JPH04131746A - レーザ診断装置 - Google Patents

レーザ診断装置

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JPH04131746A
JPH04131746A JP25354690A JP25354690A JPH04131746A JP H04131746 A JPH04131746 A JP H04131746A JP 25354690 A JP25354690 A JP 25354690A JP 25354690 A JP25354690 A JP 25354690A JP H04131746 A JPH04131746 A JP H04131746A
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light
laser
fiber
light guide
endoscope
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JP25354690A
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English (en)
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Eiichi Fuse
栄一 布施
Mamoru Kaneko
守 金子
Kuniaki Kami
邦彰 上
Shoichi Gotanda
正一 五反田
Shuichi Takayama
修一 高山
Ichiro Nakamura
一郎 中村
Kazunari Nakamura
一成 中村
Susumu Takahashi
進 高橋
Yoshihiro Kosaka
小坂 芳広
Hiromasa Suzuki
鈴木 博雅
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、生体の透過光あるいは蛍光を受光してその光
の強度から生体内の情報を得るレーザ診断装置に関する
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]現在、生
体病変部などの情報を得る手段とじては、X線による造
影法、超音波診断などによる断層法、ファイバスコープ
を用いた内祝法などがある。
造影法は血管内腔などの形態情報を得るものとして高い
信頼性を得ているが、得られる情報が二次元で、血管内
腔などの辺縁観察に限られる。
また、超音波診断は、血管などを木表から無侵襲に実時
間で観測することができる利点がある反面、対象が超音
波を入射可能な範囲に限られ、分解能も不充分である。
さらに、内祝法では内腔表面しか観察することができず
生体病変部などの充分な情報を得るには限界がある。
一方、最近では、例えば、特公昭63−9464号公報
に開示されているように、レーザ光を予め蛍光剤を投与
した病変部に照射し、この病変部の発する蛍光を分光し
、スペクトル解析して癌などを診断する、いわゆる、レ
ーザ診断装置が種々開発されているが、蛍光のスペクト
ル解析のみでは、病変部の深さ方向の浸潤範囲など内部
の精緻な情報を得ることが困難である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、精緻な生
体内部の情報を簡単に得ることのできるレーザ診断装置
を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明によるレーザ診断装置
は、内視鏡チャンネルに挿通され、レーザ発振手段から
のレーザ光を先端側に設けた出射端から出射する導光フ
ァイバと、上記出射端からのレーザ光を照射した生体の
透過光あるいは蛍光を内視鏡先端部近傍側で受光する受
光手段と、この受光手段にて受光した光の強度に基づき
生体内情報を得る監視手段とを備えるものである。
[作 用] 上記構成において、まず、内視鏡にて、内視鏡チャンネ
ルに挿通した導光ファイバを生体の要診断部位へ導き、
次いで、この導光ファイバの先端を上記要診断部位へ挿
通し、その後、レーザ発振手段からのレーザ光を上記導
光ファイバの先端側に設けた出射端から出射する。
そして、上記出射端からのレーザ光を照射した生体の要
診断部位の透過光あるいは蛍光を、内視鏡先端部近傍側
に設けた受光手段で受光し、監視手段から上記受光手段
で受光した光の強度に基づき生体内情報を得る。
観察者は、この監視手段から得られた生体内情報により
生体内部状態を把握する。
