以下、会員情報管理システム等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、第一の会員識別子に対応する会員情報が変更された際に、第一の会員識別子と対になる他の会員識別子に対応する会員情報を、自動的に変更できる会員情報管理システムについて説明する。
また、本実施の形態において、変更された会員情報に対応するコードを生成できる会員情報管理システムについて説明する。なお、生成されるコードは、例えば、電子会員証に利用されるコードである。また、生成されるコードは、例えば、バーコードまたは二次元バーコードである。
図1は、本実施の形態における会員情報管理システム1の概念図である。会員情報管理システム1は、サーバ装置11、第一会員情報管理装置12、第二会員情報管理装置13、・・・、および第n会員情報管理装置1mを備える。サーバ装置11は、第一会員情報管理装置12、第二会員情報管理装置13、・・・、第n会員情報管理装置1mのいずいれかの装置から、会員情報の変更に関する情報である会員情報変更情報を受信し、当該会員情報変更情報を用いて、他の装置の会員情報を更新するための処理を行う装置である。第一会員情報管理装置12、第二会員情報管理装置13、・・・、第n会員情報管理装置1mは、会員情報を管理する装置である。なお、サーバ装置11、第一会員情報管理装置12、第二会員情報管理装置13、・・・、第n会員情報管理装置1mは、例えば、クラウドサーバ、ASPにおけるサーバ装置等であり、その種類は問わない。また、会員情報を管理する装置は、第一会員情報管理装置12から第n会員情報管理装置1mまで、n(nは2以上の自然数)個、存在する。さらに、複数の会員情報管理装置で管理されている会員情報は、例えば、異なる企業が提供するサービスや商品に関する会員の情報である。つまり、会員情報を管理する複数の会員情報管理装置は、例えば、異なる企業が運営する装置である。
なお、ここでは、第一会員情報管理装置12は、会員情報の変更を受け付ける会員情報管理装置である、とする。そして、第二会員情報管理装置13、・・・、第n会員情報管理装置1mは、第一会員情報管理装置12で受け付けられた会員情報の変更に基づいて、格納している会員情報を自動変更する会員情報管理装置である、とする。サーバ装置11は、第二会員情報管理装置13、・・・、第n会員情報管理装置1mにおける会員情報の自動変更を支援するための装置である。
図2は、本実施の形態における会員情報管理システム1のブロック図である。また、図3は、サーバ装置11のブロック図である。
会員情報管理システム1を構成するサーバ装置11は、会員対応情報格納部111、第一会員情報変更情報受信部112、会員情報更新部113、コード生成部114、電子会員証構成部115、および電子会員証出力部116を備える。
第一会員情報管理装置12は、第一会員情報格納部121、第一受付部122、第一処理部123、および第一送信部124を備える。
第二会員情報管理装置13は、第二会員情報格納部131、第二受付部132、第二処理部133、および第二送信部134を備える。
第n会員情報管理装置1mは、第n会員情報格納部1m1、第n受付部1m2、第n処理部1m3、および第n送信部1m4を備える。
サーバ装置11を構成する会員対応情報格納部111は、1または2以上の会員対応情報を格納し得る。会員対応情報は、2または3以上の会員識別子を対応付ける情報である。会員対応情報は、例えば、第一の会員識別子と第二の会員識別子とを対応付ける情報である。なお、会員識別子は、会員を識別する情報であり、例えば、会員ID、メールアドレス、電話番号等である。
なお、会員対応情報格納部111は、サーバ装置11以外の外部装置で管理されていても良い。サーバ装置11は、一の会員識別子をキーとして、外部装置に問い合わせて、他の会員識別子を得ても良い。サーバ装置11は、例えば、第一の会員識別子を用いて、外部装置に問い合わせて、第一の会員識別子と対になる第二の会員識別子を得ても良い。
第一会員情報変更情報受信部112は、第一の会員識別子と第一会員情報変更情報とを受信する。第一会員情報変更情報受信部112は、通常、第一の会員識別子と第一会員情報変更情報とを、第一会員情報管理装置12から受信する。
第一会員情報変更情報は、第一会員情報の変更に関する情報である。第一会員情報変更情報は、変更された情報を含む第一会員情報のすべてでも良いし、第一会員情報のうちの変更された情報のみを含む情報でも良いし、第一会員情報のうちの変更された情報と、当該情報に対応する属性名でも良いし、変更された情報のうち、第二会員情報に含まれる属性に対応する情報のみ等でも良いし、変更された情報のうち、第二会員情報に含まれる属性に対応する情報と、第二会員情報に含まれる属性名との集合等でも良い。第一会員情報変更情報は、最新の他の会員情報を構成できる情報であれば、その内容や形式等は問わない。最新の他の会員情報は、例えば、最新の第二会員情報である。また、第一会員情報とは、第一会員情報変更情報に対応する第一の会員識別子で識別される会員の会員情報である。会員情報は、会員に関する情報であり、例えば、会員識別子、会員の氏名、年齢、住所、メールアドレス等を含む。会員情報は、会員を識別するコードを有することは好適である。コードは、例えば、バーコードまたは二次元バーコードである。コードは、例えば、電子会員証を構成する。なお、会員情報は、通常、静的会員情報であるが、動的会員情報を含んでも良い。静的会員情報とは、通常、会員登録の際に受け付けられる情報である。静的会員情報は、例えば、上述した会員の氏名、年齢、住所、メールアドレス等である。また、動的会員情報とは、会員としての活動に応じて得られる情報である。動的会員情報は、例えば、会員証を用いた際に得られる情報である。また、動的会員情報は、例えば、会員の行動履歴に関する情報であり、クーポンの使用の回数、クーポンの使用の頻度、特定のクーポンの使用の有無、会員証を用いた購入金額、会員証を用いた購入回数、会員証を用いた購入の頻度等である。
会員情報更新部113は、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一の会員識別子に対応する他の会員識別子と対になる他の会員情報を、第一会員情報変更情報を用いて更新するための処理を行う。他の会員情報を更新するための処理とは、第一会員情報変更情報の送信でも良いし、第一会員情報変更情報を他の会員情報のフォーマットに変更し、当該フォーマットを変更した他の会員情報の全部または一部を送信する処理でも良いし、他の会員情報を更新する処理等でも良い。
会員情報更新部113は、例えば、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子と対になる第二会員情報を、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一会員情報変更情報を用いて更新するための処理を行う。
会員情報更新部113は、例えば、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一の会員識別子に対応する他の1または2以上の会員識別子を、会員対応情報格納部111から取得する。そして、会員情報更新部113は、例えば、当該他の1または2以上の各会員識別子と対になる1または2以上の会員情報を、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一会員情報変更情報を用いて更新するための処理を行う。
