JP7115507B2 - ソフトウェア開発環境提供システム、ソフトウェア開発環境提供方法、及びソフトウェア開発環境提供プログラム - Google Patents

ソフトウェア開発環境提供システム、ソフトウェア開発環境提供方法、及びソフトウェア開発環境提供プログラム Download PDF

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Description

本開示は、ソフトウェア開発環境提供システム、ソフトウェア開発環境提供方法、及びソフトウェア開発環境提供プログラムに関する。
IoTに係る技術の進歩に伴い、プラント、工場、ビル、住居等における、あらゆる機器、センサ等がネットワークに接続され、これらを自動制御するシステムが提案されている。例えばプラント、工場等においては、分散制御システム、製造実行システム(MES:Manufacturing Execution System)、プラント情報管理システム(PIMS:Plant Information Management System)、基幹業務システム(ERP:Enterprise Resource Planning)等の種々のシステム(以下、エンジニアリングシステムともいう)が構築されている。
従来、これらのエンジニアリングシステムにおいて実装されるアプリケーション、ワークフロー、プログラム等のソフトウェアの開発は、例えばPLC(Programmable Logic Controller)等のプラントに設置された装置を用いて実現されている。また例えば特許文献1では、ソフトウェア開発環境をクライアント端末にインストールすることなく、クライアント端末からサーバにアクセスし、サーバ上のソフトウェア開発環境を用いてプログラムをコーディングする技術が提案されている。
米国特許第8086664号明細書
しかしながら特許文献1の技術において、開発対象のプログラムコードの編集は、サーバから提供されるエディタを用いて行う必要があり、必ずしも利便性の高いユーザインタフェースとはいえなかった。また、当該エディタにより直接コードを記述する必要があるため、プログラミング言語等の専門知識及び経験を要し、誰でも簡単にソフトウェアを開発できるものではなかった。すなわちソフトウェア開発環境のユーザインタフェースには改善の余地があった。
そこで本開示は、ソフトウェア開発環境のユーザインタフェースの利便性を改善することが可能なソフトウェア開発環境提供システム、ソフトウェア開発環境提供方法、及びソフトウェア開発環境提供プログラムを提供することを目的とする。
幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムは、表示部と、制御部とを備える情報処理装置を含み、複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境を提供するソフトウェア開発環境提供システムであって、
前記表示部は、複数の開発コンポーネントが配置されたユーザインタフェースを表示し、
前記制御部は、設定情報表示要求を受け付けた場合、前記複数の開発コンポーネントにそれぞれ対応付けて、各開発コンポーネントに係る設定情報を前記表示部に表示させる。
このように、幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境が提供される。そして設定情報表示要求を受け付けた場合、制御部が、複数の開発コンポーネントにそれぞれ対応付けて、各開発コンポーネントに係る設定情報を表示部に表示させる。したがって、ユーザは、設定情報表示要求に係る操作をするだけで、複数の開発コンポーネントに係る設定情報を容易に把握することができる。すなわち、幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、ソフトウェア開発環境のユーザインタフェースの利便性を改善することができる。
一実施形態において、表示部により表示される前記設定情報は、前記複数の開発コンポーネントに係る設定可能な全ての情報の中から選択された一部であってもよい。
このように、一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、表示される設定情報を、選択された一部の情報に限定することで、ユーザが設定情報の全体概要を容易に把握することができる。
一実施形態において、前記一部は、複数の開発コンポーネントに関連する設定情報を含んでもよい。
このように、一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、表示される一部の設定情報が複数の開発コンポーネントに関連する設定情報を含むため、ユーザが設定情報の全体概要を容易に把握することができる。また複数の開発コンポーネントにわたる設定情報を変更した際における開発の利便性を向上させることができる。
一実施形態において、前記一部は、ユーザ情報に基づき選択された設定情報を含んでもよい。
このように、一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、表示される一部の設定情報がユーザ情報に基づき選択されたものを含むため、ユーザ毎にカスタマイズされた情報をユーザが把握でき、ユーザの利便性を向上させることができる。
一実施形態において、前記一部は、設定情報の変更履歴に基づき選択された設定情報を含んでもよい。
このように、一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、表示される一部の設定情報が設定情報の変更履歴に基づき選択されたものを含むため、変更履歴に係る設定情報等を適時にユーザが把握でき、ユーザの利便性を向上させることができる。
一実施形態において、前記制御部は、設定情報の変更履歴に基づき、前記変更履歴に関連する開発コンポーネント又は該開発コンポーネントの設定情報を前記表示部に強調表示させてもよい。