[実施例コ 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
(第一実施例) 第1図〜第5図は本発明の第一実施例を示し、第1図は
レーザ診断装置の概略図、第2図は第1図のII−I[
断面図、第3図は導光ファイバとレーザ発振手段の概略
図、第4図は導光ファイバの出射端形状を態様ごとに示
す部分側面図、第5図はイメージガイド部の概略図であ
る。
図中の符号1はレーザ診断装置で、2はこのレーザ診断
装置1を構成する内視鏡である。この内視鏡2は、例え
ば、血管27に形成されたコレステロールなどの狭窄部
28を除去する際に、この狭窄部28と上記血管27の
内壁面との境界を検出するものである。
この内視鏡2の本体部分が、挿入部3と、この挿入部3
の後端に連設する操作部4と、この操作部4から延出す
るユニバーサルコード5とで構成されている。
上記挿入部3のほぼ軸中心にチャンネル6が形成され、
このチャンネル6の後端が上記操作部4に開口する挿入
口4aに連通されている。また、このチャンネル6と平
行に配設されたイメージガイドファイバ7の入射端が上
記挿入部3の先端3aに設けた対物光学系8に連設され
、さらに、このイメージガイドファイバ7の出射端が上
記操作部4の後端の接眼部4bに設けた接眼レンズ系9
に連設されている。
また、上記挿入部3の上記チャンネル6の外周に受光手
段の一例である受光ファイババンドル10が同心円状に
配設され、さらに、この受光ファイババンドル10の外
周にライトガイドファイバ11が同心円状に配設されて
いる。
また、上記受光ファイババンドル10の出射端が上記ユ
ニバーサルコード5を介して受光処理手段12に接続さ
れ、一方、上記ライトガイドファイバ11の入射端が上
記ユニバーサルコード5を介して光源装置13に接続さ
れている。
上記受光処理手段12が、上記受光ファイババンドル1
0から出射する光をミラー14を介して受光して光電変
換する撮像管などの撮像手段15aと、この撮像手段1
5aからの電気信号を増幅する増幅手段15bとからな
り、さらに、この増幅手段15bにモニターなどの監視
手段16が接続されている。
また、符号17は上記チャンネル6に挿通する導光ファ
イバで、この導光ファイバ17の先端17aが鋭角に形
成されたプリズムをなし、出射端17bがレーザ光を後
方へ出射すべく背面方向べ指向されている。
また、上記導光ファイバ17の入射端がレーザ発振手段
18に接続され、この導光ファイバ17の入射端に、上
記レーザ発振手段18に設けられた、レーザ光を連続的
に出射するレーザ発振機19と、レーザ光を所定時間ご
とに出射するパルスレーザ発振機20とがハーフミラ−
21、ミラー22を介して導かれている。
なお、第4図に示すように、上記導光ファイバ17の先
端形状は、用途に応じて、出射端17bを周囲に有する
球形<(a))、−側方向に出射端17bを有する直角
プリズム形((b))、前方ヘレーザ光を拡散するよう
な出射端17bを有する尖頭形((C))のいずれであ
っても良い。
また、第5図に示すように、上記対物光学系8、接眼レ
ンズ系9を構成する各レンズ8a、9aが鏡筒23,2
4に挿通され、スペーサ25を介して所定間隔ごとに保
持されており、この各レンズ8a、9a間に、透明な充
填材26が充填されている。この充填材26は、ある程
度大きい分子量で、不揮発性を有し、かつ、上記スペー
サ25と上記鏡筒23.24との間の接着剤層を浸滲し
にくい透明液体、透明ガラス、あるいは、透明プラスチ
ックなどである。
なお、上記各レンズ8a、9aは、上記充填材26の屈
折率を考囃した上での設討がなされている。
また、符号27は生体で、この実施例では、血管27a
と、この血管27aにコレステロールなどにより形成さ
れた狭窄部27bとを示す。
次に、上記構成による実施例の作用について説明する。
まず、内視鏡2の挿入部3を血管27に挿入し、この挿
入部3の先端3aのライトガイドファイバく11から出
射する光源装置13から導かれた照明光にて上記血管2
7を照明し、その反射光をイメージガイドファイバ7に
て受光し、上記血管27内を上記内視鏡2の繰作部4に
設けた接眼レンズ系9で観察しながら上記挿入部3を要
観察部位まで移動させる。
そして、上記内視鏡2の挿入部先端3aが上記血管27
にコレステロールなどで形成された狭窄部28に近接し
たら、上記内視鏡2のチャンネル6に上記操作部4に開
口する挿入口4aから挿入しな導光ファイバ17の先端
17aを上記狭窄部28に穿刺し、この先端17aを上
記狭窄部28の反対側へ突出させる。
次いで、上記光源装置13からの上記ライトガイドファ
イバ11に対する照明光の供給を遮断し、一方、上記導