会員情報更新部113は、例えば、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子を、会員対応情報格納部111から取得し、第二の会員識別子と対になる第二会員情報を、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一会員情報変更情報を用いて更新するための処理を行う。
会員情報更新部113は、例えば、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一の会員識別子に対応する他の1または2以上の会員識別子と対になる1または2以上の会員情報を、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一会員情報変更情報とコード生成部114が生成したコードとを用いて更新するための処理を行っも良い。つまり、会員情報更新部113は、例えば、第二会員情報を構成するコードを、コード生成部114が生成したコードに更新する。そして、会員情報更新部113は、例えば、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子と対になる第二会員情報であり、コードを除く第二会員情報の全部または一部を、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一会員情報変更情報を用いて更新するための処理を行っても良い。
なお、会員情報更新部113が更新した会員情報は、電子会員証構成部115が構成した電子会員証を含んでも良い。
会員情報更新部113は、例えば、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子と対になる第二会員情報を、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一会員情報変更情報とコード生成部114が生成したコードとを用いて更新しても良い。
上記で更新とは、更新するための処理を行うことと考えても良い。更新は、更新蓄積でも良いし、外部で管理されている会員情報を更新するために、第一会員情報変更情報を送信する等しても良い。
コード生成部114は、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一会員情報変更情報に対応するユニークなコードを生成する。コードは、ユーザに対して振られるユニークな情報であり、通常、第一会員情報変更情報に含まれる情報を有する。なお、コード生成のアルゴリズムは問わない。会員ごとに生成されるコードがユニークであれば良い。また、コードは、例えば、バーコード、二次元バーコード等である。
電子会員証構成部115は、コード生成部114が生成するコードを用いて、電子会員証を構成する。電子会員証は、通常、コードを含む。
電子会員証出力部116は、電子会員証構成部115が構成した電子会員証を出力する。ここで、出力とは、通常、外部の装置への送信であるが、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
第一会員情報管理装置12を構成する第一会員情報格納部121は、1または2以上の第一会員情報を格納し得る。第一会員情報は、会員情報である。第一会員情報は、通常、第一の会員識別子と対応付いていている。また、第一会員情報は、第一の会員識別子を有しても良い。
第一受付部122は、第一会員情報を受け付ける。 第一受付部122は、第一会員情報の変更指示を受け付ける。変更指示は、通常、第一の会員識別子を有する。変更指示は、通常、変更される属性値と変更される属性名とを有する。変更される属性値は、会員情報を構成する。
また、ここで、受け付けとは、通常、ユーザが使用する端末装置(図示しない)からの受信である。ただし、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である、と考えても良い。
第一処理部123は、各種の処理を行う。第一処理部123は、例えば、第一受付部122が受け付けた第一会員情報の変更指示に対応して、第一会員情報変更情報を構成する。第一処理部123は、例えば、第一受付部122が受け付けた第一会員情報の変更指示に応じて、変更される情報の集合からなる第一会員情報変更情報を構成する。
また、第一処理部123は、上述したコード生成部114が行う処理と同様に、第一会員情報変更情報に対応するユニークなコードを生成しても良い。なお、このコードは、最新の第一会員情報に対応するコードである。
また、第一処理部123は、上述した電子会員証構成部115が行う処理と同様に、第一処理部123が生成したコードを用いて、電子会員証を構成しても良い。なお、このなお、この電子会員証は、最新の第一会員情報に対応する電子会員証である。
第一送信部124は、第一処理部123が構成した第一会員情報変更情報を送信する。第一送信部124は、第一会員情報変更情報を、通常、サーバ装置11に送信する。第一送信部124は、第一会員情報変更情報を他の会員情報管理装置に送信しても良い。他の会員情報管理装置は、例えば、第二会員情報管理装置13、第n会員情報管理装置1mなどである。
第二会員情報管理装置13を構成する第二会員情報格納部131は、1または2以上の第二会員情報を格納し得る。第二会員情報は、会員情報である。第二会員情報は、通常、第二の会員識別子と対応付けられている。また、第二会員情報は、第二の会員識別子を有しても良い。
第二受付部132は、最新の第二会員情報を得るための情報である第二最新会員情報構成情報を受け付ける。第二最新会員情報構成情報は、第一会員情報変更情報と同じでも良い。第二最新会員情報構成情報は、第二会員情報のうちで、更新される情報のみを含んでも良い。また、第二最新会員情報構成情報は、第二会員情報のうちで、更新される情報と、当該情報に対応する属性名との集合でも良い。また、第二最新会員情報構成情報は、更新される情報を含む第二会員情報のすべてでも良い。また、第二最新会員情報構成情報は、更新される情報と、当該情報に対応する、第一会員情報の属性名との集合でも良い。
ここで、受け付けとは、通常、サーバ装置11からの受信である。ただし、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である、と考えても良い。
第二処理部133は、各種の処理を行う。第二処理部133は、例えば、第二最新会員情報構成情報を用いて、第二会員情報を更新する処理である。
また、第二処理部133は、上述したコード生成部114が行う処理と同様に、第二最新会員情報構成情報に対応するユニークなコードを生成しても良い。なお、このコードは、最新の第二会員情報に対応するコードである。
また、第二処理部133は、上述した電子会員証構成部115が行う処理と同様に、コードを用いて、電子会員証を構成しても良い。なお、このなお、この電子会員証は、第二最新会員情報構成情報に対応する電子会員証である。
第二送信部134は、各種の情報を送信する。第二送信部134は、例えば、第二処理部133における処理結果を、サーバ装置11に送信する。
第n会員情報管理装置1mを構成する第n会員情報格納部1m1は、1または2以上の第n会員情報を格納し得る。第n会員情報は、会員情報である。第n会員情報は、通常、第nの会員識別子と対応付いている。第n会員情報は、第nの会員識別子を有しても良い。
第n受付部1m2は、最新の第n会員情報を得るための情報である第n最新会員情報構成情報を受け付ける。第n最新会員情報構成情報は、第一会員情報変更情報と同じでも良い。第n最新会員情報構成情報は、第n会員情報のうちで、更新される情報のみを含んでも良い。また、第n最新会員情報構成情報は、第n会員情報のうちで、更新される情報と、当該情報に対応する属性名の集合でも良い。また、第n最新会員情報構成情報は、更新される情報を含む第n会員情報のすべて等でも良い。
