JP6740251B2 - 利用可能なネットワークの品質に基づいたネットワーク間の切替え - Google Patents

利用可能なネットワークの品質に基づいたネットワーク間の切替え Download PDF

Info

Publication number
JP6740251B2
JP6740251B2 JP2017556885A JP2017556885A JP6740251B2 JP 6740251 B2 JP6740251 B2 JP 6740251B2 JP 2017556885 A JP2017556885 A JP 2017556885A JP 2017556885 A JP2017556885 A JP 2017556885A JP 6740251 B2 JP6740251 B2 JP 6740251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
communication network
connection
network
determining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017556885A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018523334A (ja
Inventor
タン、ウェイホア
ムシネニ、アニル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Google LLC
Original Assignee
Google LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Google LLC filed Critical Google LLC
Publication of JP2018523334A publication Critical patent/JP2018523334A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6740251B2 publication Critical patent/JP6740251B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/18Selecting a network or a communication service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/30Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/30Monitoring; Testing of propagation channels
    • H04B17/309Measuring or estimating channel quality parameters
    • H04B17/318Received signal strength
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/16Threshold monitoring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/14Direct-mode setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/14Reselecting a network or an air interface
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/249Reselection being triggered by specific parameters according to timing information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本技術は無線通信ネットワークに関し、特に無線通信に対応した装置による無線ネットワーク選択に関する。
多くの地理的な位置において、クライアント装置が接続可能な無線ネットワークは複数存在する。典型的には、利用可能な無線ネットワークはクライアント装置またはクライアント装置のユーザによって選択される。いくつかの場合には、クライアント装置の顧客と特定の無線ネットワークに関連したサービスプロバイダとの間の契約関係に基づき、そのクライアント装置は無線ネットワークを選択することが可能である。
本技術は無線通信ネットワークに関し、特に無線通信に対応した装置による無線ネットワーク選択に関する。
無線通信に対応した装置は、複数の利用可能な無線通信ネットワークを有する地域において、無線通信ネットワークへのネットワーク接続を確立することが可能である。無線通信に対応した装置は、その無線通信ネットワークが用いる移動通信技術の種類、その無線通信ネットワークに関連したサービスプロバイダ、およびその無線通信ネットワークの過去に観測された通信速度を含む複数の特性に基づき、ネットワーク品質スコアをその無線通信ネットワークに付与することが可能である。無線通信に対応した装置は、その無線通信ネットワークへの接続の現在の品質を観測することが可能である。ネットワーク接続の品質が閾値レベルよりも劣化した場合、無線通信に対応した装置はネットワーク再評価タイマを開始することが可能である。ネットワーク再評価タイマにより監視する時間の長さは、その無線通信ネットワークに対し付与されるネットワーク品質スコアに基づくことができる。ネットワーク再評価タイマが終了すると、無線通信に対応した装置はネットワーク接続の品質を再評価する。再評価の時にネットワーク接続が劣化状態のままである場合、無線通信に対応した装置は別の利用可能な無線通信ネットワークに切り替えることができる。
一般に、本明細書に記載される発明の1つの革新的な面は、以下の動作を含む方法によって実施することが可能である。その動作は、コンピューティング装置が、第1の無線通信ネットワークへの接続を確立する工程と、コンピューティング装置が、第1の無線通信ネットワークの特性を決定する、特性決定工程と、コンピューティング装置が第1の時点で、第1の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルよりも劣化したと判定する工程と、コンピューティング装置が、第1の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する時間を決定する工程であって、時間は第1の無線通信ネットワークの特性に少なくとも部分的に基づき決定される、再評価時間決定工程と、コンピューティング装置が第2の時点で、第1の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する時間が終了したとの判定に応じて、第1の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルに満たないままであると判定する工程と、コンピューティング装置が、第1の時点での第1の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルよりも劣化したと判定し、かつ第2の時点での第1の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルに満たないままであると判定することに応じて、第2の無線通信ネットワークへの接続を確立する工程と、を備える。この面の他の実施形態は、対応するシステム、装置、および、方法の動作をするよう構成され、コンピュータ記憶装置上に符号化されたコンピュータプログラムを含む。
これらの実施形態と他の実施形態は、それぞれが下記の特徴を選択的に1つ以上含むことが可能である。特性によって、第1の無線通信ネットワークが用いる移動通信技術が識別されることが可能である。特性決定工程は、第1の無線通信ネットワークに関して過去に観測されたネットワーク接続の速度に基づき特性を決定する工程を含むことが可能である。再評価時間決定工程は、格付けを第1の無線通信ネットワークに付与する工程を含むことが可能であり、格付けは、第1の無線通信ネットワークが用いる移動通信技術と第1の無線通信ネットワークに関して過去に観測されたネットワーク接続の速度とのうちの少なくとも1つに基づく。特性は、第1の無線通信ネットワークに関連付けられた無線通信サービスプロバイダを決定することが可能である。閾値品質レベルは、複数の無線通信ネットワークに関して過去に観測されたネットワーク接続品質に基づいて判定することが可能である。
動作はさらに、コンピューティング装置が、第2の無線通信ネットワークの特性を決定する工程と、コンピューティング装置が第3の時点で、第2の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルよりも劣化したと判定する工程と、コンピューティング装置が、第2の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する別の時間を第2の無線通信ネットワークの特性に少なくとも部分的に基づき決定する工程と、コンピューティング装置が第4の時点で、第2の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する別の時間が終了したとの判定に応じて、第2の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルに満たないままであると判定する工程と、コンピューティング装置が、第3の時点での第2の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルよりも劣化したと判定し、かつ第4の時点での第1の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルに満たないままであると判定することに応じて、第3の無線通信ネットワークへの接続を確立する工程と、を備えることが可能である。
第1の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する時間は、第1の無線通信ネットワークの特性に基づいて計算される第1の再評価期間を使用して決定することが可能である。第2の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する別の時間は、第2の無線通信ネットワークの特性に基づいて計算される第2の再評価期間を使用して決定することが可能である。第1の再評価期間は、第2の再評価期間とは異なることが可能である。
動作はさらに、コンピューティング装置が、第2の無線通信ネットワークの特性を決定する工程と、コンピューティング装置が、第1の無線通信ネットワークの特性を第2の無線通信ネットワークの特性と比較して、第1の無線通信ネットワークの特性が第2の無線通信ネットワークの特性よりも優れていると判定する工程と、第1の無線通信ネットワークの特性が第2の無線通信ネットワークの特性よりも優れているとの判定に応じて、第2の無線通信ネットワークへの接続を終了し、第1の無線通信ネットワークへの別の接続を確立する工程と、を備えることが可能である。
動作はさらに、コンピューティング装置が、第1の無線通信ネットワークへの別の接続を維持する最小期間を決定する工程と、コンピューティング装置が第3の時点で、第1の無線通信ネットワークへの別の接続を維持する最小期間が終了したとの判定に応じて、第1の無線通信ネットワークへの別の接続が閾値品質レベルよりも劣化したと判定する工程と、コンピューティング装置が、第1の無線通信ネットワークへの別の接続が閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する別の時間を第1の無線通信ネットワークの特性に少なくとも部分的に基づき決定する工程と、コンピューティング装置が第4の時点で、別の接続が閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する別の時間が終了したとの判定に応じて、第1の無線通信ネットワークへの別の接続が閾値品質レベルに満たないままであると判定する工程と、コンピューティング装置が、第3の時点での第1の無線通信ネットワークへの別の接続が閾値品質レベルよりも劣化したと判定し、かつ第4の時点での第1の無線通信ネットワークへの別の接続が閾値品質レベルに満たないままであると判定することに応じて、第3の無線通信ネットワークへの接続を確立する工程と、を備えることが可能である。
本明細書に記載される発明についての特定の実施形態は、以下の効果を実現しないように実装されることも、その効果の1つ以上を実現するように実装されることも可能である。モバイルコンピューティング装置は、無線通信ネットワーク間を、最適以上の高い頻度で切り替えることを回避することが可能である。モバイルコンピューティング装置は、バッテリ寿命を維持しながら、ネットワーク接続品質における劣化による最適に満たないネットワーク接続を判定し、ネットワーク間を切り替えることが可能である。改善した接続品質を有する無線通信ネットワークへのネットワーク接続の判定と確立のバランス、およびネットワーク間を最適以上の高い頻度で切り替えることの回避を達成することが可能である。モバイルコンピューティング装置が、利用可能な無線通信ネットワークについての完全な情報を有しない状況において、無線通信を改善することが可能である。
本発明の1つ以上の実施形態の詳細は、添付の図面および以下の記載に説明される。本発明の他の特徴、目的、および利点は、記載および図面から、ならびに請求項から明らかになる。