このように、一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、設定情報の変更履歴に基づき、変更履歴に関連する部分を強調表示するため、変更履歴に関連する開発コンポーネント又は設定情報をより容易にユーザが確認でき、ユーザの利便性を向上させることができる。
一実施形態において、前記表示部により表示される前記設定情報は、設定情報の変更履歴に基づいた優先順位をつけて表示されてもよい。
このように、一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムによれば、設定情報の変更履歴に基づいた優先順位をつけて設定情報が表示されるため、ユーザの利便性を向上させることができる。またプログラムのバグの防止、及びデバッグの容易性を高めることができる。
幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供方法は、複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境を提供するソフトウェア開発環境提供方法であって、
複数の開発コンポーネントが配置されたユーザインタフェースを表示するステップと、
設定情報表示要求を受け付けた場合、前記複数の開発コンポーネントにそれぞれ対応付けて、各開発コンポーネントに係る設定情報を表示するステップと、
を含む。
このように、幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供方法によれば、複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境が提供される。そして設定情報表示要求を受け付けた場合、複数の開発コンポーネントにそれぞれ対応付けて、各開発コンポーネントに係る設定情報を表示する。したがって、ユーザは、設定情報表示要求に係る操作をするだけで、複数の開発コンポーネントに係る設定情報を容易に把握することができる。すなわち、幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供方法によれば、ソフトウェア開発環境のユーザインタフェースの利便性を改善することができる。
幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供プログラムは、前記ソフトウェア開発環境提供プログラムが実行された場合に、プロセッサに、
複数の開発コンポーネントが配置されたユーザインタフェースを表示するステップと、
設定情報表示要求を受け付けた場合、前記複数の開発コンポーネントにそれぞれ対応付けて、各開発コンポーネントに係る設定情報を前記表示部に表示するステップと、
を含む動作を実行させる。
このように、幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供プログラムによれば、複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境が提供される。そして設定情報表示要求を受け付けた場合、制御部が、複数の開発コンポーネントにそれぞれ対応付けて、各開発コンポーネントに係る設定情報を表示する。したがって、ユーザは、設定情報表示要求に係る操作をするだけで、複数の開発コンポーネントに係る設定情報を容易に把握することができる。すなわち、幾つかの実施形態に係るソフトウェア開発環境提供プログラムによれば、ソフトウェア開発環境のユーザインタフェースの利便性を改善することができる。
本開示によれば、ソフトウェア開発環境のユーザインタフェースに係る技術を改善することが可能なソフトウェア開発環境提供システム、ソフトウェア開発環境提供方法、及びソフトウェア開発環境提供プログラムを提供することができる。
本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムの機能ブロック図である。 本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムにおけるユーザインタフェースを示す図である。 本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システムにおけるユーザインタフェースにおいて、開発コンポーネントを配置した様子を示す図である。 本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供方法を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供方法の動作の概要を示す図である。 本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供方法の動作の概要を示す図である。 本開示の一実施形態に係るソフトウェア開発環境提供方法の動作の概要を示す図である。 本開示の一実施形態に係る強調表示の一例の概要を示す図である。示す図である。
以下、本開示の実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システム10について、図面を参照して説明する。
各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。本実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
図1乃至図3を参照して、本実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システム10の概要及び構成を説明する。
