JPH01229550A - コードレス電話システム - Google Patents

コードレス電話システム

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JPH01229550A
JPH01229550A JP63055039A JP5503988A JPH01229550A JP H01229550 A JPH01229550 A JP H01229550A JP 63055039 A JP63055039 A JP 63055039A JP 5503988 A JP5503988 A JP 5503988A JP H01229550 A JPH01229550 A JP H01229550A
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JP
Japan
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base unit
handset
handsets
frequencies
frequency
Prior art date
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Application number
JP63055039A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Hachiga
仁 八賀
Keizo Nagano
長野 圭三
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Uniden Corp
Original Assignee
Uniden Corp
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Publication date
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Publication of JPH01229550A publication Critical patent/JPH01229550A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、空中線を用いた全二重通信を利用する通信シ
ステムの一種であるコードレス電話システムにおいて、
特に、電話回線に接続したベース・ユニット一台あたり
、複数台のハンド・セットを対応させるための改良に関
する。
[従来の技術] 電話回線に有線接続した電話機本体に対し、接続コード
の長さの範囲に縛られることなく通話が可能なように、
電話機本体に相当するベース・ユニットと、送受話器と
ダイアル操作部分を一つのハウジングにまとめ配した形
のハンド・セット(リモート・ユニットともポータプル
・ユニットとも呼ばわる)とを空中線で連絡したコード
レス電話機が、昨今、良く市場に出回るようになってき
た。
これは特に、例えば0.5mW程度の微弱電波利用型に
関し、相当自由な形で公的に認可された関係もあるが、
いずわにしても、このようなコードレス電話システムの
従来からの基本構成概念を示すと、それは第3図示のよ
うになる。
従来はもちろん、一台のベース・ユニットBUあたり一
台のハンド・セットItsが対応し、ベース・ユニット
Bυは電話回線に回線接続回路33を介して接続してい
る。
電話回線側からベル呼出しがあると、ベース・ユニット
BU内の送信回路31は、自己に定められている送信キ
ャリア周波数fTに周波数変調等、適当なる変調方法に
よりベル信号(一般にデジタル符号化されている)を載
せ、空中線に送出し、ハンド・セットH5側の受信回路
42ではこれを受けて復調後、受話器44で兼用の、ま
たは専用のスピーカないし発音体から可聴ベル音を発生
する。
このベル音を問いた者が、通常の電話機で送受話器を手
に取ってフック・スイッチを上げることに相当する応答
操作として、本図には示されていないが、ハンド・セッ
トH5の適当な個所に設けられている応答スイッチを操
作すると、ハンド・セット)IS内の送(Z回路41は
、これも周波数変調等、適当なる変調方法により応答信
号を予定のキャリア周波数fhに載せて空中線に送出す
る。
この応答信号がベース・ユニットBU内の受信回路32
で受けられると、回線接続回路33が動作して回線が接
続され、以降、ベース・ユニットBLI側からは周波数
fTをキャリアとして相手方からの通話情報が送られ、
ハンド・セット内の受信回路42から受話器44を介し
て提供される一方、ハンド・セットH5側からは、送話
器43に入力した情報が送信回路41により周波数fh
を送信キャリアとしてベース・ユニット+31]側に送
られる。
こうした全二重通信動作は、逆にハンド・セットH5の
側からのブツシュ・ボタン操作(ダイアル操作)等の発
呼に起因しても行なわれるが、通常、このような全二重
通信を満たすべく、そわぞれキャリアとして設定される
一組の送受信周波数対fT、fhは1.“チャネル・ベ
ア”ないし”デユープレタス・ベア”等とも呼ばれる。
しかるに、そうした中にあって、近頃、有線電話機にお
けるいわゆる親子電話や内線システムのように、一台の
ベース・ユニットBUに対し、複数のハント・セットI
Isを対応させたいとする要望が出され始めてきた。