クライアント装置が1つ以上の無線通信ネットワークと通信することが可能である例示環境の図。 ある無線通信ネットワークから別の無線通信ネットワークに切り替えるクライアント装置の例示データフローの図。 第1の無線通信ネットワークから第2の無線通信ネットワークに切り替えるための例示プロセスのフローチャート。 例示コンピュータシステムのブロック図。
様々な図中の同様な参照記号は同様な要素を示す。
一般に、無線通信に対応した装置は、様々な無線通信ネットワークへの接続を確立することが可能である。例えば、携帯電話は、特定のサービスプロバイダが所有する無線通信ネットワークの通信塔への接続を確立することが可能である。携帯電話はその後、接続を通じて音声およびデータ通信を送受信することが可能である。無線通信に対応した装置が位置を変えたときに、無線通信に対応した装置は、いくつかの無線通信ネットワークを有する通信範囲から出て、他の無線通信ネットワークの通信範囲に入る場合がある。例えば、人がポケットに携帯電話を入れて公道で運転したとき、携帯電話が通信接続を確立することができる利用可能なネットワークは変化する(例えば、あるサービスプロバイダは、別のサービスプロバイダよりも地域内で多くの携帯電話の塔に投資をしてきた場合があるため)。多くの地理的な位置において、無線通信に対応した装置への通信接続を確立するために複数の無線通信ネットワークが利用可能である。
いくつかの場合には、無線通信に対応した装置のユーザは、特定の無線通信サービスプロバイダと契約関係を有する。このサービスプロバイダもまた、他のサービスプロバイダと契約関係を有することが可能であり、それにより、特定のサービスプロバイダの顧客が、他のサービスプロバイダが提供するネットワーク資源を使用することが許可される。そのような関係により、無線通信に対応した特定の装置が、特定の地理的地域に位置しながら通信接続を確立する場合に、複数の異なる無線通信ネットワークから選択することを可能にする。例えば、特定の地理的地域に位置した携帯電話は、その携帯電話のユーザが契約関係を有するサービスプロバイダが所有するセルラ通信塔への通信接続を確立することが可能である。
多くの場合、特定の場所において無線通信に対応した装置へ通信サービスを提供可能な無線通信ネットワークは、ネットワーク通信品質についての変化する度合いを提供する。例えば、第1の無線通信ネットワークは、第3世代移動通信技術(例えば「3Gネットワーク」)を用いてもよく、第2の無線通信ネットワークは、第2世代移動通信技術(例えば「2Gネットワーク」)を用いてもよく、第3の無線通信ネットワークは、第4世代のロングタームエボリューション移動通信技術(例えば「4GLTEネットワーク」)を用いてもよい。加えて、同一の移動通信技術標準(例えば3つの異なる3Gネットワーク)を用いる様々な異なるネットワークが、それらのネットワークの間で異なるレベルのサービス品質を有することが可能である。例えば、第1の3Gネットワークは、同一の地理的地域における別の3Gネットワークよりも低い通信速度(ダウンロードおよびアップロード速度)を有してもよい。
いくつかの実装では、無線通信に対応した装置は、ネットワーク種類、サービスプロバイダの識別情報、過去に観測されたネットワーク品質(例えばアップロードおよびダウンロード速度)、パケット損失率、位置、無線通信に対応した装置から通信塔への距離、および現在のサービス品質を含む複数の要素に基づき、変化するネットワーク品質スコアを、異なる無線通信ネットワークに付与することが可能である。無線通信に対応した装置が特定の無線通信ネットワークへの通信接続を確立した場合、無線通信に対応した装置は、その無線通信ネットワークへの接続の品質を評価することが可能である。この評価は、接続が確立された時点、または後の時点(例えば、ユーザが接続を通じてデータを送信または受信しようと試みた時)で行うことが可能である。接続の品質を評価する一例では、無線通信に対応した装置が、観測されるダウンロード速度、アップロード速度、または両速度を閾値レベルと比較して、通信速度が閾値レベルに満たないかどうかを判定することが可能である。より具体的な例では、閾値を5Mbit/s(毎秒5メガビット)に設定することが可能である。接続の通信速度が5Mbit/sに満たない場合には、無線通信に対応した装置は、接続が劣化接続であると判定することが可能である。
ネットワーク接続が最適に満たない品質(つまり劣化接続)であると判定すると、無線通信に対応した装置はネットワーク再評価タイマを設定し、ネットワーク再評価タイマが終了した時に、ネットワーク接続の品質を再チェックすることが可能である。いくつかの実装では、ネットワーク再評価タイマの長さは、無線通信ネットワークに対し付与されるネットワーク品質スコアに基づいて設定される。例えば、高いネットワーク品質スコア(例えば4GLTEネットワーク)を有する無線通信ネットワークは、低いネットワーク品質スコア(例えば3Gネットワーク)を有する無線通信ネットワークよりも長いネットワーク再評価タイマを有することが可能である。別の例としては、ネットワーク再評価タイマは2Gネットワークに対しては5秒に設定される一方、ネットワーク再評価タイマは3.5Gネットワークに対しては25分に設定可能である。
ネットワーク再評価タイマが終了すると、無線通信ネットワークはネットワーク接続の品質を再チェックして、接続の品質が劣化したままであるどうかを判定してもよい。ネットワーク品質が、もはや劣化しているとは考えられないところまで改善した場合、無線通信に対応した装置は、無線通信ネットワークを無線通信のために続けて使用してもよい。ネットワーク品質が劣化したままである場合、無線通信に対応した装置は、別の利用可能な無線通信ネットワークに切り替える。上記の例に続いて、無線通信に対応した装置は、初めにネットワーク接続のダウンロード速度を5Mbit/sの閾値と比較する。ダウンロード速度がこの閾値に満たない場合、無線通信に対応した装置はネットワーク再評価タイマを開始する。本例では、無線通信ネットワークは3.5Gネットワークであり、無線通信に対応した装置はネットワーク再評価タイマを25分に設定する(タイマの長さがネットワーク種類に基づいている)。ネットワーク再評価タイマが終了すると、無線通信に対応した装置は、無線接続のダウンロード速度を再評価する。ダウンロード速度が5Mbit/sに満たないままである場合、無線通信に対応した装置は無線通信ネットワークへの接続を終了し、異なる利用可能な無線通信ネットワークへのネットワーク接続を確立する。
いくつかの実装では、無線通信に対応した装置が、元のネットワークが劣化したままであると判定した後に、無線通信に対応した装置が接続を確立した新しいネットワークのネットワーク品質スコアが元のネットワークよりも低い場合には、無線通信に対応した装置は元のネットワークに切り替えて戻る(例えば、直ちにまたは所定の遅延の後)。いくつかの実装では、元のネットワークに切り替え直した後に、無線通信に対応した装置は、元のネットワークの品質を再評価する前、または他のネットワークに切り替える前に、元のネットワークに設定期間の間「ロックオン」をする。設定期間は、再評価タイマの初期値と異なってもよい(大きくてもよい)。いくつかの実装では、ロックオン時間は、元のネットワークのネットワーク品質スコア、元のネットワークの過去のネットワーク通信速度、元のネットワークのネットワーク種類、または元のネットワークのサービスプロバイダを含む1つ以上の要素に基づくことが可能である。ロックオン時間はまた、所定の長さの時間でもよい(例えば3分)。いくつかの実装では、無線通信に対応した装置が同じ相対的な地理的地域に留まる間だけ、無線通信に対応した装置が元のネットワークにロックオンする。例えば、無線通信に対応した装置は、無線通信に対応した装置が別の位置に移動する(例えば、装置が異なる基地局からサービスを受けるために移動する)場合、ロックオン時間が終了する前に、別の無線通信ネットワークに切り替えることが可能である。
図1を参照すると、無線通信システム100は、ユーザにより用いられ、通信プロバイダの3Gおよび/または4Gネットワーク、ローカルWiFiネットワーク、および/またはBLUETOOTHネットワーク等の無線ネットワークの様々な種類を通じてデータを送受信することが可能なモバイル装置102を備える。例えば、モバイルコンピューティング装置102は、インターネットのウェブページにアクセスするためのウェブブラウザを含んでよく、および/またはクラウドベースのデータサービスにアクセスするための1つ以上のモバイル装置アプリケーション(「アプリ」)を含んでよい。モバイル装置102は、例えば、スマートフォンもしくは他のセルラ電話装置、タブレット装置、ノート型コンピュータ、PDA、または無線通信機能を有する他のモバイルコンピューティング装置であってよい。
モバイル装置102は、無線通信サービスを提供する複数の無線通信サービスプロバイダを有する地理的地域に位置している。例えば、各無線通信サービスプロバイダは、現位置のモバイル装置102への通信リンクを確立することが出来る1つ以上のアクセス塔を有することが可能である。いくつかの実装では、無線通信サービスプロバイダは、任意の位置のモバイル装置と通信が出来る複数の無線ネットワークアクセスポイント(例えば通信塔)を有することが可能である。
ネットワークを通じてデータを伝達するために、モバイルコンピューティング装置102は、2G、3G、もしくは4Gネットワークのセル塔、および/またはWiFiネットワークの無線ルータ等のネットワークのアクセスポイントの1つと接続してもよい。モバイルコンピューティング装置102は、範囲内にあり得るアクセスポイントを検出し、アクセスポイントに関する情報(例えば、アクセスポイント識別子、信号強度情報、ネットワークトラフィック統計等)を受信し、アクセスポイントを介したデータ通信を扱うハードウェアおよび/またはソフトウェアインターフェイスを含んでよい。示された無線通信システム100の例では、モバイルコンピューティング装置102が現在、有料のアクセスポイントまたは無料(料金なし)のアクセスポイントであり得るネットワークアクセスポイント104、106、および108の範囲にある(およびそのネットワークアクセスポイントと通信し得る)。例えば、有料のネットワークアクセスポイントは、モバイルデータネットワークへのアクセスのために料金を徴収する(例えば毎月の加入料、使用料)モバイルデータネットワーク(例えば3Gモバイルデータネットワーク、4Gモバイルデータネットワーク)と関連付けられてよい。別の例としては、無料のネットワークアクセスポイントはWiFiアクセスポイントでもよい。
図1に示した例においては、ネットワークアクセスポイント104、106、および108の各々はそれぞれの通信範囲110、112、および114を有する。モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント104、106、および108の通信範囲110、112、および114が重なる地域に位置している。したがって、モバイル装置102はネットワークアクセスポイント104、106、および108の任意のものに接続して、通信接続を確立することが可能である。例えば、モバイル装置102は、モバイル装置102に対してセルラ通信ネットワークを通じて通信することを可能にし、例えば、別の有線または無線の電話通信に対応した装置に無線通話を申し込むことを可能にするような、ネットワークアクセスポイント104への接続を確立することが出来る。いくつかの実装では、ネットワークアクセスポイント104、106、および108は、異なる無線通信サービスプロバイダと提携し、異なる無線通信技術を用い、および/または通信品質の変化するレベルを有することが可能である。例えば、ネットワークアクセスポイント104は無線会社Aと関連付けられてよく、一方で、ネットワークアクセスポイント106は無線会社Bと関連付けられ、ネットワークアクセスポイント108は無線会社Cと関連付けられる。さらに、ネットワークアクセスポイント104、106、および108の各々は異なる無線通信技術を用いることが可能である。例えば、ネットワークアクセスポイント104は3Gネットワークの一部であってよく、一方で、ネットワークアクセスポイント106は2Gネットワークの一部であり、ネットワークアクセスポイント108は4GLTEネットワークの一部である。モバイル装置102のユーザは、無線会社A、B、およびCの1つと契約関係を有してよい。さらに、無線会社A、B、およびCは互いに(またはモバイル装置102のユーザがモバイルサービス契約を有する異なる通信サービスプロバイダと)、モバイル装置102が無線通信のために無線会社A、B、およびCのネットワークにアクセスすることを許可する、契約関係を有してよい。
いくつかの実装では、モバイル装置102がネットワークアクセスポイント104、106、および108の任意のものへ接続を確立する前に、モバイル装置102が、ネットワーク接続品質、ネットワーク技術レベル(例えば2G、3G、4G等)、ならびにネットワークアクセスポイント104、106、および108の1つ以上について提携するサービスプロバイダに関する情報を有しなくてもよい。いくつかの場合では、モバイル装置102がネットワークアクセスポイント104、106、および108の1つ以上についてこれらの情報の全てではないがいくつかを有してよい。そのような状況では、モバイル装置102は、初めに検出した信号強度に基づくか、またはランダムもしくは擬似ランダムな選択プロセスを用いて、通信を確立するネットワークアクセスポイントを選択してよい。