本実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システム10は、複数のサーバ20と、情報処理装置30とを備える。各サーバ20と情報処理装置30とは、例えば移動体通信網及びインターネット等を含むネットワーク40と通信可能に接続されている。各サーバ20は、例えばデータセンタ等に設置される。例えば各サーバ20は、クラウドコンピューティングシステム又はその他のコンピューティングシステムに属するサーバである。概略として、ソフトウェア開発環境提供システム10は、複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境を、例えばクラウド上でユーザに提供する。ユーザは情報処理装置30を操作し、例えば情報処理装置30上のウェブブラウザにより複数のサーバ20により構成されるクラウドにアクセスし、ウェブブラウザにより表示されるインタフェース上で複数の開発コンポーネントを組み合わせて、ソフトウェア開発を行うことができる。なお図1においてソフトウェア開発環境提供システム10が備えるサーバ20は3台である例が示されているが、これに限られない。ソフトウェア開発環境提供システム10は、3台未満のサーバ20を備えてもよく、4台以上のサーバ20を備えていてもよい。またサーバ20の台数は1台であってもよい。
以下、本実施形態に係るサーバ20及び情報処理装置30の各構成を説明する。
図1に示されるように、サーバ20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23とを備える。
制御部21には、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つの専用回路、又はこれらの組み合わせが含まれる。プロセッサは、CPU(central processing unit)若しくはGPU(graphics processing unit)などの汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。専用回路は、例えば、FPGA(field-programmable gate array)又はASIC(application specific integrated circuit)である。制御部21は、サーバ20の各部を制御しながら、情報処理装置30の動作に関わる処理を実行する。
記憶部22には、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ、又はこれらのうち少なくとも2種類の組み合わせが含まれる。半導体メモリは、例えば、RAM(random access memory)又はROM(read only memory)である。RAMは、例えば、SRAM(static random access memory)又はDRAM(dynamic random access memory)である。ROMは、例えば、EEPROM(electrically erasable programmable read only memory)である。記憶部22は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能する。記憶部22には、サーバ20の動作に用いられるデータと、サーバ20の動作によって得られたデータとが記憶される。
通信部23には、少なくとも1つの外部通信用インタフェースが含まれる。通信用インタフェースは、有線通信又は無線通信のいずれのインタフェースであってよい。有線通信の場合、通信用インタフェースは例えばLAN(Local Area Network)インタフェース、USB(Universal Serial Bus)である。無線通信の場合、通信用インタフェースは例えば、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th generation)、若しくは5G(5th generation)などの移動通信規格に対応したインタフェース、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信に対応したインタフェースである。通信部23はサーバ20の動作に用いられるデータを受信し、またサーバ20の動作によって得られるデータを送信する。
サーバ20の機能は、本実施形態に係るプログラムを、制御部21に相当するプロセッサで実行することにより実現される。すなわち、サーバ20の機能は、ソフトウェアにより実現される。プログラムは、サーバ20の動作をコンピュータに実行させることで、コンピュータをサーバ20として機能させる。すなわち、コンピュータは、プログラムに従ってサーバ20の動作を実行することによりサーバ20として機能する。
本実施形態においてプログラムは、コンピュータで読取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読取り可能な記録媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含み、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、又は半導体メモリである。プログラムの流通は、例えば、プログラムを記録したDVD(digital versatile disc)又はCD-ROM(compact disc read only memory)などの可搬型記録媒体を販売、譲渡、又は貸与することによって行う。またプログラムの流通は、プログラムを外部サーバのストレージに格納しておき、外部サーバから他のコンピュータにプログラムを送信することにより行ってもよい。またプログラムはプログラムプロダクトとして提供されてもよい。
サーバ20の一部又は全ての機能が、制御部21に相当する専用回路により実現されてもよい。すなわち、サーバ20の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
情報処理装置30は、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、入力部34と、表示部35とを備える。
