JPH0270173A - デジタル画像処理装置 - Google Patents

デジタル画像処理装置

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JPH0270173A
JPH0270173A JP63221189A JP22118988A JPH0270173A JP H0270173 A JPH0270173 A JP H0270173A JP 63221189 A JP63221189 A JP 63221189A JP 22118988 A JP22118988 A JP 22118988A JP H0270173 A JPH0270173 A JP H0270173A
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JP
Japan
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color
signal
digital image
toner
image processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP63221189A
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English (en)
Inventor
Kazuyasu Takaya
貴家 和保
Kenichi Yamaguchi
賢一 山口
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/398,441 priority patent/US5079624A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/58Edge or detail enhancement; Noise or error suppression, e.g. colour misregistration correction

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー複写機やカラープリンタ、ファクシミ
リその他のカラー画像を形成出力する装置に関し、特に
カラー画像の信号をデジタル処理して形成画像の変換、
調整を行うようにしたデジタル画像処理装置に関する。
〔従来の技術〕
カラー画像形成装置は、従来より出版や印刷業界におい
ては大型印刷装置の規模で装備されているが、−S市場
の汎用機としては、一応の性能を備えた装置になると、
コスト的に高くなるため、趣味で使用される簡便なカラ
ー印刷機程度のものがあるにすぎない。
ところが、最近になって、新聞もカラー刷りを載せるよ
うになり、カラー印刷に対する関心が高まってきている
。また、このような需要の高まりと共に、コスト的にも
カラー複写機が市場に出セる程度まで下がるようになっ
てきた。
複写機のようなカラー画像形成装置では、4色のフルカ
ラーになると、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(
シアン)、K(ブランク)からなるトナーの現像機を搭
載し、それぞれのカラートナー像を繰り返して転写し重
ねることによりカラー画像を再現している。つまり、4
回のコピープロセスを実行することにより初めてフルカ
ラーのコピーが完了することになる。したがって、プラ
テン上に載置されたカラー原稿を読み取ってカラー画像
を複写するには、まず、原稿を光学的に色分解して読み
取り、その読み取り信号を各1〜ナーの濃度信号に変換
する。そして、その濃度信号から怒材に露光するための
レーザ光の変調信号を生成することによってイメージ出
力ターミナルでのコピーが実行される。特に、カラー画
像の再現では、写真や絵のような中間調画像の再現の場
合と、線や文字の画像の場合に応じて、その色や階調の
再現のための高度な信号処理が必要である。
一般にカラー複写機では、1回の原稿読み取りスキャン
で得た画像信号を4回のコピープロセス実行のために記
憶しておくと、メモリ容■が大きくなるため、各コピー
プロセス実行毎に繰り返し原稿読み取りスキャンを行い
、信号処理を行っている。この読み取りでは、光学的に
B(青)、G(緑)、R(赤)のカラーに分解した階調
信号として取り出し、この信号をカラーのトナー信号に
変換しているが、画像信号について上記のように種々の
処理を施す必要があるために信号をデジタル値に変換し
、最終的にオン/オフの2値化データにしてレーザ光を
制御し網点階調の現像により中間調画像を再現している
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、先に述べたように従来のフルカラー複写
機では、4回のコピープロセスを実行し、それぞれの画
像を重ねるため、実際にtよ、色や階調、精細度等の再
現性をどのようにして高めるかが課題である。
例えば原稿を読み取って得られたB、G、Rのカラー分
解信号は、そのままでは各センサーの特性によりカラー
バランスされたものでなく、ボケもある。したがって、
このような信号からどのようにしてボケを除きカラーバ
ランスしたトナー信号に変換するかが問題である。また
、Y、M、CにKを加える場合にしても、Kを加えるこ
とにより濁りが生じるという問題もある。さらには、写
真や絵のような中間調画像と文字画像とでは、滑らかな
色調とエツジの強調をどのように調整するかが問題とな
る。
他方、カラー画像形成装置では、カラー変換やモノカラ
ー、フルカラー、ぬりえ等多種多彩な編集を行うことが
できるが、実際に編集機能の内容や実行をどのようにす
るかが問題である。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、データ
処理効率を高め、色や階調、精細度等の再現性の高いデ
ジタル画像処理装置を提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段) そのために本発明は、第1図に示すように例えばIIT
(イメージ入力ターミナル)1から画(象のカラー分解
信号B、G、Rを入力して該カラー分解信号B、G、R
をオン/オフの2値化トナー信号Xに変換してl0T(
イメージ出力ターミナル)6に出力するデジタル画像処
理装置であって、複数のカラー分解信号B、G、Rから
変換テーブルを用い濃度調整して現像カラーのトナーの
量又は濃度に対応する複数のトナー信号Y、M、Cに変
換し、墨にの生成を行い、現像プロセスカラーのトナー
信号X (Y、M、C,orK)を抽出するトナー信号
変換調整手段3と、トナー信号Xにモアレ防止やエツジ
強調の処理を施してオン/オフの2値化トナー信号Xに
変換するプロセストナー信号処理手段4と、複数の領域
毎に該領域の制御情報を生成しトナー信号変換調整手段
3およびプロセストナー信号処理手段4を制御する領域
画像制御手段2と、複数の編集領域および編集情報を有
し該編集領域でトナー信号を編集情報により制御する編
集制御手段5からなることを特徴とするものである。
(作用) 本発明のデジタル画像処理装置では、トナー信号変換調
整手段3により濃度調整して現像のカラートナーに対応
する複数のトナー信号Y、M、、C1Kに変換するので
、濃度バランスしたトナー信号Y、M、Cとして画像の
カラー領域判断や原稿のエツジ判断や枠消し等を高い精
度で行うことができ、カラー変換や下色除去、墨生成の
処理もここで容易に行うことができる。また、プロセス
トナー信号処理手段4により現像プロセスカラーのトナ
ー信号Xに対してデジタルフィルタリングしてオン/オ
フの2値化トナー信号Xを生成するので、ここで、再生
画像のモアレやボケ、エツジ強調の処理も効率的に行う
ことができる。領域画像制御手段2は、領域の制御情報
を生成するので、ここでカラー変換やモノカラー、フル
カラー等のカラモード、写真や文字等の画像モードに対
応した領域41位での制御が容易に行うことができ、網
かけ、ぬりえ等の画像データの付加や画像データの変更
、編集は編集制御手段5で行うことができる。
〔実施例] 以下、実施例につき本発明の詳細な説明する。
凡人 この実施例では、カラー複写機を記録装置の1例として
説明するが、これに限定されるものではなく、プリンタ
やファクシミリ、その他の画像記録装置にも適用できる
ことは勿論である。
まず、実施例の説明に先立って、目次を示す。
なお、以下の説明におい”ζ、(I)〜(If)は、本
発明が適用される複写機の全体構成の概要を説明する項
であって、その構成の中で本発明の詳細な説明する項が
(III)である。
」士升又皿豊退叉 (1−1)装置構成 (1−2)システムの機能・特徴 (1−3)電気系制御システムの構成 J二匙体旬Qn障λ匪底 (II−1)システム (II−2)イメージ入力ターミナル(IIT)(II
−3)イメージ出力ターミナル(IOT)(II−4)
ユーザインタフェース(U/I)(II−5)フィルム
画像読取装置 (I[l)イメージ  システム(IPS)(III−
1)IPsのモジュール構成([[−2)IPSのハー
ドウェア構成■」ユJab膿!L斐 (1−1)装置構成 第2図は本発明が適用されるカラー複写機の全体構成の
1例を示す図である。
本発明が適用されるカラー複写機は、基本構成となるヘ
ースマシン30が、上面に原稿を載置するプラテンガラ
ス31、イメージ入力ターミナル(I[”r)32、電
気系制御収納部33、イメージ出力ターミナル(IOT
)34、用紙トレイ35、ユーザインタフェース(U/
I)36から構成され、オプションとして、エデイツト
パッド61、オートドキュメントフィーダ(ADF)6
2、ソータ63およびフィルムプロジェクタ(F/P)
6.1を備える。
前記I IT、I OT、U/I等の制御を行うために
は電気的ハードウェアが必要であるが、これらのハード
ウェアは、IIT、IITの出力信号をイメージ処理す
るIPSXU/l、F/P等の各処理の単位毎に複数の
基板に分けられており、更にそれらを制御する5YSi
板、およびIOT、ADF、ソータ等を制御するための
MCB基板(マソンコントロールボード)等と共に電気
制御系収納部33に収納されている。
11732は、イメージングユニント37.8亥ユニツ
トを駆動するためのワイヤ38、駆動プーリ39等から
なり、イメージングユニット37内のCCDラインセン
サ、カラーフィルりを用いて、カラー原稿を光の原色B
(青)、G(緑)、R(赤)毎に読取り、デジタル画像
信号に変換してIPsへ出力する。
IPsでは、前記11T32のB、G、R信号をトナー
の原色Y(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)
、K(ブランク)に変換し、さらに、色、階調、精細度
等の再現性を高めるために、種々のデータ処理を施して
プロセスカラーの階調トナー信号をオン/オフの241
M化トナー信号に変換し、1OT34に出力する。
10T34は、スキャナ40、感材ヘルド41を有し、
レーザ出力部40aにおいて前記1’ P Sからの画
像信号を光信号に変換し、ポリゴンミラー40b、F/
θレンズ40cおよび反射ミラー40dを介して感材ヘ
ルド41上に原稿画像に対応した潜像を形成させる。感
材ベルト41は、駆動プーリ41aによって駆動され、
その周囲にクリーナ41b、帯電器41 c、Y、M、
C,にの各現像器41dおよび転写器41eが配置され
ている。そして、この転写器41eに対向して転写装置
42が設けられていて、用紙トレイ35から用紙搬送路
35aを経て送られる用紙をくわえ込み、例えば、4色
フルカラーコピーの場合には、転写装置42を4回転さ
せ、用紙にY、M、C1Kの順序て転写させる。転写さ
れた用紙は、転写装置42から真空搬送装置43を経て
定着器45で定着され、排出される。また、用紙搬送路
35aには、5SI(シングルシートインサータ)35
bからも用紙が選択的に供給されるようになっている。
U/1.36は、ユーザが所望の機能を選択してその実
行条件を指示するものであり、カラーデイスプレィ51
と、その横にハードコントロールパネル52を備え、さ
らに赤外線クンチボード53を組み合わせて画面のソフ
トボタンで直接指示できるようにしている。 次にヘー
スマシン30へのオプションについて説明する。1つは
プラテンガラス31上に、座標人力装置であるエデイツ
トバッド61をIi!2iし、人力ペンまたはメモリカ
ードにより、各種画像編集を可能にする。また、既存の
ADF62、ソータ63の取付を可能にしている。
さらに、本実施例における特徴は、プラテンガラス31
上にミラーユニソl□(M/U)65を載置し、これに
F/P 64からフィルム画像を投射させ、IIT32
のイメージングユニy l’ 37で画像信号として読
取ることにより、カラーフィルムから直接カラーコピー
をとることを可能にしている。対象原稿としては、ネガ
フィルム、ボンフィルム、スライドが可能であり、オー
トフォーカス装置、補正フィルタ自動交換装置を備えて
いる。
([−2)システムの機能・特徴 (A)機能 本発明は、ユーザのニーズに対応した多種多彩な機能を
備えつつ複写業務の入口から出口までを全自動化すると
共に、前記ユーザインターフェイスにおいては、機能の
選択、実行条件の選択およびその他のメニュー等の表示
をCRT等のデイスプレィで行い、誰もが簡単に操作で
きることを大きな特徴としている。
その主要な機能として、ハードコトロールバ不ルの操作
により、オペレーションフローで規定できないスタート
、ストップ、オールクリア、テンキー、インクラブド、
インフォメーション、言語切り換え等を行い、各種機能
を基本画面のソフトボタンをタッチ操作することにより
選択できるようにしている。また機能選択領域であるパ
スウェイに対応したパスウェイタブをタッチすることに
よりマーカー編集、ビジネス編集、クリエイティブ編集
等各種編集機能を選択できるようにし、従来のコピー感
覚で使える簡単な操作でフルカラー白黒兼用のコピーを
行うことができる。
本装置では4色フルカラー機能を大きな特徴としており
、さらに3色カラー、黒をそれぞれ選択できる。
用紙供給は自動用紙選択、用紙指定が可能である。
縮小/拡大は50〜400%までの範囲で1%刻みで倍
率設定することができ、また縦と横の倍率を独立に設定
する偏倍機能、及び自動倍率選択機能を設けている。
コピー濃度は白黒原稿に対しては自動濃度調整を行って
いる。
カラー原稿に対しては自動カラーバランス調整を行い、
カラーバランスでは、コピー上で残色したい色を指定す
ることができる。
ジョブプログラムではメモリカードを用いてジョブのリ
ード、ライトができ、メモリカードへは最大8個のジョ
ブが格納できる。容量は32キロバイトを有し、フィル
ムプロジェクタ−モード以外のジョブがプログラム可能
である。
この他に、付加機能としてコピーアウトプット、コピー
シャープネス、コピーコントラスト、コピーポジション
、フィルムプロジェクタ−、ページプログラミング、マ
ージンの機能を設けている。
コピーアウトプットは、オプションとしてソーターが付
いている場合、Unco l Ia tedが選択され
ていると、最大調整機能が働き、設定枚数をビン収納最
大値内に合わせ込む。
エツジ強調を行うコピーシャープネスは、オプションと
して7ステツプのマニュアルシャープネス調整、写真(
Photo) 、文字(Charac ter )、網
点印刷(Print) 、写真と文字の混合(P ho
t。
/ Ct+aracter)からなる写真シャープネス
調整機能を設けている。そしてデフォルトとツールパス
ウェイで任意に設定できる。
コピーコントラストは、オペレーターが7ステノブでコ
ントロールでき、デフォルトはツールパスウェイで任意
に設定できる。
コピーポジションは、用紙上でコピー像を載せる位置を
選択する機能で、オプションとして用紙のセンターにコ
ピー像のセンターを載せるオートセンタリング機能を有
し、デフォルトはオートセンタリングである。
フィルムプロジェクタ−は、各種フィルムからコピーを
とることができるもので、35IIIInネガ・ポジの
プロジェクション、35mmネガプラテン置き、6 c
m X 6 cmスライドプラテン置き、4 in X
 4inスライドプラテン置きを選択できる。フィルム
プロジェクタでは、特に用紙を選択しなければA4用紙
が自動的に選択され、またフィルムプロジェクタポンプ
アップ内には、カラーバランス機能があり、カラーバラ
ンスを°゛赤味にすると赤っぼく、゛青味”にすると青
っぽく補正され、また独自の自動濃度コントロール、マ
ニュアル濃度コントロールを行っている。
ページプログラミングでは、コピーにフロント・バック
カバーまたはフロントカバーを付けるカバー機能、コピ
ーとコピーの間に白紙またはカラーペーパーを挿入する
インサートi能、原稿の頁別にカラーモードを設定でき
るカラーモード、原稿の頁別にペーパートレイを選択で
き、カラーモードと併せて設定できる用紙選択の機能が
ある。
マージンは、0〜30nmの範囲で11TI11刻みで
マージンを設定でき、1原稿に対して1辺のみ指定可能
である。
マーカー編集は、マーカーで囲まれた領域に対してyA
集加工する機能で、文書を対象とするもので、そのため
原稿は白黒原稿として扱い、黒モード時は指定領域内を
CRT上のパレット色に返還し、指定領域外は黒コピー
となる。また赤黒モード時は、イメージを赤色に変換し
、領域外は赤黒コピーとなり、トリム、マスク、カラー
メツシュ、ブラックtoカラーの機能を設けている。な
お、領域指定は原稿面に閉ループを描くか、テンキーま
たはエデイツトパッドにより領域を指定するかにより行
う。以下の各据集機能における領域指定でも同様である
。そして指定した領域はCRT上のヒノI・マツプエリ
アに相似形で表示する。
トリムはマーク領域内のイメージのみ白黒でコピーし、
マーク領域外のイメージは消去する。
マスクはマーク領域内のイメージは消去し、マーク領域
外のイメージのめ白黒でコピーする。
カラーメツシュでは、マーク領域内に指定の色線パター
ンを置き、イメージは白黒でコピーされ、カラーメンシ
ュの色は8標準色(あらかじめ決められた所定の色)、
8登録色(ユーザーにより登録されている色で1670
万色中より同時8色まで登録可)から選択することがで
き、また網は4パターンから選択できる。
ブラックtoカラーではマーク領域内のイメージを8標
準色、8登録色から選択した指定の色でコピーすること
ができる。
ビジネス編集はビジネス文書中心に、高品質オリジナル
がすばやく作製できることを狙いとしており、原稿はフ
ルカラー原稿として扱われ、全ての機能ともエリアまた
はポイントの指定が必要で、1原稿に対して複数ファン
クション設定できる。
そして、黒/モノカラーモード時は、指定領域以外は黒
またはモノカラーコピーとし、領域内は黒イメージをC
RT上のパレット色に色変換し、また赤黒モード時は指
定領域外は赤黒コピー、領域内は赤色に変換する。そし
て、マーカー編集の場合と同様のトリム、マスク、カラ
ーメンシュ、フランクtoカラーの外に、ロゴタイプ、
ライン、ペイント1、コレクション、ファンクションク
リアの機能を設けている。
ロゴタイプは指定ポイントにシンボルマークのようなロ
ゴを挿入できる機能で、2タイプのロゴをそれぞれ縦置
き、横置きが可能である。但し1原稿に対して1個のみ
設定でき、ロゴパターンは顧客ごとに用意してROMに
より供給する。
ラインは、2点表示によりX軸に対して垂線、または水
平線を描く機能であり、ラインの色は8標準色、8登録
色からライン毎に選択することができ、指定できるライ
ン数は無制限、使用できる色は一度に7色までである。
ペイント1は、閉ループ内に対して1点指示することに
よりループ内を8標準色、8登録色からループ毎に選択
した色で塗りつぶす機能である。
網は4パターンからエリア毎に選択でき、指定できるル
ープ数は無制限、使用できる色線パターンば7パターン
までである。
コレクション機能は、エリア毎の設定ファンクションを
確認及び修正することができるエリア/ポイントチェン
ジ、エリアサイズやポイント位置の変更をIM刻みで行
うことができるエリア/ポイントコレクション、指定の
エリアを消去するエリア/ポイントキャンセルモードを
有しており、指定した領域の確認、修正、変更、消去等
を行うことができる。
クリエイティブ編集は、イメージコンポジション、コピ
ーオンコピー、カラーコンポジション、部分イメージシ
フト、マルチ頁拡犬、ペイント1、カラーメンシュ、カ
ラーコンバージョン、ネガ/ポジ反転、リピート、ペイ
ント2、濃度コントロール、カラーバランス、コピーコ
ントラスト、コピーシャープネス、カラーモード、トリ
ム、マスク、ミラーイメージ、マージン、ライン、シフ
ト、ロゴタイプ、スプリットスキャン、コレクション、
ファンクションクリア、^dd Function機能
を設けており、この機能では原稿はカラー原稿として扱
われ、1原稿に対して複数のファンクションが設定でき
、1エリアに対してファンクションの併用ができ、また
指定するエリアは2点指示による矩形と1点指示による
ポイントである。
イメージコンポジションは、4サイクルでヘースオリジ
ナルをカラーコピー後、用紙を転写装置上に保持し、引
き続きトリミングしたオリジナルを4サイクルで重ねて
コピーし、出力する機能である。
コピーオンコピーは、4サイクルで第1オリジナルをコ
ピー後、用紙を転写装置上に保持し、ひき続き第2オリ
ジナルを4サイクルで重ねてコピーし出力する機能であ
る。
カラーコン′ポジションは、マゼンタで第1オリジナル
を二!ピー後、用紙を転写装置上に保持し、ひき続き第
2オリジナルをシアンで重ねてコピー後、用♀1(を転
写装置上に保持し、ひき続き第3オリジナルをイエロー
で重ねてコピー後出力する機能であり、4カラーコンポ
ジシヨンの場合は更にブラックを重ねてコピー後出力す
る。
部分イメージソフトは4サイクルでカラーコピー後、用
紙を転写装置上に保持し、ひき続き4サイクルで重ねて
コピーし出力する機能である。
カラーモードのうちフルカラーモードでは4サイクルで
コピーし、3色カラーモードでは編集モードが設定され
ている時を除き、3サイクルでコピーし、ブランクモー
ドでは繁IJLモードが設定されている時を除き、1サ
イクルでコピーし、プラス1色モートでは1〜3ザイク
ルでコピーする。
ツールバスウェイでは、オーデイトロン、マシンセット
アツプ、デフォルトセレクション、カラーレジストレー
ション、フィルムタイプレジストレーソヨン、カラーコ
レクション、プリセット、フィルムプロジェクタースキ
ャンエリアコレクンヨン、オーディオI・−ン、タイマ
ーセット、ピリングメータ、診断モード、最大調整、メ
モリカードフォーマツティングを設けている。このパス
ウェイで設定や変更を行なうためには暗証番号を人力し
なければ入れない。従って、ツールバスウェイで設定/
変更を行なえるのはキーオペレータとカスタマ−エンジ
ニアである。ただし、診断モードに入れるのは、カスタ
マ−エンジニアだけである。
カラーレジストレーションは、カラーパレット中のレジ
スタカラーボタンに色を登録するのに用いられ、色原稿
からCCDラインセンサーで読み込まれる。
カラーコレクションは、レジスタカラーボタンに登録し
た色の微調整に用いられる。
フィルムタイプレノストレージョンは、フィルムプロジ
ェクタモードで用いるレジスタフィルムタイプを登録す
るのに用いられ、未登録の場合は、フィルムプロジェク
タモード画面ではレジスタボタンが選択できない状態と
なる。
プリセットは、縮小/拡大値、コピー濃度7ステノプ、
コピーシャープ不スフステノプ、コピーコントラスト7
ステツプをプリセットする。
フィルムプロジェクタスキ今ンエリアコレクンヨンは、
フィルムプロジェクタ−モード時のスキャンエリアの3
周整を行う。
オーディオI・−ンは選択音等に使う音量の調整をする
タイマー七ノドは、キーオペレータに開放することので
きるタイマーに対するセットを行う。
この他にも、サブシステムがクラッシュ状態に入った場
合に再起動をかけるクラッシュリカバリ機能、クラノン
ユリカバリを2回かけてもそのサブシステムが正常復帰
できない場合にはフォルトモートとする機能、ジャムが
発生した場合、緊急停止する機能等の異常系に対する機
能も設けている。
さらに、基本コピーと付加機能、基本/付加機能とマー
カー編集、ビジネス編集、クリエイティブ編集等の組み
合わせも可能である。
」−記機能を備える本発明のシステム全体として下記の
特徴を有している。
(B)特徴 (イ)高画質フルカラーの達成 本装置においては、黒の画質再現、淡色再現性、ジェネ
レーションコピー質、OHP画質、細線再現性、フィル
ムコピーの画質再現性、コピーの維持性を向上させ、カ
ラードキュメントを鮮明に再現できる高画質フルカラー
の達成を図っている。
(ロ)低コスト化 感光体、現像機、トナー等の画材原価・消耗品のコスト
を低減化し、U M R、パーツコスト等サービスコス
トを低減化すると共に、白黒コピー兼用機としても使用
可能にし、さらに白黒コピー速度も従来のものに比して