例えば、モバイル装置102は、通信範囲110、112、および114内に位置していることに基づいて、自身がネットワークアクセスポイント104、106、および108の通信範囲内にあることを検出することが可能である。モバイル装置102は、初めにネットワークアクセスポイント104への接続を確立することが可能である。ネットワークアクセスポイント104への接続を確立すると、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント104およびネットワークアクセスポイント104への通信接続に関する情報を取得または決定することが可能である。これは、ネットワークアクセスポイント104に関連付けられた無線通信サービスプロバイダ、ネットワークアクセスポイント104が用いる通信技術、モバイル装置102のネットワークアクセスポイント104までのおよその距離、およびモバイル装置102とネットワークアクセスポイント104との間の接続の接続品質レベルに関する情報を取得または決定することを含むことが可能である。接続品質レベルは、例えば、データ通信のアップロード速度、データ通信のダウンロード速度、音声通信のアップロード速度、音声通信のダウンロード速度、またはこれらの要素の任意および他の要素の組み合わせに基づくことが可能である。いくつかの実装では、アップロードおよびダウンロード速度は、現在観測されるアップロードおよびダウンロード速度(例えば、モバイル装置102によって観測されるアップロードおよびダウンロード速度)、過去に観測されたアップロードおよびダウンロード速度(例えば、モバイル装置102および/または他のモバイル装置によって過去に観測されたアップロードおよびダウンロード速度)、および/またはアドバタイズされるダウンロード速度(例えば、通信接続が確立された時にネットワークアクセスポイントによってアドバタイズされたもの)を含むことが可能である。
いくつかの実装では、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント104、106、および108の1つ以上の過去のネットワーク接続情報にアクセスすることが可能である。例えば、モバイル装置102の現在の地理的位置が、モバイル装置102が過去に位置していた位置でよく、また、モバイル装置102が、ネットワークアクセスポイント104、106、および108の1つ以上への過去の通信接続の情報を記憶していてもよい。例えば、モバイル装置102は、ユーザの家または職場等の、モバイル装置102のユーザによってしばしば訪れられる位置に現在位置することが可能である。いくつかの実装では、過去のネットワーク接続情報は、他のモバイル装置によって取得された情報であってよい。例えば、サーバはネットワーク接続情報を、複数のモバイル装置から受信して、後の検索のためにその情報を記憶することが可能である。モバイル装置102はサーバにアクセスして、特定のネットワークアクセスポイント、無線通信サービスプロバイダ、または地理的地域に関するネットワーク接続情報の一部または全てを受信することが可能である。いくつかの実装では、過去のネットワーク接続情報は、モバイル装置102においてローカルに記憶される。いくつかの実装では、モバイル装置102は、観測される情報および/またはモバイル装置102によって収集される情報のみを利用する。
過去のネットワーク接続情報は、過去に観測されたダウンロードおよびアップロード速度、ネットワークアクセスポイントに対する正確な位置またはおよその位置を示す位置情報、ネットワークアクセスポイントに関連付けられた無線通信サービスプロバイダの識別、またはネットワークアクセスポイントに用いられる無線通信技術を含むことが可能である。いくつかの実装では、モバイル装置102の地理的位置が、一般化(都市、郵便番号、セルラ塔のカバレッジ領域、または一般的な地理的地域等に)されてよく、ユーザの特定の位置が、モバイル装置102のユーザによって選択された好みに基づいて決定され得ないようになっている。したがって、ユーザは彼または彼女の位置に関する情報がどのように収集されるかについて管理してもよい。
いくつかの実装では、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント104に関連付けられたか、またはモバイル装置102とネットワークアクセスポイント104との間の通信接続に関連付けられた1つ以上の特性を使用して、1つ以上の格付けをネットワークアクセスポイント104に付与することが可能である。ネットワークアクセスポイント104に対する格付けを決定するときに使用することの出来る特性は、ネットワークアクセスポイント104に関連付けられた無線通信サービスプロバイダの識別、ネットワークアクセスポイント104が用いる通信技術、モバイル装置102のネットワークアクセスポイント104までのおよその距離、ネットワークアクセスポイント104の特定またはおよその位置、モバイル装置102の特定またはおよその位置、およびモバイル装置102とネットワークアクセスポイント104との間の接続の接続品質レベルを含むことが可能である。例えば、モバイル装置102は、4GLTE技術を用いるネットワークアクセスポイントに対し、3G技術を用いるネットワークアクセスポイントに対するよりも高い格付けを付与することが可能である。別の例としては、ネットワークアクセスポイント104が、ネットワークアクセスポイント106よりも高く観測されるおよび/または高い過去のアップロードおよびダウンロード速度を有する場合、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント106に付与される格付けよりも高い格付けを、ネットワークアクセスポイント104に付与することが可能である。別の例としては、ネットワークアクセスポイント106およびネットワークアクセスポイント108は、同一の無線通信技術を用いてよい(例えば、両アクセスポイントが3Gネットワークの一部である)が、異なる無線通信サービスプロバイダに関連付けられてよい(例えば、ネットワークアクセスポイント106が無線会社Bと提携し、ネットワークアクセスポイント108が無線会社Cと提携する)。モバイル装置102は、モバイル装置102の地理的地域での無線会社Bおよび無線会社Cの各々の過去の接続品質レベルに関する情報にアクセスして、異なる格付けを、ネットワークアクセスポイント106およびネットワークアクセスポイント108は同一の無線通信技術を用いているにもかかわらず、ネットワークアクセスポイント106およびネットワークアクセスポイント108に付与することが可能である。いくつかの実装では、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイントに関連づけられる何の特性がもしくは何の過去の情報が収集されるか、またはネットワークアクセスポイントに格付けを付与するときに何の情報が使用されるか、をユーザが指示することを可能にするプライバシー管理を提供することが出来る。
一般に、モバイル装置102の、進歩した無線通信技術(例えば3Gよりも4GLTE)、高いアップロードおよびダウンロード速度、特定の無線通信サービスプロバイダの過去の接続品質の高いレベル(総合的にまたはモバイル装置102の地理的地域に基づいて)、またはモバイル装置102とネットワークアクセスポイントの近い近接性等の特性は、ネットワークアクセスポイントへの高い格付けに繋がるとされる。逆に、遅れた無線通信技術(例えば3Gと比べると2G)、低いアップロードおよびダウンロード速度、特定の無線通信サービスプロバイダの過去の接続品質の低いレベル(総合的にまたはモバイル装置102の地理的地域に基づいて)、またはモバイル装置102とネットワークアクセスポイントとの間の大きな距離等の特性は、一般に、ネットワークアクセスポイントへの低い格付けに繋がるとされる。モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイントへの接続を確立する時点で、モバイル装置102が接続を通じて音声もしくはデータ通信を送信しようと試みた時等の後の時点で、またはネットワークアクセスポイントへの接続を確立した後の所定の時点で、ネットワークアクセスポイントに格付けを付与することが可能である。
上記の例に続いて、モバイル装置102がネットワークアクセスポイント104への接続を確立し、上記の現在観測されるもしくは過去の特性の一部または全てに基づいて、格付けをネットワークアクセスポイント104に付与してもよいし、しなくてもよい。モバイル装置102は、その後、モバイル装置102とネットワークアクセスポイント104との間の接続の現在の品質を判定することが可能である。いくつかの実装では、接続品質の判定は、接続の数値を計算することを含むことが出来る。例えば、モバイル装置102は、接続の現在のアップロードおよびダウンロード速度を判定し、そのアップロードおよびダウンロード速度に基づいて、値を接続品質に付与することが可能である。モバイル装置102は、その後、例えば現在の品質レベルを閾値レベルと比較することにより、接続が特定の品質レベルよりも劣化したと判定することが可能である。例えば、接続のアップロードおよび/またはダウンロード速度が閾値に満たない場合、モバイル装置102は、その接続が劣化接続であると判定することが可能である。その他の要素もまた、接続が劣化したと判定するために使用することが出来る。モバイル装置102は、接続の品質レベルを判定することが可能であり、モバイル装置102はまた、ネットワークアクセスポイント104への接続を確立する時点で、モバイル装置102が接続を通じて音声もしくはデータ通信を送信しようと試みた時等の後の時点で、またはネットワークアクセスポイント104への接続を確立した後の所定の時点で、ネットワークアクセスポイント104への接続が閾値品質レベルよりも劣化したかどうかを判定することが可能である。
ネットワークアクセスポイント104への接続が劣化接続であると判定された場合、モバイル装置102は、モバイル装置102が接続の品質を再評価するまでの時間の長さを決定することが可能である。いくつかの実装では、この決定は、時間の値を設定するために再評価タイマまたは再評価アラームを設定し、そして、その設定時間が終了した後で、ネットワーク接続を再評価することを含むことが可能である。いくつかの実装では、モバイル装置102が接続の品質を再評価するまでの決定される時間の長さは、ネットワークアクセスポイント104に前回付与された格付けに基づいて決定することが可能である。例えば、格付けが高くなるにつれて、再評価時間は長くなる。いくつかの実装では、ネットワークアクセスポイント104、またはモバイル装置102とネットワークアクセスポイント104との間の接続の1つ以上の特性を使用して、ネットワークアクセスポイント104に対する格付けを初めに決定することなく、再評価時間を決定することが可能である。例えば、モバイル装置102は、3Gネットワークに10分間の再評価時間を割り当て、一方で、4GLTEネットワークに2時間の再評価時間を割り当てることが可能である。別の例としては、モバイル装置102は、無線会社Aと提携する3Gネットワークに15分の再評価時間を割り当て、一方で、無線会社Bと提携する3Gネットワークに23分の再評価時間を割り当てることが可能である。
決定した再評価時間の経過後(または再評価タイマか再評価アラームの終了後)、モバイル装置102はネットワークアクセスポイント104への接続の品質を再評価する。接続品質が改善している(例えば、接続がもはや劣化していない、または1つ以上の接続品質メトリクスが閾値レベルを超えている)場合には、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント104への接続を維持し、今後の通信をネットワークアクセスポイント104への接続を通じて送受信する。接続品質が劣化状態のままである(例えば、1つ以上の接続品質メトリクスが閾値レベルに満たない)場合、モバイル装置102はネットワークアクセスポイント104への接続を終了し、別のネットワークに切り替えることが可能である。例えば、再評価時間の経過後、モバイル装置102が、ネットワークアクセスポイント104への接続が劣化状態のままである(例えば、アップロードおよびダウンロード速度が閾値レベルに満たない)と判定した場合、モバイル装置102はネットワークアクセスポイント104への接続を終了し、ネットワークアクセスポイント106への接続を確立することが可能である。
ネットワークアクセスポイント104への接続の品質を再評価するためのタイマを設定することは、モバイル装置102が通信ネットワーク間または通信ネットワークアクセスポイント間を、最適を超えて頻繁に切り替えることを回避することを可能にする。例えば、決定した再評価時間が経過した後、接続の品質が閾値または劣化レベルを超えて改善した場合、モバイル装置102は、別のネットワークアクセスポイントに切り替えるのではなく、ネットワークアクセスポイント104への接続を維持することが可能である。
いくつかの実装では、モバイル装置102が、ネットワークアクセスポイント104への接続が2つの異なる時点で劣化していると(例えば、接続品質の第1の評価と、再評価タイマに基づく期間が続き、その後の接続品質の第2の評価)判定する場合、その時点でネットワークアクセスポイント104から切断し、異なるネットワークアクセスポイントに接続するのではなく、モバイル装置102は、さらに別の期間を設定し、ネットワークアクセスポイント104への接続の3度目の評価をするまで待機することが可能である。この第2の期間は、第1の再評価期間と同じ長さか、異なる長さの時間でよい。第1の再評価待機期間の長さを決定するために使用する要素(例えば、ネットワークアクセスポイント104に関連付けられた無線通信サービスプロバイダの識別、ネットワークアクセスポイント104が用いる通信技術、モバイル装置102のネットワークアクセスポイント104までのおよその距離、ネットワークアクセスポイント104の特定またはおよその位置、モバイル装置102の特定またはおよその位置、および過去の接続品質レベル情報)の一部または全てを、第2の再評価待機期間の長さを決定するために使用することが可能である。