制御部31には、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つの専用回路、又はこれらの組み合わせが含まれる。プロセッサは、CPU若しくはGPUなどの汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。専用回路は、例えば、FPGA又はASICである。制御部31は、情報処理装置30の各部を制御しながら、情報処理装置30の動作に関わる処理を実行する。
記憶部32には、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ、又はこれらのうち少なくとも2種類の組み合わせが含まれる。半導体メモリは、例えば、RAM又はROMである。RAMは、例えば、SRAM又はDRAMである。ROMは、例えば、EEPROMである。記憶部32は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能する。記憶部32には、情報処理装置30の動作に用いられるデータと、情報処理装置30の動作によって得られたデータとが記憶される。
通信部33には、少なくとも1つの外部通信用インタフェースが含まれる。通信用インタフェースは、有線通信又は無線通信のいずれのインタフェースであってよい。有線通信の場合、通信用インタフェースは例えばLANインタフェース、USBである。無線通信の場合、通信用インタフェースは例えば、LTE、4G、若しくは5Gなどの移動通信規格に対応したインタフェース、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信に対応したインタフェースである。通信部33は、情報処理装置30の動作に用いられるデータを受信し、また情報処理装置30の動作によって得られるデータを送信する。
入力部34には、少なくとも1つの入力用インタフェースが含まれる。入力用インタフェースは、例えば、物理キー、静電容量キー、ポインティングデバイス、ディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーンである。入力部34は、情報処理装置30の動作に用いられるデータを入力する操作を受け付ける。入力部34は、情報処理装置30に備えられる代わりに、外部の入力機器として情報処理装置30に接続されてもよい。接続方式としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)、又はBluetooth(登録商標)などの任意の方式を用いることができる。
表示部35には、少なくとも1つの表示出力用インタフェースが含まれる。出力用インタフェースは、例えば、ディスプレイである。ディスプレイは、例えば、LCD(liquid crystal display)又は有機EL(electro luminescence)ディスプレイである。表示部35は、情報処理装置30の動作によって得られるデータを表示出力する。表示部35は、情報処理装置30に備えられる代わりに、外部の出力機器として情報処理装置30に接続されてもよい。接続方式としては、例えば、USB、HDMI(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)などの任意の方式を用いることができる。
情報処理装置30の機能は、本実施形態に係るプログラムを、制御部31に相当するプロセッサで実行することにより実現される。すなわち、情報処理装置30の機能は、ソフトウェアにより実現される。プログラムは、情報処理装置30の動作をコンピュータに実行させることで、コンピュータを情報処理装置30として機能させる。すなわち、コンピュータは、プログラムに従って情報処理装置30の動作を実行することにより情報処理装置30として機能する。
本実施形態においてコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム又はサーバから送信されたプログラムを、一旦、主記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、主記憶装置に格納されたプログラムをプロセッサで読み取り、読み取ったプログラムに従った処理をプロセッサで実行する。コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行してもよい。コンピュータは、外部サーバからプログラムを受信する度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行してもよい。外部サーバからコンピュータへのプログラムの送信は行わず、実行指示及び結果取得のみによって機能を実現する、いわゆるASP(application service provider)型のサービスによって処理を実行してもよい。プログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるものが含まれる。例えば、コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータは、「プログラムに準ずるもの」に該当する。
情報処理装置30の一部又は全ての機能が、制御部31に相当する専用回路により実現されてもよい。すなわち、情報処理装置30の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
図2は、情報処理装置30の表示部35において表示されるユーザインタフェースの一例である。ユーザは、情報処理装置30の入力部34を操作して、例えばウェブブラウザによりサーバ20にアクセスする。そしてユーザは、ウェブブラウザにおいて表示されたユーザインタフェース上で複数の開発コンポーネントを組み合わせてソフトウェア開発を行う。すなわち本実施形態において、情報処理装置30には、ソフトウェア開発環境提供システム10に特化したアプリケーション等をインストールする必要はない。換言すると情報処理装置30がウェブブラウザソフトを備えていれば、情報処理装置30からサーバ20に接続することでユーザはソフトウェア開発を行うことができる。
