JP7277171B2 - 情報処理装置、及び、情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置、及び、情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置及び、情報処理装置の制御方法に関する。
従来、探索した目的地までの誘導経路を地図に重ねて表示すると共に、ユーザの編集操作に基づいて作成した楽曲の再生スケジュールを、誘導経路上の区間に対応づけて表示する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005-037142号公報
しかしながら、ユーザの利便性を向上させる余地があった。例えば、引用文献1は、再生がスケジュールされている各楽曲の情報を、当該楽曲について算出した再生区間に対応する誘導経路図形上の区間に対応づけて表示した後に、再度ユーザの編集操作を受付け、受け付けた編集操作に応じて、楽曲の再生スケジュールを編集するとの開示があるが、できるだけ簡易な方法により再生スケジュールを再編集する方法については開示されていなかった。例えば、車両が目的地への走行を開始した後に、再生スケジュールの再編集を行なう場合、信号待ちしている間等のできるだけ短時間内で、できるだけ簡易な操作により再生スケジュールを再編集できることが望ましい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、再生リストを編集する場合のユーザの使い勝手を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、車両の位置を検出する検出部と、前記車両の位置から目的地までの誘導経路を探索する経路探索部と、前記車両の位置から前記目的地までの移動に要する予測時間を算出する算出部と、コンテンツを識別する識別情報と、前記コンテンツの再生を開始する地点を示す地点情報と、を対応づけて登録した再生リストを作成するリスト作成部と、記再生リストの再生時間に対応する長さの図形を前記誘導経路に重畳表示した地図画像を表示部に表示させる表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、再生する対象となる複数のコンテンツの各々に対応したオブジェクトを表示するオブジェクト領域と、前記地図画像を表示する地図領域とを表示部に表示させ、前記オブジェクト領域に表示された前記オブジェクトのいずれかを選択する選択操作と、前記選択操作により選択された前記オブジェクトを、前記地図領域の前記誘導経路上に移動させる移動操作と、を受付部により受け付けると、前記選択操作により選択されたコンテンツ、又は、前記選択操作により選択されたコンテンツ及び前記再生リストに登録済みのコンテンツの再生時間と、前記予測時間とに基づいて前記図形の長さを決定し、決定した長さの前記図形を前記誘導経路に重畳表示し、前記リスト作成部は、前記受付部により前記図形の長さを変更する操作を受け付けた場合、変更された前記図形の長さに基づき、前記再生リストに登録される前記コンテンツを変更する情報処理装置である。
上記情報処理装置において、前記表示制御部は、予め設定された操作を検出すると、前記図形の両端部にマーカーを表示させ、前記マーカーに対する操作を前記受付部により受け付けると、前記操作に基づいて前記図形の長さを変更する構成であってもよい。
上記情報処理装置において、前記リスト作成部は、前記図形の長さを短くする操作を前記受付部により受け付けると、前記再生リストに含まれる前記コンテンツを前記再生リストから削除し、前記再生リストの再生時間を、変更された前記図形の長さに対応する再生時間以下に変更する構成であってもよい。
上記情報処理装置において、前記コンテンツには、優先順位が設定され、前記リスト作成部は、前記図形の長さを長くする操作を前記受付部により受け付けると、優先順位の高い前記コンテンツの順に前記再生リストに登録し、前記再生リストの再生時間と、変更された前記図形の長さに対応する再生時間との差が予め設定された時間差以下となるように変更する構成であってもよい。
上記課題を解決するため、本発明の情報処理装置の制御方法は、車両の位置を検出する検出ステップと、前記車両の位置から目的地までの誘導経路を探索する探索ステップと、前記車両の位置から前記目的地までの移動に要する予測時間を算出する算出ステップと、コンテンツを識別する識別情報と、前記コンテンツの再生を開始する地点を示す地点情報と、を対応づけて登録した再生リストを作成するリスト作成ステップと、前記再生リストの再生時間に対応する長さの図形を前記誘導経路に重畳表示した地図画像を表示する表示ステップと、を有し、前記表示ステップは、再生する対象となる複数のコンテンツの各々に対応したオブジェクトを表示するオブジェクト領域と、前記地図画像を表示する地図領域とを表示し、前記オブジェクト領域に表示された前記オブジェクトのいずれかを選択する選択操作と、前記選択操作により選択された前記オブジェクトを、前記地図領域の前記誘導経路上に移動させる移動操作と、を受け付けると、前記選択操作により選択されたコンテンツ、又は、前記選択操作により選択されたコンテンツ及び前記再生リストに登録済みのコンテンツの再生時間と、前記予測時間とに基づいて前記図形の長さを決定し、決定した長さの前記図形を前記誘導経路に重畳表示し、前記リスト作成ステップは、前記図形の長さを変更する操作を受け付けた場合、変更された前記図形の長さに基づき、前記再生リストに登録される前記コンテンツを変更する情報処理装置の制御方法である。
上記情報処理装置の制御方法において、前記表示ステップは、予め設定された操作を検出すると、前記図形の両端部にマーカーを表示させ、前記マーカーに対する操作を受け付けると、前記操作に基づいて前記図形の長さを変更してもよい。
上記情報処理装置の制御方法において、前記リスト作成ステップは、前記図形の長さを短くする操作を受け付けると、前記再生リストに含まれる前記コンテンツを前記再生リストから削除し、前記再生リストの再生時間を、変更された前記図形の長さに対応する再生時間以下に変更してもよい。
上記情報処理装置の制御方法において、前記リスト作成ステップは、前記図形の長さを長くする操作を受け付けると、優先順位の高い前記コンテンツの順に前記再生リストに登録し、前記再生リストの再生時間と、変更された前記図形の長さに対応する再生時間との差が予め設定された時間差以下となるように変更してもよい。
本発明によれば、再生リストを編集する場合に、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
ナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 再生リストを示す図である。 アプリケーション画面を示す図である。 アプリケーション画面を示す図である。 アプリケーション画面を示す図である。 アプリケーション画面を示す図である。 アプリケーション画面を示す図である。 アプリケーション画面を示す図である。 アプリケーション画面を示す図である。 アプリケーション画面を示す図である。 ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。
図1は、ナビゲーション装置1の構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置1は、「情報処理装置」の一例に対応し、制御部100と、制御部100に接続されたGPS受信部10、相対方位検出部20、入力部30、無線通信部40、ディスクドライブ50、再生処理部61及び補助記憶装置70とを備える。再生処理部61には、スピーカ63及び表示部65が接続される。
GPS受信部10は、GPSアンテナ15を介してGPS衛星から送信されるGPS信号を受信する。GPS受信部10は、受信したGPS信号に基づき、ナビゲーション装置1を搭載した車両とGPS衛星間の距離と、距離の変化率とを所定数以上の衛星に対して測定して車両の絶対位置(緯度、経度)を算出する。GPS受信部10は、車両の絶対位置を示す絶対位置情報を制御部100に出力する。また、GPS受信部10は、車両の進行方向を示す方位を算出し、車両の方位を示す方位情報を制御部100に出力する。
相対方位検出部20は、加速度センサ21及びジャイロセンサ23を備える。加速度センサ21は、車両の加速度を検出する。ジャイロセンサ23は、例えば振動ジャイロにより構成され、車両の相対的な方位(例えば、ヨー軸方向の旋回量)を検出する。相対方位検出部20は、検出した相対方位を示す相対方位情報を制御部100に出力する。
入力部30は、車両に構築されたCAN(Controller Area Network)ネットワークに接続される。CANネットワークには、例えば、車両を制御するECU(Electronic Control Unit)や、車両に搭載されたセンサが接続される。入力部30には、センサにより検出された車速情報が入力される。
無線通信部40は、例えば、4G(4rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)やWi-Fi(登録商標)といった規格に準拠して、サーバ装置等の他の装置と無線通信網を介した無線通信を行なう。
ディスクドライブ50は、例えば、光ピックアップ装置や、光ピックアップ装置を駆動する駆動装置を備え、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク又は半導体メモリ等のメディア7に記録されたコンテンツファイル73を読み出す。光ピックアップ装置、駆動装置の図示は省略する。ディスクドライブ50は、ディスクから読み出したコンテンツファイル73を制御部100に出力する。
再生処理部61は、ディスクドライブ50によりメディア7から読み出されたコンテンツファイル73や、補助記憶装置70に記憶され、制御部100により読み出されたコンテンツファイル73を音声、又は音声及び動画像として再生出力するハードウェアを備える。再生処理部61は、「再生部」の一例に対応する。
例えば、コンテンツファイル73がオーディオファイルの場合、再生処理部61は、圧縮符号化されたオーディオファイルを、圧縮符号化方式に対応した復号処理を施してアナログの音声信号に変換する。再生処理部61は、音声信号に変換したアナログの音声信号を増幅してスピーカ63に出力する。
また、コンテンツファイル73が、ビデオ(動画像)ファイル、静止画像ファイルなどの画像ファイル形式である場合、再生処理部61は、圧縮符号化された画像ファイルに対して復号処理を施して画像データを取り出す。再生処理部61は、取り出した画像データに、表示のための所定の画像処理を行ない、画像処理の終了した画像データを表示部65に出力して表示させる。
また、コンテンツファイル73が、画像と共に音声の情報が含まれるファイルであった場合、再生処理部61は、上述のようにオーディオファイル及び画像ファイルに上述の処理を行なって画像データ及び音声データを取り出し、画像の表示タイミングにあわせて音声信号をスピーカ63から出力する。
表示部65は、例えば、液晶パネルや有機EL(electro-luminescence)パネル等の表示パネル67を備える。また、表示部65は、タッチセンサ69を備え、乗員によりタッチされた表示パネル67の位置を検出する。表示パネル67及びタッチセンサ69は、「受付部」の一例に対応し、タッチパネルとして機能する。タッチセンサ69は、検出した表示パネルの位置を示す位置情報を制御部100に出力する。制御部100は、タッチセンサ69から入力される位置情報と、表示パネルに表示された画像の情報とから、乗員の操作内容を認識する。タッチパネルにタッチして情報を入力する操作を、以下ではタッチ操作という。
補助記憶装置70は、「記憶部」の一例であって、例えば、ソリッドステートドライブや、ハードディスクドライブ等により構成される。また、補助記憶装置70は、CD(Compact Disc)ドライブ、DVDドライブ、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)ドライブなどの可搬記憶装置により構成することも可能である。補助記憶装置70は、地図データ71やコンテンツファイル73を記憶する。
地図データ71には、例えば、道路形状の描画に用いられるデータや、地形等の背景の描画に用いられるデータ等の描画データが含まれる。また、地図データ71には、交差点等の道路網における結線点に対応するノードに関する情報を有するノード情報、ノードとノードとの間に形成される道路に対応するリンクに関する情報を含むリンク情報等の経路の探索に関する情報が含まれる。
コンテンツファイル73には、例えばオーディオファイル(音楽ファイル)、動画ファイル、静止画像ファイル等が含まれる。
制御部100は、メモリ110及びプロセッサ120を備えるコンピュータ装置である。
メモリ110は、RAM(Random access memory)等の揮発性メモリと、RAMやフラッシュメモリ等の揮発性メモリとを備える。メモリ110は、制御プログラム111を記憶する。制御プログラム111は、プロセッサ120が実行するアプリケーションプログラム等のプログラムである。アプリケーションプログラムには、例えば、目的地までの誘導経路を探索し、探索した目的地までの誘導経路を表示パネル67に表示させたり、目的地までの移動中に再生する楽曲の再生リストを作成したりするアプリケーションプログラムが含まれる。また、メモリ110は、プロセッサ120が生成する再生リスト113を記憶する。再生リスト113の詳細については、図2を参照しながら後述する。