3倍程度の30枚/A4を達成することによりランニン
グコストの低減、コピー単価の低減を図っている。
(ハ)生産性の改善 入出力装置にADF、ソータを設置(オプション)して
多枚数原稿を処理可能とし、倍率は50〜400%選択
でき、最大原稿サイズA3、ペーパートレイは上段B5
〜B4、中段B5〜B4、下段B5〜A3.5SIB5
〜A3とし、コピースピードは4色フルカラー、A4で
4.8CPM、B4で4.8CPM、、A3で2.4C
PM、白黒、A4で19.2CPM、B4で19.2C
PM。
A3で9.6CPM、ウオームアンプ時間8分以内、F
COTは4色フルカラーで28秒以下、白黒で7秒以下
を達成し、また、連続コピースピードは、フルカラー7
.5枚/A4、白黒30枚/A4を達成して高生産性を
図っている。
(ニ)操作性の改善 ハードコントロールパネルにおけるハードボタン、CR
T画面ソフトパネルのソフトボタンを併用し、初心者に
わかりやすく、熟練者に煩わしくなく、機能の内容をダ
イレクトに選択でき、かつ操作をなるべく1ケ所に集中
するようにして操作性を向上させると共に、色を効果的
に用いることによりオペレータに必要な情報を正確に伝
えるようにしている。ハイファイコピーは、ハードコン
トロールパネルと基本画面の操作だけで行うようにし、
オペレーションフローで規定できないスタート、ストツ
プ、オールクリア、割り込み等はハトボタンの操作によ
り行い、用紙選択、縮小拡大、コピー濃度、画質調整、
カラーモード、カラーバランス調整等は基本画面ソフト
パネル操作によす従来の単色コピーマシンのユーザーが
自然に使いこなせるようにしている。さらに、各種編集
機能等はソフトパネルのバスウェイ領域のバスウェイタ
ブをタッチ操作するだけで、バスウェイをオープンして
各種編集機能を選択することができる。さらにメモリカ
ードにコピーモードやその実行条件等を予め記憶してお
くことにより所定の操作の自動化を可能にしている。
(ホ)機能の充実 ソフI・パネルのバスウェイ領域のバスウェイタブをタ
ッチ操作することにより、バスウェイをオープンして各
種編集機能を選択することができ、例えばマーカ編集で
はマーカーというツールを使用して白黒文書の1M4J
加工をすることができ、ビジネス編集ではビジネス文書
中心に高品質オリジナルを素早く作製することができ、
またクリエイティブ編集では各種編集機能を用意し、フ
ルカラ、黒、モノカラーにおいて選択肢を多くしてデザ
イナ−、コピーサービス業者、キーオペレータ等の専門
家に対応できるようにしている。また、編集機能におい
て指定した領域はビットマツプエリアにより表示され、
指定した領域を確認できる。
このように、豊富な編集機能とカラークリエーションに
より文章表現力を大幅にアップすることができる。
(へ)省電力化の達成 1.5kVAで4色フルカラー、高性能の複写機を実現
している。そのため、各動作モードにおけるl  5k
VA実現のためのコントロール方式を決定し、また、目
標値を設定するための機能別電力配分を決定している。
また、エネルギー伝達経路の確定のための工名ルギー系
統表の作成、エネルギー系統による管理、検証を行うよ
うにしている。
(C)差別化の例 本発明が適用される複写機は、フルカラー、及び白黒兼
用でしかも初心者にわかりやすく、熟練者に煩わしくな
くコピーをとることができると共に、各種機能を充実さ
せて単にコピーをとるというだけでなく、オリジナルの
作製を行うことができるので、専門家、芸術家の利用に
も対応することができ、この点で複写機の使用に対する
差別化が可能になる。以下にその使用例を示す。
例えば、従来印刷によっていたポスター、カレンダー、
カードあるいは招待状や写真入りの年賀状等は、枚数が
それほど多くない場合は、印刷よりはるかに安価に作製
することができる。また、編集機能を駆使すれば、例え
ばカレンダー等では好みに応じたオリジナルを作製する
ことができ、従来、企業単位で画一的に印刷していたも
のを、セクション単位で独創的で多様なものを作製する
ことが可能になる。
また、近年インテリアや電気製品に見られるように、色
彩は販売■を左右するものであり、インテリアや服飾品
の製作段階において彩色を施した図案をコピーすること
により、デザインと共に色彩についても複数人により検
討することができ、消費を向上させるような新しい色彩
を開発することが可能である。特に、アパレル産業等で
は遠方の製作現場に製品を発注する際にも、彩色を施し
た完成図のコピーを送ることにより従来より適確に色を
指定することができ、作業能率を向上させることができ
る。
さらに、本装置はカラーと白黒を兼用することができる
ので、1つの原稿を必要に応じて白黒であるいはカラー
でそれぞれ必要枚数ずつコピーすることができる。した
がって、例えば専門学校、大学等で色彩学を学ぶ時に、
彩色した図案を白黒とカラーの両方で表現することがで
き、両者を比1校検討することにより、例えば赤はグレ
イがほぼ同じ明度であることが一目瞭然で分かる等、明
度および彩色の視覚に与える影響を学ぶこともできる。
(+−3)電気系制御システムの構成 この項では、本複写機の電気的制御システムとして、ハ
ードウェアアーキテクチャ−、ソフトウェアアーキテク
チャ−およびステート分割について説明する。
(A)ハードウェアアーキテクチャーおよびソフトウェ
アアーキテクチャ− 本複写機のようにUlとしてカラーCRTを使用すると
、モノクロのCRTを使用する場合に比較してカラー表
示のためのデータが増え、また、表示画面の構成、画面
遷移を工夫してよりフレンドリ−なUlを構築しようと
するとデータ量が増える。
これに対して、大容量のメモリを搭載したCPUを使用
することはできるが、基板が大きくなるので複写機本体
に収納するのが困難である、仕様の変更に対して柔軟な
対応が困難である、コストが高くなる、等の問題がある
そこで、本複写機においては、CRTコントローラ等の
他の機種あるいは装置との共通化が可能な技術をリモー
トとしてCPUを分散さセることでデータ量の増加に対
応するようにしたのである。
電気系のハードウェアは第3図に示されているように、
Ul系、SYS系およびMCB系の3種の糸に大別され
ている。Ul系はUlリモート70を含み、SYS系に
おいては、F/Pの制御を行うF/Pリモート72、原
稿読み取りを行う■ITリモート73、種々の画像処理
を行うII”Sリモート74を分散し、これらのリモー
トを統括して管理するものとしてS Y S (Sys
tem)リモート71が設けられている。SYSリモー
ト71はUlの画面遷移をコントロールするためのプロ
グラム等のために膨大なメモリ容量を必要とするので、
16ビツトマイクロコンピユータを搭載した8086を
使用している。なお、8086の他に例えば68000
等を使用することもできるものである。また、MCB系
においては、感材ベルトにレーザで潜像を形成するため
に使用するビデオ信号をI P S IJモート74か
ら受は取り、IOTに送出するためのラスター出カスキ
ャン(Rasher 0utput 5can :RO
S)インターフェースであるV CB (Vide。
Control Board )リモート76、転写装
五(タードル)のサーボのためのPCBリモート77、
更にはl0TSADF、ソータ、アクセサリ−のための
I10ボートとしてのiOBリモート78、およびアク
セサリ−リモート79を分散させ、それらを統括して管
理するためにM CB (Master Contro
l Board)リモート75が設けられている。
なお、図中の各リモートはそれぞれ1枚の基板で構成さ
れている。また、図中の太い実線は187.5kbps
のLNET高速通信N■4、太い破線は9600bps
のマスター/スレーブ方式ノリアル通信網をそれぞれ示
し、細い実線はコントロールイ3号の伝送路であるホッ
トラインを示す。また、図中76゜8kbpsとあるの
は、エデイツトパッドに描かれた図形情報、メモリカー
ドから人力されたコピーモード情報、編集領域の図形情
報をUlリモート70からIPSリモート74に通知す
るための専用回線である。さらに、図中CCC(Com
municati。
n Control Chip)とあるのは、高速通信
回線LNETのプロトコルをサポートするIcである。
以上のようにハートウエアアーギテクチャーは、UI系
、sys系、MCB系の3つに大別されるが、これらの
処理の分担を第4図のソフトウェアアーキテクチャ−を
参照して説明すると次のようである。なお、図中の矢印
は第3図に示す187.5kbpsのLNET高速通信
網、9600bpsのマスター/スレーブ方式シリアル
通信網を介して行われるデータの授受またはホットライ
ンを介して行われる制御信号の伝送関係を示している。
Ulリモート70は、L L U I  (Low L
evelυI)モジュール80と、エデイツトパッドお
よびメモリカードについての処理を行うモジュール(図
示せず)から構成されている。LLUIモジュール80
は通常CRTコントローラとして知られているものと同
様であって、カラーCRTに画面を表示するためのソフ
トウェアモジュールであり、その時々でどのような絵の
画面を表示するかは、5YSUIモジユール80または
MCBUIモジュール86により制御される。これによ
りUIリモートを他の機種または装置と共通化すること
ができることは明かである。なぜなら、どのような画面
構成とするか、画面遷移をどうするかは機種によって異
なるが、CRTコントローラはCRTと一体で使用され
るものであるからである。
SYSリモート71は、5YSUIモジヱール81と、
SYSTEMモジュール82、およびSYS、DIAC
モジュール83の3つのモジュールで構成されている。
5YSUIモジユール81は画面遷移をコントロールす
るソフトウェアモジュールであり、SYSTEMモジュ
ール82は、どの画面でソフトパネルのどの座標が選択
されたか、つまりどのようなジョブが選択されたかを認
識するF / F (Feature Functio
n)選択のソフトウェア、コピー実行条件に矛盾が無い
かどうか等最終的にジョブをチエツクするジョブ確認の
ソフトウェア、および、他のモジュールとの間でF/F
選沢、ジゴブリカバリー、マシンステート等の種々の情
報の授受を行うための通信を制御するソフトウェアを含
むモジュールである。SYS、DIAGモジュール83
は、自己診断を行うダイアグノスティックステートでコ
ピー動作を行うカスタマ−シミュレーションモードの場
合に動作するモジュールである。カスタマ−シミュレー
ションモードは通常のコピーと同じ動作をするので、S
YS、D [AGモジュール83 は実質的ニハs y
STEMモジュール82と同じなのであるが、ダイアグ
ノスティックという特別なステートで使用されるので、
SYSTEMモジュール82とは別に、しかし一部が重
畳されて記載されているものである。また、IITリモ
ート73にはイメージングユニントに使用されているス
テッピングモータの制御を行うIITモジュール84が
、rPSリモート74にはIPSに関する種々の処理を
行うIPSモジュール85がそれぞれ格納されており、
これらのモジュールはSYSTEMモジュール82によ
って制御される。
一方、MCBリモート75には、ダイアグノスティック
、オーデイトロン(Auditron)およびジャム等
のフォールトの場合に画面遷移をコントロールするソフ
トウェアであるM CI3 U Iモジュール86、感
材ヘルドの制御、現像機の制御、フユーザの制御等コピ
ーを行う際に必要な処理を行うIOTモジュール90、
ADFを制御するだめのADFモジュール91、ソータ
を制御するための5ORTERモジユール92の各ソフ
トウェアモジュールとそれらを管理するコピアエグゼク
ティブモジュール87、および各種診断を行うダイアグ
エグゼクティブモジュール88、暗証番号で電子カウン
ターにアクセスして料金処理を行うオーデイトロンモジ
ュール89を格納している。また、PCBリモート77
には転写装置の動作を制御するタードルサーボモジュー
ル93が格納されており、当該タードルサーボモジュー
ル93はゼログラフィーサイクルの転写工程を司るため
に、IOTモジュール90の管理の下に置かれている。
なお、図中、コピアエグゼクティブモジュール87とダ
イアグエグゼクティブモジュール88が重複しているの
は、SYSTEMモジュール82とSYS、DIACモ
ジュール83が重複している理由と同様である。
以上の処理の分担をコピー動作に従って説明すると次の
ようである。コピー動作は現像される色の違いを別にす
ればよく似た動作の繰り返しであり、第5図に示すよう
にいくつかのレイヤに分けて考えることができる。1戊
のカラーコピーはピンチと呼ばれる最小の単位を何回か
操り返すことで行われる。具体的には、1色のコピーを
行うについてイメージングユニットをどのように移動さ
せるか、用紙搬送をどうするか、現像機、タードル等を
どのように動作させるか、ジャムの検知はどのように行
うか、という動作であって、ピンチ処理をY、 M、 
 Cの3色について行えば3色カラーのコピーが、Y、
 M、  C,Kの4色について行えば4色フルカラー
のコピーが1枚出来上がることになる。これがコピーレ
イヤであり、具体的には、用紙に各色のトナーを転写し
た後、フユーザで定着させて複写機本体から排紙する処
理を行うレイヤである。ここまでの処理の管理はMCB
系のコピアエグゼクティブモジュール87が行う。
勿論、ピンチ処理の過程では、SYS系に含まれている
IITモジュール84およびIPSモジュール85も使
用されるが、そのために第3図、第4図に示されている
ように、IOTモジュール90とIITモジュール84
の間ではPROという信号と、LE@REGという2つ
の信号のやり取りが行われる。具体的にいえば、PRO
信号が■OTモジュール90から出力されると、MCB
リモート75からLNETを介してVCBリモート76
に送られ、更にVCBリモート76からホットラインに
よりrPSリモート74およびIITリモート73に伝
送される。これによりIITリモート73およびIPS
リモート74をIOTに同期させてピッチ処理を行わせ
ることができる。
また、このときIPSリモート74とVCBリモーI−
76の間では、窓材ベルトに潜像を形成するために使用
されるレーザ光を変調するためのビデオ信号の授受が行
われ、VCBリモート76で受信されたビデオ信号はL
 N E TによりMCBリモート75に渡され、更に
IOBリモート78を介してfOTのレーザ出力部40
aに供給される。
1回のピッチ処理が終了し、イメージングユニットが所
定のレジ位置に位置すると[ITリモート73はLE@
REG信号をホットラインに出力し、SYSリモーI・
71、VCBリモート76およびIOBリモーIへ78
に伝送し、IOBリモート78からIOTに渡される。
以上の動作が4回繰り返されると1枚の4色フルカラー
コピーが出来上がり、1コピ一動作は終了となる。
以上がコピーレイヤまでの処理であるが、その上に、1
枚の原稿に対してコピー単位のジョブを何回行うかとい
うコピー枚数を設定する処理があり、これがパーオリジ
ナル(PER0RIGINAL)レイヤで行われる処理
である。更にその上には、ジョブのパラメータを変える
処理を行うジョブプログラミングレイヤがある。具体的
には、ADFを使用するか否か、原稿の一部の色を変え
る、偏倍機能を使用するか否か、ということである。こ
れらパーオリジナル処理とジョブプログラミング処理は
sys系のSYSTEMモジュール82が管理する。そ
のためにSYSTEMモジュール82は、LLU lモ
ジュール80から送られてきたジョブ内容をチエツク、
確定し、必要なデータを作成して、9600b p s
シリアル通信網によりIITモジュール84、IPSモ
ジュール85、またLNETによりMCB系にそれぞれ
ジョブ内容を通知する。
以上述べたように、独立な処理を行うもの、他の機種、
あるいは装置と共通化が可能な処理を行うものをリモー
トとして分散させ、それらをUl系、S’lZS系、お
よびMCB系に大別し、コピー処理のレイヤに従ってマ
シンを管理するモジュールを定めたので、設計者の業務
を明確にできる、ソフトウェア等の開発技術を均一化で
きる、納期およびコストの設定を明確化できる、仕様の
変更等があった場合にも関係するモジュールだけを変更
することで容易に対応することができる、等の効果が得
られ、以て開発効率を向」ニさせることができるもので
ある。
(B)ステー1・分割 以上、UI系、SYS系およびMCB系の処理の分担に
ついて述べたが、この項ではUI系、SYS系、MCB
系がコピー動作のその時々でどのような処理を行ってい
るかをコピー動作の順を追って説明する。
複写層では、パワーONからコピー動作、およびコピー
動作終了後の状態をい(つかのステーI・に分割してそ
れぞれのステートで行うジョブを決めておき、各ステー
トでのジョブを全て終了しなければ次のステートに移行
しないようにしてコントロールの能率と正確さを朋する
ようにしている。
これをステート分割といい、本複写機においては第6図
に示すようなステート分割がなされている。
本複写機におけるステート分割で特徴的なことは、各ス
テートにおいて、当該ステート全体を管理するコントロ
ール権および当8亥ステートでUIを使用するUlマス
ター権が、あるときはSYSリモート71にあり、また
あるときはMCBリモート75にあることである。つま
り、上述したようにCPUを分散させたことによって、
IJIリモート70のL l、UIモジュール80は5
YSU+モジユール81ばかりでなくMCBIJ+モジ
ュール86によっても制御されるのであり、また、ピッ
チおよびコピー処理はMCB系のコビアエグゼクティブ
モジュール87で管理されるのに対して、バーオリジナ
ル処理およびジゴブプログラミング処ElはSYSTE
Mモジュール82で管理されるというように処理が分担
されているから、これに対応して各ステートにおいてS
YSTEMモジュール82、コビアエグゼクティブモジ
ュール87のどちらが全体のコントロール権を有するか
、また、Ulマスター権を有するかが異なるのである。
第6図においては縦線で示されるステートはUlマスタ
ー権をMCB系のコピアエグゼクティブモジュール87
が有することを示し、黒く塗りつぶされたステーI・は
Ulマスター権をSYSTEMモジュール82が有する
ことを示している。
第6図に示すステート分か[の内パワーONからスタン
バイまでを第7図を参照して説明する。
電源が投入されてパワーONになされると、第3図でS
YSリモート71からIITリモート73およびIPs
リモート74に供給されるIPsリセント信号およびI
JTリセント信号がH(IIIGll)となり、IPs
リモート74、IITリモート73はリセットが解除さ
れて動作を開始する。
また、電a電圧が正常になったことを検知するとパワー
ノーマル信号が立ち上がり、MCBリモート75が動作
を開始し、コントロール権およびU■マスター権を確立
すると共に、高速通信網LNETのテストを行う。また
、パワーノーマル信号はホットラインを通じてMCBリ
モート75からSYSリモート71に送られる。MCB
リモート75の動作開始後所定の時間TOが経過すると
、MCBリモート75からホットラインを通じてSYS
リモート71に供給されるシステムリセント信号が11
となり、SYSリモート71のリセットが解除されて動
作が開始されるが、この際、SYSリモート71の動作
開始は、SYSリモート71の内部の信号である86N
M+、86リセツトという二つの信号により上記TQ待
時間経過後更に200 μsec遅延される。この20
0 μsec という時間は、クラッシュ、即ち電源の
瞬断、ソフトウェアの暴走、ソフトウェアのハゲ等によ
る一過性のトラブルが生してマシンが停止、あるいは暴
走したときに、マシンがどのステートにあるかを不揮発
性メモリに格納するために設けられているものである。
SYSリモート71が動作を開始すると、約3゜13s
ecの間コアテスト、即ちROM、RAMのチエツク、
ハードウェアのチエツク等を行う。このとき不所望のデ
ータ等が入力されると暴走する可能性があるので、SY
Sリモート71は自らの監督下で、コアテストの開始と
共にIPSリセット信号およびIITリセット信号をL
 (Low )とし、IPSリモート74およびIIT
リモート73をリセットして動作を停止させる。SYS
リモート71は、コアテストが終了すると、10〜31
00msecの間CCCセルフテストをjテうと共に、
IPSリセット信号およびIITリセント信号をHとし
、IPSリモート74および+ITリモート73の動作
を再開させ、それぞれコアテストを行わせる。
CCCセルフテストは、L N E Tに所定のデータ
を送出して自ら受信し、受信したデータが送信されたデ
ータと同じであることを確認することで行う。なお、C
CCセルフテストを行うについては、セルフテストの時
間が重ならないように各CCCに対して時間が割り当て
られている。つまり、LNETは、SYSリモート71
、MCBリモート75等のLNETの各ノードはデータ
を送信したいときに送信し、もしデータの衝突が生じて
いれば所定時間経過後再送信を行うというコンテンショ
ン方式を採用しているので、SYSリモート71がCC
Cセルフテストを行っているとき、他のノードがLNE
Tを使用しているとデータの衝突が生じてしまい、セル
フテストが行えないからである。従って、SYSリモー
ト71がCCCセルフテストを開始するときには、MC
Bリモート75のLNETテストは終了している。CC
Cセルフテストが終了すると、SYSリモート71は、
IPSリモー1−74およびIITリモート73のコア
テストが終了するまで待機し、T1の期間にS Y S
 T E Mノードの通信テストを行う。この通信テス
トは、9600b p sのシリアル通信網のテストで
あり、所定のシーケンスで所定のデータの送受信が行わ
れる。当該通信テストが終了すると、T2の期間にSY
Sリモート71とMCBリモート75の間でLNETの
通信テストを行う。即ち、MCF3リモート75はSY
Sリモート71に対してセルフテストの結果を要求し、
SYSリモート7Iは当該要求に応じてこれまで行って
きたテストの結果をセルフテストリザルトとしてMCB
リモート75に発行する。MCBリモート75は、セル
フテストリザルトを受は取るとトークンパスをSYSリ
モート71に発行する。トークンパスはUlマスター権
をやり取りする札であり、トークンパスがSYSリモー
ト71に渡されることで、UIlマスター権MCBリモ
ート75からSYSリモ=1・71に移ることになる。
ここまでがパワーオンソーケンスである。当8亥パワー
オンシーケンスの期間中、Ofリモー1〜70は「しば
らくお待ち下さい」等の表示を行うと共に、自らのコア
テスト、通信テスト等、各種のテストを行う。
上記のパワーオンソーケンスの内、セルフテストリザル
トの要求に対して返答されない、またはセルフテストリ
ザルトに異常がある場合には、MCBリモート75はマ
シンをデッドとし、Ulコントロール権を発動してUl
リモート70を制御し、異常が生じている旨の表示を行
う。これがマシンデッドのステー1・である。
パワーオンステートが終了すると、次に各リモートをセ
ンドア・ンブするためにイニシャライズステートに入る
。イニシャライズステートではSYSリモート71が全
体のコントロール権とU[マスター権を有している。従
って、SYSリモート71は、SYS系をイニシャライ
ズすると共に、rlNITIALIZIE 5UBSY
STEJコマンドをMCBリモート75に発行してMC
B系をもイニシャライズする。その結果は→)゛ブシス
テムステータス情報としてMCBリモート75から送ら
れてくる。これにより例えばIOTではフユーザを加熱
したり、トレイのエレベータが所定の位置に配置された
りしてコピーを行う/1!備が整えられる。ここまでが
イニシャライズステートである。
イニシャライズが終了すると各リモートは待機状態であ
るスタンバイに入る。この状態においてもUIlマスタ
ー権SYSリモート71が存しているので、SYSリモ
ート71はUlマスター権に基づいてU1画面上にF/
Fを表示し、コピー実行条件を受は付ける状態に入る。
このときMCBリモート75はIOTをモニターしてい
る。また、スタンバイステートでは、異常がないかどう
かをチエツクするためにMCBリモート75は、500
m5ec毎にバックグランドポールをSYSリモート7
1に発行し、sysリモート71はこれに対してセルフ
テストリザルトを200m5ec以内にMCBリモート
75に返すという処理を行う。このときセルフテストリ
ザルトが返ってこない、あるいはセルフテストリザルト
の内容に異常があるときには、MCBリモート75はU
 lリモート70に対して異常が発生した旨を知らせ、
その旨の表示を行わせる。
スタンバイステートにおいてオーデイトロンが使用され
ると、オーデイトロンステートに入り、MCBリモート
75はオーデイトロンコントロールを行うと共に、Uエ
