聴を許可されている放送プログラムで
あるか否かを判別する視聴許可判別手段と、視聴許可判
別手段の判別結果に基づいてスクランブルを解除するデ
スクランブル手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATV(Cable Tele
vision または Community Antenna Television)端末
装置およびCATVシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】CATVシステムは、CATVセンタと
複数の受信契約者のCATV端末装置との間を伝送ケー
ブルを介して有線で結び、CATVセンタ側から自主放
送番組やオンエアされている商業放送番組を受信契約者
のCATV端末装置に提供するようにしたシステムであ
る。最近ではデータ通信も行われるようになった。ま
た、CATV端末装置側からCATVセンタ側への信号
(上り信号)の伝送が可能な双方向CATVシステムも
出現している。CATVシステムのうち、学校やホテル
等でのシステムCCTV(Closed Circuit TV)と呼
んで区別する場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のCATVシ
ステムにおいては、放送プログラムの内容により、視聴
者を限定するペアレンタル機能を有していた。その制御
方法は、ある特定のチャンネル全体をペアレンタル機能
を動作させるチャンネルとして設定していたため、当該
チャンネルの放送プログラムを視聴するためには、キー
ボードまたはリモートコントロール装置などからパスワ
ードを入力したり、端末装置に設けたロック解除キーな
どを操作して一旦ペアレンタル機能を解除する必要があ
った。これにより、当該チャンネルの利用率が悪くなる
とともに、システム全体としては放送効率が低下してし
まうという問題点があった。
【0004】そこで本発明の目的は、放送プログラムを
幾つかの等級に分類し、それぞれについて視聴者を限定
するための指定を行えるようにして(より具体的には、
例えば、18才未満視聴禁止のX指定、18才未満は両
親か成人の同伴が必要とされるR指定、親の監視が必要
で作品によっては13才未満の子供には視聴させない方
がよいPG−13指定等がある。)各番組毎にペアレン
タル機能を設定することが可能で、番組編成のフレキシ
ビリティを向上することができるCATV端末装置およ
びCATVシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
第1の発明は、CATVセンタからのテレビジョン信号
を受信して受像機に送出するCATV端末装置におい
て、当該CATV端末装置の視聴モードを指示するため
の入力手段と、前記入力手段からの視聴モード選択入力
を受けて、視聴モード選択状態を記憶する視聴モード記
憶手段と、CATVセンタ側から送信される放送プログ
ラムに対応する視聴条件データおよび前記選択モード記
憶手段に記憶された視聴モード選択状態に基づいて、当
該放送プログラムが視聴を許可されている放送プログラ
ムであるか否かを判別する視聴許可判別手段と、前記視
聴許可判別手段の判別結果に基づいてスクランブルを解
除するデスクランブル手段と、を備えて構成する。
【0006】また、第2の発明は、テレビジョン信号を
送信するCATVセンタと、当該テレビジョン信号を伝
送する伝送路と、前記テレビジョン信号を受信する複数
のCATV端末装置と、当該複数のCATV端末装置に
接続された受像機と、を備えたCATVシステムにおい
て、前記CATVセンタは送信すべきテレビジョン信号
に放送プログラムに関するプログラムデータ、当該プロ
グラムデータに対応するチャンネルデータおよびプログ
ラム開始時間データを重畳して送出する変調手段を有
し、前記CATV端末装置は、当該CATV端末装置の
視聴モードを指示するための入力手段と、前記入力手段
からの視聴モード選択入力を受けて、視聴モード選択状
態を記憶する視聴モード記憶手段と、CATVセンタ側
から送信される放送プログラムに対応する視聴条件デー
タおよび前記選択モード記憶手段に記憶された視聴モー
ド選択状態に基づいて、当該放送プログラムが視聴を許