確かにこのようなシステムが構築されれば、例えば各家
庭内において各家族がそれぞれ自分の使い勝手の良い所
にハンド・セットを置いておけるということ等から、極
めて便利ではあるが、この場合、市場の要求の如何によ
って、ないしは製品のランクに応じ、それぞれに要求さ
れる仕様、諸機能も異なってくる。
例えば、原則的には秘話性を重んじ、いわゆる“先取り
優先”形態を実現したいとする要望がある。
“先取り優先”とは、ベル音を聞いて最初に応答スイッ
チを操作したハンド・セットのみ、または最初にダイア
ル発呼(PB発呼)したハンド・セットのみを有効とし
、その後に応答スイッチを操作するか発呼した他のハン
ド・セットがあっても、これは無効化することを言う。
これに対し、一方ではまた、秘話性はともかく、いわゆ
る“三者通話”と呼ばれるように、応答操作をなしたハ
ンド・セットは全て通話に参加できるようにさせたいと
する要望もある。
もっとも、こうした複数考量通話機能は、要求されると
言うよりも、消極的な意味で許容されると言った方が正
確な場合もある。一般に秘話性を重んじるにはコスト高
となる傾向が強いため、安価を重んじる結果、従来から
の有線電話システムで単に並列に電話機を繋いだに等し
い程度の機能でも+hむ簾しとされるのである。
したがって逆に言えば、コスト的な問題が解決される限
り、ないしは高級機種の場合には、もつと高い機能が要
求されることも当然にある。
例えば、原則としては秘話性を重んじ、少なくとも複数
のハンド・セット間での呼の衝突、すなわち互いの混信
等に対する対策は十分なものとしながらも、現在通話中
の使用者が意図的な操作をした場合には、他のハンド・
セットへの転送や、複数溝間通話等も可能とさせ、さら
には電話回線とは独立に、ハンド・セット間だけでのイ
ンク・フィン的な使い方も可能としたい等である。
一方、このように比較的低品位のものから高品位のもの
まで、制御の態様に差があるとは言え、それら各種の制
御機能を満たすにどれも都合が良いと考えられる通信方
式は、いわゆるMCAと略されるマルチ・チャネル・ア
クセス方式である。
MCA方式とは、第3図に示された先の全二重通信にお
ける送受信周波数対fh、fTを周波数を変えてハンド
・セットの数だけ用、へし、複数チャネルとするもので
あり、したがってハンド・セットがm(≧2)台あれば
、送受信周波数対も、fT−1+ fh−1; fT−
2+ fh−2; ””” : fT−m I fh−
sというように、互いに重ならない周波数の対でm組(
mチャネル)用意する。
しかるに、このMCA方式を利用すると、例えば、どの
ハンド・セットH1l (i=1.2.・・・・・、m
)からも呼が発生されていない場合のベル信号入信時に
は、ベース・ユニットBUの側から順に全ての送信周波
数fT−+ + fT−2+・・・・・・、fT−1に
ベル信号を載せ、これに伴い、一方では、各ハンド・セ
ットIll、側からの送信周波数であってベース・ユニ
ッ)BUにしてみれば各受信周波数となる全周波数rh
−+ l fh−2+・・・・・・、fh−+eを走査
、監視して、最初に応答したハンド・セットのみを有効
にしたり、どれか一つのハンド・セットから呼が発せら
れたときには、同様の周波数監視で、他のハンド・セッ
トからのその後の呼は無効化する等の、いわゆる先取り
優先形態も比較的簡単に満たすことができる。
また、上記のように、各ハンド・セットHS−1が用い
る送受信キャリア周波数が特定されているので、現在、
どのハンド・セットHS−1が通話中であるとか、どの
ハンド・セットHS−1からさらに他のハンド・セット
)Is−x(xml、2.・−***、m:x# i)
の呼出し指令が発せられているとか、その呼出し指令に
より指定されるハンド・セットH5−,はどれかとかの
判断が極めて簡単になり、当該呼出し先のハンド・セッ
ト)II、を呼出すにも、そのハンド・セットに専用の
周波数を使うことができるので、他の制御形態も簡単に
満足することができる。
[発明が解決しようとする課m] 上記のようなMCA方式の採用は、確かに、その機能に
おいては優れている。
しかし、問題は、用いる周波数の数が多過ぎると言うこ
とである。m個のハンド・セットがある場合、使用する
周波数の数は最低でもZXm波となる。
そのため、このシステムを構築するための回路系を考え
ると、少なくとも全周波数に関しての走査回路は必須の
ものとなり、かなり複雑な構成になると共に、当然のこ
とながら、出費も嵩りがちである。
また、回線接続までには、少なくともベース・ユニット
側からの送受信のいずれに関しても、走査時間の分、長
く掛かる欠点があり、特に専用の制御チャネルを要する
方式では、これらの欠点は一層、大きなものとなってい
た。
これがもし、MCA方式よりもできるだけ少ない数の使
用周波数で複数台のハンド・セットに対応できれば、そ
して相当程度、任意の機能を満足し得れば、コードレス
電話システムにあっても特に上記したような微弱電波利
用型のように、相対的に安価に供給されるべきシステム
にとり、極めて望ましい結果となる。
本発明は、まさしくこうした動機から成されたもので、
昔からの有線電話における並列電話、親子電話や内線通
話システムのように、コードレス電話システムでも一台
のベース・ユニットに対し、複数台のハンド・セットを
対応させようとした場合に、MCA方式における程、数