プロセッサ120は、CPU(Central Processing Unit)やマイコンにより構成される演算処理装置である。プロセッサ120は、制御プログラム111を実行してナビゲーション装置1の各部を制御する。プロセッサ120は、単一のプロセッサにより構成してもよいし、複数のプロセッサにより構成することも可能である。また、プロセッサ120は、メモリ110の一部又は全部や、その他の回路と統合されたSoC(System on Chip)により構成してもよい。また、プロセッサ120は、プログラムを実行するCPUと、所定の演算処理を実行するDSP(Digital Signal Processor)との組合せにより構成してもよい。さらに、プロセッサ120の機能の全てをハードウェアに実装した構成としてもよく、プログラマブルデバイスを用いて構成してもよい。
制御部100は、機能ブロックとして、表示制御部121、再生制御部122、現在位置特定部123、経路探索部124、所要時間算出部125及び再生リスト作成部126を備える。これらの機能ブロックは、プロセッサ120が制御プログラム111に記述された命令セットを実行してデータの演算や制御を行なうことにより実現される機能をブロックにより便宜的に示したものであり、特定のアプリケーションプログラムやハードウェアを示すものではない。
表示制御部121は、後述するナビゲーション画面210や、楽曲選択画面250に表示させる表示用画像を生成し、生成した表示用画像を表示部65により表示させる。
再生制御部122は、再生リスト作成部126が作成した再生リスト113に従って補助記憶装置70からコンテンツファイル73を読み出す。また、再生制御部122は、再生リスト113に従ってメディア7に記録されたコンテンツファイル73をディスクドライブ50により読み込ませる。
再生制御部122は、補助記憶装置70から取得したコンテンツファイル73、又はディスクドライブ50に読み込ませたコンテンツファイル73を再生処理部61に出力し、再生処理部61にコンテンツファイル73を再生させる。
現在位置特定部123は、車両の現在位置を特定する。現在位置特定部123は、GPS受信部10から入力された絶対位置情報及び方位情報や、相対方位検出部20から入力された車両の相対方位情報、補助記憶装置70から読み出した地図データ71、入力部30に入力された車速等の情報に基づき、車両の現在位置を特定する。
現在位置特定部123は、GPS受信部10、相対方位検出部20及び入力部30とともに「検出部」の一例に対応する。
経路探索部124は、タッチ操作により目的地や、高速道路優先等の経路探索の探索条件等が入力されると、補助記憶装置70から読み出した地図データ71や、無線通信部40がサーバ装置から取得した交通情報等に基づき、ダイクストラ法等の周知の方法により、現在位置から目的地までの移動経路を探索する。
また、経路探索部124は、入力された目的地や、現在位置特定部123が特定した現在位置、探索条件等の情報を無線通信部40によりサーバ装置に送信し、サーバ装置により探索された移動経路の情報を受信し、表示部65により表示させる構成であってもよい。
所要時間算出部125は、「算出部」の一例に対応し、車両の現在位置から目的地に到着するまでにかかると予想される所要時間を算出する。例えば、所要時間算出部125は、現在位置から目的地までの移動経路の距離や、現在時刻、無線通信部40が受信した交通情報等に基づき、所要時間を算出する。
図2は、再生リスト113の一例を示す図である。
再生リスト作成部126は、「リスト作成部」の一例に対応し、再生リスト113を作成する。本実施形態では、再生リスト作成部126がコンテンツである楽曲の再生リストを作成する場合について説明するが、再生リストの作成対象となるコンテンツは、楽曲に限定されるものではない。再生リストの作成対象となるコンテンツは、例えば、ディスクドライブ50によりメディア7としてのDVDやBlu-ray Discから読み出される動画像や静止画像のデータであってもよいし、補助記憶装置70に記憶された動画像や静止画像のデータであってもよい。
再生リスト作成部126が再生リスト113を作成するタイミングは、選択された楽曲に対応したパターン図形215を、目的地までの誘導経路213の表示に対応づけて表示させたタイミングであってもよいし、タッチ操作により確定操作が入力されたタイミングであってもよい。パターン図形215や、誘導経路213の表示等については、図3~図10を参照しながら説明する。
再生リスト作成部126が作成する再生リスト113には、地点情報と、再生曲情報と、優先順位とが楽曲識別情報に対応づけて登録される。
楽曲識別情報は、楽曲であるアルバムや単一の曲を識別する識別情報であり、例えば、アルバムや曲のタイトル名が使用される。地点情報は、楽曲識別情報に対応する楽曲の再生を開始する地点を示す情報であり、例えば、緯度や経度の情報が使用される。再生曲情報は、楽曲識別情報に対応する楽曲がアルバムである場合、アルバムに収録された曲のうち、再生する曲を識別する情報である。優先順位は、曲情報が示す曲の優先順位を示す情報である。
各曲に設定される優先順位は、例えば、再生リスト113に登録された順に設定してもよいし、再生リスト113に登録された曲のうち、再生回数の高い曲の優先順位を高く設定してもよい。また、ユーザが例えば、ジャズ、レゲエ、ロック、ラテン、バラード等の音楽のジャンルごとに優先順位を設定しておき、優先順位の高いジャンルの曲の優先順位を高く設定してもよい。
図3は、アプリケーション画面200を示す図である。
アプリケーション画面200は、例えば、ユーザのタッチ操作によりアプリケーションプログラムが選択され、選択されたアプリケーションプログラムをプロセッサ120が実行することで表示される画面である。このアプリケーション画面200には、ナビゲーション画面210と、楽曲選択画面250との2画面が分割表示される。
ナビゲーション画面210は、目的地や、目的地までの誘導経路213等のナビゲーションに関する情報が表示される。詳細には、ナビゲーション画面210には、ナビゲーション装置1が搭載された車両を示すアイコン211や、設定された目的地を示すアイコン212、現在位置から目的地までの誘導経路213等が表示される。さらに、ナビゲーション画面210には、目的地に到達するまでの所要時間である走行予定時間や、到達予定時刻等が表示されたインフォメーション画面220が表示される。