可されている放送プログラムであるか否かを判別する視
聴許可判別手段と、当該放送プログラムに対応するチャ
ンネルのテレビジョン信号を前記受像機に送出する受信
制御手段と、前記視聴許可判別手段の判別結果に基づい
て前記受信制御手段の前記受像機へのテレビジョン信号
の映出を禁止する視聴禁止手段と、を備えて構成する。
【0007】
【作用】第1の発明によれば、視聴モード記憶手段は、
前記入力手段からの視聴モード選択入力を受けて、視聴
モード選択状態を記憶する。視聴許可判別手段は、CA
TVセンタ側から送信される放送プログラムに対応する
視聴条件データおよび前記選択モード記憶手段に記憶さ
れた視聴モード選択状態に基づいて、当該放送プログラ
ムが視聴を許可されている放送プログラムであるか否
か、すなわち、当該放送プログラムがデスクランブルし
てもよい放送プログラムであるか否かを判別する。デス
クランブル手段は前記視聴許可判別手段の判別結果に基
づいてスクランブルを解除する。したがって、同一チャ
ンネルにおいてさえも視聴が許可されている放送プログ
ラム毎にその放送プログラムのみが視聴できることとな
る。
【0008】また、第2の発明は、CATVセンタの変
調手段は、送信すべきテレビジョン信号に放送プログラ
ムに関するプログラムデータ、当該プログラムデータに
対応するチャンネルデータおよびプログラム開始時間デ
ータを重畳して送出する。
【0009】また、CATV端末装置の視聴モード記憶
手段は、入力手段からの視聴モード選択入力を受けて、
視聴モード選択状態を記憶する。視聴許可判別手段は、
CATVセンタ側から送信される放送プログラムに対応
する視聴条件データおよび前記選択モード記憶手段に記
憶された視聴モード選択状態に基づいて、当該放送プロ
グラムが視聴を許可されている放送プログラムであるか
否か、すなわち、当該放送プログラムがデスクランブル
してもよい放送プログラムであるか否かを判別する。視
聴禁止手段は、視聴許可判別手段の判別結果に基づいて
前記受信制御手段の前記受像機へのテレビジョン信号の
映出を禁止する。したがって、CATVセンタは、同一
放送チャンネルでペアレンタル機能の等級が異なる放送
プログラムを送信することができるので、チャンネルの
使用効率が向上する。また、視聴者は同一チャンネルで
あっても、視聴が許可されている放送プログラムのみが
視聴できることとなり、例えば、子供に見せたくない放
送プログラムのみを視聴できない状態とすることができ
る。
【0010】
【実施例】次に本発明の好適な実施例を図面に基づいて
説明する。図1に本発明の一実施例であるCATVシス
テムの構成を示す。このCATVシステム100は、C
ATVセンタ(ヘッドエンド)101と、複数のCAT
V端末102と、TV受像機3とを備えている。CAT
Vセンタ101は、商業放送番組を人工衛星103から
衛星用アンテナ1により受信し、または地上波による商
業放送番組を地上波用アンテナ2により受信する。ある
いは、自主番組を作成し、これらのテレビジョン信号を
スクランブル処理するなどして伝送路である伝送ケーブ
ル幹線108、幹線増幅器104、幹線分岐増幅器10
5、伝送ケーブル分岐線109、分岐器106、保安器
107を介して各CATV端末102に分配サービスす
る。一般に、分配サービスは各ユーザ(視聴者)との契
約により行われ、有料である。
【0011】送信されたCATV信号はCATV端末1
02で受信され、盗視聴防止用のスクランブル処理を元
に戻すデスクランブル処理などがなされた後、TV受像
機3に送られてユーザに視聴される。
【0012】図2に、CATVセンタの構成を示す。C
ATVセンタ101は、衛星用アンテナ1と、この衛星
用アンテナ1により受信された衛星用信号を周波数変換
するBSコンバータ4と、シグナルプロセッサ5と、混
合器6とを備えている。混合器6には、また地上波によ
る放送信号を受信する地上波用アンテナ2およびシグナ
ルプロセッサ7からの信号が入力される。また、CAT
Vセンタ101内で作成されたTVカメラ8からの映像
信号や番組VTR11からの映像信号はスクランブラ9
により盗視聴防止用のスクランブル処理、例えばGSS