多くの使用周波数を要せず、それでいてほぼ同等に、必
要に応じて選択される各種の機能を満足に営み得る、新
たなるシステムを構築せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的達成のため、まず一台のベース・ユニ
ットと複数台のハンド・セットのシステムにおいて、当
該各ハンド・セットからベース・ユニット側に送られる
送信キャリア周波数は互いに異なる複数波とするが、ベ
ース・ユニット側からの送信キャリア周波数は、どのハ
ンド・セットにても共通に捕え得る単一波とする。
さらに、少なくとも複数台のハンド・セットの中から特
定の一台を指定できる個別指定データという概念を導入
し、ベース・ユニット、ハンド・セットはそれを設定し
たり解読可能とする。
そして、ベース・ユニットが自身で設定した上記個別指
定データを自身に設定されている単一のキャリア周波数
に載せて送出するか、または、どれか一つのハンド・セ
ットで設定され、該設定元のハンド・セットに所定のキ
ャリア周波数で送信されてきた他のハンド・セット指定
用の個別指定データを一旦、ベース・ユニットにて受信
した後、該ベース・ユニットに設定されている単一のキ
ャリア周波数に載せて送出し直した場合、この個別指定
データに対応するハンド・セット以外、またはこの個別
指定データに対応するハンド・セットとこの個別指定デ
ータの作成元のハンド・セット以外のハンド・セットは
、受信した個別指定データの解読に基づき、以降の応答
動作を実質的に無効化するべく動作させる。
[作用及び効果] 本発明においては、使用する周波数の数を数えると、2
以上の整数m台のハンド・セットがある場合、その各々
に一波あてで計量側の周波数と、これに加えてベース・
ユニットの使用する単一波の、全部で(m+ 1 )波
となる。
したがって明らかなように、従来のMCA方式で必要で
あった2Xm波に比し、(m−1)波の節約が図られて
いる。
このようにしても、少なくともハンド・セットには個別
かつ独立の周波数値が割当てられているので、例えばベ
ース・ユニット側で現に受信している周波数の値を知る
ことにより、どのハンド・セットが全現在、ベース・ユ
ニットに対し、送信をなしているかを判断することがで
きる。
そのため、必要に応じての先取り優先形態や選択呼出し
も、この本発明の基本構成が開示された以上、後は具体
的に公知既存の回路技術やデジタル・コーディング技術
の援用により、簡単に行なうことができる。
例えば、電話回線からのベル信号の入信に基づき、ベー
ス・ユニット側から単一のキャリア周波数でこのベル信
号を適当なるデータ形式、適当なる変調方法で全てのハ
ンド・セットに共通に発した場合にも、単に従来の有線
電話に3ける並列電話構成のように、全てのハンド・セ
ットが使用者による応答操作を受ければどれも電話回線
に接続される最も簡単な制御形態はもとより、要すれば
秘話性を重んじての先取り優先形態も簡単に満たすこと
ができる。例えば、先に応答操作のなされたハンド・セ
ット以外の周波数はベース・ユニットの側にて以降、受
は付けないように構成すれば良いからである。
さらに、ベル信号自体、一種の制御データではあるが、
これに加えて、この種の通信系において既に採用されて
いる公知のデジタル・コーディング技術を利用するにし
ても、本発明第二発明に従い、その中に含ませる制御デ
ータとして、少なくとも各ハンド・セットを特定可能な
個別指定(ID)データを付加すわば、例えばベル信号
人信時に、ベース・ユニットが自身で設定した上J己個
別指定データを自身に設定されている単一のキャリア周
波数に載せ、直接に送出すれば、当該個別指定データに
て指定されたハンド・セットにてのみ、ベル音を発しさ
せる等の優先呼出し形態も満足することができる。
また、逆に、通話中のどれかのハンド・セットから、使
用者の操作により、他のハンド・セット指定用の個別指
定データが送信された場合、ベース・ユニットにて一旦
、これを受信、解読した後、ベース・ユニットに設定さ
れている単一のキャリア周波数に載せてこのデータを再
送出すれば、この個別指定データに対応するハンド・セ
ットを通話に参加させて三者通話ないし複数考量通話と
するとか、あるいはこの個別指定されたハンド・セット
に回線転送する等の作業も簡単に行なうことができる。
結局、本発明は、MCA方式に比せば少ない数の使用周
波数でありながら、必要に応じ、並列電話システム、親
子電話システム、先取り優先システム、内線通話システ
ム、優先呼出しシステム、転送システム等々、種々の制
御形態を同一の基本構成で任意に満足することができ、
一種の簡易交換機を構成することも可能である。
当然、ベース・ユニットには単一波の送信キャリア周波
数しか与えていないから、その走査に要する回路や時間
という冗長性がなく、システム動作も高速化し得る。
[実 施 例] 第1図には本発明のコードレス電話システムの望ましい
一実施例が示されており、また、第2図には、本発明シ
ステムの稼動に有利な制御データを使用する場合のデー
タ・フォーマット例と、これを用いての数ある動作例の
中、他の動作例の良い参考ともなる、内線通話の場合の
動作例がフロー・チャートで示されている。
理解の便宜上、第1図示の静的な構成から説明すると、
ベース・ユニットBUは制御回路11の指令により動作
する回線接続回路14により、電話回線に接続されてお