いくつかの実装では、モバイル装置102がこれらの要素の1つ以上を使用して、ネットワーク品質の第2の評価後にネットワークアクセスポイント104への接続は終了すべきかどうかを判定するか、モバイル装置102は、接続品質の3度目の評価をする前に第2の再評価期間を待つべきかどうかを判定することが可能である。例えば、ネットワークアクセスポイント104が3G技術を用いている場合、モバイル装置102はネットワークアクセスポイント104から切断し、接続が劣化している旨の2つの連続する判定の後、異なるネットワークアクセスポイントに接続することが可能である。上記の例に続いて、ネットワークアクセスポイント104が4GLTEネットワークの場合、モバイル装置102は、ネットワーク技術の高いレベルを用いるネットワークアクセスポイント104に基づいて、接続の第3の評価が実行されるべきと決定することが可能である。モバイル装置102は、したがって、接続が劣化している旨の2つの連続する判定があった場合、第2の再評価期間を待ち、接続品質の3度目の再評価をすることが可能である。
いくつかの実装では、モバイル装置102による、ネットワークアクセスポイント104への接続が2つ以上の時点で劣化しているとの判定に応じて、モバイル装置102はネットワークアクセスポイント104への通信接続を終了し、別のネットワークアクセスポイントへの接続を確立することが可能である。例えば、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント106への通信接続を確立することが可能である。ネットワークアクセスポイント106への接続を確立すると、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント106およびネットワークアクセスポイント106への通信接続に関する情報を取得または決定することが可能である。これは、ネットワークアクセスポイント106に関連付けられた無線通信サービスプロバイダ、ネットワークアクセスポイント106が用いる通信技術、モバイル装置102のネットワークアクセスポイント106までのおよその距離、およびモバイル装置102とネットワークアクセスポイント106との間の接続の接続品質レベルに関する情報を取得または決定することを含むことが可能である。接続品質レベルは、例えば、データ通信のアップロード速度、データ通信のダウンロード速度、音声通信のアップロード速度、音声通信のダウンロード速度、またはこれらの要素の任意および他の要素の組み合わせに基づくことが可能である。いくつかの実装では、アップロードおよびダウンロード速度は、現在観測されるアップロードおよびダウンロード速度(例えば、モバイル装置102によって観測されるアップロードおよびダウンロード速度)、過去に観測されたアップロードおよびダウンロード速度(例えば、モバイル装置102および/または他のモバイル装置によって過去に観測されたアップロードおよびダウンロード速度)、および/またはアドバタイズされるダウンロード速度(例えば、通信接続が確立された時にネットワークアクセスポイントによってアドバタイズされたもの)を含むことが可能である。いくつかの実装では、ネットワークアクセスポイント106に関して決定または取得される情報は、モバイル装置102はネットワークアクセスポイント106へ接続したままであるべきかどうか、またはモバイル装置102はネットワークアクセスポイント104との通信に戻るべきか(つまりネットワークアクセスポイント104への通信接続を再確立する)どうかを判定するために、モバイル装置102が使用することが可能である。
例えば、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント106が用いる移動通信技術を決定して、この情報を使用し、モバイル装置102はネットワークアクセスポイント106と通信したままであるべきか、またはネットワークアクセスポイント104との通信に戻るべきかを判定することが可能である。例えば、ネットワークアクセスポイント106に関して決定される移動通信技術が、ネットワークアクセスポイント104が用いる移動通信技術よりも低いレベルの技術の場合、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント104との通信に自動的に切り替えて戻る。例えば、ネットワークアクセスポイント104が3.5Gネットワークであり、ネットワークアクセスポイント106が3Gネットワークのである場合、モバイル装置102が、ネットワークアクセスポイント104からネットワークアクセスポイント106に切り替えたとき、ネットワークアクセスポイント106が3Gネットワークであると検出すると、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント104が3.5Gネットワークであるため、ネットワークアクセスポイント104との通信に切り替えて戻る。別の例としては、ネットワークアクセスポイント104が3.5Gネットワークであり、ネットワークアクセスポイント106が4Gネットワークである場合、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント104からの切り替え後に、ネットワークアクセスポイント106への接続を維持する。いくつかの実装では、ネットワークアクセスポイント104に切り替えて戻るかどうかを判定する時、各アクセスポイントに関する移動通信技術の代わりに、またはそれに加えて他の要素を使用することが可能である。例えば、ネットワークアクセスポイント106への接続に関する現在の接続品質を、ネットワークアクセスポイント104への前回の接続に関して前回判定された接続品質と比較することが可能である。モバイル装置102が、ネットワークアクセスポイント106への接続がネットワークアクセスポイント104への前回の接続よりも低品質であると判定した場合、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント104との通信に切り替えて戻ることが可能である。
いくつかの実装では、上記に検討したように、第1のネットワークから第2のネットワークに切り替えて、それから第1のネットワークに切り替えて戻った後、モバイル装置102が第1のネットワークに、第1のネットワークに切り替えて戻った後、ある期間「ロックオン」する。例えば、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント104への接続が、ネットワークの2つの異なる評価(上記のように、決定した再評価時間によって隔てられている)中に劣化していることを判定することが可能である。モバイル装置102は、次にネットワークアクセスポイント108への接続に切り替える。この例では、ネットワークアクセスポイント108への接続を確立した後、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント108が3Gネットワークであると示す情報を受信する。この例では、ネットワークアクセスポイント104は4GLTEネットワークであり、そのために、ネットワークアクセスポイント108よりも高いレベルの移動通信技術を使用している。この判定をすると、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント104との通信に切り替えて戻り、その後、モバイル装置102がさらに別のネットワークへの接続をしようと試みるべきかを判定するために接続品質を評価するまで、この接続に設定期間の間「ロックオン」する。
ロックオン期間は、ネットワーク種類、サービスプロバイダの識別、過去に観測されたネットワーク品質(例えばアップロードおよびダウンロード速度)、パケット損失率、位置、無線通信に対応した装置から通信塔への距離、および現在のサービス品質を含む複数の要素に基づくことが可能である。特定のネットワークアクセスポイントへのロックオン時間は、ロックオン時間と再評価時間を決定するために同一の要素が使用される状況であっても、そのネットワークアクセスポイントへの再評価時間とは異なる長さであってよい。いくつかの実装では、ロックオン時間が終了した後、モバイル装置102が接続品質を評価する。接続品質が閾値レベルに満たないと(例えば、データのダウンロードおよびアップロード速度が閾値のダウンロードおよびアップロード速度に満たない)、モバイル装置102は、再評価期間を決定し設定して、再評価期間の終了後に接続品質の再評価をすることが可能である。あるいは、ロックオン期間が終了し、モバイル装置102が、接続品質が劣化していると判定した場合、モバイル装置102は、再評価期間が終了するのを待って接続品質を再び再評価をするのではなく、その判定の時点で別のネットワークアクセスポイントに切り替える。
ロックオン期間が経過した後(またはロックオン期間の終わりの劣化接続の判定後、それに再評価期間後の劣化した接続品質の第2の判定が続く)、接続が劣化しているとの判定に応じて、モバイル装置102は別のネットワークに切り替える。例えば、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント104との通信を中断し、ネットワークアクセスポイント106への接続を確立することが可能である。いくつかの実装では、モバイル装置102が第1のネットワークから第2のネットワークへ切り替えて、その後第1のネットワークに戻り、ロックオン期間の経過後に第1のネットワークへの劣化接続を判定する場合、モバイル装置102は第2のネットワークには切り替えて戻らないが、代わりに第2のネットワークとは異なる第3のネットワークへの接続を確立しようと試みる。
いくつかの実装では、モバイル装置102が現在の地理的地域から出て行かない場合、モバイル装置102は、ネットワークアクセスポイント104に切り替えて戻った後、ネットワークアクセスポイント104に「ロックオン」したままである。モバイル装置102が現在の地理的地域から出て行く場合、ロックオン期間は無視され、モバイル装置102は1つ以上の他のネットワークに必要に応じて接続してもよい。いくつかの実装では、移動の閾値距離を設定することが可能であり、モバイル装置102は、ロックオン時間を無視する前に閾値距離を超えて地理的に移動しなければならない。いくつかの実装では、モバイル装置102がネットワークアクセスポイント104から閾値距離を超えて移動した場合、モバイル装置102はロックオン時間を無視するだけである。
図2を参照すると、無線通信に対応したユーザ装置202が、ネットワークアクセスポイント204およびネットワークアクセスポイント206の通信範囲内にある。ユーザ装置202は、ユーザにより用いられ、通信プロバイダの3Gおよび/または4Gネットワーク、ローカルWiFiネットワーク、および/またはBLUETOOTHネットワーク等の無線ネットワークの様々な種類を通じてデータを送受信することが可能である。例えば、ユーザ装置202は、インターネットのウェブページにアクセスするためのウェブブラウザを含んでよく、および/またはクラウドベースのデータサービスにアクセスするための1つ以上のモバイル装置アプリケーション(「アプリ」)を含んでよい。ユーザ装置202は、例えば、スマートフォンもしくは他のセルラ電話装置、タブレット装置、ノート型コンピュータ、PDA、または無線通信機能を有する他のコンピューティング装置であってよい。
208において、ユーザ装置202が、ネットワークアクセスポイント204からネットワーク情報を受信する。ネットワークアクセスポイント204はサービスプロバイダと関連付けることが可能であり、ネットワークアクセスポイント204は、ユーザ装置202が通信接続を確立し、サービスプロバイダの通信ネットワークを通じて音声およびデータ通信を送受信することを可能にする。ネットワーク情報は、例えば、ユーザ装置202の無線ネットワークインターフェイス210によって受信することが可能である。ネットワークアクセスポイント204により送信され、ユーザ装置202で受信されるネットワーク情報は、ユーザ装置202がネットワークアクセスポイント204と「ハンドシェイク」を実行して、通信接続を確立することを可能にする。212において、ユーザ装置202の無線ネットワークインターフェイス210がネットワークアクセスポイント204への接続を確立する。
214において、ネットワーク品質評価モジュール216が、ユーザ装置202とネットワークアクセスポイント204との間のネットワーク接続の品質を評価する。ネットワーク品質評価モジュール216は、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせにより実装することが可能である。ネットワーク品質評価モジュール216は、ネットワークアクセスポイント204へのネットワーク接続の1つ以上の特性を決定または測定して、ネットワーク接続の品質を評価することが可能である。ネットワーク品質評価モジュール216により決定または測定することが可能であるネットワーク接続の特性は、アップロード速度、ダウンロード速度、またはパック損失率を含むことが可能である。ネットワーク品質評価モジュール216は、ユーザ装置202とネットワークアクセスポイント204との間のネットワーク接続の1つ以上の特性を、閾値と比較して、そのネットワーク接続が劣化しているかどうかを判定することが可能である。いくつかの実装では、ユーザ装置202は、ユーザ装置202とネットワークアクセスポイント204等のネットワークアクセスポイントとの間のネットワーク接続の品質を評価するときに、ネットワーク品質評価モジュール216によってネットワーク接続の何の特性もしくは他の情報が収集されるか、またはアクセスされ得るか、をユーザが指示することを可能にするプライバシー管理を提供することが出来る。