(gated sync.suppression)方式で処理された後、変調
器10を介して混合器6に入力される。また、インバン
ドデータやアウトバンド伝送による制御データがコント
ロールコンピュータ15から発生され、通信制御装置1
6によって、アウトバンド伝送の為のFSK変調を行
い、インバンドデータは変調器に入力され、音声IF
(中間周波)信号をAM変調して伝送する。
【0013】図3はCATV端末の構成を示すブロック
図である。通常の番組放送の場合は、CATVセンタか
らのRF(Radio Frequency )信号はコンバータ20に
入力される。コンバータ20は、入力された信号の中か
ら所望のチャンネルを選局し、選局したチャンネルの信
号を周波数変換して中間周波数信号IFを出力する。中
間周波数信号IFはセレクタ21を介してデスクランブ
ラ22に入力される。
【0014】デスクランブラ22は中間周波数信号IF
内に重畳されているスクランブルデータをAM検波によ
り抽出し、デスクランブルを行う。デスクランブルされ
た信号は変調器23に送られ、音声信号部分がFM変調
された状態で映像信号部分がAM変調された状態で、R
F信号としてTV受像機へ出力される。ただし、地震、
暴風雨の災害警報等の一斉緊急放送の場合にはスクラン
ブル処理を行わないので、デスクランブラ22を通さず
にセレクタ21から直接、変調器23に出力する。
【0015】ここで、リモコン35の構成を図4を参照
して説明する。リモコン35は、赤外線により各種デー
タをリモートコントロール入力部30に送信するように
構成されており、リモコン35の操作パネル上には、C
ATV端末の電源をON/OFFする電源ボタンK
1 と、メニュー画面を表示するためのメニューボタンK
2 と、有料番組を購入するための指示を行うオーダーボ
タンK3 と、チャンネル/レスポンス切換ボタンK
4 と、TV受像機3に各種情報を表示するためのディス
プレイボタンK5 と、各種データを確定入力するための
エンターボタンK6 と、クリアボタンK7 と、メモリ内
容を読み出すメモリリコールボタンK8 と、TV受像機
の出力音声をミュートするミュートボタンK9 と、ボリ
ュームアップボタンK10と、ボリュームダウンボタンK
11と、チャンネル切換前のチャンネルの番組をTV受像
機に表示するラストチャンネルリコールボタンK12と、
シーソー形式のチャンネルアップダウンボタンK13と、
ペアレンタル設定モードと通常モードとを切換えるペア
レンタルボタンK14と、ペアレンタル設定モードにおけ
る各種設定モードを切換えるモードボタンK15と、ペア
レンタル設定モードにおける(視聴)許可指定か禁止指
定かを切換える許可/禁止ボタンK16と、“1”〜
“0”ボタンの10個の数字ボタンからなる数字ボタン
群KNUM と、を備えて構成されている。この場合におい
て、数字ボタン群KNUM のうち“1”〜“7”ボタン
は、タイマ入力を行う際には、それぞれ曜日ボタン
(“SUN ”、…、“SAT ”)として用いられ、“0”ボ
タンは毎日ボタン(“SUN ”〜“SAT ”)として用いら
れる。また、チャンネルアップダウンボタンK13はタイ
マ入力を行う際には、午前(AM)ボタンと午後(PM)ボ
タンとして用いられる。なお、これらのボタンと同一の
動作を行うキーがキーボード部29のキーパネルにも設
けられているものとする。
【0016】次に、図5乃至図8を参照して動作を説明
する。視聴モード設定時 図5に視聴モード設定時の動作フローチャートを示す。
【0017】視聴者がCATV端末装置の背面側に設け
られたペアレンタル機能ロック装置(図示せず)を解除
状態にし(ステップS1)、キーボード部29またはリ
モコン35のペアレンタルボタンK14を押すことにより
CPU25はペアレンタル設定モードとなる(ステップ
S2)。
【0018】これによりCATV端末装置は、図6
(a)に示すように3個のLEDL1 、L2 、L3 のう
ちX指定LEDL1 が点灯し、X指定の設定モードとな
る(ステップS3)。
【0019】つづいて視聴者は、キーボード部29また
はリモコン35の許可/禁止ボタンK16を押し下げるこ
とにより、X指定の等級が許可指定か禁止指定かを選択
する(ステップS4)。この許可/禁止ボタンK16は押