り、自身に割当てられている送信キャリア周波数f7を
用いての送信回路12を有している。個々に異なる周波
数を受信可能なm個の受信部13−1〜13−、から成
る受信回路13も有するが、これは後にハンド・セット
について説明するときに併せて説明する。
送信回路12は、制御回路11から供給されてくる制御
データや、回線接続後に電話回線を介して送られてくる
通話情報等から成る音声出力RTを、制御回路11から
の送信回路制御信号Tcに基づき、周波数変調、適当な
る変調方法でキャリア周波数f〒に載せ、アンテナlO
から空中線に放射する。
しかるに、ハンド・セットH5は、図示の場合、回路構
成上は同一のものが複数m(≧2)台、設けられている
。したがってその内部構成は、その一つのハンド・セッ
トHS−1に関し、示すに留め、他のハンド・セットH
5−2〜H5,は単に矩形の枠で示している。
ただし、どのハンド・セットH5に関しても共通となる
説明中においては、特定のハンド・セット■Sを示すた
めのサフィックス“−1”〜“−1”を省略し、単に記
号“H5”のみを用いて代表させるか、または“+15
−、” (ただし、i−1,2,・・・・、m)として
説明する。
各ハンド・セットH1,は、どれも、ベース・ユニット
80側からのキャリア周波数fTに載ってくる情報を受
信し、復調する受信回路23を有し、制御データ情報は
制御回路21で取込み、回線接続後の通話情報は受話器
24から通話者に提供する。
また、呼出し当初のベル音は、すでに述べたように、受
話器で兼用の、または適当なる他の発音体(図示せず)
から空間に輻射される。
各ハンド・セットH1iはまた、それぞれ、自身に内蔵
の制御回路21の制御の下、各種の制御データや、送話
器25に入力した通話情報を周波数変調等、適当なる変
調方法により、自身に設定されているキャリア周波数f
、(i=1.2.・・・・、Il)に載せてアンテナ2
0から送出する送信回路22も有しているが、受信系と
は異なり、各ハンド・セットH5ごとに、用いるキャリ
ア周波数の値f、は異なっている。
したがって、ベース・ユニット80の方では、第一ハン
ド・セットIts−1の発する周波数f、から第mハン
ド・セットH51の発する周波数f1までのどの周波数
f、も受信可能なように、それぞれの周波数f1を対象
とした計量側の受信部13−、の集合から成る受信回路
13を有し、受信モード下においては、制御回路11の
発する受信部切換え信号C3に基づき、各受信部IL、
を順に走査し、それぞれの出力に表れることある音声出
力(制御データ情報を含む)R1を制御回路に取込み、
PB低信号たはダイアル信号や回線接続後の音声情報は
最終fTに回線接続回路14を介して電話回線に送出す
る。
なお、この第1図示の実施例では、ベース・ユニット8
0に関してもハンド・セットH5に関しても、フロント
・エンド部分にいわゆるデユープレクサ構成(詳細は図
示せず)を採用し、単一のアンテナ10.20を用いて
も送受信周波数を分離、合成し得るものを想定しており
、昨今のこの種のコードレス電話装置では大体、そうな
っているのでこれに従えば良いが、もちろん、送受信専
用に各−つのアンテナを有するものでも良い。
次いで、本発明システムの動作例をいくつか説明し、特
に、その中でも少し後に述べる内線通話に関しては、用
いる制御データ構成側共々、そのフロー・チャートを第
2図に挙げて説明する。
まず、基本的な形態として、電話回線からの入信がある
と、ベース・ユニットBUはベル信号(所定のデジタル
・データであって良い)をハンド・セット1−1sの側
に送給しなければならないが、これがこのベース・ユニ
ットBU内においての送信要求となり、制御回路11は
これに基づいて稼動し、送信回路制御信号Tcを発して
送信回路12を制御し、周波数変調その他、適当なる変
調方法により、送出すべき最初の音声出力RTであるベ
ル音情報を送信周波数fTに載せてアンテナlOから空
中線に放射する。
ただし、これに先立ち、本出願人が別途、特願昭62−
327192号として開示した、発明の名称“全二重通
信における送信可否弁別方法”なる特許出願の明細書及
び図面中に記載されているチャネル・チエツク手法を援
用し、ベース・ユニットBUの側では、自身に上記送信
要求が発せられても、直ちに送信に入るのではなく、ま
ず、自身の発すべき周波数fTが現在、空中線上に存在
しているか否かをチエツクし、存在していない場合に限
り、始めて送信に移るようにすると、他のシステムに対
し、妨害等を起こすことなく、都合が良い。
また、本書で言う音声信号RTとは、先にも述べたよう
に、必要に応じて用いられる各種のデジタル制御データ
をも含む概念である。
しかるに、ベース・ユニットBUから発せられたベル信
号の載っている周波数fTは、原則として全てのハンド
・セットHS−,〜H5−,の受信回路23にて共通に
捕えられ、復調されて、受話器24にて兼用の、または
専用のスピーカ等、適当なる発音体(図示せず)から可
聴表示される。
換言すれば、全てのハンド・セットH5−、〜H5−は
、定常状悪において周波数f7を受信可能な状態に設定
されている。ちなみに、この周波数f’rは、45M8
2等に選ぶことができる。
このベル音の聴取に伴い、どれかのハンド・セットIt
s−+〜11 S −の近くにいる誰かが、通常の電話