光ファイバ17に対し、レーザ発振手段18のレーザ発
振機19、あるいは、パルスレーザ発振機20から選択
的にレーザ光を供給する。
すると、上記導光ファイバ17の上記先端17aに設け
た出射端17bから上記レーザ光が後方へ出射され、上
記狭窄部28を照明する。
そして、この狭窄部28を、ある広がりを有して透過し
たレーザ光が、上記内視鏡2の上記挿入部先端3aに配
設した上記受光ファイババンドル10に受光され、受光
処理手段12へ導かれる。受光処理手段12では、上記
レーザ光を撮像手段15aで撮像し、増幅手段15bで
増幅して監視手段16に光の強度分布を表示する。
上記狭窄部28を透過するレーザ光のうち上記血管27
の内壁部に到達したものは、そのほとんどが反射するこ
となく内壁部に吸収される。そのため、上記ライトガイ
ドファイバ11で受光される透過光の大部分は上記狭窄
部28を透過したものとなる。
したがって、上記監視手段16には光の強度の強い(明
るい)範囲が上記狭窄部28の範囲として表示される。
観察者は、この監視手段16に表示された光の強度分布
に基づいて上記狭窄部28と血管27の内壁面との境界
を認識することができる。
、なお、上記血管27をライトガイドファイバで照明し
、この照明光をイメージガイド等で受光して上記狭窄部
28を認識する通常の内視鏡では、上記狭窄部28と上
記血管27の内壁面との境界を十分に認識することは困
難である。
そして、この監視手段16に表示された光の強度分布を
見ながら上記狭窄部28を図示しない切除具を用いて切
除する。その結果、上記血管27を傷付けることなく狭
窄部28のみを完全に除去することができる。
なお、上記導光ファイバ17の先端17aの形状、およ
び、出射端17bの指向方向を第4図の(a)〜(C)
に示すようなものを予め用意しておき、患部の状態に応
じて適宜選択的に採用すればより効果的な処置を行うこ
とができる。
また、第5図に示すように、上記対物光学系8と接眼レ
ンズ系9の各レンズ8a、9a間が透明な充填材26に
て充填されているので、このレンズ8a、9a間が実質
状態となり、上記血管27内などに浸漬したり、あるい
は、高温度雰囲気中で使用した場合でも上記レンズ8a
、9aの表面に水滴の付着する、いわゆる、視野曇り現
象が発生することはない。
(第二実施例) 第6図は本発明の第二実施例によるレーザ診断装置の概
略図である。
この実施例では、受光処理手段12に、受光ファイババ
ンドル10にて受光された血管27の狭窄部28を透過
する光を結像して光電変換するCCDなとの固体撮像素
子31と、この固体撮像素子31から出力される信号を
映像信号処理する信号処理手段32とが設けられている
上記受光処理手段12に固体撮像素子31を採用してい
るため、受光処理手段12がコンパクトになり装置全体
の軽量、小型化を図ることができる。
(第三実施例) 第7図〜第10図は本発明の第三実施例を示し、第7図
は内視鏡先端部の断面図、第8図は導光ファイバを生体
に穿刺した状態の内視鏡先端部の断面図、第9図は第7
図のIX−■断面図、第10図は導光ファイバ先端部の
部分拡大図である。
この実施例では、導光ファイバ36の先端36aを生体
27の所望の深さまで導く場合を示す。
まず、内視鏡挿入部3の先端3aをイメージガイドファ
イバ7からの受光像により生体27の病変部まで導き、
この先端3aを当接させる。その後、上記挿入部3に形
成したチャンネル6に挿入口4a(第1図参照)から導
光ファイバ36を、この導光ファイバ36に軸方向に沿
って挿通しかつ先端に穿刺針37を有するガイドワイヤ
38とともに挿通する。
そして、まず、上記穿刺針37を上記生体27の測定し
たい所望の深さまで穿刺し1次いで、上記ガイドワイヤ
38をガイドに上記導光ファイバ36を上記生体27の
病変部へ導入する。
第10図に示すように、この導光ファイバ36の先端3
6aは円錐状をなし、その後部が球面に形成され、上記
ガイドワイヤ38が軸心から一方へ鋼倚した位置に挿通
されている。
したがって、上記導光ファイバ36の鋭角に形成された
先端36aが上記生体27に直接穿刺されるため導入時
の抵抗が少ない、また、導光ファイバ36が上記ガイド
ワイヤ38にガイドされて上記生体27に導入されるた
め、この導光ファイバ36の先端36aを所望の深さ、
および、予め設定した位置まで確実に導くことができる
そして、上記導光ファイバ36の先端36aを所望の深
さまで導いた後(第8図参照)、ライi・ガイドファイ
バ11への照明光の供給を遮断し、また、上記導光ファ
イバ36ヘレーザ発振手段18(第3図参照)がらレー