し下げる度に許可指定と禁止指定が切り替る構成となっ
ている。これに伴い、許可指定が選択される場合には7
セグメントLEDSEG に図6(b)に示すように、E
(Enable)マークが表示され、禁止指定が選択される場
合には図6(c)に示すように、d(disable )マーク
が表示される。
【0020】つぎにキーボード部29またはリモコン3
5のモードボタン(設定ボタン)K 15を押すと、R指定
LEDL2 が点灯しR指定の設定モードとなる(ステッ
プS5)。
【0021】同様に視聴者は、キーボード部29または
リモコン35の許可/禁止ボタンK 16を押し下げること
により、許可指定か禁止指定かを選択する(ステップS
6)。これに伴い、許可指定が選択される場合には7セ
グメントLEDに図6(b)に示すように、E(Enabl
e)マークが表示され、禁止指定が選択される場合には
図6(c)に示すように、d(disable )マークが表示
される。
【0022】つぎにモードボタンK15を押すと、PG−
13指定LEDが点灯しPG−13指定の設定モードと
なる(ステップS7)。再び視聴者は、キーボード部2
9またはリモコン35の許可/禁止ボタンK16を押し下
げることにより、許可指定か禁止指定かを選択する(ス
テップS8)。これに伴い、許可指定が選択される場合
には7セグメントLEDSEG に図6(b)に示すよう
に、E(Enable)マークが表示され、禁止指定が選択さ
れる場合には図6(c)に示すように、d(disable )
マークが表示される。
【0023】つぎにモードボタンK15を押すと、ペアレ
ンタルモード設定を終了し(ステップS9)、上述の設
定処理で行った設定がメモリ26の図示しないRAMに
登録される。
【0024】つぎにペアレンタルボタンK14を押すこと
で、ペアレンタル設定モードを抜ける。その後通常使用
状態に戻すため、CATV端末装置の背面のキーロック
装置の鍵をかけてロック状態にする。
【0025】通常視聴時 図7に通常視聴時の動作フローチャートを示す。CAT
V端末装置の図示しない背面のロックキーをロック状態
にすると(ステップS11)通常視聴状態となる。そこ
で視聴したいチャンネルを選局すると(ステップS1
2)、CPU25はそのチャンネルに重畳されている図
8に示すようなインバンドデータIDのレーティング番
号RNを取りだし(ステップS13)、RAMからレー
ティング番号に対応する許可/禁止データを取りだす
(ステップS14)。ここでレーティング番号RNと
は、図8に示すようにそのプログラム毎に特定されてい
るペアレンタル機能の等級に1対1で対応している番号
であり、例えば0が指定なし(通常番組)、1がX指
定、2がR指定、3がPG−13指定に対応している。
なお、インバンドデータIDの構成中、スクランブルデ
ータSDは当該番組をデスクランブルする場合に用いる
データであり、例えば6dB減衰、10dB減衰という
指定がされている。番組番号PNは当該番組を特定する
ための識別番号である。
【0026】次に、CPU25は、当該レーティング番
号RNに対応する指定が許可されているかまたは禁止さ
れているかを判別する(ステップS15)。例えば、上
述の視聴モード指定時に、X指定及びR指定を禁止指
定、PG−13指定を許可指定にしていたとすると、レ
ーティング番号が1または2の番組は当該CATV端末
装置で視聴することができないと判別し、レーティング
番号が0または3の番組のみが視聴できると判別するこ
ととなる。
【0027】当該レーティング番号に対応する指定が禁
止されている場合には、デスクランブルを禁止すること
により、視聴ができない状態とする(ステップS1
6)。当該レーティング番号が許可されている場合に
は、デスクランブルを許可し、テレビジョン信号をデス
クランブルして、視聴が可能な状態とする(ステップS
17)。
【0028】以上の説明においては、ペアレンタル機能
を動作させる場合についてのみ説明したが、CATV端
末装置の図示しない背面のロックキーを解除状態にする
ことによりすべての放送プログラムを視聴することが可
能となる。
【0029】以上の説明のように本実施例によれば、同
一チャンネルの放送プログラムであっても、インバンド