ここで、受け付けとは、通常、サーバ装置11からの受信である。ただし、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である、と考えても良い。
第n処理部1m3は、各種の処理を行う。第n処理部1m3は、例えば、第n最新会員情報構成情報を用いて、第n会員情報を更新する処理である。
また、第n処理部1m3は、上述したコード生成部114が行う処理と同様に、第n最新会員情報構成情報に対応するユニークなコードを生成しても良い。なお、このコードは、最新の第n会員情報に対応するコードである。
また、第n処理部1m3は、上述した電子会員証構成部115が行う処理と同様に、コードを用いて、電子会員証を構成しても良い。なお、このなお、この電子会員証は、第n最新会員情報構成情報に対応する電子会員証である。
第n送信部1m4は、各種の情報を送信する。第n送信部1m4は、例えば、第n処理部1m3における処理結果を、サーバ装置11に送信する。
会員対応情報格納部111、第一会員情報格納部121、第二会員情報格納部131、第n会員情報格納部1m1は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
会員対応情報格納部111等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が会員対応情報格納部111等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が会員対応情報格納部111等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が会員対応情報格納部111等で記憶されるようになってもよい。
第一会員情報変更情報受信部112、第一受付部122、第二受付部132、および第n受付部1m2は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
会員情報更新部113、コード生成部114、電子会員証構成部115、第一処理部123、第二処理部133、および第n処理部1m3は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。会員情報更新部113の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
電子会員証出力部116、第一送信部124、第二送信部134、および第n送信部1m4は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
次に、会員情報管理システム1の動作について説明する。まず、サーバ装置11の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)第一会員情報変更情報受信部112は、第一の会員識別子と第一会員情報変更情報とを受信したか否かを判断する。第一会員情報変更情報等を受信した場合はステップS402に行き、受信しない場合はステップS401に戻る。なお、第一会員情報変更情報受信部112は、通常、第一の会員識別子と第一会員情報変更情報とを、ユーザの端末装置(図示しない)から受信する。
(ステップS402)会員情報更新部113は、ステップS401で受信された第一の会員識別子を取得する。
(ステップS403)会員情報更新部113は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS404)会員情報更新部113は、i番目の他の会員情報管理装置が存在するか否かを判断する。i番目の他の会員情報管理装置が存在すればステップS405に行き、i番目の他の会員情報管理装置が存在しなければステップS401に戻る。なお、他の会員情報管理装置とは、第一会員情報変更情報等を送信してきた第一会員情報管理装置12以外の会員情報管理装置である。会員情報更新部113は、通常、会員対応情報格納部111において、第一の会員識別子に対応する、i番目の他の会員識別子の存在の有無により、i番目の他の会員情報管理装置が存在するか否かを判断する。また、会員情報更新部113は、例えば、会員情報管理装置の数を格納しており、当該会員情報管理装置の数を用いて、i番目の他の会員情報管理装置が存在するか否かを判断するなどしても良い。
(ステップS405)会員情報更新部113は、i番目の他の会員情報管理装置の会員識別子であり、ステップS402で取得した第一の会員識別子と対になる会員識別子が、会員対応情報格納部111の1以上の会員対応情報から取得できるか否かを判断する。i番目の他の会員情報管理装置の会員識別子であり、第一の会員識別子と対になる会員識別子を取得できる場合はステップS406に行き、取得できない場合はステップS411に行く。
(ステップS406)会員情報更新部113は、第一の会員識別子に対応する、i番目の他の会員情報管理装置の会員識別子を、会員対応情報格納部111の会員対応情報を用いて取得する。
(ステップS407)会員情報更新部113は、i番目の他の会員情報管理装置の会員識別子に対応する会員情報の更新のための処理を行う。会員情報の更新のための処理は、例えば、i番目の最新会員情報更新情報を構成し、当該i番目の最新会員情報更新情報とi番目の他の会員情報管理装置の会員識別子とを送信する処理である。なお、i番目の最新会員情報更新情報とは、i番目の他の会員情報管理装置の会員情報を更新するための情報である。i番目の最新会員情報更新情報は、例えば、第一会員情報の中で更新された情報のうち、i番目の他の会員情報管理装置の会員情報で使用されている情報と、当該情報の属性名とを有する。
(ステップS408)コード生成部114は、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一会員情報変更情報に対応するユニークなコードを生成する。なお、コードは、i番目の他の会員情報管理装置で使用される会員情報に対応するコードである。
(ステップS409)電子会員証構成部115は、ステップS408で生成されたコードを用いて、電子会員証を構成する。
(ステップS410)電子会員証出力部116は、ステップS409で構成された電子会員証を送信する。ここでの送信は、例えば、i番目の会員情報管理装置、ユーザの端末装置等である。
(ステップS411)会員情報更新部113は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS404に戻る。
なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、第一会員情報管理装置12の動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)第一受付部122は、第一会員情報を受け付けたか否かを判断する。第一会員情報を受け付けた場合はステップS502に行き、第一会員情報を受け付けない場合はステップS504に行く。なお、ここでの第一会員情報の受け付けは、通常、会員登録時の第一会員情報の受け付けである。
(ステップS502)第一処理部123は、ステップS501で受け付けられた第一会員情報を用いて、蓄積する第一会員情報を構成する。第一処理部123は、例えば、第一会員情報を会員情報管理表に蓄積するSQL文を構成する。
(ステップS503)第一処理部123は、ステップS502で構成した第一会員情報を第一会員情報格納部121に蓄積する。ステップS501に戻る。第一処理部123は、例えば、構成されたSQL文を実行する。