楽曲選択画面250は、誘導経路213の探索を行なったスタート地点から目的地まで車両を走行させるトリップにおいて、ナビゲーション装置1に再生させる楽曲の選択を受け付ける画面である。楽曲選択画面250は、「オブジェクト領域」の一例に対応する。楽曲選択画面250には、一覧表示画面260が表示される。一覧表示画面260には、タイトル欄261と、チェックボックス262とが表示される。タイトル欄261には、補助記憶装置70に記憶された楽曲や、ディスクドライブ50がメディア7から読み込み可能な楽曲のタイトルと、楽曲の再生時間とが表示される。チェックボックス262は、対応するタイトル欄261の楽曲が選択されたか否かを示し、楽曲が選択された場合にチェックが表示される。
また、チェックボックス262には、背景画像が表示される。背景画像の表示は、目的地に到達するまでの所要時間と、選択された楽曲の再生時間とに応じて変更される。背景画像には、第1背景画像、第2背景画像及び第3背景画像が含まれる。
例えば、第1背景画像が表示されるのは以下の場合である。
(所要時間-選択済みの楽曲の総再生時間)≦楽曲Aの再生時間
つまり、目的地に到達しても楽曲Aの再生が終了しない場合、この楽曲Aのチェックボックス262には第1背景画像が表示される。
また、第2背景画像が表示されるのは以下の場合である。
(所要時間-選択済みの楽曲の総再生時間)>楽曲Aの再生時間
つまり、目的地に到達する前に楽曲Aの再生が終了する場合、この楽曲Aのチェックボックス262には第2背景画像が表示される。
また、第3背景画像が表示されるのは以下の場合である。
{(所要時間-選択済みの楽曲の総再生時間)/2}>楽曲Aの再生時間
つまり、楽曲Aの再生時間が、所要時間と選択済みの楽曲の総再生時間との差の1/2の時間よりも短い場合、この楽曲Aのチェックボックス262には第3背景画像が表示される。
図4は、アプリケーション画面200を示す図である。特に、図4は、1つの楽曲がドラッグ操作により選択された場合のアプリケーション画面200の表示状態を示す図である。
ユーザは、まず、一覧表示画面260に表示された複数の楽曲の中から、目的地までのトリップにおいて再生させたい楽曲を1つ選択する。次に、ユーザは、選択した楽曲をドラッグ・アンド・ドロップの操作により誘導経路213上まで移動させる。ドラッグ・アンド・ドロップの操作は、「選択操作」及び「移動操作」の一例に対応する。具体的には、ユーザは、選択した楽曲のタイトル等が表示されたタイトル欄261内に指をタッチし、タッチした指を表示パネル67から離すことなく、ナビゲーション画面210に移動させるドラッグ操作を行なう。指の移動に伴い、選択した楽曲のタイトル欄261も移動する。タイトル欄261は、「オブジェクト」の一例に対応する。制御部100は、タッチセンサ69から入力される接触位置の移動が検出されると、最初に接触を検出した位置に表示したタイトル欄261を、指の移動に伴って移動させる。タイトル欄261の表示は、ユーザがタッチ操作による操作が可能な「オブジェクト」に対応する。
図5は、アプリケーション画面200を示す図である。特に、図5は、指を誘導経路213上に移動させてドロップ操作した場合のアプリケーション画面200の表示状態を示す図である。
ユーザは、指を接触させたまま誘導経路213上に移動させる。指を誘導経路213上まで移動させると、接触させた指を表示パネル67から離してドロップ操作を行なう。制御部100は、ドロップ操作が検出されると、パターン図形215Aを誘導経路213の表示に沿って重畳表示する。
パターン図形215Aは、選択された楽曲の再生時間を示す画像であり、パターン図形215Aの長さは、目的地に到達するまでの所要時間と、選択された楽曲の再生時間との比に基づいて決定される。また、パターン図形215として表示される図形の色や模様を楽曲ごとに変更してもよい。パターン図形215Aは、「図形」の一例に対応する。
例えば、選択された楽曲の再生時間と、目的地までの所要時間とが一致する場合、車両の現在位置を示すアイコン211から目的地を示すアイコン212までパターン図形215Aが表示される。また、選択された楽曲の再生時間が、目的地までの所要時間よりも短い場合、車両の現在位置を示すアイコン211から、誘導経路213の途中までパターン図形215Aが表示される。このとき、パターン図形215Aの長さは、所要時間と、再生時間との比によって決定される。例えば、目的地までの所要時間が60分で、選択された楽曲の再生時間が30分であった場合、車両の現在位置を示すアイコン211から、誘導経路213の1/2の地点までパターン図形215が表示される。さらに、選択された楽曲の再生時間が、目的地までの所要時間よりも長い場合、図5に示すように、パターン図形215Aが目的地を示すアイコン212が表示された地点の先まで表示される。
また、パターン図形215Aの始点及び終点には、シンボル217が表示される。始点側に表示されるシンボル217をシンボル217Aと表記し、終点側に表示されるシンボル217をシンボル217Bと表記する。制御部100は、シンボル217A又はシンボル217Bへのタッチ操作が検出され、シンボル217A又はシンボル217Bへのタッチ操作の時間が、所定時間以上継続したと判定すると、タッチされたシンボル217A又はシンボル217Bの表示をスライドボタン219の表示に変更する。スライドボタン219は、「マーカー」の一例に対応する。
また、ナビゲーション画面210には、案内表示230が表示される。
この案内表示230には、選択された楽曲の再生時間と、所要時間との関係に基づく表示が表示される。例えば、選択された楽曲の再生時間が、所要時間よりも長い場合、「選択された楽曲の再生中に目的地付近に到着します。」といった表示が表示される。
図6は、アプリケーション画面200を示す図である。特に、図6は、スライドボタン219が表示された状態を示す図である。
始点側のシンボル217Aにタッチした場合に表示されるスライドボタン219を、スライドボタン219Aと表記し、終点側のシンボル217Bにタッチした場合に表示されるスライドボタン219を、スライドボタン219Bと表記する。
スライドボタン219には、スライドボタン219が移動可能な移動方向を示す矢印が表示される。スライドボタン219は、誘導経路213の延伸方向に沿って移動させることが可能なため、矢印も誘導経路213の延伸方向に沿う方向に表示される。スライドボタン219には、パターン図形215Aの長さを延長させる方向を示す矢印と、パターン図形215Aの長さを短縮させる方向を示す矢印とが表示される。
ユーザは、スライドボタン219の表示位置に指を接触させ、接触させた指を、矢印が示す方向に移動させる。なお、目的地までの所要時間が、選択された楽曲の再生時間よりも長く、選択されたすべての楽曲を再生可能な場合、スライドボタン219は、パターン図形215Aの長さを延長させる方向には移動させることができない。スライドボタン219を、パターン図形215Aの長さを短縮させる方向に移動させた場合、スライドボタン219の表示位置の変更に伴って、パターン図形215Aの表示も変更される。