図2に示されるようにユーザインタフェース200は、ビルダ領域210と、開発コンポーネント選択領域220とを含む。ビルダ領域210は、複数の開発コンポーネントを配置、接続等するための領域である。すなわちユーザは、ビルダ領域210において複数の開発コンポーネントを組み合わせて、ソフトウェア開発を行う。開発コンポーネント選択領域220は、ビルダ領域210に配置可能な複数の開発コンポーネント221~230を表示する領域である。
本実施形態において開発コンポーネントは、例えばトリガー、アクション、コネクタ、及びロジック等の種別に分類される。また図2に示される開発コンポーネント221~224は、トリガーに分類される。トリガーに分類される開発コンポーネントは、例えば温度センサ、湿度センサ、圧力センサ等のセンサからのセンサ値の取得、所定時間の経過、デバイスからの所定アラームの発生等、何らかのイベントの発生に係るコンポーネントである。開発コンポーネント225~229は、アクションに分類される。アクションに分類される開発コンポーネントは、演算処理、通知、データのアップロード等、イベントが生じた場合に行う動作及び処理等に係るコンポーネントである。また図2に示される開発コンポーネント2210は、コネクタに分類される。コネクタに分類される開発コンポーネントは、データベース、機器等への接続、情報の追加、更新、削除等、外部リソースとの情報処理にかかるコンポーネントである。またロジックに分類される開発コンポーネントは、入力情報の論理和、フィルタリング処理等に係るコンポーネントである。ユーザは、ポインタ230をマウス等により操作してユーザインタフェース200上でソフトウェアの開発を行う。例えばユーザは、ポインタ230を操作して開発コンポーネント選択領域220から所望の開発コンポーネントを選択し、ビルダ領域210に選択した所望の開発コンポーネントを配置及び接続等する。
図3は、ビルダ領域210に複数の開発コンポーネントを配置及び接続した状態において表示されるユーザインタフェースの一例である。図3に示されるユーザインタフェース200は、2つのセンサから取得したセンサ値に対して所定の演算(ここでは例えば平均値の演算)を行い、演算結果をアップロードするソフトウェアを表示している。当該ソフトウェアは、複数の開発コンポーネント301~304により構築されている。図3に示すように複数の開発コンポーネント301~304は、コネクタ311、コネクタ312、及びコネクタ313により接続されている。コネクタ311は、開発コンポーネント301の出力が開発コンポーネント303の入力であることを示す。コネクタ312は、開発コンポーネント302の出力が開発コンポーネント303の入力であることを示す。コネクタ313は、開発コンポーネント303の出力が開発コンポーネント304の入力であることを示す。図3に示すように、図3に示されるユーザインタフェース200は、ビルダ領域210に隣接した位置に、プロパティ領域240を備える。プロパティ領域240は、ビルダ領域210において選択された開発コンポーネントに係る設定等を表示する領域である。ユーザはプロパティ領域240において、各種の設定、変数、条件式等(以下、設定情報という。)をプルダウンメニュー等から選択して設定することにより、各開発コンポーネントに係る各種の動作等を規定する。ユーザインタフェース200を用いることでユーザは、プログラムコードを一切書く必要なく、開発コンポーネントの配置、接続、設定情報の設定をすればソフトウェア開発することができる。
上述したように、ユーザはビルダ領域210において各開発コンポーネントを選択して、該開発コンポーネントに係る設定情報をプロパティ領域240にて規定できる。さらに複数の開発コンポーネントの設定情報を一括して表示する場合には、コントロールパネル400を用いることができる。コントロールパネル400は、元に戻す操作(Undo)及びやり直す操作(Redo)に係るボタン401、縮小及び拡大に係るボタン402、並びに機能ボタン403を含む。ボタン401は、開発コンポーネントの配置操作、変更操作、削除操作等をした後に、当該操作を取り消す場合、又はやり直す場合に用いられる。ボタン402は、ビルダ領域210を拡大又は縮小する場合に用いられる。機能ボタン403は、各種機能を呼び出す場合に用いられる。概略としてユーザは、コントロールパネル400の機能ボタン403を用いることにより、複数の開発コンポーネントに係る設定情報を一括して表示する。つまり機能ボタン403を用いることにより、ユーザは複数の開発コンポーネントの設定情報を俯瞰することができる。
図4は、ソフトウェア開発環境提供システム10による当該動作、すなわちソフトウェア開発環境提供方法の一例を示すフローチャートである。ここでは、ユーザがマウスの操作により、複数の開発コンポーネントに係る設定情報を一括表示する例について説明する。
はじめに情報処理装置30の制御部31は、表示部35にユーザインタフェース200を表示させる(ステップS10)。図5は、表示されるユーザインタフェース200の一例である。上述したようにユーザインタフェース200は、ビルダ領域210と、ビルダ領域210に配置可能な複数の開発コンポーネントを表示する開発コンポーネント選択領域220とを含む。ここでユーザインタフェース200の表示要求は、ユーザからの入力操作に基づく。例えば制御部31は、ユーザによるウェブブラウザ上での入力操作を入力部34により受け付ける。当該入力操作があると制御部31は、サーバ20と通信部33を介して通信し、ユーザインタフェース200に係るデータを受信する。そして制御部31は当該データに基づきユーザインタフェース200を表示部35に表示させる。なおサーバ20と情報処理装置30とにより、適宜、ユーザに係る認証処理等が行われてもよい。