(ステップS504)第一受付部122は、第一会員情報の変更指示を受け付けたか否かを判断する。第一会員情報の変更指示を受け付ければステップS505に行き、第一会員情報の変更指示を受け付けなければステップS508に行く。
(ステップS505)第一処理部123は、ステップS504で受け付けられた第一会員情報の変更指示に応じて、第一会員情報格納部121に格納されている第一会員情報を変更する。
(ステップS506)第一処理部123は、ステップS504で受け付けられた第一会員情報の変更指示に対応して、第一会員情報変更情報を構成する。
(ステップS507)第一送信部124は、第一処理部123が構成した第一会員情報変更情報をサーバ装置11に送信する。ステップS501に戻る。
(ステップS508)第一受付部122は、その他の指示等を受け付けたか否かを判断する。その他の指示等を受け付けた場合はステップS509に行き、その他の指示等を受け付けない場合はステップS501に戻る。
(ステップS509)第一処理部123等は、その他の指示等に応じた処理を行う。ステップS501に戻る。
なお、図5のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、他の会員情報管理装置の動作について、図6のフローチャートを用いて説明する。他の会員情報管理装置は、例えば、第二会員情報管理装置13である。ここでは、他の会員情報管理装置として、第二会員情報管理装置13を例として、他の会員情報管理装置の動作を説明する。
(ステップS601)第二受付部132は、第二最新会員情報構成情報を受信したか否かを判断する。第二最新会員情報構成情報を受信した場合はステップS602に行き、第二最新会員情報構成情報を受信しない場合はステップS604に行く。
(ステップS602)第二処理部133は、第二最新会員情報構成情報を用いて、更新する第二会員情報を構成する。なお、更新する第二会員情報は、更新する情報を含む第二会員情報のすべてでも良いし、第二会員情報のうちの更新する情報のみ等でも良い。また、更新する第二会員情報は、第二会員情報を更新するためのSQL文でも良い。
(ステップS603)第二処理部133は、更新する第二会員情報を用いて、第二会員情報格納部131の第二会員情報を更新する。ステップS601に戻る。
(ステップS604)第二受付部132は、その他の指示等を受け付けたか否かを判断する。その他の指示等を受け付けた場合はステップS605に行き、その他の指示等を受け付けない場合はステップS601に戻る。
(ステップS605)第二処理部133等は、その他の指示等に応じた処理を行う。ステップS601に戻る。
なお、図6のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態における会員情報管理システム1の具体的な動作について説明する。会員情報管理システム1の概念図は図1である。ここでの会員情報管理システム1は、サーバ装置11、第一会員情報管理装置12、第二会員情報管理装置13、第三会員情報管理装置(図示しない)を有する、とする。
今、サーバ装置11の会員対応情報格納部111は、図7に示す会員対応情報管理表を保持している。会員対応情報管理表は、「ID」「第一の会員識別子」「第二の会員識別子」「第三の会員識別子」を有するレコードを1以上管理している。「ID」は、レコードを識別する情報である。「第一の会員識別子」「第二の会員識別子」「第三の会員識別子」により、最大3つの会員情報管理装置で管理されている会員情報に対する会員識別子を対応付ける。「第一の会員識別子」は、第一会員情報管理装置12で管理されている第一会員情報を識別する情報である。「第二の会員識別子」は、第二会員情報管理装置13で管理されている第二会員情報を識別する情報である。「第三の会員識別子」は、第三会員情報管理装置で管理されている第三会員情報を識別する情報である。なお、図7の会員対応情報管理表が示すように、ユーザは、3つの会員情報管理装置に対応するすべての会員になっている必要はないことは言うまでもない。
また、本具体例において、例えば、第一会員情報管理装置12は、レンタルレコード屋の会員の会員情報を管理する装置である。また、第二会員情報管理装置13は、航空会社の会員の会員情報を管理する装置である。さらに、第三会員情報管理装置は、コンビニエンスストアの会員の会員情報を管理する装置である。また、レンタルレコード屋、航空会社、およびコンビニエンスストアのそれぞれで、異なる会員証が発行されている、とする。
また、会員対応情報格納部111または図示しない属性対応情報格納部は、図8に示す属性対応情報管理表も保持している、とする。属性対応情報管理表は、第一会員情報管理装置12、第二会員情報管理装置13、および第三会員情報管理装置が格納している各会員情報管理表の属性名の対応を管理する表である。属性対応情報管理表は、「ID」「属性対応情報」を有するレコードを1以上管理している。「ID」は、レコードを識別する情報である。「属性対応情報」は、第一会員情報管理装置12で管理されている第一会員情報を構成する属性値の属性名と第二会員情報管理装置13で管理されている第二会員情報を構成する属性値の属性名との対応を示す情報である。ここでは、第一会員情報管理装置12で管理されている第一会員情報を構成する属性値の属性名と、第三会員情報管理装置で管理されている第三会員情報を構成する属性値の属性名とは、完全に合致する、とする。従って、第一会員情報管理装置12で管理されている第一会員情報を構成する属性値の属性名と、第三会員情報管理装置で管理されている第三会員情報を構成する属性値の属性名との対応は管理されていない。また、「属性対応情報」は、第三会員情報管理装置で管理されている第三会員情報を構成する属性値の属性名と、第二会員情報管理装置13で管理されている第二会員情報を構成する属性値の属性名との対応を示す情報である、とも言える。
また、第一会員情報管理装置12の第一会員情報格納部121は、図9に示す第一会員情報管理表を保持している、とする。第一会員情報管理表は、「ID」「第一の会員識別子」「第一会員情報」を有するレコードを1以上管理している。「第一会員情報」は、「氏名」「年令」「メールアドレス」「住所」などの属性値を有する。「ID」は、レコードを識別する情報である。
また、第二会員情報管理装置13の第二会員情報格納部131は、図10に示す第二会員情報管理表を保持している、とする。第二会員情報管理表は、「ID」「第二の会員識別子」「第二会員情報」を有するレコードを1以上管理している。「第二会員情報」は、「名前」「性別」「お住まい」「e−mail」などの属性値を有する。「ID」は、レコードを識別する情報である。「お住まい」は住所が格納される属性である。「e−mail」はメールアドレスが格納される属性である。
さらに、第三会員情報管理装置の第三会員情報格納部は、図11に示す第三会員情報管理表を保持している、とする。第三会員情報管理表は、「ID」「第三の会員識別子」「第三会員情報」を有するレコードを1以上管理している。「第三会員情報」は、「氏名」「年令」「メールアドレス」「住所」などの属性値を有する。「ID」は、レコードを識別する情報である。
かかる状況において、以下の2つの具体例について説明する。具体例1は、一つの会員情報の変更が、他の複数(ここでは2つ)の会員情報管理装置の会員情報に反映される場合である。そして、具体例1において、図8に示す属性対応情報管理表を利用する場合と利用しない場合とを説明する。また、具体例1は、コードや電子会員証の生成は、第二会員情報管理装置13等の会員情報管理装置で行われる場合である。