リモート70を制御してオーデイトロンのための表示を
行わせる。
スタンバイステートにおいてF/Fが設定され、スター
トキーが押されるとプロダレスステートに入る。プロダ
レスステートは、セットアンプ、サイクルアップ、ラン
、スキップピッチ−ノーマルサイクルダウン、サイクル
ダウンシャットダウンという6ステートに細分化される
が、これらのステートを、第8図を参照して説明する。
第8図は、プラテンモード、4色フルカラーコピー設定
枚敗3の場合のタイミングチャートを示す図である。
SYSリモート71は、スタートキーが押されたことを
検知すると、ジョブの内容をシリアル通信網を介してI
ITリモート73およびIPsリモート74に送り、ま
たLNETを介してジョブの内容をスタートジョブとい
うコマンドと共にMCBリモート75内のコピアエグゼ
クティブモジュール87に発行する。このことでマシン
はセットアンプに入り、各リモートでは指定されたジョ
ブを行うための前′p、備を行う。例えば、IOTモジ
ュール90ではメインモータの駆動、感材ヘルドのパラ
メータの合わせ込み等が行われる。スタートジョブに対
する応答であるA CK (Acknowledge 
)がMCBリモート75から送り返されたことをI+I
認すると、SYSリモート71は、IITリモート73
にプリスキャンを行わせる。プリスキャンには、原稿サ
イズを検出するためのプリスキャン、原稿の指定された
位置の色を検出するた択された編集処理などを表示する
必要があり、これらはパーオリジナル処理もしくはジョ
ブプログラミング処理に属し、SYSリモート71の管
理下に置かれるからである。
プロダレスステートにおいてフォールトが生じるとフォ
ールトリカバリーステートに移る。フォールトというの
は、ノーペーパー、ジャム、部品の故障または破損等マ
シンの異常状態の総称であり、F/Fの再設定等を行う
ことでユーザがリカバリーできるものと、部品の交換な
どサービスマサイクルアソプは各リモートの立ち上がり
時間を待ち合わせる状態であり、MCBリモート75は
10T、転写装置の動作を開始し、SYSリモート71
はIPSリモート74を初期化する。このときUlは、
現在プログレスステートにあること、および選択された
ジョブの内容の表示を行う。
サイクルアップが終了するとランに入り、コピー動作が
開始されるが、先ずM CB IJモート75のIOT
モジュール90から1個目のPROが出されるとIIT
は1回目のスキャンを行い、IOTは1色目の現像を行
い、これで1ピツチの処理が終了する。次に再びPRO
が出されると2色目の現像が行われ、2ピツチ目の処理
が終了する。
この処理を4回繰り返し、4ピツチの処理が終了すると
IOTはフユーザでトナーを定着し、(非紙する。これ
で1枚目のコピー処理が完了する。以上の処理を3回繰
り返すと3枚のコピーができる。
ピッチ処理およびコピー処理はMCBリモート75が管
理するが、その上のレイヤであるパーオリジナル処理で
行うコピー設定枚数の管理はSYSリモート71が行う
。従って、現在何枚目のコピーを行っているかをSYS
リモート71が認識できるように、各コピーの1個目の
P ROが出されるとき、MCBリモート75はSYS
リモート71に対してメイドカウント信号を発行するよ
うになされている。また、最後のPROが出されるとき
には、MCBリモート75はSYSリモート71に対し
てrRDY  FORNXT  JOB」というコマン
ドを発行して次のジョブを要求する。このときスタート
ジョブを発行するとジョブを続行できるが、ユーザが次
のジョブを設定しなければジョブは終了であるから、S
YSリモート71はrEND、JOBJというコマンド
をMCBリモート75に発行する。M CBリモート7
5はrEND  JOBJコマンドを受信してジョブが
終了したことをif認すると、マシンはノーマルサイク
ルダウンに入る。ノーマルサイクルダウンでは、MCB
リモート75は■○′Fの動作を停止させ、また、SY
Sリモート71はIOTに対してストップジョブコマン
ドを発行し、その応答を待つ。
ナイクルダウンの途中、MCBリモート75は、コピー
された用紙が全てIJI紙されたことが確認されるとそ
の旨をrDELIV巳RED  JOB。
コマンドでSYSリモート71に知らせ、また、ノーマ
ルサイクルダウンが完了してマシンが停止すると、その
旨をr IOT  5TAND  BYJコマンドでS
YSリモーI・71に知らせる。これによりプログレス
ステートは終了し、スタンバイステートに戻る。
なお、以上の例ではスギツブピンチ、サイクルダウンシ
ャントダウンについては述べられていないが、スキップ
ピッチにおいては、SYSリモート71はSYS系を次
のジョブのためにイニシャライズし、また、MCBリモ
ート75では次のコピーのために待機している。また、
サイクルダウンシャットダウンはフォールI・の際のス
テートであるので、当a亥ステートにおいては、SYS
リモート71およびMCBリモート75は共にフォール
I−処理を行う。
以上のようにプロダレススチー1・においては、MCB
リモーI・75はピンチ処理およびコピー処理を管理し
、SYSリモート71はパーオリジナル処理およびジョ
ブプログラミング処理を管理しているので、処理のコン
トロール権は双方が処理の分担に応じてそれぞれ有して
いる。これに対して01マスター権はSYSリモート7
1が有している。なぜなら、U Iにはコピーの設定枚
数、選れらはパーオリジナル処理もしくはジョブプログ
ラミング処理に属し、SYSリモート71の管理下に置
かれるからである。
プログレスステートにおいてフォールトが生じるとフォ
ールトリカバリーステートに移る。フォールトというの
は、ノーペーパー、ジャム、部品の故障または破損等マ
シンの異常状態の総称であり、F/Fの再設定等を行う
ことでユーザがリカバリーできるものと、部品の交換な
どサービスマンがリカバリーしなけれはならないものの
2種類ンがリカバリーしなければならないものの2種類
がある。上述したように基本的にはフォールトの表示は
MCBUIモジエール86が行うが、F/FはSYST
EMモジュール82が管理するので、F / Fの再設
定でリカバリーできるフォールトに関してはSYSTE
Mモジュール82がリカバリーを担当し、それ以外のり
カバリ−に関してはコピアエグゼクティフ′モジュール
87が担当する。
また、フォールトの検出はSYS系、MCB系それぞれ
に行われる。つまり、IIT、IPS。
F/PはSYSリモート71が管理しているのでsys
リモート71が検出し、IOT、ADF、ソータはMC
Bリモート75が管理しているのでMCBリモート75
が検出する。従って、本複写機においては次の4種類の
フォールトがあることが分かる。
■SYSノードで検出され、SYSノードがリカバリー
する場合 例えば、F/Pが準備されないままスタートキーが押さ
れたときにはフォールトとなるが、ユーザは再度F/F
を設定することでリカバリーできる。
■SYSノードで検出され、MCBノードがリカバリー
する場合 この種のフォールトには、例えば、レジセンサの故障、
イメージングユニットの速度異常、イメージングユニッ
トのオーバーラン、PRO信号の異常、CCCの異常、
シリアル通信網の異常、ROMまたはRAMのチエツク
エラー等が含まれ、これらのフォールトの場合には、U
lにはフォールトの内容および「サービスマンをお呼び
下さい」等のメンセージが表示される。
■MCBノードで検出され、SYSノードがリカバリー
する場合 ソータがセットされていないにも拘らずF/Fでソータ
が設定された場合にはMCBノードでフオールドが検出
されるが、ユーザが再度F/Fを設定し直してソータを
使用しないモードに変更するごとでもリカバリーできる
。ADFについても同様である。また、トナーが少なく
なった場合、トレイがセットされていない場合、用紙が
無くなった場合にもフォールトとなる。これらのフォー
ルトは、本来はユーザがトノーーを(111給する、あ
るいはトレイをセントする、用紙を補給することでリカ
バリーされるものではあるが、あるトレイに用紙が無く
なった場合には他のトレイを使用することによってもリ
カバリーできるし、ある色のトナーが無くなった場合に
は他の色を指定することによってもリカバリーできる。
つまり、F/Fの選択によってもリカバリーされるもの
であるから、SYSノードでリカバリーを行うようにな
されている。
■MCBノードで検出され、M CBノードがリカバリ
ーする場合 例えば、現像機の動作が不良である場合、トナーの配給
が異常の場合、モータクラッチの故障、フユーザの故障
等はMCBノードで検出され、U■には故障の箇所およ
び[サービスマンを呼んで下さい」等のメツセージが表
示される。また、ジャムが生じた場合には、ジャムの箇
所を表示すると共に、ジャムクリアの方法も表示するこ
とでリカバリーをユーザに委ねている。
以上のようにフォールトリカバリーステートにおいては
コントロール権およびUIマスター権は、フォールトの
生じている箇所、リカバリーの方法によってSYSノー
ドが有する場合と、MCBノードが有する場合があるの
である。
フォールトがリカバリーされてIOTスタンバイコマン
ドがMCBノードから発行されるとジョブリカバリース
テートに移り、残されているジョブを完了する。例えば
、コピー設定枚数が3であり、2枚目をコピーしている
ときにジャムが生じたとする。この場合にはジャムがク
リアされた後、残りの2枚をコピーしなければならない
ので、SYSノード、MCBノードはそれぞれ管理する
処理を行ってジョブをリカバリーするのである。従って
、ジョブリカバリーにおいてもコントロール権は、SY
Sノード、MCBノードの双方がそれぞれの処理分担に
応して有している。しがし、U■マスター権はSYSノ
ードが有している。なぜなら、ジョブリカバリーを行う
については、例えば「スタートキーを押して下さい」、
「残りの原稿をセットして下さい」等のジョブリカバリ
ーのためのメツセージを表示しなければならず、これは
SYSノードが管理するパーオリジナル処理またはジョ
ブプログラミング処理に関する事項だからである。
なお、プロダレスステートでIOTスタンバイコマンド
が出された場合にもジョブリカバリーステートに移り、
ジョブが完了したことが確認されるとスタンバイステー
トに移り、次のジョブを待機する。
スタンバイステートにおいて、所定のキー操作を行うこ
とによってダイアグノスティック(以下、単にダイヤグ
と称す。)ステートに入ることができる。
ダイアグステートは、部品の入力チエツク、出力チエツ
ク、各種パラメータの設定、各種モードの設定、NVM
 (不揮発性メモリ)の切間化等を行う自己診断のため
のステートであり、その概念を第9図に示す。図から明
らかなように、ダイアグとしてTECHREPモード、
カスタマ−シミュレーションモードの2つのモードが設
けられている。
TECHREPモードは入力チエツク、出力チエツク等
サービスマンがマシンの診断を行う場合に用いるモード
であり、カスタマ−シミュレーションモードは、通常ユ
ーザがコピーする場合に使用するカスタマ−モードをダ
イアグで使用するモードである。
いま、カスタマ−モードのスタンバイステートから所定
の操作により図のAのルートによりTECHREI)モ
ードに入ったとする。T E CHREPモードで各種
のチェツク、パラメータの設定、モードの設定を行った
だけで終了し、再びカスタマ−モードに戻る場合(図の
Bのルート)には所定のキー操作を行えば、第6図に示
すようにパワーオンのステートに移り、第7図のシーケ
ンスによりスタンバイステートに戻ることができるが、
本複写機はカラーコピーを行い、しかも種々の編集機能
を備えているので、T E CHRE Pモードで種々
のパラメータの設定を行った後に、実際にコピーを行っ
てユーザが要求する色が出るかどうか、編集機能は所定
の通りに機能するかどうか等を確認する必要がある。ご
れを行うのがカスタマーシミュレーンヨンモーlであす
、ピリングを行わない点、Ulにはダイアグである旨の
表示がなされる点でカスタマ−モードと異なっている。
これがカスタマ−モードをダイアグで使用するカスタマ
ーシミュレーションモードの意味である。なお、TEC
HREPモードからカスタマ−シミュレーションモード
への移行(図のCのルート)、その逆のカスタマ−シミ
ュレーションモードからT E CHRE Pモードへ
の移行(図のDのルート)はそれぞれ所定の操作により
行うことができる。また、TECHREPモードはダイ
アグエグゼクティブモジュール88(第4図)が行うの
でコントロール権、Ulマスター権は共にMCBノー1
が有しているが、カスタマ−シミュレーションモードは
SYS、DIACモジュール83(第4回)の制御の基
で通常のコピー動作を行うので、コントロール権、Ul
マスター権は共にSYSノードが有する。
−(1上jjIB目+XガI戊 (II−1)システム 第10図はシステムと他のリモートとの関係を示す図で
ある。
前述したように、リモート71には5YSU Iモジュ
ール81とSYSTEMモジュール82が搭載され、5
YSUI81とSYSTEMモジュール82間はモジュ
ール間インタフェースによりデータの授受が行われ、ま
たSYSTEMモジュール82と1lT73、IPS7
4との間はシリアル通信インターフェースで接続され、
MCB75、RO376、RAIB79との間はLNE
T高速通信網で接続されている。
次にシステムのモジュール構成について説明する。
第11図はシステムのモジュール構成を示す図である。
本複写機においては、IIT、IPS、IOT等の各モ
ジュールは部品のように考え、これらをコントロールす
るシステムの各モジュールは頭脳を持つように考えてい
る。そして、分散Cl) U方式を採用し、システム側
ではパーオリジナル処理およびジョブプログラミング処
理を担当し、これに対応してイニシャライズステート、
スタンバイステート、セットアンプステート、サイクル
ステートを管理するコントロール権、およびこれらのス
テートでUlを使用するUlマスター権を有しているの
で、それに対応するモジュールでシステムを構成してい
る。
システムメイン100は、5YSUIやMCB等からの
受信データを内部バッファに取り込み、また内部バッフ
ァに格納したデータをクリアし、システムメイン100
の下位の各モジュールをコールして処理を渡し、システ
ムステートの更新処理を行っている。
M/Cイニシャライズコントロールモジュール101は
、パワーオンしてからシステムがスタンバイ状態になる
までのイニシャライズシーケンスをコントロールしてお
り、MCBによるパワーオン後の各種テストを行うパワ
ーオン処理が終了すると起動される。
M/Cセットアツプコントロールモジュール103はス
タートキーが押されてから、コピーレイアーの処理を行
うMCBを起動するまでのセットアツプシーケンスをコ
ントロールし、具体的には5YSU Iから指示された
FEATURE (使用者の要求を達成するためのM/
Cに対する指示項目)に基づいてジョブモードを作成し
、作成したジョブモードに従ってセットアツプシーケン
スを決定する。
第12図(a)に示すように、ジョブモードの作成は、
F/Fで指示されたモードを解析し、ジョブを切り分け
ている。この場合ジョブとは、使用者の要求によりM/
Cがスタートしてから要求通りのコピーが全て排出され
、停止されるまでのM/C動作を言い、使用者の要求に
対して作業分割できる最小単位、ジョブモードの集合体
である。例えば、嵌め込み合成の場合で説明すると、第
12図(+))示すように、ジョブモードは削除と移動
、抽出とからなり、ジョブはこれらのモードの集合体と
なる。また、第12図(C)に示すようにADF原稿3
枚の場合においては、ジョブモードはそれぞれ原稿1、
原稿2、原稿3に対するフィード処理であり、ジョブは
それらの集合となる。
そして、自動モードの場合はドキュメントスキャン、ぬ
り絵モードの時はプレスキャン、マーカーIU集モード
の時はプレスキャン、色検知モードの時はサンプルスキ
ャンを行い(プレスキャンは最高3回)、またコピーサ
イクルに必要なコピーモードをI IT、I PS、、
MCBに対して配付し、セットアンプシーケンス終了時
MCBを起動する。
M/Cスタンバイコントロールモジュール102はM/
Cスタンバイ中のシーケンスをコントロールし、具体的
にはスタートキーの受付、色登録のコントロール、ダイ
アグモードのエントリー等を行っている。
M / Cコピーサイクルコントロールモジュール10
4はMCBが起動されてから停止するまでのコピーシー
ケンスをコントロールし、具体的には用紙フィードカウ
ントの通知、JOBの終了を判断してIITの立ち上げ
要求、MCBの停止を判断してIPSの立ち下げ要求を
行う。
また、M/C停止中、あるいは動作中に発生するスルー
コマンドを相手先リモートに通知する機能を果たしてい
る。
フォールトコントロールモジュール106は■IT、I
PSからの立ち下げ要因を監視し、要因発生時にMCB
に対して立ち下げ要求し、具体的にはIIT、IPSか
らのフェイルコマンドによる立ち下げを行い、またMC
Bからの立ち下げ要求が発生後、M/C停止時のリカバ
リーを判断して決定し、例えばMCBからのジャムコマ
ンドによりリカバリーを行っている。
コミニュケーションコントロールモジュール107はI
ITからのIITレディ信号の設定、イメージエリアに
おける通信のイネーブル/ディスエイプルを設定してい
る。
DIACコントロールモジュール108は、DIACモ
ードにおいて、人力チエツクモード、出カチェノクモー
ド中のコントロールを行っている。
次に、これらの各モジュール同士、あるいは他のナブシ
ステムとのデータの授受について説明する。
第13図はシステムと各リモートとのデータフロー、お
よびシステム内モジュール間データフローを示す図であ
る。図のA−Nはシリアル通信を、Zはホントラインを
、■〜@はモジュール間データを示している。
5YSUIリモートとイニシャライズコントロール部1
01との間では、5YSU IからはCRTの制御権を
SYSTEM  N0DEに渡すTOKENコマンドが
送られ、一方イニシャライズコントロール部lotから
はコンフィグコマンドが送られる。
5YSUIリモートとスタンバイコントロール部102
との間では、5YSUIからはモードチェンジコマンド
、スタートコピーコマンド、ジョブキャンセルコマンド
、色登録リクエストコマンド、トレイコマンドが送られ
、一方スタンバイコントロール部102からはM/Cス
テータスコマンド、トレイステータスコマンド、トナー
ステータスコマンド、回収ボトルステータスコマンド、
色登録ANSコマンド、TOKENコマンドが送られる
5YSUIリモートとセットアツプコントロール部10
3との間では、セットアツプコントロール部103から
はM/Cステータスコマンド(プログレス)、APMS
ステータスコマンドが送うれ、一方5YSUTリモート
からはストップリクエストコマンド、インターラブドコ
マンドが送られる。
IPSリモートとイニシャライズコントロール部101
との間では、IPSリモートからはイニツヤライズエン
ドコマンドが送られ、イニシャライズコントロール部1
01からはNVMパラメータコマンドが送られる。
11Tリモートとイニシャライズコントロール部101
との間では、IITリモートからはIITレディコマン
ド、イニシャライズコントロール部101からはNVM
パラメータコマンド、INITIALIZEコマンドが
送られる。
IPSリモートとスタンバイコントロール部102との
間では、IPsリモートからイニシャライズフリーハン
ドエリア、アンサ−コマンド、リムーヴエリアアンサー
コマンド、カラー情報コマンドが送られ、スタンバイコ
ントロール部102からはカラー検出ポイントコマンド
、イニシャライズフリーハンドエリアコマンド、リムー
ヴエリアコマンドが送られる。
IPSリモートとセットアツプコントロール部103と
の間では、IPSリモートか゛らIPSレディコマンド
、ドキュメント情報コマンドが送られ、セントアップコ
ントロール部103スキャン情報コマンド、基本コピー
モードコマンド、エデイツトモードコマンド、M/Cス
トップコマンドが送られる。
11Tリモートとスタンバイコントロール部102との
間では、IITリモートからプレスキャンが終了したこ
とを知らせる■・ITレディコマンドが送られ、スタン
バイコントロール部102からサンプルスキャンスター
トコマンド、イニシャライズコマンドが送られる。
IITリモートとセットアツプコントロール部103と
の間では、I[TリモートからはIITレディコマンド
、イニシャライズエンドコマンドが送られ、セントアッ
プコントロール部103からはドキュメントスキャンス
タートコマンド、サンプルスキャンスタートコマンド、
コピースキャンスタートコマンドが送られる。
MCBリモートとスタンバイコントロール部102との
間では、スタンバイコントロール部102からイニシャ
ライズサブシステムコマンド、スタンバイセレクション
コマンドが送られ、MCBリモートからはサブシステム
ステータスコマンドが送られる。
MCBリモートとセ・ントアンフ゛コントロール部10
3との間では、セットアツプコントロール部103から
スタートジョブコマンド、IITレディコマンド、スト
ソプジシプコマンド、デクレアシステムフォールトコマ
ンドが送られ、MCBリモートからrOTスクンハイコ
マンド、デクレアMCBフォールトコマンドが送られる
M CI3リモートとサイクルコントロール部104と
の間では、サイクルコントロール部104からストツブ
ジョブコマントが送られ、MCBリモートからはMAD
Eコマンド、レディフォアネクストジョブコマンド、ジ
ョブデリヴアードコマンド、IOTスタンバイコマンド
が送られる。
MCBリモートとフォールトコントロール部106との
間では、フォールトコントロール部106からデクレア
システムフォールトコマンド、システムシャントダウン
完了コマンドが送られ、MCBリモートからデクレアM
CBフォールトコマンド、システムシャットダウンコマ
ンドが送られる。
[ITリモートとコミニュケーションコントロール部1
07との間では、IITリモートからスキャンレディ信
号、イメージエリア信号が送られる。
次に各モジュール間のインターフェースについて説明す
る。
システムメイン100から各モジュール(101〜10
7)に対して受信リモー1−No、及び受信データが送
られて各モジュールがそれぞれのリモートとのデータ授
受を行う。一方、各モジュール(101〜107)から
システムメイン100に対しては何も送られない。
イニシャライズコントロール部10.1は、イニシャラ
イズ処理が終了するとフォルトコントロール部106、
スタンバイコントロール部102に対し、それぞれシス
テムステート(スタンバイ)を通知する。
コミニュケーションコントロール部107は、イニシャ
ライズコントロール部101、スタンバイコントロール
部102、セットアンプコントロール部103、コピー
サイクルコントロール部104、フォルトコントロ・−
ル部106に対し、それぞれ通信可否情報を通知する。
スタンバイコントロール部102は、スタートキーが押
されるとセントアップコントロール部103に対してシ
ステムステート(プログレス)を通知する。
七ットアップコントロール部103は、セットアンプが
終了するとコピーサイクルコントロール部104に対し
てシステムステート(サイクル)を通知する。
(II−2)イメージ入力ターミナル(IIT)(A)
原稿走査機構 第14図は、原稿走査機構の斜視図を示し、イメージン
グユニット37は、2本のスライドシャフト202.2
03上に移動自在に載置されると共に、両端はワイヤ2
04.205に固定されている。このワイヤ204.2
05はドライブプーリ206.207とテンションプー
リ208.209に巻回され、テンションプーリ208
.209には、図示矢印方向にテンションがかけられて
いる。前記ドライブプーリ206.207が取付けられ
るドライブ軸210には、減速プーリ211が取付られ
、タイミングベルト212を介してステッピングモータ
213の出力軸214に接続されている。なお、リミッ
トスイッチ215.216はイメージングユニット37
が移動するときの両端位置を検出するセンサであり、レ
ジセンサ217は、原稿読取開始位置を検出するセンサ
である。
1枚のカラーコピーを得るために、IITは、4回のス
キャンを繰り返す必要がある。この場合、4回のスキャ
ン内に同期ズレ、位置ズレをいかに少なくさせるかが大
きな課題であり、そのためには、イメージングユニット
37の停止位置の変動を抑え、ホームポジションからレ
ジ位置までの到達時間の変動を抑えることおよびスキャ
ン速度の変動を抑えることが重要である。そのためにス
テッピングモータ213を採用している。しかしながら
、ステッピングモータ213はDCサーボモータに比較
して振動、騒音が大きいため、高画質化、高速化に種々
の対策を採っている。
(B)ステッピングモータの制御方式 ステッピングモータ213は、モータ巻線を5角形に結