図7は、アプリケーション画面200を示す図である。特に、図7は、スライドボタン219をスライドさせた場合のアプリケーション画面200の表示状態を示す図である。
例えば、目的地を示すアイコン212の付近に表示されたスライドボタン219Bを、誘導経路213に沿って車両を示すアイコン211の方向に移動させると、スライドボタン219Bの移動に合わせてパターン図形215Aの表示も短縮される。
制御部100は、指の動きが停止すると、停止した指の誘導経路213上の位置を特定する。制御部100は、車両の現在位置であるスタート位置から、特定した誘導経路213上の位置までの移動にかかる所要時間を求める。制御部100は、所要時間を求めると、所要時間内に再生可能な楽曲数を計算する。
例えば、10曲が収録され、総再生時間が60分のアルバムAがユーザにより選択され、スタート位置から目的地までの移動にかかる所要時間が60分であると仮定する。また、停止した指の誘導経路213上の位置に対応する地点までの所要時間が30分であったと仮定する。この場合、制御部100は、アルバムAに収録された楽曲であって、30分の間に再生可能な楽曲数を求める。このとき、制御部100は、優先順位の高い曲順に楽曲を選択して、楽曲の再生時間が30分以内となるように設定する。また、制御部100は、再生可能な楽曲数を示す案内表示230を表示させる。案内表示230には、「アルバムAをトラック1からトラック5まで再生します」との情報が表示される。
また、スライドボタン219を、パターン図形215Aの長さを伸長させる方向に移動させた場合、制御部100は、選択されていない楽曲の中から優先順位の高い曲順に楽曲を選択して、楽曲の再生時間が、所要時間以下となるように再設定する。例えば、スライドボタン219がパターン図形215Aを伸長させる方向に移動し、停止したスライドボタン219に対応する誘導経路213上の位置に対応する地点までの所要時間が30分から40分に増加したと仮定する。この場合、制御部100は、アルバムAに収録された楽曲であって、移動時間が30分の場合に選択されなかった楽曲の中から、優先順位の高い楽曲を選択して、楽曲の再生時間が40分以内となるように再設定する。
図8は、アプリケーション画面200を示す図である。特に、図8は、ユーザが複数の楽曲を選択した場合のアプリケーション画面200の表示状態を示す図である。
ユーザは、複数の楽曲をトリップの間に再生させたい場合、図4及び図5を参照しながら説明したように、一覧表示画面260の中から再生させたい楽曲を選択し、選択した楽曲をドラッグ・アンド・ドロップの操作により誘導経路213に移動させる。
先に選択済みの楽曲よりも前に、今回選択した楽曲を再生させたい場合、先に選択済みの楽曲に対応したパターン図形215Aの始点側のシンボル217Aよりも前の位置に指を移動させ、移動させた指を表示パネル67から離す。例えば、先に選択済みの楽曲に対応したパターン図形215Aの再生開始位置が、トリップのスタート位置である場合、ユーザは、パターン図形215Aの始点側のシンボル217Aの表示位置に指を移動させ、移動させた指を表示パネル67から離す。
また、先に選択済みの楽曲よりも後に、今回選択した楽曲を再生させたい場合、先に選択ずみの楽曲に対応したパターン図形215Aの終点側のシンボル217Bよりも後の位置に指を移動させ、移動させた指を表示パネル67から離す。
図9は、アプリケーション画面200を示す図である。特に、図9は、ユーザが複数の楽曲を選択した場合のアプリケーション画面200の表示状態を示す図である。
図9は、楽曲としてアルバムCが選択され、選択されたアルバムCに対応するパターン図形215Bが、先に選択済みの楽曲であるアルバムAのパターン図形215Aよりも前の位置に表示された場合を示す。パターン図形215Bにも、始点側のシンボル217Cと、終点側のシンボル217Dとが表示される。また、アルバムCに対応するパターン図形215Bの表示に伴い、先に選択済みのアルバムAのパターン図形215Aの表示位置が、誘導経路213において、パターン図形215Bの表示位置よりも後の位置に変更される。
また、ナビゲーション画面210にパターン図形215Bが表示されると、パターン図形215Bに対応するアルバムCの再生時間や、再生可能なトラック数を示す案内表示230が表示される。また、先に選択されたアルバムAと、後に選択されたアルバムCとの総再生時間や、総トラック数を案内表示230として表示させてもよい。
また、ナビゲーション画面210に複数のパターン図形215A及びパターン図形215Bが表示された場合であっても、パターン図形215A及びパターン図形215Bの始点側及び終点側の端部にはシンボル217が表示される。パターン図形215Bの始点側のシンボル217をシンボル217Cと表記し、パターン図形215Bの終点側のシンボル217をシンボル217Dと表記する。
図10は、アプリケーション画面200を示す図である。特に、図10は、パターン図形215Aの始点及び終点側と、パターン図形215Bの始点及び終点とにスライドボタン219が表示された状態を示す図である。
パターン図形215Bの始点側のスライドボタン219をスライドボタン219Cと表記し、パターン図形215Bの終点側のスライドボタン219をスライドボタン219Dと表記する。
ユーザは、ナビゲーション画面210に、複数のパターン図形215を表示させた場合であっても、スライドボタン219を操作して、選択した楽曲の再生開始位置や、選択した楽曲の再生終了位置を任意に変更することができる。例えば、図9には、図示していないが、選択されたアルバムAやアルバムCの再生開始位置及び再生終了位置を示す位置情報を、ナビゲーション画面210に表示させてもよい。
図11及び図12は、ナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートである。
図11及び図12に示すフローチャートを参照しながらナビゲーション装置1の動作について説明する。
まず、制御部100は、目的地を設定する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS1)。制御部100は、目的地を設定する操作を受け付けていない場合(ステップS1/NO)、目的地を設定する操作を受け付けるまで待機する。
また、制御部100は、目的地を設定する操作を受け付けると(ステップS1/YES)、車両の現在位置を検出し、検出した現在位置から設定された目的地までの誘導経路213を探索する(ステップS2)。また、制御部100は、探索した目的地までの移動に要する所要時間を算出する(ステップS3)。制御部100は、探索した誘導経路213や、所要時間である走行予定時間、到達予定時刻等をナビゲーション画面210に表示させる(ステップS4)。ステップS2は、「検出ステップ」及び「探索ステップ」に相当し、ステップS3は、「算出ステップ」に相当する。