また、具体例2は、一つの会員情報の変更が、他の一つの会員情報管理装置の会員情報に反映される場合である。具体例2は、コードや電子会員証の生成は、サーバ装置11で行われる場合である。
(具体例1)
ユーザ「山田A子」は、自分の端末装置を用いて、第一の会員識別子「1001」を用いて、第一会員情報管理装置12にアクセスし、自分の第一会員情報を構成するメールアドレスを「ya@xx.com」から、「ayamada@r.jp」に変更するための入力を行った、とする。すると、ユーザ「山田A子」の端末装置は、「第一の会員識別子:1001,メールアドレス:ayamada@r.jp」を含む第一会員情報の変更指示を受け付ける。次に、ユーザ「山田A子」の端末装置は、当該第一会員情報の変更指示を第一会員情報管理装置12に送信する。
次に、第一会員情報管理装置12の第一受付部122は、第一会員情報の変更指示を、ユーザ「山田A子」の端末装置から受信する。なお、当該変更指示は、「第一の会員識別子:1001,メールアドレス:ayamada@r.jp」を含む。
次に、第一処理部123は、ステップS504で受け付けられた第一会員情報の変更指示に応じて、第一の会員識別子「1001」と対になるメールアドレスを「ayamada@r.jp」に変更する。つまり、第一処理部123は、図9の第一会員情報管理表のレコードのうち、第一の会員識別子「1001」に合致する「ID=1」のレコードのメールアドレスを「ya@xx.com」から「ayamada@r.jp」に変更する。
次に、第一処理部123は、第一会員情報の変更指示に対応して、第一会員情報変更情報を取得する。ここで、第一会員情報変更情報は、「メールアドレス:ayamada@r.jp」である、とする。また、第一処理部123は、第一の会員識別子「1001」を取得する。
次に、第一送信部124は、第一処理部123が取得した第一の会員識別子「1001」と第一会員情報変更情報「メールアドレス:ayamada@r.jp」とをサーバ装置11に送信する。
次に、サーバ装置11の第一会員情報変更情報受信部112は、第一の会員識別子「1001」と第一会員情報変更情報「メールアドレス:ayamada@r.jp」とを、第一会員情報管理装置12から受信する。
次に、会員情報更新部113は、受信された第一の会員識別子「1001」を取得する。
次に、会員情報更新部113は、1番目の他の会員情報管理装置の会員識別子であり、第一の会員識別子「1001」と対になる第二の会員識別子「2028」を、会員対応情報管理表(図7)から取得する。
次に、会員情報更新部113は、2番目の他の会員情報管理装置の会員識別子であり、第一の会員識別子「1001」と対になる第三の会員識別子「3129」を、会員対応情報管理表(図7)から取得する。
次に、会員情報更新部113は、第一会員情報変更情報「メールアドレス:ayamada@r.jp」の属性名「メールアドレス」に対応する属性名「e−mail」を、図8に示す属性対応情報管理表から取得する。次に、会員情報更新部113は、第二の会員識別子「2028」と属性名「e−mail」と第一会員情報変更情報が有する「ayamada@r.jp」とを用いて、第二最新会員情報構成情報「第二の会員識別子:2028,e−mail:ayamada@r.jp」を構成する。
また、次に、会員情報更新部113は、第二最新会員情報構成情報「第二の会員識別子:2028,e−mail:ayamada@r.jp」を第二会員情報管理装置13に送信する。
次に、会員情報更新部113は、第一会員情報変更情報「メールアドレス:ayamada@r.jp」の属性名「メールアドレス」と第三会員情報の属性名とが同じであるので、図8に示す属性対応情報管理表を参照せずに、第三の会員識別子「3129」と第一会員情報変更情報「メールアドレス:ayamada@r.jp」とを用いて、第二最新会員情報構成情報「第三の会員識別子:3129,メールアドレス:ayamada@r.jp」を構成する。
次に、会員情報更新部113は、第三最新会員情報構成情報「第三の会員識別子:3129,メールアドレス:ayamada@r.jp」を第三会員情報管理装置に送信する。
次に、第二会員情報管理装置13の第二受付部132は、第二最新会員情報構成情報「第二の会員識別子:2028,e−mail:ayamada@r.jp」を、サーバ装置11から受信する。
次に、第二処理部133は、第二最新会員情報構成情報を用いて、図10の第二会員情報管理表のレコードのうち、第二の会員識別子「2028」と対になるe−mailの属性値を「ayamada@r.jp」に更新する。
次に、第二処理部133は、新しいe−mail「ayamada@r.jp」を用いて、ユーザ「山田A子」の電子会員証で使用される新しいコードである新しい二次元バーコードを生成した、とする。なお、生成された二次元バーコードは、ユーザ「山田A子」の個人情報が埋め込まれている、とする。なお、二次元バーコードに埋め込む情報を用いて、二次元バーコードを生成する処理は公知技術である。
次に、第二処理部133は、生成された二次元バーコードを用いて、新しい電子会員証を構成する。第二処理部133は、例えば、保持している電子会員証の雛形に、ユーザの氏名「山田A子」と生成された二次元バーコードを、予め決められた位置に配置して、新しい電子会員証を構成する。
そして、第二送信部134は、e−mail「ayamada@r.jp」宛てに、新しい電子会員証を送信する。
次に、ユーザ「山田A子」の端末装置は、新しい電子会員証を受信し、蓄積する。そして、ユーザ「山田A子」は、航空会社のサービスを利用する場合に、図12に示すように、新しい電子会員証を出力する。図12は、新しい電子会員証の出力例である。
以上により、第一会員情報管理装置12における会員情報の変更により、第二会員情報管理装置13の会員情報も自動的に変更された。また、第二会員情報管理装置13の会員情報の変更により、新しい電子会員証も作成された。
次に、第三会員情報管理装置の第三受付部は、第三最新会員情報構成情報「第三の会員識別子:3129,メールアドレス:ayamada@r.jp」を、サーバ装置11から受信する。
次に、第三会員情報管理装置の第三処理部は、第三最新会員情報構成情報を用いて、図11の第三会員情報管理表のレコードのうち、第三の会員識別子「3129」と対になるメールアドレスの属性値を「ayamada@r.jp」に更新する。
次に、第三処理部は、新しいメールアドレス「ayamada@r.jp」を用いて、ユーザ「山田A子」の電子会員証で使用される新しいコードである新しいバーコードを生成した、とする。なお、生成されたバーコードは、ユーザ「山田A子」の個人情報が埋め込まれている、とする。
次に、第三処理部は、生成された二次元バーコードを用いて、新しい電子会員証を構成する。
そして、第三送信部は、メールアドレス「ayamada@r.jp」宛てに、新しい電子会員証を送信する。
次に、ユーザ「山田A子」の端末装置は、新しい電子会員証を受信し、蓄積する。そして、ユーザ「山田A子」は、コンビニエンスストアのサービスを利用する場合に、図13に示すように、新しい電子会員証を出力する。図13は、新しい電子会員証の出力例である。
以上、具体例1によれば、第一会員情報管理装置12における会員情報の変更により、第三会員情報管理装置の会員情報も自動的に変更された。また、第三会員情報管理装置の会員情報の変更により、新しい電子会員証も作成された。
なお、具体例1において、サーバ装置11のコード生成部114がコードを生成し、電子会員証構成部115が電子会員証を構成して、第二会員情報管理装置13や第n会員情報管理装置1m、またはユーザの端末装置に電子会員証を送信しても良い。