データにペアレンタル機能の等級を示す情報を含ませる
ことにより、CATV端末装置側で、自由にペアレンタ
ル機能の設定を行うことができるので、すべてのチャン
ネルで番組編成を行うことができ、放送チャンネルの利
用効率を向上させるとともに、番組編成のフレキシビリ
ティを向上させることができる。又、上記ではインバン
ドデータにペアレンタルのレーティング番号を付加して
説明したが、これは、番組番号とレーティング番号とを
ペアデータとしてアウトバンドで伝送しても同様の効果
を奏しうる。更に、レーティング番号は特定なしを含む
4つの場合につてい説明したが、これが5つ以上の場合
でも本願と同様のレーティング番号を付加することによ
り、同様の効果を奏しうる。
【0030】
【発明の効果】第1の発明によれば、視聴許可判別手段
は、CATVセンタ側から送信される放送プログラムに
対応する視聴条件データおよび前記選択モード記憶手段
に記憶された視聴モード選択状態に基づいて、当該放送
プログラムが視聴を許可されている放送プログラムであ
るか否か、すなわち、当該放送プログラムがデスクラン
ブルしてもよい放送プログラムであるか否かを判別し、
デスクランブル手段は、前記視聴許可判別手段の判別結
果に基づいてスクランブルを解除する。したがって、C
ATV端末装置では視聴が許可されている放送プログラ
ムのみが視聴でき、視聴を許可されていない番組は自動
的に視聴が出来なくなるため、同一放送チャンネルで子
供にみせたくないような番組が放送される場合にも容易
に対応することができる。また、同一放送チャンネルで
あって、ある時は子供でも視聴できるが、深夜には親だ
けが視聴できることにより、視聴チャンネルの使用効率
がアップする。
【0031】また、第2の発明によれば、視聴許可判別
手段は、CATVセンタ側から送信される放送プログラ
ムに対応する視聴条件データおよび前記選択モード記憶
手段に記憶された視聴モード選択状態に基づいて、当該
放送プログラムが視聴を許可されている放送プログラム
であるか否か、すなわち、当該放送プログラムがデスク
ランブルしてもよい放送プログラムであるか否かを判別
し、視聴禁止手段は、視聴許可判別手段の判別結果に基
づいて前記受信制御手段の前記受像機へのテレビジョン
信号の送出を禁止する。したがって、CATVセンタ側
では、同一放送チャンネルでペアレンタル機能の等級が
異なる放送プログラムを送信することができるので、チ
ャンネルの使用効率が向上する。また、視聴者側は同一
チャンネルであっても、視聴が許可されている放送プロ
グラムのみが視聴できることとなり、例えば、子供に見
せたくない放送プログラムのみを視聴できない状態とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1におけるCATVセンタの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1におけるCATV端末装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】リモートコントロール装置の外観を示す図であ
る。
【図5】視聴モード設定時の動作フローチャートであ
る。
【図6】CATV端末装置の表示状態の説明図である。
【図7】通常視聴時の動作フローチャートである。
【図8】インバンドデータの説明図である。
【符号の説明】
1…衛星用アンテナ 2…地上波用アンテナ 3…TV受像機 4…BSコンバータ 5…シグナルプロセッサ 6…混合器 7…シグナルプロセッサ 8…TVカメラ 9…スクランブラ 10…変調器 11…番組VTR 15…コントロールコンピュータ 16…通信制御装置 20…コンバータ 21…セレクタ 22…デスクランブラ 23…変調器 24…FSK受信機 25…CPU 26…メモリ 27…お知らせLED 28…ブザー 29…キーボード部 30…リモートコントロール入力部 35…リモートコントロール装置 100…CATVシステム 101…CATVセンタ 102…CATV端末装置 103…人工衛星 104…幹線増幅器 105…幹線分岐増幅器 106…分岐器 107…保安器 108…伝送ケーブル幹線 109…伝送ケーブル分岐線 L1 …X指定LED L2 …R指定LED L3 …PG−13指定LED SEG …7セグメントとLED