ネットワーク品質評価モジュール216が、ネットワーク接続が劣化していると判定する場合、ネットワーク品質評価モジュール216は、218において、ネットワーク再評価タイマ220を開始することが可能である。ネットワーク再評価タイマ220は、ユーザ装置202の1つ以上のクロックもしくはユーザ装置202が受信して、設定した期間が経過したことを判定するクロック信号を監視する別個のタイマとして、またはソフトウェアとして実装可能である。再評価の期間は、ネットワークアクセスポイント204に関連付けられたネットワーク種類、ネットワークアクセスポイント204のサービスプロバイダの識別、過去に観測されたネットワーク品質(例えばアップロードおよびダウンロード速度)、位置、ユーザ装置202からネットワークアクセスポイント204への距離、および現在のサービス品質を含む1つ以上の要素に基づいて決定することが可能である。例えば、ネットワーク再評価タイマ220は、ネットワークアクセスポイント204が3Gネットワークの場合よりもネットワークアクセスポイント204が4Gネットワークの場合に、長い時間を有するよう設定することが可能である。別の例としては、ネットワーク再評価タイマ220には、第1のおよび第2のサービスプロバイダについて過去に観測されたデータに基づいて、現在の地理的地域における第2のサービスプロバイダよりも優れたネットワークを有すると判定される第1のサービスプロバイダに対して、長い時間を有するよう設定することが可能である。いくつかの実装では、ネットワーク再評価タイマ220への期間は、ネットワークアクセスポイント204に付与される格付けに基づいて決定される。例えば、ユーザ装置202は、ネットワークアクセスポイント204に関連付けられた、またはユーザ装置202とネットワークアクセスポイント204との間の通信接続に関連付けられた1つ以上の特性を使用し、1つ以上の格付けをネットワークアクセスポイント204に付与することが可能である。この格付けは、ネットワークアクセスポイント204への再評価期間を決定するために使用することが可能であり、ネットワーク再評価タイマ220は、決定した再評価期間に設定することが可能である。
222において、ネットワーク再評価タイマ220が終了する。例えば、ネットワーク品質評価モジュール216またはユーザ装置202の1つ以上の他の部分は、設定した再評価時間が経過したことを判定することが可能である。別の例としては、ネットワーク再評価タイマ220は、ネットワーク品質評価モジュール216に対して、決定した再評価時間が経過したことを通知することが可能である。224において、ネットワーク再評価時間の終了に応じて、ネットワーク品質評価モジュール216が、ユーザ装置202とネットワークアクセスポイント204との間のネットワーク接続の品質を再評価する。
224において、ネットワーク品質評価モジュール216が、ネットワーク接続が劣化したままであると判定する(例えば、接続の1つ以上の特性が閾値レベルに満たない)場合、ユーザ装置202は、ネットワークアクセスポイント204へのネットワーク接続を終了する。226において、ネットワーク品質評価モジュール216による、ネットワークアクセスポイント204へのネットワーク接続が劣化状態のままであるとの判定(224)に応じて、無線ネットワークインターフェイス210がネットワークアクセスポイント206へのネットワーク接続を確立する。
いくつかの実装では、ネットワークアクセスポイント206が用いる無線通信技術が、ネットワークアクセスポイント204が用いる無線通信技術のレベルに満たない場合、ユーザ装置202は、ネットワークアクセスポイント204との通信に切り替えて戻る。いくつかの実装では、ユーザ装置202は、ネットワークアクセスポイント206に関連付けられる1つ以上の他の要素、または、現在の通信速度もしくはネットワークアクセスポイント206に関連付けられたサービスプロバイダの識別等の、ユーザ装置202とネットワークアクセスポイント206との間の接続に基づいて、ネットワークアクセスポイント204に切り替えて戻る決定をすることが可能である。ネットワークアクセスポイント204に切り替えて戻った後、ユーザ装置202は、ネットワークアクセスポイント204との通信に、設定期間の間(ネットワークアクセスポイント204に関連付けられた1つ以上の要素に基づいて決定される)またはユーザ装置202の地理的場所が変わるまで、「ロックオン」したままでいることが可能である。
図3は、第1の無線通信ネットワークから第2の無線通信ネットワークに切り替えるための例示プロセス300のフローチャートを示す。プロセス300は、図1または2に示すシステムにおける1つ以上の装置によって実行可能である。例えば、プロセス300は、図1のモバイル装置102、または図2のユーザ装置202によって実行可能である。プロセス300の動作は、非一時的なコンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することにより実現することが可能である。命令の実行により、1つ以上のデータ処理装置に、プロセス300の動作を行わせる。
第1の無線通信ネットワークへの接続が確立される(302)。例えば、無線通信に対応した装置は、複数の無線ネットワークアクセスポイントの通信範囲内にあることが可能である。無線ネットワークアクセスポイントは、例えば、セルラ通信塔、WiFiルータ、または他の無線ネットワークアクセス装置であってよい。無線通信に対応した装置は、通信範囲内の無線ネットワークアクセスポイントの1つへの接続を確立する。
第1の無線通信ネットワークの特性が決定される(304)。決定される特性は、ネットワーク種類、サービスプロバイダの識別、過去に観測されたネットワーク品質(例えばアップロードおよびダウンロード速度)、パケット損失率、位置、無線通信に対応した装置から通信塔への距離、および現在のサービス品質であってよい。例えば、無線通信に対応した装置は、第1の無線通信ネットワークが3Gネットワークであると決定することが可能である。決定される特性は、第1の無線通信ネットワークに関連付けられた、現在観測される情報および/または過去に観測された情報に基づくことが可能である。いくつかの実装では、決定される特性は、第1の無線通信ネットワークに格付けを付与するために使用することが可能である。格付けは、決定される特性のみ、または決定される特性を、第1の無線通信ネットワークもしくは無線通信に対応した装置と第1の無線通信ネットワークとの間の接続に関連付けられた1つ以上の他の特性、と組み合わせて使用すること、に基づいて決定することが可能である。
第1の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルよりも劣化したとの判定をすることが可能である(306)。例えば、無線通信に対応した装置は、第1の無線通信ネットワークへの接続の1つ以上の特性を測定して、接続の品質が劣化したかどうかを判定するためにその特性を閾値レベルと比較することが可能である。これらの特性は、アップロード速度、ダウンロード速度、およびパケット損失率を含むことが可能である。例えば、接続のアップロード速度が閾値レベルに満たない場合、無線通信に対応した装置は、接続が劣化していると判定することが可能である。別の例としては、接続のダウンロード速度が閾値レベルに満たない場合、無線通信に対応した装置は、接続が劣化していると判定することが可能である。
接続が閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する時間が決定される(308)。接続が閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する時間(つまり「再評価時間」)は、304で決定された第1の無線通信ネットワークの特性に少なくとも部分的に基づくことが可能である。例えば、再評価時間は、低いレベルの技術(例えば2Gネットワーク)よりも長い再評価時間を有する高いレベルの技術(例えば4GLTEネットワーク)を有する、第1無線通信ネットワークが用いる無線通信技術のレベルに基づいて決定することが可能である。いくつかの実装では、再評価時間は、304で決定された特性に少なくとも一部が基づいて第1の無線通信ネットワークに付与された格付けに基づく。
第1無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルに満たないままであるとの判定がされる(310)。この判定は、第1の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルよりも劣化したかどうかを再評価する時間(「再評価時間」)が終了したとの判定に応じてされることが可能である。例えば、無線通信に対応した装置は、接続品質が306で初めて評価されてから、決定した再評価時間が経過した、と判定することが可能である。決定した再評価時間が経過したとの判定をすると、無線通信に対応した装置は、第1の無線通信ネットワークへの接続を評価して、接続が閾値品質レベルに満たないままであると判定することが可能である。例えば、接続のダウンロード速度が、306での接続の最初の評価から変化したが、閾値のダウンロード速度に満たないままである場合がある。
第2の無線通信ネットワークへの接続が確立される(312)。第2の無線通信ネットワークへの接続は、第1の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルよりも劣化したとの306での判定、および第1の無線通信ネットワークへの接続が閾値品質レベルに満たないままであるとの310での判定、に応じて確立することが可能である。例えば、無線通信に対応した装置は、第1の無線通信ネットワークへの接続を終了し、無線通信に対応した装置の通信範囲内にある第2の異なる無線通信ネットワークへの接続を確立することが可能である。
図4は、一般的なコンピュータ装置400および一般的なモバイルコンピュータ装置450の一例を示し、これらの装置は、本明細書に記載される技法とともに使用することができる。コンピューティング装置400は、ラップトップ、デスクトップ、ワークステーション、携帯情報端末、サーバ、ブレードサーバ、メインフレーム、および他の適当なコンピュータ等、様々な形態のデジタルコンピュータを表すことが意図される。コンピューティング装置450は、携帯情報端末、セルラ電話、スマートフォン、および他の同様のコンピューティング装置等、様々な形態のモバイル装置を表すことが意図される。本明細書に示される構成要素、それらの接続および関係、ならびにそれらの機能は、単に例示的なものにすぎず、本明細書に記載され、および/または特許請求される発明の実装を制限するものではない。
コンピューティング装置400は、プロセッサ402と、メモリ404と、記憶装置406と、メモリ404および高速拡張ポート410に接続している高速インターフェイス408と、低速バス414および記憶装置406に接続している低速インターフェイス412とを含む。構成要素402、404、406、408、410、および412の各々は、様々なバスを使用して相互接続され、適宜に、共通のマザーボード上に、または他の方法で取り付けることができる。プロセッサ402は、高速インターフェイス408に結合されたディスプレイ416等の、外部の入出力装置上に、GUIに関するグラフィカル情報を表示するための、メモリ404または記憶装置406に記憶された命令を含む、コンピューティング装置400内の実行の命令を処理することができる。他の実装では、複数のプロセッサおよび/または複数のバスは、適宜に、複数のメモリおよびメモリの種類とともに使用することができる。また、複数のコンピューティング装置400を(例えば、サーババンク、ブレードサーバのグループ、またはマルチプロセッサシステムとして)、必要な動作の一部分を提供する各装置と接続してもよい。
メモリ404は、コンピューティング装置400内の情報を記憶する。1つの実装では、メモリ404は、揮発性メモリユニットまたはユニットである。別の実装では、メモリ404は、不揮発性メモリユニットまたはユニットである。また、メモリ404は、磁気または光学ディスク等の別の形態のコンピュータ可読媒体でもよい。
記憶装置406は、コンピューティング装置400に大容量ストレージを提供することができる。1つの実装では、記憶装置406は、コンピュータ可読媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク装置、ハードディスク装置、光学ディスク装置、またはテープ装置)、フラッシュメモリもしくは他の同様の固体メモリ装置、またはストレージエリアネットワークもしくは他の構成の装置を含む装置のアレイであり得、またはそれらを含むことができる。コンピュータプログラム製品は、情報担体中に有形で実施され得る。また、コンピュータプログラム製品は、上述したもののように、実行時に、1つ以上のメソッドを実行する命令を含むことができる。情報担体は、メモリ404、記憶装置406、プロセッサ402上のメモリ、または伝播された信号等の、コンピュータ可読媒体または機械可読媒体である。