機において送受話器を持ち上げ、フック・スイッチを入
れるに相当する操作として、そのハンド・セットH5,
(iJ、2.、、、、、、、m)に付属の応答スイッチ
(図示せず)を操作し、呼出しに応じた場合、当該応答
操作のなされたハンド・セットH1゜内の制御回路21
は、やはりまず、望ましくは自己の発する送信キャリア
周波数fl(i−1,2,、、、,0,+m)が現に空
中線上に存在しているか否かをチエツクし、存在してい
ない場合に限り、当該送信周波数を載せるチャネルが“
空いている”ものと判断して、送信許可信号を発する。
これにより、送信回路22は、やはり一種のデジタル制
御データである上記の応答信号を、対応する送信キャリ
ア周波数f、に載せて周波数変調等、適当なる変調方法
によりアンテナ20から送出し、これを受けたベース・
ユニットBU側では、既存の回路、動作により、回線接
続回路14を動作させて回線接続に入り、一方でハンド
・セットH1,の側では、再び受信回路23をしてベー
ス・ユニットBUから送られてくる所定の受信周波数f
Tの受信可能状態に付けて、目的とする全二重通信が可
能となる。
ここで、本システムは、原則的に秘話機能を優先するか
、あるいは権数考量通話可能を優先するかを選ぶことが
できる。
例えば、市場により、コスト的な面が重視される場合に
は、システム内で使用する制御データや、これを作成し
たり解読したりする回路部分は数少ない方が良く、機能
的にも、有線電話システムにおいて単に並列に電話機を
増設したに等しい機能だけで良いとされることがある。
このような場合には、どれかのハンド・セット11s−
+が上記応答操作した後、他にも同じような応答操作を
したハンド・セット)Is−)+ (×≠i)があった
場合には、既述したとほぼ同様の手順により、ベース・
ユニットBυはこの後から応答してきたハンド・セット
H5−,も回線に接続して差支えない。
実際上、そのようにしても、普通の家庭用とじて考えた
場合には、後から割り込んだ通話者、または本来、相手
方から呼出された通話者以外の通話者は、話の内容をち
ょっと聞いた後、割り込みを控えるべきと思うなら自身
のハンド・セットIIsの応答スイッチをオフに戻せば
良いし、逆にこのようにして置けば、何等特殊な回路系
の追加なく、必要に応じての複数考量通話も可能となる
このように、事実上、複数考量通話可能が原則とされて
いるシステムに対し、秘話性を基本機能とするシステム
も、ある程度の制御データの追加で可能となる。
そのようにする場合にあって最も簡単な手法は、ベース
・ユニット側から特定のハンド・セラ1−115−ムを
選択的に有効、無効化できる制御データを数ビット、ベ
ル信号データに追加することである。
本発明の場合、少なくとも個々のハンド・セット■s−
,が用いる送信キャリア周波数f、は各個別のものであ
るので、ベース・ユニットBUの側では、今現在、どの
ハンド・セットH5−、から信号が送られてきているの
かは、内蔵の各専用の受信回路IL、のいずれに出力信
号R,が得られているかにより、容易に知ることができ
る。
そこで、上記したハンド・セット)Is−を側がらの応
答操作により、最初に応答したハンド・セットH5−,
を知ったならば、ベース・ユニットBUの側から、自身
の送信キャリア周波数f丁に載せ、他の全てのハンド・
セットH5−,が以降、応答操作しても、これを無効と
する制御データを送出し、これに応じ、指定された上記
ハンド・セットH5−、以外のハンド・セットIIsは
、例えば送信回路系の電源を切るとか送信信号線路中の
どこかを開放する等して、いずれにしてもアンテナ2o
から応答信号を載せたキャリア周波数が送出されないよ
うな無効化手続を採れば、原則的な秘話機能を実現する
ことができる。
なお、こうした場合、当該ハンド・セットH5−8の側
で送信キャリア周波数が使用中(ビジー)と判断された
ときには、当該判断時点から直ちに、または所定時間経
過したときに、受話器24等、適当なる発音体によるビ
ジー音報知手段を介して適当なる可聴ビジー音を発する
ように構成すると望ましい。のみならず、所定時間の経
過後には自動的にオフ・フック(応答スイッチの戻し操
作)とするような構成も考えられようが、この種の装置
の使い勝手からすると、一般にそこまでする必要はない
(していけないということではない)。ビジー音が聞こ
えれば、使用者は先に応答したハンド・セットH5−、
があったことを知るので、自然に応答スイッチを戻すと
思われるからである。
もちろん、以上のような制御データに基づく動作例や、
これを満たすための具体的な回路構成の如何は、当業者
に極めて容易という範略に入り、システム構成こそ異な
るが、同種の通信システムにおいて採用されている制御
手法を援用することができる。
むしろ、これまでのコードレス電話システム等において
も採用されていた制御データに基づく各種制御方法を展
開し、多少、コスト的な不利面は甘受しても、多機能を
誇り、いわゆるコスト・バフォーマットの高い商品を提
供するという立ち場に立てば、本発明のシステムはさら
に種々望ましい機能を営むことができる。
例えば、第2図(A)に示されているようなデータ・フ
ォーマットを考えてみる。
最初に示されている“グループID”は、−組の製品ご
とに個別に与えられるデータで、他の組との弁別を図る
ものであり、一般にこの種の通信システムでは、法規上