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】以上の説明においては、ペアレンタル機能
を動作させる場合について説明したが、CATV端末装
置の図示しない背面のロックキーを解除状態にすること
によりすべての放送プログラムを視聴することが可能と
なる。また、上記ではX,R,PG−13等のレーティ
ング番号の指定による視聴番組の選別について説明した
が、このレーティング番号の指定に加えて、またはこの
レーティング番号の指定に代えて、例えばヌード物、野
蛮物、言語物、セックス物等の番組の種類を指定できる
ようにし、番組の種類についても選別できるようにして
もよい。この場合には、上述したような段階的な比較を
行うよりも、単に予め視聴可能な番組の種類をユーザが
選択して設定しておくことにより(例えば内部処理的に
は視聴可能な番組の種類に対応するビットを[1]とす
る。)、CPUが各番組のインバンドデータと比較して
視聴できるか否かの[0],[1]比較を行って判断す
るようにすればよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/10 8943−5C (72)発明者 戸崎 隆介 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ オニア株式会社大森工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CATVセンタからのテレビジョン信号
    を受信して受像機に送出するCATV端末装置におい
    て、 当該CATV端末装置の視聴モードを指示するための入
    力手段と、 前記入力手段からの視聴モード選択入力を受けて、視聴
    モード選択状態を記憶する視聴モード記憶手段と、 CATVセンタ側から送信される放送プログラムに対応
    する視聴条件データおよび前記選択モード記憶手段に記
    憶された視聴モード選択状態に基づいて、当該放送プロ
    グラムが視聴を許可されている放送プログラムであるか
    否かを判別する視聴許可判別手段と、 前記視聴許可判別手段の判別結果に基づいてスクランブ
    ルを解除するデスクランブル手段と、を備えたことを特
    徴とするCATV端末装置。
  2. 【請求項2】 テレビジョン信号を送信するCATVセ
    ンタと、当該テレビジョン信号を伝送する伝送路と、前
    記テレビジョン信号を受信する複数のCATV端末装置
    と、当該複数のCATV端末装置に接続された受像機
    と、を備えたCATVシステムにおいて、 前記CATVセンタは送信すべきテレビジョン信号に放
    送プログラムに関するプログラムデータ、当該プログラ
    ムデータに対応するチャンネルデータおよびプログラム
    開始時間データを重畳して送出する変調手段を有し、 前記CATV端末装置は、当該CATV端末装置の視聴
    モードを指示するための入力手段と、 前記入力手段からの視聴モード選択入力を受けて、視聴
    モード選択状態を記憶する視聴モード記憶手段と、 CATVセンタ側から送信される放送プログラムに対応
    する視聴条件データおよび前記選択モード記憶手段に記
    憶された視聴モード選択状態に基づいて、当該放送プロ
    グラムが視聴を許可されている放送プログラムであるか
    否かを判別する視聴許可判別手段と、 当該放送プログラムに対応するチャンネルのテレビジョ
    ン信号を前記受像機に送出する受信制御手段と、 前記視聴許可判別手段の判別結果に基づいて前記受信制
    御手段の前記受像機へのテレビジョン信号の送出を禁止
    する視聴禁止手段と、を備えたことを特徴とするCAT
    Vシステム。
JP3281451A 1991-10-28 1991-10-28 Catv端末装置およびcatvシステム Pending JPH05122694A (ja)

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