ザ光を選択的に供給する。
すると、上記導光ファイバ36の先端36aに設けた出
射端36bから上記レーザ光が出射し、このレーザ光の
上記生体27を透過する光を上記挿入部3の先端3aに
配設された受光ファイババンドル10で受光し、受光処
理手段12(第1図あるいは第6図参照)で光電変換し
た後、監視手段16に表示する。
観察者は、この監視手段16に表示された光の強度分布
から上記生体27の患部の内部情報を得る。
また、生体27に挿入部3の先端3aを当接した状態で
、この生体27の透過光を検出しているので、上記導光
ファイバ36の先端36aの挿入深さを変えて透過光の
強度変化を測定すれば、生体27内の病変部の浸潤範囲
を簡単に知ることができる6 (第四実施例) 第11図〜第14図は本発明の第四実施例を示し、第1
1図はレーザ診断装置の要部概略図、第12図は内視鏡
の概略図、第13図は診断用レーザプローブ先端部の側
面図、第14図は他の態様によるレーザプローブ先端部
の測面図である。
この実施例では、−船釣な癌の診断、治療に用いられる
PDT(Photo  DynamicTherapy
)に際し、励起レーザを照射したときに蛍光する組織の
蛍光レベルから生体27の病変部の腫瘍の深さ方向の浸
潤範囲を検出するものである。
まず、HpD(Hemato  Porfirin  
Derivatives)など腫瘍に親和性のある光感
受性物質を予め生体27の患部に静注する。
そして、所定時間経過後に、内視鏡2の挿入部先端3a
を上記生木27の病変部に近接させ、上記内視鏡2の操
作部4に設けた挿入口4aがらチャンネル6に、励起レ
ーザ導光ファイバ41と受光手段である蛍光導光ファイ
バ42とを耐熱性部材で結束してなる診断用レーザブロ
ー143の鋭角にカットされた先端43aを挿入し、こ
の診断用レーザプローブ43の先端43aを上記生#2
7の病変部に近接させる。
その後、上記励起レーザ導光ファイバ41の後端に接続
するレーザ発振手段44から腫瘍親和性物質励起レーザ
を上記励起レーザ導光ファイバ41の先端に供給し、上
記診断用レーザプローブ43の先端43aに設けた上記
レーザ導光ファイバ41の呂射端41aから上記励起レ
ーザを上記患部に照射しながら、この先端43aを徐々
に穿刺する。
すると、病変部の上記レーザ光により励起された光感受
性物質が蛍光し、この蛍光を上記蛍光導光ファイバ42
で取りだし蛍光処理手段45へ導く。
この蛍光処理手段45では、上記蛍光導光ファイバ42
からの蛍光を色フィルタ46を介して蛍光検出器47で
検出し増幅装置48で増幅した後、監視手段16に表示
する。
そして、上記診断用レーザプローブ43の先端43aの
穿刺深さを徐々に深くし、上記監視手段16に表示され
る蛍光のレベルを監視し、この蛍光レベルの強弱変化か
ら腫瘍の深さ方向の浸潤範囲を検出する。
術者は、治療の際に、上記腫瘍に照射するレーザの出力
を、浸潤範囲に応じて適切に設定することができる。ま
た、治療用レーザプローブの先端を上記腫瘍に穿刺し、
上記レーザ光を内部に直接照射して治療する場合でも、
深く穿刺しすぎて正常組織に不要なダメージを与えてし
まうことがない。
なお、上記診断用レーザプローブ43の先端43aが、
第13図に示すように両側から鋭角にカットされていて
も、また、第14図に示すように一方から斜めに鋭角に
カットされていてもよく、先端43aを鋭角にカットす
ることで穿刺がスムーズに行える。
(第五実施例) 第15図、第16図は本発明の第五実施例を示し、第1
5図はレーザ診断装置の要部概略図、第16図は診断用
レーザプローブ先端の拡大図である。
この実施例では、−本の診断用レーザプローブ51が励
起レーザ導光ファイバと蛍光導光ファイバを兼用すもの
である。
すなわち、レーザ発振手段44からIff!痛親和性物
質励起レーザをハーフミラ−21を介して上記診断用レ
ーザプローブ51に供給すると、この診断用レーザプロ
ーブ51の先端51aに設けた出入射端51bから生体
27の病変部に励起レーザが照射され、病変部の励起さ
れた光感受性物質が蛍光する。
そして、この蛍光が上記診断用レーザプローブ51の先
端51aの出入射端51bから入射し、上記ハーフミラ
−21、ミラー22で反射され、蛍光処理手段45の色
フィルタ46を介して蛍光検出器47で検出し増幅装2
48で増幅した後、監視手段16に表示される。
励起レーザ導光ファイバと蛍光導光ファイバとが一本の
診断用レーザプローブ51で兼用されているので、この
診断用レーザプローブ51をより細径化することができ
、生体27の対象組織に穿刺し÷すくなる。
また、第16図に示すように、上記診断用レーザプロー