次に、制御部100は、再生可能な楽曲の表示を要求する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS5)。制御部100は、再生可能な楽曲の表示を要求する操作を受け付けていない場合(ステップS5/NO)、車両の走行が開始されたか否かを判定する(ステップS6)。制御部100は、車両の走行が開始された場合(ステップS6/YES)、経路案内を開始する(ステップS7)。また、制御部100は、車両の走行が開始されていない場合(ステップS6/NO)、ステップS5の判定に戻り、再生可能な楽曲の表示を要求する操作を受け付けたか否かを判定する。
また、制御部100は、再生可能な楽曲の表示を要求する操作を受け付けた場合(ステップS5/YES)、一覧表示画面260を表示パネル67の楽曲選択画面250に表示させる(ステップS8)。制御部100は、表示パネル67に一覧表示画面260を表示させると、ユーザのドラッグ操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS9)。
制御部100は、ドラッグ操作を受け付けていない場合(ステップS9/NO)、楽曲の選択を確定させる操作である確定操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS10)。制御部100は、確定操作を受け付けていない場合(ステップS10/NO)、ステップS9の判定に戻る。また、制御部100は、確定操作を受け付けた場合(ステップS10/YES)、再生リスト113に登録された楽曲があるか否かを判定する(ステップS11)。
制御部100は、再生リスト113に登録された楽曲がない場合(ステップS11/NO)、ステップS6の判定に移行し、車両の走行が開始されたか否かを判定する(ステップS6)。また、制御部100は、再生リスト113に登録された楽曲がある場合(ステップS11/YES)、図11に示すステップS21の判定に移行する。
また、制御部100は、ドラッグ操作を受け付けた場合(ステップS9/YES)、ドラッグ操作により選択された楽曲のタイトル欄261の表示位置を、ドラッグ操作に応じて移動させる(ステップS12)。制御部100は、タッチセンサ69から入力される位置情報に応じてタイトル欄261の表示位置を変更る。
次に、制御部100は、ナビゲーション画面210の誘導経路213の表示から予め設定された範囲内でドロップ操作が検出されたか否かを判定する(ステップS13)。制御部100は、予め設定された範囲の外側でドロップ操作が検出された場合(ステップS13/NO)、処理を取り消す(ステップS14)。すなわち、ドラッグ操作によりナビゲーション画面210に移動させた楽曲のタイトル欄261の表示を消去する。このとき、一覧表示画面260には、ドラッグ操作により選択された楽曲のタイトル欄261の表示が継続される。
また、制御部100は、誘導経路213の表示から予め設定された範囲内でドロップ操作が検出された場合(ステップS13/YES)、誘導経路213に重畳させてパターン図形215を表示させる(ステップS15)。このとき、誘導経路213に重畳させるパターン図形215の範囲は、目的地までの移動に要する所要時間と、選択された楽曲の再生時間とに基づいて設定される。ステップS15は、「表示ステップ」の一例に対応する。
次に、制御部100は、パターン図形215の始点及び終点に表示させたシンボル217に対する長押し操作が検出されたか否かを判定する(ステップS16)。制御部100は、シンボル217の長押し操作が検出されなかった場合(ステップS16/NO)、ステップS9に戻り、ドラッグ操作が検出されたか否かを判定する(ステップS9)。また、制御部100は、シンボル217の長押し操作が検出された場合(ステップS16/YES)、長押しされたシンボル217に代えてスライドボタン219を表示させる(ステップS17)。
次に、制御部100は、スライドボタン219に対するスライド操作が検出されると、検出されたスライド操作に合わせて、誘導経路213に重畳表示させたパターン図形215の表示範囲を変更する(ステップS18)。
次に、制御部100は、確定操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS19)。制御部100は、確定操作を受け付けていない場合(ステップS19/NO)、ステップS9の判定に戻り、ドラッグ操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS9)。
また、制御部100は、確定操作を受け付けた場合(ステップS19/YES)、再生リスト113を作成する。再生リスト113には、楽曲を識別する楽曲識別情報と、この楽曲を再生する地点情報と、再生する曲を識別する再生曲情報と、優先順位とが登録される(ステップS20)。ステップS20は、本発明の「作成ステップ」に対応する。
次に、制御部100は、車両の走行が開始され、再生リスト113に登録された地点情報が示す地点に車両が到達したか否かを判定する(ステップS21)。制御部100は、再生リスト113に登録された地点情報が示す地点に車両が到達していない場合(ステップS21/NO)、登録された地点情報が示す地点に車両が到達するまで待機する。また、制御部100は、再生リスト113に登録された地点情報が示す地点に車両が到達した場合(ステップS21/YES)、この地点が再生開始位置として登録された楽曲の再生を開始する(ステップS22)。ステッS22は、「再生ステップ」の一例に対応する。
以上説明したように本実施形態のナビゲーション装置1は、表示部65と、経路探索部124、「算出部」に対応する所要時間算出部125と、「リスト作成部」に対応する再生リスト作成部126と、表示制御部121とを備える。また、ナビゲーション装置1の表示部65は、タッチパネルとして動作する表示パネル及びタッチセンサを備える。表示パネル及びタッチセンサは、「受付部」として動作する。
経路探索部124は、目的地までの誘導経路213を探索する。所要時間算出部125は、設定された目的地までの移動に要する予測時間を算出する。再生リスト作成部126は、再生順に楽曲が登録された再生リスト113を作成する。表示制御部121は、誘導経路213と、再生リスト113に登録された楽曲の再生時間に対応した長さのパターン図形215とを地図画像に重ねて表示パネル67に表示させる。
また、表示制御部121は、予測時間と、再生リスト113の再生時間とに基づき、表示パネル67に表示させるパターン図形215の長さを決定し、決定した長さのパターン図形215を、誘導経路213に対応づけて表示させる。
再生リスト作成部126は、タッチ操作によりパターン図形215の長さを変更する操作を受け付けた場合、変更されたパターン図形215の長さに基づき、再生リスト113に登録される楽曲を変更する。