線し、その接続点をそれぞれ2個のトランジスタにより
、電源のプラス側またはマイナス側に接続するようにし
、10個のスイッチングトランジスタでバイポーラ駆動
を行うようにしている。また、モータに流れる電流値を
フィードバックし、電流値を滑らかに切換えることによ
り、振動および騒音の発生を防止している。
第15図(a)はステッピングモータ213により駆動
されるイメージングユニット37のスキャンサイクルを
示している。図は(9率50%すなわち最大移動速度で
フォワードスキャン、バックスキャンさせる場合に、イ
メージングユニット37の速度すなわちステッピングモ
ータに加えられる周波数と時間の関係を示している。加
速時には同図(b)に示すように、例えば259Hzを
逓倍してゆき、最大11〜12KHz程度にまで増加さ
せる。
このようにパルス列に規則性を持たせることによりパル
ス生成を簡単にする。そして、同図(a)に示すように
、259pps/3.9msで階段状に規則的な加速を
行い台形プロファイルを作るようにしている。また、フ
ォワードスキャンとバックスキャンの間には休止時間を
設け、TITメカ系の振動が減少するの待ち、またIO
Tにおける画像出力と同期させるようにしている。本実
施例におていは加速度を0.7Gにし従来のものと比較
して大にすることによりスキャンサイクル時間を短縮さ
せている。
前述したようにカラー原稿を読み取る場合には、4回ス
キャンの位置ズレ、システムとしてはその結果としての
色ズレ或いは画像のゆがみをいかに少なくさせるかが大
きな課題である。第15図(C)〜(e)は色ずれの原
因を説明するため゛の図で、同図(C)はイメージング
ユニットがスキャンを行って元の位置に停止する位置が
異なることを示しており、次にスタートするときにレジ
位置までの時間がずれて色ずれが発生する。また、同図
(d)に示すように、4スキヤン内でのステンピングモ
ータの過度振動(定常速度に至るまでの速度変動)によ
り、レジ位置に到達するまでの時間がずれて色ずれが発
生する。また、同図(e)はレジ位置通過後テールエツ
ジまでの定速走査特性のバラツキを示し、1回目のスキ
ャンの速度変動のバラツキが2〜4回目のスキャンの速
度変動のバラツキよりも大きいことを示している。従っ
て、例えば1回目のスキャン時には、色ずれの目立たな
いYを現像させるようにしている。
上記した色ずれの原因は、タイミングベルト212、ワ
イヤ204.205の経時変化、スライドパッドとスラ
イドレール202.203間の粘性抵抗等の機械的な不
安定要因が考えられる。
(C)TITのコントロール方式 IITリモートは、各種コピー動作のためのシーケンス
制御、サービスサポート機能、自己診断機能、フェイル
セイフ機能を有している。IITのシーケンス制御は、
通常スキャン、サンプルスキャン、イニシャライズに分
けられる。IIT制御のための各種コマンド、パラメー
タは、sYsリモート71よりシリアル通信で送られて
くる。
第16図(a)は通常スキャンのタイミングチャートを
示している。スキャン長データは、用紙長と倍率により
0〜432mm(1mmステップ)が設定され、スキャ
ン速度は倍率(50%〜400%)により設定され、プ
リスキャン長(停止位置からレジ位置までの距離)デー
タも、倍率(50%〜400%)により設定される。ス
キャンコマンドを受けると、FL−ON信号により蛍光
灯を点灯させると共に、5CN−RDY信号によりモー
タドライバをオンさせ、所定のタイミング後シェーディ
ング補正パルスWHT−REFを発生させてスキャンを
開始する。レジセンサを通過すると、イメージエリア信
号IMG−AREAが所定のスキャン製分ローレベルと
なり、これと同期してIIT−PS信号力月PSに出力
される。
第16図(b)はサンプルスキャンのタイミングチャー
トを示している。サンプルスキャンは、色変換時の色検
知、F/Pを使用する時の色バランス補正およびシェー
ディング補正に使用される。レジ位1からの停止位置、
移動速度、微小動作回数、ステップ間隔のデータにより
、目的のサンプル位置に行って一時停止または微小動作
を複数回繰り返した後、停止する。
第16図(C)はイニシャライズのタイミングチャート
を示している。電源オン時にSYSリモートよりコマン
ドを受け、レジセンサの確認、レジセンサによるイメー
ジングユニット動作の確認、レジセンサによるイメージ
ングユニットのホーム位置の補正を行う。
(D)イメージングユニット 第17図は前記イメージングユニット37の断面図を示
し、原稿220は読み取られるべき画像面がプラテンガ
ラス3I上に下向きにセットされ、イメージングユニッ
ト37がその下面を図示矢印方向へ移動し、30W昼光
色螢光灯222および反射鏡223により原稿面を露光
する。そして、原稿220からの反射光をセルフォック
レンズ224、シアンフィルタ225を通過させること
により、CCDラインセンサ226の受光面に王立等倍
像を結像させる。セルフォックレンズ224は4列のフ
ァイバーレンズからなる複眼レンズであり、明るく解像
度が高いために、光源の電力を低く抑えることができ、
またコンパクトになるという利点を存する。また、イメ
ージングユニット37には、CCDラインセンサドライ
ブ回路、CCDラインセンサ出力バッファ回路等を含む
回路基板227が搭載される。なお、228はランプヒ
ータ、229は照明電源用フレキシブルケーブル、23
0は制御信号用フレキシブルケーブルを示している。
第18図は前記CCDラインセンサ226の配置例を示
し、同図(a)に示すように、5個のCCDラインセン
サ226a〜226eを主走査方向Xに千鳥状に配置し
ている。これは−本のCCDラインセンサにより、多数
の受光素子を欠落なくかつ感度を均一に形成することが
困難であり、また、複数のCCDラインセンサを1ライ
ン上に並べた場合には、CCDラインセンサの両端まで
画素を構成することが困難で、読取不能領域が発生する
からである。
このCCDラインセンサ226のセンサ部は、同図(b
)に示すように、CCDラインセンサ226の各画素の
表面にR,G、Bの3色フィルタをこの順に繰り返して
配列し、隣りあった3ビツトで読取時の1画素を構成し
ている。各色の読取画素密度を16ドツト/胴、1チツ
プ当たりの画素数を2928とすると、lチップの長さ
が2928/(16X3)=61閣となり、5チップ全
体で61X5=305mmの長さとなる。従って、これ
によりA3版の読取りが可能な等傍系のCCDラインセ
ンサが得られる。また、R,G、Bの各画素を45度傾
けて配置し、モアレを低減している。
このように、複数のCCDラインセンサ226a〜22
6eを千鳥状に配置した場合、隣接したCCDラインセ
ンサが相異なる原稿面を走査することになる。すなわち
、CCDラインセンサの主走査方向Xと直交する副走査
方向YにCCDラインセンサを移動して原稿を読み取る
と、原稿を先行して走査する第1列のCCDラインセン
サ226b、226dからの信号と、それに続く第2列
のCCDラインセンサ226a、226c、226eか
らの信号との間には、隣接するCCDラインセンサ間の
位置ずれに相当する時間的なずれを生しる。
そこで、複数のCCDラインセンサで分割して読み取っ
た画像信号から1ラインの連続信号を得るためには、少
なくとも原稿を先行して走査する第1列のCCDライン
センサ226b、226dからの信号を記憶せしめ、そ
れに続く第2列のCCDラインセンサ226a、226
c、226eからの信号出力に同期して読みだすことが
必要となる。この場合、例えば、ずれ量が2501mm
で、解像度が16ドツト/Mであるとすると、4ライン
分の遅延が必要となる。
また、−aに画像読取装置における縮小拡大は、主走査
方向はIPSでの間引き水増し、その他の処理により行
い、副走査方向はイメージングユニント37の移動速度
の増減により行っている。そこで、画像読取装置におけ
る読取速度(単位時間当たりの読取ライン数)は固定と
し、移動速度を変えることにより副走査方向の解像度を
変えることになる。すなわち、例えば縮拡率100%時
に16ドツト/[[1mの解像度であれば、の如き関係
となる。従っ゛ζ縮拡率の増加につれて解像度が上がる
ことになり、よって、前記の千鳥配列の差250μmを
補正するための必要ラインメモリ数も増大することにな
る。
(E)ビデオ信号処理回路 次に第19図により、CCDラインセンサ226を用い
て、カラー原稿をR,G、B毎に反射率信号として読取
り、これを濃度信号としてのデジタル値に変換するため
のビデオ信号処理回路について説明する。
原稿は、イメージングユニット37内の5個のCCDラ
インセンサ226により、原稿を5分割に分けて5チヤ
ンネルで、R,G、Bに色分解されて読み取られ、それ
ぞれ増幅回路231で所定レベルに増幅されたのち、ユ
ニット、本体間を結ぶ伝送ケーブルを介して本体側の回
路へ伝送される(第20図231a)、次いでサンプル
ホールド回路5H232において、サンプルホールドパ
ルスSHPにより、ノイズを除去して波形処理を行う(
第20図232a)、ところがCCDラインセンサの光
電変換特性は各画素毎、各チンプ毎に異なるために、同
一の濃度の原稿を読んでも出力が異なり、これをそのま
ま出力すると画像データにスジやムラが生じる。そのた
めに各種の補正処理が必要となる。
ゲイン調整回路A G C(A[ITOMATICGA
IN CONTR01、)233では、センサ出力信号
の増幅率の調整を行う。これは、白レベル調整と言われ
るもので、各センサの出力を増幅して後述するAOC2
34を経てA/D変換器235に入力する回路において
、A/D変換の誤差を少なくjるために設けられている
。そのために、各センサで白のレフ7ランスデータを読
取り、これをデジタル化してシェーディングRAM24
0に格納し、この1947分のデータをSYSリモート
71 (第3図)において所定の基準値と比較判断し、
所定のゲインとなるデジタル値をD/A変換してAOC
233に出力し、ゲインを256段階に調節可能にする
オフセット調整回路A OC(AUTOMATIC0F
SETCOIiTROL )234は、黒レベル調整と
言われるもので、各センサの暗時出力電圧を調整する。
そのために、蛍光灯を消灯させて暗時出力を各センサに
より読取り、このデータをデジタル化してシェーディン
グRAM240に格納し、この1ライン分のデータをS
YSリモート71 (第3図)において所定の基準値と
比較判断し、オフセット値をD/A変換してAOC23
4に出力し、オフセット電圧を256段階に調節してい
る。このAOCの出力は、第20図234aに示すよう
に最終的に読み取る原稿濃度に対して出力濃度が規定値
になるようにiPI整している。
このようにしてA/D変換器235でデジタル値に変換
され(第20図235a)だデータは、GBRGBR・
・・・・・・・・と連なる8ビツトデータ列の形で出力
される。遅延量設定回路236は、複数ライン分が格納
されるメモリで、FIFO構成をとり、原稿を先行して
走査する第1列のCCDラインセンサ226b、226
dからの信号を記憶せしめ、それに続く第2列のCCD
ラインセンサ226a、226c、226eからの信号
出力に同期して出力している。
分離合成回路237は、各CCDラインセンサ毎にR,
GSBのデータを分離した後、原稿の1ライン分を各C
CDラインセンサのR,G、B毎にシリアルに合成して
出力するものである。変換器238は、ROMから構成
され、対数変換テーブルLUT“°1゛が格納されてお
り、デジタル値をROMのアドレス信号として入力する
と、対数変換テーブルLUT’“1“°でR,C,Bの
反射率の情報が濃度の情報に変換される。
次にシェーディング補正回路239について説明する。
ノエーディング特性は、光源の配光特性にバラツキがあ
ったり、蛍光灯の場合に端部において光量が低下したり
、CCDラインセンサの各ビット間に感度のバラツキが
あったり、また、反射鏡等の汚れがあったりすると、こ
れらに起因して現れるものである。
そのために、シェーディング補正開始時に、CCDライ
ンセンサにシェーディング補正の基準濃度データとなる
白色板を照射したときの反射光を人力し、」二記信号処
理回路にてA/D変換およびログ変換を行い、この基準
濃度データffiog(Rム)をラインメモリ240に
記憶させておく。次に原稿を走査して読取った画像デー
タfog(D五)から前記基準濃度データlog(R1
)を減算すれば、 f!og (Dt  )   ffiog (R;  
)  =log(Dt /Rr  )となり、シェーデ
ィング補正された各画素のデータの対数値が得られる。
このようにログ変換した後にシェーディング補正を行う
ことにより、従来のように複雑かつ大規模な回路でハー
ドロジック除算器を組む必要もなく、汎用の全加算器I
Cを用いることにより演算処理を簡単に行うことができ
る。
(n−3)イメージ出ノjターミナル (A)概略構成 第21図はイメージ出力ターミナル(10T)の概略構
成を示す図である。
本装置は感光体として有機感材ベル)(Phot。
Recepterベルト)を使用し、1色フルカラー用
にY、M、C,Kからなる現像機404、用紙を転写部
に搬送する転写装置(Tow  Roll Trans
fer Loop) 406、転写装置404から定着
装置408へ用紙を搬送する真空搬送装置(Vacuu
m Transfer) 407、用紙トレイ410.
412、用紙搬送路411が備えられ、感材ヘルド、現
像機、転写装置の3つのユニシトはフロント側へ引き出
せる構成となっている。
レーザー光tA40からのシー1ヂ光を変調して得られ
た情報光はミラ40dを介して感材41上に照射されて
露光が行われ、潜像が形成される。感材上に形成された
イメージは、現像機404で現像されてトナー像が形成
される。現像機404はB、M、C,Yからなり、図示
するような位置関係で配置される。これは、例えば暗減
衰と各トナーの特性との関係、ブラックトナーへの他の
トナーの混色による影響の違いといったようなことを考
慮して配置している。但し、フルカラーコピーの場合の
駆動順序は、M−→C−+Y−+Bである。
方、2段のエレベータトレイからなる用紙トレイ410
、他の2段の用紙トレイ412から供給される用紙は、
搬送路411を通して転写装置406に供給される。転
写装置406は転写部に配置され、タイミングチェーン
またはベルトで結合された2つのロールと、後述するよ
うなグリッパ−バーからなり、グリッパ−バーで用紙を
くわえ込んで用紙搬送し、感材上のトナー像を用紙に転
写させる。4色フルカラーの場合、用紙は転写装置部で
4回転し、M、C,Y、Bの像がこの順序で転写される
。転写後の用紙はグリッパ−バーから解放されて転写装
置406から真空搬送装置407に渡され、定着装置4
08で定着されて排出される。真空搬送装置407は、
転写装置406と定着装置408との速度差を吸収して
同期をとっている。本装置においては、転写速度(プロ
セススピード)は190 mm/secで設定されてお
り、フルカラーコピー等の場合には定着速度は90mm
/secであるので、転写速度と定着速度とは異なる。
定着度を確保するために、プロセススピードを落として
おり、一方り、5kVA達成のため、パワーを定着装置
408にさくことができない。
そこで、B5、A4等の小さい用紙の場合、転写された
用紙が転写装置406から解放されて真空搬送装置40
7に載った瞬間に真空搬送装置407の速度を190 
mm/seeから90rtm/secに落として定着速
度と同しにしている。しかし、本装置では転写装置40
6と定着装置408との間をなるべく短くして装置をコ
ンパクト化するようにしているので、A3用紙の場合は
転写ポイントと定着装置408との間に納まらず、真空
搬送装置407の速度を落としてしまうと、A3の後端
は転写中であるので用紙にブレーキがかかり色ズレを生
じてしまうことになる。そこで、定着装置408と真空
搬送装置407との間にバッフル板409を設け、A3
用紙の場合にはバッフル板409を下側に倒して用紙に
ループを描かせて搬送路を長くし、真空搬送装置407
は転写速度と同一速度として転写が終わってから用紙先
端が定着装置408に到達するようにして速度差を吸収
するようにしている。また、OHPの場合も熱伝導が悪
いのでA3用紙の場合と同様にしている。なお、本装置
ではフルカラーだけでな(黒でも生産性を落とさずにコ
ピーできるようにしており、黒の場合にはトナー層が少
なく熱量が小さくても定着可能であるので、定着速度は
190 mad/secのまま行い、真空搬送装置40
7でのスピードダウンは行わない。つまり、黒板外にも
シングルカラーのようにトナー層がINの場合は定着速
度は落とさずにすむので同様にしている。そして、転写
が終了するとクリーナ405で感材上に残っているトナ
ーが掻き落とされる。
(B)転写装置の構成 転写装置406は第22図に示すような構成となってい
る。
本装置の転写装置はメカ的な用紙支持体を持たない構成
にして色ムラ等が起きないようにし、また2スピードの
コントロールを行って転写速度を上げるようすることを
特徴としている。
用紙はフィードヘッド421でトレイから排出され、ペ
ーパーバスサーボ423で駆動されるバックルチャンバ
ー422内を搬送され、レジゲートソレノイド426に
より開閉制御されるレジゲート425を介して転写装置
へ供給される。用紙がレジゲート425に到達したこと
はブリレジゲートセンサ424で検出するようにしてい
る。転写装置の駆動は、サーボモータ432でタイミン
グヘルI・を介してローラ433を駆動することによっ
て行い、反時計方向に回転駆動している。ローラ434
は特に駆動はしておらず、ローラ433.434間には
2木のタイミング用のチェーン、またはヘルド435が
掛けられ、チェーン間(搬送方向に直角方向)には、常
時は弾性で閉しており、転写装置入り口でソレノイドに
より口を開くグリッパ−バー430が設けられており、
転写装置入口で用紙をくわえて引っ張り回すことにより
搬送する。転写装置には搬送する用紙の支持体は設けて
おらず、ローラ部では用紙は遠心力で外側へ放り出され
ることになるので、これを防止するために2つのローラ
を真空引きして用紙をローラの方へ引きつけている。し
たがって、ローラを過ぎると用紙はひらひらしながら搬
送される。用紙は転写ポイントにおいて、デタノクコロ
トロン、トランスファコロトロンが配置された感材の方
へ静電的な力により吸着され転写が行われる。転写終了
後、転写装置出口においてグリンパホームセンサ436
で位置検出し、適当なタイミングでソレノイドによりグ
リッパバーの口を開いて用紙を離し、真空搬送装置へ渡
すことになる。従って、転写装置において、用紙はフル
カラ゛−の場合であれば4回転、3色の場合であれば3
回転搬送されて転写が行われることになる。
従来は、マイラーシート、またはメツシュをアルミない
しスチール性の支持体に貼って用紙を支持していたため
、熱膨張率の違いにより凹凸が生じて転写に対して平面
性が悪くなり、転写効率が部分的に異なって色ムラが生
していたのに対し、このグリッパ−バーの使用により、
用紙の支持体を特に設ける必要がなく、色ムラの発生を
防止することができる。また、本装置における転写装置
は、A4.85等の小さいサイズの用紙の場合には、リ
ードエツジが転写ポイントから次の転写ポイントに戻っ
てくるまでは転写の機能をしていないので、その期間は
遠回しを行えるように2スピードにしてコピー速度を上
げている。なお、A3用紙の場合は転写装置の略3/4
周長さがあるので速度切り換えは行っていない。
(II−4)ユーザインターフェース(U/f)(A)
カラーデイスプレィの採用 第23図はデイスプレィを用いたユーザインターフェー
ス装置の取り付は状態および外観を示す図、第24図は
ユーザインターフェースの取り付は角や高さを説明する
ための図である。
ユーザインターフェースは、オペレータと機械とのわか
りやすい対話を支援するものであり、シンプルな操作を
可能にし、情報の関連を明らかにしつつ必要な情報をオ
ペレータに印象付は得るものでなければならない。その
ために、本発明では、ユーザーの使い方に対応したオリ
ジナルのユーザインターフェースを作成し、初心者には
わかりやすく、熟練者には煩わしくないこと、機能の内
容を選択する際にはダイレクト操作が可能であること、
色を使うことにより、より正確、より迅速にオペレータ
に情報を伝えること、操作をなるべく1カ所に集中する
ことを操作性のねらいとしている。
複写機において、様々な機能を備え、信転性の高いもの
であればそれだけ装置としての評価は高くなるが、それ
らの機能が使い難ければ優れた機能を備えていても価値
が極端に低下して逆に高価な装置となる。そのため、高
a能機種であっても使い難いとして装置の総合的評価も
著しく低下することになる。このような点からユーザイ
ンターフェースは、装置が使いやすいかどうかを大きく
左右するファクタとなり、特に、近年のように複写機が
多機能化してくれば尚更のこと、ユーザインターフェー
スの操作性が問題になる。
本発明のユーザインターフェースは、このような操作性
の向上を図るため、第23図に示すように12インチの
カラーデイスプレィ501のモニターとその横にハード
コントロールパネル502を備えている。そして、カラ
ー表示の工夫によりユーザへ見やすく判りやすいメニュ
ーを提供すると共に、カラーデイスプレィ501に赤外
線タッチボード503を組み合わせて画面のソフトボタ
ンで直接アクセスできるようにしている。また、ハード
コントロールパネル502のハードボタンとカラーデイ
スプレィ501の画面に表示したソフトボタンに操作内
容を効率的に配分することにより操作の簡素化、メニュ
ー画面の効率的な構成を可能にしている。
カラーデイスプレィ501とハードコントロールパネル
502との裏側には、同図(b)、(C)に示すように
モニター制御/′電源基板504やビデオエンジン基板
505、CR”Fのドライバー基+反506等が搭載さ
れ、ハートコントロールパネル502は、同図(C)に
示すようにカラーデイスプレィ501の面よりさらに中
央の方へ向くような角度を有している。
また、カラーデイスプレィ501およびハードコンI・
ロールパネル502は、図示のようにベースマシン(複
写機本体)507上に直接でなく、ベースマシン507
に支持アーム508を立ててその上に取り付けている。
従来のようにコンソールパネルを採用するのではなく、
スタンドタイプのカラーデイスプレィ501を採用する
と、第23図(a)に示すようにベースマシン507の
上方へ立体的に取り付けることができるため、特に、カ
ラーデイスプレィ501を第24図(a)に示すように
ベースマシン507の右奥隅に配置するごとによって、
コンソールパネルを考慮することなく複写機のサイズを
設計することができ、装置のコンパクト化を図ることが
できる。
複写機において、プラテンの高さすなわち装置の高さは
、原稿をセットするのに程よい腰の高さになるように設
計され、この高さが装置としての高さを規制している。
従来のコントールバぶルは、複写機の上面に取り付けら
れるため、はぼ腰の高さで手から近い位置にあって操作
としてはしやすいが、目から結構離れた距離に機能選択
や実行条件設定のための操作部および表示部が配置され
ることになる。その点、本発明のユーザインターフェー
スでは、第24図(b)に示すようにプラテンより高い
位置、すなわち目の高さに近くなるため、見やすくなる
と共にその位置がオペレータにとって下方でなく前方で
、且つ右側になり操作もしやすいものとなる。しかも、
デイスプレィの取り付は高さを目の高さに近づけること
によって、その下側をユーザインターフェースの制御基
板やメモリカート装置、キーカウンター等のオプション
キットの取り付はスペースとしてもを効に活用できる。
したがって、メモリカード装置を取り付けるための構造
的な変更が不要となり、全く外観を変えることなくメモ
リカード装置を付加装備でき、同時にデイスプレィの取
り付は位置、高さを見やすいものとすることができる。
また、デイスプレィは、所定の角度で固定してもよいが
、角度を変えることができるような構造を採用してもよ
いことは勿論である。
(13)システム構成 第25図はユーザインターフェースのモジュール構成を
示す図、第26図はユーザインターフェースのハードウ
ェア構成を示す図である。
本発明のユーザインターフェースのモジュール構成は、
第25図に示すようにカラーデイスプレィ501の表示
画面をコンI・ロールするビデオデイスプレィモジュー
ル511、およびエデイツトパッド513、メモリカー
ド514の情報を人出処理するエデイツトパッドインタ
ーフェースモジュール512で構成し、これらをコント
ロールするシステム[JI5L7.519やサブシステ
ム515、タッチスクリーン503、コントロールパネ
ル502がビデオデイスプレィモジュール511に接続
される。
エデイツトパッドインターフェースモジュール512は
、エデイツトパッド513からX、Y座標を、また、メ
モリカード514からジョブやX。