図5のユーザインタフェース200は、開発コンポーネント501~511がユーザにより開発コンポーネント選択領域220から選択され、ビルダ領域210に配置され、これらがコネクタにより接続された段階において表示されている。
次に入力部34は、設定情報を表示する要求(以下、設定情報表示要求という)に係る入力を受け付ける(ステップS20)。設定情報表示要求は、機能ボタン403に対する操作に基づき受け付けられる。図6に示すように、具体的には例えば、機能ボタン403にマウスによりポインタ230を合わせると、プルダウンにより一括表示メニュー404(Show Quick View)が表示される。入力部34は、一括表示メニュー404に対する決定操作に基づき設定情報表示要求を受け付ける。一括表示メニュー404に対する決定操作は、例えば一括表示メニュー404にポインタ230が合わせられた状態におけるマウスボタンの押下操作を含む。
設定情報表示要求を受け付けた場合、制御部31は、表示部35に各開発コンポーネントに係る設定情報を表示させる(ステップS30)。図7は、かかる動作の概要を示す図である。図7に示すように表示部35は、複数の開発コンポーネントにそれぞれ対応付けて、各開発コンポーネントに係る設定情報を表示する。ここでは開発コンポーネント501~511には、それぞれ設定情報601~611が対応付けられている。つまり開発コンポーネント501~511のそれぞれの下部に設定情報601~611が隣接して配置されることにより、これらの対応関係が示されている。これによりユーザは複数の開発コンポーネントの設定情報を俯瞰することができる。
このように、本実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システム10によれば、複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境が提供される。そして設定情報表示要求を受け付けた場合、制御部31が、複数の開発コンポーネントにそれぞれ対応付けて、各開発コンポーネントに係る設定情報を表示部35に表示させる。したがって、ユーザは、設定情報表示要求に係る操作をするだけで、複数の開発コンポーネントに係る設定情報を容易に把握することができる。すなわち本実施形態に係るソフトウェア開発環境提供システム10によれば、ソフトウェア開発環境のユーザインタフェースの利便性を改善することができる。
本開示を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形及び修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成又は各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成又はステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、上記の実施形態では、開発コンポーネント501~511の下部に設定情報601~611が隣接して配置される例を示したがこれに限られない。設定情報601~611は開発コンポーネント501~511の下部以外の周辺に表示されてもよく、開発コンポーネント501~511に重畳して表示されてもよい。つまり設定情報601~611は、開発コンポーネント501~511との対応関係が把握できる位置であれば、任意の位置において表示されてよい。また設定情報601~611を表示する際に、ユーザが閲覧しやすいように、開発コンポーネント501~511の位置がそれぞれ変更されてもよい。つまりソフトウェア開発環境提供システム10は開発コンポーネント501~511の位置を調整することにより開発コンポーネント501~511と設定情報601~611とを同時に閲覧できるようにしてもよい。
また例えば、設定情報601~611は、開発コンポーネント501~511に係る設定可能な全ての情報の中の一部の情報であってもよい。換言すると、設定情報表示要求を受け付けた際に表示される設定情報は、複数の開発コンポーネントに係る設定可能な全ての情報の中から選択された一部の設定情報のみが表示されてもよい。このように一括表示する設定情報を選択された一部の情報に限定することで、ユーザが設定情報の全体概要を容易に把握することができる。
また例えば、上述の一部の情報は、未設定の設定情報を含んでもよい。未設定の設定情報は、例えばユーザによって設定される必要がある情報で、未設定の状態ではプログラムの実行ができないものである。例えば図7における開発コンポーネント502に係る設定情報602の“Property"及び“Frequency”は、いずれも未設定の状態である。このように一括表示される設定情報に未設定の設定情報を含むことで、設定しなければならない設定情報をユーザは容易に把握することができる。またこれにより、プログラムのバグの防止、デバッグの容易性を高めることができる。
また例えば、上述の一部の情報は、複数の開発コンポーネントに関連する設定情報を含んでもよい。複数の開発コンポーネントに関連する設定情報とは、ある開発コンポーネントに係る設定情報であり、当該設定情報の変更等が少なくとも1つの他の開発コンポーネントに影響する設定情報である。例えば、開発コンポーネント505は、データベースにデータを書き込むコンポーネントである。そして開発コンポーネント505に係る設定情報605の“unit"は、複数の開発コンポーネントに関連する設定情報である。具体的には設定情報605の“unit"は温度の単位の設定情報であり、例えば摂氏温度(Celsius)、絶対温度(Kelvin)、華氏温度(Fahrenheit)のいずれかにより規定される。ここで開発コンポーネント508は、データベースからデータを読み出すコンポーネントである。データベースからデータを読み出す際に、読み出すデータの単位が異なれば、その後の演算処理、出力処理等に影響しうる。