高速コントローラ408は、コンピューティング装置400に対する帯域幅を大量に使用する(bandwidth−intensive)操作を管理し、低速コントローラ412はより低い帯域幅を大量に使用する(lower bandwidth−intensive)操作を管理する。機能のそのような割振りは、例示的なものにすぎない。1つの実装では、高速コントローラ408は、(例えば、グラフィックスプロセッサまたはアクセラレータを介して)メモリ404、ディスプレイ416に、および、様々な拡張カード(図示せず)を受け付けることができる高速拡張ポート410に結合される。この実装では、低速コントローラ412は、記憶装置406と低速拡張ポート414とに結合されている。低速拡張ポートには、様々な通信ポート(例えば、USB、Bluetooth(登録商標)、イーサネット(登録商標)、ワイヤレスイーサネット)が含まれるが、これは、例えば、キーボード、ポインティング装置、スキャナ、またはスイッチもしくはルータなどのネットワーク装置等、1つ以上の入出力装置に、例えばネットワークアダプタを介して、結合することができる。
コンピューティング装置400は、図示のように、複数の異なる形態で実装することができる。例えば、コンピューティング装置400は、標準的なサーバ420として、またはそのようなサーバのグループにおいて複数台、実装することができる。加えて、コンピューティング装置400は、ラックサーバシステム424の一部として実装することもできる。さらに、コンピューティング装置400は、ラップトップコンピュータ422等のパーソナルコンピュータに実装することができる。あるいは、コンピューティング装置400の構成要素は、装置450等のモバイル装置(図示せず)の他の構成要素と組み合わせてもよい。このような装置の各々は、コンピューティング装置400、450のうち1つ以上を含んでよく、互いに通信する複数のコンピューティング装置400、450によりシステム全体が構成されてよい。
コンピューティング装置450は、他の構成要素のうち、プロセッサ452と、メモリ464と、ディスプレイ454等の入出力装置と、通信インターフェイス466と、トランシーバ468とを含む。また、装置450は、追加のストレージを提供するために、マイクロドライブまたは他の装置等の記憶装置を備えてもよい。構成要素450、452、464、454、466、および468の各々は、様々なバスを使用して相互接続され、構成要素のうちのいくつかは、適宜に、共通のマザーボード上に、または他の方法で取り付けることができる。
プロセッサ452は、メモリ464に記憶された命令を含む、コンピューティング装置450内の命令を実行することができる。プロセッサは、別個の複数のアナログプロセッサとデジタルプロセッサを含むチップのチップセットとして実装することができる。プロセッサは、例えば、ユーザインターフェイス、装置450によって実行されるアプリケーション、および装置450による無線通信の制御等、装置450の他の構成要素の調整を行うことができる。
プロセッサ452は、ディスプレイ454に結合された制御インターフェイス458およびディスプレイインターフェイス456を介して、ユーザと通信することができる。ディスプレイ454は、例えば、TFT LCDディスプレイ(薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ)もしくはOLED(有機発光ダイオード)ディスプレイ、または他の適切なディスプレイ技術であり得る。ディスプレイインターフェイス456は、グラフィカル情報および他の情報をユーザに提示するようにディスプレイ454を駆動するための適切な回路を備えることができる。制御インターフェイス458は、ユーザからコマンドを受信し、プロセッサ452へのサブミッションのためにそれらを変換することができる。加えて、プロセッサ452と通信する外部インターフェイス462が提供されてもよく、それにより、装置450の他の装置との近距離通信が可能になる。外部インターフェイス462は、例えば、いくつかの実装では有線通信を、または他の実装では無線通信を行うことができ、また、複数のインターフェイスを使用してもよい。
メモリ464は、コンピューティング装置450内の情報を記憶する。メモリ464は、1つ以上のコンピュータ可読媒体、1つ以上の揮発性メモリユニット、または1つ以上の不揮発性メモリユニットとして実装することができる。また、拡張メモリ474が提供され、例えば、SIMM(シングルインラインメモリモジュール)カードインターフェイスを含むことができる拡張インターフェイス472を介して装置450に接続され得る。このような拡張メモリ474は、装置450に追加のストレージスペースを提供することができ、または装置450にアプリケーションもしくは他の情報を記憶することができる。具体的には、拡張メモリ474は、上述の処理を実行または補足するための命令を含むことができ、安全な情報も含むことができる。したがって、例えば、装置450のセキュリティモジュールとして、拡張メモリ474を提供することができ、装置450の安全な使用を可能にする命令を用いて、拡張メモリ474をプログラムすることができる。加えて、ハッカー行為が不可能な様式でSIMMカード上に識別情報を配置する等、SIMMカードを介して、安全なアプリケーションを追加の情報と共に提供することができる。
メモリは、後述のように、例えば、フラッシュメモリおよび/またはNVRAMメモリを含むことができる。1つの実装では、コンピュータプログラム製品は情報担体中に有形で実施される。コンピュータプログラム製品は、上述したもののように、実行時に、1つ以上の方法を実行する命令を含む。情報担体は、メモリ464、拡張メモリ474、プロセッサ452上のメモリ、または例えばトランシーバ468もしくは外部インターフェイス462を通じて受信され得る伝播された信号等の、コンピュータ可読媒体または機械可読媒体である。
装置450は、必要に応じて、デジタル信号処理回路を含むことができる通信インターフェイス466を介して、無線で通信することができる。通信インターフェイス466は、とりわけ、GSM(登録商標)音声通話、SMSメッセージング、EMSメッセージングもしくはMMSメッセージング、CDMA、TDMA、PDC、WCDMA(登録商標)、CDMA2000、またはGPRS等の、様々なモードまたはプロトコルに基づく通信を行うことができる。このような通信は、例えば、無線周波数トランシーバ468を介して行うことができる。加えて、短距離通信は、Bluetooth、WiFi、または他のそのようなトランシーバ(図示せず)等を使用して行うことができる。加えて、GPS(全地球測位システム)受信器モジュール470は、追加のナビゲーション関連ワイヤレスデータおよびロケーション関連ワイヤレスデータを、装置450に提供することができ、これらの情報は、装置450上で実行されるアプリケーションによって必要に応じて使用可能である。
また、装置450は、音声コーデック460を使用して可聴通信することができる。音声コーデック460は、話された情報をユーザから受信して、それを使用可能なデジタル情報に変換することができる。音声コーデック460は同様に、例えば装置450のハンドセット中のスピーカ等を介して、ユーザが聞き取れる可聴音を発生することができる。このような音声は、音声電話通話からの音声を含み、記録された音声(例えば、ボイスメッセージ、音楽ファイル等)を含むことができ、さらに、装置450上で動作するアプリケーションによって発生された音声を含むことができる。
コンピューティング装置450は、図示のように、複数の異なる形態で実装することができる。例えば、コンピューティング装置450は、セルラ電話480として実装することができる。コンピューティング装置450は、スマートフォン482、携帯情報端末、または他の同様のモバイル装置の一部として実装してもよい。
本明細書に記載したシステムおよび技法の種々の実装は、デジタル電子回路、集積回路、専用に設計されたASIC(特定用途向け集積回路)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および/またはその組合せにおいて実現することが可能である。これらの様々な実装は、ストレージシステム、少なくとも1つの入力装置、および少なくとも1つの出力装置とデータおよび命令を送受信するように結合された、専用または汎用とすることができる少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステム上で実行可能および/または解釈可能な1つ以上のコンピュータプログラムにおける実装を含むことが可能である。
これらのコンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、またはコードとしても知られる)は、プログラマブルプロセッサに対する機械語命令を含み、高レベル手続き言語および/もしくはオブジェクト指向プログラミング言語で、ならびに/またはアセンブリ/機械言語で実装することが可能である。本明細書で使用されるように、用語「機械可読媒体」「コンピュータ可読媒体」は、機械語命令を機械可読信号として受け取る機械可読媒体を含む、機械語命令および/またはデータをプログラマブルプロセッサに提供するために使用される任意のコンピュータプログラム製品、装置、および/または装置(例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD))を指す。用語「機械可読信号」は、機械語命令および/またはデータをプログラマブルプロセッサに提供するために使用される任意の信号を指す。
ユーザとの対話を行うために、本明細書に記載したシステムおよび技法は、情報をユーザに表示するための表示装置(例えば、CRT(陰極線管)モニタまたはLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、ユーザがそれによりコンピュータに入力することが可能なキーボードおよびポインティング装置(例えば、マウスまたはトラックボール)とを有するコンピュータ上で実装することが可能である。ユーザとの対話を行うために、他の種類の装置も同様に使用することが可能であり、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、感覚的なフィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、または触覚フィードバック)の任意の形態とすることができ、ユーザからの入力は、音響入力、音声入力、または触覚入力を含む任意の形態で受信することが可能である。
本明細書に記載したシステムおよび技法は、(例えば、データサーバとして)バックエンドコンポーネントを含むか、ミドルウェアコンポーネント(例えば、アプリケーションサーバ)を含むか、フロントエンドコンポーネント(例えば、ユーザが、本明細書に記載したシステムおよび技法の実装とそれを介して対話できるグラフィカルユーザインターフェイスまたはウェブブラウザを有するクライアントコンピュータ)を含む、コンピューティングシステム、あるいはこのようなバックエンドコンポーネント、ミドルウェアコンポーネント、またはフロントエンドコンポーネントの任意の組合せで実装することが可能である。このシステムの構成要素は、デジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)の任意の形態または媒体により相互接続することが可能である。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、およびインターネットが挙げられる。
コンピューティングシステムは、クライアントとサーバとを含むことが可能である。クライアントおよびサーバは、一般に、互いに遠隔にあり、典型的には、通信ネットワークを介して対話する。クライアントとサーバの関係は、それぞれ対応するコンピュータ上で実行され、互いにクライアントサーバ関係を有するコンピュータプログラムにより生ずる。
本明細書で検討されたシステムがユーザの個人情報を収集するか、または個人情報を使用し得る状況に関して、ユーザは、プログラムまたは機能が個人情報(例えばユーザのソーシャルネットワーク、ソーシャルアクションまたはアクティビティ、職業、ユーザの好み、またはユーザの現在地に関する情報)を収集するかどうかを管理するか、ユーザにより関連し得るコンテンツサーバからのコンテンツを受信するかどうか、および/またはどのように受信するかを管理する機会を提供されてよい。加えて、あるデータは、記憶または使用される前に1つ以上の方法で匿名化されて、個人を特定可能な情報が取り除かれてもよい。例えば、ユーザに対して個人を特定可能な情報が確定されないようにユーザの識別は匿名化されてもよく、またはユーザの地理的位置は、(市、郵便番号、または州レベル等において)位置情報が取得される一般化がされて、ユーザの特有の位置が決定できなくてもよい。したがって、ユーザは、どのように彼または彼女に関する情報が収集され、コンテンツサーバに使用されるかについて管理してもよい。
本発明の複数の実装について説明してきた。それにもかかわらず、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、様々な変更をなし得ることが理解されよう。例えば、モバイルコンピューティング装置により実行されると記載された1つ以上の機能を、1つ以上の別個のサーバにより実行することが可能であり、それらの機能の結果を、モバイルコンピューティング装置に対し伝達することが可能である。例えば、無線通信ネットワークアクセスポイントに対する格付けが、遠隔のサーバにより、無線通信ネットワークアクセスポイントの1つ以上の特性に基づいて行われることが可能である。この遠隔のサーバは、その後、格付けをモバイルコンピューティング装置に伝達することが可能である。したがって、他の実装は以下の請求項の範囲内である。