(具体例2)
ユーザ「田中B夫」は、自分の端末装置を用いて、第一の会員識別子「1002」を用いて、第一会員情報管理装置12にアクセスし、自分の第一会員情報を構成する住所を「東京都新宿区・・・」から、「神奈川県横浜市・・・」に変更するための入力を行った、とする。すると、ユーザ「田中B夫」の端末装置は、「第一の会員識別子:1002, 住所:神奈川県横浜市・・・」を含む第一会員情報の変更指示を受け付ける。次に、ユーザ「田中B夫」の端末装置は、当該第一会員情報の変更指示を第一会員情報管理装置12に送信する。
次に、第一会員情報管理装置12の第一受付部122は、第一会員情報の変更指示を、ユーザ「田中B夫」の端末装置から受信する。なお、当該変更指示は、「第一の会員識別子:1002, 住所:神奈川県横浜市・・・」を含む。
次に、第一処理部123は、第一会員情報の変更指示に対応して、第一会員情報変更情報を取得する。ここで、第一会員情報変更情報は、「住所:神奈川県横浜市・・・」である、とする。また、第一処理部123は、第一の会員識別子「1002」を取得する。
次に、第一送信部124は、第一処理部123が取得した第一の会員識別子「1002」と第一会員情報変更情報「住所:神奈川県横浜市・・・」とをサーバ装置11に送信する。
次に、サーバ装置11の第一会員情報変更情報受信部112は、第一の会員識別子「1002」と第一会員情報変更情報「住所:神奈川県横浜市・・・」とを、第一会員情報管理装置12から受信する。
次に、会員情報更新部113は、受信された第一の会員識別子「1002」を取得する。
次に、会員情報更新部113は、1番目の他の会員情報管理装置の会員識別子であり、第一の会員識別子「1002」と対になる第二の会員識別子「2008」を、会員対応情報管理表(図7)から取得する。
次に、会員情報更新部113は、2番目の他の会員情報管理装置の会員識別子であり、第一の会員識別子「1002」と対になる第三の会員識別子を、会員対応情報管理表(図7)から取得しようするが、取得できない。
次に、会員情報更新部113は、第一会員情報変更情報「住所:神奈川県横浜市・・・」の属性名「住所」に対応する属性名「お住まい」を、図8に示す属性対応情報管理表から取得する。次に、会員情報更新部113は、第二の会員識別子「2008」と属性名「お住まい」と第一会員情報変更情報が有する「神奈川県横浜市・・・」とを用いて、第二最新会員情報構成情報「第二の会員識別子:2008,お住まい:神奈川県横浜市・・・」を構成する。
次に、会員情報更新部113は、第二の会員識別子「2008」をキーとして、第二会員情報管理装置13を検索し、ユーザ「田中B夫」の古い会員情報を取得する。
そして、会員情報更新部113は、古い会員情報のうちのお住まいを「神奈川県横浜市・・・」に変更した新しい第二会員情報を構成する。
次に、コード生成部114は、新しい第二会員情報を用いて、新しいコードを生成する。次に、電子会員証構成部115は、新しいコードを用いて、新しい電子会員証を構成する。
また、次に、会員情報更新部113は、新しい第二会員情報、新しいコード、新しい電子会員証を第二会員情報管理装置13に送信する。なお、新しいコードや新しい電子会員証は、新しい第二会員情報に含まれていても良い。そして、ここで、新しい第二会員情報、新しいコード、新しい電子会員証を有する情報を第二最新会員情報構成情報である、とする。
第二会員情報管理装置13の第二受付部132は、サーバ装置11から第二最新会員情報構成情報を受信する。なお、第二最新会員情報構成情報は、新しい第二会員情報、新しいコード、新しい電子会員証を有する。
次に、第二処理部133は、第二最新会員情報構成情報を用いて、更新する第二会員情報を構成する。
次に、第二処理部133は、更新する第二会員情報を用いて、第二会員情報管理表(図10)の第二の会員識別子「2008」と対になる第二会員情報を更新する。そして、第二処理部133は、新しいコード、新しい電子会員証をも、第二の会員識別子「2008」と対にして、蓄積する。
次に、第二送信部134は、新しい電子会員証を、ユーザ「田中B夫」の端末装置に送信する。
次に、ユーザ「田中B夫」の端末装置は、新しい電子会員証を受信し、蓄積する。そして、ユーザ「田中B夫」は、航空会社のサービスを利用する場合に、新しい電子会員証を出力する。新しい電子会員証の出力例は、図12である。
以上、本実施の形態によれば、一のユーザの異なる会員情報が、各会員情報を管理する複数の装置に存在する場合に、一のユーザの一の会員情報が変更された際に、自動的に当該一のユーザの他の会員情報も変更できる。
また、本実施の形態によれば、自動的に変更された会員情報に対応する会員のコードを生成できる。
さらに、本実施の形態によれば、自動的に変更された会員情報に対応する会員の電子会員証を構成できる。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、第一の会員識別子と当該第一の会員識別子で識別される会員の第一会員情報の変更に関する情報である第一会員情報変更情報とを受信する第一会員情報変更情報受信部と、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子と対になる第二会員情報を、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一会員情報変更情報を用いて更新するための処理を行う会員情報更新部として機能させるためのプログラムである。
コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、第一の会員識別子と第二の会員識別子とを対応付ける情報である1または2以上の会員対応情報を格納し得る会員対応情報格納部を具備し、上記プログラムにおいて、前記会員情報更新部は、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子を、前記会員対応情報格納部から取得し、当該第二の会員識別子と対になる第二会員情報を、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一会員情報変更情報を用いて更新するための処理を行うものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、前記第二会員情報は、会員を識別するコードを有し、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一会員情報変更情報に対応するユニークなコードを生成するコード生成部としてコンピュータをさらに機能させ、前記会員情報更新部は、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子と対になる第二会員情報を、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一会員情報変更情報と前記コード生成部が生成したコードとを用いて更新するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、前記コード生成部が生成するコードを用いて、電子会員証を構成する電子会員証構成部と、前記電子会員証を出力する電子会員証出力部として、コンピュータをさらに機能させるプログラムであることは好適である。
(実施の形態2)
本実施の形態において、サーバ装置が会員情報を管理する機能を有する場合である。そして、サーバ装置が、第一会員情報管理装置から第一会員情報変更情報を受信した場合に、管理している会員情報を変更する会員情報管理システムについて説明する。