例えば、開発コンポーネント509は開発コンポーネント508に接続され、開発コンポーネント508により読み出されたデータをcsv形式で出力する処理が規定される。開発コンポーネント509の当該処理を規定する際、開発コンポーネント505に係る設定情報605の温度の単位が影響しうる。また例えば、開発コンポーネント510は開発コンポーネント509に接続され、開発コンポーネント509により出力されたcsv形式のデータに関し、電子メールにより送信出力する処理が規定される。開発コンポーネント510の当該処理を規定する際、開発コンポーネント505に係る設定情報605の温度の単位が影響しうる。また例えば、開発コンポーネント511は開発コンポーネント509に接続され、開発コンポーネント509により出力されたcsv形式のデータに関し、クラウドサービスにバックアップする処理が規定される。開発コンポーネント511の当該処理を規定する際、開発コンポーネント505に係る設定情報605の温度の単位が影響しうる。そこで、一括表示される設定情報に係る設定情報を含むことで、複数の開発コンポーネントにわたる設定情報を変更した場合における開発の利便性を向上させることができる。またこれにより、プログラムのバグの防止、デバッグの容易性を高めることができる。
また例えば、上述の一部の情報は、ユーザ情報に基づき選択されてもよい。ユーザ情報とは、ユーザに係る権限情報、属性情報、ユーザの操作履歴等、ユーザに係る任意の情報である。権限情報は、本システムにおけるユーザの権限を規定する情報である。権限は、例えば管理者権限、使用者権限、閲覧者権限等を含む。管理者権限とは、本システムにおける情報の閲覧、編集、削除、プログラムの使用等、任意の操作が可能な権限である。使用者権限とは、本システムにおける情報の閲覧、プログラムの使用が許可されており、情報の編集、削除等が制限されている権限である。また閲覧者権限とは、本システムにおける情報の閲覧が許可されており、情報の編集、削除が制限された権限である。例えば一括表示される設定情報は、ユーザの権限に応じて異なっていてもよい。例えば管理者権限のあるユーザに対しては、全設定情報が表示されるようにしてもよい。また例えば使用者権限のあるユーザに対しては、一部の設定情報を表示しないようにしてもよい。換言すると、一括表示される一部の設定情報は、ユーザに係る権限情報等に基づき選択された設定情報を含んでよい。このようにすることで、表示される一部の設定情報は、ユーザ情報に基づき選択されたものを含むため、ユーザ毎にカスタマイズされた設定情報を提示でき、ユーザの利便性を向上させることができる。
また例えば、上述の一部の情報は、設定情報に係る変更履歴に基づき選択されてもよい。換言すると、一括表示される一部の設定情報は、設定情報の変更履歴に基づき選択された設定情報を含んでよい。変更履歴に基づき選択された設定情報は、例えば所定期間前までの変更履歴に係る設定情報、所定期間前までの変更履歴に係る設定情報に関連する設定情報を含む。また例えば設定情報の変更履歴に基づき選択された設定情報は、別ユーザにより変更された設定情報を含む。例えば別ユーザが設定情報605の“unit"を摂氏温度(Celsius)から絶対温度(Kelvin)に変更したとする。この場合、当該設定情報605の“unit”が、設定情報表示要求に係る操作を受け付けた際に表示される。他方で、当該情報が一定期間更新されていない場合、設定情報表示要求に係る操作を受け付けた際に、当該設定情報605の“unit”が表示されないようにしてもよい。このように、設定情報表示要求に係る操作を受け付けた際に表示される設定情報が、設定情報の変更履歴に基づき選択されるようにすることで、設定情報の変更に伴い再設定等すべき設定情報等を容易に把握することができる。またこれにより、プログラムのバグの防止、デバッグの容易性を高めることができる。
また例えば、設定情報の変更履歴に基づき変更履歴に関連する開発コンポーネント又は該開発コンポーネントの設定情報が強調表示させてもよい。図8に当該強調表示の一例を示す。ここでは例えば、設定情報605の“unit"が摂氏温度(Celsius)から絶対温度(Kelvin)に変更されたとする。図8では、変更履歴に関連する開発コンポーネント及び該開発コンポーネントの設定情報が強調表示されている。具体的には、変更履歴に係る“unit"の設定値に枠701が付される。また、当該設定情報に関連する開発コンポーネント508~511の外枠に強調表示の枠702~705が付される。このように、設定情報の変更履歴に基づき、変更履歴に関連する部分を強調表示することにより、変更履歴に関連する開発コンポーネント又は設定情報を適時に容易に確認でき、ユーザの利便性を向上させることができる。またこれにより、プログラムのバグの防止、デバッグの容易性を高めることができる。また例えば、未設定の設定情報が強調表示されてもよい。図8では、未設定の設定情報である設定情報602の空欄に枠706及び枠707が表示されている。これにより、ユーザは設定しなければならない設定情報、設定し忘れている設定情報等を容易に把握することができる。またこれにより、プログラムのバグの防止、デバッグの容易性を高めることができる。
なお上述の強調表示の態様はこれに限られない。例えば強調表示は、開発コンポーネント又は設定情報の少なくとも一部の輝度、表示色の濃淡、コントラスト、又はこれらの組み合わせ等、任意のパラメータを適宜変更して行ってもよい。また強調表示は、これらのパラメータの変更以外にも、他のオブジェクトと比較して視覚的に目立つ態様であれば、任意の態様で行われてよい。