ブ51の先端51aに指標Mが所定間隔ごとに形成され
ており、内視鏡のイメージガイドでこの指標Mを観察す
ることで、生体27に対する上記診断用レーザプローブ
51の穿刺深さと、このとき監視手段16に表示された
蛍光検出レベルとを対応させて腫瘍の深さ方向の浸潤範
囲をより適格に判別するすることができる。
(第六実施例) 第17図は本発明の第六実施例によるレーザ診断装置の
要部概略図である。
この実施例では、レーザプローブ43の励起レーザ導光
ファイバ41に接続するレーザ発振手段56を、腫瘍に
照射して蛍光させる蛍光観察用励起レーザ発振機57と
、この蛍光観察用励起レーザ発振機57とは波長が異な
り腫瘍に照射することで腫瘍内に取込まれている腫瘍親
和性物質に作用して癌細胞を破壊する治療用励起レーザ
発振機58とで構成したもので、この再励起レーザ発振
機57.58は、監視制御手段5つからの制御信号によ
り動作するシャッタ手段60.61にて上記励起レーザ
導光ファイバ41へ選択的に導くようになっている。
上記監視制御手段59では上記蛍光観察用励起レーザ発
振機57からの励起レーザによる腫瘍の蛍光を蛍光導光
ファイバ42を介し、蛍光処理手段45で処理して取入
れて監視し、腫瘍の浸潤深さが判明したら、上記シャッ
タ60.61を切換えて治療用励起レーザ発振1115
8を上記励起レーザ導光ファイバ41へ供給する。
このように、励起レーザ導光ファイバ41が診断用プロ
ーブと治療用プローブとを兼用しているので、蛍光レベ
ルによって腫瘍の浸潤深さが判明した場合、直ちに癌細
胞破壊用励起レーザを供給することができるため、迅速
かつ適確な処置を行うことができる。
なお、本発明は上記各実施例に限るものではなく、例え
ば、導光ファイバはファイババンドルに限らず単ファイ
バであっても良い。
[発明の効果] 以上、説明したように本発明によれば、レーザ光を照射
した生体の透過光あるいは蛍光を内視鏡先端部近傍側で
受光しするようにしなので、精緻な生体内部の情報を簡
単に得ることができ、適確な処置を行うことができるな
ど優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の第一実施例を示し、第1図は
レーザ診断装置の概略図、第2図は第1区のI−II断
面図、第3図は導光ファイバとレーザ発輝装置の概略図
、第4図は導光ファイバの出射端形状を態様ごとに示す
部分側面図、第5図はイメージガイド部の概略図、第6
図は本発明の第二実施例によるレーザ診断装置の概、略
図、第7図〜第10図は本発明の第三実施例を示し、第
7図は内視鏡先端部の断面図、第8図は導光ファイバを
生体に穿刺した状態の内視鏡先端部の断面図、第9図は
第7図のIX−IX断面図、第10図は導光ファイバ先
端部の部分拡大図、第11図〜第14図は本発明の第四
実施例を示し、第11図はレーザ診断装置の要部概略図
、第12図は内視鏡の概略図、第13図は診断用レーザ
プローブ先端部の側面図、第14図は他の態様によるレ
ーザプローブ先端部の側面図、第15図、第16図は本
発明の第五実施例を示し、第15図はレーザ診断装置の
要部概略図、第16図は診断用レーザプローブ先端の拡
大図、第17図は本発明の第六実施例によるレーザ診断
装置の要部概略図である。 2・・・内視鏡、3a・・・内視鏡先端部、619.チ
ャンネル、io、42.51・・・受光手段、16.5
9・・・監視手段、17..36,41.51・・・導
光ファイバ、17b、+1a、17b、、36b、51
b・・・出射端、18,44.56・・・レーザ発振手
段、27・・・生体。 第5図 第91!1 第10131 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 手続補正書(岐) 平成2年12月27日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内視鏡チャンネルに挿通され、レーザ発振手段からのレ
    ーザ光を先端側に設けた出射端から出射する導光ファイ
    バと、 上記出射端からのレーザ光を照射した生体の透過光ある
    いは蛍光を内視鏡先端部近傍側で受光する受光手段と、 この受光手段にて受光した光の強度に基づき生体内情報
    を得る監視手段 とを備えることを特徴とするレーザ診断装置。
JP25354690A 1990-09-21 1990-09-21 レーザ診断装置 Pending JPH04131746A (ja)

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