Y座標を入力すると共に、ビデオデイスプレィモジュー
ル511にビデオマツプ表示情報を送り、ビデオデイス
プレィモジュール511との間でU■コントロール信号
を授受している。
ところで、領域指定には、赤や宵のマーカーで原稿上に
領域を指定しトリミングや色変換を行うマーカー指定、
矩形領域の座標による2点指定、エデイツトパッドでな
ぞるクローズループ指定があるが、マーカー指定は特に
データがな(、また2点指定はデータが少ないのに対し
、クローズル−プ指定は、編集対象領域として大容量の
データが必要である。このデータの腸簗はrPSで行わ
れるが、高速で転送するにはデータ量が多い。そこで、
このようなX、Y座標のデータは、−aのデータ中云送
ラインとは男しこ、IIT/IPS516への専用の転
送ラインを使用するように構成している。
ビデオデイスプレィモジュール511は、タッチスクリ
ーン503の縦横の人カポインド(タッチスクリーンの
座標位置)を入力してボタンIDをLQ 22aし、コ
ントロールパネル502のボタンIDを入力する。そし
て、システム01517.519にボタンIDを送り、
システムUI517.519から表示要求を受は取る。
また、サブシステム(ESS)515は、例えばワーク
ステーションやホストCPUに接続され、本装置をレー
ザープリンタとして使用する場合のプリンタコントロー
ラである。この場合には、タッチスクリーン503やコ
ントロールパネル502、キーボード(図示省略)の情
報は、そのままサブシステム515に転送され、表示画
面の内容がサブシステム515からビデオデイスプレィ
モジュール511に送られてくる。
システムUI517.519は、マスターコントローラ
518.520との間でコピーモードやマシンステート
の情報を授受している。先に説明した第4図と対応させ
ると、このシステムUI517.519の一方が第4図
に示すsysリモートの5YSt、IIモジュール8I
であり、他方が第525に対する読み/書きは、インタ
ーフェース56σを通して行う。したがって、エデイツ
トパッド524やメモリカード525からクローズルー
プの編41.領域指定情報やコピーモード情報が入力さ
れると、これらの情報は、適宜インターフェース561
、ドライバ562を通してUICBへ、高速通信インタ
ーフェース564、ドライバ565を通してIPSへそ
れぞれ転送される。
(C)デイスプレィ画面構成 ユーザインターフェースにデイスプレィを採用の入力を
処理してCRTに書くために2つのCPU(例えばイン
テル社の8085相当お6845相当)を使用し、さら
に、EPIB522には、ビットマツプエリアに描画す
る機能が8ビツトでは不充分であるので16ビノトのC
PU (例えばインテル社の80 C196KA)を使
用し、ビットマツプエリアの描画データをDMAでUI
CB521に転送するように構成することによって機能
分散を図っている。
第27図はUICBの構成を示す図である。
U I CBでは、上記のCP LJの他にCPU53
4(例えばインテル社8051相当)を有し、CCC5
31が高速通信回線L−NETやオプショナルキーボー
ドの通信ラインに接続されてCPU534とCCC53
1により通信を制御すると共に、CCC531をタッチ
スクリーンのドライブにも用いている。タッチスクリー
ンの信号は、その座標位置情報のままCP tJ 53
4からCCC531を通してCPU532に取り込まれ
、CPU532でボタンIDの認識され処理される。ま
た、インプットボート551とアウトプットポート55
2を通してコントロールパネルに接続し、またサブシス
テムインターフェース548、レシーバ549、ドライ
バ550を通してEPI8522、サブシステム(ES
S)からIMHzのクロックと共に1Mbpsでビデオ
データを受は取り、9600bpsでコマンドやステー
タス情報の授受を行えるようにしている。
メモリとしては、ブートスI・ランプを格納したブート
ROM535の他、フレームROM538と539、R
AM536、ビットマツプRAM537、V−RAM5
42を有している。フレームROM533と539は、
ビ・ントマンブではなく、ソフトでハンドリングしやす
いデータ構造により表示画面のデータが格納されたメモ
リであり、L−NETを通して表示要求が送られてくる
と、CPU532によりRAM536をワークエリアと
してまずここに描画データが生成され、DMA541に
よりV−RAM542に書き込まれる。また、ビットマ
ツプのデータは、DMA540がEPIB522からビ
ットマツプRAM537に転送して書き込まれる。キャ
ラクタジェネレータ544はグラフィックタイル用であ
り、テキストキャラクタンエ名レータ543は文字タイ
ル用である。V −RA M 542は、タイルコード
で管理され、タイルコードは、24ピント(3ハイド)
で構成し、13ビツトをタイルの種類情報に、2ビツト
をテキストかグラフィックかピントマツプかの識別情報
に、1ビツトをプリンタ情報に、5ピノ[・を夕・イル
の色情報に、3ビツトをバンクグラウンドかフォアグラ
ウンドかの情報にそれぞれ用いている。CRTコントロ
ーラ533は、V−RAM542に書き込まれたタイル
コードの情報に基づいて表示画面を展開し、シフトレジ
スタ545、マルチプレクサ546、カラーパレット5
47を通してビデオデータをCRTに送り出している。
ピントマツプエリアの(14画は、シフトレジスタ54
5で切り換えられる。
第28図はEPIBの構成を示す図である。
EPIBは、16ビントのCPU (例えばインテル社
の80C196KA相当)555、フ゛−トベ一ジのコ
ードROM556、OSページのコートROM557、
エリアメモリ558、ワークエリアとして用いるRAM
559を有している。そして、インターフェース561
、ドライバ562、ドライバ/レシーバ563を通して
UICBへのピントマツプデータの転送やコマンド、ス
テータス情報の授受を行い、高速通信インターフェース
564、ドライバ565を通してIPSへX、  Y座
標データを転送している。なお、メモリカード(A)原
稿走査機構 第14図は、原稿走査機構の斜視図を示し、イメージン
グユニット37は、2本のスライドシャフト202.2
03上に移動自在に載置されると共に、両端はワイヤ2
04.205に固定されている。このワイヤ204.2
05はドライブプIJ 206.207とテンションプ
ーリ208.209に巻回され、テンションプーリ20
8.209には、図示矢印方向にテンションがかけられ
ている。前記ドライブプーリ206.207が取付する
場合においても、多機能化に対応した情報を提供するに
はそれだけ情報が多くなるため、単純に考えると広い表
示1■積が必要となり、コンパクト化に対応することが
難しくなるという側面を持っている。コンパクトなサイ
ズのデイスプレィを採用すると、必要な情報を全て1画
面により提供することは表示密度の問題だけでなく、オ
ペレータにとっ”C見やすい、判りやすい画面を提供す
るということからも難しくなる。
本発明のニーデインターフェースでは、デイスプレィに
コンパクトなサイズのものを採用して、その中で表示画
面、その制御に工夫をしている。
特に、カラーデイスプレィが、コンソールパネルで使用
されているLEDや液晶表示器に比べ、色彩や輝度、そ
の他の表示属性の制御により多様な表示態様を採用する
ことができるというメリントを生かし、コンパクトなサ
イズであっても判りやすく表示するために種々の工夫を
している。
例えば画面に表示する情報を大きく分類して複数の画面
に分割し、さらに1画面単位では、詳細な情報をポンプ
アップ展開にして一次画面から省くことによって必要最
小限の情報で前席に画面を構成するように工夫している
。そして、複数の情報が盛り込まれた画面では、カラー
表示の特徴、強調表示の特徴を出すことによって画面画
面での必要な情報の認識、識別が容易にできるように工
夫している。
(イ)画面レイアウト 第29図はデイスプレィ画面の構成例を示す図であり、
同図(a)はヘーシンクコピー画面の構成を示す図、同
図(b)はベーシンクコビー画面にポツプアップ画面を
展開した例を示す図、同図(c)はクリエイティブ編集
のペイント1画面の構成を示す図である。
本発明のユーザインターフェースでは、初!tl!画面
として、第29図に示すようなコピーモードを設定する
ヘーシックコピー画面が表示される。コピーモードを設
定する画面は、ソフトコントロールパネルを構成し7、
第29図に示すよ・)にメンセージエリアAとパスウェ
イBに2分したものである。
メツセージエリアAは、スクリーンの上部3行を用い、
第1ラインはステートメツセージ用、第2ラインから第
3ラインは機能選択に矛盾がある場合のその案内メツセ
ージ用、装置の異常状態に関するメツセージ用、警告情
報メツセージ用として所定のメツセージが表示される。
また、メツセージエリアへの右端は、枚数表示エリアと
し、テンキーにより入力されたコピーの設定枚数や複写
中枚数が表示される。
パスウェイBは、各種機能の選択を行う領域であって、
ヘーシンクコピー、エイディトフィーチャー、マーカー
1!i集、ビジネス編集、フリーハンド編集、クリエイ
ティブ編集、ツールの各パスウェイを持ち、各パスウェ
イに対応してバスウェイタブCが表示される。また、各
パスウェイには、操作性を向上させるためにポツプアッ
プを持つ。
パスウェイBには、選択肢であってタッチすると機能の
選択を行うソフトボタンD、選択された機能に応じて変
化しその機能を表示するアイコン(絵)E、縮拡率を表
示するインジケーターF等が表示され、ソ2トポクンD
でポツプアンプされるものにΔのボンブア・ンブマーク
Gが付けられている。そして、バスウェイタブCをタッ
チするごとによってそのパスウェイがオープンでき、ソ
フトボタンI〕をタッチすることによってその機能が選
択できる。ソフトボタンDのタッチによる機能の選択は
、操作性を考慮して左上から右下の方向へ向けて1ll
liに操作するような設計となっている。
上記のように他機種との共通性、ハードコンソールパネ
ルとの共通性を最大限持たせるようにベーシックコピー
画面とその他を分け、また編集画面は、オペレータの熟
練度に合わせた画面、機能を提供するように複数の層構
造とし−Cいる。さらに、このような画面構成とポツプ
アップ機能とを組み合わせることにより、1画面の中で
も機能の高度なものや複雑なもの等をポツプアンプで表
示する等、多彩に利用しやすい画面を提供している。
ポツプアップは、特定の機能に対する詳細な設定情報を
もつものであって、ポンプアップのオープン機能を持た
せ、その詳細な設定情報を必要に応じてポンプアップオ
ープンすることによって、各パスウェイの画面構成を見
やすく簡素なものにしている。ポツプアンプは、ポツプ
アップマークが付いているソフトボタンをタッチしたと
きオープンする。そして、クローズボタンやキャンセル
ボタンをセレクトしたとき、オールクリアボタンを押し
たとき、オートクリア機能によりオールクリアがかかっ
たとき等にクロースする。縮小拡大機能において、変倍
のソフトボタンをタッチしてポツプアップをオープンし
た画面の様子を示したのが第29図(b)である。
ベーシックコピー画面において、クリエイティブ編集の
バスウェイタブを夕・7チすると、クリエイティブ腸集
パスウェイの画面に切り変わるが、その中のペイント1
の画面を示したのが第29図(C)である。この画面で
は、ビットマツプエリアHと誘導メツセージエリアlを
持っている。ビットマ・ンプエリアHは、スクリーンの
左上を用い、エデイツトパッド上で編集エリアを指定し
た場合等において、そのエリアを白黒でビットマツプ表
示できるようにしている。また、誘導メツセージエリア
Iは、スクリーン左下を用い、編集作業に対応してユー
ザを誘導するもので、作業により変わる。スクリーン上
では、これらビットマ、ツブエリアH,誘導メツセージ
エリア1とスクリーン上部のメツセージエリアAを除い
た部分をワークエリアとして用いる。
(ロ)ベーシックコピー画面 ヘーシソクコビーのパスウェイは、第29図(a)に示
すようにカラーモード、用紙選択、縮小拡大、コピー画
質、カラーバランス、ジョブプログラムの各機能選択の
ソフトボタン(選択肢)を存していると共に、マーカー
編集、ビジネス編集、フリーハント編集、クリエイティ
ブ編集、さらにエイディトフィーチャー、ツールの各バ
スウェイタブを有している。このパスウェイは、初期の
パスウェイであり、パワーオンやオールクリアボタンオ
ンの後、オートクリア時等に表示される。
カラーモードは、Y、M、C,に4種のトナーによりコ
ピーをとるフルカラー(4パスカラー)、Kを除いた3
種のトナーによりコピーをとる3パスカラー、12色の
中から1色を選択できるシングルカラー、黒、黒/赤の
選択肢を持ち、自動選択されるデフォルトは任意に設定
できるようになっている。ここで、シングルカラー、黒
/赤の選択肢は、詳細な設定項目を持つことから、その
項目がポツプアップ展開される。
用紙選択は、自動用紙選択(APS)、トレイ1.2、
カセット3.4の選択肢を持ち、APSは、縮小拡大に
おいて特定倍率が設定されている場合に成立し、自動倍
率(AMS)が設定されている場合には成立しない。デ
フォルトはAPSである。
縮小拡大は、100%、用紙が選択されている場合にそ
の用紙サイズと原稿サイズから倍率を設定するAMS、
任意変倍の選択肢を持ち、トップのインジケーターに設
定された倍率、算出された倍率、又は自動が表示される
。変倍では、50%〜400%までの範囲で1%刻みの
倍率が設定でき、縦と横の倍率を独立に設定(偏倍)す
ることもできる。したがって、これらの詳細な設定項目
は、ポツプアンプ展開される。なお、デフォルトは10
0%である。
先に述べたようにこの縮小拡大は、スキャンスピードの
変更によって副走査方向(X方向)、IPSのラインメ
モリからの読み出し方法の変更によって主走査方向(Y
方向)の縮小拡大を行っている。
コピー画質は、白黒原稿に対しては自動濃度調整を行い
、カラー原稿に対しては自動カラーバランス調整を行う
自動とポツプアップにより7ステツプの濃度コントロー
ルが行える手動の選択肢を持ち、IPsにおいてそのコ
ントロールが行われる。
カラーバランスは、ポツプアップによりコピー上で減色
したい色をY、M、C,B、G、Rから指定し、IPS
においてそのコントロールが行われる。
ジョブプログラムは、メモリカードが読み取り装置のス
ロットに挿入されている時のみその選択肢が有効となり
、このモードでは、ポツプアップによりメモリカードか
らのジョブの読み込み、メモリカードへのジョブの書き
込みが選択できる。
メモリカードは、例えば最大8ジヨブが格納できる32
にバイトの容量のものを用い、フィルムプロジェクタ−
モードを除く全てのジョブをプログラム可能にしている
(ハ)エイディトフィーチャー画面 エイディトフィーチャーのパスウェイは、コピーアウト
プット、コピーシャープネス、コピーコントラスト、コ
ピーポジション、フィルムプロジェクタ−、ページプロ
グラミング、ジョブプログラム、とじ代の各機能選択の
ソフトボタン(選択肢)を有していると共に、マーカー
編集、ビジネス偏集、フリーハンド編集、クリエイティ
ブ編集、サラにヘーシックコピー、ツールの各バスウェ
イタブを有している。
コピーアウトプットは、トップトレイに出力するかソー
トモードかの選択肢を持つ、デフォルトはトップトレイ
であり、ソータが装備されていない場合、この項目は表
示されない。
コピーシャープネスは、標準と、ポツプアップにより7
ステツプのコントロールができるマニュアルと、ポツプ
アンプにより写真、文字(キャラクタ)、プリント、写
真/文字に分類される写真との選択肢を持ち、IPSに
おいてそのコントロールが行われる。デフォルトは任意
に設定できる。
コピーコントラストは、7ステツプのコントラストコン
トロールが選択できる。コピーポジションは、デフォル
トで用紙のセンターにコピー像のセンターを載せるオー
トセンター機能の選択肢を持つ。
フィルムプロジェクタ−は、別項により説明しているよ
うに各種フィルムからコピーをとるモードであり、ポツ
プアップによりプロジェクタ−による35mmネガや3
5mmポジ、プラテン上での35mmネガや6 cmX
6 cmスライドや4“×5“スライドの選択肢を持つ
ページプログラミングは、コピーにカバーを付けるカバ
ー、コピー間に白紙又は色紙を挿入するインサート、原
稿のページ別にカラーモードで設定できるカラーモード
、原稿のページ別にトレイが選択できる用紙の選択肢を
持つ。なお、この項目は、ADFがないと表示されない
とじ代は、0〜30mmの範囲で1mm刻みの設定がで
き、l原稿に対し1カ所のみ指定可能にしている。とじ
化量は、用紙先端からイメージ領域の先端までの量であ
り、主走査方向はIPSのラインハンファを用いたシフ
ト操作によって、副走査方向はIITのスキャンタイミ
ングをずらすことによって生成している。
(ニ)編集画面およびツール画面 編集画面としては、マーカー編集、ビジネス編集、フリ
ーハンド編集、クリエイティブ編集の4つのパスウェイ
がある。
マーカー編集パスウェイおよびフリーハンド編集パスウ
ェイは、抽出、削除、色かけ(¥!4/線/へ夕)、色
変換に関する各機能の選択肢を持ち、さらにヘーシック
コピー、エイディトフィーチャ、ツールのパスウェイタ
ブを持つ。
ビジネス編集パスウェイは、抽出、削除、色かけ(網/
線/ヘタ)、色変換、色塗り、ロゴ挿入、とし代に関す
る各機能の選択肢を持ち、さらにマーカー編集パスウェ
イ等と同様にヘーシックコピ、エイディトフィーチャー
、ツールのバスウェイタブを持つ。
クリエイティブ編集パスウェイは、抽出、削除、色かけ
(網/線/ヘタ)、色変換、色塗り、ロゴ挿入、とじ代
、ネガポジ反転、はめこみ合成、すかし合成、ペイント
、鏡像、リピート、拡大連写、部分+S (’JJ 、
コーナー/センター移動、マニュアル/オート変倍、マ
ニュアル/オート偏倍、カラーモード、カラーバランス
調整、ベージ連写、色合成に関する各機能の選択肢を持
ち、さらにマーカー編集パスウェイ等と同様にヘーンノ
クコピーエイディドフィーチャー、ツールのパスウェイ
タブを持)。
ツールパスウェイは、暗証番号を入力することによって
キーオペレータとカスタマ−エンジニアが入れるもので
あり、オーディトーン、マシン初期値のセントアンプ、
各機能のデフォルト選択、カラーの登録、フィルムタイ
プの登録、登録カラーの微調整、マシンの各種選択肢の
プリセット、フィルムプロジェクタ−スキャンエリア設
定、オーディオトーン(音種、音■)、用紙搬送系その
他の各種(オートクリア等)のタイマーセット、ピリン
グメーター、デュアルランゲージの設定、ダイアグモー
ド、最大値aX、メモリカードのフォーマットに関する
各機能の選択肢を持つ。
デフォルト選択は、カラーモード、用紙選択、コピー濃
度、コピーシャープネス、コピーコントラスト、ページ
プログラミングの用紙トレイ、シングルカラーの色、色
かけのカラーパレットの色と網、ロゴタイプのパターン
、とじ化量、カラーバランスがその対象となる。
(ホ)その他の画面制御 ユーザインターフェースでは、常時コピーの実行状態を
監視することにより、ジャムが発生した場合には、その
ジャムに応じた画面を表示する。
また、機能設定では、現在表示されている画面に対する
インフォメーション画面を有し、適宜表示が可能な状態
におかれる。
なお、画面の表示は、ピントマツプエリアを除いて幅3
rnm(8ピクセル)、高さ6mm(16ピクセル)の
タイル表示を採用しており、横が80タイル、縦が25
タイルである。ヒ゛ソ[・マシン。
エリアは縦151ピクセル、横216ピクセルで表示さ
れる。
以上のように本発明のユーザインターフェースでは、ヘ
ーシソクコビー、エイディトフィーチャ、編集等の各モ
ートに類別して表示画面を切り換えるようにし、それぞ
れのモードで機能選択や実行条件の設定等のメニューを
表示すると共に、ソフトボタンをタッチすることにより
選択肢を指定したり実行条件データを入力できるように
している。また、メニューの選択肢によってはその詳細
項目をポツプアップ表示(重ね表示やウィンドウ表示)
して表示内容の拡充を図っている6その結果、選択可能
な機能や設定条件が多くても、表示画面をスソキリさせ
ることができ、操作性を向上さゼることかできる。
(D)ハートコンI・ロールパネル ハードコントロールパネルは、第23図に示すようにカ
ラーデイスプレィの右側に画面よりもさらに中央を向く
ような角度で取り付けられ、テンキー、テンキークリア
、オールクリア、ストップ、割り込み、スタート、イン
フォメーション、オーデイトロン、言語の各ボタンが取
り付けられる。
テンキーボタンは、コピー枚数の設定、ダイアグモート
におけるコード入力やデータ入力、ツール使用時の暗証
番号の入力に用いるものであり、ジョブの発生中やジョ
ブ中断中は無効となる。
オールクリアボタンは、設定したコピーモードの全てを
デフォルトに戻し、ツール画面のオープン中を除き、ヘ
ーシンクコピー画面に戻すのに用いるものであり、割り
込みジョブの設定中では、コピーモートがデフォルトに
戻るが、割り込みモートは解除されない。
ストップボタンは、ジョブ実行中にコピーの切れ目でジ
ョブを中断し、コピー用紙を排出後マシンを停止させる
のに用いるものである。また、ダイアグモードでは、入
出力のチエツク等を停止(中断)させるのに用いる。
割り込みボタンは、ジョブ中断中を除く第1次ジョブ中
で割り込みモードに入り、割り込みジョブ中で第1次ジ
ョブに戻すのに用いるものである。
また、第1次ジョブの実行中にこのボタンが操作される
と、予約状態となり、コピー用紙排出の切れ目でジョブ
を中断又は終了して割り込みのジョブに入る。
スタートボタンは、ジョブの開始、中断後の再開に用い
るものであり、ダイアグモードでは、コード値やデータ
値の入力セーブ、入出力等の開始に用いる。マシン余熱
中にスタートボタンが走査されると、余熱終了時点でマ
シンはオートスタートする。
インフォメーションボタンは、オンボタンとオフボタン
からなり、コピー実行中を除き受付可能な状態にあって
、オンボタンにより現在表示されている画面に対するイ
ンフォメーション画面を表示し、オフボタンにより退避
させるのに用いるものである。
オーデイトロンボタンは、ジョブ開始時に暗証番号を入
力するために操作するものである。
ランゲージボタンは、表示画面の言語を切り換えるとき
に操作するものである。したがって、各表示画面毎に複
数9語のデータを持ち、選択できるようにしている。
なお、ハードコントロールパネルには、上記の各ボタン
の他、ボタンの操作状態を表示するために適宜LED 
(発光ダイオード)ランプが取り付けられる。
(II−5)フィルム画像読取り装置 (A)フィルム画像読取り装置の概略構成第2図に示さ
れているように、フィルム画像読取り装置は、フィルム
プロジェクタ(F/P)64およびミラーユニット(M
/U)65から構成されている。
(A−1)F/Pの構成 第30図に示されているように、F/P 64はハウジ
ング601を備えており、このハウジング601に動作
確認ランプ602、マニュアルランプスイッチ603、
オートフォーカス/マニュアルフォーカス切り換えスイ
ッチ(A F/M F切り換えスイッチ)604、およ
びマニヱアルフォーカス操作スインチ(M/F操作スイ
ンチ)605a、(i05bが設けられている。また、
ハウジング601は開閉自在な開閉部606を備えてい
る。
この開閉部606の上面と側面とには、原稿フィルム6
33を保持したフィルム保持ケース607をその原稿フ
ィルム633に記録されている被写体の写し方に応じて
縦または横方向からハウジング601内に挿入すること
ができる大きさの孔608.609がそれぞれ穿設され
ている。これら孔608,609の反対側にもフィルム
保持ケース607が突出することができる孔(図示され
ない)が穿設されている。開閉部606は蝶番によって
ハウジング601に回動可能に取り付けられるか、ある
いはハウジング601に着脱自在に取り付けるようにな
っている。開閉部606を開閉自在にすることにより、
孔608.6(19からハウジング601内に小さな異
物が侵入したときに容易にこの異物を取り除くことがで
きるようにしている。
このフィルム保持ケース607は35mmネガフィルト
用のケースとポジフィルム用のケースとが阜備されてい
る。したがって、F/P 64はこれらのフィルムに対
応することができるようにしている。また、F/P 6
4は6cmX6cmや4inchX51nchのネガフ
ィルムにも対応することができろうにしている。その場
合、このネガフィルムをM/U65とプラテンガラス3
1との間でプラテンガラス31上に密着するようにして
いる。
第33図に示されているように、ハウジング601の図
において右側面には映写レンズ610を保持する映写レ
ンズ保持部材611が摺動自在に支持されている。
また、ハウジング601内にはりフレフタ612および
ハロゲンランプ等からなる光源ランプ613が映写レン
ズ610と同軸上に配設されている。ランプ613の近