従って、簡易な操作により再生リスト113に登録された楽曲数を変更することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
再生リスト作成部126は、パターン図形215の長さを短くする操作をタッチ操作により受け付けると、再生リスト113に含まれる楽曲を再生リスト113から削除し、再生リスト113の再生時間を、変更されたパターン図形215の長さに対応する再生時間以下に変更することができる。
従って、タッチ操作によりパターン図形215の長さを短くする操作を行なうことで、再生リスト113に登録された楽曲の再生時間を、パターン図形215の長さに対応した再生時間以下に変更することができる。従って、簡易な操作により再生リスト113に登録された楽曲の再生時間を変更することができる。
また、楽曲には優先順位が設定され、再生リスト作成部126は、パターン図形215の長さを短くする操作をタッチ操作により受け付けると、優先順位の低い楽曲の順に再生リスト113から削除し、再生リスト113の再生時間を、変更された図形の長さに対応する再生時間以下に変更する。
従って、ユーザの好みの楽曲が登録され、パターン図形215の長さに対応した再生時間の再生リスト113を作成することができる。
また、再生リスト作成部126は、パターン図形215の長さを長くする操作をタッチ操作により受け付けると、優先順位の高い楽曲の順に再生リスト113に登録し、再生リスト113の再生時間と、変更されたパターン図形215の長さに対応する再生時間との差が予め設定された時間差以下となるように変更する。
従って、ユーザの好みの楽曲が登録され、パターン図形215の長さに対応した再生時間の再生リスト113を作成することができる。
また、ナビゲーション装置1は、現在位置を検出する検出部として機能するGPS受信部10、相対方位検出部20、入力部30及び現在位置特定部123を備える。
また、ナビゲーション装置1は、楽曲を再生する再生制御部122及び再生処理部61を備える。
再生制御部122は、予測時間と、再生リスト113の再生時間とに基づき、誘導経路213において、楽曲の再生を開始させる地点を特定し、検出された現在位置が、特定した地点である場合に、再生処理部61に楽曲を再生させる。
従って、登録された地点で楽曲の再生を開始させることできる。
また、表示制御部121は、楽曲の再生を開始させる誘導経路213の地点に対応するパターン図形215の位置にマーカーを表示させ、タッチ操作によりマーカーの位置を変更する操作を受け付けると、受け付けた操作によりマーカーを表示させる図形上の位置を変更する。再生制御部122は、検出された車両の現在位置が、マーカーが表示されたパターン図形215上の位置に対応する誘導経路213の地点である場合に、再生処理部61に楽曲を再生させる。
従って、マーカーを表示させる図形上の位置を変更することで、楽曲の再生を開始する誘導経路213の地点を変更することができる。
また、ナビゲーション装置1は、楽曲を記憶する補助記憶装置70を備える。
表示制御部121は、補助記憶装置70が記憶する楽曲の各々に対応したタイトル欄261が表示された一覧表示画面260と、地図画像を表示させたナビゲーション画面210とを表示パネル67に表示させる。
再生制御部122は、一覧表示画面260に表示された楽曲のいずれかを選択する選択操作と、選択操作により選択されたオブジェクトであるタイトル欄261を、地図領域の誘導経路213上に移動させる移動操作とを含むドラッグ・アンド・ドロップの操作を受け付けた場合、選択操作により選択されたタイトル欄261に対応する楽曲の再生を開始する誘導経路213上の地点を、移動操作によりタイトル欄261を移動させたパターン図形215上の位置に対応する地点に変更する。従って、ドラッグ・アンド・ドロップの操作により、楽曲の再生リストを生成することができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示するものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、情報処理装置を、車両に搭載されたナビゲーション装置1に適用した場合について説明したが、情報処理装置は、スマートフォンやタブレットPC(パーソナルコンピュータ)、ノートPC等の携帯機器であってもよい。
また、上述した実施形態では、再生リストを作成する対象となるコンテンツが楽曲である場合を説明したが、コンテンツは楽曲に限定されない。例えば、コンテンツは、YouTube(登録商標)等の動画配信サイトにより提供される動画や、インターネットラジオであってもよい。例えば、図2に示す再生リスト113は、楽曲識別情報として、アルバムや曲のタイトル名を登録したが、YouTubeに登録された動画をコンテンツとする場合、動画の所在を示すURL(Uniform Resource Locator)をコンテンツの識別情報として登録する。また、インターネットラジオを提供するウェブページのURLをコンテンツの識別情報として登録する。
また、図1に示すナビゲーション装置1の機能ブロックは、ナビゲーション装置1が備える機能を主な処理内容に応じて分類して示した概略図であり、処理内容に応じて、さらに多くのブロックに分割することもできる。また、各ブロックの処理は、1つのハードウェアで実行しても良いし、複数のハードウェアで実行しても良い。また、各ブロックの処理は、1つのプログラムで実現してもよいし、複数のプログラムで実現してもよい。
また、図11及び図12に示すフローチャートの処理単位は、ナビゲーション装置1の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって本発明が制限されることはない。また、ナビゲーション装置1の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、ナビゲーション装置1の制御方法をコンピュータにより実現する場合、このコンピュータに実行させるプログラムを記録媒体、又はプログラムを伝送する伝送媒体の態様で構成することも可能である。記録媒体には、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、記録媒体には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD、Blu-ray Disc、光磁気ディスクが挙げられる。また、記録媒体として、フラッシュメモリ、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体を挙げることもできる。また、上記記録媒体は、表示装置が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。