また例えば、表示部35により表示される設定情報が、設定情報の変更履歴に基づいた優先順位をつけて表示されるようにしてもよい。例えば当該優先順位は、設定情報の変更履歴に基づき、変更される頻度が高いものほど高い順位が設定される。変更される頻度の高さは、各ログインユーザの変更履歴に基づいてもよく、あるいは複数のユーザの変更履歴に基づいてもよい。また優先順位は、機械学習によって定められてもよい。当該機械学習において、例えばユーザによる設定情報の変更履歴とバグの発生確率との相関関係が用いられてもよい。機械学習に係るアルゴリズムは、Convolutional Neural Network(CNN)、Recurrent Neural Network(RNN)、ディープラーニング等、任意のアルゴリズムが用いられてよい。そして表示部35は、定められた優先順位に基づき、例えば優先順位から高い順に所定数の項目の設定情報のみを表示する。このように、設定情報の変更履歴に基づいた優先順位をつけて設定情報が表示されるようにすることで、優先順位の高い設定情報の一覧性を高め、ユーザの利便性を向上させることができる。またこれにより、プログラムのバグの防止、及びデバッグの容易性を高めることができる。
また本実施形態では、マウスによってポインタ230を操作する例を示したがこれに限られない。例えば、物理キー、静電容量キー、マウス以外のポインティングデバイス、ディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン等によってポインタ230が操作されてもよい。
また本実施形態では、情報処理装置30がサーバ20にウェブブラウザによりアクセスすることにより、ソフトウェア開発環境がユーザに提供される例を示したがこれに限られない。例えば情報処理装置30に、ソフトウェア開発環境提供システム10に係るアプリケーションをインストールして、当該アプリケーションを介してサーバ20と通信することにより、ソフトウェア開発環境がユーザに提供されてもよい。
10 ソフトウェア開発環境提供システム
20 サーバ
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
30 情報処理装置
31 制御部
32 記憶部
33 通信部
34 入力部
35 表示部
40 ネットワーク
200 ユーザインタフェース
210 ビルダ領域
220 開発コンポーネント選択領域
221~229、2210 開発コンポーネント
240 プロパティ領域
301~304 開発コンポーネント
311~312 コネクタ
400 コントロールパネル
401、402 ボタン
403 機能ボタン
404 一括表示メニュー
501~511 開発コンポーネント
601~611 設定情報
701~705 枠

Claims (9)

  1. 表示部と、制御部とを備える情報処理装置を含み、複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境を提供するソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記表示部は、複数の開発コンポーネントが配置されたユーザインタフェースを表示し、
    前記制御部は、設定情報表示要求を受け付けた場合、前記複数の開発コンポーネントにそれぞれ対応付けて、各開発コンポーネントに係る設定情報を前記表示部に表示させる、ソフトウェア開発環境提供システム。
  2. 請求項1に記載のソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記表示部により表示される前記設定情報は、前記複数の開発コンポーネントに係る設定可能な全ての情報の中から選択された一部である、ソフトウェア開発環境提供システム。
  3. 請求項2に記載のソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記一部は、複数の開発コンポーネントに関連する設定情報を含む、ソフトウェア開発環境提供システム。
  4. 請求項2又は3に記載のソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記一部は、ユーザ情報に基づき選択された設定情報を含む、ソフトウェア開発環境提供システム。
  5. 請求項2乃至4のいずれか一項に記載のソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記一部は、設定情報の変更履歴に基づき選択された設定情報を含む、ソフトウェア開発環境提供システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記制御部は、設定情報の変更履歴に基づき、前記変更履歴に関連する開発コンポーネント又は該開発コンポーネントの設定情報を前記表示部に強調表示させる、ソフトウェア開発環境提供システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のソフトウェア開発環境提供システムであって、
    前記表示部により表示される前記設定情報は、設定情報の変更履歴に基づいた優先順位をつけて表示される、ソフトウェア開発環境提供システム。
  8. 複数の開発コンポーネントを組み合わせることによりソフトウェアを開発する環境を提供するソフトウェア開発環境提供方法であって、
    複数の開発コンポーネントが配置されたユーザインタフェースを表示するステップと、
    設定情報表示要求を受け付けた場合、前記複数の開発コンポーネントにそれぞれ対応付けて、各開発コンポーネントに係る設定情報を表示するステップと、
    を含むソフトウェア開発環境提供方法。
  9. ソフトウェア開発環境提供プログラムであって、前記ソフトウェア開発環境提供プログラムが実行された場合に、プロセッサに、
    複数の開発コンポーネントが配置されたユーザインタフェースを表示するステップと、
    設定情報表示要求を受け付けた場合、前記複数の開発コンポーネントにそれぞれ対応付けて、各開発コンポーネントに係る設定情報を表示するステップと、
    を含む動作を実行させるソフトウェア開発環境提供プログラム。
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