傍には、このランプ613を冷却するための冷却用ファ
ン614が設けられている。更に、ランプ613の右方
には、このランプ613からの光を収束するための非球
面レンズ615、所定の波長の光線をカットするだめの
熱線吸収フィルタ616および凸レンズ617がそれぞ
れ映写レンズ610と同軸上に配設されている。
凸レンズ617の右方には、例えば35mmネガフィル
ム用およびポジフィルム用のフィルム濃度を調整するた
めの補正フィルタ635(図では一方のフィルム用の補
正フィルタが示されている)を支持する補正フィルタ保
持部材618と、この補正フィルタ保持部材618の駆
動用モータ619と、補正フィルタ保持部材618の回
転位置を検出する第1および第2位置検出センサ620
゜621と駆動用モータ619を制御するコントロール
装置(F/P64内に設けられるが図示されていない)
とをそれぞれ備えた補正フィルタ自動交換装置が設けら
れている。そして、補正フィルタ保持部材618に支持
された補正フィルタ635のうち、原稿フィルム633
に対応した補正フィルタ635を自動的に選択して映写
レンズ610等の各レンズと同軸上の使用位置に整合す
るようにしている。この補正フィルタ自動交換装置の補
正フィルタ635は、例えばプラテンガラス31とイメ
ージングユニット37との間等、投影光の光軸上であれ
ばどの場所にも配設することができる。
更に、映写レンズ保持部材611に連動するオートフォ
ーカスセンサ用発光器623および受光器624と、映
写レンズ610の映写レンズ保持部材611をハウジン
グ601に対して摺動させる摺動用モータ625とを備
えたオートフォーカス装置が設けられている。フィルム
保持ケース607が孔608または孔609からハウジ
ング601内に挿入されたとき、このフィルム保持ケー
ス607に支持された原稿フィルム633は補正フィル
タ保持部材618と発光器623および受光器624と
の間に位置するようにされている。
原稿フィルム635のセラI・位置の近傍には、この原
稿フィルム633を冷却するためのフィルム冷却用ファ
ン626が設けられている。
このF/P 64の電源はヘースマンン30の電源とは
別に設けられるが、このベースマシン30内に収納され
ている。
(A−2)M/Uの構成 第31図に示されているように、ミラーユニット65は
底板627とこの底板627に一端が回動可能に取り付
けられたカバー628とを備えている。底板627とカ
バー628との間には、対の支持片629,629が枢
着されており、これら支持片629,629は、カバー
628を最大に開いたときこのカバー628と底板62
7とのなす角度が45度となるようにカバー628を支
持するようになっている。
カバー628の裏面にはミラー630が設けられている
。また底板627には大きな開口が形成されていて、こ
の開口を塞ぐようにしてフレネルレンズ631と拡散板
632とが設けられている。
第33図に示されているように、これらフレネルレンズ
631と拡散板632とは一枚のアクリル板からなって
おり、このアクリル板の表面にフレネルレンズ631が
形成されているとともに、裏面に拡散板632が形成さ
れている。フレネルレンズ631はミラー630によっ
て反射され、拡散しようとする映写光を平行な光に変え
ることにより、画像の周辺部が暗くなるのを防止する機
能を有している。また拡散板632は、フレネルレンズ
631からの平行光によって形成される、イメージング
ユニシト3フ内のセルフォンクレンズ224の影をライ
ンセンサ226が検知し得ないようにするために平行光
を微小量拡散する機能を有している。
このミラーユニット65はF/P 64によるカラーコ
ピーを行わないときには、折畳まれて所定の保管場所に
保管される。そして、ミラーユニット65は使用する時
に開かれてベースマシン30のプラテンガラス31上の
所定の場所にR置される。
(B)フィルム画像読取り装置の主な機能フィルム画像
読取り装置は、以下の主な機能を備えている。
(B−1)補正フィルタ自動交換機能 F/P 64に光源ランプ613として一般に用いられ
ているハロゲンランプは、一般的に赤(R)が多く、青
(B)が少ないという分光特性を有しているので、この
ランプ613でフィルムを映写すると、投影光の赤(R
)、緑(G)および青(B)の比がランプ613の分光
特性によって影響を受けてしまう。このため、ハロゲン
ランプを用いて映写する場合には、分光特性の補正が必
要となる。
一方、画像を記録するフィルムには、ネガフィルムやポ
ジフィルム等の種類があるばかりでなく、ネガフィルム
自体あるいはポジフィルム自体にもいくつかの種類があ
るように、多くの種類がある。
これらのフィルムはそれぞれその分光特性が異なってい
る。例えば、ネガフィルムにおいてはオレンジ色をして
おり、Rの透過率が多いのに対してBの透過率が少ない
。このため、ネガフィルムにおいては、Bの光量を多く
なるように分光特性を補正する必要がある。
そこで、F/P64には、このような分光特性を補正す
るだめの補正フィルタが準備されている。
F / P 64はこれらの補正フィルタを自動的に交
換することができるようにしている。 補正フィルタの
交換は、前述の補正フィルタ自動交換装置によって行わ
れる。すなわち、原稿フィルム633に対応した補正フ
ィルタを使用位置にセットするように、システム(SY
S)内のマイクロプロセッサ(CPU)から2bitの
命令信号が出力されると、コントロール装置は、第1、
第2位置検出センサ620,621からの2bit信号
がCPUの信号に一致するように、駆動用モータ619
を駆動制御する。そして、センサ620゜621からの
信号がCPUの信号に一致すると、コントロール装置は
モータ619を停止させる。
モータ619が停止したときには、原稿フィルムに対応
した補正フィルタが自動的に使用位置にセントされるよ
うになる。
したがって、補正フィルタを簡単かつ正確に交換するこ
とができるようになる。
(B−2)原稿フィルム挿入方向検知機能原稿フィルム
633は開閉部606に形成された挿入孔608.60
9のいずれの孔からも挿入することができる、すなわち
、被写体の写し方に対応して鉛直方向からと水平方向か
らとの二方向から原稿フィルム633を装着することが
できるようにしている。その場合、挿入孔608,60
9の少なくともいずれか一方にはフィルノ・検知スイン
チが設けられている。すなわち、フィルム検知スイッチ
が少な(とも一つ設けられている。そして、フィルム検
知スイッチが孔608側に設けられるが孔609側には
設けられない場合には、フィルム保持ケース607が孔
608から挿入されてフィルムが検知されたときオンと
なって、検知信号を出力する。この検知信号があるとき
にはラインセンサ226の必要エリアは縦、すなわち副
走査方向が投影像の長手方向となるように設定される。
、また、フィルム保持ケース607が孔609から挿入
されたとき、このスイッチはオフ状態を保持するので検
知信号を出力しない。検知信号がないときには必要エリ
アは横、すなわち主走査方向が投影像の長手方向となる
ように設定される。
また、フィルム検知スイッチが孔609側のみに設けら
れている場合、あるいはフィルム検知スイッチ両方の孔
608,609側に設けられている場合にも、同様に、
フィルム保持ケース607が孔60Bから挿入されたと
きにラインセンサ226の必要エリアは副走査方向が投
影像の長手方向となるように、またフィルム保持ケース
607が孔609から挿入されたときにラインセンサ2
26の必要エリアは主走査方向が投影像の長手方向とな
るように、フィルム検知スイッチのオン、オフ信号が設
定される。
(B−3’)オートフォーカス機能(AF機能)フィル
ム保持ケース607をF/P 64に装着したとき、原
稿フィルム633の装着位置には数−1−m mの精度
が要求される。このため、原稿フィルム633を装着し
た後、ピント合わせが必要となる。このピント合わせを
手動で行う場合、プラテンガラス310所定位置にセッ
トされたM/U 65の拡散板632に原稿フィルJ、
633の画像を投影し、その投影画像を見ながら映写レ
ンズ保持部材611を摺動させて行わなければならない
その場合、拡散板632に投影された画像はきわめて見
にくいので、正確にピントを合ね・けることは非常に難
しい。
そごで、原稿フィルム633をF/P 64に装着した
とき、F/P 64は自動的にビンI−合ねせを行うこ
とができるようにしている。
このAF@能は前述のAF詰装置より次のようにして行
われる。
U/+36のデイスプレィ上のキーを操作してF/Pモ
ードにすることにより、発光器623が光を発し、また
第30図において、F/P64のAF/MF切り換えス
イッチ604をAFに選択することにより、A、F装置
が作動可能状態となる。第33図に示されているように
、原稿フィルム633が入っているフィルムケース60
7をF/P64に装着すると、発光器623からの光が
この原稿フィルム633によって反射するようになり、
その反射光がAFのための例えば2素子型の受光器62
4によって検知される。
そして、受光器624の2素子はそれぞれが検知した反
射光の贋に応じた大きさの信号をCPU634に出力す
る。CPU634はこれらの信号の差を演算し、その演
算結果が0でないときには出力信号を発して2素子から
の信号の差が小さくなる方向にモータ625を駆動する
。したがって、映写レンズ保持部材611が摺動すると
ともに、これに連動して、発光器623および受光器6
24がともに移動する。そして、2素子からの出力信号
の差がOになると、CPU634はモータ625を停止
する。モータ625が停止したときがピントの合った状
態となる。
こうして、AF作動が行われる。これにより、原稿フィ
ルムを入れたフィルムケースをF/P64に装着したと
き、その都度手動によりピント合わせを行わな(でも済
むようになる。したがって、手間がかからないばかりで
なく、ピントずれによるコピーの失敗が防止できる。
(B−4)マニュアルフォーカス機能(M F a能) AF/MF切り換えスインチロ04をMFに切り換える
ことにより、自動的にランプ613が所定時間点灯し、
手動でピント合わせを行うことができるようになる。M
Fの操作は、ミラユニット65の拡散板632に映写し
た原稿フィルムの画像を見ながら、操作スイッチ605
a、605bを押すことにより行われる。このMFによ
り、フィルム画像の特定の部分のピントを合わせること
ができるようになる。
(B−5)光源ランプのマニュアル点灯機能マニュアル
ランプスイッチ603を押すことにより無条件にランプ
613を点灯させることかできるようにしている。この
スイッチは通常は使用しないが、比較的厚さの厚いもの
に記録されている画像をコピーする場合においてバンク
ライティングするとき、AP時に長時間映写像を見ると
き、およびランプ切れを確認するとき等に使用される。
(B−6)倍率自動変更およびスキャンエリア自動変更
機能 U/136で用紙サイズを設定することにより、倍率を
自動的に設定することができるようにしている。また、
U/+36で原稿フィルムの種類を選択することにより
、そのフィルムに応じてコピーエリアを自動的にit尺
することができるようにしている。
(B−7)自動シェーディング補正機能CPU634の
ROMには、一般に、写真撮影によく使用されるネガフ
ィルムであるFUJ I(登録商標)、KODAK(登
録商標)およびに○NICA(登録商標)の各ASA1
00のオレンジマスクの濃度データが記憶されており、
これらのフィルムが選択されたとき、CPU634は記
憶された濃度データに基づいて自動的にシェーディング
補正を行うことができるようにしている。
その場合、これらのフィルムのヘースフィルムをF/P
 64に装着する必要はない。
したがって、ヘースフィルムを装着する手間を省くこと
ができるばかりでな(、間違ってヘースフィルムを装着
することが防止でき、しかもへ、−スフィルムの管理が
不要となる。
また、この3種類のフィルム以外に他のフィルムの一種
類について、そのフィルムのオレンジマスクの濃度デー
タを登録することができるようにしている。このデータ
は複写機のシステム内のRAMに記憶されるようにして
いる。この登録されたフィルムの場合にも前述の3種類
のフィルムの場合と同様に自動的にシェーディング補正
が行われる。
(B−8)自動画質調整機能 原稿フィルムの濃度特性やフィルム撮影時の露光条件等
の諸条件に基づいて「補正等の補正を行い、濃度調整や
カラーバランス調整を自動的に行うことができるように
している。
(C)画像信号処理 (C−1)画像信号の補正の必要性およびその補正の原
理 一般にフィルムの持っている1度レンジは原稿の濃度レ
ンジよりも広い。また、同じフィルムでも、ポジフィル
ムの01度レンジはネガフィルムのそれよりも広いとい
うようにフィルムの種類によっても濃度レンジが異なる
。更に、フィルムの濃度レンジは、例えばフィルムの露
光量、被写体の濃度あるいは撮影時の明るさ等の原稿フ
ィルムの撮影条件によって左右される。実際に、被写体
濃度はフィルムの濃度レンジ内で広く分布している。
したがって、このようなフィルムに記録されている画像
を、反射光によって原稿をコピーする複写機でコピーし
ようとする場合、同じ信号処理を行ったのでは、良好な
再現性は得られない。そこで、主要被写体の濃度が適正
となるように画像読取り信号を適宜補正することにより
、良好な再現性を得るようにしている。
第32図は、あるネガフィルムの濃度特性および濃度補
正の原理を示している。この図において、横軸は、右半
分が被写体の露光N(被写体濃度に相当する)を表わし
、左半分がシェーディング補正後の濃度を表わしている
。また、縦軸は、上半分がビデオ回路出力(はぼネガ濃
度に等しい)を表わし、下半分が出力コピー濃度を表わ
している。
すなわち、第1象限はそのネガフィルムの濃度特性を、
第2象限はソニーディング補正の関係を、第3象限は「
補正の関係を、そして第4象限は被写体露光量と補正さ
れた出力コピー濃度との関係をそれぞれ表わしている。
このネガフィルムの61度特性は、第32図の第1象限
において線αで示される。すなわち、被写体からの露光
量が多いときにはネガフィルムの濃度が大きく、被写体
からの露光量が少なくなるにしたがって、ネガフィルム
濃度は線形的に小さくなる。被写体からの露光量がある
程度少なくなると、被写体からの露光量とネガフィルム
濃度との線形性がなくなる。そして、この露光量が少な
い場合には、例えば、そのフィルムに記録されている画
像が人間の胸像であるとすると、顔と髪の毛とのコント
ラストがとれなくなってしまう。また、露光量が多い場
合でも、線αの傾き、すなわち「の値が1よりも小さい
ので1′補正を行わないと、コピーが軟調になってしま
う。
このようなことから、■゛補正必要となる。
次に、第32図を用いて補正の原理を説明する。
同図第3象限には、「補正のためのENDカーブβか設
定されている。このENDカーブβの傾き「′は、第4
象限において被写体からの露光量と出力コピー濃度との
関係が45度の直線関係となるようにするために、I”
=l/r”に設定されている。
例えば、被写体からの露光量が比較的多い領域aの場合
、シェーディング補正回路のレジスタに設定されている
濃度調整値が、第2象限において直線■で表わされる値
にあるとすると、シェーディング補正後の濃度は領域a
′となる。この領域a′のうち領域についてはENDカ
ーブβの変換範囲に入らなくなり、この領域の部分はコ
ピーをすると白くつぶれてしまう。そこで、第2象限に
おいて濃度調整値を直線■から直線■にソフトして、ソ
ニーディング補正後の濃度をEN[Jカーフβの変換範
囲に入るようにする。このようにすることにより、被写
体からの露光量と出力コピー濃度との関係が第4象限に
おいて45度の直線■に従うようになって、コピーは諧
調をもった濃度を有するようになる。
また、被写体からの露光量が比較的小さい領域すの場合
には、被写体からの露光量とネガフィルム濃度との線形
性がなくなる。この場合には、シェーディング補正回路
の濃度調整値を第2象限において直線■の値に設定する
。そして、第3象限において線■で表わされるENDカ
ーブβを選択する。このENDカーブβを選択すること
により、被写体からの露光量と出力コピー濃度とが第4
象限の45度の直線■で表わされるようにすることがで
きる。すなわち、被写体からの露光量が領域すにあると
き、例えば黒い髪の人が茶色い帽子をかぶっているとす
ると、髪と帽子とがほとんど同し濃度になってしまうこ
とが防止され、髪と帽子とのコントラストを明瞭に出す
ことができるようになる。
こうして、被写体の濃度が適正となるように補正が行わ
れる。
(C−2)画像信号処理方法 第33図に示されているように、ラインセンサ226が
原稿フィルム633の画像の映写光をRlG、B毎の光
量としてアナログで読み取り、この光量で表わされた画
像信号は増幅器231によって所定レベルに増幅される
。増幅された画像信号はA/Dコンハーク235によっ
てディジタル信号に変換され、更にログ変換器238に
よって光を信号から濃度信号に変換される。
濃度で表わされた画像信号はシェーディング補正回路2
39によってシェーディング補正がされる。このシェー
ディング補正によって、セルフォックレンズ224の光
■ムラ、ラインセンサ226における各画素の感度ムラ
、補正フィルタやランプ613の各分光特性や光量レベ
ルのバラツキ、あるいは経時変化による影響分が画像信
号から取り除かれる。
このシェーディング補正を行うに先立って、まず原稿フ
ィルムが前述の3種類のフィルムおよび登録されたフィ
ルムが選択されたときには、補正フィルタがポジフィル
ム用フィルタにセットされ、原稿フィルム633を装着
しない状態でランプ613からの光量信号を読み取り、
その信号を増幅してディジタル信号に変換した後、さら
に濃度信号に変換したものムこ基づいて得られたデータ
を基準データとしてラインメモリ240に記憶させる。
ずなわち、イメージングユニット37をR,C。
Bの各画素毎に32ラインステツプスキヤンしてサンプ
リングし、これらのサンプリングデータをラインメモリ
240を通してCPU634に送り、CPU634が3
2ラインのサンプリングデータの平均濃度値を演算し、
シェーディングデータをとる。このように平均をとるこ
とにより、各画素毎のエラーをなくすようにしている。
また、原稿フィルムを装着してその原稿フィルムの画像
の読取り時に、CPU634はROMに記1.αされて
いるネガフィルムの濃度データから濃度調整値DADj
 を演算し、シェーディング補正回路239内のLSI
のレンスタに設定されているD ADj 値をδき換え
る。更に、CPU634は選択されたフィルムに対応し
てランプ613の光量および増幅器643のゲインを調
整する。
そして、シェーディング補正回路239は原稿フィルム
を読み取った実際のデータにDADj値を加えることに
より、読み取った濃度値をシフトさせる。更に、シェー
ディング補正回路239はこれらの調整がされたデータ
から各画素毎のシェーディングデータを引くことにより
シェーディング補正を行う。
なお、CPU634のROMに記録されていなく、かつ
システムのRAMに登録されていないフィルムの場合に
は、ベースフィルムを装着してそのフィルムの濃度デー
タを得、得られた濃度データからD ADj値を演算し
なければならない。
シェーディング補正が終ると、IIT32はIPS33
にR,G、Bの濃度信号を出力する。
そして、CPU634は原稿フィルムの実際のデータに
WづいてENDカーブを選択し、この選択したカーブに
基づいて「補正を行うべく補正信号を出力する。この補
正信号により、IPS33は「補正を行って原稿フィル
ムのFが1でないことや非線形特性から生じるコントラ
ストの不明瞭さを(重圧する。
(D)操作手順および信号のタイミング第34図に基づ
いて、操作手順および信号のタイミングを説明する。な
お、破線で示されている信号は、その信号を用いてもよ
いことを示している。
F/P 64の操作は、主にヘースマシン30のU/+
36によって行われる。すなわち、U/136にデイス
プレィの画面に表示されるF/P操作キーを操作するこ
とにより、ヘースマシン30をF/Pモードにする。原
稿フィルムが前記3種類のフィルムおよび登録されてい
るフィルムのうちの一つである場合を想定すると、第3
4図に示されているように、U/136のデイスプレィ
の画面には、「ミラーユニットを置いてからフィルムの
種類を選んで下さい」と表示される。したがって、まず
M/U65を開いてプラテンガラス31の所定位置にセ
ットする。
次いで、画面上のフィルム選択キーを押すと、画面には
[フィルムを入れずにお待ち下さい」と表示される。同
時に、ランプ613が点灯するとともに、補正フィルタ
制御(FCC0NT)信号が(0,0)となってFC動
作が行われる。すなわち、補正フィルタ自動交換装置が
作動してポジ用補正フィルタが使用位置にセットされる
。補正フィルタがセットされると、補正フィルタ交換終
了(FC3ET)信号がLOWとなる。
このLOWとなったことかつランプ613が点灯して3
〜5秒経過したことをトリガーとしてシェーディング補
正のためのシェーディングデータの採取が開始される。
このシェーディングデータ採取が終了すると、この終了
をトリガーとしてFCC0NTが(0,1)となって補
正フィルタ自動交換装置が作動し、フィルム補正用フィ
ルタが使用位置にセットされる。また、シェーディング
補正をトリガーとして画面には「ピントを合わせます。
フィルムを入れて下さい」と表示されるとともに、ラン
プ613が消灯する。したがって、原稿フィルム633
を入れたフィルムケース607をF/P64に装着する
。これにより、発光器623からの光がこのフィルムに
よって反射され、その反射光が受光器624によって検
知される。
反射光が受光器624の2素子間の受光量の差分が0で
ないときには、AF装置のモータ625が作動し、ピン
トが合わされる。すなわち、AF作動が行われる。ピン
ト合わせが終了すると、Fった後でかつFCSETがL
OWとなって1秒経過した後に、画面には「コピーでき
ます」と表示される。U/136のスタートキーを押す
と、画面には「コピー中です」と表示され、かつランプ
613が点灯するとともに、ランプ613の立ら上がり
時間を待って自動濃度調整(A/E)のためのデータの
採取が開始される。すなわち、93度調整、カラーバラ
ンス調整、[”補正等を行うためのア゛−夕を得るため
にイメージングユニット37が一部スキャンして、投影
像の一部または全部を読み取る。
次いて、フルカラーのときには、イメージングユニット
37が4回スキャンしてコピーが行われる。その場合、
シェーディングデータおよび自動濃度調整用データに基
づいてシェーディング補正および0:度調整が自動的に
行われる。コピーが終了すると、ランプ613が消灯す
るとともに、画面には「コピーできます」と表示される
。したがって、再びスタートキーを押すと、新たにコピ
ーが行われる。他の画像をコピーしたい場合には、フィ
ルムのコマを変えることになる。コマを変える際、F/
P  RDYがHI G Hとなるとともに画面には「
ピントを合わせまず」と表示される。
そしζ、新しいコマがセットされると、A F 1j作
るとともに、画面にはrコピーできまず」と表示される
。その後、スタートキーを押すことにより、コピーが行
われる。
■)イメージ  システム −V且澄工(Ill−1)
IPSのモジエール構成第35図はIPSのモジュール
構成の概要を示す図である。
カラー画像形成装置では、IIT(イメージ入力ターミ
ナル)におい°ζCCDラインセンザーを用いて光の原
色B(iff)、G(緑)、R(赤)に分解してカラー
原稿を読み取ってこれをトナーの原色Y(イエロー)、
M(マゼンタ)、C(シアン)、さらにはK(黒又は墨
)に変換し、[OT(イメージ出力ターミナル)におい
てレーザビームによる露光、現像を行いカラー画像を再
現している。この場合、Y、M、C,にのそれぞれのト
ナー像に分解してYをプロセスカラーとするコピープロ
セス(ピンチ)を1回、同様にM、C,Kについてもそ
れぞれをプロセスカラーとするコピーサイクルを1回ず
つ、計4回のコピーサイクルを実行し、これらの網点に
よる像を重畳することによってフルカラーによる像を再
現している。したがって、カラー分解信υ(B、G、R
信号)をトナー信号(Y、M、C,に信号)に変換する
場合においては、その色のバランスをどう;A整するか
やIITの読み取り特性およびIOTの出力特性に合わ
せてその色をどう再現するか、濃度やコントラス1−の
バランスをと′う二周整するか、工、ジの強調やホゲ、
モアレをどう調整するか等が問題になる。
IPSは、IITからr3.G、Rのカラー分解信号を
入力し、色の再現性、階調の再現性、精細度の再現性等
を高めるために種々のデータ処理を施して現像プロセス
カラーのトナー信号をオン/オフに変換しIOTに出力
するものであり、第35図に示すようにEND変1#!