1 ナビゲーション装置
10 GPS受信部
15 GPSアンテナ
20 相対方位検出部
21 加速度センサ
23 ジャイロセンサ
30 入力部
40 無線通信部
50 ディスクドライブ
61 再生処理部
63 スピーカ
67 表示パネル
69 タッチセンサ
70 補助記憶装置
71 地図データ
73 コンテンツファイル73
100 制御部
110 メモリ
111 制御プログラム
113 再生リスト
120 プロセッサ
121 表示制御部
122 再生制御部
123 現在位置特定部
124 経路探索部
125 所要時間算出部
126 再生リスト作成部
200 アプリケーション画面
210 ナビゲーション画面
211、212 アイコン
213 誘導経路
215 パターン図形
217 シンボル
219 スライドボタン
220 インフォメーション画面
230 案内表示
250 楽曲選択画面
260 一覧表示画面

Claims (8)

  1. 車両の位置を検出する検出部と、
    前記車両の位置から目的地までの誘導経路を探索する経路探索部と、
    前記車両の位置から前記目的地までの移動に要する予測時間を算出する算出部と、
    コンテンツを識別する識別情報と、前記コンテンツの再生を開始する地点を示す地点情報と、を対応づけて登録した再生リストを作成するリスト作成部と、
    記再生リストの再生時間に対応する長さの図形を前記誘導経路に重畳表示した地図画像を表示部に表示させる表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、
    再生する対象となる複数のコンテンツの各々に対応したオブジェクトを表示するオブジェクト領域と、前記地図画像を表示する地図領域とを表示部に表示させ、
    前記オブジェクト領域に表示された前記オブジェクトのいずれかを選択する選択操作と、前記選択操作により選択された前記オブジェクトを、前記地図領域の前記誘導経路上に移動させる移動操作と、を受付部により受け付けると、
    前記選択操作により選択されたコンテンツ、又は、前記選択操作により選択されたコンテンツ及び前記再生リストに登録済みのコンテンツの再生時間と、前記予測時間とに基づいて前記図形の長さを決定し、決定した長さの前記図形を前記誘導経路に重畳表示し、
    前記リスト作成部は、
    前記受付部により前記図形の長さを変更する操作を受け付けた場合、変更された前記図形の長さに基づき、前記再生リストに登録される前記コンテンツを変更する、ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御部は、
    予め設定された操作を検出すると、前記図形の両端部にマーカーを表示させ、
    前記マーカーに対する操作を前記受付部により受け付けると、前記操作に基づいて前記図形の長さを変更する、ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記リスト作成部は、
    前記図形の長さを短くする操作を前記受付部により受け付けると、前記再生リストに含まれる前記コンテンツを前記再生リストから削除し、前記再生リストの再生時間を、変更された前記図形の長さに対応する再生時間以下に変更する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記コンテンツには、優先順位が設定され、
    前記リスト作成部は、
    前記図形の長さを長くする操作を前記受付部により受け付けると、優先順位の高い前記コンテンツの順に前記再生リストに登録し、前記再生リストの再生時間と、変更された前記図形の長さに対応する再生時間との差が予め設定された時間差以下となるように変更する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  5. 車両の位置を検出する検出ステップと、
    前記車両の位置から目的地までの誘導経路を探索する探索ステップと、
    前記車両の位置から前記目的地までの移動に要する予測時間を算出する算出ステップと、
    コンテンツを識別する識別情報と、前記コンテンツの再生を開始する地点を示す地点情報と、を対応づけて登録した再生リストを作成するリスト作成ステップと、
    記再生リストの再生時間に対応する長さの図形を前記誘導経路に重畳表示した地図画像を表示する表示ステップと、を有し
    前記表示ステップは、
    再生する対象となる複数のコンテンツの各々に対応したオブジェクトを表示するオブジェクト領域と、前記地図画像を表示する地図領域とを表示し、
    前記オブジェクト領域に表示された前記オブジェクトのいずれかを選択する選択操作と、前記選択操作により選択された前記オブジェクトを、前記地図領域の前記誘導経路上に移動させる移動操作と、を受け付けると、
    前記選択操作により選択されたコンテンツ、又は、前記選択操作により選択されたコンテンツ及び前記再生リストに登録済みのコンテンツの再生時間と、前記予測時間とに基づいて前記図形の長さを決定し、決定した長さの前記図形を前記誘導経路に重畳表示し、
    前記リスト作成ステップは、
    記図形の長さを変更する操作を受け付けた場合、変更された前記図形の長さに基づき、前記再生リストに登録される前記コンテンツを変更する、ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  6. 前記表示ステップは、
    予め設定された操作を検出すると、前記図形の両端部にマーカーを表示させ、
    前記マーカーに対する操作を受け付けると、前記操作に基づいて前記図形の長さを変更する、ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置の制御方法。
  7. 前記リスト作成ステップは、
    前記図形の長さを短くする操作を受け付けると、前記再生リストに含まれる前記コンテンツを前記再生リストから削除し、前記再生リストの再生時間を、変更された前記図形の長さに対応する再生時間以下に変更する、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置の制御方法。
  8. 前記リスト作成ステップは、
    前記図形の長さを長くする操作を受け付けると、優先順位の高い前記コンテンツの順に前記再生リストに登録し、前記再生リストの再生時間と、変更された前記図形の長さに対応する再生時間との差が予め設定された時間差以下となるように変更する、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置の制御方法。
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