、百万通り以上の弁別能を与える必要があるため、二値
情報にして19ビツト以上を必要とする。本出願人にお
いては、余裕を見込み、20ビツトを想定している。
次に示されている“個別ID”は、本発明要旨構成中に
言う個別指定データを略式表記したもので、自身の認識
符号または呼出し先の認識符号が格納される。
最後の“呼出し情報“は、外線通話とか内線通話、ある
いは転送動作、通話終了等を要求するときに各動作を指
定するための符号である。
ここで理解のため、最も簡単な場合としてハンド・セッ
トIIsが二台の場合、すなわちm=2であって、Il
l、とIts−2のみの場合につき、それらハンド・セ
ットHs−,、1112とベース・ユニットBUにおけ
る上記各データのセット例を挙げ、参考に供する。ただ
し、既述のように、グループIDは例えば20ビツト数
値で各個別のシステムに専用に与えられる任意の値であ
って良い。
ベース・ユニットBUにおり セラ  1゜個別IDを
2ビツトとし、 Ol:ハンド・セットH1,呼出し 10:ハンド・セットH12呼出し 11ニー斉呼出し とする。
また、呼出し情報に関しては、これも2ビツトとして、 00:外線要求 01:内線要求 10:転送要求 11:終 話 とする。
ハンド・セットH3にお番るセット 1゜個別IDを同
様に2ビツトとし、ここには呼出し相手のIDを入力す
る。つまり、 00:ベース・ユニットBU 01:ハンド・セットH1゜ 10:ハンド・セット1(S−。
等とする。したがって、ハンド・セットH5−1におい
てはデータ”01”を使用することはないし、ハンド・
セット)IS−2においてはデータ“10”を使用する
ことはない。
また、呼出し情報に関しては、これも2ビツトとし、ベ
ース・ユニットBU側と同様、00:外線要求 01:内線要求 10:転送要求 11:終 話 とする。
なお、上記個別IDのデータ設定例から明らかなように
、各ハンド・セット)ISL、は自身を特定するデータ
を送出しないが、ベース・ユニットBUの側では、今現
在、受信している信号はどの受信部13−1から得られ
たものであるかを知ることができ、つまりは、受信して
いる信号のキャリア周波数f1を知ることができるので
、これにより、現在送信中のハンド・セットH5−、を
特定することができる。
このようなデータ群を用いると、ベース・ユニットBU
側に使用者の設定に任される適当なるスイッチを設けて
置くことにより、ベル信号入信時に、−斉呼出しとする
か、どれか特定のハンド・セットH5のみを指定する慢
先呼出しを図るかの操作が可能となり、また、各ハンド
・セットHSから例えば応答またはPB信号発呼のため
、ベース・ユニットBUを指定することはもちろん、一
方のハンド・セットH5から他方のハンド・セットH5
を呼出し、内線通話とすることができる。
例えば、受信した制御データに応じて送信回路の電源を
断つ等の制御系は、既存のコードレス電話システムにお
いても最早公知となっているので、この回路技術自体は
本発明と併せて採用することができる。
つまり、優先呼出しの場合には、あらかじめ使用者によ
り決定されたハンド・セットH5を特定する個別IDが
ベース・ユニットBUのキャリア周波数fTに載せて空
中線に放射されるので、いずれのハンド・セットHS−
,、HI3において共通にこの周波数を受信しても、受
信回路23にての復調の結果、当該個別IDにて指定さ
れていない方のハンド・セットH5では自身の送信回路
22に電源を供給しない等の制御を図ることができるし
、一方のハンド・セットH5−,から他方のハンド・セ
ットH5−2を指定するデータが送出され、かつ、呼出
し情報が転送または内線要求であった場合には、当該ハ
ンド・セット1−IS−、からの送信周波数f、に載せ
てベース・ユニットBLIに送られてきた当該データ群
をベース・ユニットBLIにて解読後、自身に設定され
ているキャリア周波数f丁に載せ、このデータを再送出
すれば、当該指定された第二ハンド・セットH5−2の
方でこれに応答する動作をすることができる。
これに対し、より進んだ機能、例えば三者通話等も可能
にするためには、やはり最も簡単なデータ設定例として
、次のような形態も考えられる。
ベース・ユニット811におけるセット 2゜個別ID
は先と同様に2ビツトとし、 01:ハンド・セットH5−、呼出し 10:ハンド・セットH1,呼出し 11ニー斉呼出し とする。
また、呼出し情報に関しても、このベース・ユニット8
0における限り、先と同様に2ビツトとして、 00:外線要求 01:内線要求 10:転送要求 11:終 話 とする。
これに対し、各ハンド・セットH5側においてのデータ
・セット例は少し変更し、次のようなセットとする。
ハン゛・セットH5にお番 セット 2、個別IDを3
ビツトに増やし、 100:ベース・ユニットBU 001:ハンド・セットH1゜ 010:ハンド・セットII S + 2110:ベー
ス・ユニットBUとハンド・セットHS−。
101:ベース・ユニットBUとハンド・セットS−2 等とする。
このようにすれば、転送動作のみならず、三者通話も可
能となる。
ただし、呼出し情報に関しては、先と同様であって良く
、2ビツト・データでベース・ユニットl個と同様、 00:外線要求 01:内線要求 10:転送要求 11:終 話 とする。
もちろん、上記データ・フォーマットは説明のために極