(tEquivalent NeuLral  Den
sity ;等価中性01度変換)モジュール301、
カラーマスキングモジュール302、原稿サイズ検出モ
ジュール303、カラー変換モジュール304、U C
R(Llnder  Co1or  Removal;
下色除去)&黒生成モジュール305、空間フィルター
306、TRC(Tone Reproaucti。
n Control ;色調補正制御)モジュール30
7、縮拡処理モジュール308、スクリーンジェネレー
タ309、IOTインターフェースモジュール310、
領域生成回路やスイッチマトリクスを存する領域画像制
御モジュール311、エリアコマンドメモリ312やカ
ラーバレン1−ビデオスイッチ回路313やフォントハ
ンファ314等を有する編集制御モジュール等からなる
そして、IITからB、C,、Rのカラー分解信号につ
いて、それぞれ8ビツトデータ(256階調)をEND
変換モジュール301に入力し、Y、M、C,にのトナ
ー信号に変換した後、プロセスカラーのトナー信号Xを
セレクトし、これを2値化してプロセスカラーのトナー
信号のオン/オフデータとしIOTインターフェースモ
ジュール310からIOTに出力している。したがって
、フルカラー(4カラー)の場合には、プリスキャンで
まず原稿サイズ検出、編集領域の検出、その他の原f高
情報を検出した後、例えばまず初めにプロセスカラーの
トナー信号XをYとするコピーサイクル、続いてプロセ
スカラーのトナー信号χをMとするコピーサイクルを順
次実行する毎に、4回の原稿読み取りスキャンに対応し
た信号処理を行っている。
11Tでは、CCDセンサーを使いB、、G、Rのそれ
ぞれについ”ζ、1ピクセルを16ドノト/m Inの
ナイスで読み取り、そのデータを24ビツト(3色×8
ピッl−;256階調)で出力している。CCDセンサ
ーは、上面にB、G、Rのフィルターが装着されていて
16ドノ) / m mの密度で300mmの長さを有
し、190.5mm/secのプロセススピードで16
ライン/ m mのスキャンを行うので、はぼ各色につ
き毎秒15Mピクセルの速度で読み取りデータを出力し
ている。
そして、IITでは、B、G、Rの画素のアナログデー
タをログ変換することによって、反射率の情報から濃度
の情報に変換し、さらにデジタルデータに変換している
次に各モジュールについて説明する。
第36図はIPSを構成する各モジュールを説明するた
めの図である。
(Δ)END変換モジュール END変換モジュール301は、tlTで得られたカラ
ー原稿の光学読み取り信号をグレーバランスしたカラー
信号に調整(変換)するためのモジュールである。カラ
ー画像の1・す〜は、グレーの場合に等量になりグレー
が基準となる。しかし、11Tからグレーの原稿を読み
取ったときに入力するB、G、Rのカラー分解信号の値
は光源や色分解フィルターの分光特性等が理想的でない
ため等しくなっていない。そこで、第336図(a)に
示すような変換テーブル(LUTiルックアップテーブ
ル)を用いてそのバランスをとるのがEND変換である
。したがって、変換テーブルは、グレイ原稿を読み取っ
た場合にそのレベル(黒→白)に対応して常に等しい階
調でB、、G、Rのカラー分解信号に変換して出力する
特性を有するものであり、1ドrの特性に依存する。ま
た、変換テーブルは、16面用意され、そのうち11面
がネガフィルムを含むフィルムフプロジェクター用のテ
ーブルであり、3面が通常のコピー用、写真用、ジ工不
し−ソヨンコピー用のテーブルである。
(T3)カラーマスキングモジュール カラーマスキングモジュール302は、B、、C;。
R信号をマトリクス演算することによりY、M、Cのト
ナーh1に対応する信号に変換するのものであり、E 
N I)変換によりグレーバランス調整を行った後の信
号を処理してい・る。
カラーマスキングに用いる変換マトリクスには、純粋に
B、G、RからそれぞれY、M、Cを演算する3×3の
マトリクスを用いているが、B、G、lマだけでなく、
BG、GR,RB、B” 、G”R2の成分も加味する
ため種々のマトリクスを用いたり、他のマトリクスを用
いてもよいことは勿論である。変換マ(・リクスとして
は、通常のカラー調整用とモノカラーモードにおける強
度信号生成用の2セツトを保有している。
このように、IITのビデオ信号についてIPSで処理
するに際しζ、何よりもまずグレーバランス調整を行っ
ている。これを仮にカラーマスキングの後に行うとする
と、カラーマスキングの特性を考慮したグレー原稿によ
るグレーバランス調整を行わなければならないため、そ
の変換テーブルがより?5J雑になる。
(C)原稿サイズ検出モジュール 定型サイズの原稿は勿論のこと切り張りその他任意の形
状の原稿をコピーする場合もある。この場合に、原稿サ
イズに対応した適切なサイズの用紙を選択するためには
、原稿サイズを検出する必要がある。また、原稿サイズ
よりコピー用紙が大きい場合に、原1.%の外側を消す
とコピーの出来映えをよいものとすることができる。そ
のため、原稿サイズ検出モジュール303は、プリスキ
ャン時の原稿サイズ検出と原稿読み取りスキャン時のプ
ラテンカラーの消去(枠消し)処理とを行うものである
。そのために、プラテンカラーは原稿との識別が容易な
色例えば黒にし、第36図(b)に示すようにプラテン
カラー識別の上限値/下限値をスレノンヨルトレジスタ
3031にセットする。
そして、プリスキャン時は、原稿の反射率に近い情報に
変換(T変換)した信号(後述の空間フィルター306
の出力を用いる)Xとスレッショルドレジスタ3031
にセットされた上限値/下限値とをコンパレータ303
2で比較し、エツジ検出回路3034で原稿のエツジを
検出して座標X。
yの最大値と最小値とを最大/最小ソータ3035に記
1aする。
例えは第36図(d)に示すように原稿が傾いている場
合や矩形でない場合には、上下左右の最大値と最小値(
X+、Xz 、V+、 yz)が検出、記憶される。ま
た、原稿読み取りスキャン時は、コンパレータ3033
で原f高のY、M、Cとスレッショルドレジスタ303
1にセットされた上限値/下限値とを比較し、プラテン
カラー消去回路3036でエツジの外側、即ちプラテン
の読み取り信号を消去して枠消し処理を行う。
(D)カラー変換モジュール カラー変換モジュール305は、特定の領域において指
定されたカラーを変換できるようにするものであり、第
36図(C)に示すようにウィンドコンパレータ305
2、スレッショルドレジスタ3051、カラーパレット
3053等を備え、カラー変換する場合に、被変換カラ
ーの各Y、M、Cの上限値/下限値をスレッショルドレ
ジスタ3051にセットすると共に変換カラーの各Y、
M。
Cの値をカラーバレント3053にセットする。
そして、領域画像制御モジュールから入力されるエリア
信号にしたがってナントゲート3054を制御し、カラ
ー変換エリアでない場合には原稿のY、M、Cをそのま
まセレクタ3055から送出し、カラー変換エリアに入
ると、原稿のY、M、C信号がスレッショルドレジスタ
3051にセントされたY、M、Cの上限値と下限値の
間に入るとウィンドコンパレータ3052の出力でセレ
クタ3055を切り換えてカラーパレット3053にセ
ットされた変換カラーのY、M、Cを送出する。
指定色は、ディジタイザで直接原稿をポイントすること
により、プリスキャン時に指定された座標の周辺のB、
G、R各25画素の平均をとって指定色を認識する。こ
の平均操作により、例えば150線原稿でも色差5以内
の精度で認識可能となる。Y3、G、R4度データの読
み取りは、IITシェーディング補正RAMより指定座
標をアドレスに変換して読み出し、アドレス変換に際し
ては、原稿ザイズ検知と同様にレジストレーション調整
分の再調整が必要である。プリスキャンでは、11Tは
サンプルスキャンモードで動作する。シェーディング補
正RAMより読み出されたB、G、Ra度データは、ソ
フトウェアによりシェーディング補正された後、平均化
され、さらにEND補正、カラーマスキングを実行して
からウィンドコンパレータ3052にセットされる。
登録色は、1670万色中より同時に8色までカラーバ
レント3053に登録を可能にし、標準色は、Y、M、
C,G、B、Rおよびこれらの中間色とに、Wの14色
を用意している。
(E)UCR&黒生成モジュール Y、M、Cが等量である場合にはグレーになるので、理
論的には、等量のY、M、Cを黒に置き換えることによ
って同じ色を再現できるが、現実的には、黒に置き換え
ると色に濁りが生し鮮やかな色の再現性が悪くなる。そ
こで、U CR&黒生成モジュール305では、このよ
うな色の濁りが生じないように適量のKを生成し、その
量に応じてY、M、Cを等1減する(下色除去)処理を
行う。具体的には、Y、M、Cの最大値と最小値とを検
出し、その差に応じて変換テーブルより最小値以下でK
を生成し、その■に応じY、M、Cについて一定の下色
除去を行っている。
UCR&黒生成では、第36図(e)に示すように例え
ばグレイに近い色になると最大値と最小値との差が小さ
くなるので、Y、M、Cの最小値相当をそのまま除去し
てKを生成するが、最大値と最小値との差が大きい場合
には、除去の鼠をY、M、Cの最小値よりも少なくし、
Kの生成量も少なくすることによって、墨の混入および
低明度高彩度色の彩度低下を防いでいる。
置体的な回路構成例を示した第36図(f)では、最大
値/最小値検出回路3051によりY、M、Cの最大値
と最小値とを検出し、演算回路3053によりその差を
演算し、変換テーブル3054と演算回路3055によ
りKを生成する。変換テーブル3054がKの値を調整
するものであり、最大値と最小値の差が小さい場合には
、変換テーブル3054の出力値が零になるので演算回
路3055から最小値をそのままKの値として出力する
が、最大値と最小値の差が大きい場合には、変換テーブ
ル3054の出力値が零でなくなるので演算回路305
5で最小値からその分減算された値をKの値として出力
する。変換テーブル3056がKに対応してY、M、C
から除去する値を求めるテーブルであり、この変換テー
ブル3056を通して演算回路3059でYSM、Cか
らKに対応する除去を行う。また、アンドゲート305
7.3058はモノカラーモード、4フルカラーモード
の各信号にしたがってに信号およびYSM、Cの下色除
去した後の信号をゲートするものであり、セレクタ30
52.3050は、プロセスカラー信号によりY、M、
C,にのいずれかを選択するものである。このように実
際には、Y、M、Cの網点で色を再現しているので、Y
、M、Cの除去やKの生成比率は、経験的に生成したカ
ーフやテーブル等を用いて設定されている。
(F)空間フィルターモジュール 本発明に適用される装置では、先に述べたようにIIT
でCCDをスキャンしながら原稿を読み取るので、その
ままの情報を使うとボケだ情報になり、また、網点によ
り原稿を再現しているので、印刷物の網点周期と16ド
ツト/mmのサンプリング周期との間でモアレが生じる
。また、自ら生成する網点周期と原稿の網点周期との間
でもモアレが生じる。空間フィルターモジュール306
は、このようなボケを回復する機能とモアレを除去する
機能を備えたものである。そして、モアレ除去には網点
成分をカントするためローパスフィルタが用いられ、エ
ツジ強調にはバイパスフィルタが用いられている。
空間フィルターモジュール306では、第36図(濁に
示すようにY、M、C5M1nおよびMax −Min
の入力信号の1色をセレクタ3003で取り出し、変換
テーブル3004を用いて反射率に近い情報に変換する
。この情報の方がエツジを袷いやすいからであり、その
1色としては例えばYをセレクトしている。また、スレ
ッショルドレジスタ3001.4ビツトの2値化回路3
002、デコーダ3005を用いて画素毎に、Y、M、
C。
MinおよびMax−MinからY、M、C,に、、B
G、R,W (白)の8つに色相分離する。デコーダ(
g)3005は、2値化情報に応して色相を認識してプ
ロセスカラーから必要色か否かを1ビツトの情報で出力
するものである。
第36図(g)の出力は、第36図(員の回路に人力さ
れる。ここでは、PIF○3061と5×7デジタルフ
イルタ3063、モジュレーションテーブル3066に
より網点除去の情報を生成し、FI FO3062と5
×7デジタルフイルタ3064、モジュレーションテー
ブル3067、デイレイ回路3065により同図(濁の
出力情報からエツジ強調情報を生成する。モジュレーン
ヨンテーフル3066.3067は、写真や文字専用、
混在等のコピーのモードに応じてセレクトされる。
エツジ強調では、例えば第000図(1)■のような緑
の文字を■のように再現しようとする場合、Y、Cを■
、■のように強調処理し、Mは■実線のように強調処理
しない。このスイッチングをアンドゲート(5)8で行
っている。この処理を行うには、■の点線のように強調
すると、■のようにエツジにMの混色による濁りが生じ
る。デイレイ回路(5)5は、このような強調をプロセ
スカラー毎にアンドゲート3068でスイッチングする
ためにFIFO3062と5×7デジタルフイルタ30
64との同期を図るものである。鮮やかな緑の文字を通
常の処理で再生すると、緑の文字にマゼンタが混じり濁
りが生じる。そこで、上記のようにして緑と認識すると
Y、Cは通常通り出力するが、Mは抑えエツジ強調をし
ないようにする。
(G)TRC変換モジュール lOTは、IPSからのオン/オフ信号にしたがってY
、M、C,にの各プロセスカラーにより4回のコピーサ
イクル(4フルカラーコピーの場合)を実行し、フルカ
ラー原f1%の再生を可能にしているか、実際には、信
号処理により理論的に求めたカラーを忠実に再生するに
は、IOTの特性を考慮した微妙な調整が必要である。
TRC変換モジュール309は、このような再現性の向
上を図るためのものであり、Y、M、Cの濃度の各組み
合わせにより、第36図(j)に示すように8ビツト画
像データをアドレス入力とするアドレス変換テーブルを
RAMに持ち、エリア信号に従った濃度調整、コントラ
スト調整、ネガポジ反転、カラーバランス調整、文字モ
ード、すかし合成等の編集機能を持っている。このRA
Mアドレス上位3ビツトにはエリア信号のピント0〜ビ
ツト3が使用される。また、領域外モードにより上記機
能を組み合わせて使用することもできる。なお、このR
AMは、例えば2にバイト(256バイト×8面)で構
成して8面の変換テーブルを保有し、YlM、Cの各サ
イクル毎にIITキャリンジリターン中に最高8面分ス
トアされ、領域指定やコピーモードに応じてセレクトさ
れる。勿論、RAM容量を増やせば各サイクル毎にロー
トする必要はない。
(1」)縮拡処理モジュール 縮拡処理モジュール308は、ラインバッファ3083
にデータXを一旦保持して送出する過程において縮拡処
理回路3082を通して縮拡処理するものであり、リサ
ンプリングジェネレータルアドレスコントローラ308
1でサンプリングピッチ信号とラインバッファ3083
のリード/ライトアドレスを生成する。ラインバッファ
3083は、2ライン分からなるピンポンバッファとす
ることにより一方の読み出しと同時に他方に次のライン
データを書き込めるようにしている。縮拡処理では、主
走査方向にはこの縮拡処理モジュール308でデジタル
的に処理しているが、副走査方向にはIITのスキャン
のスピードを変えている。スキャンスピードは、2倍速
から1/4倍速まで変化さ仕ることにより50%から4
00%まで縮拡できる。デジタル処理では、ラインバッ
ファ3083にデータを読み/書きする際に間引き補完
することによって縮小し、付加補完することによって拡
大することができる。補完データは、中間にある場合に
は同図(1)に示すように両側のデータとの距離に応じ
た重み付は処理して生成される。例えばデータXi′の
場合には、両側のデータx、 、xi、、およびこれら
のデータとサンプリングポイントとの距離d、 、d2
から、(X、Xdz )+ (xi−+  xd、)た
だし、d + + d z =1 の演算をして求められる。
縮小処理の場合には、データの補完をしながらラインバ
ッファ3083に書き込み、同時に前のラインの縮小処
理したデータをバッファから読み出して送出する。拡大
処理の場合には、−旦そのまま書き込み、同時に前のラ
インのデータを読み出しながら補完拡大して送出する。
書き込み時に補完拡大すると拡大率に応じて書き込み時
のクロックを上げなければならな(なるが、上記のよう
にすると同じクロックで書き込み/読み出しができる。
また、この構成を使用し、途中から読み出したり、タイ
ミングを遅らせて読み出したりするごとによって主、走
査方向のシフトイメージ処理することができ、繰り返し
読み出すことによって繰り返し処理することができ、反
対の方から読み出すことによって鏡像処理することもで
きる。
(1)スクリーンジェネレータ スクリーンジェネレータ309は、プロセスカラーの階
調トナー信号をオン/オフの2値化トナー信号に変換し
出力するものであり、閾値マトリクスと階調表現された
データ値との比較による2値化処理とエラー拡散処理を
行っている。IOTでは、この2値化トナー信号を入力
し、16ドント/ m mに対応するようにほぼ縦80
μrnφ、幅60μmφの楕円形状のレーザビームをオ
ン/オフして中間調の画像を再現している。
まず、階調の表現方法について説明する。第36図(n
)に示すように例えば4×4のハーフトーンセルSを構
成する場合について説明する。まず、スクリーンジェネ
レータでは、このようなハーフトーンセルSに対応して
閾値マトリクスmが設定され、これと階調表現されたデ
ータ値とが比較される。そして、この比較処理では、例
えばデータ値が「5」であるとすると、閾値マトリクス
mの「5」以下の部分でレーザビームをオンとする信号
を生成する。
16ドノl−/ m mで4×4のハーフトーンセルを
一般に100 s p i、16階調の網点というが、
これでは画像が粗くカラー画像の再現性が悪いものとな
る。そこで、本発明では、階調を上げる方法として、こ
の16ドツト/ m mの画素を継(主走査方向)に4
分割し、画素単位でのレーザビームのオン/オフ周波数
を同図(0)に示すように1/4の単位、すなわち4倍
に上げるようにすることによって4倍高い階調を実現し
ている。したがっで、これに対応して同図(0)に示す
ような閾値マトリクスm′を設定している。さらに、線
数を上げるためにサブマトリクス法を採用するのも有効
である。
上記の例は、各ハーフトーンセルの中央付近を唯一の成
長核とする同し閾値マトリクスmを用いたが、サブマト
リクス法は、複数の単位マトリクスの集合により構成し
、同図(p)に示すようにマトリクスの成長核を2カ所
或いはそれ以上(複数)にするものである。このような
スクリーンのパターン設計手法を採用すると、例えば明
るいところは141spi、64階調にし、暗くなるに
したがって200spi、12828階調ることによっ
て暗いところ、明るいところに応じて自由に線数と階調
を変えることができる。このようなパターンは、階調の
滑らかさや細線性、粒状性等を目視によって判定するこ
とによって設計することができる。
中間調画像を上記のようなドツトマトリクスによって再
現する場合、階調数と解像度とは相反する関係となる。
すなわち、階調数を上げると解像度が悪くなり、解像度
を上げると階調数が低くなるという関係がある。また、
閾値データのマトリクスを小さくすると、実際に出力す
る画像に量子化誤差が住しる。エラー拡散処理は、同図
(句に示すようにスクリーンジェネレータ3092で生
成されたオン/オフの2値化信号と入力の階調信号との
量子化誤差を濃度変換r5J路3093、減算回路30
94により検出し、補正回路3095、加算回路309
1を使ってフィードバンクしてマクロ的にみたときの階
調の再現性を良くするものであり、例えば前のラインの
対応する位置とその両側の画素をデジタルフィルタを通
してたたみこむエラー拡散処理を行っている。
スクリーンジェネレータでは、上記のように中間調画像
や文字画像等の画像の種類によって原稿或いは領域毎に
閾値データやエラー拡散処理のフィードバンク係数を切
り換え、高階調、高精細画像の再現性を高めている。
(J)領域画像制御モジュール 領域画像制御モジュール311では、7つの矩形領域お
よびその優先順位が領域生成回路に設定可能な構成であ
り、それぞれの領域に対応してスイッチマトリクスに領
域の制御情報が設定される。
制御情報としては、カラー変換やモノカラーかフルカラ
ーか等のカラーモード、写真や文字等のモジュレーショ
ンセレクト情報、TRCのセレクI・情報、スクリーン
ジェネレータのセレクl−171報等があり、カラーマ
スキングモジュール302、カラー変換モジュール30
4、UCRモジュール3o5、空間−)イル9−306
、”「RCモジz−)Ii307の制御に用いられる。
なお、スイッチマトリクスは、ソフトウェアにより設定
可能になっている。
(K)編集制御モジュール 編集制御モジュールは、矩形でなく例えば円グラフ等の
原f、5を読み取り、形状の限定されない指定領域を指
定の色で塗りつぶすようなぬりえ処理を可能にするもの
であり、同図(m)に示すようにCpuのバスにACD