なお、本実施の形態において、実施の形態1との主な相違点は、サーバ装置が会員情報を管理する機能を有することである。
図14は、本実施の形態における会員情報管理システム2の概念図である。会員情報管理システム2は、サーバ装置21、および第一会員情報管理装置12を備える。
図15は、本実施の形態における会員情報管理システム2のブロック図である。サーバ装置21は、会員対応情報格納部111、第二会員情報格納部131、第一会員情報変更情報受信部112、会員情報更新部213、コード生成部114、電子会員証構成部115、および電子会員証出力部216を備える。
サーバ装置21を構成する会員情報更新部213は、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子と対になる第二会員情報を、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一会員情報変更情報を用いて更新するための処理を行う。なお、第二会員情報は、第二会員情報格納部131に格納されている会員情報である。また、更新するための処理は、第二会員情報格納部131に格納されている第二会員情報の更新である。
会員情報更新部213は、例えば、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子を取得する。そして、会員情報更新部213は、例えば、当該第二の会員識別子と対になる第二会員情報を、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一会員情報変更情報を用いて更新する。なお、会員情報更新部213は、会員対応情報格納部111に格納されている1以上の会員対応情報を用いて、第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子を取得する。
会員情報更新部213は、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子と対になる第二会員情報を、第一会員情報変更情報受信部112が受信した第一会員情報変更情報とコード生成部114が生成したコードとを用いて更新する。
会員情報更新部213は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。会員情報更新部213の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
電子会員証出力部216は、電子会員証構成部115が構成した電子会員証を出力する。ここで、出力とは、通常、ユーザの端末装置(図示しない)への送信である。電子会員証出力部216は、電子会員証構成部115が構成した電子会員証を蓄積等しても良い。
電子会員証出力部216は、通常、無線または有線の通信手段により実現され得る。
次に、会員情報管理システム2の動作について説明する。まず、サーバ装置21の動作について、図16のフローチャートを用いて説明する。図16のフローチャートにおいて、図4のフローチャートと異なるステップについて説明する。
(ステップS1601)会員情報更新部213は、ステップS402で取得した第一の会員識別子と対になる第二の会員識別子を、会員対応情報格納部111の1以上の会員対応情報を用いて取得する。
(ステップS1602)会員情報更新部113は、ステップS401で受信された第一会員情報変更情報を用いて、ステップS1601で取得された第二の会員識別子と対になる第二会員情報を更新する。
(ステップS1603)コード生成部114は、ステップS1602で更新された第二会員情報に対応するユニークなコードを生成する。
(ステップS1604)電子会員証構成部115は、ステップS1603で生成されたコードを用いて、電子会員証を構成する。
(ステップS1605)電子会員証出力部116は、ステップS1604で構成された電子会員証を送信する。ここでの送信は、例えば、ユーザの端末装置、i番目の会員情報管理装置等への送信である。
(ステップS1606)サーバ装置21は、その他の指示等を受け付けたか否かを判断する。その他の指示等を受け付けた場合はステップS1607に行き、その他の指示等を受け付けない場合はステップS401に戻る。
(ステップS1607)サーバ装置21は、その他の指示等に応じた処理を行う。ステップS401に戻る。
なお、図16のフローチャートのステップS1603において、コード生成部114は、第一会員情報変更情報を用いて、コードを生成するか否かを判断し、生成するとの判断結果であった場合のみ、コードを生成しても良い。つまり、コード生成部114は、会員情報を構成する属性値のうち、コードに含まれる属性値が変更された場合のみ、コードを生成すると判断しても良い。なお、かかる場合、コード生成部114は、会員情報を構成する属性値の属性名を保持している、とする。
また、図16のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態における会員情報管理システム2の具体的な動作について説明する。会員情報管理システム2の概念図は図14である。
今、サーバ装置21の会員対応情報格納部111は、図7に示す会員対応情報管理表のうち、「ID」「第一の会員識別子」「第二の会員識別子」のみを有するレコードを保持している、とする。また、会員対応情報格納部111は、図8に示す属性対応情報管理表も保持している、とする。
また、本具体例において、例えば、第一会員情報管理装置12は、レンタルレコード店の会員の会員情報を管理する装置である。また、第二会員情報管理装置13は、航空会社の会員の会員情報を管理する装置である、とする。
また、第一会員情報管理装置12の第一会員情報格納部121は、図9に示す第一会員情報管理表を保持している、とする。
また、第二会員情報管理装置13の第二会員情報格納部131は、図10に示す第二会員情報管理表を保持している、とする。
さらに、コード生成部114は、新しい電子会員証を構成する条件として、属性名「名前」「e−mail」を保持している、とする。つまり、航空会社の電子会員証には、第二の会員識別子、名前、e−mailの各属性値が埋め込まれており、名前またはe−mailの属性値が変更になった場合には、新しい電子会員証が構成される、とする。
かかる状況において、以下の具体例について説明する。
ユーザ「山田A子」は、自分の端末装置を用いて、第一の会員識別子「1001」を用いて、第一会員情報管理装置12にアクセスし、自分の第一会員情報を構成するメールアドレスを「ya@xx.com」から、「ayamada@r.jp」に変更するための入力を行った、とする。すると、ユーザ「山田A子」の端末装置は、「第一の会員識別子:1001,メールアドレス:ayamada@r.jp」を含む第一会員情報の変更指示を受け付ける。次に、ユーザ「山田A子」の端末装置は、当該第一会員情報の変更指示を第一会員情報管理装置12に送信する。
次に、第一会員情報管理装置12の第一受付部122は、第一会員情報の変更指示を、ユーザ「山田A子」の端末装置から受信する。なお、当該変更指示は、「第一の会員識別子:1001,メールアドレス:ayamada@r.jp」を含む。
次に、第一処理部123は、ステップS504で受け付けられた第一会員情報の変更指示に応じて、第一の会員識別子「1001」と対になるメールアドレスを「ayamada@r.jp」に変更する。つまり、第一処理部123は、図9の第一会員情報管理表のレコードのうち、第一の会員識別子「1001」に合致する「ID=1」のレコードのメールアドレスを「ya@xx.com」から「ayamada@r.jp」に変更する。