めてa車な例を示しているに過ぎず、その外、この種の
デジタル・コーディング技術における種々のより高度な
技術を利用して、任意の形態とすることができるし、常
套手段として、データ群中にはパリティ・ビット等も含
ませることができる。
第2図(幻は、上記のデータ・フォーマット例を用いて
内線通話をなすとき、どのような流れになるかを参考ま
でに示すものである。
ここでも二つのハンド・セットIs−,、ill、を用
いたものとし、第一ハンド・セットH1,から第二ハン
ド・セットHS−2を呼出す場合を考えると、図示され
ていないが、ハンド・セットHSに備えられているキー
・ボードや特殊キーの操作により、第一ハンド・セット
Its−+にて使用者が第二ハンド・セットH12の呼
出し操作をすると、第一ハンド・セットH5−、内の制
御回路21は、望ましくは既に述べたように、現在、ベ
ース・ユニット81側からの送信があるか否かと、自己
の発すべきキャリア周波数f、が空いているか否かのチ
エツク(キャリア・センス)を行ない、画周波数f、、
f、共、空中線に存在していなかった場合に始めて、先
のデータ・フォーマット例に見られるように、第二のハ
ンド・セットH12を呼出し指定するために作成したデ
ータをキャリア周波数f1に載せて空中線に送出する。
なお、先にベース・ユニット80側のキャリア周波数ハ
45MHz等に選べば良いとしたが、各ハンド・セット
H5側の送信周波数f1〜f1は、例えば48M)12
のオーダで適当なチャネル間隔に配すれば良い。
しかるに、ベース・ユニットBUの側では、受信回路1
3中の各受信部13−1を走査しており、したがって上
記周波数f、は、その受信に適当な受信部13−7にて
受信され、復調された結果として、このキャリア周波数
f1に載っているデータ信号R1が制御回路11内に取
込まれ、解読、確認される。
この動作はまた、当該データが得られた受信部がどれか
を知ることにもなるので、このデータR。
の設定元が、この場合は第一ハンド・セットll5−+
であることを知ることになる。
次いでベース・ユニットBtlは、望ましくはこのデー
タを送出する準備段階として、自身の用いるキャリア周
波数f7がすでに空中線に存在しているか否かをチエツ
クした後、空いていた場合には、当該キャリア周波数f
7に載せ、まずは呼出し元の第一ハンド・セットHS−
,に対し、上記データ・フォーマット中で第一ハンド・
セットH5を指定するデータを作成して応答信号を送出
し、これに基づき、当該ベース・ユニットBUと第一ハ
ンド・セットH1,の間が接続する。
次いでベース・ユニットBl]は、第二ハンド・セット
H5−,が送出することあるキャリア周波数f2が現在
、空中線に存在しているか否かをチエツクする。
これは、同時期にたまたま、第二ハンド・セットus−
2にて何等かのベース・ユニット80に対する呼出し操
作等がなされていた場合に、ベース・ユニット側からの
情報内容と錯綜する結果、制御系が応答不能となること
を避けるためであるが、ここで当該周波数f2が空いて
いた場合には、ベース・ユニットBU側は第二ハンド・
セットHS−2が定常的な受信待機状態にあることを知
り、もって第一ハンド・セットH1,から送られてきた
第二ハンド・セットH5−2の呼出し情報を周波数fT
に載せ、空中線に送出する。
この周波数は第一、第二ハンド・セットにて共に受信可
能であるが、先のように、各ハンド・セットus、 、
 H5−2内の制御回路21は制御データ内容を解読す
る機能を有するので、第二のハンド・セットH12にて
のみ、その内容を確認後、呼出し音ないしベル音が発生
する。
これを聞いた第二ハンド・セットH1,の近くにいる者
が、当該第二ハンド・セットH3−2の応答スイッチを
操作すると、制御回路はまず自身の発すべき周波数f2
に関し、キャリア・センスを行ない、これが空いていた
場合に限り、当該キャリア周波数f2に載せ、応答信号
を発する。
こうなれば、ベース・ユニット80は第二ハンド・セッ
トHS −2との間にも通信線路を確立することができ
、もって第一、第二ハンド・セットH1,,)II、間
のインク・フォン的な通話が可能となる。
この動作例から推して明らかなように、上記第二のデー
タ・フォーマットを用い、電話回線と接続中にあって通
話に入っている第一または第二ハンド・セットH1,ま
たはH5−2の側から、他方のハンド・セットとベース
・ユニットBLIとを共に指定するデータを送出すわば
、三者通話も可能とする回路系は容易に得ることができ
る。
したがってもちろん、既に述べたように、もっと簡単な
制御機能、例えば単にどれか一つの通話中のハンド・セ
ットH5から他のハンド・セットH5に回線を回す転送
機能等もまた、極めて容易に実現することができる。
第1.2図示の実施例は以上ように説明されるが、もち
ろん、この動作は、電話回線側からのベル入信時のみな
らず、どれかのハンド・セットIts−+からどこかへ
電話を掛け、発呼済みとなっている状態下においても通
用される。
以上、本発明の望ましい実施例に関し説明したが、参考
までにさらにいくつかの補足を行なうと、上記した制御
回路11 、21には、昨今のこの種の電子回路系の実
際からして、マイクロ・コンピュータを利用するのが最
も普通であり、簡便でもある。
また、望ましくはキャリア・センスを採用するに際して
、制御回路11 、21の指令により、受信回路13 