Claims (20)

  1. コンピュータにより実施される方法であって、
    コンピューティング装置が、第1の無線通信ネットワークへの接続を確立する工程と、
    前記コンピューティング装置が、前記第1の無線通信ネットワークの特性を決定する、特性決定工程であって、前記特性には、前記第1の無線通信ネットワークが用いる移動通信技術が含まれる、特性決定工程と、
    前記コンピューティング装置が第1の時点で、前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が閾値品質レベルよりも劣化したと判定する工程と、
    前記コンピューティング装置が、前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する時間を決定する工程であって、前記時間は前記第1の無線通信ネットワークの前記特性に少なくとも部分的に基づき決定される、再評価時間決定工程と、
    前記コンピューティング装置が第2の時点で、前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する前記時間が終了したとの判定に応じて、前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであると判定する工程と、
    前記コンピューティング装置が、前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルよりも劣化したと前記第1の時点で判定して、前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであると前記第2の時点で判定することに応じて、第2の無線通信ネットワークへの接続を確立する工程と、を備える方法。
  2. 前記第1の時点よりも後、再評価する前記時間が終了する前においては、前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるか否かの判定を行わない、請求項1に記載の方法。
  3. 前記特性には、前記第1の無線通信ネットワークに関して過去に観測されたネットワーク接続の速度が含まれる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記再評価時間決定工程は、格付けを前記第1の無線通信ネットワークに付与する工程を含み、前記格付けは、前記第1の無線通信ネットワークが用いる移動通信技術と前記第1の無線通信ネットワークに関して過去に観測されたネットワーク接続の速度とのうちの少なくとも1つに基づき、前記格付けが高くなるにつれて再評価する前記時間は長くなる、請求項1に記載の方法。
  5. 前記特性に、前記第1の無線通信ネットワークに関連付けられた無線通信サービスプロバイダが含まれる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が閾値品質レベルよりも劣化したと判定する工程は、複数の無線通信ネットワークに関して過去に観測されたネットワーク接続品質に基づいて行われる、請求項1に記載の方法。
  7. 前記コンピューティング装置が、前記第2の無線通信ネットワークの特性を決定する工程と、
    前記コンピューティング装置が第3の時点で、前記第2の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルよりも劣化したと判定する工程と、
    前記コンピューティング装置が、前記第2の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する別の時間を前記第2の無線通信ネットワークの前記特性に少なくとも部分的に基づき決定する工程と、
    前記コンピューティング装置が第4の時点で、前記第2の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する前記別の時間が終了したとの判定に応じて、前記第2の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであると判定する工程と、
    前記コンピューティング装置が、前記第2の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルよりも劣化したと前記第3の時点で判定して、前記第の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであると前記第4の時点で判定することに応じて、第3の無線通信ネットワークへの接続を確立する工程と、をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する前記時間は、前記第1の無線通信ネットワークの前記特性に基づいて計算される第1の再評価期間を使用して決定され、
    前記第2の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する前記別の時間は、前記第2の無線通信ネットワークの前記特性に基づいて計算される第2の再評価期間を使用して決定され、
    前記第1の再評価期間は、前記第2の再評価期間とは異なる、請求項7に記載の方法。
  9. 前記コンピューティング装置が、前記第2の無線通信ネットワークの特性を決定する工程と、
    前記コンピューティング装置が、前記第1の無線通信ネットワークの前記特性を前記第2の無線通信ネットワークの前記特性と比較して、前記第1の無線通信ネットワークの前記特性が前記第2の無線通信ネットワークの前記特性よりも優れていると判定する工程と、
    前記第1の無線通信ネットワークの前記特性が前記第2の無線通信ネットワークの前記特性よりも優れているとの判定に応じて、前記第2の無線通信ネットワークへの前記接続を終了し、前記第1の無線通信ネットワークへの別の接続を確立する工程と、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  10. 前記コンピューティング装置が、前記第1の無線通信ネットワークへの前記別の接続を維持する最小期間を決定する工程と、
    前記コンピューティング装置が第3の時点で、前記第1の無線通信ネットワークへの前記別の接続を維持する前記最小期間が終了したとの判定に応じて、前記第1の無線通信ネットワークへの前記別の接続が閾値品質レベルよりも劣化したと判定する工程と、
    前記コンピューティング装置が、前記第1の無線通信ネットワークへの前記別の接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する別の時間を前記第1の無線通信ネットワークの前記特性に少なくとも部分的に基づき決定する工程と、
    前記コンピューティング装置が第4の時点で、前記別の接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する前記別の時間が終了したとの判定に応じて、前記第1の無線通信ネットワークへの前記別の接続が前記閾値品質レベルに満たないままであると判定する工程と、
    前記コンピューティング装置が、前記第1の無線通信ネットワークへの前記別の接続が前記閾値品質レベルよりも劣化したと前記第3の時点で判定して、前記第1の無線通信ネットワークへの前記別の接続が前記閾値品質レベルに満たないままであると前記第4の時点で判定することに応じて、第3の無線通信ネットワークへの接続を確立する工程と、をさらに備える請求項9に記載の方法。
  11. モバイルコンピューティング装置であって、
    無線通信インターフェイスと、
    実行可能な命令を記憶するデータストアと、
    前記データストアと対話し、前記モバイルコンピューティング装置に動作を行わせる命令を実行する、1つ以上のプロセッサと、を備え、前記動作は、
    前記無線通信インターフェイスを使用して、第1の無線通信ネットワークへの接続を確立する工程と、
    前記第1の無線通信ネットワークの特性を決定する、特性決定工程であって、前記特性には、前記第1の無線通信ネットワークが用いる移動通信技術が含まれる、特性決定工程と、
    第1の時点で、前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が閾値品質レベルよりも劣化したと判定する工程と、
    前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する時間を決定する工程であって、前記時間は前記第1の無線通信ネットワークの前記特性に少なくとも部分的に基づき決定される、再評価時間決定工程と、
    第2の時点で、前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する前記時間が終了したとの判定に応じて、前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであると判定する工程と、
    前記無線通信インターフェイスを使用して、前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルよりも劣化したと前記第1の時点で判定して、前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであると前記第2の時点で判定することに応じて、第2の無線通信ネットワークへの接続を確立する工程と、を備えるモバイルコンピューティング装置。
  12. 前記第1の時点よりも後、再評価する前記時間が終了する前においては、前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるか否かの判定を行わない、請求項11に記載のモバイルコンピューティング装置。
  13. 前記特性には、前記第1の無線通信ネットワークに関して過去に観測されたネットワーク接続の速度が含まれる、請求項11に記載のモバイルコンピューティング装置。
  14. 前記再評価時間決定工程は、格付けを前記第1の無線通信ネットワークに付与する工程を含み、前記格付けは、前記第1の無線通信ネットワークが用いる移動通信技術と前記第1の無線通信ネットワークに関して過去に観測されたネットワーク接続の速度とのうちの少なくとも1つに基づき、前記格付けが高くなるにつれて再評価する前記時間は長くなる請求項11に記載のモバイルコンピューティング装置。
  15. 前記特性に、前記第1の無線通信ネットワークに関連付けられた無線通信サービスプロバイダが含まれる、請求項11に記載のモバイルコンピューティング装置。
  16. 前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が閾値品質レベルよりも劣化したと判定する工程は、複数の無線通信ネットワークに関して過去に観測されたネットワーク接続品質に基づいて行われる、請求項11に記載のモバイルコンピューティング装置。
  17. 前記動作は、
    前記第2の無線通信ネットワークの特性を決定する工程と、
    第3の時点で、前記第2の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルよりも劣化したと判定する工程と、
    前記第2の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する別の時間を前記第2の無線通信ネットワークの前記特性に少なくとも部分的に基づき決定する、再評価時間決定工程と、
    第4の時点で、前記第2の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する前記別の時間が終了したとの判定に応じて、前記第2の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであると判定する工程と、
    前記無線通信インターフェイスを使用して、前記第2の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルよりも劣化したと前記第3の時点で判定して、前記第の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであると前記第4の時点で判定することに応じて、第3の無線通信ネットワークへの接続を確立する工程と、をさらに備える、請求項11に記載のモバイルコンピューティング装置。
  18. 前記第1の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する前記時間は、前記第1の無線通信ネットワークの前記特性に基づいて計算される第1の再評価期間を使用して決定され、
    前記第2の無線通信ネットワークへの前記接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する前記別の時間は、前記第2の無線通信ネットワークの前記特性に基づいて計算される第2の再評価期間を使用して決定され、
    前記第1の再評価期間は、前記第2の再評価期間とは異なる、請求項17に記載のモバイルコンピューティング装置。
  19. 前記動作は、
    前記第2の無線通信ネットワークの特性を決定する工程と、
    前記第1の無線通信ネットワークの前記特性を前記第2の無線通信ネットワークの前記特性と比較して、前記第1の無線通信ネットワークの前記特性が前記第2の無線通信ネットワークの前記特性よりも優れていると判定する工程と、
    前記第1の無線通信ネットワークの前記特性が前記第2の無線通信ネットワークの前記特性よりも優れているとの判定に応じて、前記第2の無線通信ネットワークへの前記接続を終了し、前記第1の無線通信ネットワークへの別の接続を確立する工程と、をさらに備える請求項11に記載のモバイルコンピューティング装置。
  20. 前記動作は、
    前記第1の無線通信ネットワークへの前記別の接続を維持する最小期間を決定する工程と、
    第3の時点で、前記第1の無線通信ネットワークへの前記別の接続を維持する前記最小期間が終了したとの判定に応じて、前記第1の無線通信ネットワークへの前記別の接続が閾値品質レベルよりも劣化したと判定する工程と、
    前記第1の無線通信ネットワークへの前記別の接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する別の時間を前記第1の無線通信ネットワークの前記特性に少なくとも部分的に基づき決定する工程と、
    第4の時点で、前記別の接続が前記閾値品質レベルに満たないままであるかどうかを再評価する前記別の時間が終了したとの判定に応じて、前記第1の無線通信ネットワークへの前記別の接続が前記閾値品質レベルに満たないままであると判定する工程と、
    前記無線通信インターフェイスを使用して、前記第1の無線通信ネットワークへの前記別の接続が前記閾値品質レベルよりも劣化したと前記第3の時点で判定して、前記第1の無線通信ネットワークへの前記別の接続が前記閾値品質レベルに満たないままであると前記第4の時点で判定することに応じて、第3の無線通信ネットワークへの接続を確立する工程と、をさらに備える請求項19に記載のモバイルコンピューティング装置。
JP2017556885A 2015-08-12 2016-08-12 利用可能なネットワークの品質に基づいたネットワーク間の切替え Active JP6740251B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/824,326 US9832716B2 (en) 2015-08-12 2015-08-12 Switching between networks based on quality of available networks
US14/824,326 2015-08-12
PCT/US2016/046671 WO2017027766A1 (en) 2015-08-12 2016-08-12 Switching between networks based on quality of available networks