C(Advanced Graphic  Digit
al  Controller)3121、フォントバ
ッファ312G、ロゴROM128、DMAC(DMA
  Controller) 3129が接続されてい
る。そして、CI”tJから、エンコードされた4ビツ
トのエリアコマンドがACDC3121を通してプレー
ンメモリ3122にさき込まれ、フォントバッファ31
26にフォントが書き込まれる。ブレーン、メモリ31
22は、4枚で構成し、例えば「0000」の場合には
コマンド0であってオリジナルの原稿を出力するという
ように、原稿の各点をブレーンO〜プレーン3の4ビツ
トで設定できる。
この4ビンl−情報をコマンド0〜コマンド15にデコ
ートするのがデコーダ3123であり、コマンド0〜コ
マンド15をフィルパターン、フィルロジック、ロゴの
いずれの処理を行うコマンドにするかを設定するのがス
イッチマトリクス3124である。フォントアドレスコ
ントローラ3125は、2ビツトのフィルパターン信号
により編点シ一−ド、ハツチングシェード等のパターン
に対応してフォントバッファ3126のアドレスを生成
するものである。
ス・イノチ回路3127は、スイッチマトリクス3I2
4のフィルロジック信号、原稿データXの内容により、
原稿データX、フォノ1−バッファ3126、カラーバ
レットの選定等を行うものである。フィルシロジンクは
、バンクグラウンド(原1高の背景部)だけをカラーメ
ンシュで塗りつぶしたり、特定部分をカラー変換したり
、マスキングやトリミング、塗りつぶし等を行う情報で
ある。
本発明のIPSでは、以上のようにIITの原稿読み取
り信号について、まずEND変換した後カラーマスキン
グし、フルカラーデータでの処理の方が効率的な原稿サ
イズや枠消し、カラー変換の処理を行ってから下色除去
および墨の生成をして、プロセスカラーに絞っている。
しかし、空間フィルターやカラー変調、TRC1縮拡等
の処理は、プロセスカラーのデータを処理することによ
って、フルカラーのデータで処理する場合より処理量を
少なくし、使用する変換テーブルの数を1/3にすると
共に、その分、種類を多くして調整の柔軟性、色の再現
性、階調の再現性、精細度の再現性を高へている。
(III−2)イメージ処理システムのハードウェア構
成 第37図図はIPSのハードウェア構成例を示す図であ
る。
本発明のIPSでは、2枚の基板(IPS−A、IPS
−B)に分割し、色の再現性や階調の再現性、精細度の
再現性等のカラー画像形成装置としての基本的な機能を
達成する部分について第1の基板(IPs−A)に、編
集のように応用、専門機能を達成する部分を第2の基板
(IPs−B)に搭載している。前者の構成が第37図
図(a)〜(C)であり、後者の構成が同図(d)であ
る。特に第1の基板により基本的な機能が充分達成でき
れば、第2の基板を設計変更するだけで応用、専門機能
について柔軟に対応できる。したがって、カラー画像形
成装置として、さらに機能を高めようとする場合には、
他方の基板の設計変更をするだけで対応できる。
IPSの基板には、第37図図に示すようにCPUのバ
ス(アドレスバスADR3BUS、データバスDATA
BUS、コントロールバスCTRLBUS)が接続され
、IITのビデオデータB、GSR,同期信号としてビ
デオクロックIITVCLK、ライン同期(主走査方向
、水平同期)信号[IT・LS、ページ同期(副走査方
向、垂直同期)信号IIT・PSが接続される。
ビデオデータは、END変換部以降においてパイプライ
ン処理されるため、それぞれの処理段階において処理に
必要なりロック単位でデータの遅れが生じる。そこで、
このような各処理の遅れに対応して水平同期信号を生成
して分配し、また、ビデオクロックとライン同期信号の
フェイルチエツクするのが、ライン同期発生&フェイル
チエツク回路328である。そのため、ライン同期発生
&フェイルチエツク回路328には、ビデオクロック[
IT・V CI−Kとライン同期信号11TLSが接続
され、また、内部設定書き換えを行えるようにCPUの
バス(ADR3BUS、DATABUS、CTRLBU
S)、チップセレクト信号CSが接続される。
IITのビデオデータBSC,RはEND変換部のRO
M321に入力される。END変換テーブルは、例えば
RAMを用いCPUから適宜ロードするように構成して
もよいが、装置が使用状態にあって画像データの処理中
にQき換える必要性はほとんど生しないので、I3、G
、Rのそれぞれに2にハイドのROMを2個ずつ用い、
ROMによるLIJT(ルックアンプテーブル)方式を
採用している。そして、16面の変換テーブルを保有し
、4ピントの選択信号ENDSelにより切り換えられ
る。
END変換されたROM321の出力は、カラー毎に3
Xlマトリクスを2面保有する3個の演算LSI322
からなるカラーマスキング部に接続される。演算LSI
322には、CPUの各バスが接続され、CPUからマ
トリクスの係数が設定可能になっている。画像信号の処
理からCPUによる書き換え等のためCPUのバスに切
り換えるためにセットアツプ信号SU、チップセレクト
信号C3が接続され、マトリクスの選択切り換えに1ビ
ツトの切り換え信号MONOが接続される。
また、パワーダウン信号PDを入力し、IITがスキャ
ンしていないときすなわち画像処理をしていないとき内
部のビデオクロックを止めている。
演算LSI322によりB、C,RからY、M、Cに変
換された信号は、同図(d)に示す第2の基板(IPS
−B)のカラー変換LSI353を通してカラー変換処
理後、DOD用LSI323に入力される。カラー変換
LSI353には、非変換カラーを設定するスレンショ
ルドレジスタ、変換カラーを設定するカラーパレット、
コンパレータ等からなるカラー変換回路を4回路保有し
、DOD用LS1323には、原稿のエツジ検出回路、
枠消し回路等を保有している。
枠消し処理したDOD用LSI323の出力は、UCR
用LSI324に送られる。このLSIは、UCR回路
と墨生成回路、さらには必要色生成回路を含み、コピー
サイクルでのトナーカラーに対応するプロセスカラーX
、必要色Hue、エツジEdgeの各信号を出力する。
したがって、このLSIには、2ビツトのプロセスカラ
ー指定信号C0LR、カラーモード信号(4C0LR,
MONO)も入力される。
ラインメモリ325は、tJ CR用LSI324から
出力されたプロセスカラーX、必要色Hue、エツジE
dgeの各信号を5×7のデジタルフィルター326に
入力するために4ライン分のデータを蓄積するFIFO
およびその遅れ分を整合させるためのFIFOからなる
。ここで、プロセスカラーXとエツジE dgeについ
ては4ライン分蓄積して1・−タル5ライン分をデジタ
ルフィルター326に送り、必要色HueについてはF
IFOで遅延させてデジタルフィルター326の出力と
同期させ、MIX用LSI327に送るようにしている
デジタルフィルター326は、2×7フイルターの■、
S■を3個で構成した5×7フイルターが2組(ローパ
スLPとバイパス)IF’)アリ、一方で、プロセスカ
ラーXについての処理を行い、他方で、エツジEdge
についての処理を行っている。
Mlχ用LSI327では、これらの出力に変換テーブ
ルで網点除去やエツジ強調の処理を行いブローセスカラ
ーXにミキシングしている。ここでは、変換テーブルを
切り換えるための信号としてエツジEDGE、シャープ
5harpが入力されている。
TRC542は、8面の変換テーブルを保有する2にバ
イトのRAMからなる。変換テーブルは、各スキャンの
前、キャリッジのリターン期間を利用して変換テーブル
の書き換えを行うように構成され、3ビツトの切り換え
信号TRC3el により切り換えられる。そして、こ
こからの処理出力は、トランシーバ−より縮拡処理用L
SI345に送られる。縮拡処理部は、8にバイトのR
AM344を2個用いてピンポンバッファ(ラインバッ
ファ)を構成し、LSI343でリサンプリングピッチ
の生成、ラインバッファのアドレスを生成している。
縮拡処理部の出力は、同図(d)に示す第2の基板のエ
リアメモリ部を通ってEDF用L S I 346に戻
る。EDF用LSI346は、前のラインの情報を保持
するF I F Oを有し、前のラインの情報を用いて
エラー拡散処理を行っている。そして、エラー拡散処理
後の信号Xは、スクリーンジェネレータを構成するSG
J’flLS I 347を経て10Tインターフエー
スへ出力される。
l○′rインターフェースでは、1ビツトのオン/オフ
信号で人力された5GJILSI347からの信号をL
SI349で8ヒントにまとめてパラレルでIOTに送
出している。
第37図に示す第2の基板において、実際に流れている
データは、16トント/ m mであるので、縮小LS
I354では、1/4に縮小して且つ2値化してエリア
メモリに蓄える。拡大デコードLSI359は、フィル
パターンRAM360を持ち、エリアメモリから領域情
報を読み出してコマンドを生成するときに16ドツトに
拡大し、ロゴアドレスの発生、カラーパレット、フィル
パターンの発生処理を行っている。DRAM356は、
4面で構成しコードされた4ビツトのエリア情報を格納
する。AGDC355は、エリアコマンドをコントロー
ルする専用のコントローラである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、61
度調整して現像のカラートナーY、M、C1Kに対応す
る複数のトナー信号に変換するので、濃度バランスした
トナー信号Y−M、Cとして画像のカラー領域判断や原
稿のエツジ同断、枠消し等を高い精度で行うことができ
、カラー変換や下色除去、墨生成の処理もここで容易に
行うことができる。また、現像プロセスカラーのトナー
信号Xに対してデジタルフィルタリングしてオン/オフ
の2値化トナー信号Xを生成するので、ここで、再生画
像のモアレやボケ防止、エツジ強調の処理も効率的に行
うことができる。さらには、領域毎の制御情報を生成し
、領域内の画像信号を変換制御したり、変換テーブルの
切り換え制御するので、ここでカラー変換やモノカラー
、フルカラー等のカラーモード、写真や文字等の画像モ
ートに対応した領域単位での制御が容易に行うことがで
きる。
網かけ、ぬりえ等の画像データの付加や画像データの変
更、編集は、コピープロセスカラーのトナー信号で行う
ことにより編集制御の自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るデジタル画像処理装置の1実施例
構成を示す図、第2図は本発明が適用されるカラー複写
機の全体構成の1例を示す図、第3図はハードウェアア
ーキテクチャ−を示す図、第4図はソフトウェアアーキ
テクチャ−を示す図、第5図はコピーレイヤを示す図、
第6図はステート分割を示す図、第7図はパワーオンス
テートからスタンバイステートまでのシーケンスを説明
する図、第8図はプロダレスステートのシーケンスを説
明する図、第9図はダイアグノスティックの概念を説明
する図、第10図はシステムと他のリモートとの関係を
示す図、第11図はシステムのモジュール構成を示す図
、第12図はジョブモードの作成を説明する図、第13
図はシステムと各リモートとのデータフロー、およびシ
ステム内モジュール間データフローを示す図、第14図
は原稿走査機構の斜視図、第15図はステッピングモー
フの制御方式を説明する図、第16図はITTコントロ
ール方式を説明するタイミングチャー1−1第17図は
イメージングユニットの断面図、第18図はCCDライ
ンセンサの配置例を示す図、第19図はビデオ信号処理
回路の構成例を示す図、第20図はビデオ信号処理回路
の動作を説明するタイミングチャート、第21図はIO
Tの概略構成を示す図、第22図は転写装置の構成例を
示す図、第23図はデイスプレィを用いたUlの取り付
は例を示す図、第24図はU[の取り付は角や高さの設
定例を説明するための図、第25図はUIのモジュール
構成を示す図、第26図はUlのハードウェア構成を示
す図、第27図はUICBの構成を示す図、第28図は
EP[Bの構成を示す図、第29図はデイスプレィ画面
の構成例を示す図、第30図はF/Pの斜視図、第31
図はM/Uの斜視図、第32図はネガフィルムの濃度特
性および補正の原理を説明するための図、第33図はF
/Pの構成を概略的に示すとともに、F/PとM / 
UおよびIITとの関連を示す図、第34図は操作手順
およびタイミングを説明するための図、第35図はIP
Sのモジュール構成概要を示す図、第36図はIPSを
構成する各モジj1.−ルを説明するための図、第37
図はIPSのハトウェア構成例を示す図である。 ■・・・IIT、2・・・領域画像制御手段、3・・・
トナー信号変換調整手段、4・・・プロセストナー信号
処理手段、5・・・編集制御手段、6・・何○T0出 
願 人  冨士セロノクス株式会社代理人弁理士 阿 
部 龍 吉(外4名)第 す 図 第6Σ: 第10図 シリアル通で:インターフエイス モジュール間イシターフェイス 第12図 (久) (b) L−== ++−−−++++++−−−−−−−−−
−−−−−J第15図 (a ) (b) 第14図 Z(,3’/ 第15図 (C) (d) (e) RεG1 TAILEOGE 第16 図(a) 第16 図(b) 第17図 第18図 (b) H「テH 第20図 235a 日2 Bコ Rコ 第21 図 ムn 第22図 第25図 第26図 萬29図 第29図 (c) 第30図 第31図 田1,632 bz日 第36図 (a) (C) 第36図 (d) (e) 第36図 (f) X 第36図 (k) 第36図 (i) ■C−−ノーU (【) <m  ノ)\) (を尺) 箆王図 (n) 第36図 (p) (q) 第37図 (C)

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)階調表現した画像のカラー分解信号を入力して該
    カラー分解信号をオン/オフの2値化トナー信号に変換
    して出力するデジタル画像処理装置であって、複数のカ
    ラー分解信号から濃度調整して現像カラーのトナー量又
    は濃度に対応する複数の階調トナー信号に変換し、墨の
    生成を行い、現像プロセスカラーの階調トナー信号を抽
    出するトナー信号変換調整手段と、階調トナー信号に対
    してモアレ防止やエッジ強調処理を施してオン/オフの
    2値化トナー信号に変換するプロセストナー信号処理手
    段と、複数の領域毎に該領域の制御情報を生成しトナー
    信号変換調整手段およびプロセストナー信号処理手段を
    制御する領域画像制御手段と、複数の編集領域および編
    集情報を有し該編集領域で階調トナー信号を編集情報に
    より制御する編集制御手段からなることを特徴とするデ
    ジタル画像処理装置。
  2. (2)トナー信号変換調整手段およびプロセストナー信
    号処理手段は、カラーモードや画像の種類、装置の特性
    に依存した信号等の変換、調整のために複数の変換テー
    ブルやパラメータを有し、領域画像制御手段は、領域毎
    に制御情報を送出してトナー信号変換調整手段およびプ
    ロセストナー信号処理手段を制御するように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のデジタル画像処理装置。
  3. (3)トナー信号変換調整手段は、変換した階調トナー
    信号に対して下色除去および墨の生成を行う下色除去墨
    生成部を備えたことを特徴とする請求項1記載のデジタ
    ル画像処理装置。
  4. (4)下色除去墨生成部は、複数の階調トナー信号の最
    大値と最小値を検出しその差に応じた調整値を求めて最
    小値と調整値との差を墨の値とし、墨の値に対応して下
    色除去の値を求めるように構成したことを特徴とする請
    求項3記載のデジタル画像処理装置。
  5. (5)数値演算による近似値を用い又は変換テーブルを
    用いて調整値および下色除去の値を求めることを特徴と
    する請求項4記載のデジタル画像処理装置。
  6. (6)トナー信号変換調整手段は、下色除去の前段に領
    域処理情報生成手段により制御され指定された矩形領域
    の指定されたカラーの変換処理を行うカラー変換処理部
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のデジタル画像
    処理装置。
  7. (7)領域処理情報生成手段と、編集制御手段と、カラ
    ー変換処理部を他の構成と別の同一基板上に構成したこ
    とを特徴とする請求項6記載のデジタル画像処理装置。
  8. (8)トナー信号変換調整手段は、下色除去の前段に階
    調トナー信号から原稿サイズを検出すると共に原稿の外
    側の階調トナー信号を除去するエッジ検出枠消し部を備
    えたことを特徴とする請求項1記載のデジタル画像処理
    装置。
  9. (9)プロセスカラー信号処理手段は、色相を検出して
    色相から階調トナー信号毎にエッジ強調およびエッジの
    減衰の要否を判定してエッジ強調度を制御するデジタル
    フィルタリング回路を備えたことを特徴とする請求項1
    記載のデジタル画像処理装置。
  10. (10)プロセスカラー信号処理手段は、階調トナー信
    号に対して濃度調整やコントラスト強調、ネガポジ反転
    、カラーバランス調整等の処理を施す濃度又はトーン補
    正制御部を備えたことを特徴とする請求項1記載のデジ
    タル画像処理装置。
  11. (11)プロセスカラー信号処理手段は、2ライン分の
    ピンポンバッファを有し該ピンポンバッファに1ライン
    単位で階調トナー信号を書き込み/読み出し処理しつつ
    縮小/拡大処理する縮拡処理部を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のデジタル画像処理装置。
  12. (12)縮小後に書き込み処理し、読み出し後に拡大処
    理するように構成したことを特徴とする請求項11記載
    のデジタル画像処理装置。
  13. (13)プロセスカラー信号処理手段は、閾値マトリク
    スとの比較により階調トナー信号をオン/オフの2値化
    トナー信号に変換し、しかる後エラー拡散処理を行うス
    クリーンジェネレータを備えたことを特徴とする請求項
    1記載のデジタル画像処理装置。
  14. (14)エラー拡散処理のオン/オフと閾値マトリクス
    との組み合わせを領域信号により選択できるように構成
    したことを特徴とする請求項13記載のデジタル画像処
    理装置。
  15. (15)閾値マトリクスは、ピクセル単位をさらに分割
    して構成したことを特徴とする請求項13記載のデジタ
    ル画像処理装置。
  16. (16)閾値マトリクスは、複数の成長核をもつように
    構成したことを特徴とする請求項13記載のデジタル画
    像処理装置。
  17. (17)閾値マトリクスは、複数の単位マトリクスから
    なるサブマトリクス構成とし、該サブマトリクスの中で
    複数の成長核を配置するように構成したことを特徴とす
    る請求項13記載のデジタル画像処理装置。
  18. (18)プロセスカラー信号処理手段は、直前のライン
    の階調トナー信号を基にエラー拡散処理を行うように構
    成したことを特徴とする請求項13記載のデジタル画像
    処理装置。
  19. (19)領域画像制御手段は、カラー変換やフルカラー
    等のカラーモード情報、写真や文字等の画像モード情報
    を制御情報として出力するように構成したことを特徴と
    する請求項1記載のデジタル画像処理装置。
  20. (20)領域画像制御手段は、複数の領域の間で優先順
    位にしたがって制御情報を生成するように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のデジタル画像処理装置。
  21. (21)編集制御手段は、指定領域と該指定領域におけ
    る画像データの編集情報を有し指定領域の階調トナー信
    号を編集情報により制御することを特徴とすることを特
    徴とする請求項1記載のデジタル画像処理装置。
  22. (22)編集制御手段は、各画素毎に編集情報による編
    集コマンドを生成し、階調トナー信号に対して編集制御
    を行うことを特徴とする請求項1記載のデジタル画像処
    理装置。
  23. (23)編集制御手段は、複数の制御パターンを備え編
    集コマンドにより制御パターンを選択制御するように構
    成したことを特徴とする請求項22記載のデジタル画像
    処理装置。
  24. (24)編集制御手段および領域画像制御手段の分解能
    を入力画像の分解能と同等若しくは小さくしたことを特
    徴とする請求項1記載のデジタル画像処理装置。
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