次に、第一処理部123は、第一会員情報の変更指示に対応して、第一会員情報変更情報を取得する。ここで、第一会員情報変更情報は、「メールアドレス:ayamada@r.jp」である、とする。また、第一処理部123は、第一の会員識別子「1001」を取得する。
次に、第一送信部124は、第一処理部123が取得した第一の会員識別子「1001」と第一会員情報変更情報「メールアドレス:ayamada@r.jp」とをサーバ装置21に送信する。
次に、サーバ装置21の第一会員情報変更情報受信部112は、第一の会員識別子「1001」と第一会員情報変更情報「メールアドレス:ayamada@r.jp」とを、第一会員情報管理装置12から受信する。
次に、会員情報更新部113は、受信された第一の会員識別子「1001」を取得する。
次に、会員情報更新部113は、1番目の他の会員情報管理装置の会員識別子であり、第一の会員識別子「1001」と対になる第二の会員識別子「2028」を、会員対応情報管理表(図7)から取得する。
次に、会員情報更新部113は、第一会員情報変更情報「メールアドレス:ayamada@r.jp」の属性名「メールアドレス」に対応する属性名「e−mail」を、図8に示す属性対応情報管理表から取得する。次に、会員情報更新部113は、第二の会員識別子「2028」と属性名「e−mail」と第一会員情報変更情報が有する「ayamada@r.jp」とを用いて、第二最新会員情報構成情報「第二の会員識別子:2028,e−mail:ayamada@r.jp」を構成する。
また、次に、会員情報更新部113は、図10の第二会員情報管理表の第二の会員識別子「2028」と対になる属性「e−mail」の属性値を「ayamada@r.jp」に更新する。
次に、コード生成部114は、保持している属性名「名前」「e−mail」のちの「e−mail」に対応する属性値が変更になったことを検知し、新しいコードを生成する、と判断する。
次に、コード生成部114は、第二の会員識別子「2028」と対になる名前「山田A子」を第二会員情報管理表(図10)から取得する。
次に、コード生成部114は、第二の会員識別子「2028」、名前「山田A子」、e−mail「ayamada@r.jp」を用いて、新しいコード(ここでは、二次元バーコード)を生成する。
次に、電子会員証構成部115は、生成された二次元バーコードを用いて、新しい電子会員証を構成する。ここで、新しい電子会員証は、例えば、図12である。
そして、電子会員証出力部116は、e−mail「ayamada@r.jp」宛てに、新しい電子会員証を送信する。
以上、本実施の形態によれば、一のユーザの異なる会員情報が、各会員情報を管理する複数の装置に存在する場合に、一のユーザの一の会員情報が変更された際に、自動的に当該一のユーザの他の会員情報も変更できる。
また、本実施の形態によれば、自動的に変更された会員情報に対応する会員のコードを生成できる。
さらに、本実施の形態によれば、自動的に変更された会員情報に対応する会員の電子会員証を構成できる。
なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、第一の会員識別子と当該第一の会員識別子で識別される会員の第一会員情報の変更に関する情報である第一会員情報変更情報とを受信する第一会員情報変更情報受信部と、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子と対になる第二会員情報を、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一会員情報変更情報を用いて更新するための処理を行う会員情報更新部として機能させるためのプログラムである。
コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、第一の会員識別子と第二の会員識別子とを対応付ける情報である1または2以上の会員対応情報を格納し得る会員対応情報格納部を具備し、上記プログラムにおいて、前記会員情報更新部は、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子を、前記会員対応情報格納部から取得し、当該第二の会員識別子と対になる第二会員情報を、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一会員情報変更情報を用いて更新するための処理を行うものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、第二の会員識別子と当該第二の会員識別子で識別される会員に関する情報である第二会員情報との組を、1組または2組以上格納し得る第二会員情報格納部を具備し、上記プログラムにおいて、前記会員情報更新部は、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子と対になる第二会員情報を、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一会員情報変更情報を用いて更新するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、前記第二会員情報は、会員を識別するコードを有し、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一会員情報変更情報に対応するユニークなコードを生成するコード生成部としてコンピュータをさらに機能させ、前記会員情報更新部は、前記第二会員情報を構成するコードを、前記コード生成部が生成したコードに更新し、かつ前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一の会員識別子に対応する第二の会員識別子と対になる第二会員情報であり、コードを除く第二会員情報の全部または一部を、前記第一会員情報変更情報受信部が受信した第一会員情報変更情報を用いて更新するための処理を行うものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、前記コード生成部が生成するコードを用いて、電子会員証を構成する電子会員証構成部と、前記電子会員証を出力する電子会員証出力部として、コンピュータをさらに機能させるプログラムであることは好適である。
また、図17は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態のサーバ装置等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図17は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図18は、システム300のブロック図である。
図17において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図18において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、MPU3013、CD−ROMドライブ3012に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態のサーバ装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態のサーバ装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。