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018523334A JP2018523334A (ja) 2018-08-16
JP6740251B2 true JP6740251B2 (ja) 2020-08-12

Family

ID=56787708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017556885A Active JP6740251B2 (ja) 2015-08-12 2016-08-12 利用可能なネットワークの品質に基づいたネットワーク間の切替え

Country Status (6)

Country Link
US (2) US9832716B2 (ja)
EP (1) EP3335469B1 (ja)
JP (1) JP6740251B2 (ja)
CN (1) CN107534884B (ja)
CA (1) CA2916757C (ja)
WO (1) WO2017027766A1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9832716B2 (en) * 2015-08-12 2017-11-28 Google Llc Switching between networks based on quality of available networks
WO2017051937A1 (ko) * 2015-09-22 2017-03-30 (주) 이스트몹 P2p 파일 전송 시스템, 방법 및 프로그램
US10425310B2 (en) * 2015-12-23 2019-09-24 Cisco Technology, Inc. Network device mitigation against rogue parent device in a tree-based network
CN109479231B (zh) * 2016-07-22 2021-07-02 谷歌有限责任公司 多网络无线系统中的移动性
US9973952B1 (en) * 2016-08-29 2018-05-15 Sprint Communication Company L.P. Mobile phone performance management based on personal quality criteria
CN106936709B (zh) * 2017-01-19 2019-03-08 广州华多网络科技有限公司 远程服务访问路径控制方法和相关设备
US11279480B1 (en) * 2017-02-16 2022-03-22 Alarm.Com Incorporated Drone wireless communication diagnosis and correction
US20190230422A1 (en) * 2018-01-22 2019-07-25 Verifone, Inc. Intelligent model for dynamically selecting best transmission channel
US10701608B2 (en) 2018-03-29 2020-06-30 Charter Communications Operating, Llc Use of dynamic connection priority information to control network connectivity
CN108811014A (zh) * 2018-07-19 2018-11-13 中国联合网络通信集团有限公司 一种网络切换方法和移动终端
CN109586405B (zh) * 2018-10-31 2020-12-04 珠海格力电器股份有限公司 微电网系统及其通信方法
JP6995732B2 (ja) 2018-12-06 2022-01-17 株式会社東芝 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム
CN109548103B (zh) * 2018-12-19 2022-05-20 上海尚往网络科技有限公司 用于切换网络的方法和装置
CN109640380B (zh) * 2019-01-14 2020-11-03 Oppo广东移动通信有限公司 通话处理方法及相关产品
CN112400303B (zh) * 2019-01-31 2022-05-13 华为技术有限公司 一种网络切换的方法、设备及网络系统
US11452014B2 (en) * 2019-03-08 2022-09-20 Meta Platforms Technologies, Llc Secondary link for AR/VR applications
CN110087267A (zh) * 2019-04-12 2019-08-02 努比亚技术有限公司 网络切换方法、装置、电子设备及可读存储介质
CN110572859B (zh) * 2019-09-29 2021-04-16 珠海格力电器股份有限公司 Ap切换方法、装置、设备和介质
CN111836300B (zh) * 2020-08-20 2022-02-18 珠海格力电器股份有限公司 网络切换方法及通信终端
CN112153679B (zh) * 2020-09-10 2023-10-31 中国联合网络通信集团有限公司 一种转网方法及装置
WO2022126387A1 (zh) * 2020-12-15 2022-06-23 华为技术有限公司 一种通信方法、装置、存储介质和芯片系统
EP4348975A1 (en) * 2021-08-26 2024-04-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and electronic device for managing network resources among application traffic
CN116137676B (zh) * 2021-11-18 2023-10-20 荣耀终端有限公司 一种网络加速方法、电子设备、芯片系统及存储介质

Family Cites Families (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6381315B1 (en) 1999-12-02 2002-04-30 Eli Nhaissi Universal exchange for making least-cost non-local telephone calls
WO2002041580A1 (de) 2000-11-14 2002-05-23 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung und verfahren zur auswahl von netzzugängen
JP3929693B2 (ja) 2000-11-20 2007-06-13 株式会社日立製作所 通信システム
US7433929B2 (en) 2000-12-29 2008-10-07 At&T Mobility Ii Llc Intelligent network selection based on quality of service and applications over different wireless networks
US20020169716A1 (en) 2001-05-08 2002-11-14 Johnson Jack J. Bidding tor telecommunications traffic and billing for service
US8060139B2 (en) 2002-06-24 2011-11-15 Toshiba American Research Inc. (Tari) Authenticating multiple devices simultaneously over a wireless link using a single subscriber identity module
CN1711796A (zh) 2002-11-20 2005-12-21 国际商业机器公司 无线通信网络资源的管理
FI20030827A0 (fi) 2003-06-03 2003-06-03 Nokia Corp Hintatiedon välittäminen tietoliikennejärjestelmässä
US7082301B2 (en) 2003-09-12 2006-07-25 Cisco Technology, Inc. Method and system for triggering handoff of a call between networks
WO2006005947A1 (en) 2004-07-12 2006-01-19 Sensustech Limited Testing device and method
US7937069B2 (en) 2005-04-29 2011-05-03 Rassam Frederic System and process for switching between cell phone and landline services
US20070147317A1 (en) 2005-12-23 2007-06-28 Motorola, Inc. Method and system for providing differentiated network service in WLAN
US7809360B2 (en) 2006-05-24 2010-10-05 International Business Machines Corporation Optimization of calendar, itinerary, route plan, and PIM efficiencies according to assimilated wireless service availability conditions
JP4758294B2 (ja) 2006-07-10 2011-08-24 株式会社日立製作所 エリア品質情報取得システム
JP4899696B2 (ja) 2006-07-31 2012-03-21 富士通株式会社 通信装置、中継装置、通信システム、通信方法及び通信プログラム
US20080107051A1 (en) 2006-11-07 2008-05-08 Mediatek Inc. System and method for operating a portable electronic device
WO2008060464A2 (en) 2006-11-09 2008-05-22 Broadsoft, Inc. Methods, systems, and computer program products for jumping calls between different modes of the same device
KR20100016494A (ko) 2007-03-09 2010-02-12 인터디지탈 테크날러지 코포레이션 재선택 타이머와 셀 랭킹 기준을 조절하고, 서빙 셀의 열화된 신호 측정치를 보고하기 위한 방법 및 장치
US8036367B2 (en) 2007-03-19 2011-10-11 Google Inc. Flexible communication systems and methods
US8396470B2 (en) 2007-04-26 2013-03-12 Research In Motion Limited Predicting user availability from aggregated signal strength data
US8391192B2 (en) 2007-05-14 2013-03-05 Qualcomm Incorporated Carrier switching in a multi-carrier wireless communication network
US8089939B1 (en) 2007-05-18 2012-01-03 Marvell International Ltd. Predictive roaming by a wireless LAN client station
EP2244501A1 (en) 2008-02-14 2010-10-27 Panasonic Corporation Radio communication base station device, radio communication relay station device, radio communication terminal device, radio communication system, and radio communication method
US8583781B2 (en) 2009-01-28 2013-11-12 Headwater Partners I Llc Simplified service network architecture
EP2397013B1 (en) * 2009-02-11 2019-12-11 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and system for managing communication in wireless communication network
CN102017682B (zh) 2009-04-17 2013-08-07 华为技术有限公司 一种下行小区间干扰协调方法和基站
US8594723B2 (en) 2009-05-26 2013-11-26 Intel Corporation Techniques for interworking between heterogeneous radios
CN101668322B (zh) * 2009-09-17 2012-06-27 华为终端有限公司 终端的网络切换方法和终端设备
US8395994B2 (en) 2009-10-28 2013-03-12 Liveops, Inc. System and method for adaptive call management
US8792328B2 (en) 2009-11-06 2014-07-29 Intel Corporation Radio-link reliability using multi-carrier capability in wireless broadband systems
US20110208668A1 (en) 2010-02-22 2011-08-25 Google Inc. Server Provider Recommendation Engine
CN102202286B (zh) * 2010-03-24 2014-04-02 华为技术有限公司 异构网络中终端接入的方法、异构网络切换的方法和设备
US8996002B2 (en) 2010-06-14 2015-03-31 Apple Inc. Apparatus and methods for provisioning subscriber identity data in a wireless network
SE537642C2 (sv) 2010-06-21 2015-09-08 Scania Cv Ab Förfarande och anordning vid kylning av en doseringsenhet för reduktionsmedel
CN102340836A (zh) * 2010-07-16 2012-02-01 爱立信(中国)通信有限公司 切换中的新测量事件
US8484568B2 (en) 2010-08-25 2013-07-09 Verizon Patent And Licensing Inc. Data usage monitoring per application
JP5648408B2 (ja) 2010-10-13 2015-01-07 富士通株式会社 移動通信システム、通信制御装置、通信制御方法及び無線基地局
US8909224B2 (en) 2011-05-06 2014-12-09 Verizon Patent And Licensing Inc. Connecting device via multiple carriers
TWI458368B (zh) * 2011-08-10 2014-10-21 Htc Corp 行動通訊裝置以及在複數異質網路間進行交遞之方法
US8223720B1 (en) 2011-12-13 2012-07-17 Vonage Network, Llc Systems and methods for handoff of a mobile telephone call in a VOIP environment
US8964533B2 (en) 2011-12-14 2015-02-24 Verizon Patent And Licensing Inc. Method and system for providing mobile wireless call failover
US8971894B2 (en) 2012-06-22 2015-03-03 Apple Inc. Network reselection by a wireless communication device based on signal-to-noise ratio
US10143018B2 (en) 2012-06-27 2018-11-27 Google Llc Computing device with wireless network selection feature
CN103580898B (zh) * 2012-08-01 2016-12-21 华为技术有限公司 网络协调方法和装置
US9363754B2 (en) * 2012-08-17 2016-06-07 Apple Inc. Managing power consumption in mobile devices
US10111092B2 (en) 2012-11-06 2018-10-23 Kt Corporation Terminal device having subscriber identity device and method for selecting profile thereof
US9215639B2 (en) * 2012-12-21 2015-12-15 Apple Inc. Transitioning a video call between networks
US9565576B2 (en) 2013-10-09 2017-02-07 At&T Intellectual Property I, L.P. Network operating system client architecture for mobile user equipment
US10305876B2 (en) 2013-11-04 2019-05-28 Microsoft Technology Licensing, Llc Sharing based on social network contacts
US9629191B2 (en) * 2013-11-12 2017-04-18 Blackberry Limited Systems and methods for initiating device-to-device communication in wireless networks
US9258677B2 (en) 2013-11-21 2016-02-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Improving scalability and reliability of hardware geo-fencing with failover support
WO2015114420A1 (en) 2014-02-02 2015-08-06 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Session and service control for wireless devices using common subscriber information
US9648019B2 (en) 2014-04-15 2017-05-09 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Wi-Fi integration for non-SIM devices
US9832716B2 (en) * 2015-08-12 2017-11-28 Google Llc Switching between networks based on quality of available networks

Also Published As

Publication number Publication date
US9832716B2 (en) 2017-11-28
CN107534884A (zh) 2018-01-02
CA2916757C (en) 2022-06-28
US20170048789A1 (en) 2017-02-16
CN107534884B (zh) 2021-11-09
WO2017027766A1 (en) 2017-02-16
US20180077639A1 (en) 2018-03-15
JP2018523334A (ja) 2018-08-16
CA2916757A1 (en) 2017-02-12
EP3335469B1 (en) 2019-11-27
EP3335469A1 (en) 2018-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6740251B2 (ja) 利用可能なネットワークの品質に基づいたネットワーク間の切替え
US20220141110A1 (en) Managing data transfers over network connections based on priority and a data usage plan
US9369342B2 (en) Configuring captive portals with a cloud service
US10257165B2 (en) Dynamic provisioning of a firewall role to user devices
WO2017054138A1 (zh) 一种根据资费标准自动选网的方法、装置、服务器及终端
US10932123B2 (en) Systems and methods for temporary wireless data service
US9667805B2 (en) Providing discounted service offerings to customers experiencing reduced service availability
US10251150B2 (en) Methods, devices, and computer readable storage devices for collecting and reporting location data with a high accuracy
US10313221B1 (en) Endpoint monitoring for a messaging framework
US11765277B2 (en) System and method for hybrid network data consumption tracking in a wireless network
US9973952B1 (en) Mobile phone performance management based on personal quality criteria
US20140013450A1 (en) Methods and devices for facilitating a download session
US10244046B2 (en) Managing traffic at a node within a wireless communication network upon the node entering service
US9544786B2 (en) Device, system and process for optimizing wireless coverage and experience
US20230370889A1 (en) Apparatuses and methods for detecting characteristics of one or more tether devices
US20210297847A1 (en) Systems and methods for secure automatic system-network dual-activation

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6740251

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250