、23が監視の対象とする中心周波数を変更する手続は
、本発明が具体的にこれ自体を規定するものではないが
、できれば単なるバンド・バス・フィルタの特性可変等
で済ますことが最も簡単であり、合理的、経済的である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従って構成されたコードレス電話シス
テムの望ましい一実施例の概略構成図、第2図は本発明
コードレス電話システムにおける動作の一例として、内
線通話に係る動作例をフロー・チャートに即し説明する
説明図、第3図はこの種のコードレス電話システムにお
ける従来からの基本的な概念構成図、である。 図中、10 、20はアンテナ、It 、 21は制御
回路、12 、22は送信回路、13 、23は受信回
路、13−、は受信回路内の各周波数専用の受信部、2
4は受話器、25は送話器、[lUハヘー ス・1−1
− y ト、ll5−、〜H5−。 はハンド・セット、fTはベース・ユニットBUが用い
る送信キャリア周波数、f、はハンド・セットHS−+
が用いる送信キャリア周波数、である。 出 願 人     ユニゾン株式会社f、− 篤1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電話回線に有線接続したベース・ユニットと、該
    ベース・ユニットに対し無線周波で結合するハンド・セ
    ットとを含むコードレス電話システムであって; 上記ベース・ユニット一台あたりに複数台のハンド・セ
    ットを対応させ; 上記一台のベース・ユニットが上記複数台のハンド・セ
    ットに対して送信するときの送信キャリア周波数は全て
    のハンド・セットにて共通に捕えられる単一の周波数と
    する一方;上記複数台のハンド・セットが上記ベース・
    ユニットに対して送信するときの送信キャリア周波数は
    、それぞれ、上記ベース・ユニットの発する送信キャリ
    ア周波数と異なるのみならず、互いにも全て異なる周波
    数としたこと;を特徴とするコードレス電話システム。
  2. (2)ベース・ユニット及び各ハンド・セットは、少な
    くとも特定のハンド・セットを指定する個別指定データ
    を設定、解読する回路を有し;ベース・ユニットが自身
    で設定した上記個別指定データを自身に設定されている
    単一のキャリア周波数に載せて送出するか、または、ど
    れか一つのハンド・セットで設定され、該設定元のハン
    ド・セットに所定のキャリア周波数で送信されてきた他
    のハンド・セット指定用の個別指定データを一旦、該ベ
    ース・ユニットにて受信した後、該ベース・ユニットに
    設定されている単一のキャリア周波数に載せて送出し直
    した場合、上記個別指定データに対応するハンド・セッ
    ト以外、または該個別指定データに対応するハンド・セ
    ットと該個別指定データの上記作成元のハンド・セット
    以外のハンド・セットは、該個別指定データの解読に基
    づき、以降の応答動作を無効化する回路を有すること; を特徴とする請求項1に記載のコードレス電話システム
JP63055039A 1988-03-10 1988-03-10 コードレス電話システム Pending JPH01229550A (ja)

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JP63055039A JPH01229550A (ja) 1988-03-10 1988-03-10 コードレス電話システム

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JP63055039A JPH01229550A (ja) 1988-03-10 1988-03-10 コードレス電話システム

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Publication Number Publication Date
JPH01229550A true JPH01229550A (ja) 1989-09-13

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ID=12987518

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JP63055039A Pending JPH01229550A (ja) 1988-03-10 1988-03-10 コードレス電話システム

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533332A (en) * 1978-08-30 1980-03-08 Nec Corp Subscriber's radio communication system
JPS6248133A (ja) * 1985-08-27 1987-03-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線電話方式

Patent Citations (2)

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